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11月30日(火)、晴れのち曇りのち小雨…。天候は下り坂ですが、明日の朝には晴れるとのこと…。そんな本日は6時40分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時5分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は8:45~16:15とのこと。本日はハードなので2診体制とのことでしたが、当初の予定の75%程度だったので1人ではハードだが、2人だと楽々といったペースです。ランチタイムは近くにあった「十割蕎麦 石山」さんへ。こちらは名古屋の蕎麦屋さん紗羅餐の流れをくむお店のようですね。天ぷらざるそばの定食をいただく。お蕎麦は先日の「岐水」さんより好みですね。食後は「スタバ」でコーヒータイム。午後のお仕事は定刻より少し早くに終了。雨が降り出した中を帰宅。ロマネちゃんはソファでお昼寝状態のままです…。コーヒーとガトーフェスタハラダのホワイトチョコのラスクで一息…。1USドル=113.17円。1AUドル=80.55円。昨夜のNYダウ終値=35135.94(+236.60)ドル。本日の日経平均終値=27821.76(-462.16)円。金相場:1g=7256(-20)円。プラチナ相場:1g=4018(-20)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の15銘柄が値を上げて終了しましたね。エヌビディアが大きく上げて、セールスフォース、クアルコム、ザイリンクスも上げましたね。米国株買い付け作戦は不発に終わっていますね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の10銘柄が値を上げて終了しましたね。重点7銘柄では4銘柄が値を上げて終了しましたね。ホットリンク、日本電子材料が大きく上げましたね。こちらでもミニファンドの新規買い付け作戦は頓挫していますね…。世界的インフレと日本も無縁ではいられない、預貯金をインフレに強い株式等へシフトを2021/11/29 20:21 モーニングスター 世界的なインフレ率の上昇が長年続いた国内の物価にも少なからず影響を与え始めている。米国の21年10月の消費者物価指数が前年比プラス6.2%と、1990年以降で最大の伸び率になった背景にあるエネルギー価格の上昇や輸送費の上昇などは、日本にも等しく影響がある。日本の10月のコアCPI(除く生鮮食品)は前年比プラス0.1%と、海外の物価高の影響はほとんど受けていないように見受けられるが、日本でも企業物価指数は10月に前年同月比プラス8.0%と約40年ぶりの上昇を記録している。「失われた30年」などと言われて、30年にわたるデフレ経済(モノの値段が下がる経済)を経験してきた日本の生活が一変するような事態が迫っているのかもしれない。これまでは日本人は、ほとんど意識してこなかったインフレと、それに続く、金利上昇への備えを始める時ではないだろうか? 日本の物価が上がっていない中で、奇妙なことに、マンション価格は過去10年程度にわたって年率5%程度で値上がりしてきている。国土交通省が発表している不動産価格指数によると、そのマンションの値上がり率は21年になって急騰し前年比10%超の値上がり率を記録した。このマンション価格上昇の背景と考えられるのが、年0.5%を下回っている住宅ローン金利の低さだろう。たとえば、ネット銀行で住宅ローンを組むと、変動金利では年0.4%程度で借り入れることが可能だ。3000万円を借りても、35年ローンで1カ月当たりの返済額は7.67万円程度だ。この水準であれば、都内でマンションを借りる家賃よりも安いと感じられよう。夫婦共稼ぎで世帯年収が1000万円を超える家庭では、借入額が5000万円(返済額12.78万円)でも大丈夫と判断するかもしれない。 アベノミクスが始まり、黒田総裁が就任して以降の8年余りの期間は、大規模金融緩和が続き、金利はゼロ%台が当たり前という時代だったため、金利が上がるということを真剣に検討するようなことがなかった。しかし、戦後から続く長い歴史を振り返ると、金利がゼロ%台に張り付いた現在の環境こそが異常だ。住宅ローン金利を見ても、ゼロ%台であることが異常で、10年前は1%台、20年前は2%台の金利が当たり前だった。たとえば、現在は0.4%台の金利が2.0%に上がったとすると、同じ3000万円を借りていても、返済額は毎月9.94万円になる。現在よりも負担は毎月2万円増だ。5000万円を借り入れていた場合は、返済額が毎月16.56万円に跳ね上がるため、夫婦共稼ぎでも生活は厳しくなるのではないだろうか。 このような金利の変動は、起こる時には簡単に起こる。実際に、物価の上昇率が30年ぶり、40年ぶりの上昇率に跳ね上がるように、気が付いた時には金利の水準が2倍3倍になるということが起こる。たとえば、長期の住宅ローンである「フラット35」(返済期間21年以上)の金利は、2005年から11年までは2%台だった、令和元年に1%以下に低下した。約10年で2分の1以下に低下したことになるが、この逆も当然ある。 一方、インフレによる金利の上昇は、所得の上昇とは比例しない。むしろ、現在のように、企業間の物価が上がっても消費者物価が上がらないような中では、企業は利益率を削って企業間物価の上昇に対応しているため、給与をあげることは極めて厳しい。実は、国内の給与所得の総合指数である「総雇用者所得」は、2012年12月のアベノミクス以降、コロナ・ショック前までは年率2%弱の水準で徐々に上昇していた。それが、2020年の「コロナ・ショック」で変調した。残業代がもらえなかったり、コロナの影響で職を失った人も少なくない。今後、仮に給与がコロナ前のように年2%弱で上がっていったとしても、物価が2%を超える水準で上がったり、あるいは、住宅ローン等の借入金利が上がれば、家計はかなり厳しい状態になるのではないだろうか? たとえば、米国の金利が上昇傾向を強くした過去1年間(2020年11月~21年10月)に、米国株価(S&P500)は42.9%値上がりした。この間には、原油や貴金属などの現物商品(S&P GSCI Commodity Total Return Index)は73.7%の値上がりで、強いインフレを示している。現物商品の値上がりに「S&P500」は追いつけなかったが、「先進国石炭鉱山株式」(MSCI World Coal and Consuming Fuel Index)は135.4%の上昇、S&P500でもエネルギー・セクターは111.3%の値上がり率と「現物商品」の上昇率を上回った。 このように、インフレ期には、株式投資によって所得を補う効果が期待できる。金利が上がれば、預貯金等で預けていても今までのゼロ%金利よりも多少は良い利息が入ってくるだろうが、年間で数10%という金利は期待できないことは明らかだ。これから迎えるであろう、インフレの時代に備えて、現預金を株式や株式投信に移し替えるような対応を考えてはどうだろう。「国内株式」や「先進国株式」、「国内REIT」など主要資産に投資するファンド(通貨選択型を除く、国内株式で単一グループ株に投資するファンドを除く)で、過去1年間のリターンが最低になったファンドについて2019年11月末から21年10月末まで、月末に1万円ずつ積立投資をしていた場合を検証した。2年間で元本24万円が、「先進国株式」を選んだ場合は29万円に、最も成績が悪かった「新興国株式」だけが21万円と元本を割る結果になった。このように、たとえ投資ファンドの選択を間違ったとしても、投資した方が概ね運用資産で増額を実現できている。 積立投資にして、時間を分けて購入していくことによって、2020年3月に「コロナ・ショック」で大きく下落した場面も、その後の反発につながるチャンスに変えることができる。迫りつつある「インフレ」から家計を守る手段として、預貯金に置いてある資金を活用して株式やREITを使った積立投資を検討してみてはどうだろうか。日本から逃げ続けるMSCI運用資金-きょう2000億円流出と試算2021/11/30 15:58 (ブルームバーグ): 日本株の存在感が低下している。世界で多くの投資家が運用の基準にするMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の株価指数で、日本企業の構成銘柄を削る動きに歯止めがかからない。最高値を更新し続ける米国などに比べて、日本の相対株価パフォーマンスが悪化しているのが要因だ。 日本はパフォーマンスで劣後© Bloomberg 日本はパフォーマンスで劣後 MSCIの指数を構成する日本株の比率が低下すれば、短期的には巨大な指数運用型のファンドが組み入れから外すため株式需給が悪化する。MSCIによると、エクイティ指数を基準に運用するグローバルの資産総額は9月時点で16.3兆ドル(約1880兆円)。構成銘柄の変更による影響は無視できない。 ピクテ投信投資顧問の松元浩常務は、長期的にみても日本株の比率低下は「ボディーブローのように効いてくる」とみる。指数連動の投資家だけでなく、アクティブ運用の投資家にとっても、基準そのものが下がることで日本株の国際的なプレゼンス低下や売買代金の減少につながる恐れがあるからだ。 「ごっそり」 MSCIが日本時間12日に発表したスタンダード・インデックスの定期入れ替えで、日本株の新規採用は2銘柄、除外は15銘柄だった。大和証券の試算では、指数に反映される30日の終値を基準に日本の株式市場から約2200億円の資金が流出する。約22.7兆円の指数連動型資金が調整に動くと見立てる。 大和証券の橋本純一シニアクオンツアナリストは、日本が経済政策などで有効な対策を打たないままなら、現時点で比率低下に「どこで歯止めがかかるか見えない」と語る。日本株は採用と除外を分ける閾値(しきいち)あたりの時価総額規模に存在する銘柄が多いため、国別の比率が下がると、「ごっそり」抜けやすい傾向があるという。 MSCIで大規模な見直しが行われる年2回の「セミ・アニュアル・インデックス・レビュー(SAIR、5月と11月)」ベースでみると、昨年11月(差し引き16銘柄の除外、大和証試算の流出額1530億円)、ことし5月(同29銘柄の除外、同約5900億円)に続いて3回連続の2桁除外となる。コロナ後の直近3回を除けば、2桁除外となるのは東日本大震災直後の11年5月(20銘柄)までさかのぼる。 みずほ証券の試算によると、MSCIのSAIRで代表的な指数であるACWI(先進国・新興国)やWorld(先進国)での日本の比率が低下し、資金が純流出となるのは20年5月以来、4回連続。今回の見直しでACWIの日本比率は直近5.71%から5.65%へ下がる。新型コロナ前の19年11月の見直し後では7.35%だった。 袋小路状態から抜け出す可能性は 上がらないから投資家が持ち高を外し、外すから出遅れる袋小路にある日本株。来年の指数見直しに向けて抜け出す可能性はあるのか。 ニッセイアセットマネジメント運用企画部の松波俊哉チーフ・アナリストは、日本は雇用を維持したまま投資も行っていないためアウトパフォームは期待薄だ、と話す。米国は雇用を大幅に削減した後にDX(デジタル・トランスフォーメーション)投資や研究開発費を大幅に増やし、労働生産性が劇的に高まった90年代後半と現在は同じようなイメージがある一方で、日本はまったく違うとみる。 もっとも松波氏は、来年の日本株は新型コロナが先進国の中でも収束の方向に向かっている上、岸田政権が長期政権となる可能性や為替の円安も株価をサポートし、右肩上がりが続くだろうとも予想している。これら3点セットの追い風材料に、もし岸田政権が労働生産性を高めるような政策を打ち出すことさえできれば、コロナで広がった海外との差が株式市場でも埋まる芽はあると読む。 日本株の出遅れは、低金利環境で株式評価が高まるテクノロジーなどのグロース(成長)銘柄が多い米国株に比べ、景気敏感のバリュー(割安)銘柄が多いためだとの見方がある。JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジストは、米国の堅調なインフレ率と底堅い経済成長、長期金利の上昇がそろえば日本株が再評価される可能性がある半面、現時点ではまだ「様子見」だと話した。 株価指数でみた日本株の割安さは増している。米S&P500種株価指数をTOPIXで割ったST倍率は29日、約3カ月ぶりに過去最高を更新した。同倍率の上昇は米国株に比べた日本株のアンダーパフォーム状態を示す。 30日の東証1部市場で売買代金は概算で5兆4894億円と今年2番目の大商いになった。同日の終値を基準にMSCI指数の見直しが反映されるため、持ち高を連動させるための売買が膨らんだ。新型コロナウイルスの新たな変異株への不安を背景に相場が大幅安になったのも取引を増やした。ファイザーの飲み薬 「オミクロン株」にも有効か2021/11/30 11:44 テレ朝news アメリカ・ファイザー社のCEOが開発中の新型コロナの飲み薬について、「オミクロン株」にも有効である可能性が高いとの見方を示しました。 ファイザー社のブーラCEOは29日、CNBCテレビに出演し、飲み薬で開発中の「パクスロビド」が、オミクロン株にも有効であることに「とても強い自信がある」と述べました。 「パクスロビド」は、ウイルスが細胞と結合するスパイク部分に変異が起きる前提で作られているため、変異による薬への影響はないだろうとしています。 ファイザーは、パクスロビドの治験で死亡・入院のリスクを89%減らす効果があったとする中間結果を発表し、アメリカの食品医薬品局に緊急使用許可を申請しています。 一方、ブーラCEOは、自社のワクチンについては「効果が弱くなる可能性はある」と述べて、オミクロン株向けのワクチン開発を始めていることを明らかにしました。〔米株式〕NYダウ反発、236ドル高=前週末急落の反動買い(29日)☆差替6:37 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク株式相場は、前週末26日の相場は売られ過ぎとの見方が広がり、安値拾いの買いが入る中、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比236.60ドル高の3万5135.94ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は291.17ポイント高の1万5782.83で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比2億3656万株増の10億4741万株。 前週末のダウ平均は、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」への懸念が急速に強まり、今年最大の下げ幅を記録。この日は、ワクチンメーカーの早期対応姿勢も好感される中、前週末に大幅安となった銘柄などが買われた。 また、バイデン米大統領はこの日、オミクロン株の世界的な感染拡大について「懸念要因ではあるが、パニックの要因ではない」と強調。現時点でのロックダウン(都市封鎖)の必要はないとの考えを示した。こうしたバイデン氏の発言も投資家心理を改善させたもようだ。 ただ、オミクロン株の詳細や景気への影響を見極めたいとの市場参加者も多く、ダウは値を戻したものの、前週末の急落に相当する上昇幅とはならなかった。 市場では「オミクロン株に関する詳細が2週間以内に出てくるようだ。これが明らかになるまでは景気敏感株は買いにくいのでは」(日系証券)との指摘が聞かれた。 業種別ではITが特に堅調。一般消費財、公益、不動産、通信も買われた。 個別銘柄では、セールスフォース・ドットコムが4.4%高。ユナイテッド・ヘルス・グループが2.8%高。インテルが2.5%高、IBMが2.3%高、アップルが2.2%高、マイクロソフトが2.1%高。 投資判断が引き下げられたメルクは5.4%安。ウォルマートは1.6%安。キャタピラーは1.4%安、ボーイングは0.4%安。(了)〔NY外為〕円、113円台半ば(29日)7:25 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク外国為替市場では、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する警戒感を背景とした円買いが一段落し、円相場は1ドル=113円台半ばで小動きとなった。午後5時現在は113円48~58銭と、前週末同時刻(113円44~54銭)比04銭の円安・ドル高。 前週末に急ピッチで進んだリスク回避の円買いは一服。世界でオミクロン株感染の報告が相次ぎ、各国で渡航禁止など水際対策の強化が進む一方、感染力の強さやワクチンの効果への影響などまだ不明な部分が多く、市場には様子見の姿勢も広がった。堅調な原油相場や株価、米長期金利の上昇を眺めて、ややドルが買い戻された。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1288~1298ドル(前週末午後5時は1.1310~1320ドル)、対円では同128円14~24銭(同128円36~46銭)と、22銭の円高・ユーロ安。(了)〔東京株式〕3日続落=ワクチン報道を嫌気(30日)☆差替15:10 配信 時事通信 【第1部】日経平均株価は朝方に前日比400円超高となったが、次第に上げ幅を縮小。後場に米モデルナの新型コロナウイルスワクチンの効果が「オミクロン株」には限定的と報じられると、マイナス圏に転じ、さらに下げが加速した。終値は日経平均が462円16銭安の2万7821円76銭、東証株価指数(TOPIX)が20.13ポイント安の1928.35と、ともに3日続落した。 70%の銘柄が値下がりし、26%が値上がりした。出来高は25億4576万株。売買代金は5兆4893億円。 業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、海運業、非鉄金属など30業種が下落。上昇は陸運業、鉱業、石油・石炭製品だった。 【第2部】小幅安。出来高2億7454万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)〔東京外為〕ドル、113円台前半=株安、米金利低下受け下落(30日午後3時)15:10 配信 時事通信 30日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、マイナス圏に沈んだ日経平均株価や米長期金利低下を眺めて、1ドル=113円台前半に下落している。午後3時現在、113円08~08銭と前日(午後5時、113円54~59銭)比46銭のドル安・円高。 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」については、「まだ非常に情報が少なく、取引の方向感すら出せない」(複数の市場筋)との指摘が上がるなど、午後に入ってからはおおむね113円40~50銭台でもみ合っていた。 しかし、午後2時すぎに日経平均が下げ足を速めると、これに歩調を合わせるようにドル円相場も売り圧力が強まり、一時は113円近辺まで下押した。また、時間外取引での米金利低下も売りを誘ったようだ。ただ、その後は買い戻しの動きもあり、下げ渋った。 前日の同じ時間帯でも、113円近辺へと急落する場面があった。この直近安値を一気に下抜けるまで、「円を買い込むほどの材料もない」(FX会社)との見方もあった。 ユーロは対円で下落、対ドルでは小動き。午後3時現在、1ユーロ=127円92~92銭(前日午後5時、127円93~94銭)、対ドルでは1.1311~1311ドル(同1.1263~1263ドル)。(了)日本株3日続落、ワクチン効果弱いとの報道で警戒高まる-医薬品安い2021年11月30日 7:50 JST 更新日時 2021年11月30日 15:29 JST ブルームバーグ 東京株式相場は大幅安となり3営業日続落。新型コロナウイルスの新たな変異株について米モデルナの最高経営責任者(CEO)が既存のワクチンの効果が従来株に比べはるかに弱いとの見通しを示したと取引終盤に伝わり、悪影響への警戒感が高まった。鉄鋼や海運などの景気敏感株に売りが広がった。医薬品株の下げも目立った。東証1部の売買代金概算は約5兆4900億円と、5月27日以来の高水準となった。TOPIXの終値は前日比20.13ポイント(1%)安の1928.35日経平均株価は462円16銭(1.6%)安の2万7821円76銭 市場関係者の見方 SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストモデルナCEOの報道で全般的にリスクオフの動きは強まっている。ただロックダウンにつながるという情報ではないので、一時的な反応だろうワクチンがすぐにできて素早く届き、デルタ株のように封じ込められるのであれば、影響は大きくならないだろうここから2週間はワクチンや変異株の情報を収集した分析が出るので、ヘッドラインに左右されやすくなりそうだ 東証33業種下落率上位 鉄鋼、海運、非鉄金属、その他製品、医薬品、小売業、食料品上昇業種 陸運、鉱業、石油・石炭製品 背景モデルナCEO、オミクロンに既存ワクチン効果弱いと警告-報道【新型コロナ】香港が渡航制限強化、オミクロン株流入阻止でドル・円相場は1ドル=113円台前半で推移、前日の日本株終値時点は113円29銭日経平均は大幅続落、オミクロン株への警戒強まり2万8000円割れ2021年11月30日午後4:01 ロイター編集[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落となった。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への警戒感が強まり、心理的節目の2万8000円を10月13日以来、約1カ月半ぶりに割り込んだ。後半は売り急ぐ展開となり、ほぼきょうの安値で引けた。東証1部の売買代金は、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が定期銘柄入れ替えを行うのに伴ってリバランスが活発化したとみられることから、5兆4893億7600万円と今年2番目の大商いとなった。29日の米国株式市場は上昇。オミクロン株について、バイデン米大統領がロックダウン(都市封鎖)の再導入にはつながらないと述べ、安心感が広がった。これを受けて日本株も反発してスタート。ただ、買い一巡後は「引け後にMSCIが銘柄入れ替えを行うのに伴い2000億円超の資金流出が観測されていることから買いが手控えられた」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)といい、中盤から伸び悩んだ。さらに、後場に入ってから、米モデルナの最高経営責任者(CEO)がオミクロン株について、ワクチンの効果が低下する可能性が高いと指摘したという一部報道を受け、時間外取引で米株先物が下げに転じた。日本株も急速に値を消し、相場全体が売り急ぐような展開となった。市場では「朝方から徐々に下げていたのはMSCIを警戒した動きに見えるが、午後の急落はモデルナCEOの発言がきっかけになった」(国内証券)との声が聞かれた。TOPIXは1.03%安。東証1部の売買代金は5兆4893億7600万円の大商い。東証33業種では、鉄鋼、海運業、非鉄金属などの下げが目立ち、値上がりは陸運業など3業種にとどまった。個別では、ファーストリテイリングが大幅安となり年初来安値を更新したほか、朝高だった東京エレクトロンなど半導体関連株が後半に値を消した。半面、ソニーグループが小じっかり。東証1部の騰落数は、値上がり572銘柄に対し、値下がりが1533銘柄、変わらずが79銘柄だった。米国株式市場=上昇、オミクロン株巡る懸念が後退2021年11月30日午前6:31 ロイター編集[29日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」について、バイデン米大統領がロックダウン(都市封鎖)の再導入にはつながらないと述べ、安心感が広がった。主要株価3指数はいずれも前週末の急落から反発。テクノロジー株の上昇に支援され、ナスダック総合が上げを主導した。感謝祭の祝日明けで半日取引となった26日は、オミクロン株の出現で経済に混乱が生じるとの懸念からS&P総合500種とダウ工業株30種は数カ月ぶりの大幅な下落率を記録していた。バイデン氏は29日に「この変異株は懸念すべきものだが、パニックを起こすべきものではない」と述べ、オミクロン株の感染拡大阻止に向け、ロックダウンを再導入することはないと言明した。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「26日は感染拡大とロックダウン再導入への懸念からリスク回避の動きが大いに強まった」と指摘。しかし現在は大統領の発言や製薬会社の対応を受けて楽観的な見方が出始めていると述べた。米モデルナ、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、独ビオンテックの3社は29日、現行の新型コロナウイルスワクチンがオミクロン株に効かない場合に備えて、この変異株に特化したワクチンの開発に取り組んでいると発表した。S&P主要11セクターでは情報技術が2.6%値上がりし、上げを主導。アマゾン・ドット・コムとテスラが買われ、一般消費財も1.6%高と上げが目立った。26日の急落でバリュエーションの高いテクノロジー株に割安感が出た。個別銘柄ではマイクロソフトやアップルも買われ、S&Pを押し上げた。アップルはHSBCが目標株価を引き上げたことが好感された。製薬大手メルクは5.4%安と続落し、ダウを圧迫した。26日に発表した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の更新データで、入院や死亡を減少させる効果が以前の報告よりもかなり低いことが分かった。モデルナは11.8%高、ファイザーは3%安、J&Jは0.34%高。半導体株に買いが広がり、フィラデルフィア半導体指数は4%上昇。エヌビディアが5.9%高と指数を押し上げた。テスラは5%高。マスク最高経営責任者(CEO)が納車コストを削減するよう従業員に促したとの報道が材料になった。ツイッターは一時の上昇から下げに転じ、2.7%安で終了。同社はドーシー最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.31対1の比率で上回った。ナスダックでは1.35対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は111億3000万株。直近20営業日の平均は108億4000万株。NY外為市場=ドル上昇、円下落 オミクロン株巡る不安一部後退2021年11月30日午前6:31 ロイター編集[ニューヨーク 29日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。安全通貨とされる円とスイスフランは下落した。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」を巡る懸念が一部和らぐ中、相場は落ち着きを取り戻し、先週末の動きが反転した。アフリカ南部でオミクロン株が検出されたというニュースを受け、金融市場は26日、大荒れとなった。外為市場では円やスイスフランの買いが膨らんだ。世界保健機関(WHO)は29日、オミクロン株について、世界的に広がる可能性が大きいとの認識を示した。一部地域で感染者が急増し「深刻な結果」をもたらす可能性があり、グローバルなリスクが「非常に高い」とした。バイデン米大統領はオミクロン株について「懸念すべきものだが、パニックを起こすべきものではない」と述べ、不安払拭に努めた。さらに、ロックダウン(都市封鎖)再導入はないとも言明した。主要通貨に対するドル指数は0.2%高の96.367。26日には、1日としては5月以来の大幅な下げを記録した。不透明性の高まりは通常、ドルへの追い風となるものの、オミクロン株を巡る状況が米連邦準備理事会(FRB)や他の主要中銀の利上げ時期に影響する可能性があるという見方から、ドルは先週末、売られる展開となった。テンパスのFXストラテジスト兼トレーダー、ファン・ペレス氏は、コロナウイルスに「再び振り回される状況となっている」としつつも、「今回はより十分な用意が整っているようだ」と述べた。また、世界の景気回復に向けた新たな課題は「安全資産としてのドルへの恩恵になる可能性を示唆している」と指摘した。ただ、オミクロン株を巡る状況が一段と明らかになるまで、為替相場が不安定な展開になる公算が大きいと、アナリストらは見込んでいる。ユーロ/ドルは0.4%安の1.1271ドル。ユーロ・ドルの1カ月物ボラティリティーは一時、昨年12月以来の高水準に達した。ドル/円は0.2%高の113.76円。スイスフランも対ドルで0.3%下落し、0.9244フラン。26日にはドルに対し、2016年6月以来の大幅な伸びを記録していた。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1.2%高の5万8016ドル。ドル/円 NY終値 113.52/113.54日本電子は続伸で上場来高値、収益拡大評価の買い続く2021/11/30 11:36 会社四季報前日に逆行高した日本電子(6951)は続伸して5営業日ぶりに上場来高値を更新。時価総額は初めて5000億円を超えて、午前11時20分時点で前日比630円(6.9%)高の9750円で売買されている。当社は世界シェア首位の電子顕微鏡のほか、分析機器や医用機器なども幅広く手がけるが、足元ではマルチビーム描画装置を中心にした半導体装置の受注が伸びて収益拡大を牽引しており、これを評価した外国人投資家主体の買いが断続的に流入して上値を追う展開となっている。11月5日に発表した今2022年3月期の第2四半期累計(21年4~9月)決算が好調で、同時に通期予想を上方修正。売上高は当初の1265億円から1280億円(前期比15.9%増)に、純利益も64億円から74億円(同97.6%増)にそれぞれ増額していた。東海東京証券は29日付の調査レポートで当社株の投資判断を従来の「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げし、目標株価も8000円から1万0500円に引き上げている。(取材協力:株式会社ストックボイス)エイミー・コガが首位発進 横峯さくらも5位タイと上々のスタート【JLPGAファイナルQT】11/30(火) 16:36配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 初日◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>来季のシード権を持たない選手たちの出場権をかけた「JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ」は初日の競技が終了。今季シードを喪失したエイミー・コガが「66」をたたき出して6アンダーの単独首位に立った。1打差の2位に高久みなみ、石井理緒、フェービー・ヤオ(台湾)。4アンダーの5位タイには日本ツアーで永久シードを目指す横峯さくらをはじめ、6人がつけている。今季シードを喪失した選手では新垣比菜が3アンダーの11位タイ、吉本ひかるが1アンダーの30位タイ、成田美寿々、松田鈴英はイーブンパーの46位タイにつけている。そのほか6月に行われたプロテストトップ合格の佐久間朱莉は3アンダーの11位タイ、安田祐香は1アンダーの30位タイとなっている。JGTOのサードQT成田ヒルズカントリークラブに参加しているクラブ所属のミ・プロと以前に所属のヨ・プロはともに初日を+3の67位タイと低調な滑り出しですね。明日の戦略-連日の後場の急失速、底打ち期待が大きく後退16:47 配信 トレーダーズ・ウェブ 30日の日経平均は大幅に3日続落。終値は462円安の27821円。欧米株高を好感して寄り付きから300円を超える上昇となり、すぐに上げ幅を400円超に広げた。しかし、28700円台に乗せたところで天井感が出てきて、開始3分できょうの高値をつけた後は失速。前場では値上がり銘柄が多い中で3桁高の状態を保ったが、前引けで28500円を下回ると、後場は節目より上が重くなった。14時近辺にモデルナのCEOがワクチンのオミクロン型に対する有効性が低下すると発言したことが伝わると、先物主導で下を試す流れとなり、一気にマイナス転換。地合いの急変を受けて、以降は売りに勢いがついた。節目の28000円もあっさり割り込むと、引けにかけては下げ幅を400円超に拡大。そのまま安値圏で取引を終えた。前場のうちに下げに転じたマザーズ指数は2%を超える下落となった。 東証1部の売買代金は概算で5兆4800億円。本日はMSCI銘柄入れ替えに伴うリバランス需要の発生日で商いは膨らんだ。業種別では陸運、鉱業、石油・石炭が上昇しており、プラスはこの3業種のみ。一方、鉄鋼、海運、非鉄金属などが大きく下落している。買収効果を見込んで通期の見通しを引き上げたTVEが急騰。半面、決算説明会が売りを誘ったアスタリスクがストップ安となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり572/値下がり1533。証券会社が投資判断を引き上げたマネックスGが、ストップ高をつける場面もあるなど急騰。オリンパスもリポートを材料に大幅高となった。SOX指数の上昇を手がかりにディスコやアドバンテストなど半導体関連の一角が上昇。JR東日本や小田急、東急など、前日の下げが大きかった電鉄株に押し目買いが入った。ほか、NTTドコモに商談ツールの提供を開始すると発表したアイドマHDが買いを集めた。 一方、中京医薬品、重松製作所、星医療酸器など、直近でコロナ変異株を材料に人気化した銘柄群の多くが急落。ファーストリテイリングが4.4%安、ソフトバンクGが2.9%安と、指数寄与度の大きい銘柄が象徴的に売り込まれた。主力どころでは日立や富士通など電機株の一角が弱かった。前日に増担保規制が嫌気されてストップ安となったFRONTEOは、本日は場中値付かずのストップ安比例配分。上場直後の値動きが良く、大商いとなることも多かったGRCSが、手じまい売りに押されてストップ安となった。 本日マザーズに新規上場したボードルアは、高い初値をつけたものの、そこからの買いは続かず、ストップ安まで売り込まれた。 日経平均は序盤に400円超上昇したところから、引けでは400円を超える下落。今は値動きが荒くなりやすい局面ではあるが、それにしてもよく下げた。値を消しても横ばいくらいで終えてくれれば先の急反発にも期待が持てたところだが、終値(27821円)では28000円を大きく下回っており、一段安へのケアをしておかなければならなくなった。本日、個人投資家の買い意欲を減退させたと思われるのが、グローバルウェイ、アスタリスク、FRONTEOのストップ安。秋口にかけて動きの良さが注目を集めていた銘柄だが、それぞれに個別の材料があってたたき売られた。年末が迫って相場の雰囲気も悪くなれば値持ちの良いものが売られるのは仕方ないが、それにしても下げのインパクトが大きい。今晩の米国株は恐らく、モデルナCEO発言が嫌気されることになるのだろう。弱材料を先に消化しているわけだから、米国株が下げても引け味が良ければ、あすの売り圧力は限られるはず。ただ、それでも一気に霧が晴れるような状況は期待しづらい。引け後に、日本でもオミクロン型の感染者が確認されたとのニュースが流れてきた。年初来安値(26954円)近辺までは下げが続くとみておいた方が良いかもしれない。明日の日本株の読み筋=乱調展開か、新変異株「オミクロン型」に対する不透明感強まる16:52 配信 モーニングスター あす12月1日の東京株式市場は、乱調展開か。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン型」に対する不透明感が強まり、投資家心理は悪化している。 11月30日の日経平均株価は、欧米株高や前日大幅続落の反動から買い優勢で始まったが、後場は一転して下げに転じた。新型コロナウイルスのワクチンを製造するモデルナの最高経営責任者(CEO)が、「既存のワクチンは(新型コロナウイルスの新変異株)オミクロン型に対する効果がはるかに低いと予測し、新たな変種に特化したワクチンを大規模に製造できるようになるには数カ月かかると警告した」と英フィナンシャル・タイムズが報じ、市場ムードが暗転した。時間外取引で米株価指数先物がマイナス圏入りするとともに、先物主導で売られ、終値は2万7821円(前日比462円安)と大幅に3営業日続落した。 現地11月30日の米国株式の下げ幅次第では、調整継続の可能性がある。チャート上では、心理的なフシ目となる2万8000円を割り込んだことで、次の下値メドとして2万7500円や10月6日安値2万7293円などが意識されてくる。ただ、先行して織り込んだことで、海外株式の下げが限定的なら、直近3連敗(合計で1677円安)の反動もあり、買い戻しや自律反発狙いの買いを誘う可能性も残る。市場では、「当面は相場の落ち着き所を待つしかない」(中堅証券)との声が聞かれた。今晩のNY株の読み筋=オミクロン株に対するリスクオフムードに注意16:56 配信 モーニングスター 30日の米国株式市場は、新型コロナウイルスの変異種「オミクロン株」の感染力やワクチンの有効性などについてのニュースヘッドラインに注意する必要がありそうだ。 前日29日は、オミクロン株に対するワクチン効果や開発・製品出荷への期待が高まり、オミクロン株に対応するワクチンは22年初めまでに準備可能と発表したモデルナは前日比11.8%高と大きく買われた。ただ、30日東京時間に入り、同社のバンセルCEO(最高経営責任者)が、「既存の自社ワクチンではオミクロン株への効果は限定的にとどまる」と語ったと伝わると、一気にリスクオフムードとなり、買い優勢だった日経平均株価はマイナス転換し、結局3日続落して引けた。 30日米国時間では、前日に期待買いが膨らんだモデルナの失望売りが出る公算が大きい。一方、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が上院で証言し、オミクロン株が米景気下ブレにつながることへの警戒感を示すことが事前公表された証言原稿で明らかになった。悪材料を早々織り込むことも期待されるが、モデルナCEO発言と相まって悪材料山積と受け止められれば、下げ相場に転じる可能性があるので注意したい。<主な米経済指標・イベント>9月FHFA住宅価格指数、9月S&PコアロジックCS住宅価格指数、11月消費者信頼感指数、パウエルFRB議長が議会証言、クラリダFRB副議長、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁に発言機会セールスフォース・ドットコム、Zスケーラー、ヒューレット・パッカード・エンタープライズなどが決算発表予定(日付は現地時間)〔ロンドン外為〕円、112円台後半(30日午前9時)18:16 配信 時事通信 【ロンドン時事】30日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への懸念からリスク回避の円買いが進み、1ドル=112円台後半に上昇した。午前9時現在は112円85~95銭と、前日午後4時(113円55~65銭)比70銭の円高・ドル安。 対ユーロは1ユーロ=128円05~15銭(前日午後4時は127円95銭~128円05銭)と、10銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1345~1355ドル(1.1260~1270ドル)。(了)NY株見通し-上値の重い展開か パウエルFRB議長の議会証言に注目20:38 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は上値の重い展開か。昨日は新型コロナウイルス・オミクロン株への過度な警戒感が和らいだことで主要3指数がそろって反発した。オミクロン株感染による症状が比較的マイルドだと伝わったことや、モデルナが来年初めにオミクロン株に有効なワクチンを供給できるとしたこと、バイデン米大統領が更なる行動規制を導入する考えがないと表明したことなどがリスク回避ムードを後退させた。先週末に905ドル下落したダウ平均は236ドル高と反発は限定的だったが、ハイテク株主体のナスダック総合は1.88%高と大幅に反発し、前日の下げ幅の8割以上を取り戻した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は前日の下げ幅を上回る反発となり、史上最高値まで1.80%に迫った。ただ、投資家の不安心理を示すVIX指数は22.96ポイントと先週末比5.66ポイント低下したものの、先週水曜日の18.58ポイントを大幅に上回っており、一定の警戒感は残った。また、アジア時間ではモデルナのCEOが既存のコロナワクチンはオミクロン株に対する有効性が低い可能性があると発言した。今晩の取引では、半導体株を中心にハイテク株の堅調が相場をけん引することが期待されるものの、オミクロン株への警戒感が再び上値の重しとなりそうだ。また、経済指標の結果を受けた長期金利の動向が注目されるほか、パウエルFRB議長とイエレン米財務長官長の議会証言も予定され、現状認識や金融政策の見通しなどにも要注目か。 今晩の米経済指標・イベントは9月ケースシラー住宅価格指数、11月シカゴ地区購買部協会景気指数、11月消費者信頼感指数 、パウエルFRB議長とイエレン米財務長官長の議会証言など。企業決算は引け後にネットアップ、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、セールスフォースなどが発表予定。(執筆:11月30日、15:30)〔NY外為〕円、112円台後半(30日午前8時)22:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】30日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=112円89~99銭と、前日午後5時(113円48~58銭)比59銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1349~1359ドル(前日午後5時は1.1288~1298ドル)、対円では同128円19~29銭(同128円14~24銭)。(了)〔NY外為〕円上昇、112円台後半(30日朝)23:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】30日午前のニューヨーク外国為替市場では、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」をめぐる懸念が広がる中で円が買われ、円相場は1ドル=112円台後半に上昇している。午前9時現在は112円75~85銭と、前日午後5時(113円48~58銭)比73銭の円高・ドル安。 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は30日、米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)が、オミクロン株に対するワクチンの効果が従来の変異株に比べてかなり弱いとの見方を示したと報道。これを受けて、感染拡大に不安が広がった。欧州、アジア株がほぼ全面安となり、投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産とされる円が買われている。米長期金利の低下を背景とした円買い・ドル売りも出ている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1360~1370ドル(前日午後5時は1.1288~1298ドル)、対円では同128円15~25銭(同128円14~24銭)と、01銭の円安・ユーロ高。(了)〔米株式〕NYダウ反落、219ドル安=ナスダックは31ポイント安(30日朝)23:47 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】30日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対するワクチン効果低下への懸念が広がる中、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比219.07ドル安の3万4916.87ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は31.02ポイント安の1万5751.81。(了)銀行株が続落 パウエル議長の事前原稿で早期引き締め期待が一旦後退=米国株個別23:47 配信 みんかぶFX 銀行株が続落して始まっている。きょうの市場は再びオミクロン株への警戒感が高まる中で、リスク回避の雰囲気が広がり、米国債利回りも低下している。 また、このあと日本時間0時から予定されている米上院銀行委員会でのパウエルFRB議長の議会証言が注目されているが、前日の引け後に事前原稿を公表しており、オミクロン株について、「FRBの2大責務である物価安定と最大雇用にリスクを突き付ける」との認識を示した。市場ではFRBによる早期引き締め期待が後退しており、長期金利の上昇を好感する銀行株は売りが優勢となっている模様。(NY時間09:34)JPモルガン 160.34(-0.89 -0.55%)バンカメ 45.12(-0.47 -1.03%)シティグループ 64.79(-0.25 -0.38%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の9銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.30
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11月29日(月)、晴れです。良い天気です。そんな本日は7時30分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、9時頃に家を出る。前回ほどではありませんが、やはり道路は混雑するようになりましたね。GoToNagoya! 最初の目的地は大須です。予備知識の不足から目的は果たせず…。次の目的地は栄です。11時前にはエンゼルパークに入車。M坂屋さんの1階で「H」を覗こうと思うも入店の行列で取りやめ…。北館の5階の「V」と「C」で腕時計を物色。4階のゴルフ用品で「ブラック&ホワイト」のスラックスを1本ゲット。本館の上でランチタイムにと「銀座天一」を訪問するとやはり並んでいます。3番目でしたが、無料になるとのことで並んで待つことに…。食事を済ませて、直しの終わったスラックスを受け取って、地下で夕食の食材を調達して、13時30分頃にはエンゼルパークを出る。順調に走って、14時30分頃には帰宅。ロマネちゃんに猫おやつをあげて、コーヒーとナポレオンパイで一休み。1USドル=113.14円1AUドル=80.74円本日の日経平均終値=28203.52(-548.10)円金相場:1g=7276(-64)円プラチナ相場:1g=4038(-98)円本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の3銘柄が値を上げて終了しましたね。重点7銘柄ではすべてが値を下げましたね。ホットリンク、藤倉コンポジット、DMG森精機、丸文が大きく下げましたね。証券会社の担当君からは米国株の購入の打診…。アップルがサムスンから引き抜いたバッテリー開発の第一人者、今度はVWに引き抜かれる2021/11/29 13:00 © Engadget 約3年前、アップルは次世代バッテリーの開発を率いていたサムスンの幹部を引き抜いて注目を集めていました。そのバッテリーの第一人者が、今度は大手自動車メーカーのフォルクスワーゲン・グループ(以下VWグループ)に引き抜かれたことが明らかとなりました。 この人物アン・スンホ氏は2015年からサムスンSDI(サムスン電子のバッテリー関連会社)に上級副社長として勤務したのち、2018年12月にアップルにバッテリー開発のグローバル責任者として入社したと報じられていました。スンホ氏はサムスンSDIでリチウムバッテリーパックの開発を主導したといわれ、この採用からアップルがバッテリー開発を内製化する野心が窺われたしだいです。 またアップルは自社ブランドの完全自動運転EV「アップルカー(仮)」に画期的なバッテリー技術を採用したとも噂されており、そのバッテリー生産につき複数の中国企業と「初期段階の協議」を行ったとの報道もありました。スンホ氏は、このプロジェクトに取り組んでいたのかもしれません。 いずれにしろドイツメディアのTagesschau報道によると、「VWグループはアップル社とBMW社のバッテリー技術の重要な専門家2人を口説き落としました」とのこと。さらに「VWはアップルのバッテリー開発の責任者であるスンホ・アンと契約したことを確認した」と述べられています。 実際スンホ氏のLinkedInプロフィールを見ると、アップルからVWに移籍したことが確認できます。 アップルカーは2025年発売を目指して開発を加速していると噂されていますが、この引き抜きで急ブレーキがかからないよう祈りたいところです。約1トンの肥料の下敷きになり男性(71)死亡 岐阜・関市2021/11/29 09:11 © 中京テレビ 27日、岐阜県関市で、肥料の詰め替え作業をしていた男性が肥料袋の下敷きになり、死亡する事故がありました。 警察によりますと、27日午後2時すぎ、岐阜県関市の農畜産物加工販売会社で肥料の詰め替え作業をしていた派遣社員の森瀬義明さん(71)が、頭上1メートルの高さから落ちてきた重さ約1トンの肥料袋の下敷きになりました。森瀬さんは意識不明の状態で関市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 事故当時、森瀬さんは肥料袋の中身をトラックの荷台に移し替える作業をしていて、フォークリフトで吊り上げられた肥料袋の下部にある排出口を開けようとしたところ、何らかの理由で吊っていた袋の取っ手がちぎれて落下したということです。 警察が事故の詳しい原因を調べています。〔東京株式〕大幅続落=新変異株に警戒感(29日)☆差替15:08 配信 時事通信 【第1部】新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に対する警戒感から売りが優勢となった。前場に成長株に押し目買いが入り、日経平均株価がプラス圏に切り返す場面もあったが、後場は再び下値模索の展開となり、値動きは荒かった。終値は日経平均が前営業日比467円70銭安の2万8283円92銭、東証株価指数(TOPIX)が36.50ポイント安の1948.48と、ともに大幅続落した。 91%の銘柄が値下がりし、値上がりは7%だった。出来高は15億3062万株、売買代金は3兆3942億円。 業種別株価指数(全33業種)では、空運業、陸運業、繊維製品の下落が目立った。上昇は海運業、その他製品の2業種。 【第2部】大幅に4日続落。出来高3億599万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)〔東京外為〕ドル、113円台前半=日経平均下げ加速で再び下落(29日午後3時)15:11 配信 時事通信 29日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価が下げを加速したのを眺めてリスク回避の動きが強まり、再び1ドル=113円台前半に下落している。午後3時現在、113円28~29銭と前週末(午後5時、114円16~17銭)比88銭のドル安・円高。 週明けの東京市場は午前に113円80銭近辺まで上昇する場面もあった。時間外取引で米長期金利が底堅く推移していることなどが相場の下支えとなったとみられる。 しかし、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する厳戒態勢が世界的に広がる中、日経平均の下げ幅が一時500円超となったことに歩調を合わせるように、午後2時すぎには113円30銭近辺まで下落した。もっとも、「オミクロン株をめぐる情報はまだあまりに少なく、一気にリスク回避で円を買い進める状況にもない」(外為仲介業者)との声も聞かれ、113円近辺まで下値を試すような動きまでには至っていない。 先週末の26日は欧州時間に入ってから、相場は円高方向へと急激に勢いづいた。この記憶もまだ新しい中、市場参加者の間では、週明けの海外勢の反応を確認したい雰囲気も根強いようだ。 ユーロは対円で下落、対ドルは小動き。午後3時現在、1ユーロ=127円76~77銭(前週末午後5時、128円24~25銭)、対ドルでは1.1277~1278ドル(同1.1234~1234ドル)。(了)日本株は大幅続落、新たな変異株広がり経済停滞を懸念-ほぼ全面安2021年11月29日 7:53 JST 更新日時 2021年11月29日 16:35 JST ブルームバーグ 29日の東京株式市場は大幅に続落。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が欧州などで広がり、景気の先行き不安が継続した。岸田文雄首相が午後に、全世界を対象に外国人の新規入国を30日から停止すると話し、売り圧力が強まった。自動車や素材など幅広い業種が下落し、陸運や空運など経済再開関連は下げが大きくなるなど、連日のほぼ全面安。東証1部銘柄の約9割が下げた。TOPIXの終値は前営業日比36.50ポイント(1.8%)安の1948.4810月7日以来の安値、200日の移動平均を下回る日経平均株価は467円70銭(1.6%)安の2万8283円92銭10月13日以来の安値続落、200日線を割り込む 市場関係者の見方 セゾン投信運用部の瀬下哲雄運用部長午前は変異株の症状が軽傷かもしれないとの期待から下げ渋ったものの、午後は外国人の新規入国停止で経済活動の再開が遅れるとの見方が強まった新型コロナが収束に向かう前提で世界の中央銀行はどう動くかが市場の関心事だった。もし感染が再度広がるようならインフレ対応も含めて市場を取り巻く環境はこれまで以上に複雑になりかねない JPモルガン証券の阪上亮太チーフ株式ストラテジストコロナ変異株のニュース次第で、逃げ遅れた一部投機勢の「売りの口実」となったり、ファンダメンタルズ悪化懸念によるリスクオフを誘発したりする可能性が残る-29日付のリポート先週金曜日の動きはファンダメンタルズに根ざした実需ではなく、投機色の強い仮需主導の株安だったただ世界経済の回復基調が途切れるリスクや日本の経済再開が途切れるリスクは現時点では低い。各国政府の対応は迅速で、現状では重症化率や病床使用率に問題がなければ経済再開を優先するスタンスの国が多い 東証33業種下落率上位 空運、陸運、ゴム製品、輸送用機器、非鉄金属、鉄鋼、不動産上昇率上位 海運、その他製品 背景オミクロン変異株、WHOが注意喚起-南ア専門家「軽い」と指摘オランダでは13人の感染確認外国人の新規入国、30日から全世界を対象に中止-岸田首相米S&P500種株価指数は2月以来の大幅安、ニューヨーク原油先物相場は2020年4月以来の大幅安日本時間29日の米株先物は上昇オミクロン、世界経済回復への影響はどの程度か-最悪はロックダウン2021年11月29日 15:04 JST ブルームバーグ 移動制限と供給混乱がさらに1年続けばスタグフレーションにも 企業や家計は制限や都市封鎖に適応、それほど深刻にならない公算も 新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」は、世界経済がより力強い足取りで2022年入りするという楽観に水を差した。需要の弱さよりもインフレを政策の焦点としようとする当局の計画にも狂いが生じる可能性がある。 渡航制限が導入されれば消費者信頼感も企業景況感も悪影響を受け、多くの国・地域でホリデーシーズンを目前に活動が抑制される可能性が高い。市場は直ちに反応し、26日には米・英・オーストラリアの今後1年の利上げ幅予想が少なくとも10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小した。 次に何が起こるかはこの新変異株のワクチンへの耐性や感染力の強さに左右される。デルタ変異株は最近数カ月にわたり猛威を振るったが、経済をリセッション(景気後退)に押し戻すことはなかった。 最悪のシナリオはロックダウン(都市封鎖)の再来だろう。これはサプライチェーンの混乱を悪化させるとともに、回復しつつある需要を軟化させ、スタグフレーション懸念を再浮上させる。 一方、オミクロンが当初懸念されたほどの脅威でないことが分かれば、それほど厳しい結果にはならない。それでも、新変異株の出現は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が依然として世界経済への脅威であり、今後数年にわたりそうあり続ける可能性を再認識させる。 ナティクシスのアジア太平洋チーフエコノミスト、アリシア・ガルシアエレロ氏は、「まだスタグフレーションになってはいないが、国境を超える移動の制限と関連のサプライチェーン混乱がさらに1年続けばそうなるかもしれない」と話した。 20年の景気後退期ほどの影響はないとみるエコノミストもいる。野村ホールディングスのグローバルマーケットリサーチ責任者、 ロブ・スバラマン氏は、「企業や家計は制限やロックダウンに適応してきたため、今回の打撃はそれほど深刻ではないかもしれない」と述べた。 政策当局にとっての困難は、昨年の景気刺激策によって選択肢が狭まっていることだ。昨年の景気後退後に金融政策を引き締めた中央銀行はほんの一握りであり、先進国・地域の主要な政策金利はゼロ付近にとどまっている。各国政府の債務負担は既に急増している。 「経済の不確実性がさらに高まったことは確実で、22年の展開を予測する際エコノミストには大いなる謙虚さが必要だ。ここにきて、必要な謙虚さの度合いはさらに大きくなっている」とスバラマン氏は述べた。日経平均は新型コロナ変異株への警戒で続落、円高も重し2021年11月29日午後3:35 ロイター編集[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。南アフリカで確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」の感染拡大が引き続き警戒された。日経平均は一時プラスに浮上したが、午後には再び軟調となって下げ幅を拡大した。為替が円高寄りに推移したことも重しとなった。朝方の日本株は、前週末の米株急落を受けて下値を模索して始まった。米株先物が時間外取引で堅調に推移したほか、日本株は前週末に海外に先立って下落していたこともあって売り一巡後は前引けにかけて短期筋を中心に自律反発狙いの買い戻しが活発化し、一時プラスに浮上した。ただ、後場は徐々に水準を切り下げる展開となり、朝方につけたきょうの安値を更新して下げ幅を拡大。一時、前日比564円50銭安の2万8187円12銭まで下落した。市場では「まだオミクロンの全体像がはっきりしたわけではない。関連報道に振らされやすく、ボラティリティーの高い状況はしばらく続きそうだ」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。為替が円高寄りに推移し、自動車株はさえない動きとなった。空運や陸運、旅行関連などリオープン(経済再開)関連銘柄も総じて軟調。コロナ禍の影響を受けにくいとされる半導体関連は、朝方に総じて堅調だったが、午後には一角がマイナスに転じた。TOPIXは1.84%安で取引を終了。東証1部の売買代金は3兆3942億9900万円だった。東証33業種では31業種が下落。下落率上位は、空運業、陸運業、繊維業、輸送用機器などが下落した一方、値上がりは海運業とその他製品の2業種だった。JR東日本やANAホールディングス、エイチ・アイ・エスなどが下落。トヨタ自動車やソニーグループといった主力株も軟調だった。半導体関連は東京エレクトロンがマイナスとなった一方、アドバンテストやレーザーテックはプラスでまちまち。一方、日本郵船は堅調に推移し、任天堂もしっかりだった。東証1部の騰落数は、値下がりが1989銘柄で全体の91%となった。値上がりは159銘柄、変わらずは32銘柄だった。外国人の入国、11月30日から全世界を対象に禁止=オミクロン株対応で岸田首相2021年11月29日午後2:15 ロイター編集[東京 29日 ロイター] - 岸田文雄首相は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株、オミクロン株の拡大を受けて水際対策を強化し、11月30日午前0時から全世界を対象に外国人の入国を禁止すると表明した。また、ナミビアからの入国者1人がコロナ陽性になったことが判明し、ゲノム解析で詳細を調査していると明らかにした。モデルナ、新変異株ワクチンは来年初めに提供できる可能性2つのブースター候補を試験中2021/11/29 07:45 ブルームバーグ 会社四季報米モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)は28日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」が既存のワクチンをかいくぐる可能性があると指摘した上で、その場合は改良したワクチンを来年の早い時期に提供できるとの見通しを示した。バートン氏はBBCの番組で、「既存のワクチンが防御を提供する能力については、向こう数週間以内に分かるだろう」と説明。全く新しいワクチンを作成しなければならなくなる場合、2022年初めには大量に供給できるようになると思うと語った。「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンとモデルナのプラットフォームの優れた点は、非常に迅速に行動できることだ」と指摘した。オミクロン株のニュースが伝えられた後、モデルナでは米感謝祭の25日の早い時間に数百人のスタッフを動員したという。接種後の経過期間次第では既存のコロナワクチンも効く可能性があり、現時点の最良の助言は現在入手可能なワクチンを接種することだとバートン氏は述べた。モデルナは26日の発表資料で、既存のワクチンがオミクロン株に有効かどうかを突き止める作業を迅速に進めており、2つのブースター(追加免疫)候補を試験していると説明した。【市況】東京株式(大引け)=467円安、新型コロナ変異株の影響を懸念して大幅続落2021年11月29日15時44分 株探ニュース 29日の東京株式市場はリスク回避の売りに押され、日経平均は大幅続落。南アフリカで見つかった新型コロナウイルスの変異株を懸念視する売りがかさんだ。 大引けの日経平均株価は前営業日比467円70銭安の2万8283円92銭と大幅続落。東証1部の売買高概算は15億3062万株、売買代金概算は3兆3942億円。値上がり銘柄数は159、対して値下がり銘柄数は1989、変わらずは32銘柄だった。 きょうの東京市場は、前週末の欧米株市場が大きくリスクオフに傾いたことを受け、朝方から主力株をはじめ広範囲に売られる展開でスタート。新型コロナの新たな変異株であるオミクロン株が経済活動を妨げるとの思惑が、景気敏感セクターを中心に売りのターゲットとなった。前場は空売りの買い戻しなどで日経平均は戻り足に転じ一時はプラス圏に浮上する場面もあったが、後場寄りに大口の売りが出て再び下げ幅を拡大した。日経平均は500円を超える下げで2万8100円台まで水準を切り下げた、引けにかけやや下げ渋ったもののおよそ1カ月半ぶりの安値圏で着地。値下がり銘柄数は2000近くに達し、全体の9割以上の銘柄が下げる文字通りの全面安商状となった。なお、売買代金は3兆4000億円近くに膨らみ、これは今月4日以来の水準となった。 個別では、三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクが軟調、オリエンタルランドが大きく売られ、JR東日本、日本航空なども安い。資生堂も下値を探る展開に。ジャステックが急落、中越パルプ工業も大幅安。ミツバ、ファーマフーズ、東洋電機製造なども大きく値を下げた。三光合成、テイクアンドギヴ・ニーズ、JUKIも売られた。 半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテックが朝安から大きく切り返し1000円超の上昇をみせたほか、任天堂も上値を追った。日本郵船、商船三井など海運株も買われた。シンプレクス・ホールディングスが大幅高、オーイズミも高い。バリューHRが値を飛ばし、日本電子も高い。出所:MINKABU PRESS明日の戦略-戻しきれず連日の大幅下落、28000円割れを回避できるかが重要に16:34 配信 トレーダーズ・ウェブ 29日の日経平均は大幅続落。終値は467円安の28283円。先週末の欧米株が大きく崩れたことを嫌気して、寄り付きから400円を超える下落。ただ、グロース株や海運株に強い動きが見られたこともあって、大きく下げて始まった後は、いったん急速に値を戻した。11時近辺ではプラス圏に浮上。これで売り出尽くし感が出てくるかと思われた。しかし、後場に入ると改めて下を試す展開。買いが入っていた銘柄の多くは上値が重くなり、戻りかけていたアフターコロナ関連は売り直された。岸田首相が外国人の新規入国を停止する意向と伝わると売りが加速。前場の安値を下回り、一時下げ幅を500円超に広げた。28100円台に突入したところで売りが一巡したものの、ほぼ安値圏で取引を終えた。 東証1部の売買代金は概算で3兆3900億円。業種別では海運とその他製品の2業種のみが上昇。下げた中では情報・通信が値を保った。一方、空運、陸運、繊維などが大幅安となった。値動きの軽そうなところに資金が集中しており、上場以降、騰勢を強めているサイエンスアーツがストップ高比例配分。半面、上場来高値圏で推移していたFRONTEOが、ストップ安まで売り込まれた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり159/値下がり1989。ウィズコロナ銘柄が物色されており、任天堂やエムスリーが大幅上昇。川本産業や中京医薬品などマスク関連がストップ高まで買われたほか、PSSや重松製作所、アゼアスなどが大幅高となった。米長期金利の低下を手がかりにレーザーテックが4%近い上昇。日本郵船など大手海運株は、コロナ感染被害拡大なら海上運賃も高止まりが続くとの見方から買いを集めた。材料のあったところでは、1:5の株式分割を発表したアミタHDが、場中は値が付かずストップ高比例配分となった。 一方、アフターコロナ関連が売られており、JAL、ANAが大幅安。鉄道株も軒並み安となっており、東急、富士急行、西武HDなど関東圏の私鉄の下げが大きかった。HIS、エアトリ、オープンドアといった旅行関連や、OLC、ラウンドワン、鉄人化計画などレジャー関連も大きく下げるものが多かった。急速な円高進行を受けて、三菱自動車や日産自動車など自動車株が大幅安。マザーズ指数が3%近い下落となっており、今期の最終赤字見通しやファイナンスが嫌気されたENECHANGEがストップ安となった。 日経平均は大幅安。400円超下げて始まった後、切り返して一時プラス圏に浮上したにもかかわらず、引けでは467円の下落となった。きょうはいつ安値をつけるかが焦点とみていたが、その時間は14時30分と終盤で、まだ売りが出尽くしたとは言えない。足元の下げが、本当の意味でコロナを警戒した売りなのかどうかは正直微妙なところで、高値圏で推移する米国株の年内の利益確定売りに付き合わされているような雰囲気もある。ただ、これだけマーケットが大騒ぎしてしまうと、政治の方では各国が警戒ムードを強め、コロナ対応を強化することにつながりかねない。日本にも早速動きが出てきたが、これは感染リスクを抑える効果が期待できる一方、経済活動にはブレーキをかける。国内で感染被害が広がらないうちから活動自粛ムードが広がると、業態によってはかなりの打撃を受けるところが出てくることも予想される。 きょう結局大幅安で終えたことから、今晩の米国市場に対する期待はそこまで高まっていないと考えられる。仮に米国株が下落したとしても、常識的な下げならあすの日本株へのネガティブな影響は限定的だろう。この先、28000円を割り込んでしまうと、年初来安値の26954円に向けて下に勢いがつきそうな局面だけに、あす、踏みとどまって戻りを試すことができるかは非常に重要。週足ではきょうの下げで52週線(28714円、29日時点)を割り込んでいる。8月や10月の下げ局面では52週線を割れたところが買い場となっているだけに、今回も同様の動きが見られるかに注目したい。【速報】「10万円給付」クーポン支給の事務経費さらに増加 967億円に11/29(月) 16:36配信 FNNプライムオンライン「18歳以下の子どもへの10万円相当の給付」をめぐり、半額の5万円をクーポンの形で支給することにより、事務費用が967億円かかることが新たに分かった。財務省の11月26日の説明では、約900億円かかるとしていたが、29日に行われた内閣官房の説明で、さらに費用がかかることが明らかになった形だ。「18歳以下の子どもへの10万円相当の給付」は年内に5万円の現金を、2022年の春頃に5万円相当のクーポンを支給することとしている。財務省は26日、現金で10万円を一括支給した場合の事務費用は約312億円、クーポン支給にかかる事務費用は約900億円と説明していた。しかし、29日に行われた立憲民主党の会議に出席した内閣官房の担当者の説明で、クーポン支給をした場合の事務費用は967億円で、クーポン支給を行わず10万円を現金で一括支給した場合の事務費用は、約280億円になることが新たに明らかになった。26日の財務省の説明と比べ、クーポン支給での事務費用が増加し、現金一括支給した場合の事務費用が減った形だ。野党側は「現金一括支給にすれば、その分で対象を広げられる」と指摘している。所詮は人のお金ですから、経費なんて考えていないでしょうね。明日の日本株の読み筋=不安定な相場付きか、新変異株への警戒感は尾を引く16:31 配信 モーニングスター あす30日の東京株式市場は、不安定な相場付きか。WHO(世界保健機関)がVOC(懸念される変異株)に指定した新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン型」については不透明な部分が多く、警戒感が尾を引くとみられる。市場では、「新変異株の全容が分かるまでは2-3週間掛かりそうで、しばらくはもたつくだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。一方、「(新変異株の行方が)分からないのが足カセになる。来週のメジャーSQをにらみつつ、先物に振らされている状況で、上にも下にも値幅が出やすい」(準大手証券)とし、値動きが荒くなる可能性も指摘されている。 29日の日経平均株価は大幅続落し、2万8283円(前週末比467円安)引け。前週末の日本時間早朝に伝わった新変異株への警戒感が続き、売り優勢で始まった。その後、時間外取引の米株価指数先物高を支えに上げに転じる場面もあったが、買いは続かず、再び軟化した。岸田首相は午後、あす30日から全世界の外国人の新規入国を原則停止すると発表、重しとして意識された面もあり、後場終盤には下げ幅が570円を超えた。【市況】明日の株式相場に向けて=波乱相場で意地をみせたレーザーテック2021年11月29日17時00分 株探ニュース 週明け29日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比467円安の2万8283円と大幅続落。前週末が月内の権利取り最終売買日であったから、きょうから実質的には12月相場入りとなる。振り返って11月は月初に754円高のロケットスタートを決め意気軒高の様相だったが、その後は思ったようには伸びなかった。 11月という月は過去9年連続で前月末比プラスを達成という鉄板の株高アノマリーがある。そうしたなか、月替わり初日早々マドを開けての急騰で今年もアノマリーは健在かと思われたが、そうは問屋が卸さず前週(11月第4週)に波乱が待っていた。降って湧いたというと語弊があるが、少なくともマーケットにとって新型コロナウイルスの新たなる変異株がこのタイミングで登場したということはサプライズであった。そして、その波乱は今週も続く気配を漂わせている。 きょうは朝方に日経平均が大きく売り込まれた後、急速に買い戻しが入り一時は前週末比プラス圏に浮上する場面もあった。しかし、後場寄りに大口の売り爆弾が炸裂、これを境に再び売り直される展開で前場の寄り付き直後につけた安値を下回り、下げ幅は一時500円を超えた。例によって日経平均の下げ幅はアジア株市場でも突出しており、先物主導の仕掛けで振り回されているというのは分かってはいても、実際問題それを逆手に取るような対応も難しい。きょうの後場の動きを見てもわかるように、足もとのリスクオフの奔流にうまく買い向かったつもりでも、目を離したらすぐ波に呑まれてしまう。 南アフリカで確認された新型コロナの変異株はオミクロン株と名付けられたが、「南アフリカではあっという間にデルタ株が押しのけられて、このオミクロン株に取って代わられたような状況となっていることから、感染力が極めて強いとの認識が広がった。併せて封じ込めには遺伝子ワクチンのメッセンジャーRNAでなければ効果は薄いとの指摘もでている」(ネット証券マーケットアナリスト)という。 そして、それに呼応するようにファイザーはオミクロン株に従来のワクチンが効かない場合は、対応するワクチンの供給を100日以内に始める方針を表明、モデルナもオミクロン株に対抗できる遺伝子ワクチンを開発することを発表し、その気になれば数カ月で量産可能という話しも伝わってきた。トントン拍子というとこれも語弊があるが、まさに光速の対応である。 世界各国の対策発表も早かったが、感染力の高さが伝えられる一方、毒性はそれほど強くないという観測もでるなか、世界株市場がここまで総崩れとなったことには驚くよりない。岸田首相も今回はリーダーシップをフルに発揮して水際対策を強化する方針を早々に表明、全世界からの新規入国を原則停止することを発表した。ところが、これがAIアルゴリズムによる先物売りの餌食となった。本来ならば、素早い政治決断が評価されてもいいところだったが、AIのご託宣はネガティブシナリオを選択、リオープン(経済再開)相場の出鼻を挫かれたとばかりに売りの洗礼を浴びせた。 そうしたなか、きょうはレーザーテックが大商いで反発に転じたことは特筆できる。朝方こそ全体相場のリスクオフモードに乗せられて安く始まったものの、その後は圧巻の切り返しで25日移動平均線を足場に1000円を超える上昇で陽線を引いた。東京エレクトロンは残念ながら大引けは安くなったが、アドバンテストやSCREENホールディングスは小幅ながらプラス圏をキープ、また、ディスコなども上昇した。景気敏感株とグロース株のロング・ショートで、きょうはグロース株の買い戻しの順番だったということもあるが、としても東証1部全体の9割以上の銘柄が下落する全面安商状のなかで、半導体関連の踏ん張りは今後に向けての光明となる。 あすのスケジュールでは、10月の失業率、10月の有効求人倍率、10月の鉱工業生産速報値、10月の住宅着工など。また、マザーズ市場にボードルアが新規上場する。海外では11月の中国製造業購買担当者指数(PMI)・中国非製造業PMI、11月の独失業率、11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)、9月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、11月の米消費者信頼感指数、パウエルFRB議長の上院での議会証言など。(銀)出所:MINKABU PRESS関ケ原カントリークラブが民事再生法を申請 負債40億円11/29(月) 19:02配信 岐阜新聞Web 関ケ原カントリークラブ(大垣市上石津町)は29日、岐阜地裁に民事再生法の適用を申請して保全処分と監督命令を受けた、と発表した。新型コロナウイルスの影響で、会員の退会に伴う預託金の償還請求の急増や業績が悪化したため、自力での預託金償還のめどが立たないと判断した。負債総額は約40億円。 クラブや申立代理人の弁護士によると、保険、飲食業を手掛ける正和商事(大垣市郭町)がスポンサー企業となり、事業を継続する。同社が来年中に新会社を設立し、事業と従業員を引き継ぐ予定という。 負債のほぼ全額が会員からの預託金。正和商事からクラブ側に支払われる事業承継代金を、一部の預託金債務の弁済に充てる。残りは会員債権者に債権放棄を依頼する予定。会員債権者数は約1500人。 同クラブは1974年10月開業。西濃地域の名門ゴルフクラブとして人気を集め、ピーク時の90年代初頭は8億6千万円を超える売り上げがあったが、バブル崩壊後は入場者数、売り上げともに大きく減少した。会員債権者の問い合わせ先は、同クラブの会員コールセンター、電話0584(47)6871。【29日・市別詳報】岐阜県で1人感染 10人を下回るのは23日連続11/29(月) 19:12配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は、29日、新型コロナウイルスの感染が新たに1人確認されたと発表しました。1日当たりの感染者が10人を下回るのは、23日連続です。 県内の感染者は、合わせて1万8912人になりました。 28日時点の病床使用率は0.9%で、重症患者はいませんでした。 感染者の内訳は、大垣市が1人でした。 隣りの県では愛知県は6人、三重県は確認されませんでした。波乱相場こそ好業績株買いの好機、10年超ぶり「最高益大復活」企業 <株探トップ特集>19:30 配信 株探ニュース 9月中間決算シーズンでは、製造業を中心に通期計画を上方修正する企業が相次いだ。その中で長い停滞期を脱し、最高益に大復活を遂げる見通しとなった5銘柄を取り上げた。現在値ソフトBG 6,208 -128日電子材料 2,062 -62大真空 1,594 +6リンテック 2,496 -73内外テック 3,135 -75―成長路線復帰へ、雌伏期間を経て最高益見通しに上方修正した5銘柄ピックアップ― 週明け29日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比467円安の2万8283円と続落した。南アフリカなどで発見された新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株に対する警戒感から売りが先行する形となった。下げ幅は一時500円を超えたが、前週末から急落していたこともあり、フシ目の2万8000円に近づく場面では買い戻す動きもみられた。東京市場は今後しばらく落ち着きどころを探る展開になることが予想されるが、急ピッチな株価下落局面は好業績銘柄の拾い場となるケースも多い。今回は基本に立ち返り、波乱相場で調整局面にある好実態株を見直してみたい。●上方修正銘柄は4-6月期から倍増 上場企業の業績回復が勢いづいている。3月期決算企業の上期決算発表シーズンでは、製造業を中心に通期業績見通しの上方修正が相次ぎ、10月以降に経常利益予想を引き上げた企業は571社に上った。直前の4-6月期決算の時も上方修正を発表する企業は多かったが、それを2倍以上も上回る数字だ。再度の増額によって、22年3月期通期の経常利益の合計額は前期と比べ29%増える見通しとなった。増益率は期初の15%前後から大きく上振れする。ここでは足もとの業績が絶好調な上方修正銘柄のうち、10年以上ぶりに過去最高益を塗り替える見通しになった“大復活”銘柄に注目。長い低迷や雌伏期間を経て、新たな成長ステージを走り出す企業を探った。●7-9月期は7割が増益、製造業など好調続く 22年3月期上期(4-9月)決算を発表した2319社を集計したところ、直近3ヵ月実績である7-9月期の経常利益は前年同期と比べ47%増加し、直前の4-6月期に続いて大きな伸びを示した。社数ベースでは全体の7割近くが前年比プラスを達成した。業種別にみると、東証33業種のうち増益だったのは28業種。市況改善を追い風に海運や鉄鋼、商社が大きく回復したほか、海外需要の持ち直しを受けて自動車や電気機器をはじめとする製造業の収益も大幅に改善した。一方、減益はソフトバンクグループ の赤字転落が響いた情報・通信、資源高の逆風を受けた電力・ガスなど5業種にとどまった。 ここで紹介する最高益更新の間隔期数が大きい企業は、利益成長が長期停滞を脱した企業といえ、成長路線への復帰が期待される。全体相場の波乱展開で利益確定売りに押されている銘柄も多いが、押し目買い候補としてマークしたい。以下では、22年3月期の経常利益が上方修正によって10年以上ぶりに最高益を更新する見通しとなった5社をリストアップした。【電子材料】 半導体検査用プローブカードで世界大手の日本電子材料 は足もとの業績が絶好調だ。上期(4-9月)はデータセンターやパソコン向けに需要が拡大したメモリーIC向けプローブカードの販売が進んだうえ、工場稼働率も向上し、売上高112億2600万円(前年同期比37.1%増)、経常利益30億4400万円(同2.6倍)といずれも上期ベースの過去最高を大幅に更新して着地。業績好調に伴い、通期の同利益予想を15期ぶりの最高益となる42億4400万円(従来予想は27億円)へ上方修正するとともに、配当も従来比倍増の年40円に引き上げた。上期経常利益の修正した通期計画に対する進捗率は70%を超えており、一段の上振れに含みを持たせている。また、指標面では予想PER8倍台と割安感が強く、上値余地は大きそうだ。【大真空】 大真空 は 電子部品に必要不可欠な水晶デバイスの大手メーカー。高精度水晶発振器では業界トップクラスのシェアを誇る。前期業績は新型コロナ感染拡大による巣ごもり需要を受けてパソコン向けを中心に販売が大きく伸び、経常利益25億3300万円(前の期比7.4倍)と急拡大をみせた。今期は期初段階で経常利益29億円を見込んでいたが、好調な上期決算を踏まえ50億円に大幅上方修正し、一気に21期ぶりの最高益となる大復活を遂げる見通しとなった。5Gスマートフォンの普及やテレワークの拡大などによる水晶デバイスの旺盛な需要が継続しているうえ、為替の円安進行によるプラス効果も考慮した格好だ。株価は22日に約27年ぶりの高値水準となる1790円をつけた後は調整含みにあるが、成長期待は強く押し目買い候補として注視したい。【リンテック】 粘着素材大手のリンテック は足もとの好調な業績を反映する形で、22年3月期の経常利益予想を従来の175億円から215億円へ上方修正し、11期ぶりに最高益を更新する見通しを示した。上期は5Gスマートフォンやカーエレクトロニクス、パソコンの需要増加を背景に、半導体関連粘着テープや積層セラミックコンデンサー用剥離フィルムの好調が継続したほか、シール・ラベル用粘着製品などの販売も回復し、経常利益は122億5500万円と前年同期の2倍近くに膨らんだ。今期の配当は年78円で利回りは3%を超えているうえ、400万株(発行済み株式数の5.5%)または120億円を上限とする自社株買いを実施するなど、株主還元の切り口でも投資妙味は大きい。【内外テック】 内外テック [JQ]は 半導体製造装置向けの機器や部品を取り扱う専門商社。装置の組み立てや保守なども手掛け、好採算の受託製造事業が利益を支えている。上期業績は、5Gやデータセンター向けをはじめとする旺盛な半導体需要が追い風となり、売上高172億1500万円(前年同期比35.5%増)、経常利益7億8100万円(同83.5%増)と業績高変化を遂げた。これを踏まえ、22年3月期の同利益予想を従来計画の13億8000万円から17億5300万円(前期比69.0%増)に上方修正、実に21期ぶりにピーク益を塗り替える計画を打ち出した。期末一括配当の予想も前回の67円から83円へ引き上げている。更なる市場拡大を見据えた増産体制の構築に向けて設備投資にも余念がなく、中期的な成長期待は強い。【ケル】 産業用コネクターメーカーのケル [JQ]は、小型かつ高性能な製品提供に強みを持ち、次世代産業機器向けのニーズなどを幅広く取り込んでいる。足もとでは、電子部品需要の拡大が続くなか、前期下期から回復基調にある半導体製造装置などの工業機器市場や自動車電装化の進展による車載機器市場向けを中心に販売が一段と伸びている。上期決算が想定以上に好調だったことを踏まえ、通期の経常利益予想を18期ぶりの最高益見通しとなる15億円(従来は11億2000万円)に引き上げた。配当は年41円を据え置いたが、配当性向40%以上の株主還元目標を掲げており、利益水準からみて増額の可能性もありそうだ。指標面では予想PER9倍弱、PBR0.6倍台と割安水準にあり、株価の見直し余地は大きいとみられる。株探ニュース(minkabu PRESS)NY株見通し-今週はオミクロン株の感染拡大状況や米11月雇用統計などに注目20:39 配信 トレーダーズ・ウェブ 今週のNY市場は神経質な展開か。先週はバイデン米大統領がパウエルFRB議長の再任を決めたことで長期金利が上昇し、週前半はハイテク株主体のナスダック総合が軟調に推移。感謝祭の休場明けの週末26日は、南アフリカで発見された新しい新型コロナウイルスの変異株(オミクロン株)への警戒感から全面安。ダウ平均は3週続落し、S&P500とナスダック総合も反落した。 今週は29日がサイバーマンデーで、例年なら消費関連銘柄の堅調が期待されるが、今年はサプライチェーンの混乱などで先週の決算発表銘柄に下落した銘柄が多く、消費関連銘柄のけん引役は期待しづらいか。オミクロン株感染拡大への警戒感も引き続き相場の重しとなりそうだ。経済指標では11月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)のほか、11月ISM製造業・非製造業PMIや11月消費者信頼感指数、11月ADP雇用統計、新規失業保険申請件数などの発表もあり、結果を受けた長期金利の動向が注目される。このほか、パウエルFRB議長とイエレン米財務長官の上院・下院での議会証言も予定されている。最終盤を迎えた決算発表は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、セールスフォース・ドットコム、PVHコープ、ダラー・ゼネラル、クローガーなどS&P500採用の10社が発表予定。 今晩の米経済指標は10月中古住宅販売仮契約指数、11月ダラス連銀 製造業景況指数。主要な企業の決算発表はなし。〔NY外為〕円、113円台後半(29日午前8時)22:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円56~66銭と、前週末午後5時(113円44~54銭)比12銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1274~1284ドル(前週末午後5時は1.1310~1320ドル)、対円では同128円10~20銭(同128円36~46銭)。(了)FXニュース:2021年11月29日(月)22時28分【速報】ダウ先物232ドル高、米10年債利回りは1.54%で推移〔NY外為〕円、113円台後半(29日朝)23:15 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け29日午前のニューヨーク外国為替市場では、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の広がりを懸念した急速な円上昇に歯止めがかかり、円相場は1ドル=113円台後半に軟化している。午前9時現在は113円70~80銭と、前週末午後5時(113円44~54銭)比26銭の円安・ドル高。 アフリカ南部で初めて確認されたオミクロン株がもたらす新たなパンデミック(世界的大流行)への懸念から、前週末26日は安全資産とされる円に買いが殺到し、一時113円付近に急伸した。週明けのこの日は、やや落ち着きを取り戻し、海外市場を通じて円は113円台を方向感なく推移。新変異株への感染は世界各地で報告され、渡航禁止などの規制導入が相次いでいるものの、感染力の強さやワクチン効果への影響など不明な点も多く、朝方のニューヨーク市場ではひとまず様子見ムードが広がっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1260~1270ドル(前週末午後5時は1.1310~1320ドル)、対円では同128円10~20銭(同128円36~46銭)と、26銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ反発、一時300ドル超高=ナスダックも高い(29日朝)23:55 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク株式相場は反発して始まった。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」への警戒感から前週末に急落した反動で、買い戻しが先行。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前週末終値比での上げ幅は一時380ドルを超えた。午前9時35分現在は251.82ドル高の3万5151.16ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は196.47ポイント高の1万5688.13。(了)ツイッターが反発 ドーシー氏のCEO退任の意向伝わる エリオットが要請=米国株個別23:51 配信 みんかぶFX ツイッターが反発して始まっている。取引開始直前に米CNBCが関係者の話として、同社の創業者でCEOのジャック・ドーシー氏が退任する意向であると伝えた。ドーシー氏は現在、ツイッターのほか、デジタル決済のスクエアの両方をCEOを務めている。同社の株主であるエリオット・マネジメントはツイッターの経営陣と契約を結ぶ前の2020年にドーシー氏の交代を求めていた。エリオット・マネジメントの創設者シンガー氏は、ドーシー氏が両方の上場会社を経営すべきかどうか疑問に思い、一方のCEOを辞任するよう求めたという。(NY時間09:41)ツイッター 49.53(+2.46 +5.23%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の14銘柄が値を上げてスタートしましたね。テラドックが大きく下げていますね。さあ、米株…どうなるかな…。
2021.11.29
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11月28日(日)、晴れです。本日はホーム1:GSCCの西コースで開催の研修競技(競技内コンペあり)に参加させていただきました。8時52分スタートとのことですから6時15分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、ロマネちゃんの引っ越しをして、7時40分頃に家を出る。8時10分頃にはコースに到着。到着時の外気温は0.5度でした…。フロントで記帳して、今後のエントリーの確認をする。着替えて、練習と思うと既にバッグがない…。キャディマスターに確認すると8時36分スタートとのこと…。練習する時間がありません…。本日の競技は西コースのブルーティー:6613ヤードです。ご一緒するのはいつものヒ君(10)、ウ君(14)、ム君(16)です。本日の僕のハンディは(8)とのことOUT:0.1.1.1.1.1.2.2.3=48(19パット)ミスばっかり…、ゴルフをやめたくなります…。スルーでINへ。IN:1.1.0.1.1.1.1.0.0=42(17パット)後半になってもミスばっかりでゴルフをやめたくなります…。48・42=90(8)=82の36パット…。ひどいですね…。握りにも負けて自暴自棄です…。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64.4kg,体脂肪率20.9%,BMI22.3,肥満度+1.3%…でした。帰宅すると14時15分頃。お掃除本舗のスタッフがまだお掃除中です。コーヒーブレイクしてHD録画した国内女子ゴルフツアーの最終戦を観戦。帰宅すると12/11のワインオークションのカタログが届いていました。シンジケートはよろしくです。「オミクロン株」 各社がワクチン開発を“加速”2021/11/28 12:08 テレ朝news 南アフリカで新たに見つかった新型コロナウイルスの「オミクロン株」を巡り、製薬会社各社は、ワクチンの有効性を検証するなど対応を急いでいます。 ロイター通信によりますと、ファイザーとワクチンを開発した「ビオンテック」は26日、「オミクロン株」に対するワクチンの有効性を判断するデータが2週間以内に得られる見通しを示しました。 必要であれば6週間以内にワクチンを製造し直し、100日以内に出荷できるということです。 モデルナも「オミクロン株」にも有効な追加接種の開発を進めていると発表しています。 一方、バイデン政権で新型コロナ対策にあたるファウチ氏は27日、すでに旅行者の感染が確認されていることから「世界中に感染が広がることになる」と警鐘を鳴らしています。高山市の中心地で本格的な雪 赤い中橋もかすむ2021/11/27 18:48 岐阜新聞社 冬型の気圧配置となった影響で、岐阜県内は27日、全域で冷え込んだ。各地の最高気温は12月中旬から1月上旬並みにとどまり、高山市の中心地では本格的な降雪があった。 岐阜地方気象台によると、県内では高山市をはじめ、岐阜市や多治見市など八つの観測地点で最低気温が今季最低となった。高山市では日中も気温が上がらず、正午すぎにこの日の最高気温4・8度を記録したが、午後2時半ごろには0・5度にまで冷え込んだ。 高山市の雪は未明から降り始め、降ったりやんだりを繰り返した。観光名所「古い町並み」では雪が降る中、観光客が散策を楽しんでいた。28日は高気圧に覆われ、県内は晴れる見込み。帰り道、雪化粧した御嶽山、中央アルプス、恵那山がきれいに見えました。米国株、コロナの脅威再び 「急落は買い場か」9:59 配信 ロイター[ニューヨーク 26日 ロイター] - 新型コロナウイルスが市場を大きく動かす要因として再浮上している。南アフリカで新たな変異株が確認されたからだ。世界保健機関(WHO)は26日、南アで検出された新変異株「B.1.1.529」を「懸念される変異ウイルス(VOC)」に指定。「オミクロン株」と命名した。新たな変異株への脅威は世界中の市場に衝撃を与え、S&P総合500種は9カ月ぶりの下げ率を記録した。感謝祭で休場だった25日の翌日で出来高が少なかったことも値動きを増幅させた可能性がある。新たな変異株については、まだ情報が少なく、米金融市場に与える長期的な影響は不透明だ。ただ、感染が拡大している兆候がみられ、ワクチンへの耐性がどの程度あるのか不明なため、今年に入り度々、相場を押し上げてきた「経済再開」を材料視した取引にとっては、重荷になりそうだ。また、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ対策で進める金融政策の正常化についても、見通しが複雑になる可能性がある。「市場はパンデミック(世界的大流行)の終息を祝っていたが、まだ、終わっていない」ーーカンバーランド・アドバイザーズの会長兼最高投資責任者、デビッド・コトク氏はこう語る。S&P総合500種は、2020年の春にかけ、新型コロナウイルスのパンデミック懸念で3割以上下落。その後、そこから2倍以上になっている。ただ、投資家が好む銘柄はその時々で大きく変わってきた。現時点で、同指数の今年の上昇率は22%程度。今回、新たな変異株が検出されるまで、市場は、ワクチン普及や治療法の進歩により、新型コロナの影響を受けにくくなっていた。米バンク・オブ・アメリカ(BofA)の最近のファンドマネジャー調査によると、市場の「テールリスク」の項目では、インフレや中央銀行の利上げが上位となり、新型コロナは5位までランクを落とした。ところが26日の米株式市場では一転、ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズや動画配信サービス大手ネットフリックス、フィットネス機器販売のペロトン・インタラクティブなど、コロナ禍の需要の恩恵を受けて昨年買われた「巣ごもり銘柄」が上昇した。一方で、今年に入ってから景気回復期待で上昇した銘柄は、新たな変異株への不安が高まれば、影響は避けられそうにない。エネルギーや金融、景気敏感株は大きく下げた。航空会社やホテルなどの旅行関連企業の多くも売られた。米政府は26日、南アフリカで新型コロナウイルスの新変異株が検出されたことを受け、アフリカ南部からの渡航者の入国を制限する方針を発表した。欧州でも英国に続きスペインやイタリアなどがアフリカの一部からの入国制限を発表するなど対応強化が相次いでいる。こうした中、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は、3月初以来の水準に上昇した。投資家はさらなる市場変動に備えてポートフォリオをヘッジしようと躍起になっている。フィナンシャル・エンハンスメント・グループのポートフォリオ・マネージャー、アンドリュー・スラッシャー氏は、アップル、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトなど、S&P総合500種の中で大きなウェイトを占める一握りのテクノロジー株の最近の上昇が、市場全体の弱さを覆い隠していると懸念していた。同氏は「こうした状況で、売り方が市場を押し下げ、今回の新たな変異株のニュースが弱気マインドに火をつけたようだ」と指摘する。他方で、一部の投資家は、今回の相場下落は、比較的低い水準で株式を買うチャンスではないかと受け止めている。急速な相場回復を期待したもので、実際、今年は何度かの下落を経ながらも、過去最高の水準まで上昇してきた。スミード・キャピタル・マネジメントの創設者、ビル・スミード氏は、投資家向けメモで「これまで景気楽観論が打撃を受けたことは何度もあった。それらは、いずれも良い買い場だった」と述べている。同氏が推奨した銘柄の中には、石油・ガス大手オキシデンタル・ペトロリアムと不動産投資信託(REIT)のマセリッチがあり、26日はそれぞれ7.2%、5.2%下げた。量的緩和の縮小(テーパリング)を始めたばかりのFRBにとって、金融政策の正常化ペースを調整せざるを得なくなるのか、波乱要因のひとつとして、新たな変異株による経済不安が加わった。短期金利の予想を示すフェデラル・ファンド(FF)金利先物は26日、早期利上げ観測が一転して後退したことを示した。目先の注目材料は、30日のパウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言、それに12月3日に発表される米雇用統計だ。投資家らは、市場が安定することを期待している。クレッセット・キャピタル・マネジメントのチーフ・インベストメント・オフィサー、ジャック・アブリン氏は、感謝祭の休暇で多くの参加者が不在だった26日には流動性が不足しており、動きが誇張された、と話した。堀川未来夢が逃げ切り優勝 2位に宮里優作と今平周吾、金谷拓実らが4位タイ11/28(日) 14:34配信 ゴルフ情報ALBA.Net<カシオワールドオープン 最終日◇28日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>「カシオワールドオープン」の最終日が終了。初日から首位に立っていた堀川未来夢が逃げ切り優勝を決めた。堀川は6バーディ・1ボギーの「67」でホールアウト。トータル19アンダーで、2019年「日本ゴルフツアー選手権」以来となるツアー2勝目を挙げた。首位と2打差・2位タイに宮里優作と今平周吾、3打差・4位タイには塚田陽亮、香妻陣一朗、金谷拓実が続いた。そのほか、賞金ランク1位で本大会を迎えたチャン・キム(米国)はトータル5アンダー・45位タイで終了。賞金王争いは最終戦まで持ち越しとなった。同4位の星野陸也はトータル8アンダー・26位タイ。アマチュアの中島啓太(日体大3年)はトータル11アンダー・14位タイとなった。三ヶ島かなが最終戦で涙のツアー初V 稲見萌寧は賞金女王戴冠11/28(日) 14:45配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇28日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>国内女子ツアーの今季最終戦はファイナルラウンドが終了した。単独トップで出た三ヶ島かなが4バーディ・2ボギーの「70」をマーク。トータル11アンダーで逃げ切り、悲願のツアー初優勝&メジャーVを達成した。最終戦での初優勝は1996年の井上陽子以来、史上2人目。三ヶ島は前半を1バーディ・ボギーなしでラウンド。後半に入ってもスコアを1つ伸ばし、後続に並ばれることなく18ホールを走り切った。18番ホールでウィニングパットを決めると、大粒の涙を流して勝利の喜びをかみしめた。トータル7アンダー・2位に小祝さくら。逆転賞金女王を狙った古江彩佳はトータル6アンダー・3位タイだった。稲見萌寧はトータルイーブンパー・9位タイ。賞金ランキング1位の座を守り抜き、女王戴冠となった。年間を通じての総合的な活躍度を評価するメルセデス・ランキングに基づく『年間最優秀選手』には古江が輝いた。自宅でしばらく休憩したところで、迎えのタクシーに乗ってお出かけ…。本日は18時から可児市のフレンチ「ラ・ミラベル」さんでの会食です。本日のワインは…。会食はオードブルで始まりデザートまでの約3時間半でした…。満腹&ベロベロです。メルトアップの米株、下落の余地大か-新変異株でコロナ懸念持続なら2021年11月28日 17:20 JST ブルームバーグ 2020年3月に米株式相場が初めて新型コロナウイルス感染流行で激しく急落したのは、感染が広がる前に市場に蓄積されていたフロス(泡)が一因だった。最近新たに見つかった変異株への懸念に立ち向かうトレーダーにとって違いはあるものの、同じ側面も多い。 類似性で最も重要なのは、堅調な経済データや力強い企業収益、米金融当局の緩和政策の中で投資家の間に広がる安心感だ。アマチュアの個人投資家からプロのマネーマネジャーまで、株式のポジショニングは強気水準にある。 バリュエーション(株価評価)の観点では、米株式市場は20年の相場転換の時よりも著しく高い水準にある。S&P500種株価指数の現在の株価収益率(PER)は2年近く前の水準より約2ポイント高い。アフリカで出現したばかりの新たな変異株による経済や政策への影響を予測するのは時期尚早だが、その感染の広がりを巡る不透明感でS&P500種は26日に2.3%下落した。 ブルーベイ・アセット・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、デービッド・ライリー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「市場は基本的に、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を過ぎた事と受け止めていた」と指摘。「パンデミックから(特定地域での発生を指す)エンデミックに移行してコロナとの共生を学び、マクロ経済や市場への影響はかなり限定的で、時間の経過とともに薄れるという想定に対し、この歓迎されざるニュースは異議を唱えた」との見方を示した。 確かにウォール街のストラテジストは向こう1年の株式投資見通しで、新型コロナをほとんど脅威として挙げていなかった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の最新調査でファンドマネジャーが挙げたテールリスクの上位にはインフレと中央銀行による利上げ、中国の経済成長失速、資産バブルが並び、コロナはそれらに次ぐ5番目にすぎなかった。 米国や香港がアフリカ南部諸国からの渡航制限を強化したのを受け、26日に株式相場は世界的に急落。S&P500種は2月以来の大幅安を演じた。 フィデリティ・インターナショナルのグローバル・マクロ・エコノミスト、アンナ・ストゥプニツカ氏は、新たな変異株にワクチンが効きかない恐れがあるとの懸念や新型コロナ感染対策の行動制限拡大を受け、投資家は強気スタンスの再考を余儀なくされかねないと指摘。「マクロ経済と市場の短期的見通しを一変させる可能性があり、そのように扱われるべきだ。市場は浮かれ気分になりがちなホリデーシーズンに、投資家の期待よりも変動が激しくなるかもしれない」と付け加えた。【28日・市別詳報】岐阜県で2人感染 10人を下回るのは22日連続11/28(日) 19:32配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は、28日、新型コロナウイルスの感染が新たに2人確認されたと発表しました。1日当たりの感染者が10人を下回るのは、22日連続です。 県内の感染者は、合わせて1万8911人になりました。 新たなクラスター(=感染者集団)の確認や、拡大したクラスターはありませんでした。 27日時点の入院患者は、前日から1人減って8人で、病床使用率0.9%です。 感染者の内訳は、中津川市が2人でした。 隣りの県では愛知県は3人、三重県は1人でした。
2021.11.28
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11月27日(土)、晴れ時々曇り…、曇り時々晴れか…。夜間には雨も降ったようですが…。そんな本日は7時50分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階の掃除機ですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。いただき物のチョコレートと共に。美味い!宅配便でゴルフクラブのシャフトが届きました…。同じ商品が別々の店から…。いい気分で商品・価格チェックしていてどちらもオーダー出したようですね…。3W用の予定でしたが、5Wも作りますか…。1USドル=113.31円。1AUドル=80.71円。昨夜のNYダウ終値=34899.34(-905.04)ドル。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の4銘柄が値を上げて終了しましたね。アメックスが大きく下げて、キーサイトテクノロジーも下げましたね。今週は大きくダメージを食らいましたね。復活の日は来るのか…。株価が下げても、為替差益でカバーできていましたが、円が一気に高くなってきましたから、為替差益も消失ですね…。米メルクのコロナ経口薬、当初発表より低い効果2021/11/27 01:06 ロイター編集[26日 ロイター] - 米製薬大手メルクが26日発表した新型コロナウイルス経口治療薬「モルヌピラビル」の更新データによると、入院や死亡を減少させる効果は以前の報告よりもかなり低いことがわかった。1400人以上の患者を対象にした試験データでは、入院や死亡の減少は30%だった。10月には775人の患者データをもとに、約50%の効果があったと発表していた。大学病院で睡眠導入剤4500錠紛失…勤務していた元薬剤師を窃盗容疑で書類送検へ「薬が余分に欲しかった」2021/11/26 21:23 東海テレビ津市の三重大病院で今年3月、睡眠導入剤が大量に紛失した事件で、病院の元薬剤師を窃盗容疑で近く書類送検する方針であることがわかりました。三重大病院では今年3月、保管していた睡眠導入剤1箱がなくなっていることに気付き、その後の調査で過去3年間に合わせて4500錠の睡眠導入剤が紛失していたことが判明していました。捜査関係者によりますと、去年11月以降、当時病院に勤務していた非常勤の元女性薬剤師(20代)が繰り返し睡眠導入剤を盗んでいた疑いが強まったとして、警察が年内にも書類送検する方針を固めたことがわかりました。警察は2か月ほど前から元薬剤師から任意で事情を聞いていて、調べに対し薬を持って行ったことを認めたうえで、「心療内科へ通院していて薬が余分に欲しかった」という趣旨の供述をしているということです。1200万円の車両も!一目置かれる「4大パトカー」 寄贈され運用 2021/11/27 09:30 朝日新聞 栃木県警には警察官も一目置く「4大パトカー」が存在する。レクサスLC500、GT―R、NSX、フェアレディZ。腹に響くような重低音のエンジンをとどろかせながら、パトロールに当たっている。 東北道鹿沼インターチェンジ(栃木県鹿沼市)にある県警高速隊駐車場。「グオオオーン」。派手なエンジン音を響かせながら、日産のGT―Rがガレージから出てきた。大きなホイールに薄いタイヤ。「栃木県警察」と書かれた車体は光沢がまぶしい。思わず見とれてしまった。 常盤義孝隊長補佐は「アクセルの利きがすごく良い。すばやく加速ができます。イベントのときは運転手に立候補する隊員がいるほどです」。 県警警務課によると、GT―Rは排気量3800cc。車両価格は改造費込みで約1200万円。栃木市の会社役員から2018年に寄贈された。 残り3台はホンダのNSX(00年配備)、フェアレディZ(07年配備)、そして昨年、同じ会社役員から寄贈されたトヨタのレクサスLC500。フェアレディZとNSXはメーカーから寄贈された。 高速隊はレクサス以外の3台を運用。話題性を生かしてイベントで県警のPR活動に活用するほか、東北道や北関東道などでパトロールに当たっている。 高速隊はパトカーとして、主にトヨタのクラウンを運用している。県内の高速道は東北道が南北115キロ、北関東道が東西58キロ。「1日数百キロ、1年約10万キロは走る」といわれる。 長引くコロナ禍で、人を集めた県警の啓発イベントも開催が難しい。そうした中、人目をひく4大パトカーでパトロールするなど、交通安全をアピールする機会を増やしているという。「見せる交通安全活動が求められている。高級パトカーはとてもありがたい存在」と交通企画課の野沢健夫課長補佐。 各署からイベントに引っ張りだこだ。レクサスは配備直後に開かれた那須町のイベントに登場し、来場者の注目を集めるなど、「予約が取れない」状況という。「メディアやSNSを介して紹介され、話題になった。こうしたことを通じて安全運転の意識を高めてもらえれば」と野沢課長補佐は期待する。株式明日の戦略-週間で1000円近い下落、米雇用統計を前に慎重姿勢が強まるか3:30 配信 トレーダーズ・ウェブ 26日の日経平均は大幅反落。終値は747円安の28751円。米国株は休場で静かな1日になるかと思われたが、朝方に為替が円高に振れたこともあって、寄り付きから3桁の下落。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことが警戒されているとの見方が広がると、一気にリスクオフの様相が強まった。ドル円は115円を割り込んで円高が加速。アフターコロナ関連が軒並み安となり、主力大型株もグロース・バリュー問わず売りに押された。指数は節目の29000円もあっさり割り込むと、前場のうちに下げ幅を700円超に拡大。後場に入ってもしばらく下値模索が続き、28600円台に突入した。900円近く下げたところでようやく売りが一巡し、13時を過ぎた辺りからは切り返したものの、戻りは緩慢。引けでも700円を超える下落となった。TOPIXは10月28日以来、約1カ月ぶりに終値で2000ポイントを割り込んだ。 東証1部の売買代金は概算で2兆9900億円。業種別では全業種が下落。電気・ガス、食料品、水産・農林などディフェンシブセクターが相対的に値を保った。一方、空運が5%を超える下落となったほか、不動産や陸運が大幅安となった。スズケンとの業務提携を発表したFRONTEOが軟調相場の中でも買いを集めてストップ高。反面、前日同様、大商いとなった直近上場のGRCSは、買いが先行したものの失速して9%を超える下落となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり152/値下がり1992。新型コロナへの警戒が再燃する中、かつてこれを材料に賑わった川本産業、中京医薬品、重松製作所、アゼアスなどが人気化。自己株取得を発表した住友大阪セメントや、大口受注を発表したAIメカテックが急伸した。DWTIがリリースを材料にストップ高。物流施設開発に関する合弁契約締結が好感された霞ヶ関キャピタルが上場来高値を更新した。 一方、海外渡航への制限強化が警戒されてJAL、ANA、HISが急落。西武HDや鉄人化計画、パーク24など、アフターコロナ関連で国内を中心に事業展開している銘柄群も厳しい下げとなった。主力大型株は軒並み安となっており、レーザーテック、ファストリ、信越化学などが中でも弱い動き。出資企業に関するネガティブなニュースも出てきたソフトバンクGは5%を超える下落となった。3Q期間での利益の伸びが物足りないと受け止められたタカショーは13%安と大きく値を崩した。【来週の見通し】 神経質な展開か。月末と月初を挟む週で、金曜12月3日には米11月雇用統計が発表される。今週、パウエル氏のFRB議長再任が決まった際に米国の長期金利が大きく動いたことから、雇用統計を前にしては身構える状況が続くだろう。来週、米国では雇用統計以外にも注目指標が多い。また、12月2日にはOPECプラス会合が開催される。増産見送りの場合には、原油価格上昇がインフレ高進への警戒を高める可能性がある。コロナ変異株の感染状況にも引き続き注意が必要だ。米国の年末商戦に関するニュースが多くなる時期で、ポジティブな内容が多ければ相場の下支えにはなるだろう。また、日経平均は今週の下げが大きかった分、押し目買いも入ってくるとは考える。しかし、3万円が一段と遠のいたことでセンチメントの悪化が見込まれる中、弱材料に対するネガティブな反応が大きくなることで、上がりづらく下がりやすい地合いを予想する。〔米株式〕NYダウ急落、905ドル安=コロナ変異株を嫌気(26日)☆差替3:53 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】感謝祭祝日の休場明け26日のニューヨーク株式相場は、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異株に対する懸念から世界的に株安が連鎖する中、急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比905.04ドル安の3万4899.34ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は353.57ポイント安の1万5491.66で引けた。 この日の米国の株式市場は感謝祭翌日で短縮取引だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比1914万株増の8億1085万株。 変異株に対するワクチンの有効性や、渡航規制が経済に及ぼす影響をめぐる懸念が広がる中、市場ではリスク回避の動きが台頭。この日はアジア、欧州と軒並み安となり、世界的に株安が連鎖した。ダウは寄り付きから急落し、一時1000ドルを超える下げを記録。終値ベースの下げ幅は今年最大の大きさだった。変異株が嫌気され、航空株は大きく値を下げた。 安全資産とされる円は一時1ドル=113円台に急伸。米国債も買われた一方、景気への影響が懸念され、原油は売り込まれた。 市場では「米市場は感謝祭翌日で薄商いとなる中、変異株をめぐる懸念で世界的にリスクオフの流れが続いた」(日系証券)との声が聞かれた。 全面安となる中、業種別では、エネルギー、金融、資本財、不動産、一般消費財、ITの下げがきつかった。 個別銘柄では、アメリカン・エキスプレスが8.6%安、ボーイングが5.4%安、キャタピラーが4.0%安。自社が開発中のコロナ経口治療薬について、先に発表した結果よりも有効性が低いとの新たな分析を明らかにしたメルクは3.8%安。トラベラーズが3.3%安。コカ・コーラは3.1%安。 ダウ銘柄で唯一上伸したベライゾン・コミュニケーションズは0.3%高。(了)今週の【早わかり株式市況】1000円近い急落、米金利上昇と南アの新型コロナ変異株を警戒6:40 配信 株探ニュース現在値JAL 2,135 -148リクルトH 7,011 -67三井不 2,433.5 -90ZHLD 767.2 -14.60コマツ 2,728 -114■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週ぶりに急反落、週央と週末の急落で市場心理が冷え込む 2.週初は欧州での新型コロナ感染再拡大を警戒しながらも頑強な値動き示す 3.24日(水)はパウエル再任見通し受けた米長期金利上昇を嫌気して急落 4.週末は南アフリカで発見された新型コロナ変異株を警戒視、波乱の展開に 5.週末の日経平均は一時900円近い暴落、2万9000円を大きく下回る■週間 市場概況 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比994円(3.34%)安の2万8751円と2週ぶりに急反落となった。 今週は欧州などで新型コロナウイルスの感染再拡大が顕著となっていることが警戒されたものの、週初の段階ではリスク回避の流れはあまり意識されなかった。しかし、勤労感謝の日をまたいだ週央以降は一変、リスクオフの売りに直撃される格好となった。 週明け22日(月)は、前週末の日経平均上昇の流れを引き継ぎ頑強。前週末に米国株市場ではNYダウが下げたもののハイテク株比率が高いナスダック総合指数が堅調だったことで売り急ぐ動きは見られなかった。ところが、勤労感謝の日で休場となった23日(火)をまたいで24日(水)になると、にわかに市場のセンチメントが悪化。来年2月に任期満了を迎えるパウエルFRB議長が再任される見通しとなったことを受け米長期金利が上昇し、これを受けハイテク系グロース株への売りがかさむことに。日経平均は一時500円超の下げとなり、大引けも470円あまりの急落となった。25日(木)は反発。前日の急落は行き過ぎとみた押し目買いが優勢となったほか、先物絡みの買い戻しも反映された。外国為替市場でドルが買われ、1ドル=115円台前半まで円安が進んだことも輸出セクター中心に追い風に。米株価指数先物が堅調だったことも投資家心理を改善させた。もっとも上げ幅は前日の下げ分の半分以下にとどまった。そして週末26日(金)は想定外の急落。南アフリカで新型コロナの変異株が発見され、感染力が強くワクチン効果も薄いという見方が広がるなか、アジア株市場が全面安に。日経平均は先物主導で一時900円近い下げに見舞われた。2万9000円台を大きく割り込み約1ヵ月ぶりの安値で取引を終えている。■来週のポイント 日経平均は今週末に75日、200日移動平均線をともに大きく下回ってきており、来週は下値を模索展開になりそうだ。 重要イベントとしては、国内では30日朝に発表される10月の完全失業率・有効求人倍率と鉱工業生産や12月1日朝に発表される7-9月期法人企業統計調査が注目される。海外では30日発表の中国11月製造業PMIと30日に行われるパウエルFRB議長の上院での証言や12月1日に発表される米国11月ISM製造業景況指数、2日に開催されるOPECプラス閣僚級会合、3日発表の米国11月雇用統計に注視が必要だろう。■日々の動き(11月22日~11月26日)【↑】 11月22日(月)―― 小幅続伸、朝安も米株先物が堅調でプラス圏に浮上 日経平均 29774.11( +28.24) 売買高10億6538万株 売買代金 2兆3720億円【↓】 11月24日(水)―― 3日ぶり急反落、米長期金利上昇でハイテク株が安い 日経平均 29302.66( -471.45) 売買高12億2187万株 売買代金 2兆7804億円【↑】 11月25日(木)―― 反発、前日急落の反動で買い優勢も上げ幅は限定的 日経平均 29499.28( +196.62) 売買高 9億5984万株 売買代金 2兆1145億円【↓】 11月26日(金)―― 急反落、コロナ変異株への警戒感から2万9000円割れ 日経平均 28751.62( -747.66) 売買高13億0290万株 売買代金 2兆9993億円■セクター・トレンド (1)全33業種中、30業種が下落 (2)JAL など空運がダントツの値下がり率トップ (3)リクルート などサービス、三井不 など不動産、ZHD など情報・通信といった内需株が売られた (4)コマツ など機械、東エレク など電機、スズキ など自動車といった輸出株も大幅安 (5)信越化 など化学、住友電 など非鉄、日本製鉄 など鉄鋼といった素材株もさえない (6)三菱UFJ など銀行、MS&AD など保険といった金融株も軟調 (7)値上がりは商船三井 など海運、東電HD など電力・ガス、大和 など証券の3業種■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数) 1(3) 半導体 2(2) メタバース 3(1) 半導体製造装置 4(8) 人工知能 5(5) 2021年のIPO ※カッコは前週の順位株探ニュース(minkabu PRESS)〔NY外為〕円急伸、113円台半ば=一時112円台目前(26日)7:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】米感謝祭祝日明け26日のニューヨーク外国為替市場では、より感染力の強い新型コロナウイルス変異株の出現を懸念し、安全資産とされる円を買う動きが活発化した。円相場は午後5時現在1ドル=113円44~54銭と、前営業日の24日同時刻(115円36~46銭)比1円92銭の大幅な円高・ドル安。 アフリカ南部で見つかった新たな変異株は、デルタ株より感染力が強く、ワクチンの有効性が弱まる恐れがあるとされる。既にイスラエルや香港、ベルギーで感染報告があり、経済活動が再び停滞を余儀なくされるとの懸念が急浮上。相対的に安全資産とされる円は、スイス・フランなどとともに「質への逃避」目的の買いを集めた。 ニューヨーク市場は114円03銭で始まると、昼にかけて比較的速いペースで円高・ドル安が進行。米金融市場が株安・金利低下でリスク回避ムード一色となる中、円は一時113円05銭の高値を付けた。米利上げ時期の前倒し観測を背景とした最近のドル買いの巻き戻しも加わったもよう。午後以降も感謝祭休場と週末の谷間で神経質な商いが続き、円は113円台前半付近で堅調に推移した。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1310~1320ドル(前営業日午後5時は1.1195~1205ドル)、対円では同128円36~46銭(同129円21~31銭)と、85銭の円高・ユーロ安。(了)NY市場概況-ダウ905ドル安 新型コロナ変異株への警戒感から全面安7:52 配信 トレーダーズ・ウェブ 26日のNY株式相場は急落。感謝祭の翌日で午後1時までの短縮取引となったが、南アフリカで発見された新しい新型コロナウイルス変異株への警戒感から全面安となった。ダウ平均は一時1054ドル安まで下落し、905.04ドル安(-2.53%)の34899.34ドルで終了。下落率は今年最大となった。S&P500とナスダック総合も2.27%安、2.23%安とそろって2%超の急落となった。週間ではダウ平均が1.97%安と3週続落し、S&P500が2.20%安、ナスダック総合が3.52%安とともに反落。年初来ではダウ平均が14.03%高、S&P500が22.33%高、ナスダック総合が20.20%高となった。 南アフリカで発見された新しい変異株について世界保健機関(WHO)はワクチンの効果を弱める可能性を指摘し、英国、欧州連合(EU)、米国などでは南アフリカなどのアフリカ大陸南部の諸国からの渡航制限が決定された。空運、クルーズなどの旅行・レジャー株が軒並み急落したほか、世界景気の回復が遅れるとの見方から景気敏感株も軒並み下落した。リスク回避が強まったことで安全資産とされる米国債が買われ、米10年債利回りは24日の1.643%から1.482%へと16ベーシスポイント低下した。S&P500の11セクターは全セクターが下落。エネルギーが4.04%安、金融が3.27%安となったほか、資本財、不動産、一般消費財、ITも2%超下落した。一方、ワクチン・メーカーはモデルナが20.57%高、ファイザーが6.11%高となり、ヘルスケアの下落率は0.45%にとどまった。投資家の不安心理を示すVIX指数は 10.04ポイント上昇し、28.62ポイントと2月1日以来の水準に上昇した。株式週間展望=「変異株」に過剰反応?相場修復目線で―日経平均予想レンジ:2万8500-3万円8:03 配信 モーニングスター 東京株式市場では今週も日経平均株価の3万円が遠く、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が警戒された26日は、米国市場の休場も相まって暴落した。一方、日本国内における感染者数は極めて少ない水準に抑え込まれており、現時点ではむしろ内需回復への期待が大きい。来週は配当再投資の要素も加わり、幅広い銘柄に株価の修復が見込まれる。<米休場や売り仕掛けも重なり暴落> 今週の日経平均は週初の22日に付けた2万9806円で頭打ち。新規の買いが入りにくい中で水準を切り下げ、南アフリカの変異株をめぐってショック安の様相を呈した週末26日は、一時前日比で893円値下がりして今月初めて2万9000円を割り込んだ(終値は前週末比747円安の2万8751円)。 しかしこの日は、感謝祭でクローズしている米国市場で本来出るはずの売りまで日本に集中したほか、それに乗じた投機筋の売り仕掛けも株安の流れに拍車を掛けたとみられる。新たな変異株がもたらす影響がまだ計れない状況の中で、不安定な投資家心理が過剰なリスクオフを招いた感が否めない。 日本では新型コロナの1日当たりの感染者数が8月の約2万5000人ピークに急減し、足元では100人を下回る日もある。政府は第6波へ備えつつ経済活動の再開を促しており、景況感は改善する方向。欧州などで感染が再拡大する中でのこうした日本の状況は、株高につながってこなかった。ただ、12月1日に発表されるOECD(経済協力開発機構)の世界経済見通しなどに反映されれば、相対的な優位性がマーケットでも意識されるかもしれない。<配当再投資の買い期待> また、9月中間期配当の支払いが本格化し始めたことで、来週は再投資の買いも見込まれる。大和証券によれば、11月最終営業日を含む週は日経平均が上昇する傾向が強い「特異週」だという。変異株に対する警戒が今後一段と拡大してしまう恐れも否めないとはいえ、まずは水準訂正の動きが想定される。 もっとも、テクニカルでは日経平均が一気に75日移動平均線と200日線を割り込み、前週までの下値切り上げの動きが明確に崩れた。このことを悪材料視する向きもあるだろう。早期に立て直せない場合は、10月の安値2万7293円が意識される。 来週のスケジュールはOECDの世界経済見通しのほか、国内で11月30日に10月有効求人倍率、12月1日に7-9月期法人企業統計が発表される。中国では11月30日に11月の製造業・非製造業PMI(購買担当者指数)が出るほか、米国は12月1日に11月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計や同ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数、3日に同11月雇用統計とISM非製造業景況指数が控える。さらに、OPECプラスの会合が2日に予定されている。日経平均の予想レンジは2万8500-3万円とする。NY株式:米国株式市場は大幅下落、南ア変異株を警戒9:22 配信 フィスコ ダウ平均は905.04ドル安の34,899 .34ドル、ナスダックは353.57ポイント安の15,491.66で取引を終了した。 新たに検出された新型コロナの南ア変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念にアジアや欧州市場の流れを継いで、寄り付き後、大きく下落。短縮取引で参加者が限られる中、終日安値を探る展開となった。セクター別では消費者サービス、エネルギーの下落が目立った一方、医薬品・バイオが唯一上昇。 バイオのモデルナ(MRNA)や製薬会社のファイザー(PFE)は新たな変異株でワクチン需要増を見込んだ買いにそれぞれ上昇。また、ビデオ会議を供給するズーム・ビデオ(ZM)や在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は在宅の動きが再び強まり需要を押し上げるとの期待に買われた。一方、航空会社のユナイテッド(UAL)やデルタ(DAL)は、英国が南アと周辺国からの直行便乗り入れを禁止するなど、各国に入国制限強化の動きが広がったため需要鈍化懸念が再燃し軒並み下落。また、経済活動の再開が停滞するとの見方にホテルチェーンを運営するマリオット(MAR)やクルーズ船を運営するカーニバル(CCL)も売られた。百貨店のメーシーズ(M)や衣料小売りのギャップ(GPS)はブラックフライデーにも関わらず新たな変異株流行で、実店舗への客足が鈍るとの懸念が台頭し、それぞれ下落。中国の配車アプリ、滴滴グローバル(DIDI)は中国当局がNY証取撤退を要請したとの報道で売られた。 ホワイトハウスはアフリカ南部からの渡航制限を検討していると報じられた。(Horiko Capital Management LLC)NY市場動向9:30 配信 フィスコ現在値トヨタ 2,074.5 -37.50ソフトBG 6,336 -347ファナック 23,035 -635HOYA 18,260 -260ニューヨーク市場終値NYDOW : 34899.34 (-905.04)NASDAQ : 15491.66 (-353.57)CME225 : 28155 (-635(大証比))26日のNY市場は大幅下落。ダウ平均は905.04ドル安の34,899 .34ドル、ナスダックは353.57ポイント安の15,491.66で取引を終了した。新たに検出された新型コロナの南ア変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念にアジアや欧州市場の流れを継いで、寄り付き後、大きく下落。短縮取引で参加者が限られる中、終日安値を探る展開となった。セクター別では消費者サービス、エネルギーの下落が目立った一方、医薬品・バイオが唯一上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比635円安の28155円。ADR市場では、対東証比較(1ドル113.38円換算)でトヨタ自、ソフトバンクG、ファナック、HOYAなどはじめ、ほぼ全面安商状。【米国市況】ウイルス懸念で世界株安、円に逃避-米債利回り大幅低下2021年11月27日 5:21 JST ブルームバーグ 26日の米国株式相場は大幅安。新型コロナウイルスの新しい変異株に対する不安で、世界株安の様相となった。感染が急速に拡大すれば、すでに足踏み状態だった経済回復が腰折れしかねないとの懸念が広がっている。一方で逃避先資産の価格は急伸した。前日の米市場は感謝祭の祝日で休場だった。米国株は大幅下落、ウイルス変異株不安で旅行・娯楽株に売り米国債急伸、10年債利回りはパンデミック初期以来の大幅低下外為、円とスイス・フランに逃避の買い-ドル下落NY原油13%安、70ドル割れ-新たな変異株の影響懸念し動揺NY金は上昇、広範な金融資産急落で上値重い 景気循環株と小型株が特に売りを浴び、S&P500種株価指数は2月以来の大幅安となった。ラッセル2000指数は一時4%以上の下落となり、終値では3.7%安。旅行関連株や娯楽銘柄が下げた一方、巣ごもり需要に支えられる銘柄は上昇した。 S&P500種は前日比2.3%下げて4594.62。ダウ工業株30種平均は905.04ドル(2.5%)安の34899.34ドル。ナスダック総合指数は2.2%下げた。個別銘柄ではユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが9.6%安。モデルナは約21%高。ファイザーは過去最高値を更新した。株式市場はニューヨーク時間午後1時までの短縮取引だった。 インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は、「軽視できる問題ではない」と新たな変異株について語る。「計り知れない規模のリスクがあるのは、株式の買いに決して良いことではないため、ポジションを調整するのは理にかなう」と述べた。 米国債には逃避の買いが入り、相場は急伸。10年債利回りは2020年3月以来の大幅低下となった。市場が予想する米連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ時期が先送りされた。 米国債市場はニューヨーク時間午後2時までの短縮取引。10年債利回りは16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて約1.47%。金融政策の予想変更に伴うポジション調整が広がり、祝日明けで流動性が低かったことが値動きを増幅させたとみられる。 外国為替市場では円とスイス・フランに逃避の買いが集中。コロナウイルスの変異株が世界の景気回復を脅かすとの見方から、荒れた展開となった。米国債利回りが低下し、米政策金利の引き上げが遅れるとの見方が強まり、ドルは下落した。 ニューヨーク時間午後2時9分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落。2週間ぶりの大幅下落となった。ドルは対円で1.8%安い1ドル=113円26銭。一時は2%下げて113円05銭を付けた。ユーロは対ドルで0.9%上昇し、1ユーロ=1.1311ドル。 ニューヨーク原油先物相場は2020年4月以来の大幅安。最近特定されたコロナ変異株の影響でロックダウン(都市封鎖)が広がり、需要回復を妨げる可能性が意識された。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は前営業日比10.24ドル(13.1%)安の1バレル=68.15ドルと、70ドルを割り込んで終えた。ロンドンICEの北海ブレント1月限は9.50ドル安の72.72ドル。 アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「市場は調子に乗り過ぎていたが、新型コロナの悪影響を非常に受けやすい状態に変わりはないということ」が示されたと指摘した。 ニューヨーク金先物相場は小幅高。金融資産が幅広く下落したこの日は、混乱時の安全な逃避先とみなされる金でも前営業日比で下落する場面があった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%高の1オンス=1788.10ドルで終了。 ヘレウス・メタルズのシニアトレーダー、アレクサンダー・ザムフ氏はリポートで新たなコロナ変異株の出現に言及し、「この環境では金価格が引き続き支えられ、テーパリングの話題はひとまず下火になるはずだ」との見方を示した。米国株式市場=コロナ新変異株懸念で急落、感謝祭明けで薄商い2021年11月27日午前7:18 ロイター編集[ニューヨーク 26日 ロイター] - 感謝祭の祝日明けで半日取引となった米国株式市場は、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことを受け、薄商いの中、急落して終了した。世界保健機関(WHO)はこの日、南アで検出された新変異株「B.1.1.529」を「懸念される変異ウイルス(VOC)」に指定。VOC指定は5番目で、ギリシャ文字の「オミクロン」を割り当てた。この変異株に対し既存のワクチンの効果があるか調査が進められる中、欧州連合(EU)や英国を含む世界各地で渡航制限を強化するなどの動きが広がっている。こうした中、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は3月初以来の水準に上昇した。新変異株への懸念から、クルーズ運航大手のカーニバルロイヤル・カリビアン・グループ、ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングスは10%を超えて下落。ユナイテッド航空、デルタ航空、アメリカン航空などの航空株も急落した。NYSE・Arca航空株指数は6.45%下落。1日の下落率としては2020年9月以来最大となった。小売株は2.04%下落。この日は年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」にあたったものの、新変異株への懸念が重しになった。S&P500銀行株は3.87%安。新変異株を巡る懸念が高まる中、米利上げ観測が後退したことを反映した。エネルギー株は原油安を受け4%下落した。一方、新型コロナワクチンを製造するファイザーとモデルナは上昇した。ファイザーは6.11%高の54ドルと、過去最高値で終了。モデルナは20.57%上昇した。コロナ禍の需要の恩恵を受けるいわゆる「巣ごもり銘柄」にも買いが入り、動画配信サービス大手ネットフリックス、フィットネス機器販売のペロトン・インタラクティブ、ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズなども上昇した。ただ、売りは広範に及び、S&Pの主要11部門ではヘルスケア以外は全て1%を超えて下落。ヘルスケアはファイザーとモデルナ
