全10件 (10件中 1-10件目)
1

リシャール・シュルラン・カルト・ドール[NV](旧エチケット)長らく、個人的ハウス・シャンパーニュに君臨?し続けている銘柄。ちょっと前にエチケットが変わり、そちらを外飲みした印象は、少しドサージュが減ったのか?、より洗練された味わいになったような……。こちらは2、3年、家で寝ていた旧エチケット。ドサージュがメイラードしたのか、香ばしさが増して、PN多めを感じる赤いニュアンスもあって、好ましい味わいになっていました。どこがどう、ってことがある味わいではないのですが、海を見ながら弛緩したキモチで飲むには、ほどよい泡だと感じました。かぶの葉や梅干しを使った和風パスタや、出始めの菜の花のソテー、かつおの刺身にもよく合いました。
2018年02月28日
コメント(0)

毎年2月の恒例、ル・ブルギニオンで、菊池シェフにワインお任せの会。私が毎度、シェフにお題を告げるのですが、今年は「ブルゴーニュ好きになって、つくづくよかった!と思えるワイン」ということにしました^^ちなみに昨年は「人に羨ましがられるワイン」、一昨年は「人に自慢したくなるワイン」でした。だんだんネタが苦しくなってはいきます^^さて今年ですが、以下の3本でした。コルトン・シャルルマーニュ[2008]/コシュ・デュリクロ・ヴージョル・グラン・モーペルテュイ[2008]/アンヌ・グロシャンボール・ミュジニィ・レ・ザムルーズ[1997]/ジョルジュ・ルーミエコシュのコルシャルは、この会では99に続き2回目。今は、ゴールドラベルではないことを初めて知りました。その代わり、ロット番号がいちばんでした^^99が開けたてからコシュ香爆発だったのに比べると、3時間後にようやく片鱗を現し始めた感がある08。弱い年といえども、綺麗な塩味は最初から感じるものの、胡麻と麦の香ばしさの本領発揮はまだまだ先に思えました。今年の赤の真打の前の前座ワインのクロ・ヴジョも、まあこの造り手らしく、10年程度ではまだまだ初期的。赤紫の強いハリのある果実味が、メインでディッシュの青首鴨のソースのサルミが出でくる頃にわずかにほどけて、相性的には素晴らしかったです。そして、初めてのルーミエのアムルーズ。99、02も候補だったそうですが、いま飲むならということでの97でしたが、確かに開けたてから、らしさをしっかり見せてくれました。ミネラルの透明感と強靭で純粋な赤系果実は、ミュジニィとの共通項が多く感じられましたが、よりタイトでスレンダーな印象。そしてこのワインは、数時間ではさほどの変化を見せず、寿命は相当長そうな印象でした。ちなみにトリの予想の1本は、まさにコレだったのですが、ソムリエさんに聞いたら「さて、誰のいつの恋人?」と問われ、「フィネスの恋人」までは当たったのですが、97とは思いませんでした。08はもちろん、97もポテンシャル飲みだったと思える会。来年はいっそ、金曜ディナー、土曜ランチと連続来店して、ワインを飲みつないでみようか!という話になりました。
2018年02月26日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ルージュ[2015]/ドメーヌ・ジェラール・ラフェジェラールの最近は?ということで、家にあった最新ヴィンテージのレジョナルを開けてみました。12.5%。手頃な値段のACブル。2015年にしては、酸が先行する味わいでした。酒質も軽めで、果実味は赤系。ジャン・ラフェだと、このクラスでも柔らかさと旨みを感じますが、それとは別方向の味わい。至って真っ当&クラスなりのブルゴーニュ・ルージュ。ただし、何となく熟成のポテンシャルはほどほどにありそうな、チラリとした奥行きを感じました^^
2018年02月21日
コメント(0)

