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「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(14) 「腸粘膜の重要性」(8) 腸が全てのアレルギ-の源だというと、突飛なように聞こえるかもしれないが事実である。 患者の中には胃腸の調子が良いので消化器系は正常だと思っているため、皮膚や鼻粘膜のアレルギ-が、消化器系に原因があると思ってくれない。 さらにはリウマチや骨粗しょう症も腸のせいだというと、患者さんはたいがい驚く。 腸の環境には、もちろん細胞外マトリックスも関係している。 医療の専門家も、細胞内環境とマトリックス、そして腸の重要性を認識していない人が実に多い。 腸粘膜と腸内細菌層は人間の防衛反応にとって最も重要であり、他のどの器官もその代わりが務まらない。 また、多くの治療家は腸内細菌を増やす処置をして細菌層に影響を与えようとする。 しかし、それは悪い方法ではないが、効果は短期的にしかない。 腸が人間にとって最も重要であることは、胎児期に顕著に見ることができる。 胎児における器官形成の順番をみると、腸管の形成は神経管の直後である。 免疫機構の兆候は、既に第10週、すなわち妊娠3ヵ月目には組織として確認でき、それから絨毛、粘膜、その後に腸管が形成される。 その時点で腸管は既に具体的な形を成しているが、腸管内部はまだ無菌状態になっている。 その後リンパ節、リンパ系などリンパ器官が腸管の周りに形成されて、出産の少し前にリンパ組織の50%以上が腸の周りに形成される。 こうして基本的な免疫機構の準備ができ上がり、腸がその素晴らしい役割を担えるようになるのである。 では一体なぜ腸に最強の防衛能力があるのだろうか。 腸管はその機能からして体の「外側」に属す器官である。 腸壁は腸と人間の「内側の」世界を分けている。 腸管を広げると、その表面積は300平方メ-トルと約100坪の豪邸敷地なみの広さである。 そしてここにびっしり絨毛が何層にも織り込まれ、更にここには約7000億の細菌が棲息する場なのである。 腸の重要さが計り知れよう。 腸粘膜には2つの重要な機能があり、ひとつは能動的な吸収機能であり、もう一つは受動的な拡散機能である。 能動的機能の吸収とは、腸の内腔から化学的または電気的なプロセスによって、積極的に物質を内部に取り込む機能である。 Na+などのイオンや他の物質の取り込みを能動輸送する。 拡散機能とは濃度の違う溶液が、互いに接触している場合、濃度の高い方から低い方へ物質が移動することである。 そして受動的拡散となると、化学的・電気的な力なしで消極的に物質が移動することである。 腸粘膜が委縮してしまうと、拡散だけが起きてしまい、調節が効かなくなってしまう。(つづく)
2012年10月30日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(13) 「腸粘膜の重要性」(7) 結合組織のストレスは様々な症状を現す。 1. まず睡眠障害として現れ、ぐっすり眠れなかったり、夢を良く見て朝には疲れている。 2. 体がだるく、どうしても休みたいと感じる。 3. 行動力が低下し、疲れ、かゆみ、悪寒、リラックスができなくなり落ち着かなくなる。 4. 言葉がなかなか出てこない。 5. 記憶障害がでたり、気が遠くなる感じがする。 6. 血圧が増加する。 7. または血圧が低下し、心臓の機能障害や寒さ暑さを感じ、悪寒、発汗がでる。 8. 尿生殖器の障害がでる、 9. 粘膜に灼熱感がある 10. 広汎性の頭痛がでる 11. けだるさがある 年をとるにつれて代謝機能が減少するため、高齢者の代謝障害の原因となることもある。 従って高齢者は食事の量を減らし、微量元素をより多く摂ることが肝要である。 また、高齢者の代謝の減少は、ガンの増殖が遅れたり、アレルギ-反応が消えたりする良い現象もある。 ストレスを受けた結合組織は問題となるため、まずは症状の緩和に努めるべきである。 水を飲むだけでは不十分で、結合組織に沈殿した老廃物を排出するためには、腸内環境の整備が必須となる。 徹底した食事療法(ワースマン流食事療法→後記していく)と、アイソパシ-、鉱物塩(ミネラルソルト)やシュスラ-塩(ティシュ-ソルト)、そしてビタミンの処方が効果がある。 ★子供の場合の腸粘膜委縮は、栄養の偏った食事やだらだら食い、それに、インスタント食品類や甘い物の摂り過ぎ、それと清涼飲料などによると云われている。 これらの食品類には脱色剤や添加剤・着色剤、それに防腐剤などが多く含まれている。 それらは一品当たりの量は法定基準値でも、何種類も食した場合は当然影響を受ける。 それに原料には多くの農薬や殺虫剤等、有害な化学物質も含まれている。 とりわけ牛乳や鶏卵には生産量を増すたに、多量のホルモン剤が含まれている。 もちろん牛乳や鶏肉も同じことである。 近頃では、魚類の養殖も盛んなため、魚だからといって100%安心はできない。 ハマチやフグ、タイの養殖には、網に海藻などがつかないように有害な化学物質が加工されているし、餌にも成長促進のためのホルモン剤が使われている。 こんなことを言うと、食べ与えるものがなくなってしまう。 しかし、出来ることから取りかかるべきであり、家庭内で少し気を付けてやれば、発病までは至らなくて済むだろう。 出来るだけ少農薬、少化学肥料の米や野菜類を選び、乳製品や鶏卵加工品、牛肉や鶏肉は控えめにする。 そして、子供のおやつに最大の注意を掛るべきである。 清涼飲料や駄菓子類こそ重点的に監視すべきである。 従って、おやつのためと言って、親が単純に子供にお金を渡すことは、子供の健康問題を、親自らが放棄した、愚かな行為ともいえるのである。 (つづく)