2021.11.27
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11月26日(金)、曇り時々晴れ時々小雨…。あまりパッとしない天候です。そんな本日は7時20分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時40分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は10:00~16:00です。午前の移動の途中で「ジークフリーダ」に寄り道。今回は洋ナシのミルフィーユでした。仕事を終えての午後の移動の際には「緑の館」に立ち寄ったのですが、駐車場が一杯であきらめる…。帰宅しての遅いおやつタイムはコーヒーと焼き菓子で。それではしばらく休憩です。1USドル=114.40円。1AUドル=81.54円。本日の日経平均終値=28751.62(-747.66)円。金相場:1g=7340(-33)円。プラチナ相場:1g=4136(-2)円。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の3銘柄が値を上げて終了しましたね。重点7銘柄では1銘柄が値を上げて終了しましたね。ホットリンクが上げて、Jフロントリテイリング、サムコ、芝浦メカトロニクス、I-PEXが下げていますね。南アフリカでコロナ変異株、感染者が指数関数的に増加 香港でも検出2021/11/26 10:41 朝日新聞 AFP通信によると、南アフリカの保健当局が25日、新型コロナウイルスの新たな変異株が検出されたと発表した。同国では感染者が急増しており、保健相は、変異株が感染者数の「指数関数的」な増加の要因になっているとして「深刻な懸念」を表明した。 この変異株は、香港とボツワナでも、南アフリカからの旅行者から検出されているという。ニコラ元会長、起訴後に保有株320億円分を売却2021/11/25 17:30 フォーブス23日に開示された米証券取引委員会(SEC)への届け出によると、ミルトンは19日から23日にかけてニコラの株式約1170万株を売却し、税引き前の額で1億3100万ドル(約151億円)近くを得た。ミルトンは起訴から数日後の8月にも、1億5330万ドル(約177億円)相当のニコラ株式約1680万株を売却していた。ミルトンは2019年11月から2020年9月にかけて、投資家を欺いてニコラ株を購入させるため自社について虚偽の説明をしたとして、証券詐欺2件と通信詐欺1件で起訴された。マンハッタンの連邦検事は「ニコラの株式に対する投資家の需要をかきたてるため、ミルトンは自身の事業のほぼすべての面についてうそをついた」と指摘した。ミルトンは7月29日にニューヨーク・マンハッタンの裁判所に出廷し、無罪を主張。1億ドル(約115億円)の保釈金を支払って保釈されている。24日午前の米株式市場でニコラの株価は前日比3%上昇した。ただ、ミルトンが起訴された7月末以降では約20%下落しており、年初来の下落幅は33%に達している。フォーブスによると、一連のニコラ株取引に対する税金を差し引いても、ミルトンの資産額は約10億ドル(約1150億円)にのぼると推定される。ただ、ニコラの株価が上場後に急騰していた2020年6月時点の約87億ドル(約1兆円)からは激減している。ミルトンは2014年にニコラを創業。今回明らかになった株式売却後も、なおニコラの発行済み株式の約12%にあたる5000万株あまりを保有している。「GoToイートキャンペーンあいち」210億円分の食事券を追加販売 愛知県2021/11/26 09:26 中京テレビ愛知県は先月再開したGoToイートキャンペーンについて、210億円分の食事券を追加で販売すると発表しました。愛知県では25日、新型コロナウイルスの入院患者数が、約1年4か月ぶりに10人を下回るなど感染状況が落ち着きつつあります。これを受け大村秀章知事は、先月再開した「GoToイートキャンペーンあいち」の食事券について、210億円分を追加で販売すると発表しました。「感染防止対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援することにより、安全な日常生活と活力ある社会経済活動の実現を図っていきたい」(大村知事)これまでは1万2500円分の食事券を1万円で販売していましたが、追加販売では1万2000円分の食事券を1万円で販売するとしています。応募受付は26日からで、利用期限は来年2月末までとなっています。〔東京外為〕ドル、114円台後半=新たな変異株検出で軟調(26日午後3時)15:03 配信 時事通信 26日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、アフリカ南部での新型コロナウイルスの新たな変異株拡大報道を受け、相対的な「安全資産」である円の需要が高まり、1ドル=114円台後半で軟調に推移している。午後3時現在、114円64~65銭と前日(午後5時、115円37~38銭)比73銭のドル安・円高。 きょうの東京市場は、新型コロナ変異株への警戒感を背景に、朝方からドル売り・円買いの動きが急加速した。日経平均株価の下げ幅が900円近くに広がったほか、時間外取引で米長期金利も低下するなど、「全面的な運用リスク回避の相場展開」(外為仲介業者)となり、ドル円は一時的に114円50銭台まで下落した。 ただ、市場では「日米間の金利差拡大を意識したドル高基調に大きな変化はない」(FX会社)との受け止めが根強く、下値では押し目買いの動きも見られた。このため、売り一巡後は114円60~70銭台を軸に下げ渋っている。 ユーロは対円、対ドルともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=128円68~69銭(前日午後5時、129円40~41銭)、対ドルでは1.1224~1224ドル(同1.1215~1215ドル)。(了)〔東京株式〕大幅反落=新たな変異株を警戒(26日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】新型コロナウイルスの新たな変異株に対する警戒感が高まり、幅広い銘柄が売られ、ほぼ全面安となった。中国政府のIT企業に対する規制強化の動きも相場の上値を重くする一因となった。終値は日経平均株価が前日比747円66銭安の2万8751円62銭と大幅反落。10月25日以来の安値を付けた。東証株価指数(TOPIX)は40.71ポイント安の1984.98。 91%の銘柄が値下がりし、値上がりは7%だった。出来高は13億0290万株、売買代金は2兆9993億円。 業種別株価指数は33業種全てが下落した。空運業、陸運業、不動産業の下落が目立った。 【第2部】軟調。出来高2億3473万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)来週の日本株の読み筋=新変異株に過剰反応か、内需回復期待に配当再投資は支え16:51 配信 モーニングスター 来週(11月29日-12月3日)の東京株式市場は、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株への懸念が尾を引く可能性はあるが、今週末26日には同変異株をめぐってショック安の様相を呈し、過剰反応した面もある。この日は、感謝祭でクローズしている米国市場で本来出るはずの売りまで日本に集中したほか、それに乗じた投機筋の売り仕掛けも株安の流れに拍車を掛けたとみられる。新たな変異株がもたらす影響がまだ計れない状況の中で、不安定な投資家心理が過剰なリスクオフを招いた感が否めない。 一方、欧州などで感染が再拡大する中、日本では新型コロナの1日当たりの感染者数が8月の約2万5000人をピークに急減し、足元では100人を下回る日もある。政府は第6波へ備えつつ経済活動の再開を促しており、景況感は改善する方向にある。12月1日に発表されるOECD(経済協力開発機構)の世界経済見通しなどに反映されれば、相対的な優位性がマーケットでも意識されるかもしれない。また、9月中間期配当の支払いが本格化し始めたことで、来週は再投資の買いも見込まれ、需給面での支えとして作用しそうだ。 もっとも、テクニカルでは日経平均が一気に75日移動平均線と200日線を割り込み、前週までの下値切り上げの動きが明確に崩れた。早期に立て直せない場合は、10月の安値2万7293円が意識される。 スケジュール面では、国内で11月30日に10月失業率・有効求人倍率、10月鉱工業生産、12月1日に7-9月期法人企業統計などが発表される。海外では11月30日に中国11月製造業PMI、中国11月非製造業PMI、中国11月コンポジットPMI、12月1日に中国11月Caixin製造業PMI、米11月ADP雇用統計、2日に米11月ISM製造業景況指数、OPECプラス会合、3日に米11月雇用統計、米11月ISM非製造業景況指数などが予定されている。 26日の日経平均株価は大幅反落し、2万8751円(前日比747円安)引け。南ア変異株への懸念から、先物売りを交えて下げ幅を拡大した。時間外取引の米ダウ先物の一段安とともに香港ハンセン指数などのアジア株安も重しとなり、下げ幅は一時890円を超えた。明日の戦略-週間で1000円近い下落、米雇用統計を前に慎重姿勢が強まるか17:12 配信 トレーダーズ・ウェブ 26日の日経平均は大幅反落。終値は747円安の28751円。米国株は休場で静かな1日になるかと思われたが、朝方に為替が円高に振れたこともあって、寄り付きから3桁の下落。南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことが警戒されているとの見方が広がると、一気にリスクオフの様相が強まった。ドル円は115円を割り込んで円高が加速。アフターコロナ関連が軒並み安となり、主力大型株もグロース・バリュー問わず売りに押された。指数は節目の29000円もあっさり割り込むと、前場のうちに下げ幅を700円超に拡大。後場に入ってもしばらく下値模索が続き、28600円台に突入した。900円近く下げたところでようやく売りが一巡し、13時を過ぎた辺りからは切り返したものの、戻りは緩慢。引けでも700円を超える下落となった。TOPIXは10月28日以来、約1カ月ぶりに終値で2000ポイントを割り込んだ。 東証1部の売買代金は概算で2兆9900億円。業種別では全業種が下落。電気・ガス、食料品、水産・農林などディフェンシブセクターが相対的に値を保った。一方、空運が5%を超える下落となったほか、不動産や陸運が大幅安となった。スズケンとの業務提携を発表したFRONTEOが軟調相場の中でも買いを集めてストップ高。反面、前日同様、大商いとなった直近上場のGRCSは、買いが先行したものの失速して9%を超える下落となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり152/値下がり1992。新型コロナへの警戒が再燃する中、かつてこれを材料に賑わった川本産業、中京医薬品、重松製作所、アゼアスなどが人気化。自己株取得を発表した住友大阪セメントや、大口受注を発表したAIメカテックが急伸した。DWTIがリリースを材料にストップ高。物流施設開発に関する合弁契約締結が好感された霞ヶ関キャピタルが上場来高値を更新した。 一方、海外渡航への制限強化が警戒されてJAL、ANA、HISが急落。西武HDや鉄人化計画、パーク24など、アフターコロナ関連で国内を中心に事業展開している銘柄群も厳しい下げとなった。主力大型株は軒並み安となっており、レーザーテック、ファストリ、信越化学などが中でも弱い動き。出資企業に関するネガティブなニュースも出てきたソフトバンクGは5%を超える下落となった。3Q期間での利益の伸びが物足りないと受け止められたタカショーは13%安と大きく値を崩した。 日経平均は747円安。薄商いの日に、先物が主導して指数の日中の振れ幅が大きくなることはある。しかし、きょうは下げ続ける中で買い意欲が感じられる場面がほとんどなかった。これがバーゲンセールであれば、米国株が休場であろうと買いは入る。そうならなかったということは、(1)今日の下げが過剰反応ではなく、コロナの新たな変異株にこの先も警戒を払わなければいけない、(2)これだけ下げても日本株を買う理由が乏しい―のどちらか。米国株が休場だから押し目買いが入らなかったというのであれば、日本株を買いたいのは米系の投資家だけということになる。今年はもう終盤戦。12月のFOMC(12/14~15)を通過した後は海外投資家は休暇モードに入る。米国株は感謝祭手前の11月24日までで、年間ではダウ平均が17.0%、S&P500が25.2%、ナスダックが22.9%上昇している。年末にかけては利益確定の売りも出てくるだろうから、米国株に頼りっぱなしでは日本株の上昇は期待しづらい。なお、日経平均は本日11月26日までで年間での騰落が+4.8%。TOPIXは+10.0%となっている。TOPIXはまだ貯金があるが、日経平均は年間プラスを達成できるか微妙な状況。日本国内での感染被害は非常に抑えられた状況が続いていただけに、きょうコロナのニュースにここまで弱い反応を見せたことは残念である。【来週の見通し】 神経質な展開か。月末と月初を挟む週で、金曜12月3日には米11月雇用統計が発表される。今週、パウエル氏のFRB議長再任が決まった際に米国の長期金利が大きく動いたことから、雇用統計を前にしては身構える状況が続くだろう。来週、米国では雇用統計以外にも注目指標が多い。また、12月2日にはOPECプラス会合が開催される。増産見送りの場合には、原油価格上昇がインフレ高進への警戒を高める可能性がある。コロナ変異株の感染状況にも引き続き注意が必要だ。米国の年末商戦に関するニュースが多くなる時期で、ポジティブな内容が多ければ相場の下支えにはなるだろう。また、日経平均は今週の下げが大きかった分、押し目買いも入ってくるとは考える。しかし、3万円が一段と遠のいたことでセンチメントの悪化が見込まれる中、弱材料に対するネガティブな反応が大きくなることで、上がりづらく下がりやすい地合いを予想する。【今週を振り返る】 軟調となった。米国ではバイデン大統領がパウエル氏のFRB議長再任を発表したが、ハト派とみられていたブレイナード氏が選ばれなかったことで長期金利の上昇を招き、主力グロース株が売られた。これを受けて、休場明け24日の日経平均は、400円を超える下落となった。加えて、南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株が確認されたことが警戒材料となり、26日には700円を超える下落。節目の29000円を割り込んだ。特に26日は、これまで市場に漂っていた楽観ムードが急速に冷え込み、リスクオフの様相が強まった。日経平均は週間では約994円の下落となり、週足では3週連続で陰線を形成した。【来週の予定】 国内では10月商業動態統計(11/29)、10月失業率、10月有効求人倍率、10月鉱工業生産、10月住宅着工統計(11/30)、7-9月期法人企業統、11月新車販売台数(12/1)などがある。 企業決算では、トリケミカル(11/30)、伊藤園(12/1)、ラクーンHD(12/2)、アインHD、ファーマフーズ、日駐、内田洋、ロックフィール、ポールHD、モロゾフ(12/3)などがある。 海外の経済指標の発表やイベントでは、米サイバーマンデー、米10月NAR仮契約住宅販売指数(11/29)、中国11月製造業PMI、米9月FHFA住宅価格指数、米9月S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数、米11月消費者信頼感指数(11/30)、中国11月財新製造業PMI、米11月ADP全米雇用リポート、米11月ISM製造業景気指数、ベージュブック(12/1)、OPECプラス会合(12/2)、米11月雇用統計、米11月ISM非製造業指数、米10月製造業受注(12/3)がある。日本株は大幅反落、新たなコロナ変異株で景気先行き懸念-ほぼ全面安2021年11月26日 7:54 JST 更新日時 2021年11月26日 15:35 JST ブルームバーグ 東京株式相場は大幅に反落。TOPIXと日経平均株価はともに、ほぼ1カ月ぶりに心理的な節目を割り込んだ。南アフリカ共和国で調査されている新型コロナウイルスの新たな変異株の感染が広がる不安から、経済活動の停滞を懸念した売りが強まった。感染拡大が悪影響を与える業種や景気敏感業種を中心に東証全33業種が下落。東証1部銘柄は約9割が値下がりし、ほぼ全面安となった。TOPIXの終値は前日比2%安の1984.98下落率は10月1日以来の大きさ終値の2000割れは、10月28日以来日経平均は2.5%安の2万8751円62銭下落率は6月21日以来の大きさ2万9000円割れは、10月29日以来 市場関係者の見方 りそなアセットマネジメントの黒瀬浩一チーフ・ストラテジスト投資家はリスク回避するためのヘッジ売りや利益確定売りにいったん動いた今回のコロナ変異株がどの程度影響を与えるかの結論が出るにはまだ時間がかかるとの見方が広がった世界的な株安の流れになった時は、日本株の下落率が大きくなりやすい。海外の一部には岸田政権が掲げる新しい資本主義の政策に対する疑念があるからだ 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト足元で欧州や米国で新型コロナウイルスの感染者が増えている状況だったため、新たな変異株がそこに加われば感染が一気に広がるのではないかという警戒がある外国為替が円高に大きく振れ、日経平均先物に売りが集中。連動して現物株も下げているような状況 東証33業種下落率上位 空運、不動産、陸運、非鉄金属、情報・通信、化学、鉄鋼上昇率上位 なし 背景南ア、新たな変異株出現で深刻な第4波懸念-世界に広がる恐れも英国、南アからのフライト一時禁止へ-新たなコロナ変異株で香港で旅行者2人から新たなコロナ変異株検出、1人は空気感染かアジア時間26日の米S&P500種Eミニ先物は1%超まで下落ドル・円相場は一時1ドル=114円50銭台に下落、25日の東京株市場の終値時点115円39銭日米株の相対格差示すST倍率、過去最高を更新する勢い-チャートソフトバンクG株が急落、中国が滴滴に米国上場廃止要請との報道空運やレジャー関連株の下げきつい、コロナ変異株の悪影響を懸念日経平均は大幅反落、リスク回避強まる 南ア変異株を警戒2021年11月26日午後3:58 ロイター編集[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に反落した。南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株が投資家に警戒されてリスク回避姿勢が強まり、主力銘柄を中心に売りが加速した。日経平均は2万9000円、TOPIXは2000ポイントの心理的な節目を割り込んだ。南アフリカの専門家らは25日、少数ながら新型コロナウイルスの新たな変異株を検 出したと発表した。「B.1.1.529」と呼ばれる変異株で、体の免疫反応を回避したり、感染力を高めたりする可能性があるという。東京市場ではこれが嫌気され、短期筋のロスカットが活発化。時間外取引で米株先物が軟化し、急速に投資家マインドが悪化した。前日の米市場が感謝祭で休場だった上、それまで特段の材料がなかったことから、穏やかな相場を想定していた市場関係者にとって「不意打ちとなった」(国内証券)格好で、市場では「積極的に売買する人がいないところで、一方向な動きになった」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との受け止めが聞かれた。売りは午後も継続し、日経平均は前営業日比893円67銭安の2万8605円61銭まで、TOPIXは同48.97ポイント安の1976.72ポイントまで、それぞれ一時下落した。ただ、その後は大引けにかけて下げ渋った。市場では、きょうの欧米市場での反応が、週明けの日本株動向に影響しそうだとして、関心が寄せられていた。日経平均の下落率に比べて「(下げが)大きくなれば身構えなければいけないが、小さければ押し目買いの反応になるのではないか」(りそなAMの戸田氏)との見方が出ていた。個別では、トヨタ自動車やソニーグループなどの主力株は総じて軟調。ソフトバンクグループも大幅に下げた。半面、大規模な自社株買いの実施を発表した住友大阪セメントは逆行高となった。TOPIXは2.01%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆9993億4000万円だった。東証33業種は全てがマイナスとなり、下落率が大きかったのは空運業、不動産業、陸運業などだった。東証1部の騰落数は、値上がり152銘柄に対し、値下がりは1992銘柄で全体の91%となった。変わらずは39銘柄だった。神経質、新たな変異株出現で下値模索も=来週の東京株式市場2021年11月26日午後5:08 ロイター編集[東京 26日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、下値を切り下げる展開が想定されている。新型コロナウイルスの新たな変異株の出現で、ヘッドラインに神経質に反応する流れとなりそうだ。来年の2月に北京冬季五輪の開幕を控えている中国に対する警戒感も高まっており、日経平均株価は再び2万9000円を下回った水準での下値模索となりそうだ。日経平均の予想レンジは2万8000円―2万9000円南アフリカの専門家らは25日、新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」を検出したと発表。これを受け、英国は26日から、南アフリカと隣接するナミビアなど計6カ国からの航空機乗り入れを一時的に禁止し、これらの国から帰国した英国人に隔離を義務付けると発表した。26日の東京株式市場で、日経平均は前営業日比747円66銭安の2万8751円62銭と急反落し、約1カ月ぶりに2万9000円割れとなった。テクニカル的には200日移動平均線・75日移動移動平均線などの主要移動平均線を全て割り込み、調整入りを示唆する格好となった。日本株は変異株が警戒されて売りが深まったが、市場では過剰に反応しているとの見方も少なくない。25日の米国株式市場が感謝祭に伴い休場となったため、変異株に関するヘッドラインを最初に反応したのは東京市場となった。「26日の欧米株の下落を見越したリスクヘッジの動きが強まった」(国内証券)との見方があり、欧米市場の動きや週末の変異株に関する材料次第では、週明けの東京株式市場は急速に買い戻す動きとなる可能性もある。来週以降、米国で11月雇用統計などの経済指標の発表が相次ぐ。もともと「様子見が強まりやすく、商いは薄くなりがち」(別の国内証券)と見られていただけに、変異株関連の新しい情報で振らされるリスクがある。加えて、松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「中国で恒大集団の過剰債務問題が発生して以降、中国経済の伸びは鈍っている。中国の経済指標も確認しておきたいポイント」との見方を示した。内容次第では北京冬季五輪への影響も与えかねないという。中国では11月製造業・非製造業PMI、11月財新製造業PMIなどが発表される。国内では、10月鉱工業生産などの発表がある。DWセラピテ研が急反発、緑内障・高眼圧症剤が製造販売承認申請2021/11/26 14:23 会社四季報眼病治療薬開発などを手掛けるジャスダック上場の創薬ベンチャー、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)が急反発した。午後2時12分現在、制限値幅上限の前営業日比80円(39.4%)高の283円ストップ高買い気配で推移している。25日にライセンスアウト先の興和(愛知県名古屋市)から緑内障・高眼圧症を適応症とした国内製造販売承認申請を厚生労働省に行った旨の連絡を受けたと発表し、買い材料視された。同剤は有効成分が世界初の組み合わせとなる配合点眼剤。既存の配合点眼剤と薬理学的な作用点が異なるため、さまざまな緑内障・高眼圧症治療剤との併用が可能としている。2020年2月から国内第3相臨床試験が行われ、眼圧下降効果と安全性が確認されていた。本件によるマイルストーンの受領の予定はないが、承認後の販売開始で契約に基づく実施料を受領する。(取材協力:株式会社ストックボイス)円が全面高、新たなコロナ変異株の出現でリスクオフに南ア・ランドは急落2021/11/26 13:00 ブルームバーグ 会社四季報東京外国為替市場のドル・円相場は下落。南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株に対する懸念からリスク回避の動きが強まり、円は主要通貨に対して全面高となっている。南アフリカの通貨ランドは大きく売られている。市場関係者の見方ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎アナリスト・ドル・円は材料難の中で変異株の話が出て、南アフリカランド・円の急落につられている感じ・きのう米国が感謝祭の休みでほとんど値動きがなかった分、調整が入っているという感じだが、今の段階で変異株の話によりドル・円がどんどん下がることはないだろう・今後、変異株の影響が拡大してくるとドル・円も下がる可能性はあるが、何カ月もかかる話。デルタ株よりも強力でワクチンも効かないとなってくると、ものすごいリスクオフになると思うが、現時点ではまだわからない三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト・南アフリカでの新型コロナの変異株確認は、ドル・円が約5年ぶりの高値を付けて達成感があった中で、持ち高調整のきっかけに・変異株が新たにグローバルなパンデミックを引き起こすようなものであれば、米利上げの前提を崩すものになり得るが、そうなるかはさらに情報が必要・現状、米国のテーパリング加速や利上げ想定の前倒しを背景としたドル高トレンドが変わるようなものではない。また貿易赤字継続による円の先安観も不変背景・南ア、新たな変異株出現で深刻な第4波懸念-世界に広がる恐れも・日経平均株価は前日比719円安で午前の取引を終了。新たなコロナ変異株の感染が広がる不安から、景気への影響を懸念した売りが強まった・米主要株価指数先物は時間外取引で下落。米国債は時間外取引で10年国債利回りが一時7ベーシスポイント(bp)低下し1.56%台・ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は時間外取引で一時前日比2.5%安堀川未来夢が単独首位キープ 中島啓太37位、藤田寛之は連続賞金シード「23」でストップ11/26(金) 16:27配信 ゴルフ情報ALBA.Net<カシオワールドオープン 2日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>国内男子ツアーは第2ラウンドが終了した。単独トップで出た堀川未来夢が7バーディ・ボギーなしの「65」をたたき出し、2日間の大会ストローク記録を1打塗り替える「129」をマーク。トータル15アンダー・単独首位で決勝ラウンドにコマを進めた。トータル11アンダー・2位に今野大喜。トータル10アンダー・3位にY・E・ヤン(韓国)、トータル9アンダー・4位タイには宮里優作、香妻陣一朗、亀代順哉が続いた。今月の「アジアアマ」を制した中島啓太(日体大3年)は「69」をマーク。トータル4アンダー・37位タイで予選ラウンドを通過した。賞金ランキング1位のチャン・キム(米国)はトータル5アンダー・28位タイで決勝に臨む。賞金ランク70位で今大会に挑んだ藤田寛之だが、トータル2オーバー・99位タイで予選落ち。賞金シード圏内であるランク65位以内に入ることが叶わず、連続賞金シード記録は「23季」でストップとなった。古江彩佳が単独首位で週末へ 堀琴音2位、稲見萌寧は23位11/26(金) 15:16配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 2日目◇26日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>国内女子ツアーの今季最終戦は第2ラウンドが終了した。逆転賞金女王を狙う古江彩佳が「73」と苦しみながらも、トータル7アンダー・単独首位をキープして週末に臨む。トータル6アンダー・2位に堀琴音。トータル5アンダー・3位タイに上田桃子、比嘉真美子、野澤真央が続いた。2週連続優勝&大会連覇がかかる原英莉花は、トータル1アンダー・14位タイ。賞金ランキング1位の稲見萌寧は「72」と伸ばせず、トータル2オーバー・23位タイで2日目を終えた。85歳の車、薬局に衝突 けが人なし、岐阜・各務原地域 2021年11月26日 (金)配信 共同通信社 26日午前11時半ごろ、岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町5丁目の薬局に、同市の無職女性(85)が運転する軽乗用車が衝突した。各務原署によると、出入り口のガラスなどが破損したが、女性や客、店員にけがはなかった。 女性は「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と話している。駐車しようとして運転操作を誤ったとみて、署が詳しい状況を調べている。〔東京外為〕ドル、114円台前半=変異株警戒で大幅下落(26日午後5時)17:41 配信 時事通信 26日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株への警戒感が高まって「安全資産」とされる円買いが加速、1ドル=114円台前半へと朝方と比べて1円程度下落する展開になった。午後5時現在、114円16~17銭と前日(午後5時、115円37~38銭)比1円21銭の大幅ドル安・円高。 前日の海外市場は、米国が感謝祭で休場だったため115円20~30銭台の狭いレンジで推移。東京の早朝は感染力が強いとされる新たな変異株への警戒感からドル売り・円買いの動きが急加速、東京時間は115円付近で始まった後、反落して始まった日経平均株価を眺めながら9時過ぎに114円90銭台へと水準を切り下げた。 さらに、日経平均が節目の2万9000円を割り込み、時間外取引で米長期金利が低下すると、「相場はリスクの回避一色の様相となった」(為替仲介業者)といい、終盤には114円10銭台まで売り込まれる展開となった。 短期的な買い場を待つ投資家も多いとされるが、このところのドルの上昇ピッチの速さに対する警戒感も強かったことから、揺り戻しが大きくなったようだ。今晩の海外時間は感謝祭明けだが、週末と合わせて連休とする市場参加者も多いと観測されており、「商いが薄い中、ちょっとした仕掛け売りで大きく反応する恐れがある」(同)との見方も出ていた。 ユーロは対円で軟化。午後5時現在、1ユーロ=128円24~25銭(前日午後5時、129円40~41銭)。対ドルでは夕方に買い戻しの動きが広がり、1.1234~1234ドル(同1.1215~1215ドル)。(了)〔ロンドン外為〕円急伸、一時113円台(26日午前9時)18:09 配信 時事通信 【ロンドン時事】週末26日の外国為替市場の円相場は、新型コロナウイルスの新たな変異株に懸念が広がる中、安全資産とされる円が買われ、一時1ドル=113円台に急伸した。ロンドン市場の午前9時現在は114円30~40銭と、前日午後4時(115円30~40銭)比1円00銭の円高・ドル安。 対ユーロは、1ユーロ=128円55~65銭(前日午後4時は129円30~40銭)で、75銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1245~1255ドル(1.1205~1215ドル)。(了)【26日・新型コロナ詳報】岐阜県で3人陽性、いずれも感染経路分かっておらず 基準指標を上回る11/26(金) 19:11配信 岐阜新聞Web 岐阜県は26日、県内で新たに3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者が10人を下回るのは20日連続。感染者は累計1万8906人となった。 感染が確認されたのは中津川市の20代と40代の男性、各務原市の50代女性。いずれも感染経路が分かっていない。 県独自の基準指標では、直近1週間の「感染経路不明者数」が6人(25日現在)となり、「5人以上」の基準値を上回った。県健康福祉部の担当者は「リンク不明の感染者が増えている。油断なく感染対策を続けてほしい」と呼び掛けている。 クラスター(感染者集団)の新たな確認や拡大、終息はなかった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・50人。25日時点の病床使用率は0・9%。宿泊療養施設の入所者は前日から2人減って1人となった。国内本格復帰へ横峯さくら一歩前進 2地区で新人がトップ通過の一方で実力者も敗退【女子QT・第1ステージ】11/26(金) 18:14配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGA クォリファイングトーナメント 第1ステージ 最終日◇26日◇小幡郷ゴルフ倶楽部 (群馬県)、伊勢カントリークラブ (三重県)、小野東洋ゴルフ倶楽部 (兵庫県)>来季の国内女子ツアー出場権がかかる予選会(QT)の第1次ステージは、3地区で最終ラウンドが行われた。各地区の上位者は、30日から静岡県の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コースで行われる最終に進む。群馬県でのA地区は、今月行われた2021年度最終プロテスト合格者の高久みなみがトップ通過。2位に山本薫里、3位に工藤優海が続いた。このほか、今年のプロテスト合格者の阿部未悠、内田ことこ、橋添穂ら20人が最終に進出。一方、表純子、斉藤愛璃、堀奈津佳らがここで脱落した。三重県で行われているB地区は、フェービー・ヤオ(台湾)がトップで4日間を終了。原江里菜が2位、劉依一(中国)が3位となった。日本ツアー本格復帰を目指すツアー23勝の横峯さくらも5位で順当に通過。木戸愛、藤本麻子やルーキーの佐藤心結、川崎春花が第一関門を突破した。西山ゆかり、吉田弓美子のレギュラー優勝経験者や注目ルーキーの竹田麗央といった選手が最終進出を逃した。そして、兵庫県のC地区ではこちらも今月のプロテスト合格者・天本遥香がトップ通過。以下、木下彩、田中瑞希と続いた。東浩子、金田久美子、藤田光里、一ノ瀬優希らも静岡行きを決めた。ツアー1勝の香妻琴乃や、シード経験者の新海美優、権藤可恋らは上位20人に入れなかった。NY株見通し-今晩は午後1時までの短縮取引20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は軟調か。昨日は感謝祭の祝日のため休場で、今晩のNY株式市場は午後1時までの短縮取引となる。コロナワクチン接種進展やブースターショットなどで今年の感謝祭ウィークの旅行需要はパンデミック以前の水準近くまで回復すると予想されており、市場参加者の減少が見込まれる。ブラックフライデーの消費堅調見通しが相場の支援となることが期待されるものの、週末の短縮取引となることや、南アフリカで発見された新たな新型コロナウイルス変異株への警戒感などから軟調な展開が予想される。 今晩は主要な米経済指標や企業決算の発表はなし。〔NY外為〕円、114円近辺(26日午前8時)22:25 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】米感謝祭祝日明け26日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円98銭~114円08銭と、前営業日(24日)午後5時(115円36~46銭)比1円38銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1287~1297ドル(前営業日午後5時は1.1195~1205ドル)、対円では同128円69~79銭(同129円21~31銭)。(了)〔NY外為〕円急伸、113円台後半(26日朝)23:13 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】米感謝祭祝日明け26日午前のニューヨーク外国為替市場では、アフリカ南部で新たに確認された新型コロナウイルス変異株の感染拡大への懸念から、安全資産とされる円に買いが集まり、円相場は1ドル=113円台後半に急伸している。午前9時現在は113円80~90銭と、前営業日24日午後5時(115円36~46銭)比1円56銭の大幅な円高・ドル安。 各国メディアによると、南アフリカやボツワナで感染された新変異株は、デルタ株より感染力が強く、ワクチンの有効性が弱まる恐れがあるという。イスラエルや香港でも感染が報告される中、世界的に渡航禁止措置の導入が相次いでおり、経済活動の再開に水を差すとの見方から、市場はリスク回避ムード一色。米国もこの流れを引き継ぎ、円がドルなど主要通貨に対して大きく買われる展開となっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1285~1295ドル(前営業日午後5時は1.1195~1205ドル)、対円では同128円55~65銭(同129円21~31銭)と、66銭の円高・ユーロ安。(了)ブルベア型分類:投資信託 ブル型の投資信託とは、相場(日経平均など)が上昇したときに、基準となる指数の値上り幅以上に利益が出るように作られたファンド。ベア型の投資信託とは、相場が下落したときに、基準となる指数の値下がり幅を上回る利益が出るように作られたファンド。ブル型、ベア型ともに、指数先物やオプションなどを活用して運用する。 通常、ブル型とベア型に加えて、資金プール用のマネーポートフォリオをセットにした、セレクト型のファンドになっているものが多い。 ただ、目標とするレバレッジの倍率は一日の値動きに対してであり、例えば、レバレッジが2倍のブル型ファンドの場合、日々の値動きは指数の2倍の値動きになるが、2日間以上離れた期間の騰落率は複利効果により2倍にはならない。ブル・ベア (ブル・ベア) ブル・ベアとは、相場の強気・弱気を示す言葉です。 ブル(Bull)は強気のことで、雄牛が角を下から上へ突き上げる仕草から相場が上昇していることを表し、ベア(Bear)は弱気のことで、熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸めている姿から相場が下落していることを表す言葉として使われています。 投資信託では、ブル型、ベア型の商品が販売されていて、ブル型は相場が上昇しているとき、ベア型は相場が下落しているときに利益が出るように設計された商品となっています。 ワンポイント 相場が下落しているときにどうやって儲けるの?と思うかもしれません。確かに普通の株取引などでは下落しているときに利益を出すことはできませんが、先物取引や信用取引では、売りから取引を始めることができ、「高い値段で売って、安い値段のときに買い戻す」といった取引を行うことで、下落相場でも利益を出すことができるのです。 また、現在はETF(上場投資信託)でもブル・ベア型のものが組成され、株式市場で売買されています。NYダウも大きく下げていますね。今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の8銘柄が値を上げてスタートしましたね。テラドックが大きく上げて、アメックスが大きく下げていますね。〔米株式〕NYダウ急落、一時800ドル超安=コロナ変異株を嫌気(26日朝)11/26 23:46 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】感謝祭の休場明け26日午前のニューヨーク株式相場は、南アフリカなどで見つかった新型コロナウイルスの変異株に対する懸念が広がる中、急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均の前営業日終値比での下げ幅は取引開始直後に800ドルを超えた。 午前9時35分現在、ダウは695.56ドル安の3万5108.82ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は125.35ポイント安の1万5719.88。(了)
2021.11.26
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11月25日(木)、曇りです。予報ほどには良い天気にもならず…。そのためか気温もあまり上がらず…。そんな本日は7時30分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、9時30分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務でもありませんが…。恒例の京都弾丸ツアーです。近くのJRステーションで特急に乗って名古屋へ…。東海道線に乱れが出ているようですね。新幹線で京都へ…。混んでいます…、グリーン車は3割程度ですが、指定席はほぼ100%ですね…。京都駅についても、タクシー乗り場ンタクシーを待つ人で行列です。やっと乗り込んだタクシーの運転手さんもいきなりバーンときてちょっと怖いですよ…とのこと。紅葉のピークですからね…。12時には恒例の「室町和久傳」に到着。いつものコースをお願いすると、今月はマツタケもカニもフグもすべて楽しめました。日本酒は最近のお気に入り…和久傳エ門をいただく。満足・満足…。お腹パンパンで、歩いて「イノダコーヒー本店」へ向かうと行列しています。もう少し歩いて「スタバ・六角堂店」に入ってコーヒーを飲みながら休憩&酔い覚まし…。本当にいい気分なので観光タクシーによる観光は中止して、京都駅へ。和菓子をいくつか購入して、16時の新幹線で名古屋へ…。その後はJRを乗り継いで帰宅。18時を過ぎた頃にはロマネちゃんと一息です…。1USドル=115.33円。1AUドル=82.89円。昨夜のNYダウ終値=35804.38(-9.42)ドル。本日の日経平均終値=29499.28(+196.62)円。金相場:1g=7373(+14)円。プラチナ相場:1g=4138(+17)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の17銘柄が値を上げて終了しましたね。ザイリンクスが上げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の16銘柄が値を上げて終了しましたね。重点7銘柄では4銘柄が値を上げて終了しましたね。アステリアが大きく下げて、リバーエレテックも下げましたね。GAP株が過去最大の下げ、米小売り時価総額1兆円超吹き飛ぶ2021/11/25 07:46 (ブルームバーグ) 24日の米株式市場では一部の小売業者の決算が失望され、百貨店チェーンのノードストロムとアパレル大手ギャップの株価は過去最大の下げを記録した。主要小売業者の時価総額の合計は今週に入り、約107億ドル(約1兆2350億円)吹き飛んだ。 ノードストロム株は29%安で終了。時価総額は約15億ドル減少した。ギャップの時価総額は約21億ドル減り、S&P500種株価指数の構成銘柄で値下がり率1位となった。2日間の下げでスポーツ用品販売のディックス・スポーティング・グッズの時価総額は約14億ドル、アパレル小売りアバクロンビー&フィッチは4億6000万ドルそれぞれ減少した。 家電量販店のベスト・バイは23日の決算発表後の株価下落で時価総額が約52億ドル失われた。利益率の悪化が響いた。 ノードストロムは1年ぶりの安値で取引を終え、ギャップも2020年9月以来の安値で終了した。 バイタル・ナレッジのアナリスト、アダム・クリサフルリ氏はリポートで、「小売業者の決算は全体的には堅調だった」と分析。アバクロなどの業績は健全な内容だったが、良くない例もあったと指摘し、ギャップとノードストロムを挙げた。カリフォルニアが「万引き天国」に…群衆が突如押し寄せ、商品を奪い尽くす!2021/11/25 06:00 © SmartFLASH米国カリフォルニア州が、「万引き天国」という不名誉な称号を得そうである。11月19日の金曜日、サンフランシスコ観光の中心地ユニオンスクエアで、数十名のグループによる窃盗事件が起きた。襲われたルイ・ヴィトンは、店内をバールやハンマーで破壊され、次々に商品を奪われていった。犯人たちが次々と店から出て車に乗り込む姿は、即座にニュースとなって世界中に拡散された。ルイ・ヴィトン以外にもイヴ・サンローランやバーバリー、日本の眼鏡店JINSの米国第1号店も被害にあっている。翌日の土曜日、ユニオンスクエアから40キロ離れた高級百貨店「ノードストローム」に80名の集団が押し入った。25台ほどの車で目の前の道路をせき止めてから店内に乗り込み、目一杯の商品を手にして逃げる荒っぽい手口である。日曜日には、サンフランシスコから20キロ離れたオークランドの宝飾店が襲われた。オークランドでは週末だけで24の略奪が起きたそうだ。さらに月曜日には、少し離れたロサンゼルスに飛び火し、やはり「ノードストローム」に少なくとも18名が突入している。言うまでもなく、これらの事件は組織化された窃盗だ。メディアは彼らの犯行を「フラッシュモブ窃盗」「フラッシュ・ロブ(強奪)」などと呼んでいる。フラッシュモブとは、ネット上で流行した「突然出現するモブ(群衆)」のこと。雑踏のなかで突然コンサートやダンスが始まったり、サプライズのプロポーズに利用されたりする。今回も、ネットで何らかの示し合わせがあったうえで犯行に及んだと見られており、今後、こうした犯罪が当たり前のように起きるのではないかと危惧されている。カリフォルニア州では約10万円以下の窃盗は軽犯罪で、収監されることはない。危険なので、店員に万引き現場に関わらないよう指示している店もある。筆者の自宅そばにある宝飾店も、少し前に3名に襲われ、500万円ほどの被害が出た。以前にも襲われた中古ブランド店は、店舗を全面ベニア板で覆って営業していた。シリコンバレーで買い物をしていると、店の棚から堂々と商品を自分のバッグに入れる風景や、店員がなす術もなく万引き犯を見送るシーンに出くわすことがある。万引きに対する罪の意識が低いうえ、盗品を売る場所もたくさんあることが事件の背景にあるのだろう。だが、万引きが増えたことで、ある大手ドラッグチェーンは市内70店のうち17店をクローズした。じわじわと被害の影響が出ているのだ。警察は万引きに対して動くことが比較的少ないが、今回はさすがに様子が違う。逮捕者はわずかだが、軽犯罪ではなく、重罪が求刑されるという。サンフランシスコ市長も、すぐに車の出入り制限や警察官の増員を指示したが、被害の拡大は防げそうもない。悪いことに、今週金曜日はアメリカ中で大セールとなる「ブラックフライデー」だ。小売業界にとって1年で最も忙しい時期だが、警察も忙しくなるかもしれない。ドイツ猛烈な感染拡大の裏側、ショルツ氏がメルケル氏の警告無視2021/11/25 08:54 (ブルームバーグ) 10月にローマで行われた20カ国・地域(G20)首脳会議の合間に、ドイツのメルケル首相は次期首相に就任する方向のショルツ財務相に対し、新型コロナウイルス対策の厳格化が必要になるかもしれないと注意を促した。この警告をショルツ氏は無視。そのツケをドイツは今、払わされている。 このG20首脳会議で、メルケル氏はショルツ氏を他国首脳に紹介していた。メルケル氏は感染が拡大しつつあった新型コロナへの対応として、国内16州の首相を招集する会合の開催をショルツ氏に提案していたが、事情に詳しい関係者によると、同氏は不要だとして取り合わなかった。 ドイツではその後、猛烈な勢いで感染が拡大し、ショルツ氏は政権が実際に発足する前から立場を弱めることになったが、このきっかけをつくったのはリーダーシップの欠如だった。 ショルツ氏は水面下で、自身が所属する社会民主党(SPD)の州幹部らに対し、新たなコロナ対策を話し合う会議を求めるメルケル氏の呼び掛けに応じないよう指示していた。部外秘の内容だとして匿名を要請した複数の関係者が明らかにした。メルケル氏の報道官はコメントを拒否。ショルツ氏の報道官は今のところコメントの要請に応じていない。 一方でSPDは全国的な制限措置の必要性を否定し、次期政権の連立交渉をしてきた緑の党、自由民主党(FDP)とともに、メルケル政権が導入したパンデミック対策の緊急措置の解除を目指して動いた。 総選挙で自らの政党・キリスト教民主同盟(CDU)が敗れて影響力を行使できなくなったメルケル氏はそれ以上の働き掛けをやめ、秋の大半を各国首脳らへの退任あいさつに費やした。ショルツ氏は連立候補の2党と政策のすり合わせや閣僚ポストの割り振りに明け暮れた。 両者が注意を怠った間に事態は悪化し、11月5日にはドイツの感染率は過去最悪を更新。それ以降も感染拡大は止まらず、今や全面的な危機へと発展した。3000万円の「フェラーリ」が実質900万円に!? 「憧れ」に手が届く可能性もアリ? 車購入の豆知識とは2021/11/25 10:10 くるまのニュース ローンの本質は「時間をお金で買う」こと どうしてもほしいクルマがあるとき、ローンを使うのもひとつの手です。 とくに、スーパーカーを購入する人には120回(10年)などの超長期ローンを利用する人も少なくないといいます。そこにはどんな背景があるのでしょうか。 クルマのような高額商品を購入する場合、ローンを使うことは決して珍しいことではありません。 ただし、国産メーカーの販売店で用意されているローンは36回(3年)から最長でも60回(5年)の期間で返済するものほとんどです。 銀行や信販会社などのローンを使えば、新車でも120回払い(10年)の超長期ローンを組むことができる場合がありますが、金利や手数料、クルマの残存価値を考えるとおすすめの選択肢とはいえません。 しかし、中古のスーパーカーを購入する人には、120回払いなどの超長期ローンを利用する人は少なくないといいます。 損得の話でいえば、基本的には現金一括払いがもっともお得であるのは新車でも中古車でも同じです。 ただ、十分な現金がなかったり、あるいは現金を残しておく必要があったりする場合にローンを使うことになります。 ローンの返済期間を長くすればするほど、月々の支払いは低くなり、その分金利として支払う額が増えて総返済額は大きくなるのが普通です。 それでも、将来的に収入が増える見込みがあるならば、金利を支払ってでも、いままとまったお金を用意することができるローンは大きなメリットがあります。つまり「お金がたまるまで待つ時間をお金で買う」というのがローンの本質といえます。 常識的にいえば、余裕のある現金で買えるクルマを選ぶのが良いのかもしれません。 ただ、中古車の場合、資金が貯まった頃にも同条件で購入できる保証はないため、そうした場合にはローンを組むという選択肢をとるケースは珍しくありません。 例えば、240万円の一般的な新車を、頭金なしの120回ローンで購入すると月々の支払いは2万円+金利です。 仮に実質金利が年率5%だとすると、総返済額はおよそ305万4600円となり、実に65万4600円もの金利が発生する計算となります。 もちろん、ローン完済後のクルマは名実ともに自分のモノとなりますが、年間走行距離が1万kmの場合、10年落ちで走行距離10万kmのクルマとなります。 一般的なクルマの場合、売却するとしても資産としての価値はほとんど期待できません。 つまり、240万円+金利の計305万4600円を、10年間かけて消費したと考えることができます。 一方、1200万円の中古のスーパーカー、たとえばフェラーリのモデルを、同じく頭金なしの120回ローン、実質金利は年率5%で購入したとします。 月々の支払額は10万円に金利としておよそ2万7278円となり、総返済額は1527万3360円にも及びます。 ただ、フェラーリのようなスーパーカーは、10年後でも価値が減少しづらく、それどころか保管状況や使用状況によってはむしろ価値が上がることもあります。 仮に、10年後でも1200万円の価値を保っていたとしたら、およそ327万円の金利分を10年かけて消費したことになります。 やや乱暴な計算ではありますが、前述の240万円のクルマを120回ローンで購入したときと比べて、10年間で消費した金額は大きく変わらないと考えることが可能です。 ここからは個人の価値観次第ですが、実質300万円少々で10年間スーパーカーオーナーとしての生活を楽しめることに価値を感じる人もいるかもしれません。 実際にはメンテナンスや保管に関する費用がかかったり、スーパーカーオーナーならではの苦労もあるため、240万円の新車と同等に考えることはできません。 それでも、理論上は、前述のようなシミュレーションが可能であるといえます。 残価を想定すれば3000万円のフェラーリが実質900万円に? あこがれのスーパーカーが手に入るのであれば、月に10万円+金利をなんとか支払おうという人もいるかもしれません。 実際に、相当やりくりすれば、会社員でも絶対に不可能ということはないでしょう。 しかし、新車のフェラーリともなると、3000万円程度の予算が必要となることから、仮に120回ローンが利用できたとしても月々の支払いは少なくとも30万円以上となり、とても現実的ではありません。 ただし、フェラーリはあらゆるクルマのなかでもトップクラスのリセールバリューの高さを誇っているのが特徴です。 モデルにもよりますが、フェラーリの残価設定ローンでは3年後に70%程度の価格での買取を保証しています。 車両価格が3000万円で3年後の残価率が70%と仮定すると、ユーザーは3年間で900万円+金利を支払えばよいということになります。このように考えると、支払い上のハードルはかなり低くなります。 フェラーリ「F40」の定価は4650万円だったが流通価格は2億5000万円まで高騰したこともある このように、将来のクルマの価値も含めて考えてみると、実際の車両価格とはまたイメージが変わって見えるかもしれません。 もちろん、ここまでの話は机上の空論、絵に描いたモチであり、超長期ローンには相応のリスクがあるのも事実です。 安易なローンの利用はおすすめできませんが、将来の収入とクルマの価値のバランスがとれているなら、ひとつの選択肢と考えてみてもいいかもしれません。〔米株式〕NYダウ小反落、9ドル安=長期金利上昇に警戒感(24日)☆差替6:48 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式相場は、長期金利上昇への警戒感が強まる中、小反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比9.42ドル安の3万5804.38ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は70.09ポイント高の1万5845.23で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億6061万株減の7億9171万株。 翌25日の感謝祭に伴う休場を前に、朝方は米経済指標の発表が相次いだ。最新週の新規失業保険申請件数は52年ぶりの低水準となる19万9000件。また、7~9月期の実質GDP(国内総生産)改定値は前期比2.1%増と、速報値(2.0%増)から小幅上方修正され、景気の回復ぶりが示された。 市場が注視する物価関連指標は、10月の個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比5.0%上昇と、約31年ぶりの高水準を記録。ミシガン大の11月の消費者景況感調査では、期待インフレ率が1年先、5年先がともに0.1%ポイント上昇した。 一連の統計を受け、米長期金利の指標である10年物国債利回りは急伸。一時1.69%に迫り、約1カ月ぶりの高水準で推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長再任の方針が今週示され、量的緩和縮小の進展や利上げ前倒し観測が強まっていることも株式相場の重しとなった。 前日引け後に発表された2021年8~10月(第3四半期)決算で通期の業績予想を下方修正した米カジュアル衣料品大手ギャップは急落。調整後1株当たり利益が市場予想を下回った百貨店チェーンのノードストロームも大幅に下落した。 業種別では、素材や一般消費財、金融が特に軟調だった。一方、不動産やエネルギー、ITは大きく上昇した。 個別銘柄(暫定値)では、ノードストロームが29.0%安、ギャップが24.1%安、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが1.6%安、ハネウェル・インターナショナルとゴールドマン・サックスがともに1.8%安、セールスフォースドットコムが0.8%安。一方、ビザが2.4%高、インテルが1.3%高、キャタピラーが0.9%高、シェブロンが0.8%高、ユナイテッド・ヘルス・グループが0.7%高だった。(了)〔NY外為〕円、115円台前半=一時4年10カ月ぶり円安水準(24日)7:34 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク外国為替市場では、物価指標の上振れなどを受けて早期の米利上げ観測が強まり、円相場は1ドル=115円台前半で軟調に推移した。午後5時現在は115円36~46銭と、前日同時刻(115円07~17銭)比29銭の円安・ドル高。一時115円52銭と、約4年10カ月ぶりの円安水準を付けた。 翌25日の感謝祭休場を前に、朝方は米経済指標発表が相次いだ。米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は19万9000件と大きく改善し、52年ぶりの低水準となった。一方、10月の個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比5.0%上昇と、約31年ぶりの高さ。一連の統計を受けて早期の米利上げ観測が再燃し、日米金利差拡大への思惑から円安・ドル高が進行した。 さらに午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、多くの参加者が、インフレ高進が続くようなら、量的金融緩和策の縮小ペースを速め、想定よりも早期の利上げに備えるべきだと主張したことが分かった。これをきっかけに円は、テクニカルな節目となっていた115円50銭を割り込み、2017年1月以来の円安水準を付けた。ただ、終盤にかけては、じりじりと下げ幅を縮めた。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1195~1205ドル(前日午後5時は1.1244~1254ドル)、対円では同129円21~31銭(同129円50~60銭)と、29銭の円高・ユーロ安。(了)〔東京外為〕ドル、115円台前半=手掛かり不足で方向感欠く(25日午後3時)15:03 配信 時事通信 25日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規の手掛かり材料が不足する中、1ドル=115円台前半で方向感を欠く展開となっている。午後3時現在、115円38~38銭と前日(午後5時、114円90~90銭)比48銭のドル高・円安。 米国での早期利上げ観測が台頭し、日米間の金利差拡大を意識したドル買い・円売りが優勢となったことから、米国時間の終盤には一時、115円50銭近辺まで上昇した。 東京市場は115円40銭前後で始まり、仲値にかけて115円30銭付近まで軟化した。市場関係者は「国内輸出企業などの実需筋によるドル売りがあった」と話す。その後は午後に入ってからも、おおむね115円30銭台を軸とした狭いレンジでの取引が継続している。25日は感謝祭で米国市場が休場となるため、積極的な取引が手控えられている状況。 ユーロは対円、対ドルでも小動き。午後3時現在、1ユーロ=129円37~38銭(前日午後5時、129円21~21銭)、対ドルでは1.1212~1212ドル(同1.1245~1245ドル)。(了)〔東京株式〕反発=心理改善で押し目買い(25日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】米ナスダック総合指数の反発で市場心理が改善し、値がさの主力銘柄などに押し目買いが入った。ただ、25日は米国市場が感謝祭で休場となるため海外投資家の動きが鈍く、商いは薄かった。終値は日経平均株価が前日比196円62銭高の2万9499円28銭、東証株価指数(TOPIX)は6.57ポイント高の2025.69と、ともに反発した。 46%の銘柄が値上がりし、値下がりは49%だった。出来高は9億5984万株、売買代金は2兆1145億円。 業種別株価指数(全33業種)では、証券・商品先物取引業、鉱業、陸運業の上昇が目立った。下落は空運業、パルプ・紙、食料品など。 【第2部】小幅安。出来高3億2111万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)〔東京外為〕ドル、115円台前半=米休場で小動き(25日午後5時)17:09 配信 時事通信 25日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、同日の米国が休場となることから取引が手控えられ、1ドル=115円台前半での小動きとなった。午後5時現在、115円37~38銭と前日(午後5時、114円90~90銭)比47銭のドル高・円安。 前日の海外市場では、今月上旬開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開された。インフレ高進が続けば、テーパリング(量的緩和の縮小)のペースを速めて想定よりも早期の利上げの実施に向けた準備をすべきと複数の参加者が言及したことを受け、米国時間の終盤には115円50銭台まで上昇する場面があった。 東京市場はやや水準を下げて115円40銭前後で始まったが、「市場参加者の関心が海外動向に集中している」(中堅証券)とされる中、今晩の米国市場が感謝祭で休場となることから積極的な売買が手控えられた。ドル円相場は115円30銭台を軸とした狭いレンジでの取引が続いた。 26日も感謝祭翌日のブラックフライデーで米市場の一部は短縮取引となる。このため「今週はすでに手じまいムードが漂っている」(複数の市場筋)との声も聞かれた。 ユーロも対円、対ドルで小動き。午後5時現在、1ユーロ=129円40~41銭(前日午後5時、129円21~21銭)、対ドルでは1.1215~1215ドル(同1.1245~1245ドル)。(了)〔ロンドン外為〕円、115円台前半(25日午前9時)18:09 配信 時事通信 【ロンドン時事】25日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、新規手掛かり材料を欠く中、1ドル=115円台前半で小動きとなった。午前9時現在は115円30~40銭と、前日午後4時(115円40~50銭)比10銭の円高・ドル安。 対ユーロは、1ユーロ=129円45~55銭(前日午後4時は129円20~30銭)で、25銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1220~1230ドル(1.1190~1200ドル)。(了)米国市場は感謝祭の休日ですね。明日の戦略-戻りは甘いがしっかり上昇、あすは5日線を巡る攻防に注目16:39 配信 トレーダーズ・ウェブ 25日の日経平均は反発。終値は196円高の29499円。米国株はまちまちとなったが、長期金利が低下してナスダックが上昇したことが安心材料となって、買いが優勢の展開。寄り付きから3桁の上昇となり、開始早々には29500円台に乗せた。その後は、高くなったところでは伸び悩んだ一方、失速したところでは改めて買いが入り、次第に29500円近辺でこう着感が強まった。きっちり29500円で前場を終えると、後場は今晩の米国株が休場で商いも盛り上がりに欠ける中、前場の高値と安値の範囲内での小動きが続いた。マザーズ指数が取引終盤に崩れて下落したほか、ジャスダック平均や2部指数も下落と、中小型株が軟調となった。 東証1部の売買代金は概算で2兆1100億円。業種別では証券・商品先物や鉱業、陸運などが上昇した一方、空運やパルプ・紙、食料品などが下落している。1:2の株式分割を発表したフューチャーが大幅上昇。反面、前日に初値をつけた後に上値を伸ばしたものの、売り物を残してザラ場引けしたラストワンマイルが19.1%安と急落した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1013/値下がり1073。ベトナム政府と感染症対策に関する基本合意書を締結したと発表した塩野義製薬が3%を超える上昇。新生銀行が買収防衛策を撤回したことを手掛かりに、SBIHDが買いを集めた。18日の上場以降、負けなしの上昇が続くGRCSが、全市場の売買代金トップ5入りする大商いで急伸。月次が好感された神戸物産が大幅高となり、前日ストップ高のそーせいGが年初来高値を更新した。 一方、ユーロ円建てCBによる資金調達を発表したANAが5%を超える下落となり、JALにも売りが波及した。レーザーテックが買い先行も下落。同社のさえない動きはグロース株の戻りに水を差した。ほか主力どころでは、リクルートの下げが目立った。立会外分売を発表した大阪油化やパシフィックシステムが大幅安。公募・売り出しを発表したアルコニックスが17.5%と急落した。前日にストップ高となったジェイテックは本日はストップ安と荒い値動きが続いた。 本日はマザーズに新規上場したスローガンは、高い初値をつけたものの、終値は初値を大きく下回った。2日目で初値をつけたサイエンスアーツは、その後も買いが続いてストップ高となった。 日経平均は反発。29500円台で推移する時間帯が長かったのに、引け値は29499円と微妙な終わり方となった。ただ、きょう下落してしまうと、チャート形状が悪化して一段安を招く可能性もあっただけに、3桁の上昇は安心材料。きょうの後場は開ける意味があったのかというくらい閑散ムードが強かったが、今晩の米国は感謝祭で休場のため、あすも薄商いが予想される。先週辺りから5日線(29584円、25日時点、以下同じ)近辺では戻り売りに押されているため、これを上回って週を終えたいところだ。米国では26日がブラックフライデー、29日がサイバーマンデーで、消費の活況が期待できる時期に突入する。国内でもこの時期にセールを開催するところも増えており、消費関連や電子商取引関連を刺激する材料となるかが注目される。明日の日本株の読み筋=模様眺めムードが広がりそう16:54 配信 モーニングスター 26日の東京株式市場は、模様眺めムードが広がりそう。現地26日の米国株式市場が感謝祭の翌日で短縮取引となり、米機関投資家のクリスマス休暇入りも本格化することが予想される。東京市場で高い割合を占める海外投資家の売買減少が見込まれ、動意に乏しい展開となる場面もありそう。市場では「当面は、米国のブラックフライデーやサイバーマンデーなどのクリスマス商戦の状況を確認したいところでもあり、手控えムード強まる場面も想定される」(中堅証券)との声が聞かれた。 25日の日経平均株価は、前日比196円62銭高の2万9499円28銭と反発して取引を終了した。前場に続き、後場も買いが先行したものの、手掛かり材料に欠ける中、現地25日の米国市場が感謝祭の祝日で休場となることもあり、模様眺めムードも強まった。取引終了間際に上げ幅を縮小し、後場の安値で取引を終えるなど、手じまい売りも出たもよう。日本株反発、主力株に見直し買い-東証1部売買代金3カ月ぶり低水準2021年11月25日 7:59 JST 更新日時 2021年11月25日 15:44 JST ブルームバーグ 東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で早期利上げ観測が出た中でも米国金利が頭打ちとなり、悪影響への懸念が後退した。外国為替市場でドル・円相場は1ドル=115円台の円安に推移する中で、時価総額の大きな主力株を中心に見直し買いが入った。東証1部の売買代金は概算で2兆1146億円と8月27日以来の低水準だった。TOPIXの終値は前日比6.57ポイント(0.3%)高の2025.69日経平均株価は196円62銭(0.7%)高の2万9499円28銭 市場関係者の見方 楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリストきのうの株式市場で売り材料になった米長期金利の上昇への警戒が和らいだ。1.7%以下の水準にとどまり、成長株の重しとなる金利急上昇のリスクが後退したただ、きょうは下げた銘柄が戻しただけで相場全体の方向感はなかった。主力株の中で好材料や割安感のある銘柄を中心に物色が広がった先行きは12月上旬にある中国恒大集団の利払い期限や米債務上限問題などを控え、積極的に買いにくい 東証33業種上昇率上位 証券・商品先物取引、鉱業、陸運、電気・ガス、その他金融下落率上位 空運、パルプ・紙、食料品、ゴム製品、サービス 背景米新規失業保険申請、1969年以来の低水準-予想以上の大幅減少 米個人消費支出、10月は3月以来の大幅増-インフレも大きく加速 米GDP、7-9月改定値は2.1%増-速報値から小幅上方修正 ニューヨーク原油先物は0.1%安の1バレル=78.39ドルドル・円相場は115円台前半で推移、前日の日本株終値時点は114円93銭日経平均は反発、自律反発狙いで 米ナスダック高も支え2021年11月25日午後4:07 ロイター編集[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。日経平均が前日に471円下落した反動で自律反発を狙った買いが優勢となったほか、24日の米国株式市場でナスダックが上昇した流れも支援した。ただ、25日の米国株式市場が休場となるため積極的な売買は手控えられ、買い一巡後は高値圏での小動きに終始した。TOPIXは前営業日比0.33%高2025.69ポイント。東証1部の売買代金は2兆1145億9300万円と薄商い。東証33業種では、証券業、鉱業、陸運業、電気・ガス業などの24業種が上昇。半面、空運業、パルプ・紙、食料品などの8業種が値下がりした。日経平均は寄り付きで反発後も上値を伸ばし、一時267円76銭高の2万9570円42銭で高値をつけた。ただ、買い一巡後は伸び悩み、2万9500円台前半でのもみあいが継続。薄商い相場のなかで、主力株は売り買いまちまちの展開となった。業種別では、資源関連や金融といった景気敏感株が強い一方、小売り、食品などのディフェンシブが弱かった。アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長は「国内でのコロナ終息期待で、経済回復の恩恵が大きいとみられる銘柄が強い。米株休場に伴い薄商い相場ではあるが、中小型株は継続的な買いが入っており、中身は悪くない」との見方を示した。個別では、ファーストリテイリング、ファナック、ソフトバンクグループ、テルモなどしっかり。リクルートホールディングス、スズキ、NTTデータはさえなかった。東証1部の騰落数は、値上がり1013銘柄(46%)に対し、値下がりが1073銘柄(49%)、変わらずが97銘柄(4%)だった。米国株式市場=上昇、エヌビディアなどハイテク株が支援2021年11月25日午前6:32 ロイター編集[24日 ロイター] - 米国株式市場はおおむね上昇して取引を終えた。半導体大手エヌビディアなどのハイテク株の上昇に支援された。一方、衣料小売りのギャップと高級百貨店ノードストロームは軟調な決算を受けてそれぞれ24%、29%の大幅安となった。両社は年末商戦期を前にサプライチェーン問題について警告した。今週売られていた大型ハイテク株が持ち直す中、エヌビディアは2.9%反発。同社株は年初来約150%上昇している。S&P総合500種はほぼ終始横ばいで推移した後、取引終盤に上昇した。S&P主要セクターでは一般消費財が0.2%上昇した。10月の個人消費支出が前月比1.3%増と前月から伸びが加速し、市場予想を上回ったことが背景。米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安とする変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数の伸びも加速した。FRBが24日に公表した11月2─3日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、高インフレが続けば債券買い入れプログラムの縮小ペースを加速させ、より迅速に利上げを実施することに複数の政策当局者が前向きな姿勢を見せていたことが分かった。この日発表された新規失業保険週間申請件数、第3・四半期実質国内総生産(GDP)改定値、ミシガン大学の消費者信頼感指数も改善を示した。一方、欧州では一部の国で新型コロナウイルス新規感染者が過去最多を記録しており、同地域が再び感染の震源地になっていることへの懸念が広がっている。AXSインベストメンツの最高経営責任者(CEO)、グレッグ・バサク氏は「金利上昇や企業からのより慎重な業績見通しに加え、欧州での感染状況が株価を圧迫している」と語った。米株市場は25日、感謝祭の祝日で休場し、26日は短縮取引となる。電気自動車(EV)大手テスラは0.6%高。23日付の規制当局への提出文書によると、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社株215万株を取得するストックオプションを行使した後、10億5000万ドルに相当する93万4091株を追加売却した。HPとデル・テクノロジーズは10%、4.8%それぞれ値上がりした。パソコン(PC)需要が高まる中、両社の四半期利益は4倍超に増加した。米取引所の合算出来高は89億株で、直近20営業日の平均110億株を下回った。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.15対1の比率で上回った。ナスダックでも1.47対1で値上がり銘柄数が多かった。24日のアメリカ株市場はS&P500とナスダック指数が上昇ダウ平均は小幅下落2021/11/25 07:50 ブルームバーグ 会社四季報24日の米株式市場では、S&P500種株価指数やナスダック総合指数が上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を受け流す格好となった。議事要旨では、インフレ圧力への対応で適切な行動をとることをためらわないとの姿勢が示された。S&P500種は続伸。FOMC議事要旨公表後に一時値下がりする場面もあったが、引けにかけて上値を伸ばした。不動産銘柄やエネルギー株が堅調だった。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数はS&P500種を上回るパフォーマンス。感謝祭の祝日を翌日に控え、出来高は平均値を下回った。S&P500種は前日比0.2%高の4701.46。ナスダック総合指数は0.4%上昇。ダウ工業株30種平均は9.42ドル(0.1%未満)安の35804.38ドル。ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同チーフ投資ストラテジスト、エミリー・ローランド氏は「リスクを積み増すことに関しては注意が必要だ」と指摘。「持ち直しや景気回復の広がりが続いている状況でプレーするには、ある程度のシクリカル資産を保有したいが、ブレーキも少し踏みたい」と述べた。米国債相場は高安まちまち。年限が短めの国債は下落し、利回り曲線は著しくフラット化した。一連の米経済指標やFOMC議事要旨を受けて、早期に利上げが開始されるとの期待が高まった。ニューヨーク時間午後4時15分現在、10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.64%。外国為替市場では、ドル指数が4営業日続伸し昨年7月以来の高値を付けた。米新規失業保険申請件数が1969年以来の低水準となるなど、一連の米経済指標が好感された。ドルは主要10通貨の大半に対しても上昇。一方、ユーロはオプション関連の売りが響き下落した。BMOのグレッグ・アンダーソン氏は「年末絡みのドル買いが現在多く見られ、それがインフレ見通しやパウエルFRB議長が再指名されたという事実よりも大きく影響している」と述べた。ニューヨーク時間午後4時16分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円では0.2%高の1ドル=115円39銭と、約4年ぶり高値。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.1201ドル。ニューヨーク原油先物相場は小反落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で在庫増加が示された。前日には、米国が他国と協調して戦略石油備蓄(SPR)を放出すると発表していた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、前日比11セント(0.1%)安の1バレル=78.39ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は6セント下げて82.25ドル。金スポット相場は下落。この日発表された一連の米経済指標で先行きの米経済改善が示唆されドルが上昇したことから、売りが優勢になった。スポット価格はニューヨーク時間午後2時50分現在、前日比0.2%安。一時は0.6%下げる場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.1%未満高の1オンス=1786.90ドルで終了した。塩野義が最高値、ベトナム政府とコロナなど感染症対策で基本合意2021/11/25 13:45 会社四季報感染症、疼痛・中枢神経領域に強みを持つ塩野義製薬(4507)が大幅反発した。一時は8439円まで上伸し、連日で最高値を更新した。午後1時31分現在、前営業日比304円(3.8%)高の8373円で推移している。本日午前8時30分に、ベトナム保険省と新型コロナウイルス感染症を含む感染症対策に関する基本合意書を締結したと発表し、買い材料視された。基本合意に基づき協議を進めていくが、当面の課題の新型コロナ対策については、塩野義が開発中のワクチンや経口治療薬のベトナムでの臨床試験促進、塩野義によるベトナムへのワクチン製造技術移管への協力などについて協議を行っていく。株価は最高値更新と青天井になっており、利益確定売りをこなしながら上値を試す展開。(取材協力:株式会社ストックボイス)【市況】明日の株式相場に向けて=主力株の急所と材料株の視点2021年11月25日17時01分 株探ニュース きょう(25日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比196円高の2万9499円と反発。前日は先物に引っ張り倒される形で日経平均は470円あまりの急落に見舞われた。きょうはその反動で戻り足に転じたが、上げ幅は前日下げた分の半分以下にとどまった。売買代金も2兆1000億円台と8月27日以来3カ月ぶりの閑散相場となった。 日本時間今晩の米国株市場は感謝祭により休場となる。海外では欧州中心に新型コロナウイルスの再拡大で、最高値圏を走っていたドイツ株がバランスを崩すなど不安材料もあるが、米国株市場は新型コロナの影響を警戒しながらも頑強な値動きをキープ。巷間ではリベンジ消費の花が咲こうとしている。いうまでもなく感謝祭の翌日である26日金曜日は「ブラックフライデー」だ。生保系エコノミストは「供給面での制約(品不足)やインフレの影響はあるものの、29日のサイバーマンデーも含め、かなり良い数字が期待できるのではないか」という見解を示す。物価高に賃金上昇が追いついているとはいえないが、消費熱は日本とは異なりかなり高いようだ。ひと頃のスタグフレーション懸念が後退していることで、米株市場も年末ラリーが期待できるとの見方が強まっているようだが、果たしてどうか。 個別株の動向に目を向けると、材料株花盛りではあるが、相変わらず資金の回転は速い。中小型株は上げ足も鮮やかだが、その分だけ反動の下げもきつくなりがちだ。年末年始にかけて中期で全体相場が堅調とみるなら過剰流動性の恩恵を受けやすい主力大型株が有利である。例えば今なら、円安を追い風に上場来高値への再チャレンジをうかがうトヨタ自動車や、そのグループ会社であるデンソー。あるいは半導体サプライチェーン構築で国策的に存在感が高まっているソニーグループということになる。また、市場筋の話では、日立製作所に対する海外機関投資家の評価がにわかに高まっているという。こちらも上場来高値圏で頑強な値動きを続けている。新型コロナウイルスの飲み薬に経営資源を投下する塩野義製薬も最高値街道。機関投資家マネーの継続的な流入が観測されているもよう。そしてもちろん、これまで同様に東京エレクトロンやレーザーテックなどの半導体製造装置の主力株もこの範疇に含まれる。 ただし、主力どころの銘柄はどうしても全体指数に連動しやすい。買い主体である海外機関投資家の動きに委ねる部分が大きく、したがって日経平均を語る前に米国の主要株指数の上昇トレンドが維持されることが株高の条件となる。 一方、中小型株に目を向けると、目先は足の軽いところでホットリンクの押し目買いに一考の余地。AI関連の一角でSNSを使ったマーケティング支援の先駆。ティックトック向けの新サービスも注目される。21年12月期は業績急回復が見込まれている。 また、半導体周辺の好業績株では、製造装置向けに直動案内機器が好調を極める日本トムソン。マド開け急伸後のもみ合いだが、2段上げの踊り場となっている可能性がある。PERに割安感があるほか、業績急好転を受けて年間配当もしっかり上乗せするなど、株主還元にも余念がない。 このほか、パワー半導体関連では三社電機製作所を改めてマークしておくところか。パワー半導体は脱炭素や電気自動車(EV)とも密接に関わる。半導体のなかでも価格が下がり始めたDRAMとは一線を画し、需給的に引っ張りだこの状態が今後も続く見通し。中長期的見地で同社の商機は高まりそうだ。 マザーズの材料株ではKudanが動兆しきりで注目。人工知覚技術の研究開発に特化し、独自のソフトウェア技術のライセンス提供を行う。リアル空間とバーチャル空間が地続きとなる、いわゆるメタバースの概念が世界に浸透し始めているが、その融合された空間に入り込んでいくアバターロボットで同社の存在性が高まる可能性が出てきた。株価は今月19日に上ヒゲでつけた4430円の戻り高値奪回が当面の目標となりそうだ。 あすのスケジュールでは、11月の都区部消費者物価指数(CPI)が朝方取引開始前に総務省から発表される。このほか、3カ月物国庫短期証券の入札も行われる。海外では10月の豪小売売上高など。また、米国ではブラックフライデー。(銀)出所:MINKABU PRESS堀川未来夢が単独首位 賞金ランク1位のC・キムは9位、木下稜介は28位、中島啓太は47位タイ11/25(木) 16:37配信 ゴルフ情報ALBA.Net<カシオワールドオープン 初日◇25日◇Kochi黒潮カントリークラブ(高知県)◇7335ヤード・パー72>「カシオワールドオープン」の初日を終えて、堀川未来夢が首位発進を決めた。堀川は5連続バーディを含む9バーディを奪い、1ボギーを喫したが「64」をマークして8アンダー・首位。ツアー2勝目に向けて好スタートを切った。首位と1打差・2位にはY・E・ヤン(韓国)、3打差・3位タイには大堀裕次郎、今野大喜、亀代順哉、上井邦裕、杉山知靖、矢野東が続いた。賞金ランク1位のチャン・キム(米国)は4アンダー・9位タイ。同ランク2位の木下稜介は2アンダー・28位タイ、同3位の金谷拓実は1アンダー・47位タイ。アマチュアの中島啓太(日体大3年)も同じく47位タイで初日を終えた。古江彩佳が「64」のロケットスタート 原英莉花、稲見萌寧は出遅れ11/25(木) 15:09配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 初日◇25日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>国内女子ツアーの今季最終戦は第1ラウンドが終了した。逆転賞金女王を狙う古江彩佳が8バーディ・1ボギーで、トーナメントコースレコードに並ぶ「64」をマーク。8アンダー・単独首位発進を決めた。5アンダー・2位に全美貞(韓国)。4アンダー・3位タイに高橋彩華と野澤真央、3アンダー・5位タイには堀琴音、上田桃子、三ヶ島かな、金澤志奈が続いた。2週連続優勝&大会連覇がかかる原英莉花、賞金ランキング1位の稲見萌寧は2オーバー・25位タイと出遅れた。ルーキー・高久みなみ、天本遥香がトップ浮上 横峯さくらも上位で最終日へ【女子QT・第1ステージ】11/25(木) 18:00配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGA クォリファイングトーナメント 第1ステージ 3日目◇25日◇小幡郷ゴルフ倶楽部 (群馬県)、伊勢カントリークラブ (三重県)、小野東洋ゴルフ倶楽部 (兵庫県)>来季の国内女子ツアー出場権がかかる第1次予選会(QT)は、3地区で第3ラウンドが行われた。各地区の上位者は、30日から静岡県の葛城ゴルフ倶楽部宇刈コースで行われる最終に進む。群馬県でのA地区は、今月行われた2021年度最終プロテスト合格者の高久みなみが「65」をマークし、トータル7アンダー・単独首位に浮上。トータル5アンダー・2位タイに村田理沙、工藤優海、山本薫里が続いた。三重県で行われているB地区では、フェービー・ヤオ(台湾)がトータルイーブンパー・単独トップに立った。ツアー通算2勝の原江里菜がトータル1オーバー・単独2位。日本ツアー本格復帰を目指している横峯さくらは「78」と6つ落としたものの、トータル4オーバー・5位と上位を保った。ルーキーの佐藤心結はトータル5オーバー・6位タイ。そして、兵庫県のC地区では高久らと同じく94期生の天本遥香がトータル5アンダーで単独首位をキープ。トータル3アンダー・2位タイに吉本ここね、木下彩、スタイヤーノ梨々菜が続いた。ツアー通算3勝の一ノ瀬優希、同1勝の金田久美子はトータルイーブンパー・7位タイ。藤田光里はトータル4オーバー・27位タイで3日目を終えた。【25日・市別詳報】岐阜県で1人感染 新規感染者の確認は3日連続11/25(木) 18:32配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は、25日、新型コロナウイルスの感染が新たに1人確認されたと発表しました。県内で、新規感染者が確認されるのは3日連続です。 感染者は、合わせて1万8903人になりました。 感染が確認されたのは、中津川市の80代の女性です。 24日時点の病床使用率は、0.6%です。 隣りの県では愛知県は6人、三重県は確認されませんでした。
2021.11.25
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11月24日(水)、曇り時々雨…。そんな本日は6時35分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、7時50分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は8:15~16:00とのこと。本日はハードです。午前も午後もタイムオーバー…。ヘロヘロで帰宅。コーヒーと焼き菓子で遅いおやつタイム。それではしばらく休憩です。宅配便でゴルフクラブやふるさと納税の返礼品が届いていますね。1USドル=114.87円。1AUドル=82.95円。昨夜のNYダウ終値=35813.80(+194.55)ドル。本日の日経平均終値=29302.66(-471.45)円。金相場:1g=7359(-136)円。プラチナ相場:1g=4121(-121)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の5銘柄が値を上げて終了しましたね。テラドックが大きく下げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の5銘柄が値を上げて終了しましたね。重点7銘柄ではすべてが値を下げましたね。TOWAが大きく下げて、サムコも下げましたね。大変にミスマッチな状況でミニファンドのオーダーを出してしまいましたね…。参った…。最大の敵が再び出現、高バリュエーション株は利回り上昇に警戒を2021/11/24 03:27 ブルームバーグ 債券利回りが再び上昇基調にあり、望ましくないサプライズに対して警戒する必要があるとテクノロジー株投資家に注意喚起する役目を果たしている。 金利上昇は将来的な利益の現在価値を低下させる傾向があるため、バリュエーションが最高水準にあるテクノロジー株が最大の打撃を受けやすい。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数が22日、最高値水準から1.2%下げたことがそれを示している。 同指数で22日に下げが目立った銘柄の中には、クラウドストライク・ホールディングス、アトラシアン、ドキュサインといった急成長しているが利益実績がまだない3社が含まれる。3社はいずれも成長の可能性に支えられバリュエーションが上昇、予想年間売上高の23-38倍で取引されている。同日には赤字が続くペロトン・インタラクティブも大幅安。同社は成長減速懸念で、年初から大きく下げている。 こうした値動きは、金利上昇が続いた場合にバリュエーションが高い一部のハイテク株に何が起こるのかを予見するものかもしれないと、ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)は指摘する。急成長しているソフトウエア銘柄はこのようなシナリオでは、バリュエーションが来年に20%超縮小する可能性もあると、アヌラグ・ラナ氏らBIのアナリストは19日の調査リポートに記した。 ゴールドマン・サックス・グループも同様の見方を示しており、「もっぱら長期の成長期待で評価されている急成長企業は避けるべきだ。こうした銘柄は金利上昇や期待外れな売上高のリスクに対してより脆弱(ぜいじゃく)だ」と分析。 同社のストラテジスト、デービッド・コスティン氏は堅調な利益率を期待できる銘柄を選好するとして、マスターカードやメタ・プラットフォームズ、オートデスク、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズを挙げた。〔米株式〕NYダウ続伸、194ドル高=エネルギー、金融株に買い(23日)☆差替6:38 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、エネルギー株や金融株が買われる中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比194.55ドル高の3万5813.80ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は79.62ポイント安の1万5775.14で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比5293万株減の9億5232万株。 米国など主要消費国が石油備蓄の放出を決定し、原油相場は一時下げる場面もあったものの切り返し、堅調に推移。石油大手のシェブロンが大幅高となったほか、長期金利上昇を受けて金融株のJPモルガン・チェースなどが値を上げ、ダウ平均の押し上げ要因となった。 一方、長期金利の上昇を眺めて割高感が意識されやすいハイテク株が売り込まれ、前日に続きナスダック指数は軟調に推移。ただ、取引終盤にアップルがプラス圏に浮上するなどしたため、下げ幅を縮小して取引を終えた。 市場では「インフレ懸念がくすぶる中、米連邦準備制度理事会(FRB)高官の間では金利正常化の前倒しを求める声も出ている。ただ、(債券)市場は先走っているような気がする」(日系証券)との声が聞かれた。 業種別では、エネルギーが特に堅調。金融、不動産、必需品も買われた。一般消費財、通信、ITは軟調だった。 個別銘柄では、ゴールドマン・サックス・グループが2.6%高、JPモルガン・チェースが2.4%高、ユナイテッド・ヘルス・グループとトラベラーズがそれぞれ2.2%高。シェブロンが2.1%高。ビザとキャタピラーがそれぞれ1.5%高。メルクが1.4%高。 ウォルト・ディズニーは2.0%安。セールスフォースドットコムは1.8%安。インテルは1.5%安。マイクロソフトは0.6%安。(了)〔NY外為〕円、115円台前半(23日)7:17 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金利差拡大観測を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=115円台前半に下落した。午後5時現在は115円07~17銭と、前日同時刻(114円82~92銭)比25銭の円安・ドル高。 バイデン米大統領が22日、来年2月に任期切れとなるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任を発表したことを受け、23日のアジア・オセアニア市場で円売り・ドル買いが進行。東京市場が祝日休場で薄商いの中、円相場は2017年3月中旬以来約4年8カ月ぶりに115円台に下落した。 この流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は115円近辺で取引を開始。前日に大幅上昇した米長期金利が一段高となり、円は売られやすい地合いだったものの、急速な値動きへの警戒感もあって終日狭いレンジで浮動した。この日の円の安値は同19銭。 FRB人事をめぐっては、パウエル氏に比べ、ハト派寄りとされるブレイナード理事の議長昇格が見送られた。このため、FRBは今月開始したテーパリング(量的緩和縮小)を従来方針通り進め、来年半ばにも利上げ局面に移行する公算が大きいとの観測が台頭。日銀が大規模金融緩和を続ける中、米国との金利差拡大への意識から、目先は円安基調が続くと見る向きが多い。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1244~1254ドル(前日午後5時は1.1228~1238ドル)、対円では同129円50~60銭(同129円01~11銭)と、49銭の円安・ユーロ高。(了)〔東京外為〕ドル、114円台後半=株安受けた円買いに軟化(24日午後3時)15:09 配信 時事通信 24日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の急落を受け相対的に安全資産とされる円が買われたことで、1ドル=115円近辺に軟化している。午後3時現在は114円92~93銭と前営業日(午後5時、114円22~22銭)比70銭のドル高・円安。 祝日休場明けの24日の東京市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長再任を受けたドル買いの流れを引き継ぎ、115円10銭台で取引開始となった。仲値にかけては115円20銭台まで強含んだものの、その後は一時500円超安まで下げ足を速めた日経平均株価を眺めて軟化し、午後には114円90銭前後まで下落した。 市場には、上昇ピッチの速さに対する警戒感もあり、「一段の買い上げには、やや腰が引ける投資家も少なくない」(中堅証券)という。一方で「ドル高基調は当面変わらず、押し目買いを狙う個人も多い」(FX会社)とされ、下値余地も限られているとの見方が出ていた。 ユーロも対円で軟化。午後3時現在、1ユーロ=129円18~19銭(前営業日午後5時、128円63~63銭)、対ドルでは1.1239~1239ドル(同1.1260~1260ドル)。〔東京株式〕大幅反落=ハイテク株主導で下落(24日)☆差替15:18 配信 時事通信 【第1部】米国でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、株価に割高感のある半導体関連株やインターネット関連株に利益確定売りが膨らみ、相場下落を主導した。終値は日経平均株価が前営業日比471円45銭安の2万9302円66銭と大幅反落。東証株価指数(TOPIX)は23.70ポイント安の2019.12と続落。 73%の銘柄が値下がりし、値上がりは22%だった。出来高は12億2187万株、売買代金は2兆7804億円。 業種別株価指数(全33業種)ではサービス業、精密機器、情報・通信業の下落が目立った。上昇は鉱業、石油・石炭製品、銀行業など。 【第2部】軟調。出来高2億8942万株。 【新興株】東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均株価はそれぞれ下落した。(了)〔東京外為〕ドル、114円台後半=夕方にかけては軟化(24日午後5時)17:12 配信 時事通信 24日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任を受けてドルが買われた前日の海外市場の流れを引き継ぎ、朝方に1ドル=115円台前半まで上昇したものの、急落した日経平均株価を眺めて安全資産とされる円の需要が高まり、夕方にかけては水準を切り下げた。午後5時現在、114円90~90銭と前営業日(午後5時、114円22~22銭)比68銭のドル高・円安。 東京市場が休場だった前日は、パウエル氏の続投で米金融政策の正常化までの道筋が明白になったとの受け止めから米長期金利が上昇し、日米間の金利差拡大を意識したドル買いが強まった。きょうの東京市場もこの流れを引き継ぎ115円10銭台で取引を開始。仲値にかけて115円20銭台まで強含んだが、その後は一時500円超安まで下げ足を速めた日経平均株価を眺めてじり安歩調に転じ、夕方には114円80銭台まで軟化した。「個人投資家からの売り注文が積み上がっている」(FX会社)こともドル円相場を圧迫したもよう。 きょうの海外時間には今月2、3日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開される。テーパリング(量的緩和縮小)開始を決めた会合だけに、市場からは「引き締めに向けた新たな材料がないかを確認したい」(国内大手証券)との声が聞かれた。また日本時間夜発表の10月の個人消費支出(PCE)物価にも注目が集まっている。 ユーロは対ドルでもみ合い、対円では軟化した。午後5時現在、1ユーロ=129円21~21銭(前営業日午後5時、128円63~63銭)、対ドルでは1.1245~1245ドル(同1.1260~1260ドル)。(了)ヘッジファンド、ソフトウエア銘柄など高ベータ株を急ピッチで売却2021年11月24日 14:34 JST ブルームバーグ 過熱していたソフトウエア・インターネット株の急落を受け、今年の運用成績の救世主としてこれらの銘柄に期待していたプロの投機家の間で急速な売りが起きている。 ゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカー部門によれば、ヘッジファンドは相場下落のペースが強まった22日に売りを加速し、ここ2カ月余りで最速のペースで売却を行った。特にズーム・ビデオ・コミュニケーションズやアサナなど、企業価値が売上高の8倍を超えるソフトウエア開発会社が、同セクターで売られた株の9割を占めた。 プロの投資家がどのようにしてこうした極めて多くの超投機的な銘柄を保有するに至ったのかは、ウォール街で多くの議論を招く問題となっている。バークレイズのグローバル株式の共同責任者トッド・サンドス氏は、一部の資産運用者は2021年の成績がベンチマークと比較して振るわないため、市場を上回る年末リターンを求めてこうした銘柄に投資した可能性があるとの見方を示した。 サンドス氏は電話取材に対し、「市場全体の指数に追い付きたいとの願望があった。こうした銘柄はベータ値が高めの資産であり、それが少しでも市場に追い付くための方法だとの見方が間違いなくあった」と述べた。 同セクターの明るい長期見通しは変わっていないものの、高いマルチプル(投資尺度)は、金利上昇でバリュエーションに圧力がかかった場合にセンチメントが急速に反転する可能性があることを意味する。ズームは8-10月(第3四半期)決算で発表した大口顧客数が予想を下回ったことを受け、23日に株価が15%下落。アサナ株は来週に決算発表を控え、一時8%値下がりした。日本株は大幅安、米金利が上昇し成長銘柄に売り広がる-自動車は高い2021年11月24日 7:58 JST 更新日時 2021年11月24日 15:16 JST ブルームバーグ 東京株式相場は下落。日経平均株価の下げ幅は一時500円を超えた。米連邦準備制度理事会(FRB)で金融政策の正常化を推し進めるパウエル議長が続投する見通しとなり、米国金利が上昇。将来利益の現在価値が目減りする株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)の高い成長銘柄から資金が流出。個別銘柄ではキーエンスやリクルートホールディングスの下げが目立った。一方、円安が支えとなり、自動車株は高い。TOPIXの終値は前営業日比23.70ポイント(1.2%)安の2019.12日経平均株価は471円45銭(1.6%)安の2万9302円66銭 市場関係者の見方 楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長米利上げのタイミングが早くなるとの観測が浮上し、株式市場に悪影響を懸念した売りが広がった景気が上向いている中でFRBの人事が固まり、マーケットが想定していたより早く正常化に入るとの見方が強まった。FRB人事はただのきっかけになった印象だ米長期金利が落ち着いていた中で成長株が堅調だった祝日前とは真逆の動きが始まった。成長株が下落した一方で割安株は上昇する構図はバリュエーション調整のため1-2週間続くかもしれない 東証33業種上昇率上位 鉱業、石油・石炭製品、銀行、電気・ガス、非鉄金属、輸送用機器下落率上位 サービス、精密機器、情報・通信、金属製品、電機、機械 背景パウエル氏を次期FRB議長に再指名、ブレイナード氏は副議長に 23日の米10年債利回りは1.68%程度と6ベーシスポイント上昇ニューヨーク原油先物は2.3%高の1バレル=78.50ドルドル・円相場は1ドル=115円近辺で推移、前営業日の日本株終値時点は114円13銭アングル:パウエル議長再任、広がる米利上げ加速観測と新ポジション2021年11月24日午後2:16 ロイター編集[ニューヨーク 23日 ロイター] - 再任が発表された米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、高騰する消費者物価への対応を強化するため、金融政策正常化のペースを加速する必要がある──。米金融市場ではこうした見方が広がっている。パウエル氏はこの数カ月、足元のインフレ率上昇は一過性のものだと主張し、ゼロ近辺に据え置いている政策金利の引き上げ開始時期を「忍耐強く」見極めると述べてきた。FRBは11月に月1200億ドルの国債購入プログラムの縮小を開始し、2022年半ばに新規購入を完全に終了する予定となっている。しかし、一部の投資家は、10月に約30年ぶりの高水準となった消費者物価指数(CPI)の伸びを抑えるためにFRBは想定よりも速く量的緩和の縮小を進め、利上げ時期を前倒ししなければならないと考えている。複数のFRB高官が最近、インフレを抑えるために金融緩和巻き戻しを早めるべきかどうかについて公の場で論じたことで、こうした見方は一段と強まった。フェデラルファンド(FF)金利先物は22日午後、来年7月までの利上げの確率を100%織り込んだ。先週は92%だった。22日にパウエル氏の続投が報じられると、金利見通しに敏感な短期国債の利回りは2020年初頭以来の水準に上昇。パウエル氏は、もう1人の次期FRB議長有力候補だったブレイナード理事よりもタカ派の度合いが強いとの見方が一般的だ。T・ロウ・プライスのポートフォリオマネジャー、マイク・セウェル氏によると、投資家は「FRBにある程度異を唱え、インフレ対応でFRBが後手に回るのを懸念するようになっている」と言う。セウェル氏は、FRBがインフレ抑制のため来年3回の利上げが必要になると予測し、短期国債と米ドルを買っている。9月に発表された連邦公開市場委員会(FOMC)のドットチャートはメンバーの半数が来年の利上げ回数を1回と想定していた。ジェフリーズのアナリストチームは22日の国債利回りの上昇(価格は下落)について、「パウエル氏再指名で来年6月利上げの見通しが大幅に高まったことが背景」と指摘する一方、同社として6月利上げの可能性は低いと見ている。ヘネシー・エクイティ・アンド・インカム・ファンドのポートフォリオマネジャー、ゲーリー・クラウド氏も短期国債への投資に魅力を感じる1人。「投資家はかつて経験したことのない時代を迎えている。インフレ率のスパイラル的な上昇を防ぐためにFRBが適切なタイミングで行動するかどうか、大きな不確実性があるためだ」と言う。FRBがどの程度積極的に動くかを巡り見解が分かれ、米国債市場ではボラティリティーが高まった。国債市場のボラティリティー指標のMOVE指数は2020年4月以来の高水準に接近している。インフレ期待は22日に低下し、5─10年物のブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は約2週間ぶりの水準に下がった。一方、FRB当局者の一部からも金融政策の正常化をもっと積極的に進めるよう求める声が上がっており、多くの投資家の考えを後押ししている。クラリダ副議長は先に、次回のFOMCで「バランスシート縮小のペースを上げることについて議論する」必要があると述べ、ウォラー理事は量的緩和の縮小ペースを2倍に加速し、来年4月までに終了させて、第2・四半期中に利上げできるようにすべきだと訴えた。パウエル氏は、物価上昇の原因となっているサプライチェーン(供給網)の制約がいずれ解消し、インフレは緩和するだろうと説明している。先月には貨物輸送コストが33%低下し、鉄鉱石や木材など商品の価格が下がるなど、供給網を巡る最悪の混乱に収束の兆しも見える。ただ、物価はまだ上向きだとの声も聞かれる。ハリス・アソシエーツの債券部門共同責任者、アダム・アッバス氏は、ホテル運営会社などの社債を購入している。こうした業種は値上げによってインフレの影響をうまく回避できる可能性があるからだ。フェデレーテッド・ハーミーズのシニア・ポートフォリオマネージャー、ドナルド・エレンバーガー氏は、インフレがFRBの予想よりも「しつこい」ことが証明され、債券市場はボラティリティーが高い状態が続くと予想。10年債利回りが2.5%以上に上がるまで短期国債に重点を置く方針だ。「米国債市場は長年にわたり休眠状態が続き、金利はあまり動かなかった」とエレンバーガー氏。「インフレが予想以上に長引くという事態に直面し、市場はどう対応すべきが分からなくなっている」と言う。日経平均は急反落、ハイテク株安が重し 米金利上昇を警戒2021年11月24日午後3:36 ロイター編集[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に反落した。米国で長期債利回りが上昇してハイテク株が軟化しており、日本株も半導体関連株などの下落が重しとなった。円安で自動車株などの輸出関連株が買われたが、指数の下げを止めるほどの力強さはなかった。日本株は朝方に安くスタート。米長期金利上昇への警戒感から、半導体関連を中心に値がさのハイテク株が軟調となり相場の重しとなった。一方、米金利の上昇で銀行株がしっかりとなったほか、1ドル=115円台への円安進行を受けて自動車株などが堅調に推移。原油高を受けて鉱業株も買われた。ただ、相場全体を押し上げるほどの勢いにはならず、日経平均は次第に水準を切り下げた。午後には半導体関連株の一角が一段安となったほか、ドル/円が円高気味となって自動車株は上げ幅を縮小。日経平均は一時500円超安に下げを拡大した。時間外取引での米株先物の下落も投資家心理の重しとなった。「感謝祭の休日前の米国株動向への警戒感から、日本株は利益確定売りが優勢になった」(国内証券)との見方が聞かれた。大引けにかけて米株先が持ち直す動きとなる中、日経平均も下げ渋った。市場では「米利上げ前倒しへの警戒感が根底にある。グロース株を買い進む相場が変わってくるとの警戒感があったのではないか」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。きょうは10月米個人所得・消費支出や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月2─3日開催分)の発表が予定されている。TOPIXは1.16%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆7804億2800万円だった。東証33業種では、サービス業、精密機器、情報・通信業など25業種が下落した一方で、上昇したのは鉱業、石油・石炭製品、銀行など8業種だった。東京エレクトロンやレーザーテックといった半導体関連株や、ソフトバンクグループなどの下げが目立った。INPEXやトヨタ自動車は堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループもしっかりだった。東証1部の騰落数は、値上がり486銘柄に対し、値下がりは全体の73%に当たる1600銘柄、変わらずが97銘柄だった。NY外為市場=ドル安定的に推移、来年利上げとの見方で2021年11月24日午前6:11 ロイター編集[ニューヨーク 23日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が約1年4カ月ぶりの高値水準で推移した。バイデン大統領によるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任指名を受け、22年に利上げが行われるとの見方が強まった。ユーロは1年4カ月ぶりの安値から切り返した。IHSマークイットが23日発表した11月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が55.8と、10月の54.2から上昇したことを受けた。ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替アナリストは、パウエルFRB議長の再任指名について市場では「ややタカ派的」と受け止められ、金利先物市場が見込む利上げ時期は7月に傾きかけていたが、6月に前倒しされたと述べた。IHSマークイットが23日公表した11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は56.5と、10月の57.6から低下した。労働力や原材料の不足が重しとなった。ドル指数はほぼ横ばいの96.461。オーバーナイトでは96.61と1年4カ月ぶりの高水準を付けた。ユーロは0.16%高の1.1251ドル。序盤には1.1226ドルと1年4カ月ぶりの安値を付けた。ドル/円は115.08円と4年半ぶり高値。米ドル/カナダドルは1.2744カナダドルと7週間ぶりの高値を付けたが、その後は1.2682カナダドルまで下落した。ニュージーランド(NZ)ドルは0.13%安の0.6951米ドル。NZ準備銀行(中央銀行)は24日に10月の利上げに続き0.25%ポイントの利上げを行うと予想されている。トルコリラは対ドルで15%下落。エルドアン大統領が最近の大幅な利下げを擁護し、「経済独立戦争」で成功する決意を示したことが材料で、1日の下落としては過去2番目の大きさとなった。暗号資産(仮想通貨)ではビットコインが2.4%高の約5万7644ドル。イーサは6.41%高の4357ドル。ドル/円 NY終値 115.12/115.17米国株式市場=ナスダック続落、大型ハイテク株に売り2021年11月24日午前6:21 ロイター編集[23日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合が続落して取引を終えた。米国債利回りが上昇し、テスラなど大型ハイテク株に売りが出た。一方、バリュエーションが割安な銘柄に買いが入り、S&P総合500種は上昇した。S&Pグロース指数は0.3%安、バリュー指数は0.8%高。米国債利回りは前日に続き上昇。バイデン大統領によるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任指名を受け、FRBがインフレ対応に一段と積極的になると見込まれている。テスラは4%超、マイクロソフトは0.6%下落し、ナスダックを押し下げた。CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「今週は祝日の関係で取引日数が少なく、値動きが荒くなっている。最近の金利上昇が手掛かりとなり、割高感の出ている市場で投資家に利益確定の理由を提供している」と語った。金利上昇の恩恵を受ける銀行株は買われ、S&P銀行指数は2%上昇。ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ(BofA)はいずれも値上がりした。S&Pエネルギー指数も3%高と、主要11セクターで最大の上昇率となった。原油先物が1週間ぶりの高値に上昇。米国が日本や中国、インド、韓国、英国と協調し、石油価格の抑制に向け戦略石油備蓄を放出すると発表したが、一部の期待を下回った。この日発表されたIHSマークイットの11月米総合購買担当者景気指数(PMI)は小幅に低下した。労働力や原材料の不足が重しとなった。ただ、景況改善・悪化の分岐点となる50は引き続き上回った。米株市場は25日、感謝祭の祝日で休場し、26日は短縮取引となる。ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズは15%近く値下がり。第3・四半期(10月31日まで)売上高の伸びが鈍化したことが嫌気された。昨年に新型コロナウイルス感染拡大で高まっていた需要が減少した。家電量販大手ベスト・バイは12%安。サプライチェーンの問題で第4・四半期(11月─2022年1月)の既存店売上高見通しがアナリスト予想を下回った。半導体大手マイクロン・テクノロジーとウエスタンデジタルはそれぞれ1.85%高、6.3%高。みずほ銀行が両社株の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げた。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.27対1の比率で上回った。ナスダックでも1.39対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は113億株。直近20営業日の平均は111億株。23日の米市場、ハイテク株下落の裏で買われた業種は?NYダウやS&P500は上昇して終了2021/11/24 08:15 ブルームバーグ 会社四季報23日の米株式市場では、S&P500種株価指数やダウ工業株30種平均が上昇。シクリカル銘柄の買いに支えられた。一方、米国債利回りの上昇でグロース株の見通しが曇る中、テクノロジーセクターは前日に続いて売られた。S&P500種は終盤にもみ合いとなった後、プラス圏で終了。エネルギー株や金融銘柄が堅調だった。一方、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は下落。前日は引け前1時間に大きく売られていた。事業の伸び減速を巡る懸念で、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは急落。S&P500種は前日比0.2%高の4690.70。ダウ平均は194.55ドル(0.6%)高の35813.80ドル。ナスダック総合指数は0.5%下落。米国債相場は下落。7年債入札の需要は予想より旺盛だったが、利回り曲線はスティープ化が進んだ。ニューヨーク時間午後4時20分現在、10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.68%。ファースト・アメリカン・トラストのジェリー・ブラークマン最高投資責任者(CIO)は「この日の相場に目を向けると、明らかに金利に敏感なもの」が動いていると指摘。「テクノロジーは若干の弱さを示している一方、金融は強さを見せている。それは利回り曲線の動きを反映したものだ」と述べた。外国為替市場では、ドル指数が3営業日続伸し1年2カ月ぶり高値を付けた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任は政策引き締めペースの加速を意味するとの観測が背景。企業によるドル買いや米国債利回りの上昇に支えられ、ドルは対円で約4年ぶりに1ドル=115円を上回った。スコシアバンクのショーン・オズボーン氏らは「速いペースでのテーパリングや利上げのリスクが米短期債に織り込まれており、市場は6月のフェデラルファンド(FF)金利引き上げ開始の可能性が高いことを織り込んでいる」と顧客向けリポートで指摘した。