全15件 (15件中 1-15件目)
1
あまりにも更新をサボっていると、返ってご心配をおかけしているような気がしまして・・・またまた、いい訳しちゃいますけども、更新はサボってもメールや電話での対応は欠かさず頑張っておりますさすがに、今回はメールをお待たせしてしまった方々がどっと増えてしまいまして、メールを優先しておりました。私自身は、元気ですから現在もお待たせしている方々・・・すびませ~ん色んな状況下の方々から、メールが届いています。少しずつ、そんな頑張っている方々のお話も書いていきますね。題名にある「カツラ談義」ですが・・・・先日のお見舞いに行った際に、以前もここで書いた事があるミユキさんにお会いしましてね~ミユキさんというのは、31歳のスキルス胃癌の女性患者さんです。現在、腹腔内化学療法を受けています。この治療法で脱毛って、あまり聞かないんですけども、彼女の場合「脱毛」の副作用が出ちゃいましてねぇ・・・・激しく抜け始めたばかり・・・・お会いするなり、ひろりんさ~ん、髪が抜けちゃいましたぁ~え~ん、え~んってな風・・・・朝起きると、頭が鳥の巣みたいになってるんですよぉ~じゃぁ、頭の上で小鳥が飼えちゃう?飼えます、飼えます、ホント飼えちゃいますははは・・・彼女はホント面白い。私にとって脱毛は死活問題なんです!!なんて言うんですけども、何だかあっかるいんですわベッドに横になってる彼女。私はその側の椅子に座り、両手を内側にグーにして顎を支えて、そんな彼女を覗き込みます。すんごぉく可愛いんですよ、彼女ニットの帽子が良く似合ってってね。病院に行く日が近づくと、すごく滅入るし鬱になるんだと言いますが、その言い方が面白いんです。私、すんごぉく鬱で鬱で・・・滅茶苦茶、落ち込んでいるんですぅ~ん~、明るい「鬱」だことって言うと、ホント、ホント、マジで鬱なんですって!!って、目を丸くして何度も言います。そんな彼女とおしゃべりしていたら、この日はジュンコさんも来院している事がわかりまして、じゃ、ジュンコさんのとこに行きましょ!って事になりました。ジュンコさんは日帰りで点滴を受けていました。ジュンコさんと合流してからも、髪が抜けちゃいましたぁ~思い切り鬱入ってますぅ~と、ここでも明るい鬱を発揮します。こんなに抜けちゃったんですよぉ~と、帽子を取り、抜け具合を見せる彼女。で、ここからカツラ談義です。ミユキさんは、覚悟を決めてカツラを買いに行ったそうな。カツラって高いですねぇ~十何万円しましたよ~ あら、それは、まだ安い方よ高いのは30万円くらいするものカツラって、何か違和感なのよね~店員さんは、良くお似合いですよ~って言うんだけど、自分で鏡を見ると、ただ頭の上にのっかっているだけ・・って感じでね~そうそう、お似合いですよって私も店員さんに言われたけど、全然似合って無いの~でも、そのニット帽は良く似合ってるわよ~すごく可愛いその「似合ってる」って、カツラ屋さんの店員さんのノリじゃないですかぁ?違う違う、ホントに似合ってるし、可愛い~!!違う違う、ホントに似合ってるし、可愛い~!!(これは、ジュンコさんと私が二人で同時に言った言葉)本当?ホント、ホント・・・これまた、ジュンコさんと二人で言った言葉あのね、カツラは違和感あるし、どうしても頭にのっかってるって感じがしちゃうけど、帽子に髪の毛が付いているのがあるのよ帽子を脱がなきゃいけない場所にはダメだけど、そうじゃない場所なら、こちらの方がお薦めよ、違和感ないし、帽子そのものだから全然、高くないしねへぇ~、そういうのが、あるんだぁ・・・ってこれは、ミユキさんと私が二人で言った言葉。そう言えば、昔、バイクのメットでそういうのがあったなぁ・・・・・・って、よくよく考えてみれば、私ったら単なる井戸端会議のオバチャンと化してるなぁ^^;私がお見舞いに行く先々って、いつもこんな風ですわ
2008年01月30日
コメント(0)
すみません、昨日、今日とPCに向かう時間が取れませんですm(_ _)mm(_ _)m現在、十数人の方々にメールをお待ち頂いております。順次、お返事致しますので、もう少しお待ちくださいませ~いい訳しちゃいますけども、昨日はドタバタと用事で動き回り・・夕方以降、持病の股関節痛であまりの痛さにベソかいておりましたマジ、痛くて痛くて・・・たまらんかったです。取り急ぎ、お詫びさせて頂きますです・・・ごめんなさい。出来れば今夜から・・無理なら明日以降にお返事書きますんで・・・お待ちを~!!
