あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年06月30日
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カテゴリ:
桜姫
『桜姫』
先日は、可動式のベンチシートで観劇した
この席は、はじめは舞台の真横に位置しているのだが、芝居が始まると座席の角度が90度変わり、舞台後ろからの観劇となる
後ろから舞台を観るというのは、なかなか斬新で面白かったが、やはりどうしても見えづらい死角が生じてしまう
『桜姫』は、自分的には理解するのが容易ではなく、なかなか難しい題材だったのだが、不思議と魅力的な作品だったこともあり、 機会があればもう一度、今度は前から観劇したい と思っていた

そして今日、偶然にも再び観劇できる運びとなった
とある方が用意してくださったのである
千秋楽の公演 で、しかも 座席は最前列
まぁ!
なんてラッキーなことでしょう

ほんと、どうもありがとうございます!

頂いたチケットの座席番号を見ると、自分のなかで、ちょっと違和感のようなものを覚えた
うまく言葉では説明できないのだが、なんとなく嫌な予感がした のである
まさか、また可動式のベンチシートで、 後ろから舞台を観ることになるのかな?
ふと、そんな気がした

チケットに記されている座席の番号だけでは、位置がどこなのかはわからない
というのも、今回の公演は、変則的に座席が組まれているので、ベンチシートと呼ばれる席は、劇場で確認しなければならないのだ
チケットを手に、劇場ロビーに貼り出されている座席表を見つめた
!!!!!
やっぱり…
自分の妙な胸騒ぎは、現実のもの となった
と同時に、思わず笑いがこぼれてしまった
想像を遥かに超えた奇跡が起きた からである
自分が観劇するのは、やはり今回も可動式のベンチシートだった
しかも、 前回観劇した席とまったく同じだった のである
こんな偶然ってある?
ほんと、ビックリした

あの妙な胸騒ぎは、この事を暗示していたんだね

とにかく、驚きのあまり笑うしかなかった

舞台上に特別に組まれた可動式ベンチシートの1列目の座席
先日座った席
先日見た光景
何もかもがそのまま
まさか、この場を再び訪れようとは思いもしなかったので、今目にしている光景が不思議でならない
さてさて、舞台が始まると、まさに数日前に体験したものと同じ光景が目の前に繰り広げられた
同じ列でも、座席が変われば見る角度も変わって違う印象を持つのかもしれないが、同じなので、なんだかとっても変な感じ…

前回の観劇では判りづらかった展開も、さすがに二回目ということもあって、すんなり自分のなかに入ってきた
今日が千秋楽ということもあって、出演者の方々のアドリブもあり、観客の反応も上々
大竹しのぶ氏の魅力、中村勘三郎氏のカリスマ性、古田新太氏の巧みさ、笹野高史氏の芸達者ぶり、秋山菜津子氏の気迫、白井晃氏の抑えた存在感と、それぞれの役者さんたちの演技が絡み合う
大いに作品を楽しませてもらった

舞台は千秋楽らしく、カーテンコールが何度もあり、とっても盛り上がった
今回の作品の演出をなさった串田和美氏が舞台上に登場したり、大量に桜吹雪が舞ったりと、大サービスの演出
思わず興奮して、自分も座席から立ち上がり、出演者の方々に手を振ったりと、ちょっと興奮気味
いつまでもこの時間が続けばいいのに…と、束の間の華やかな夢のなかを彷徨っていた

カーテンコールも終わり、静まり返った舞台
今さっきまで繰り広げられていた世界がまるで嘘のよう
カラフルな舞台の板の上には、桜吹雪が散らばっていた…
夢から覚めて、現実へと引き戻される瞬間
なんとも寂しい時間ではあるのだが、まだまだ興奮と余韻のせいか、まどろみの中をウロウロとしている

考えてみれば、偶然の連続だった今回の観劇
千秋楽の舞台のチケットを用意していただいたのも偶然だったし、同じ席での観劇だったというのも偶然のほかならない
生きていると、言葉ではうまく説明することのできない偶然ってある のだと、ひしひしと感じていた







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最終更新日  2009年07月04日 18時47分23秒
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