ニューヨーク時間午後4時21分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ドルは対円では0.2%高の1ドル=115円14銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1249ドル。ニューヨーク原油先物相場は続伸。2週間ぶりの大幅高となった。消費国による協調した戦略石油備蓄(SPR)放出計画の規模が市場の予想より小さかった。米国では大部分が将来SPRに戻すことを前提に放出されるため、需給は先行き引き締まるとの見方が浮上した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、前日比1.75ドル(2.3%)高の1バレル=78.50ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.61ドル高の82.31ドル。NY金先物は続落。パウエルFRB議長の再指名を受けた下げが続いた。同氏は、もう1人の議長候補とされたブレイナード理事ほどハト派寄りでないとみられている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比1.3%安の1オンス=1786.30ドルで終了した。【市況】明日の株式相場に向けて=パウエル続投と米金利上昇が意味するもの2021年11月24日17時00分 株探ニュース きょう(24日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比471円安の2万9302円と3日ぶりに大幅反落。朝から見送りムードとはいえ悲観の色はなく、売り物も始めはチョロチョロと石清水が湧き出る風情だったが、途中から激流に変わった。225先物主導の急落で、TOPIXはたいした下げではなかったが、ソフトバンクグループやファーストリテイリングなど“常連”のほか、きょうは東京エレクトロンなど半導体主力株の下げが顕著で悪役に回った。 週明けの当欄で、来年2月に任期満了を迎えるパウエルFRB議長の再任の可能性は低くブレイナード理事昇格の公算が大きいという市場関係者の見方を紹介した。しかしその予想は外れ、バイデン米大統領は22日にパウエルFRB議長の再任を公式に発表した。市場では、このタイミングでパウエル続投を明示したことに驚きの声も上がっていたが、「それだけ支持率の低下に際し、早期に何とか回復を図りたいというバイデン大統領の思いが反映された」(ネット証券アナリスト)という指摘もある。来年の中間選挙にはまだ時間的な猶予があるとはいえ、ここでの信用失墜は民主党にとってもバイデン大統領にとってもリカバリーが難しく、今が正念場とみているようだ。 新型コロナウイルスという難敵をうまくクリアするメドが立ち、視界が開けるかと思った矢先、後門には“インフレ”という狼が待っていた。バイデン大統領の支持率急低下は新型コロナ対策への不満ではなく、止まらない物価上昇の方だ。エコノミストの間では、基本的に景気回復を象徴した需要の伴う物価高であるとし、足もとの行き過ぎた物価上昇についてはサプライチェーン問題などによる一過性のものとの見方が大勢を占めている。しかし、「国民目線では、机上の理論よりも現在目の前で起こっているインフレを何とかしろ、という要望が強い」(前出のアナリスト)という。 次期FRB議長として有力視されていたブレイナード氏は民主党員ということもあり、共和党にとっては超ハト派であってもあまり面白くない。また、彼女が金融機関の規制に前向きなことも嫌気されているという。ブレイナード氏を指名した場合、上院での承認が速やかに進むことは考えにくく、結果として新型コロナやインフレ対策にも影響を及ぼすことが必至とみられた。そうしたなか、共和党と妥協を急いだというのが、今回のバイデン大統領によるパウエル氏の続投発表だったということになる。 遡って、今回のパウエル氏再任が難しいとの見方の根拠となっていたのは、今から1年ちょっと前の昨年10月、氏が保有する株式投資信託の500万ドル相当(円換算で5億7500万円)を売却していたことが明らかとなったことがある。これは経済対策が難航を極めていた時期で、NYダウやナスダック総合指数が急落する直前であったが、売却前に当時の財務長官であるムニューシンと4回にわたる会談を行っていた。「個別株ではなく、インサイダーなどの法には触れないとはいえ、倫理的には大問題。もし、日本であったら大炎上間違いなしという案件だった」(中堅証券ストラテジスト)という。ところが、それがアキレス腱にならないところが、良く言えば米国の懐の深さなのか。「おそらくこうした事例は他の重鎮政治家やFRB関係者に数えきれないほどあり、本音を言えば、これで突き上げたら皆に火の粉が降りかかる、ということなのかもしれない」(同)とする。 いずれにしてもパウエルFRB議長の再任が公式に発表されたことで、米長期金利は急上昇した。超ハト派であるブレイナード理事が議長の座につかなかったということで、債券買いポジションを積み上げていた向きの巻き戻しが加速した。市場では「長期金利が1.7%台に入ってくるとナスダック総合指数の上昇トレンド維持は難しくなる」(前出のネット証券アナリスト)という見方が示されていた。東京市場でも高PERの銘柄に対して向かい風が強まる可能性がある。目先はリバウンド狙いに徹し様子をみたいところだ。 あすのスケジュールでは、9月の景気動向指数改定値、10月の外食売上高、10月の全国スーパー売上高、10月の白物家電出荷額、10月の全国百貨店売上高など。このほか、40年物国債の入札が行われる。また、東証マザーズ市場にスローガンが新規上場する。海外では、韓国中銀の金融政策発表、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議。なお、米国市場は感謝祭の祝日で休場。(銀)出所:MINKABU PRESS明日の戦略-グロース株が失速して大幅安、25日線近辺で売りは一巡するか16:00 配信 トレーダーズ・ウェブ 24日の日経平均は3日ぶり大幅反落。終値は471円安の29302円。バイデン米大統領がパウエル氏のFRB議長再任を発表したことを受けて、米国では長期金利が上昇。石油備蓄放出発表を受けても原油価格が上昇したこともあって、22日、23日の米国市場では景気敏感株が買われた一方、グロース株が売られた。東京市場ではグロース株安への警戒が強く、日経平均は寄り付きから3桁の下落。開始直後には急速に下げ幅を縮めたが、プラス圏に接近したところで戻り売りに押されると、そこからは下方向に勢いがついた。前場では節目の29500円を割り込み、下げ幅を300円超に拡大。後場は500円超下落する場面があり、29200円台に突入した。取引終盤にかけては押し目を拾う動きも見られたが、戻りは緩慢で29300円台に乗せるのがやっと。グロース株が嫌われる中、マザーズ指数が2%安と大きく売られた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7800億円。業種別では鉱業や石油・石炭、銀行などが上昇した一方、サービスや精密機器、情報・通信などが下落している。ニューロクライン社とのライセンス契約締結が好感されたそーせいグループに買いが殺到しており、場中は値付かずのストップ高比例配分。半面、値がさ株のベイカレント・コンサルティングが10%を超える下落と大きく値を崩した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり486/値下がり1600。原油高を材料にINPEXが大幅上昇。米金利上昇を受けて金融株が相対的に強く、中でも三井住友が2%超上昇した。ドル円の115円台に乗せてきたことから、三菱自動車や日産自動車、マツダなど自動車株には強い買いが入った。経営統合手続き差し止めの仮処分決定を受けて、オーケーによるTOBへの期待が再燃した関西スーパーマーケットがストップ高比例配分。買収防衛策に国が反対の方針と伝わり、SBIHDによる買収期待が高まった新生銀行が大幅高となった。 一方、グロース株が総じて弱く、レーザーテック、東京エレクトロン、アドバンテストなど半導体株が大幅安。ソフトバンクGが3%を超える下落となった。エムスリーやリクルート、ダイキンなども大幅安。マザーズでは、提供サービスで代金トラブルがあったと報じられたメルカリが大きく売られたほか、フリーやBASEなど主力どころが厳しい下げとなった。公募増資が嫌気されたフェローテックが11.4%安。足元で荒い値動きが続くグローバルウェイが16.3%安となった。 本日はマザーズに2銘柄が新規上場。サイエンスアーツは買いが殺到して、初値は持ち越しとなった。ラストワンマイルは高い初値をつけ、そこからストップ高まで買われる場面があった。ただ、終盤には利益確定の動きも出てきており、売り物を残してザラ場引けとなった。 バイデン大統領が石油の備蓄放出を表明し、岸田首相もこれに追随。原油価格上昇には手を打った格好となった。ただ、産油国との対決色を強めすぎると、これが新たな相場混乱の火種となり得るため注意が必要。先週、備蓄放出の観測で原油価格の上値が抑えられていたこと、来週12月2日にはOPECプラス会合が予定されていることなどを鑑みると、バイデン大統領が刀を抜いたタイミングは少し早かったようにも思える。原油価格は米国の表明を受けて上昇しており、マーケットとの対話という点では日本の追随もタイミングが良いとは言えない。米国と足並みをそろえるという政治の面からはきょう表明することが妥当なのだろうが、結果的に、岸田政権が動くと株価が下がるという残念な実績がまた一つ増えたことになった。 日経平均は大幅安となり、終値(29302円)では25日線(29342円、24日時点)を割り込んだ。ただ、休場前と逆の反応になった分、景気敏感株の買いは及び腰となり、ハイテク株の利益確定は急がれたようにも見え、特に後場の下げに関しては、下にオーバーシュートした感が強い。米国は25日が感謝祭で休場。本日24日は10月耐久財受注、7-9月期GDP改定値、10月新築住宅販売など経済指標が幾つか出てくるほか、11月開催のFOMC議事要旨も公表される。これらが米長期金利や原油価格の上昇を促すようなら、米国株は休場を前に利益確定売りが強めに出てくるかもしれない。ただ、日経平均に関しては、きょう大きく下げたことで、仮に今晩の米国株が下落しても、ある程度は織り込み済みの反応になると思われる。26日がブラックフライデーで、米国が年末商戦に突入することから、悲観一辺倒にも傾きづらい。きょうはハイテク株が下げを先導したが、半導体株などでチャートが大きく崩れた銘柄はそれほど多くない。全体的にさえない1日ではあったが、これで当面の売りが出尽くしとなる展開に期待したいところだ。明日の日本株の読み筋=様子見か、注目スケジュールにらみ売買手控えも16:50 配信 モーニングスター あす25日の東京株式市場は、様子見か。バイデン米大統領は22日、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長を再任すると発表した。米国の利上げ時期が後ずれする可能性が低下し、米長期金利の上昇とともに米ハイテク株が売られ、祝日明け24日の日本株の軟地合いにつながった。現地24日には、11月2、3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表され、その内容によっては一段の金利上昇・ハイテク株安につながり兼ねないだけに注意する必要がある。もっとも、副議長に指名されたブレイナード氏とともに金融緩和継続に前向きな「ハト派」であり、早期利上げに慎重なことから、影響は限定的との見方もある。 ただし、米国市場は25日が感謝祭で休場となり、翌26日は短縮取引。この日は、米国の個人消費の勢い占う意味で重要なブラックフライデーでもあり、その動向を見極めたいとの空気が広がりやすく、注目スケジュールをにらみ積極的な売買が手控えられる可能性がある。 24日の日経平均株価は3営業日ぶりに大幅反落し、2万9302円(前営業日比471円安)引け。米長期金利上昇を背景に23日の米国株式市場でナスダック総合指数が下落した流れを受け、ハイテク株中心に売りが先行した。株価指数先物売りを交えて下げ基調を強め、下げ幅は一時560円を超えた。チャート上では、25日移動平均線(2万9342円)を割り込んだことで、次の下値メドとして心理的なフシ目となる2万9000円が意識される。今晩のNY株の読み筋=感謝祭前の手じまい売りに注意16:51 配信 モーニングスター 24日の米国株式市場は、米7-9月期GDP(国内総生産)改定値のほか、個人消費や住宅関連の経済指標、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨と、相場に大きな影響を与えそうな材料が豊富ではあるが、翌25日に感謝祭の祝日を控え、積極的な動きはみられそうにない。きょうの米経済指標の市場予想は強いものが多いものの、個人消費関連はインフレ加速が連想されるため、結果通りなら上値を圧迫する可能性もある。NYダウは高値圏にあることから、手じまいの動きには注意が必要だ。<主な米経済指標・イベント>米7-9月期GDP(国内総生産)改定値、米10月耐久財受注、米10月個人所得・個人消費支出、米10月新築住宅販売件数、11月2-3日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨、米新規失業保険申請件数〔ロンドン外為〕円、115円台前半(24日午前9時)18:14 配信 時事通信 【ロンドン時事】24日朝のロンドン外国為替市場では、新規手掛かり材料難の中、円相場は1ドル=115円台前半で小動きとなった。午前9時現在は115円05~15銭と、前日午後4時(114円95銭~115円05銭)比10銭の円安・ドル高。 対ユーロは、1ユーロ=129円10~20銭(前日午後4時は129円45~55銭)で、35銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1220~1230ドル(同1.1260~1270ドル)。(了)【24日・市別詳報】岐阜県で2人感染 2日ぶりに新規感染者11/24(水) 19:42配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は、24日、新型コロナウイルスの感染が新たに2人確認されたと発表しました。県内で、新規感染者が確認されるのは2日連続です。 感染者は、合わせて1万8902人になりました。 感染が確認されたのは、中津川市のともに80代の男性と女性です。 23日時点の病床使用率は、0.7%です。 隣りの県では愛知県は8人、三重県は確認されませんでした。NY株見通し-10月コアPCE価格指数などの経済指標に注目20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は経済指標に注目。昨日は長期金利の上昇が続いたことでハイテク株が下落しナスダック総合が2日続落した一方、金融株やエネルギー株が上昇し、ダウ平均が2日続伸し、S&P500も3日ぶりに反発した。注目された小売り株の決算発表では、売上高と利益が予想を上回ったダラー・ツリーが9%超上昇した一方、弱い既存店売上高見通しなどが嫌気されたベスト・バイが12%超急落した。引け後の動きでは、利益が予想を下回ったノードストロームが時間外で23%安、弱い決算や通期見通し引き下げが嫌気されたギャップも時間外で16%安となった。 今晩の取引では、ノードストロームやギャップの下落を受けて小売株の軟調が予想されるほか、早期利上げへの警戒感も引き続きハイテク株の重しとなりそうだ。また、翌日が感謝祭の祝日となるため、経済指標の発表が今晩に集中する。10月耐久財受注、7-9月期GDP改定値、新規失業保険申請件数のほか、10月個人所得・個人消費支出・個人消費支出 (PCE) 価格指数も発表予定で、FRBがインフレ指標として注視するコアPCE価格指数が注目される。午後にはFOMC議事要旨も発表され、テーパリング(資産購入の段階的縮小)のペースを巡る議論に要注目か。 今晩の企業決算は寄り前にディアが発表予定。〔NY外為〕円、115円台前半(24日午前8時)22:25 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=115円08~18銭と、前日午後5時(115円07~17銭)比01銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1202~1212ドル(前日午後5時は1.1244~1254ドル)、対円では同128円94銭~129円04銭(同129円50~60銭)。(了)【市場反応】米新規失業保険申請件数が1969来で最低、利上げ観測強まりドル高値更新23:22 配信 フィスコ 米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数(11/20)は前週比7.1万件減の19.9万件と予想26.1万件を下回り1969年以来の低水準となった。失業保険継続受給者数(11/13)は204.9万人。前回210.9万人から減少も予想は上回った。 米商務省が発表した7-9月期国内総生産(GDP)改定値は前期比年率+2.1%と速報値+2.0%から上方修正されたが、予想+2.2%は下回った。同期個人消費改定値は前期比年率+1.7%と、速報値+1.6%から予想外に上方修正された。 10月耐久財受注速報値は前月比‐0.5%。予想外に9月-0.4%に続き2カ月連続のマイナスで4月来で最低の伸び。輸送用機器除く同月耐久財受注は前月比+0.5%。9月+0.7%から縮小した。また、GDPの算出に用いられる航空機を除く非国防の同月製造業出荷・資本財速報値は前月比+0.3%と、9月+1.3%から伸びは予想以上に縮小した。 米10月前渡商品貿易収支は-829億ドル。赤字は過去最大となった9月-970億ドルから予想以上に縮小。昨年10月来で最小となった。 季節的な調整と見られるものの、良好な雇用関連指標が利上げ観測を強め、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。10年債利回りは1.69%まで上昇。ドル買いも加速し、ドル・円は115円37銭まで上昇し2017年1月来の高値を更新。ユーロ・ドルは1.1215ドルから1.1186ドルまで下落し昨年6月来の最安値を更新した。【経済指標】・米・7-9月期GDP改定値:前期比年率+2.1%(予想:+2.2%、速報値:+2.0%)・米・7-9月期個人消費改定値:前期比年率+1.7%(予想:+1.6%、速報値:+1.6%)・米・先週分新規失業保険申請件数:19.9万件(予想:26.1万件、前回:27万件←26.8万件)・米・失業保険継続受給者数:204.9万人(予想:203.2万人、前回:210.9万人←208.0万人)・米・10月耐久財受注速報値:前月比‐0.5%(予想:+0.2%、9月:-0.4%←-0.3%)・米・10月耐久財受注(輸送用機器除く)速報値:前月比+0.5%(予想:+0.5%、9月:+0.7%←+0.5%)・米・10月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値:前月比+0.3%(予想:+0.5%、9月:+1.3%←+1.4%)・米・10月前渡商品貿易収支:-829億ドル(予想-950億ドル、9月-970億ドル←-963億ドル)〔米株式〕NYダウ反落、133ドル安=ナスダックは続落(24日朝)23:43 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク株式相場は、米経済指標の発表が相次ぐ中、長期金利上昇への警戒感などから売りが先行し、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比133.20ドル安の3万5680.60ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は141.44ポイント安の1万5633.70と続落。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の2銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.24
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11月23日(火・勤労感謝の日)、曇り時々小雨のち晴れ…。天候は変化します…、そして午前中は気温も低かったですね…。そんな本日はホーム1:GSCCの東コースで開催の勤労感謝の日杯に参加させていただきました。7時48分スタートとのことですから、5時20分に起床。まだ外は真っ暗です…。朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れ、新聞を取り込む。身支度をして、6時20分頃に家を出る。6時50分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、今後のゴルフのエントリーの調整をして、着替えて、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日のゴルフは東コースのホワイトティー:6512ヤードです。ご一緒するのは、いつものウ君(14)、お久しぶりのオさん(14)とヤさん(21)です。本日の僕のハンディは(8)とのこと。OUT:1.1.1.1.-1.1.0.1.1=42(18パット)1パット:1回、3パット:1回、パーオン:3回。1打目のミスが2回、2打目のミスが2回、アプローチのミスが1回、パットのミスが3回…。2番ショートのバーディーチャンスからの3パットがすべてを物語ります…。スルーでINへ。IN:0.1.0.1.0.0.1.0.1=40(15パット)1パット:3回、3パット:0回、パーオン:2回。1打目のミスが2回、2打目のミスが3回、3打目のミスが2回、パットのミスが1回…。後半は少しまとまってきましたが…。本日の競技は7本競技なので、僕の使用クラブは…1W、5W、5U、7I、9I、SW、PTです。42・40=82(8)=74の33パット…。期待できないですね…、ホールアウト(12時30分頃)の時点で6位です…。握りに負けなかったから良しとしましょう。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。お風呂では先輩のセ氏から今後に咲いてのお話あり…。フロントでは懇意なハちゃんがもうじき退職するとか…。本日のフィジカルチェック…170.0cm,65.1kg,体脂肪率19.7%,BMI22.5,肥満度+2.4%…でした。帰り道の喫茶店で一息入れて帰宅すると14時30分頃。コーヒーとガトー・ハラダのラスクでおやつタイム。それではしばらく休憩です。1USドル=115.10円。1AUドル=83.04円。昨夜のNYダウ終値=35619.25(+17.27)ドル。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の1銘柄(アップル)が値を上げて終了しましたね。ショッピファイ、テラドック、スクエア、ユニティ・ソフト、ドキュサインが大きく下げましたね。しばらくは日本株のミニファンド作戦でお遊び的投資を試しましょう。円安進み一時115円台 米FRBトップ人事影響2021/11/23 12:19 共同通信社 【シンガポール共同】23日のアジアの外国為替市場で円がドルに対し下落し、一時、1ドル=115円台をつけた。2017年3月以来、約4年8カ月ぶりの円安ドル高水準となる。 22日のニューヨーク外国為替市場では、バイデン米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の再任を発表したことをきっかけに、早期利上げ観測が強まり、ドル買い円売りが広がった。東京市場は休場だが、アジアの市場でこの流れが加速した。来年は「金利ショック」の年、市場に弱気-BofA2021.11.23 05:23 ブルームバーグ(ブルームバーグ): バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは、来年の市場に弱気な判断を示し、投資家に資本の保護に集中するよう促した。インフレ加速や金利上昇によって世界的に資産価格動向が一変するとの見方が背景だ。 マイケル・ハートネット氏ら同行のストラテジストは顧客向けリポートで、ボラティリティー指標や原油、エネルギー、米ドル、実物資産に対するロングポジションを含む推奨するマクロトレードを挙げた。昨年の「成長ショック」、今年の「インフレショック」に続き、来年は「金利ショック」の一年になると指摘した。 同ストラテジストはリポートで、「資本保全が来年のテーマに浮上するだろう」との見方を示した。〔米株式〕NYダウ反発、17ドル高=パウエル氏再任歓迎(22日)☆差替6:53 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長再任を好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比17.27ドル高の3万5619.25ドルで終了した。上昇幅は一時320ドル超に達した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は202.68ポイント安の1万5854.76で終わった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1337万株増の10億0525万株。 バイデン米大統領は午前、来年2月に任期を終える米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を再任、ブレイナード理事を副議長に指名すると発表した。昨年春以降の新型コロナウイルス感染拡大を受け、迅速に大規模な金融緩和を打ち出した手腕への市場の評価は高い。人事をめぐる不透明感が薄れたことも歓迎し、株買いが先行した。 現行通り、量的緩和の縮小が進み、2022年には利上げに踏み切るとの観測が強まり、長期金利が上昇。金融株が買われ、ダウ平均を押し上げた。JPモルガン・チェースは2.1%高、ゴールドマン・サックスも2.3%高、バンク・オブ・アメリカが1.9%高だった。 原油価格の上昇を受け、エネルギー関連株も買われた。シェブロンが1.8%高、エクソンモービルも1.4%高、オキシデンタル・ペトロリアムが3.1%高だった。 アップルは0.3%高。金融大手が、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の供給が改善する可能性があると示唆したことを好感した。テスラは1.7%高。マスク最高経営責任者がツイッターで、来年3月から中国市場に高級セダンを投入する可能性に言及し、期待が高まった。 一方、金利上昇で割高感が増すハイテク株は売りが優勢だった。マイクロソフトは1.0%安、エヌビディアが3.1%安、ウーバー・テクノロジーズが3.7%安、ツイッターが2.3%安だった。(了)〔NY外為〕円、114円台後半(22日)7:21 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク外国為替市場では、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の再任方針発表を受けて円売り・ドル買いが進行し、円相場は1ドル=114円台後半に下落した。午後5時現在は114円82~92銭と、前週末同時刻(113円98銭~114円08銭)比84銭の円安・ドル高。 米ホワイトハウスは22日、バイデン大統領が来年2月に任期切れとなるパウエルFRB議長の再任方針を発表。新型コロナウイルス危機対応での実績を評価した。FRB副議長にはブレイナードFRB理事を指名する。現行の量的緩和縮小が継続するとの見方から、米長期金利が再び1.6%台に上昇。円を売ってドルを買う動きが強まった。 ただ、円売り・ドル買いの動きは午後に一巡。円は節目となる115円の手前で、おおむねこう着状態となった。今週は日米ともに祝日を挟む取引となるため、動意は高まらず、終盤の商いは細った。23日は日本の祝日で、25日は米市場が感謝祭で休場となる。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1228~1238ドル(前週末午後5時は1.1294~1304ドル)、対円では同129円01~11銭(同128円60~70銭)と、41銭の円安・ユーロ高。(了)NY市場概況-ダウ17ドル高と4日ぶりの小幅反発 金利高を受けてナスダックは1%超下落8:19 配信 トレーダーズ・ウェブ 22日のNY株式相場は高安まちまち。バイデン米大統領がパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任を決めたことを好感し上昇してスタートしたものの、長期金利が上昇したことを受けて金融株が上昇した一方、ハイテク株が下落した。先週水曜日から3日続落したダウ平均は、327ドル高まで上昇後、17.27ドル高(+0.05%)と小幅高で終了。S&P500とナスダック総合はともに取引時間中の最高値を更新したものの、それぞれ0.32%安、1.26%安と下落して終了。S&P500は2日続落、ナスダック総合は3日ぶりの反落となった。S&P500の11セクターはエネルギー、金融、生活必需品など6セクターが上昇し、コミュニケーション、IT、一般消費財など5セクターが下落した。 バイデン米大統領はパウエルFRB議長の続投を決め、次期議長の有力候補だったブレイナードFRB理事を副議長に指名した。金融政策の継続期待から買いが先行したが、その後はハイテク株を中心に利益確定売りが強まった。エヌビディアは4.93%高まで上昇後、3.12%安で終了し、アップルも3.21%高まで上昇後、0.29%高で終了した。一方、米10年債利回りが先週末の1.548%から1.632%に上昇したことで、利ざや拡大による収益向上が期待される金融株が軒並み高。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースはそろって2%超上昇した。今週は25日が感謝祭の祝日で休場、週末26日が午後1時までの短縮取引となるが、過去において米国株は感謝祭前後の上昇確率が高く、明日以降の堅調が期待される。米国株見通し:上げ渋りか、原油相場の動向を注視14:07 配信 フィスコ(14時00分現在)S&P500先物 4,679.25(-0.50)ナスダック100先物 16,351.75(-30.25) グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安。NYダウ先物は20ドル高、アジア株は全般的に軟調で、本日の米株式市場は高安まちまちとなりそうだ。 22日の主要3指数はまちまち。ナスダックは3日ぶりに反落したが、ダウは4日ぶりにプラスへ転じ17ドル高の35619ドルで取引を終えた。この日発表された住宅関連指標は堅調な内容となり、関連セクターを中心に買いが先行。また、来年2月に任期を迎えるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の続投が見込まれ金融政策の不透明感が払しょくされた。ただ、長期金利の上昇を受けハイテク株売りが強まり、ダウは終盤に失速した。 本日は上げ渋りか、今晩発表のPMIは製造業、サービス業とも前回を上回ると予想され、回復期待の買いが先行しそうだ。ただ、新体制となるFRBはインフレ抑制に乗り出す方針のため、早期引き締めに思惑が広がれば、株買いを抑制しよう。一方、バイデン大統領は関係諸国と戦略石油備蓄の放出を打ち出すとみられ、原油相場の一段安を受けエネルギー関連への売りが強まりやすい。欧州での新型コロナウイルスまん延も、引き続き売り要因になる。【米国市況】S&P500が終盤に下げに転じる、ハイテクの売りかさむ2021年11月23日 7:18 JST ブルームバーグ 22日の米株式市場では、S&P500種株価指数が続落。引け前1時間にテクノロジー株が大きく売られたことが響いた。米国債は下落。バイデン大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にパウエル現議長を再指名した。米国株はS&Pが続落、引け際に失速-ダウ上げ縮小米国債は下落、入札低調も重し-10年債利回り1.63%に上昇ドル上昇、米国債利回り上昇で-対円は114円台後半NY原油反発、OPECプラスが供給調整に動くとの観測NY金先物、続落-パウエル議長再任発表後に下げ幅拡大 S&P500種は終盤に失速。日中は上昇していたが、ヘッジファンドが選好するテクノロジー株の売りに押され、マイナス圏に転落した。ハイテク中心のナスダック100指数は1.2%安。ペロトン・インタラクティブやドキュサインが大きく下げた。ファーフェッチやスノーフレイクを中心に、利益実績がまだないソフトウエア・インターネット企業のバスケットも5%超の値下がり。 ハーベスト・ボラティリティー・マネジメントのトレーディング・調査担当責任者、マイク・ジグモント氏は「終盤に崩れた理由は分からないが、株式相場はこれまで大きく上昇していたため、どこかの時点で下げることは避けられない。これはその始まりかもしれない」と述べた。 米スワップ市場は来年6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25ポイント利上げを完全に織り込んでおり、2回目の利上げは来年11月とみている。 S&P500種は前週末比0.3%安の4682.94。ダウ工業株30種平均は17.27ドル(0.1%)高の35619.25ドル。ナスダック総合指数は1.3%下落。ニューヨーク時間午後4時35分現在、10年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.63%。 CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントのデービッド・ドナベディアン最高投資責任者(CIO)はパウエル氏再指名について、「肝心なのは、これで変わるものは何らないということだ。パウエル氏が取り組むべき問題はこれまでと同じで、インフレ率の上昇が一過性のものになるとする彼らの見解は正しいのか、そうでない場合、彼らはそれに対してどうするのかというものだ」と指摘。「パウエル氏再任という選択は、要するに継続性を意味する」と述べた。 外国為替市場では、ドル指数が昨年9月以来の高水準となった。パウエル氏再任を受けて米国債利回りが上昇したことが背景。米5年債入札での需要が予想より低調となったことも、ドル以外の逃避先通貨が売られる要因となった。 ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのマイク・シューマッハー氏らは「発表を受けて、米ドルは広範に上昇しているが、円は下げが目立つ。こうした相場動向の方向性は直感的で、当社の予想通りだが、市場は1日か2日で落ち着くだろう」とリポートで指摘した。 ニューヨーク時間午後4時36分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.5%上昇。ドルは対円では0.8%高の1ドル=114円89銭。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.1236ドル。 ニューヨーク原油先物相場は反発。米国やその他消費国が戦略石油備蓄(SPR)放出で協調した場合、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は先に計画したほど供給を増やさないのではとの観測が広がった。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は、前週末比81セント(1.1%)高の1バレル=76.75ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は81セント高の79.70ドル。 NY金先物は大幅続落。パウエル議長再指名発表後に、ドルと米国債利回りの上昇を受けて下げ幅を拡大した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前週末比2.4%安の1オンス=1809.10ドルで終了した。 インフラストラクチャー・キャピタル・アドバイザーズのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は、「金はドルと負の相関、長期債相場とは正の相関があり、それが金下落の主な動因だ」と指摘した。円が1ドル=115円台に下落、17年以来-パウエルFRB議長再任2021年11月23日 11:57 JST 更新日時 2021年11月23日 13:36 JST ブルームバーグ アジア時間23日の外国為替市場で円が対ドルで下落し、2017年以来の1ドル=115円台となった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が再任されたことを受け、米連邦公開市場委員会(FOMC)が金融引き締めを加速させるとの観測が強まった。 円は一時0.2%安の115円14銭を付けた。米国債利回りはオーバーナイトで上昇し、日本国債との金利差が広がった。日本の金融市場は祝日のためおおむね休場。 オーストラリアのコモンウェルス銀行でストラテジストを務めるキム・マンディ氏は「22年12月までに120円50銭にドル高・円安が進むと考えている」と述べた上で、FOMCが「来年引き締めサイクルを始める中で、日米の金利格差も一段とドルをサポートする」との見方を示した。ドル/円が4年半ぶり高値、パウエル氏再任で来年の利上げ予想強まる2021年11月23日午後3:36 ロイター編集[香港 23日 ロイター] - ドルはアジア時間23日、対円で4年半ぶりの高値を付けた。バイデン米大統領がパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の再任を決めたことを受け、来年に米国の金利が引き上げられ、日本との金利差が広がるとの見方が強まった。ドルは一時0.24%高の115.13円と、2017年3月以来の高値を付けた。22日は0.77%上昇していた。バークレイズのアナリストは調査ノートで「金融政策の乖離が意識される中、今後も円安を裏付ける材料が出る」と予想した。ドル/円は、17年3月の高値である115.5円が目先の注目水準で、「それを超えると(16年末の高値である)118.7円まで明確な抵抗線がないことに注意を促したい」とした。米国株式市場=S&P・ナスダック下落、FRB議長再任で一時最高値2021年11月23日午前8:10 ロイター編集[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が下落。バイデン米大統領がパウエル連邦準備理事会(FRB)議長を続投させる方針を発表したことを受け、両指数は一時最高値を更新したものの、下げに転じ取引を終えた。ダウ工業株30種は小幅高で引けた。米利上げ観測が高まる中、米債券利回りが上昇し、ハイテク株を圧迫。アップルは辛うじて上げを維持した。アップルは0.3%高で終値での最高値を更新。日中の取引では3%超上昇していた。JPモルガンが、今後数カ月中にiPhone(アイフォーン)13の供給状況が改善する可能性があると指摘したことが材料視された。マイクロソフトは一時約2%上昇したものの、約1%安で終了した。アマゾンは2.8%、アルファベットは1.8%それぞれ下落した。ブライト・トレーディングのトレーダー、デニス・ディック氏は「市場は神経質になっている。パウエル議長が続投する見通しとなったが、インフレ問題が解消するわけではない」とし、「ハイテクグロース銘柄が終日売りを浴びた後、最終的には全てのハイテク株に影響が及んだ」と述べた。バイデン大統領は22日、パウエルFRB議長の再任を発表。新型コロナウイルス危機に迅速に対応した手腕を評価し、インフレが高止まりする中、金融政策の継続を重視した決定となった。また副議長には、次期FRB議長の有力候補だったブレイナード理事が指名された。パウエル氏続投のニュースは、FRBに大きな変化がないことを望む投資家から好感された。チャールズ・シュワブのトレーディング・デリバティブズ部門のマネジングディレクター、ランディー・フレデリック氏は「市場は予測可能性を選好する。ブレイナード氏も良い候補だったろうが、市場は何を想定すべきか不明だった」と述べた。同時に、ブレイナード氏がFRB議長になれば、低金利がより長期間継続するという見方が大勢だったと指摘した。銀行は2%高。来年上期に1回目の利上げが実施されるという観測を背景に上昇した米債利回りの動きに追随した。マネーマーケットでは、来年6月までに25ベーシスポイント(bp)利上げが実施される確率を織り込まれ、これまでの7月から前倒しされた。バリュー株は0.6%上昇し、1%安となったグロース株をアウトパフォームした。電気自動車(EV)大手テスラは1.7%高。マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターへの投稿で、来年3月に中国で「モデルSプレイド」を発売する可能性があると発表したことが好感された。ビデオ会議サービスの米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは引け後の時間外取引で6%高。第3・四半期(10月31日まで)の売上高が市場予想を上回った。投資家の注目は週内に発表されるIHSマークイットの米総合購買担当者景気指数(PMI)や個人所得・消費支出統計、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨にシフトしている。現時点でS&Pは年初来約25%、ナスダックは23%値上がりしている。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.28対1の比率で上回った。ナスダックでも1.76対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は116億株。直近20営業日の平均は111億株。NY外為市場=FRB議長続投でドル高、ユーロは感染再拡大が重し2021年11月23日午前8:10 ロイター編集[ニューヨーク 22日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、バイデン米大統領がパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の続投を決めたことを受け、ドルが対ユーロで1年4カ月ぶりの高値を付けた。ユーロに対しては新型コロナウイルス感染拡大を受けたロックダウン(都市封鎖)の再導入も重しになっている。バイデン大統領はパウエル氏の続投を決めると同時に、副議長に次期議長の有力候補だったブレイナード理事を指名。両氏は共に高インフレが米国の経済と家計に甚大な影響を及ぼしているとの認識を示しており、FRBが今後、急激な物価上昇の制御を政策の最優先事項に設定する可能性がある。ウエスタンユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「パウエル氏が続投することで、ブレイナード氏が議長に昇格した場合と比べ、FRBの金融政策見通しはそれほどハト派的でなくなる」とし、「パウエル議長の下でFRBが利上げに動く公算は大きくなる。こうした見方がドルの支援要因になっている」と述べた。主要6通貨に対するドル指数は0.42%高の96.53と、2020年7月以来の高値を付けた。ユーロは0.58%安の1.1233ドルと、20年7月以来の安値を更新した。欧州では新型コロナ感染が再拡大し、オーストリアがロックダウンを再導入。ドイツも導入を検討している。ウエスタンユニオンのマニンボ氏は「新型コロナ感染再拡大に加え、FRBとは対象的に断固としてハト派的な欧州中央銀行(ECB)がユーロにとりダブルパンチになっている」と述べた。ドルは対円で0.79%高の114.93円。17日に付けた4年半ぶり高値(114.97円)に迫っている。ドルはカナダドルに対しても0.55%上昇し、7週間ぶりの高値を付けた。ドル/円 NY終値 114.86/114.89豪ドル円、82.96円付近まで下押し ダウ先120ドル超安・原油先物1.3%超安16:18 配信 トレーダーズ・ウェブ オセアニア通貨のクロス円は上値が重い。16時過ぎから時間外のダウ先物が120ドル超安まで下げたほか、WTI原油先物価格も1.3%超安まで下値を広げる動きを見せると、豪ドル円は82.96円付近、NZドル円は79.67円までそれぞれ下押している。本日の競技の成績速報が出ていますね。本日の競技には74人が参加して、トップは76(6)=70とのこと。僕は82(8)=74で10位。ウ君が94(14)=80で50位。お疲れ様でした。メタバース投資にはフェイスブック株が最適:モルガン・スタンレー18:01 配信 CoinDesk Japanメタバースは「次世代のソーシャルメディア、ストリーミング、ゲームのプラットフォーム」となる可能性が高く、当初は広告やeコマースに利用されるだろう。米投資銀行モルガン・スタンレーが先週発表したレポートはそう記している。メタバースが獲得可能な米消費者支出は8兆ドルにのぼり、うち5兆ドルはいち早くメタバースでの支出が進むと同行は見ている。株式アナリストのブライアン・ノワック(Brian Nowak)氏が記したレポートによると、メタバースへの投資としては、フェイスブックへの投資が最も確かな方法であり、同社がメタバースの構築とマネタイズに成功すれば、「すべてがプラス要因となり、複数年にわたる新たな収益源となるだろう」という。フェイスブックは10月、「メタ(Meta)」への社名変更を発表、メタバースに焦点をあてていく姿勢を示した。また、ノワック氏はメタバースに注力している高評価の企業として、ロブロックス(Roblox)、アルファベット(Alphabet)、スナップ(Snap)、ユニティ・ソフトウェア(Unity Software)をあげた。一方で、メタバースの普及は容易ではなく、時間がかかるだろうと注意を促した。既存のデジタルメディアとeコマース・プラットフォームは堅牢で、常に改善されているためで、メタバースには「普及を進めるためのパートナー」が必要となるだろうと述べた。「アメリカのユーザーは、すでに年間110億日に相当する時間をデジタルメディアに費やしており、これを「メタバースが獲得し得る時間」と考えることができるという。メタバースはデジタル決済を増加させる可能性があるものの、モルガン・スタンレーは収益機会は小さく、長期的なものになると見ている。その理由として「暗号資産をめぐる長期的な規制環境が不透明なため、マネタイズの機会がどれほど大きくなるかも不鮮明となっている」ことをあげた。【23日・新型コロナ詳報】2日ぶり新規感染者 1人は家族が陽性、もう1人は不明 岐阜県で2人感染11/23(火) 19:24配信 岐阜新聞Web 岐阜県は23日、中津川市で2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内での感染確認は2日ぶり。新規感染者が10人を下回るのは17日連続。感染者は累計1万8900人。 中津川市の30代男性は家族に陽性者がいることが分かっている。60代男性の感染経路は不明。クラスター(感染者集団)の新たな確認や拡大、終息はなかった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は0・35人。22日時点の病床使用率は0・9%。宿泊療養施設の入所者は2人。豪ドル円、83円台回復 時間外のダウ先物は200ドル超安からプラ転19:32 配信 トレーダーズ・ウェブ 豪ドル円は買い戻し。18時前には一時82.66円まで下落したものの、時間外のダウ先物が一時の200ドル超安からプラス圏を回復したことを支えに83.02円前後まで切り返している。WTI原油先物価格の売りが一服したことも支え。NY株見通し-もみ合いか 決算発表はアナログ・デバイセズ、ベストバイなど21:00 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場はもみ合いか。昨日はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の続投が好感され上昇してスタートしたものの、長期金利の上昇を嫌気したグロース株の下落が重しとなり主要3指数はそろってほぼ安値引けとなった。ダウ平均は327ドル高まで上昇後、17ドル高と上昇幅をほとんど失って終了し、S&P500は0.98%高まで上昇後、0.32%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.96%高まで上昇したが、1.26%安と大幅反落で終了した。4年間の続投が決まったパウエルFRB議長は粛々とテーパリング(資産購入の段階的縮小)を進めるものとみられ、米10年債利回りは先週末の1.548%から1.632%に8ベーシスポイント上昇した。短期金利市場では2022年6月FOMCでの利上げ開始予想が先週末の67%から79%に上昇し、2022年末までの4回の利上げ確率は1カ月前の16%から34%に上昇した。今晩の取引でも早期利上げへの警戒感が引き続きハイテク株の重しとなりそうだ。一方、過去において米国株は感謝祭前後の上昇確率が高く、クリスマス商戦の好調が見込まれる小売り株の堅調が相場を支える展開も期待できそうだ。 今晩の米経済指標は11月マークイット製造業・サービス部門PMI速報値、11月リッチモンド連銀製造業総合指数など。企業決算は寄り前にアナログ・デバイセズ、ダラー・ツリー、ベストバイ、メドトロニック、引け後にHP、オートデスク、ギャップなどが発表予定。〔ロンドン外為〕円、115円近辺(23日正午)21:09 配信 時事通信 【ロンドン時事】23日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場で一時1ドル=115円台に下落した流れを引き継ぎ、115円近辺に下落した。正午現在は114円90銭~115円00銭と、前日午後4時(114円70~80銭)に比べ20銭の円安・ドル高。 対ユーロは、1ユーロ=129円20~30銭(前日午後4時は129円00~10銭)で、20銭の円安・ユーロ高。 海外市場では2017年3月以来、約4年8カ月ぶりに115円台に下落した。バイデン米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長を再任すると発表。FRBの量的緩和縮小方針が維持されるとの見方から米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りも進んだ。 115円を付けた後は一服感からいったん円が買い戻されたが、再びじりじりと値を下げている。東京市場が祝日で休場とあって、薄商いの中で上下に振れやすい地合いとなっている。 ユーロは、欧州の新型コロナウイルス感染再拡大を背景に上値が重かった。前日に対ドルで約1年4カ月ぶりの安値を付けた後も戻りは弱いままだ。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1240~1250ドルで、前日午後4時と同じ水準。 ポンドも軟調。1ポンド=1.3350~3360ドル(1.3395~3405ドル)。 スイス・フランは1ドル=0.9325~9335フラン(0.9310~9320フラン)。(了)ドル円、115円台回復 米10年債利回りは約1カ月ぶりの1.65%台乗せ21:24 配信 トレーダーズ・ウェブ ドル円は底堅い動き。NY勢が参入し始めたが、一時は1.61%台まで低下していた米10年債利回りが10月23日以来、約1カ月ぶりに1.65%台に乗せてきたことを支えに115円台を回復している。 一方、ユーロドルは1.1244ドル付近と上値が重く、ポンドドルは1.3352ドルまで下押ししている。〔NY外為〕円、115円近辺(23日午前8時)22:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=114円96銭~115円06銭と、前日午後5時(114円82~92銭)比14銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1236~1246ドル(前日午後5時は1.1228~1238ドル)、対円では同129円27~37銭(同129円01~11銭)。(了)ドル円 115円台では売りに押されるも底堅い22:41 配信 トレーダーズ・ウェブ ドル円の戻り高値は115.04円近辺と115円台では売りに押されるも、114円後半で下げ渋り、足もとで114.95円近辺で底堅い動き。米10年債利回りは1.66%台で上昇が一服。 また、ユーロドルは1.12ドル半ば、ユーロ円は129.35円近辺で小動き。〔NY外為〕円、115円近辺(23日朝)23:14 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、海外市場での急速な円安・ドル高進行が一服し、1ドル=115円近辺で小動きとなっている。午前9時現在は114円95銭~115円05銭と、前日午後5時(114円82~92銭)比13銭の円安・ドル高。 海外市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の再任方針を受けて、量的緩和の縮小が継続するとの観測から米長期金利が上昇。日米金利差拡大の観点から円売り・ドル買いが加速し、約4年8カ月ぶりに115円台に下落した。ニューヨーク市場も円安地合いを引き継いで始まったが、早い段階では米主要経済指標の発表がなく、新規材料難から115円台付近で小動きとなっている。感謝祭に伴い休暇を取る市場参加者も多く、積極的な商いも手控えられているもようだ。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1245~1255ドル(前日午後5時は1.1228~1238ドル)、対円では同129円35~45銭(同129円01~11銭)と、34銭の円安・ユーロ高。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の3銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。〔米株式〕NYダウもみ合い、16ドル安=ナスダックも安い(23日朝)23:50 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】23日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇が重しとなり、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時37分現在、前日終値比16.81ドル安の3万5602.44ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は48.71ポイント安の1万5806.05。(了)
2021.11.23
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11月22日(月)、雨です。いい夫婦の日だそうですね。そんな本日は7時50分頃に起床。起床時は曇りでしたが、8時30分頃には雨が降り始めました。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは2階の掃除機と階段のモップかけですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。いただき物のチョコレートと共に。美味い!1USドル=114.05円。1AUドル=82.54円。現在の日経平均=29595.37(-150.50)円。金相場:1g=7495(-67)円。プラチナ相場:1g=4242(-110)円。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点6銘柄では5銘柄が値を上げていますね。買えなかったフックスターズが大きく下げていますね。22日の東京株式市場見通し=軟調な展開か7:47 配信 モーニングスター現在値武田薬 3,184 -43キヤノン 2,573.5 -39ソフトBG 6,830 -26 予想レンジ:2万9500円-2万9800円(19日終値2万9745円87銭) 22日の東京株式は、軟調な展開か。前週末19日に反発した反動から、売り優勢のスタートとなりそう。手がかり材料に欠けるなか、あす23日が勤労感謝の日で休場となることもあり、積極的にポジションを取る動きは限られそうだ。一方、前週末19日に発表された経済対策への期待感が下支えする場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の後半(前週末19日は114円36-37銭)、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同129円72-76銭)と円高に振れている。輸出を主力とする銘柄には重しとなりそう。前週末19日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬 、キヤノン 、ソフバンG などが、同19日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同19日の大阪取引所清算値比155円安の2万9625円だった。(高橋克己)22日の主な経済指標・スケジュール【国内】・14:00 10月粗鋼生産、10月コンビニ売上高【海外】(時間は日本時間)・米2年国債入札・米5年国債入札・決算発表=キーサイト・テクノロジーズ<KEYS>、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ<ZM>19日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場はまちまち、新型コロナ第4波への懸念が重し7:49 配信 フィスコ■NY株式:米国株式市場はまちまち、新型コロナ第4波への懸念が重し ダウ平均は268.97ドル安の35,60198ドル、ナスダックは63.73ポイント高の16,057.44で取引を終了した。 オーストリアが再び全土ロックダウン入りするなど欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が根強く、寄り付き後、下落。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング加速協議が適切となる可能性を示唆し早期利上げへの懸念も更なる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、長期金利の低下でハイテク株は好調で、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新し終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、エネルギーが下落した。 バイオのモデルナ(MRNA)は食品医薬品局(FDA)が同社や製薬会社ファイザー(PFE)製造の新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種について、18歳以上の全成人を対象に承認したため上昇。ファイザーは小幅下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は787ドリームライナーの生産がさらに遅れるとの報道が嫌気され、売られた。また、欧州の一部都市封鎖を受け需要回復期待が後退し、航空会社のユナイテッド(UAL)、デルタ(DAL)などが下落。履物販売のフットロッカー(FL)は四半期決算の内容や既存店売り上げが予想を上回ったものの、世界的な供給混乱が今期も続くと悲観的な見通しを示し、大きく売られた。 下院議会は、バイデン政権が経済政策の柱としている福祉拡充や気候変動対策を盛り込んだ1.75兆ドル規模の大型歳出法案を可決した。(Horiko Capital Management LLC)■NY為替:新型コロナウイルス再流行で世界経済の回復ペース鈍化を警戒 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円68銭まで下落後、114円07銭まで反発し、114円01銭で引けた。欧州で新型コロナ感染数が再流行しロックダウンによる世界経済の回復鈍化を懸念して長期金利が低下し、ドル売りやリスク回避の円買いが優勢となった。その後、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月FOMCでのテーパリング加速協議が適切となる可能性を指摘。さらに、ウォラー理事もテーパリング加速を支持する姿勢を表明したことから、ドル売りは後退した。 ユーロ・ドルは1.1250ドルまで下落後、1.1322ドルまで反発し、1.1285ドルで引けた。オーストリアやドイツなど欧州で新型コロナ感染数がパンデミック開始以降で最高に達しており、オーストリアは22日から全土対象の都市封鎖(ロックダウン)入り、2月からワクチン義務化を発表。ドイツもロックダウンなどが検討されており域内の景気回復は鈍化するとの懸念が強まった。さらに、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁などが時期尚早な引き締めを警告したため、ユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は127円98銭まで下落後、129円05銭まで反発。ポンド・ドルは1.3414ドルまで下落後、1.3475ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9290フランまで上昇後、0.9257フランまで反落したが、その後0.9290フランまで戻している。■NY原油:反落、新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気 19日のNY原油先物1月限は、反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-2.47ドルの75.94ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは75.09ドル-79.33ドル。アジア市場で79.33ドルまで買われたが、ユーロ安ドル高は続いていることや、欧州諸国における新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気してリスク回避的な売りが優勢となった。需給ひっ迫の状態は年内に解消されるとの見方が一段と広がっており、75.09ドルまで下落。通常取引終了後の時間外取引では75ドル台で推移した。東京為替見通し=ドル円、原油価格の下落と米長期金利の低下で上値が重い展開か8:00 配信 トレーダーズ・ウェブ 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ダウ平均の下落や米10年債利回りの低下を受けて113.59円まで下落した。ユーロドルは、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大による経済活動の抑制で、欧州景気の回復が遅れるとの懸念が強まり1.1250ドルまで下落した。ユーロ円も127.98円まで下落した。 本日の東京外国為替市場のドル円は、先週末のWTI原油先物価格が大幅に下落し、米10年債利回りが1.54%台まで低下し、ダウ平均が268ドル安で引けていることで、上値が重い展開が予想される。 WTI原油先物価格が一時の高値85ドル台から75ドル台まで反落していることで、主要国中銀のハト派の「インフレ高進は一時的」とする見解が優勢となる可能性が高まっている。原油価格反落の要因としては、世界的な新型コロナウイルス感染再拡大を受けた需要減の可能性、米国による中国、インド、日本への戦略石油備蓄(SPR)放出要請、OPEC事務局長による、12月にも原油が供給過剰に転じるとの見方などが挙げられる。 また、バイデン米大統領は、今週25日の感謝祭までに次期FRB議長を指名すると述べており、関連ヘッドラインに要警戒となる。 もし、ハト派の急先鋒であるブレイナードFRB理事が指名された場合、バイデン米大統領による利上げ抑制の意図が示唆されることで、米連邦準備理事会(FRB)による来年11月の中間選挙の後までの利上げ先延ばしの可能性が高まることになる。さらに、ブレイナードFRB理事は、オバマ政権の時の財務次官時代は、ドル高を牽制する傾向にあるドル安論者だったことも警戒材料となる。 なおイエレン米財務長官は、第15代FRB議長時代に、インフレ高進の下でも低金利を継続するという「高圧経済政策」を提唱しており、金融・財政面でのハト政策が打ち出される可能性が高まる。 米国では12月3日に暫定予算の期限が到来し、イエレン米財務長官が連邦政府の債務上限引き上げの期限が12月15日になる見通しを示したことで、連邦債務上限引き上げと予算審議が紛糾する可能性が高まっている。米国の政治的な不透明感も、ドル円の上値を抑える要因となる。 ドル円のテクニカル分析では、日足でも週足でも、高値圏での反落の可能性を示唆する逆行現象(弱気の乖離:ベアリッシュ・ダイバージェンス)が出現し、ダブル・トップ(114.70円・114.97円)の可能性が示唆されていることも、ドル円の上値を重くしている。オキサイド-大幅高 半導体主力が上昇一服 出遅れ小型株に物色10:00 配信 トレーダーズ・ウェブ現在値オキサイド 8,450 +470東エレク 62,520 -300レーザテク 31,990 +30巴川紙 850 +51日マイク 1,939 +90 オキサイドが大幅高。きょうは主力半導体関連株の上昇が一服するなか、出遅れ感のある半導体関連の小型株が物色されている。 19日の米国市場では、好決算が引き続き材料視されたエヌビディアが4%高となったほか、米金利低下を好感しハイテク株が中心に買われ、ナスダックは0.4%高、フィラデルフィア半導体株指数も0.3%高となった。 国内では東京エレクトロンやレーザーテックが高値更新を続けていたが、きょうは業績好調にもかかわらず株価の出遅れ感が意識される小型株に物色が集まっている。 半導体関連の小型株として、半導体実装用テープなどを手がける巴川製紙所、半導体検査用器具プローブカード大手の日本マイクロニクス、半導体商社のトーメンデバイスなども大きく上昇している。日本マイクロニクスはすでに処分してしまったな…。見切りが早すぎたか…。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース2021年11月22日 6:00 JST ブルームバーグ バイデン米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に誰を指名するのか、いよいよ今週はっきりしそうです。上院での承認が比較的スムーズに行きそうな現職のパウエル氏を選ぶのか、それともブレイナード理事を指名して党内の進歩派に配慮し、党の結束を優先するのか。前者はインフレ対策で後手に回る可能性、後者は民主党とのつながりが明白で政治的な独立性について不安が指摘されています。いずれの人選も来年の中間選挙にじわりと効いてくる可能性があるため、バイデン氏は慎重な判断を求められています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 侵攻の準備かロシア軍がウクライナ国境近くで兵員と砲兵隊を増強していることを示す地図を含む情報を、米国は欧州の同盟国と共有した。プーチン大統領が決断を下せば、複数の箇所からウクライナに急速に大規模な侵攻を行う準備をするためとみられている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ロシアによるウクライナ侵攻を阻止するため、欧州首脳がプーチン氏に直接働き掛けるなど外交努力が行われている。プーチン氏が来年の早い時期にも侵攻を検討しているとの米国の分析情報を得ているという。 新たな疑惑クレディ・スイス・グループの元バンカーらは、米国人顧客による口座隠しの支援を同行がなおも続けていると捜査当局に証言した。同行が2014年に罰金26億ドルを支払い、そうした脱税ほう助行為をやめると約束した後も継続していたという。同行は今年、アルケゴス・キャピタル・マネジメントとグリーンシル・キャピタルに絡む不祥事で大揺れとなっていた。クレディ・スイスは「2014年の和解後、当行は米当局に全面的に協力しており、今後もそうする」との声明を出した。米司法省は数週間前、法律違反を繰り返す企業を厳しく取り締まると言明していた。 準スタグフレーション中国人民銀行(中央銀行)貨幣政策委員会の劉世錦委員は、同国経済は相対的に低い成長率と過度に高い生産者物価の上昇を伴う「準スタグフレーション」局面に入る可能性があると指摘した。その状況にいったん陥れば来年も続くことになるため、細心の注意が必要だと呼び掛けた。また、中国の経済成長は9月以降に顕著に減速しており、現在の状況から判断すると10-12月(第4四半期)は「4%を下回る公算が非常に大きい」とも語った。 無事消息が不明となっていた中国の女子プロテニス選手、彭帥さんは国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長とオンラインで30分ほど面談し、無事でいることを会長に伝えた。IOCが21日に声明を発表した。面談が発表される半日ほど前、彭さんがレストランで食事している様子や、子供のテニス大会に参加している様子を伝える動画が中国の国営メディアやコメンテーターによってインターネット上で拡散されていた。IOCの声明は、「無事で健康上の問題もなく、北京の自宅で暮らしているとの説明があった。今はプライバシーを尊重してほしいとのことだ」と彭さんとの面談について説明した。 6年ぶり高値中国人民元の取引に関わる主要金融機関で構成する中国外国為替市場指導委員会(CFEC)は、投機的な人民元取引を制限するよう各行に促した。人民元相場が6年ぶり高値を付けたことを受けた措置。中国人民銀行(中央銀行)の指導で創設された同委員会は、自己勘定と顧客勘定の両取引においてリスクをニュートラルにするよう促した。事情に詳しい関係者複数による情報で明らかになった。 自由の身トランプ前米大統領を顧問弁護士として支え「フィクサー」の異名をとったマイケル・コーエン受刑者が、22日に3年の刑期を終えて自由の身となる。服役中の時間をトランプ氏を攻撃する著書やポッドキャストに費やしてきた同受刑者は、完全に自由の身となってこれまで以上に活動の機会を増やす意向だ。トランプ氏とそのビジネスに対しては刑事と民事の両方で検察当局の捜査が進められており、コーエン受刑者は複数にわたって聴取を受けた。「ドナルド・トランプにはすべての悪事と犯罪に対して責任をとらせるべきだ」と同受刑者はインタビューで述べた。寄り付きの日経平均は反落、米ダウ安や欧州でのロックダウンが重し2021年11月22日午前9:15 ロイター編集[東京 22日 ロイター] -寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比127円32銭安の2万9618円55銭となり、反落してスタートした。前週末19日の米国株式市場でのダウ工業株の続落に加え、欧州で新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことが嫌気された。東証33業種では、海運業を除く32業種が値下がり。鉱業、空運業、石油・石炭製品、輸送用機器などが値下がり率上位となっている。個別では、ファーストリテイリング、東京エレクトロンなどの指数寄与度の高い銘柄が総じて軟調な展開となっている。独、ワクチン義務化の議論活発化 コロナ第4波受け2021年11月22日午前8:35 ロイター編集[ベルリン 21日 ロイター] - ドイツの政治家の間で新型コロナウイルスワクチン接種の義務化を巡る議論が活発化している。国内のコロナ感染者が急増する一方で、ワクチン接種ペースが低迷している現状が背景にある。メルケル首相が属する保守、キリスト教民主同盟(CDU)の複数の党員は21日、現在68%にとどまっている接種率押し上げに向けたこれまでの取り組みが成果を出していないため、連邦・州政府はすぐにワクチンを義務化すべきだと主張。CDUの青年組織の代表は独紙ウェルトへの寄稿で、「ワクチン義務化とワクチン未接種者を対象とするロックダウン(封鎖措置)が必要だと明確に表明する局面に達した」と指摘した。過去7日間の新規感染者は21日現在、ドイツ全体で10万人当たり372.7人と、14日連続で過去最高を更新した。一部の地域では1000人を超え、病院の集中治療室が逼迫しつつある。バイエルン州首相はワクチン義務化を早期に決断するよう呼び掛け、シュレスウィヒ・ホルシュタイン州首相は未接種者に圧力をかけるために、義務化を少なくとも検討する必要があるとの見方を示した。新たな連立政権樹立を交渉している3党の1つである環境政党「緑の党」の有力者も、現在の局面でワクチン義務化を排除するのは誤りだとの見解を示した。同党と第1党である社会民主党(SPD)、自由民主党(FDP)の連立交渉は最終局面にあり、合意がまとまれば、SPDのショルツ財務相が12月に首相に就任するとみられる。ショルツ氏はこれまで、医療従事者および高齢者介護職員のワクチン接種義務化について議論したいと表明しているが、FDPはワクチン義務化に反対している。【材料】今週のマーケット展望「日経平均予想は29500~30000円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)2021年11月22日10時09分 株探ニュース皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。日本では、コロナが本当に落ち着いてきましたね!リアルでのイベントの開催も増えてきています。そんな中、欧州ではロックダウンが導入されました。経済への影響も気をつけて見ていきたいと思います。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、11月22日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。まず広木さんは、『米国株市場でダウ平均とナスダックのパフォーマンス格差が目立ってきた。先週金曜にかけてダウ平均は3日続落し25日移動平均を割り込む大きな陰線を引いた。一方、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新した。金利低下でグロース株買いの流れになった。アップル、マイクロソフトが上場来高値を更新。エヌビディアも大幅続伸で上場来高値を更新した』と伝えた上で、『これは半導体関連株への買いを通じて日本株の追い風になるだろう』と予想しています。さらに『ダウ平均が軟調なのは新型コロナウイルスの感染再拡大で景気敏感株が売られて株価の重石になっているからだが、これも日本株の好材料だ。理由は不明だが日本は世界の中で際立ってコロナ感染が抑制されている。リスク回避の消去法で日本株が選好されてしかるべきだろう』と説明しています。また、『足元で原油価格が下げてきていることも原材料やエネルギーのコスト増が懸念されていた日本企業の業績にとってプラスだ』として、『日本株を取り巻く外部環境は悪くない』と見解を述べています。そんな中、『日本は火曜日が勤労感謝の日の祝日、米国では25日の木曜日がサンクスギビングデーで休日だ。非常に動きにくい週となる』と広木さん。また、『注目は26日のブラックフライデー。10月の小売売上高は大幅に伸びたことから消費意欲は旺盛だ』としつつ、『ただ今年は買いたくとも供給制約で品不足が懸念されている。果たして年末商戦シーズンの出足はどうか』と言及しています。もうひとつの注目は、『米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事。そろそろ発表になるタイミングだ』とのことで、『現議長のパウエル氏ではなく、理事のブレイナード氏となればFRBのさらなるハト派姿勢が意識され、一時的にドル安・円高となって日本株の売り材料となると見る向きがあるが、杞憂だろう。第一に為替は株式の材料にならなくなっている。円安でも株価が好反応しないのだから円高になったときだけ売られるというのは道理に合わない』と解説しています。広木さんは、『そもそもブレイナード氏はパウエル氏よりハト派だ。仮にブレイナード氏が指名されればリスクオンで株は買われるだろう』とみているようです。参考にしてみてくださいね。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心に~2021年11月22日09時33分 株探ニュース22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心にに■ニッケ、21/11上方修正 営業利益95億円←88億円■前場の注目材料:三菱電機、特許検索AIエンジン開発、技術資産公開、社外と対話■個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心に22日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが268ドル安だった。オーストリアが再び全土ロックダウン入りするなど欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が根強く、景気敏感株を中心に売られる展開。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング加速協議が適切となる可能性を示唆し早期利上げへの懸念も更なる重しとなった。一方で長期金利の低下を背景に半導体株の一角が買われており、ナスダックは最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の29625円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。ただし、祝日を挟んでいることもあり商いは膨らまず、売り一巡後はこう着感の強い相場展開になりやすく、底堅さは意識されそうだ。日経平均は29500円のほか、この水準を下にブレイクしたとしても11月SQ値が支持線として意識されやすい。また、米国では半導体株の一角が買われており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下支えとなろう。また、米国では25日の感謝祭前には次期FRB議長が決まると見られているため、不透明要因が払しょくする可能性もあることから、売り込みづらい需給状況ではある。国内では追加経済対策が閣議決定した。材料出尽くしといった動きも意識されやすいものの、改めて評価する動きもありそうだ。欧州の新型コロナウイルスの感染拡大によるロックダウンへの警戒はあるものの、相対的に抑え込みが見られている日本株へのリスク回避的な資金流入の可能性なども売り込みづらくさせそうだ。そのため、売り一巡後は押し目狙いのスタンスとなろう。物色としてはこう着感の強い相場展開のなか、個人主体による材料株での短期値幅取り狙いの動きが中心になりやすい。また、資金の逃げ足は速いものの、新興市場の中小型株などには資金が向かいやすく、強いトレンドを形成している銘柄での値幅取りは活発となろう。■ニッケ、21/11上方修正 営業利益95億円←88億円ニッケは2021年11月期業績予想の修正を発表。営業利益は88億円から95億円に上方修正した。コロナ禍のなかで地域密着型のショッピングセンターが堅調に推移しスポーツ関連も好調。また、Eコマース市場の拡大と巣ごもり需要を取り込んだ生活流通事業の上振れにより前回予想を上回る見込み。■前場の注目材料・日経平均は上昇(29745.87、+147.21)・ナスダック総合指数は上昇(16057.44、+63.73)・SOX指数は上昇(3912.02、+12.06)・米長期金利は低下・米国景気の拡大・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・三菱電機特許検索AIエンジン開発、技術資産公開、社外と対話・エーザイエーザイなど開発の認知症薬、EUは否定的・中央発條米国・タイで経理デジタル化、日本と一元管理・三菱自SUV型EV初披露、来春めど中国投入・酒井重コスト対策で中国から車両部品供給・セルシード食道再生上皮シートを26年度実用化、手術後の食道狭窄防ぐ・日本製鉄日鉄ソリュと室蘭でローカル5G検証、輸送車両を遠隔運転・巴川紙超軽量印刷用紙を譲渡、構造改革で三善製紙に☆前場のイベントスケジュール<国内>・10:30 中・1年物ローンプライムレート(3.85%に据え置き予想)<海外>・特になし 提供:フィスコ34年ぶりの日本人賞金女王誕生ならず… 畑岡奈紗は2位、コ・ジンヨンが年間女王に11/22(月) 5:29配信 ゴルフ情報ALBA.Net<CMEグループ・ツアー選手権 最終日◇21日◇ティブロンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>米国女子ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」は全競技が終了。首位タイから出た畑岡奈紗は9バーディ・1ボギーの「64」でトータル22アンダー、トーナメントレコードを超えるプレーを見せるも優勝には届かず2位。1987年の岡本綾子以来となる日本人米ツアー賞金女王はならなかった。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)、同2位のコ・ジンヨン(韓国)とスタートした畑岡は前半だけで3つ伸ばしたが、ジンヨンがその上を行く6つ伸ばす展開。後半も5つバーディを奪うプレーを見せたが、ジンヨンも着実にスコアを伸ばしトータル23アンダーとしたため追いつくことはできなかった。結局賞金女王だけでなくポイントレースもジンヨンが逆転。19年に続く2度目のプレーヤーズ・オブ・ザ・イヤーと二冠に輝いた。最少平均ストロークのベアトロフィーはリディア・コ(ニュージーランド)が手にしている。トータル18アンダーの3位タイにセリーヌ・ビュティエ(フランス)とミナ・ハリガエ(米国)。コルダはトータル17アンダーの5位タイ、もう一人の日本勢・笹生優花はトータル3アンダーの48位タイで4日間を終えている。コリン ・モリカワが欧州最終戦Vで年間王者 ローリー・マキロイは最終日崩れる11/22(月) 6:47配信 ゴルフ情報ALBA.Net<DPワールド・ツアー選手権 ドバイ 最終戦◇21日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(アラブ首長国連邦)(7675ヤード・パー72)>欧州ツアー最終戦「DPワールド・ツアー選手権 ドバイ」は全日程が終了。最終日に「66」と猛チャージを見せたコリン ・モリカワ(米国)が逆転で欧州4勝目を決めた。これでモリカワは年間ポイントレースも制覇。米国人と初の快挙となった。3打差の2位タイにマシュー・フィッツパトリック(イングランド)とアレクサンダー・ビョーク(スウェーデン)。4打差の4位タイにニコライ・ホイガード(デンマーク)とロバート・マッキンタイア(スコットランド)が入った。首位タイから出たローリー・マキロイ(北アイルランド)は「74」と乱調、トータル12アンダーの6位タイフィニッシュ。日本勢で唯一出場している川村昌弘はトータルイーブンパーの48位タイで4日間を終えた。テイラー・グーチがツアー初優勝 マッケンジー・ヒューズが2位11/22(月) 8:50配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ザ・RSMクラシック 最終日◇21日◇シーアイランド・リゾートGC(米ジョージア州)◇シーサイドC(7005ヤード・パー70)、プランテーションC(7060ヤード・パー72)>米国男子ツアー「ザ・RSMクラシック」は全日程が終了。単独首位から出たテイラー・グーチ(米国)がトータル22アンダーまで伸ばしてうれしいツアー初優勝を挙げた。3打差の2位にマッケンジー・ヒューズ(カナダ)、4打差の3位にセバスチャン・ムニョス(コロンビア)。トータル15アンダーの4位タイにシーマス・パワー(アイルランド)、タイラー・マッカンバー、トム・ホージ(いずれも米国)、キャメロン・スミス(オーストラリア)が入った。そのほかでは、元世界ランキング1位のジャスティン・ローズ(イングランド)がトータル12アンダーの12位タイで大会を終えている。なお、今大会に日本人選手は出場していない。長期金利が上がると、なぜ株価や債券価格が下がるの?12:20 配信 あるじゃん(All About マネー)長期金利が上昇すると、どうして株価や債券価格が下落するかを知るために、金利と株価、債券の関係をまとめてみました。長期金利が上昇すると、どうして株価や債券価格が下落するのでしょうか。これを知るために、金利と株価、債券の関係をまとめてみました。株価・債券の価格の変化◆株価と債券価格は需給のバランスで決まるまず前提として、株式や債券の価格は、将来の予想に基づいて変化をするということです。将来儲けが増えると予想される株式や債券は、買いたい人が多くなります。買いたい人が多くなると価格は上がります。反対に売りたい人が多くなると価格は下がります。◆長期金利が上昇すると株価が下がる理由では次に、長期金利が上昇すると、株価にどのような変化が起こるのかを見ていきましょう。長期金利が上昇すると、長期借入の金利が上がります。借入の金利が上がると、企業は設備投資を控え、家計は住宅購入を見送るなど、お金の巡りが悪くなります。その結果、業績や景気が悪くなると予想され、株式を売りたいと思う人が増えるため、株価は下がります。簡単にまとめると以下のようになります。長期金利が上昇⇒借入の金利が上昇⇒借入を控える⇒設備投資・住宅購入などを控える⇒景気が悪化⇒株価下落また、長期金利が上昇すると、金利の上がった債券や預金など、安全資産に乗り換える人が増える(株が売られる)ことも、株価が下がる原因です。◆長期金利が上昇すると債券価格が下がる理由債券は償還までに受け取れる金額(元本と利回り)が決まっています。よって、金利より債券の利率が高ければ買いたい人が集まり、債券価格は上がりますが、金利より債券の利率が低い場合は、売りたい人が増え、債券価格は下がります。例えば、利率1%の債券があるとします。金利が2%に上場すると、債券を持っているより銀行にお金を預けた方がよいため、債券を手放す人が増え、結果的に債券価格が下がることになります。反対に金利が0.5%に下がると、銀行にお金を預けているより、債券を持っていた方がお得になるため、債券を買う人が増えて価格が上がります。長期金利と株価、債券価格の関係を簡潔にまとめてみました。理論上は金利が上がると、株価と債券価格は下がるのですが、現実の価格(特に株価)はさまざまな要因が影響しあって変化します。文:井上 陽一(マネーガイド)〔東京株式〕日経平均、小幅続伸=米株先物高で切り返す(22日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】日経平均株価は欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大を嫌気して小安く始まったが、米株価指数先物の上昇を受けて切り返した。終値は日経平均が前営業日比28円24銭高の2万9774円11銭と小幅続伸。東証株価指数(TOPIX)は1.71ポイント安の2042.82だった。 48%の銘柄が値上がりし、47%は値下がりした。出来高は10億6538万株。売買代金は2兆3720億円。 業種別株価指数(33業種)は海運業、保険業、証券・商品先物取引業などが上昇。鉱業、輸送用機器、空運業などは下落した。 【第2部】小幅高。出来高2億8576万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに反発。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=新規材料難で小動き(22日午後3時)15:06 配信 時事通信 22日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、翌日の東京市場が休場であるほか、新規の手掛かり材料に欠けるため、1ドル=114円台前半で小動きが継続している。午後3時現在、114円13~13銭と前週末(午後5時、114円36~36銭)比23銭のドル安・円高。 市場からは「東京時間では持ち高を大きく傾けにくい」(FX会社)との指摘が聞かれた。先週末19日は、欧州勢が本格的に取引に参入し始める夕方以降に、欧州の新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気した円買い・ドル売りの動きが急加速。一時は113円50銭台まで下落する場面があった。こうした流れがあっただけに「とりあえず、週明け22日も海外時間での動きをまずは注視したい」(同)とみられている。 新型コロナに関連した欧州発のニュースに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事を見極めたいとのムードが広がっている。 ユーロも対円、対ドルでともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=128円71~71銭(前週末午後5時、129円74~74銭)、対ドルでは1.1277~1277ドル(同1.1342~1345ドル)。(了)本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の17銘柄が値を上げて終了しましたね。重点6銘柄では5銘柄が値を上げて終了しましたね。ホットリンク、芝浦メカトロニクスが大きく上げて、フィックスターズが大きく下げましたね。日本製鋼所が急反発、セパレーター用フィルムシート装置を増産計画2021/11/22 13:58 会社四季報火力・原子力向け鋳鍛鋼で世界大手の日本製鋼所(5631)が3営業日ぶりに急反発。午後1時54分現在、前営業日比215円(6.8%)高の3400円と本日の日中高値で推移している。19日に決算説明会を開催し、セパレーター用フィルムシート装置について、年間48ライン程度の現状の生産能力から早急に60ライン体制を構築すると発表し、買い材料視された。SMBC日興証券は「1ライン当たりの受注金額は約10億~12億円程度と予想しており、年間600億円を超える売上レベルに拡大する可能性がある」としたうえで、「2025年までに同売上規模が今期比3倍規模になる可能性があり、決算説明会の印象はポジティブ」と評価している。同証券による営業利益予想は、今2022年3月期181億円(前期比77.0%増、会社計画は160億円)、2023年3月期は248億円、2024年3月期が283億円となっている。(取材協力:株式会社ストックボイス)日経平均は小幅続伸、手掛かり難の中で米株先物上昇を材料視2021年11月22日午後3:55 ロイター編集[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅続伸。飛び石連休の谷間で商いは細り、手掛かり材料難となったものの、時間外取引で米株先物が上昇したことを手掛かりに、全体的に底堅い動きとなった。前週末18日米国株式市場はまちまちだった。ナスダック総合は連日の終値での最高値更新となり、初めて1万6000ポイント台に乗せた一方で、ダウ工業株30種は続落した。飛び石連休の谷間で見送りムードが強いこともあって、日本株はさえない始まりとなったものの、引き続き好決算銘柄に対する物色意欲が強いほか、時間外取引で米株先物が堅調に推移したことが好感され、後半は前日比プラスの水準での動きとなった。ただ、商いは細り気味となっている。市場では「連休の谷間でしっかりした動きとなったことは、地合いが堅調であることを示す。先行き、中間配当の再投資など需給好転が見込まれることも注目されているようだ」(証券ジャパン・投資情報部長の大谷正之氏)との声が聞かれた。TOPIXは0.08%安。東証1部の売買代金は、2兆3720億4300万円と細っている。東証33業種では、海運業、保険業、証券業などが上昇し、鉱業、輸送用機器、空運業などが値下がりした。個別では、日本郵船など海運株がしっかりとなったほか、指数寄与度が大きいファーストリテイリングも高い。一方、東京エレクトロンが上昇した半面、レーザーテックが軟化するなど半導体関連株はまちまちの動き。トヨタ自動車はさえない。東証1部の騰落数は、値上がり1054銘柄に対し、値下がりが1023銘柄、変わらずが106銘柄だった。22日の日本株市場はマチマチ、海外のコロナ感染拡大を嫌気日経平均は小幅高、TOPIXは小反落2021/11/22 15:50 ブルームバーグ 会社四季報 東京株式市場はTOPIXが小幅に反落。欧州でロックダウン(都市封鎖)の動きが出るなど海外の新型コロナウイルス感染再拡大を警戒した売りが出た。経済活動が再開する期待が弱まり、自動車や電機、空運株が下落。原油相場が安く、鉱業などのエネルギー関連株も下げた。•TOPIXの終値は前営業日比1.71ポイント(0.1%)安の2042.82•日経平均株価は28円24銭(0.1%)高の2万9774円11銭 市場関係者の見方 T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト•ワクチン接種が遅れた日本では今のところ感染者数は少ないが、ワクチン効果の薄れる年末年始以降の動向には注意が必要。旅行関連株への投資は回避されやすい•欧州のロックダウン懸念はあるが、良好な経済指標が続く米国景気の底堅さが相場の支え。取引開始後に海運株や素材関連などには買いが入った 東証33業種•下落率上位:鉱業、輸送用機器、空運、銀行、石油・石炭製品、化学•上昇率上位:海運、保険、証券・商品先物、ガラス・土石、倉庫・運輸 背景•【新型コロナ】ウィーンでデモ、ワクチン義務化やロックダウンに抗議•米金融当局、資産購入のテーパリング加速を12月検討の方向か•【米国市況】株下落、景気敏感銘柄が安い-国債利回り曲線フラット化•ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は114円35銭明日の戦略-悪材料を吸収してプラスで終了、休場明けは閑散に売りなしか16:30 配信 トレーダーズ・ウェブ 22日の日経平均は小幅続伸。終値は28円高の29774円。先週末の米国株はまちまちも、欧州のコロナ感染拡大を嫌気してダウ平均が大きく下げており、これを警戒して寄り付きから3桁の下落。そこから下げ幅を200円超に広げた。しかし、29500円は割り込まずに下げ渋ると、売り一巡後は値を戻す展開。前場のうちに下げ幅を2桁に縮めると、後場に入って13時台半ばでプラス圏に浮上した。上昇に転じた後は、さらに上値を追うまでの動きは見られなかったものの、しっかりプラス圏を維持。小幅高で取引を終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆3700億円。業種別では海運や保険、証券・商品先物などが上昇した一方、鉱業や輸送用機器、空運などが下落している。あすが休場でやや手がけづらさもある中、直近上場株が派手に動いており、GRCSが人気化してストップ高。半面、AB&Companyは手じまい売りに押されて大幅安となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1054/値下がり1023。商船三井の社長インタビュー記事を材料に、商船三井、日本郵船、川崎汽船が3~4%台の上昇。海運大手に久々に強い動きがみられたことは、全体市場にも好影響を及ぼした。ナスダック高を手がかりに東京エレクトロンやアドバンテストが上昇。USJとの包括連携協定が好感されたメルカリが4%を超える上昇となった。前期の見通しを引き上げたオービスがストップ高。1:4の株式分割を発表したアールプランナーは、場中値付かずのストップ高比例配分となった。 一方、原油価格の下落が嫌気されてINPEXが大幅安。米長期金利の低下を受けて三菱UFJや三井住友が売りに押された。JAL、ANA、HISなどレジャー関連は、欧州のコロナ感染拡大への警戒から売られはしたが、押し目では買いも入った。東京商工リサーチとの業務提携解消を発表したリスクモンスターが急落。新株予約権の発行を発表したニューラルポケットや、売り出しを発表した国際紙パルプ商事が2桁の下落率となった。 日経平均は一時200円超下落したものの、早い時間に切り返してプラスで終えた。安値は29542円までで、29500円近辺での買い意欲の強さが改めて印象づけられた。足元では米国の長期金利が落ち着いており、原油価格も上昇に一服感が出てきている。こういった局面では株式に資金が向かいやすく、多少の悪材料は吸収されやすい。あすは勤労感謝の日で休場。米国市場は休場前(25日が感謝祭)で、24日に多くの経済指標やFOMC議事要旨を消化するため、22日、23日はあまり大きな動きは出てこないかもしれない。休場明け24日の東京市場も、商いは盛り上がりに欠けることになるだろう。欧州でコロナ感染被害が拡大しており、この点には警戒を払う必要がある。ただ、さらなる悪材料が出てこなければ、ここから先は「閑散に売りなし」の様相が強まりそうでもある。明日の日本株の読み筋=もみ合い商状か、欧州感染拡大への警戒感は尾を引くも市場は比較的冷静16:38 配信 モーニングスター 祝日(23日は勤労感謝の日)明け24日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状か。欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感は尾を引くとみられるが、市場は比較的冷静だ。オーストリア政府は22日、感染拡大を抑制するため、4度目となる全土ロックダウン(都市封鎖)を開始、ドイツなど他の主要国でも厳しい規制が導入されるとの観測が強く、今後の感染状況をにらむ必要がある。もっとも、ワクチン接種の浸透、さらにはブースター接種(追加接種)や飲み薬への期待から先行きの経済再生シナリオは崩れていないとの読みも根強い。 22日の日経平均株価は小幅続伸し、2万9774円(前週末比28円高)引け。欧州での感染再拡大が懸念され、前週末のNYダウが下落した流れを受け、下げ幅は一時200円を超えたが、売り一巡後は持ち直した。時間外取引での米株価指数先物高が支えとなり、後場入り後は上げに転じ、引けにかけプラス圏を保った。市場では、「短期筋中心の動きで、方向感に欠ける。欧州の感染拡大は心理的な重しになるが、国内で新規感染者数増加の兆候が見えなければ、売り込みにくい」(準大手証券)との指摘もあった。〔ロンドン外為〕円、114円台前半(22日午前9時)18:07 配信 時事通信 【ロンドン時事】週明け22日朝のロンドン外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に注目が集まる中、円相場は1ドル=114円台前半に下落している。午前9時現在は114円10~20銭と、前週末午後4時(113円80~90銭)比30銭の円安・ドル高。 対ユーロは、1ユーロ=128円55~65銭(前週末午後4時は128円80~90銭)で、25銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1260~1270ドル(1.1315~1325ドル)。(了)【22日・新型コロナ詳報】岐阜県で新規感染者ゼロ、今月4日目 健康観察のクラスター2件11/22(月) 20:49配信 岐阜新聞Web 岐阜県は22日、県内で新たに新型コロナウイルスの感染者は確認されなかったと発表した。新規感染者ゼロは今月に入り4日目。感染者は累計1万8898人。 新たに確認したクラスター(感染者集団)や、拡大したクラスターはなかった。 多治見市や土岐市、瑞浪市の友人や家族に感染が広がった8人のクラスターは終息した。 県内で現在、健康観察期間が続いているクラスターは2件となっている。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は0・25人。21日時点の病床使用率は0・9%。宿泊療養施設の入所者は3人。NY株見通し-今週はFRB議長人事、小売り株の決算、経済指標に注目20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今週のNY市場はFRB議長人事、小売り株の決算、経済指標に注目。先週は景気敏感株や経済活動再開銘柄が下落しダウ平均が続落したものの、長期金利の低下を追い風にハイテク株が上昇し、S&P500とナスダック総合がともに反発。そろって最高値を更新した。米10月小売売上高が市場予想を上回る強い結果となったことに加え、大手小売り株の決算が市場予想を上回ったこともS&P500の支援材料となった。今週は25日が感謝祭の祝日で休場、26日も午後1時までの短縮取引となることで売買高の減少が予想されるが、バイデン米大統領による次期FRB議長の指名が注目されるほか、引き続き小売株の決算発表や、金融政策の見通しを巡り、経済指標も焦点となりそうだ。 決算発表は小売りのベストバイ、ダラー・ツリー、ギャップのほか、アナログ・デバイセズ 、HP、メドトロニック、ディアなどが発表予定。経済指標ではFRBがインフレ指標として注目する10月のコア個人消費支出(PCE)価格指数が24日に発表される。このほか、10月中古住宅販売件数、マークイット製造業・サービス部門・総合PMI速報値、7-9月期GDP改定値、10月耐久財受注、10月新築住宅販売件数、FOMC議事要旨なども発表予定。週末26日はクリスマス商戦がスタートするブラック・フライデーで、個人消費の動向が注目される。 今晩の米経済指標は10月シカゴ連銀全米活動指数、10月中古住宅販売件数など。企業決算は引け後にキーサイト・テクノロジーズ、アジレント・テクノロジーが発表予定。〔NY外為〕円、114円台前半(22日午前8時)22:27 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=114円08~18銭銭と前週末午後5時(113円98銭~114円08銭)比10銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1272~1282ドル(前週末午後5時は1.1294~1304ドル)、対円では同128円63~73銭(同128円60~70銭)。(了)〔米株式〕NYダウ反発、138ドル高=ナスダックは一時最高値更新(22日朝)11/22 23:44 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け22日のニューヨーク株式相場は、注目されていた米連邦準備制度理事会(FRB)人事でパウエル議長再任の方針が伝わり、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末終値比138.56ドル高の3万5740.54ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は取引時間中の史上最高値を更新し、同時刻現在は73.79ポイント高の1万6131.23と続伸している。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の9銘柄が値を上げてスタートしましたね。エヌビディアが上げて、テラドックが下げていますね。
2021.11.22
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11月21日(日)、曇りです。今夜から明日にかけての雨が上がると冬になるそうですが…。そんな本日は5時50分に起床。ホーム1:GSCCの西コースで霜月杯を開催ですが、競技にエントリーできなかったので、東コースのプライベートで8時28分スタートです。最近、アクティブメンバーが増えたのとキャディさんの不足で、競技枠へのエントリーができません…。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、7時頃に家を出る。7時30分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、12/19のエントリーを済ませて、着替えて、練習場へ…。ショット…アプローチだけ…、パット…マアマア…。本日はいつものウ君とム君と、お久しぶりなソさんとのラウンドです。本日のラウンドは東コースのホワイトティー:6512ヤードです。途中から右足が痛くなって、打ったり打たなかったりな参考プレーです。OUT:0.0.0.1.1.1.0.1.1=41(16パット)IN:0.0.1.0.1.1.1.1.1=42(18パット)41・42=83の34パット…。ひどいショットが散見されます。体調が悪いとこんなものですか…。特に1打目とパット…。握り大敗…仕方なし…。12時30分前にはラウンド終了。靴を磨いて、お風呂に入って、2階レストランでム君と歓談してお開き。財布を忘れたので支払いは後日に…。本日のフィジカルチェック…170.0cm,65.0kg,体脂肪率21.0%,BMI 22.5,肥満度+2.2%…でした。帰宅すると14時30分頃。コーヒーと神戸のル・パンの焼き菓子でおやつタイム。15時からは国内男子・女子のゴルフツアーのTV放送を観戦。どちらも接戦ですね。男子…最終ホールで明暗が分かれましたね。女子…17番ホールの2打目で明暗が分かれましたね。柏原P、勝負所で刻んでは相手(原P)が2位でいいと思っているんだと考えますよ…。スクエア、分散型取引所「tbDEX」のホワイトペーパー発表15:15 配信 CoinDesk Japan 米決済サービス大手のスクエア(Square)は19日、分散型取引所「tbDEX」のホワイトペーパーを発表した。 「tbDEXは、現実世界のアイデンティティを証明するために分散型アイデンティティ(DID)と検証可能な証明情報(VC)を使い、ソーシャルトラストのためのフレームワークを提供することで暗号資産取引の分散型ネットワークを構築する」(ホワイトペーパー) tbDEXを紹介するブログで投稿者のTBD Developerは「tbDEXは、平均的な人たちが暗号資産のイノベーションから利益を得られるような、ユビキタスでアクセス可能な取引所を作ることが目的」と書いている。 tbDEXの開発を行うスクエアの新部門「TBD」はホワイトペーパーをGithubで公開し、コミュニティからの意見や協力を求めている。 スクエアのCEOであり、ツイッターのCEOでもあるジャック・ドーシー氏は8月、ビットコインの分散型取引所(DEX)構築に向けたオープンな開発者プラットフォームの計画を発表した。 スクエアで戦略的開発を担当するマイク・ブロック(Mike Brock)氏がTBDを担当。同氏は以前「これが我々が解決しようとしている問題だ。世界中どこでもノンカストディアルウォレット(ユーザーが資産を自己管理するウォレット)に簡単にビットコインを出し入れできるようにする」とツイートしている。テイラー・グーチが単独首位をキープ 優勝予想1位のW・シンプソンが8位浮上11/21(日) 6:26配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ザ・RSMクラシック 3日目◇20日◇シーアイランド・リゾートGC(米ジョージア州)◇シーサイドC(7005ヤード・パー70)、プランテーションC(7060ヤード・パー72)>米国男子ツアー「ザ・RSMクラシック」の第3ラウンドが終了。単独首位から出たテイラー・グーチ(米国)が「67」で回り、トータル16アンダーで単独トップを維持した。首位と3打差・2位タイにはセバスチャン・ムニョス(コロンビア)とシーマス・パワー(アイルランド)、4打差・4位にトム・ホージ(米国)が続いた。公式サイトの優勝予想に名前が挙がった「全米オープン」覇者ウェブ・シンプソン(米国)は「66」をマークしてトータル10アンダー・8位タイに浮上。首位と1打差から出たジョン・ハー(米国)は「72」と停滞してトータル10アンダー・8位タイとなった。ローリー・マキロイが単独首位で最終日へ 川村昌弘は44位タイ11/21(日) 7:05配信 ゴルフ情報ALBA.Net<DPワールド・ツアー選手権 ドバイ 3日目◇20日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(アラブ首長国連邦)(7675ヤード・パー72)>欧州ツアー最終戦「DPワールド・ツアー選手権 ドバイ」の3日目が終了。1打差4位タイから出たローリー・マキロイ(北アイルランド)が「67」をマークしてトータル14アンダー・首位に立ち、最終日に向かう。首位と1打差・2位にはサム・ホースフィールド(イングランド)、2打差・3位タイにはアレクサンダー・ビョーク(スウェーデン)とロバート・マッキンタイア(スコットランド)が続いた。日本勢の川村昌弘はトータル1アンダー・44位タイ。コリン・モリカワ(米国)は「69」で回ってトータル11アンダー・5位タイにつけた。畑岡奈紗が「64」で首位タイに浮上 笹生優花は40位タイ11/21(日) 7:22配信 ゴルフ情報ALBA.Net<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇19日◇ティブロンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>米国女子ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」の第3ラウンドが終了。トータル6アンダーの19位タイから出た畑岡奈紗が「64」をマークし、トータル14アンダー・首位タイに浮上した。畑岡と並ぶ首位には、コ・ジンヨン(韓国)とネリー・コルダ(米国)、セリーヌ・ビュティエ(フランス)、首位と1打差・5位タイにはガビー・ロペス(メキシコ)とミナ・ハリガエ(米国)が続いた。トータル5アンダーの29位タイから出た笹生優花は「73」で回ってトータル4アンダー・40位タイ。優勝賞金150万ドル(約1億7200万円)をかけたシーズン最終戦も、いよいよ残り1日に向かう。チャン・キムが3打差から逆転V! 片岡尚之と木下稜介は2位T11/21(日) 14:14配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ダンロップフェニックス 最終日◇21日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>「ダンロップフェニックス」の最終ラウンドが終了。首位と3打差・9位タイから出たチャン・キム(米国)が「63」のビッグスコアをマーク。8つ伸ばし、トータル17アンダーで逆転優勝を決めた。首位と1打差・2位タイには片岡尚之と木下稜介、2打差・4位には宮里優作、3打差・5位タイには小平智と星野陸也、スンス・ハン(米国)が入った。そのほか注目選手では、久常涼がトータル11アンダー・12位タイ、前週優勝の谷原秀人はトータル8アンダー・20位タイ、金谷拓実はトータル5アンダー・31位タイ。19年覇者の今平周吾はトータル12アンダー・9位タイ、18年覇者の市原弘大はトータル3オーバー・57位タイで終わった。原英莉花が逃げ切り今季3勝目 渋野日向子12位で今季終了、賞金女王決定は最終戦へ11/21(日) 14:23配信 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>国内女子ツアーは最終ラウンドが終了した。後続と2打差の首位で出た原英莉花が1イーグル・2バーディ・1ボギーの「68」をマーク。トータル17アンダーで逃げ切り、今季3勝目、ツアー通算4勝目を果たした。トータル14アンダー・2位タイに柏原明日架、福田真未、鈴木愛。トータル13アンダー・5位には三ヶ島かなが入った。12月の米ツアー予選会に出場する渋野日向子は「68」をマーク。トータル9アンダー・12位タイで今季の自身最終戦を終えた。賞金ランキング1位の稲見萌寧はトータル8アンダー・19位タイ、賞金ランク2位の古江彩佳も同順位でフィニッシュ。その差は1700万円弱で変わらず、賞金女王決定は来週の最終戦に持ち越しとなった。17番で劇的イーグル! 大混戦を制した原英莉花は涙「今年は勝てないかなと思っていた」11/21(日) 14:39配信 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>10個のバーディを奪った鈴木愛の猛追、勝てなきゃシード陥落の福田真未、シード獲得へは上位フィニッシュ必須の柏原明日架の大激戦となった最終日を制したのは、今年優勝のなかった原英莉花だった。トータル15アンダーで4人が並んだ終盤。鈴木が18番でボギーを叩き最初に陥落すると、原は17番で2オンに成功。この8メートルのパットを沈めてイーグルとして“頭2つ”抜け出すと最終ホールをパーでまとめてトータル17アンダーで逃げ切り。今季3勝目、そして3年連続となる2021年初めての勝利を挙げた。久々の勝利に目頭を熱くさせた原。優勝インタビューでは「一年間いろいろあったなと思って勝てないかなと思っていたので、勝ててうれしくて」と涙の理由を口にした。次戦は連覇がかかる国内メジャー「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」。「きょうの1勝を糧に優勝目指して頑張りたいと思います」と最後まで涙は止まらなかった。初シードは13人 河本結、福田真未らシード落ち、堀琴音ら7人がシード復帰11/21(日) 16:58配信 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリエールレディスオープン 最終日◇21日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>優勝者やランキング上位者のみが出場する最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を前に、来季のシード選手が決定した。今年は賞金ランキング(以下、賞金R)とメルセデス・ランキング(以下、MR)のいずれか50以内がシードの獲得条件。かなりの入れ替えがあった。まず初シード組では、西郷真央、西村優菜、山下美夢有、笹生優花、吉田優利、金澤志奈、植竹希望、野澤真央、仲宗根澄香、田辺ひかり、臼井麗香、菅沼奈々、山路晶がはじめてトップ50の資格で来季のフル出場権を獲得した。また、シード復活組には、今季の開幕戦を制した渡邉彩香、ツアー初優勝を飾った堀琴音のほか、藤田さいき、木村彩子、サイ・ペイイン(台湾)、森田遥、イ・ナリ(韓国)が名を連ねた。一方で、シードを落としたのは淺井咲希、福田真未、河本結、吉本ひかる、ペ・ヒギョン(韓国)、新垣比菜、葭葉ルミ、永井花奈、脇元華、イ・ボミ(韓国)、黄アルム(韓国)、篠原まりあ、松田鈴英、成田美寿々、大城さつき、エイミー・コガ、S.ランクン(タイ)、そしてメジャー優勝の3年シードが終わったキム・ハヌル(韓国)の18人。加えて畑岡奈紗もシード陥落となったが、2019年の「日本女子オープン」「日本女子プロ」優勝による2030年までに行使のタイミングを決められる5年シード保持しており、こちらを行使すれば来年もシード選手として戦うことができる。また、ヒギョン、ボミ、アルムの3人は、コロナ禍による入国制限などの影響により欠場した分が補償され、来年の開幕戦からそれぞれ欠場を余儀なくされた数の試合には出場可能。そこで獲得した賞金、メルセデスポイントを加えた結果、賞金R、MRのいずれかで50以内に入った場合は、シード扱いとなる。このほか、両部門の51~55位には前半戦出場権が与えられる。シードを落とした選手でここにあてはまるのが賞金Rで52位に入った淺井とMRで53位に入った河本。また、シードには届かなかったものの、ここで22年前半戦出場を決めたのは、ささきしょうこ、林菜乃子、鶴岡果恋の3人。長かったシーズンで泣いた者、笑った者。来年からは翌年のシードの基準になるのがMRのみ。出場試合数、成績によって総合的な強さを示す同ランキングで、新たな争いが始まることになる。【21日・市別詳報】 岐阜県で1人感染 感染者の10人以下は15日連続11/21(日) 18:02配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は21日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認されたと発表しました。県内の感染者は合わせて1万8898人になりました。 21日感染が確認されたのは土岐市の40代の女性です。感染者の10人以下は15日連続で先週の日曜日に比べ1人少なく、感染者1人は2日連続です。また、岐阜市の家族、友人、職場関連で発生したクラスター(感染者集団)の終息が確認されました。20日現在の入院者数は7人で病床使用率は0.8%です。 21日は愛知県では2人、三重県では1人の感染が確認されました。
2021.11.21
