文春新書『英語学習の極意』著者サイト

< 新しい記事

新着記事一覧(全1515件)

過去の記事 >

Oct 10, 2005

配信誌でおこなった、ちょっといいこと、悪いこと

(3)

カテゴリ： Tomorrow is another day.

わたしの配信誌（メールマガジン）に、
渡部亮次郎さんの
ＮＨＫと朝日新聞の泥沼バトルについての秀逸のコラムを転載した。

１０月９日のことだ。

そのなかで、
渡部亮次郎さんの配信誌「頂門の一針」への推薦の弁を書いたのだが、

それで「頂門の一針」は、
１０月６日には５７４名だった読者が
１０月９日の夜には９８２名になったそうである。

多くの人に共有されるよう
ささやかな貢献ができてとてもうれしい。

ちなみに、「頂門の一針」は
http://www.max.hi-ho.ne.jp/azur/ryojiro/chomon.htm から申し込める。

一方、反省すべきことが、また浮上。

わたしの配信誌の１０月６日号で、
北海道の読者のメールを掲載した。

そのなかに、

≪積極的に靖國に参拝している首相や大統領もアジアにはいる≫

というくだりがあり、これをそのまま掲載してしまった。

これがどうも誤りのようである。次の号で、広く読者にお詫びしなければならない。

たとえば、タイ国王。
たとえば、ダライラマ。
それは、知っていた。

しかし、である。

メール掲載の編集をするとき、

「首相や大統領って、誰？」

その疑問を大切にして、自分でも調べるべきだった。

今頃になって調べてみると、
アジア諸国の現職の首相や大統領が参拝した例は、
どうもないようなのである。

深く、深く、反省。

学生さんには問い合わせのメールを送った。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

最終更新日 Oct 10, 2005 03:04:04 PM
コメント(3) | コメントを書く

■コメント

昭和３８年：タイプミポン国王ご夫妻参拝！

ma62473m さん

こんばんは。
ＢＢＳに書いてしまいましたが、再度失礼致します。

貴メルマガで、
)) ≪積極的に靖國に参拝している首相や大統領もアジアにはいる≫
)) というのが、間違いでした。
となってますが、下記ＵＲＬ先のように、アジアの元首もちゃんと参拝されています。

http://photo.jijisama.org/YasukuniY.html
http://www1.odn.ne.jp/~aal99510/yasukuni/nenpyo_2.htm

昭和３５年：ビルマ(現ミャンマー) ウー・ヌー前首相参拝
昭和３８年：タイプミポン国王ご夫妻参拝（現職！）
昭和４８年：トンガ王国タウファハウ・ツボー４世国王参拝
昭和５５年：チベット佛教(ラマ教) 法王ダライ・ラマ１４世参拝（現職！）
平成８年：旧朝鮮王朝李玖王子参拝

トンガがアジアかどうか、悩みますけどね…。 (Oct 11, 2005 08:48:05 PM)

返事を書く

事実は、細部の正確さが必要

Izumi Yukio さん

ma62473mさん

プミポン国王夫妻は、代理の人に参拝させたのであって、ご本人は参拝してないようです。

ご指摘の政府要人は、いずれも、現職の「首相」でも「大統領」でもありませんね。

「元首相」だから、いいではないか、という議論は通用しません。

たとえば、いま橋本龍太郎が米国に行ったとして、
「日本の首相が訪米」
ということになりますか？

首相も、辞めれば首相ではないのです。
当たり前のことですが。

「元首級が参拝しているから、訂正不要」
といった粗雑な議論は、してはいけないと思います。
(Oct 13, 2005 11:57:17 AM)

返事を書く

Re:事実は、細部の正確さが必要(10/10)

ma62473m さん

Izumi Yukioさん、こんばんは。
＞プミポン国王夫妻は、代理の人に参拝させたのであって、ご本人は参拝してないようです。
-----
こちらの調査不足でした。申し訳ございません。

＞ご指摘の政府要人は、いずれも、現職の「首相」でも「大統領」でもありませんね。
＞「元首相」だから、いいではないか、という議論は通用しません。
＞「元首級が参拝しているから、訂正不要」
＞といった粗雑な議論は、してはいけないと思います。
-----
仰る通りです。
今後は、可能な限り一次情報を調べるように致します。
失礼致しました。 (Oct 13, 2005 09:06:29 PM)

返事を書く