あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年11月27日
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坂東三津五郎氏、八千草薫氏、森光子氏という豪華な顔触れが揃った舞台『晩秋』
観たい舞台なのだが、1ヶ月公演はすべて午前の部のみ
休みがギリギリにならないと決まらない自分は、チケットを取ることもできず、観劇を諦めていた
けれども、千秋楽になって、ようやく観劇できることになった

晩秋
明治座11月公演 『晩秋』
都内の大学病院に勤める医師・鳴海春彦は、数十年ぶりに小学校の恩師・上原清子の訪問を受け、共に生まれ故郷である登美島を訪れるが、そこで清子に異変が…
昔の記憶が薄れていくことに不安を覚えていた清子は、その記憶がなくなる前に、春彦に伝えておかねばならないことがあった…

せめて思い出だけは抱えたままで…
人生の晩秋を迎えた時、人はなにを思い、求めるのか―

(公演あらすじより)

ドラマティックなタイトルバック、その後起きるであろう波乱を予想させる音楽、作品全体から醸し出される雰囲気など、舞台なんだけれど、 どこか昔懐かしい映画を観ているような感じ
一人の女性が、数十年もの間隠しとおしてきた真実とは?

回想シーンを交え、親子二代にまたがる物語を、名立たる俳優たちが演じる

坂東氏は、さすがは歌舞伎役者だけあって、口跡は明瞭
何事にも生真面目すぎる男と、無骨な男という対照的な親子の役どころを、一人二役で巧みに演じ分けていた

こんな言葉は適切でないのかもしれないが、 八千草氏はほんと可愛らしい
今から十年ぐらい前に舞台を観て以来だが、とても素敵にお歳を重ねられている
今回は、記憶を失うことに不安を覚えるとともに、ある重大な秘密を長年胸に仕舞い込んでいることに苦悩しているという難しい役どころ
一身に背負っていたものを吐露する件は、息苦しく感じる程その思いがこちらにまで伝わってきて、観る者の心を揺さぶる

女優で初めて国民栄誉賞を受賞し森氏
今回はそれを記念しての特別出演
1幕のラストで、進駐軍相手に歌を歌う歌手として登場
和装でジャズを披露する
森氏が舞台に登場するだけで、客席からはざわめきが…

それにしても、あまりの身体の線の細さにビックリしてしまった
3幕の後半で再び登場するのだが、計算しているのかしていないのか分からないような飄々とした演技で、客席を賑わせる
色んな意味で、ほんとすごい女優さんです

作品は冒頭部分からすごく惹きつけられるものがあったのだけれど、終わってみれば、 すべて綺麗事で片付けられてしまい、ちょっと出来すぎの感は否めなかった
偶然の偶然が重なるラストの展開は、あまりにも都合が良すぎるが、それもご愛嬌か
観終わってみれば、不思議と温かい気持ちと優しさが残っていた

誰しもに訪れる老い…
舞台の登場人物たちは、それぞれが新たに前向きに人生を歩みだした
自分が人生の晩秋を迎えた時は、一体なにを思い、求めるのだろうか
今はちょっと想像ができない


明治座11月公演
『晩秋』
11月3日(火)~27日(金)まで
出演/鳴海春彦・鳴海勝彦(二役)…坂東三津五郎/上原清子…八千草薫/樋口志津子…森光子(国民栄誉賞受賞記念特別出演)/鈴木佐奈子…中田喜子/鳴海源吉…米倉斎加年/島村清子…星野真里/鳴海由佳・鳴海志津子(二役)…馬渕英俚可 ほか







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最終更新日  2009年12月28日 19時16分07秒
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