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11月20日(土)、晴れです。本日も好天なり。そんな本日は7時45分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階のモップかけですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!1USドル=113.95円。1AUドル=82.45円。昨夜のNYダウ終値=35610.98(-268.97)ドル。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の6銘柄が値を上げて終了しましたね。エヌビディアが上げて、テラドック、ユニティ・ソフトが大きく下げましたね。この1週間、ミニファンド作成のために12銘柄に買いを入れて、買えたのは2銘柄だけでしたね…。さて、来週はどうするか…。株式明日の戦略-半導体株さまさまで週間でも上昇、年末商戦期待から堅調地合いが継続か4:13 配信 トレーダーズ・ウェブ 19日の日経平均は3日ぶり反発。終値は147円高の29745円。まちまちの米国株を受けて、開始直後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。しかし、大型半導体株が強く、早々に上げ幅を拡大。高くなったところでの戻り売りをこなしながら、次第に3桁高の状態が定着した。後場に入ると週末を前に動意は乏しくなったが、29700円台で値動きが落ち着いた。下振れ懸念が和らぐにつれて、値下がりから値上がりに転じる銘柄も増加。寄り付き直後に安値をつけ、大引け間際に高値をつける強い動きとなった。 東証1部の売買代金は概算で2兆9200億円。業種別では鉱業、卸売、精密機器などが上昇した一方、空運、パルプ・紙、証券・商品先物などが下落している。株主還元強化姿勢を示し、期末配当見通しも大幅に引き上げた淺沼組が、買い気配スタートから後場にストップ高水準で寄り付くなど急騰。半面、増配や自己株取得を発表したものの、上期の実績が失望を誘ったMS&ADインシュアランスグループホールディングスが、後場に入って大きく売られた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1059/値下がり1025。東京エレクトロンが3%を超える上昇。1銘柄で日経平均を約77円押し上げた。米ドル建て無担保普通社債の発行を発表したルネサスが大幅上昇。総じて大型グロース株の動きが良く、太陽誘電やTDKが買いを集めた。原油価格の上昇を手がかりにINPEXやコスモエネルギー、三井物産などに見直し買いが入った。イビデンは日経新聞の社長インタビュー記事を材料に4%近い上昇。新拠点から中古農機具のEU向け輸出を開始したと発表したマーケットエンタープライズがストップ高まで買われた。 一方、決算を受けたアリババ株の急落を嫌気してソフトバンクGが軟調。OLCやHISなどレジャー関連に大きく売られるものが散見された。海外でのファイナンスを発表したウェルスナビが大幅安。開示した今期見通しが失望を誘ったAFC-HDが10%近い下落となった。分割を発表して足元で騰勢を強めていたグローバルウェイは、一時ストップ高となったものの、引けでは10%を超える下落と乱高下した。 本日マザーズに新規上場したAB&Companyは、公開価格割れからのスタート。初値が安値となって場中には公開価格を上回る場面もあったが、終値では公開価格を若干下回った。 今週は半導体株ウイークであったが、その裏で週間の業種別のパフォーマンスを見ると、海運が7.0%安と大幅安となっている。海運は業績急拡大や大幅増配などで一躍今年の主役セクターとなり、特に8月から9月にかけては海運株の動向が全体のモメンタムを左右するような場面もあった。しかし、10月初旬に大手3社がそろって急落すると、上期の好決算を確認しても、それに対する反応は概ね織り込み済みとなった。勢いが削がれる中、最近は弱い時の動きが目立つことが多くなっている。この先、半導体株が一段と騰勢を強めた際には、海運株は主役交代で手仕舞い売りに押されやすくなる可能性がある。【来週の見通し】 堅調か。火曜が祝日で立ち合いは4日。米国では25日が感謝祭により休場で、26日からブラックフライデーに突入する。今週、米国の小売指標や大手小売の決算では、良好な内容が多く確認できた。米国の年末商戦への期待も高まりやすく、売りが手控えられることで底堅い地合いが続くと予想する。国内では足元で半導体株が騰勢を強めており、関連の深掘りが進むと思われる。また、半導体株同様、直近の決算が良かったものなども、再評価機運が高まるだろう。なお、そろそろ次期FRB議長に関するアナウンスがあるとみられており、関連ニュースには振らされる可能性がある。パウエル議長の続投か、そうでなければブレイナード理事の就任が有力視されている。ブレイナード理事に決まった場合、パウエル氏よりもハト派とみられていることから、初動反応としては米長期金利低下や、ドル安(円高)の動きが出てくると推測される。今週の【早わかり株式市況】2週ぶり上昇、半導体関連などテーマ買い再燃も上値重い6:40 配信 株探ニュース現在値HOYA 18,965 +410東エレク 62,820 +2,210スバル 2,308 -8.50三菱倉 2,936 -7三井不 2,540.5 -35■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週ぶりに上昇、主要企業の決算発表通過でテーマ買い再燃 2.経済安全保障面から国策の追い風が意識される半導体関連に物色の矛先 3.週前半は強気優勢の地合い、週後半にかけて軟化も週末に買い直される 4.米株高を追い風に好業績株買いも、2万9000円台後半では上値重い 5.巨額の経済対策報道も反応は限定的、週末は時価総額上位の銘柄に買い■週間 市場概況 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比135円(0.46%)高の2万9745円と2週ぶりの上昇となった。 今週は企業の決算発表通過により、週半ば以降は決算またぎの荒い値動きは鳴りを潜め、改めて実態を見極めながらの売り買いが中心となった。また、テーマ物色の動きが再燃するなか、半導体関連株への投資資金流入が顕著となり、全体相場を牽引した。 週明け15日(月)は、前週後半の地合いを引き継ぎ買い優勢の地合いとなった。朝方発表された7-9月GDPが市場予想を下回ったが影響は限定的で、ハイテクや自動車など輸出株が主導し、好決算銘柄を中心に物色された。16日(火)は方向感の定まりにくい展開に。先物主導で上げ足を強める場面もあったが買いは続かず、結局日経平均は小幅プラス圏で着地している。17日(水)は前日の米株高を受け堅調なスタートとなったものの、前日まで日経平均は4日続伸していたこともあり、利益確定売りが上値を押さえた。テーマ買いの動きが再燃し、ドル高・円安を背景に半導体関連株への買いが目立った。ただ、2万9000円台後半は売り圧力の強さも意識され、全体の8割の銘柄が値を下げる格好に。18日(木)も買い気は盛り上がらず、香港株などをはじめアジア株の軟調が市場のセンチメントを悪化させ、下げ幅は一時280円を超えた。その後、翌日に明らかとなる政府の経済対策が56兆円規模の大規模なものとなるとの観測報道が流れ、プラス圏に浮上する場面もあったが、大引けにかけて再び売り優勢となった。しかし週末19日(金)は仕切り直しの買いが入った。取引時間中に米株先物が高く推移したことで、これを横目に時価総額上位の半導体や電子部品株に資金が流入。ただ、全体では値上がり銘柄数と値下がり銘柄数がいずれも1000を上回り、拮抗する状況となっている。■来週のポイント 日経平均3万円を前に足踏みが続いているが、来週は半導体などテーマ買いがさらに広がれば3万円大台奪還が期待される。 重要イベントとしては、国内では25日発表の9月景気動向指数[改定値]が注目される。海外では24日に発表される米国10月の個人所得・消費支出や新築住宅販売件数に注視が必要だろう。■日々の動き(11月15日~11月19日)【↑】 11月15日(月)―― 3日続伸、米株高を引き継ぎリスク選好の買い継続 日経平均 29776.80( +166.83) 売買高11億6341万株 売買代金 2兆6394億円【↑】 11月16日(火)―― 4日続伸、買い手掛かり材料難のなか上値は重い 日経平均 29808.12( +31.32) 売買高11億9059万株 売買代金 2兆7093億円【↓】 11月17日(水)―― 5日ぶり反落、米株高も利益確定売りに押される 日経平均 29688.33( -119.79) 売買高11億7339万株 売買代金 2兆7424億円【↓】 11月18日(木)―― 続落、米株安受けリスク回避の売りが優勢 日経平均 29598.66( -89.67) 売買高12億2040万株 売買代金 2兆8167億円【↑】 11月19日(金)―― 3日ぶり反発、ハイテク株が買われ2万9700円台回復 日経平均 29745.87( +147.21) 売買高11億9635万株 売買代金 2兆9270億円■セクター・トレンド (1)全33業種中、上昇は8業種にとどまる (2)HOYA など精密機器、東エレク など電機、SUBARU など自動車といった輸出株が買われた (3)三菱倉 など倉庫・運輸や三井不 など不動産、アサヒ など食品といった内需株は総じて軟調 (4)東京海上 など保険、三菱HCキャ などその他金融、みずほFG など銀行といった金融株もさえない (5)日本製鉄 など鉄鋼、ENEOS など石油は大幅安 (6)商船三井 など海運、ANAHD など空運が大きく売られた■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数) 1(5) 半導体製造装置 ── 「半導体製造装置」好業績スーパーセレクト6 2(2) メタバース ── 噴き上げるメタバース関連へ注目中 3(1) 半導体 ──── 国策フォローでテーマ買い加速へ 4(7) デジタルトランスフォーメーション 5(8) 2021年のIPO ※カッコは前週の順位株探ニュース(minkabu PRESS)〔米株式〕NYダウ、268ドル安=欧州の新型コロナ拡大嫌気(19日)☆差替6:49 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク株式相場は、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比268.97ドル安の3万5601.98ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は63.73ポイント高の1万6057.44で終わり、2日連続で史上最高値を更新。終値では初めて1万6000台に乗った。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8022万株増の9億9188万株。 冬の到来を控え、欧州の一部では新型コロナウイルス感染が再拡大している。オーストリア政府は22日から、飲食店などを閉鎖するロックダウン(都市封鎖)を再開すると発表。来年2月にはワクチン接種を義務化する方針を示した。病床の逼迫(ひっぱく)懸念も出始めたドイツでは、ワクチン未接種者への行動規制を強化した。 市場では、こうした動きが投資家心理を冷やし、幅広い銘柄で売りが先行した。旅行需要の減少を懸念し、航空やレジャー関連株が下落。ボーイングが5.8%安となり、ダウ平均の足を引っ張った。ウォルト・ディズニーが1.0%安、カーニバルが2.2%安、ユナイテッド航空が2.8%安、デルタ航空が1.1%安だった。 エネルギー需要が減少するとの思惑から、原油価格が下落し、エネルギー関連企業も売られ、シェブロンが2.2%安、エクソンモービルが4.6%安、ハリバートンが3.2%安と軒並み下落した。 一方、投資家のリスク回避姿勢が高まり、債券市場では長期金利が低下。割高感の薄れたハイテク株は買われた。アップルは1.7%高、マイクロソフトも0.5%高。第3四半期決算が好調だったエヌビディアが4.1%高だった。 電気自動車(EV)株も好調を維持している。テスラが3.7%高、リビアン・オートモーティブも4.2%高、ルシッド・グループが17.3%高と大幅高だった。(了)〔NY外為〕円、114円付近(19日)7:16 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク外国為替市場では、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を背景に安全資産とされる円が買われ、円相場は1ドル=114円付近に上昇した。午後5時現在は113円98銭~114円08銭と、前日同時刻(114円21~31銭)比23銭の円高・ドル安。 欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大。オーストリアは全国規模のロックダウン(都市封鎖)を22日から再導入すると発表したほか、ドイツでは18日に報告された新規感染者数が6万5000人を超え、過去最多を記録した。これを受けて、欧州域内での景気回復が遅れるとの見方からユーロ売りが加速。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、円に買いが集まった。 米長期金利の低下も、日米金利差の観点から円買い・ドル売りを後押しした。ただ、リスク回避の動きでは円のほかにドルも対主要通貨で買われたため、円の対ドルでの上値は限定的だった。週末を前に、積極的な商いを手控える向きも少なくなかったもようだ。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1294~1304ドル(前日午後5時は1.1369~1379ドル)、対円では同128円60~70銭(同129円84~94銭)と、1円24銭の大幅な円高・ユーロ安。(了)株式週間展望=日本株、弱い実態の潮目変わるか―日経平均予想レンジ:2万9200-3万200円8:04 配信 モーニングスター現在値東エレク 62,820 +2,210 日本株相場は二極化の様相を強めている。日経平均株価は今週も下値を切り上げる動きを維持した一方で、小型株を中心に個別ではさえない銘柄が目立つ。見た目以上に厳しいマーケット環境だが、政府の大規模な経済対策を受けて潮目が変わるかが注目される。<指数は下値切り上げ、一方で安値銘柄増加> 今週の日経平均は大台の3万円を目前に失速し、18日には2万9402円まで値下がりした。ただ、岸田政権の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円になると伝わると、これを好感した買いが流入。19日も余勢を駆って週末は2万9745円(前日比147円高、前週末比135円高)で取引を終えた(当欄の予想レンジは2万9200-3万200円)。 日経平均は8月20日の2万6954円を底に、10月6日の2万7293円、同25日の2万8472円、同29日の2万8475円、11月11日の2万9040円と継続的に下値を切り上げている。日本株は一見すると着実な戻り歩調だが、実態はそうでもない。 相場内の温度差を端的に示すのが、東証の1、2部と新興市場を合わせた年初来安値銘柄数の推移だ。5日移動平均ベースでは、日経平均が切り返している中で増加傾向にあり、直近で200を上回る。これは、日経平均が現在より2500円近く安かった10月初旬時点よりも高い水準だ。 個人投資家の中には、「自分の保有銘柄ばかりが値下がりしている」と嘆く人も少なくないと推察される。しかし、ある意味それは当然ともいえる。指数先物やインデックス買いの恩恵を受けやすい一部の大型株を除くと、日本株は新規の資金に乏しい。超値がさの東京エレクトロン が19日も上伸したが、こういう銘柄を気軽に手掛けられる個人は限られる。 日本株のすう勢のカギを握る外国人投資家の間にある、根強い日本政治への不信が一因と考えられる。岸田政権は衆院選に圧勝したとはいえ、資本市場の嫌悪する「分配」の強調をやめない。象徴的な「金融所得課税の強化」が、再び頭をもたげてきたことに警戒感を抱いた向きも少なくないだろう。 一方で、世界的に見て極めて少ない新型コロナウイルスの感染者数を踏まえると、ここ最近の日本株は過小評価されているようでもある。逆に米国はハイテク株を中心に割高感さえあり、何かの拍子で資金のシフトがあってもおかしくない状況と考えられる。<経済対策評価も、米FRB人事注目> 19日に政府が取りまとめた経済対策が、きっかけの1つになる可能性がある。財政支出の規模に加え、マーケットで注目されているのが、科学技術振興機構に設置される大学ファンドだ。今年度中に4.5兆円でスタートし、10兆円まで拡大する見通し。株式の比率は65%で運用されるといい、日本株へのインパクトも兆円単位に膨らむ可能性がある。 これもまずは大型株へのメリットが想像されるが、国によるマーケット支援の具体策というふうにとらえれば、岸田政権への評価も変わるかもしれない。また、老朽インフラの対策や半導体など先端分野での経済安保の取り組みを視野に、来年度以降も国策絡みの大規模な財政支出が継続する期待も持てる。 米ハイテク株をめぐっては、直近のテスラの下落や、19日に市場予想を下回る決算と収益見通しを発表したアプライド・マテリアルズの業況といった気掛かりな要素も出てきている。日本株には一時的な逆風が想定されるものの、資金の流入先の多様化の呼び水にもなり得る。来週の日経平均予想は従来レンジを継続する。 来週のスケジュールは、23日が祝日の日本では25日に10月工作機械受注の確報値が発表される。海外では米国でFRB(米連邦準備制度理事会)議長の人事発表が迫り(19日日本時間午後5時時点で未発表)、「ハト派」とされるブレイナード氏に決まれば、同国の金融政策が緩和方向に傾く思惑でリスク許容度が拡大する可能性がある。ただ、現職のパウエル氏が再任された場合も決定的な悪材料にはならないと思われる。 このほか24日に公表される11月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録も重要視されそうだ。同日には米10月新築住宅販売件数も出る。NY市場概況-ダウ268ドル安と3日続落 ナスダックは連日で最高値更新9:06 配信 トレーダーズ・ウェブ 19日のNY株式相場は高安まちまち。欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大を受けてエネルギー、航空機、空運、景気敏感株が幅広く下落した一方、長期金利の低下も追い風にハイテク株が続伸した。ダウ平均は268.97ドル安(-0.75%)と3日続落し、S&P500も0.14%安と反落した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.40%高と2日続伸し、取引時間中と終値の史上最高値を更新。ナスダック総合とダウ平均の一日の騰落率格差は9月30日以来の大きさとなった。週間ではダウ平均が1.38%安と2週続落した一方、S&P500が0.32%高、ナスダック総合が1.24%高とともに反発した。 セクター別では、IT、公益、一般消費財の3セクターが上昇した一方、エネルギー、金融、ヘルスケア、不動産、資本財などの8セクターが下落。コロナ感染再拡大によるエネルギー需要減少懸念からNY原油が4%近く下落したことでエネルギーが3.91%安と下落率トップとなったほか、長期金利の低下を受けて金融も1.11%下落した。一方、0.77%高と上昇率トップとなったITでは決算が好感されたエヌビディアが4.14%高と大幅続伸したほか、アドビとアップルもそれぞれ2.59%、1.70%上昇した。【米国市況】株下落、景気敏感銘柄が安い-国債利回り曲線フラット化2021年11月20日 7:00 JST ブルームバーグ 19日の米株式市場では、S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が下落。米金融当局者のタカ派的発言が材料視されたほか、新型コロナウイルスの感染が再拡大する欧州でロックダウン(都市封鎖)が広がるとの懸念が高まった。米株はS&P500とダウが下落、景気敏感銘柄が相場圧迫米長期債上昇、イールドカーブがフラット化ドル指数が1年ぶり高値近辺、新型コロナ懸念強まるNY原油反落、コロナ感染増で需要に暗雲-週間は4週連続安NY金は下落、テーパリング加速巡る当局者発言を意識 エネルギーや金融、資本財・サービスといった景気敏感セクターの下げが目立った。一方、テクノロジー銘柄中心のナスダック100指数は他の指数より堅調に推移した。個別銘柄ではボーイングが大幅安。787ドリームライナーの生産ペースを一段と落としているとの報道が嫌気された。 S&P500種は前日比0.1%安の4697.96。ダウ平均は268.97ドル(0.8%)安の35601.98ドル。一方、ナスダック総合指数は0.4%上昇した。 好決算を支えに主要株価指数は最高値近辺にとどまっているが、インフレ率が急上昇する中、コロナ感染再拡大で景気回復が腰折れする恐れも出ている。欧州ではオーストリアが全国的なロックダウン(都市封鎖)を再導入する。 アライ・インベストの上席投資ストラテジスト、キャリー・コックス氏は「今週も緊張した環境の中で株価は重力に逆らった」と指摘。「しかし、平たんな道のりではなかった。インフレ急伸リスクのほか、コロナ感染拡大や欧州での新たな制限導入を投資家は消化している最中だ」と話した。 米国債市場ではニューヨーク時間午後4時10分現在、10年債利回りが5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.54%。米金融当局者2人はこの日、経済の好調と高インフレのため、当局は資産購入の段階的縮小(テーパリング)の加速を検討する必要があるかもしれないとの見方を示した。これを受け、米国債イールドカーブはフラット化した。 このほか米連邦議会下院は、社会的セーフティーネットや気候変動対策、増税といったバイデン米大統領の経済優先施策を盛り込んだ税制・支出法案を賛成220、反対213で可決した。 外国為替市場では、ドル指数が今週初めに付けた1年ぶり高値の近辺で推移。新型コロナ懸念で逃避需要が強まった。ユーロは下落。オーストリアのロックダウン再導入や、ドイツが同様の対策を講じる可能性が重しとなった。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%上昇。ニューヨーク時間午後4時10分現在、ドルは対円では0.3%安の1ドル=113円98銭。ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.1289ドル。一時は1.1%安となった。 ニューヨーク原油先物相場は反落。週間ベースでは8月以来の大幅安となり、これで4週連続の下落。米国や中国といった主要な石油消費国が備蓄放出を検討する中、欧州で新型コロナ感染状況が悪化し、新たにロックダウンの動きが出ていることが重しとなった。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は2.91ドル(3.7%)安の1バレル=76.10ドルで終了。12月限はこの日が最終取引。1月限は2.47ドル(3.2%)安の75.94ドル。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.35ドル安の78.89ドル。 ニューヨーク金相場は下落。米金融当局者発言が意識された。クラリダFRB副議長は、テーパリングを加速させるかどうかを連邦公開市場委員会(FOMC)が12月の会合で協議するのが適切となる可能性があると発言。ウォラーFRB理事はテーパリングを加速し、ゼロ金利政策からの脱却を速める必要があるかもしれないと述べた。 スポット価格は前日比で一時0.9%安まで下げる場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.5%安の1854.30ドルで引けた。米国株式市場=ナスダック、初の1万6000ポイント乗せ ダウ続落2021年11月20日午前7:38 ロイター編集[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場はまちまち。ナスダック総合は連日で終値の最高値を更新し、初めて1万6000ポイント台に乗せて引けた。一方、ダウ工業株30種は続落した。週足ではナスダックが1.2%、S&P総合500種が0.3%それぞれ上昇。ダウは1.4%安と、2週連続で下落し、11月の上昇分を全て失った。欧州で新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)が再導入されたことが嫌気され、銀行やエネルギー、航空株が軒並み下落した。オーストリア政府は19日、完全ロックダウン(都市封鎖)を再導入すると発表した。銀行は米債利回りの低下に追随し1.6%下落。エネルギーも原油相場の下落を背景に3.9%下落した。デルタ航空やユナイテッド航空、アメリカン航空、クルーズ運航のノルウェージャン・クルーズ・ラインやカーニバルは総じて0.6─2.8%安となった。インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「通常のリスクオフの展開だ。ただ、市場参加者はリスクを手じまい、逃避先に資金をシフトさせているだけで、市場には潤沢な流動性が存在するため、相場は大きく下げていない」と述べた。一方、利回り低下や逃避買いの高まりはハイテク株押し上げに寄与した。FAANG銘柄はおおむね上昇。ネットフリックスや他の「巣ごもり」関連銘柄の買いが優勢となった。半導体エヌビディアは4.1%上昇し、3日連続で終値の最高値を更新。第4・四半期(11─1月)の売上高見通しと第3・四半期(8─10月)売上高がアナリスト予想を上回った。フィラデルフィア半導体指数は0.3%高で最高値を更新。過去4営業日中、最高値更新は3回目。一般消費財は0.3%高。日中最高値更新後、連日で終値の最高値も更新した。小売各社の好決算相次ぎ、年末商戦が好調となる兆候が示されていることが追い風となっている。ホームセンター大手ロウズは0.9%高。3営業日連続で終値の最高値を更新した。週内に発表した四半期決算が引き続き材料視されている。情報技術は0.8%上昇した。米取引所の合算出来高は106億8000万株。直近20営業日の平均は111億2000万株。NY外為市場=ドル上昇、欧州ロックダウン懸念で質への逃避2021年11月20日午前7:28 ロイター編集[ニューヨーク 19日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。オーストリアが完全なロックダウン(都市封鎖)を再導入すると表明したことを受け、安全資産への逃避が進んだ。オーストリア政府は19日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、完全なロックダウンを再導入することを明らかにした。西欧で今秋、ロックダウンが再導入されるのは初めて。隣国ドイツも追随するとの懸念が出ている。ドル指数は0.489%高の96.029。17日に付けた16カ月ぶり高値96.266に接近した。週間では約1%上昇している。ウエスタン・ユニオン・ビジネスソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「現在のドルは、米経済が堅調さを増す兆しと、新型コロナ感染再拡大による安全資産への逃避の流れに恩恵を受けている」と指摘した。証券会社トラディションのグローバル・エクイティ・ストラテジスト、ステファン・エコロ氏は「もし欧州全体が再びロックダウンされたとしたら、その期間によっては成長シナリオを見直す必要が生じることは確実だ」と指摘した。ユーロは今週、対ドルで1%超下落。この日は0.74%安の1.12895ドルだった。一時、2020年7月以来の安値である1.1248ドルまで下落する場面があった。豪ドル、ニュージーランド(NZ)ドル、カナダドルなど、リスクに敏感とされるコモディティー関連通貨は軒並み下落した。豪ドルは0.58%安の1豪ドル=0.72335米ドル、NZドルは0.72%安の1NZドル=0.69945米ドル。カナダドルは0.42%安の1米ドル=1.2652カナダドル。円はオーストリアのロックダウン発表を受けて上昇し、0.22%高の1ドル=113.99円となった。英ポンドは最近の上昇分を吐き出し、0.39%安の1.3448ドル前後で推移した。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは6万ドルを割り込み、週間では6カ月ぶりの下落幅を記録した。終盤では5万8000ドル前後となった。欧州ツアー最終戦で全英覇者が首位タイ浮上! ローリー・マキロイは4位後退、川村昌弘は51位11/20(土) 7:04配信 ゴルフ情報ALBA.Net<DPワールド・ツアー選手権 ドバイ 2日目◇19日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(アラブ首長国連邦)(7675ヤード・パー72)>欧州ツアー最終戦「DPワールド・ツアー選手権 ドバイ」は2日目の競技が終了。「65」をたたき出した2019年の全英オープン覇者シェーン・ローリー(アイルランド)がサム・ホースフィールド(イングランド)、ジョン・キャトリン(米国)と並ぶ首位タイに躍り出た。首位発進を決めたローリー・マキロイ(北アイルランド)はアレクサンダー・ビョーク(スウェーデン)と並ぶ1打差4位タイに後退。トータル8アンダーの6位タイにコリン ・モリカワ(米国)とマーティン・カイマー(ドイツ)が続いている。日本勢では川村昌弘が出場。トータル3オーバーの51位と苦戦を強いられている。テイラー・グーチが単独首位に浮上 優勝予想最有力は予選落ち11/20(土) 7:16配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ザ・RSMクラシック 2日目◇19日◇シーアイランド・リゾートGC(米ジョージア州)◇シーサイドC(7005ヤード・パー70)、プランテーションC(7060ヤード・パー72)>米国男子ツアー「ザ・RSMクラシック」は予選ラウンドが終了。この日「65」と伸ばしたテイラー・グーチ(米国)がトータル13アンダーで単独首位に浮上した。1打差の2位タイにジョン・ハー(米国)とセバスチャン・ムニョス(コロンビア)。トータル11アンダーの4位タイにはマッケンジー・ヒューズ(カナダ)とテイラー・ムーア(米国)が続いている。公式サイトの優勝予想に名前が挙がった「全米オープン」覇者ウェブ・シンプソン(米国)はトータル6アンダー・30位タイ。優勝候補の最有力に挙げられたツアー4勝のケビン・キスナー(米国)はトータル5オーバーで予選落ちとなった。150万ドルをかけた戦いは折り返し セリーヌ・ビュティエが首位、畑岡奈紗19位、笹生優花29位11/20(土) 7:56配信 ゴルフ情報ALBA.Net<CMEグループ・ツアー選手権 2日目◇19日◇ティブロンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>優勝賞金150万ドル(約1億7200万円)をかけた米国女子ツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」は2日目の競技が終了。トータル14アンダーまで伸ばしたセリーヌ・ビュティエ(フランス)が単独首位に立っている。4打差の2位タイにガビー・ロペス(メキシコ)、ミンジー・リー(オーストラリア)、ミナ・ハリガエ(米国)。トータル9アンダーの5位タイには東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(米国)をはじめ、ジョージア・ホール(イングランド)、ジ・ウンヒ、イ・ジョンウン6(いずれも韓国)の4人が続いている。日本勢は畑岡奈紗がトータル6アンダーの19位タイ、笹生優花がトータル5アンダーの29位タイ。少し差が開いたが残り36ホールで逆転できない差ではない。コロナワクチン3回目接種の配分量を報告 岐阜県11/20(土) 8:43配信 岐阜新聞Web 岐阜県は19日、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、来年3月までに行われる追加接種に用いるワクチンの県内配分量を明らかにした。今年7月までに1、2回目の接種を完了した医療従事者や高齢者らが追加接種できる量は国から届く見通し。県議会の厚生環境委員会で報告した。 県によると、1月までに行われる追加接種の分として米ファイザー製53箱(6万2010回分)、3月までに行われる分として米ファイザー製309箱(36万1530回分)、米モデルナ製2012箱(30万1800回分)が配送されるという。 国の方針によると、追加接種は2回目の接種を完了した18歳以上が対象。12月に医療従事者から始め、高齢者らに順次拡大する。接種間隔は2回目の接種完了から原則8カ月以上経過後となる。 県は21日に新型コロナウイルスワクチン供給調整本部を開き、追加接種の当面の方針について協議する。 県内のワクチン接種の状況は、17日時点の接種対象人口に対する接種率が1回目87・7%、2回目85・6%。全年代人口に対する接種率は1回目79・3%、2回目77・5%。NY株式:米国株式市場はまちまち、新型コロナ第4波への懸念が重し10:14 配信 フィスコ ダウ平均は268.97ドル安の35,60198ドル、ナスダックは63.73ポイント高の16,057.44で取引を終了した。 オーストリアが再び全土ロックダウン入りするなど欧州で新型コロナが再流行、米国でも一部地域で感染件数の増加が見られ世界経済の回復を遅らせるとの懸念が根強く、寄り付き後、下落。連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が12月連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング加速協議が適切となる可能性を示唆し早期利上げへの懸念も更なる重しとなり、ダウは終日軟調に推移した。一方、長期金利の低下でハイテク株は好調で、ナスダック総合指数は連日で史上最高値を更新し終了。セクター別では自動車・自動車部品が上昇、エネルギーが下落した。 バイオのモデルナ(MRNA)は食品医薬品局(FDA)が同社や製薬会社ファイザー(PFE)製造の新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種について、18歳以上の全成人を対象に承認したため上昇。ファイザーは小幅下落した。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げを受けて上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は787ドリームライナーの生産がさらに遅れるとの報道が嫌気され、売られた。また、欧州の一部都市封鎖を受け需要回復期待が後退し、航空会社のユナイテッド(UAL)、デルタ(DAL)などが下落。履物販売のフットロッカー(FL)は四半期決算の内容や既存店売り上げが予想を上回ったものの、世界的な供給混乱が今期も続くと悲観的な見通しを示し、大きく売られた。 下院議会は、バイデン政権が経済政策の柱としている福祉拡充や気候変動対策を盛り込んだ1.75兆ドル規模の大型歳出法案を可決した。(Horiko Capital Management LLC)115円を伺う米ドル/円と、1.15ドルを割り込んで下落を速めたユーロ/米ドル。理由は金融政策、想定以上の米ドル高に備えよ!12:06 配信 ザイFX! 岸田政権の石油元売り補助金に違和感。ガソリン価格の上昇は「国策」の結果 岸田政権は、原油価格の高騰を受け、レギュラーガソリンが1リットルあたり170円を超えた場合に石油元売り会社に補助金を出すそうですが、違和感のあるニュースです。 日本は2%超のインフレ率を目指して超金融緩和政策を採っています。ガソリン価格の上昇は「国策」の結果とも言えるのに、なぜ税金を使って補助するのか? 結局、政府はインフレが良いと思っているのか、悪いと思っているのか。 また、補助金は1リットルあたり5円が上限。5円下がったところで、何か意味があるのでしょうか。「対策をやっています」アピールにしか見えません。そもそも、国は1リットルあたり53.8円のガソリン税と2.8円の石油税をとっています。岸田政権の、政策の「しょぼさ」を象徴している感じです。 日銀が超金融緩和政策を変更する可能性は、目先ほぼない 黒田日銀総裁は、先日の会見で「現在の円安は特にマイナスになっていない」と述べました。日銀総裁の立場からするとそうでしょう。2013年4月に就任し、超金融緩和で2%のインフレ率を2年以内に実現すると約束しましたが、2年どころか10年の任期中に実現することはほぼ不可能と見られています。 官僚は間違えてはならないのです。2%物価目標を実現するチャンスがあるのであれば、悪い円安でも何でも良いのです。少々円安になったからといって、日銀が現在の超金融緩和政策を変更する可能性は、目先はほぼないでしょう。 米ドル/円は115円をうかがう展開。まだ、この円安は続くと見る 米ドル/円相場が115円をうかがう展開になってきました。予想どおりの展開といえますが、まだこの円安は続くのではないかと思います。 ひとつには、少々円安になったとしても、日銀の政策が変わらないと見通せるからです。 もうひとつは、米国サイドの理由です。先日、予定通りテーパリング(※)を開始しましたが、インフレ懸念から、引き締めペースを早めることはあっても、引き締めしないという選択肢はないからです。(※「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること) 先週(11月8日~)発表された、プラス6.2%という米国のCPI(消費者物価指数)には驚かされました。もはやバイデン政権は「インフレは一時的」という表現を使わなくなりました。バイデン大統領は「インフレを反転させることが優先課題」と強調するようになっています。インフレに対する有権者の不満が強いのでしょう。 来年(2022年)には中間選挙がありますが、バイデン政権の支持率は40%台前半に低迷しています。直近では、バージニア州の知事選挙で民主党候補が敗北しました。これ以上の失策が許されない以上、インフレに寛容にはなれません。 その意味では、次のFRB(米連邦準備制度理事会)議長が、パウエル議長続投か、ブレイナード理事昇格かわかりませんが(今週(11月15日~)中に決まると報道がありました)、誰が議長になってもインフレを放置するのは難しくなっているということです。 ユーロ/米ドルは重要な節目1.15ドル割れ。1.05~1.15ドルのレンジ入り 金融マーケットでは、2022年に2~3回の米利上げが織り込まれています。今後、おそらく、米国は順調に利上げを続けることになります。日米の金融政策は、はっきりと逆方向を向いています。 こうした中、ユーロ/米ドルが重要な節目である1.15ドルを割り込んで急落しました。1.15ドルは昨年(2020年)、コロナ前後の高値であり、重要なサポートでした。 ここを割り込むということは、ユーロ/米ドルが今後、1.05~1.15ドルのレンジに入るということです。 米ドル/円を含め、想定以上の米ドル上昇に備えなければならない 多くの金融機関は、どちらかというと、ユーロ/米ドルの方向性を上に見ていました。 それは、ユーロが比較的割安ということ、ユーロ圏の経常収支の黒字が大きいこと、欧州復興基金による経済立て直しが始まったことが背景にありました。 しかし、ECB(欧州中央銀行)のラガルド総裁のもと、ECBが引き締め政策に転じるのはかなり先のことでしょう。2024年以降と想定されています。そうなると、米金融引締めを反映して、ユーロ/米ドルが下落するのは極めて自然に見えます。 これまでユーロを強気に見ていた人が多いので、大手金融機関による資金シフト、ヘッジ売りはかなりの金額になりそうです。事実、1.15ドル割れから、本日の1.1265ドル前後まで、かなりのスピードで落ちています。米ドル/円を含め、我々は想定以上の米ドル上昇に備えなければならないでしょう。賞金女王は来季前半出場権 ステップで賞金トップ10に入ると何がもらえる?11/20(土) 11:00配信 ゴルフ情報ALBA.Net<京都レディースオープン 最終日◇19日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6355ヤード・パー72>最終戦の「京都レディースオープン」は18歳・佐久間朱莉が制し、今季のステップ・アップ・ツアーはすべての日程が終了した。これによりリ・ハナ(韓国)の賞金女王が決まった。文字通りレギュラーツアーへのステップアップをテーマに掲げているだけあって、賞金女王をはじめする上位者にはそれぞれの特典が付与された。まず賞金女王のハナと同2位の小野祐夢には来季のレギュラーツアー前半戦の出場権が付与された。これによりQTに行くことなく来季の職場を確保できたこととなる。途中リランキングがあり油断はできないが、安心したオフを過ごすことができる。同3位から10位の選手たち(臨時登録者、TP単年登録者は含まない)には来季の出場権をかけたQTのファーストステージが免除される。今季から賞金ランキングだけでなくメルセデス・ランキングもシード(50位以内)、前半戦(51位~55位)の対象となったためレギュラーツアー前半戦出場権はより狭き門となったが、ファイナルQTに出場した順位であれば来季のステップ・アップ・ツアーへの出場はほぼ確定的。このメリットは大きい。また、今季のステップ・アップ・ツアーの優勝者たちも同様にファーストステージが免除される。延期となっていた今年6月のプロテストに合格した選手たちは統合となったシーズンで賞金ランキングに入るのはかなり厳しい状況だったが、佐久間をはじめ岩井千怜、岩井明愛、後藤未有が7月以降に優勝しておりファイナルQTからの出場となっている。【ステップ・アップ・ツアー賞金ランキングトップ10】1位:リ・ハナ 1831万4916円2位:小野祐夢 1471万7047円3位:石川怜奈 1234万4750円4位:服部真夕 1175万6142円5位:竹山佳林 944万8200円6位:山本景子 796万5750円7位:川満陽香理 789万6625円8位:岸部桃子 784万6800円9位:鈴木麻綾 771万9000円10位:フォン・スーミン 733万4000円※賞金ランキングトップ10外の今季優勝者植竹希望(レギュラーツアーのシード獲得圏内)、沖せいら、城間絵梨、佐藤靖子、岩井千怜、岩井明愛、後藤未有、佐久間朱莉国内株式市場見通し:半導体のけん引役に期待、FOMC議事録に注目14:19 配信 フィスコ現在値東エレク 62,820 +2,210スクリンH 12,140 +190信越化 20,235 +155TDK 4,815 +120キーエンス 74,640 +1,120■3万円手前での上値の重さ確認、半導体は絶好調 今週の日経平均は反発。週間の上げ幅は135.90円(+0.46%)となった。週初15日は好調な7-9月期実績及び通期計画の上方修正を発表した東京エレクトロンの大幅上昇を手掛かりにハイテク株を中心に買いが入り、日経平均は166.83円高の29776.80円となった。16日は材料難のなか朝方はもみ合いが続いていたが、米中首脳協議の結果が伝わると、香港ハンセン指数などが強含み、日経平均は一時29960.93円まで上昇。しかし、ヘッドラインに反応した機械的な買いにとどまり、失速すると、結局31.32円高と小幅高にとどまった。 週半ばからの日経平均は、近くて遠い3万円を手前に根強い売りに押される展開となり、17日、18日と続けて下落。米国では10月小売売上高が予想を上回ったこともあり、好決算を発表したホーム・デポなどの小売企業が買われたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新するなどの追い風もあり、東京市場でも半導体関連株は堅調だった。しかし、鉄鋼や海運などの市況関連株を中心にその他のセクターが冴えず、日経平均は軟調な値動きに。18日には一時29402.57円と29500円を割り込む場面もあった。午後には岸田政権が打ち出す経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円に及ぶとの報道をきっかけに、一時上昇に転じる動きも見られたが、買いは続かず、結局、下落した。 ただ、週末の日経平均は147.21円高の29745.87円と3日ぶりに反発。米半導体メーカーのエヌビディアが第3四半期決算において市場予想を上回る実績及び第4四半期見通しを示したことで、再びSOX指数が最高値を更新。これを刺激材料に週末は半導体関連株が改めて相場のけん引役となった。東京エレクトロン、SCREENHDなどが朝方から大幅高で上場来高値を更新、午後は信越化学、TDK、キーエンスなど他の主力株も上げ幅を拡げ、日経平均は大引けまで騰勢を強める、引け味のよい終わり方となった。■外部環境に影響されやすい 来週の日経平均は一進一退か。米国の半導体メーカーや小売企業の決算発表も終わり、注目企業の決算は一巡した。米中の小売売上高をはじめとした注目の経済指標の発表も終えたことから、ここからは一段と手掛かり材料が乏しくなる。その分、米国の期待インフレ率や長期金利の動向のほか、為替など外部環境の動きに影響を受けやすい展開となりそうだ。 国内では、19日に閣議決定された岸田政権による経済対策は財政支出で56兆円程度、事業規模にして79兆円程度と、従来よりも大規模になることが判明したが、相場の反応は限られた。給付金など分配政策が中心で、市場が求める成長戦略の色が薄いことや、一時は「当面触ることを考えていない」とした金融所得課税の引き上げについて、来年以降に本格的に議論する方向で調整に入ったとも伝わっており、こうした面が相場にネガティブに働いていると考えられる。成長に関する部分について、より具体的な話が出てこない限りは、日経平均が明確に3万円を回復するには今しばらく時間がかかりそうだ。 来週は、国内は23日が祝日で休場の一方、米国は25日が感謝祭の祝日で休場となり、それぞれ立会いが4日に限られる。材料としては週半ばの24日に集中しており、米国で10月の耐久財受注、個人消費支出・個人所得、PCEコアデフレータ、新築住宅販売などの経済指標のほか、11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表が予定されている。 11月のFOMCでは予想通り量的緩和縮小(テーパリング)開始が正式に決定された一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「インフレは一時的」との姿勢を維持し、早期利上げには慎重な見解を示した。しかし、その後に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の激しい食品・エネルギーを除いたコアで前月比+0.6%と、9月の+0.2%から大きく加速。11月の政策決定会合で予想に反して利上げを見送った英国でも、10月のコアCPIは前年前月比+3.4%と9月の+2.9%から加速した。こうした背景から、期待インフレ率の指標とされる米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は2.7%台と歴史的な高値圏での推移が続いており、一時は後退した早期利上げ懸念も再び高まっている。 このため、FRBが政策判断として重要視するPCEコアデフレータの結果や、11月FOMC議事要旨における将来の利上げに対する政策メンバーの見解などが注目される。材料難のなか注目度は高いとみられ、利上げ前向きな内容が窺えるとグロース(成長)株中心に利益確定売りの口実とされる可能性がありそうだ。■半導体の押し目での買い意欲を確認したい 個別では、引き続き好決算や国策テーマに絡んだところで半導体関連株に人気化した買いが向かいそうだ。7-9月期は供給網混乱、電力不足、東南アジアでの新型コロナ感染拡大など様々な懸念事項があり、多くの産業が苦しんだなか、半導体関連の企業決算は世界的にとりわけ好調で、「何だかんだ言ってやっぱり半導体は強い」という印象を強烈に残した。国内でも今週は、東京エレクトロン、レーザーテック、SCREENHDが上場来高値を更新し、ルネサスエレクトロニクスも4年ぶりの高値を記録するなど、半導体セクターの強さが際立った。全体的に材料難のなか、相対的な安心感のある半導体関連株には根強い買いが入りそうで、高値更新劇に期待したい。■米PCEコアデフレータ、FOMC議事録など なお、来週は22日に米10月中古住宅販売、米5年債入札、23日に米7年債入札、24日に米7-9月期国内総生産(GDP)改定値、米10月耐久財受注、米10月個人消費支出・個人所得、PCEコアデフレータ、米10月新築住宅販売、FOMC議事要旨(11月開催分)、26日に10月都区部消費者物価指数、米ブラックフライデーなどが予定されている。JPモルガン株が1988年3月以来最長の下げとなった背景利回り低下を懸念、9営業日続落2021/11/20 15:32 ブルームバーグ 会社四季報米銀JPモルガン・チェースの株価は1カ月足らず前に終値ベースの最高値を更新したばかりだが、19日は1988年3月以来最長の9営業日続落となった。終値は1.3%安。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し世界経済の成長が押し下げられるとの懸念から、投資家の資金が再び米国債に流入し利回りが低下していることが背景になる。この数週間で売られている銀行株はJPモルガンだけではない。KBW銀行株指数も4営業日連続で下落した。ウェルズ・ファーゴやバンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループなども同じ期間に3.5%以上下げた。JPモルガン株は19日までの9営業日で4.8%下げたが、今年はもっと大きい下げに見舞われた時期もあった。フォード、リビアンとの電気自動車共同開発計画を取りやめそれぞれ独自のプロジェクトや出荷に専念2021/11/20 15:45 ブルームバーグ 会社四季報米フォード・モーターは、電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブとEVを共同開発する計画を取りやめた。フォードはリビアンの株式を12%保有している。フォードは早い段階からリビアンに出資した企業の1社。2019年に5億ドルを投じ、プラグイン型モデルを共同開発する計画を発表していた。フォードはその後、投資額を12億ドルに拡大。リビアンの株価が今月10日の上場後に急騰したため、フォードの持ち分の価値は10倍余りに膨らんだ。リビアンの現在の時価総額は1150億ドル(約13兆1100億円)と、フォード、ゼネラル・モーターズ(GM)のいずれよりも大きくなっている。フォードは最近、リビアンとの協力を抑制しつつあった。リビアンの最初の製品は電動ピックアップトラックで、フォードが来春投入するバッテリー駆動の「F150ライトニング」と競合することになる。フォードは昨年初め、「リンカーン」EVをリビアンと共同開発する計画を取りやめたが、別のモデルでの協力は続けるとしていた。今回の発表によると、このモデルの計画も中止となった。フォードの広報担当マイク・レバイン氏は発表資料で、「共同の車両開発や車台共有を追求しないことで合意した」と説明した。リビアンは発表資料で、「フォードが独自のEV戦略を拡大し、リビアンの車両に対する需要が伸びていることから、われわれはそれぞれ独自のプロジェクトや出荷に専念することで合意した。フォードとの関係はわれわれの歩みで重要な部分を占め、フォードは投資家および電子化の未来に向けた協力者であり続ける」とコメントした。【市況】国内株式市場見通し:半導体のけん引役に期待、FOMC議事録に注目2021年11月20日14時19分 株探ニュース■3万円手前での上値の重さ確認、半導体は絶好調 今週の日経平均は反発。週間の上げ幅は135.90円(+0.46%)となった。週初15日は好調な7-9月期実績及び通期計画の上方修正を発表した東京エレクトロンの大幅上昇を手掛かりにハイテク株を中心に買いが入り、日経平均は166.83円高の29776.80円となった。16日は材料難のなか朝方はもみ合いが続いていたが、米中首脳協議の結果が伝わると、香港ハンセン指数などが強含み、日経平均は一時29960.93円まで上昇。しかし、ヘッドラインに反応した機械的な買いにとどまり、失速すると、結局31.32円高と小幅高にとどまった。 週半ばからの日経平均は、近くて遠い3万円を手前に根強い売りに押される展開となり、17日、18日と続けて下落。米国では10月小売売上高が予想を上回ったこともあり、好決算を発表したホーム・デポなどの小売企業が買われたほか、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が史上最高値を更新するなどの追い風もあり、東京市場でも半導体関連株は堅調だった。しかし、鉄鋼や海運などの市況関連株を中心にその他のセクターが冴えず、日経平均は軟調な値動きに。18日には一時29402.57円と29500円を割り込む場面もあった。午後には岸田政権が打ち出す経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円に及ぶとの報道をきっかけに、一時上昇に転じる動きも見られたが、買いは続かず、結局、下落した。 ただ、週末の日経平均は147.21円高の29745.87円と3日ぶりに反発。米半導体メーカーのエヌビディアが第3四半期決算において市場予想を上回る実績及び第4四半期見通しを示したことで、再びSOX指数が最高値を更新。これを刺激材料に週末は半導体関連株が改めて相場のけん引役となった。東京エレクトロン、SCREENHDなどが朝方から大幅高で上場来高値を更新、午後は信越化学、TDK、キーエンスなど他の主力株も上げ幅を拡げ、日経平均は大引けまで騰勢を強める、引け味のよい終わり方となった。■外部環境に影響されやすい 来週の日経平均は一進一退か。米国の半導体メーカーや小売企業の決算発表も終わり、注目企業の決算は一巡した。米中の小売売上高をはじめとした注目の経済指標の発表も終えたことから、ここからは一段と手掛かり材料が乏しくなる。その分、米国の期待インフレ率や長期金利の動向のほか、為替など外部環境の動きに影響を受けやすい展開となりそうだ。 国内では、19日に閣議決定された岸田政権による経済対策は財政支出で56兆円程度、事業規模にして79兆円程度と、従来よりも大規模になることが判明したが、相場の反応は限られた。給付金など分配政策が中心で、市場が求める成長戦略の色が薄いことや、一時は「当面触ることを考えていない」とした金融所得課税の引き上げについて、来年以降に本格的に議論する方向で調整に入ったとも伝わっており、こうした面が相場にネガティブに働いていると考えられる。成長に関する部分について、より具体的な話が出てこない限りは、日経平均が明確に3万円を回復するには今しばらく時間がかかりそうだ。 来週は、国内は23日が祝日で休場の一方、米国は25日が感謝祭の祝日で休場となり、それぞれ立会いが4日に限られる。材料としては週半ばの24日に集中しており、米国で10月の耐久財受注、個人消費支出・個人所得、PCEコアデフレータ、新築住宅販売などの経済指標のほか、11月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表が予定されている。 11月のFOMCでは予想通り量的緩和縮小(テーパリング)開始が正式に決定された一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は「インフレは一時的」との姿勢を維持し、早期利上げには慎重な見解を示した。しかし、その後に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の激しい食品・エネルギーを除いたコアで前月比+0.6%と、9月の+0.2%から大きく加速。11月の政策決定会合で予想に反して利上げを見送った英国でも、10月のコアCPIは前年前月比+3.4%と9月の+2.9%から加速した。こうした背景から、期待インフレ率の指標とされる米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は2.7%台と歴史的な高値圏での推移が続いており、一時は後退した早期利上げ懸念も再び高まっている。 このため、FRBが政策判断として重要視するPCEコアデフレータの結果や、11月FOMC議事要旨における将来の利上げに対する政策メンバーの見解などが注目される。材料難のなか注目度は高いとみられ、利上げ前向きな内容が窺えるとグロース(成長)株中心に利益確定売りの口実とされる可能性がありそうだ。■半導体の押し目での買い意欲を確認したい 個別では、引き続き好決算や国策テーマに絡んだところで半導体関連株に人気化した買いが向かいそうだ。7-9月期は供給網混乱、電力不足、東南アジアでの新型コロナ感染拡大など様々な懸念事項があり、多くの産業が苦しんだなか、半導体関連の企業決算は世界的にとりわけ好調で、「何だかんだ言ってやっぱり半導体は強い」という印象を強烈に残した。国内でも今週は、東京エレクトロン、レーザーテック、SCREENHDが上場来高値を更新し、ルネサスエレクトロニクスも4年ぶりの高値を記録するなど、半導体セクターの強さが際立った。全体的に材料難のなか、相対的な安心感のある半導体関連株には根強い買いが入りそうで、高値更新劇に期待したい。■米PCEコアデフレータ、FOMC議事録など なお、来週は22日に米10月中古住宅販売、米5年債入札、23日に米7年債入札、24日に米7-9月期国内総生産(GDP)改定値、米10月耐久財受注、米10月個人消費支出・個人所得、PCEコアデフレータ、米10月新築住宅販売、FOMC議事要旨(11月開催分)、26日に10月都区部消費者物価指数、米ブラックフライデーなどが予定されている。 提供:フィスコ原英莉花が単独首位に浮上 2打差・2位に柏原明日架、三ヶ島かな 渋野日向子は19位タイ11/20(土) 14:37 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリエールレディスオープン 3日目◇20日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>「大王製紙エリエールレディスオープン」の第2ラウンドが終了。「66」をマークした原英莉花が、トータル14アンダーで単独首位に立った。原は7バーディ・2ボギーとスコアを5つ伸ばしてホールアウト。首位と2打差・2位タイには柏原明日架と三ヶ島かな、3打差・4位に渡邉彩香、4打差・5位タイには西郷真央と福田真未が続いた。渋野日向子は「70」でホールアウトしてトータル6アンダー・19位タイ。そのほか、小祝さくらがトータル9アンダー・7位、稲見萌寧はトータル5アンダー・25位タイ、古江彩佳と西村優奈がともにトータル7アンダー・12位タイで最終日に向かう。木下稜介が単独首位に浮上 1打差に秋吉翔太と小袋秀人11/20(土) 15:56 ゴルフ情報ALBA.Net<ダンロップフェニックス 3日目◇20日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>「ダンロップフェニックス」の3日目が終了し、「66」とスコアを5つ伸ばした木下稜介が単独首位に浮上した。首位と1打差・2位に秋吉翔太と小袋秀人、2打差・4位タイには宮里美香、スンス・ハン(米国)、小斉平優和、杉本エリック、片岡尚之、3打差・9位タイには谷原秀人、チャン・キム(米国)、永野竜太郎、久常涼、H・リーが入った。そのほか、昨年覇者の金谷拓実はトータル3アンダー・36位タイ、星野陸也はトータル8アンダー・14位タイ、19年覇者の今平周吾がトータル6アンダー・20位タイ、18年覇者の市原弘大はトータル2アンダー・42位タイとなった。原油価格、世界的に値下がり 米国の備蓄放出要請、日本も検討11/20(土) 17:43配信 朝日新聞デジタル 米国が中国や日本などに協調して石油備蓄の放出を検討するよう要請したことで、世界的に原油価格が下がっている。19日の米ニューヨーク市場では、原油の先物価格が1バレルあたり3ドル近く下落した。日本政府の放出検討が伝わったことも、値下がり要因となっている。 市場では指標となる「米国産WTI原油」の先物価格が一時、約1カ月半ぶりに1バレル=75ドル台前半まで下がった。10月下旬には85ドル台と約7年ぶりの高値を付けており、一時的にピークから約10ドル下落したことになる。終値は前日より2・91ドル(3・68%)安い76・10ドル。 米国や中国などの消費国が放出を検討していることで、一時的に供給量が増えるとの観測がある。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、需要が伸び悩むとの見方も出ている。 岸田文雄首相は20日、石油の国家備蓄の放出について検討していることを認めた。松山市で記者団に対し「日米、あるいは関係国との協調を前提としながら、法的に何ができるか、いま検討を進めている。各国の状況や我が国として何ができるかをしっかり検討した上で、結論を出したい」と語った。 原油は世界的な経済活動の再開で需要が高まっていた。米国や日本などは増産を求めていたが産油国側は消極的だ。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの産油国でつくる「OPECプラス」は今月4日の会議で追加増産を見送った。【20日・新型コロナ詳報】60代男性の感染を確認、経路は不明 岐阜県で3日ぶりに新規感染者11/20(土) 18:14配信 岐阜新聞Web 岐阜県は20日、中津川市の60代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内で新規感染者が確認されるのは3日ぶりだが、1日当たりの感染者は14日連続で10人を下回っている。感染者は累計1万8897人となった。 中津川市の男性の感染経路は不明。 新たなクラスター(感染者集団)の確認や、拡大、終息したクラスターはなかった。 県が感染対策強化の参考とする五つの基準指標のうち、「新規感染者数」の7日間の移動合計が6人となり、基準値の7人以下となった。昨年10月12日以来、403日ぶりに五つ全ての指標が基準値を下回った。県の担当者は「ワクチン接種が済んでいる人も基本的な感染対策を緩めることなく続けてもらい、寒い時期になったがこまめに室内の換気をしてほしい」と呼び掛けている。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は0・35人。19日時点の病床使用率は1・4%。宿泊療養施設の入所者は6人。
2021.11.20
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11月19日(金)、晴れです。良い天気です。そんな本日は7時20分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時40分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は10:00~16:00です。ランチタイムは定番「緑の館」でクラブハウスサンドのヒレカツとロイヤルブレンドをいただく。午後の仕事は想定より早くに終わったので、地域の基幹施設のトップを手土産持参で表敬訪問。昔話や元同僚たちの現況についての話で盛り上がり気が付けば2時間近くを経過…。帰宅しての夕食は、チンジャオルースー、卵スープ、野菜サラダでした。一緒に楽しんだのは、2002シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドでした。美味しくいただきました。口福・口福。1USドル=113.93円。1AUドル=82.45円。昨夜のNYダウ終値=35870.95(-60.10)ドル。本日の日経平均終値=29745.87(+147.21)円。金相場:1g=7562(-24)円。プラチナ相場:1g=4352(-6)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄の動向は把握できていません。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の16銘柄が値を上げて終了しましたね。重点5銘柄では1銘柄が値を上げて終了しましたね。三井物産が上げましたね。日本の相続税は本当に高いのか?世界相続税ランキング2021/11/19 06:00 ダイヤモンド・オンライン ネットビジネスが普及し、物理的拠点を持たない国際企業へのデジタル課税について、OECD(経済協力開発機構)で議論が交わされてきた。2021年7月、ようやく大枠で合意。課税の国際デジタル化はいずれ事業所得以外にも及ぶのだろうか。(税理士、岡野雄志税理士事務所所長 岡野雄志) 相続税が高い国ランキング! 日本は何位? 日本の相続税は世界に比して高いといわれる。果たして、本当に事実その通りなのだろうか。そこで、世界各国の相続税率を改めて調べてみた。日本のほか、英国、フランス、ドイツ、米国という主要国の相続税率を比較してみよう。◎3億円の財産を配偶者と子2人が相続した場合※( )内は税負担率1位:英国(14.06%)2位:日本(9.53%)3位:フランス(8.21%)4位:ドイツ(1.89%)5位:米国(0%) この場合、日本より英国のほうが税負担率は高い。しかし、相続財産額が11億円を超えるあたりから、英国と日本の負担率が逆転する。 さらに、最高税率だけを単純比較すると、下記のようになる。こちらは2020年11月、韓国経済研究院発表の報告書によるもので、OECD加盟国の相続税最高税率が高い上位16カ国である。◎OECD加盟国で相続税・遺産税の最高税率が高い順トップ151位:日本(55%)2位:韓国(50%)3位:フランス(45%)4位:英国、米国(40%)6位:スペイン(34%)7位:アイルランド(33%)8位:ベルギー、ドイツ(30%)10位:チリ(25%)「やはり日本は高い」ということになるが、実際には、基礎控除なども各国異なるので、単純に最高税率だけでは比べられない。 例えば、英国は相続財産に家の持ち分が含まれ、遺産総額200万ポンド(2.74億円程度)超の場合、直系子孫がそれを相続すると、基礎控除額が17.5万ポンド(2398万円程度)加算される。米国の遺産税は、課税価格が約25.2億円までは負担率が0%なので、よほどの富裕層でないと課税されない。 海外には、相続税や遺産税がない国もある。中国、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、スウェーデンなどがそうである。なかには、富裕層を自国へ呼び込むために相続税を廃止した国もある。 かといって、相続税回避のため、こうした国へ急ぎ資産移転をと考えるのは早計である。平成29年度税制改正で、富裕層の海外移住による相続税逃れ防止が強化された。相続税を免れる条件は、被相続人と相続人が相続発生の10年以上前からその国に居住していること。資産のみならず、家族総出で海外転居も辞さないというなら可能だ。 ところが、海外資産で節税しようという富裕層は、依然多いようである。国税庁によると、令和元年事務年度の相続税務調査で、海外資産の申告漏れなどの非違件数が過去最高となった。 日本人が海外の金融機関に保有する口座は、今や約55万に及ぶといわれている。しかし、国税当局も海外資産に関する調査に注力している。外国税務当局から情報提供を受けるCRS(Common Reporting Standard/共通報告基準)が、一定の成果を上げていると見ていいだろう。 日本の相続税はなぜ高い? その理由と背景を徹底検証! 日本の課税方式に基づく現行相続税は、第2次大戦後の1949年に米国の経済学者・シャウプ教授による報告書、いわゆる「シャウプ勧告」に従い1958年に導入された。恒久的な租税制度の確立を目的とし、相続税は実質的財産税(税源が財産自体にあるもの)とすることを主眼としている。 シャウプ税制は公平な税体系を一貫して目指し、税制の根幹に所得税を据え、基礎控除額を引き上げて負担軽減を図った。その減収分は富裕税として高額所得者への課税で補うものとした。しかし、戦後復興期である当時の日本の実情に合わず、執行が困難な富裕税は1953年に廃止された。 現在、日本では、所得税、相続税、贈与税に「超過累進課税」が用いられている。課税標準が一定額を超えると、超過金額に対し、高い税率が適用される。これは「税の再分配」の仕組みに基づく。すなわち、所得や資産の多い人からより多くの税を徴収し、社会保障給付等として再分配して、持たざる人も平等に暮らせるようにする考え方だ。 OECDに言わせれば、「相続税、遺産税、贈与税は、不平等対策と公財政の改善により強力な役割を果たすことができる」そうだ。特にコロナ禍で財源の圧縮に悩む国の政府は、不平等対策の重要な手段として、相続税や遺産税にもっと注目し、制度設計を見直すべきだと提言している。 税収のうち相続税の占める割合が多い国順は、韓国、ベルギー、フランス、日本、フィンランド……となっている。しかし、トップの韓国でさえ1.59%。日本は1.33%。OECDは、コロナ禍で国の財源確保が苦しい時にこそ、相続税を収入源としてもっと重視してはどうかというのである。 何をもって財産とするかは、国によって価値観が異なる。財産を得る方法も異なるし、相続ともなれば文化や宗教観も関わってくる。相続税に関して、そうそう世界各国共通の基準ができるとも思えない。しかし、資産形成の手段が一層デジタル化・国際化すれば共通基準も必要となるだろう。 令和3年度税制改正大綱の前文に「相続税と贈与税の一体化」について記され、波紋を呼んでいる。「今後、こうした諸外国の制度を参考にしつつ、相続税と贈与税をより一体的に捉えて課税する」との文言もあり、海外とどのように足並みをそろえていくのかも注目したいところだ。※相続税と贈与税の一体化については、『富裕層の節税対策を封じ込める!?「相続税と贈与税の一体化」』参照。 相続税の徴収決定済額 トップは東京都 相続税には「税の再分配」のほかに、もうひとつ役目がある。それは、「所得還元」だ。「所得還元」とは、本来、被相続人が払うべきだった所得税の代わりに、財産を引き継いだ相続人が相続税として支払うというものだ。 相続人にしてみれば、降って湧いたような課税なので、割り切れない気持ちもあるかもしれない。しかし、相続財産は不労所得の一種。働かずに得た財産の一部を税金として納め、社会に還元されるのは致し方なしと考えるべきだろう。 とはいえ、納税額は抑えられるなら抑えるに越したことはない。節税対策ができるならしたほうが良いし、むろん、相続税の払い過ぎはしないほうが良い。そして、税務調査対策もしたほうが良い。万が一、税務調査で申告漏れなどが見つかれば、多額の追徴課税を伴ってしまう。 なお、国税庁は毎年、国税徴収状況をホームページで公表している。『令和2年度 国税徴収 (3)都道府県別の徴収状況』によると、相続税の徴収決定済額(納税義務の確定した国税のうち徴収決定した額)トップ10、収納未済額(期間内に納入されなかった額)トップ10は以下の通り。●相続税の徴収決定済額・都道府県別トップ101位:東京都(7634億5200万円)2位:神奈川県(2384億1400万円)3位:愛知県(2070億890万円)4位:大阪府(1873億3700万円)5位:埼玉県(1575億3500万円)6位:兵庫県(1098億9200万円)7位:千葉県(989億6300万円)8位:京都府(589億700万円)9位:静岡県(582億9000万円)10位:福岡県(516億9400万円)●相続税の収納未済額・都道府県別トップ101位:東京都(649億5000万円)2位:神奈川県(130億250万円)3位:愛知県(102億7400万円)4位:大阪府(95億8100万円)5位:埼玉県(76億300万円)6位:千葉県(71億6800万円)7位:兵庫県(41億6500万円)8位:北海道(28億2700万円)9位:鹿児島県(26億6600万円)10位:広島県(25億9900万円) 相続税は控除や特例の適用条件が複雑で、特に遺産に不動産が含まれる場合は専門知識を要することもある。相続税の税務調査は自分で申告した人が対象になりやすい。税務署には相談窓口があり、専門士業も最初の問い合わせは無料の事務所も多い。期日を過ぎるよりは早めのご相談を。世界的な株高でリスク選好度に変化、リスク“平均的”が6年振りの流入超過視野2021/11/19 11:27 モーニングスター 世界的な株高が続く中で、投資家のリスク選好度に変化が見られる。国内公募追加型株式投信(ETF除く)を対象に全ファンド内でのリスク(標準偏差)の水準を5段階で示したリスクメジャーを用いて、各段階別(リスク水準別、21年10月末時点)の純資金流出入額の推移を確認したところ、リスクが低い「1(低い)」が7年連続で資金流入超過となる一方、平均的なリスクである「3(平均的)」が21年に6年ぶりの流入超過となり、相対的に高リスクである「4(平均より高い)」が5年振りの流入超過となる可能性が出てきた。 リスクメジャーは、リスクの低い方から順に、「1(低い)」、「2(平均より低い)」、「3(平均的)」、「4(平均より高い)」、「5(高い)」で示される。「3(平均的)」は21年(10月まで、以下同)に1兆4716億円の流入超過(前年は1370億円の流出超過)となっており、6年ぶりの流入超過となる可能性が高まっている。個別ファンド(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用は除く)では、「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が6639億円の流入超過(前年は3071億円の注入超過)、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」が3748億円の資金流入(同1575億円の流入超過)で流入超過第1位、第2位。いずれも前年から流入超過額が大幅に増加した。けん引役は米国を中心とする先進国の株式に投資するファンド。株高を受けて過度なリスク回避が後退し、過去最高値更新が続く米国を中心とした先進国株式に対する資金流入が強まったと見られる。加えて、前年は2000億円超の流出超過に見舞われた「ひふみプラス」が21年は49億円とはいえ流入超過に転じていることもプラスに作用している。 「4(平均より高い)」の21年の純資金流入額は3851億円の流入超過(前年は3153億円の流出超過)となっている。けん引役は「3(平均的)」と同じく米国を中心とする先進国の株式に投資するファンドで、個別では、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))が1427億円の資金流入(前年は765億円の資金流入)で流入超過額トップ、「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」が807億円の流入超過で第2位となった。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は前年から流入超過額が拡大しており、「グローバル・ロボティクス株式ファンド(年2回決算型)」は前年の265億円の流出超過から転換している。 低リスクファンド群について見ると、「1(低い)」は21年に7788億円の流入超過(前年は3101億円の流入超過)、「2(平均より低い)」は3723億円の流出超過(同5371億円の流出超過)となっている。「1(低い)」が7年連続の流入超過が濃厚となる一方で、「2(平均より安い)」は14年以降でみて8年連続の流出超過となる可能性がある。低リスクファンド群においては、より低リスクである「1(低い)」に対する資金流入が続いている。「1(低い)」に属する個別ファンドの中で21年の純資金流入額上位をみると、「投資ノソムリエ」がトップ、「ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド」(愛称:クアトロ)が第2位となった。いずれも前年から流入超過額が増加している。「1(低い)」ではバランス型と債券型ファンド型が多数を占める。その中で、徹底した分散投資による負けない運用を掲げるバランス型の2ファンドが上位を占めたことは、リスク回避志向の投資家のニーズの根強さを示している。エヌビディア、半導体業界初の時価総額1兆ドルが視野に-アナリスト2021/11/19 07:58 ブルームバーグ(ブルームバーグ): 米半導体メーカー、エヌビディアの株価は18日に8.3%高で終了した。市場予想を上回る決算がアナリストに称賛された。 ニーダムのアナリストらは、エヌビディアが「初の1兆ドル(約114兆円)半導体企業」になり得ると指摘した。この日の株価上昇で時価総額は600億ドル余り増え、8000億ドルに接近した。10月初旬以来、時価総額は3000億ドル弱膨らんだ。これはウォルト・ディズニーやネットフリックス、ファイザーの時価総額に匹敵する額だ。 エヌビディアをカバーするウォール街アナリストの大半は、同社のデータセンター事業を前向きに評価している。この事業の収入は55%増え、アナリストの予想を大きく上回った。サスケハナ・ファイナンシャル・グループのクリストファー・ローランド氏は、データセンターが11-1月(第4四半期)も成長の最大のけん引役になる見込みだと述べた。 今回の決算はエヌビディア株にとって最新の買い材料にすぎない。同社株は10月初旬の安値から60%余り上昇しており、メタバースを巡る楽観的な見方が主因だ。エヌビディアはこの分野で恩恵を受ける企業の一つとみられている。 この1カ月間でエヌビディアをカバーするアナリストの4分の3が目標株価を引き上げており、ニーダムを含む3社が最も高い400ドルに設定している。現在の水準から25%上昇し時価総額1兆ドルに達することになる。現在、時価総額1兆ドルクラブに属する6社のうち5社はテクノロジー業界であり、次のメンバーもこの業界から誕生する可能性がある。米国の物価上昇スパイラルに要注意 師走相場の投資は慎重に(中西文行)2021/11/19 06:30 日刊ゲンダイDIGITAL 先週、家電量販店にミニコンポを買いに行くと、米国製は「米メーカーが半導体不足から生産を中断しており、在庫もないので販売できません。いつ入荷するかも不明です。こちらの安価な日本製も半導体不足で、在庫は限られていますが、これならあります」と。半導体不足がオーディオ機器にも影響を及ぼしていて、正直驚いた。 その夜、中国ドラマ「如懿伝」最終話のように、夜8時すぎに月餅を食べながら夜空を見上げた。星々が輝いているなと思いきや、それは、成田空港に向かうジェット機だった。6機の衝突防止灯や航空灯が同時に光っていた。欧米などで移動制限が緩和され、国際線や貨物便の本数が増えたのだろう。 米国の9月の貿易収支の赤字額(概算)は、809億ドル(前月比11%増)と、1992年以降の過去最大を3カ月ぶりに更新。対中国の赤字額は315億ドルと5カ月ぶりの高水準である。 一方、中国の9月の貿易統計によると、米国向け輸出は前年同月比で約3割増、輸入も2桁の伸びと驚異的。 その証左か、景気が良いと輸入が増える経済構造の米国。10月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比6.2%上昇と31年ぶりの大幅な伸びだ。 早期の利上げ観測も台頭している。債券市場の期待インフレ率の指標、10年ブレーク・イーブン・インフレ率(通常国債利回りとインフレ連動債の利回り格差)は2006年5月以来の水準に上昇した。 バイデン米大統領は10日、10月のCPIについて「依然として高過ぎる」と述べ、物価問題に「正面から取り組む」と表明した。 人民元の対ドル相場を見ると20年1月(概算)は1ドル=7.13元だったが、元高が進み21年11月は6.37元。中国から耐久消費財などを輸入している米国にとり、対中制裁の追加関税の浸透に加えて、ドル安は輸入物価を押し上げ、インフレ要因となっていよう。 米国は、インフレ観測で「利上げ、値上げの前に購入」との消費者行動が、物価を一段と押し上げるスパイラルも危惧される。市場筋では、米国のインフレは22年にかけて高止まりするとの見方も出ているという。■日本は円安に警戒すべき わが国企業には「対岸の火事」なのか。米国の利上げは円安要因だが、11月のロイター企業調査で、為替が1ドル=113~114円台で推移した場合、「減益要因」と回答した企業は約3割で、「増益要因」の回答を上回った。円安は必ずしもプラスに作用しない。また、円安による原材料価格の上昇が今年度の業績を圧迫する要因になり得ると8割近くの企業がみていた。 師走相場を控え、投資は慎重にしたい。「急いては事を仕損じる」だ。〔米株式〕NYダウ続落、60ドル安=ナスダックは最高値更新(18日)☆差替6:44 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、米ネットワーク機器大手シスコシステムズが決算内容への失望感から急落したことなどを受け、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比60.10ドル安の3万5870.95ドルで終了。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は72.14ポイント高の1万5993.71と、史上最高値を更新して引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6255万株増の9億1166万株。 シスコシステムズが前日の引け後に発表した8~10月期決算は、調整後1株当たり利益が市場予想を上回った。ただ、11~1月期の売上高見通しは市場予想に届かず、この日の株式相場全体の重しとなった。 また、長期金利の低下を眺め、利ざや縮小が懸念された金融株を中心に売りが広がった。 一方、百貨店大手メーシーズはこの日、22年1月通期の売上高と調整後1株当たり利益を上方修正し、急騰した。1カ月余りに及んだ従業員のストライキが前日終了した農業機械大手ディアも、堅調だった。 また、米フィラデルフィア連銀がこの日朝方発表した11月の製造業景況指数は39.0と、前月の23.8から大幅上昇。市場予想(24.0)も上回った。米労働省が発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比1000件減の26万8000件と、7週連続で改善した。 民間調査会社コンファレンス・ボードが発表した10月の米景気先行指標総合指数は118.3で、前月比0.9%上昇。市場予想(0.8%上昇)を上回り、8~9月から回復ペースが加速した。いずれも堅調な内容で、株式相場の下値を支えた。 ただ、米景気先行指標に関しては、「製造業が依然としてサプライチェーン(供給網)問題との厳しい闘いに直面しており、インフレが消費者マインドを圧迫する中、消費者の楽観的な見方は弱まっている」(米銀エコノミスト)と慎重の見方もある。 個別銘柄(暫定値)では、シスコシステムズが5.5%安、メーシーズが21.2%高、ディアが1.0%高。金融株は、JPモルガン・チェースが0.9%安、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が0.4%安、シティグループが0.4%高。(了)〔NY外為〕円、114円台前半(18日)7:23 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米経済指標を受けてドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=114円台前半で弱含みに推移した。午後5時現在は114円21~31銭と、前日同時刻(114円04~14銭)比17銭の円安・ドル高。 当市場では114円18銭で取引を開始。朝方発表された11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は39.0となり、前月の23.8、市場予想の24.0をそれぞれ大きく上回った。また、最新週の新規失業保険申請件数は前週比1000件減の26万8000件と、7週連続で改善。堅調な指標を受けてドル買いが優勢な展開が続いた。ただ、米長期金利が落ち着いた動きを示す中、ドルの上値も重かった。 16日には一時、市場予想を上回る米小売売上高などを受けて円売り・ドル買いが強まり、114円85銭と、2017年3月以来4年8カ月ぶりの円安水準を記録。17日には米長期金利低下を眺めて円が大きく値を戻したが、この日は上げ一服となった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1369~1379ドル(前日午後5時は1.1314~1324ドル)、対円では同129円84~94銭(同129円12~22銭)と、72銭の円安・ユーロ高。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=新規材料難で小動き(19日午後3時)15:06 配信 時事通信 19日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規の手掛かり材料に欠けることから、1ドル=114円台前半で動意に乏しい取引が続いている。午後3時現在、114円34~35銭と前日(午後5時、114円02~02銭)比32銭のドル高・円安。 東京市場は114円20銭台で始まった後、114円台前半で小幅な動きとなった。週末で持ち高を大きく傾ける地合いとなりにくい中、市場からは「最大の関心事は米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に集まっている」(外為ブローカー)との声が聞かれ、午後もおおむね114円20~30銭台でこう着状態となっている。 ユーロは対円、対ドルともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=129円81~88銭(前日午後5時、129円24~24銭)、対ドルでは1.1352~1353ドル(同1.1334~1335ドル)。(了)〔東京株式〕3日ぶり反発=半導体、商社に買い(19日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】米ナスダック総合指数の最高値更新などで市場心理が上向き、半導体関連や自動車関連、大手商社などの株に買いが目立った。一方、空運、陸運などの内需株は利益確定売りに押され、全体では売りと買いが交錯した。終値は日経平均株価が前日比147円21銭高の2万9745円87銭、東証株価指数(TOPIX)が9.01ポイント高の2044.53と、いずれも3日ぶりに反発した。 49%の銘柄が値上がりし、値下がりは47%だった。出来高は11億9635万株、売買代金は2兆9270億円。 業種別株価指数(全33業種)では鉱業、卸売業、精密機器の上昇が目立った。下落は空運業、パルプ・紙、証券・商品先物取引業など。 【第2部】小幅安。出来高3億0187万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=米経済回復期待も上値重く(19日午後5時)17:20 配信 時事通信 19日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米経済の回復期待を背景にしたドル買いに上昇したものの、さらに買い上がる材料に欠け、1ドル=114円台前半で上値重く推移した。午後5時現在、114円36~36銭と前日(午後5時、114円02~02銭)比34銭のドル高・円安。 前日の海外市場では、米フィラデルフィア連銀が発表した11月の製造業景況指数などが良好だったことを受け、一時114円40銭台に上昇した。その後終盤にかけて買いは一巡し、きょうの東京市場は114円20銭台で始まった。実質的に、企業の決済が集中しやすい「五・十日」に当たり、仲値前後を中心に国内輸入勢からのドル買い・円売り注文も入ったが、そのたびに売り戻され、終日114円20~30銭台の狭いレンジ内で上値重く推移した。 市場では、17日には4年8カ月ぶりとなる115円台乗せを果たせなかったことがまだ記憶に新しく、「上振れると、すぐさま利益確定の売り注文が出やすい」(外為ブローカー)地合いとされ、前日の海外時間の高値も上抜けられなかった。週末要因に加え、今夜に関心を集めそうな経済指標が見当たらないことも、相場のこう着感につながった。 ユーロは午後、対ドル・対円ともにもみ合い。午後5時現在、1ユーロ=129円74~74銭(前日午後5時、129円24~24銭)、対ドルでは1.1342~1345ドル(同1.1334~1335ドル)。(了)〔ロンドン外為〕円、114円台半ば(19日午前9時)18:21 配信 時事通信 【ロンドン時事】週末19日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円台半ばで推移した。午前9時現在は114円45~55銭と、前日午後4時(114円25~35銭)比20銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=129円55~65銭(前日午後4時は129円65~75銭)と、10銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1315~1325ドル(1.1345~1355ドル)。(了)日本株は3日ぶりに反発、円安基調で輸出関連が上昇-金融は安い2021年11月19日 7:54 JST 更新日時 2021年11月19日 15:28 JST ブルームバーグ 東京株式相場は3日ぶりに反発した。外国為替市場で円相場が対ドルで114円台の円安水準を保ち、電機や精密機器など輸出関連に買いが入った。時価総額の大きな米ハイテク株が上昇し、日本株も半導体関連が高い。半面、米長期金利の上昇が一服する中で、銀行や証券、保険といった金融株には売りが出た。TOPIXは終値は前日比9.01ポイント(0.4%)高の2044.53日経平均株価は147円21銭(0.5%)高の2万9745円87銭 市場関係者の見方 みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト岸田政権に対する期待は小さかったが、財政支出55.7兆円の経済対策は期待をやや上回る生産のボトルネックが解消に向かっていることで米半導体株がしっかりしており、東京エレクトロンなど電機株が高い一方、米長期金利の上昇が一服したため銀行や保険株に売りが出た。欧米では新型コロナ感染者数が再び増加し、国際的な移動の回復にはなお時間がかかるとの見方から空運株も軟調だった SBI証券の鈴木英之投資情報部長政府の経済対策自体は株式相場にポジティブだ主要企業の決算発表が一巡し業績の計画上振れなどの好材料が出尽くした印象。日経平均が節目の3万円に近い水準にあり上値はやや重たい。ただ特に悪材料はなく次第に見直し買いが入ってくる可能性はある 東証33業種上昇率上位 鉱業、卸売、精密機器、非鉄金属、輸送用機器、電気機器下落率上位 空運、パルプ・紙、証券・商品先物、陸運、保険、サービス 背景エヌビディア、半導体業界初の時価総額1兆ドルが視野に-アナリスト経済対策は財政支出55.7兆円と過去最大、岸田首相「十分な規模」18日のニューヨーク原油先物は0.8%高の1バレル=79.01ドルドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移。前日の日本株終値時点は114円18銭米国株式市場=S&Pとナスダックが最高値、小売・ハイテク好決算受け2021年11月19日午前6:52 ロイター編集[ニューヨーク 18日 ロイター] - 米国株式市場は値動きの荒い展開となる中、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)当局者からタカ派的な発言があったものの、小売企業やハイテク企業の好決算が注目された。一方、ダウ工業株30種は下落。ネットワーク機器大手シスコシステムズの下げが重しとなった。市場では引き続きインフレ動向が焦点となっている。ニューヨーク連銀のウィリアムス総裁は18日、米国ではより広範囲にわたってインフレが発生しており、将来の物価上昇に対する期待が高まっているとの認識を示した。これを受け、株価は序盤に下落していた。S&Pとナスダックは午前終盤には反発。ナスダックは半導体大手エヌビディアの上昇に押し上げられた。同社株は8.2%高。第3・四半期決算が予想を上回ったほか、第4・四半期の売上高について明るい見通しを示した。フィラデルフィア半導体指数は1.8%上昇し、最高値を更新した。小売企業から好調な決算が相次ぎ、S&P主要セクターでは一般消費財が1.5%高と上げを主導した。百貨店大手メーシーズは通期の業績見通しを上方修正。株価は21.1%高と数十年ぶりの大幅な上昇率を記録した。同業コールズも見通しを引き上げ、株価は10.6%上昇した。今週に入り発表された小売り大手ウォルマートとターゲットの決算も好調だった。S&P小売指数は2.8%上昇し、最高値を付けた。最高値を更新するのは今週に入り3営業日目となる。小売企業の好決算はインフレが高まる中でも消費者需要が旺盛なことを示し、年末商戦期への期待が広がった。ハーベスト・ボラティリティー・マネジメントのリサーチ・トレーディング部門責任者、マイク・ジグモント氏は「消費が予想以上に好調なのは国全体にとって朗報だ。消費が強まっているということは、力強い景気回復を反映している」と語った。ただ今週の市場には、インフレ圧力のさらなる高まりやFRBの利上げ見通しを巡る不透明感への懸念が漂っている。スパイダーロック・アドバイザーズのエリック・メッツ最高投資責任者(CIO)は「市場が買われ過ぎの領域に入ったことは間違いなく、次の上昇に向けては慎重になることが重要だ」と指摘した。シスコは5.5%下落。サプライチェーン問題で今四半期の売上高見通しが市場予想を下回った。クレジットカード大手ビザは0.8%下落し、2月3日以来の安値を付けた。アマゾン・ドット・コムが、英国で発行されたビザのクレジットカード受け入れを来年から停止すると発表したことを受け、前日に続き売られた。米取引所の合算出来高は110億9000万株。直近20営業日の平均は111億4000万株。NY外為市場=ドル高一服、トルコリラは下落に歯止めかからず2021年11月19日午前7:17 ロイター編集[ニューヨーク 18日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルの上昇が一服した。市場ではこのところのドル高が行き過ぎたものだったのか見直す動きが出ている。主要6通貨に対するドル指数は前日の取引で96.226と、2020年7月半ば以来の高水準を付けたが、この日の取引の終盤では0.272%安の95.553。ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの外為ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「ドル相場はこれまでの数週間に実に大きく動いたため、一服商状に入った」と指摘。BKアセット・マネジメントの外為戦略部門マネジング・ディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「ドル相場は大きく上げたため、今は一息ついてインフレ動向を見守ろうとする動きが出ている」と述べた。ユーロは0.45%高の1.13695ドル。前日は1.13ドルを下回り、1年4カ月ぶりの安値を付けていた。英ポンドは0.1%高の1.3494ドル。前日は10月の消費者物価指数が前年比4.2%上昇と、10年ぶりの高い伸びとなったことを受け、0.5%上昇していた。トルコリラは2.83%安。トルコ中央銀行はこの日の政策決定会合で、主要政策金利の1週間物レポレートを16.00%から15.00%に1.00%ポイント引き下げた。インフレ率が20%近くに達しているにもかかわらず、中銀が一段の緩和を示唆したことで、通貨リラは過去最安値を更新した。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「リラは引き続きサンドバッグ状態になっており、どこまで下落するか先は見えない」としている。対米ドルでニュージーランドドルは0.55%高、豪ドルは0.16%高、カナダドルは0.08%高。市場ではカナダ銀行(中央銀行)は来年初にも利上げに着手するとの見方が出ている。ドル/円 NY終値 114.24/114.27日経平均は反発、半導体関連中心に物色 後半は見送りムード2021年11月19日午後3:48 ロイター編集[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。米株高を受けて半導体関連株を中心に物色され、終始堅調な地合いを維持したものの、引き続き上値の重さが意識されている。飛び石連休前であることなどから、徐々に見送り気分が広がった。18日の米国株式市場は値動きの荒い展開となる中、S&P総合500種とナスダック総合が最高値。米連邦準備理事会(FRB)当局者からタカ派的な発言があったものの、小売企業やハイテク企業の好決算が注目されている。一方、シスコシステムズの下げが重しとなるダウ工業株30種は下落した。これを受けて、日本株は半導体関連株がリードする形で上値追いとなったものの、飛び石連休を控えているほか、「経済対策の内容をもう少し見極めたいとの気分が広がっている。来週は火曜日が祝日で週明けすぐもポジションを取りにくいため、取引が見送られている状況だ」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれ、後半は模様眺めムードが強くなった。市場では「現時点で明らかになっている経済対策からは、コロナ対応の救済色が強い一方、成長戦略が感じられない。成長の道筋がはっきりしないと、上値が重い状態が続きそうだ」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞かれる。TOPIXは0.44%高。東証1部の売買代金は、2兆9270億1200万円だった。東証33業種では、小売業、卸売業、精密機器などが上昇し、空運業、パルプ・紙などの値下がりが目立つ。個別では、東京エレクトロンが連日の上場来高値更新となったほか、トヨタ自動車も小じっかり。半面、ソフトバンクグループがさえない。東証1部の騰落数は、値上がり1059銘柄に対し、値下がりが1025銘柄、変わらずが99銘柄だった。19日のアメリカ株市場、S&P500が今年66回目の最高値を記録大型ハイテク株が市場を牽引2021/11/19 07:50 ブルームバーグ 会社四季報18日の米株式市場では大型テクノロジー銘柄が上昇し、S&P500種株価指数は今年66回目の最高値を記録した。1995年に次いで過去2番目の多さとなる。オプション取引の最終取引日を翌日に控え、日中は荒い値動きが続いた。半導体メーカーのエヌビディアが堅調な業績見通しを示したことや、アップルが電気自動車(EV)開発を加速しているとのブルームバーグの報道を受け、大型ハイテク株中心のナスダック100指数は他の指数をしのぐ上昇幅となった。百貨店メーシーズとコールズの決算好調は消費者需要の底堅さを示唆し、小売株全般を押し上げた。S&P500種は前日比0.3%高の4704.54。ナスダック総合指数は0.5%上昇。一方、ダウ工業株30種平均は60.10ドル(0.2%)下落し35870.95ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時2分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.58%。UBSグローバル・ウェルス・マネジメントのマーク・ヘーフェル最高投資責任者(CIO)によると、今後6カ月間は金融緩和策が縮小してシクリカル銘柄がアウトパフォームする環境となり、S&P500種は5200に到達する可能性がある。実際にそうなれば17日終値からは11%の上昇となる。米JPモルガン・チェースの米国担当エコノミストらは、米金融当局が来年9月に利上げするとの予想を示した。同行の従来予想では来年いっぱいの金利据え置きが見込まれていた。外国為替市場では、米国債利回りが不安定な動きとなる中でドル指数が低下。ユーロはショートカバーが入り、対ドルで遅い時間に日中高値を付けた。スイス・フランはユーロに対し約6年ぶり高値となる場面があったが、下げに転じた。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ニューヨーク時間午後4時2分現在、ドルは対円では0.1%高の1ドル=114円23銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1372ドル。ニューヨーク原油先物相場は反発。最近の取引で1バレル=80ドルの水準を下回ったことを受け、一部投資家が割安とみて買いを入れた。市場関係者は引き続き、米国が戦略石油備蓄を放出するかどうかを注視している。中国は戦略石油備蓄の放出を進めていると、国家食糧・物資備蓄局の報道担当者が電話取材に対して明らかにした。米国が後に続くかが焦点だ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は65セント(0.8%)高の1バレル=79.01ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は96セント高の81.24ドル。ニューヨーク金先物相場は反落。物価上昇圧力に関する米金融当局者の発言を消化しながら、前日の上昇分を削る展開となった。根強いインフレ圧力にどのように対応するかを巡り金融当局者の間で相異なる意見が表明されていることに、金相場はこのところ影響を受けている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.5%安の1オンス=1864.00ドルで引けた。エーザイとバイオジェンの認知症薬、米保険大手が適用否定さらに多くの証拠が必要との見方2021/11/19 08:05 ブルームバーグ 会社四季報エーザイと米バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」について、米大手保険会社は保険適用には有効性などに関するさらに多くの証拠が必要だとの見方を示した。両社が画期的治療薬と位置づける高額なアデュヘルムは、販売が停滞している。ブルームバーグ・ニュースの調査に回答した保険大手25社のうち、年間5万6000ドル(約640万円)の同薬を「医療上の必要性が高い」と判断した会社はゼロだった。「医療上の必要性が高い」という言葉は、特定の疾病の治療に必要であり、かつ医学的基準を満たしていることを意味する。回答した企業の多くはアデュヘルムを実験的とみなしており、一部はまだ評価中だとした。保険各社は、有効性や副作用に関する不確実性を保険適用否定の理由に挙げている。バイオジェンにこの記事に対するコメントを求めたが、今のところ返答は得られていない。【市況】来週の株式相場に向けて=下値切り上げ継続、往来圏の煮詰まりは近い?2021年11月19日17時36分 株探ニュース この週は16日に日経平均株価が一時2万9960円まで上昇し3万円が目前に迫った。しかし、その後失速し18日には2万9400円台まで値を下げる場面があった。 米国のNYダウやナスダック指数の力強い動きを横目にみていると、日本株の伸び悩みは目立ってしまう。ただ、市場関係者からは「日経平均は着実に下値を切り上げている」(アナリスト)と全体相場の基調の底堅さを指摘する声が出ている。 テクニカル面では、日足では25日移動平均線が現在2万9302円前後の水準にあり上向き基調だ。週足では13週移動平均線が下値を支える形で、徐々に上値を探る格好となっている。「9月相場の急伸をイレギュラーとみれば、今年2月の高値から10カ月近い一進一退が続いている。相場はいつ上放れてもおかしくない」(アナリスト)という。日本企業の中間決算は良好だっただけに下値不安は限られるなか、なお時間はかかる可能性はあるものの、遠からず煮詰まりから3万円台乗せを迎える可能性はある。 来週は、東京市場は23日が勤労感謝の日で休場、米国も25日が感謝祭で休場となるため、全体として手掛けにくく様子見姿勢が強まることもありえる。日米ともに目立ったイベントは多くはないが、22日は米10月中古住宅販売件数が発表されるほか、キーサイト・テクノロジーとズームが決算を行う。24日に国内でサイエンスアーツとラストワンマイルが東証マザーズに新規上場する。同日に米国では、7~9月期GDP改定値が発表されるほか、11月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表が予定されている。25日はスローガンが東証マザーズに新規上場する。来週の日経平均の予想レンジは2万9400~3万200円。(岡里英幸)出所:MINKABU PRESS笹生優花が首位と2打差6位タイ、畑岡奈紗は25位タイ 単独首位はイ・ジョンウン611/19(金) 6:43配信 ゴルフ情報ALBA.Net<CMEグループ・ツアー選手権 初日◇18日◇ティブロンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>米国女子ツアーの2021年シーズンが最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が開幕。本大会には前週までの年間ポイントレース上位60人が出場し、勝者が年間女王の称号とともに、女子ツアー最高額の優勝賞金150万ドル(約1億7200万円)を手にする。初日を終えて、年間ポイントレース16位の笹生優花が首位と2打差の6位タイ、今季2勝でポイントレース10位の畑岡奈紗は3アンダー・25位タイ発進を決めた。8アンダー・単独首位に立ったのはイ・ジョンウン6(韓国)。1打差・2位タイにはキム・セヨン(韓国)、セリーヌ・ビュティエ(フランス)、ミナ・ハリガエ、ジェニファー・クプチョ(ともに米国)が続いた。世界ランキング1位で今季4勝、ポイントレース2位のネリー・コルダ(米国)は笹生と同じく6位タイ。ポイントレース1位で同じく今季4勝、前年覇者のコ・ジンヨン(韓国)は25位タイとなった。バーディ合戦の「ザ・RSMクラシック」 「60」のS・ムニョスが単独首位11/19(金) 6:51配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ザ・RSMクラシック 初日◇18日◇シーアイランド・リゾートGC(米ジョージア州)◇シーサイドC(7005ヤード・パー70)、プランテーションC(7060ヤード・パー72)>米国男子ツアー「ザ・RSMクラシック」の初日が終了。10アンダー・単独首位発進を決めたのはセバスチャン・ムニョス(コロンビア)。1イーグル・8バーディの「60」をマークした。首位と1打差・2位タイにはマッケンジー・ヒューズ(カナダ)、スコット・スターリングス、ザック・ジョンソン、チェズ・リービー(いずれも米国)、2打差・6位タイにはラッセル・ヘンリー(米国)ら4人が続いた。優勝候補の最有力に挙げられたツアー4勝のケビン・キスナー(米国)は4オーバー・154位タイと大きく出遅れ。「全米オープン」覇者ウェブ・シンプソン(米国)は3アンダー・83位タイとなった。欧州ツアー最終戦 ローリー・マキロイが首位発進、川村昌弘は45位T11/19(金) 7:05配信 ゴルフ情報ALBA.Net<DPワールド・ツアー選手権 ドバイ 初日◇18日◇ジュメイラ・ゴルフエステーツ(アラブ首長国連邦)(7675ヤード・パー72)>欧州ツアー最終戦、「DPワールド・ツアー選手権 ドバイ」の初日が終了。「65」をマークしたローリー・マキロイ(北アイルランド)が7アンダー・単独首位発進を決めた。首位と1打差・2位タイにはタピオ・パルカネン(フィンランド)、ヨアヒム・B・ハンセン(デンマーク)、クリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)、3打差・5位タイにはコリン・モリカワ(米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)ら10人が続いた。日本勢では川村昌弘が出場。「74」の2オーバー・45位タイ発進となった。18歳・佐久間朱莉がプロ初優勝 西山ゆかりをプレーオフで下す11/19(金) 14:57配信 ゴルフ情報ALBA.Net<京都レディース 最終日◇19日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6355ヤード・パー72>今季の国内女子ステップ・アップ・ツアー最終戦は、ファイナルラウンドが終了した。トータル2アンダー・首位タイでホールアウトした18歳・佐久間朱莉が西山ゆかりをプレーオフで下し、ツアー初優勝を果たした。佐久間は今年6月に行われた2020年度の最終プロテストでトップ合格。本格参戦初年度、ステップ3試合目ながら、早くもプロ初の栄冠を掲げた。敗れた西山は8年ぶりのステップ3勝目がかかっていたが、目前で涙をのんだ。トータルイーブンパー・3位に新武瑠衣、トータル1オーバー・4位タイには服部真夕、植手桃子、西木裕紀子が入った。これでステップの2020~21シーズンの全日程が終了。賞金ランキング1位はリ・ハナ(韓国)、同2位には小野祐夢が入った。二人には来季におけるレギュラーツアー第1回リランキングまでの出場資格が付与される。秋吉翔太が単独首位 1打差に古川雄大、2打差に片岡尚之と杉本エリック11/19(金) 15:58配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ダンロップフェニックス 2日目◇19日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>国内男子ツアーの第2ラウンドが終了。首位タイからでた秋吉翔太が「69」で回り、トータル10アンダー・単独首位に立った。首位と1打差・2位には古川雄大、2打差・3位タイにはツアー1勝の片岡尚之、杉本エリック。3打差・5位タイには木下稜介、藤田寛之、今平周吾、比嘉一貴が続いた。ホストプロの星野陸也は4打差・10位タイ。賞金ランク1位の金谷拓実はトータル2アンダー・31位タイ、前週優勝を挙げた谷原秀人はトータル4アンダー・20位タイとなった。柏原明日架と三ヶ島かなが首位 渋野日向子、稲見萌寧は17位で決勝へ11/19(金) 16:12配信 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリールレディスオープン 2日目◇19日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>国内女子ツアーは第2ラウンドが終了した。柏原明日架と三ヶ島かながトータル12アンダーまで伸ばし、首位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。トータル9アンダー・3位タイに原英莉花と渡邉彩香。トータル8アンダー・5位タイにはトーナメントコースレコードとなる「63」をマークした小祝さくら、西村優菜、ユン・チェヨン(韓国)が続いた。渋野日向子は「68」をマークし、賞金ランキング1位の稲見萌寧らと並ぶトータル5アンダー・17位タイで予選ラウンドを通過。賞金ランク2位で、大会連覇がかかる古江彩佳はトータル2アンダー・38位タイで週末に臨む。また、現シード選手の葭葉ルミ、脇元華、永井花奈、成田美寿々、篠原まりあ、ペ・ヒギョン(韓国)は予選落ちを喫したため、賞金・ポイントを上積みすることができず。来季フルシード圏内の賞金ランク50位、またはメルセデス・ランキング50位内に入る可能性が消失し、シード落ちが確定した。今晩のNY株の読み筋=FRBの動向に注意16:24 配信 モーニングスター 19日の米国株式市場は、ウォラーFRB(米連邦準備制度理事会)理事、クラリダFRB副議長が講演で発言する機会があるので注視したい。 きょう19日は主要な米経済指標、企業決算がなく、材料に乏しい。一方、今月からFRBはテーパリンク(量的金融緩和の段階的縮小)を開始しており、市場は22年の米利上げを織り込む動きを強めつつある。こうした中、FRB高官の発言が米金利を動かし、株式市場に余波を及ぼす可能性が想定される。18日は、ウイリアムズNY連銀総裁が先々のインフレ加速に懸念を表明した。きのうは強い米11月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の方が材料視され、ウイリアムズ発言はほぼ無風だったが、きょうは材料が乏しいだけに、いつも以上にFRB高官の発言が注目を集める可能性がある。 一方、バイデン米大統領は16日、「およそ4日以内」に次期FRB議長を発表したいと記者団に語っている。20日には明らかになるとみられるが、次期議長が有力視されているブレイナードFRB理事はハト派として知られている。同理事の昇進を先読みする動きが強まれば、米金利低下・株高で反応する可能性がある。関連のニュースヘッドラインを注意深く見守りたい。<主な米経済指標・イベント>ウォラーFRB理事、クラリダFRB副議長に発言機会(日付は現地時間)来週の日本株の読み筋=大規模な経済対策を受け潮目変わるかに注目16:58 配信 モーニングスター 来週(22-26日)の東京株式市場は、23日(勤労感謝の日)の祝日を挟んで4営業日となるが、政府の大規模な経済対策を受けて潮目が変わるかが注目される。 今週(15-19日)の日経平均は3万円大台を目前に失速し、18日には2万9402円まで値下がりした。ただ、岸田政権の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円になると伝わると、これを好感した買いが流入。19日も余勢を駆って週末は2万9745円(前日比147円高、前週末比135円高)で取引を終えた。 19日に政府が取りまとめた経済対策が、先行きの戻り相場のきっかけの1つになる可能性がある。財政支出の規模に加え、マーケットで注目されているのが、科学技術振興機構に設置される大学ファンドだ。今年度中に4.5兆円でスタートし、10兆円まで拡大する見通し。株式の比率は65%で運用されるといい、日本株へのインパクトも兆円単位に膨らむ可能性がある。市場では、「経済成長を促すものが見当たらず、中身が伴っていない」(準大手証券)との声もあるが、国によるマーケット支援の具体策というふうにとらえれば、岸田政権への評価も変わるかもしれない。また、老朽インフラの対策や半導体など先端分野での経済安保の取り組みを視野に、来年度以降も国策絡みの大規模な財政支出が継続する期待も持てる。 一方で、世界的に見て極めて少ない新型コロナウイルスの感染者数を踏まえると、ここ最近の日本株は過小評価されているようでもある。逆に米国はハイテク株を中心に割高感さえあり、何かの拍子で資金のシフトがあってもおかしくない状況と考えられる。 スケジュールでは、国内で25日に10月工作機械受注の確報値が発表される。海外では米国でFRB(米連邦準備制度理事会)議長の人事発表が迫り(19日日本時間午後5時時点で未発表)、「ハト派」とされるブレイナード氏に決まれば、同国の金融政策が緩和方向に傾く思惑でリスク許容度が拡大する可能性がある。ただ、現職のパウエル氏が再任された場合も決定的な悪材料にはならないと思われる。このほか24日に公表される11月FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録も重要視されそうだ。同日には米10月新築住宅販売件数も出る。明日の戦略-半導体株さまさまで週間でも上昇、年末商戦期待から堅調地合いが継続か17:08 配信 トレーダーズ・ウェブ 19日の日経平均は3日ぶり反発。終値は147円高の29745円。まちまちの米国株を受けて、開始直後はプラス圏とマイナス圏を行き来した。しかし、大型半導体株が強く、早々に上げ幅を拡大。高くなったところでの戻り売りをこなしながら、次第に3桁高の状態が定着した。後場に入ると週末を前に動意は乏しくなったが、29700円台で値動きが落ち着いた。下振れ懸念が和らぐにつれて、値下がりから値上がりに転じる銘柄も増加。寄り付き直後に安値をつけ、大引け間際に高値をつける強い動きとなった。 東証1部の売買代金は概算で2兆9200億円。業種別では鉱業、卸売、精密機器などが上昇した一方、空運、パルプ・紙、証券・商品先物などが下落している。株主還元強化姿勢を示し、期末配当見通しも大幅に引き上げた淺沼組が、買い気配スタートから後場にストップ高水準で寄り付くなど急騰。半面、増配や自己株取得を発表したものの、上期の実績が失望を誘ったMS&ADインシュアランスグループホールディングスが、後場に入って大きく売られた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1059/値下がり1025。東京エレクトロンが3%を超える上昇。1銘柄で日経平均を約77円押し上げた。米ドル建て無担保普通社債の発行を発表したルネサスが大幅上昇。総じて大型グロース株の動きが良く、太陽誘電やTDKが買いを集めた。原油価格の上昇を手がかりにINPEXやコスモエネルギー、三井物産などに見直し買いが入った。イビデンは日経新聞の社長インタビュー記事を材料に4%近い上昇。新拠点から中古農機具のEU向け輸出を開始したと発表したマーケットエンタープライズがストップ高まで買われた。 一方、決算を受けたアリババ株の急落を嫌気してソフトバンクGが軟調。OLCやHISなどレジャー関連に大きく売られるものが散見された。海外でのファイナンスを発表したウェルスナビが大幅安。開示した今期見通しが失望を誘ったAFC-HDが10%近い下落となった。分割を発表して足元で騰勢を強めていたグローバルウェイは、一時ストップ高となったものの、引けでは10%を超える下落と乱高下した。 本日マザーズに新規上場したAB&Companyは、公開価格割れからのスタート。初値が安値となって場中には公開価格を上回る場面もあったが、終値では公開価格を若干下回った。 今週は半導体株ウイークであったが、その裏で週間の業種別のパフォーマンスを見ると、海運が7.0%安と大幅安となっている。海運は業績急拡大や大幅増配などで一躍今年の主役セクターとなり、特に8月から9月にかけては海運株の動向が全体のモメンタムを左右するような場面もあった。しかし、10月初旬に大手3社がそろって急落すると、上期の好決算を確認しても、それに対する反応は概ね織り込み済みとなった。勢いが削がれる中、最近は弱い時の動きが目立つことが多くなっている。この先、半導体株が一段と騰勢を強めた際には、海運株は主役交代で手仕舞い売りに押されやすくなる可能性がある。【来週の見通し】 堅調か。火曜が祝日で立ち合いは4日。米国では25日が感謝祭により休場で、26日からブラックフライデーに突入する。今週、米国の小売指標や大手小売の決算では、良好な内容が多く確認できた。米国の年末商戦への期待も高まりやすく、売りが手控えられることで底堅い地合いが続くと予想する。国内では足元で半導体株が騰勢を強めており、関連の深掘りが進むと思われる。また、半導体株同様、直近の決算が良かったものなども、再評価機運が高まるだろう。なお、そろそろ次期FRB議長に関するアナウンスがあるとみられており、関連ニュースには振らされる可能性がある。パウエル議長の続投か、そうでなければブレイナード理事の就任が有力視されている。ブレイナード理事に決まった場合、パウエル氏よりもハト派とみられていることから、初動反応としては米長期金利低下や、ドル安(円高)の動きが出てくると推測される。【今週を振り返る】 方向感は定まらなかったが、週間では上昇した。週明けの15日はグロース株がけん引役となって3桁の上昇。16日も上昇したが、この日と翌17日は29900円台に乗せながらも3万円には届かなかったことから、次第に上値の重さが意識された。頭打ち感が鮮明となる中、18日には29500円を割り込む場面もあった。しかし、レーザーテックや東京エレクトロンなど主力の半導体株が週を通して強く、19日は東京エレクトロンが上昇を先導して3桁の上昇。この日の上げが貢献して週間でもプラスとなった。日経平均は週間では約135円の上昇。週初に高く始まったため、週足では2週連続で陰線を形成した。【来週の予定】 国内では、10月都区部消費者物価指数(11/26)などがある。 企業決算では、菱洋エレク(11/25)、DyDo(11/26)などがある。 海外の経済指標の発表やイベントでは、海外の経済指標の発表やイベントでは、米10月中古住宅販売(11/22)、独11月Ifo景況感指数、米7-9月期GDP改定値、米10月耐久財受注、米10月個人消費支出・個人所得、米10月新築住宅販売、FOMC議事録(11/2~11/3開催分)(11/24)、米ブラックフライデー(11/26)がある。 米企業決算では、ベスト・バイ、ギャップ、ダラー・ツリー(11/23)が発表を予定している。 なお、11/25の米国市場は感謝祭のため休場となる。リスクオフの円買い、ドル円は113.81円まで円高に・ダウ先は200ドル超安19:13 配信 トレーダーズ・ウェブ 欧州株が全般弱含み、時間外のダウ先物も200ドル超安と軟調となるなか、為替市場はリスクオフの円買いが進行。ドル円は113.81円、ユーロ円が128.51円、ポンド円は152.64円まで外貨安・円高に振れた。また、豪ドル円が82.35円、NZドル円も79.64円まで下値を広げている。NY為替見通し=リスクオフで上値は重い、FRB議長人事も要注目19:40 配信 トレーダーズ・ウェブ 欧州では新型コロナウイルス感染の再拡大により、オーストリアが22日より全土でのロックダウンを発表したことなどで、市場はリスクオフに動いている。独10年債利回りが9月後半以来の水準まで低下し、米債利回りも同様に低下。米金利の動向に敏感なドル円は連れて弱含んだ。本日のNY時間では米経済指標の発表もないことで、この流れを止めるのは難しくドル円の上値は限られそうだ。 その中で、波乱要因があるとすれば米連邦準備理事会(FRB)の次期議長の任命発表となるか。バイデン米大統領は16日の記者会見で「およそ4日以内に次期議長を発表する」と回答している。市場ではパウエルFRB現議長とブレイナードFRB理事の2択になっているが、仮にブレイナードFRB理事が指名された場合は金融規制には厳しいが、金融政策はハト派であることでドル売りが進む可能性がありそうだ。 特に今回のFRB議長指名が複雑なのは、現在のバイデン米大統領の民主党内での立ち位置が不安定になっていることもある。支持率が急低下しているだけでなく、ハリス副大統領との関係も悪化しているとも伝わっている。女性のFRB議長候補(ブレイナード氏)、女性副大統領(ハリス氏)、パウエルFRB議長の再任に反対をする女性有力議員(ウォーレン氏ほか)との駆け引きも、水面下では動いているか。 なお、本日はウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事とクラリダFRB副議長の講演が予定されているが、クラリダFRB副議長は来年1月に任期をむかえ、FRB議長だけでなく副議長の去就も注目されている。・想定レンジ上限 ドル円の上値めどは、本日高値114.54円。・想定レンジ下限 ドル円の下値めどは、9日安値112.73円。NY株見通し-底堅い展開か 決算発表はフット・ロッカーなど20:59 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は底堅い展開か。昨日はシスコ・システムズの下落が重しとなったダウ平均が続落した一方、決算や見通しが好感されたエヌビディアが大幅高となったほか、時価総額上位のアップルやアマゾン・ドット・コムも2-4%上昇し、S&P500とナスダック総合が終値の最高値を再び更新した。S&P500は今年に入り66回目の高値更新となり、ナスダック総合も45回目の最高値更新を記録した。今晩は週末を控えた持ち高調整や、来週発表される米連邦準備理事会(FRB)議長人事を控えた様子見姿勢が強まることが予想されるものの、長期金利の上昇一服を追い風に、好業績が期待されるハイテク株物色の流れが継続しそうだ。 今晩の米経済指標・イベントはクラリダFRB副議長、ウォラーFRB理事の講演など。企業決算は寄り前にフット・ロッカーが発表予定。アステリア、フィックスターズは大きく上げて買うことができませんでした…。〔NY外為〕円、113円台後半(19日午前8時)11/19 22:16 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円70~80銭と、前日午後5時(114円21~31銭)比51銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1252~1262ドル(前日午後5時は1.1369~1379ドル)、対円では同128円01~11銭(同129円84~94銭)。(了)〔米株式〕NYダウ続落、216ドル安=ナスダックは一時最高値更新(19日朝)11/19 23:50 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク株式相場は、欧州での新型コロナウイルス感染拡大が投資家心理を冷やし、続落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時37分現在、前日終値比216.35ドル安の3万5654.60ドル。 一方、米長期金利の低下などを背景に、ハイテク株中心のナスダック総合指数は取引時間中の史上最高値を更新。同時刻現在は60.10ポイント高の1万6053.81で推移している。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(19日朝)11/19 23:53 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末19日午前のニューヨーク外国為替市場では、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感から安全資産とされる円が買われ、円相場は1ドル=113円台後半に上昇している。午前9時現在は113円75~85銭と、前日午後5時(114円21~31銭)比46銭の円高・ドル安。 欧州で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、オーストリアがロックダウン(都市封鎖)再開を発表するなど、海外市場では対主要通貨でユーロ売りが進行。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産として円、ドルともに買われやすい地合いとなった。ただ、この日は主要な米経済指標の発表もなく、113円75銭でニューヨーク市場入りした後は、米長期金利や株価の動向を眺めて、同水準近辺で売り買い交錯となっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1285~1295ドル(前日午後5時は1.1369~1379ドル)、対円では同128円45~55銭(同129円84~94銭)と、1円39銭の円高・ユーロ安。(了)アプライドが決算受け下落 アナリストからは前向きな判断も=米国株個別11/19 23:58 配信 みんかぶFX 半導体製造装置のアプライド・マテリアルズが下落。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。第4四半期のガイダンスも公表しており、予想を下回る見通しを示している。サプライチェーン問題の影響が示された格好。 同社のディッカーソンCEOは声明で「シリコン部品の供給不足は短期的に続くと予想しており、サプライヤーやチップメーカーと協力してこれらの制約を管理することが最優先事項だ」と述べた。 アナリストからは今回の決算は失望的な内容ではあったものの、同社への長期的に前向きな見解に変化はないとの声も出ている。需要の量および質は改善し続けているという。(8-10月・第4四半期)・1株利益(調整後):1.94ドル(予想:1.96ドル)・売上高:61.2億ドル(予想:63.5億ドル) 半導体システム:43.1億ドル(予想:46.0億ドル) グローバルサービス:13.7億ドル(予想:13.0億ドル) ディスプレイ・周辺機器:4.17億ドル(予想:4.05億ドル)・粗利益率(調整後):48.2%(予想:48.0%)(11-1月・第1四半期見通し)・1株利益(調整後):1.87~1.92ドル(予想:1.97ドル)・売上高:59.1~64.1億ドル(予想:64.5億ドル)(NY時間09:44)アプライド・マテリアルズ 150.80(-7.94 -5.00%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の11銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.19
