あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年05月12日
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カテゴリ:
雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた

Bunkamura20周年記念企画
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』


その再会を支える男たち
そして、残酷なほど生命力に溢れた若者たち
詩的な台詞で登場人物たちの哀愁とユーモアが陰影鮮やかに浮かび上がる
美しく過激に、ノスタルジックで闘争的に、魂を揺さぶる名作が鮮烈に蘇る!!

(公演チラシより引用抜粋)

この作品は、1982年に日生劇場にて淡島千景氏主演で上演されたものの再演
作品の内容が面白そうだったし、個性的な役者さんが集結したので、観劇する日をとても楽しみにしていたのである

30年以上前、空襲により歌劇団が消滅した事実を受け入れられず、未だゴールデンコンビと言われていた相手役の男役トップスター・弥生俊を待ち続ける、歌劇団の名花と呼ばれた風吹景子
彼女を軸に物語は進んでいく
この風吹景子を演じる 三田和代氏の演技がとにかく素晴らしい
空襲のショックで精神が病んでしまっている役どころなのだが、現実と夢の世界を行き来する女性を声色などを用いて、少女のように可愛らしく、ときには傲慢な女性と、実に巧みに演じ切っている
この作品の主役は風吹景子なのでは?と思ったほど


滑稽なことに懸命になっている大人たちを理解することができず、軽蔑の眼差しを送っていた若者たちも、何かに取り憑かれたかのようにして次第にその世界観に惹かれていく
物事は順調に進められていくように思われたが、その裏側では、人々の思惑や悲しみが大きな渦を巻いていた

様々な人間関係が浮き彫りになるにつれ、謎に満ちた展開となっていく
物語がどんどんと盛り上がっていくなかで、 ラストは思いもよらぬ結末 を迎えてしまう
正直言って、唐突なその展開に呆然としてしまった
劇中、“ロミオとジュリエット”の台詞が随所に散りばめられているが、ラストシーンも、まるでロミオとジュリエットの結末に擬えたかのようになっているのだ
折角トップスターだった二人は、長い年月を経てようやく再会を果たせたというのに、なぜそのような選択肢を選んでしまったのか
再会をしてしまったがゆえに、心に閊えていた箍がはずれてしまったのだろうか
もしかしたら、老いという厳しい現実を突きつけられるなか、幸福の絶頂のなかでいつまでも輝き続けることを望んだのかもしれない

と、舞台を観て、自分なりの解釈をしてみた
自分の頭ではどうにもこうにも理解することができず、最後の最後で不完全燃焼になってしまい、作品の世界観から取り残されてしまった
その激しくも強いメッセージ性をどう受け止めていいのか自分にはわからなかったが、 何か突き動かされるものを感じ取ったことだけは確か である

あ!それから、 ウエンツ瑛士氏の女装姿!
とっても似合っていたけれど、なんで女装になる必要があったのかな?
しかも2幕の間ずっと、長い髪の毛の鬘に白いワンピース姿で、カーテンコールの挨拶のときも女装のまま…
一番強烈に自分の記憶にインプット された


Bunkamura20周年記念企画
シアターコクーン・オンレパートリー2009
『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』
5月6日(水)~30日(土)まで
出演/弥生俊…鳳蘭/風吹景子…三田和代/新村久…古谷一行/弥生理恵…真琴つばさ/北村次郎…ウエンツ瑛士/加納夏子…中川安奈/直江津沙織…毬谷友子/坪田英次郎…磯部勉/畑米八…石井愃一/六角始…山本龍二/北村英一…横田栄司 ほか







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最終更新日  2009年09月19日 09時43分01秒
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