2012年10月29日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(12) 「腸粘膜の重要性」(6) 熱刺激、化学刺激、物理的刺激など、あらゆる刺激要素がマトリックスを介して処理される。 組織学者ハイネによると、マトリックスは悪い情報も受けやすく、疾患の慢性化に結び付く潜在的なりすくもあるという。 細胞外マトリックスは、細胞にとって情報交換の場所でもあり、マトリックス内の水-糖-重合体が、ホメオパシ-など微弱エネルギ-の変化にも反応し、細胞間の高速な情報伝達にも役を担っている。 細胞外マトリックスの機能を挙げてみる。 1. 水の結合 2. 炎症による排出 3. 線維細胞-大食細胞-免疫 による細胞の防衛 4. イオン交換 5. ラジカルスカベンジャ-活動 6. 個々の細胞への神経刺激 7. 基本神経系の全ての刺激 沈殿は負担から身を守る働きもして、一時的に物質を貯蔵することで、継続的に食物の分解と栄養分の再構築ができる。 ただ、消化困難な食べ過ぎや代謝不良などによって、マトリックスが過労状態の時には、ほんの少しの沈殿も慢性病の始まりとなってしまう。 また、外科手術後や悲しみの感情の蓄積も不調の原因となる。 重金属中毒とガンジタ症は共に結合組織を通して問題を起すこともある。 これは、腸粘膜が委縮してしまった結果である。 マトリックスの動きは加齢と共に鈍化するが、これは正常なことである。 しかし、偏食による栄養不良、消化不良等の結果、組織の弾性線維が減少(委縮)してしまうこともある。 さらにこの状態が進むと、蛋白質がより沈殿し、結合組織の痛みはさらに増して行く。 (つづく)
2012年10月28日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(11) 「腸粘膜の重要性」(5) 多細胞動物では複数の細胞が共同して「組織」と呼ぶ機能集団を作り、組織がさまざま組み合わさってより大きな機能を持つ集団を「器官」と呼ぶ。 ヒトは細胞だけでできているのではなく、細胞は細胞外の複雑な格子構造を持つ細胞外マトリックスと接している。 このマトリックスは細胞の発生や代謝などを制御する複雑な役割を担っていることが分かっている。 オ-ストリアのアルフレッド・ピッシンジャ-大学教授は、マトリックスを「基礎調整系統」と呼んだ戦後最初の人であった。 博士は、生命にとって最も重要な基礎的機能、すなわち水、酸素、酸塩基そして電解質貯蔵の制御機能について研究した人物である。 細胞外マトリックスを構成する巨大分子は主にニ種に大別でき、その一つがグリコサミノグリカン(GAG)という多糖類である。 結合組織におけるグリコサミノグリカンは通常、水を大量に含むゲル状であり、関節などで圧縮に耐えるための圧力を支える仕組みになっている。 またGAG類の一つにヒアルロン酸があり、これも水を含んで少量でも膨張して潤滑剤として機能する。 ところがマトリックスに蛋白質が沈積してしまうとGAGは水の吸収結合ができなくなり、さまざまな不都合が生じて、例えば関節が痛むなどして治癒が長引いてしまう。 マトリックスは、細胞を結び付ける高分子の複雑な組織であり、細胞に隣接して分子などを篩分けるフイルタ-的機能を持っている。 マトリックスは細胞の外側にあり、組織の鬱血、沈殿、反応が起きる場である。 細胞間のさまざまな情報は、このマトリックスを通過する。 健康な状態では、マトリックスが水の結合をはじめ通過する諸情報が滞りなく流れる状態にあることといえる。 ☆ 高齢の特に女性には骨粗しょう症が多い。 その治療にカルシウムやビタミン類、あるいは直接痛い関節に、痛み止めやヒアルロンサン等を注入する場合も多い。 いずれも科学的に分析し、不足している物質を兎に角付加しようとする対処療法である。 高齢により、ホルモン減少に伴う体内環境の変化が、一番の主因であるとは考えない。 多量のカルシウムの摂取は、腸内環境(=腸内pH・カルシウム蓄積)を益々乱し、外部からの物質の注入は、細胞の必要物質生成能力をさらに退化させる。 すなわち逆効果になっている場合も多い。 腸を主体に、まずは体内環境を整え直すことこそが、王道なのである。
2012年10月27日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(10) 「腸粘膜の重要性」(4) では体内環境を良くするにはどうすればよいのだろう。 多くの人がこの問題に挑戦しているが、一粒の錠剤を飲んで解決するような問題ではない。 この問題の難しさは、一人ひとりが自分の生活様式を顧みて、その間違っている生活様式を変えることでのみ解決できるからである。 生活様式を変えるには、相当な努力が必要で易しいことではない。 ただ、誰でもすぐにとりかかれることが一つだけある。 今日から自分の腸を大切にすることである。 特に大事なのは、腸にいる腸内細菌に想いを馳せ、感謝する生活を始めることである。 それから体内環境は日常生活だけでなく、過去も引きずっているので、新たな出発の強い決意が必要である。 自分の体内環境を決定するのは他でもない自分自身なのである。 通常人はこれを全く意識していない。 それは日々自分の体を大切にしていないことになる。 特にアレルギ-患者や疾病を持つ患者は、自分の体内環境にしっかり目を向けて、自分でどう改善できるかを自分自身に問いただすことが、先ずは大切である。 ★ 私が子供の頃は、おばあちゃん子で祖母が良く一緒に風呂に入ってくれた。 一緒に入らされたと云った方がよいだろう。 祖母は先ず一杯のお湯を桶に汲みあげ、そのお湯で私に手を洗わせお尻から股ぐら、そして足の汚れを落とさせた。 そして更に桶に一杯のお湯で、頭からドサ-ト掛けられる。 この湯船を汚さないための前準備がないと、絶対に浴槽には入らせてくれない。 体の洗い方にも厳しい注文がつく。 洗い方が悪いと、石鹸を付け固く絞った祖母の手拭が、その部分を痛いほどゴシゴシと強くこすってくる。 特に足の裏や、指の間、それに耳の中は入念で、監視の目は実に厳しかった。 そして、最後に肩までしっかり湯に浸かって、必ず100まで数えさせられた。 この間、少しでもズルヲすると、初めから数え直しである。 それが終わると、立ち上がって、今度は両手を使ってお腹を時計回りに5~6回ゆっくり回すように指示された。 今流にいえば、お腹のマッサ-ジである。 やがて、汗が額に滲みだし、うなじを流れだす。 それを祖母が確認すると、ようやく「よ-し!」と言って、同時にお尻をパシンと叩かれた。 一丁上がりといったところである。 そのおかげであろう、私は70歳の今でも、病院で一夜を過ごしたことが無い。 されど、お恥ずかしいことであるが、近頃風呂の中でお腹をマッサ-ジすることをすっかり忘れている。 「喝!」その辺の暗闇から、祖母の声が聞こえてくるようである。 (つづく)
