2016年
2月5日(金)】
朝はそこそこ寒かったですが、お天気がよかったので昼間は暖かくなりました。
お昼前に二人でワンちゃんを月1回のトリートメントに連れていきました。私は、朝の車出しと、散歩以外は外出なしで、ルーチン・ワークの日でした。
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フェルメールとレンブラント展 #15(最終回)
昨年の12月19日に二人で京都市美術館に観にいった「フェルメールとレンブラント展」の作品を、ネットの情報を使って紹介しています。
最終回です。
【4】オランダ黄金時代の終焉
約100年ほどの間に多くの巨匠と傑作絵画を生み出したオランダ絵画の黄金時代は終焉を迎え、次の時代へと移ってゆきます。
●作品60 アルノルト・ハウブラーケン《イピゲネイアの犠牲》
1690-1700頃 アムステルダム国立美術館
国の存続のために、娘を犠牲に差し出さなければならない王の悲劇の物語が描かれています。
古代ギリシアの悲劇詩人エウリピデスが書いた、ギリシア・トロイア間の戦争における劇的な場面を描いたものです。予言者カルカースが司祭長の衣装をまとってアルテミスの彫像の前の祭壇に立ち、目隠しされた少女(イピゲネイア)をナイフで生け贄にしようとしています。
【 アルノルト・ハウブラーケン】
《イピゲネイアの犠牲》を描いたハウブラーケンは、画家にとって必要なのは才能や訓練のみならず、徹底した古典的な美術理論と、古代に対する知識が重要であると考えていました。彼にとって最も重要な理念は、芸術家は最も美しく高貴な主題の表現に専心しなければならないという、古典主義の伝統のなかで強調されてきたことでした。
小規模の歴史画を専門に扱い、「ライデン精緻派」の精神のもと、いくつかの天井画や風景画とともに、機知に富んだ風俗画も手がけました。
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