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いつもの3人で、私の家から近いル・セットで。暑いので、カジュアルな暑気払い向きなワイン、というテーマで。泡はYさんから、アンリ・ショーヴェの2011年。樽のニュアンスを感じる、ブラン・ド・ブラン。このメンバーで、いつもドサージュが少なめのものを飲んでいるせいか、やや甘く感じました。私は、バンジャマンのオーセイの村名白を。ジャスパー・モリスが、バンジャマンが特にこのアペラシオンの白を気に入っている、と書いていたので。かなりサラッとした、起伏のゆるい味わいでした。彼のムルソーやシャサーニュ、あるいはレジョナルよりも樽の要素が感じられず、淡い果実味の白。夏向き、ではありました。Iさんは、コサールの最新ヴィンテージ。スキン・コンタクト版の赤は、初めてでした。シャソルネ、コサールはブラインドで外したことがなかったのですが、コレはルーシー・マルゴー?と思ってしまいました。ビオ要素がいつも以上に感じられ、ピュズラ系にも通じる旨みの出方。それがスキン・コンタクトのせい??お店のワインも飲みたい!ということで出していただいたのが、コント・アルマンのオーセイの1級赤。2008年でした。2008年は、いま美味しいものが多いですね。最初は、やや冷涼感がありましたが、だんだんとネガティヴな要素が消え、柔らかい果実味が乗ってきました。料理も、2人にも好評でした。
2018年07月30日
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15年以上前にワインスクールで知り合った人々ワイン会。珍しく?ブルゴーニュへの執着がないけどワインには熱心、という人ばかり。7人で8本。乾杯はアルバニーニョ。この季節にこの酸、いいですね。ブノワ・ライエのブラン・ド・ノワール。最初、非常に樽のニュアンスが立っていましたが、時間が経つと消えました。04のアルザス・ゲビュルツ。日本には入っていないそうで、現地調達とのこと。過剰ではない、綺麗系&かすかな残糖感。ロワールとボルドーのSBは、好対照でした。ロワールは、栗のはちみつのニュアンス。シェーブルチーズと抜群の相性。スミス・オ・ラフィットは、ある意味典型的で、よく熟れたマスクメロンとこれまた抜群に合いました。メインは、ウニコ98。ワイン単独で完成された味わい。最初は、高級ドライトマト&高級ベーコンのアマトリチャーナ?を想起させる味わい。ほどなくボルドー右岸高級系のニュアンスに。その後、ブルネロ。アルコール度数15%でも、よくできたサンジョベーゼは飲めてしまいます。コレは肉を呼びました^^ブルゴーニュじゃない集まりだったので、私は〆シャンを。セレブリス04はけっこう瓶差を経験していますが、コレはひさびさに超アタリボトル! ノンマロの美点がよく出ていました。
2018年07月23日
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モエ・エ・シャンドン・レゼルヴ・アンペリアル[NV]アンペリアルの特別バージョン。周りのブルシャン好き仲間も知らなかったのですが、わりと有名なのでしょうか?スタンダードのアンペリアルよりふくよかで、酸が抑えられている印象。ぶどうの熟度が感じられます。ドサージュは少し控えめ? ただし香りの傾向は、アンペリアルに近しい。レゼルヴワインはきっと多いと思います。インペリアルより美味しいと思えるように造っているようですが、ヴィンテージほどの香味やボディはなく、そこよりは格下で、アンペリアルとの間のポジショニングの味わい。さすが、ブランディングがきちんとしている!