2008年01月27日
コメント(0)
すみません、昨日、今日とPCに向かう時間が取れませんですm(_ _)mm(_ _)m現在、十数人の方々にメールをお待ち頂いております。順次、お返事致しますので、もう少しお待ちくださいませ~いい訳しちゃいますけども、昨日はドタバタと用事で動き回り・・夕方以降、持病の股関節痛であまりの痛さにベソかいておりましたマジ、痛くて痛くて・・・たまらんかったです。取り急ぎ、お詫びさせて頂きますです・・・ごめんなさい。出来れば今夜から・・無理なら明日以降にお返事書きますんで・・・お待ちを~!!
2008年01月27日
コメント(0)
この間のお見舞いでお会いした患者さんの中に、以前、ここで「頑張れ!若造」と題して書いた彼にも会って参りました彼は20代の直腸癌の患者さんです。彼にとって、癌闘病は2度目・・・・小学校に上がるかどうかの年齢の時に、悪性リンパ腫を患い、これをものの見事に克服している経験の持ち主です。つまり、癌に打ち勝った経歴の持ち主!!ご本人の記憶では、入退院を繰り返した事は覚えていないそうですが、抗癌剤治療が始まった当初に無菌室で過ごした事はハッキリ覚えているそうです。抗癌剤による倦怠感も、吐き気も、脱毛も全て経験済みの癌患者さん中でも猛者ですわ。悪性リンパ腫に打ち勝って、もう病院に来なくて良いといわれたのが中学生の頃。本人は癌患者という意識なんて、これっぽっちもなく野球少年と化していたそう。そして月日が流れ・・・30代を目前とした時に直腸癌からの腹膜播種となりました。癌告知を受けた時は、またかよ!!・・・ってマジに思いましたそうな。それでも、手術をすれば治るからとの説明で術前の検査や何やかんやで1ヶ月を病院で過ごし・・・いざ手術となってからは、腹膜播種だから癌切除は不可、応急処置のみの手術となったのです。彼は病室に訪れた3人の医師に向かって、とにかく切って欲しいと頼んだのだけれど、それは難しいと言葉を濁すだけだったそう。手術は出来ない、だから完治は出来ない・・・だったら、この1ヶ月は何だったんだ!!と思ったと言います。こんな悠長なところに一時だっていたくない、手術を受けたい!、自分は治りたい!、せめてもっと積極的な手術に向けた治療を受けたい!後ろ向きな治療なんか嫌だ、前向きな治療を受けたい!!こんな思いから、ケータイでサイト巡りをしていたら、私のブログにヒットしたそうです。ケータイからでもヒットするようになったのか・・と驚きましたわ。ひろりんさんがブログをしてくれていなければ、僕はここにはいません。絶対に治るって信じてますけど、仮にそれが難しくても、僕にとっては前向きな治療じゃなければ、受ける意味なんてありませんこう、力強く言っていました。絶対に治るって信じてるし、そういう気持ちが大事だって思っているんですもし、本当に治っても、きっとこの分じゃ50歳くらいになったら、もう1発癌になりそうな気がする今度は何の癌だろうなぁこんな事も笑って言っていました。明るく、そして多少無理をしても、こんな自分をキープしておかねば崩れ落ちてしまいそうになるんだろうなぁ・・そんな風にも感じました。沢山の患者さんと出会ってきましたからね、皆さん、思いは同じ・・・彼のこの明るさだって、懸命の努力の甲斐あって、その上に成り立っているものです。彼の気迫はとても素晴らしいです。その気持ちをキープする事が、どれほど困難で、大変な事か・・・・彼はとても努力家、そして癌に勝った経歴の持ち主。手術まで、もう一息!!頑張れ!!こんな彼の思いが、きっと辛い誰かを励ますでしょう。
2008年01月24日
コメント(0)
今日はお見舞いに行って参りました~高速飛ばして行ったら、途中、あたりは雪景色でしたわ。チェーン規制もなく、何ら問題なく走れましたけどね。高速道路を走るのって、あまり好きじゃありません・・・だって、単調なんですもの。いつもなら一般道を走るんですが、時間短縮のために高速に乗りました。私、車の運転って好きなんですよね~で、病院に到着してみると、お付き合いがある患者さんが結構いらして・・・あらら・・・奇遇だこと~あちこちの病室を回り5人の患者さんと、おしゃべりを楽しんで来ましたです。その中の一人・・・題名にある2年2ヶ月ぶりにお会いしたのは、男性のスキルス胃癌の患者さんです。奥様とお二人で診察で、いらしていました。2年2ヶ月前にお会いした時のお顔はちゃんと覚えていましたから、すぐにわかりました。お久しぶりです~、奥様は初めましてと、まずはご挨拶!これまで、時折、メールのやり取りはしていましたが、実際にお会いしてお話ししてみると、へぇ~??ほぉ~!!と、初めて聞く話も多かったです。この方は胃癌歴5年となる、この胃癌では年季が入った大先輩でもある方なので、今日はこの方なりの奥義をお話し致しましょう。この方の現在の体重は48キロだそうです、身長はそうだなぁ・・・154cmの私からちょっと目線を上げるくらい。