あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年09月11日
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今日は母を誘って、お芝居見物
母の好きな俳優さんのひとりである、松村雄基氏が出演している舞台を観るために新橋演舞場へ
おんなの家
新派公演 『おんなの家』

それでも、先代の四女・桐子、夫に先立たれて実家に舞い戻った三女・葵、若くして亡くなった次女・あやめの娘さくらの女三人で頑張って切り盛りし、彼女たちの人柄から店は馴染み客で繁盛している
しかし、多額すぎる相続税はとても払いきれるものではなく、“花舎”の存続は危ぶまれていた…
そこへ、長女・梅が、夫に浮気をされて離婚したと二十数年ぶりに帰ってきたから、さあ大変!
泣いたり、笑ったり、怒ったり、大忙しの毎日
はたして、“花舎”と女たちの未来はどうなることやら…

(公演あらすじより)

劇団新派といえば、堅苦しいというか、言葉は悪いが古臭いイメージが自分のなかであった なので、今まで観劇することはなかった
その劇団新派と、ホームドラマの名手である橋田壽賀子氏の世界観はどうもうまく結びつかない
けれども、観劇してみると、これが意外とうまく噛み合っていた
それもこれも、 最大の功績は、四女を演じた沢田雅美氏 ではないだろうか
橋田壽賀子作品にはお馴染みの女優さんだけあって、 沢田氏が舞台に登場するだけで、もうカラーは橋田色に染まっている

新派を代表する女優の水谷八重子氏と、波乃久里子氏は、それぞれの持ち味をマイペースに演じている
沢田氏が弾けているだけに、両氏のやや堅苦しい印象は拭えないが、その生真面目さがかえって面白さを生んでいた
この三姉妹、思った以上に意外と良いトリオである

相続税をめぐる炉ばた焼屋の存続問題を中心に、毎夜来店する謎の男に恋する長女と四女、不動産屋との恋を育む三女、亡き次女の娘の結婚問題と、ラブロマンスが絡んでくる
舞台は終始、 色々なトラブルによって泣いて笑ってのドタバタ劇 が展開され、その度に繰り広げられる三姉妹の丁々発止のやり取りが小気味よく、実に面白い
物語は、大団円で収まるかと思いきや、ほろ苦い結末も用意されていて、色々な意味で今後を期待させる形で幕は下りる
酸いも甘いもある綺麗事では済ませないところに、現実味・親近感を覚えた

喜怒哀楽がギュッと詰まった芝居
三姉妹の明るさや逞しさ、人間臭さや生真面目さを通して、生きるということに対してのパワーを貰った
どんな苦境に立たされても、前向きに人生楽しむぐらいの余裕がないと駄目だね
一緒に観劇した母も大いに楽しんだようでよかった



新橋演舞場9月・新派公演
『おんなの家』
9月1日(火)~20日(日)まで
出演/花村梅…水谷八重子/花村葵…波野久里子/花村桐子…沢田雅美/前川一作…井上順/笠井…松村雄基 ほか







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最終更新日  2009年09月28日 00時24分18秒
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