2012年10月26日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(9) 「腸粘膜の重要性」(3) 子供の場合の過食は四六時中ものを食べている「だらだら食い」による感覚麻痺である。 大人の場合の過食は、悲しみの感情によって起こっている場合が多い。 いずれも体の中が「カオス」状態である。 こうなると消化吸収に関わる腺は休む間がなく、消化機構は徐々に過労となり、特に排出機構は能力以上の処理を強いられる。 結合組織と血液は炭水化物と蛋白質で満杯となる。 高血圧、片頭痛、骨粗しょう症、あるいは感染症などの発症から満腹感・空腹感が正しく働かずに体内カオスになることもある。 若い人では、心理的要因による拒食症も多い。 患者が痛みを訴えている場合の措置の間違いから、人工的なカオスを作り出している場合もある。 これは痛みの仕組みが正しく理解していないからである。 痛みは、初め中枢神経に変化を起し、この変化によって、分解できない物質が結合組織や細胞外マトリックスに沈殿蓄積して強い圧力をもたらす。 疲労、記憶障害、集中力欠如、睡眠パタ-ンの変化は、どれも細胞外マトリックスに過剰な負担がかかって起きるといえる。 細胞外マトリックスは、細胞や組織の結合を助ける秩序だった網目構造をしており、動物細胞における細胞の移動や相互作用は、細胞外マトリックスを介して行われている。 余分な産物が過剰に細胞外マトリックスに蓄えられてしまうと、情報の伝導率と反応が大幅に減少する。 反動的に脳の反応の鈍化と運動能力の低下を動かすには、膨大な量の刺激が必要となって、体がその刺激を起そうとするが、そうしているうちに今度はその刺激を抑えるために睡眠剤を飲まなければならなくなる。 こうして人は痛みのカオスの悪循環に陥ってしまう。 ★前記の多動症の子供が、私が手で肩を触っただけで嫌がり、反抗的な態度を露わにした。 彼に聞くと、「強い不快感が走り」、更に「痛い」という。 この「痛い」現象は、上記の原理で生じた訳である。 その時の血液状態は、暗視野顕微鏡観察では、ドロドロ状態で、体内共生微生物は混乱状態であった。 エンダ-レインの理論でいうと、「体内が警戒態勢」に陥っているということである。 未病の状態か発症状態ということである。 当然体内環境の重要な要素であるpHは標準より酸性状態ということである。 直ぐ切れる子供や、いじめる子供、あるいはいじめられる子供も、その原因は体内環境にあって、さらにその原因とは、日常の肉に偏った食事や、清涼飲料、甘い駄菓子など食生活からといっても過言でない。 (つづく)
2012年10月25日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(8) 「腸粘膜の重要性」(2) アレルギ-には心理的な要因もある。 抑圧している不安感がアレルギ-の心理要因である場合も多い。 また、食欲も無意識レベルで影響を受けるため、長く悲しみ嘆いていることで太ったり、突発的な精神的不調によって、下痢や嘔吐をすることもある。 また、食品添加物には満腹感をだますものもあり、その影響で食べることを止められなくなる人も多い。 適量を越えて過食障害を起している人は、インスタント食品や、特に駄菓子類を控えるべきである。 また、心と腸(消化管)は、お互いにとても近い関係にある。 そのため食事の雰囲気も大切である。 食事中の音楽や、楽しい会話は脳にも腸にも刺激的であり、バランスを保つ働きを身体にもたらす。 会話に気を使うことで、消化器官が満腹感に至るまでに十文な時間を得られるため、過食を避けられる。 しかし、大勢の食卓でも、食事中の不穏な空気や過激すぎる刺激は体に有害な結果をもたらす。 まずは食べ物に感謝し、食材の色や形、香りを賞味しながら良く噛んで食するべきである。 新聞を読みながら、テレビを見ながらの食事では、視床下部も消化管からの情報も受けられなくなってしまう。 中枢神経系と自律神経系の間を接続し、調整する視床下部に情報が渡らないと、吸収の準備も満腹感の伝達も遅れてしまう。 近代社会では、特に都会に於いてひとり暮らしの若者が多い。 この人達の中には、太り過ぎや過食障害で悩む人が実に多いのはこの辺に原因がある。 ★ 西欧、特にイタリアを中心とする西欧文化は、洗練され優美である。 最盛期のロ-マ帝国は、地中海ばかりでなく、遠くイギリス迄に及んでいる。 映画のシ-ンなどでは、当時の豪華な豊かで食事風景が映し出される。 そこには楽しい会話に溢れ、バックには楽士が優雅な音楽を奏でている。 そんな豊かな食事方法から、数々の優れた芸術や科学文化が発達したと云ってよいだろう。 今でもイタリアの食生活は豊かで、昼食は家に帰って家族と摂る家庭も多いと云う。 それに比べて、アメリカの食文化は、何でもパンにはさんで、歩きながらあるいは本を読みながら、電車の中でもお構いなしである。 合理的と云えば合理的だが、体と精神にとってどちらが良いか言うまでもない。 日本はそのアメリカスタイルを直ぐに真似る。 その結果、お相撲さんのようにぶくぶくした子供や、大人も目にするようになってきた。 食の乱れはやがて必ず疾病として現れる。 その疾病とは、単に生活習慣病だけでなく、精神的な病まで引起すのである。 精神的疾病は、時には他人を巻き込む犯罪ともなり、社会までに及んで行く。 日本にも古来からある「食育」 「医食同源」の言葉を良く噛みしめ、更にこれからは、イタリア食事方式を少しは見習うべきと思う。
2012年10月23日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(7) 「腸粘膜の重要性」(1) 「環境がすべて」この言葉は、私達の体内に存在するエンドロピオント(体内共生菌)を発見したギュルンダ-・エンダ-レイン博士の言葉である。 残念ながら、現代医学、生物学においてはこの発想が皆無である。 DNAや今話題のiPS細胞の世界においても、ほとんど考慮されていない。 さて、体内環境といっても、特に体内環境、体内土壌を指し、これは体内にある全要素の共同作業の場であり、独立した色々な生き物が一緒に住んでいる共生の場のことをいう。 この体内環境は体外環境の影響ももちろん受けている。 体内環境のバランスを乱すものには代謝障害、食習慣やpH値の変化等がある。 pH値は組織中の水素イオン濃度であり、この濃度が体内共生菌(エンドロピオント)の環境を定める。 体内環境を乱す一番の要因は、食習慣である。 炭水化物を過剰に摂ったり、蛋白質過多の食事が原因である。 体内環境の中でも特に消化管である腸が最重要ヶ所で、アレルギ-などは全てその不調で起きる。 従ってアレルギ-を改善させるためには、体内環境に注意した食事内容にすることである。 また、立ったまま、本を読みながら、テレビを見ながら、パソコンを打ちながら食べている食習慣など、生活習慣を変える必要がある。 こんな食習慣では、食物は噛まずに呑み込んでおり、大切な分解酵素の唾液や胃液も不足し、腸を益々不調にしてしまっている。 (つづく)