驚いたのは、胃癌発覚前の体重が90キロだった!!という事いやはや、今の体重の倍近い体重だった・・という訳です。この身長に90キロの体重・・・奥様が妊娠中の時は、どちらが妊婦なのかわからない程だったそうな。若干、ご主人のお腹の方が勝っていたとか当時の会社の健康診断では、成人病のオンパレードの数値が並んでいたそうです。ご多分にもれず、完全に糖尿病・・・血糖値も400まで上がってしまい・・・こりゃ大変だわ、何とかせねば!!奥様のご苦労とご本人の努力の甲斐あって、健康的に20キロの体重減を達成!!これだけ痩せてみたら、他の危険信号が出ていた数値も改善され、何ら問題無しの健康体に大変身です。しかし、皮肉なことに健康体になって、しばらくして胃癌が発覚・・・癌発見早々、即、手術をしましょうと、ご本人の心構えも完璧無視したペースで話がどんどん進んでしまったそうな。ご本人いわく、頭真っ白で何が何だか訳わからない。少しは考える時間をくれや!!って感じだったそうです。まるでまな板の上の鯉状態。そこで奥様が機転を利かせ、とにかく「待った」をかけたそうな。癌の手術というのは初回手術が肝要だと、以前から耳にしていたから。取り敢えず飛び込んだ病院で、わけわからないまま、いきなり手術なんて危険だと思ったと言います。そしてご夫婦なりに色々調べて、自宅からは遠くなるけれど、信頼がおけると思った都内の大学病院に転院し、そこで手術となりました。この時点で、N3・・つまり、リンパ3郡に転移があったにもかかわらず、術後4年5ヶ月もの間、再発もせずに、仕事もこなせてQOLを落とす事なく過ごせたのは、初回手術とTS-1のおかげだと思うとおっしゃっていました。そして今、再発となってから1年が経過し、腸閉塞の症状が出ました。良心的な主治医から、院内の事情や現在の医療の現状も踏まえて、もし他に効果が期待出来る治療があるのであれば、それに賭けてみるのも良いだろうとの、アドバイスがありました。そして、この方は新たなステップを踏み出そうとしています。そうそう、この方の「奥義」ですけれど、頑張り過ぎない事をモットーにしてきたんだそうです。明日も頑張れる力を残して、今日を頑張るのだと。それの繰り返しでここまできました・・・そう、言ってましたよ。5年いけるかと思ったんですけどねぇ・・って、ちょこっと言ってましたけども。胃切除後のダンピングも、糖尿病だった頃の事を逆手に取って人体実験してきたんだそう。やはり、仕事をしてナンボの人生だから、仕事を続けるために朝は蕎麦を食べて家を出る、職場まで2時間くらいかかるから、これなら途中でダンピングを起こさないで済むから・・って。なるほど・・・糖に代謝されるまでに時間がかかる食べ物を選んで来たという訳ですか・・・色々試した・・人体実験の結果ですそう、笑って言ってましたそれとですね、こんな話もしていましたよ、自分は癌家系だって。それも、皆、何故か胃癌だとか・・・胃切除仲間が多いのだと、笑っていました。でも、その胃癌の親類縁者は皆、ずっと元気でいるのだとか。完璧に克服していると。癌家系じゃなくて、胃癌に強い家系ですよね、これは!!だからきっと、新たなステップから運を掴んでくれると信じています。
2008年01月22日
コメント(0)
どこで読んだ記事だったか・・・今年は、今までにないペースで病院が倒産しているのだとか。自主閉鎖ではなく、倒産件数が載っていました。自主閉鎖を入れたら、当然、もっと数は増えます。理由は色々です。設備投資にお金がかかり過ぎる・・・が一番の原因らしい。CTや、ペットCT、MRI、放射線等々・・・設備を出来るだけ揃えなければ、患者さんは他所の病院に行ってしまう。私は常に癌患者さんの話を書いていますけれど、いくら癌患者が増えたとは言え、世の中、他の病気や怪我の方が遥かに多い。癌にしか使用しない「ペットCT」なんて、高額機械のくせに、癌専門病院でも無い限り、置いておいても「赤字」ですねん!また、放射線の機械があっても稼動させる技士さんの確保が出来ずに、「置物状態」の病院も。なんて、高価な置物なんでしょう~またまた、医師が足らずに超過勤務が余儀なくされて、医師が勤務医より開業した方が楽!と、大病院を辞めていく・・・・医師を引き止める為に、医師の給料を上げていく・・・特に産科医不足で、病院によっては、院長より産科医の方が給料が高いところも!!これまた、経費増大ですわな。もう、持ちこたえられましぇ~ん、ギブアップ!!倒産します!!ってな具合。それに加えてですよ、今年から、健康保険の仕組みがちょっと変わりました。手術をした場合、全て保険点数に変えて足し算して健康保険組合に請求していました。この手術費用って、滅菌ガーゼを何枚使用したか、輸血用血液を何パック使用したか等・・・こんな必要経費を、全て足し算して算出されます。進行していた癌であれば、切除範囲も広がり、当然必要経費も嵩んで来ます。ですから、当然、健康保険に請求する額も上がります。ところが!!今年から、手術内容がどうであれ、何をどれだけ使用しても○○癌には幾らまでしか支払いませんと、上限が決められました。つまり、患者さんの状態によっては、病院は赤字となる訳です。赤字の手術を行っても、病院全体として黒字をはじき出せるなら、この赤字治療が逆にウリになる場合もありますが・・・・それは、かなり難しいと言えるでしょうねぇ・・・多くの病院が、赤字を極力減らさねば倒産の危機・・・となれば、赤字の治療なんて出来やしません。手術不可という診断は、患者さんの状態や余後云々の理由もあるでしょうけども、それに加えて「赤字になるから」というのも入ってくるような事にならないでしょうか?病院が儲けて貰わねば、患者さんの不利益に直結する時代となりました。じゃぁどうやって設けるか?と言うと・・・差額ベッドはもとより、何とか、他にも儲け口を探して貰わねば!!という気がします。例えば!長期入院患者さんのご家族用の宿泊を提供するとか。新たな設備投資じゃ割に合わないから、既存のウィクリーマンションやホテルと提携を結ぶ!また、怪我入院の患者さんには、高級料理を提供するとか。ホテル並のサービスを有料で行なう!こんなんじゃ、儲けにならないか・・・そもそも、基本的に病院ってコマーシャルが禁止されているからなぁ。ぼちぼち、解禁になるようだけれども。なんとしても、儲けて下さい、患者さんの利益のために!!
2008年01月20日
コメント(3)
秋に2年ぶりに機種変したら、ようやく、赤外線通信機能が付いている電話機になりました先週の知子さんの三回忌に、知子さんの長男君(20代後半)がケータイをまるっきり変えたからデータを送りますと、初の赤外線通信!!を体験しました。双方、新しい機種とあって「あれ?」「おや?」「おっかしいなぁ」を繰り返したけど、無事に着信いけね、自分の名前入れるの忘れたから、もう1回と、再チャレンジ!今度はちゃんと、名前入りで電話帳に登録完了~めでたし、めでたし・・・・・って、じゃ、最初のデータはどこいったん???あちこち探したけど見つからないデータフォルダも全部見たし、マイクロSDの方も見たし・・・無い!!無い!!行方不明~!!!そのデータ、昨日、ようやく見つかりました。「な行」の中にありましたよ~なんで、「な行」やねん!!って思ったら、「なまえなし」という「名前」で登録されていました。これって、赤外線通信の常識なんでしょうか?私としては、思い切り「突っ込み」入れたいところなんですケド・・・まぁ、この1件は法事を終えて、1年ぶりに知子さんのお宅にお邪魔した時の話なんですが。知子さんがいなくなって2年。おばあちゃんはいるものの、事実上、男所帯。なんとなしに、殺風景。知子さん、他界する前日まで元気に歩き回っていたもんだから、まさか、明日自分が旅立つなんてこと、思いもしない。家族だって同じ。そんな風に、突然いなくなってしまったものだから、家の中パニックです。何がどの口座から引き落とされているなんて事、ご主人は全くわからない。そして、ある日突然、電話が止まってしまったそうな・・・あちこちの引き出しを開けて、ご主人は右往左往したんでしょう・・・頭を抱えちゃったんじゃないかしら?多分、知子さんはそんなご主人の様子をどこかで見ていて違う!そこじゃないって!!隣、隣の引き出しの奥にあるから!!こんな風に怒鳴っていたんじゃないかしら?もう、イライラする~・・・って、かんしゃくを起こしていたりして?知子さんに唯一言わなかった事・・・それは「余命」でした。ご主人のたっての希望で、それだけは言わなかったんです。「余命」なんて、アテになんかなりゃしません。それは十分過ぎるほど、わかってます。本人も、長生き出来るとは思っていなかった様子ではありました。また、これほど短いとも思っていなかった事も間違いありません。だから、知子さんが残したかったであろう「思い」って、何なんだかわかりません。ただ、ご主人が右往左往する様子を、どこか遠くの空から見ていたとしたら、必ず、イライラしているハズ・・・・言わなかった事が良かったのか、悪かったのか・・・それは、今もわからない。
2008年01月19日
コメント(0)
私がこれまでお付き合いしてきた中で、最高齢の患者さんは、スキルス胃癌の91歳男性です。さすがに驚きました。若い方に多いと言われ、30代、40代に多いと言われるこの病気・・・そんな統計の中で91歳とは!!その91歳のスキルス胃癌の患者さんの訃報が届きました。病気が発覚して2ヶ月という速さでした。癌という病気は年齢が若いほど進行が早い・・・などと言われますが、ことスキルス胃癌に関しては関係がないという事がよくわかります。20代の患者さんから、この91歳の患者さんまでお付き合いをしています。「若い」と呼ばれる年代の患者さんが多い中、90年以上生きた事だけで、ものすごい偉業・・・・癌じゃなくても、90歳を越えるなんて、本当に稀ですからね。