月イチのワイン会。今月は、麻布十番のタストゥーで。いつもはひとり1本なのですが、先月はIさんお任せで、今回はYさんが泡、私が白&赤を担当。ゲスト1名を加えた4名で。泡は、セパージュがまったくわからなかったヴェット・エ・ソルベ。このキュヴェは、ピノ・ブラン100%で、日本ではほとんど見かけないキュヴェだそう。ノンドゼですが、ぶどうの熟度がしっかりあって美味。Iさん、飲みたくて探していたのだそう。白は、ポール・ペルノのピュセル04。14%もあって、やや重たい果実味。ミネラルはけっこうある感じですが、ややマスキングされていました。低い温度のほうが美味しく感じられました。赤はジャンとジェラールの、ラフェ親子の飲み比べ。ジャンは2001年、ジェラールは2004年。本当は、ラヴォー・サン・ジャックの垂直のはず、でした。しかしながら、私が勘違いして、前日のワイン会にラフェのラヴォーを持って行ってしまい、この日の瓶は畑違いのコンボットになってしまった。しかも、指摘されるまで気づかず……。ジャンのコンボットは、前日のラヴォーと酒質の強さ、複雑さは同レベル。ミネラル感はやや少なくなった代わりに、果実味の柔らかさが増した印象。やや軽量級ですが、軽やかさはいい感じで、らしい旨みもしっかり。それより何より、一同の共通した感想は「ジェラール、いいじゃん!」。04にして、酒質にハリとコアがあり、要素も複雑で、酸の伸び、ミネラル感も上々で、グランクリュレベル。ジャンよりは抽出は強めなのか、チャーミングな赤系果実というより、しっかりした赤紫系の果実味。個人的には、バシュレやメオ・カミュゼのようなエキス系のブル赤の系譜に感じられました。デビューの2002年が、PPとかで高評価だったのは、この方向性の造りとヴィンテージの相乗効果だったのかもしれません。その意味で、弱いヴィンテージの04が熟成した姿は、いま飲んで実に飲み頃だったように思えました。
2018年02月20日
コメント(0)

金曜日、麻布十番の鮨店に、6人で6本。泡、白、赤、各2本。泡は、コランのノワールとペテルスのシュティヨン。最近、泡がちいともわからなくなってきました。コランをブラン・ド・ブラン、ペテルスを樽を使っていると思ってしまった……。しかしセパージュが違うとはいえ、ドサージュレスは、鮨系のつまみとよく合います。白は、ラルロのクロ・ド・ラルロ15と、シルヴァン・ロワシュのコルシャル13。これまた鮨に合う白たち。ラルロは、過熟感もなく、一瞬ボーヌ?とも思いましたが、グレーのキャップシールを見た瞬間から、ニュイサンの白の味わいに思えてきました。過熟感もなく、いい具合に堅めの味わい。すでに美味しかったです。シルヴァン・ロワシュは、らしい塩味があって、バランスよきコルシャル。初めて飲みましたが、ふくらみもほどよく、すでに美味しく飲めましたが、まだまだ発展しそうでした。赤は、シャソルネイのヴォルネイ1er15。コレは、アペラシオンはともかく、造り手はすぐわかりました。ロック、パカレとはやはり違うシャソルネイ香。やはり好きな味わいです。赤は、ジャン・ラフェのラヴォー04。私の持参ボトルですが、先日のシャンボールより、酒質も要素も一回り大きいことがよくわかる味わい。シャンボールと思った人が多かったのですが、標高の高さが感じれらる酸のせい?ラフェらしい旨みを伴った熟成感が好評でしたが、実はある間違いを。それは翌日のワイン会につながる話なのですが、この時点では気が付いていませんでした^^
2018年02月19日
コメント(0)

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール・レ・マラディエール[2015]/ドメーヌ・シュヴィヨン・シェゾーご存じ、もうひとつのシュヴィヨン。もともと造りもお値段も軽いのですが、2015年にして、実に薄めの酒質。ややヴェジタルなニュアンスがあって、過熟のかけらもありません。単体で飲むより、和食と合わせたほうが美味しく感じるピノ。かぶと揚げの煮物とは、好相性でした。
2018年02月16日
コメント(0)

アンリ・ジロー・ロゼ[NV]週末、外房のイタリアンに持ち込み。リピート銘柄。アンリ・ジロー、下位銘柄でも、この蔵らしさはあるような気がします。ちょいゴージャス、ちょい妖艶。いい意味で鷹揚な味わい。その前日は、イザカヤ・ヴァンで、旧知のワイン卸会社の社長さんに、誕生祝いをしていただきました。プライベートでは、基本的に赤も白も飲まないという社長、画像がありませんが(温度管理してサーヴしてくれたので)、2人でド・スーザのスタンダードとアンリオ06と、ボトル2本。私は他も飲みたかったので、酒量を顧みず、赤、白とグラスを追加。恥ずかしながら、シャトー・コルトンという存在を初めて知りました。アロース94。いい感じに地味な味わい。堅めで陰性の赤系果実。鱈の白子のバターソースに合わせて、ひさびさニコラ・ジョリー。若いクーレ・ド・セラン、始めて旨い!と思いました。ちゃんと愛想よく香りが立って、ユエみたいな柔らかさもあり……。何より、白子と合わせると、味わいが一際際立ちました。さすがのセレクションでした。
2018年02月13日
コメント(0)