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11月18日(木)、晴れです。日の出が遅くなったので6時台の前半に起きると外は暗いですね…。そんな本日は6時15分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、7時40分頃には家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は8:30~12:30とのこと。本日の訪問先は小高い丘の上にあるので風が結構に吹いて冷たいです。仕事はスムーズに進んだので、予定より早くに終了です。近くに養蜂園が経営する蜂蜜屋さんがあるのでそちらで蜂蜜を何種類が購入してみる。山桜、あかしあ、うわみず桜、ゆずです。帰り道にいつものゴルフショップでゴルフボールの補充…。さらに八百津町和知の「リカーワタナベ」さんへ向かう…。この途中でネズミ捕りに遭遇…。こんなところで…、機械は設置してあるけれど横に置いた椅子に誰も座っていない…、移動オービスか…、でも光らなかった…、どうなんでしょう…、無事に切り抜けているのか…。「リカーワタナベ」さんではスッキリ辛口な日本酒をいくつかセレクトしてもらいお試し…。宮寒梅・EXTRA吟髄九平次・彼の地作・純米大吟醸新酒荷札酒・月白九平次はいつも別誂なんですが、どうも2020バージョンも我が家の好みではないようでこちらを勧められました。帰宅して、コーヒーとオレンジケーキで一息。ロマネちゃんのお相手をして、いつものGSで愛車に燃料補給をして、同業者組合の事務局で雑務…。それではしばらく休憩ですね…。1USドル=114.17円。1AUドル=83.13円。昨夜のNYダウ終値=35931.05(-211.17)ドル。本日の日経平均終値=29598.66(-89.67)円。金相場:1g=7586(+20)円。プラチナ相場:1g=4358(-49)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の7銘柄が値を上げて終了しましたね。ペイパルが下げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30名画中の12銘柄が値を上げて終了しましたね。重点5銘柄では4銘柄が値を上げて終了しましたね。藤倉コンポジット、日本郵船が下げましたね。新たなミニファンドの作成のために、売り注文した4銘柄はすぐに処理できましたが、買い注文した9銘柄は1銘柄を処理できただけですね…。どうなるのか…。新型コロナワクチン、60回分を104回で2021/11/18 15:38 共同通信社 岐阜市は18日、市内の医療機関の医師が、新型コロナウイルスワクチン60回分を104回に分けて接種していたと発表した。医師は「接種者の体調で量を決めていた」と釈明。一部は有効期限が切れており、51人の抗体量が不十分だった。〔米株式〕NYダウ反落、211ドル安=利益確定売りで(17日)☆差替6:41 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク株式相場は、早期の米利上げ観測が再燃する中、高値警戒感から利益確定の売りなどに押され、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比211.17ドル安の3万5931.05ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は52.29ポイント安の1万5921.57で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2293万株増の8億4911万株。 朝方発表された10月の米住宅着工件数は前月比0.7%減の152万戸となり、市場予想(157万6000戸)を下回った。「住宅建設は引き続き力強いペースで進んでいるが、建築資材や労働力の不足がなお着工の阻害要因になっている」(米銀エコノミスト)もようだ。 インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが手数料の高さを理由に英国でビザのクレジットカード決済を停止すると報じられ、ビザは急落。ダウ平均を下押しした。小売り大手ターゲットは、8~10月期決算で売上高、1株当たり利益がともに市場予想を上回ったものの、大幅に下落した。また、米長期金利の低下を嫌気し、金融株も軒並み安かった。 一方、通期の業績見通しを引き上げたホームセンター大手ロウズは底堅く推移。前日に新型コロナウイルス経口治療薬の緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請したファイザーも堅調だった。 インドの新興格安航空会社(LCC)のアカサ・エアから主力の小型旅客機「737MAX」を72機受注したと前日発表した航空機大手ボーイングは小幅高。米金融大手ウェルズ・ファーゴはこの日、ボーイングの投資判断を引き上げた。 前日発表された10月の米小売売上高が堅調だったことなどから、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利上げに踏み切るのではとの見方が広がっている。 個別銘柄(暫定値)では、ビザとターゲットがともに4.7%安。一方、ロウズが0.4%高、ファイザーが2.6%高、ボーイングが0.4%高。金融株は、JPモルガン・チェースが0.5%安、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が1.2%安、モルガン・スタンレーが3.0%安、シティグループが1.3%安、ゴールドマン・サックスが2.9%安。(了)〔NY外為〕円、114円台前半(17日)7:33 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を受けて円が急速に買い戻され、円相場は1ドル=114円台前半に上昇した。午後5時現在は114円04~14銭と、前日同時刻(114円78~88銭)比74銭の円高・ドル安。 前日に115円近くまで進んだ円安の動きは朝方までに一服。114円69銭でニューヨーク時間入りした後は、新規の手掛かり材料に乏しく、米長期金利の低下を眺め、円は前日に大きく売られた反動などから買い戻しが進んだ。円は一時、113円94銭まで上昇した。 米商務省が発表した10月の住宅着工件数は前月比0.7%減少の152万戸と、市場予想(ロイター通信調べ)の157万6000戸を下回ったが、相場の反応は限定的だった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1314~1324ドル(前日午後5時は1.1315~1325ドル)、対円では同129円12~22銭(同129円92銭~130円02銭)と、80銭の円高・ユーロ安。(了)アイフォーン、自分で修理可能に=米政権方針受け転換―アップル12:00 配信 時事通信 【シリコンバレー時事】米アップルは17日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」などの製品について、利用者が自ら修理や電池交換できるようにすると発表した。部品や道具を販売する。来年早々に米国で「12」「13」への対応を始め、その後に対象地域を広げる。 バイデン政権が、電化製品の修理業者の囲い込みが利用者負担を増やしているとの見方を強め、7月に「修理する権利」の制限を禁じる大統領令に署名していた。アップルはこれを踏まえ、個人で修理できるようにしたとみられる。〔東京株式〕小幅続落=幅広く売り(18日)☆差替15:07 配信 時事通信 【第1部】前日の米株安の流れを受けて、海運業など幅広い銘柄で売りが優勢となった。日経平均株価は前日比89円67銭安の2万9598円66銭、東証株価指数(TOPIX)は2.82ポイント安の2035.52といずれも小幅に続落した。 60%の銘柄が値下がりし、値上がりは35%。出来高は12億2040万株、売買代金は2兆8167億円。 業種別株価指数(33業種)ではゴム製品、石油・石炭製品、鉱業、海運業が下落。ガラス・土石製品、サービス業、その他製品は上昇した。 【第2部】軟調。出来高2億9734万株。 【新興株】東証マザーズ指数は続落し、日経ジャスダック平均株価は小反落。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=米金利低下で上値重い(18日午後3時)☆訂正15:22 配信 時事通信 18日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の低下に圧迫され、1ドル=114円台前半で上値が重くなっている。午後3時現在、114円17~18銭と前日(午後5時、114円89~89銭)比72銭のドル安・円高。 前日の海外市場では、米長期金利の低下を受けて日米間の金利差縮小を意識したドル売り・円買いが広がり、米国時間の終盤には114円を割り込む場面があった。こうした流れを引き継ぎ、東京市場は114円20銭付近で始まったが、時間外取引で米長期金利が低下基調を強めたことが響き、午前11時すぎに113円80銭台まで軟化。ただ、「下値では個人の買い注文も厚い状況」(FX会社)と指摘され、売り一巡後は再び114円台に持ち直す流れとなった。 午後序盤は114円10銭前後を中心とした小動きが続いたが、午後2時ごろに岸田内閣が19日に決定する経済対策の財政支出規模について、既報ベースの額を大きく上回る見通しだとする報道が出ると、軟調に推移していた日経平均株価が一時プラス圏に浮上。これに反応する形で、為替市場でも「安全資産」とされる円を売る動きが加速し、114円30銭付近まで戻りを入れる展開になった。しかし、米金利の低調な推移を眺めて買いは続かず、その後は114円10~20銭台を軸にもみ合っている。 ユーロは対円で小動き、対ドルは弱含み。午後3時現在、1ユーロ=129円23~23銭(前日午後5時、129円85~86銭)、対ドルでは1.1317~1318ドル(同1.1302~1302ドル)。(了)外為:1ドル114円17銭前後と大幅なドル安・円高で推移16:01 配信 株探ニュース 18日の外国為替市場のドル円相場は午後4時時点で1ドル=114円17銭前後と、前日午後5時時点に比べ73銭の大幅なドル安・円高。ユーロ円は1ユーロ=129円20銭前後と67銭の大幅なユーロ安・円高で推移している。一瞬、1USドル=115円かと思われましたからね…。米国株反落、インフレ警戒でリスクオフ-円上昇2021年11月18日 6:57 JST ブルームバーグ 17日の米株式相場は反落。インフレが世界的な景気回復を阻害し、各中央銀行が想定より早期の利上げを強いられるとの懸念に押された。米国債は反発。米国株は反落、インフレ警戒や米指標軟調で米国債は反発、10年債利回り1.59%に低下ドル指数が小反落、円は8月以来の大幅上昇NY原油続落、50日移動平均下回る場面も-備蓄放出意識NY金先物は反発、インフレ巡る当局者発言を注視 米住宅着工件数が予想外に減速したことも、リスク資産を減らす動きにつながった。小売りチェーンのターゲットはコスト圧力が強まっているとの幹部の発言を受けて株価が急落。ナスダック100指数はアップルやテスラの上昇が支えとなり、他の株価指数に比べ健闘した。 S&P500種株価指数は前日比0.3%安の4688.67。ダウ工業株30種平均は211.17ドル(0.6%)安の35931.05ドル。ナスダック総合指数は0.3%低下。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時6分現在、10年債利回りが5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.59%。 UBSプライベート・ウェルス・マネジメントのシニア・バイスプレジデント、アンドレア・ベビス氏は「われわれは基本的には株式への強気姿勢を維持しているが、インフレ懸念やサプライチェーン圧迫、労働力不足、財政の先行き不透明を踏まえると、年末に向けて行ったり来たりの相場模様になると見込んでいる」と述べた。 米ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は、世界経済が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により突如もたらされた悪影響からの回復を目指す中、金融市場はこの先、厳しい時期を迎える可能性があるとの見方を示した。 外国為替市場ではドル指数が小反落。米国債利回りの低下が背景となった。円はドルに対し約3カ月ぶりの大幅上昇。ポンドはユーロに対して一時、2020年2月以来の高値。英インフレ率が10年ぶり高水準をつけたことで利上げ観測が広がった。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ニューヨーク時間午後4時6分現在、ドルは対円で0.6%安の1ドル=114円14銭。ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.1321ドル。 ニューヨーク原油先物相場は大幅続落。約6週間ぶりの安値となった。バイデン米政権がエネルギー高やインフレを抑制するため、一部消費国との協調行動を検討しているとの報道が材料視された。米中首脳は今週の会談で戦略石油備蓄(SPR)放出について話し合ったが、決定には至らなかったという。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は2.40ドル(3%)安の1バレル=78.36ドルで終了。日中は77.69ドルまで下げ、9月20日以来の50日移動平均割れとなった。ロンドンICEの北海ブレント1月限も50日移動平均を割り込む場面があった。終値は2.15ドル安の80.28ドル。 ニューヨーク金先物相場は反発。市場の注目はインフレ高進への対応を巡る米金融当局者発言に集まった。サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は米経済について、1年前に比べ「断然強気」だと述べつつも、金利面で行動を取るのは依然として時期尚早だと語った。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.9%高の1オンス=1870.20ドルで終了。日本株:急速に下げ縮小、財政支出55.7兆円報道-債券下落、円小幅安2021年11月18日 8:00 JST 更新日時 2021年11月18日 15:48 JST ブルームバーグ 東京株式相場は引けにかけて急速に下げ幅を縮小した。政府の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度との報道を受けて、買い注文が優勢になりプラス圏に上昇する場面もあった。国債増発懸念から債券相場は下落(長期金利は上昇)した。TOPIXの終値は前日比2.82ポイント(0.1%)安の2035.52日経平均株価89円67銭(0.3%)安の2万9598円66銭 株式市場では経済対策規模についての報道を受け、国内景気の回復期待が高まった。先物主導で買いが増加し、業種別では機械やガラス・土石、非鉄金属といった景気敏感業種をはじめ、精密機器や電機も上げている。 政府の経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったと日本経済新聞が18日報じた。民間資金を加えた事業規模は78.9兆円という。 第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト新しい数字であり、いったんヘッドラインに反応した。確かに数字は大きいが報道の詳細を見ると今まで出ている内容とほぼ変わらない。見出しの数字に反応して海外投資家が買った可能性がある朝方は、金融所得課税を強化するという宮沢自民税調会長のインタビュー記事で下げていたが巻き戻された SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト全体の規模が想定を上回り初期反応として株式は上昇したのだろう。規模だけではあす以降も続く上昇とはなりえないだろうあす正式に公表されるが家計・企業向け給付金については想定の範囲内。事業規模が具体的に成長や日本経済に寄与するかが見えない投資するのがDXなど幅広なイメージが強いが、経済をけん引する産業政策をわかりやすく打ち出せるかがポイントになるだろう 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト経済対策の報道は取引終盤の日本株の上昇につながったが、中身を見るとすぐに材料としては消化される話だ国費の43.7兆円という規模は、昨年4月の対策時の33.9兆円、同5月の33.2兆円に比べて大きく、国費の膨らみに株式相場はポジティブに反応しTOPIXの推移推移債券 債券 債券相場は下落。政府が19日に閣議決定する経済対策の規模が財政支出ベースで55.7兆円程度となったとの報道を受けて国債増発への懸念から売りが優勢となった。新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.08%長期国債先物12月物の終値は9銭安の151円53銭。夜間取引の流れを引き継いで買いが先行し、20年債入札結果発表後に151円73銭まで上昇。その後報道を受けて売りが優勢となり一時151円44銭まで下落 三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト政府の経済対策の規模が事前の目線をかなり上回っており、債券には売り材料けさまでの報道では40兆円ぐらいで、補正予算はその半分程度というのが目線だった国債発行計画でどの年限が増発されるかが次の焦点だが、それが明らかになるまでは幅広い年限で売りが出やすくなる 岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストこの規模の経済対策となると増発は避けられない感じで、短いゾーンだけでは難しく、影響が出てきそう入札順調で金利が低下していた20年債も元の水準に戻っており、様子を見たほうが良いということになっている発行年限については財務省の決定次第だが、投資家の意見も聞きながらだろうすでに中期ゾーンまでは増発しており、また短いゾーンとなると日銀の買い入れオペも影響してくるが、次は長いゾーンという覚悟はできてきている 新発国債利回り(午後3時時点) 2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債 -0.125% -0.075% 0.080% 0.470% 0.685% 0.740%前日比 +0.5bp +1.0bp +1.0bp 横ばい +0.5bp +1.0bp 為替 外国為替市場で円相場は小幅安。株式相場の急反発を背景にリスク選好に伴う円売りが強まる場面が見られた。ただ、前日に節目の1ドル=115円を抜けられず、米長期金利の低下や原油安が重しとなる中、ドル・円は1ドル=114円27銭まで小幅円安に振れた後、伸び悩む展開となった。 みずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジストリスクオンということにはなるが、これで115円までいけるかというと厳しい。ドル・円はきのうからの下げがいったん下げ止まったという状況引き続き焦点は物価と金融政策で、商品市況の状況など物価を取り巻く材料に動きがみられるとそれに相場が反応している感じきのうからの原油価格下落が円高圧力になっているほか、米金利も上がりづらい状況にあるNY外為市場=ドル下落、主要中銀の引き締め時期に注目2021年11月18日午前7:32 ロイター編集[ニューヨーク 17日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが一時16カ月ぶり高値を付けた後に下落した。インフレが高止まりする中、主要中銀の引き締め時期が注目されている。市場では、米連邦準備理事会(FRB)が早ければ2022年半ばに利上げに踏み出すという観測が織り込まれた。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.101%安の95.846。一時、2020年7月半ば以来の高値となる96.266を付ける場面もあった。ドル/円は2017年3月以来の高値となる114.975円を付けた。その後は114.135円近辺で推移した。ドルは対ユーロでも上昇し、一時節目となる1.12ドルを試した。その後、ユーロ/ドルは0.07%安の1.132ドル。オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「不安定な状況だ。市場はインフレ動向に固執している」と述べた。マネーマーケットは、かなりの確率でFRBが来年6月に1回目の利上げ、11月に2回目の利上げを実施するという見方を織り込んでいる。CMEデータによると、50%の確率で来年7月までに25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されるという見方が織り込まれている。コメルツバンクのFXストラテジスト、Antje Praefcke氏は「市場は来年下期に利上げがあると見込んでいる」とし、「短期的には引き続きドルに押し目買いが入る展開となるだろう」と述べた。ポンドは対ドルで1週間ぶり高値、対ユーロでは21カ月ぶり高値を付けた。 英国立統計局(ONS)が17日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年比4.2%上昇と、10年ぶりの高い伸びとなった。家計の光熱費が大幅に上昇した。イングランド銀行(英中央銀行)が12月に金利を引き上げるとの見方が強まりそうだ。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは6万ドル近辺で取引された。前日は今月初めて6万ドル台を割り込んだ。ドル/円 NY終値 114.07/114.12米国株式市場=下落、インフレ・供給網巡る懸念で2021年11月18日午前7:02 ロイター編集[ニューヨーク 17日 ロイター] - 米国株式市場は下落して取引を終えた。インフレやサプライチェーン(供給網)を巡る懸念に圧迫された。米連邦準備理事会(FRB)が予想よりも早期に利上げを開始するとの見方が高まっている。小売り大手ターゲットは好調な決算を発表。通年の見通しを引き上げたほか、利益が予想を上回った。ただ、株価は4.7%下落し、前日の同業ウォルマートの下げに追随した。両社ともサプライチェーンの問題により第3・四半期の利益率が圧迫された。まだ決算発表していない他の小売企業も売られた。18日に発表を控えるメーシーズは4.5%安、コールズは3.1%安。来週に発表予定のギャップは5.2%安、アーバン・アウトフィッターズは4.2%安。ただ、一部の小売株は逆行高となった。ディスカウント小売大手TJXは5.8%値上がりし、8月27日以来の高値で引けた。決算が市場予想を上回ったほか、自社株買い計画を拡大、年末商戦期の需要に対応する体制が整っているとの見通しを示したことが好感された。ホームセンター大手ロウズも0.4%上昇。堅調な米住宅市場を背景に建設会社などからの需要が増加していることから通年の売上高見通しを引き上げた。同業ホーム・デポも前日、好調な決算を発表していた。クレジットカード大手ビザは4.7%下落し、ダウ工業株30種の重しとなった。アマゾン・ドット・コムは、ビザが発行するカードについて、取引手数料の高さから英国での受付を停止すると発表した。今週発表された小売統計は力強い内容となり、これまでのところインフレの高まりが経済成長を阻害していないことを示したが、投資家はインフレがさらに加速すれば成長が損なわれ、FRBの早期利上げにつながる可能性があると懸念している。アブラハム・フォートレス・ファンドのポートフォリオマネジャー、サレム・アブラハム氏は「インフレ率が31年ぶりの高水準を付ける中、金利は過去最低水準となっており、こうした状況にはずれがある」と指摘した。テミス・トレーディングのトレーディング部門共同マネジャー、ジョー・サルッジ氏は「FRBは可能な限り金利を据え置くだろう。しかし(インフレが)持続的に上昇し、インフレ圧力が継続した場合、(金利が)何回、どの程度の頻度で引き上げられるかが問題になる」と語った。半導体大手エヌビディアは引け後の決算発表を控え3.1%下落。前日に最高値を付けたフィラデルフィア半導体指数は0.7%安。電気自動車(EV)株はおおむね堅調。テスラとカヌーはともに3.3%上昇。リビアン・オートモーティブは15.1%下落。先週の上場以来71%値上がりしていたことから利食い売りが出た。米取引所の合算出来高は106億株。直近20営業日の平均は110億9000万株。日経平均は続落、決算を終え手掛かり難 米株安が重し2021年11月18日午後3:37 ロイター編集[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。手掛かりに乏しい中、前日の米国株式市場の下落に加え、アジア株安や外為市場での円安一服など外部環境の悪化が重しとなった。午後には経済対策を巡る一部報道を受けてプラスに浮上する場面もあったが、買いの勢いは持続しなかった。日経平均は前日の米株安を受けて続落で始まった。その後も時間外取引での米株先物の軟化や香港ハンセン指数、上海総合指数などのアジア株の下落を嫌気し、前引けにかけて徐々に下げ幅を拡大した。市場では「決算シーズンを通過し材料不足となっている。好決算とはいえ想定内の内容で、相場の下支えにはなるが3万円にはなかなか届かない」(水戸証券の酒井一チーフファンドマネージャー)との声が聞かれた。午後には、日経平均が急速に下げ幅を縮小しプラスに転換する場面があった。政府が19日に閣議決定する経済対策の規模について、財政支出ベースで55.7兆円程度となったことが分かったとする日本経済新聞の報道が手がかりとなった。ただ、買いの勢いは続かず、大引けにかけて再びマイナスに沈んだ。市場では「いったんショートカバーが入ったが、この程度の上げであれば、あすの発表を見極めるまでは動かなくてもよい、という投資家も多い」(外資系証券)との見方もあった。TOPIXは0.14%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆8167億1000万円だった。東証33業種では、鉱業、海運業、石油・石炭製品、ゴム製品など20業種が値下がりした。値上がりは、ガラス・土石製品、サービス業、その他製品など13業種だった。個別では、エーザイが大幅安となったほか、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなど日経平均への寄与度の大きい銘柄も軟調だった。原油安が嫌気されINPEXや石油資源開発などの石油関連株もさえなかった。一方、TDKやリクルートホールディングス、ファナックなどはしっかりだった。東証1部の騰落数は、値上がり770銘柄に対し、値下がりが1314銘柄、変わらずが99銘柄だった。アコーディアがソフトバンク傘下へ 韓国系ファンドが4000億円で売却11/18(木) 11:13配信 ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)ゴルフ場運営大手のアコーディア・ゴルフは16日、親会社の韓国系投資ファンド「MBKパートナーズ」が保有する株式をソフトバンクグループ傘下の投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループLCC」に売却することで合意したと発表した。譲渡額は公表されていないが、複数の韓国メディアは4000億円と報じている。MBKパートナーズは2016年からアコーディアに対するTOB(株式公開買い付け)を行い、全株式を約1500億円で取得して非上場化していた。発表によると、売買は数カ月以内に完了する予定。会社名やブランド名、経営体制と従業員の処遇に変更はないとしている。フォートレスは6月末時点で、約539億ドル(約6兆円)の運用資産を保有する。2017年12月にソフトバンクグループの子会社となった。日本では「マイステイズホテルグループ」を経営する。アコーディアは国内で約170カ所のゴルフ場を運営している。エーザイが下げ幅拡大、欧州が新アルツハイマー薬に否定的見解2021/11/18 09:53 会社四季報医薬品大手のエーザイ(4523)が売り先行で3日続落。下げ幅を拡大して午前9時50分時点では前日比594円(7.3%)安の7506円で取引されている。当社とアメリカのバイオジェンが共同で開発したアルツハイマー病の新治療薬「アデュマヌカブ」について、新薬認可を判断する欧州医薬品庁(EMA)の欧州医薬品委員会(CHMP)から販売承認に否定的な見解を受領したと日本時間の17日夜に発表。これを嫌気した売り注文が寄り付きから増加した。正式な勧告は12月13~16日に開催される12月度のCHMPミーティングで採択される予定だが、両社が期待する大型新薬の欧州での実用化が見送られる公算が出てきたことに警戒感が広がっている。同薬はアメリカにおいては食品医薬品局(FDA)が一部条件付きながらも6月に迅速承認していた。(取材協力:株式会社ストックボイス)金融所得課税、税制大綱に「来年度以降の考え方」を記載へ宮沢税調会長が記者団に明かす2021/11/18 11:40 ブルームバーグ 会社四季報自民党の宮沢洋一税制調査会長は18日、年末にまとめる与党税制改正大綱で、金融所得課税についての「来年度以降の考え方」を記載する方向で調整する考えを示した。税調幹部の会合後に記者団に話した。金融所得課税の見直しは格差是正策として、岸田文雄首相の著書や総裁選の公約に明記されており、首相は就任後の記者会見でも分配政策の「選択肢」として言及していた。株価の下落や批判を受けて当面の間、撤回する意向を示したものの、将来的な議論については否定していなかった。宮沢氏は、賃上げを巡る税制にも言及し、「今でもあるがあまり効果があったわけでもない気がしている。企業が賃上げをするインセンティブになるような賃上げ税制を短期間だが構築していかなければいけない」と話した。クボタ、インド農機製造エスコーツへの出資比率を引き上げ約1400億円を投じて5割超まで拡大2021/11/18 16:45 ブルームバーグ 会社四季報クボタは18日、インドのトラクターメーカーであるエスコーツに対する出資比率を引き上げると発表した。最大937億ルピー(約1406億円)を投じ、所有割合を最大53.5%とする。現在の出資比率は9.09%。・業績への影響は精査中、公表すべき事項が生じた場合は速やかに開示【市況】明日の株式相場に向けて=ポストFRONTEOは?「AI関連」に輝き2021年11月18日17時00分 株探ニュース きょう(18日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比89円安の2万9598円と続落。後場終盤、あす閣議決定される経済対策の規模がおよそ56兆円になるとの報道にAIアルゴリズムが反応し、先物主導でわずかの時間だがプラス圏に浮上する場面もあった。しかし、その後は再びマイナス圏に押し戻され、実需買いがついてこない今の地合いを反映した。目先の相場は調整のリズムに入っているようだ。経済対策発表で相場の流れが一変するかどうか。きょうの値動きを見る限り、過度な期待はしにくい。 個別株も半導体関連株が目先一服したことで、全体相場は退潮ムードで銘柄選別がやや難しくなっている。もちろん、半導体関連、特に製造装置周辺の中小型株は中長期的に注目であり、テンバガーが相次ぐ可能性を秘める。今後しばらくは、経済安全保障の観点からサプライチェーンリスク解消という錦の御旗を掲げ、半導体設備関連は構造的な需要拡大が見込まれる。米中対立という政治的なパワーバランスが働き、こう言うと語弊があるかもしれないが、過剰投資は承知の上。言い換えれば「半導体製造装置バブル」形成の道筋に入ったといえるかもしれない。最先端半導体分野では更にその色が濃くなるだろう。これはコロナ禍を理由にFRBやECB、あるいは欧米政府が結果的に過剰となるのを分かったうえで流動性を供給したこと、つまりコロナバブルにも似た構図だ。 もっとも株式投資の観点では、常に上がり続ける株はなく“休養”も必要となる。半導体関連も主力どころの上げが一巡すれば、全体相場の潮の流れも変わりやすく、無理な追撃は避ける。短期トレードの時間軸では、マーケットは常に新鮮さを求める。矛先が変わるとすれば、ソフト分野の銘柄で、例えばDX投資需要を背景に業績を伸ばし、現実買いの領域に入ってきた「人工知能(AI)関連」の銘柄群が有力。直近では岸田政権が経済安全保障にかかわる先端技術への5000億円の資金支援で、AI技術や蓄電池、量子分野などを念頭に置いていることを明示しており、これが物色人気を後押しする。 AIテーマ買いの先導役となっているのはFRONTEO。人工知能(AI)分野に傾注し、その知見を武器にリーガルテックAI事業を手掛ける。またこれを横展開して医療AIなどライフサイエンス分野などの新境地開拓にも余念がなく、株価は文字通り大化けを果たした。株価4300円台のFRONTEOのPERは150倍でこれを現実買いと呼ぶのは憚(はばか)られるが、ファンドの組み入れなど実需買いがあったからこそ今の株価がある。昨年の3月、コロナショックによる急落時に同社株は何と150円台だった。既に「テンバガー」は、はるか後方に見える一里塚である。 同社株をここから追撃して買うよりは、ポストFRONTEO候補を探す方が実践的である。最近ではAI関連の雄、ブレインパッドが大きく動意づき、足もとでは調整を入れているものの今週16日に7180円まで駆け上がり2年ぶり高値を形成した。業績成長が著しいビッグデータ分析・AI開発のALBERTもここ動意含みの動きをみせている。そして、目先脚光を浴びているのはホットリンクだ。ビッグデータ解析ツールを活用したマーケティング支援を展開、前週末12日に21年12月期の最終利益を従来予想の1億6700万円から5億6600万円(前期実績は1800万円)に大幅増額しサプライズを誘った。株価は今週明けから急騰開始、きょうまでの4営業日で3回のストップ高を交え、高値959円まで買われる人気となった。4営業日で株価を65%も切り上げる鮮烈な上昇パフォーマンスである。 これらに続く銘柄を探す動きが活発化しそうだ。半導体製造装置関連同様に裾野は広いが、AI・IoT・次世代ブロックチェーンなど、先進技術を駆使した経営を標榜するアステリアをマーク。22年3月期上期(21年4~9月)営業利益は前年同期比2.6倍の8億6200万円で対通期進捗率は86%と高い。また、フィックスターズも大底圏で動意含みだ。量子コンピューターなど次世代コンピューティング分野で先行し、AIコードレビューソフトにも注力。富士通、理化学研究所などとスパコン「富岳」で共同研究を進めるなど、Fスターズがこの道の権威であることを認識させる。 あすのスケジュールでは、10月の全国消費者物価指数(CPI)が朝方取引開始前に総務省から発表される。また、東証マザーズ市場にAB&Companyが新規上場する。なお、インド市場は休場となる。(銀)出所:MINKABU PRESS市原弘大、秋吉翔太が首位タイ 賞金ランク1位の金谷拓実は45位タイ11/18(木) 15:48配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ダンロップフェニックス 初日◇18日◇フェニックスカントリークラブ(宮崎県)◇7042ヤード・パー71>「ダンロップフェニックス」の初日が終了。ツアー2勝の市原弘大、秋吉翔太が「63」をマークして、8アンダー・首位タイに立った。首位と1打差・3位タイには永野竜太郎、2打差・4位にT・ペクとH・リー(ともに米国)、3打差・6位タイには木下稜介、香妻陣一朗、藤田寛之、比嘉一貴、スンス・ハンが続いた。前週優勝の谷原秀人は3アンダー・14位タイ。プロ初戦の杉原大河も同じく3アンダーで初日を終えた。賞金ランク1位の金谷拓実はイーブンパー・45位タイ。そのほかでは、星野陸也と今平周吾、稲森佑貴が3アンダー・14位タイ。なお、手嶋多一は規則3-3b(3)過少申告のために失格となった。原英莉花、柏原明日架、山城奈々が首位発進 渋野日向子は31位11/18(木) 15:50配信 ゴルフ情報ALBA.Net<大王製紙エリールレディスオープン 初日◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6545ヤード・パー71>国内女子ツアーは第1ラウンドが終了した。原英莉花、柏原明日架、山城奈々がいずれも7バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。7アンダー・首位タイ発進を決めた。6アンダー・4位タイに西村優菜、吉田優利、渡邉彩香。5アンダー・7位タイには上田桃子、鈴木愛、三ヶ島かなが続いた。賞金ランキング2位で、大会連覇がかかる古江彩佳は2アンダー・31位タイ。12月の米ツアー予選会に出場するため、今大会が今季最終戦となる渋野日向子は、古江と同じく2アンダーでの滑り出し。賞金女王レーストップの稲見萌寧は1アンダー・40位タイで2日目を迎える。28歳・新武瑠衣がステップ初優勝に王手 佐久間朱莉1差2位11/18(木) 15:53配信 ゴルフ情報ALBA.Net<京都レディース 2日目◇18日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6355ヤード・パー72>今季の国内女子ステップ・アップ・ツアー最終戦は、第2ラウンドが終了した。28歳の新武瑠衣が2バーディ・2ボギーの「72」をマーク。トータル2アンダー・単独首位に立ち、ツアー初優勝に王手をかけた。1打差2位に18歳の佐久間朱莉。2打差3位に福田侑子、3打差4位には服部真夕が続いた。今季賞金女王の座が決定しているリ・ハナ(韓国)は、トータル3オーバー・8位タイ、賞金ランキング2位の小野祐夢はトータル4オーバー・17位タイで決勝ラウンドへ。同3位の石川怜奈はトータル10オーバー・60位タイで予選落ちを喫した。岩井ツインズの妹・千怜はトータル4オーバー・17位タイで最終日に臨む。今晩のNY株の読み筋=小売セクター決算、年末商戦に期待16:26 配信 モーニングスター 18日の米国株式市場は、前日に引き続き年末商戦に期待がかかる小売セクターから目が離せない展開となりそうだ。 前日17日、ディスカウントストア大手のターゲットの8-10月期決算で粗利益率が想定を下回る結果となったことを受け、大幅安。一方、好決算を発表したホームセンターのロウズ、衣料小売のTJXなどが買われた。 きょう18日は、百貨店のコールズ、メーシーズの決算発表がある。前日はいずれもターゲットの急落にツレ安となっただけに、好決算が出れば買いで反応するとみられる。ただ、メーシーズの17日終値(30.84ドル)は市場予想中央値(27ドル)を上回っており、利益確定売りが出る可能性もあるので気を付けたい。<主な米経済指標・イベント>11月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、新規失業保険申請件数、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、エバンズ・シカゴ連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁に発言機会、北米3カ国首脳会議コールズ、メーシーズ、アリババグループ、アプライド・マテリアルズ、インチュイトなどが決算発表予定(日付は現地時間)明日の戦略-続落も下げ幅は縮小、政策期待は支えとなるか16:31 配信 トレーダーズ・ウェブ 18日の日経平均は続落。終値は89円安の29598円。米国株安を嫌気して下落して始まると、すぐに下げ幅を3桁に拡大。いったん節目の29500円を前に下げ渋ったが、持ちこたえられずこれを割り込むと、売りに勢いがついた。29400円手前では売りが一服し、後場に入ると安値圏でのもみ合いがしばらく続いた。しかし、14時に日経新聞で経済対策の規模についての観測が伝わると、急速に下げ幅を縮小。一気にプラス圏に浮上した。ただ、戻したところでは売りに押され、結局下落で終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆8100億円。業種別ではガラス・土石やサービス、その他製品などが上昇した一方、鉱業や海運、石油・石炭などが下落している。日本電産による買収観測が報じられ、会社も資本提携を正式発表したOKKが、場中は値が付かずストップ高比例配分。半面、川崎汽船が7.2%安、日本郵船が4.4%安、商船三井が2.3%安と、海運大手3社の弱さが目立った。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり770/値下がり1314。連日で売り込まれていたリクルートが強い上昇。キーエンスや任天堂など値がさの一角に買いが入った。サイバーエージェントが商いを伴って7%を超える上昇。今年3度目となる株式分割を発表したグローバルウェイが、場中値付かずのストップ高比例配分となった。外国人就労に関する規制緩和観測を受けて人材関連が賑わっており、エスユーエスやジェイテックがストップ高。オーケーによるTOB観測が再浮上した関西スーパーマーケットが急伸した。 一方、原油価格の大幅下落を受けてINPEXが7%安。コスモエネルギーや出光興産など石油卸も大幅安となった。アリババ株が決算発表を前に売られたことからソフトバンクGが軟調。レーザーテックやアドバンテストなど半導体株が売りに押された。アルツハイマー治療薬に関してネガティブな材料があったエーザイが急落。HENNGEが証券会社の投資判断引き下げを受けて大きく売られた。 本日マザーズに新規上場したGRCSは、公開価格を5割上回る初値をつけると、そこからストップ高まで買い進まれた。 日経平均は続落。ただ、経済対策のニュースを材料に、後場には買われる場面もあった。あす19日に閣議決定する対策の規模が判明したという記事に反応したのだから、プラス転換した後に失速したことは物足りないが、岸田政権はここまで株式市場との相性が良くないため仕方のない側面もある。とはいえ、政策絡みの話が全く材料視されていないというわけではなく、ここ数日は人材関連や車載向け電池関連などがニュースを手掛かりに買いを集めている。岸田政権がまず何に注力するかがはっきりしてくれば、この先の株式市場では、政治の変化に期待した買いが入ってくるかもしれない。先週は日経平均が週間で1円程度しか動かなかったが、先週末(11/12)の終値が29609円、きょうの終値が29598円で、今週もここまで週ベースでみれば非常に小動き。3万円は壁となっている一方、きょうの後場のようにちょっとしたきっかけがあれば買いも入るため、売りも仕掛けづらい。今週はこのまま水準が大きく変わらなそうではあるが、5日線(29696円、18日時点)上を回復できるかには注目しておきたい。明日の日本株の読み筋=弱含みの展開が続きそう17:06 配信 モーニングスター 19日の東京株式市場は、弱含みの展開が続きそうだ。手掛かり材料に欠ける中、週末要因や、23日が勤労感謝の祝日で休場となることもあり、積極的にポジションを取る動きは限られそうだ。株価指数先物に振らされる動きも目立っていることから、「先物に影響を受けづらい中小型株に物色の矛先が向かいそう」(中堅証券)との声も聞かれた。 18日の日経平均株価は、前日比89円67銭安の2万9598円66銭と続落して取引を終了した。日本経済新聞の電子版は午後2時、政府が55兆7000億円程度となる大型経済対策を実施すると報道。一時上昇に転じる場面もみられた。東京証券取引所が引け後に発表した、11月第2週(8-12日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで372億円の売り越しで、2週ぶりに売り越しとなった。朝方に財務省が発表した、7-13日の対外対内証券売買契約では、非居住者による売買は1649億円の取得超で、6週連続で取得超だった。〔ロンドン外為〕円、114円台前半(18日午前9時)18:09 配信 時事通信 【ロンドン時事】18日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円台前半で推移した。午前9時現在は114円15~25銭と、前日午後4時(114円45~55銭)比30銭の円高・ドル安。 対ユーロは1ユーロ=129円35~45銭(前日午後4時は129円45~55銭)と、10銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1330~1340ドル(1.1305~1315ドル)。(了)NY株見通し-もみ合いか 決算発表はアプライド・マテリアルズなど20:59 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場はもみ合いか。昨日は主要小売り株が市場予想を上回る決算を発表したものの、コストアップによる利益率低下が懸念されたことなどきっかけに利益確定売りが強まり、主要3指数がそろって反落した。ただ、ダウ平均は211ドル下落したものの、史上最高値からは1.74%安の水準にとどまり、S&P500とナスダック総合はともに最高値から1%未満の水準にとどまった。引け後の動きでは弱い見通しが嫌気されたシスコ・システムズが時間外で6%超下落した一方、エヌビディアは市場予想を上回る増収増益決算が好感され時間外で5%超上昇した。今晩の取引ではエヌビディアの上昇が予想されるほか、寄り前に発表されるアプライド・マテリアルズの決算も好調な結果となれば、半導体株の上昇が相場をけん引することが期待される。一方、足もとで利益確定売りが強まっているバリュー株の軟調が予想されるほか、米連邦準備制度理事会(FRB)議長の人事や債務上限問題の先行きを巡る不透明感も上値圧迫要因となりそうだ。 今晩の米経済指標は新規失業保険申請件数、11月フィラデルフィア連銀業況指数、10月景気先行指数など。このほか、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にアプライド・マテリアルズ、引け後にロス・ストアーズ などが発表予定。【18日・新型コロナ詳報】岐阜県で再び新規感染者ゼロ、前々日に続き 2件のクラスターが終息2021年11月18日 19:32 岐阜新聞 岐阜県は18日、県内で新たに新型コロナウイルスの感染者が確認されなかったと発表した。1日当たりの感染者がゼロ人となるのは2日ぶり。感染者は累計1万8896人。 新規感染者は、16日が約8カ月ぶりにゼロ人だったが、17日は3人だった。県健康福祉部の担当者は「感染者が減ってきているが、他県の状況をみてもウイルスがいなくなったわけではない。引き続き基本的な感染防止対策を徹底してほしい」と話す。 県独自の基準指標では、直近1週間の「感染経路不明者数」が4人(17日現在)となり、「5人以上」の基準値を下回った。感染経路不明者数は昨年10月30日から383日間、基準値を上回っていた。 17日時点の入院患者は15人で、病床使用率は1・7%。宿泊療養施設の入所者は7人。 クラスター(感染者集団)は、53人の感染が確認されていた関市の職場関連と、5人が確認されていた大垣市の接待を伴う飲食店関連が終息した。 GoTo割引、上限1万円に減額 クーポンは定額化、平日3千円2021年11月18日 20:13 岐阜新聞 政府は18日、観光支援事業「GoToトラベル」の見直し案を固めた。宿泊旅行の場合、代金の割引上限を1万4千円から1万円に減額、旅先の飲食や土産物購入などで使える地域共通クーポンは定額化し平日3千円、休日千円とする。事業再開は来年2月ごろを想定、利用者には新型コロナウイルスのワクチン接種済証や検査の陰性証明の提示を求める。 トラベル事業は割引額が大きくなる高級宿の人気集中が指摘されており、割安な宿にも恩恵が行き渡るようにする必要があると判断。見直し後は、割引を旅行代金の35%分から30%分に減らし、上限も1万4千円から1万円に引き下げる。〔NY外為〕円、114円台前半(18日午前8時)22:22 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=114円13~23銭と、前日午後5時(114円04~14銭)比09銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1335~1345ドル(前日午後5時は1.1314~1324ドル)、対円では同129円50~60銭(同129円12~22銭)。(了)〔NY外為〕円、114円台前半(18日朝)23:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】18日午前のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米経済指標の発表を受けてドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=114円台前半で弱含みに推移している。午前9時現在は114円30~40銭と、前日午後5時(114円04~14銭)比26銭の円安・ドル高。 ニューヨーク市場の円は114円18銭で取引を開始。朝方発表されたフィラデルフィア連銀地区の11月の製造業景況指数は39.0と前月の23.8から大幅上昇。市場予想の24.0も上回った。米労働省によると、13日までの1週間の新規失業保険申請件数は前週比1000件減の26万8000件と、7週連続で改善した。堅調な指標を好感してドルが買いが若干勢いづき、円は上値が重い展開となっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1330~1340ドル(前日午後5時は1.1314~1324ドル)、対円では同129円55~65銭(同129円12~22銭)と、43銭の円安・ユーロ高。(了)〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは反発(18日朝)23:46 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】18日のニューヨーク株式相場は、もみ合いで始まった。米ネットワーク機器大手シスコシステムズが決算発表内容への失望感から売られ、全体の重しとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比5.88ドル安の3万5925.17ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は24.23ポイント高の1万5945.80。(了)クラフト・ハインツが3日続落 大株主が3060万株売却=米国株個別23:45 配信 みんかぶFX 食品のクラフト・ハインツが3日続落。前日引け後に大株主の投資会社3Gグローバルが持ち株を売却したことを明らかにした。1株36ドルから36.56ドルで3060万株を売却したという。売却額は約11億ドルに及ぶ。(NY時間09:32)クラフト・ハインツ 35.50(-1.06 -2.90%)シスコシステムズが決算受け下落 部品不足で売上高が低調な見通し示す=米国株個別23:50 配信 みんかぶFX シスコシステムズが下落。前日引け後に8-10月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を若干上回った。同社が注力しているサービス部門の売上高が予想を下回った一方、製品部門は予想範囲内だった。 ガイダンスも公表し、第2四半期の売上高の伸びが予想を下回ったほか、1株利益、粗利益率も予想を下回る見通しを示した。また、通期についても1株利益、売上高とも予想を若干下回っている。部品不足の影響で売上高が低調になる見通しを示した格好。 同社のロビンスCEOは「ハードウエアへの依存度低下を目指し、ソフトウエアやサービスを提供する体制を構築してきた。ただ当面は引き続き、顧客企業のネットワーク関連支出と、サプライチェーンによって成長や収益性は大きく影響を受ける状況にある」と述べた。(8-10月・第1四半期)・1株利益(調整後):0.82ドル(予想:0.81ドル)・売上高:129.0億ドル(予想:129.9億ドル) 製品:95.3億ドル(予想:95.3億ドル) サービス:33.7億ドル(予想:34.4億ドル)・粗利益率(調整後):64.5%(予想:64.3%)(11-1月・第2四半期見通し)・1株利益(調整後):0.80~0.82ドル(予想:0.82ドル)・売上高:4.5~6.5%増(予想:7.4%増)・粗利益率(調整後):63.5~64.5%(予想:65.0%)(通期見通し)・1株利益(調整後):3.38~3.45ドル(予想:3.43ドル)・売上高:5~7%増(予想:6.3%増)(NY時間09:36)シスコシステムズ 51.78(-4.98 -8.77%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の11銘柄が値を上げてスタートしましたね。エヌビディアが大きく上げていますね。
2021.11.18
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11月17日(水)、晴れです。気持ちの良い青空が広がります。もっとも起床時は闇でしたが…。朝早くに女子会でお出かけとの奥を近くのJRステーションへ送り届けるために5時45分に起床。奥を送り出した後、洗濯物の片付けや干し…、新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時10分頃に家を出る。本日は、ホーム1:GSCCの西コースで開催の水曜杯に参加させていただきました。9時40分スタートです。8時40分にはコースに到着、フロントで記帳して、着替えて、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日の競技は西コースのホワイトティー:6177ヤードです。ご一緒するのは、ニ君(11)、オ君(20)、ツ君(20)です。本日の僕のハンディは(7)とのこと。OUT:-1.1.1.0.0.1.0.1.2=41(18パット)1パット:1回、3パット:1回、パーオン:4回。1打目のミスが4回、2打目のミスが4回、3打目のミスが1回、バンカーのミスが1回、アプローチのミスが2回、パットのミスが2回…。ひどいですね…。10番のスタートハウスの前でドーピング。IN:1.2.0.1.0.1.-1.0.1=41(16パット)1パット:2回、3パット:0回、パーオン:3回。1打目のミスが4回、2打目のミスが3回、3打目のミスが1回、アプローチのミスが4回、パットのミスが1回…。後半もひどいです…。全体にトップチョロが多いですね。41・41=82(7)=75の34パット…。何の期待もできませんが、握りに負けなかったことが救い…。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64.8kg,体脂肪率20.7%,BMI22.4,肥満度+1.9%…でした。帰宅すると15時30分頃。ロマネちゃんにおやつをあげて、コーヒーとオレンジケーキでおやつタイムを過ごして、夕方からはいつもの美容室で気分転換のヘアカットです。1USドル=114.85円。1AUドル=83.70円。昨夜のNYダウ終値=36142.22(+54.77)ドル。本日の日経平均終値=29688.33(-119.79)円。金相場:1g=7566(+3)円。プラチナ相場:1g=4407(-50)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げて終了しましたね。クアルコムが大きく上げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の11銘柄が値を上げて終了しましたね。重点5銘柄では1銘柄が値を上げて終了しましたね。Mipoxが大きく下げましたね。金属板めくれ上がり、車両17台が損傷 岐阜・郡上市 東海北陸道2021/11/17 11:56 中京テレビ 16日、岐阜県郡上市の東海北陸自動車道で、金属板がめくれ上がり、車両17台が損傷する事故がありました。 中日本高速道路によりますと、16日午前8時ごろ、郡上市の東海北陸自動車道・下りで、橋と道路のつなぎ目に取り付けてある「伸縮装置」の一部が破損し、長さ1.9メートル、幅7センチの金属板がめくれ上がっているのが見つかりました。 この金属板で、乗用車やバスなど17台のバンパーなどが損傷しました。 けが人はいないということです。 伸縮装置は、15日の目視による点検では、異常は見られなかったということです。 金属板がめくれ上がった原因は調査中で、中日本高速道路管内にある同様の装置については緊急点検を実施する方針です。本日、1車線を規制して点検を行っていました…。松坂屋の北館の「Precious Prestige」にて一生ものになるであろう商品を購入しましたが、製造元からこんなものが送られてきました。ガルーシャのキーホルダーです。ありがたく使わせていただきます。〔米株式〕NYダウ反発、54ドル高=堅調な個人消費好感(16日)☆差替6:52 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク株式相場は、堅調な米個人消費が景気回復を支えるとの見方が強まり、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比54.77ドル高の3万6142.22ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は120.01ポイント高の1万5973.86で終わった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2719万株増の8億2618万株。 米商務省が朝方発表した10月の小売売上高は前月比1.7%増となり、市場予想(1.4%増)を上回った。米国ではインフレ率上昇が懸念されているが、米GDPの7割を占める個人消費が堅調なことを示し、景気回復を後押しするとの見方が広がった。 クレジットカード大手マスターカードによると、米年末商戦の幕開けとなる11月下旬の小売売上高は前年同期比1割増と予想されている。「年末商戦は好調なスタートとなる。好調な労働市場や家計の過剰貯蓄が個人消費を加速させる」(米銀エコノミスト)との期待が相場を押し上げた。 ホームセンター大手のホーム・デポが5.7%高。朝方発表した8~10月決算が、市場予想を上回ったのを好感し、ダウ平均をけん引。娯楽や個人消費関連銘柄にも買いが入った。ウォルト・ディズニーが0.3%高、ビザが1.4%高、ナイキが1.8%高だった。 一方、小売り大手のウォルマートは2.6%安。朝方発表した8~10月決算で、サプライチェーン(供給網)混乱の影響で利益が低下したことを嫌気した。航空機製造のボーイングも3.1%安と売られ、ダウ平均の重荷となった。 電気自動車(EV)銘柄の活況が続いている。新興メーカーのルシッド・グループが23.7%高と急騰。米メディアによると、経営幹部が投資家に対し、2022年の生産計画が順調だなどと語ったことが好感された。時価総額は約898億ドルに達し、米自動車大手フォード・モーター(約791億ドル)を超えた。リビアン・オートモーティブも15.2%高と急伸。テスラも4.1%高だった。 半導体大手クアルコムは7.9%の大幅高。独自動車大手BMWがクアルコム製半導体を使用すると伝わり、買われた。マイクロソフトは1.0%高、アップルは0.7%高、セールスフォース・ドットコムは0.5%高だった。(了)〔NY外為〕円、114円台後半=一時4年8カ月ぶり円安水準(16日)7:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米小売売上高などを受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=114円台後半に下落した。午後5時現在は114円78~88銭と、前日同時刻(114円08~18銭)比70銭の円安・ドル高。一時、114円85銭と、2017年3月以来、4年8カ月ぶりの円安水準を付けた。 米商務省が朝方発表した10月の小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%増を上回った。労働省が公表した10月の米輸入物価指数も、前月比1.2%上昇と予想(1.0%上昇)を上回る伸び。消費者の旺盛な購買意欲に加え、物価上昇が改めて確認された。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げに動くとの観測が台頭し、円売り・ドル買いが加速した。 米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇したこともドル買いを後押しした。欧州での新型コロナウイルス感染再拡大への警戒感からユーロが売られたこともドル高要因。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1315~1325ドル(前日午後5時は1.1361~1371ドル)、対円では同129円92銭~130円02銭(同129円67~77銭)と、25銭の円安・ユーロ高。(了)〔東京株式〕5日ぶり反落=利益確定売りで(17日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】朝方は小幅高となったが、幅広い銘柄に利益確定売りが出て値を消した。円安がやや急激に進行し、1ドル=115円に迫ったが、輸出関連銘柄の反応は限定的だった。終値は日経平均株価が前日比119円79銭安の2万9688円33銭、東証株価指数(TOPIX)が12.49ポイント安の2038.34と、ともに5営業日ぶりに反落。 78%の銘柄が値下がりし、値上がりは19%だった。出来高は11億7339万株。売買代金は2兆7424億円。 業種別株価指数(33業種)は空運業、サービス業、水産・農林業などが下落。上昇は鉱業、精密機器、海運業などだった。 【第2部】小幅安。出来高2億8250万株。 【新興株】東証マザーズ指数は小反落し、日経ジャスダック平均株価は小幅続伸。(了)〔東京外為〕ドル、114円台後半=手掛かり材料難で小動き(17日午後3時)15:18 配信 時事通信 17日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、手掛かり材料が不足する中、1ドル=114円台後半で小動きとなっている。午後3時現在、114円91~95銭と前日(午後5時、114円26~26銭)比65銭のドル高・円安。 16日発表された10月の米小売売上高では、足元のインフレ高進にもかかわらず、個人の購買意欲が旺盛であることが確認できたため、米経済の先行き期待が強まった。これを受け、同日の海外市場では安全資産である債券が売られて長期金利が上昇し、ドル買いが加速する流れとなった。 ドル円はきょうの午前8時半ごろには115円近辺まで上昇し、4年8カ月ぶりの高値水準となった。ただ、その後は5営業日ぶりに反落した日経平均株価動向などが重しとなり、伸び悩む展開になっている。 一方で、市場では「115円に乗せてきた場合、その次の攻防ラインは115円50銭近辺になる」(FX会社)との見方も出ており、一部ではドルの先高観が強まりつつあるようだ。 ユーロは対円、対ドルともに弱含み。午後3時現在、1ユーロ=129円83~84銭(前日午後5時、130円02~03銭)、対ドルでは1.1298~1299ドル(同1.1379~1379ドル)。午後0時45分ごろには、仕掛け的な売りが出たとみられ、1.126ドル台に落ち込む場面もあった。(了)米国株上昇、米指標好調で景気への楽観広がる-ドル高い2021年11月17日 6:51 JST ブルームバーグ 16日の米株式相場は主要3指数がそろって上昇。10月の米小売売上高が3月以来の大幅な伸びとなったほか、小売大手ウォルマートとホーム・デポの決算が消費需要の底堅さを示したことが好感された。米国株、主要3指数が上昇-経済指標や小売決算が好調米国債は長期債中心に続落、10年債利回り1.64%ドル指数、1年ぶり高水準-ドル・円は一時4年ぶり高値NY原油は小反落、備蓄放出の場合の影響見極めNY金先物は続落、ブラード総裁発言後に上げ失う この日発表の経済指標では製造業生産と全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数も市場予想を上回った。いずれも株式相場への追い風となり、セントルイス連銀ブラード総裁の発言による影響を相殺した。ブラード総裁は、インフレ率の急上昇に対応して金融当局は刺激策の縮小を加速すべきだとの見方を示した。 S&P500種株価指数は前日比0.4%高の4700.90。ダウ工業株30種平均は54.77ドル(0.2%)高の36142.22ドル。ナスダック総合指数は0.8%上昇。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時2分現在、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.64%。 Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当マネジングディレクター、マイク・ローウェンガート氏は「小売売上高が堅調に推移し、小売企業の決算発表も良好なスタートを切ったことで、インフレが消費者の妨げになっていないことがはっきりした」と指摘。「これは投資家が必要としていた信任投票の役割を果たす可能性がある。つまり労働市場やインフレ面では若干の問題はあるものの、経済がなお順調に進んでいることを示すものだ」と述べた。 市場で注目を集める次期連邦準備制度理事会(FRB)議長の人事を巡っては、バイデン大統領が記者団に対し、指名発表は「約4日」後になる見込みだと語った。 外国為替市場ではドルが上昇。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は約1年ぶり高水準に達した。米株高となる中、米経済の堅調ぶりを示す指標がトレーダーの注目を集めた。一方でユーロは下げ、対ドルで1年4カ月ぶり安値を付けた。 ドル指数は0.4%上昇し2日続伸。ニューヨーク時間午後4時2分現在、ドルは対円では0.6%高の1ドル=114円80銭。取引終盤には114円84銭と2017年以来の高値を付けた。ユーロは対ドルで0.5%安の1ユーロ=1.1314ドル。 ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの為替戦略グローバル責任者ウィン・シン氏は、米利上げがすでに織り込み済みであることや米国以外の弱さを踏まえると、ドルの上昇は今後も続く可能性があると述べた。 ニューヨーク原油先物相場は小反落。戦略石油備蓄(SPR)が放出された場合の影響を見極める展開となり、日中を通じて不安定な値動きとなった。米エネルギー情報局(EIA)の当局者はこの日、SPR放出が原油相場に与える影響は短命に終わるとの見方を示した。市場ではこのほか、天然ガス相場の高騰で発電所が燃料を天然ガスから石油製品に切り替える可能性も再び意識された。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は前日比12セント(0.2%)安の1バレル=80.76ドルで終了。一方、ロンドンICEの北海ブレント1月限は38セント高の82.43ドル。 ニューヨーク金先物相場は続落。序盤は上昇したが、米金融当局は刺激策の縮小を加速すべきだとブラード総裁が述べた後、上げを失った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比0.7%安の1オンス=1854.10ドルで終了。日本株は5日ぶり反落、日経平均3万円近づき利益確定売り-内需安い2021年11月17日 7:53 JST 更新日時 2021年11月17日 15:35 JST ブルームバーグ 東京株式相場は5営業日ぶりに反落。日経平均株価が心理的な節目となる3万円に近づき、利益を確定する売りが出たとみられる。朝方は円安を背景に上昇して始まったものの徐々に売りが優勢になった。サービスや小売りなど内需株が下落した。半面、電機や精密機器の一角は高かった。TOPIXの終値は前日比12.49ポイント(0.6%)安の2038.34日経平均株価は119円79銭(0.4%)安の2万9688円33銭 市場関係者の見方 T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト株式相場が失速したのは、日経平均が利益確定目的の売りが出やすい3万円の大台水準に迫ったためだ前日まで4営業日続伸した反動が出やすいのに加え、9月の機械受注が市場予想に届かなかったことを嫌気した売りも出たとはいえ日経平均は近いうちに3万円を捉えるだろう。米小売売上高は非常に堅調で景況感は改善している。外需は米国経済に支えられ、内需はコロナの感染が抑制されているからだ 東証33業種下落率上位 空運、サービス、水産・農林、倉庫・運輸、小売業、パルプ・紙上昇率上位 鉱業、精密機器、海運、金属製品 背景機械受注は横ばい、基調判断「持ち直しの動き足踏み」継続-9月貿易収支は3カ月連続赤字、原油高や供給制約の影響続く-10月米小売売上高1.7%増、3月以来の大幅な伸び-市場予想を上回るドル・円相場は1ドル=114円台後半で推移、前日の日本株終値時点は114円15銭日経平均は5日ぶり反落、3万円の壁意識 戻り売り圧力強く2021年11月17日午後3:51 ロイター編集[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反落した。朝方は米株高を好感して続伸して始まったが、3万円に近づくと戻り売りに押され、マイナス圏に転落。日経平均の「3万円の壁」が改めて意識される展開となった。日経平均は朝方に前営業日比101円85銭高の2万9909円97銭で高値をつけた後は急速に伸び悩み、一時184円33銭安の2万9623円79銭で安値を付けた。前日までの4営業日で701円上昇したこともあり、短期的な過熱感から利益確定売りが先行。後場は狭いレンジでもみ合う展開が続いた。TOPIXも5日ぶりに反落し0.61%安の2038.34ポイント。東証1部の売買代金は2兆7424億6200万円。東証33業種では、空運業、サービス業、水産・農林業、倉庫・運輸関連などの28業種が値下がり。鉱業、精密機器、海運業などの5業種は値上がりした。みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、日経平均の上値の重さについて、買い手の少なさを挙げる。「米株高・円安の環境下でも、2万9000円台からは利益確定売りに動く投資家が多い。市場が円安のデメリットを徐々に意識しはじめているほか、海外投資家を中心に日本株のパフォーマンスの悪さを嫌気している可能性がある」という。個別では、リクルートホールディングス、ファーストリテイリング、ダイキン工業などがさえない。日野自動車は4%超安となった。半面、米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が最高値を更新したことを背景に、半導体製造関連の東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENホールディングスが3%超高としっかり。日東電工、スズキも買われた。東証1部の騰落数は、値上がり410銘柄(18%)に対し、値下がりが1706銘柄(78%)、変わらずが67銘柄(3%)だった。米国株式市場=上昇、小売統計やホーム・デポ決算を好感2021年11月17日午前6:46 ロイター編集[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。ホームセンター大手ホーム・デポの決算や米小売統計で消費の堅調さが示され、インフレを巡る懸念が後退したことが背景。10月の小売売上高は前月比1.7%増加し、3月以来の大幅な伸びを記録。市場予想の1.4%増も上回った。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。ホーム・デポは5.73%上昇し最高値で終了。上昇率は2020年4月以来の大きさとなった。第3・四半期(10月31日まで)の売上高が予想を20億ドル近く上回ったほか、1株利益も予想を上回った。オールスプリング・グローバル・インベストメンツのシニア投資ストラテジスト、ブライアン・ジェイコブセン氏は「小売りセクターの見通しが依然としてかなり明るいという安心感をもたらしている」と指摘。「物価は上昇しているものの、個人消費はなお堅調で、サプライチェーンの制約はあるが、それでも商品を棚に並べることができることを示している」と語った。S&P主要11セクターでは一般消費財が1.38%高と上げを主導した。小売指数は1.24%上昇し、2営業日連続で最高値で終了した。小売り大手ウォルマートは通期の売上高・利益見通しを上方修正した。ただ、サプライチェーンの制約で第3・四半期の利益率が圧迫されたことを受け、株価は2.55%安と5月以来の大幅な下げを記録。主要消費財セクターの重しとなった。今週はターゲットやメーシーズ、コールズも決算を発表する。この日は情報技術セクターも1.07%上昇。通信用半導体大手クアルコムが7.89%値上がりし、セクターを押し上げた。同社は、ドイツの高級車メーカーBMWがクアルコム製の半導体を次世代の運転支援および自動運転システムに使用すると発表した。電気自動車(EV)大手テスラは4営業日ぶりに反発。同社株はマスク最高経営責任者(CEO)の保有株売却を受けて前週15%超下落していた。JPモルガン・チェースは、テスラがJPモルガンに売却したワラント(新株引受権)を巡り、2014年に合意した契約にテスラが「著しく」違反したとして、1億6220万ドルの支払いを求めて米ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁に提訴した。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.22対1の比率で上回った。ナスダックでは1.14対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は105億3000万株。直近20営業日の平均は110億2000万株。NY外為市場=ドル16カ月ぶり高値、予想上回る米小売売上高受け2021年11月17日午前6:51 ロイター編集[ニューヨーク 16日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、16カ月ぶり高値を更新。予想を上回る米小売売上高統計が追い風となった。一方、ユーロは下落。成長懸念に加え、欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大していることが重しとなった。10月の米小売売上高(季節調整済み)は前月比1.7%増と、市場予想の1.4%を超えて増加した。増加は3カ月連続。供給の制約が続く中、年末商戦が早めに始まったことで押し上げられたとみられ、インフレ高進が消費支出を抑制していない可能性を示唆した。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.385%高の95.898。一時、2020年7月以来の高値となる95.928を付けた。TDセキュリティーズのシニアFXストラテジスト、メーゼン・イッサ氏は、米市場では米連邦準備理事会(FRB)が来年に1回以上の利上げを実施するという観測が高まったと指摘。先週発表された米消費者物価指数(CPI)が1990年11月以来31年ぶりの大幅な伸びを記録したことを受け、予想よりも早期の利上げ観測が高まっており、「この日発表された米小売売上高統計は火に油を注ぐ展開となっている」と述べた。ユーロ/ドルは0.43%安の1.13175ドル。一時1.1315ドルと、20年7月以来の安値に沈んだ。BDスイス・ホールディングの投資リサーチ主任、マーシャル・ギトラー氏はユーロ安について、米経済と比較し、精彩を欠くユーロ圏の経済動向を反映していると指摘。さらに、米国では新型コロナ感染が落ち着きつつある反面、欧州諸国の一部では感染が再拡大し、部分的なロックダウン(投資封鎖)を再導入する動きが出ているため、「市場はユーロに対し一段と神経質になっている」と述べた。ポンドは対ドルで0.1%高の1.3429ドル。英国立統計局(ONS)によると、10月の被雇用者数は前月比16万人増加し2930万人。新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)前の2020年2月の水準を0.8%上回った。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは下落し、今月1日以来初めて6万ドル台を割り込んだ。ドル/円 NY終値 114.82/114.83【市況】明日の株式相場に向けて=インフレ警戒も勢い増す個別株物色2021年11月17日17時00分 株探ニュース きょう(17日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比119円安の2万9688円と5日ぶり反落。前日までの4営業日合計で700円あまり上昇したあとだけに一服しても仕方のないところ。ただし、日経平均の下げ自体は大したことがなかったが、値下がり銘柄数が1700を上回り全体の8割近くを占めた。業種別でも小売、食料品、サービスなど内需系の銘柄が弱く33業種中28業種が下げた。近くて遠い3万円大台が11月後半相場でも意識されるのかどうか、今週後半の動きはポイントとなる。 前日発表された10月の米小売売上高は事前コンセンサスを上回り、ひとまず消費意欲はそれなりに旺盛であるという認識を得た。物価だけ上昇して、消費者がモノを買わないという、スタグフレーション懸念はとりあえずペンディング状態となったが、一方でFRBが主張する一過性のインフレでは終わらない可能性が出てきた。もっとも、それにマーケットは気づかぬふりをしている。緩和縮小でも現実問題、FRBのバランスシートは膨張を続けているからだ。流動性供給の蛇口は開いたままで、すぐに相場が崩れるとも思えない。 外国為替市場では米長期金利上昇を背景にドル高・円安の流れが再び強まってきた。円安イコール株高はアベノミクス相場でも証明されてきた不文律だ。ただ、時期的に今は微妙。原油や穀物などの商品市況高が取り沙汰されるなか、海外で稼ぐ輸出型企業への為替メリットよりも、企業の輸入コスト増大という陰の方の部分がクローズアップされやすい。ガソリンだけではなく、食品全般についての値上げ報道が、早晩メディアを賑わしそうだ。これに賃金上昇がついてくれば、日本も念願のデフレ脱却シナリオに乗るが果たしてどうか。 個別ではシグマ光機の目先の押し目は狙ってみたい。研究開発用レーザーなどを主力展開するが、増産投資が活発な半導体業界向けに要素部品が伸びている。22年5月期営業利益は前期比11%増の10億9000万円を見込むが、第1四半期の21年6~8月期時点で3億5100万円と前年同期比3倍近い水準を達成、進捗率を考慮して上振れ余地がある。半導体関連の穴株としては高田工業所。出来高は薄く今はノーマークながら目を配っておきたい。同社は中堅の総合プラントメーカーのイメージが強いが、エレクトロニクス分野の装置事業などにも幅広く展開している。化合物半導体向けでは、ウエハーを1枚ずつ回転させながら表面の処理を行う枚葉式ウエット処理装置などを手掛けており注目される。業績は低調だが、それでもPERやPBRの割安さが際立つ。 半導体関連の裾野は広い。追撃買いで妙味ありと思われるのがイソライト工業。セラミックファイバーのトップメーカーで、半導体工業炉向けで需要開拓が進んでいる。今のところ半導体設投需要で潤うとの認識がまだ薄いようで、信用買い残が20万株台にとどまり、株式需給面で軽い。このほか、先月下旬にも取り上げたがキョウデンが強い足だ。プリント配線基板の需要の伸びは活況を極める半導市場とリンクした部分がある。22年3月期営業利益は73%増益と急拡大予想だが一段の上乗せも視野に入る。 目先を変えて、アフターコロナ(リオープン)銘柄では今月上旬にゼットを「新庄効果」の見込める株として紹介したが、これも決算発表を通過して、怖いものなしとばかりに強烈に上値追い基調を強めてきた。さすがに、ここからのむやみな追撃はリスクがあるが、株価指標面では依然として割安感が強く、目先押し目があれば買いを考えたい。経済再開、いわゆるリオープン関連銘柄の強みは、収益水準がたとえ低くても、足もとで赤字が黒字に変わるといったような変化が鮮明であれば、バリュエーションは不問で買われるということだ。会社の規模は違うがオリエンタルランドなどはいい例で、22年3月期中間期の営業赤字幅が縮小(発表は10月28日)しただけで上場来高値を更新し青空圏に駆け上がる。このような“理外の理”相場が堂々と繰り広げられている。 あすのスケジュールでは、10月の首都圏新規マンション販売のほか、20年物国債の入札も行われる見通し。また、東証マザーズ市場にGRCSが新規上場する。海外では、フィリピン中銀、インドネシア中銀、トルコ中銀、南アフリカ中銀がそれぞれ政策金利を発表する。このほか、11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、10月の米景気先行指標総合指数などが注目されている。海外主要企業の決算発表ではアリババ集団、アプライド・マテリアルズの決算にマーケットの関心が高い。(銀)出所:MINKABU PRESS竹内美雪、新武瑠衣が首位発進 1打差には奥山友梨と植手桃子11/17(水) 16:37配信 ゴルフ情報ALBA.Net<京都レディース 初日◇17日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6355ヤード・パー72>今季の国内女子下部のステップ・アップ・ツアー最終戦の初日が終了。「70」の2アンダー・首位に竹内美雪、新武瑠衣が並んだ。首位と1打差・3位タイには奥山友梨と植手桃子。2打差・5位タイには服部真夕、山本景子、常文恵、佐藤靖子、小野祐夢、O.サタヤ(タイ)が続いた。前回大会覇者の小貫麗は2オーバー・24位タイ。今季賞金女王の座が決定しているリ・ハナ(韓国)は4オーバー・48位タイ。そのほか、岩井千怜も同じく48位タイ、原江里菜と香妻琴乃が3オーバー・35位タイとなった。明日の日本株の読み筋=上値の重い展開か、日経平均3万円接近で利益確定売り出やすい16:28 配信 モーニングスター あす18日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開か。17日の日経平均株価は、前日に続き一時2万9900円台に乗せたが、心理的なフシ目となる3万円を前に再びハネ返された。大台に近づくと利益確定売りが出やすい状況に変わりなく、当面はインパクト材料が浮上するのを待つしかないようだ。市場では、「決算が終わり、腑抜け状態のなか、手掛かり材料難で買いたくない」(中堅証券)、「米国株高頼みで、国内は材料がなく方向感が出にくい」(準大手証券)など前向きな声は聞かれない。ただ、政府が19日にまとめる経済対策や、新型コロナウイルス感染の沈静化傾向による経済正常化への期待もあり、売り込みにくい面も続いている。 17日の日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、2万9688円(前日比119円安)引け。朝方は、好調な米10月小売売上高を背景に16日の米国株式が上昇した流れを受け、一時100円超上昇した。その後は利益確定売りに下げに転じた。株価指数先物売りを交えて軟化し、下げ幅は一時180円を超えた。一巡後は押し目買いを支えに下げ渋ったが、戻りは限定された。一部では「3万円を前に上げこじれが続くようだと、上値の重さが強く印象付けられる」(前出の準大手証券)との指摘もあった。今晩のNY株の読み筋=米10月住宅着工件数や高官発言に注目16:53 配信 モーニングスター 17日の米国株式市場は、米10月住宅着工件数は市場予想の平均値が前月比1.6%増の158.0万件。前日の米国株が良好な小売売上高を受けて堅調に推移したことから、住宅市場も好調さがうかがえれば株式市場にとっては追い風になる。 一方、きょうは多くの高官が発言する。FOMC(米連邦公開市場委員会)の常任メンバーのウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事、ウォーラーFRB理事や、今年の投票権を持つエバンズ米シカゴ連銀総裁と、スティック米アトランタ連銀総裁のほか、22年の投票権を持つメスター米クリーブランド連銀総裁の講演にも関心を払っておく必要がある。<主な米経済指標・イベント>米10月住宅着工件数、エヌビディアやシスコシステムズが決算を発表ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事、メスター米クリーブランド連銀総裁、ウォーラーFRB理事、エバンズ米シカゴ連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁が講演明日の戦略-3万円を前に上昇一服、目先は半導体株が相場のかく乱材料に16:53 配信 トレーダーズ・ウェブ 17日の日経平均は5日ぶり反落。終値は119円安の29688円。米国株高を受けて上昇して始まり、開始直後には上げ幅を3桁に広げたものの、すぐに上値が重くなって急失速。マイナス圏に沈むと前場では売りに勢いがつき、下げ幅を3桁に広げて下値模索が続いた。後場に入ると売り圧力が和らぎ、じわじわと下げ幅を縮小。しかし、終盤にかけてはまとまった売りに押され、3桁の下落で取引を終えた。大手半導体株の一角には買いが入った一方、そちらに資金が吸い取られたかのように、他の多くの銘柄は売りに押された。 東証1部の売買代金は概算で2兆7400億円。業種別では鉱業、精密機器、海運などが上昇した一方、空運、サービス、水産・農林などが下落している。ビジネスチャットツールが松屋フーズHDに導入されたことを発表したラキールが急騰。半面、新株予約権の発行を発表したベルトラは、売りが殺到してストップ安となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり410/値下がり1706。レーザーテックが5.3%高、東京エレクトロンが3.3%高、SCREENが3.5%高と騰勢を強めており、いずれも上場来高値を更新。個別に材料もあったトレックスセミコンダクターが急伸した。政府が車載用の先端電池工場の建設を支援すると報じられたことを手掛かりに、戸田工業やダブルスコープ、古河電池、田中化研など電池関連が幅広く物色された。証券会社が投資評価を引き上げた日東電工が大幅高。最近旬のキーワードである「メタバース」に関連するリリースを発表したGFAが人気化し、ストップ高まで買い進まれた。 一方、前日に決算を材料に売られたリクルートが連日の大幅安。トヨタは円安進行を受けて買いが先行したが、終盤にかけて値を消して下落で終えた。前日大商いとなったスノーピークは売り買いが交錯したが小幅に下落。大平洋金属や東邦チタニウムなど、素材系の銘柄に大きく売られるものが散見された。JAL、ANA、三越伊勢丹、TKPなどアフターコロナ関連の多くが軟調。立会外分売を予定していると発表したジモティーが2桁の下落率となった。 日経平均はさえない動きとなったが、きょうの下げ自体は、そこまで悲観するものではない。安値は前場のうちにつけ、終値(29688円)では5日線(29632円、17日時点、以下同じ)を上回っている。前日の16日に直近高値は上回っており、この先に5日線を割り込んだとしても、その下に控えた25日線(29196円)はサポートとして期待できる。節目(今回は3万円)を前にもたつくのは、今に始まったことではない。 ただ、レーザーテックや東京エレクトロンが非常に強かった一方で、それが指数や他の銘柄に好影響を与えなかった点は、やや気がかり。米国では本日17日にエヌビディア、あす18日にアプライド・マテリアルズの決算発表が予定されている。半導体株はこれらの決算を見るまでは安心して買えるとの見方から短期トレードが活発になっている可能性があり、その場合、米半導体株の決算は、中身が良くても手仕舞い売りを呼び込む材料となり得る。きょうは日本株としては半導体株の上昇を好感できなかったが、半導体株が大きく下落した際には、それに対するネガティブな反応が出てこないとは言い切れない。木曜と金曜は半導体株の値動きが荒くなりそうで、全体もその動向に神経質となるだろう。〔ロンドン外為〕円、114円台後半(17日午前9時)18:15 配信 時事通信 【ロンドン時事】17日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円台後半で推移した。午前9時現在は114円80~90銭と、前日午後4時(114円55~65銭)比25銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=129円90銭~130円00銭(前日午後4時は130円00~10銭)と、10銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1315~1325ドル(1.1345~1355ドル)。(了)本日の競技の成績速報が出ていますね。本日の競技には62人が参加して、トップは86(21)=65とのこと。ツ君が91(20)=71で6位。僕が82(7)=75で23位。オ君が95(20)=75で24位。ニ君が91(11)=80で47位。お疲れ様でした。【17日・新型コロナ詳報】10、20代の3人感染、岐阜県 2日続けてのゼロはならず11/17(水) 19:40配信 岐阜新聞Web 岐阜県は17日、美濃加茂市などで新たに計3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者は、16日が約8カ月ぶりにゼロ人だったが、2日連続でゼロ人とはならなかった。感染者は累計1万8896人となった。 新規感染者の年代別は20代2人と10代1人で、いずれもすでに感染が確認されている人の濃厚接触者。新規感染者は11日連続で10人を下回った。前の週の同じ曜日は6人だった。 16日時点の入院患者は15人で、入院患者が20人を下回るのは16人だった昨年10月21日以来、約1年1カ月ぶり。病床使用率は1・7%。宿泊療養施設の入所者は8人。 新規感染者の内訳は、美濃加茂市が2人で、県外1人。年代別は、10代1人、20代2人。NY株見通し-上値の重い展開か 引き続き小売株の決算に注目20:53 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は上値の重い展開か。昨日は米10月小売売上高と小売りのホーム・デポ、ウォルマートの決算が市場予想を上回る強い結果となったことが好感され主要3指数がそろって上昇。S&P500は11月初めに付けた史上最高値まで0.37%に迫り、ナスダック総合も0.50%に迫った。先週の米10月消費者物価指数が31年ぶりの高い伸びとなったことで物価上昇による消費への影響が懸念されたものの、GDPの3分の2を占める個人消費の堅調ぶりが示された。 今晩の取引では主要3指数が最高値に接近したことで、高値警戒感から上値の重い展開か。寄り前にはホームセンターのロウズ、ディスカウントストアのターゲット、アパレル・ディスカウントストアのTJXが第3四半期決算を発表するが、昨日の取引でロウズが4.20%上昇するなど、好決算発表は一定程度株価に織り込み済みで、さらなる上昇のハードルは高そうだ。 今晩の米経済指標は10月住宅着工件数、EIA週間原油在庫、米20年債入札など。ボウマンFRB理事、ウォーラーFRB理事、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にロウズ、ターゲット、TJX、引け後にエヌビディアなどが発表予定。(執筆:11月17日、14:00)〔NY外為〕円、114円台後半(17日午前8時)22:15 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=114円64~74銭と、前日午後5時(114円78~88銭)比14銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1312~1322ドル(前日午後5時は1.1315~1325ドル)、対円では同129円75~85銭(同129円92銭~130円02銭)。(了)【市場反応】米10月住宅着工件数は予想外に減少、許可件数は増加でドルまちまち23:03 配信 フィスコ 米商務省が発表した10月住宅着工件数は前月比‐0.7%の152万戸と、9月153万戸から増加予想に反し減少した。引き続き建築材料や人手不足が影響している。一方、住宅着工の先行指標となる住宅建設許可件数は前月比+4.0%の165万戸と、9月158.6万戸から予想以上の増加となり今後の住宅着工が増加する可能性が示唆された。 米10年債利回りは1.64%まで上昇。ドル・円は住宅着工件数の予想外の減少に失望し114円70銭から114円56銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1320ドルから1.1306ドルへじり安推移した。【経済指標】・米・10月住宅建設許可件数:165万戸(予想:163.0万戸、9月:158.6万戸)・米・10月住宅着工件数:152万戸(予想:157.9万戸、9月:153万戸←155.5万戸)〔NY外為〕円、114円台後半(17日朝)23:13 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】17日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、急速な円安・ドル高の動きが一服し、1ドル=114円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は114円70~80銭と、前日午後5時(114円78~88銭)比08銭の円高・ドル安。 堅調な米小売売上高を受けて早期の米利上げ観測が高まる中、海外市場では一時115円の心理的な節目に迫る場面があった。ただ、ニューヨーク市場に入ってからは、売り買いのきっかけとなる材料に乏しく、114円台後半で持ち高調整の売り買いが中心となっている。 米商務省が発表した10月の住宅着工件数は前月比0.7%減少の152万戸と、市場予想(ロイター通信調べ)の157万6000戸を下回ったが、相場の反応は一時的だった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1295~1305ドル(前日午後5時は1.1315~1325ドル)、対円では同129円60~70銭(同129円92銭~130円02銭)と、32銭の円高・ユーロ安。(了)今夜のNYダウは少し下げてスタートとの様ですね。〔米株式〕NYダウ反落、66ドル安=ナスダックも軟調(17日朝)11/17 23:41 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】17日のニューヨーク株式相場は、利益確定売りなどが先行し、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比66.56ドル安の3万6075.66ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は9.82ポイント安の1万5964.04。(了)ビザが下落 アマゾンが来年から英市場でのビザカードの受け入れ停止=米国株個別11/17 23:55 配信 みんかぶFX ビザが下落。著名投資家のバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがビザとマスターカードの持ち分を減らしたことが明らかとなった。 また、アマゾンが来年から、英国市場でのビザカードの受け入れを停止すると発表したことも嫌気されている。アマゾンはユーザーがビザカードを利用した際の手数料の高さに不服を申し立てており、今回はそれに伴う措置。アマゾンの広報担当者は、「カード決済を受け入れるコストは、顧客に最高の価格を提供しようと努力している企業にとって引き続き障害となっいる」と述べていた。(NY時間09:41)ビザ 204.38(-10.80 -5.02%)マスターカード 354.35(-15.21 -4.12%)アマゾン 3573.53(+32.83 +0.93%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の12銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.17
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11月16日(火)、晴れです。気持ちの良い青空です。そんな本日は6時15分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、7時30分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は8:30~12:00とのこと。大変にスムーズな進行で11:00に終了。当地の知人に連絡するとお茶かランチを…とのことで、11:40頃に知人の車でピックアップしてもらう。「銀の森」へ向かうと平日ですが大変に混雑しています。解き放たれたのですね…。他県ナンバーが多いです。ランチの後は知人宅でお茶しながらよもやま話…。14時頃に愛車まで送ってもらって、帰路に就く。15時頃に帰宅。奥の自家製オレンジケーキとコーヒーでおやつタイム。それではしばらく休憩です。1USドル=114.22円。1AUドル=83.81円。昨夜のNYダウ終値=36087.45(-12.86)ドル。本日の日経平均終値=29808.12(+31.32)円。金相場:1g=7563(+3)円。プラチナ相場:1g=4457(+15)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の10銘柄が値を上げて終了しましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の14銘柄が値を上げて終了しましたね。重点4銘柄では3銘柄が値を上げて終了しましたね。Mipoxが大きく上げましたね。ENEOS「前代未聞の巨額買収劇」は氷山の一角? 日本にも“不穏な”ESGバブルの兆し2021/11/16 07:00 BIJ2021年最大の新規株式公開(IPO)となった米電気自動車(EV)スタートアップ、リビアン(Rivian)の上場は、投資家たちを熱狂させた。「次のテスラ」の呼び声が高いだけあって、11月10日の上場直後に株価が高騰し、時価総額は一時1000億ドル(約11兆円)を突破。ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーターを超え、アメリカの自動車メーカーとしてはテスラに次ぐ額を記録した。ESG投資への熱が広がっているのは、海の向こうだけではない。日本国内でも、エネルギー大手・ENEOSが10月に、再生可能エネルギースタートアップ、ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を2000億円で買収すると発表。経済界や市場関係者の度肝を抜いたばかりだ。 詐欺罪で起訴されたニコラを彷彿とさせる実は、今回の「リビアン・フィーバー」とも言える状況に、眉をひそめる市場関係者も少なくない。「創業者が詐欺罪で起訴されたEVスタートアップ、ニコラ(Nikola)の上場を思い起こさせます」そう語るのは、りそなアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト、黒瀬浩一氏だ。2020年に上場した水素燃料電池トラックメーカーのニコラは、2020年6月に特別買収目的会社(SPAC)の仕組みを利用して上場。当時、まだ1台も生産・販売していなかったにもかかわらず、時価総額は一時、フォードを上回る約288億ドル(約3兆円)となった。2020年9月にはGMとの提携を発表し、順風満帆に見えた。しかし、ニコラが喧伝する技術や開発動向に対する虚偽疑惑が広まり、創業者のトレバー・ミルトン氏は最高経営責任者(CEO)を辞任。GMとの提携は一部を除いて実現せず、ミルトン前CEOはアメリカ連邦検事局から詐欺罪で起訴、アメリカ証券取引委員会(SEC)からは民事提訴された。「アマゾンが筆頭株主とはいえ、まだ本格的な販売を行っていないリビアンの時価総額が1000億ドルになるとは。いくらなんでも過大評価すぎるという懸念が、金融界で広がっています」(黒瀬氏) ESG投資ブームに「バブル」の懸念リビアン上場に株式市場が湧いた背景にはもちろん、そうした時代の潮流、いわゆる“ESG投資ブーム”がある。国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)では、開催国イギリスの主導で、今後販売する新車を、主要市場で2035年までに、世界全体では2040年までに、温室効果ガスを排出しないEVなどに限定することを目指す共同声明を発表。自動車産業が強い日本やアメリカ、ドイツ、フランス、中国は署名を見送った一方で、GMやフォード、メルセデス・ベンツ、ボルボなどの大手自動車メーカーが署名。世界的なEVシフトの勢いは、衰える兆しがない。ESG投資に関する国際的な調査機関「世界持続可能投資連合(GSIA)」によると、2020年のESG投資額は2018年から15%増え、35兆3010億ドル(約3900兆円)に拡大。アメリカは42%増の17兆810億ドルとなり、欧州をしのぐESG投資大国となっている。テスラやリビアンをはじめとするEV関連のスタートアップは、ESG投資ブームの大きな目玉にもなっている。2020年はフィスカー(Fisker)、ローズタウン・モータース(Lordstown Motors)、カヌー(Canoo)などのEVメーカーの上場が相次いだ。ESG投資について、国際決済銀行(BIS)のエコノミストは「ESG投資にバブルが発生する恐れがある」と警告。1990年代後半から2000年にかけて起きた「ドットコムバブル」になぞらえ、「ESGバブル」だと警鐘を鳴らす投資家もいる。 ENEOSの巨額買収が示唆すること日本にとっても“対岸の火事”ではない。ENEOSが2000億円もの金額を投じてジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を買収するというニュースに、経済界や市場関係者の注目が集まった。資産運用会社のストラテジストによると、買収金額の目安は、直近の純利益の5〜7倍が通常だという。ジャパン・リニューアブル・エナジーの2020年の最終損益は約9億円の赤字。稼働まで時間を要する大規模な洋上風力発電プロジェクトを抱えているため、資産算定が高めになる面はあるとはいえ、「これほどの金額を投じるのは前代未聞」という見方が少なくない。〔米株式〕NYダウ反落、12ドル安=長期金利上昇が重し(15日)☆差替6:55 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け15日のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇が重しとなり、小反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比12.86ドル安の3万6087.45ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は7.11ポイント安の1万5853.85で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比823万株減の7億9899万株。 この日は新規の手掛かり材料に乏しい中で、値動きは限定的だった。米長期金利が上昇し、割高感が強まったハイテク株の一角が売りに押された。また、中国の不動産関連の指標悪化が嫌気され、素材株も安かった。一方、中東の航空会社からの新規受注が好感されたボーイングが買われ、ダウ平均を下支え。米原油先物相場が小反発したことなどを受けて、エネルギー株も買われた。 インフレ加速に対処するため米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利上げに踏み切るとの観測から、債券市場では長期債を中心に米国債を手放す動きが広がり、長期金利が上昇した。長期金利の指標である10年物米国債利回りは、前週末終盤の1.56%付近から上昇し、この日終盤には1.63%を付けた。 また、ニューヨーク連銀が朝方発表した11月のニューヨーク州製造業景況指数は前月から改善し、市場予想を上回った。ただ、物価に関する項目も上昇し、インフレ圧力が続いていることが示されたため、株価を支えるには至らなかった。 市場の注目は、翌日発表の10月の米小売売上高や、週内に発表される米小売り各社の四半期決算に向かっている。 個別銘柄(暫定値)では、テスラが1.9%安、エヌビディアが1.2%安、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が1.0%安、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が0.9%安。一方、ボーイングが5.5%高、シェブロンが2.3%高、メタ(旧フェイスブック)が2.0%高、エクソンモービルが0.9%高。(了)〔NY外為〕円、114円台前半(15日)7:15 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け15日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円が売られ、円相場は1ドル=114円台前半に弱含んだ。午後5時現在は114円08~18銭と、前週末同時刻(113円86~96銭)比22銭の円安・ドル高。 米長期金利の上昇を背景に、日米金利差の観点から円売り・ドル買いが優勢となった。米ニューヨーク連邦準備銀行が発表した11月のニューヨーク州製造業景況指数が、前月比11.1ポイント上昇の30.9と、市場予想(ロイター通信調べ)の21.2を上回ったこともドル買いを後押しした。 ただ、ドルをさらに買い上げる材料はなく、円相場は114円台前半で下げ渋る展開。インフレ懸念が広がる中、翌16日に発表される米小売売上高を控えて積極的な商いが手控えられたもようだ。 一方、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は15日、ユーロ圏のインフレ高進は当初の想定よりも長引く可能性があるが、来年には低下に転じるとの見方を改めて示した。来年の利上げ観測を退けたことで、ユーロは対円、対ドルともに売りが先行した。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1361~1371ドル(前週末午後5時は1.1438~1448ドル)、対円では同129円67~77銭(同130円33~43銭)と、66銭の円高・ユーロ安。(了)〔東京株式〕小幅に4日続伸=輸出関連株に買い(16日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】円安を背景に電機、自動車など輸出関連株が買われた一方、利益確定売りも出て売り買い交錯となった。米中首脳のオンライン会談に関心が集まったが、影響は限定的だった。日経平均株価は前日比31円32銭高の2万9808円12銭、東証株価指数(TOPIX)は2.31ポイント高の2050.83と、いずれも小幅に4営業日続伸した。 41%の銘柄が値上がりし、値下がりは54%だった。出来高は11億9059万株、売買代金は2兆7093億円。 業種別株価指数(全33業種)では鉱業、輸送用機器、保険業の上昇が目立った。下落は海運業、パルプ・紙、陸運業など。 【第2部】小幅高。出来高3億1694万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続伸。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=米小売売上高待ちで小動き(16日午後3時)15:16 配信 時事通信 16日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日本時間今夜に発表される10月の米小売売上高を待つムードが先行する中、1ドル=114円台前半で小動きとなっている。午後3時現在、114円14~14銭と前日(午後5時、113円94~95銭)比20銭のドル高・円安。 米ニューヨーク連銀が前日発表した11月のニューヨーク州製造業景況指数は、改めて高インフレ状況を確認させる内容だった。これを受け、前日の海外時間では米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が意識されてドル買い・円売りが優勢になった。 きょうの東京時間はこの流れを引き継ぎ、114円10銭台でスタート。時間外取引で上昇した米長期金利を眺めながら、午前11時ごろには114円30銭近辺まで買われる場面もあった。ただ、買いは続かず、正午ごろには114円10銭付近まで軟化。午後は動意を欠き、114円10銭台の小幅なレンジでの小動きに終始している。 米国で進むインフレが個人消費に与える影響を見極めたいとの雰囲気が漂っており、10月の米小売売上高の発表を前に、「積極的な売買を手控える姿勢が強まった」(FX会社)ようだ。 ユーロは対円、対ドルともに弱含み。午後3時現在、1ユーロ=129円86~87銭(前日午後5時、130円47~47銭)、対ドルでは1.1377~1377ドル(同1.1450~1450ドル)。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が来年中の利上げに慎重な姿勢を示したことで、前日の海外時間にユーロは節目の1.140ドル台を割り込む展開になったが、東京時間の中盤以降は1.138ドル台を中心に底堅く推移している。(了)2022年は米国の株・債券を避け、欧州と日本の株に注目を-モルガンS2021年11月16日 14:50 JST ブルームバーグ 来年は米国の株式と債券を避け、欧州と日本でより良いリターンを追求すべきだ。モルガン・スタンレーの戦略チームはこう助言している。 同チームの予想では、経済成長が上向き、インフレが落ち着いても金融支援の縮小や高いバリュエーションを考慮すると、2022年の米国資産投資はためらわれるという。ファンダメンタルズ(経済の基礎的諸条件)では欧州と日本の方が魅力が高く、中央銀行はより辛抱強くインフレ圧力は低めだとストラテジストらは年次投資見通しで指摘した。 アンドルー・シーツ氏率いる同行ストラテジストは14日、「22年はサイクルの『中盤から終盤』の課題が鮮明になると考える。上向く経済成長と、高いバリューエーションや政策引き締め、投資家の無軌道な動き、大方の投資家が慣れた水準よりも高いインフレ率がにらみ合う形になる」と分析。S&P500種株価指数の下振れや米10年債利回りの大幅な上昇など多くの課題があると付け加えた。 モルガン・スタンレーはS&P500種の22年末予想を4400と、現行より約6%低い水準に設定。経済成長の改善や実質金利の上昇を背景に、10年債利回りが15日の1.55%から来年末までに2.10%に上昇すると見込む。 同行エコノミストは米金融当局が23年に入るまで利上げしないと予想しており、ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)のタカ派的な見方とは対照的だ。 利上げ時期が遅くなれば、ドルは来年初めに堅調でもいずれ下落につながる可能性があるとストラテジストらは予想。シーツ氏のチームは先進国以外の市場について、辛抱強くなるよう呼び掛けた。通貨ではカナダ・ドルとノルウェー・クローネを選好し、人民元はおおむね安定した動きになると見込んでいる。モルガン・スタンレーの22年の投資推奨オーバーウエート 中立 アンダーウエート欧州株 新興国株 米国株日本株 新興国の現地通貨建て債 米国債証券化クレジット 欧州の社債 独国債商品 米国の社債日本株にシフトですか…。米国株式市場=ほぼ横ばい、利回り上昇でテクノロジー株が下落2021年11月16日午前6:45 ロイター編集[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場はほぼ変わらずで取引を終えた。米国債利回りが上昇する中、テクノロジー株への買い意欲が減退した。一方、貨物機需要増加の兆しからボーイング株が買われた。この日、米10年債利回りは10月27日以来の高水準を付けた。これを受けて情報技術セクターが市場全般を圧迫した。金利上昇の恩恵を受ける銀行株は買われた。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「株式市場は債券市場の動向に完全に固執している」と指摘。「多くのトレーダーはインフレ圧力を踏まえ、利回り動向に注目しているが、ニューヨーク州の製造業データが改善し、海外からも楽観的なニュースが出ていることから、市場の取引はまちまちとなっている」と語った。米ニューヨーク連銀が15日に発表した11月の同州製造業業況指数は30.9と、前月の19.8から改善し、市場予想の21.2を上回った。今週は小売り大手ウォルマートやターゲット、ホームセンター大手ホーム・デポ、百貨店メーシーズなどの決算発表が焦点となる。16日には10月小売売上高の発表も予定されており、インフレによる個人消費への影響を探る手掛かりになる見通しだ。ボーイングは5.49%上昇し、3カ月ぶりの高値で引け、ダウ工業株30種を支えた。エミレーツ航空が777型貨物機2機の発注を発表したことや、サウジアラビア航空がワイドボディ機の発注に向けて協議していることを受けた。電気自動車(EV)大手テスラは1.94%安。マスク最高経営責任者(CEO)が、超富裕層は「相応の」税金を払うべきだとしたバーニー・サンダース上院議員を揶揄(やゆ)したことが背景。テスラ株はマスク氏の保有株売却を受けて前週15.4%下落していた。S&Pの主要セクターでは素材が0.46%安と下落率が最大となった。世界的な金属需要をけん引する中国不動産セクターに減速の兆しが見られたことが背景。ディスカウント小売大手のダラー・ツリーは14.28%高。S&P総合500種採用企業で最大の上昇率を記録した。物言う投資家として知られる投資会社マントル・リッジが株式5.7%を取得したことを明らかにした。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.22対1の比率で上回った。ナスダックでは1.26対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は95億6000万株。直近20営業日の平均は109億6000万株。日経平均は小幅続伸、3万円には届かず 戻り売りを警戒2021年11月16日午後3:40 ロイター編集[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で、日経平均は小幅に続伸した。全体的に手掛かりを欠いて模様眺めムードが強い中、好決算銘柄が引き続き物色された。心理的節目である3万円に接近する場面もあったが、戻り売りへの警戒感が上値を抑えて伸び悩んだ。日経平均は、朝方は売り優勢で始まった。取引時間中に始まったバイデン米大統領と中国の習近平国家主席のオンライン首脳会談を見極めたいとのムードになったが、関連報道が伝わっても反応は限定的で、先物主導とみられる買い戻しが活発化すると一時上げ幅を広げた。日経平均はチャート上の節目である4日の戻り高値2万9880円81銭を更新したが、目前に接近した心理的節目3万円は捉え切れなかった。買い戻し一巡後は上げ幅を縮め、大引けにかけて前日終値付近での推移となった。3万円に近づいたことで戻り売りが警戒されたほか、日経平均の15日時点の株価収益率(PER)14.3倍は、安倍政権時代の平均の15倍に近づいているとして「上値追いに慎重になったようだ」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。もっとも、製造業での挽回生産の動きや、コロナ新規感染者数が落ち着いてきておりGoTo政策による内需改善などへの思惑から「年末ぐらいまでは期待が継続しそうだ」(北澤氏)という。TOPIXは0.11%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆7093億1600万円だった。東証33業種では、鉱業、輸送用機器、保険業などが上昇し、海運業、パルプ・紙、陸運業などが値下がりした。東京エレクトロンやソフトバンクグループが堅調に推移し、日経平均を支えた。トヨタ自動車やソニーグループは年初来高値を更新した。一方、日本郵船、リクルートホールディングスなどはさえなかった。東証1部の騰落数は、値上がり890銘柄に対し、値下がりが1189銘柄、変わらずが104銘柄だった。15日のアメリカ株市場が「ほぼ横ばい」で引けた背景事情ウォール街では「非常に厄介な相場」の声も2021/11/16 07:30 ブルームバーグ 会社四季報15日の米株式相場は方向感に欠ける動きとなり、ほぼ横ばいで終了。電気自動車(EV)メーカーのテスラは荒い値動きとなった。米国債利回りは大幅に上昇。テスラは続落し、弱気相場入りに近づいた。ただ終盤には下げの一部を埋め、これにつれてS&P500種株価指数も日中安値から持ち直した。同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は前日、保有するテスラ株の追加売却に言及していた。S&P500種は前週末比ほぼ変わらずの4682.80。ダウ工業株30種平均は12.86ドル(0.1%未満)安の36087.45ドル。ナスダック総合指数も0.1%未満の低下。ジェイコブ・アセット・マネジメントの最高投資責任者、ライアン・ジェイコブ氏は「非常に厄介な相場だ」と指摘。「経済に極めて異例の材料が入り交じっており、これらを乗り越える必要があるのだろう」と語った。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時50分現在、10年債利回りが6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.62%。米国のインフレ高進で金融当局が資産購入テーパリング(段階的縮小)の加速を余儀なくされるとの観測や、ニューヨーク連銀製造業景況指数が予想を上回る上昇となったことが意識された。外国為替市場ではドルが上昇。米国債利回りの上昇でリスク選好の動きが後退した。ユーロが安い。欧州中央銀行(ECB)当局者の見解がハト派的となり、インフレ抑制でECBが後手に回るとの観測が強まった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時19分現在、ドルは対円で0.2%高の1ドル=114円14銭。ユーロは対ドルで0.7%安の1ユーロ=1.1369ドルと、2020年7月以来の安値を付けた。ニューヨーク原油先物相場は小反発。戦略石油備蓄(SPR)の放出に関する米政権の発表はこの日もなく、朝方の下げを埋めた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前週末比9セント(0.1%)高の1バレル=80.88ドルで終了。一時は1.8%安まで下げる場面もあった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は12セント安の82.05ドル。CIBCプライベート・ウェルス・マネジメントの上席エネルギートレーダー、レベッカ・バビン氏は「SPR放出の見通しは現時点で市場にほぼ織り込み済みだ」と指摘。「放出が実現しないままの状態では、市場はじり高となる公算が大きい」とコメントした。ニューヨーク金先物相場は小反落。投資家は中国の経済指標を消化しつつ、世界的なインフレの先行きを意識した。8営業日ぶりの下落についてコメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリースマン氏は「先週に週間ベースで6カ月ぶりの大幅高となっていただけに、利益確定に押されたと考えている」と述べた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前週末比0.1%安の1オンス=1866.60ドルで終了。 日本株の「ガバナンス格差」に海外投資家が着目し始めたソニーGと東芝がたどった明と暗2021/11/16 15:10 ブルームバーグ 会社四季報日本のコーポレートガバナンス(企業統治)向上に向けた数年にわたる取り組みで、ガバナンスが良好な企業とそうでない企業の格差が広がっている。スイスのプライベートバンク、ユニオン・バンケール・プリヴェ(UBP)で2020年7月、ロングショート戦略のファンドを始めたズヘール・カーン氏はこう分析する。同氏によれば、こうした格差に着目した1億ドル(約114億円)規模の「Uアクセス・ロング・ショート・ジャパン・コーポレート・ガバナンス」ファンドは投入以来、年率11%のプラスリターンを上げているという。安倍晋三首相(当時)が15年に導入した上場企業の行動基準に関する「コーポレートガバナンス・コード」は「コンプライ・オア・エクスプレイン(順守せよ、さもなくば説明を)」とうたっているが、カーン氏はこれについて順守義務はなく、順守しなくても罰則はないという意味だとみている。アクティビスト(物言う株主)などからの圧力もあり、ガバナンスを大きく向上させた企業もあるものの、なお道のりは遠いと語った。カーン氏は東京からのビデオインタビューで、「ガバナンスが良好な企業は実際、かなり速いペースでますます良くなっている」が、そうでない企業は「より表面的な改善にとどまり、実質的には変わっていない」と述べた。業績が劇的に好転したソニーグループなど、ここ数年でコーポレートガバナンス関連のサクセスストーリーが幾つか生まれている。最近の東芝の取締役会刷新に関与するなど、アクティビストが引き続き変化を後押しする一方、岸田文雄首相率いる新政権の下で政府の圧力が強まる見込みはほとんどないとカーン氏は指摘する。カーン氏は自らのファンドについて、昨年の新型コロナウイルス感染拡大を発端とする株価のゆがみが一因となり、予想を上回るパフォーマンスとなっていると説明。ファンドの規模をできれば「1、2年」で20億ドル程度に拡大するほか、TOPIXの動向にかかわらず、年8%のプラスリターンを確保することを目指していると述べた。同ファンドはガバナンスが良好で過小評価されている企業30社程度の株式を買い、ガバナンスが不十分で過大評価された約60社の株を売っている。過小評価されたロング銘柄と過大評価されたショート銘柄のバリュエーションの差が縮まるには「数年」かかる見通しで、十分なリターンを得られるとカーン氏は想定。「状況は変わっていくが、そのペースは緩やかだろう」との見方を示した。16日の日経平均株価が小幅ながらも4日続伸となったワケ主力株の上昇が目立つ2021/11/16 16:35 ブルームバーグ 会社四季報 日本株は4日続伸、円安追い風に大型銘柄に資金流入-保険も高い東京株式相場は4日続伸。外国為替市場で1ドル=114円台と円安に推移し、海外収益の改善につながると期待した買いが入った。トヨタ自動車など時価総額の大きな主力株の上げが目立った。米長期金利が上昇し、保険株も高い。半面、海運や鉄鋼、非鉄金属株は下落した。 アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー・決算発表が一巡して手掛かり材料のない中、下期の見通しが良い大型株に資金が集まった・自動車株は外国為替相場の円安基調が好感されたのに加え、部品調達の環境が徐々に改善すると見込んだ買いが入った・一方、商品市況に絡む海運や鉄鋼株は下げた。在庫評価を押し上げる資源高がポジティブインパクトとなってきた銘柄への期待が薄れてきた 債券は下落、米長期金利上昇で売り優勢-5年入札は無難な結果との声債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。この日行われた5年債入札は無難な結果だったが、相場を押し上げるには至らなかった。 SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト・5年債入札は無難な結果だったが、相場全体への影響は中立的。前日の米長期金利上昇を受けて上値が重かった・超長期債、特に40年債はこのところ底堅い動きが続いており、上期に比べ生命保険の買いがペースアップしている可能性・経済対策40兆円超の報道で増発懸念も消えてないが、来年度の予備費を含むとの見方もあり、本年度補正予算で増発の可能性が顕著に高まっているわけではない 5年債入札・最低落札価格は100円39銭と市場予想と一致・応札倍率は4.54倍と前回3.86倍から上昇・小さければ好調を示すテール(最低と平均の落札価格の差)は1銭と前回と同じ SMBC日興証の奥村氏・利回りの絶対水準がサポートラインに達していたことに加え、前回入札から2年や10年対比で割安化が進んだこともあり、無難な結果だった ドルは114円前半、米金利上昇一服で伸び悩む-一時2週間ぶり高値東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移した。ドル買い・円売りが先行して一時約2週間ぶり高値を付けたものの、時間外取引で米金利の上昇が一服するとドル買いは続かず、前日のニューヨーク終値付近へ値を戻した。 みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト・今のところドル・円は方向感が出ていない。テーパーリング(債券購入の段階的縮小)のペースを速めるといった意見が多数派になってくるのか、12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で利上げの前倒しがどれだけ進むかが焦点だが、はっきり織り込んでいくほどの材料がまだ出ていないので、目先は動きにくい・米中首脳会談については、突然バイデン政権の方針が変わらない限りは実質的に良い話が出てくる可能性は低く、基本的にはマーケットの注目度は低い【市況】明日の株式相場に向けて=米中摩擦で奏でる半導体狂騒曲2021年11月16日17時00分 株探ニュース きょう(16日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比31円高の2万9808円と小幅ながら4日続伸。とはいえ値下がり銘柄数の方が大分多く、日本時間の今夜午後10時半に発表される10月の米小売売上高などの経済指標待ちで、やや腰が引けた感じの相場となった。ただし、売買代金首位のレーザーテックが最高値街道で気を吐いたほか、アナログ電源ICメーカーでパワー半導体関連であるトレックス・セミコンダクターが業績増額を受けストップ高に買われるなど、引き続き半導体セクターへの投資資金の流れ込み方は半端ではない。 半導体関連株はこれまで市況関連の切り口で語られてきた。例えば、半導体の需給逼迫が盛んに言われるなかにあっても、DRAM価格が下落基調に転じれば、それは最終需要が落ちているのではないかという疑念が生じる。シリコンサイクルの呪縛である。10月中下旬に東京エレクトロンやレーザーテックなど半導体主力株の値動きが重くなったのは、そうしたネガティブな思惑が重石となった。この時期は、米国でも半導体セクターに対する強弱感が対立し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も中段で不安定な動きをみせていた。 しかし、11月に入ってからSOX指数は一気に上放れ最高値圏に浮上、東京市場でもこれに引っ張られ、東京エレクトロンやレーザーテック、ディスコ、アドバンテスト、SCREENホールディングスといった半導体製造装置大手メーカーが上値を慕う展開となった。 これまでのような市況関連としての切り口ではなく、経済安全保障の観点から半導体の重要性が増している。少なくともマーケットはそう認識した。半導体受託製造の世界最大手TSMCの日本誘致は、米中の半導体覇権を巡る争いが咲かせた花であるとの見方がある。TSMCが汎用性の高い半導体の工場を約8000億円規模で熊本県に建設するが、それには政府が数千億円の補助金を活用して資金的支援を行うことが伝わっている。 これについて市場関係者は「国を挙げてのプロジェクトだが、その後ろには米国の存在が大きい。『中国製造2025』で半導体の自給率引き上げ躍起となる中国に対抗し、アジアで同盟国の日本に製造拠点を確保しておきたい米国の思惑が、今回の動きにつながった」(ネット証券アナリスト)という。とするならば、最先端半導体の生産設備確立や、既存の半導体工場の刷新といった動きが今後は“対中国”という政治的な構図のなかで加速する。そしてこれは半導体業界再編の流れにも合流する可能性がある。 半導体製造装置メーカーでニッチトップともいえる高い技術力を持つ中小型株は株価の見直しが急速に進む可能性が出ている。当欄でも継続的に追ってきたタカトリがここにきて急騰しているが、これは前週末12日の決算発表を好感したのはもちろん、同社のパワー半導体向けスライス・ワイヤソーの高い商品技術力に目をつけた買いも含まれている公算は大きい。また、長野計器は水素関連の切り口で何度か取り上げてきたが、元来、同社の圧力計や圧力センサーは半導体業界が主要納入先のひとつであり、ここにきての買われ方は半導体関連としての側面に光が当たっているようにも見える。 この流れで新たに目を配っておきたいのがオリジン。同社は半導体装置向けに電源を手掛けており、どこかで頭角を現しそうだ。また、藤倉コンポジットも制御機器部門は旺盛な半導体設備投資が追い風となっており、引き続き注目となる。このほか半導体需要とも連動する電子部品株では、5G投資の追い風が強まっている水晶デバイスメーカーにマーケットの関心が向かっている。半導体の製造プロセスで使われるフォトリソグラフィー技術で先駆し、電子ビーム封止工法などオンリーワン技術を持つリバーエレテックもマークしたい。 あすのスケジュールでは、10月の貿易統計、9月の機械受注が朝方取引開始前に発表される。このほか10月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外では10月の英消費者物価指数(CPI)、10月の米住宅着工件数などが予定される。なお、米国ではエヌビディアの8~10月決算にマーケットの関心が高い。(銀)出所:MINKABU PRESS明日の戦略-後場失速もプラスは確保、米国の小売関連の材料に要注目16:39 配信 トレーダーズ・ウェブ 16日の日経平均は4日続伸。終値は31円高の29808円。米国株の下落を受けて小安く始まったが、下値は堅く、押しては戻すといった一進一退がしばらく続いた。11時近辺に先物主導で強い買いが入り、一気に上げ幅を3桁に広げた。しかし、一時的な上昇にとどまり、3万円を前にして急失速。後場に入ると前場の上げ分は早々に消失した。しかし、下げに転じたところでは買いが入り、以降は前日終値付近でのもみ合いが続いた。取引終盤までプラス圏とマイナス圏を行き来したが、大引けにかけて買いが入り、プラスを確保して29800円台に乗せて終了。新興指数が相対的に強く、マザーズ指数が1%を超える上昇となった。 東証1部の売買代金は概算で2兆7000億円。業種別では鉱業、輸送用機器、保険などが上昇した一方、海運、パルプ・紙、陸運などが下落している。上方修正と増配を発表したトレックス・セミコンダクターがストップ高。半面、MBOが不成立となったことを公表したパイプドホールディングスが、後場に入って大きく値を崩した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり890/値下がり1189。レーザーテックが3%近い上昇となったほか、東京エレクトロンや日本電産などハイテク株が強い動き。村田製作所は中期計画の公表も買い材料となった。トヨタ、ソニーG、ソフトバンクGなど主力銘柄が堅調。スノーピークが売買代金3位となる大商いで18%超の上昇と、市場の注目を大きく集めた。上方修正と増配を発表したFRONTEOがストップ高となり、今期大幅増益計画を提示したリビンテクノロジーズは場中値付かずのストップ高比例配分。メタバースを活用したマッチングDX事業の実証実験を開始すると発表したポートが急騰した。 一方、海運大手3社が連日で売られており、川崎汽船は5%を超える下落。リクルートは好決算を発表したものの、利益確定売りが優勢となり3%超下落した。米長期金利は上昇したが、三井住友やみずほなど金融株は売られるものが多かった。上方修正発表もその中身が強い失望を誘ったヤーマンがストップ安をつける場面もあるなど急落。1Qが営業赤字となったGC企画や、2Qが1Q比で営業減益となったUMCエレクトロニクスが2桁の下落率となった。今期は営業赤字に転落する見込みとなったイーロジットは、場中は値が付かずストップ安比例配分となった。 日経平均は4日続伸。11時近辺の強い買いに関しては結局何だったのかよく分からなかったが、そういった不意打ちの上昇もあった分、売りが手控えられたような1日であった。米中のオンライン首脳協議に関しては、今回は両国が関係を良くしようというよりは、これ以上悪くしないようにするために行ったようにも映るだけに、株式市場にプラスの影響があるかは微妙なところ。ただ、対立激化で株価急落といった事態を招く可能性が低下していることは、当然ポジティブな話である。 本日、米国では10月の小売売上高の発表があるほか、ホームデポやウォルマートの決算発表が予定されており、小売関連の材料が多い。物流網の混乱などが警戒される中でも、指標や決算が安心感のあるものとなるようなら、日本の小売株にも好影響が波及するだろう。年末商戦が盛り上がるとの期待が高まってくれば、株高にもつながりやすいだけに要注目だ。これらが失望材料となる展開も想定しておく必要があるが、その場合、米長期金利は上がりづらくなると思われる。そのことは、足元で動きが良くなっているグロース株にはフォローの要素となる。全体的に売りを仕掛けづらい雰囲気が醸成されつつあるように感じられるだけに、目線を上に置いておきたい局面だ。今晩のNY株の読み筋=米10月小売売上高などに注目17:02 配信 モーニングスター 16日の米国株式市場は、米10月小売売上高や、米10月鉱工業生産が注目となる。小売売上高の市場予想の平均値は前月比1.5%増で、前月の0.7%増から伸びが加速する。また、鉱工業生産は同0.9%増と、前月の1.3%減からプラスに転じる見通し。景気回復期待は株価にとってプラスだが、金利の上昇も予想され、注意が必要。このほか、きょうは要人発言の機会も多い。NYダウは高値圏にあり、過熱感も意識されやすい。早期利上げ観測を後押しするような発言が聞かれれば利益確定売りを誘う可能性がある。<主な米経済指標・イベント>経済指標=米10月小売売上高、米10月鉱工業生産企業決算=ウォルマート、ホーム・デポ要人発言=バーキン米リッチモンド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ジョージ米カンザスシティ連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁〔ロンドン外為〕円、114円台前半(16日午前9時)18:21 配信 時事通信 【ロンドン時事】16日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円台前半で推移した。午前9時現在は114円15~25銭と、前日午後4時(113円90銭~114円00銭)比25銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=129円80~90銭(前日午後4時は130円15~25銭)と、35銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1370~1380ドル(1.1415~1425ドル)。(了)隠れ「半導体」「5G」関連を狙え、投資妙味膨らむニッチ化学株6選 <株探トップ特集>19:30 配信 株探ニュース 化学株は好業績を誇りながらも割安に放置されがちだが、そこに投資妙味も膨らむ。とりわけ、半導体や5G、EVなどに絡む高シェア企業は、急成長が見込め株価も上昇が期待できる。現在値三井化 3,285 +45三菱ケミH 936.1 -12.10住友化 568 -8東ソー 1,767 -13デクセリア 3,365 -90―業績増額修正が相次ぎ割安感顕著、世界規模での高シェア誇る企業に存在感― 3月期決算企業の中間決算発表シーズンは15日でほぼ終了した。市場には、「堅調な業績の発表が多かった」と前向きに評価する声は少なくなく、年末相場に向けた期待が膨らんでいる。とりわけ、「半導体」や「5G」、「電気自動車(EV)」などに絡む関連企業には、好業績を発表する企業が相次いでいる。そんななか、半導体や5G関連などの見落とされがちな好業績割安株として注目を集めているのが、独自のニッチ分野で確固たる地位を占める中小型化学株だ。●大手化学株は石化市況の上昇が追い風に コロナ禍からの景気回復に向けて、日本企業の業績復活期待が高まっている。そんな業績回復機運に乗るセクターのひとつが 化学株だ。化学大手の三井化学 や三菱ケミカルホールディングス 、住友化学 、東ソー などの企業は中間決算で軒並み業績の増額修正に踏み切った。プラスチック原料やアクリル樹脂原料といった石化市況が上昇するなか、例えば三井化学の22年3月期業績は最高益が予想されるなど収益は高水準だ。●やや地味で目立ちにくい分だけ割安感顕著に 化学セクターの株価も底堅く、業種別株価指数で「化学」は1年前から約10%上昇している。とりわけ、化学株のなかでも投資妙味が膨らむのは半導体や5G、EVなど成長分野の関連部材などで独自の分野に強みを持つ銘柄だ。例えばデクセリアルズ は、今月に入り22年3月期業績の増額修正や増配を発表したことが好感され、株価は一気に上場来高値を更新した。スマートフォンやテレビのディスプレーとフレキシブルプリント回路の接続などに使う導電性膜である「異方性導電膜」やリチウムイオン2次電池向け表面実装型ヒューズなどが好調だ。 また、大阪有機化学工業 は半導体に使われるモノマーで世界的高シェアを誇り、21年11月期の連結営業利益は前期比30.6%増の58億円と前期に続き最高益の見通し。今期で7期連続増配が見込まれ、株価も上場来高値圏で堅調に推移している。 化学株は、電機セクターなどのハイテク株に比べ、やや地味で目立ちにくい側面があることは否定しづらい。しかし、逆にその性格が株価の割安さを生んでいる。そこで、以下、化学株で高成長が期待できる有望割安株を紹介したい。●メック、JCU、扶桑化学、KHネオケムなど注目 メック ~半導体を搭載するパッケージ基板向け超粗化系密着向上剤「CZシリーズ」などが好調。今月には、今期3回目となる21年12月期業績予想の増額修正を行った。連結営業利益は37億5000万円(前期比58.2%増)と最高益更新の見込み。株価は9月につけた最高値3890円更新に迫る。 JCU ~配線板の回路設計で使うめっきの添加剤などを製造。特に、5Gなどでは半導体パッケージ基板に対する品質要求は一段と高まり、銅めっきは隙間なく密着することなどが求められるため、添加剤も高品質な製品が必要とされる。22年3月期の連結純利益は59億円(同25.3%増)と3期ぶり最高益の予想。 扶桑化学工業 ~同社の超高純度コロイダルシリカは、半導体に使われるシリコンウエハーの研磨材の主原料としてトップシェアを誇る。リンゴ酸の輸出も順調。8月に業績を増額修正し最高益更新へ。株価は9月の最高値視野の展開。 堺化学工業 ~酸化チタン大手。積層セラミックコンデンサー向け誘電体や誘電体材料が車載用途向けや通信機器関連向けに好調。22年3月期業績予想を増額修正し、連結営業利益は前期比62.6%増の70億円に。酸化チタンも順調。株価は今期予想連結PER7倍近辺、配当利回りは3%台。 KHネオケム ~基礎化学品の溶剤や可塑剤原料、機能性材料の冷凍機油原料などの販売数量が増加。これを受け、11月に3回目の増額修正を発表。21年12月期連結営業利益は185億円と4期ぶり最高益に。株価は連結PER9倍台と見直し余地。 太陽ホールディングス ~プリント配線板に欠かせないソルダーレジストの世界トップ企業。パソコンやサーバー用半導体メモリー向け製品の需要が好調。医療・医薬品事業も堅調。11月に業績増額修正を行い最高益更新の見込み。【16日詳報】岐阜県で感染者確認なし 今年3月15日以来246日ぶり11/16(火) 19:42配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は16日、新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかったと発表しました。 新規感染者が確認されなかったのは今年3月15日以来、246日ぶりです。県内の感染者は合わせて1万8893人で変わりません。 古田肇知事は「引き続きワクチンを接種した方も含め、油断なく基本的感染防止対策の徹底をお願いしたい」というコメントを発表しました。 隣りの県では愛知県は8人、三重県は確認されませんでした。NY株見通し-10月小売売上高とウォルマート、ホーム・デポの決算に注目20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は経済指標と決算発表に注目。昨日は翌日以降に注目度の高い経済指標や決算発表を控え様子見姿勢が強まる中、長期金利が上昇しハイテク株の上値圧迫要因となったものの、主要3指数はそろってほぼ横ばいで終了した。今晩は寄り前に発表される米10月小売売上高とウォルマート、ホーム・デポの決算が焦点となりそうだ。先週発表の米10月消費者物価指数(CPI)は31年ぶりの高い伸びを記録したことで、物価高の消費や大手小売株の業績への影響が注目される。アジア時間にバイデン米大統領と習近平中国国家主席の会談が初めてオンライン形式で開催され、双方が友好的な姿勢を示したことは一定の安心感となりそうだ。 今晩の米経済指標は10月小売売上高のほか、10月鉱工業生産など。バーキン米リッチモンド連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ジョージ米カンザスシティ連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁のディスカッション参加や講演も予定されている。企業決算は寄り前にウォルマート、ホーム・デポ、トランスダイム・グループが発表予定。〔NY外為〕円、114円台前半(16日午前8時)22:13 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=114円27~37銭と、前日午後5時(114円08~18銭)比19銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1357~1367ドル(前日午後5時は1.1361~1371ドル)、対円では同129円88~98銭(同129円67~77銭)。(了)〔NY外為〕円、114円台前半(16日朝)23:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】16日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、堅調な米小売売上高統計の発表を受け、1ドル=114円台前半で弱含みに推移している。午前9時現在は114円35~45銭と、前日午後5時(114円08~18銭)比27銭の円安・ドル高。 米長期金利の上昇を背景に、海外市場では円売り・ドル買いがじりじりと進行。ニューヨーク市場はこの流れを引き継ぎ、114円32銭で取引を開始した。 米商務省が朝方発表した10月の小売売上高は前月比1.7%増加し、3カ月連続のプラス。市場予想の1.4%増を上回り、物価が高止まりする中、経済活動で大きな比重を占める個人消費が堅調を保っていることを示す内容だった。これを受け、市場はドル買いで反応し、円は一段と軟化。一方、同時刻に発表された10月の米輸入物価指数は2カ月連続で上昇し、市場予想も上回る内容だった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1355~1365ドル(前日午後5時は1.1361~1371ドル)、対円では同129円95銭~130円05銭(同129円67~77銭)と、28銭の円安・ユーロ高。(了)【市場反応】米10月小売売上高/輸入物価指数、予想上回りドル買い23:34 配信 フィスコ 米商務省が発表した10月小売売上高は前月比+1.7%となった。伸びは9月+0.8%から予想以上となり、政府の一時現金支給が押し上げた3月以来で最大を記録。また、変動の激しい自動車を除いた小売りも前月比+1.7%と9月+0.7%から予想以上の伸びとなった。 同時刻に発表された10月輸入物価指数は前月比+1.2%。伸びは9月+0.4%から予想を上回り5月来で最大。 良好な結果を受けて米国債相場は下落。10年債利回りは1.62%まで上昇した。ドル・円は114円25銭から114円43銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1360ドルまで弱含んだ。【経済指標】・米・10月小売売上高:前月比+1.7%(予想:+1.4%、9月:+0.8%←+0.7%)・米・10月小売売上高(自動車除く):前月比+1.7%(予想:+1.0%、9月:+0.7%←+0.8%)・米・10月輸入物価指数:前月比+1.2%(予想:+1.0%、9月:+0.4%)〔米株式〕NYダウ反発、78ドル高=ナスダックも高い(16日朝)23:48 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク株式相場は、米小売売上高が市場予想を上回る伸びとなったことを好感し、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比78.93ドル高の3万6166.38ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は15.68ポイント高の1万5869.53。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.16