「羨ましい」と思われる方も多いのではないかと思います。それでも、自分にとって大切な人という存在は、何歳まで生きたら大満足・・・って事はありません。心底、嘆き悲しむご家族がいるのです。この方の病気判明時に、娘さんからメールが届きました。進行していて手術不可、80歳を越えると抗癌剤治療も行なわないという方針の病院は少なくないようです。それでも、娘さんにとっては父親は何歳でも大切な存在。何か方法は無いものでしょうか・・・とメールが届きました。米村先生にご相談したところ、さすがの先生も91歳という年齢のスキルス胃癌患者さんは初めてだったご様子。この方が、もし手術という事になれば、これまでの手術最高齢を更新するなぁ・・なんて、おっしゃっていましたね。そんな「手術」さえ視野に入れて、セカンドオピニオンを快諾して下さいました。実際、娘さんが代理受診という形で遠路はるばる来院されました。ところが、それから間もなくこの患者さんがインフルエンザにかかってしまい・・・手術や抗癌剤治療どころではなくなってしまいました。高齢ゆえに免疫力は低下しています、その隙間にインフルエンザ・・・インフルエンザにかかれば、尚の事体力は消耗・・・この間に、癌の進行は一気に加速してしまったようです。そして、年明け早々に他界・・・進行していたとは言え、あまりの速さで驚きました。多くの患者さんが、スキルス胃癌や、腹膜播種と判明時にシビアな余命宣告を受けています。余命数ヶ月だったり、半年~1年だったり・・・・こういった患者さんが、痛い手術や、辛い抗癌剤治療に耐えて2年、3年・・と生きたとします。もともと、余命数ヶ月と言われた命です。それが2年、3年・・・と、例え生きられても、大満足にはなりません。頑張って耐えて、得られる時間が数ヶ月や数年では割に合わない・・・そう思って、手術を躊躇する患者さんやご家族は沢山います。90年以上生きても、大満足なんてないのです。「何故、もっと早く病気に気が付かなかったんだろう?」「何故、あの時、あの治療に賭けてみなかったんだろう・・」こんな、思いばかりが残される・・・・・この高齢の患者さんの娘さんから、とても丁寧で暖かな言葉を頂戴しました。私のような存在が、必要であるとも書かれていました。そんなお言葉に甘えて、私も頑張っていこうかと・・・改めて思いました。お父様のご冥福をお祈り致します。
2008年01月17日
コメント(2)
「今日は術後3年目の記念日です」というメールが、スキルス胃癌・50代男性患者さんの奥様から昨日、届きました。この患者さん、ちょこっと変わっています。変わっている・・なんて、失礼な言い方ですけどもご勘弁!術後、再発予防のTS-1を服用していましたが、2年で尿管狭窄で再発。その後、タキソールの治療を受けています。この尿管狭窄という症状が起こると、まず、腹膜転移であると考えられています。ところがですねぇ・・・尿管狭窄を起こし、タキソールも12クールと続き・・・再発前、そして再発後と・・米村先生の元へも何度か相談へ訪れているのですが・・・頭を傾げるほど、ずっとお元気なんです。再発という時点で、再手術の提案もありましたが、「じゃ、切って下さい」と、すぐさま返事出来る事じゃありません。迷って、悩んでいるうちに12クール・・・この間、再手術から緩和ケアまで、色々と頭の中ではよぎったようですが、今も尚、お元気!!腹膜播種の患者さんを、沢山診てこられた米村先生ですら「腹膜播種じゃないかも?」と、言い出すほど。もしかしたら癌が極限しているか、癌が原因の尿管狭窄じゃないかもしれない・・・云々言い出し・・・癌じゃないかもしれん・・・とまで・・・んなアホな・・・それほど、???の経過を辿られています。現在もタキソールの治療を続けています。この薬剤が効かなくなったら、即、薬剤変更しますと言われながらも、その兆しなし。すごいなタキソール!!っていうのが、正直な感想です。もしかして、タキソール続行の新記録を樹立したりして??再発してしまったけれど、それでも術後3年を元気で迎えられました。おめでとうございます温泉旅行に行くって書かれてましたよ~楽しんで来て下さいね~
2008年01月15日
コメント(3)
今日は知子さんの三回忌法要で、茨城県まで行って来て、先ほど帰宅したところです。知子さんは、私の従兄の奥さんの妹。・・・って、ややこしい説明ですけども、54歳で胃癌で他界しました。ホールマン3型で腹膜播種の状態で胃癌判明したのが、2005年春。腹膜播種というのは、腹膜にゴマ粒のような癌が無数に散らばっている様を言いますが、知子さんの場合、ゴマ粒ではなくて小さなボタン程度にまで癌が大きくなっていました。注腸検査で判明したのです。肛門から管を入れ、腸からフラッシュ撮影して癌の影を見るのですが、その時に大きな癌が沢山、影として映し出されました。こういう場合、食事を摂れるようにする、姑息敵手術と呼ばれる「バイパス手術」が行なわれます。癌には手が付けられない・・という訳です。