シャンボール・ミュジニィ[2001]/ドメーヌ・ジャン・ラフェちょっと前に、10年以上預けっぱなしにしていたワインが、先方の倉庫のリニューアルに伴い、家に送られてきました。たくさん、と言っても2ケースほどですが、半分くらいは預け替えて、残りは徐々に飲もうかと思っております。ブル白、ブル赤なのですが、赤はすべてラフェ。ジャンの最終ヴィンテージと、ジェラールのわりと初期のもの。ジャン・ラフェ最後の2001年は、買った先ではGCが売り切れで1級と村名、ジェラールのほうはさほど人気がなかったこともあって、GCも買えました。ジャン・ラフェ、嵌った造り手でした^^真のブル好き?からはあまり評判のよくない、ノースバークレーもののレゼルヴ銘柄が好きでした。新樽100%から来る甘やかなアフターが、ジャンの柔らかい酒質と合っている気がしていました。意外に芯があるので、樽負けもしていなかったような。あとレゼルヴものは、村名以下でも畑名があって、ジュヴレはシャン・シュニー、モレはクロ・デ・ゾルム、そしてシャンボールはビュシエールだった記憶があります。そしてレジョナルは、ジュヴレ下方のグラン・シャン(このACブルがフニャ旨でした^^)。ノーマルは、他の畑も混ぜているのでしょうか?加えて1級3種、特級4種だと思うのですが、いろいろなエチケットがあり、プレステージ表記のレジョナルがあったり、ジェラールはクロヴジョのVVを造ったりしているので、かつては全銘柄を飲もうという野望があったのですが、面倒くさくなってあきらめました^^さて昨夜のシャンボール村名ですが、色調は実にきれいな退色をはじめたルビー色。果実味もやや減退し始めたでしょうか、ジャンは2000年のほうが好みだったようですが、弱いヴィンテージらしく、黒みがちではなく赤メイン。ジャン・ラフェにしてはミネラル感は顕著で、この村らしくはあります。ほどよい旨みも伴った、しみじみ沁みる味わい。この先しばらく、もう何種類かラフェを飲んでみようかと思っております。
2018年02月06日
コメント(0)

ジャン・ラルマン・ブリュット・レゼルヴ[NV]週末、ひさびさにコート・ドールでランチ。ロワールのホワイトアスパラが、もうありました。先週からだそうで、確かにこの週末は節分、そして立春でした。ランチにプラスしてオーダー。シャンパーニュ、リーズナブルラインで、飲んだことがないものが2つ。アヴィーズか、ヴェルズネイ。1本で通すので、ヴェルズネイのコレを。PN80、Ch20。後で調べたら、トラディションの上のキュヴェで、古樹でドサージュ4gでした。ストラクチャーがしっかりとしたタイプで、堅めでやや太めの酸と熟した赤系果実のニュアンスがいい感じ。ミネラル感も上々で、キャンティグラスで供してくれましたが、後半になるとボリュームがひときわ増して、変化が楽しめる泡でした。
2018年02月05日
コメント(0)

ダヴィド・クートラ・キュヴェ・プレスティージュ[NV]昨日でアラカン(四捨五入)に。飲んだのは、ダヴィド・クートラ。手持ちの泡で、唯一飲んだことがない造り手だったので。Ch59、PN26、M15だそうです。ノンマロだそうですが、確かに酸の方向性は、たとえばランソンなんかと似ています。ある種の鋭さを感じますが、ドサージュはほどほど、しかも熟成期間が6年とあって、酒質は柔らかく、いい感じ。樽熟成のようですが、新樽は使っていないので、さほどそのニュアンスは感じません。つい馴染みのモノに行きがちな年齢になってしまいましたが、なるべく億劫がらずに、新しいモノ、コトに触れていきたいと思っております。
2018年02月02日
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1

![]()
