ワルディーの京都案内

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2017/07/04
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テーマ: 闘病日記(4012)
カテゴリ: 癌闘病記
2017年 7月4日(火)】

 2014年8月に後腹膜悪性腫瘍の抗がん剤治療を始めましたが、その前にCVポートの埋め込み手術をしました( こちら )。長期間抗がん剤を点滴する計画でしたので、より安全に、より快適に点滴ができるようにというのが目的でした。確かに、針の抜き差しの痛みもほとんどないし、液漏れによる皮膚炎のリスクも小さいし、何よりも両手が自由に使えるというのがありがたかったです。

 5ヵ月に渡りCVポートを使っての抗がん剤治療後、粒子線治療を受け、治療は2015年5月1日終わりました。その後、CTで経過観察してきましたが、腫瘍は劇的に小さくなり、2年経過した今も少しずつ小さくなっています。再発の可能性が小さく、抗がん剤を近々に使うこともないだろうとのことから、CVポートを取ってしまう(「抜去」というそうです)手術を受けることになりました。

 M病院に午前10時に出向き、なつかしい5階の病棟へ。リスクの少ない手術なので、家族の付き添いもなしです。担当医はすでに2回も替わっていますが、当時の看護師さんは多く残っておられて、なつかしく再会できました。長期間入院したこともあって、皆さん私のことを憶えていてくださいました。


なつかしい4人部屋の病室



 手術は午後1時からでした。埋め込むときは、外科担当だったと記憶していますが、抜去手術は、泌尿器科担当でした。執刀医は、新しく来られた先生2名で、主担当が女医さんでした。それと看護師2名を加え、4人体制。局所麻酔ですので、音も聞こえるし、目も見えますし(ただし顔はシートで覆われているので、視界はありません)、匂いも感じることができます。抗生物質を点滴しながらの手術です。

 手術といっても、鎖骨近辺のポートが埋まっているところの皮膚を切って、皮膚下のポートと、それに繋がって中心静脈に入っているカテーテルとを取りだして、皮膚を縫合するだけです。先生たちの「もうちょっと切ったほうがいいよ。」とか「もう、ごそっと抜けるでしょう。」とか生々しい言葉を聞きながらの手術でした。ほとんど痛みはなかったです。

 30分程度で、無事完了。途中で焦げ臭いにおいがしたので、先生に尋ねたら、止血のために血管を焦がした匂いだとのこと。車椅子に乗って病室に戻るとのことでしたが、歩いて病室に戻りました。



 このまま異常がなければ、明日退院です。 



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過去の治療履歴は下記を参考にしてください。

がん治療日記: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10
がん治療振り返り: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11





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最終更新日  2019/06/04 11:40:01 PM
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