そして化学療法・・・これがセオリーです。ですが、化学療法にはどうしても限界があります。薬剤治療には耐性が付き物・・・どれだけの期間、耐性が出来るのを延ばせるか・・・それは誰にもわかりません。一か八かの賭けかもしれない、だけど、知子さんの場合、癌を出来るだけ切除し、その上で化学療法を行なう事を選択しました。多くの腹膜播種の患者さんを知っています。沢山の症例を知っています。同じ人は二人といませんから、比較対照にはならないとも思っています。それでも、僅かでも手術に希望を託しました。僅かの可能性であっても、選択しない方が遥かに後悔する・・・そんな方を沢山見てきたからでしょうか・・・そんな経緯があって、知子さんの闘病にはとことん付き合いました。入院すれば一緒に泊り込みましたし、外来には必ず付き添いました。入院していた病院の側にコンビニがあって、初冬には、ここで「おでん」をよく買ったものです。食べきれない事はちゃんとわかっていながら、私がコンビニに買い物に行くとひろりんちゃん、おでんを買って来てえっと、牛スジに、がんもに、卵!!欲張って、沢山注文します。わかりました、食べきれない分は私がちゃんと頂きますからそう言って、買出しに行ったものです。主婦としては、残すのは勿体無い、だけど食べたい・・・誰かが残さず食べてくれると、安心して注文出来るって言うものですから。そうやって、一緒に幾晩もの夜を共に過ごし、修学旅行のように夜長のおしゃべりを楽しみ・・・個室だった事をいい事に、消灯時間も大目に見てもらってましたからね。知子さんのご主人と、お姉さんと、交代で泊り込みした事が懐かしい・・・賭けには勝ったのか、負けたのか・・・それはわからないけど、そんな闘病生活の中で、結構知子さんの笑顔を見た事は確かです。
2008年01月13日
コメント(0)
ここ何年か年賀状のやりとりのある、スキルス胃癌の男性患者さんからメールが届きました。昨年の秋頃、腹膜への再発が確認されたとメールが届きました。私からの年賀状には米村先生の見解を聞いてみたいと思ったら連絡くださいねと、書いておきました。私がお付き合いしている患者さんは、米村先生の患者さんも結構いますが、基本的に・・っていう表現はヘンですが、殆どが他の医師の患者さんです。ですから色んな病院や医師の、患者さんサイドから見た生の情報が結構入ります。この男性患者さんは都内の大学病院の患者さんですが、これまで聞く限り、二重丸・・花丸に近い病院という感覚があり、セカンドオピニオンを薦めた事はありませんでした。何より、ずっとお元気でしたからね。ところが術後4年半が経過して、再発となったのです。この患者さんは、2投1休のペースで4年5ヶ月、TS-1を服用していました。手術時、リンパ3郡に転移があったと言いますから、当初の予測より遥かにTS-1が頑張ってくれた事になります。これって、ものすごい事なんですよ。再発して化学療法を変更して1年が経過、その間、タキソール、イリノテカンと進み・・・私からの年賀状を見て、電話を頂けないでしょうかとメールが届きました。この方とのお付き合いは、もう2年半以上になります。ずっと、同志のような思いでお付き合いしてきました。常に同病の患者さんを励まし続けてこられた方なんです。これだけの長期に渡る、スキルス胃癌との付き合いの中では、仲間を見送る事もしばしば・・・その都度、命の通貨を預かりましたと、ご自身に常に置き換えてこられました。それならば、私もその通貨の渡し役を一緒にします・・・と、何度私自身が励まして頂いた事か知れません。すぐに電話を入れると何だか、かしこまった風で・・・辛くなってきちゃったんで、年賀状に書いてあった事を思い出して甘えさせて頂こうかと・・・じゃ、すぐさま詳細をメールで送りますので、予約を入れて下さいと電話を切って、その日のうちにメールを入れました。ですが、2日経ってもメールが来なくて・・・この方の性分から、すぐに返事がきそうなものだけど・・・体調が悪いのかなぁ・・・と思っていたら、電話が入りました。すみません、あの電話を貰った日に腸閉塞をおこしちゃって、入院するハメになりましてとりあえず、地元の病院で入院していますから、ここを出られたら行きますからとの内容。わざわざ、院内から電話をくれたのです。腸閉塞を起こしても、回復して治療再開となる方は結構います。この患者さんも、きっとそうだと思ってます。まずは、体調を整え、再チャレンジして下さい!!待ってますからね、トチローさん!!あの可愛らしい、いつもの年賀状、届きましたよ~
2008年01月10日
コメント(5)