2012年10月22日
【右脳のささやき???】 ある予言者によると、人類滅亡の日は2012年12月21日という。 驚くなかれ、これは今年の年末のことである。 真実だとすると、残りはあとわずか2ヵ月である。 その一例がホトンベルト説であり、宇宙から殺人電磁波が襲いかかるという。 この電磁波は、かなり前から地球に及びつつあり、そのために人類の一部に異常行動を起す事件が多発し出しているという。 その本体がこれから地球におよび、何らかの異常な状態を起すのではないかという。 近頃の政治の混迷や経済の混迷も、そして様々な残虐・非情な事件もその影響だというのである。 人間はいつの時代も、天災やそれによる自分自身の死や、仲間の人類の滅亡を恐れ、そのためその予言や救世子のことを思い描く動物でもある。 そのためひとつの予言がはずれても、また次の予言が必ず現れてくる。 その程度だと個人的には思っている。 がしかし、ひとつだけ予言が真実となる可能性がある。 それは人間自身が引起す戦争という行為である。 いまだに人類の世界は、自分や自分の所属するグル-プばかりを利するエゴで動いている。 それ故に人間は戦争を繰り返し、実際に今でも世界各地に紛争は絶えない。 日本を取り囲む現状も、領土問題を見ても、ソ連、中国、韓国、台湾と火花を散らし出している。 これでは文明を築く前に縄張り争いをしていた猿の時代となんら変わっていない。 その頃の未熟な心のレベルのまま科学ばかりが発展し、兵器を手にすればどうなるか!?。 第二次戦以降、当初は戦勝国であった米、英、仏、ソ連、中国だけが核兵器を持った。 しかし今日ではインド、パキスタン、北朝鮮、イスラエル等が核兵器を保有している。 さらにはソ連崩壊以降、保持していた核兵器やその製造技術が、知らぬ間に何処かの国に、渡っているということもないとはいえない。 とりわけ今一番の心配は中国である。(今後もこの「赤黒い恐怖」は続くだろう) 長年一党独裁主義で、一方的な教育で14億人の民衆洗脳し、近年特に著しい成長を続けている。 尖閣問題で、日本の国旗に火を付け、永年中国に進出して発展を助けて来た日本企業を、こともあろうか焼き打ちまでもする、非道徳極まる国家とその国民である。 このレベルの国に千発以上の核兵器が存在していることである。 一部(おそらく1千万人程度)の指導者は核のボタンを押す思い意味を心得ていても、99%の国民の心のレベルは猿に等しいのである。 何時政権が倒れ、または国が混迷し、そのレベルの輩が民衆を指揮したらどうなるだろうか? 「2012・12・21説」、あるいは「そう遠くない時期での人類滅亡は、絶対ありえないとは言えないのである。 自然科学研究機構の佐藤勝彦機構長(物理学博士・元東大教授)は某雑誌の中で次のように述べている。 「この21世紀というのは、人間が攻撃し合って滅びるか、宇宙生命体として進化できるか、重要な分岐点になる」と・・・。 米国、物理学者、F・ダイソン博士は「人類は宇宙生命体へと発展し、太陽系を越えて全宇宙へと発展させるだろう」と言っている。 この言葉は、ノアの箱舟で神が祝福した言葉「地に満ち、空に満ちよ!」との言い伝えと似ている。 今後は人類ひとりひとりが、「利己的な心を如何に抑え、利他的の心を紡んでいけるか!」その一点にかかっていると思う。 しかし、眼の前の現実を直視すると、それは余りにも絶望的であるともいえないだろうか?・・・・。 「右脳のささやき」である。
2012年10月21日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(6) コンラッド・ワ-スマン医学博士はオ-ストリアの小児科と一般診療の医師である。 アレルギ-や慢性疾患の原因は腸に原因があるとし、食べ物によってそれは決まるという。 そして腸を治すのはアレルギ-の抗原となる食べ物を除くことをポイントとしている。 本題に入る前に、ワ-スマン博士の言葉を紹介しよう。 「世には沢山の治療法が存在し、どの治療法も「うちの治療法で病気が治る!」と主張する。 いい治療法もあればとんでもないものもあるが、いずれの治療法も心身にとって一番大切な「腸」のことを忘れているようだ。 腸粘膜に重点を置くだけでも慢性状態を脱し、望む変化を起すことができる。 腸が不調だと慢性度は益々ひどくなる。 腸が適切な正しい体内環境を作り出し、それは食べ物によって決まると云ってよい。 しかし、人は誰でも「美味しいもの」を求めるため、正しい食事について伝えるのは大変である。 従って、腸の環境を変えるためには、食べ物や生活様式への取り組み態度も改善させる必要がある。 行き当たりばったりの治療法や思いつきの食事療法では腸を治すことができない。」と語っている。 病院や治療法・薬を次から次へと変える患者さんがおられるが、そんな人の多くは食す物に以外と甘い態度である。 【病は気からと良く言われるが、病は食(口)から】というべきでかもじれない。 また、患部だけを治そうとする医師や治療家も多いが、これでは疾患をかえって慢性化させ、治療期間をいたずらに長引かせるだけとなる。 あとに残るのは、「藪医者への一本道」ということになる。 ところで、昨今の日本は、膨大な赤字問題でその解決策として消費税を上げる事が決定した。 国会はその対応で1年間混迷し、その隙間をついて、ソ連や韓国、中国、台湾までもがわが国の領土に侵入しようとしている。 国家予算を赤字にしているのは、経済の不調や増大する年金問題だけではない。 一番の主因は、膨大しても止める手立ての全くない医療費問題なのである。 それを起しているのが昨今の食の乱れである。 健康の源泉である日本人の腸が、まさに瀕死の破産状態に等しいと云うことである。 食育とか医食同源という言葉がある。 食の乱れを正すことこそ、まず取り組むべき日本国民の手段なのである。 医療費の増大