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11月15日(月)、晴れです。気持ちの良い青空が広がります。ゆっくり寝ていたかったのですが、寝具のカバー類を洗濯するという奥に起こされました…。7時50分起床…。新聞がないので、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは2階の掃除機と階段のモップかけとベッドパッド干しですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!1USドル=113.86円。1AUドル=83.54円。現在の日経平均=29812.22(+202.25)円。金相場:1g=7560(+8)円。プラチナ相場:1g=4442(-20)円。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点8銘柄では5銘柄が値を上げてスタートしましたね。TOWAが大きく上げて、Mipoxが大きく下げていますね。昨夜のいい気分の状態でミニファンドの修正をいくつかかけていましたが、吉と出るのか凶と出るのか…。TOWAが大きく上げていますが、トーカロ、サムコ、I-PEXなどはどうなんだろう…。日経平均は185円高、米国株高を受け買い優勢=15日前場9:30 配信 モーニングスター現在値エムスリー 6,596 +205電通G 4,195 -80大王紙 2,076 +37王子HLD 600 +7三菱UFJ 651.7 +9.10 15日前場午前9時25分の日経平均株価は前週末比185円23銭高の2万9795円20銭。朝方は、買い優勢で始まった。米長期金利の落ち着きなどを背景に12日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、一時2万9861円88銭(前週末比251円91銭高)まで上昇した。その後は、戻り売りや利益確定売りに伸び悩み商状となっている。 業種別では、エムスリー 、電通グループ などのサービス株や、大王紙 、王子HD などのパルプ紙株が堅調。三菱UFJ 、三井住友 、ゆうちょ銀行 などの銀行株や、トヨタ 、日産自 、ホンダ などの輸送用機器株も買われている。ソフバンG 、ZHD 、ネクソン などの情報通信株も高い。東エレク 、ファナック 、太陽誘電 などの電機株も値を上げている。 半面、JAL 、ANA などの空運株が軟調。JFE 、神戸鋼 などの鉄鋼株も売られ、上組 などの倉庫運輸関連株も安い。商船三井 などの海運株もさえない。 個別では、SバリューH (監理)がストップ高カイ気配となり、クロスマーケ がストップ高。恵和 、スプリックス などの上げも目立つ。半面、ダイヤHD 、エフオン がウリ気配となり、タツモ 、ミルボン などの下げが目立つ。トムソンが急騰し年初来高値を更新、上期業績が計画を超過し、通期予想を上方修正10:02 配信 モーニングスター現在値日トムソン 721 +100 日本トムソン が急騰。12日引け後の決算発表で、22年3月期上期(21年4-9月)の連結業績が計画を超過し、22年3月期通期の業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比100円ストップ高の721円まで値を上げ、5月11日に付けた年初来高値719円を更新している。 22年3月期上期は、売上高300億9000万円(前年同期比48.5%増)、営業損益22億5700万円の黒字(前年同期は7億4800万円の赤字)。半導体製造装置等のエレクトロニクス関連機器や工作機械向け等の需要が好調に推移し、為替も想定より円安で推移する中、売上高で30億9000万円、営業利益で9億5700万円、それぞれ従来予想を上回った。 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の560億円から610億円(前期比37.6%増)に、営業損益を35億円の黒字から51億円の黒字(前年同期は5億5900万円の赤字)にそれぞれ引き上げている。 午前9時59分現在の株価は99円高の720円。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース2021年11月15日 6:00 JST ブルームバーグ さまざまな業界に影響を及ぼしている供給面での問題ですが、身近な物で言えばコーヒーも例外ではありません。悪天候や輸送面での混乱、肥料コストの急上昇を背景にブラジルやベトナムなどで供給問題が発生し、コーヒー生豆の価格が急伸しています。高級コーヒー生豆品種であるアラビカ種の先物は約7年ぶり高値を付けました。過去1年間に価格は約2倍となっており、アラビカ種の使用が多いスターバックスなどではコスト見通しの厳しい状況が続いています。コーヒー製品のさらなる値上がりは避けられないかもしれません。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 内容後退国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)は13日、成果文書を採択して閉幕。各国・地域代表は波乱含みの約2週間の協議を経て、石炭使用の削減と化石燃料への「非効率な」補助金の削減、現行の2030年の排出削減目標を22年末までに再検討・強化することで合意した。「グラスゴー気候協定」には、パリ協定が目指す「産業革命前からの気温上昇をセ氏1.5度に抑える」努力の追求が明記された。詰めの協議では、先進国の貢献拡大を主張する中国とインドが土壇場で当初案に反対。インドの要求を受け入れる形で、石炭使用の「段階的な廃止」が「段階的な削減」の表現に弱められ、内容が後退した。 トップと見解相違モルガン・スタンレーのエコノミストらは2023年まで米利上げはないとの予想を維持しており、同行のジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)と見解が相違する格好となっている。ストラテジストのアンドルー・シーツ氏は14日発表した見通しで、米金融当局は資産購入を来年半ばまでに終了するが、利上げは23年の早期まで開始されないと同行エコノミクスチームはみていると明らかにした。ゴーマンCEOは、米金融当局は22年1-3月(第1四半期)に「動き始める」べきだとの考えを示している。 過剰反応は禁物米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米金融当局は高インフレに過剰反応するべきではないと指摘した。米国民に痛みをもたらしていても、そうしたインフレは一時的なものとなる可能性が高いことを理由に挙げた。総裁はCBSの番組で、「金融政策を調整すれば、それは遅効的に作用する」とし、「そのため短期的な物価上昇に過剰反応すれば、長期的に景気を妨げる可能性がある」と述べた。 コロナ収束が鍵イエレン米財務長官は、米国では新型コロナウイルス感染を制御することがインフレ抑制への鍵になるとの考えを示した。イエレン氏は14日放送予定のCBSとのインタビューで、「今回のインフレの要因は新型コロナだと認識することが重要だ」と発言。インフレ率については、2022年後半までに鈍化するとの見通しをあらためて表明。「労働供給や需要パターンが正常化すれば、そうなると予想する。新型コロナにしっかり対応できれば、来年後半のどこかの時点で物価は正常に戻ると考える」と話した。 黒幕ではないベラルーシ経由で数千人もの難民や移民がポーランドに押し寄せている問題を巡り、ロシアのプーチン大統領は、自身がこの移民危機の背後にいるとの見方を否定した上で、解決に向けて支援する用意があると表明した。プーチン氏は、今回の移民問題についてメディアの報道で知ったとし、可能な限りあらゆる方法で力を貸す用意があると述べた。日本株は続伸、大規模な経済対策を期待-半導体関連や情報・通信高い2021年11月15日 7:58 JST 更新日時 2021年11月15日 9:15 JST ブルームバーグ 東京株式相場は続伸。政府の経済対策は財政支出が40兆円を超える見通しと伝わり、経済活動の再開が早まると期待した買いが入った。12日の米国市場で大型のハイテク株が上昇したことを受け、半導体関連や電機、情報・通信株が高い。内閣府が取引開始前に公表した7-9月期の国内総生産(GDP)速報値は市場予想を超える減少になったが、株式相場への影響は現時点で限定的だ。TOPIXは前営業日比15ポイント(0.7%)高の2055.60-午前9時3分時点日経平均株価は214円94銭(0.7%)高の2万9824円91銭 市場関係者の見方 東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト政府の経済対策は、30兆円規模だと見込まれていた財政支出で40兆円という新たな数字が出てきたことは好感されるだろう。消費関連やサービスなどの非製造業株に買いが向かう米国株が上昇し、日本市場にも楽観ムードが波及する。米労働省雇用動態調査(JOLTS)の求人件数が市場予想を上回ったことが米国株を押し上げた要因。11月の米ミシガン大消費者マインド指数は発表の中で5-10年先では前月から変わっておらず、インフレは一時的なものとして解釈されたとみられる業種では、長期金利が落ち着いていることから半導体関連や機械、精密機器、情報通信といった成長株に買い戻しが入りそうだ 東証33業種上昇率上位 サービス、パルプ・紙、銀行、ゴム製品、輸送用機器下落率上位 鉄鋼、倉庫・運輸、鉱業、不動産 背景経済対策は財政支出40兆円超に、コロナ支援策が押し上げ-報道米消費者マインドは予想外の低下、10年ぶり低水準-インフレ懸念 米自発的離職者、9月に過去最高を記録-人材確保さらに困難に GDPは年率3.0%減、2四半期ぶりマイナス成長-7~9月ドル・円相場は1ドル=114円近辺で推移、前営業日の日本株終値時点は114円20銭寄り付きの日経平均は続伸、GDPに反応薄 米株高から好地合い継続2021年11月15日午前9:14 ロイター編集[東京 15日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比197円40銭高の2万9807円37銭となり、続伸してスタート。朝方発表された7─9月期実質GDP成長率が2四半期ぶりマイナスとなったことには反応薄で、前週末の米国株高を手掛かりに、好地合いを継続している。業績見通しを上方修正した東京エレクトロンが上場来高値を更新して始まった。やはりTOWAは買い銘柄でしたね。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい~2021年11月15日08時39分 株探ニュース15日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい■三井住友、22/3 上方修正 最終益6700億円←6000億円■前場の注目材料:脱炭素エンジンへ連携、トヨタなど5社、新燃料や水素研究■リバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりやすい15日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はNYダウが179ドル高だった。11月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小する場面が見られたものの、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いに引けにかけ上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の29710円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや買い先行で始まろう。米中首脳会談がオンラインで開催される予定であり、緊張が高まっている米中関係の修復に向けたきっかけとなるかが注目されよう。また、先週末にオプションSQが通過したことで需給状況は軽くなっていると見られるほか、決算発表については先週末でピークを通過したことから、機関投資家も動きやすくなっていると考えられる。先週後半にかけてのリバウンド基調を引き継ぐ格好から先高観は高まりそうだ。先週の日経平均は週前半こそ前週の上昇に対する利食い優勢の展開だったが、25日線を支持線として週後半はリバウンドを見せた。上値抵抗線になりつつあった5日線を突破しており、利食いはこなした格好だろう。決算発表が通過し、改めて業績評価の流れが意識されるほか、政府の経済対策への期待も週末にかけて高まりやすいと考えられ、29500円を支持線としたリバウンドを意識したスタンスに向かわせやすいと考えられる。また、29500円を下回ったとしてもSQ値が支持線として押し目買い意欲は強いと考えられ、同水準に位置する5日線水準では底堅さが見られそうだ。物色の流れとしては米国のハイテク主導の上昇の流れを受けて、指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向が注目されるほか、経済対策の発表を控えて、政策テーマに関連した物色も活発化しそうである。そのほか、先週末の決算では三井住友、ゆうちょ、T&DHD、PHCHD、井関農、PKSHA、ブシロード辺りが注目されよう。■三井住友、22/3 上方修正 最終益6700億円←6000億円三井住友は2022年3月期業績予想の修正を発表。最終利益を6000億円から6700億円に上方修正した。融資の焦げ付きに備える与信関連費用が想定を下回る見込みとなった。あわせて年間配当は従来計画から10円増やして210円(前期実績は190円)とした。その他、3300万株(発行済み株数に対する割合2.4%)、1000億円を上限とする自社株買いを発表した。■前場の注目材料・日経平均は上昇(29609.97、+332.11)・NYダウは下落(36100.31、+179.08)・ナスダック総合指数は上昇(15860.96、+156.68)・シカゴ日経先物は上昇(29710、大阪日中比+110)・SOX指数は上昇(3794.50、+30.02)・VIX指数は下落(16.29、-1.37)・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・脱炭素エンジンへ連携、トヨタなど5社、新燃料や水素研究・経済安保、専従で情報収集、来年度から、防衛省、中国念頭に・ワクチン供給拡大優先、APEC首脳宣言、人の往来促進協調・藤井、最年少4冠、更新28年ぶり、初の竜王獲得・社会課題解決、投資で推進、金融20社、共同宣言へ☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 7-9月期GDP第一次速報(前期比年率予想:-0.7%、4-6月期:+1.9%)<海外>・11:00 中・10月小売売上高(前年比予想:+3.7%、9月:+4.4%)・11:00 中・10月鉱工業生産(前年比予想:+3.0%、9月:+3.1%) 提供:フィスコジェイソン・コクラックが逆転優勝 マシュー・ウルフは11位Tで終戦11/15(月) 6:37配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・ヒューストン・オープン 最終日◇14日◇メモリアルパークGC(米テキサス州)◇7412ヤード・パー70>米国男子ツアーのテキサス決戦は最終ラウンドが行われ、「65」をマークしたジェイソン・コクラック(米国)がトータル10アンダーでフィニッシュ、逆転優勝を飾った。単独首位で出たスコッティ・シェフラー、ケビン・ツウェイ(ともに米国)がトータル8アンダーの2位に入った。クレイマー・ヒコック(米国)がトータル7アンダーで単独4位。トータル6アンダーの5位タイにジョエル・ダーメン、マーティン・トレーナー(ともに米国)が続いた。2位タイからスタートしたマシュー・ウルフ(米国)は2つ落とし、トータル4アンダーの11位タイで4日間を終えた。世界ランキング1位のネリー・コルダが今季4勝目 レクシーはPOで惜敗11/15(月) 6:48配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ペリカン女子選手権 最終日◇14日◇ペリカンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6352ヤード・パー70>米国女子ツアーの「ペリカン女子選手権」は最終ラウンドが行われ、世界ランキング1位のネリー・コルダ、レクシー・トンプソン(ともに米国)、リディア・コ(ニュージーランド)、前年覇者のキム・セヨン(韓国)がトータル17アンダーで並びプレーオフへ突入した。ネリーは最終ホールでバーディを奪い追いつき、レクシーは最終ホールをボギーとして4人によるプレーオフへ。1ホール目でバーディを奪ったネリーが3人を振り切り、今季4勝目を飾った。日本勢では笹生優花が5バーディ・2ボギーで3つ伸ばし、トータル11アンダーの14位。畑岡奈紗は1バーディ・1ボギー・1ダブルボギーで2つ落とし、トータル5アンダーの40位タイで終えた。これで残すは最終戦のみ。ここまでの年間ポイントレース上位60人が年間女王の称号を懸けて臨む。ミニファンドの組み換えプランは、売却の4銘柄は処理できましたが、購入の3銘柄が激しく値を上げていて処理できたのかどうか不明の状態ですね。もう少し上の価格設定でないと難しかったかな…。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の16銘柄が値を上げて終了しましたね。重点4銘柄では2銘柄が値を上げて終了しましたね。日本トムソン、トーカロ、TOWA、I-PEXが大きく上げて、Mipoxが大きく下げましたね。ミニファンドに新規に組み込もうと思った銘柄は全く買えずに終わってしまいましたね…。次のチャンスを…。〔東京株式〕3日続伸=薄商いで伸び悩む(15日)☆差替15:04 配信 時事通信 【第1部】朝方は半導体関連株を中心に上昇したが、薄商いの中で買いが広がらず、次第に伸び悩んだ。終値は日経平均株価が前営業日比166円83銭高の2万9776円80銭、東証株価指数(TOPIX)が7.92ポイント高の2048.52と、ともに3営業日続伸。 48%の銘柄が値上がりし、47%は値下がりした。出来高は11億6341万株。売買代金は2兆6394億円。 業種別株価指数(33業種)はサービス業、輸送用機器、パルプ・紙などが上昇。保険業、海運業、空運業などは下落した。 【第2部】小幅上昇。出来高3億2622万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続伸。(了)〔東京外為〕ドル、113円台後半=手掛かり難でこう着(15日午後3時)15:07 配信 時事通信 15日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規の手掛かり材料が乏しく、1ドル=113円台後半でこう着している。午後3時現在、113円82~82銭と前週末(午後5時、114円05~05銭)比23銭のドル安・円高。 東京時間は114円近辺で始まったが、時間外取引の米長期金利の低下や日経平均株価の上げ幅縮小などを受けて徐々にドル売り・円買いが優勢になり、午前11時前には113円70銭近辺まで下押す場面があった。 その後は買い戻しも散見され、113円80銭台に持ち直したが、「114円付近では個人投資家の売りが厚い」(FX会社)と指摘され、上値は重かった。東京時間は新規の材料が不足しており、午後はおおむね113円80銭台で動意薄の展開になっている。市場では「既に関心は今晩の米債券市場の動向に移っている」(同)との声が聞かれた。 ユーロは対円で横ばい、対ドルで強含み。午後3時現在、1ユーロ=130円43~44銭(前週末午後5時、130円59~60銭)、対ドルでは1.1460~1461ドル(同1.1449~1453ドル)。(了)日経平均は166円高と3日続伸、伸び悩み後の戻り限定、騰落銘柄数ほぼイーブン=15日後場15:14 配信 モーニングスター現在値エムスリー 6,601 +210楽天G 1,193 +27日本郵政 870.4 +14.50日産自 648.8 +18.20トヨタ 2,102 +23.50 15日後場の日経平均株価は前週末比166円83銭高の2万9776円80銭と3営業日続伸。朝方は、買い優勢で始まった。米長期金利の落ち着きなどを背景に12日の米国株式市場で主要3指数が上昇した流れを受け、前場の早い段階で2万9861円88銭(前週末比251円91銭高)まで上昇した。ただ、心理的なフシ目となる3万円大台を前に買いは続かず、一巡後は、戻り売りや利益確定売りに伸び悩んだ。昼休みの時間帯に中国・上海総合指数や香港ハンセン指数が軟調に推移したこともあり、後場早々には2万9718円21銭(同108円24銭高)まで押し戻された。その後持ち直したが、戻りは限定された。 東証1部の出来高は11億6341万株、売買代金は2兆6394億円。騰落銘柄数は値上がり1054銘柄、値下がり1029銘柄、変わらず100銘柄。 市場からは「米国株高に引っ張られ、日本株も上昇したが、日経平均は3万円に近づくと上値が重くなってくる。国内発の手掛かり材料に乏しく、買いが広がらない」(準大手証券)との声が聞かれた。 業種別では、エムスリー 、楽天グループ 、日本郵政 などのサービス株や、日産自 、トヨタ 、ホンダ などの輸送用機器株が堅調。日本紙 、王子HD 、北越コーポ などのパルプ紙株や、SUMCO 、三益半導 などの金属製品株も高い。中外薬 、第一三共 、エーザイ などの医薬品株も引き締まった。ソフバンG 、ネクソン などの情報通信株や、東エレク 、ファナック 、太陽誘電 、村田製 などの電機株も買われた。クボタ 、ダイフク などの機械株も値を上げた。 半面、第一生命HD 、東京海上 、かんぽ生命 などの保険株が軟調。川崎汽 、商船三井 、郵船 などの海運株や、JAL 、ANA などの空運株も安い。JFE 、日本製鉄 、神戸鋼 などの鉄鋼株も売られ、JPX 、オリックス 、クレセゾン などのその他金融株も値を下げた。 個別では、ダブルスタン 、エムアップH 、ブレインP 、スノーピーク 、マイネット などがストップ高。半面、テモナ 、プレサンス 、ミルボン 、LINK&M 、エフオン などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、15業種が上昇した。■日本トムソン 721円 +100 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値 東証1部 上昇率10位 日本トムソンがストップ高の721円に買われ、年初来高値を更新した。前週末12日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を560億円から610億円(前期比37.6%増)へ、営業利益を35億円から51億円(前期5億5900万円の赤字)へ、最終利益を31億円から42億円(前期比19.5倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各5円50銭の年11円を予定していた配当予想を中間6円・期末7円の年13円(前期8円)にすると発表したことが好感された。半導体製造装置などのエレクトロニクス関連機器や工作機械向けなどの需要が好調に推移していることに加えて、上期において為替が想定よりも円安で推移したことなどが要因としている。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高300億9000万円(前年同期比48.5%増)、営業利益22億5700万円(前年同期7億4800万円の赤字)、最終利益21億7100万円(同5億8800万円の赤字)だった。■TOWA 3,545円 +335 円 (+10.4%) 本日終値 TOWAの上げ足が止まらない。株価は6連騰で355円高の3565円まで上値を伸ばし、2000年9月以来約21年ぶりの高値圏を快走している。樹脂封止装置(モールディング装置)を主力とする半導体製造装置メーカー大手で、増産設備投資に積極的な中国や台湾の大手半導体メーカーを主要顧客としていることから追い風が強い。22年3月期業績予想は期中2度にわたる上方修正を行い、直近では営業利益段階で115億円(前期比3.2倍)を予想。また、同社の過去営業最高益は98年3月期に達成した41億1600万円で、それを23期ぶりに大幅に上回ることになる。PERは10倍台と依然として割安感がある。■トーカロ 1,535円 +143 円 (+10.3%) 本日終値 トーカロが急騰、一時153円高の1545円まで上値を伸ばし上値抵抗ラインとして意識されていた1500円台を一気に回復した。半導体製造装置部品向けを中心に表面処理加工を手掛け、セラミックスなどを高温で溶解させ、微粒子を吹き付ける溶射加工では業界トップに位置する。世界的な半導体需給の逼迫を受けた生産設備増強の動きが、同社の収益を押し上げる形となっている。22年3月期の営業利益は101億円(前期比17%増)予想と初の100億円大台乗せを果たし過去最高利益を連続で更新する見込み。成長力の高さに改めて注目が集まるなか、14倍前後のPERは割安感が指摘されている。■ゆうちょ銀行 930円 +64 円 (+7.4%) 本日終値 ゆうちょ銀行が急伸。同社は12日取引終了後に22年3月期連結業績予想について、経常利益を3550億円から4850億円(前期比23.0%増)へ、純利益を2600億円から3500億円(同24.9%増)へ、年間配当予想を40円から47円(前期は50円)へ上方修正すると発表しており、好感された。外債投資信託やプライベートエクイティファンドの収益が増加し、資金運用収益が増加する見込みであるため。22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結経常利益は3256億400万円(前年同期比89.2%増)、純利益は2353億2000万円(同89.4%増)と前年同期を大きく上振れた。あわせて、3月31日時点で500株(5単元)以上保有する株主を対象にオリジナルカタログ(3000円相当のコース)を贈呈する株主優待制度を導入すると発表している。郵便局の「ふるさと小包」での取扱商品をはじめ、食品、雑貨、社会貢献活動団体への寄付、オリジナルフレーム切手などを掲載する予定。日本株は続伸、米株高や企業決算受けて半導体関連に買い-自動車高い2021年11月15日 7:58 JST 更新日時 2021年11月15日 15:35 JST ブルームバーグ 東京株式相場は続伸。12日の米国市場で大型のハイテク株が上昇し、電機や情報・通信株が高い。半導体製造装置大手の東京エレクトロンが今期の業績計画を上方修正したのも追い風となった。外国為替市場で円相場が対ドルで113円台後半から114円の円安水準を保ち、自動車など輸出関連にも買いが入った。TOPIXの終値は前営業日比7.92ポイント(0.4%)高の2048.52日経平均株価は166円83銭(0.6%)高の2万9776円80銭 市場関係者の見方 楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト米国で半導体関連が高く、日本株も関連株が上昇した。円安基調となっている為替相場を受けて、自動車株の上げが目立った自動車株の上昇は、トヨタ自動車など複数企業が脱炭素燃料の選択肢を広げる取り組みを進めると発表したため、長期的視点を持つ投資家の買いが入ったのが背景だ。火力発電で作られる電気に主に依存する電気自動車(EV)以外の選択肢を広げる動きが評価されているきょう発表された7-9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は市場予想を超える減少になったが、再度の緊急事態宣言で経済が止まっていたことやオリンピックが無観客となったことが理由として明確であるため株式市場は特段反応しなかった 東証33業種上昇率上位 サービス、輸送用機器、パルプ・紙、金属製品、医薬品下落率上位 保険、海運、空運、鉄鋼、その他金融、倉庫・運輸 背景経済対策は財政支出40兆円超に、コロナ支援策が押し上げ-報道トヨタら国内自動車・二輪5社、脱炭素燃料や水素エンジンで連携GDPは年率3.0%減、2四半期ぶりマイナス成長-7~9月ドル・円相場は1ドル=113円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は114円20銭午後3時のドルは113円後半で上値重い、買いの勢い続かず2021年11月15日午後3:25 ロイター編集[東京 15日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末のNY市場終盤(113.85/88円)とほぼ同水準の113.81円付近での推移となっている。午前の取引では国内輸入企業のドル買いフローなどで114.04円付近まで上昇する場面もあったは買いの勢いは長くは続かず、その後は時間外取引の米長期金利の低下を受けて売りが優勢となった。足元のドル/円相場は114円を挟んだ推移が続いている。市場では「米連邦公開市場委員会(FOMC)など大きな材料を通過し、いったん方向感が出にくくなっている」(みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏)との指摘が聞かれた。また、長期化する米国のインフレについて警戒感を示す見方もある。米国の早期利上げ期待が高まる中、目先は株式市場が軟調に推移するリスクもあり、米短期金利に上昇余地があることからドルは続伸するとみられているものの、「ドル高の勢いは緩やかかつ、今後のインフレは景気の先行き不透明感を強め、リスク回避姿勢が広がる可能性もあるのではないか」(三菱UFJ銀行のチーフアナリスト・内田稔氏)という。先週、対ドルで大きく下落したユーロは1.14ドル台半ばで推移。「ユーロは対ドルでだいぶ下の水準まで下がってしまったので、今後、一段とユーロ安が進むとはみていない」(外銀)との声が聞かれた。ただ、欧州中央銀行(ECB)が利上げに踏み切るにはまだ時間がかかるとみられており、「米欧で比べた場合、経済回復の差、インフレの差、金融政策の差でみると、ユーロ/ドルは下押し圧力が残る可能性がある」(同)という。明日の戦略-場中は小動きも3桁の上昇、直近高値に接近し3万円も射程圏に16:01 配信 トレーダーズ・ウェブ 15日の日経平均は3日続伸。終値は166円高の29776円。米国株高を好感して、寄り付きから200円近い上昇。ただ、高く始まった後はこう着感の強い時間帯が長く続いた。序盤で早々に頭打ち感が台頭した後、前場ではじわじわと値を消した。しかし、萎んでも3桁高の状況は維持されたことから、後場は逆にじり高の展開。1日を通してみれば29700円~29800円レベルでのもみ合いに終始した。マザーズ指数が開始直後には下げに転じる場面もあったが、以降は右肩上がりとなって2%高と強い動きを見せた。 東証1部の売買代金は概算で2兆6300億円。業種別ではサービス、輸送用機器、パルプ・紙などが上昇した一方、保険、海運、空運などが下落している。上期が大幅増益となったダブルスタンダードがストップ高。半面、前21.9期が減益着地となったHENNGEがストップ安となった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1054/値下がり1029。米国でグロース株が買われたことを手掛かりに、レーザーテックが5%を超える上昇。ソフトバンクGが2%超上昇し、7000円台を回復した。上方修正や株主還元強化が好感された三井住友が大幅上昇。好決算や自己株取得・消却を発表したガンホーが19.1%高と急騰した。上方修正と株式分割を発表したスノーピーク、ブレインパッドがともにストップ高。上方修正と増配を発表した日本トムソンもストップ高となった。東京エレクトロンは伸び悩んだものの、上方修正や増配が好感されて上昇。会社3分割を正式発表した東芝は、下げる場面もあったがプラスで終了した。 一方、日本郵船など海運大手3社がそろって軟調。ファーストリテイリングや任天堂が株高の流れに乗れず下落した。上方修正や増配を発表したみずほは買いが先行したものの、失速してマイナス転換。3Q減益の日機装や、上方修正発表も中身が失望を誘った井関農機が大幅安となった。テモナは前期は大幅増益着地も、今期の大幅減益計画がネガティブサプライズと受け止められてストップ安となった。 日経平均は3日続伸。場中は伸び悩んだが、大きく崩れることもなかった。一週間前の8日は、米国株高を受けて3桁高からスタートしたものの、寄り付き天井安値引けとなり、下落で終えた。この時と比べると、地合いは相当改善しているとみて良い。29500円を大きく上回ってきたことで、先週11日(安値:29040円)が当面のボトムであったとの見方が強まり、売り急ぎが抑制されることになるだろう。決算発表がほぼ出そろったことでこの先は材料難とはなるが、発表期間中に微妙な動きが続いた分、全体としては過熱感はそれほど高まっていない。きょうは高値が29861円まであり、11月4日につけた29880円に接近した。この時の高値を超えてくれば、3万円が視野に入る。明日の日本株の読み筋=上値重い展開か、日経平均3万円を前に戻り売り警戒が尾を引く17:03 配信 モーニングスター あす16日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開か。15日の日経平均株価は3営業日続伸し、2万9776円(前週末比166円高)で引けた。米長期金利の落ち着きなどを背景に12日の米国株式が上昇した流れを受け、前場の早い段階で2万9861円(前週末比251円高)まで上昇したが、買い一巡後は伸び悩み商状となった。前々週4日に2万9880円を付けた後、翌5日から4営業日続落した経緯があり、「日経平均3万円の水準に近づくと利食いたい投資家が出てくる」(中堅証券)との声は少なくなく、戻り売りへの警戒感が尾を引く。 一方、米中首脳会談が米東部時間15日夜(日本時間16日午前)にオンライン形式で行われるが、米中関係悪化を和らげることが狙いと伝わっている。内容次第では安心感につながる可能性があり、成り行きを注視しておく必要がある。MUFG、今期純利益1兆500億円と7年ぶり最高益-株主還元も2021年11月15日 16:35 JST 更新日時 2021年11月15日 17:39 JST ブルームバーグ 三菱UFJフィナンシャル・グループは15日、今期(2022年3月期)の連結純利益を従来予想の8500億円から前期比35%増の1兆500億円に上方修正すると発表した。15年3月期以来、7年ぶりに過去最高益を更新する。発行済み株式総数の2.33%に相当する1500億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。 本業のもうけを示す今期の連結業務純益は従来の1兆1000億円から1兆1500億円に上方修正した。期初に3500億円と想定していた与信関係費用は、1500億円にとどまる見通し。堅調な株式市況を背景とした株式関係利益や持ち分法適用会社の米モルガン・スタンレーの利益も貢献する。 通期の純利益予想は、ブルームバーグが集計したアナリスト予想の平均9886億円を上回る。年間配当金も従来予想の1株当たり27円から28円(前期実績は25円)へと引き上げた。 4-9月累計の純利益も前年同期比95%増の7814億円と過去最高を更新した。与信関係費用は179億円の戻し益(前年同期は2584億円の費用)となった。貸し出し利ざやは国内中小企業では下げ止まり、大企業や海外向けは改善傾向にある。 同日会見した亀澤宏規社長は「堅調な決算」と評価。「ベースがしっかりできたが、そこに一時的要因が重なっての最高益」だったとして、稼ぐ力をもう一段高める必要があるとの考えを示した。7-9月期決算の主な内容(前年同期との比較)純利益は83%増の3984億円連結業務純益は3.7%増の3541億円資金利益は0.4%減の4955億円役務取引等利益は0.1%増の3434億円株式関係損益は3.3倍の600億円与信関係費用は230億円の戻し益ー前年同期は1134億円の費用日経平均は3日続伸、主力株の一角で上場来高値ラッシュ2021年11月15日午後3:55 ロイター編集[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前週末の米国株式市場が上昇したことが好感されたほか、国内企業の好決算が注目され好地合いが持続した。ただ、日経平均が3万円に接近する場面では戻り売りが先行し、伸び悩んだ。個別では、トヨタ自動車、東京エレクトロンが上場来高値を更新。主力株の一角で「上場来高値ラッシュ」がみられた。朝方に内閣府が発表した2021年7―9月期実質国内総生産(GDP)1次速報は前期比0.8%減、年率換算で3.0%のマイナス成長となった。半導体不足や東南アジアの新型コロナ感染拡大に伴う部品の供給制約で自動車の生産が滞ったことが影響した。ロイターが実施した民間調査では前期比0.2%減、年率換算で0.8%減になると予想されていた。日経平均は寄り付きで続伸となった後、一時前営業日比251円91銭高の2万9861円88銭で高値をつけた。ただ、市場予想を下回った国内GDPや時間外取引での米株先物のさえない動きが重しとなり、積極的に上値を追う展開にはならなかった。個別では、前週末12日に業績見通しの上方修正と配当予想の引き上げ発表した東京エレクトロンの株価上昇に連れ高する形で、半導体関連株中心が底堅い動きとなった。市場では「日経平均・TOPIXなどの指数自体は上値は重いものの、好業績銘柄やテーマ性の高い銘柄はしっかり。11月は株高となるアノマリーもあるので、これらが意識され年末にかけて株高のエンジンをかけていくのではないか」(アイザワ証券の市場情報部長、坂瀬勝義氏)との声が聞かれた。個別では、東京エレクトロン、レーザーテック、SCREENホールディングスなどの半導体関連銘柄や、トヨタ自動車、デンソーなどの自動車関連銘柄も軒並み上場来高値更新となった。三菱自動車工業も年初来高値を更新した。そのほか、ソフトバンクグループ、エムスリー、ファナックもしっかり。電通グループ、ファーストリテイリング、キッコーマンは売られた。TOPIXも3日続伸し、前営業日比0.39%高の2048.52ポイントとなった。東証1部の売買代金は2兆6394億0800万円だった。東証33業種では、サービス業、輸送用機器、パルプ・紙などの15業種が値上がり。保険業、海運業、空運業などの18業種は値下がりした。東証1部の騰落数は、値上がり1054銘柄に対し、値下がりが1029銘柄、変わらずが100銘柄だった。JERAが米フリーポートLNGに出資、約2847億円で権益取得権益を獲得することで安定供給の確保を狙う2021/11/15 16:00 ブルームバーグ 会社四季報国内最大の発電事業者JERA(ジェラ)は15日、米テキサス州フリーポート市にある液化天然ガス(LNG)事業の権益25.7%を約25億ドル(約2847億円)億円で取得すると発表した。環境負荷の低い発電燃料として天然ガスの需要は世界的に増加しており、価格も高騰している。権益を獲得することで安定供給の確保を狙う。東京電力ホールディングス(HD)と中部電力の燃料・火力合弁会社であるジェラは、フリーポートLNGプロジェクトに出資する3社のうちの1社で米インフラファンドのグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズから権益を取得する。フリーポート事業にはこのほか、創業者のフリーポートLNGインベストメンツ(63.5%)のほか、大阪ガス(10.8%)が出資している。フリーポート事業の傘下に年464万トンのLNGを生産する液化設備が3系列あり、ジェラは第1系列の設備にも25%出資している。【市況】明日の株式相場に向けて=確変モードの半導体関連株2021年11月15日17時01分 株探ニュース 週明け15日の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比166円高の2万9776円と3日続伸。日経平均株価は引き続き2万9000円台後半で売り物を吸収する展開だが、ジリジリと3万円大台に向け前進をみせている。「滞留出来高を考えると2万9000円台後半から3万円にかけての戻り売りが厚いというのは錯覚」(中堅証券アナリスト)という指摘もある。下値でいえば2万9000円大台ライン(2万8000円台との境い目)は確かに高水準の商いをこなしている水準で下値抵抗ラインとして意識されるが、3万円大台ラインは心理的なフシではあっても、需給的にはそれほど意味のある境界線ではない。 今週は週前半に中国の経済指標と米国の経済指標が集中する。きょうは、東京市場の前場取引時間中に10月の中国小売売上高と中国工業生産高がそれぞれ発表された。中国の景気減速懸念が強まるなかにあって、数値的にはポジティブな内容だったといってよい。一方、10月8日以降のバルチック海運指数の動きを見る限り、引き続き中国経済への警戒は怠れないものの、過度な不安も投資行動をミスリードする可能性がある。 明日は、10月の米小売売上高と米鉱工業生産指数が注目される。小売売上高については予想数値から上振れするのが望ましく、仮にコンセンサスを下振れると、米国での物価上昇が警戒されるなかにあって消費が冷え込んでいる状況が浮き彫りとなり、スタグフレーション懸念がまたぞろメディアを賑わすことになる。今の米国株はテーパリングが開始されても過剰流動性の余熱で、当面浮揚力が働く環境にあるが、テーパリングの前倒し(量的緩和縮小幅の増額)や利上げスケジュールに対する現実味が帯びると相場への影響も避けられなくなるため、こうした経済指標を注意深く見守っていく必要がある。 個別株に目を向けると、ここにきて半導体関連株がいよいよ確変モードの様相となってきた。主力どころでは最高値街道を走る東京エレクトロンに続き、レーザーテックも大幅高で約2カ月ぶりに上場来高値を更新。一時3万30円まで買われ、日経平均に先んじて“3万円の壁”を突き破ったが、こちらはいうまでもなく初の大台替えである。レーザーテックの今期業績は最終利益段階で9%増益見通し。もともと業績見通しに保守的な会社だが、マーケットは上振れが濃厚とみている。そうでなければPER120倍台でこれだけ強力に上値を買い進む動きが顕在化することはない。この流れは他の半導体主力銘柄にも波及する公算が大きい。 例えばアドバンテストは9月16日につけた高値1万1550円まで1400円強の開きがある。出遅れている理由が何かあると考えがちだが、直近発表された7~9月期の受注高は前年同期比3倍で2000億円超えという目を見張る水準に膨らんでいることが明らかとなった。もちろんイコール売り上げではないが、それだけ同社に対するニーズが業界から寄せられていることは証明された。実績としても半導体検査装置で世界屈指、DRAM用では世界トップシェアを誇るだけに再評価機運が出てくる可能性がある。レーザーテックはニッチトップ銘柄としてファンド組み入れの動きが進み、踏み上げ的な相場となったがPERは130倍近い。アドバンテストは20倍台半ばである。 半導体関連では、丸文は4ケタ大台指向のチャートで目先の押し目は買い妙味がある。また、値がさ株では芝浦メカトロニクスも好業績を背景に6月下旬につけた年初来高値8500円どころを目指す動きが想定される。半導体関連は非常に裾野が広いが、穴株としてマークしたいのはケル。半導体製造装置向けコネクターが繁忙状態にある。直近、年初来高値を更新したが、まだPERは9倍前後、PBR0.7倍近辺で年41円配当と株主還元も厚い。 あすのスケジュールでは、9月の第3次産業活動指数が経済産業省から午後取引時間中に発表される。海外では7~9月のユーロ圏域内GDP確報値のほか、10月の米小売売上高、10月の米輸出入物価指数、10月の米鉱工業生産・設備稼働率、11月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数などが予定されている。なお、米国ではウォルマートとホーム・デポの8~10月決算発表が注目される。(銀)出所:MINKABU PRESS【速報】GoToイート“2022年GWごろまで” 新たな経済対策案2021/11/15 15:57 FNNプライムオンライン 「GoToイート」は、2022年のゴールデンウィークごろまで、政府の経済対策の素案が判明した。 自民党で議論が始まった政府の経済対策の素案によると、GoToイートについては、2022年のゴールデンウィークごろまで実施するとしている。 また、コロナ対策として、経口治療薬については、オンラインで入手できる環境整備を行うとしているほか、ワクチン接種を受けられない人へのPCR検査を、2022年3月末まで予約不要・無料となるよう、支援を行うとしている。〔ロンドン外為〕円、114円近辺(15日午前9時)18:10 配信 時事通信 【ロンドン時事】週明け15日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円近辺で推移した。午前9時現在は113円90銭~114円00銭と、前週末午後4時(113円90銭~114円00銭)と同水準。 対ユーロは1ユーロ=130円40~50銭(前週末午後4時は130円35~45銭)と、05銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1445~1455ドル(1.1440~1450ドル)。(了)「走りながら自動充電」で航続距離アップ、ブリヂストンの新電動アシスト自転車カーボンニュートラルで注目の電動車、補助金の多い自治体はどこ?【15日・町別詳報】岐阜県で1人感染 11/15(月) 19:42配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は15日、新型コロナウイルスの感染が新たに1人確認されたと発表しました。県内の感染者は、合わせて1万8893人になりました。 1日当たりの感染者が10人を下回るのは、9日連続です。 岐阜市ではこれまでの感染者で職場の従業員や家族、友人合わせて6人の感染が判明し、新たなクラスターに認定されました。 感染者1人の内訳は、垂井町でした。 隣りの県では愛知県は2人、三重県は確認されませんでした。NY株見通し-今週は小売売上高などの経済指標とウォルマートなどの決算に注目20:52 配信 トレーダーズ・ウェブ 今週のNY市場は経済指標と決算発表に注目。先週は米10月生産者物価指数(PPI)・消費者物価指数(CPI)が大きな伸びとなり長期金利が上昇したことでハイテク株を中心に利益確定売りが強まり主要3指数は週央に大きく下落した。だた、週後半は買い戻しの動きが強まったことで下落幅を縮小。週間では3指数がそろって6週ぶりの反落となったものの、史上最高値からはダウ平均が1.3%安、S&P500が0.8%安、ナスダック総合が1.2%安にとどまった。 強いインフレ指標を受けて2022年半ばの利上げ開始の見通しが強まり、短期金融市場では2022年末までの3回の利上げの確率が5割を超えたが、株式市場はそれらをほぼ織り込んだようだ。 今週は経済指標と企業決算が焦点か。16日に10月小売売上高が発表されるほか、11月NY連銀製造業業況指数、10月鉱工業生産、10月住宅着工件数などが注目される。企業決算発表はウォルマート、ホーム・デポ、ターゲット、TJX、ロス・ストアーズなどの小売り関連株のほか、半導体のエヌビディア、アプライド・マテリアルズなどの決算や会社見通しが注目される。 今晩の米経済指標は11月NY連銀製造業業況指数。企業決算は寄り前にタイソン・フーズ、引け後にアドバンス・オート・パーツが発表予定。〔NY外為〕円、113円台後半(15日午前8時)22:17 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け15日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円83~93銭と、前週末午後5時(113円86~96銭)比03銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1436~1446ドル(前週末午後5時は1.1438~1448ドル)、対円では同130円28~38銭(同130円33~43銭)。(了)【市場反応】米11月NY連銀製造業景気指数、予想上回りドル堅調23:09 配信 フィスコ 米国の11月NY連銀製造業景気指数は30.9となった。10月19.8から予想以上に上昇した。 予想を上回る結果を受け、米国債相場は伸び悩み。10年債利回りは1.547%から1.556%まで上昇した。 ドルも堅調に推移し、ドル・円は113円85銭で底堅い展開。ユーロ・ドルは1.1448ドルから1.1443ドルへじり安推移した。【経済指標】・米・11月NY連銀製造業景気指数:30.9(予想:20.1、10月:19.8)〔米株式〕NYダウ続伸、103ドル高=ナスダックも高い(15日朝)23:45 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け15日のニューヨーク株式相場は、米製造業指標の改善などを支えに続伸して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前週末終値比103.67ドル高の3万6203.98ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は47.71ポイント高の1万5908.67。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(15日朝)23:50 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け15日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米経済指標の改善を受けてドル売り圧力が後退し、1ドル=113円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は113円85~95銭と、前週末午後5時(113円86~96銭)比01銭の円高・ドル安。 海外市場では、前週末のミシガン大11月消費者景況感指数の低下を背景に円買い・ドル売りの流れが継続。ニューヨーク市場は113円83銭で取引を開始。この日発表されたニューヨーク州製造業景況感指数は30.9に改善し、市場予想を上回った。結果を受けて円は上げ幅を縮小し、前週末の水準近辺で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1440~1450ドル(前週末午後5時は1.1438~1448ドル)、対円では同130円30~40銭(同130円33~43銭)と、03銭の円高・ユーロ安。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の10銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.15
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11月14日(日)、曇り時々晴れ。天候はマアマアですね。そんな本日は、ホーム1:GSCCの西コースでダブルス競技ですが、エントリーができなかったので、東コースでのプライベートラウンドです。10時36分スタートですから、7時を過ぎた頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時30分頃に家を出る。9時頃にはコースに到着。フロントで記帳して、11/10の競技の賞品をいただいて、着替えて、2階レストランでコーヒーブレイクして、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日のラウンドは東コースのホワイトティー:6512ヤードです。ご一緒するのはいつものウ君とム君です。前後に全く人がいませんが…。大変スムーズに流れます。OUT:1.0.0.1.0.0.0.1.0=39(17パット)1パット:3回、3パット:2回、パーオン:5回。1打目のミスが2回、2打目のミスが2回、バンカーのミスが1回、アプローチのミスが1回、パットのミスが2回…。11フィートのグリーンにやられていますね…。流れがいいのでスルーで後半へ…。IN:0.0.2.1.1.0.1.1.1=43(22パット)3パット:2回、4パット:1回、パーオン:6回。1打目のミスが2回、2打目のミスが2回、パットのミスが4回…。ひどいですね…。12番ショートで1オン4パットしてから、パターの調子が大きく悪化しました…。39・43=82の39パット…。握りに負けなかったのが救いです。14時15分頃にはラウンド終了。靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませと、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,65.1kg,体脂肪率21.1%,BMI22.5,肥満度+2.4%…でした。やばいね…。帰宅すると15時15分頃。奥の自家製オレンジケーキとコーヒーでおやつタイム。国内男子・女子ゴルフツアーのTV放送を見ると、男子は接戦・女子は稲見Pの一人旅…。それではしばらく休憩します。満席の人気フランス料理店、支えられ1年 イタリアンとフレンチ融合、独創的料理2021/11/14 09:24 岐阜新聞 岐阜県瑞穂市只越のフランス料理店「エロン ソンドレ」が18日で開店1周年を迎える。本格的なフルコースが楽しめる特別な日にふさわしい店だが、それ故に新型コロナウイルスに振り回されてもきた。感染が拡大すると祝いの食事は自粛という雰囲気になり、夜は来客ゼロの日もあった。それでもオーナーシェフ深谷高正さん(38)が心を込めて作る料理にファンがつき、今では予約で埋まる人気店に。「お客さまに支えられた」と感謝する。 深谷シェフは、名古屋市のフランスやイタリア料理店で修行した。新店は、妻由季さん(38)の祖母が暮らしていた築100年の古民家で、そのたたずまいや瑞穂市の雰囲気が気に入った。2年前から改装などの開店準備を始めたが、そこでコロナ禍となった。「こんな時にコース料理を食べに来てくれるだろうか」。不安はあったが、やってきたことを無駄にしたくないと、予定通りに開店した。 この1年は営業時間の短縮や酒類の提供自粛が繰り返されてきた。休業することなく店を続けたが、夜は予約が入らない日もあった。それでも前を向き続けられたのは、料理を楽しみにしてくれる客の存在があったからだ。通常営業に戻ると続々と予約が入り、11月は昼も夜も、さらに12月の昼も既に満席の状態。「『また食べに来るね』というお客さまの言葉に支えられた」と、由季さんはこの1年を振り返る。 イタリアンとフレンチを融合させた独創的な料理は、美濃焼の器に美しく盛り付けられてハレの日にふさわしい一皿だ。「料理人として培ってきた要素を盛り込みながらも、型にはまらない自分らしい料理でお客さまに幸せな気持ちになってもらえたら」と深谷シェフは話す。店は要予約制。電話058(260)3678。ネリー・コルダ、レクシー・トンプソンが首位 笹生優花17位T、畑岡奈紗23位T11/14(日) 7:30配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ペリカン女子選手権 3日目◇13日◇ペリカンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6352ヤード・パー70>米国女子ツアーの「ペリカン女子選手権」3日目。世界ランキング1位に返り咲いたネリー・コルダとレクシー・トンプソン(ともに米国)がトータル16アンダーで首位タイに並んだ。トータル15アンダーの3位にジェニファー・クプチョ(米国)。トータル14アンダーの4位タイにクリスティーナ・キム(米国)とキム・セヨン(韓国)。さらに1打差でパティ・タバタナキト(タイ)とリディア・コ(ニュージーランド)が並ぶ。日本勢では笹生優花がスコア伸ばせずトータル8アンダーの17位タイ。畑岡奈紗は2つ伸ばしトータル7アンダーの23位タイとなっている。スコッティ・シェフラーが単独首位浮上 マシュー・ウルフら5人が2位T11/14(日) 8:30配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・ヒューストン・オープン 3日目◇13日◇メモリアルパークGC(米テキサス州)◇7412ヤード・パー70>米国男子ツアーテキサス決戦は順延となっていた第2ラウンドと第2ラウンドが行われ、スコッティ・シェフラー(米国)がトータル7アンダーの単独首位に躍り出た。1打差の2位タイにマーティン・トレーナー、ケビン・ツウェイ、クレイマー・非コック、マシュー・ウルフ(いずれも米国)、ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)が続く。トータル5アンダーの7位タイにラッセル・ヘンリー(米国)ら4人。トータル4アンダーの11位タイにマーク・リーシュマン(オーストラリア)ラ3人がつける大混戦となっている。稲見萌寧が9差圧倒で今季9勝目 賞金女王引き寄せる1800万円獲得11/14(日) 15:03配信 ゴルフ情報ALBA.Net<伊藤園レディス 最終日◇14日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>国内女子ツアーは最終ラウンドが終了した。単独トップで出た賞金ランキング1位の稲見萌寧が7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル17アンダーまで伸ばし、後続に9打差をつける圧倒的なゴルフで今季9勝目を飾った。22歳108日での通算10勝は、宮里藍の20歳105日に次ぐ史上2番目の年少記録。稲見はこの勝利で賞金1800万円を獲得。今大会前までは賞金ランク2位の古江彩佳に約396万円差と詰められていたが、今季残り2戦で再びライバルを引き離す大きな一勝となった。トータル8アンダー・2位タイに西郷真央、金澤志奈。トータル7アンダー・4位に上田桃子、トータル6アンダー・5位には古江が入った。谷原秀人が逃げ切りで5年ぶりV 金谷拓実2位、比嘉一貴3位11/14(日) 15:06配信 ゴルフ情報ALBA.Net<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇14日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>国内男子ツアーは最終ラウンドが終了した。単独首位で出た谷原秀人が4バーディ・4ボギーの「70」で回り、トータル6アンダーで首位を堅守。2016年「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」以来となるツアー通算15勝目を果たした。トータル5アンダー・2位に金谷拓実。トータル4アンダー・3位に比嘉一貴、トータル3アンダー・4位タイには浅地洋佑、久常涼、幡地隆寛、トッド・ペク(米国)が入った。昨年覇者の香妻陣一朗はトータル6オーバー・32位タイ。賞金ランキング1位の木下稜介はトータル11オーバー・53位タイで4日間を終えた。西村優菜、賞金女王戴冠の可能性消滅 稲見萌寧と古江彩佳の一騎打ちに11/14(日) 17:07配信 ゴルフ情報ALBA.Net<伊藤園レディス 最終日◇14日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>賞金ランキング4位につけている西村優菜はトータル9オーバーの59位タイで今大会を終了。この結果、賞金女王戴冠の可能性が消滅した。19年のプロテストに合格し、ツアールーキーとして参戦した2020年の「樋口久子 三菱電機レディス」で初優勝。さらに年が明けての5月には「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」でメジャー初制覇も果たした。その後も賞金を着実に積み上げると、9月には「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で2週連続優勝。一時は賞金ランキング3位まで浮上したが、そこから調子を落とし、今大会でも結果は振るわず。これで残り2試合に優勝しても逆転が不可能となり、稲見萌寧、古江彩佳の女王争いに割って入ることはできなかった。今週についても「予選通過へのメンタルコントロールはよかったですが、そのくらいしか良いところが見つからないくらい、残念な一週間でした」と西村。それでも「スコアはボロボロでしたが、ショットは先週よりも、いくつか良いショットを打てていましたし、最終ホールでも良いショットが打てた。その感触を忘れずに来週につなげていきたいですね」と顔を上げた。西村は最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」でのメジャー年間2勝(5年シード)の可能性も残している。「あと2試合なので思い切って楽しんで頑張りたい」。女王の夢はついえたが、最後に意地を見せたい。本日の夕食はお鍋だったので、美味しい日本酒を用意…宮寒梅・純米大吟醸・三米八旨です。美味しくいただきました。本日は12/04に開催のTopLotのワインオークションのカタログも届いたのでしっかりリサーチしなくては…。今回はシンジケートを組むのに適したロットが少ないかも…。【14日・市別詳報】岐阜県で2人感染 新規感染者は8日続けて10人下回る11/14(日) 22:12配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県は、14日、新型コロナウイルスの感染が新たに2人確認されたと発表しました。県内の感染者は、合わせて1万8892人になりました。 1日当たりの感染者が10人を下回るのは、8日連続です。 13日時点の入院患者は、前日から8人減って25人で、病床使用率は2.8%です。 新たなクラスター(=感染者集団)や拡大したクラスターはありませんでした。 感染者2人の内訳は、高山市と各務原市で1人でした。 隣りの県では愛知県は11人、三重県は確認されませんでした。
2021.11.14
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11月13日(土)、晴れです。夜間には雨が降っていたようですが、気持ちの良い青空です。そんな本日は7時45分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階の掃除機とロマネちゃんの爪切りですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!1USドル=113.84円。1AUドル=83.47円。昨夜のNYダウ終値=36100.31(+179.08)ドル。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の19銘柄が値を上げて終了しましたね。ショッピファイとユニティ・ソフトが大きく上げましたね。株式明日の戦略-下げて上げて週間ではフラット、売り一巡で来週は堅調か4:24 配信 トレーダーズ・ウェブ 12日の日経平均は大幅続伸。終値は332円高の29609円。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1697/値下がり421。レーザーテックが4%超上昇し、ソフトバンクG、トヨタ、リクルートが2%台の上昇。東京エレクトロンが決算発表を前に買いを集めた。決算を材料にシチズン時計や浜松ホトニクスが急伸。奥村組や大真空、PCIHDが2桁の上昇率となり、イーガーディアンやシライ電子がストップ高となった。中国「独身の日」のセールが今年も好調であったことが伝わったことを材料に、美容器具を手掛けるヤーマンが大幅高となった。 一方、ファーストリテイリングが逆行安。ガバナンス強化委員会による調査報告を公表した東芝が下落した。OLCやラウンドワン、ハナツアーなどアフターコロナ関連に弱いものが散見された。決算を受けて堀場製作所やメニコン、T&G、ゼビオHDなどが大幅安。オイシックスやアルヒ、LIFULLが2桁の下落率となった。大幅な下方修正を発表したレアジョブは、場中は値が付かずストップ安比例配分となった。 来週は半導体株と金融株の動向が特に注目される。本日引け後に東京エレクトロンが上期決算を発表した。上方修正と増配を発表しているが、足元の株価は上場来高値圏にある。ここから一段高となるようであれば半導体株全体の支援材料になるが、逆に材料出尽くしの反応となれば、他の銘柄にもいったん手じまい売りが広がる可能性がある。18日には米国でアプライド・マテリアルズが決算発表を予定しており、こちらも要注目だ。金融株はセクターとして決算が未消化のものが多い。本日引け後にみずほが上方修正と増配を発表しているが、15日には三菱UFJが決算を発表予定。金融の決算では、増配、自社株買いなど株主還元強化を打ち出す企業が多く出てくるかどうかが焦点となる。半導体と金融では、金利に対する反応が真逆となる傾向がある。この先、グロースとバリューのどちらが優位となるかを探る意味でも、これらのセクターの値動きには注意を払っておきたい。【来週の見通し】 堅調か。米国および日本で決算発表が概ね一巡するため、やや手がかり難で方向感が見えづらい地合いになると思われる。ただ、今週の日経平均は週半ばまでは弱さが目立ったが、29000円は割り込まずに切り返した。29000円は心理的節目というだけでなく、近辺に13週線や25日線などチャートの節目があり、これらがサポートになったことで、下値に対する不安がかなり和らぐと考える。材料が少なくなるため、米国の指標や長期金利、ドル円動向などには神経質にはなるだろう。米国では10月の小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数など注目度の高い指標がいくつか出てくる。ただ、弱材料にはある程度の耐性を示し、上げ下げありながらも週間では水準を切り上げると予想する。【今週を振り返る】 前半軟調、後半堅調となった。米国市場では主要3指数の高値更新基調が続いたが、日経平均は場中の動きが弱く、8日と9日はいずれも買い先行から下げに転じた。9日には自己株取得を発表したソフトバンクGが1日で10%超上昇するといった動きも見られたが、全体への好影響は限られた。10日は米国株安が嫌気されて4営業日連続で3桁の下落となり、29000円に接近した。しかし、11日は米国株の下落を受けても早い時間に切り返して上昇し、29000円割れも回避した。過度な警戒が和らいだことで12日は大幅上昇。節目の29500円を突破し、29600円台で週を終えた。結局、前半3営業日の下げを後半2営業日で取り返し、週間でみればほぼフラット。週間では約1円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。今週の【早わかり株式市況】方向感乏しく横ばい、週前半安くも週後半切り返す6:40 配信 株探ニュース現在値川崎船 5,330 +130郵船 7,760 +110INPEX 971 +19石油資源開 2,320 -18日産自 630.6 +4.90■今週の相場ポイント 1.日経平均は3週ぶりに小幅下落、週後半に急速に切り返すもわずか1円届かず 2.週前半は米株高でも東京市場は追随できず、下値模索の動きを続ける地合いに 3.インフレ警戒のなか米CPIを嫌気し米株も調整、しかし逆に日本株は反発へ 4.週末のオプションSQ算出を控え、前日から先物を絡めて買い優勢の地合いに 5.週末は広範囲に買いを呼び込み、米ハイテク株高受け半導体主力株などが高い■週間 市場概況 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比1円安の2万9609円と3週ぶりに小安かったもののほぼ横ばいだった。 今週は、週前半は米株高にもかかわらず上値の重い展開だったが、国内に売り材料は乏しく需給悪による影響が反映された。しかし、週後半は米国株が上昇一服となるなか、逆に押し目を買う動きが顕在化し、日経平均は切り返し2万9000円台後半に浮上、前週末終値にわずか1円あまり届かなかったもののほぼ同水準で引けた。 週明け8日(月)は日経平均が前週末の地合い悪を引き継ぐ形で続落した。前週末の米国株上昇を受けて朝方こそ高く始まったものの、2万9000円台後半では戻り売り圧力の強さが意識された。好決算でも事前の市場予測に届かない銘柄については売られるものも目立った。9日(火)も寄り付きは反発してスタートしたが、その後は軟調な地合いとなり日経平均は3日続落。外国為替市場で円高が進行したことも輸出セクターにネガティブ材料となった。10日(水)は前日の米株安を受けリスク回避ムードが広がり、下値模索を続ける展開に。前場は下げ渋り一瞬プラス圏に浮上する場面もあったが、後場に売り直された。米国のインフレ警戒感も重荷で、10月の米消費者物価指数(CPI)発表を目前に買いが手控えられた。11日(木)はようやく流れが変わった。前日発表された米CPIが市場コンセンサスを上回る高水準となり、インフレ懸念から米国株が下落した流れを受け安く始まったが、その後は翌日のオプションSQ算出を前に先物絡めた買いが流入し日経平均は5日ぶりに反発した。ただ、値下がり銘柄数が値上がりを大幅に上回り実質的には売り優勢と言ってもよい地合いだった。そして週末12日(金)は広範囲にリスク選好の動きとなり、高く始まった後も更に上値追いを強める展開。日経平均は300円を超える上昇に。不動産株が買われたほか、米ハイテク株高を受けて半導体主力株などが上昇し市場のセンチメントが改善した。■来週のポイント 来週は決算発表の集中期間が終わることもあって、材料難から方向感に乏しい展開が続きそうだ。 重要イベントとしては、国内では15日朝に発表される7-9月期GDPや17日朝に発表される10月貿易統計と9月機械受注統計、19日朝に発表される10月全国消費者物価指数が注目される。海外では15日に発表される中国10月の小売売上高と鉱工業生産や16日発表の米国10月小売売上高、17日発表の米国10月住宅着工件数に注視が必要だろう。■日々の動き(11月8日~11月12日)【↓】 11月 8日(月)―― 続落、朝高も買い優勢の地合い続かず安値引け 日経平均 29507.05( -104.52) 売買高12億3179万株 売買代金 2兆8264億円【↓】 11月 9日(火)―― 3日続落、円高進行で輸出関連株を中心に売り優勢 日経平均 29285.46( -221.59) 売買高11億9955万株 売買代金 2兆7458億円【↓】 11月10日(水)―― 4日続落、円高進行やアジア株安で売り継続 日経平均 29106.78( -178.68) 売買高11億5329万株 売買代金 2兆5202億円【↑】 11月11日(木)―― 5日ぶり反発、半導体関連中心に買い戻される 日経平均 29277.86( +171.08) 売買高11億9030万株 売買代金 2兆4883億円【↑】 11月12日(金)―― 大幅続伸、ハイテク株などが堅調で2万9600円台を回復 日経平均 29609.97( +332.11) 売買高13億2145万株 売買代金 2兆9426億円■セクター・トレンド (1)全33業種中、16業種が上昇 (2)川崎汽 、郵船 など海運が値上がり率トップ (3)INPEX 、石油資源 など鉱業は大幅高 (4)輸出株は日産自 など自動車が上昇も SMC など機械、ソニーG など電機、HOYA など精密機器は低調 (5)内需株もまちまち SBG など情報・通信は高いが、JT など食品、大成建 など建設、ファストリ など小売りは安い (6)金融株はオリックス などその他金融、東京海上 など保険、三菱UFJ など銀行は堅調も 野村 など証券は軟調 (7)住友ゴ 、TOYO などゴム製品が値下がり率トップ■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数) 1(1) 半導体 2(New) メタバース ── 新たなるITトレンドの幕開け、「メタバース相場」超越進化へ 3(2) 仮想空間 4(3) 脱炭素 5(6) 半導体製造装置 ── SOX指数躍進で見直し機運本格化 ※カッコは前週の順位株探ニュース(minkabu PRESS)〔米株式〕ダウ4日ぶり反発、179ドル高=ハイテク株がけん引(12日)☆差替6:53 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク株式相場は、ハイテク株が上げをけん引し、4日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比179.08ドル高の3万6100.31ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は156.68ポイント高の1万5860.96で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1112万株増の8億0722万株。 アップルやマイクロソフト、メタ(旧フェイスブック)などのハイテク大手株に買い戻しが入り、相場全体をけん引した。消費者向け事業を分割する計画を発表したジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)も買われ、ダウ平均の伸びを支えた。 インフレ加速への懸念などから、ダウが前日までの3日間で計500ドル超下落していたことも、安値拾いの買いを誘った。インフレへの警戒感は引き続きくすぶるが、米経済が堅調との見方や好調な企業業績、米長期金利の上昇の勢いが鈍化したことなどが、この日の株価を支えた。 一方、この日発表された経済指標は、インフレ高進の長期化をめぐる懸念をさらに強める内容だった。ミシガン大発表の11月の米消費者景況感指数(暫定値)は66.8と、10年ぶりの低水準に落ち込み、市場予想の72.4を大きく下回った。調査に携わったエコノミストによれば、回答した消費者の4人に1人が、インフレによる生活水準の低下に言及した。 また、労働省発表の9月の雇用動態調査(JOLTS)で、月間の自発的離職者が過去最多の443万4000人となった。人手不足が深刻化する中、人材を確保するために賃金上昇圧力が続く可能性がある。 個別銘柄(暫定値)では、メタが4.0%高、アップルが1.4%高、マイクロソフトが1.3%高、J&Jが1.2%高。一方、テスラが2.8%安、ウォルト・ディズニーが1.5%安、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が1.2%安、エクソンモービルが0.8%安。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(12日)7:15 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク外国為替市場では、米消費者景況感の悪化をきっかけにややドル売り圧力が強まり、円相場は1ドル=113円台後半で小動きとなった。午後5時現在は113円86~96銭と、前営業日の10日同時刻(113円85~95銭)比01銭の円安・ドル高。 円ドル相場は114円ちょうどで取引を開始。今週発表された米国の卸売・消費者物価指数がともに大幅上昇したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの前倒し観測が再燃する中、海外市場では円売り・ドル買いがやや優勢となった。 米ベテランズデー(退役軍人の日)に伴う休場明けの朝方は手掛かり材料に乏しく、静かな商い。しかし、ミシガン大学が午前に発表した11月の消費者景況感指数(暫定値)は市場予想に反して低下。足元の物価上昇が賃金の伸びに追いつかず、低所得層や高齢者を中心に生活水準が悪化したとの回答が増加した。 この結果を受けて市場はドル売りで反応し、円相場は一時113円77銭まで上昇。ただ、ドルの先高観も根強く、その後は113円台後半から114円近辺にかけての狭い値幅でもみ合った。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1438~1448ドル(前営業日10日午後5時は1.1472~1482ドル)、対円では同130円33~43銭(同130円71~81銭)と、38銭の円高・ユーロ安。(了)NY概況-ダウ179ドル高と4日ぶりに反発 S&P500とナスダックは続伸7:51 配信 トレーダーズ・ウェブ 米株は堅調。9日、10日に発表された米10月生産者物価指数(PPI)と米10月消費者物価指数(CPI)が強い伸びを示し、インフレ高進懸念で下落した株価の反発が続いた。ダウ平均は179.08ドル高(+0.50%)と4日ぶりに反発。ウォルト・ディズニーが1.53%安と続落したものの、ホーム・デポ、マイクロソフト、セールスフォースなどが1%超上昇しダウ平均を押し上げた。前日に小幅に上昇したS&P500は0.72%高と続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合も1.00%高と2日続伸した。ただ、週間ではダウ平均が0.63%安、S&P500が0.31%安、ナスダック総合が0.69%安とそろって6週ぶりの反落となった。主力ハイテク株はフェイスブックの親会社のメタ・プラットフォームズが4.01%高、ネットフリックスが3.81%高、アルファベットが2.00%高となったほか、アマゾン・ドット・コムとアップルも1.4-1.5%上昇した。主要3指数は週間では下落したものの、史上最高値からはダウ平均が1.27%安、S&P500が0.76%安、ナスダック総合が1.20%安で終了した。株式週間展望=内需の活発化を意識、日経平均は下値切り上げ―予想レンジ:2万9200-3万200円8:03 配信 モーニングスター 今週の東京株式市場は前半に我慢を強いられる展開が続いたが、日経平均株価はフシ目の2万9000円への接近をきっかけに反転し12日は前日比で332円値上がりした(終値2万9609円)。インフレによる企業収益の圧迫懸念に上値を押さえられつつも、一方で下値は切り上げている。来週は決算一巡による材料難も想定される半面、実体経済に関してはコロナ禍からのリスタートが注目される。<選別物色は着実に> 米国などのCPI(消費者物価指数)の上昇が株式市場で改めて不安視された今週、日経平均は出足から失速感を強めた。前週末5日からの4連敗と11日前場の下げで、一時2万9040円まで下落(4日の直近高値は2万9880円)。当欄の予想レンジ(2万9000-3万200円)の下限に迫った。 しかし、根強いカネ余りに加え、政治の安定、低水準の新型コロナウイルス感染者数といった独自の要素を踏まえると、日本株を徹底的に売り込む理由も海外勢には乏しいと考えられる。また、原材料高や半導体不足により業績予想を下方修正する企業が少なくないとはいえ、決算を通じて全体の予想EPS(1株利益)は着実に上積みされている。 まだ本格的な業績相場とは言い難いが、それでも日経平均の下値は8月20日の2万6954円を底に段階的に上昇してきた。外部環境には依然として不透明感が残るものの、好業績銘柄を選別した物色が胎動している様子がうかがえる。<景気現状判断の上昇に注目> さらに、ここへきて経済再開の動きが国内の景況感に反映され始めた。内閣府がまとめる景気ウオッチャー調査では、直近10月の現状判断DIが7年9カ月ぶりの高水準の55.5ポイント(前月比13.4ポイント上昇)に改善した。緊急事態宣言の全面解除により飲食やサービス業が温まり始めた。同DIは日経平均との連動性が高く、先行き判断DIも上昇しているため年終盤の相場に期待が持てる要素だ。 内需の活性化が意識されてくれば、これまでエネルギー不足だった日本株相場は潮目が変わるだろう。もちろん、新型コロナの第6波が訪れてしまえば元も子もないが、ワクチンの接種率は高い。仮に米国株の上値が重くなっても、日本株はこれまでの割り負けを埋める方向に動く可能性がある。 来週は15日に7-9月期のGDP(国内総生産)が発表される。コロナ禍と重なるため、実質成長率が前期比年率でマイナスに転じるとみられているものの、あくまで過去の現象だ。海外では同日に中国で10月の小売売上高と工業生産、都市部固定資産投資が出る。16日には米10月小売売上高、17日は米10月住宅着工件数。また、米中首脳はオンライン会談を開催すると観測されている。日経平均の予想レンジは2万9200-3万200円と下限をやや引き上げる。NY株式:米国株式市場は上昇、ハイテク株が主導9:47 配信 フィスコ ダウ平均は179.08ドル高の36,100.31ドル、ナスダックは156.68ポイント高の15,860.96で取引を終了した。 ダウは押し目買い意欲強く、寄り付き後、上昇。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小した。しかし、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いに引けにかけ上げ幅を拡大した。セクター別ではメディア・娯楽が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。 製薬会社のジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は「医薬品」「医療機器」を担当する事業から消費者向け製品部門を切り離し、独立させ上場企業2社に分割する計画を発表し、上昇。アイウェアブランドのワ―ビーパーカー(WRBY)は、上場後初めて発表した四半期決算で前年比32%増益を発表し買われた。また、ディスカウント小売りのターゲット(TGT)は来週に決算発表を控え、アナリストの楽観的な投資判断を受け上昇。一方、クラウドサービスなどを提供するヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)はアナリストの投資判断、目標株価引き下げで下落。ピックアップトラックの電気自動車メーカー、ロードスタウンモーターズ(RIDE)は第3四半期決算で一株当たり損失を計上し売られた。 政府は米中首脳が15日にビデオ会談を開催すると発表した。(Horiko Capital Management LLC)NY市場動向9:54 配信 フィスコ現在値トヨタ 2,078.5 +48.50ソフトBG 6,847 +172三菱UFJ 642.6 +7.80キヤノン 2,615.5 +32.50丸紅 1,026.5 +16.50ニューヨーク市場終値NYDOW : 36100.31 (+179.08)NASDAQ : 15860.96 (+156.68)CME225 : 29710 (+110(大証比)) 12日のNY市場は上昇。ダウ平均は179.08ドル高の36,100.31ドル、ナスダックは156.68ポイント高の15,860.96で取引を終了した。ダウは押し目買い意欲強く、寄り付き後、上昇。10月ミシガン大消費者信頼感指数が10年ぶり低水準に落ち込み一時上げ幅を縮小した。しかし、ハイテク株の上昇や年末商戦への期待感を受けた買いに引けにかけ上げ幅を拡大した。セクター別ではメディア・娯楽が上昇した一方、自動車・自動車部品が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円高の29710円。ADR市場では、対東証比較(1ドル113.89円換算)でトヨタ、ソフトバンクG、三菱UFJなどが上昇した一方、キヤノン、丸紅などは下落するなど高安まちまち。【日本株週間展望】堅調、景気回復期待や出遅れ感-インフレ影響注視2021年11月12日 15:13 JST ブルームバーグ 11月3週(15ー19日)の日本株は堅調な値動きになる見通し。米国景気の回復や日本株の相対的な出遅れ感を受け、株価水準を見直す動きが出そうだ。半面、インフレが景気に及ぼす悪影響や中国経済の先行きに不安が出ると上値を抑える可能性はある。 新型コロナウイルスの流行で低迷した経済活動は正常化に向かっている。米経済指標は足元で上振れ傾向にあり、良好な景気指標は株式相場にプラスに働くと予想できる。15日発表の11月のニューヨーク(NY)連銀製造業景況指数は市場予想が20.1と前月の19.8から改善する見通し。16日公表の10月の小売売上高は前月比1.1%増(9月は0.7%増)に加速する見込みだ。 米国の株価指数が最高値を更新し続ける中で、日本株は足踏み状態。TOPIXは9月に付けた年初来高値を下回り、出遅れ感が強まっている。11月2週のTOPIXは週間で0.04%安とわずかながら反落した。 もっとも、米インフレ懸念は払しょくできておらず、景気への悪影響が表れた場合は投資家の警戒感が高まりかねない。中国で15日に発表のある10月の工業生産などの主要指標で経済が想定以上に減速していないかも注視される。 国内では株式相場の支えになった企業業績への期待が織り込まれてきた。7-9月期の主な決算発表がほぼ終了し、新たな手がかり材料が少なくなる。内閣府が15日に公表する7-9月期の国内総生産(GDP)で経済動向を確認する必要がある。《市場関係者の見方》 アセットマネジメントOneの中野貴比呂ストラテジスト 値固めの展開になるだろう。世界経済は回復しており、新型コロナウイルスの感染による停滞がもはや想定されづらくなった。米国株の強さを考えると、日本株は出遅れている。ただ、米国などで生産者物価は上昇傾向にあり、特に中国では景気減速懸念がある中で生産者物価が上がっていることは心配。経済が回復する中でどれほどインフレの影響が出ているのかを見定めなければならない。米国と日本の株式相場はともに上昇後とあって高値警戒感も出やすい。 第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト 日経平均は3万円近辺で上値が重くなる展開を予想する。国内景気の回復期待は高まっているものの株価には織り込まれており、サプライチェーン問題の長期化を予想する投資家も多くいったんは様子見になるだろう。注目すべきは米国の長期金利。最近は製造業の入荷遅延やサプライヤー納期指数、支払価格指数を受けて米国の金利は動く。ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が供給問題の改善を示せば、インフレが収束するという前向きなストーリーが描きやすくなる。【米国市況】株上昇、ハイテク中心に買い-インフレ懸念を克服2021年11月13日 7:00 JST ブルームバーグ 12日の米株式相場は上昇。インフレ圧力を巡って市場全体に懸念がくすぶり続ける中、テクノロジーや通信サービス銘柄が堅調だった。米国株は上昇、ハイテクや通信の上げ目立つ米国債は長期債中心に下落、10年債利回り1.57%ドル下落、株高などで-対円では113円台後半NY原油は反落、米政府の価格抑制策に市場は注目NY金は7日続伸、CPIの衝撃続き週間でも大幅高 S&P500種株価指数は続伸。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が高い。2社への会社分割を発表した。一方、ローズタウン・モーターズは下落。生産の遅れを明らかにした。 S&P500種は前日比0.7%高の4682.85。ダウ工業株30種平均は179.08ドル(0.5%)高の36100.31ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。 ソーファイの投資戦略責任者、リズ・ヤン氏は「揺るぎない楽観の局面にあるかのようだ」と指摘。「要するに、楽観的な時ということだ。横ばい状態のような1週間となっている場合、金曜日に上昇することはそれほどあり得ないことではない」と述べた。 米国債相場は長期債中心に下落。ニューヨーク時間午後4時18分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.57%。30年債利回りは4bp上昇の1.94%。 外国為替市場ではドル指数が低下し、週間での上げ幅を縮小した。株式相場の上昇などが背景。 11月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想に反して低下し、10年ぶり低水準となった。 ニューヨーク時間午後4時20分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円で0.1%安の1ドル=113円90銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1444ドル。 ニューヨーク原油先物相場は反落。米政府が戦略石油備蓄(SPR)を放出するかどうかについて、ホワイトハウスのサキ報道官は言明を避けたため、原油先物は終盤にかけて下げ幅を縮小した。米政府がエネルギー高騰抑制策を講じるかどうかが注目される中、原油先物は週間ベースでは3月以来で最長の3週連続安となっている。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比80セント(1%)安い1バレル=80.79ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は70セント下げて82.17ドル。 ニューヨーク金先物相場は7日続伸。米国の消費者物価が30年ぶりの上昇率となった衝撃が続き、週間ベースでは少なくとも6カ月ぶりの大幅高となった。 消費者物価指数(CPI)の上昇基調は来年も続き、金の需要はさらに強まると指摘するアナリストもいる。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.3%高の1オンス=1868.50ドルで終了した。週間では2.9%上昇。米国株式市場=上昇、グロース株やハイテク株が高い 米指標に反応薄2021年11月13日午前7:28 ロイター編集[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場は上昇。バリュー株よりもグロース株が選好されたほか、アップルやマイクロソフトやなどのハイテク大手の買いが膨らんだ。失望感を誘う米経済指標はさほど材料視されなかった。しかし週足では、主要3指数はそろって6週間ぶりの下落となった。米ミシガン大学が12日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は66.8と、2011年11月以来の低水準となった。9月の米雇用動態調査(JOLTS)は、自発的な離職件数が440万件と、過去最高を記録。求人件数は前月から減少したものの、引き続きコロナ禍前の水準を上回っており、企業が引き続き採用で苦戦している様子が浮き彫りとなった。レノックス・ウェルス・アドバイザーズの最高投資責任者デイビッド・カーター氏は、低調な内容に終わったミシガン大消費者信頼感について「インフレは企業の収益よりも消費者を圧迫しているようだ」と指摘した。消費者心理の悪化は年末商戦に影響する可能性があり、来週本格化する米小売大手の四半期決算に注目が集まる。ウォルマートやターゲット、ホーム・デポ、メーシーズなどが発表を予定している。カーター氏は「インフレが利益率を圧迫、もしくはコスト転嫁が可能かどうかを見極めようと、小売各社の業績見通しが注目される」と述べた。第3・四半期決算シーズンは終盤に差し掛かっており、これまでに決算を発表済みのS&P500種採用企業のうち80%がアナリスト予想を上回っている。S&P主要11セクターでは、エネルギーを除く10セクターがプラス圏で引けた。通信サービスが1.7%高で上昇を主導した。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は1.2%高。会社を2分割し、日用品や市販薬などを手掛ける消費者向け事業と製薬・医療機器などを含む医療向け事業を切り離す計画を発表した。消費者向け事業をスピンオフ(分離・独立)し上場企業とし、医療向け事業に注力する。電気自動車(EV)テスラは2.8%下落した。規制当局への提出文書によると、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は約6億8700万ドル相当の保有株式を売却した。10日にナスダック市場に上場した競合の新興EVメーカー、リビアン・オートモーティブは5.7%高で終了した。中国の電子商取引大手アリババ・グループの米上場株は0.6%安。「独身の日」セールは、期間中の取扱高(GMV)が5403億元(845億4000万ドル)と、元ベースの前年比伸び率が8.5%と2009年の開始以来最低だった。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.29対1の比率で上回った。ナスダックでも1.19対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は103億2000万株。直近20営業日の平均は109億4000万株。NY外為市場=ドル小幅下落、週間では約3カ月ぶりの上げ幅2021年11月13日午前7:28 ロイター編集[ニューヨーク 12日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが小幅下落した。インフレ率の高進が消費者心理を悪化させた。ただ、投資家は米国の景気回復への期待を高め、週間では約3カ月ぶりの大幅な上昇を記録する基調にある。米ミシガン大学が12日発表した11月の消費者信頼感指数(速報値)は66.8となり、2011年11月以来の低水準となった。これを受けてドルは下落した。2017GMT(日本時間13日午前5時17分)時点で、ドル指数は0.04%低下し95.116。消費者心理の悪化を受けて一時は94.991まで低下した。序盤には2020年7月以来の高水準に上昇していた。ウェルズ・ファーゴのマクロ・ストラテジスト、エリック・ネルソン氏は「今のところインフレ上昇が賃金の伸びを上回っていることから、消費者は実質収入の減少を懸念しており、センチメントを圧迫している。それがドルの先行き懸念につながり、ほとんどの通貨、特に円に対してドルを押し下げている」と指摘した。 対円ではドルは0.14%安の113.915円。一時は113.77円まで下落する場面があった。ユーロは0.06%安の1.1443ドル。一時約16カ月ぶり安値の1.1433ドルを付けた。英ポンドは対ドルで0.39%高。欧州連合(EU)は英領北アイルランドの貿易問題を巡り、英との緊張緩和に向けて取り組むと発表したことなどが支援材料となった。リスクに敏感な豪ドルは0.53%高の0.733米ドル。一時は約1カ月ぶり安値の0.7277米ドルを付ける場面があった。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは1%下落し6万4104.89ドル。今週は史上最高値の6万9000ドルを付けていた。ドル/円 NY終値 113.85/113.88新型コロナ、オランダが13日午後7時以降再びロックダウンへドイツやオーストリアでも感染が再拡大2021/11/13 06:48 ブルームバーグ 会社四季報オランダは新型コロナウイルス感染拡大を受け、再びロックダウン(都市封鎖)を導入する。国営放送局NOSが複数の政府関係者を引用して伝えた。同国では現地時間13日午後7時以降、バーやレストラン、一部店舗などを閉鎖する「部分的ロックダウン」に入る。また政府は、可能な限り在宅で仕事をするようあらためて勧告する見通し。ドイツの保健当局者は同国で猛威を振るう感染第4波について、記録的な感染率が近く下がる兆候は見られないと警告。ロベルト・コッホ研究所(RKI)のロタール・ウィーラー所長は、一部の病院はすでに患者であふれており、ワクチン接種を迅速化しても状況が改善するのは数週間後になるとの見方を示した。同所長と記者会見を行ったシュパーン保健相は「深刻な状況だ」と述べた。オーストリアでは1日当たりの新規感染者が1万2000人近くに達し、パンデミック(世界的大流行)以降の最多を記録した。保健当局者らは集中治療室(ICU)の受け入れが限界に近づいていると警告している。バイデン米大統領は米食品医薬品局(FDA)長官にロバート・カリフ元長官を起用する見通し。このプロセスに詳しい関係者2人が明らかにした。カリフ氏は現在、米アルファベット傘下のベリリーとグーグル・ヘルス両部門で臨床戦略と政策の責任者を務める。米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億5210万人、死者は508万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計73億9000万回を超えた。笹生優花が「64」で10位Tに浮上、畑岡奈紗は23位Tに後退 L・トンプソン首位T11/13(土) 7:23配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ペリカン女子選手権 2日目◇12日◇ペリカンゴルフクラブ(米フロリダ州)◇6352ヤード・パー70>米国女子ツアーの「ペリカン女子選手権」2日目。初日を2アンダー・23位タイで滑り出した笹生優花が8バーディ・2ボギーのチャージをみせ、首位と3打差のトータル8アンダー・10位タイに浮上した。第1ラウンドを3位タイとした畑岡奈紗は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず、トータル5アンダーの23位タイに後退した。トータル11アンダーの首位タイにレクシー・トンプソンとジェニファー・クプチョ(ともに米国)。1打差の3位タイにシュ・ウェイリン(台湾)とレオナ・マグワイア(アイルランド)がつける。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)はトータル9アンダーで前年覇者のキム・セヨン(韓国)らとともに5位タイ。世界ランキング2位のコ・ジンヨン(韓国)はトータル6アンダーの20位タイから上位を狙う。米男子は2日続けて日没順延 M・トレーナーが暫定首位に浮上11/13(土) 9:29配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・ヒューストン・オープン 2日目◇12日◇メモリアルパークGC(米テキサス州)◇7412ヤード・パー70>日没のため初日に続き2日目も順延となった。トータル10アンダーで暫定トップに立ったのはマーティン・トレーナー。1打差にケビン・ツウェイ(ともに米国)が続いている。11ホールを終えトータル8アンダーと伸ばしているジェイソン・コクラックが3位。トータル7アンダー・4位にはアダム・ロンがつけている。6アンダー・5位タイはスコッティ・シェフラー(いずれも米国)ら3人。第2ラウンドの残りは、現地時間13日に持ち越される。本日もロマネちゃんとまったりと過ごしております。本日の午後には、次回の会食のワイン搬入が予定されています。今回はこの2本を担当…2014シャサーニュ・モンラッシェ・ラ・マルトロワ(ルモワスネ)2003シャトー・オー・ブリオン これはジャン・デルマにとって最後のヴィンテージとなった。彼はこの年引退し、息子のジャン=フィリップに道を譲り、デルマ家 がオー=ブリオンのセラーを管理するという90年近い伝統は続いている。老デルマのキャリアが始まったのは1961年で、やはり30年以上もオー=ブリオンで仕事をした父親の跡を継いだ時のことだった。この年、グラーヴのヴィニュロンたちは母なる自然がもたらした気まぐれな天候を克服するという難事に挑んだのだが、完ぺき主義者のデルマは万事をうまくこなした。地域内での競争では抜きん出た、この年、1989年、1961年、1959年といった偉大なヴィンテージとも肩を並べるのだが、これらのどの年とも違って、この年のメルロの収穫が始まったのは前代未聞の早さ(8月25日)で、9月15日までには全収穫物のとり入れが済んでいた。さらにショッキングなことに、並はずれて深遠なオー=ブリオン・ブラン用のブドウは、なんと8月13~15日に摘まれたのである!2003年のオー=ブリオンには、このヴィンテージらしい豪勢さや弱い酸が見られるが、2000年よりもさらにタンニンのレベルが高い。深みのあるルビー/紫色をしており、クランベリー、日に焼けた土、ミネラル、青や黒系の果実の趣の古典的なアロマがある。口蓋にあたると、相当な豊かさや強烈さが感じられるが、ブドウの過熟感や重さはない。収穫は36hl/haという低収量に切り詰められたため、中核部の深みや甘さも良好だ。100点満点の1989年の高みに到達するとは思えないが、見事なつくりの、幅のある、ミディアムからフルボディのワインだ。精力、新鮮さ、偉大な舌触りが感じられるが、予想される飲み頃:2009~2025年。 《2003年ヴィンテージ》2003年は確かに気候の面で、非常に稀な一年であった。4月から9月末ま での降水量の少なさで、1961年の記録(258mm)には及ばなかったもの の、この2003年は263mmですぐ次に位置する。過去100年間の降水量の平均値は410mmであり、最も雨の多かった1992年は697mmである。気温については、全ての記録を打ち破った。同じ期間の気温総計の平均値は3,161℃であり、これまでで最も暑かった1997年には3,494℃を記録している。2003年は3,696℃である。更に、30度を超える猛暑日の平均日数は16日であるのに対し2003年は49日あり、なんと3倍以上であった。気温総計:3696℃降水量:263mmジロンド県総生産量:549万ヘクトリットル最高気温が30℃を上回った日数:49収穫されたブドウは高い糖度を示した。タンニンが並外れて豊富で、メルロと特にカベルネで記録的なレベルに達し た。量がたっぷりとあるだけではなく、タンニンは極限まで熟している。それは絹のようにしなやかでとろりとしており、口の中いっぱいに広がって味覚を無上の喜びで満たす。不思議なことに、このような状況では概して果実の瑞々しい印象が弱まってしまう。しかし2003年は全くこれに当てはまらない。このワインは果実味をしっかり保っており、それは非常に甘く熟していると同時にフレッシュでも ある。収穫期間:8月19日~9月15日理想的な飲み頃:2010-2020年 当日が楽しみです。このほかにもシャンパーニュやブルゴーニュの名品の赤が来る予定ですから…。2009マルゲ・キュヴェ・サピエンス2014ボンヌ・マール(ロベール・グロフィエ)楽しみですね…。米ドル/円は、112.22円を割り込まず再上昇か。豪ドルの投機筋による売りは、中国の成長鈍化リスクで買い戻されない可能性も12:06 配信 ザイFX! 米ドル/円は114円台半ばのレジスタンスゾーン抜け失敗で下落、市場は引き締め予想を過剰に織り込んでいる? 為替市場では、米ドル/円が114円台半ばあたりのレジスタンスゾーンを試しましたが、結局失敗しました。抜けそうに見えたのですが、さすがに2017~2018年に何度も頭を打ったレベルは重かったと言えます。 先週(11月1日~)は、さまざまなことがありました。 FOMC(米連邦公開市場委員会)では、テーパリングの開始が予想どおり決まりましたが、RBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])理事会と、BOE(イングランド銀行[英国の中央銀行])の金融政策委員会では、市場予想に反して、緩和的な政策が継続しました。これには驚かされました。 特にBOEに関しては、ベイリー総裁自身が「物価に対するリスクを目にすれば、政策対応しなければならない」と繰り返し発言していたので、市場は利上げを織り込みにいきました。 しかし、理事会ではベイリー総裁自身、政策へ反対票を投じていませんでした。マーケットは完全にハシゴを外され、英金利は急激に低下し、世界中の金利がそれにつれて低下しました。 ただ、ベイリー総裁の擁護をするならば、市場はこのところ中央銀行の引き締めを過剰に織り込みすぎていたとは言えます。 米金融市場も来年(2022年)6月の利上げを織り込み始めていますが、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は何度も、テーパリングと利上げはまったく別のことと言っています。 どうなるかわかりませんが、さすがに2022年6月利上げは、やりすぎ感があります。 マーケットが現在織り込んでいる、過剰とも言える引き締め予想は、修正を余儀なくされるでしょう。金利は少し落ち着くはずです。 強い米雇用統計を受けても、米10年債利回りは1.5%を割り込み、1.42%前後まで急低下しました。 この急激な金利低下を見ては、米ドル/円も下落せざるを得ないというところでしょうか。 米国と英国で20年債利回りと30年債利回りが逆転、30年債利回りがこれだけ動くのはよほどのこと これまで「日本以外の国は金融引き締めに動くが、日本は引き締め競争に取り残される」というロジックで、円売りが進んでいました。それが過剰に織り込みすぎとなれば、円売りも少し修正されることになります。 しかし、今回の長期金利の低下には違和感があります。10年債利回りも低いのですが、各国の30年債利回りが急低下しています。米国は20年債利回りより、30年債利回りの方が低い、逆イールド状態になっていますが、これは景気後退のシグナルとも言われています。 英国も20年債利回りと30年債利回りが逆転しています。と言いますか、今回の30年債金利低下は英国がスタートだったと言えます。 10月27日(水)、スナク財務大臣が予算を発表しましたが、その際、英債務管理庁は2526億ポンドの国債を発行する予定が、1948億ポンドに抑えられたと発表しました。578億ポンド(約8.8兆円)もの減額です。 この発表を受け、英30年債利回りは1.3%台前半から1.1%前後へと急低下、現在(11月10日)は0.93%と1%を割り込んでいます。30年という長い金利で、これほど動くのはすごい。血みどろになったトレーダーもいるでしょう。 長期金利の大幅な低下は中国の景気後退を織り込んでいる!? 今後何年間も中国の経済成長は大きく鈍化? 米30年債利回りは現在1.82%。今年(2021年)の3月に2.5%を超えたことを考えると、ものすごく低い。ここまで低いとかなり違和感があります。この低い長期金利は何を織り込んでいるのでしょうか。 市場があまり織り込んでいない大きなリスクがあるとすれば、それは中国の景気後退だと思います。中国恒大集団がリーマン・ショック級の危機を引き起こすのではないかとは、よく言われます。しかし、一気に破綻ということはないでしょう。 おそらく日本同様、長い時間をかけて不良債権等を処理していくことになるのでは…と思います。つまり今後、何年も中国の経済成長は大きく鈍化することになります。 かつては二桁の成長率でしたが、最近では6~7%ぐらいの成長率に落ちていました。これが、5%割れ、つまり4%台の成長率になるのではないかと思っています。かなり低いです。 中国は世界経済の成長エンジンでした。これがおとなしくなるなら、影響は甚大です。 中国の建設ラッシュが沈静化するならば、オーストラリアからの鉄鉱石の輸入は減少するでしょう。オーストラリアは多くの一次産品を輸出しているように見えますが、金額ベースでは、鉄鉱石の貿易が32%を占める、実は鉄鉱石の一本足打法です。 現在(11月10日)、IMM通貨先物市場には、大きな豪ドルショートポジションがあります。これが買い戻しを迫られれば、豪ドルも結構上昇しそうですが、この豪ドルショートはチャイナ・ヘッジです。買い戻さない可能性が高いと思います。 米ドル/円は一服ですが、昨年(2020年)高値112.22円を付けてから上昇してきた相場です。112.22円は割り込まないで、再上昇するのではないかと思っています。自公合意「10万円」給付 厳しい世論の視線 大半が貯蓄 効果の議論なく11/13(土) 11:42配信 北海道新聞 自民、公明両党が合意した18歳以下の子どもへの10万円相当の給付策に対し、世論が厳しい視線を送っている。一定の所得制限を追加したものの、「ばらまき」との見方をぬぐえていないためとみられる。過去にも選挙を意識した給付策が繰り返されており、専門家から疑問の声が出ている。 自公両党は年内に現金5万円を給付し、残り5万円分はクーポン券を来春までに配ることで合意。公明党は一律10万円給付を主張したが、自民党の提案で、対象を年収960万円未満の世帯に限る所得制限を設けた。ただ制限後も子どもの9割が対象となる。 共同通信社が10、11両日に実施した全国世論調査で、給付方針が「適切だ」と答えた人は19・3%にとどまった。日本経済新聞社とテレビ東京の調査では、消費喚起策として「適切ではない」が67%に上った。 これまでも、ばらまきと批判される給付策はあった。1999年には、子育て世帯などに1人2万円分の「地域振興券(商品券)」を交付。2009年の「定額給付金」は、全国民に1万2千円(18歳以下と65歳以上は2万円)を支給した。昨年春は、国民1人当たり一律10万円の「特別定額給付金」を実施した。 いずれも選挙協力を念頭に、自民党が連立を組む公明党の要求に配慮した側面があった。内閣府の試算で、09年の定額給付金による消費増加効果は、支給額の32・8%にとどまった。政府の調査や統計によると、それぞれの給付策で、支給額の多くが貯蓄に回り、景気の回復などにつながらなかったとみられている。 第一生命経済研究所の熊野英生首席エコノミストは「経済対策としても少子化対策としても、ふさわしいか疑問。ばらまき批判を否定するには、明確な説明が求められる」と指摘。「選挙のたびに実施すれば、政策の節度が失われる」と危機感を示す。借金で集めたお金を給付して、もらった人が将来返済するということですか…。苦学生の奨学金のようなものか…。あまり適切とは思えませんよね。午後は男子・女子の国内ゴルフツアーのTV放送を観戦…。谷原秀人が単独首位で最終日へ 金谷拓実、幡地隆寛2差2位11/13(土) 16:08配信 ゴルフ情報ALBA.Net<三井住友VISA太平洋マスターズ 3日目◇13日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>国内男子ツアーは第3ラウンドが終了した。5年ぶりのツアー15勝目を狙う谷原秀人が4バーディ・1ボギーの「67」をマーク。トータル6アンダー・単独首位に浮上した。トータル4アンダー・2位タイに金谷拓実と幡地隆寛。トータル3アンダー・4位タイには久常涼、比嘉一貴、木下裕太、アマチュアの杉原大河(東北福祉大4年)が続いた。2週連続優勝がかかる浅地洋佑はトータル1アンダー・9位タイ。昨年覇者の香妻陣一朗はトータル3オーバー・22位タイで3日目を終えた。多分やったであろう金谷Pの18番ロングのウォーターショットを放送してほしかった…。稲見萌寧が今季9勝目に王手 上田桃子2位、渋野日向子は予選落ち11/13(土) 15:25配信 ゴルフ情報ALBA.Net<伊藤園レディス 2日目◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>国内女子ツアーは第2ラウンドが終了した。賞金ランキング1位の稲見萌寧が8バーディ・ボギーなしの「64」をマーク。トータル10アンダー・単独首位に浮上し、今季9勝目、節目の通算10勝目に王手をかけた。トータル9アンダー・2位に上田桃子。トータル6アンダー・3位には山下美夢有が続いた。2週連続優勝と連覇がかかる古江彩佳はトータル1アンダー・13位タイで最終日を迎える。来週15日に23歳の誕生日を迎える渋野日向子は「75」と3つ落とし、トータル6オーバー・67位タイ。カットラインに1打届かず、22歳ラストゲームは予選落ちに終わった。【市況】国内株式市場見通し:日経平均3万円回復なるか、東エレクに注目2021年11月13日14時30分 株探ニュース■決定的な材料に欠け、週間でほぼ変わらず 今週の日経平均はほぼ往って来いの展開。結局週間で1.60円安の29609.97円となった。週前半と後半で動きが一変した。 週初は、米国での新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬の開発進展や、議会下院が1兆ドル規模のインフラ法案を可決したことを追い風に、日経平均も上昇スタート。しかし、節目の3万円手前では売り圧力も強く、朝高後に失速し結局下落。 その後、債券の売り方の買い戻しが続くなか米10年国債利回りが一段と低下し、これが相場のサポート要因となった一方、対ドルでの円高進行が輸出関連株の重しとなり、日本株全体としては影響がニュートラルに。新規材料難のなか、アジア市況や時間外のNYダウ先物の下落に押される展開が続き、9日は大規模な自社株買いによるソフトバンクグループの急伸もあったが、日経平均は221.59円安に、10日も178.68円安となり、29106.78円まで下げた。 一方、11日からは反発局面に。10日の米国市場では、10月消費者物価指数(CPI)が市場予想を大幅に上回る伸びを見せ、インフレや早期利上げへの懸念が再燃。米国債利回りが幅広い年限で急上昇するなかハイテク株中心に下落。こうした流れから、日経平均は29000円割れが警戒されたが、前日までの下落に伴う値ごろ感もあり、予想に反して朝安後は押し目買いから切り返す展開に、結局171.08円高と5日ぶりに反発。さらに、12日は、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数構成銘柄見直しの発表やオプション11月物の特別清算指数(SQ)算出といったイベント通過に伴う需給懸念の後退が買いを誘い、332.11円高と大幅に続伸した。■日本株高の独自材料が少ない 来週の日経平均はもみ合いか。決算発表が一巡し、足元の業績が完全に織り込み切れていない銘柄などへの断続的な物色が続きそうだ。 東京証券取引所が発表する投資主体別売買動向によると、11月第1週(1~5日)、海外投資家は日本株を、現物で3週ぶりに買い越した。しかし、買い越し金額は1300億円程と大きくない。また、今週は決算発表が終盤だったなか東証1部売買代金が減少傾向にあった。恐らく第2週も海外勢は大きくは買い越していないだろう。決算を受けても、海外勢の日本株への投資姿勢が積極的になっていないとなると、今後の日経平均のバブル崩壊後高値の更新は容易ではないと思われる。 一方、米国株は好調で主要株価3指数は史上最高値付近での推移が継続中。米株高を受けた投資家のリスク選好の強まりのほか、バリュエーションの割安感くらいしか、独自要因で日本株が上昇する材料が見当たらないのは気懸かりだ。 今週末の大幅高についても、想定外という感想を抱く関係者が多く、はっきりとした要因は分かっていない。MSCIリバランスやオプションSQといった需給イベントが同時に解消されたことによる短期的なあく抜け感が主体だとすれば、持続性には疑念が残る。 また、根強く残るインフレにも引き続き注意を払う必要がある。10日に発表された10月の米消費者物価指数(CPI)は総合だけでなく、変動の激しい食品・エネルギーを除いたコアでも、前月比で市場予想を大幅に上回る伸びとなり、インフレ加速への警戒から、改めて金融当局による早期利上げ懸念が強まった。