久しぶりに米村先生のお話を先生、しばらくお留守でしたから、用件山積み~これ全部、メールに書くのもメンドイし・・・新年早々に電話というのも気が引けましたけども、しゃーない、電話すっか先生に電話するのって、気合と電池が必要なんだよなぁ・・・と思いながら。捕まえるのも大変だし・・・んで、用件一つずつクリアしつつ・・・えっと、他には無かったかしら?ん~メモしてから電話すれば良かった・・と、コレいつも思う事。用件はパッパパッパ片付け!!と、いきたいところですが・・・いつもの先生のペースに巻き込まれ~あーでしょ、こーでしょと、私からの用件時間より、先生からのよーわからん話の方が長い、長い・・・・んな中で・・・今の医療体制はですねぇ・・・まずっ!!この手の話になると絡まれる~どうやって逃げようか・・・と思ったけれど、時既に遅し!新年早々、捕まってもーたがな。先生~、私に絡むの何とかなりまへんかぁ??お願い、誰か巻き入れてえ~ん(T T)やっぱり今年もこのパターンでっか・・・んな先生の話に付き合いつつ・・・ちゃんとスケジュール報告もありまして・・また、海外の大学から講演依頼が届いたそうな。昨年も、あちこちの国から講演依頼があって、飛びまくってましたけどね。先生いわく、先生が推奨している治療法(手術を含む)は、海外では随分と認められていて、症例数がどんどん増えているのだとか。ヨーロッパではどうとか、アジアじゃどーとか、アメリカじゃどーとか・・・絡みも長いけど、この手の話はもっと長くて止まりませんですじゃ先生、世界のヨネムラって書いておきましょか~はっははは・・・・日本じゃ変なことばかりしとる医者だと思われているって、書いておいて下さいと、ご本人が言うので書いてみました
2008年01月07日
コメント(2)
何時の間にやら、お正月ムードはどこへやら~で、あっと言う間に「通常」モードに入りました。早っ!!正月は、待ちわびていたミホさんからの「何とか元気回復しました」メールが届き、ホッと胸をなでおろせましたその他にも、意外メールが届きました。2年ぶり?いや、2年半ぶりかなぁ・・・・スキルス胃癌で2年以上前に奥様を亡くされた方から。ずっと以前に、ここで書いた事があるのですが・・・奥様が闘病中にほんの数回だったと思います、メールのやり取りがあった方です。奥様が旅立った日の晩に、お礼だけは直接言いたくて・・・と電話を頂きました。確か・・・自分は情けない事にかなり辛かったのだと心情を吐露され、そんな中でとても支えて頂いきました・・まぁ、そういう内容の電話でした。私的にはですね・・何かをして差し上げたという感覚が全く無く、これほどの感謝の言葉を頂くのはとても不思議でならず、記憶に残っておりました。その方からのメールには、今も尚、自分の居場所が見つけられないほど辛いのだと・・・書かれていました。失ったものの大きさを知るばかりだと・・・それでも、ギリギリの場所で踏ん張って生きているのだと書かれていました。最愛の奥様を見送って2年以上の月日が流れはしましたが、辛さは軽くはならない様子です。また、他にもスキルス胃癌で奥様を30代の若さで亡くしたご主人から、奥様が旅立って1週間だったか、10日だったか・・経ってお電話を頂いた事があります。自分は4階の部屋のベランダから飛び降りてしまうのではないか・・・そんな自分が怖くなってつい電話をしてしまいました・・という内容でした。他の誰でもなく、ひろりんさんに頼ってしまいました・・・と。この方には、同様の経験をされた先輩とでも言いましょうか、そんな方をご紹介しました。他にも、フィアンセをスキルス胃癌で亡くした男性も知っています。半年過ぎた頃に電話でお話ししましたが、今も尚、引きずっていると・・自分ばショボい人間だと言ってましたね。それでも皆さん、踏ん張って生きようと頑張っているのは、頑張れるのは、愛する人がそれこそ死に物狂いで懸命に、こられの方々の為に生きようとしたからだと思います。残された方々は、自ら命を絶とうか・・・という思いは何度もよぎったと思います。それを止まらせているのは、患者さんが生きる為の努力を最大限にしたからではないでしょうか。そんな生き様が残された人を生かしているのだと感じます。今年のお正月に本当に久しぶりにメールをくれた、この方もきっとそうなのだと思います。私が覚えていた事に大層驚かれていましたが、私の方こそ今も尚、私のことを覚えていてくれて、そして私のアドレスも消さずにいてくれた事が驚きです。そういう方がいてくれる・・・それが今は私の支えになります。ご本人はまだとても辛そうではありましたが、今は私の支えです。新年早々、私に元気をくれました。ありがとうございます。
2008年01月06日
コメント(0)
