今日、何読んだ?

今日、何読んだ?

全て | カテゴリ未分類 | 日記 | ニュース | スポーツ | 内政 | 映画 | 教育 | 自己啓発 | 健康 | ノンフィクション | 読書論(術) | ビジネス | 勉強法 | 仏教 | 生活 | 野球 | 人生論 | 安全 | 外交 | 趣味 | 音楽 | 科学 | | 手帳 | 文章術 | 脳,睡眠 | 歴史 | 小ネタ | 絵画 | ダイエット | 法律 | 小説 | グルメ | 俳句 | 旅行 | 従軍慰安婦 | 歯の健康 | スピリチュアル | 文学 | 報道 | 冤罪 | サイバー | 芸能 | 靖国 | 神道 | 貯金 | キリスト教 | 料理 | エッセイ | 江戸川乱歩 | 横溝正史 | 松本清張 | 今野敏 | 森村誠一 | 中山七里 | 東野圭吾 | 芦辺拓 | 貴志祐介 | 有栖川有栖 | 二宮敦人 | 我孫子武丸 | 道尾秀介 | 法月綸太郎 | 薬丸岳 | 深木章子 | 桜井美奈 | 知念実希人 | 澤村御影 | 中村颯希 | TERU | 飛野猶 | 内藤了 | 下村敦史 | 秋吉理香子 | 村田沙耶香 | 丸山正樹 | 横山秀夫 | 松葉紳一郎 | 真言宗(密教) | 日蓮宗 法華宗 | 仏教総論(概論) | 禅宗 | 浄土教系 | 佐竹一彦 | 般若心経 | 高柳芳夫 | 伴野朗 | 阿井渉介 | 姉小路祐 | 日下圭介 | 山邑圭 | 鳴神響一 | 葉真中顕 | 近藤史恵 | 翔田寛 | 黒川博行 | 大門剛明 | 染井為人 | 福澤徹三 | 阿津川辰海 | 二階堂黎人 | 廣嶋玲子 | 斜線堂有紀 | 貫井徳郎 | 望月麻衣 | 塔山郁 | 久坂部羊 | 海堂尊 | 月村了衛 | 安達瑶
2024.05.08
XML
カテゴリ: 佐竹一彦

挙動不審者【電子書籍】[ 佐竹 一彦 ]

 この人はあまりにも警察内部のことに詳しすぎる。
 もしかして警察関係者なのか。
 さて本作は平成13年作というからかれこれ23年も昔の作品である。
 そういやあワープロなどという今では死後になってしまったような言葉も出ていた。
 話の中身はしかと理解した。
 さてあの時代、留置被疑者を刑事部屋に持ってくることなどできたろうか。
 この種の作品でよくあるのが刑事が留置施設に土足で入りこむような記述だ。
 私はもしかしてそんなことこの作品で登場人物がするんじゃなかろうななどと予防線を張っていたのだが、さすがに警察内部を知り尽くしている男、それはなかったけれど、本作の本作における事件の本ボシたる大事な大事な被疑者が卑劣漢に刑事部屋で刺されてほぼ即死するというような話では、これは読み手の方も検証が必要だなと感じたわけだ。
 果たして、平成13年当時、被疑者が取調室以外に出ることが可能だったかどうか。

 作者は、前作駐在巡査でもわかる通り、かなり警察内部のことを知っている。
 つまり、昭和年代の刑事部屋のことを知りつくしている人ではないのか。
 ただし、まさか制作当時もう被疑者を刑事部屋になど連れてきてはいけないということがわからなかったのではなかろうか。
 第一次捜査機関たる警察捜査に関する私見とも思える登場人物の意見やら、冤罪防止のために何をするかという問いかけやら、そして、澄んだ目の犯人もいれば濁った眼の無実の者もいるという私見は、とても興味深い意見だった。(2/7記)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024.05.08 05:55:54
コメント(0) | コメントを書く
[佐竹一彦] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: