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2005年08月04日
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カテゴリ: カテゴリ未分類




   カクテルの語源






カクテルという言葉が、いつ、どこで、どのようにして生まれたのかは定かでは無い。イギリス説、アメリカ説、フランス説、メキシコ説といろいろと伝えられているが、どの説も定説とはなっていない。

それらの諸説の中で、世界的組織、国際バーテンダー協会(International Bartender Association、略してI.B.A.)が、テキストに載せてあるものをここで紹介しておく。


昔、メキシコのユカタン半島のカンペチュという港町に、イギリス船が入港してきたときのこと。

上陸した船員達がある酒場に入ると、カウンターの中で少年が綺麗に皮を剥いた木の枝で、美味しそうなミクスト・ドリンクをつくって、土地の人に飲ませていた。

当時、イギリス人は、酒というものをストレートでしか飲まなかったので、それはとても珍しい光景に移った。一人の船員が

「それは何?」

と少年に聞いてみた。

船員はドリンクの名前を聞いたつもりだったが、少年はそのとき使っていた木の枝のことを聞かれたのかと勘違いをして、

「これは、コーラ・で・ガジョ(Cola de gallo)です。」と答えた。

コーラ・デ・ガジョとは、スペイン語で「雄鶏の尾っぽの意。

少年は木の枝の形が似ているので、そうした愛称で呼んでいたのである。

このコーラ・デ・ガジョを英語で直訳すると、テール・オブ・コック(Tail of cock)となる。これ以来、ミックス・ドリンクのことは、テール・オブ・コックと呼ばれることになり、やがてカクテル(Cocktail)となった。


その他の説としては、



(1)鶏尾説

アメリカ独立戦争たけなわな頃、ニューヨーク市の北にエムスフォードというイギリスの植民地があった。バー「四角軒」では、美女の経営者ベティー・フラナガンが、独立軍の兵士達に酒を振舞い、力づけていた。

ある日彼女は、反独立派の大地主の家に忍び込み、見事な尻尾を持つ雄鶏を盗み出しロースト・チキンにして兵士に振舞った。兵士達は、チキンをつまみにして酒を飲み、さてもう一杯分お代わりをとバック・ミーを見ると、ミックスされた酒の瓶に雄鶏の尻尾がさしてあった。そこで兵士達は、チキンの招待を知り「カクテル万歳」と呼び、そのミックスされた酒を注文するときCOCKTAIL(カック・テール)といって注文するようになった。これが「カクテルの」はじまりであるという説。




(2)ドック・テール説

イギリスのヨークシャー地方で、雑種の馬の尻尾を切って純血種の馬と区別していた。この尻尾を切った馬をさすドック・テールがコック・テールになったというもの。

混ぜた飲み物を、雑種の馬になぞらえたというわけだが、この説を支持する人は殆どいない。



(3)コクチェ説

1975年、カリブ海の日スパニョーラ島のサント・ドミンゴで反乱があったとき、アメリカに逃げてきたアントワーヌ・アメデ・ペイショーは、ニューオーリンズで薬局を開店した。彼の目玉商品は2つあり、ひとつはペイショー・ビターズ、これはカクテルにも入れられた。もうひとつは、ラムをベースにした卵酒である。

当時ニューオーリンズはフランス人が多く、この卵酒のことをフランス語でコクチェ(Coquetier)と呼んでいた。

このコクチェ(卵酒)のような混ぜた飲み物のことを「コクチェのような飲み物、コクテール」と呼ぶようになった。




このように、カクテルの語源は、どれも絶対というものは無い。しかし1748年、ロンドンで出版された小冊子『ザ・スクァイア・レシピーズ(The Squire Recipes)』に「Cocktail」という語が登場することから、その頃から言われだしたことは確かなようだ。


   酒場のオヤジでした。
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最終更新日  2005年08月05日 01時15分21秒
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