指標結果を受けて幅広い年限の米国債利回りが急上昇し、米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)も2.70%と10月高値を上抜き、歴史的な高値更新となった。金融当局がいつ、政策スタンスの変更を迫られるかという懸念が今後もつきまとう。名目金利から期待インフレ率を差し引いた実質金利は足元マイナス1.1~1.2%と、昨年2月以降のコロナ相場におけるレンジボトム付近まで下がっている。実質金利の一段の低下は想定しにくく、今後は実質金利の上昇による相場調整も考えられよう。 そのほか、来週は経済指標が相次ぐ。中国や米国での10月鉱工業生産や小売売上高といった注目度の高いものから、米国では11月のニューヨーク連銀景気指数やフィラデルフィア連銀製造業景気指数などの景況感を示す指標も発表される。企業業績を受けて強気ムードが漂う米株市場が一段と上値を試す展開となるのか注目される。■半導体関連企業の決算反応に注目 週末に発表された東京エレクトロンの7-9月期決算は引き続き好調で、通期計画は市場予想を超える水準にまで上方修正された。会社側からは顧客の設備投資計画が拡大傾向にあることや、需要鈍化が懸念されていたメモリーについても引き続き堅調に推移する見込みとの言及があった。さらに、週後半には米国でエヌビディアやアプライド・マテリアルズの半導体関連企業の決算が予定されている。指数寄与度の大きい半導体関連株が勢いづけば、相場全体の支援要因にもなろう。■米中小売売上高・鉱工業生産、NY連銀景気指数など 来週は15日に7-9月期国内総生産(GDP)速報値、中国10月鉱工業生産、中国10月小売売上高、米11月ニューヨーク連銀景気指数、16日に米10月小売売上高、米10月鉱工業生産、17日に10月貿易収支、9月機械受注、米10月住宅着工件数、18日に米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、19日に10月全国消費者物価指数などが予定されている。 提供:フィスコ藤井聡太三冠、竜王奪取で最年少四冠達成!豊島将之竜王に4勝0敗のストレート 序列トップで全棋士の頂点に/将棋・竜王戦七番勝負11/13(土) 18:41配信 ABEMA TIMES 将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が11月12、13日に行われた竜王戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王(31)を122手で下し、同シリーズの成績を4勝0敗のストレートで竜王奪取に成功した。この結果、羽生善治九段(51)が保持していた最年少四冠記録22歳9カ月を大幅に更新する19歳3カ月で最年少四冠を達成。史上初の「10代四冠」になるとともに、竜王を含めた四冠を保持したことで、序列トップとなり全棋士の頂点に立った。 プロデビューから5年余り。令和の天才棋士が、ついに棋士No.1の座についた。今年度、棋聖、王位と防衛し、叡王を奪取して迎えた将棋界最高峰タイトル、竜王戦の七番勝負。豊島竜王と、今年度3つ目のタイトル戦も好勝負必至と見られていたが、終わってみれば圧巻の4連勝という突き抜けた結果が残った。 今年度15局目となった藤井三冠と豊島竜王の対戦は、豊島竜王の先手番から角換わりでスタート。お互い、深く研究を進めている戦型とあってか、1日目の午前中は非常に指し手のペースが早く、昼食休憩まで64手目まで進行し、早くも中盤に入った。午後に入ると、激しい局面に両者ともに長考合戦。封じ手までに9手分しか進まずに74手目を藤井三冠が封じて、形勢互角で1日目を終了した。 明けて2日目、じりじりとペースを掴み始めたのは藤井三冠。自玉の頭で起きた戦いにうまく対応すると攻めの手番が回ってきたところで豊島陣を強襲。分厚い攻めで徐々にリードを拡大したが、最終盤では一時逆転され熱戦に。それでも持ち時間が残り10分を切った中でも、厳しい攻めを止めなかったことで再逆転。息詰まる勝負に決着をつけた。シリーズを通しては、研究家として知られる豊島竜王に対して、以前は課題に挙げていた序盤でも対等に渡り合い、研究や前例を離れた力勝負に入った中盤で少しずつ引き離し、勝ちが見えた終盤で確実に勝つ。19歳にして全く隙のない強さが、このシリーズ4連勝でも光り続けた。 対局後、藤井三冠は「中盤ずっと難しいと思って指していました。最後、3四桂と打って迫れる形になったかなと思いました」と振り返ると、竜王奪取には「まだ実感はありませんが、最高峰タイトルなので光栄に思いますし、それに見合う実力をつけていければと思います」とコメント。また棋士の序列1位になったことには「今期はここまで結果は出せていますけど、内容的には課題が多いので、そのあたりを改善したいです」と述べた。 最年少四冠の偉業は、本格的な「藤井時代」の到来を告げた。竜王を含めた四冠を保持したことで、渡辺明名人(棋王、王将、37)を上回り、ついに棋士の序列でトップに。8つあるタイトルのうち半数を占め、トップ棋士ばかりと対戦が続いた今年度も、勝率は8割を余裕を持って超えている。対局の内容自体は激戦もあるが、出てきた数字だけを見れば豊島竜王と戦った3つのタイトル戦、通称「十九番勝負」も王位戦(4勝1敗)、叡王戦(3勝2敗)、竜王戦(4勝0敗)と、11勝3敗と大きく勝ち越した。タイトル戦出場6回で、全て獲得に成功。この後に続くALSOK杯王将戦での挑戦者決定リーグで挑戦権を獲得できれば、五冠の期待も大きく膨らんでいく。 2016年10月、14歳2カ月に四段昇段、プロデビューを果たし話題になってから約5年。小さなスランプこそあったが、周囲から大きな壁にぶつかると言われてきたものを、ことごとく突き破り、そして頂点へと駆け上がった。羽生九段が七冠独占をした1996年から25年。その時にも似た天才棋士による一時代を築き始めた藤井“新竜王”がこの先、ファンに見せ続ける世界は、果たしてどんなものか。藤井聡太 史上最年少4冠達成で実質“1億円プレーヤー”に! 豊島竜王に4連勝で竜王奪取11/13(土) 18:57配信 スポニチアネックス 第34期竜王戦7番勝負第4局は13日、山口県宇部市で2日目が指し継がれ、藤井聡太3冠(19)=王位、叡王、棋聖=が豊島将之竜王(31)に122手で勝って4連勝で竜王を奪取、史上最年少の4冠になった。4冠達成は史上6人目で、これまでの最年少は羽生善治九段の22歳9カ月(1993年)だった。 これで棋士の序列を表す席次で、3位から初めて1位に就く。名人と並ぶビッグタイトルの獲得で豊島、渡辺明王将(37)=名人、棋王の3冠=を抜き、十代にして初めて名実ともに棋界のトップに立った。 藤井新竜王は「実感がないのが正直なところ。自分の足りないところを感じたシリーズでもあった。ここまで結果を出せているが、内容的には課題が多いので改善していきたい」と話した。 また、初の竜王位獲得で実質“1億円プレーヤー”となった。 今回、タイトル戦最多額の優勝賞金4400万円を獲得。ちなみに竜王戦以外の7タイトルの賞金・対局料は非公表。各棋士の年間獲得額は日本将棋連盟が例年2月に発表する上位10人しか明らかにならない。 昨年4位だった藤井は棋聖、王位の2冠を奪取したことで前年の倍以上となる4554万円を獲得した。今年はこの2冠に叡王が加わり、さらに優勝賞賞金750万円の朝日杯も制している。また順位戦ではB級2組から同1組に昇級し、段位も7月の棋聖防衛で九段に昇段したため、対局料などの「基本給」が20~30%アップ。竜王位獲得前までの対局料・賞金合計は7000万円前後と推定される。 この額に竜王位の4400万円を加えると軽く1億円超えとなるが、実は賞金額の加算はどのタイトル戦も就位式が基準。竜王戦は例年1月中旬に就位式を行うため、4400万円は22年にカウントされる。藤井は同年に3冠を維持するなど今年同様の成績を残せば1億円プレーヤーとなる計算だ。【13日・新型コロナ詳報】20代男性が陽性 岐阜県内で感染者1人は4カ月ぶり11/13(土) 19:15配信 岐阜新聞Web 岐阜県は13日、新たに美濃加茂市の20代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の新規感染者が1人となるのは7月19日以来、約4カ月ぶり。感染者は累計1万8890人となった。 新規感染者が10人を下回るのは7日連続。前の週の同じ曜日の感染者を下回るのは6日連続となった。 県健康福祉部の担当者は「落ち着いた感染状況を維持するためにも、油断することなく基本的な感染防止対策を改めて徹底してほしい」と呼び掛けた。 クラスター(感染者集団)の新たな認定や拡大はなかった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は1・41人に減少した。病床使用率は3・7%。天井知らずの成長力、「半導体製造装置」好業績スーパーセレクト6 <株探トップ特集>19:30 配信 株探ニュース 世界的に半導体需給の逼迫が続くが、半導体の確保は今や経済安全保障の面で重要課題となっており、製造装置メーカーには強力な追い風が吹いている。現在値トヨタ 2,078.5 +48.50ソニーG 13,960 +160東エレク 57,630 +1,110スクリンH 11,480 +230ディスコ 33,700 +600―急速に広がる半導体ナショナリズム、未だかつてない株高ストーリーが始まる― 世界的に半導体 需給の逼迫が続いている。昨年3月の新型コロナショックで世界経済は多大なダメージを受けたが、各国政府の財政投入や中央銀行の超緩和的金融政策によって息を吹き返し、とりわけ株式市場は過剰流動性に押し上げられる形で“理外の理”ともいえる大相場が演出された。そうしたなか、産業のコメと呼ばれる半導体も昨年秋口を境に需要が強く喚起され、関連業界には想定外ともいえる大きな商機が訪れた。かつてない増産投資に動く半導体メーカーがグローバル規模で相次ぐなか、製造装置メーカーにとって強力な追い風が吹き始めている。●5G、ゲーム、自動車など全方位的に特需発生 高速通信規格5Gサービスが本格的に立ちあがり、その基地局投資と5G対応スマートフォンの普及加速、更にコロナ禍での巣ごもり消費を味方につけたゲーム関連特需、そして企業のリモートワーク導入を背景とするノートパソコン需要や膨大化する情報量に対応したデータセンター増設など、そのすべてに半導体が呑み込まれていく状況となった。これに加えて、自動車販売の回復が予想をはるかに上回るスピードで進み、“半導体が足りない”状況が常態化するに至った。トヨタ自動車 をはじめ大手自動車メーカーでは今年8月後半から半導体不足による減産の動きが顕在化、その影響が今なお尾を引いている。将来的見地に立っても、人工知能(AI)の進化や自動運転の普及に対応したインフラ整備などにより、半導体需要は爆発的な伸びを示していく可能性が高い。 こうした構造的かつ不可逆的な半導体需要の拡大に加え、米中対立という政治的な背景も半導体不足の常態化に影響している。中国との対立が先鋭化する米国や欧州の半導体メーカーが、中国の受託製造事業者(ファウンドリー)への発注を控え、台湾積体電路製造(TSMC)ADRや聯華電子(ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス)ADRなど台湾大手に振り替える動きを急速に進めたことが、結果的にボトルネックの状態を作り出した。ファウンドリー最大手のTSMCはキャパシティーオーバーを解消するため向こう3年間で11兆円規模の投資を行う方針を明示している。一方、2019年にファウンドリー事業に参入した韓国サムスン電子も30年までに増産投資に約12兆円を投じる計画で、この商機を逃すまいと躍起だ。●来年は半導体ナショナリズムの旋風吹き荒れる 米中の覇権争いが激化するなか、自動車だけでなく幅広い産業においてサプライチェーンに影響を及ぼす半導体を滞りなく確保することは、両国ともに安全保障面から外すことのできない重要課題である。自国内に半導体製造設備を確立しておく必要性が政治的に意識されているのだ。 もちろん、欧州や日本も同様で、自国の半導体産業の育成支援に国を挙げて取り組む動きが今後加速していく可能性が高まっている。いわゆる半導体ナショナリズムに向けた流れである。長い目で見れば、半導体生産ラインへの投資を各国が一斉に進めれば、グローバルベースで過剰投資につながることも考えられるが、現在はまだ坂を上り始めた段階で、反動を懸念するのは当分先の話となる。少なくとも、製造装置メーカーはこれから湧き上がるであろう特需に備える場面と言ってよい。 半導体の国際的な業界団体であるSEMIが22年の半導体製造装置の世界販売額を1013億ドルと予測している。日本円にして11兆5000億円の巨大市場だが、この数字は更に上方修正される可能性がある。●TSMC誘致成功で業界にダイナミズム復活 こうしたなか、日本国内でも政治的に動きが出ている。今週9日に、TSMCが熊本県に日本で初となる半導体生産工場を建設することを正式発表した。当初の投資額はおよそ8000億円となるが、これにはソニーG が参画し約570億円を出資する予定にある。立地的にもソニーGの工場が隣接する場所とみられている。 そして、大きなポイントとしてTSMC誘致の背景には日本政府が数千億円規模の補助金を使って工場整備費などを工面する方針を示したことがある。半導体の需給逼迫に際し日本への優先供給が前提となっており、これも半導体ナショナリズムに向けた大きな一歩といってよい。生産するのは最先端半導体ではなく、汎用性の高い回路線幅22~28ナノメートルの半導体だが、自動車やデジタル製品などで高水準の需要があり、むしろ理想的な領域の半導体だ。また、将来的にはTSMCとの連携で最先端半導体生産の布石となる可能性も十分にある。今回のTSMC誘致は国内の半導体業界に内在するダイナミズム復活の契機となり得るものだ。●次のレーザーテックを狙える銘柄を探す 株式市場でもここ米株市場などと比較して出遅れていた半導体関連セクターへの見直しが一気に進む可能性が出てきた。特に製造装置メーカーは世界トップクラスの商品シェアを有している企業が少なくなく、国内外の機関投資家から組み入れ対象として視線が集まりやすい。 前工程ではエッチング装置などを主力とする国内最大手メーカーの東京エレクトロン 、ウエハー洗浄装置で世界トップシェアのSCREENホールディングス 。後工程では切断装置のディスコ や東京精密 、そして検査装置大手のアドバンテスト やマスク検査装置のグローバルニッチトップであるレーザーテック 、露光装置ではニコン 、キヤノン が挙げられる。 このほか時価総額は小さくても、ニッチ分野で世界に誇れる製品技術を持つ企業も少なくない。東京市場は半導体製造装置 及びその周辺メーカーに株価変貌の可能性を秘める企業がひしめいている。いうまでもなくレーザーテックはその先駆となった。今回は、そうした夢のある成長エリアから、今後の株高が有望視される好業績株を6銘柄リストアップしてみた。●株価変貌期待を内包する好業績6銘柄◎トーカロ 半導体製造装置部品向けなどを中心に表面処理加工を手掛けており、主力の溶射加工では業界最大手。セラミックスなどを高温で溶解させ、微粒子を吹き付けることにより高機能皮膜を形成する技術で、ニッチトップの座を不動のものとしている。半導体メーカーの設備投資増強の動きは同社の収益機会の拡大にも直結しており、足もとの業績は好調に推移している。22年3月期の営業利益は前期比17%増の101億円予想と初の100億円大台乗せを果たし過去最高利益を連続で更新する見通しだ。年間配当も前期に続き増配を計画し、前期実績比5円増配の40円予想。中期計画では26年3月期に売上高530億円(前期実績390億7300万円)を掲げている。株価は抜群の成長力の割に株価指標面では割安感があり、今年1月14日につけた高値1634円をクリアし青空圏突入が有望。◎サムコ 化合物半導体向けに強みを持つ半導体製造装置メーカーで、プラズマCVD装置やALD装置、ドライエッチング装置、ドライ洗浄装置などいずれも高い商品競争力を有する。プラズマを利用した技術に定評があり、CVD装置は原子層レベルから数十マイクロメートルレベルの成膜まで品揃えが豊富、多様な顧客ニーズを取り込んでいる。22年7月期はトップラインの伸びが顕著で、大幅増収効果が利益に反映され営業利益段階で前期比36%増の13億4000万円を見込む。同社の過去最高営業利益は前期に達成した9億8900万円で今期はそれを大幅に更新することが濃厚となっている。株価は2800円台を軸としたもみ合いが続いているが、上値抵抗ラインとして意識される75日移動平均線ブレークから早晩9月10日戻り高値3350円奪回が期待できる。◎山一電機 検査用やコネクター ・実装用として使うICソケットを主力展開するが、海外売上比率が8割強と高いのが特徴で、半導体関連装置向けなどで受注を伸ばしている。また光学フィルターなど光関連製品も手掛ける。検査用ソケットでは、利益率の高いスマートフォン用CPU向け製品がニーズを捉え収益に貢献しているほか、車載向けも好調に推移している。中期計画として25年度までに1998年3月期に達成した過去最高営業利益50億2200万円の更新を目指す方針を掲げていたが、直近、期中2度目となる22年3月期業績予想の修正を行い、同利益は56億円(前期比75%増)と早々にこの目標をクリアする見通し。株価は今月8日にマドを開けて急騰した後、目先筋の利益確定売りをこなしつつも頑強。低PERで今期大幅増配も考慮すれば、ここは中期上昇トレンドの踊り場と判断される。◎I-PEX 電子機器に使うコネクターの大手で金型技術でも優位性があり、車載向けやスマートフォン端末向けで高い競争力を誇る。5G対応スマートフォンや企業のリモートワーク導入を背景にノートパソコン向けのコネクター需要が高水準だ。半導体製造装置でも高い実力を持つ。封止装置中心に幅広い高品質ニーズに対応しており、世界的な半導体メーカー生産能力増強の動きを追い風に好調を極める。薄型半導体製造工程で使用される自動テープ貼付機も伸びている。21年12月期営業利益は前期比2.3倍の68億円を見込む。なお経常利益段階では73億円(同2.7倍)見通しでこちらは12期ぶりの最高利益更新となる。株価はPERが8倍前後、PBR0.7倍と水準訂正余地が大きい。ここ商いも増勢基調で、26週移動平均線越えから2000円台半ばを目指す動きが想定される。◎マルマエ 半導体製造装置向け精密部品の加工を主力展開し、高度な技術力が売り物。真空パーツや高精度パーツの一貫生産体制が同社の強みであり、半導体分野ではロジック向けを中心に好収益環境を享受している。台湾の半導体受託生産世界最大手TSMCや韓国のサムスン電子などを大口顧客とし、生産能力増強レースとなっているアジア向けで実績が高い。21年8月期決算は営業利益が前の期比35%増の12億700万円と大幅な伸びを達成、続く22年8月期も18億円を見込むなど利益成長が加速する見通し。年間配当も前期実績比12円増配の36円を計画するなど株主還元にも積極的な姿勢を打ち出している。株価は継続的な実需買いが観測されるなか、直近にきて上場来高値圏に再浮上した。戻り売り圧力から解放され一段の上値追いが有望視される状況にある。◎TOWA 同社は樹脂封止装置(モールディング装置)を主力とする半導体製造装置メーカー大手で、半導体製造用精密金型も手掛ける。中国や台湾の大手半導体メーカーを主要顧客としており、かつてない設投強化の追い風を享受する局面にある。実際、足もとの収益は絶好調だ。22年3月期業績予想は期中2度にわたる上方修正を行い、直近では営業利益段階で115億円(前期比3.2倍)を予想するが、期初予想は50億円であり、そこから2倍以上に増額された形だ。また、同社の過去営業最高益は98年3月期に達成した41億1600万円で、既に今期は期初の段階で24期ぶり更新見通しにあった。それだけに、その後2回の上方修正が大きなインパクトを持っている。株価は年初来高値圏を走っているが、PERは10倍弱に過ぎず、2000年10月以来となる実質的な青空圏で上値も軽い。
2021.11.13
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11月12日(金)、雨から曇り時々晴れのち曇り…。天候は猫の目のように変化します。そんな本日は7時20分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、9時頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務でもありません、GoToNagoya!いつもだと10時頃にはエンゼルパークに入車していますが、途中が大渋滞で大幅に遅延…。当初のプランを変更して、JRタカシマヤへ向かう。パーキングに入車して、8階の「シェルボ」を覗いて、3階で「C」などを散策して、12時過ぎに12階の「スーツァン・レストラン・陳」へ。遠来のお方とビジネスランチです。中華風オードブル。ふかひれ入りのスープ。アワビ(醤油味)チンジャオ・ルー・スー(真空調理)…ビックリでした…。マーボー豆腐膳デサート以前ほどの刺激を感じなかったが…。14時30分頃に用事も終わり解散。地下で夕食の食材を調達して、松坂屋へ…。エンゼルパークに入車して、地下の「ネスプレッソ・ブティック」でコーヒーカプセルを調達。いくつかの条件がクリアされたようでサービスが4本ほどついてくる。向かいの「ガトー・フェスタ・ハラダ」でホワイトチョコのラスクを購入。改装中の「C」などを散策。3階でコーヒーブレイクして、地下で食材を少し調達して、帰路に就く。帰り道はさしたる渋滞もなく割とスムーズ。17時30分頃には帰宅。お留守番のロマネちゃんにおやつをあげて、暑いお茶で一息…。1USドル=114.03円。1AUドル=83.25円。昨夜のNYダウ終値=35921.23(-158.71)ドル。本日の日経平均終値=29609.97(+332.11)円。金相場:1g=7552(+48)円。プラチナ相場:1g=4462(+72)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の10銘柄が値を上げて終了しましたね。ザイリンクスが大きく上げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の26銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では7銘柄が値を上げて終了しましたね。藤倉コンポジット、日本マイクロニクス、エンビブロ、TOWAが大きく上げて、Mipox、テクノホライゾンも上げましたね。半面、OKIは大きく下げましたね。オプジーボ訴訟、小野薬品と計280億円で和解成立…本庶佑氏「納得できる内容」2021/11/12 16:34 読売新聞 がん治療薬「オプジーボ」を巡り、ノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶(ほんじょ)佑(たすく)京都大特別教授が、製造販売する小野薬品工業(大阪市)に対して特許使用料収入の一部約262億円の支払いを求めた訴訟は12日、大阪地裁(谷有恒裁判長)で和解が成立した。小野薬品が本庶氏に解決金などとして50億円を支払い、若手研究者を支援する京大の基金に230億円を寄付する内容。 本庶氏はオプジーボの開発につながるたんぱく質を1992年に発見。2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。オプジーボは本庶氏と共同研究した小野薬品が14年から販売し、画期的な治療薬として世界で普及している。 小野薬品はオプジーボの類似薬を巡る米製薬大手メルクとの特許侵害訴訟で、メルクと和解後、本庶氏側に特許使用料1%にあたる約5億3600万円を支払うと通知。その額が不当に低いとして本庶氏側が昨年6月に提訴していた。 本庶氏は和解成立を受け「裁判所の調整で納得できる内容の解決に至ることができた。企業から還流される資金や善意の寄付で、基礎研究を長期的展望で支援していきたい」とのコメントを出した。〔NY外為〕休場(11日)6:40 配信 時事通信 11日のニューヨーク外国為替市場は、ベテランズデーで休場。(了)〔米株式〕NYダウ3日続落=ディズニーが重し、ナスダックは反発(11日)☆差替7:21 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、決算が低調な内容と受け止められ、急落した米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが重しとなる中、3日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比158.71ドル安の3万5921.23ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は81.57ポイント高の1万5704.28で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5390万株減の7億9699万株。 前日夕方に発表されたウォルト・ディズニーの四半期決算によると、純損益は黒字に転換。だが、動画配信サービスの有料会員数の伸び鈍化が嫌気され、同社株は急落し、ダウ平均の押し下げ要因となった。 今週明らかにされた米インフレ統計を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の金融引き締めに動くとの警戒感がくすぶっているほか、ダウはこのところ史上最高値更新が続いていたため、利益確定の売りも出やすかった。この日はベテランズデー(退役軍人の日)で債券・外為市場は休場だった。 市場では「ベテランズデーで経済指標の発表もなく材料難の一日。ナスダックは昨日の3主要指数の中で一番売り込まれたので反動が出た。だが、金利先高観がある中で戻りは鈍い」(日系証券)との声が聞かれた。 業種別では、公益、通信、資本財が特に軟調。素材、ITなどは堅調だった。 個別銘柄では、ウォルト・ディズニーが7.1%安と急落。ビザが2.4%安、ハネウェル・インターナショナルが2.0%安。シスコ・システムズが1.8%安。スリーエムとマクドナルドがそれぞれ1.2%安。 一方、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは2.0%高。化学大手ダウは1.6%高。セールスフォースドットコムは1.1%高。(了)〔東京株式〕続伸=経済正常化に期待(12日)☆差替15:07 配信 時事通信 【第1部】政府の新型コロナウイルス対策が進み、経済活動が正常化に向かうとの期待感が高まり幅広い銘柄が買われた。為替相場がやや円安方向に進んだことも市場心理の改善につながった。終値は日経平均株価が前日比332円11銭高の2万9609円97銭、東証株価指数(TOPIX)が26.30ポイント高の2040.60と、いずれも続伸した。 78%の銘柄が値上がりし、値下がりは19%だった。出来高は13億2145万株、売買代金は2兆9426億円。 業種別株価指数(全33業種)では、不動産業、鉄鋼、鉱業、建設業の上昇が目立った。下落は石油・石炭製品の1業種だった。 【第2部】3日続伸。出来高3億4076万株。 【新興株】東証マザーズ指数は反発、日経ジャスダック平均株価は続伸。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=株高で堅調(12日午後3時)15:14 配信 時事通信 12日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の堅調な値動きに支援され、1ドル=114円台前半で堅調に推移している。午後3時現在、114円20~20銭と前日(午後5時、114円07~08銭)比13銭のドル高・円安。 11日の米為替・債券市場はベテランズデー(退役軍人の日)に伴う休場で、同日の海外時間は米長期金利動向など相場を動かす材料が不足する中、市場参加者も少ない状態が続き、方向感が定まらなかった。 きょうの東京時間は114円近辺でスタートした後、日経平均の上げ幅が300円超に拡大するとリスク選好の動きが強まって円売り・ドル買いの勢いが増し、仲値後には114円30銭付近まで上値を切り上げる場面があった。ただ、その後は積極的に買い進める材料が不足し、上昇が一服。午後も新規材料難から動意を欠く展開が続いたが、堅調な日経平均に支えられ、おおむね114円20銭台で底堅い値動きが続いている。市場では「目先の関心は既に、休日明けの米債券市場に向かっている」(外資系証券)などとの声が聞かれた。 ユーロは対円、対ドルでともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=130円68~69銭(前日午後5時、130円73~74銭)、対ドルでは1.1443~1444ドル(同1.1460~1460ドル)。昨日に引き続き、昨年7月下旬以来のユーロ安・ドル高水準となっている。(了)東芝、3社に分割へ=23年度に2社上場―新中期経営計画16:00 配信 時事通信 東芝は12日、本社とグループの手掛ける事業を3社に分割する方針を発表した。新たな中期経営計画に盛り込んだ。中核事業である発電などのインフラ事業とパワー半導体などのデバイス事業の二つを分社し、それぞれ2023年度下期の上場を目指す。残る東芝本体は関連会社キオクシアホールディングスなどの株式保有を担う。 日本の大企業が会社を完全に分割するのは異例。「物言う株主」らから株主還元の強化を求められる中、収益構造の異なる事業を独立した会社に分けることで企業価値向上を図る。既存の東芝株主には、分社化する2社の株式をそれぞれ割り当てる。〔ロンドン外為〕円、114円近辺(12日午前9時)18:10 配信 時事通信 【ロンドン時事】週末12日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円近辺で推移した。午前9時現在は114円00~10銭と、前日午後4時(113円90銭~114円00銭)比10銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=130円55~65銭(前日午後4時は130円70~80銭)と、15銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1445~1455ドル(1.1465~1475ドル)。(了)【米国市況】S&P500種は上げ幅縮小、消費者物価なお焦点-ドル上昇2021年11月12日 6:58 JST ブルームバーグ 11日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反発。上げ幅を縮小して引けた。前日はインフレ高進で金融政策引き締めが促されるとの懸念から、株式は売りを浴びていた。米国株はS&P500やナスダックが反発-ダウ続落米国債はベテランズデーの祝日で休場ドル上昇、米ロの緊張高まりで-対円は114円台前半NY原油は反発、米大統領が価格抑制に動くとの観測で乱高下NY金先物は続伸、インフレが金の買い材料に復帰 S&P500種では素材やテクノロジーが堅調だった。テスラは日中を通して方向感が出なかったが、下落で終了。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による50億ドル(約5700億円)相当の同社株売却が前日の届け出で明らかになった。ウォルト・ディズニーやビヨンド・ミートは急落。両社ともに決算が嫌気された。 S&P500種は前日比0.1%高の4649.27。ナスダック総合指数は0.5%上昇。ダウ工業株30種平均は158.71ドル(0.4%)安の35921.23ドル。 クリアブリッジ・インベストメンツの投資ストラテジスト、ジェフ・シュルツ氏はここ最近の株安について、「10月安値から快調に戻した後の利益確定に、来年の利益率や全般的な業績に関する懸念が重なった結果だった」と解説。 「インフレは7-9月期業績の落ち込みにはつながっていないが、こうした好ましくない水準のインフレがさらに3、4四半期続けば利益率に影響し、需要破壊を起こす恐れがある。いずれも業績への向かい風となる」と述べた。 米国債の現物市場はベテランズデーの祝日で休場だった。 外国為替市場では、ドルが主要10通貨に対して全面高となった。米ロ間の緊張が高まりが懸念された。米国は欧州連合(EU)の同盟国に対し、ロシアがウクライナ侵攻を検討している可能性があるとして警告を発したことが明らかになった。 ニューヨーク時間午後4時19分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=114円07銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1448ドル。 ニューヨーク原油先物相場は反発。ホワイトハウスがエネルギー価格上昇の抑制に向けて介入する可能性が意識される中、荒い値動きとなった。バイデン米大統領は価格上昇に対応するよう、民主党内からも一段の圧力を受けている。同氏の選択肢には戦略石油備蓄(SPR)の放出や石油の輸出禁止が含まれる。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比25セント(0.3%)高い1バレル=81.59ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は23セント上げて82.87ドル。 ニューヨーク金先物相場は続伸。インフレ加速が価値保存手段としての金買いを促している。今年のインフレは米金融緩和策の縮小につながるとの見方から金には悪いニュースとなってきたが、低金利を維持する米金融当局の決意が固いためにインフレが抑制不能になる可能性が懸念され、金の投資妙味が高まる格好となっている。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.8%高の1オンス=1863.90ドルで終了した。日本株は大幅続伸、米ハイテク反発を好感-円安進行で輸出関連が高い2021年11月12日 8:03 JST 更新日時 2021年11月12日 15:45 JST ブルームバーグ 東京株式相場は大幅に続伸。祝日休場前の米債利回り上昇を受けて売りが先行していたハイテク株が反発。電機や情報・通信株の追い風になった。外国為替市場で円相場が下落基調を強めていることから自動車などの輸出関連株も高かった。TOPIXの終値は前日比26.30ポイント(1.3%)高の2040.60日経平均株価は332円11銭(1.1%)高の2万9609円97銭 市場関係者の見方 みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト米国金利上昇と円安は、シクリカル(景気循環)色の強い日本株にはプラスに働いている世界的に弱かった商品市況が下げ止まり、鉄鋼や非鉄、ゴムなどが高い中国恒大問題は不動産価格が暴落し中国景気が厳しくなると世界経済にも悪影響が出るため、当局が緩和的な方針を出した点も株式市場にとっては潜在的にプラス JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト米国でハイテク株中心に買いが入り、日本株の押し上げ要因になっている米国のインフレや利上げへの懸念はあるが、世界景気はそれ以上にしっかりしている。企業業績もしばらく強いとの見方から株高基調になっている米長期金利が上がると相対的に割安な日本株に投資家の視線が向きやすい。外国為替の円安もあり、海外投資家が日本株を見直すきっかけになっている中国当局による不動産会社の資金調達を助ける規制緩和や、中国恒大の社債利払いなど中国の不動産問題への懸念が後退しているのもリスクを取りやすくしている 東証33業種上昇率上位 不動産、鉄鋼、鉱業、建設、情報・通信、輸送用機器、卸売業下落業種 石油・石炭製品 背景【米国市況】S&P500種は上げ幅縮小、消費者物価なお焦点-ドル上昇鉄鉱石と金属相場が上昇-中国の不動産業界巡る混乱緩和に期待高まるドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前日の日本株終値時点は113円94銭三井住友FG:今期純利益6700億円に上方修正、自社株買いも実施2021年11月12日 16:21 JST 更新日時 2021年11月12日 17:17 JST ブルームバーグ 三井住友フィナンシャルグループは12日、今期(2022年3月期)の連結純利益を従来の6000億円から前期比31%増の6700億円に上方修正すると発表した。発行済み株式総数の2.4%、1000億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。 今期の与信関係費用は期初に3000億円と見込んでいたが、2000億円にとどまる見通し。4-9月累計の同費用は267億円だった。年間配当金も1株当たり210円と計画比で10円増配する。 同日会見した太田純社長は、業績上方修正について「与信関係費用が大きなポイントになっている」と述べた。上期は約1000億円の費用発生に対して、700億円が戻っており、下期は新型コロナウイルス対応時ではない通常のコストと数件の大口懸念先をみているという。資源価格の動向やサプライチェーン寸断による製造業への影響など不確定要素は多いと述べた。7-9月期決算の主な内容(前年同期との比較)純利益は37%増の2528億円連結業務純益は10%増の3190億円資金利益は14%増の3580億円役務取引等利益は5%増の2823億円株式関係損益は10%増の408億円与信関係費用は163億円ー前年同期は854億円 傘下のSMBC日興証券が金融商品取引法違反の疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けている問題で、社債市場では同証券を主幹事から外す動きが広がっている。 三井住友FGの太田社長は「親会社として申し訳ない。おわび申し上げる」と謝罪した上で、調査が入っていることは事実で真摯(しんし)に協力していると説明。業績に与える影響については、まだ想定できないと述べた。東芝、2社を分離し23年度に新規上場-1000億円程度を株主還元2021年11月12日 15:59 JST 更新日時 2021年11月12日 18:48 JST ブルームバーグ 東芝は12日、インフラサービス事業とデバイス事業の2社をそれぞれ新規上場会社としてスピンオフ(分離)するほか、半導体メモリー大手のキオクシアホールディングスの株式管理などを担う東芝本体と合わせて3社体制にする再編計画を発表した。専門性のある経営体制を構築し各事業で競争力を高める。 発表資料によると、2023年度下期(10-3月期)に上場を目指す。インフラ会社には原子力や火力、公共インフラなどが、デバイス会社にはハードディスクドライブ(HDD)やパワー半導体などが集約される。東芝本体ではキオクシアホールディングスと上場子会社の東芝テックの株式を保有する。 キオクシア株については、速やかに現金化し全額株主還元に充当するほか、今後2年間で1000億円程度の株主還元を実施する計画だ。 綱川智社長は12日の会見で、キオクシア株売却後の株主還元については以前は「過半」と言っていたが、「全額を返しても適正資本を維持できる」と判断したと説明した。またキオクシアの新規株式公開(IPO)に関する方針は変わらないとして、米投資ファンド、ベイン・キャピタルの判断に従って早期の還元に動く考えを示した。 東芝はエネルギーから半導体まで多様な事業を抱えており、複合企業の価値が相対的に低く評価される「コングロマリット・ディスカウント」の解消が課題となっていた。1989年に1万5000円を付けた株価も、足元では4000円台後半の水準で低迷。不正会計や米原発事業での巨額損失を受けて、一部の事業を売却した。 綱川氏は、今回の再編はそれぞれの事業が新しい企業風土の下で成長していくチャンスで、東芝の「解体ではなく進化ととらえている」と述べた。ただ現状では「ガバナンスをどうにかしていくことは最重要の経営課題」だとの認識も示した。 インフラサービス会社では、温室効果ガス排出量の実質ゼロ(カーボンニュートラル)実現に向けた電力会社などへの解決策提供などで、国内トップクラスの地位確立を目指すほか、アジアを中心に市場シェアの拡大を狙う。自動化によるインフラ運営のコスト削減につながる技術の提供にも注力する。 また、23年度までに水素実証プロジェクトなどカーボンニュートラル対応や二次電池の増産などで2160億円の設備投資を実施するほか、サイバーセキュリティー技術やIoTデータ基盤の整備などの研究開発に2320億円を投じる。 デバイス会社では設備投資に1880億円、研究開発に1530億円と計3410億円を投じる。注力領域に据えるパワー半導体の売上高を23年度に1200億円まで年平均13%成長させることを目指す。 オンラインとオフラインの中間に位置する「ニアラインHDD」の分野では、大容量製品の開発を加速させることで、ニアラインHDDの売上高を23年度に2800億円まで年平均18%増やしたい考えだ。NY外為市場=ドル上昇、対ユーロで16カ月ぶり高値 米CPI引き続き材料2021年11月12日午前6:52 ロイター編集[ニューヨーク 11日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇し、対ユーロでは約16カ月ぶりの高値を更新した。前日発表された米消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの大幅な伸びを記録したことが引き続き材料視された。10月の米CPIは前年同月比6.2%上昇し、米連邦準備理事会(FRB)が予想より早く利上げを行うとの観測が高まった。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.36%高の95.163。一時、2020年7月22日以来の高値となる95.197を付ける場面もあった。ユーロ/ドルは0.28%安の1.1446ドル。一時、20年7月以来の安値となる1.1430ドルに沈んだ。UBSの為替ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「CPIの余波が続いているようだ」とし、インフレ高進を示す指標は「インフレの高まりが一過性という主張を弱め、FRBはより早い時期の引き締めを迫られる可能性がある」と述べた。FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサニ氏は、米債券市場がベテランズデーのため休場だったことで、取引が減り、値動きが誇張された公算が大きいと指摘した。ポンド/ドルは0.31%安の1.3363ドル。一時、20年12月以来の安値となる1.3359ドルを付けた。英国立統計局(ONS)が発表した9月の国内総生産(GDP)は前月比0.6%増加。しかし、7・8月のGDPは下方修正された。ドル/円は0.15%上昇。終日113.81─114.15円のレンジを推移した。ドルは対スイスフランでも0.4%上昇した。豪ドルとニュージーランドドルも対米ドルで下落。豪ドルは0.46%安、NZドルは一時10月14日以来の安値に沈んだ後、0.54%安で推移した。トルコリラは1ドル=9.975リラまで下落し、過去最安値を更新した。暗号資産(仮想通貨)のビットコイン は0.2%高の6万5053.95ドル。ドル/円 NY終値 114.05/114.09米国株式市場=S&P横ばい、半導体株買われナスダックは上昇2021年11月12日午前6:37 ロイター編集[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場は薄商いの中、S&P総合500種がほぼ横ばいで終了。ナスダック総合は半導体株の上昇に支援され、プラス圏で引けた。ダウ工業株30種は下落。さえない決算を受けて売られた娯楽大手ウォルト・ディズニー株に圧迫された。米債券市場はベテランズデーのため休場。主要経済指標の発表もなく、第3・四半期決算シーズンも終わりを迎えており、市場を動かす材料はほとんどなかった。チェース・インベストメント・カウンセルのピーター・タズ社長は「きょうは、市場の半分が閉まっているようなもので判断が難しい。特定の企業や業界のイベントが材料になった」と指摘した。バリュー株よりもグロース(成長)株が選好されており、景気動向に敏感な小型株や半導体株がアウトパフォームした。フィラデルフィア半導体指数は前日、約6週間ぶりの大幅な下げとなっていたが、この日は1.9%反発。サスケハナの目標株価引き上げを受けエヌビディアが上昇し、指数を押し上げた。市場参加者は、31年ぶりの大幅な伸びになった10月の米消費者物価指数(CPI)統計を消化しつつある。前日発表された同統計では、世界的なサプライチェーンの制約を背景にインフレが、米連邦準備理事会(FRB)などの予想よりも長い期間、高止まりする兆候が示された。あすには消費者信頼感指数が発表されるほか、今後数週間には一連の小売企業が決算発表を予定しており、年末商戦期が近づく中、市場の焦点は消費支出にシフトしている。S&P主要11セクターでは素材主導で6セクターが上昇。一方、公益事業の下げが最もきつかった。ディズニーは7.1%下落し、ダウを押し下げた。第4・四半期(10月2日まで)決算で、収益が市場予想を下回り、動画配信サービスの新規契約者が2年前のサービス開始以来の低水準となった。新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブは22.1%上昇。新規上場した前日には公開価格を29.1%上回って終了していた。同業ルーシッド・グループも10.4%値上がりした。一方、テスラは0.4%下落。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が過去数日に保有株式を約50億ドル相当売却したことを受けた。マスク氏は先週末、保有するテスラ株約10%を売却すべきか賛否を問う投票をツイッター上で行い、57.9%が売却を支持する結果になった。百貨店のディラーズは10%高。四半期決算が予想を上回った。まだ決算を発表していない同業メーシーズとノードストロームもそれぞれ3.6%、2%上昇した。高級ブランドのタペストリー(旧コーチ)は8.4%高。通年の売上高見通しを上方修正し、10億ドルの自社株買い計画を発表した。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.37対1の比率で上回った。ナスダックでは1.40対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は96億1000万株。直近20営業日の平均は109億1000万株。日経平均は続伸、押し目買い 円安・アジア株高も支え2021年11月12日午後3:57 ロイター編集[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。週半ばまで下げ基調となっていた反動で自律反発を期待した買いや、出遅れ感・割安感を意識した買いが先行した。円安基調や時間外取引の米株先物やアジア株がしっかりとした動きとなったことも支えとなり、日経平均・TOPIXはともに1%を超す上昇となった。日経平均は寄り付きで続伸した後も上値を伸ばし、前営業日比383円36銭高の2万9661円22銭で高値を付けた。オーバーナイトの米国株式市場はまちまちとなったものの、東京市場では幅広い業種で買いが先行。好業績銘柄への物色も指数の下支えとなった。TOPIXは前営業日比1.31%高の2040.60ポイント。東証1部の売買代金は2兆9426億7700万円だった。東証33業種は石油・石炭製品を除く32業種が値上がり。不動産業、鉄鋼、鉱業、建設業、情報・通信業、輸送用機器などが値上がり率上位となった。大和証券のシニアエコノミスト、末廣徹氏は「為替の円高傾向や原油高など株式市場にとってネガティブと捉えられる材料がいったん落ち着き、決算発表の一巡でヘッドラインリスクを警戒する動きも弱まっている」と分析する。ただ、ドル/円や米長期金利の落ち着きは一時的とみられるため、来週以降も警戒が必要だという。個別では、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングス、キッコーマン、信越化学工業がしっかり。半面、スズキ、大塚ホールディングス、ファーストリテイリングは売られた。東証1部の騰落数は、値上がり1697銘柄(77%)に対し、値下がりが421銘柄(19%)、変わらずが64銘柄(2%)だった。【市況】来週の株式相場に向けて=11月は「株高」のアノマリー継続か2021年11月12日17時45分 株探ニュース 11月第2週(8~12日)の日経平均株価は前週末比1円60銭安と、わずかながら3週ぶりに反落した。ただ、12日に332円高と急伸したこともあり、11月の月間ベースでは717円(2.5%)高と現時点で上昇している。 日経平均株価を月足の陰線と陽線で判断する月間騰落率でみてみると、11月の勝率は1969年以降で65%と1年のうちでは4月の69%の次に陽線となる率の高い月だ。続くのは12月の62%であり、11月から12月にかけては年末相場が演じられてきたことが分かる。特に、12年以降は昨年まで11月は9年連続で陽線となっている。 この年末高のアノマリー(経験則)が続くかだが、今年は11月序盤に衆院選の自民党勝利の追い風で好スタートを切った格好であり、このまま年末高に向け上昇相場が期待できそうな気配が強まっている。その大きな要因に、11月1週の海外投資家が現物で日本株を買い越すなど外国人買いの動きが垣間見えるほか、様子見姿勢を続けた国内機関投資家も選挙と決算が一巡するとともにそろそろ買い姿勢を強めてきそうなことが挙げられる。 週明けの15日には、リクルートホールディングスや三菱UFJフィナンシャル・グループなど90社強が決算発表を予定しているが、これで決算ラッシュは終わる。今年の中間決算は「全体的には堅調な内容だった」(市場関係者)とみる声が少なくなく、その内容を検証したうえで買い基調を強めてくるとみられる。 来週は、15日に米中首脳のオンライン会談が開催される可能性があるほか、19日に政府が経済対策を決定する見込みだ。また、海外では16日に米10月小売売上高が発表されるほか、17日にエヌビディア、18日にアプライド・マテリアルズの決算が発表される。国内では15日に7~9月期国内総生産(GDP)の発表がある。18日にGRCS、19日にAB&Companyがともに東証マザーズに新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは2万9400~3万円。(岡里英幸)出所:MINKABU PRESS米男子は初日日没順延 R・ヘンリーら4人が5アンダーで暫定トップ11/12(金) 9:23配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ヒューレット・パッカード・エンタープライズ・ヒューストン・オープン 初日◇11日◇メモリアルパークGC(米テキサス州)◇7412ヤード・パー70>初日のラウンドは日没による順延で、全選手のホールアウトはできなかった。5アンダーの暫定トップにはラッセル・ヘンリー、テイラー・グーチ、ルーク・リスト(いずれも米国)、マーク・リーシュマン(オーストラリア)が立った。リスト以外の3人は、すでにホールアウトしている。4アンダーの5位にはジェイソン・ダフナー(米国)、3アンダーの6位タイにキース・ミッチェル(米国)ら6人が続いている。このほかでは、マシュー・ウルフ(米国)、アダム・スコット(オーストラリア)が2アンダーで第1ラウンドを終了している。なお今大会には松山英樹や、世界1位のジョン・ラーム(スペイン)、同2位のコリン・モリカワ(米国)らトップランカーは出場していない。金谷拓実と幡地隆寛が首位で決勝へ 谷原秀人、比嘉一貴3位11/12(金) 16:11配信 ゴルフ情報ALBA.Net<三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目◇12日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>国内男子ツアーは第2ラウンドが終了した。2019年大会覇者の金谷拓実、ツアー初優勝を狙う幡地隆寛がトータル4アンダー・首位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。トータル3アンダー・3位タイに谷原秀人、比嘉一貴。トータル2アンダー・5位タイには19歳ルーキー・久常涼、時松隆光、ディラン・ペリー(オーストラリア)、アマチュアの杉原大河(東北福祉大4年)が続いた。2週連続優勝がかかる浅地洋佑はトータル3オーバー・24位タイ。昨年覇者の香妻陣一朗も同順位で予選ラウンドを通過した。上田桃子と青木瀬令奈が首位発進 稲見萌寧3位、渋野日向子は32位11/12(金) 16:31配信 ゴルフ情報ALBA.Net<伊藤園レディス 初日◇12日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>強風の中で行われた国内女子ツアーの第1ラウンド。全選手がホールアウトし、ともに4アンダーで回った上田桃子と青木瀬令奈が首位タイ発進を決めた。2アンダー・3位タイに賞金ランキング1位の稲見萌寧、勝みなみ、鈴木愛、金澤志奈。1アンダー・7位タイには安田祐香、森田遥、淺井咲希、沖せいらが続いた。2週連続優勝と連覇がかかる古江彩佳はイーブンパー・11位タイ。渋野日向子は3月の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」第2ラウンド以来となるノーバーディで「75」を喫し、3オーバー・32位タイで初日を終えた。今晩のNY株の読み筋=休場明けの債券市場を注視16:24 配信 モーニングスター 12日の米国株式市場は、前日ベテランズデーの祝日で休場となった債券市場や米金利動向に注意したい。 足元は市場予想を大幅に上回る米10月CPI(消費者物価指数)を受けた米早期利上げ観測が株式市場に大きな影響を及ぼしている。金利先高感は根強いものの、休み明けの債券市場で買い戻しが入れば、米金利上昇が一服し、ハイテク株などを物色する動きにつながる可能性もありそうだ。<主な米経済指標・イベント>9月JOLT求人件数、11月ミシガン大学消費者マインド指数・速報値、ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁に発言機会(日付は現地時間)明日の戦略-下げて上げて週間ではフラット、売り一巡で来週は堅調か17:02 配信 トレーダーズ・ウェブ 12日の日経平均は大幅続伸。終値は332円高の29609円。米国株はまちまちとなったが、寄り付きから3桁の上昇。その寄り付きが安値となって上げ幅を広げ、29500円を突破して29600円台に乗せた。トヨタやソフトバンクG、レーザーテックなど、主力ど真ん中銘柄が上昇をけん引した。400円近く上昇した後は伸び悩んだものの、若干萎んだ程度で戻り売りは手控えられた。後場に入ると値幅が出なくなったが、取引終盤にかけては改めて上を試す動きも見られ、300円を超える上昇で取引を終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9400億円。業種別では不動産や鉄鋼、鉱業などが強い上昇。下落は石油・石炭の1業種のみで、小売や陸運の上昇が限定的となった。今期の見通しが好感されたメドピアが買いを集めてストップ高。半面、今期の見通しが強い失望を誘ったアトラエが、一時ストップ安をつけるなど急落した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1697/値下がり421。レーザーテックが4%超上昇し、ソフトバンクG、トヨタ、リクルートが2%台の上昇。東京エレクトロンが決算発表を前に買いを集めた。決算を材料にシチズン時計や浜松ホトニクスが急伸。奥村組や大真空、PCIHDが2桁の上昇率となり、イーガーディアンやシライ電子がストップ高となった。中国「独身の日」のセールが今年も好調であったことが伝わったことを材料に、美容器具を手掛けるヤーマンが大幅高となった。 一方、ファーストリテイリングが逆行安。ガバナンス強化委員会による調査報告を公表した東芝が下落した。OLCやラウンドワン、ハナツアーなどアフターコロナ関連に弱いものが散見された。決算を受けて堀場製作所やメニコン、T&G、ゼビオHDなどが大幅安。オイシックスやアルヒ、LIFULLが2桁の下落率となった。大幅な下方修正を発表したレアジョブは、場中は値が付かずストップ安比例配分となった。 来週は半導体株と金融株の動向が特に注目される。本日引け後に東京エレクトロンが上期決算を発表した。上方修正と増配を発表しているが、足元の株価は上場来高値圏にある。ここから一段高となるようであれば半導体株全体の支援材料になるが、逆に材料出尽くしの反応となれば、他の銘柄にもいったん手じまい売りが広がる可能性がある。18日には米国でアプライド・マテリアルズが決算発表を予定しており、こちらも要注目だ。金融株はセクターとして決算が未消化のものが多い。本日引け後にみずほが上方修正と増配を発表しているが、15日には三菱UFJが決算を発表予定。金融の決算では、増配、自社株買いなど株主還元強化を打ち出す企業が多く出てくるかどうかが焦点となる。半導体と金融では、金利に対する反応が真逆となる傾向がある。この先、グロースとバリューのどちらが優位となるかを探る意味でも、これらのセクターの値動きには注意を払っておきたい。【来週の見通し】 堅調か。米国および日本で決算発表が概ね一巡するため、やや手がかり難で方向感が見えづらい地合いになると思われる。ただ、今週の日経平均は週半ばまでは弱さが目立ったが、29000円は割り込まずに切り返した。29000円は心理的節目というだけでなく、近辺に13週線や25日線などチャートの節目があり、これらがサポートになったことで、下値に対する不安がかなり和らぐと考える。材料が少なくなるため、米国の指標や長期金利、ドル円動向などには神経質にはなるだろう。米国では10月の小売売上高、鉱工業生産、住宅着工件数など注目度の高い指標がいくつか出てくる。ただ、弱材料にはある程度の耐性を示し、上げ下げありながらも週間では水準を切り上げると予想する。【今週を振り返る】 前半軟調、後半堅調となった。米国市場では主要3指数の高値更新基調が続いたが、日経平均は場中の動きが弱く、8日と9日はいずれも買い先行から下げに転じた。9日には自己株取得を発表したソフトバンクGが1日で10%超上昇するといった動きも見られたが、全体への好影響は限られた。10日は米国株安が嫌気されて4営業日連続で3桁の下落となり、29000円に接近した。しかし、11日は米国株の下落を受けても早い時間に切り返して上昇し、29000円割れも回避した。過度な警戒が和らいだことで12日は大幅上昇。節目の29500円を突破し、29600円台で週を終えた。結局、前半3営業日の下げを後半2営業日で取り返し、週間でみればほぼフラット。週間では約1円の下落となり、週足では3週ぶりに陰線を形成した。【来週の予定】 国内では、7-9月期GDP速報値(11/15)、10月貿易収支、9月機械受注(11/17)、10月首都圏マンション販売(11/18)、10月全国消費者物価指数(11/19)などがある。 企業決算では、リクルートHD、三菱UFJ、マツキヨココカラ、アウトソシング、日製鋼、戸田建、チェンジ、ミダックHD、FRONTEO、テスHD、ジーエヌアイ、VTHD、日工営、アミューズ、トレックスセミ、ジモティー、紀文食品、ココペリ、新コスモス、INC、クラウドワクス、ALBERT、UMCエレ、焼肉坂井、力の源HD、日本情報、カヤック、ITbookHD、キャリア、HCH、キッズスマイル、ビートレンド、リビンT、夢展望、フレアス、インフォネット、タメニー、HUMANAHD(11/15)、東京海上、MS&AD、SOMPOHD(11/19)などがある。 海外の経済指標の発表やイベントでは、中国10月鉱工業生産、中国10月小売売上高、米11月ニューヨーク連銀景気指数(11/15)、米10月小売売上高、米10月鉱工業生産、米11月NAHB住宅市場指数、米9月対米証券投資(11/16)、米10月住宅着工件数(11/17)、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(11/18)がある。 米企業決算では、タイソン・フーズ(11/15)、ホームデポ、ウォルマート(11/16)、ロウズ、ターゲット、エヌビディア(11/17)、アプライド・マテリアルズ(11/18)が発表を予定している。〔ロンドン外為〕円、114円近辺(12日午前9時)18:10 配信 時事通信 【ロンドン時事】週末12日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円近辺で推移した。午前9時現在は114円00~10銭と、前日午後4時(113円90銭~114円00銭)比10銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=130円55~65銭(前日午後4時は130円70~80銭)と、15銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1445~1455ドル(1.1465~1475ドル)。(了)【12日・新型コロナ詳報】家族と知人間で広がるクラスター拡大 岐阜県で5人感染、1年ぶりに重症者ゼロ11/12(金) 18:37配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は12日、岐阜市と揖斐郡大野町で計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者の累計は1万8889人。50代の重症患者が人工呼吸器管理から離脱し、昨年11月22日以来、約1年ぶりに県内の重症患者がゼロとなった。 新規感染者が10人を下回るのは6日連続。前の週の同じ曜日の感染者を下回るのは5日連続となった。 拡大したクラスター(感染者集団)は1件。岐阜市の家族や知人で感染が広まっているクラスターでは、新たに知人の接触者1人の感染が判明し、12人となった。 新たに確認したクラスターや終息したクラスターはなかった。 また、8月に感染していた1人が再び陽性になった。県内で再陽性が確認されたのは27人となった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は2・21人。11日時点の病床使用率は4・0%。 新規感染者の内訳は、岐阜市4人、大野町1人。年代別は、10歳未満1人、10代1人、20代1人、30代2人。NY株見通し-底堅い展開か 経済指標は11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値20:39 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は底堅い展開か。昨日はウォルト・ディズニーの下落が重しとなったダウ平均が3日続落したものの、長期金利の上昇が嫌気され2日続落したナスダック総合が0.52%高と反発し、S&P500も小幅ながら3日ぶりに反発した。9日の米10月生産者物価指数(PPI)が11年ぶりの高い伸びとなり、10日の米10月消費者物価指数(CPI)は31年ぶりの高い伸びを記録したことで早期利上げ見通しが強まっており、短期金利市場では2022年6月FOMCでの利上げ確率が70%を上回り、2022年末までの3回の利上げ確率が55%を上回った。株式市場においても来年半ばの利上げ開始はほぼ株価に織り込まれていると思われ、長期金利が現状の水準にとどまれば、企業業績の回復見通しや年末ラリーへの期待が株価の支援となりそうだ。 今晩の米経済指標・イベントは11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁講演など。主要な企業の決算発表はなし。〔NY外為〕円、114円近辺(12日午前8時)22:19 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】連休明け12日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円95銭~114円05銭と、前営業日(10日)午後5時(113円85~95銭)比10銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1443~1453ドル(前営業日(10日)午後5時は1.1472~1482ドル)、対円では同130円46~56銭(同130円71~81銭)。(了)〔NY外為〕円、114円近辺(12日朝)23:11 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末12日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、1ドル=114円近辺で小動きとなっている。午前9時現在は113円90銭~114円00銭と、前営業日の10日午後5時(113円85~95銭)比05銭の円安・ドル高。 円安・ドル高方向に振れた海外市場の流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は114円ちょうどで取引を開始。この日朝は主要な米経済指標の発表がないほか、ベテランズデー(退役軍人の日)に伴い休場だった前日と週末の谷間で、静かな商いとなっている。 今週発表された米物価指標は強いインフレ圧力が続いていることを示す内容。市場では連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ時期を前倒しする可能性があるとの見方が再燃しており、米金利の上昇を背景にドルが買われやすい地合い。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1440~1450ドル(前営業日10日午後5時は1.1472~1482ドル)、対円では同130円40~50銭(同130円71~81銭)と、31銭の円高・ユーロ安。(了)NYダウは上げてスタートしたようですね。■藤倉コンポジット 878円 +150 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値 藤倉コンポジットがストップ高。同社は11日取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を332億円から352億円(前期比20.2%増)へ、営業利益を30億円から41億円(同3.5倍)へ、純利益を25億円から31億円(同2.6倍)へ上方修正すると発表しており、好感された。22年3月期第2四半期累計(4~9月)連結営業利益は21億9800万円(前年同期比15.4倍)となり、上期計画の18億円を上回った。産業用資材セグメントで工業用品部門が自動車関連・住宅設備関連ともに好調を維持する見込みであり、また、制御機器部門は半導体・液晶及び医療関連が好調を維持し、スポーツ用品セグメントではゴルフ用カーボンシャフト部門が国内、アジア及び北米において自社ブランド商品の好調な販売が見込まれる。これらを背景に、通期見通しを上方修正するとしている。あわせて300万株(発行済み株式総数に対する割合12.82%)もしくは30億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表しており、こちらも材料視された。取得期間は18日から22日まで。〔米株式〕NYダウ反発、95ドル高=ナスダックは続伸(12日朝)23:44 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク株式相場は、企業分割計画を発表した米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が買いを集め、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比95.03ドル高の3万6016.26ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は44.74ポイント高の1万5749.02と続伸。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.12
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11月11日(木)、晴れです。気持ちの良い青空が広がります。意外に暖かで過ごしやすそうです。そんな本日は8時頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階のモップかけですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!本日はシルバー人材センターのスタッフが庭の手入れに来訪。よろしくです。1USドル=113.89円。1AUドル=83.52円。昨夜のNYダウ終値=36079.94(-240.04)ドル。現在の日経平均=29187.57(+80.79)円。金相場:1g=7504(+153)円。プラチナ相場:1g=4390(+83)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の2銘柄が値を上げて終了しましたね。ユニティ・ソフトウェアはわずかですが上げていますね。ドキュサイン、ショッピファイが大きく下げて、テラドック、トゥイリオ、クアルコムも下げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の19銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点8銘柄では4銘柄が値を上げていますね。日本電子材料が大きく上げて、日本マイクロニクスが大きく下げていますね。新型コロナ飲み薬 160万人分供給の方向で調整2021/11/11 06:16 テレ朝ニュース 厚生労働省はアメリカの製薬会社などが開発した新型コロナの飲み薬が国内で薬事承認され次第、160万人分の供給を受ける方向で調整を進めていると発表しました。 アメリカの製薬会社「メルク」などが開発した新型コロナの飲み薬「モルヌピラビル」は、年内にも国内で承認される見通しです。 厚労省は承認され次第、まず20万人分を確保し、来年2月と3月にそれぞれ20万人分、それ以降に100万人分の合わせて160万人分の供給を受けるということです。 治験では入院や死亡のリスクが半減していて、医療機関の負担軽減も期待されます。コロナ飲み薬、年内実用化へ=薬事承認後、160万回分提供2021/11/11 07:02 時事通信社 岸田文雄首相は10日の記者会見で、新型コロナウイルスの経口治療薬「モルヌピラビル」について、「今後の切り札。年内実用化を目指す」と述べた。厚生労働省が薬事承認し次第、計160万回分を医療現場に提供する。新型コロナの飲み薬の実用化は、国内で初めて。 開発する米製薬大手メルクも同日、モルヌピラビルの供給を日本政府と合意したと発表した。価格は約12億ドル(約1350億円)で、同社は近く承認申請する見通し。 後藤茂之厚労相によると、年内にも20万回分が日本政府側に受け渡される。来年2月と3月にそれぞれ20万回分が納入され、残り100万回分についても国内向けに確保したという。 モルヌピラビルはウイルスの増殖に必要な酵素の働きを阻害する抗ウイルス薬。メルクと米バイオ医薬品企業リッジバック・バイオセラピューティクスが共同開発した。今月4日には英国で承認されている。 日米などで実施した臨床試験(治験)では、軽症や中等症の患者の入院・死亡リスクを50%削減した。投与した人の死亡はゼロだった。赤く染まる境内、秋の抜群ロケーション 隠れた紅葉の名所・飛騨東照宮2021/11/09 10:02 岐阜新聞社 岐阜県高山市西之一色町の飛騨東照宮境内の紅葉が見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませている。 飛騨東照宮は徳川家康を祭っており、1619年、飛騨高山藩3代藩主の金森重頼(しげより)が高山城中から現在地に遷座したと伝えられている。観光施設の飛騨の里に近いが、春の桜とともに紅葉の隠れた名所という。 境内一帯を赤く染める紅葉は、赤い橋や石の階段などと相まって、風情にあふれ、抜群のロケーションが満喫できる。 近くで民宿を営む夫妻は「今年は例年よりやや遅いが、色付きが素晴らしく感動した。4、5日は見頃だと思う」と話した。〔米株式〕NYダウ続落、240ドル安=インフレ警戒が圧迫(10日)☆差替6:41 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、10月の米消費者物価が約31年ぶりの高い伸びとなったことを受け、インフレへの警戒感が重しとなり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比240.04ドル安の3万6079.94ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は263.83ポイント安の1万5622.71で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7294万株増の9億5089万株。 米労働省が朝方発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.2%上昇し、市場予想(5.8%)を上回った。伸びは前月(5.4%)から大幅に加速し、1990年11月以来約31年ぶりの高水準となった。エネルギーや新車、中古乗用車・トラックが急上昇した。 前日発表された10月の米卸売物価指数(PPI)に続き、インフレ圧力が示された形で、物価上昇に対する懸念が台頭。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを前倒しするとの観測が再び強まり、株式を売る動きが広がった。 また、米長期金利の急上昇を背景に、ハイテク株を中心に売りが先行。主要株価指数が史上最高値水準で推移していることも、利益確定の売りを促した。 一方、米労働省がこの日発表した最新週の新規失業保険申請件数は26万7000件と、6週連続で前週を下回ったが、市場予想(26万5000件)をやや上回った。 個別銘柄(暫定値)では、メルクが1.6%高、ビザが1.2%高、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が1.0%高、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が0.9%高、アムジェンが0.7%高、前日大幅安となったテスラが4.3%高。 一方、アップルは1.9%安、マイクロソフトは1.5%安、メタ(旧フェイスブック)は2.3%安だった。(了)〔NY外為〕円大幅安、113円台後半(10日)7:22 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場では、10月の米消費者物価指数(CPI)の大幅上昇を受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=113円台後半に下落した。午後5時現在は113円85~95銭と、前日同時刻(112円83~93銭)比1円02銭の大幅な円安・ドル高。 米労働省が10日発表したCPIは前年同月比6.2%上昇と、伸びは前月(5.4%)から大幅に加速し、約31年ぶりの高水準となった。市場予想の5.8%も上回り、強いインフレ圧力が続いていることが示された。これを受けて、早期の米利上げ観測が強まり、長期金利が大幅上昇。日米金利差の観点から円売り・ドル買いの流れが強まった。 ただ、インフレの高止まりを嫌気して米株式相場が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、安全資産としての円を買う動きも一部にあり、114円の心理的な節目近辺で円は下げ渋る展開となった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1472~1482ドル(前日午後5時は1.1590~1600ドル)、対円では同130円71~81銭(同130円84~94銭)と、13銭の円高・ユーロ安。(了)GoToトラベル、再開は22年1月以降 政府が方針固める11/11(木) 2:51配信 毎日新聞 政府は、旅行需要喚起策「GoToトラベル」について、来年1月以降に事業を再開する方針を固めた。新型コロナウイルス禍で打撃を受けた観光業者などは早期再開を求めているが、コロナの重症化を防ぐ経口薬が年内に実用化されるかを見極める必要があると判断した。再開時は、ワクチン接種や検査の陰性証明を活用する方針だ。 GoToトラベルは、個人の旅行代金を政府が助成する事業。2020年7月にスタートしたが、コロナの感染拡大に伴い、同年12月に停止している。岸田文雄首相は10日夜の記者会見で、再開について「ワクチンや検査を活用し、より安心安全な制度を作る。抜本的に見直し、感染状況をしっかり見極めて時期を決めたい」と述べた。 政府は年内の経口薬の実用化を目指している。来年1月になれば、高齢者への3回目のワクチン接種も本格化する。政府関係者は「コロナの感染対策に向けた重要なパーツがかなりそろってくる」と語る。 昨年のGoToトラベルは、利用者が大手ホテルや土日に集中したとの指摘がある。それを踏まえ、再開するGoToは、中小ホテルや旅館への宿泊、平日の利用に特典が増すような制度に改める方針だ。【米国市況】株が続落、国債利回り急上昇-CPI加速で市場動揺2021年11月11日 6:56 JST ブルームバーグ 10日の米株式相場は続落。S&P500種株価指数は1カ月ぶりの大幅安となった。米国債利回りは急上昇。 10月の米消費者物価指数(CPI)を受けて、金融市場に動揺が走った。米消費者物価指数、1990年以来の高い伸び-インフレ圧力強まる 米国株はS&Pが1カ月ぶり大幅安-ナスダックの下げ目立つ米国債は下落、10年債利回り1.56%-入札低調やCPIでドル全面高、対円は113円台後半-米国債利回り上昇でNY原油は大幅反落、在庫増で売り-ドル高で下げ加速NY金、大幅続伸し6月以来の高値-CPIに反応 30年債入札での落札利回りが予想を上回ると、S&P500種は下げ幅を拡大した。CPI統計の発表後に2年債利回りも上昇。利上げ時期を巡る見方が大きく変わる格好となった。5年物インフレ連動債(TIPS)のブレークイーブン・レートは過去最高水準に上昇した。 ハイテク銘柄中心のナスダック100指数が大きく下落。同指数を構成する高バリュエーションのハイテク企業はインフレの影響を最も受けやすいとみられている。 S&P500種は前日比0.8%安の4646.71。ダウ工業株30種平均は240.04ドル(0.7%)安の36079.94ドル。ナスダック総合指数は1.7%低下。ニューヨーク時間午後4時12分現在、10年債利回りは13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.56%。 10月のCPIは前年同月比で6.2%上昇し、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の5.9%上昇よりも高い伸びを示した。 シティー・インデックスのシニア金融市場アナリスト、フィオナ・シンコッタ氏は「6%の水準を超えた今、米金融当局はやや焦り出すだろう」と指摘。「彼らがCPIの6.2%上昇という数字を無視できるとは思えない。もっとタカ派的な感じを促すだろう」と述べた。 外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して全面高。米国債利回りが上昇したことが背景。資源国通貨は原油安を背景に、さらなる売り圧力も受けた。 ニューヨーク時間午後4時12分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.9%上昇し、2020年11月以来の高値。ドルは対円で0.9%高の1ドル=113円93銭。ユーロは対ドルで1%安の1ユーロ=1.1478ドル。 ニューヨーク原油先物相場は大幅反落。国内の原油在庫が予想外に増加したことが原油の売りを呼び、下げはドルの上昇とともに加速した。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比2.81ドル(3.3%)安い1バレル=81.34ドルで終了。この1週間で最大の値下がりとなった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.14ドル下げて82.64ドル。 ニューヨーク金相場は大幅続伸し、ほぼ5カ月ぶりの高値を付けた。10月の米消費者物価の上昇率が予想を上回ったことから、ゼロ金利政策からの脱却を急ぐよう米金融当局に圧力がかかるとみられている。 TDセキュリティーズの商品戦略グローバル責任者バート・メレク氏は、インフレヘッジに使われる「金にとって良い」シナリオだと述べた。 スポット価格は一時2%上昇し、6月以来の高値となる1オンス=1868.69ドルに達した後、ニューヨーク時間午後1時20分までに1846.59ドルで推移。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比17.50ドル(1%)高の1848.30ドルで終了した。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース2021年11月11日 6:01 JST ブルームバーグ 10月の米消費者物価指数(CPI)は伸びが加速し、前年同月比での上昇率は6%を超えました。金融市場もこれに強く反応し、米国株は大幅続落、米国債利回りは急伸しました。米金融当局は今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入について、月額150億ドル(約1兆7000億円)のペースで縮小を開始すると明らかにしましたが、このまま物価高騰が続いた場合は縮小ペースを加速させる可能性もありそうです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 31年ぶり10月の米CPIは前年同月比6.2%上昇と、1990年以来最大の伸びとなった。エネルギーと住居費、食品、自動車の値上がりが特に反映され、インフレが経済活動再開に関連した分野以外にも広がりつつあることが示唆された。バイデン大統領は、高インフレを「反転させることが私の最優先課題だ」と言明。物価上昇の主因はエネルギー価格だとの認識を示し、エネルギーコスト低下に向けて取り組んでいると説明した。 「一過性」の見方に警告アリアンツの首席経済顧問モハメド・エラリアン氏は、米国の物価高騰を「一過性」と片付けることに警告を発した。10月のCPI統計を受け、同氏はインフレを一過性と軽視することが経済的にも社会政治的にも「真の問題」になりつつあると主張した。 利払い履行中国の不動産開発大手、中国恒大集団は債務危機が表面化して以来最大の正念場を迎えていたが、デフォルト(債務不履行)宣言を回避できるもようだ。国際証券決済機関クリアストリームの広報が明らかにしたところでは、同機関の複数の顧客が支払い期日を過ぎていた恒大のドル建て債3本の利払いを受け取った。また同債の2本を保有する投資家2人は支払いを受けたことを確認した。公表する立場にないとして匿名で明らかにした。 「低オクタン」の回復米ゴールドマン・サックス・グループが提案する2022年のトップトレードには、世界的な経済回復が「低オクタン」の段階に入るとの考えが映し出されている。来年の世界経済は強い需要と供給制約に特徴付けられると、ザック・パンドル、カマクシャ・トリべディ、アマンダ・ライナム3氏らストラテジストが9日のリポートで分析した。金融政策見通しの乖離(かいり)と、中国の成長リスクなどもテーマになるとしている。 「日本化」に身構えサマーズ元米財務長官は今後数年にわたって鈍い成長と低い実質金利が続くと世界の金融市場が予測しているようだとし、そうした環境は中央銀行の景気誘導能力を奪うとの考えを示した。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)での講義でサマーズ氏は、「市場が織り込んでいるとみられるのは、長期的なスタグネーション(停滞)への逆戻り、つまり日本化だ」と述べた。米国株式市場=続落、CPI受けインフレ長期化巡る懸念2021年11月11日午前6:41 ロイター編集[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。消費者物価指数(CPI)上昇率が加速し、高インフレ長期化を巡る懸念が重しとなった。主要株価3指数はいずれも前日同様、取引時間中に下げ幅を拡大した。S&P総合500種とナスダック総合は8日まで8営業日連続で終値での最高値を更新していた。ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「歴史的な上昇を続けてきたことから市場が一服しても驚きはない」と指摘。その上で「年末に向けて市場を押し上げるのに十分な追い風が吹いていると考える」と述べた。米労働省が10日発表した10月のCPIは前年同月比6.2%上昇と、1990年11月以来31年ぶりの大幅な伸びを記録した。世界的なサプライチェーンの制約を背景にインフレが、米連邦準備理事会(FRB)などの予想よりも長い期間、高止まりする兆候が示された。オックスフォード・エコノミクスのチーフエコノミスト、グレゴリー・ダコ氏は今回のCPI統計について、現在の物価上昇にある程度の持続力があることを示すものだと指摘。「コアインフレがピークに達するのは2022年初めとみられ、インフレ見通しに関しては改善する前に悪化し続けるだろう」と語った。S&Pの主要11セクターでは8セクターが下落。エネルギーの下落率が最大だった。一方、公益事業は上げを主導した。アップル、マイクロソフトなどを中心に情報技術セクターも大きく下げ、S&Pを圧迫した。電気自動車(EV)大手テスラは4.3%反発。テスラ株の約1割を売却するというマスク最高経営責任者(CEO)の提案に関するツイッター上の投票を受けて続いていた下げが止まった。この日は新興EVメーカーのリビアン・オートモーティブが新規上場。株価は29.1%上昇した。新規株式公開(IPO)で120億ドルを調達した。ネット証券のロビンフッド・マーケッツは続落し、6%安。顧客約500万人の電子メールアドレスを第三者が入手する事案が今月3日に発生したと明らかにしたことが引き続き嫌気された。第3・四半期決算シーズンは終盤を迎えており、これまでに決算を発表済みのS&P500種採用企業のうち81%がアナリストの予想を上回っている。娯楽大手ウォルト・ディズニーは時間外取引で4%超下落。引け後に発表した決算で、動画配信サービスの契約者数がさえなかった。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を2.26対1の比率で上回った。ナスダックでは2.50対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は117億2000万株。直近20営業日の平均は108億9000万株。NY外為市場=ドル急上昇、米CPI受け早期利上げ観測が台頭2021年11月11日午前7:36 ロイター編集[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドル指数が急上昇し、2020年7月以来の高水準を付けた。10月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比6.2%上昇と、1990年11月以来31年ぶりの大幅な伸びを記録。これを受けて米連邦準備理事会(FRB)が予想より早く利上げを行うとの観測が高まった。2043GMT(日本時間11日午前5時43分)時点で、ドル指数は0.96%高の94.8580。一時は15カ月ぶり高水準となる94.876を付ける場面があった。FRBは先週、現在のインフレの急上昇は一時的との見解を改めて示したが、多くの投資家は、予想以上に高進するインフレによって金利を引き上げざるを得なくなる事態を想定している。クアドラティック・キャピタル・マネジメント(米コネチカット州グリニッジ)の創業者、ナンシー・デイビス氏は「インフレを抑制するためには、利上げだけでは不十分かも知れない。FRBは供給網のボトルネックや財政支出をコントロールできないからだ。もしインフレが収まらなければ、より速いペースでテーパリング(資産買い入れの縮小)を行い、金利を引き上げる必要が生じる。これは株式や債券に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘した。ユーロは1%安の1.1481ドル。一時は2020年7月21日以来の安値である1.1480ドルまで下落した。 英ポンドも下落。1.12%安の1.3406ドルで推移している。対円ではドルは0.89%上昇し、113.875円。一時は114円まで上昇する場面があった。前日には1カ月ぶり安値を付けていた。豪ドルは0.64%安の0.733米ドル。一時は10月13日以来の安値である0.73270米ドルを付けていた。ニュージーランドドルは0.95%安の0.7064米ドル。暗号資産(仮想通貨)のビットコイン は一時史上最高値の6万9000ドルまで上昇したが、その後は下落に転じ、1%安の6万6221.75ドルとなった。ドル/円 NY終値 113.90/113.92コラム:米市場の悲観論後退、日本株にも余剰マネーの恩恵波及へ=藤戸則弘氏2021年11月10日午後12:08 ロイター編集[東京 10日] - 今秋の世界的な株価調整局面では、「スタグフレーション」が懸念されていた。インフレの高進と景気減速の同時進行という最悪シナリオで、株式、債券ともに下落傾向を強めた。真正の「スタグフレーション」は、1973年と1979年の2回のオイルショック以降に到来し、米国では「悲惨指数」(失業率と消費者物価指数・前年比の合計)が前者では20%近く、後者では20%を超える展開に苦しんだ。<米市場に広がったスタグフレーション懸念>この「スタグフレーション」説が今年の秋に市場で広がったという事実は、いかに悲観バイアスが強かったかの証明でもある。確かに7─9月期の米実質国内総生産(GDP)成長率は前期比年率プラス2.0%と、4─6月期の同6.7%から鈍化した。特に新型コロナウイルス「デルタ株」のまん延がサービス業を抑圧し、個人消費が前期の12.0%から1.6%へと急激に鈍化したことが大きかった。一方で、米消費者物価は、需要の回復に対してサプライチェーンの混乱が尾を引き、総合が5月から前年比プラス5%台に達して9月も同5.4%の高水準である。こうした現象面のみを見ると、「スタグフレーション」説が流行したことも、分からないわけではない。<好転したマクロ・ミクロ指標>しかし、その後に発表された米経済統計が、徐々に投資家の悲観心理を緩和させることになった。マイナスへの落ち込みが想定された9月小売売上高は、前月比プラス0.7%と8月の同0.9%に続く伸びを見せた。9月は小売売上高構成の13セクター中11セクターが増加を示す良好な内容で、このあたりが米個人消費の懐の深さと言えるだろう。また、下落傾向が続いた消費者マインドも、10月コンファレンスボードの消費者信頼感指数が113.8と上昇に転じ、下落予想を否定する形になった。注目すべきは、全米小売業協会(NRF)の11─12月期の年末商戦予測で、前年同期比プラス8.5─10.5%の高い伸びが予想されていることだ。個人消費復調の可能性は高まっており、夏から秋にかけて調整色を強めた大手ディスカンターの株価が、シャープな切り返しを見せているのは、その象徴と言えるだろう。住宅も堅調さを持続しており、10月NAHB住宅市場指数は昨年11月ピークからやや鈍化したものの、80と過去の不動産ブーム期を上回る高水準である。8月のS&Pコアロジック・ケースシラー住宅価格指数(前年比・全米ベース)もプラス19.8%と過去最高の上昇率で、強い需要を示唆している。雇用も改善傾向を続けており、10月米雇用統計は非農業部門雇用者数が53.1万人増となった一方で、失業率は4.6%に低下し、平均時給も前年比プラス4.9%、週平均労働時間も34.7時間の高水準だった。しかも、10月のISM景況感指数は、製造業が60.8、非製造業に至っては66.7と統計開始以来の最高をマークしている。こうしたマクロ統計に加えて、ミクロの企業業績面でも良好な決算発表が続いている。S&P500種構成企業の7─9月期決算は、リフィニティブによるとEPS(1株当たり利益)が事前予測を上回った企業が8割以上に達し、史上最高決算企業が続出している。どう見ても、「スタグフレーション」とは隔絶した状況で、秋の悲観バイアスが否定されたと言えるだろう。<余剰マネー、株式市場に還流>米経済が7─9月期に鈍化したのは事実だが、それにしても「スタグフレーション」という極端な悲観シナリオが台頭した背景には何があるのだろうか。1つは、物価高の継続を過去約30年間経験したことがなかったためだろう。9月米コア消費者物価は前年比プラス4.0%だが、これは1991年以来の水準である。多くの投資家は、ディスインフレ、デフレ環境は十分経験してきたが、インフレとなると文献や伝聞で知る「太古の昔」の状況で、未知なる恐怖が不安心理を高めたと思われる。もう1つは、膨大な余剰マネーが、常に新たな投資アイデアを求めて徘徊しているためだろう。日・米・欧3極中銀のバランスシートは、足元のドルベースで約24.7兆ドルに膨張している。特に積極的運用を志向するヘッジファンドの運用資産額は、今年9月末時点で2兆4189億ドル(ユーリカヘッジ推定)とみられている。ヘッジファンドは、先物・オプション等のデリバティブでレバレッジを掛けることが一般的であり、実際のマーケット・インパクトは数倍化すると思われる。ヘッジファンドが、「スタグフレーション」シナリオに基づく「株式売り・債券売り」という戦術的売り仕掛けを行ったことが、秋の調整の1つの要因だったのではないかと考えている。一方では、欧米の長短金利が秋のピークから低下を見せ始めた。米連邦準備理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和策の段階的縮小)を決定したが、パウエル議長が春から十分な情報提供を行い、マーケットに浸透させたため、影響は極めて限定的だった。また、利上げのハードルが高いことを改めて訴えたため、むしろ市場は「ハト派的」と見なして金利低下・株高で反応した。利上げが濃厚と見られていた英中銀も予想外の現状維持を選択し、イールドカーブ・コントロール(YCC)の停止を発表した豪州中銀も「利上げのタイミングは2023─24年」と示唆したこともあって、市場の早期利上げ観測が引き戻された形である。物価高というリアルリスクがあるため、欧米の債券相場がこのまま好展開となる可能性は低く、来年以降には利上げに直面すると思われる。しかし、早期利上げから一段の金利上昇というシナリオは、欧米中銀によって抑制され、ひとまずの小康状態を得た。こうなれば、ヘッジファンドは「迅速なスタンス転換」が信条である。既述のようなマクロ・ミクロの好転と債券市場の落ち着きがあれば、再び株高シナリオにベットするのは当然と言えよう。ウォール・ストリートでは、わずか2カ月で「スタグフレーション」から「ゴルディロックス(適温相場)」に投資ファッションが回帰している。悲観の極から楽観論への転換で、良く言えば「臨機応変」、悪く言えば「節操がない」との感を深めるが、これが超過剰流動性相場の特性かもしれない。悪材料を咀嚼(そしゃく)し、回復するパワーが尋常ではないのだ。米国では、ダウ工業株30種平均、S&P500種指数、ナスダック総合指数、小型株のラッセル2000指数、欧州でも独ⅮAX指数、仏CAC指数が軒並み史上最高値を更新した。<時間差で日本株も高値トライへ>欧米株価の軽快な足取りに比べると、日本株の緩慢な戻りには欲求不満の投資家が少なくないことだろう。しかし、過剰な悲観論が修正され、世界の株式時価総額拡大の動きが日本に波及する可能性は高まっているように思える。晩夏以降の日本株の乱高下相場では、日経平均が8月20日安値2万6954円から9月14日高値3万0795円の急騰を演じ、そこから10月6日安値2万7293円まで急落する荒っぽい展開だった。米中の景気鈍化や米債務上限問題、中国恒大集団の過剰債務問題が背景にあったが、秋の調整でS&P500種指数が5.9%の下落に対して、日経平均が11.4%の大幅下落を招いた要因には、政治の不透明感が大きかったように思える。しかし、衆院選の結果、自民・公明両党は堅固な与党体制を維持し、岸田文雄政権は安定政権化する可能性が台頭した。これから景気浮揚策が具現化し、政策期待が株価の大きな支援材料になると思われる。日本の10月auじぶん銀行PMI(購買担当者景気指数・総合)は50.7と、久々に景況判断の分岐点となる50を上回ってきた。コロナ感染者数の劇的な減少もあり、今後は政策支援の追い風を受けて、株価にも浮揚力が加わると思われる。欧米を席巻する超過剰流動性相場が兜町に到来するのも、そう遠くないと想定している。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか~2021年11月11日08時33分 株探ニュース11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円■前場の注目材料:凸版印、親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB■節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか11日の日本株市場は、神経質な相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが240ドル安だった。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したため、インフレ加速が警戒され売りが広がった。長期金利の上昇を受けてハイテク株も弱い値動きとなったほか、原油先物相場の下落によりエネルギー株も軟調だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の29080円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや売り先行の展開になりそうだ。米国ではAMDが6%を超える下落となるなど半導体株の下げが目立っていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが指数の重荷となる可能性がある。日経225先物はナイトセッションで一時29000円まで下落しているため、節目の29000円での攻防が意識されやすいところ。同水準には25日線が位置していることもあり、支持線として機能してくるようだと、いったんはリバウンドを試す展開も期待されよう。一方で、中国恒大集団のデフォルトリスクが高まっており、日中は不安定な動きが見込まれる。報道によると猶予期間が10日に終了した社債3本の利払いが行われデフォルトは回避されたもようと報じられているほか、デフォルトした、といった報道も伝わっているため、中国や香港市場の動向に神経質にならざるを得ない状況である。様子見姿勢のなかで短期筋による売り仕掛け的な動きも出やすい需給状況であるため、節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところであろう。そのため、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況のなか、物色は決算を手掛かりとした個別物色のほか、政策期待を背景としたテーマ株の一角にとどまりそうである。昨日の引け後の決算では、NTT、セコム、凸版印などが注目されるほか、個人主体の売買としてはサンアスタリスク、グローバルWなどに短期資金が集まりやすいだろう。■NTT、2Q営業利益 0.1%増 1兆92億円NTTは第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比0.1%増の1兆92.76億円だった。NTTドコモの完全子会社化による少数株主利益の取り込みが寄与。DX化の流れを背景にシステム開発需要の増加でNTTデータの増益も寄与した。コンセンサス(1兆120億円程度)の範囲内。通期は従来予想を据え置いている。■前場の注目材料・1ドル113.90-00円・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・凸版印親子上場廃止、来年3月「フォームズ」にTOB・大阪ガス欧で電力需給調整に参画、蘭社と資本提携・ブリヂストンコンベヤーベルト事業撤退・三菱自エクスパンダーを一新、東南ア中心に展開・太平洋工業エコ工場建設、23年稼働・ローム200ミリワット対応ワイヤレスモジュール、小型機器の無線給電簡単に・ソフトバンク米エヌビディアと法人領域の5G研究施設、vRAN・MEC活用・大興電子通信雇用契約を電子化・第一三共3ADC開発推進、新中計?がん領域6000億円・ユーグレナキューサイと商品の製販で協業・タカラバイオ大塚製薬と共同開発・販売終了・新日本理化バイオマス由来可塑剤を拡充、新規4製品を車分野提案・三菱ケミHD廃漁網でナイロン繊維、カーペット向け・日本酸素HD半導体材ガスの製造能力倍増、日韓中3拠点で☆前場のイベントスケジュール<国内>・08:50 10月国内企業物価指数(前年比予想:+7.0%、9月:+6.3%)<海外>・09:30 豪・10月失業率(予想:4.8%、9月:4.6%)・09:30 豪・10月雇用者数増減(予想:+5.0万人、9月:-13.8万人) 提供:フィスコ本日はロマネちゃんとまったり過ごす…パンパシIHDが急落、24%減益の7~9月期決算を嫌気2021/11/11 11:28 会社四季報総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)が売られて急落。午前11時19分現在で前日比239円(10.0%)安の2160円で推移している。今2022年6月期の第1四半期(21年7~9月期)決算を10日の引け後に発表しており、これが低調だったことを嫌気した売り注文に押されている。売上高は4454億7400万円(前年同期比6.5%増)と伸びたものの、純利益は124億2000万円(同24.6%減)にとどまった。天候不順や人流制限の影響で主力のディスカウントストア事業の採算が低下しているほか、総合スーパーやテナント賃貸も利益が減少した。当期純利益576億円(前期比7.0%増)などの通期予想は変えていないが、同利益の進捗率は約22%と低めで下振れリスクが意識されている。(取材協力:株式会社ストックボイス)〔東京株式〕5日ぶり反発=中国懸念が後退(11日)☆差替15:07 配信 時事通信 【第1部】朝方に小幅安となった日経平均株価は、中国の不動産大手の経営危機をめぐる懸念がやや後退したことや円安の進行を背景に持ち直した。終値は日経平均が前日比171円08銭高の2万9277円86銭、東証株価指数(TOPIX)が6.34ポイント高の2014.30と、ともに5営業日ぶりに反発した。 39%の銘柄が値上がりし、56%が値下がりした。出来高は11億9030万株。売買代金は2兆4883億円。 業種別株価指数(33業種)では非鉄金属、倉庫・運輸関連業、卸売業などが上昇。石油・石炭製品、鉱業、建設業などが下落した。 【第2部】小幅高。出来高3億4757万株。 【新興株】東証マザーズ指数は反落し、日経ジャスダック平均株価は小反発。(了)〔東京外為〕ドル、113円台後半=株高で堅調推移(11日午後3時)15:07 配信 時事通信 11日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、前日の米株安を受けて下落して始まった日経平均株価が上昇に転じたことから投資家の間で相対的な「安全資産」とされる円を売る動きが優勢となり、1ドル=113円台後半で推移している。午後3時現在、113円94~94銭と前日(午後5時、113円09~09銭)比85銭のドル高・円安。 前日の海外市場では、10月の米消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの高水準となり、インフレ加速が改めて確認できる内容だったことから、早期の利上げ観測が台頭した。債券売りで米長期金利が上昇すると、ドル買い・円売りも進み114円近辺を付ける展開となった。この流れを引き継いだ東京市場では、5日ぶりの反発に転じた日経平均を眺めながら海外市場で付けたドル高水準を上抜け、正午前に114円10銭台まで上昇する場面もあった。 主要通貨に対するドルの先高観が強い上、投資家の間には押し目買いの意欲もある。ただ、「114円台では利益確定売りも多い」(FX会社)とされ、買い一巡後は114円手前の水準での取引が続いている。 ユーロは午後に入って対円で弱含み、対ドルで買い戻しが入っている。午後3時現在、1ユーロ=130円79~80銭(前日午後5時、130円83~83銭)、対ドルでは1.1479~1479ドル(同1.1568~1568ドル)。(了)日本株5日ぶり反発、金利上昇し銀行など買い-円安で輸出関連も高い2021年11月11日 7:54 JST 更新日時 2021年11月11日 15:45 JST ブルームバーグ 東京株式相場は5営業日ぶりに反発。米消費者物価指数が市場予想を超える大幅な伸びとなり、主要国の金利が上昇。銀行や保険といった金融株に収益環境の改善を期待した買いが入った。外国為替市場ではドル・円相場が一時114円台まで円安に推移し、電機や機械などの輸出関連株も上昇した。TOPIXの終値は前日比6.34ポイント(0.3%)高の2014.30日経平均株価は171円08銭(0.6%)高の2万9277円86銭 市場関係者の見方 SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト日本株には出遅れ感があり、日経平均は2万9000円近辺まで下がれば押し目買いが入りやすい。外国為替のドル・円相場が114円台に円安に振れたのも好材料視された高PER(株価収益率)銘柄の下押し圧力になる米長期金利の上昇にも限りがある。市場は来年6月までのテーパリング(資産購入の段階的縮小)と2回の利上げは想定済み。さらなる利上げを織り込んで国債利回りがどんどん上がるにはまだ時間的に早いむしろインフレ期待が高まることで結果的に実質金利は低下するため、株式市場では金融相場的な状況が来るようにもみえる。そうすると株式相場を支える要因となる 東証33業種上昇率上位 非鉄金属、倉庫・運輸、卸売業、その他金融、ガラス・土石下落率上位 石油・石炭製品、鉱業、建設、食料品、不動産、小売業 背景米消費者物価指数、1990年以来の高い伸び-インフレ圧力強まる経済対策の10万円給付、困窮世帯や学生も対象に-岸田首相中国恒大、再びデフォルト回避の見込み-ドル建て債3本の利払い履行【米国市況】株が続落、国債利回り急上昇-CPI加速で市場動揺ドル・円相場は1ドル=114円近辺で推移、前日の日本株終値時点は112円88銭本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の21銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では4銘柄が値を上げて終了しましたね。日本電子材料、TOWA、東海カーボンが上げて、日本マイクロニクスが下げましたね。日経平均は5日ぶり反発、下げの反動で押し目買い 円安も支援2021年11月11日午後3:52 ロイター編集[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反発した。米株安が重しとなったが、連日の下げの反動で突っ込み警戒感から押し目買いが流入した。2万9000円を割り込まなかったことでテクニカル面から安心感を生じさせたほか、為替の円安基調が相場を支援した。中国恒大集団がデフォルトを回避したとの一部報道も注目された。日本株は安寄りする銘柄が多かったが、前日までの下落で値ごろ感が生じ、押し目買いが流入した。日経平均は徐々に上値を追う動きとなり、きょうの高値圏で午前の取引を終えた。ただ、あすにMSCIの銘柄定期入れ替えやオプションSQ(特別清算指数)算出を控え、後場には模様眺めが強まった。市場では「前日までに5日連続で陰線だったことに加え、円安と中国恒大集団に関連した報道で反発したが、さらに上値を買う材料がなく、伸び悩んだ」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との声が聞かれた。TOPIXは0.32%高で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆4883億6000万円だった。東証33業種では、非鉄金属、倉庫・運輸関連業、卸売業などが上昇し、石油・石炭製品、鉱業、建設業などが値下がりした。トヨタ自動車など主力銘柄は総じて堅調。東京エレクトロンなどの半導体関連株は朝方に軟調だったが、売り一巡後に切り返した。ファナックなど工作機械株もしっかりとなった。一方、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが売られたほか、資生堂もさえなかった。東証1部の騰落数は、値上がり860銘柄に対し、値下がりが1233銘柄、変わらずが90銘柄だった。幡地隆寛ら3人が首位発進 金谷拓実、片山晋呉は1差4位11/11(木) 16:03配信 ゴルフ情報ALBA.Net<三井住友VISA太平洋マスターズ 初日◇11日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>国内男子ツアーは第1ラウンドが終了。ツアー未勝利の幡地隆寛とディラン・ペリー(オーストラリア)、10年ぶりの6勝目を狙う高山忠洋ら3人が3アンダー・首位タイ発進を決めた。2アンダー・4位タイに金谷拓実、片山晋呉、稲森佑貴、片岡尚之、比嘉一貴、木下裕太。1アンダー・10位タイには久常涼、時松隆光、深堀圭一郎ら6人が続いた。2週連続優勝を狙う浅地洋佑は1オーバー・24位タイ。昨年覇者の香妻陣一朗は3オーバー・38位タイで初日を終えた。13番パー3でホールインワンを達成した22歳・石坂友宏は、1オーバー・24位タイ発進だった。明日の戦略-29000円割れを回避して3桁上昇、5日線上に復帰できるかに注目16:37 配信 トレーダーズ・ウェブ 11日の日経平均は5日ぶり反発。終値は171円高の29277円。米国株安を受けて下落して始まったが、寄り付き直後を安値に切り返して早々にプラス転換。米国株の売られ度合いの割には、スタートがそれほど大きな下げとならなかったこと、節目の29000円は割り込まなかったことなどから、下値不安が和らいだ。ほどなく上げ幅を3桁に広げると、前場では29300円台まで上昇。後場は買いが一巡して伸び悩んだが、大きな失速もなく、29200円近辺での小動きが続いた。 東証1部の売買代金は概算で2兆4800億円。業種別では非鉄金属や倉庫・運輸、卸売などが上昇した一方、石油・石炭や鉱業、建設などが下落している。上期の着地が計画を大幅に上振れ、株主還元拡充も併せて発表した安藤ハザマが、後場に買いを集めてストップ高。半面、ビー・エム・エルは上期が大幅増益となり、自己株取得も発表したが、通期見通し据え置きで材料出尽くし感が強まり、後場マイナス転換から大きく値を崩した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり860/値下がり1233。ファナックが3%を超える上昇。レーザーテックが売り先行から切り返して2%超上昇しており、全体をけん引するような動きを見せた。昭和電工や三越伊勢丹、セコムなどが決算を受けて大幅上昇。上期が大幅な増益となったシダックスはストップ高比例配分と買いが殺到した。トッパンフォームズがTOBを材料にストップ高比例配分となり、TOBを実施する凸版印刷も急伸。電子署名法に基づく認定を取得したと発表した日本通信が商いを伴って15%高となった。 一方、決算が失望を誘った資生堂やアサヒGHDが大幅安。ENEOSは通期見通しを上方修正したものの、引き上げ要因の資源価格上昇に関しては織り込みでもあり、発表を受けた株価は下に反応した。1Qの大幅減益がネガティブサプライズとなったパンパシHDが9%を超える下落。ミズノ、大気社、セレスなどが決算を材料に2桁の下落率となった。今22.9期の減益計画が嫌気された日精ASB機械は、場中は値がつかずストップ安比例配分。グレイステクノロジーは不適切会計を材料に連日のストップ安比例配分となった。 日経平均は29000円割れを回避して3桁の上昇。ほぼテクニカルの節目で反発したという安心感がある一方、米国株との連動性が薄れ、何を材料に上がったり下がったりしているのかがよく分からないといった不透明感もある。前引けの時点で218円高と大きく上昇しているのに、後場は買いがピタッと止まって引けでは171円高。高値(29336円)が5日線(29357円、11日時点)に届いておらず、強かったけれども物足りなさもあるという1日となった。米国株が強い経済指標を材料に売られており、あすは方向感が出づらいと予想する。国内企業の決算は、東京エレクトロンやメガバンクなどがまだ残ってはいるものの、来週月曜(15日)でほぼ出そろうことになるため、発表一巡後の枯れ相場も意識されやすい。きょうの反発自体は目先の底打ち期待を高めている。それだけに、あすは5日線を上回って週を終えることができるかに注目したい。明日の日本株の読み筋=もみ合い商状となりそう16:51 配信 モーニングスター 12日の東京株式市場は、もみ合い商状となりそう。手掛かり材料に乏しい中、中国・恒大集団のデフォルト(債務不履行)への警戒感もくすぶる中、海外市場の動向に左右される展開も想定される。取引時間の後半には、週末要因から手控えムードが広がる可能性もある。また、同日は11月限株価指数先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日に当たることから、市場推定値を意識する場面もありそう。 11日の日経平均株価は、前日比171円08銭高の2万9277円86銭と5日ぶりに反発して取引を終了した。東京証券取引所が引け後に発表した、11月第1週(1-5日)投資部門別売買状況(現物株)によると、海外投資家は金額ベースで1453億円の買い越しで、2週ぶりに買い越しとなった。朝方に財務省が発表した、10月31日-11月6日の対外対内証券売買契約では、非居住者による売買は1470億円の取得超で、5週連続で取得超だった。今晩のNY株の読み筋=EV関連銘柄の動向に注目16:51 配信 モーニングスター 11日の米国株式市場は、ベテランズデーの休日で債券市場が休場となることから、株式市場への資金流入が細り、やや閑散とした相場になるものとみられる。こうした中、EV(電気自動車)銘柄の動向が注目されそうだ。 10日は新興のEVメーカーであるリビアン・オートモーティブがナスダック市場に上場した。同日終値ベースの時価総額は860億ドル(約9兆8000億円)に上り、同社に出資するフォード・モーターの時価総額を超過。今年1番の大型IPO(新規株式上場)案件となった。初日終値は100.73ドル(公募価格比29.14%高)と上々の滑り出し。23年までの年間平均生産台数見通しは同業新興のルーシッド・グループの3倍近くとなることから、まだまだ割安との見方も出ている。 一方、EV最大手テスラは前日比4.34%高で引けたが、その後、同社のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)が規制当局に提出した資料で自身が間接保有しているものも含めて自社株を450万株(約50億ドル、5700億円)を売却したことを明らかにした。 きょう11日のマーケットでは、株式需給の悪化が懸念されるテスラが売られ、その資金の一部が好発進したリビアン・オートモーティブに流れる可能性があるだろう。<主な米経済指標・イベント>ベテランズデーの休日で債券市場が休場タペストリー、ルミナー・テクノロジーズなどが決算発表予定(日付は現地時間)〔東京外為〕ドル、114円台前半=日経平均反発などで上昇(11日午後5時)17:19 配信 時事通信 11日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価が5営業日ぶりに反発したことなどを背景に、相対的に「安全資産」とされる円を売り、ドルを買う動きが広がり、1ドル=114円台前半に上昇した。ただ、新規に買い上がる材料は乏しく、上値は限られた。午後5時現在、114円07~08銭と前日(午後5時、113円09~09銭)比98銭のドル高・円安。 前日発表された10月の米消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの高水準となったのを受け、市場では米利上げ時期の前倒し観測が台頭し始めている。米長期金利の上昇に伴い、ドルを買う動きが優勢となった結果、海外市場では114円近辺に浮上する場面もあった。この日の東京時間は、前日の米株安を嫌気して続落して始まった日経平均が上昇に転じたことで、正午前に114円10銭台を付けた。ただ、「114円台では利益確定売りも多い」(FX会社)とされ、その後は軟化。夕方にかけてはじりじりと水準を切り上げ114円台を再び回復したが、手掛かり難から伸び悩んだ。 市場関係者からは、企業の決済が集中し、国内輸入勢のドル買い・円売り注文が入りやすい「5・10日」だった昨日の反動で、「きょうは非常に商いが閑散としている」(大手証券)との指摘が聞かれた。また、ドル円相場を大きく左右する米長期金利の動向が市場のテーマとなる中、米国の為替・債券市場が11日はベテランズデー(退役軍人の日)で休場となることも、方向感が出にくい要因となったようだ。 ユーロは午後に入ってから、対円、対ドルともに弱含み。午後5時現在、1ユーロ=130円73~74銭(前日午後5時、130円83~83銭)、対ドルでは1.1460~1460ドル(同1.1568~1568ドル)。(了)本日の夕食前にはこんなモノが到着しました。2014シャサーニュ・モンラッシェ・レ・ザンバゼ(ルモワスネ)2014シャサーニュ・モンラッシェ・ラ・マルトロワ(ルモワスネ)暫くセラーでお休みください。〔ロンドン外為〕円、114円近辺(11日午前9時)18:09 配信 時事通信 【ロンドン時事】11日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円近辺で推移した。午前9時現在は114円00~10銭と、前日午後4時(113円85~95銭)比15銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=130円75~85銭(前日午後4時は131円15~25銭)と、40銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1465~1475ドル(同1.1515~1525ドル)。(了)【11日・新型コロナ詳報】岐阜市、中津川市、高山市 岐阜県で4人感染確認11/11(木) 19:22配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は11日、同市、中津川市、高山市で計4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者が10人を下回るのは5日連続。感染者は累計1万8884人となった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は2・82人。10日時点の入院患者は41人で、病床使用率は4・6%。宿泊療養施設の入所者は39人。重症者は1人。 新たに確認されたクラスター(感染者集団)や、拡大したクラスターはなかった。NY株見通し-もみ合いか 債券市場はベテランズデーで休場20:38 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場はもみ合いか。昨日は米10月消費者物価指数(CPI)が31年ぶりの強い結果となったことで米長期金利が上昇し、主要3指数がそろって続落した。ハイテク株主体のナスダック総合は1.66%安と、ダウ平均の0.66%安やS&P500の0.82%安を上回る下落となった。足もとで低下が続いた米10年債利回りは前日の1.439%から一時1.592%まで上昇し、1.570%で終了。CMEのフェドウォッチが示す2022年7月の利上げ確率は前日の61%から80%に上昇した。引け後の動きでは、ダウ平均採用銘柄のウォルト・ディズニーが7-9月期の利益やストリーミング会員数が予想を下回ったことが嫌気され株価は時間外で4%超下落した。今晩のNY市場はベテランズデーの祝日で債券市場が休場となり、主要な経済指標の発表もないが、下落が予想されるウォルト・ディズニーがダウ平均の押し下げ要因となるほか、昨日の強いCPIを受けた早期利上げ懸念も引き続き株式相場の重しとなりそうだ。一方、企業業績の回復を背景に年末ラリーへの期待も根強く、押し目買いの動きが下値サポートとなりそうだ。 今晩は主要な経済指標・イベントはなし。企業決算は寄り前にオルガノン、タペストリーが発表予定。〔米株式〕NYダウもみ合い、27ドル安=ナスダックは高い(11日朝)23:45 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク株式相場は、もみ合いで始まった。続落後の反動からの買いが入る一方で、米ウォルト・ディズニーが決算発表への失望感から売られて全体の重しとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比27.87ドル安の3万6052.07ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は125.02ポイント高の1万5747.73。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げてスタートしました。5%以上の大きな変動は見られませんね。ユニティ・ソフトウェアは今夜も上げていますね。〔米株式〕NYダウもみ合い、54ドル安=ナスダックは反発(11日午前)0:06 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】11日午前のニューヨーク株式相場は、もみ合いとなっている。続落後の反動による買いが入る一方、米ウォルト・ディズニーが決算内容への失望感から売られて全体の重しとなっている。午前9時50分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比54.76ドル安の3万6025.18ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は114.16ポイント高の1万5736.87と反発している。 米労働省が今週発表した10月の卸売物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)は前年同月比上昇率が8.6%、6.2%と、そろって大幅上昇。新型コロナウイルス危機からの経済再開が進展する中、需要が供給を上回り、強いインフレ圧力が依然として続いていることが示された。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が想定より早い時期に金融引き締めに動く可能性があるとの観測が台頭し、前日はダウ平均、ナスダックともに続落して終了。ベテランズデー(退役軍人の日)の11日は、値ごろ感の浮上した製造業やIT関連などに買い戻しが入っている。 個別銘柄を見ると、前日夕方に四半期決算を発表したウォルト・ディズニーが8.6%安。純損益は黒字に転換したものの、動画配信サービスの有料会員数の伸び鈍化が嫌気され、ダウ平均全体を下押ししている。半面、アマゾン・ドット・コムなどが出資し、前日にナスダック市場に上場した電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブは9.8%高と続伸。(了)
2021.11.11