2012年10月19日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(5) 地球の生命体は、単細胞体か多細胞体へと次第に進化して行った訳だが、生命体が進化の前提でまず一番に重要視したのが、その生命体が生きるために必須な部位を創り出すことであった。 受精から10月10日で生まれる人間においても、胎盤の中で次第に変化する様々な形は、その進化の過程を辿っていると云われている。 受精するとまず、親からもらった卵子内の栄養分を、エネルギ-に変換する部位が創られ、続いて循環、呼吸・神経系などを創る関連の系が順番に創り出されて行く。 そして細胞数の少ない下等動物では、消化器系の腸の部位が細胞のほとんどを占めている。 それ以降の進化は、先日山中教授がノ-ベル賞をもらったiPS細胞(万能細胞)やDNAの世界である。 山中教授の発想は、末端細胞である皮膚の細胞の核に、他の細胞の100程あるDNAから24個に絞り込み、さらにたった4種類に絞り込み、これを混ぜて核内に入れ、細胞分裂をさせたことである。 すると元の幹細胞に変化(戻る)したのである。 見方を変えれば、千島先生の千島理論でいう可逆性(すべても細胞は様々な部位に変わることができる)が、立証された訳である。 千島先生は末端細胞が血液細胞を通して可逆性が行われていると推測していたようだ。 千島先生がご健在なら、山中教授の偉業をどう捉えたのだろうか? ところで、人間の食す食べ物は、雑食のため比較的多い。 その食べ物には、全てに様々なDNAが入っており、それを食すと腸で細菌等微生物によって様々なカタチに分解され、腸で吸収されていく。 近頃の研究では、細胞膜に入るときには、アミノ酸とかブドウ糖の形ではなく、水素や酸素、窒素などの分子や原子の形に変換されて、その細胞の原子や分子に再構築されると云う。(福岡伸一博士の動的平衡理論など) そのため外面から見るとその形や色は全く変わっていないが、中身は総入れ替えされていると云う訳だ。 おかげで、脳細胞が生まれた時から変わらないでいる不思議さが、この理論で説明できるようになった。 また、原子・分子レベルまでバラバラにされることによって、物質の持つ古い情報がリセットされる訳で、 生命進化プロセスには欠かせない条件でもある。 さて、原子や分子が集合して行くとある形になって行く。 その形は周囲の環境(温度・圧力・PH等)で変ったものとなる。 またそうした中で、秩序と持続性が担保された場合、生命体となりうると私は推測している。 その環境条件には、水とうい実に優れた多くの特性を持つ物質が必須なのである。 「水なくして生命はなし!」これは私の持論である。 話を戻すと、エネルギ-や細胞の元となる物質は、口から入って胃で殺菌・粉砕(PH2)され、十二指で端汁や膵液らの消化酵素と混ぜられ、PHは6程度に戻され、いよいよ小腸に入って行く。 小腸には100種類以上の様々な細菌やバクテリアが棲みついて、その力で食べ物は順次バラバラに分解されていく。 そして、順々に障壁から血管内に入って行き、まず血管内の物質(血液や血漿)内に取り込まれる。 原子や分子になって入れ替わるのは、ほとんどが細胞膜から先ではないかと私は考えている。 従って、腸の環境や働きが悪いと、血液や体液から全ての細胞に至るまで、その影響を受けることになる。 腸の環境を決める最大のものは食生活である。 良識ある多くの医師や施術家が、「腸の状態がが健康・不健康の要となる。そしてそれを決めるのは食生活である」と捉える訳は、ここにある。 それでは「腸の不調がアレルギ-や多くの慢性疾患の元になっている」と説いている、オーストリアのコンドラッド・ワ-スマン医学博士の理論概要を紹介して行こう。 (つづく)
2012年10月15日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(4) 優秀な結果を上げている医師や治療家は、決まってまずその患者さんの胃腸の働きに注目し、その改善に取り組んでいる。 更にいえば、胃腸の改善なくして病気は根本的には治らないということになる。 しかし、近代医療は益々細分化され、部分部分を専門に診て、治療を行う方向へと進んでいる。 例えば、白内障の治療を例にとると、白く濁って視界を遮っている膜の部分を取り除き、そこにレンズ(膜)をはめ込む外科手術を行う。 近頃この外科手術は簡単になり、ほとんどが街の眼科医院でも行なわれている。 患者にとっては、今まで見えにくかった風景が、手術の後夜明けのようにはっきり見えることから、喜びひとしおである。 しかし、白濁した角膜に至った原因については、血液をサラサラにするといわれるアスピリン系錠剤を処方指導するくらいで、他に手は打っていない。 眼科医院では、血液や胃腸の状態などまで気にかけてくれるところは少ないだろう。 白内障の原因は血液が汚れて、徐々に老廃物等が堆積した結果である。 従って、そう遠くない時期にもう一方の眼にも同じ現象が現れ、もしかすると脳やその周辺の血管や組織にも同じような現象が起こって行くと考えられる。 そうなると、悪くすると、脳血栓や脳溢血に見舞われ、命を左右する問題となってしまうかも知れないのだ。 角膜にゆっくり沈澱していた老廃物が、その行き先を変えざるを得なくなり、仮にクモ膜に移行したとすると、やがてクモ膜血管に蓄積し、破裂するとクモ膜出血となってしまう。 お蔭さまで眼は見えるようになったが、そのために命が縮まってしまった例もないとは言えない訳である。 血液を正常な状態に戻せば、先天的なモノ以外、精神的な病も含めて殆んどの疾病は改善されるだろう。 その基本は、口から入る水や食物で決まってしまうと云っても過言ではないだろう。 従って、有能な医師や治療家は、まず胃腸の状態を診て、食事状態を尋ね、その処置に取りかかるはずである。 年少に多いアレルギ-や過敏症、あるいは年配になって発症するリュウマチやガンに至るまで、あらゆる疾病も血液が関わっており、その血液は食の内容と、腸の調子で決まると云ってよいだろう。 (つづく)