待ちわびていたメールが、お正月に届きました~誰からか・・・??と言うと・・昨年の秋口から、頻繁にメールをやり取りするようになったスキルス胃癌で30代の女性患者さんからのメールです。スキルス胃癌で腸閉塞の症状が出始めた患者さんで・・・ご本人がセカンドオピニンを真剣に考え始め・・・腰を上げたのが昨年の秋でした。データを揃える算段をし、セカンドオピニオンの予約も入れ、当日を待つだけ・・となった時に入院となったのです。腸閉塞の改善を図るために、腸のパイバス手術の提案を受けていまして・・・その手術を急いだ方が良いだろうという事で、入院となりました。セカンドオピニオンの予約は止む無くキャンセルです。この時、単にバイパス術の手術の予定でしたが、開腹して癌が取れるようであれば切除!という話にもなりました。で、実際に開いてみると・・・腹膜転移が確認され、バイパス手術だけとなったのです。そこで、新たな治療法として腹腔内化学療法の提案があったそうな。この治療法はガイドラインには無い治療法で、どこの病院でも行なっている訳ではありません。健康保険適用外の治療法ですが、行なっている病院は米村先生の病院以外にも幾つかあります。米村先生とは抗癌剤が違ったりしますけども。この患者さんの場合、セカンドオピニオンを申し入れたことで、主治医が奮起したのでは?と内心思っていますが、この治療法をやってみようという事になったのです。ここまでの経過は連絡があったのですが、気が付けば2ヶ月も連絡がなく・・・どうしているのだろうか・・・???と気になって仕方なく・・・メールに追われる日々でもあり、なかなか自分からメールも出来ずでした。そんな思いの中でクリスマスを迎え、これもキッカケだなと思い、クリスマスメールを送ってみました。ですが、返事がなく・・・彼女が返事をくれないハズもなく、またまた心配度合いは増すばかり・・・その彼女から、お正月にメールが管を通して感染症を起こして発熱し、入退院を繰り返したそうです。これは腹腔内化学療法が原因での発熱ではありません。IVHもそうですが当然のことながら、体内に入る管から何らかの菌に感染し、発熱する事は多々あります。この何らかの菌・・・というのはどこにでも存在する菌で、私達の周りには普通にウヨウヨしています。それに感染しないのは、健康な人の場合は免疫力のおかげ。ですが高齢だったり小さな子供だったり、病気だったりすると、どこにでもウヨウヨしている菌に感染してしまうのです。彼女はこの感染症からようやく復活し、元気になりメールの返事をくれました。今年も頑張ります!!と前向きでしたよ~安心しました~・・・ホッ。治療が上手くいきますように!!頑張りましょうね~、ミホさん!!
2008年01月04日
コメント(0)
明けまして、おめでとうございます2008年がスタートしましたね、今年もどうぞ宜しくお願い致します。癌患者さんにとって、年末年始もありませんからね。大晦日も元旦もメールの対応をしていましたよ~特に、年末に癌告知を受けたばかりの方。癌、それもステージ4、腹膜播種・・・随分と焦っていたご様子でしたので、出来る限り迅速に対応せねば!!という、気持ちにさせられる内容でした・・・というより、昔の自分を思い出したと言いますかね・・・そんなこんなの年の暮れと、年明けでした~昨年の暮れに・・ひょんな事から、スキルス胃癌患者さん(40代女性)のご主人とお会いしましてね。術後、3年を無事に経過中です。手術時には、癌が胃のショウ膜から顔を出しており、ステージで言えば3。当時の細胞診では、腹膜には転移なし。ですがこういう場合、かなりの確率で既に腹膜に転移していると推測されるわけです。ですので、ご主人はすんごぉく心配していまして・・・・術後、1年を迎える頃に腹腔内洗浄細胞診を希望しました。もちろん、再発予防の為にTS-1は服用していましたよ。この方の幸運だった点は、ここまで癌が進行していたにも関わらず、リンパに転移が無かったという点です。これは珍しい・・・腹膜転移は、微細な癌であれば画像には写りませんし、以前も書いた事がありますけどもペットCTもアテにはなりません。この患者さんは腫瘍マーカーが出ないタイプの方。再発率が高いと言われる病気ゆえに、とにかく気になって仕方ない・・・ですので1年を迎えたので、洗浄細胞診を!となった次第です。ところが、手術時の癒着でこの検査がどうにも出来ない・・・つまり、白とも黒ともわからなかったんです。(現在は、この検査は感染症の心配が大きいと判断され、行なわなくなりました。行なうとすれば、腹腔内化学療法を行なう際にポートを埋め込んだ時くらいです。この場合も疑陽性もありますけどね。)TS-1服用が1年を経過する頃、続行するか終了するか・・・で悩んだ挙句、あと1年だけと区切りを付け、続行となりました。そしてその服用期間の計2年が終了し、服用を止めて1年が経過し術後3年を迎えたところです。術後3年を迎えた今の悩みは・・と言うとですねぇ・・・ナント!!太り始めた事だそうな・・・「えっ?太った??」確か・・胃は全摘しているし、噴門も残さなかったハズ・・・それなのに、太り始めたんですかぁ?これまで着ていた服がきつくなりなり、太らないようにしなきゃ!・・とご本人は言っているらしいです。おまけに、バイタリティ溢れて資格マニアになっているとか。夜な夜な遅くまで勉強に励んでおられるとか。いまや、すごい患者さんと化しました。
2008年01月02日
コメント(4)
全15件 (15件中 1-15件目)
1