あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2009年12月12日
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カテゴリ:
寒いから着こんでも、電車に乗ると暖房が効いていて暑い思いをすることがある
今日は時間が無くて駅まで駆け足で行ったもんだから、電車のなかで一人汗だく
そのせいかなんだか気分が悪くなってきたので、時間無いのに途中下車することに…
冷たい風に晒されたら治まりました

最後の忠臣蔵
今日は観劇
明治座12月公演 『最後の忠臣蔵』
吉良上野介を討ち果たし、主君の仇を報じた大石内蔵助を筆頭とする四十七士
討ち入りの状況や浪士たちの働きぶりを正確に伝えるため、また残された家族や浅野家の元家臣たちの行く末を案じた大石内蔵助は、ある決断を下す
それは、赤穂浪士たちのなかでも一番身分の低い寺坂吉右衛門に託された
世間からの誤解、政争の駆け引きに翻弄されながらも、ただ一心に内蔵助の想いを果たすために旅を続ける吉右衛門



死ぬことを許されず密命に生きた男、寺坂吉右衛門
「忠臣蔵」を新たな視点で描く感動の人間ドラマ

(公演あらすじより引用抜粋)

劇場に向かう途中に体調を崩してしまうというロスタイムが生じたので、席に着いたときにはすでに舞台の幕は上がっていた
でも、ほんの数分ね…
場面は、いきなり吉良邸の討ち入りから
舞台の冒頭から忠臣蔵最大の見せ場!
そう、 この物語は討ち入り後が描かれている のである
討ち入りの様子を克明に伝える為、残された赤穂浪士たちの家族の暮らしぶりを見守るよう、大石内蔵助に任命された寺坂吉右衛門
切腹から逃げ出した…と人々からは揶揄され、また命を狙われるなど、その旅は過酷で、死ぬよりも辛い
それでもなお吉右衛門は、忠誠心だけを糧にして務めを全うする

主演を務める中村梅雀氏が醸し出す雰囲気と、寺坂吉右衛門の役柄が実にうまく合っている
出番が少ないながらも存在感を十分出した大石内蔵助を演じる西郷輝彦氏をはじめ、原田龍二氏、田村亮氏、櫻井淳子氏といった共演者の方々が、手堅い演技で脇を支える
かなり渋い仕上がり
題材が題材だけに、 ちょっと堅苦しい印象を受けた
いくつかのエピソードを抜粋して話は進んでいくのだが、上演時間の関係もあってか、 きれいにまとめ過ぎているというか、淡々とした展開 が続き、自分的には何か物足りなさのようなものを感じる

物語は、ようやく終幕近くになって動きを見せる
吉良邸討ち入り前夜に突如姿をくらました、同志・瀬尾孫左衛門と吉右衛門の16年ぶりの再会

裏切られた想いが強い吉右衛門は、孫左衛門を問い詰める
その訳は、大石内蔵助にあった
そう、彼もまた、吉右衛門同様に内蔵助から直々に密命を受け、悩み苦しみながら、今日まで生きてきていたのだ
死ぬことを許されず、辛い思いをしながら生きてきたのは自分ひとりだけではなかった

最後の最後に謎が解けてようやくスッキリしたのだが、疑問に思うところも…
それは、なぜそこまでして内蔵助の忠誠心に従ったのかということ
内蔵助亡き後、16年という歳月が流れているというのに不思議でならない
もしかしたら、 忠誠心というものが薄れつつある今の世の中だからこそ、理解できないのかもしれない
死してなおも存在感を示し続けた内蔵助
図らずとも彼らの運命を弄んだ大石内蔵助は、ずいぶんと罪作りな人だ
と言うか、これ実話なのだろうか?
忠臣蔵という題材ひとつとっても、作品によって色々な見解や脚色があるから分からない
けれども、討ち入り後の物語という点では、コンセプト通り 新たな視点の忠臣蔵 だった


明治座12月公演
『最後の忠臣蔵』
12月2日(水)~24日(木)まで
出演/寺坂吉右衛門…中村梅雀/大石内蔵助…西郷輝彦/瀬尾孫左衛門…原田龍二/進藤源四郎…田村亮/お槙…櫻井淳子/大石りく…長谷川稀世/可音…渋谷飛鳥/仙石久尚…青山良彦 ほか







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最終更新日  2010年01月19日 19時27分51秒
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