2012年10月14日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(3) 過日、出版社コスモ21から「給食で死ぬ」という、何とも恐ろしいタイトルの本が出版された。 内容は、今社会問題になっている教育現場での、いじめや非行、暴力の原因は食生活にあったことを追求したものであった。 実際に長野県真田町で改革に取り組み、驚くべき奇跡を起した大塚貢先生の軌跡を中心に紹介している。 是非書店で求めて見て頂きたい。 大塚先生は平成4年に真田町の生徒数1200人の大きな中学校校長として赴任した。 当時のその学校は、いじめ、暴力、不登校がはびこる、成績も悪い、どうしようもない学校であったという。 大塚先生は、その学校の改革を見事に行い、続いて真田町の教育長として地域の小中学校の改革にも取り組み、見事な成功を収めたのだ。 改善の鍵は、食生活と生活環境にあったという。 その原因は、教育界の偉い学者先生が考えているような複雑なモノでなく、食生活と生活環境だったのである。 それを現場実験で見事に解明したのである。 本の中では、インスタント食品や、合成飲料、コンビニ弁当、駄菓子類が如何に危険かにも触れている。 学校給食をパンから米に変えていっただけで、いじめや暴力、不登校までなくなり、低下していた成績も驚くほど向上した事実を綴っておられる。 まさしく衝撃の報告書である。 ところで、戦前まで、世界の中の日本は何処かが違っていた。 万葉集に見る優れた観察能力や、戦国時代の卓越した戦闘やその策略の数々、そして江戸時代に完成して行った武士道や、洒落た高度な庶民文化の数々。 欧米の外圧から始まった幕末の混乱を、見事に泳ぎ切って切り開いた明治維新。 そして、海外の近代科学文明をスポンジのように吸収し、近代国家として発展し続け、大正、昭和と歩むうちに世界が認める世界有数の近代実力国家となった日本。 しかし、それが多くの誤解と妬みを生み、見渡す限り360度を敵として戦った第二次世界大戦。 その結果は、海外の領地を全て失い、国内ほとんどの主要都市を焼きつくされ、おまけに2発の原子爆弾まで落とされて、戦後は既存の組織は全て解体され、新憲法は勝者側に一方的に押し付けられてしまった。 しかし、そんな中で半世紀以上過ぎた今、この国は滅びもせず、確かにゆるぎなく存在している。 その要因は勤勉や辛抱強さだと今までの私は思っていた。 しかし、どうやらこの思考は間違いだったようである。 日本の、日本人の利点を補っていたものは、米、味噌汁、そして自然から取れる野菜や木の実、魚や,小動物、塩などの食生活のお蔭だったのである。 それらが日本人を、日本文化を、そして日本そのものを創って来たのである。 そのバランス豊かな食生活が健康な身体を造り、とりまく美しい自然環境が、豊かで高度な精神文化をも育てゝくれたのである。 今日本中に蔓延している「いじめ」や、非行、暴力、学力低下、体力低下も、その主因は、この要の食生活の乱れにあるわけだ。 早や、1年7カ月経過した関東東北地方大震災の時、東北地方の被災者は実に冷静で謙虚であり、復興ままならぬ現在でも辛抱強く努力されている。 この卓越した体力と強靭な精神力は、恵まれた山海からの贈り物によってなされているのだ。 今こそ、この美しい国日本に感謝し、日本食を改めて見直そう。
2012年10月13日
先日10月8日、山中京都大学教授のノ-ベル賞が確定した。 日本にとって、人類にとっても、実に素晴らしい快挙である。 しかし、それより凄かったのは受賞のインタビュ-に応じた博士の内容であった。 まず周囲への感謝から始まり、自分の成功は、ただラッキ-だったと実に謙虚であり、難病に苦しむ人達を思い、そして同じ研究仲間を思い、更にはその陰で支える多くに研究員の現状の待遇や彼らの将来までもを思った内容であった。 こんなインタビュ-、聞いたことが無い。 精悍な容姿に、澄んだ大きな目、50歳と若いこともあるだろうが、今までの受賞者と何処かが大きく違っているように、私には見えてならない。 外科医を目指したが、不器用で「邪魔中」と呼ばれていた挫折の頃の話や、応援をもらえなかった困窮の研究時代の話も、披露されたが嫌みのカケラなど何処にもない。 終始、実に自然体で、雲ひとつない秋空のように、実に爽やかであった。 「天晴!」とは彼の功績と、それにより滲みいずる魂からの、これこそオ-ラ(光)である。 それは、この時期に日本の田園から放たれる、稲穂からの黄金の光に似ていた。 日本にもまた、凄い人が出た。 ただ、ただ、感謝である。
2012年10月11日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】(2) 先日A君の施術を見てか聞いてか、多動症(幼少時ダウン症)と診断されたB君がお母様と来院された。 B君は13歳で、少し小太りだが顔色も良く、外見は健康そのものである。 返事も実に素直で、一見好少年である。 しかし、手の皮膚に少しだけ刺激を与えると、「痛い」と大きな声を発し、椅子を蹴って飛び上がった。 院内に居た人達は、皆一斉に驚いて、黙り込んだ。 私は多少は予期していたとはいえ、予想を遥かに超える言動であった。 そして、なんとかなだめて座って頂くと、彼は「生まれて2番目に痛かったよ!」と私を睨めつけた。 体中、超過敏になっている証だろう。 その痛さは、健康の人には到底分からないようである。 その原因は血液や体液が酸性に傾いていて、恒常性が狂っていて起こる現象のひとつなのである。 暗視野顕微鏡での血液観察では、血栓状態の血液が多く、コレステロ-ル等の塊も幾つか見える。(一般的にいう血液ドロドロ状態) そして、ソマチッドはまるで南海の海で見られるという、サンゴの産卵後の海の状態である。 これは先日紹介したA君と全く同様で、この現象は体内環境が混乱状態であるということを現している。 我々は、この状態を「警戒態勢」と呼んである。 お母様の話だと、B君が1歳児頃、脳に良いといわれる教育テ-プを、イヤホンを使い耳に当て、長時間聴かせていたと云う。 信じられない話だが、多い日には8時間も聞かせていたという。 それが影響したのか、B君は徐々に多動性の行動をとるようになってしまったような気がするという。 当時担当の専門医も、そんな見解を言っていたようである。 いずれにせよ、近代社会では、色々な電波が空間を走り回っている。 ラジオやテレビ、携帯電電話、人工衛星、インタ-ネット等々。 今年は東京スカイツリ-が開業し、関東平野はテレビがデジタル化された。 友人のひとりは、今後その悪影響が必ず日本人に現れると言い切る。 少し脱線するが、彼の説によると、過去から白人がどうしてもかなわなかった人種は日本人だけであった。 アフリカの黒人は奴隷化出来たし、インカやメキシコ、アメリカインディアン、ハワイも征服出来、そしてオーストラリア、中東、インド、中国の黄色人種も植民地化して管理することができた。 しかし、唯一自立独立を許し、挙句の果てには世界最強の白人国、ロシアバルチック艦隊が破られたのは黄色人種の日本だけであった。 その後、第一次世界大戦から第二次世界大戦までは、世界の列強国のひとつであった。 