2018年07月19日
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コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ[2014]/ドメーヌ・ガショ・モノ高校時代の友人の集まりで、ラポに行ったとき、オーナーに薦められて飲んだワイン。初めて飲んだ造り手ですが、あまり多くのキュヴェは見かけませんでしたが、このCdNV、とても好評でした。このヴィンテージらしく、果実味は抑制的でしたが、コート・ド・ニュイらしいタイトさがあり、酸も上々。翌日、ネットで見たら同年のブルゴーニュ・ルージュとこのキュヴェの2015年があったので、購入しました。あまり値段の差がなく、ACブルもコルゴロワン&コンブランシアンのぶどうのようです。
2018年07月17日
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ラドワ・ルージュ[2015]/キャピタン・ガニュロ旨い^^良年の恩恵は、この村、この造り手にもしっかりと降り注いだようで、最初はシンプル&ストレートな濃いめのカシス系の果実味がドンと舌に乗り、ある意味良年ボルドーにも通じる味わい。香りは徐々に開きだし、ニュイにも通じる赤系果実は、この村らしい「いなたさ」も皆無で、健全なのでつまらないと思う人もいるかもです。しかしながら、後半は綺麗な酸が伸びてきて、ブル赤らしい味わいになりました。改めて2015の赤、いいですね。
2018年07月11日
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シャブリ 1er Cru モンマン[2014]/ドメーヌ・コスタルコスタルは、ジャン・コレ傘下?のブランドのようで、チリのコノスルにおけるネブリタ、あるいは洋服のユニクロにおけるGUのような位置づけなのだと思います。この2例を出したように、もともとリーズナブル感のあるジャン・コレよりも、さらに穏当な価格で展開していて、シャブリとはいえ良年の1級とは思えない値段で入手しました。1級格の味わいがあるかはともかく、2014年のシャブリの優良ぶりは、充分に味わいに現れていました。少し線は細いのですが、ふくらみのあるミネラル感と、タイトさと柔らかさのほどよい中間の酸は上々。ちなみに残した1/3ほどを水筒に入れて、暑い日中の外で飲んでみたのですが、麦茶以上のミネラル補給になったように感じました。夏のシャブリ、いいですね。
2018年07月09日
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アスティ・スプマンテ[2010]/チェレット甘口、に関して言えばソーテルヌやアウスレーゼ以上のリースリングを、美味しく飲むようなシチュエーションがほぼほぼ無くなってしまったように感じます。まだ体力あった頃、深夜の時間帯に飲む甘口はとても甘美な味わいに感じた記憶がありますが、そもそも遅くまで眠くならずに元気、ということが稀になってしまったので^^ただ何だか疲れを感じる夜に、甘めのワインを飲んで気分を弛緩させる悦びというのはまだまだあって、寒い時期ならそれこそカビネットクラスのリースリングなどは、塩梅がちょうどよい気がします。夏ならば、こんなアスティ・スプマンテ。ちょっと前に飲んだスピネッタもよかったですが、香りの膨らみはそこまでではなくとも、このチェレットもいい感じでした。モスカートの香りも、冬だと安っぽくどこか人工的にも感じるのですが、湿った夏だと清々しくも感じるのが不思議です。美点のもうひとつは、通常のワインの半分強くらいのアルコール度数。疲れを感じた夏の平日の夜の選択肢として、酔いの回りも遅いので^^、悪くない気がします。
2018年07月04日
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週末、てのしまで、ワイン会。5人で5本持ち込み。てのしま、最近オープンした日本料理店ですが、今どきの東京の和系のお店に値上げ攻勢とは一線を画した値段設定。店主の林さんは菊乃井出身で、古くからの知り合いです。飲んだ順番は違いますが、泡2、白1、赤。泡のクロ・カザルは、持参したDさんが言う通り、夏場にはしっかりし過ぎた感もややありましたが、後半のふくらみがとてもよかった。Yさんが静岡で見つけた、ネットに対応していないワインショップで買ったプレヴォーのバックヴィンテージ。06だそうです。バックヴィンテージが昔の値段でたくさんあったそうで、かなり散財したそうです^^寝かせると化けるプレヴォー、持参した本人は思ったほどではなかったと言っていましたが、どんどん変化する様も面白かった1本。白は、Kさん持参のバンジャマンのポリュゾ。私が先日持参したのとまったく同じ2011年でした。Kさんは、Yさんと同じくネットワインショップ経営で、RWGのテイスターでもあります。先日も一緒に飲んだDさんも同じ意見でしたが、瓶差でしょうか、少し味わいが違って感じられました。すっきり系で、味わいのメリハリがやや乏しい感じ。Kさん、遅刻して慌てて来られたので、ボトルが落ち着いていなかったかもしれません。パリ帰りのIさんは、コサールのモンリュイザンの赤。2015年でした。コサールだけは、ブラインドでまずわかります^^ 2015年らしく旨み満載でしたが、このアペラシオンらしく酸とミネラルも、そこはかとなく感じられました。私は、モンティーユのグレーヴ2008年。08が今飲んで美味しいものが多いのと、ちょうど前日に、当主がセミナーの講師だったので、コレを。来日ですというヒントで、Dさんが造り手ご名答。個人的にも好ましい味わいでした。ボーヌらしい丸みを帯びた赤系果実。ほどほどの熟成。いちおう村のトップクリマらしい充実した酒質。コサールとは好対照でしたが、正統派のコート・ド・ボーの赤で、共に方向性は違えど、和食にはいい相性だったと思います。2次会に行ったメンバーは、ドルーアンのシャサーニュ・ルージュ82などという美味しそうな赤を飲んだようですが(さらに3次会で麻婆豆腐)、私は翌日の朝から木&ゴム製品使用の運動の予定があったので、帰宅しました。まっすぐ帰ったのですが、翌朝はバテバテでした。ラケットは気がつくと、12本になっていました。ラバーはたぶん数十枚……。そんなにあってもしょうがないのですが、ワインもそうでしたが、あるところまで行かないと、ストップできない性分のようです^^
2018年07月02日
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