第二次世界大戦で、ようやく焼夷弾と2発の原爆でその息の根を止めた筈である。 白人側がようやく戦勝国となり、日本の宗教や財閥等国の主要なシステムすらも解体、新憲法も占領軍が創って押し付け、ようやく2度と立ち上がれないようにした筈であった。 しかし、その国がいつの間にか泥沼から這い上がり、半世紀後の今では世界有数の経済国家となってしまった。 白人側の今後の対策としては、気付かれないように日本民族の生命の芽を、根本から弱めるしかない。 その第一の手は電波障害で日本人の脳を攻撃すること。 第ニの手は、化学物質や遺伝子組み換え食品などで、食生活から人口を減らすこと。(抗がん剤含む) 第三の手は、子宮頸がんワクチンなどで、子孫ができないようし、人口を激減さすこと。 と、考え、その手は次々と打ち出されていると云う。 これが真実だとすると恐ろしい話であるが、馬鹿馬鹿しいと一笑して否定もできないから不思議である。 ともあれ電波が人体に及ぼす影響には、良い面と悪い面の両方があるだろう。 悪い影響は、幼児や高齢者ほど出やすいという専門家もいるから、注意して見て行くべきであろう。 第ニ、第三の手に関しては、腕組みして「ウム」と考え込むしかない。 さて、話を戻してB君の場合、体全体が超過敏となってしまっている主たる原因は、日常の食生活と、とりまく周囲の家庭環境だと私は思っている。 (つづく)
2012年10月09日
「千客万来」 【子供過敏症の原因は食生活】 先日、当院に理解のある某ご婦人からの紹介で、幼児期からの成長が一部正常ではなく、近頃青年期を迎え特に暴力的になった13歳の少年A君の施術を依頼された。 暴力を伴うA君の言動は、両親や学校の先生、周囲を多いに困らせている様子であった。 当院に来て彼を診て驚いたのは、通常の人では感じない痛さを本人は感じていることで、いわゆる体中が超過敏になっている点であった。 私の手が、肩を触った位で目がつり上がり、不快感と拒絶的な態度になる。 付き添いのお母様の話だと、近頃家庭や学校では更にエスカレ-トするらしい。 これでは、例えたなら、少し強い風が吹いた位で、相手のいない風と直ぐに喧嘩することになる。 相手が人間なら喧嘩となり、憂さを晴らすことができるのだが、風が相手だと、イライラするしかない。 兎に角何事にもイライラし、むかつき、腹が立つのである。 そんな状態の時に、腕力の強いA君の前に現れた人は不幸であり、上級生であろうと、強い相手であろうと時には先生であろうと、手あたり次第に犠牲者となるらしい。 特に力の弱い男子同級生や女子生徒は、都合のよい生贄となるという。 当然学校や、周囲迷惑者とされ横目で見られるばかりか、厄介者のレッテルを貼られてしまう。 そうなると、さらにイライラは募り、暴力はエスカレ-トして行く。 一般的に世の中では、この原因を家庭内教育の躾や学校教育の不備にあるとか、あるいは先天的なものとして考えがちである。 しかし、私に言わせれば、多くは体内環境の恒常性が乱れていることに原因であると考えている。 原因の一番は、学校給食を含む食生活である。 特に近頃の幼少期からの家庭の食生活は、肉食に偏り、お菓子や、甘い物の摂りすぎであり、輪を掛けてジュ-スやコーラなど清涼飲料水を与え過ぎである。 これらはいずれも体内環境、特に体内の水素イオン濃度(PH)を酸性方向に傾けさせてしまう。 そして、運動もせず家に閉じこもって、テレビゲ-ムで脳を何時間も過激に刺激して、血液の循環を偏らせ、ホルモンバランスさえ乱してしまう。 特に、青年期を迎える年齢の子供たちへの影響は格別である。 近頃の教師や親は、学歴優遇の社会の状況に併せて兎に角詰め込み、それでも親は心配で幾つもの塾に向かわせる。 子供達にとっては、ゆったりできる時間など何処にもないし、ハグしたり、笑いあったり、注意してくれる大人はいない。 遊びたい年頃の子供にとっては、これらはいずれも大きな、大きなストレスである。 体内では血液の循環がスム-スに行かなくなり、水素イオン濃度は酸性に傾いたままである。 こうなると胃腸の活動は低下し、ホルモンバランスさえ狂いだす。 すると、体中が過敏になり、睡眠不足になり、集中力は低下するので、勉強などややこしいことから逃げたくなる。 しかし、学校に行かなくてはならない。 イライラは募るばかりである。 ついには友達の手が肩に触れただけで、猛烈に痛みを感じる。 そして、ついに「何をするんだ、この野郎!」と相手を突き飛ばしてしまう。 相手にはこの痛烈な痛さや、何とも現しようのない吐き気やだるさ、イライラ感は分かる由もない。 主たる原因は、近代社会そのものか発生しているのだが、さらに突き止めれば、食生活ということになる。 引きこもりや、登校拒否、家庭内暴力、そして今社会的問題となっている「いじめからの自殺問題」も、しかりである。 しかし、マスコミや教育現場では、真の原因である子供達の食生活については余り重要視していない。 そればかりか、いじめる側を社会的に制裁したり、いじめられた側を過度に加護しようとし過ぎている。 某新聞の「私もいじめられていた・シリ-ズ」には、有名人が入れ替わり登場し、どちらかというと、いじめられる子達を援護する。 しかし、いじめられる方も、いじめる側もその基本的な原因には、日常の食生活が大きく関係しているのである。 その基本を振り返ろうとせず、大人目線で精神的な問題点だけを、ひたすら解決しようとしている。 問題発生するたびに、学校長はじめ教育委員会が頻繁にマスコミに顔を出し、時には地域首長や厚生大臣さえこの問題に触れる。 しかし、いずれも大人目線であり、子供たちの体の中でフツフツと蠢くねずみ色の雲の正体には気づいていない。 いじめ問題は、いじめられる方にも、いじめる方にも、その原因は同居しているのである。 その主因は、超過敏となっている酸性に傾き過ぎている彼らの肉体なのである。 そこを真剣に見つめ直し、改善しない限りこの問題の解決はないのである。 ところで、当院を訪れたA君は、1回目の施術で、目の吊り上がりが解け、7回目の昨日は私と話をするようになった。 そしてこの治療で、「体の中深くにあった疲れが取れたような感じです」と素直な目で、感想を言ってくれた。 「過去の全ては君が悪いのではなく、君の体の状態がそうしていたのだよ!・・・だから、これからは、自信を持って頑張って下さいね!」 私が彼を最後に送り出した言葉は、実に簡単であった。 A君は、背筋を伸ばして私の目をまっすぐ見て、「ニッコ」としてくれた。 「少年の眼は何と美しい!」私には過ぎた御褒美であった。
2012年10月05日
台風17号の過ぎ去った昨日の朝の空は、ただ・ただ青かった。 特に明け方の、少し薄暗いエメナルド-色の時間帯の色が私は好きである。 そんな空を見ながら、以前はじめて西欧に旅行した時、飛行機の中で、あんな眼をした少年に会ったことを久しくぶりに思い出しりした。 この世界は実に不思議で、美しさに満ちている。 「すべて世にことはなし!」 こんな朝は、イギリスの詩人、ロバ-ト・ブライニングの【春の朝】の詩が自然に喉から出てくる。 いつまでも、いつまでもこの平和で美しい日々が、続いて欲しいものである。 さて、その前日と翌日の土・日曜日の2日間、日本橋の某都心ビルで、ウィスマ-社主催、ドイツ・セイナム社のアイソパシ-取り扱い研修会に出席した。 通訳は居るものの、講師はセイナム社の医学博士Dr.Gudrun Mekle先生。 横文字の資料と、ドイツ訛りの英語の渦の中で、英語嫌いな小生の脳は、ただ・ただ汗だくであった。 一番不得意な場所に、今回で3回参加したのは、その教えがエンダ-レイン博士の教えを基本にしているからである。 近代医療の理論から無視されてきたエンダ-レイン理論は、10年間の小生の暗視野顕微鏡の観察から見ても、ほとんど正しいといわざるを得ない。 そして、エンダ-レイン博士が72歳から創立した会社が、セイナム社の原点なのである。 いかなる生命も樹液や血液、あるいは全ての細胞の中に共生している微生物が存在する。 そして、それぞれの生命活動を支え合っていて、生命維持になくてはならない存在なのである。 人や動物に於ける殆んどの疾病(特に慢性疾患)は、その共生微生物が体内環境悪化によって変化することによって発生する。 従って、病気を治す方法は、「ウイルスや細菌を殺せ!」一辺倒ではなく、体内環境を整えることが最も重要である。 そのために、エンダ-レイン博士は、体内環境を整えるための様々なアイソパシ-(非病原性形態の体内共生微生物類)を造り、それらによって、疾病を根本的に改善させる方法を創りあげたのだ。 もちろん、感染症や循環器疾病、精神疾患、ガンや難病、あらゆる疾病に対応できる。 何より病気予防や長生きの基本になるわけだ。 このアイソパシ-は、一部の近代医薬のような毒性や副作用も殆んどない、安全なもので、 ドイツでは、3万人の医師やセラピストがセイナム社の製品を愛用し、地味ではあるが世界中にゆっくり広がりつつあると云う。 日本での取り扱い者は5名程度という。 私もまだ研究段階で、試飲中であり多くは言えないが、この日本の状況は3年前からあまり変わっていないという。 残念である。 DNAや幹細胞など近代医療の進化はめざましい。 しかし、いまだに細胞ひとつ人工的に出来ていない。 まだ、人類はパ-ツ(部品)を追っかけているに過ぎない。 生命体として、全体を宇宙のように捉えないと、疾病からの脱出は不可能だろう。 しかし、どうやら人間はパ-ツに捉われ、群がり過ぎる特性があるようだ。 それが、答えを益々複雑化して、答えを遠ざけてしまう場合もある。 残念なのは、命が掛かっている医療現場にも、その暗雲は、いまだに厚く覆ったままということである。
2012年10月02日
「珍話&珍事」(24) 【中国が尖閣にこだわる理由】(1) まず、尖閣諸島の領有権の歴史的な経緯を見て見よう。 尖閣諸島は沖縄県漁民が古くから漁業をしていたのである。 1885年沖縄県は「出雲丸」という気船を派遣し、現地調査を開始した。 詳細な調査の結果「無主の地」であることが判明した。 すぐに日本の領土とすれば良かったのだが、出来ない理由があった。 それは、この時は清の末期の時代で、この地域でも中国は最強の国家であり、清国北洋艦隊という強力な海上軍事力も持っていた。 清国北洋艦隊は、「定遠」「鎮遠」など4隻の世界最強の最新式戦艦等によって編制され、周辺領海を制圧していた。 1886年には、この艦隊が長崎沖に現れ、上陸した清国水兵達は暴行・略奪を繰り返し、多くの日本人が死傷するという長崎事件を起している。 清国の圧倒的な軍事力に、この時代の明治政府はなすすべもなく、賠償金なども不本意なもので妥協しなければならなかったのである。 この交渉で時の井上馨外相は、もし強権に出て清国と争うことになれば、逆に沖縄をとられてしまうと感じたと云う。 この件から見ても、中国が今主張している「尖閣諸島は中国のものだったのに、日清戦争以降武力で日本に盗みとられた」という発言は、全く根拠が無く事実と反している。 もし当時の中国が、尖閣は自分の領土だと主張すれば容易に中国領になっていたことだろう。 その後日清戦争以降の1895年、日本は調査の後に尖閣諸島を正式に日本領とした。 そして国際法上に則り、実効支配とすべく、「国標」である標杭を建て、様々な開拓事業をスタ-トさせた。 移民を送り込み、海産物やアホウドリの羽毛を採集し、カツオ節の製造事業などを営まれていた。 また、当時近くで遭難した31人の中国漁民を尖閣の漁民が救助し、その時の1920年には、当時の中国の外交機関である中華民国駐長崎領事から感謝状が贈られた。 その時の感謝状には「日本帝国沖縄県八重山尖閣列島」と明記され、中国も尖閣列島を日本領土として認めていたのである。 戦後は米国の施政下に置かれ、人の居住が制限され、米国は周辺を射撃場などに利用してきた。 それが1972(昭和47)年5月15日、米国からの沖縄返還協定によって日本に返還されたのであった。 当然尖閣諸島も入っており、今でも一部の島は米軍演習場となっていて、米軍は所有者に賃貸料を支払っている。 ところが1969(昭和44)年5月に、国連アジア極東経済委員会(ECAFE)が調査した結果、尖閣諸島周辺海域に膨大な石油資源が埋蔵されていることを公表した。 それを機に翌年の1970(昭和44)年、まず、台湾が自国領だと異議を唱えた。 続いてその翌年の1971(昭和44)年、今度は中国が自国領だと主張し出した。 台湾、中国とも、それ以前には領有権を主張したことは一度もないことから、どこから見ても石油資源に群がって来たことは確かなのである。 それを国連の場で、中国の外相が、こともあろうに日本を名指しで、「日本は尖閣を中国から盗んだ!」と発言をしたのである。 この状況を、「珍話&珍事」では語れず、全くもって国家として恥ずかしい話である。 、
2012年10月01日
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