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11月10日(水)、曇り時々晴れかな…。雨の心配はなさそうです。そんな本日はホーム1:GSCCの西コースで開催のプロアマ研修会に参加。10時12分スタートですから7時00分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時30分頃に家を出る。9時00分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、11/7の月例杯の賞品をいただいて、着替えて、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日の競技は西コースのブルーティー:6613ヤードです。ご一緒するのは、ミ君(12)、マさん(13)、イさん(20)です。本日の僕のハンディは(8)とのこと。OUT:0.1.1.0.1.0.-1.0.1=39(15パット)1パット:3回、パット:0回、パーオン:3回。2打目のミスが2回、3打目のミスが1回、アプローチのミスが3回、パットのミスが1回…。マアマアな出来ですね。10番のスタートハウスの前でドーピング。IN:1.0.0.0.1.1.0.0.2=41(16パット)0パット:1回、1パット:1回、3パット:1回、パーオン:3回。1打目のミスが4回、2打目のミスが4回、3打目のミスが1回、パットのミスが3回…。17番ショートのバーディーパットが全く違う方向へ転がった…。18番ミドルの1打目がチーピン、2打目はフェアウェイ右サイド、3打目はピン右上5~6m、パーパットはカップの左を通過、ボギーパットはカップの右でけられる、素ダボ…。この2ホールが命取りでした…。39・41=80(8)=72の31パット…。スコアとしてはマアマアなんですが…。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64.5kg,体脂肪率21.2%,BMI22.3,肥満度+1.4%…でした。帰宅すると15時30分頃。マエシマ製パンのミルクフランスとコーヒーでおやつタイム。それではしばらく休憩です。1USドル=112.91円。1AUドル=83.13円。昨夜のNYダウ終値=36319.98(-112.24)ドル。本日の日経平均終値=29106.78(-178.68)円。金相場:1g=7351(+7)円。プラチナ相場:1g=4307(+10)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の8銘柄が値を上げて終了しましたね。ユニティ・ソフトウェアが大きく上げて、ペイパルが大きく下げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の12銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では5銘柄が値を上げて終了しましたね。日本電子材料、TOWAが大きく上げて、日本マイクロニクスも上げましたね。本日の競技の成績速報が出ていますね。本日の競技には14人が参加して、トップは81(9)=72とのこと。僕は80(8)=72で2位です…。同NETですが、マッチングで負けたようです…。最後の2ホールでのミスが命取りでした…。いまだグランドマンスリーの出場権を獲得できず…。フランス料理シェフ、井上旭氏死去 2021/11/10 14:40 産経新聞 フランス料理レストラン「シェ・イノ」創業者の井上旭(いのうえ・のぼる)氏が6日、肝硬変と肝細胞がんのため死去した。75歳。10日に家族葬を執り行う。 鳥取県出身。21歳で渡欧し、フランスの名店「トロワグロ」で、ジャン・トロワグロの薫陶を受けた。昭和47年に帰国し、59年に「シェ・イノ」を開店。「ソースの達人」として一世を風靡(ふうび)し、日本フランス料理界で指導的役割を果たした。平成19年に「現代の名工」に選ばれた。〔米株式〕NYダウ、3日ぶり反落=利益確定売り(9日)☆差替6:55 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク株式相場は、連日の史上最高値更新を受けて利益確定のための売りが出たことで、3営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比112.24ドル安の3万6319.98ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.82ポイント安の1万5886.54で引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1623万株減の8億7795万株。 好決算を発表する米企業が相次いだことなどを支えに、ダウ平均は前日までの12営業日のうち9営業日で終値の史上最高値を更新した。ただ、9日は新たな買い材料がなく、当面の利益を確定するための売りが出た。 テスラが大幅安となり、ナスダックを下押した。同社株は前日、マスク最高経営責任者(CEO)が保有するテスラ株10%を売却する可能性を懸念した売りにさらされていた。この日も、マスク氏が自身の債務返済のために自社株売却を検討しているとの米投資家によるツイッター投稿が、売りを誘った。また、米長期金利の低下を嫌気し、金融株も安かった。 朝方発表された10月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇と、伸び率は市場予想と一致。ただ、前月(0.5%上昇)から小幅に加速し、依然インフレ加速が続いていることが示された。早朝に全米独立事業者協会(NFIB)が発表した10月の米中小企業楽観度指数は、市場予想に反して低下した。 インフレ高進の長期化が懸念される中、市場は翌日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)に注目している。 個別銘柄(暫定値)では、テスラが12.0%安、ペイパル・ホールディングスが10.5%安、バンク・オブ・アメリカとウォルト・ディズニーが1.0%安。一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)が2.7%高、アプライド・マテリアルズが2.2%高、エクソンモービルが1.0%高。(了)〔NY外為〕円、112円台後半(9日)7:27 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を受けてドルが売られ、円相場は1ドル=112円台後半に上昇した。午後5時現在は112円83~93銭と、前日同時刻(113円17~27銭)比34銭の円高・ドル安。 この日は米長期金利の指標となる10年物国債利回りが1.42%台に低下。日米金利差が意識され、円買い・ドル売りが終日優勢だった。 米労働省が朝方発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)と一致。前年同月比では8.6%上昇し、インフレの高止まりを示す内容となったが、想定内の結果と受け止められ、市場の反応は限定的だった。 ただ、足元のインフレ懸念を背景に、根強い利上げ観測が引き続きドルの下値を支えており、円相場は中盤以降は112円台後半で小動きとなった。 翌10日の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、積極的な取引は手控えられたもよう。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1590~1600ドル(前日午後5時は1.1581~1591ドル)、対円では同130円84~94銭(同131円18~28銭)と、34銭の円高・ユーロ安。(了)〔東京外為〕ドル、112円台後半=米消費者物価控え小動き(10日午後3時)15:06 配信 時事通信 10日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、今夜発表される10月の米消費者物価(CPI)を控え、1ドル=112円台後半での小動きが続いている。午後3時現在、112円87~88銭と前日(午後5時、112円84~85銭)比03銭の小幅ドル高・円安。 前日の海外市場では節目の113円台を回復する場面もあったが、結局は売り戻され、きょうの東京市場は112円90銭近辺での取引開始となった。 今回の米CPIでは、全体および変動の大きいエネルギーと食料品を全体から差し引いたコア指数ともに、インフレ加速が改めて確認できる内容となる見通しだ。東京市場では「まずは(CPIの結果を受けた)米長期金利の反応と、外為市場に波及する影響を見極めたい」(金融系シンクタンク)とする姿勢が強まっている。 ユーロは午後に入って対円、対ドルともに弱含み。午後3時現在、1ユーロ=130円68~75銭(前日午後5時、130円86~87銭)、対ドルでは1.1577~1577ドル(同1.1596~1596ドル)。(了)〔東京株式〕4日続落=海外株安で売り優勢(10日)☆差替15:09 配信 時事通信 【第1部】海外主要株価指数の下落を受けて売りが優勢となり、日経平均株価は前日比178円68銭安の2万9106円78銭と4営業日続落して終わった。東証株価指数(TOPIX)は10.81ポイント安の2007.96。この日は決算が期待外れだった銘柄も多めで、株価の重しになった。 56%の銘柄が値下がりし、40%が値上がりした。出来高は11億5329万株。売買代金は2兆5202億円。 業種別株価指数(33業種)は、ゴム製品、空運業、鉄鋼、非鉄金属などが下落した。上昇はパルプ・紙、海運業など。 【第2部】反発。出来高3億3863万株。 【新興株】東証マザーズ指数は反発し、日経ジャスダック平均株価は小幅続落。(了)9日の米株、S&P500がさすがに8連騰で止まった理由債券価格は大きく上昇2021/11/10 08:00 ブルームバーグ 会社四季報9日の米株式相場は反落。主要指数は最高値から下げ、S&P500種株価指数は2017年以来の最長となる連騰がストップした。米国債は急伸した。S&P500種は9営業日ぶりに下落。10年債利回りが7週間ぶり低水準となる中、金融株への売り圧力が強まった。テスラは12%安。著名投資家マイケル・バーリ氏のツイート報道に反応した。通期見通しを下方修正したペイパル・ホールディングスも安い。一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)は上昇。3社への会社分割を発表した。S&P500種は前日比0.4%安の4685.25。ダウ工業株30種平均は112.24ドル(0.3%)安の36319.98ドル。ナスダック総合指数は0.6%低下。Eトレード・ファイナンシャルの投資戦略担当マネジングディレクター、マイク・ローウェンガート氏は「物価上昇圧力が大きくのしかかっているのは間違いない」と指摘。「米生産者物価の数字にサプライズはなかったが、インフレが少しも和らいでいないというのはやや残念だと捉えられよう」と述べた。米国債相場は長期債中心に上昇。ショートポジションの巻き戻しなどで上げ足を速めた。ニューヨーク時間午後4時17分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.44%。外国為替市場では円が上昇し、対ドルで約1カ月ぶりの高値。8月半ば以来で最長の4日続伸となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長指名を巡る不透明感が意識された。ニューヨーク時間午後4時18分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=112円88銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1595ドル。ニューヨーク原油先物相場は続伸。米エネルギー情報局(EIA)のリポートで来年には供給過剰になるとの見通しが示されたことを受けて、バイデン政権が戦略石油備蓄(SPR)を放出するとの見方が後退した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は前日比2.22ドル(2.7%)高の1バレル=84.15ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は1.35ドル高の84.78ドル。 ニューヨーク金相場は上昇。スポット相場は2カ月ぶりの高値付近を維持した。国債利回りの低下が支えとなった。10日には米国と中国の消費者物価指数(CPI)発表を控えている。スポット価格はニューヨーク時間午後2時33分までに、前日比0.3%高の1オンス=1829.36ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.2%高の1830.80ドルで終了した。日本株4日続落、中国の不動産債務問題を懸念-非鉄金属など素材安い2021年11月10日 8:01 JST 更新日時 2021年11月10日 15:31 JST ブルームバーグ 東京株式市場は4営業日連続で下落。米株安を受けて買い控えムードが広がった。中国の不動産開発に関連した債務問題も投資家心理を冷やした。中国恒大集団のドル建て債は利払いの猶予期日となる10日の取引時間に支払いが確認できず、債務不履行の懸念が出た。非鉄金属や鉄鋼といった素材株が安かった。TOPIXの終値は前日比10.81ポイント(0.5%)安の2007.96日経平均株価は178円68銭(0.6%)安の2万9106円78銭 市場関係者の見方 岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジスト今後は資源の供給制約が解消に向かうとの見通しから、商品市場で銅やニッケル価格が下がり始めており、鉄鋼や非鉄金属、商社株が売りが広がった岸田政権から目新しい政策が出ておらず、投資家は様子見している。現金給付は外国人投資家からみるとただのバラマキと捉えられるだろう。連日発表されている企業業績がそれほど悪いわけではないのに株式相場が上がらないのは、岸田政権への疑念があるからだ 楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ストラテジスト午後に下げ幅を広げたのは、債務危機に陥っている中国恒大の利払い不履行が中国経済減速の引き金となる懸念が再燃している面がある中国経済と資源の連動性は高い。中国景気の先行きへの不安は資源相場の不透明感にもつながるため、中国関連だけでなく非鉄金属株なども下落した資源高の恩恵を受けて好業績だった商社や鉄鋼株も安い。決算は良好だったが、好業績は一時的で先細りするとマーケットは織り込んでいる自民、公明両党は18歳以下の子どもへの10万円相当給付に所得制限を導入する方針で一致したと伝わったが、株式相場には織り込み済みだ。むしろ従来の自民党と少し性質が異なって、分配を重視する岸田政権に対するネガティブな見方が株安要因になっている 東証33業種上昇率上位 パルプ・紙、海運、その他製品、電気・ガス、鉱業下落率上位 ゴム製品、空運、鉄鋼、非鉄金属、卸売 背景中国不動産開発の花様年、株取引再開で一時52%安-恒大は期限迫る中国恒大、最大の正念場-170億円の利払い不履行で猶予期限迫るニューヨーク原油先物は2.7%高の1バレル=84.15ドルドル・円相場は1ドル=112円台後半で推移、前日の日本株終値時点は112円77銭米国株式市場=下落、インフレ懸念で連日の最高値更新に終止符2021年11月10日午前6:36 ロイター編集[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は下落し、連日の最高値更新に終止符を打った。利益確定の動きに加え、インフレ懸念が幅広い売りにつながった。S&P総合500種とナスダック総合は前日まで8営業日連続、ダウ工業株30種は2営業日連続で終値での最高値を更新していた。こうした中、市場を動かす材料がなく、利食い売りが出たようだ。LPLフィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は、市場がかなり上昇してきたことから利食い売りが出ても当然と指摘。「株は毎日上がるものではないということを思い出させる。きょうは幾分売られ過ぎだが、過度に懸念する必要はない」と語った。9日発表された10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇と、9月の0.5%上昇から伸びが加速した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うサプライチェーン(供給網)の問題が続く中、高インフレが当面続く公算が大きいことが示された。卸売物価の上昇が消費者にどの程度転嫁されているかを探る上で10日発表の消費者物価指数(CPI)統計が注目される。S&P主要11セクターでは5セクターが下落。一般消費財が1.4%安と最大の下落率を記録した。一方、公益事業は0.4%上昇し、セクターの上げを主導した。第3・四半期決算シーズンは終盤を迎えており、これまでにS&P500種採用企業のうち445社が決算を発表済み。リフィニティブによると、このうち81%がアナリストの予想を上回っている。ゼネラル・エレクトリック(GE)は2.6%上昇。企業全体を3分割すると発表したことを受けた。テスラは12%下落し、一般消費財セクターを圧迫。テスラ株の約1割を売却するというマスク最高経営責任者(CEO)の提案がツイッター上の投票で57.9%の支持を得たことを受けた下落が続いた。ネット証券のロビンフッド・マーケッツは顧客約500万人の電子メールアドレスを第三者が入手する事案が今月3日に発生したと発表。株価は3.4%下落した。好調な決算を受け、ソーシャルゲーム大手ジンガは9.4%、住宅建設大手DRホートンは5.2%、それぞれ値上がりした。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.13対1の比率で上回った。ナスダックでは1.40対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は110億2000万株。直近20営業日の平均は107億6000万株。NY外為市場=ドル下落、CPI発表まち2021年11月10日午前6:31 ロイター編集[ニューヨーク 9日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では不安定な地合いの中、ドル指数が下落した。10日に発表される米消費者物価指数(CPI)の発表を前に手控えムードとなった。米労働省が9日発表した10月の卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.6%上昇と、9月の0.5%上昇から加速。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴うサプライチェーン(供給網)の問題が続く中、高インフレが当面続く公算が大きいことが示された。TDセキュリティーズのシニア外為ストラテジスト、マゼン・イッサ氏は「明日のCPI発表を前に大きな値動きを期待するのは無駄だ。CPI発表後に為替市場でやや動きが出るだろう」と指摘。「CPIはかなり強い数値がすでに予想されているが、そのコンセンサスを上回る数値が出るとみている」と述べた。ロイターがまとめたエコノミスト調査では、10月のCPIは前月比0.4%上昇と9月の0.2%上昇から加速する見通し。コア指数の前年同月比は4.3%上昇と0.3%ポイント加速すると見込まれている。一方、米連邦準備理事会(FRB)当局者は高インフレが従来の想定よりも定着するとは限らないと指摘。米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は9日、労働市場の実態とインフレの行方は2022年半ばまで明確にならないとし、それまで忍耐強くなくてはならないとの考えを示した。米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は9日、労働参加の低迷と物価上昇につながっている要因は一過性のものである公算が大きいとし、新型コロナによるパンデミックが収束するに従い、こうした要因は和らいでいくとした。ドル指数は0.11%安の92.948。ユーロは0.07%高の1.1594ドル。円は対ドルで112.73円と1カ月ぶりの高値を付けた。終盤は112.83円。ポンドは1.3561ドルと横ばい。ニュージーランドドルは0.51%安の0.7132米ドル。豪ドルは0.60%安の0.7378米ドルだった。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは一時6万8564ドルと最高値を更新。ただ、終盤は1.15%安の6万6791ドル。イーサも4843ドルと最高値を付けた。ドル/円 NY終値 112.85/112.9010日の日経平均は4日続落、米株安と円高警戒から上値重く2021年11月10日午後4:21 ロイター編集[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は4日続落。前日の米国株式市場が下落したほか、円高に対する警戒感から上値が重い展開が継続している。日本時間の12日朝に発表を控えているMSCI指数の定期入れ替えも、買い手控えの材料となった。9日の米国株式市場は下落し、連日の最高値更新に終止符を打った。利益確定の動きに加え、インフレ懸念が幅広い売りにつながった。その後、時間外取引で米株先物が軟調に推移し、日経平均は一時プラスになる場面があったものの、円高を懸念する空気も強いことから、総じて売りが先行する展開となった。一方、MSCI定期入れ替えについては「5月に入れ替え時は、除外によって数千億規模の資金が流出したとの観測もある。今回の入れ替えは確定してはいないものの、少なからず相場の重しとはなっているようだ」(国内証券)との声が聞かれる。市場では「決算発表の内容は総じてみると悪くはないが、コスト高要因で下方修正する銘柄も目立つ。物色を選別するため、決算発表が一巡するまで様子見する投資家が多いのではないか」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との指摘もあった。TOPIXは0.54%安。東証1部の売買代金は、2兆5202億7100万円と細っている。東証33業種では、ゴム製品、空運業、鉄鋼などが下落し、パルプ・紙、海運業などの値上がりが目立つ。個別では、ソフトバンクグループが反落し、東京エレクトロンもさえない。半面、日産自動車が大幅高となった。東証1部の騰落数は、値上がり873銘柄に対し、値下がりが1213銘柄、変わらずが97銘柄だった。【市況】明日の株式相場に向けて=EV関連株に流れ込む投資マネー2021年11月10日17時00分 株探ニュース きょう(10日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比178円安の2万9106円と4日続落。衆院選直後の今月1日に754円高と急騰した時には、相対的に出遅れ感の強い東京市場の日経平均3万円大台復帰は時間の問題と思われた。しかし、皮肉なことに足もとでは上ではなく下方向に大台を変えそうな雰囲気となっている。 耳をそばだてるまでもなく、世界的にインフレの足音が聞こえている。欧米が口裏を合わせているということでもないのだろうが、FRBもECBも「インフレは一時的なもので利上げを急ぐ必要はない」という主張を変えていない。傍目(はため)には、強がっているようにも見えるのだが、「今なお米10年債利回りが1.4%台にとどまっているということは、市場がパウエル氏の言うことを信用している証」と生保系エコノミストはいう。 しかし、それでも徐々に外堀が埋まってきているような印象を受ける。きょう前場取引時間中に発表された中国の2つの物価指標が市場関係者の耳目を集めた。10月の中国消費者物価指数(CPI)は前年比1.5%の上昇。確かにこの数字自体は大したことはないと思えるが、同月の生産者物価指数(PPI)のほうは13.5%の上昇、CPIとPPIのカイ離に今さらながら驚かされる。石炭価格の高騰など特殊事情があるとしても、どこかで川下にインフレ圧力が伝播してくる可能性は否定できない。また、米国では日本時間今晩に10月のCPIが発表される。PPIは発表済みで+8.6%(コア指数で+6.8%)と比較可能な2010年11月以降最大の伸びが続いている。CPIは予想が+5.8%だが、これが6%台に大きく上振れしたような場合は、ちょっとした波乱になる可能性がある。 東京市場では軟調地合いのなかも、電気自動車(EV)関連の一角にはしたたかに投資マネーが流れ込んでいる。英グラスゴーで今月12日までの日程で開催中のCOP26では、脱炭素社会実現に向けた国際的なコンセンサスが更に強化されることになるが、二酸化炭素排出の象徴でもある自動車は議題の中心から外せない。何といっても自動車産業は400兆円規模の世界市場を有するだけに、産業構造的な変化が生じた場合の衝撃波は大きい。きょうは、COP26でガソリン車など内燃機関を持つ自動車の新車販売について主要国で2035年に、世界でも40年までに停止するとの宣言に24カ国が参加したことが伝えられており、EV普及加速のシナリオを改めて想起させた。 米国ではテスラがここ急落している。しかし、これはイーロン・マスクCEOの保有株売却を巡る懸念が株価を揺るがしたもの。波乱安には違いないが、他のEV関連に売りを誘発するような類いの下げではない。テスラの現在の時価総額はバブル的な要素を含有していることは否めないが、逆の見方をすればEVがかなり近い将来この400兆円巨大市場を席巻する存在となることを暗示している。 そうしたなか、継続的に取り上げてきた三井ハイテックの上げ足が際立つ。きょうは大手証券の強気の投資判断も追い風に一時790円高の9600円まで買われ上場来高値更新となった。三井ハイテクについては1万円大台ラインでゴールのテープを切るわけではなく、あくまでそこは一里塚という認識で機関投資家と思われる買いが継続している。振り返って、コロナショック渦中の昨年3月中旬、同社株は何と900円台だった。ICリードフレームを手掛け半導体関連としての切り口に加え、モーターコアの大手メーカーであることがEV市場の成長にリンクしたスター銘柄としての資質を開花させた。既にテンバガーを達成したが、時価総額でみればまだ3000億円台に過ぎない。 小型株では、EVシフトで新たな商機をつかんでいるザインエレクトロニクスもマークしたい。車載用の高速情報伝送用LSIに対する引き合いが今後高まりそうだ。また、株価が中低位で魅力のある自動車部品会社ユニバンスも要注目。同社は日産自動車を主要顧客とし、モーターやインバーター、車軸などをコンパクトに統合したEV向け駆動部品ユニット「eアクスル」に傾注し、商機を捉える公算大。 あすのスケジュールでは、10月の国内企業物価指数、10月の都心オフィス空室率など。国内主要企業の決算では日揮ホールディングス、日本マクドナルドホールディングス、楽天グループ、ブリヂストン、住友不動産などがある。海外では、中国「独身の日」ネット商戦、7~9月期英GDPなど。(銀)出所:MINKABU PRESS ●イチオシ決算【電子材料 】 ★今期経常を57%上方修正・15期ぶり最高益、配当も20円増額 ◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の30.4億円に急拡大し、従来予想の15億円を上回って着地。メモリーIC向けを中心に半導体体検査用プローブカードの販売が大きく伸びたことが寄与。 併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→42.4億円に57.2%上方修正。増益率が4.9%増→64.9%増に拡大し、15期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の20円→40円(前期は15円)に大幅増額修正した。【10日・新型コロナ詳報】恵那市の飲食店など2クラスター拡大 岐阜県で6人感染11/10(水) 18:20配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は10日、岐阜市、恵那市、多治見市、安八郡輪之内町で計6人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者が10人を下回るのは4日連続。感染者は累計1万8880人となった。 クラスター(感染者集団)関連では、恵那市の接待を伴う飲食店クラスターで利用客の職場同僚の家族2人の感染が新たに判明し、計39人に拡大した。多治見市などの友人らのクラスターは1人増え、計8人となった。新たに確認されたクラスターはなかった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は3・07人。9日時点の入院患者は41人で、病床使用率は4・6%。宿泊療養施設の入所者は40人。 新規感染者の居住地別は岐阜市2人、多治見市1人、恵那市2人、輪之内町1人。年齢別は20代1人、50代3人、80代1人、90代1人。明日の戦略-後場一段安で29000円に接近、軟調相場は続くが値幅の調整も進む16:21 配信 トレーダーズ・ウェブ 10日の日経平均は4日続落。終値は178円安の29106円。米国株安を受けて下落スタート。前場では序盤に3桁安となった後に切り返して一時プラス圏に浮上するなど、弱いなりにも底堅く推移した。しかし、後場は前引けから水準を切り下げて始まると、下げ幅を拡大。200円超下げたところでいったん売りは止まったものの、取引終盤には再度下を試す流れとなり、大引け間際にきょうの安値をつけた。一方、マザーズ指数や2部指数は小幅ながらプラスで終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆5200億円。業種別ではパルプ・紙や海運、その他製品などが上昇した一方、ゴム製品や空運、鉄鋼などが下落している。上期が大幅な増益となったデジタルハーツホールディングスがストップ高。半面、下方修正を発表した住友ゴム工業が急落。ブリヂストンや横浜ゴムなど同業のタイヤ株にも売りが波及した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり873/値下がり1213。主力どころでは川崎汽船が大幅高となったほか、トヨタや任天堂が上昇。決算が好感された日産自動車やネクソンが急伸した。関西ペイントやNTTデータも決算を材料に大幅高。小型株には跳ねているものが多く、上方修正と増配を発表したケイアイスター不動産、上期大幅増益のウェルスマネジメント、今期大幅増収計画を提示したプレイドなどがストップ高まで買い進まれた。 一方、前日大幅高となったソフトバンクGが利益確定売りに押されて3%を超える下落。レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストなど大型半導体株の弱さが目立った。直近で騰勢を強めていたマネックスGが8%安。3Q決算が失望を誘ったキリンHDが大幅安となり、アサヒGHDやサッポロHDが連れ安した。下方修正を発表したエレコムや三井住友建設が急落。東邦亜鉛は上方修正を発表したにもかかわらず、ストップ安まで売り込まれた。不適切な会計処理が行われていた疑念があることを公表したグレイステクノロジーは、場中は値が付かずストップ安比例配分となった。 日経平均は4日続落。米国株が下落した割には前場は下げ渋っていたが、後場は持ちこたえられず下げ幅を広げた。本日衆議院では、総理大臣指名選挙で岸田文雄氏が内閣総理大臣に選出された。これを材料に売られたというと乱暴になるが、自民党総裁選以降、衆議院選挙の投開票結果を消化した11月1日を除いては、新政権絡みの話が出てくる際に株式市場が弱い反応となることが多いのは気になる点ではある。足元で話が進んでいる18歳以下の10万円相当給付に関しても、決して評判の良い施策ではない。 きょうの終値は29106円で、安値は29079円。今月4日には29880円まで上昇して3万円が射程圏に入っていたが、29000円割れを懸念しなければいけない状況となった。ただ、13週線(29016円、10日時点、以下同じ)が29000円近辺に位置しているほか、その下には25日線(28869円)、26週線(28690円)、52週線(28553円)などが控えており、もう一段下げるようであれば押し目買いも入りやすくなる。今回の決算反応は分かりづらい上に値動きもかなり激しくなっており、発表が一巡する来週以降の方が落ち着いて売買できそうでもある。現時点で日本株の弱さが際立つ状況は変わっておらず、まだ下振れを警戒する必要はあるものの、何事もなかったかのように一転騰勢を強めるというシナリオも頭の片隅に置いておいた方が良いだろう。明日の日本株の読み筋=市場エネルギー減退傾向で上値の重い展開継続か16:53 配信 モーニングスター あす11日の東京株式市場では、主要株価指数は上値の重い展開を継続か。決算発表が相次ぐ中、選別物色が続いているものの、10日の東証1部売買代金は2兆5202億円(前日比2256億円減)と4営業日連続で縮小し、市場エネルギーは減退傾向を示している。一部では、「ドル建て日経平均のパフォーマンスが悪く、外国人投資家が日本株を敬遠している」(銀行系証券)との声も聞かれ、物色意欲が高まりにくい面もありそうだ。 一方、現地10日(日本時間午後10時30分)には重要指標の米10月CPI(消費者物価)が発表され、その後の米国株式動向が注目される。市場では前月比0.6%上昇と前月(同0.4%上昇)から伸びが加速すると予想され、結果を受けて利上げ観測が強まれば、調整につながる可能性がある。ただ、予想の範囲内として無事通過となれば、足カセ要因がいったん外れることにもなる。 10日の日経平均株価は4営業日続落し、2万9106円(前日比178円安)引け。朝方は、9日の米国株安を受け、利益確定売りが先行し、いったん2万9200円を割り込んだ。その後、押し目買いに小幅高に転じる場面もあったが、買いは続かず、再度軟化。時間外取引の米株価指数先物が安く、中国・上海総合指数や香港ハンセン指数などのアジア株安も重しとなり、大引け間際には下げ幅が一時200円を超えた。軟地合い継続となれば、チャート上では、とりあえず心理的なフシ目となる2万9000円が意識される。今晩のNY株の読み筋=米10月CPIが注目17:14 配信 モーニングスター 10日の米国株式市場は、米10月CPI(消費者物価指数)が注目となる。市場予想の平均値は前月比0.6%上昇。足元で伸びは落ち着きつつあったが、6月の0.9%上昇以来、4カ月ぶりの高い伸びが予想されている。 前日の米10月PPI(生産者物価指数)は前月比0.6%上昇となり、市場予想と一致した。株式市場の反応は限定的だったことを踏まえれば、きょうのCPIも市場予想と大きくカイ離しなければ市場は冷静に受け止めるとみられる。 ただ、NYダウは前日に下落したとはいえ高値圏にあり、上値では利益確定売りが出やすい。CPIが市場予想を上ブレればテーパリング(量的金融緩和の段階的縮小)の規模拡大への警戒感や早期利上げ観測が広がり、調整色を強める恐れがある。<主な米経済指標・イベント>米10月CPI(消費者物価指数)米10月財政収支、テンセント、ウォルト・ディズニー、ビヨンド・ミートなどが決算を発表〔ロンドン外為〕円、113円台前半(10日午前9時)18:07 配信 時事通信 【ロンドン時事】10日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=113円台前半で推移した。午前9時現在は113円10~20銭と、前日午後4時(112円85~95銭)比25銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=130円80~90銭(前日午後4時は130円80~90銭)と横ばい。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1560~1570ドル(1.1580~1590ドル)。(了)NY株見通し-10月消費者物価指数(CPI)に注目20:38 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は経済指標に注目。昨日は米10月生産者物価指数(PPI)が予想通りの強い結果となったことで、翌日に発表される米10月消費者物価指数(CPI)への警戒感などから主要3指数がそろって反落。ダウ平均は3日ぶりに反落し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ9日ぶり、12日ぶりに反落した。CEOの持ち株売却問題が嫌気されたテスラや、決算や見通し引き下げが嫌気されたペイパルがともに2桁安となったこともS&P500とナスダック総合の押し下げ要因となった。今晩の取引では寄り前に発表される米10月CPIが焦点で、予想以上に強い結果となれば、インフレ高進懸念が株式相場の重しとなりそうだ。CPIの市場予想は前月比+0.6%(前回:+0.4%)、前年比+5.8%(前回:+5.4%)。エネルギー、食品を除くコアCPIの予想は前月比+0.4%(前回:+0.2%)、前年比+4.3%(前回:+4.0%)と、いずれも前回から物価上昇の加速が予想されている。 今晩の米経済指標・イベントは10月CPIのほか、新規失業保険申請件数、EIA週間原油在庫、米30年債入札など。企業決算は引け後にウォルト・ディズニー、アトモス・エナジーが発表予定。純金融資産1億円以上の富裕層。税負担はどれくらい?11/10(水) 19:21配信 ファイナンシャルフィールド 富裕層は、1億円以上5億円未満の純金融資産を保有する階層を指しますが、税負担はどれくらいなのでしょうか。 本記事では、富裕層の持つ資産や所得税率、富裕層を含む純金融資産保有額で分けられる5つの階層について詳しく解説します。あわせて富裕層はどのような人たちなのか、日本にどれくらい存在するのかなどについても紹介します。 富裕層とは? 野村総合研究所は富裕層について、預貯金や投資信託・株式などの純金融資産を1億円以上5億円未満保有している層と定義しています。2019年度の調査によると、富裕層の純金融資産は236兆円、124万世帯存在しており、日本の世帯総数からみた割合は約2.3%です。 富裕層は、2013年の95.3万世帯から年々増加傾向にあり、純金融資産額も増えています。 なお、富裕層の上には超富裕層があります。純金融資産を5億円以上保有している階層であり、2019年度は8.7万世帯が存在しています。 2019年における富裕層と超富裕層をあわせた世帯数は、2005年以降最も多かった2017年の合計世帯数よりも増加。それぞれの世帯数は、「アベノミクス」がはじまったあとの2013年以降から、増加しています。 富裕層の所得税率日本の所得税は、「累進課税制度」を採用しており、所得が多ければ課せられる税金も高くなります。純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の富裕層の場合、所得税率はどれくらいになるのでしょうか。■所得税の最高税率は何%? かつて、所得税の最高税率は、課税所得8000万円超の場合に適用される「70%」でした。しかし、サラリーマン世帯の税負担の軽減などを目的として、現在の最高税率は課税所得4000万円超の場合に適用される45%です。つまり、所得の約半分が税金として徴収されることとなります。 所得税の税率は、平成27年分以降5~45%の7段階に区分されており、一番低い税率の5%は、所得195万円未満の人に適用されます。 富裕層の持つ資産はいくらくらい? 富裕層は、1億円以上5億円未満の純金融資産を持つ世帯の階層です。2019年は236兆円にのぼる純金融資産を保有しています。この見出しでは、富裕層を含む純金融資産保有額の5つの階層について詳しく解説します。 富裕層以外の階層の、純金融資産保有額はいくらなのかなどもあわせて紹介します。■富裕層より上ってあるの? 野村総合研究所の2019年度の「純金融資産保有額の階層別にみた保有資産規模と世帯数の推移」を見ていきましょう。 富裕層の上には、超富裕層があります。純金融資産保有額は97兆円で8.7万世帯が存在しています。 富裕層の下には、準富裕層・アッパーマス層・マス層の3つの階層があります。準富裕層の純金融資産保有額は5000万円以上1億円以下、アッパーマス層は3000万円以上5000万円未満、マス層は3000万円未満です。 富裕層の割合は2.3%でもっと上もある純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の富裕層は、2019年度に124万世帯存在しています。富裕層の日本の割合は約2.3%であり、富裕層の上にはさらに超富裕層があります。 ここ10年間の株価の上昇なども背景に、富裕層や超富裕層世帯の資産額は増えています。その影響からか、年々それぞれの階層の世帯数・純金融資産保有額は増加する傾向にあります。 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの経済指標が悪化していることから、今後どのような影響があるかは不明です。 しっかりと世界経済や情勢を見極めながら、資産運用などを行っていく必要があるでしょう。〔NY外為〕円、113円台前半(10日午前8時)22:21 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円22~32銭と、前日午後5時(112円83~93銭)比39銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1553~1563ドル(前日午後5時は1.1590~1600ドル)、対円では同130円85~95銭(同130円84~94銭)。(了)【市場反応】米CPIの上方サプライズで金利上昇、ドル高23:02 配信 フィスコ 米労働省が発表した10月消費者物価指数は前月比+0.9%となった。伸びは9月+0.4%から予想以上に拡大し6月来で最大。前年比では+6.2%。伸びはやはり9月+5.4%から拡大し1990年以降31年ぶり最大を記録した。燃料価格や賃貸の上昇が目立つ。また、変動の激しいエネルギーや食品を除いたコアCPIは前月比+0.6%。伸びは9月+0.2%から予想以上に拡大し6月来で最大。前年比では+4.6%。伸びは9月+4.0%から予想以上に拡大し1991年以降30年ぶり最大を記録した。 同時刻に発表された先週分新規失業保険申請件数は前週比4000件減の26.7万件で6週連続で減少し、パンデミックによる経済封鎖以降で最小となった。ただ、予想26.0万件は上回った。失業保険継続受給者数は216万人。前回210.1万人から減少予想に反して上昇した。 インフレの上昇で米国債相場は下落。10年債利回りは1.46%から1.488%まで上昇した。ドル買いも強まり、ドル・円は113円20銭から113円49銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1560ドルから1.1534ドルまで下落し5日来の安値を更新した。【経済指標】・米・先週分新規失業保険申請件数:26.7万件(予想:26.0万件、前回:27.1万件←26.9万件)・米・失業保険継続受給者数:216万人(予想:205.0万人、前回:210.1万人←210.5万人)・米・10月消費者物価指数:前年比+6.2%(予想:+5.9%、9月:+5.4%)・米・10月消費者物価コア指数:前年比+4.6%(予想:+4.3%、9月:+4.0%)・米・10月消費者物価指数:前月比+0.9%(予想:+0.6%、9月:+0.4%)・米・10月消費者物価コア指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、9月:+0.2%)ダウ、ナスダックは下げてスタートのようですね。〔NY外為〕円、113円台前半(10日朝)23:31 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク外国為替市場では、米インフレ指標の大幅な伸びを受けて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=113円台前半に下落している。午前9時現在は113円35~45銭と、前日午後5時(112円83~93銭)比52銭の円安・ドル高。 米労働省が朝方発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.2%上昇と、市場予想(ロイター通信調べ)の5.8%上昇を上回った。伸び率は約31年ぶりの高水準。インフレ高止まり長期化への警戒感が根強い中、米長期金利の上昇もドル買いを後押しし、市場は統計発表直後、円売り・ドル買いが若干勢いづいた。 ただ、足元のインフレについて、米連邦準備制度理事会(FRB)が「大部分は一時的とみられる要因を反映したもの」とする見解に沿うとの見方もあり、反応は限られた。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1555~1565ドル(前日午後5時は1.1590~1600ドル)、対円では同131円00~10銭(同130円84~94銭)と、16銭の円安・ユーロ高。(了)〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは続落、157ポイント安(10日朝)23:43 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、米消費者物価が約31年ぶりの高い伸びとなったことを受けてインフレへの警戒感が強まる中、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比6.38ドル安の3万6313.60ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は157.77ポイント安の1万5728.77。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の1銘柄が値を上げてスタートしましたね。大きく変動しているものはないですね。
2021.11.10
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11月9日(火)、雨~曇り~時々晴れです…。寒冷前線の通過と共に天候もめまぐるしく変化します。そんな本日はホーム1:GSCCの西コースで開催のシニア・レディス競技にエントリー…、9時24分スタートです。6時40分頃に起床。曇り時々雨です。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。気力が出ませんが、身支度をして、8時20分頃に家を出る。8時50分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、着替えて、練習場へ…。雨のせいかキャンセルが出ていて、スタート時間は9時32分に変更です。レインウェアを着て、パターの練習だけ…。本日の競技は西コースのホワイトティー:6177ヤードです。ご一緒するのは、モさん(7)、ハさん(7)、アさん(10)です。本日の僕のハンディは(7)とのこと。OUT:1.1.1.1.0.2.-1.1.0=42(15パット)1パット:4回、3パット:1回、パーオン:1回。1打目のミスが3回、2打目のミスが6回、3打目のミスが2回、アプローチのミスが2回、パットのミスが2回…。このミスではどうにもなりません…、スタート前に練習もしていないし…。10番のスタートハウス前でドーピング。IN:0.1.-1.1.3.-1.1.1.0=41(14パット)0パット:1回、1パット:3回、3パット:1回、パーオン:1回。1打目のミスが2回、2打目のミスが5回、3打目のミスが1回、アプローチのミスが2回、パットのミスが2回…。ひどいですね…。皆さん、横並びにスコアが悪いです…。握らなくて良かった…。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64.5kg,体脂肪率20.2%,BMI22.3,肥満度+1.45…でした。帰宅すると15時頃。焼き菓子とコーヒーでおやつタイム。本日の夕食は肉豆腐とのこと。楽しみに待ちましょう。1USドル=112.83円。1AUドル=83.70円。昨夜のNYダウ終値=36432.22(+104.27)ドル。本日の日経平均終値=29285.46(-221.59)円。金相場:1g=7344(+13)円。プラチナ相場:1g=4297(+60)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の15銘柄が値を上げて終了しましたね。ユニティ・ソフトが大きく上げて、ザイリンクスも上げましたね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の9銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では5銘柄が値を上げて終了しましたね。エンビブロが大きく下げて、Jフロントリテイリングも下げましたね。〔米株式〕NYダウ最高値更新=ナスダックも、インフラ法案可決好感(8日)☆差替6:33 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク株式相場は、1兆ドル規模の米インフラ投資法案の議会通過を好感し、2営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比104.27ドル高の3万6432.22ドルと、史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は10.77ポイント高の1万5982.36と、最高値を塗り替えて引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前営業日比5078万株減の8億9418万株。 米下院は5日、上院を8月に通過した1兆ドル規模のインフラ投資法案を賛成多数で可決。バイデン大統領の成長戦略の一環で、老朽化した橋・道路の改修事業や、鉄道などの整備が含まれており、素材などの関連銘柄が買われた。ダウは米建設機械大手キャタピラーが上げをけん引し、終日堅調な値動きを維持した。 ただ、ダウはこのところ史上最高値更新が続いており、利益確定の売りも出やすく、上値も重かった。市場では「堅調な相場の背景には、基本的に決算全般が良いことがある。米金融政策に対する警戒感が薄れているほか、スタグフレーション懸念は行き過ぎだったとの見方も出ている」(日系証券)との声が聞かれた。 一方、ナスダック総合指数は11営業日続伸し、うち8営業日で終値の最高値を更新した。 業種別では、素材、エネルギーが特に堅調。公益、一般消費財、必需品は軟調だった。 個別銘柄では、キャタピラーが4.0%高。アメリカン・エキスプレスが1.9%高、ビザが1.8%高。ユナイテッドヘルス・グループが1.5%高、メルクが1.3%高。インテルは1.2%高。 一方、ナイキは3.2%安。電気自動車(EV)大手テスラは、マスク最高経営責任者(CEO)が自身が保有する株式の約1割を売却する方針を示したため、4.8%安。(了)〔NY外為〕円、113円台前半(8日)7:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、次の手掛かり材料待ちで動意に乏しく、1ドル=113円台前半で浮動した。午後5時現在は113円17~27銭と、前週末同時刻(113円36~46銭)比19銭の円高・ドル安。 前週の米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和縮小)決定や雇用統計の発表をこなして、レンジ取引に終始した。パウエルFRB議長は3日の会見で早期の利上げに慎重な姿勢を示しており、利上げ観測に支えられたドル買いはひとまず一服。ただドルの下値は堅く、円は113円台前半で足踏み状態となった。 市場の関心は、週末にかけて発表される米卸売物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)、ミシガン大期待インフレ率などの一連の物価指標に向いている。 パウエルFRB議長はこの日午前に講演したものの、景気見通しや金融政策には言及せず。クラリダ副議長をはじめとするFRB高官らがインフレ動向や利上げ想定時期について発言したが新味に乏しく、材料視されなかった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1581~1591ドル(前週末午後5時は1.1563~1573ドル)、対円では同131円18~28銭(同131円12~22銭)と、06銭の円安・ユーロ高。(了)〔東京外為〕ドル、112円台後半=株価下落、1カ月ぶり安値(9日午後3時)15:05 配信 時事通信 9日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の下落から相対的に「安全資産」とされる円が買われやすくなり、1ドル=112円台後半と約1カ月ぶりの安値水準となった。午後3時現在、112円77~81銭と前週末(午後5時、113円56~56銭)比79銭のドル安・円高。 為替市場では米国の利上げ時期が当面先になるとの見方を背景に、短期的には日米間の金利差の縮小を意識したドル売りが出やすい地合いとなっている。これまでは株高を受けたドル買いが下押し圧力の抵抗となる場面も多かったが、この日は日経平均が軟化したことからドル円は下げ足を速める展開となった。正午前に節目の113円を割り込むと、一時112円70銭近辺まで水準を下げる場面もあった。「米株先物が時間外取引でマイナス圏に沈んでいることも売りを加速させた」(外資系証券会社)ようだ。 もっとも「押し目買いを狙う個人投資家も多い」(FX会社)とされ、一段の安値を追う動きには至っていない。 ユーロは午後に入って対円で小動き、対ドルでは強含んでいる。午後3時現在、1ユーロ=130円81~81銭(前日午後5時、131円27~28銭)、対ドルでは1.1599~1599ドル(同1.1559~1560ドル)。(了)〔東京株式〕3日続落=円高進み売り膨らむ(9日)☆差替15:07 配信 時事通信 【第1部】朝方は米国株の最高値更新を受けて買いが先行したが、円高進行や米株価指数先物の下落が嫌気され、売りが膨らんだ。終値は日経平均株価が前日比221円59銭安の2万9285円46銭、東証株価指数(TOPIX)は16.45ポイント安の2018.77と、いずれも3営業日続落した。 79%の銘柄が値下がりし、値上がりは18%。出来高は11億9955万株、売買代金は2兆7458億円。 業種別株価指数(全33業種)では繊維製品、ゴム製品、海運業の下落が目立った。上昇は情報・通信業、鉄鋼、鉱業の3業種だった。 【第2部】続落。出来高3億3276万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続落。(了)日本株は3日続落、円高を警戒した先物売り-海運や空運が安い2021年11月9日 8:01 JST 更新日時 2021年11月9日 15:24 JST ブルームバーグ 東京株式相場は3営業日連続で下落。外国為替市場で円相場が対ドルで112円台の円高に推移し、株価指数先物などに警戒した売りが出た。朝方は上昇して始まったものの、日経平均株価で3万円が視野に入る高値圏では利益確定目的の売りが徐々に広がり投資家の姿勢を慎重にした。きのう大幅に値を上げた海運や空運株が安い。TOPIXの終値は前日比16.45ポイント(0.8%)安の2018.77日経平均株価は221円59銭(0.8%)安の2万9285円46銭 市場関係者の見方 証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長取引開始後は先物売りが出た。日経平均が3万円に近づき、利益を確定する動きが出やすい。多くの投資家が3万円近辺の高値圏では積極的な買いを入れづらい株式市場で上値を追う材料がなく、為替が円高になっているのも上値を抑えている値下がり銘柄数の方が多いが、巨額の自社株買いを発表したソフトバンクGは日経平均株価への寄与度が大きく同指数の支えになっている SBI証券の鈴木英之投資情報部長原材料高が利ざやを悪化させる企業業績への警戒感が広がっている。鋼材高などを理由に通期純利益予想を下方修正した川崎重工の株価も大きく下げ、不安が広がったきょうは円高が進んでおり、輸出関連に一部影響する可能性はある。ただ円安局面で日本株への上昇寄与は限定的だった印象で、きょうの下げも一時的な動きになりそうだ 東証33業種上昇率上位 情報・通信、鉄鋼、鉱業下落率上位 繊維、ゴム製品、海運、不動産、水産・農林、陸運、空運 背景ドル・円相場は1ドル=112円台後半で推移、前日の日本株終値時点は113円57銭ソフトバンクG、1兆円上限に自社株買いへ【米国市況】S&P500種は8連騰、景気への楽観強まる-国債下落9日の日経平均は続落、円高と米株先物安が重し2021年11月9日午後4:10 ロイター編集[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。米株高を好感して始まったものの、円高や時間外取引で米株先物が軟調に推移したことが重しになった。そうした中で、ソフトバンクグループをはじめ自社株買いを発表した銘柄が堅調となり、自社株買いが相場テーマになるとの見方も出ている。8日の米国株式市場は小幅高。S&P総合500種とナスダック総合は8営業日連続で終値での最高値を更新。ダウ工業株30種も2営業日連続で最高値で引けた。これを受けて日本株は堅調な始まりとなったが、よりどころとなる米株は、時間外取引で先物が軟調に推移。さらに、外為市場でドル/円が112円台まで円高に進んだことも重しとなり、安値もみあいで推移した。ただ、指数寄与度が大きいソフトバンクグループが前日に自社株買い1兆円の方針を発表したことを好感して大幅上昇したことが日経平均の下支え要因となったほか、立ち会い時間中に自社株買いを発表した大成建設、明治ホールディングスなどが上値追いとなるなど「物色面では自社株買いを発表した銘柄に関心が集まり、当面の相場テーマとなりそうだ」(国内証券)という。市場では「米株高を考慮すれば堅調に推移しても不思議ではないところだが、現時点でみえてきた国内の(岸田政権の)政策は需要喚起策のみで将来の成長を感じさせない。そのあたりを気にする投資家も多いのではないか」(東海東京調査センター・シニアストラテジストの中村貴司氏)との声も聞かれた。TOPIXは0.81%安。東証1部の売買代金は2兆7458億9100万円だった。東証33業種では、繊維業、ゴム製品、海運業など30業種が下落し、値上がりは情報・通信業など3業種にとどまっている。個別では、トヨタ自動車など主力の輸出関連株に軟調な銘柄が目立つほか、ファーストリテイリングが大幅安。半面、ソフトバンクグループが商いを伴って大幅高となった。一方、東証2部市場に新規上場した日本調理機は、公開価格を1.47%上回る2750円で初値を付けた後は弱もちあいとなった。東証1部の騰落数は、値上がり400銘柄に対し、値下がりが1719銘柄、変わらずが64銘柄だった。オアシス、NIPPO対抗買収を呼び掛け ENEOSのTOBで2021年11月9日午後1:45 ロイター編集[東京 9日 ロイター] - ENEOSホールディングスなどによるNIPPOの株式公開買い付け(TOB)について、株主である香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントは9日までに、対抗買収の提案を呼び掛け始めた。オアシスは、複数の潜在的な買付者と議論しているものの、敵対的買収とみなされる懸念から買付者が提案を保留にしているとも明らかにした。オアシスによると、NIPPOからは書簡で、同社特別委員会がTOBへの対抗買収提案を検討する用意があるとの説明を受けた。NIPPOの書簡は、ENEOS側にも他の買付者を受け入れ、提案を敵対的とはみなさないことを確認しているとしているという。ENEOSホールディングスは9月、NIPPOをTOBで非公開化すると発表した。米ゴールドマンサックスなどと共同出資する特別目的会社を通じたENEOSなどによるTOBの価格は1株4000円。米国株式市場=最高値更新、テスラ売られ終盤に上げ幅縮小2021年11月9日午前6:50 ロイター編集[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場は小幅高で取引を終えた。インフラ投資法案の可決を好感し、序盤に値を上げたが、テスラ株の下げが重しとなり終盤に上げ幅を縮小した。ただ、S&P総合500種とナスダック総合は8営業日連続で終値での最高値を更新。ダウ工業株30種も2営業日連続で最高値で引けた。テスラはマスク最高経営責任者(CEO)がツイッター上での投票を受けて保有するテスラ株の約1割を売却するとしたことを受けて4.9%下落。マスクCEOは7日、ツイッターのユーザーが売却案を承認すれば持ち株の1割を処分するとツイート。投票には350万人以上が参加し、57.9%が売却を支持した。この日は景気動向に敏感なシクリカル銘柄や半導体株が上げを主導。フィラデルフィア半導体指数も最高値で引けた。バイデン政権の看板政策の一つである1兆ドル規模のインフラ投資法案が議会を通過したことを受け、工業株や素材株も買われた。キングスビュー・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「週末に、すでに過熱している経済にさらに1兆ドルが投入された。株式市場にとって非常に良い材料と受け止められている」と語った。キャタピラー、クリーブランド・クリフス、フリーポート・マクモラン、USスチールは2.7─6.5%高。議会では1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案が次の焦点となっている。ディーズ米国家経済会議(NEC)委員長によると、下院は来週に同法案の採決を実施する見通しという。S&P主要11セクターでは素材が1.2%高と最大の上昇率を記録。一方、公益事業は最大の下げとなった。第3・四半期決算シーズンは終盤を迎えており、5日時点でS&P500種採用企業のうち445社が決算を発表済み。リフィニティブによると、このうち81%がアナリストの予想を上回っている。暗号資産(仮想通貨)のイーサが最高値を更新し、ビットコインが最高値近辺を付ける中、関連銘柄が上昇した。コインベース・グローバル、ライオット・ブロックチェーン、マラソン・デジタル・ホールディングス、マイクロストラテジーは5─18%高。香水・化粧品のコティは15.1%上昇。通年の売上高見通し引き上げが好感された。新規上場したネクストドア・ホールディングスは値動きの荒い展開となる中、17%高で引けた。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.37対1の比率で上回った。ナスダックでは1.21対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は110億株。直近20営業日の平均は106億6000万株。NY外為市場=ドル下落、米インフレ指標やFRB当局者発言に注目2021年11月9日午前6:45 ロイター編集[ニューヨーク 8日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが下落。週内に発表される米インフレ指標や米連邦準備理事会(FRB)当局者による一連の発言が注目される。ドルは先週末、予想を上回る米雇用統計を受け、15カ月ぶり高値を付けていた。8日はFRB当局者の発言が相次ぎ、金利政策を巡る議論に焦点が当てられた。クラリダFRB副議長は、FRBが「利上げを検討するにはまだ程遠い」としながらも、自身の経済通しが正しければ、「フェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標引き上げの条件は2022年末までに達成される可能性がある」と指摘した。セントルイス地区連銀のブラード総裁は、FRBが22年半ばをめどにテーパリングを終了し、年末までに2回の利上げを実施するという見通しを示した。投資家の関心は10日発表される米消費者物価指数(CPI)に向けられている。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「今週はインフレが焦点となる。利上げのタイミングを示唆するデータが入手されるまで、狭いレンジでの取引となる可能性がある」と述べた。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.19%安の94.046。CIBCキャピタル・マーケッツのFX戦略・北米主任、バイパン・ライ氏は「市場は先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明と雇用統計の内容を消化している。これらは引き続き、来年終盤の利上げの可能性を示唆している」と述べた。豪ドル/米ドルは0.28%高。ニュージーランドドル/米ドルも0.58%高。ニュージーランドのアーダーン首相は、コロナ制限措置が月末までに段階的に解除される公算が大きいと表明した。ユーロは0.17%高の1.1588ドル。欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは、現在見られているインフレ高進に対応するために利上げを実施すれば、むしろ逆効果になるとの考えを示した。ポンドは0.54%高の1.3561ドル。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは4%高の約6万5936.62ドル。イーサは一時最高値となる4768.07ドルを付けた後、3%高の3093.48ドル。ドル/円 NY終値 113.22/113.25年初来上昇率70%! アルファベットの時価総額も2兆ドル突破それでもPERは24倍程度2021/11/09 04:55 ブルームバーグ 会社四季報8日の米株式市場で、米グーグルの親会社アルファベットの株価が上昇。時価総額は一時、初めて2兆ドル(約226兆円)を突破した。デジタル広告支出の回復やクラウド事業の拡大が株価を押し上げた。同社のクラスA株式は一時1.2%上昇し、上場来高値を更新。5営業日続伸で推移している。売上高ベースでの米ハイテク企業上位5社の中でアルファベットの株価は年初来で最も値上がりしており、上昇率は70%。主な買い材料となっているのは同社の広告事業だ。時価総額が2兆ドルを突破したのは同社以外に米アップルとマイクロソフトのみ。マイクロソフトは今年に入り、同水準を上回った。アルファベットの時価総額が1兆ドルに到達したのは2020年1月だった。ボケ・キャピタル・パートナーズの創業者で最高投資責任者(CIO)のキム・フォレスト氏は「ただの数字にすぎないものの、リーディングカンパニーがどの企業なのかを示している」とインタビューで発言。「非常にシンプルな話だ。市場はこれら企業の成長やその見通しを高いバリュエーションで評価している」と指摘した。アルファベット株の強気派は株価のさらなる上昇を見込む。バリュエーションが割安なことに加え、時価総額の大きい競合他社の大半より伸び率が高いことが背景だ。アルファベット株の予想株価収益率(PER)は24倍程度と、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトよりも低い。ただ、メタ・プラットフォームズよりは割高な水準となっている。アメリカFRB、高リスク資産の止まらない価格上昇に警告危険な急落の恐れが高まると指摘2021/11/09 06:26 ブルームバーグ 会社四季報米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、半期に一度の金融安定報告を発表し、リスクの高い資産の価格が上昇し続けており、経済情勢が悪化すれば危険な急落の恐れが高まっていると警告した。FRBはその中で、「投資家のリスクセンチメントが悪化したり、新型コロナウイルス感染封じ込めの進展が鈍るか、景気回復が失速したりすれば、資産価格は大幅下落に見舞われやすい状況が続いている」と指摘した。8日の米国市場でダウ平均など3指数を押し上げた楽観論10年債利回り1.50%に上昇2021/11/09 07:00 ブルームバーグ 会社四季報8日の米株式相場は小幅ながら続伸し、主要指数がそろって最高値を更新。S&P500種株価指数は2017年以来で最長となる8営業日連続高となった。底堅い企業決算や堅調な雇用統計、新型コロナウイルス感染症の治療薬開発での進展などを背景に、米景気への楽観が強まった。・米国株は主要指数そろって最高値-S&Pは8日続伸・米国債は下落、10年債利回り1.50%に上昇・ドル下落、対円は113円台前半-資源国通貨が高い・NY原油は上げ縮小、米国が価格上昇抑制へ行動を示唆・NY金は上昇、ドル下落で-米中のインフレ指標待ちS&P500種ではエネルギー株や素材銘柄が堅調だった。好景気の恩恵を受けるとみられる銘柄に買いが入った。一方、ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は小反落。テスラが5%近く下げたことが響いた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はツイートで、自身が保有する同社株の10%を売却する案を示し、ツイッター上での投票参加者の過半数が同案に賛成した。3指数とも上昇S&P500種は前週末比0.1%高の4701.70。ダウ工業株30種平均は104.27ドル(0.3%)高の36432.22ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。パイパー・サンドラーのクレイグ・ジョンソン氏は「インフレ懸念やサプライチェーン問題が、最高値を更新する上昇相場でチャンスを逃すことへの懸念に置き換わっている」とリポートで指摘。「力強い需要や景気のモメンタムは引き続き企業業績を押し上げている。ワクチンの開発や接種の広がりで、新型コロナを巡る懸念も弱まっている」と記した。米国債相場は下落。3年債入札の需要が低調だったことなどが重しとなった。ニューヨーク時間午後4時13分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.50%。原油高で産油国通貨が値上がり外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して下落。インフラ包括法案の可決の後で、米株式相場が上昇したことが背景。原油高を追い風に、産油国通貨は値上がりした。ニューヨーク時間午後4時14分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ドルは対円で0.2%安の1ドル=113円23銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1591ドル。ニューヨーク原油先物相場は続伸。サウジアラビアが値上げしたことが支えとなった。ただ、米国が原油・ガソリン価格高に対応すると示唆したことから、上げ幅を縮小した。グランホルム米エネルギー長官は、バイデン大統領が対応策を今週発表する可能性があると発言。米国はこれまで、戦略石油備蓄(SPR)放出を選択肢の一つとして検討していると明らかにしている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は前営業日比66セント(0.8%)高の1バレル=81.93ドルで終了。一時は1.7%値上がりしていた。ロンドンICEの北海ブレント1月限は69セント高の83.43ドル。 ニューヨーク金相場は上昇。スポット相場は約2カ月ぶりの高値を付けた。ドルが下落したことから、海外投資家にとって金の投資妙味が高まる格好となった。市場は今週発表される米国と中国のインフレ指標を待っている。スポット価格はニューヨーク時間午後1時38分までに、前営業日比0.4%高の1オンス=1825.65ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%高の1828ドルで終了した。著名投資家バフェット氏もいよいよ株高警戒を示唆バークシャー4四半期連続の売り越し2021/11/09 09:55 ブルームバーグ 会社四季報著名投資家ウォーレン・バフェット氏は高騰する株式相場に警戒感を示している。同氏率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイは、7-9月(第3四半期)に2008年までさかのぼるデータで最長の4四半期連続で株式を売り越した。現金保有は9月末時点で過去最高の1492億ドル(約16兆8900億円)に膨らんだ。7-9月期の株式売越額は約20億ドル。主要株価指数の最高値更新が続く中、バフェット氏が割安な投資先を見つけるのに苦戦したことを示す。バークシャーによる株式売り越しは4四半期連続 6日に開示されたバークシャー・ハサウェイの証券取引委員会(SEC)への届け出によると、主に銀行や保険、金融投資関連株の保有縮小が全体の売り越しにつながったもようだ。具体的な保有株の変動については今月中に発表する予定。大正製薬が後場マイナス転換、上期決算の大幅減益着地を嫌気2021/11/09 14:21 会社四季報市販薬最大手の大正製薬ホールディングス(4581)が後場に入りマイナス転換した。5営業日続落し、一時は5730円と7月9日の年初来安値5810円を更新した。午後1時55分現在、前営業日比210円(3.5%)安の5850円で推移している。本日午後0時30分に今2022年3月期上期(2021年4~9月)連結決算を発表し、嫌気された。営業利益は23億1300万円(前年同期比85.8%減)、純利益29億0800万円(同74.3%減)で着地した。医薬品事業で薬価改定や後発医薬品等の影響があった。骨粗しょう症治療薬「エディロール」の中外製薬(4519)との販売提携終了の影響が出た。市販薬事業では「リアップシリーズ」が減収となったほか、欧米地域で減収となった。(取材協力:株式会社ストックボイス)NTTデータ、上期税引き前が77%増益で着地・7-9月期も74%増益2021年11月09日15時00分 株探ニュース NTTデータ が11月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結税引き前利益は前年同期比76.9%増の1110億円に拡大し、通期計画の1750億円に対する進捗率は63.5%に達し、4年平均の46.7%も上回った。 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前利益は前年同期比5.5%減の639億円に減る計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結税引き前利益は前年同期比74.2%増の620億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.8%→10.0%に大幅改善した。接種の案内はがき 11歳194人に誤送付 恵那市地域 2021年11月9日 (火) 配信岐阜新聞 岐阜県恵那市は8日、新型コロナウイルスワクチン未接種者に対するワクチン接種の案内はがきを、接種対象外である11歳の市民194人に誤って送付した、と発表した。 市によると、3日に新型コロナ感染者が急増したため、非常事態宣言を発出。感染防止対策の一環で同日、未接種者4359人にはがきを送付した。この中に本年度内には接種対象である12歳の誕生日を迎えるものの、1日時点では到達していなかった市民も含まれていた。市民から問い合わせの電話があり発覚した。 市はおわびのはがきを送付し、誕生月経過後に発送する接種券が届いてから予約するよう求めた。担当者は「今後は複数職員による送付前のチェックを徹底する」としている。明日の戦略-ソフトバンクG急騰も日経平均は大幅安、目先は調整色が強まるか16:50 配信 トレーダーズ・ウェブ 9日の日経平均は大幅に3日続落。終値は221円安の29285円。50円程度上昇して始まり、すぐに上げ幅を200円超に広げたものの、買いは続かず。開始10分程度で天井を打つと、以降は値を消す流れが続いた。前場のうちに序盤で作った貯金を取り崩し、前引けは29円高とかろうじてプラスを保った程度。後場はスタートからマイナス圏に沈んで29500円を下回ると、売りに勢いがついて一気に下げ幅を200円超に広げた。29200円台に突入した後は、売り一巡感が出てきて下げ渋った。しかし、戻りを試すような動きは見られず、そのまま安値圏で取引を終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7400億円。業種別では情報・通信、鉄鋼、鉱業が上昇しており、プラスはこの3業種のみ。一方、繊維やゴム製品、海運などが弱い動きとなった。自己株取得を発表した大成建設や、上方修正を発表した鹿島が後場急騰。前日には大林組や清水建設のさえない決算を受けて連想売りに押されていただけに、ポジティブな反応も大きくなった。半面、上期が減益着地となったダイワボウホールディングスが後場に急落した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり400/値下がり1719。自己株取得の発表が好感されたソフトバンクGが買いを集めて10.5%高。主力どころでは太陽誘電やZHDの動きの良さが目立った。足元で騰勢を強めているアスタリスクが、全市場の売買代金トップ10入りする大商いで10%超の上昇。子会社設立のリリースが好感されたDLEが値を飛ばした。上期が大幅増益となったいすゞが年初来高値を更新し、通期見通しを大幅に引き上げた日本電波工業がストップ高。日経新聞の記事を材料にオーケーによる買収期待が再燃した関西スーパーマーケットがストップ高となった。 一方、ファーストリテイリングが弱く、3%を超える下落。日本郵船など海運株が下落したほか、ファナックやルネサスが弱い動きとなった。東レは通期の利益見通しを引き上げたが、純利益の小幅な修正にとどまったことが失望を誘って大幅安。通期の純利益見通しを引き下げた川崎重工や、上期の赤字幅が計画比で拡大する見込みとなった青山商事が急落した。上方修正を発表したグローバルウェイは買いが先行したものの、失速して6%を超える下落。上期が大幅増益となった飯田GHDは、通期見通し据え置きが嫌気されて10%を超える下落となった。 本日は東証2部に日本調理機が新規上場。初値は公開価格を若干上回ったが、終値は初値や公開価格を下回った。 日経平均は221円安。前日の米国市場では主要3指数がそろって上昇し、自己株取得を発表したソフトバンクGは10%を超える上昇。221円安ではなく221円高でも物足りないくらいであるが、現実は厳しく、さえない1日となった。きょうはソフトバンクGが強かった分を修正するかのようにファーストリテイリングが弱く、指数としての日経平均の買いづらさが意識された。派手に上昇したソフトバンクGも、寄り付きから一気に水準を切り上げた後は小動きで、これでは1日前に買った投資家しか喜べない。決算プレイが盛り上がることは相場の活況につながる点で悪くない話ではあるが、現状ではそのトレードが派手になりすぎて短期トレーダー以外は手を出しづらい状況となっている。日経平均は5日線(29543円、9日時点、以下同じ)や節目の29500円を大きく下回った。目先は13週線(29030円)や25日線(28818円)が控える29000円近辺までの下げはあるとみておいた方が良い。明日の日本株の読み筋=上値の重い展開か、米CPI控え様子見も16:51 配信 モーニングスター現在値ソフトBG 6,808 +647 あす10日の東京株式市場で、主要株価指数は上値の重い展開か。決算発表が相次ぐ中、業績にらみの展開に変わりはないが、日経平均株価は朝高後に押し戻されるパターンが続き、9日は3連敗で4営業日連続の陰線形成となった。米国株高の影響は一時的で、国内発のインパクト材料が浮上しないと、戻り売りへの警戒感から利益確定売りが出やすい状況とみられる。折しも現地10日には、インフレ率を分析するための最重要指標である米10月CPI(消費者物価)の発表を控えており、様子見ムードに傾く可能性もある。 9日の日経平均株価は大幅に3営業日続落し、2万9285円(前日比221円安)引け。朝方は、8日の米国株式が連日で最高値を更新した流れを受け、一時240円超上昇した。買い一巡後は、売り優勢に傾き、下げに転じた。時間外取引で米株価指数先物が安く、円高進行も重しとなり、後場入り後には下げ幅が260円を超えた。この日は、上限1兆円の自社株買いが好感されたソフバンG の株高が指数を137円弱押し上げる要因となったが、それを打ち消す下げとなり、総体的な売り圧力の根強さがうかがえる。一部では、「全体的に業績は悪くなく、大きく下がることはないとみている」(国内投信)との声も聞かれた。本日の競技の成績速報が出ていますね。ゴールドシニアの部(東コース)には10人が参加して、トップは86(13)=73とのこと。グランドシニアの部(東コース)には10人が参加して、トップは92(27)=69とのこと。シニアの部(西コース)には22人が参加して、トップは82(17)=65とのこと。僕は83(7)=76で14位でした。レディスの部(西コース)には9人が参加して、トップは93(21)=72とのこと。お疲れ様でした。今晩のNY株の読み筋=米10月PPIに注目16:52 配信 モーニングスター 9日の米国株式市場は、米10月PPI(生産者物価指数)が注目となる。市場予想の平均値は前月比0.6%上昇、前年比では8.6%上昇。ダウ工業株30種平均は前週末のインフラ法案の可決を材料に連日で過去最高値を更新しているが、PPIが強い結果だった場合、10日の米10月CPI(消費者物価指数)への警戒感から利益確定売りが強まる恐れがある。なお、きょうもパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言機会があるが、前日同様に金融政策や景気見通しに対する言及がなければ市場の反応は限られそうだ。<主な米経済指標・イベント>主な経済指標=米10月PPI(生産者物価指数)主な企業決算=ドアダッシュ、コインベース・グローバル主な要人発言=パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長〔ロンドン外為〕円、112円台後半(9日午前9時)18:08 配信 時事通信 【ロンドン時事】9日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、円買い・ドル売りが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=112円台後半に上昇した。午前9時現在は112円85~95銭と、前日午後4時(113円15~25銭)比30銭の円高・ドル安。 対ユーロは1ユーロ=130円80~90銭(前日午後4時は131円15~25銭)と、35銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1585~1595ドル(1.1585~1595ドル)。(了)医薬品卸に再び談合容疑 九州の6社に立ち入り 国立病院の入札舞台11/9(火) 11:00配信 朝日新聞デジタル 独立行政法人「国立病院機構」が発注する医薬品の入札で談合の疑いがあるとして、公正取引委員会は9日午前、九州の医薬品卸6社に対し、独占禁止法違反(不当な取引制限)容疑で立ち入り検査を始めた。関係者への取材でわかった。公取委は昨年12月、別の独法発注の入札を巡る談合容疑で大手卸系の3社を刑事告発。この事件を調べる過程で今回の容疑が新たに浮上したとみられる。 検査を受けているのは、九州シェア首位のアステム(本社・大分市)、アトル、翔薬、九州東邦(いずれも同・福岡市)、富田薬品(同・熊本市)、アルフレッサ(同・東京)の九州の拠点。 関係者によると、6社は2016年度以降、国立病院機構本部が発注する医薬品の一般競争入札で、事前に話し合って受注者を決めていた疑いがある。入札は、九州にある機構の病院と労働者健康安全機構が運営する労災病院の計31病院向けに、納入業者と単価を決めるもの。機構の発注額は毎年200億円前後だったとみられるという。 アトル、翔薬、九州東邦、アルフレッサはそれぞれ、業界の4大グループとされるメディパルホールディングス(HD)、スズケン、東邦HD、アルフレッサHDの子会社。今回検査を受けている6社で、九州・沖縄地区のシェア8割を占めるとされる。医療費、3年連続で過去最高に 2019年度は44兆円11/9(火) 16:45配信 朝日新聞デジタル 厚生労働省は9日、病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた2019年度の医療費の総額「国民医療費」が、前年度より9946億円(2・3%)増えて44兆3895億円となったと発表した。3年連続で過去最高を更新した。 国民1人あたりでみると、前年度から8600円(2・5%)増の35万1800円だった。年齢別では「0~14歳」が16万4300円、「15~44歳」が12万6千円、「45~64歳」が28万5800円、「65歳以上」が75万4200円。 19年度は新型コロナウイルスの感染拡大が本格化する前だった。20年度の医療費は、受診控えの影響で押し下げられるとみられている。【9日・新型コロナ詳報】友人、家族を中心とするクラスターが拡大 岐阜県で5人感染、このうち20代が3人11/9(火) 18:58配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は9日、岐阜市、多治見市、本巣郡北方町などで計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者が5人以下となるのは3日連続で、いずれも感染経路は判明している。感染者は累計1万8874人となった。 クラスター(感染者集団)関連では、運動や食事を共にした多治見市などの友人らのクラスターで1人増え、計7人となった。 岐阜市の家族を中心としたクラスターも1人増え、計11人となった。 新たに確認されたクラスターはなかった。 8日時点の入院患者は48人で、病床使用率は5・4%。宿泊療養施設の入所者は37人。重症者は1人。 新規感染者の内訳は、岐阜市2人、多治見市1人、北方町1人、県外1人。年代別は、20代3人、40代1人、50代1人。NY株見通し-底堅い展開か 経済指標は10月PPIなど20:40 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は底堅い展開か。昨日は1兆ドル規模のインフラ法案が下院を通過したことが好感され主要3指数がそろって最高値更新を続けた。ダウ平均はキャタピラーなどのインフラ関連銘柄の上昇にけん引され104ドル高と先週金曜日に続いて史上最高値を更新した。S&P500は1997年以来となる8日連続での終値の最高値更新を記録し、ナスダック総合は2019年以来の11日連騰となった。今晩の取引でもインフラ投資や経済活動正常化による景気回復期待や年末ラリーへの期待を背景に底堅い展開か。経済指標では寄り前に10月生産者物価指数 (PPI)が発表される。午後には米10年債入札も予定され、長期金利の動向が注目される。 今晩の米経済指標・イベントは10月PPIのほか、10月NFIB中小企業楽観度指数など。パウエルFRB議長やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁などの講演も予定されている。企業決算は寄り前にD.R.ホートン、カーディナルヘルス、引け後にウィン・リゾーツなどが発表予定。金運を呼ぶ?お金持ちが好きな「数字」20:30 配信 あるじゃん(All About マネー)お金が貯まる人、貯まらない人の違いのひとつに、数字(金額)の使い方に違いがあります。お金が貯まる人が実践している数字の使い方はどのようなものなのでしょう?◆お金持ちは端数が好き!?預金口座からお金を引き出す場合、多くの人が切りの良い5000円、1万円という金額を引き出しますが、お金が貯まる人は、わざと切りの良い数字にせずに端数の4000円や9000円を引き出します。その理由は実にシンプル!……端数で足りるからです。そもそも切りの良い金額でなくても足りるにも関わらず、お金を余分に引き出してしまうのは無駄遣いに直結します。無駄遣い防止のためにも、必要な金額のみを引き出す習慣を身につけたいものです。またお金持ちやセレブの人たちは神社に定期的に参拝している人が多く、初穂料といって正式に参拝するときに支払うお金にも遊び心を持っています。神社のなかには初穂料の金額を参拝者に任せているところもあり、聞いたところでは、「1万1111円」「8888円」「2951円(福来い)」「4150円(良いご縁)」等の金額を包む人もいるそうです。縁起を担いでゾロ目や語呂合わせをしながら参拝をするのは、余裕の表れでしょうか?◆海外セレブはシンメトリーにこだわるシンメトリーとは左右対称や釣り合いがとれていることを意味します。海外セレブの場合、何かを購入するときの基本はシンメトリー。つまり偶数個で揃えているのです。特に食器やカトラリー等のテーブルウエアはシンメトリーを死守。日本人の感覚でショップ行って「5人分のセットを下さい」と言えば、店員さんにシンメトリーで揃えることを強くすすめられることでしょう。私もすすめられた経験があり、シンメトリーで購入しました。パーティーをするときのこだわりも凄まじく、招待人数は必ず偶数。急な欠席連絡があっても、席にはテーブルウエアを揃えたままにしてシンメトリーを保ちます。実はシンメトリーには、金運アップをする力があるといわれています。バランスを保つことは運気アップにもつながります。セレブを目指すなら、シンメトリーにこだわってみるといいかもしれませんね。〔NY外為〕円、113円台前半(9日午前8時)22:26 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円02~12銭と、前日午後5時(113円17~27銭)比15銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1567~1577ドル(前日午後5時は1.1581~1591ドル)、対円では同130円83~93銭(同131円18~28銭)。(了)〔NY外為〕円、112円台後半(9日朝)11/9 23:23 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】9日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下などを背景にドル売りが優勢となる中、1ドル=112円台後半に上伸している。午前9時現在は112円80~90銭と、前日午後5時(113円17~27銭)比37銭の円高・ドル安。 前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計の結果を受け、市場では連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利上げ観測がやや後退している。この日は米長期金利が一段と低下したことを手掛かりに、海外市場で円買い・ドル売りが先行。円相場は一時112円70銭付近まで上昇した。 こうした流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は113円07銭で取引を開始した。米労働省が朝方発表した10月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.6%上昇し、市場予想(ロイター通信調べ、中央値)と一致。前年同月比では8.6%上昇と、前月に続き過去最大の伸びとなった。同統計の発表後、市場はドル売りで反応し、円相場は再び112円台に強含んでいる。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1590~1600ドル(前日午後5時は1.1581~1591ドル)、対円では同130円85~95銭(同131円18~28銭)と、33銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ反落、41ドル安=ナスダックは続伸(9日朝)11/9 23:43 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク株式相場は、史上最高値更新後の利益確定の売りなどに押され、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比41.64ドル安の3万6390.58ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は25.48ポイント高の1万6007.84。(了)ペイパルが決算受け下落 イーベイからの取引減少で見通し下方修正=米国株個別11/9 23:54 配信 みんかぶFX 決済システムのペイパルが下落。前日引け後に7-月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、営業収益は予想に届かなかった。また、アクティブ顧客アカウント数は予想範囲内に留まった。 ガイダンスも公表しており、第4四半期、通期とも冴えない見通しを示した。通期の1株利益、営業収益とも下方修正している。以前の親会社であったイーベイからの取引が減少したことが影響。第3四半期のイーベイからの取引は45%減少した。 同社は、アマゾンと提携し、米顧客が同社の決済アプリのベンモで支払うことができるようになったと報告した。ただ、アナリストの評価は冴えず、決算を受けて目標株価の引き下げが相次いでいる。(7-9月・第3四半期)・1株利益(調整後):1.11ドル(予想:1.07ドル)・営業収益:61.8億ドル(予想:62.3億ドル)・アクティブ顧客アカウント数:4.16億件(予想:4.16億件)・アクティブ顧客アカウント増減数:1330万件(予想:1330万件)・支払取引件数:49億件(予想:49.4億件)・営業利益率(調整後):+23.8%(予想:+24.4%)・総取扱高:3099.1億ドル(予想:3136.6億ドル) ベンモ:600億ドル(予想:646.7億ドル)(10-12月・第4四半期見通し)・1株利益(調整後):約1.12ドル(予想:1.28ドル)・売上高:68.5~69.5億ドル(予想:72.4億ドル)(通期見通し)・1株利益(調整後):4.60~4.70ドル(従来:4.70ドル)(予想:4.72ドル)・営業収益:253~254億ドル(従来:257.5億ドル)(予想:257.6億ドル)・アクティブ顧客アカウント増減数:+5500万件(従来:5200万~5500万)(予想:5400万)(NY時間09:41)ペイパル 207.94(-21.49 -9.36%)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の14銘柄が値を上げてスタートしましたね。ユニティ・ソフトが上げていますね。
2021.11.09
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11月8日(月)、晴れです。好天が続いていますが、今夜になると寒冷前線が通過して天候は崩れるとの予報…。うーん、どうなるかな…。そんな本日は7時30分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは2階の掃除機と階段のモップかけですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!1USドル=113.48円。1AUドル=83.96円。現在の日経平均=29689.07(+77.50)円。金相場:1g=7331(+78)円。プラチナ相場:1g=4237(+9)円。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点8銘柄では3銘柄が値を上げてスタートしましたね。JFE、クボタ、Mipoxが大きく下げていますね。日本株に3万円回復期待。米株は主要3指標揃って最高値更新6:46 配信 LIMO 日経平均は衆院選の結果などを受けて大幅高に2021年11月5日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日より182円80銭安の2万9611円57銭でした。前日までに前週末より900円あまり上昇していたことや、同日夜に10月米雇用統計の発表を控えていたことなどから利益確定の売りも出ています。先週、週初の11月1日は衆院選の投開票結果を受けて大幅続伸となりました。自民党は当初、単独過半数(233議席)を巡り微妙な状況とも伝えられていましたが、実際には絶対安定多数(261議席)を単独で確保。市場予想を上回る議席を獲得したことから幅広い銘柄が買われ、4日には終値ベースで2万9794円37銭と、9月28日以来約1カ月ぶりの高値となりました。今週の動きはどうなるでしょうか。5日に発表された10月の米雇用統計で、景気動向を映す非農業部門の雇用者数が前月比53万1000人増と市場予想(45万人増)を上回りました。経済活動の回復が進展するとの期待から幅広い銘柄が買われ、5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比203ドル72セント高の3万6327ドル95セントと、2日ぶりに過去最高値を更新しました。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数、S&P500種株価指数も続伸して過去最高値を更新。主要3指数が最高値となっていることから、日本株も連れ高になることが期待されます。米連邦準備理事会(FRB)は先週行われた連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和の縮小(テーパリング)を決めました。ただし、利上げには慎重な姿勢を示したことから投資家に安心感が広がりました。米国の主要指標が連日のように最高値を更新しているにもかかわらず、日本株は出遅れ感があります。年末に向けて買いが広がることを期待したいところですが、やや心配なのは、ここにきて原材料の高騰や部品不足などが起きている点。決算発表などを見極めながら好業績の銘柄を物色したいところです。 複数の移動平均線の収れんからローソク足が上抜け先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。先週まで、25日移動平均線、75日移動平均線、200日移動平均線が収れん。価格も煮詰まっており、どちらに放れるか注目されるところでしたが、実際には上に放れました。週初1日から窓をあけて大きく上昇して寄り付くと、そのまま長い陽線に。3日(祝日)の休業日をはさんで4日にも窓をあけて上昇し、一時は2万9880円と3万円に迫りました。しかしその後、週末にかけては若干の調整となっています。今週以降の展開はどうなるでしょうか。25日線、75日線、200日線の上に価格が大きく放れました。注目すべきは直近の戻り高値である10月20日の高値(2万9489円)も超えたことです。心理的節目となる3万円超えも見えてきました。ただこのあたりは、過去に売買が積み重なり、節が多いため抜けるまでパワーがかかるかもしれません。しかし、抜けてしまえばレジスタンスラインがサポートラインに転換します。直近の上値メドは9月14日の高値(3万795円)になります、そこを抜けると視界が広がっており、するすると上昇することも期待できます。ただ、今週急騰したことから、しばらくもみ合いになることも考えられ若干の調整もあるかもしれません。それでも、直近の押し安値である10月25日の安値(2万8472円)を割り込まない限りは、短期的な上昇トレンド継続ですので押し目買いの好機と考えていいでしょう。今日の株式見通し-堅調か 米国株は雇用統計結果を好感して上昇7:29 配信 トレーダーズ・ウェブ 東京市場は堅調か。先週末5日の米国株は上昇。ダウ平均は203ドル高の36327ドルで取引を終えた。米10月雇用統計が強い内容となったことや、ファイザーが飲み薬タイプのコロナ治療薬の治験で良好な結果が確認できたことを公表したことなどが買い材料となった。雇用統計では、非農業部門雇用者数が53.1万人増となり、9月分も19.4万人増から31.2万人増に上方修正された。失業率は4.6%と、前回の4.8%から改善した。ドル円は足元で113円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて85円高の29705円、ドル建てが100円高の29720円で取引を終えた。 米国株高を好感した買いが入ると予想する。市場予想を上回る雇用統計結果を受けても米10年債利回りは低下しており、インフレ高進への警戒は高まっていない。米国ではコロナ治療薬に関する好材料を受けて、空運株やクルーズ株などに強い買いが入った。国内でも7日に新型コロナウイルスによる死者がゼロであったことが伝わっており、経済活動再開の恩恵を受ける銘柄群にポジティブな影響が見込まれる。先週金曜の日経平均は米雇用統計を前に警戒の方が勝って下落しており、買い戻しを巻き込んで楽観ムードの強い地合いが続くだろう。 日経平均の予想レンジは29600円-29850円8日の東京株式市場見通し=反発後はもみ合いか7:48 配信 モーニングスター現在値パナソニク 1,378 +0.50TDK 4,460 -15アドテスト 10,030 +10住友鉱 4,355 -36いすゞ自 1,604 +24 予想レンジ:2万9500円-2万9800円(5日終値2万9611円57銭) 8日の東京株式は反発後、もみ合いか。前週末5日の日経平均株価は、下げ幅を縮小する動きをみせていたことや、現地5日の米国株式市場で、NYダウが2日ぶり、ナスダック総合指数が7日連続で終値ベースの史上最高値を更新したことから、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、戻り待ちの売りで上値の重い展開となることも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半(前週末5日は113円76-77銭)、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同131円51-55銭)と円高方向に振れている。前週末5日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック 、TDK 、アドバンテスト などが、同5日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所清算値比85円高の2万9705円だった。(高橋克己) 8日の主な経済指標・スケジュール【国内】・14:00 9月景気動向指数・10月27、28日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」・決算発表=住友鉱 、いすゞ 、ヤマハ発動機 、ソフバンG 【海外】(時間は日本時間)・中国共産党、第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)開催(11日まで)・米3年国債入札・米、ワクチン接種完了を条件に入国する外国人旅行者の受け入れを全面的に再開・決算発表=ペイパル・ホールディングス<PYPL>〔東京外為〕ドル、113円台半ば=米金利低下で軟化(8日午前9時)9:05 配信 時事通信 8日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の低下に圧迫され、1ドル=113円台半ばに軟化している。午前9時現在、113円47~47銭と前週末(午後5時、113円76~76銭)比29銭のドル安・円高。 前週末の海外市場では、欧州時間は113円70~80銭前後でもみ合った後、米国時間に下落した。10月の米雇用統計は市場予想を上回ったものの、いったん上昇した米長期金利が低下したことでドル円も売りが強まり、終盤は113円30銭前後に下落した。週明け東京時間の早朝はやや買われ、113円40銭台で推移している。 先週は英米中銀の政策スタンスがハト派に振れ、米金利は低下しやすい地合いになった。FRBは量的緩和の縮小開始を決定したものの、利上げには慎重姿勢を示した。英中銀は市場予想に反して利上げを見送っている。こうした英米中銀のハト派姿勢は「債券の買い戻しを誘発しやすく、当面、米金利は上がりにくい」(FX業者)とみられる。 もっとも、「足元では米金利低下は一服しており、ドル円は上値こそ重いが、下げ余地は限られている」(大手邦銀)とされ、目先は現行水準を中心にもみ合うとみられる。 ユーロは対円で小幅安。対ドルは小高い。午前9時現在、1ユーロ=131円26~33銭(前週末午後5時、131円51~52銭)、対ドルでは1.1567~1571ドル(同1.1560~1560ドル)。(了)〔東京株式〕反発=米株最高値更新を好感(8日前場寄り付き)9:05 配信 時事通信 (寄り付き)週明け8日午前の東京株式市場は、前週末に米株式主要3指数が最高値を更新したことを映して買いが先行。日経平均株価は前営業日比123円88銭高の2万9735円45銭と反発して始まった。(了)■DMG森精機 2,006円 +60 円 (+3.1%) 09:07現在 5日に決算を発表。「今期最終を18%上方修正」が好感された。 DMG森精機 が11月5日昼(12:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比309倍の98.8億円に急拡大した。併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→130億円(前期は17.4億円)に18.2%上方修正し、増益率が6.3倍→7.4倍に拡大する見通しとなった。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース2021年11月8日 6:13 JST ブルームバーグ 米国の非農業部門雇用者数の伸びは10月に加速しました。雇用者数はコロナ禍前の水準を依然420万人下回っていますが、「なお1000万人近くが失業状態にある」とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が指摘していた今年初めと比べると、改善が進んでいます。問題は金融当局が利上げ条件の一つとしている完全雇用をどう判断するかという点。ブリークリー・アドバイザリー・グループのピーター・ブックバー最高投資責任者(CIO)は「リタイアやその他の理由で、このうちの多くは仕事に復帰しない。コロナ禍前の労働力確保を期待するのは明らかに非現実的だ」と話しています。雇用の回復状況とインフレ高進リスク、そのバランスを巡る議論が一段と活発になりそうです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 ユーザーの声に従う米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、自ら保有するテスラ株の10%を売却する提案をツイート。この賛否を問うツイッター上の投票の結果に従うとしていた。投票には350万人のツイッターユーザーが参加し、その過半数が株売却を支持した。対象となる株式は約210億ドル(約2兆3800億円)相当。 顧客情報は決して出さず台湾積体電路製造(TSMC)は、世界的な半導体不足への対応でサプライチェーン関連情報を求めた米商務省の質問状に、顧客の固有情報を伏せた形で回答した。TSMCは「通常通り顧客機密の保護」に引き続きコミットしていると、同社広報担当者が7日明らかにした。 中国の電力需給9割で正常化中国の国営電力配送会社である中国国家電網は、管轄地域における電力需給状況が正常に戻り、電力ギャップが大幅に縮小したと明らかにした。国営の新華社通信が同社広報担当者の話として伝えた。それによると、管轄地域における発電用石炭(一般炭)の在庫は9930万トンに回復し、一般炭の利用可能日数は20日に増加した。中国国家電網は国土面積の88%に電力を供給していると説明している。 2桁以上の伸び続く中国の輸出は先月、市場予想を上回るペースで増加した。世界的なサプライチェーンの混乱と国内の工業生産に打撃を与えた電力不足にもかかわらず、中国製品の需要急増が続いた。税関総署が7日発表した10月の貿易統計は、ドルベースの輸出が前年同月比27.1%増え3002億ドル(約34兆円)となった。エコノミスト調査では22.8%増と見込まれていた。2桁以上の増加率は1年1カ月連続。輸入は前年同月比20.6%増と伸びが加速したが、市場予想の26.2%増には届かなかった。この結果、貿易黒字は845億4000万ドル。 沈黙破るゴールドマン・サックス・グループ前最高経営責任者(CEO)のロイド・ブランクファイン氏は自らのツイッターアカウントで1年の沈黙を破り、サンダース米上院議員や進歩派に反論した。「大手製薬企業の拝金主義を終わらせようではないか」と呼び掛けるサンダース議員のツイートに対し、ブランクファイン氏は投稿。「製薬会社に対するネガティブな感情は理解できる」とした上で、新型コロナウイルス感染症やその他の病気と闘うワクチンや治療をより完全なものにする製薬大手の取り組みを妨害するべきでないとの見方を示した。【特集】勝率9割の11月相場突入!「攻めの好業績テーマ株」急先鋒6銘柄 <株探トップ特集>2021年11月06日19時30分 株探ニュース 企業の決算発表たけなわとなっている。好決算銘柄に対するマーケットの関心は高いが、決算発表後に、改めて上値追いが有望視される銘柄に照準を合わせた。―好業績と成長性の原動力は何か、ここから本領発揮が期待される本命株を探し出せ― 企業の決算発表たけなわとなっているが、この時期は好決算銘柄に対するマーケットの視線が一段と熱を帯びる。好決算であっても決算発表直後は利食い急ぎの動きが表面化して株価が下に振られるケースも少なくないが、実態が伴う株は拾われ、結局上昇トレンドに復帰する。また、強い株は決算発表を契機に更なる高みを目指す動きとなる。こちらは順張り投資の典型であり、潜在的な売り玉が少ない実質品薄状態の銘柄に多くみられる。いずれにせよ、11月は株式市場にとって上値を指向しやすい月で個別株投資にも有利に働く。ここは決算発表を通過した銘柄の中から、好業績でなおかつテーマ性の高い銘柄に焦点を絞り、キャピタルゲイン獲得を狙いたい。●先駆する欧米株へのキャッチアップを狙う 週末5日の東京株式市場は日経平均が反落したが、週明けに750円あまりの急騰をみせていたことを考慮すれば、目先上昇一服は予想されたところ。3万円大台手前では、いったんキャッシュポジションを確保したいという機関投資家の思惑もあって戻り売り圧力が強く、ここで全体株価が逡巡することは想定の範囲といってよい。 海外に目を向けると欧米株市場は上値追い指向が強い。主要3指数が最高値圏で強調展開を示す米国はもとより、ドイツ株式指数(DAX)が直近で史上最高値を更新、フランスの株価指数CAC40も最高値更新が続く状況にある。アジア株市場は、中国の不動産バブル収縮を警戒するムードが重荷となってはいるものの、不動産大手・恒大集団がもたらしたネガティブ・シナリオについては、これまでの経緯で株式市場への織り込みが相応に進んでいる。過度な弱気に与(くみ)する必要はない。●4-6月期絶好調で7-9月期も勢い継続 コロナ禍で前期の企業業績は落ち込んだが、今期はその反動がプラス方向に大きく顕在化している。グローバル規模で巨額の財政出動や超緩和的な金融政策が打ち出されたことが大きい。足もとでは21年7-9月期の決算が次々と明らかになっているが、「製造業を中心に概ね想定以上の健闘が目立つ」(ネット証券アナリスト)状況にある。1四半期前の4-6月期の決算はどうだったかというと、上場企業の最終利益の合計は11兆3000億~11兆4000億円規模に膨らみ、前年同期比で約3倍弱となり同期間としては過去最高を記録している。そして7-9月期もこれと遜色のない結果が予想される。当然ながら通期見通し上方修正の動きも活発化することになる。 ここにきて世界の中央銀行が引き締め方向に動き、米国でもFRBが直近行われたFOMCでテーパリング(量的緩和縮小)の開始を正式決定したが、それでも過剰流動性の実態にしばらく変化は出ない。FRBのバランスシートは来年前半も依然として膨張を続ける状態にある。企業業績が好調な中にあって、流動性も維持された環境下にあるわけで、株式市場は上値指向の強い地合いが継続しそうだ。途中波乱含みの下げがあっても、それはあくまでガス抜きであり、後で見れば拾い場となっていたというパターンとなるのは、これまで何度も繰り返されてきた情景だ。●11月相場はこの6銘柄に要注目 そうしたなか、11月は日経平均・TOPIXともに過去10年間で見た騰落(月末比)が9勝1敗という高勝率の月となる。ここは個別株も攻めの姿勢で果実を手にしたい。その際に決算発表前に好決算を先取りする狙いで買いを入れるのはリスクが大きい。株価は当該企業の実態をどこまで織り込んでいるのか、市場の事前コンセンサスまで読み込まなければ、決算内容だけで株価の方向性を見極めるのは困難だからだ。しかし、決算発表を通過した企業(もしくは開示前でも修正発表済みの企業)については、純粋に好業績銘柄に対する視点で、見直し余地が大きいと思われる株を選別することが可能となる。 そして、業績好調銘柄には必ず収益を押し上げる役割を担う成長エンジンがある。今回のトップ特集では、その成長エンジンにもスポットを当て、株価の先高期待が強い有望株を6銘柄選りすぐった。【日本特殊陶業】半導体パッケージの特需に沸く 日本特殊陶業 は自動車用点火プラグの世界トップメーカーだが、半導体パッケージでも高い実績を有する。半導体パッケージはICチップ保護や電気信号伝達などで必須のデバイスとなっている。22年3月期業績は会社側の想定を上回る利益率向上を受けて、営業利益を従来予想の500億円から685億円(前期比45%増)に大幅上方修正した。高速通信規格5Gサービスの本格離陸や企業のリモートワーク導入加速を背景としたデータセンター増設が半導体需給を逼迫させている。これを受けて半導体設備投資需要が旺盛となるなか、同社の半導体製造装置用部品が高水準の伸びを示し業績に貢献している。好決算を背景に株主還元も強化し、年間配当は従来計画の74円から96円に大幅増額しており、前期実績比で実に36円の大幅増配となる。配当利回りは5%台と非常に高い。株価は直近急動意しているが、年初来高値2154円奪回に向け上値追いが続きそうだ。【コムチュア】DX投資需要囲い込み驚異の成長 コムチュア は独立系のシステムインテグレーターで、クラウドを主力にビッグデータとAI・IoTを駆使したソリューション事業を展開、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を捉え、躍進という形容がふさわしい収益成長を続けている。22年3月期は2ケタ増収効果により営業利益が38億円(前期比21%増)予想と過去最高利益を大幅更新見通しにある。連結決算に移行した12年3月期をスタート地点に今期で11期連続の増益、10期連続の過去最高利益更新という成長ぶりである。クラウドソリューションは時代のニーズを捉え需要開拓余地が大きい。足もとでは不動産会社向け顧客情報システム構築に加え、ネット系情報サービスや建設業界向けクラウド化・デジタル化案件が増勢で収益を押し上げている。株価は今月2日に3420円で上場来高値をつけた後一服していたが、直近ここを上回り最高値街道に復帰。目先の押し目は強気に買いで対処して報われる公算が大きい。【東京製鐵】鉄鋼需給逼迫背景に値上げ効果浸透 東京製鐵 は独立系の電炉 大手で業界トップの実績を有する。鉄鋼需給は世界的に逼迫しており、同社は市況高を背景に値上げによる鋼材マージン拡大効果で業績は絶好調に推移。世界的なカーボンニュートラル志向も低炭素な電炉鋼材へのニーズ発現につながっている。22年3月期業績見通し(単独)は10月下旬に期中2度目となる増額修正を行っており、売上高は従来予想の2440億円から2740億円(前期比94%増)と300億円も上乗せ、営業利益は220億円から310億円(同7.8倍)に増額し、驚異的回復を果たす見込み。株価は上方修正をサプライズに急動意し、10月26日に1368円の年初来高値を更新。これはリーマン・ショック前の2008年6月以来約13年4ヵ月ぶりの高値水準となる。その後は目先筋の利益確定売りで調整を入れているものの、ここは狙い目。時価はPER5倍前後と超割安であり、早晩切り返し新高値圏への再浮上を狙う。【有沢製作所】EV向けFPC材料の需要開拓へ 有沢製作所 はプリント基板向けを主力に樹脂加工製品主体の電子材料を手掛けるほか、ディスプレー材料も展開する。世界的に5Gサービスが本格化するなか、基地局や5G対応スマートフォン、データセンター増設需要などが電子材料のニーズを高め業績は回復色が強い。また、電気自動車(EV)の普及加速を背景に自動車業界においても電子部品軽量化や小型化を目的としたFPC材料の採用が進んでいるが、同社は回路基板に必要な高電流に対応したフレキシブル銅張り積層板を独自ノウハウで生産し、今後の需要開拓が期待されている。22年3月期業績は営業利益段階で33億円(前期実績31億1800万円)と増益を見込むが、今上期時点では営業利益が20億4800万円と従来計画を1億5000万円程度上回って着地した。来期は2ケタの利益成長が有力視され、株価は4ケタ大台回復から、今年3月16日につけた年初来高値1118円の奪回が見込める。【霞ヶ関キャピタル】太陽光発電にフォローの風 霞ヶ関キャピタル [東証M]は不動産コンサルティング事業と、太陽光・風力・バイオマスなどの再生可能エネルギーを対象とした開発・事業投資を展開する。再生エネ発電施設の需要が増加するなか、インフラファンド市場の市場規模は拡大の一途をたどっており、同社の収益環境に吹くフォローの風は強い。足もとの業績も成長加速局面にあり、21年8月期はトップラインが8割近い伸びを確保し、営業利益は前の期比4倍となる13億2800万円と急拡大した。続く22年8月期も電子商取引(EC)市場の拡大などを背景としたファンド向け物流施設売却などが好調に進み、大幅増収増益トレンドに変化はない。営業利益は前期比39%増の18億5000万円を見込んでいる。株価は10月初旬にマドを開けて大きく上放れたが、その後も利益確定売りを吸収し強力な上昇波動を形成。直近では10月29日につけた4175円の上場来高値を突破し青空圏への再突入を果たしている。【田中化学研究所】リチウムイオン電池材料で飛躍 田中化学研究所 [JQ]は2次電池材料の専業大手メーカーで、リチウムイオン電池向け正極材料を主力に製造販売を手掛けている。世界的なEVシフトの動きを背景に、その基幹部品であるリチウムイオン電池の需給が逼迫した状態にあり、同社の商機拡大につながっている。業績は前期まで3期連続営業赤字だが、足もとでは収益環境が急改善している。中長期的にもEVの生産台数はうなぎ登りで、収益成長を後押しする可能性大。同社はリチウムイオン電池正極材料で、コバルトをニッケル、マンガンに置き換えた三元系正極材料やアルミニウムを添加したニッケル系正極材料の量産化に成功している。ここニッケルやコバルトの市況高騰を背景に利益が急増しており、22年3月期営業利益は従来予想の6億5000万円の赤字から一転8億円の黒字に修正した。株価は異色の上昇トレンドを形成中。目先押し目形成場面は買い好機で、年初来高値水準である1700円どころが目標に。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGの決算を見極め~2021年11月08日08時30分 株探ニュース8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:ソフトバンクGの決算を見極め■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円■前場の注目材料:日産自、入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業■ソフトバンクGの決算を見極め8日の日本株市場は、買い一巡後はこう着の強い相場展開になりそうだ。5日の米国市場はNYダウが203ドル高だった。10月雇用統計が予想を上回る強い結果を好感し買い優勢の展開となった。また、ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると、回復期待感が一段と強まり買いの動きが強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の29705円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行の展開となろう。米雇用統計の結果を受けた米国市場の強い値動きのほか、長期金利は前日の1.5%台から1.4%台に低下しており、大型テック株なども買われていることも安心感に繋がりそうだ。買い一巡後はこう着感の強い相場展開となろうが、押し目買い意欲の強さは意識されよう。また、今週は決算ピークとなり、週を通じて1700社近い企業の決算発表が予定されている。そのため、基本的には機関投資家は動きづらく、個別の決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりやすい。本日はソフトバンクGの決算が予定されており、指数インパクトが大きいこともあり、決算を前にしたポジション調整の動きなども指数に影響を与える可能性がありそうだ。そのほか、米テスラのイーロン・マスクCEOは、自身が保有する同社株の10%を売却する案を示し、ツイッター上の投票で賛否を問い、過半数が支持したと報じられている。テスラ株のピークが意識されてくるようだと、新興市場の中小型株へのセンチメントに影響を与える可能性も意識しておく必要はありそうだ。■ホンダ、下方修正 営業利益6600億円←7800億円ホンダは2022年3月期業績予想の修正を発表。売上高は15兆4500億円から14兆6000億円、営業利益を7800億円から6600億円に下方修正した。グループ販売台数の見通しは8月には世界で485万台としていたが420万台に引き下げた。また、半導体不足は足元で回復しつつあり11月の生産台数は国内で当初計画比1割減まで戻ってきたものの、通期では大幅な減産を余儀なくされる。■前場の注目材料・NYダウは上昇(36327.95、+203.72)・ナスダック総合指数は上昇(15971.59、+31.28)・シカゴ日経先物は上昇(29705、大阪比+85)・SOX指数は上昇(3756.55、+40.79)・米原油先物は上昇(81.27、+2.46)・米長期金利は低下・大型経済対策への期待・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・日産自入札やめ優先調達、部品メーカーと長期協業・コーナン商PB商品拡大、25年度1800億円目指す・昭和電工黒鉛電極の価格安定化提案、原料費に連動・リンナイ温室ガスゼロ推進で500億円投資、水素燃焼機器など研究・関西電韓国ポスコエナジーとLNG相互融通を検討・トピー工業車用スチールホイールの国内拠点集約・NTT神明HDと協業、農産物流通でDX推進・任天堂手元資金を有効活用、顧客と関係拡大に3000億円・東洋紡ニプロとCTAダイアライザ工場新設、秋田で一貫生産☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・特になし 提供:フィスコビクトル・ホブランが大会連覇 ジャスティン・トーマスは3位11/8(月) 7:26配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ワールドワイド・テクノロジー選手権 最終日◇7日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7017ヤード・パー71>米国男子ツアーのメキシコ決戦は大会最終日が行われ、首位から出た前年覇者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が6バーディ・2ボギーの「67」をマークし、トータル23アンダーで逃げ切り、連覇を果たした。ホブランはこれで米ツアー3勝目。4打差のトータル19アンダー・2位に地元のカルロス・オルティス、さらに1打差のトータル18アンダー・3位にジャスティン・トーマス(米国)。トータル17アンダーの4位にスコッティ・シェフラー(米国)が入った。初日首位に立ったマシュー・ウルフ(米国)はトータル16アンダーでホアキン・ニーマン(チリ)とともに5位タイ。リッキー・ファウラー(米国)はトータル9アンダーの40位タイに終わった。【独自】脱税関与疑いで調査中に自主廃業、税理士50人超が「懲戒逃れ」か…数年で復帰し業務再開も11/8(月) 5:00配信 読売新聞オンライン 脱税などに関与した疑いで国税当局の調査を受けている税理士が調査中に自主廃業し、懲戒処分を免れたとみられるケースが、過去約10年間に全国で50人を超えることが関係者の話でわかった。数年で税理士に復帰し、処分を受けないまま業務を再開する者もいるという。政府内では、廃業後でも調査や処分を可能にする制度改正などが検討されている。 税理士法は、税理士が業務に関して不正を行った場合、国税当局が調査し、財務省が業務禁止などの懲戒処分を科すと定めている。処分時には、国税庁のホームページで氏名や不正内容が公表される。 国税当局は年間約150件の調査を実施しており、不正を認定した約30~50件で懲戒処分が行われている。だが、税理士法の処分権限は現役の税理士にしか及ばないため、調査中に廃業し、処分や氏名などの公表に至らないケースがある。 例えば、岐阜市の税理士法人(解散)で所長を務めていた元税理士の男性(54)は、2017年に大阪国税局に告発された滋賀県の人材派遣会社の脱税に関与した疑いがあったが、調査中の19年7月に廃業し、処分を受けなかった。 この男性は税理士に復帰していないが、制度上、いったん廃業しても、税理士会に認められれば復帰が可能だ。国税当局には守秘義務があるため、不正に関与した疑いが強くても、処分に至っていない限り税理士会側に伝えられず、復帰を止めるのは難しい。 不正に関与した疑いのある人物が税理士に復帰した場合、国税当局は不正の調査を再開できる。だが、時間の経過とともに資料が散逸したり、口裏合わせが行われたりして、不正の裏付けが難しくなるという。 国税当局は、税理士法を所管する財務省に制度の見直しを求めており、今後の税制改正で議論されるとみられる。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の13銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では2銘柄が値を上げて終了しましたね。JFE、クボタ、エンビブロが大きく下げて、DMG森が上げましたね。〔東京外為〕ドル、113円台半ば=新規材料不足、方向感なく(8日午後3時)15:03 配信 時事通信 8日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、新規の材料が不足する中、方向感を欠きながら1ドル=113円台半ばで推移した。午後3時現在、113円56~57銭と前週末(午後5時、113円76~76銭)比20銭のドル安・円高。 先週は、3日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見、5日には10月の米雇用統計の発表など、為替相場を大きく左右する重要イベントが相次いだ。これらを無難に通過したことで、市場は「材料の出尽くし感が広がっている」(FX会社)状況だ。 パウエル議長は米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合後の記者会見で、早期の利上げに慎重な姿勢を示した。これをきっかけに、米長期金利には下落圧力が強まった。こうした中、米雇用統計は市場予想を上回ったものの、金利の低下に伴い、ドルも下落する展開となっていた。 8日は、先週末の安値からは若干水準を切り上げている。「下値では国内輸入企業のドル買い注文がしっかりと入った」(国内大手銀)ことが相場の下支えとなった。もっとも、一段高を目指す地合いにまでは至らず、113円50~60銭台を軸に取引が続いている。 ユーロは午後に入って対円、対ドルともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=131円29~29銭(前週末午後5時、131円51~52銭)、対ドルでは1.1560~1560ドル(同1.1560~1560ドル)。(了)〔東京株式〕小幅続落=建設株が急落(8日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】日経平均株価は朝方に高く始まったものの間もなく値を消し、後場は小幅安の水準で推移した。大林組が業績予想を下方修正すると建設各社の株価が急落。終値は日経平均が前営業日比104円52銭安の2万9507円05銭、東証株価指数(TOPIX)が6.20ポイント安の2035.22と、ともに小幅続落した。 58%の銘柄が値下がりし、37%は値上がりした。出来高は12億3179万株。売買代金は2兆8264億円。 業種別株価指数(33業種)は鉄鋼、水産・農林業、建設業などが下落。空運業、海運業、鉱業などは上昇した。 【第2部】小幅安。出来高3億0390万株。 【新興株】東証マザーズ指数は反落、日経ジャスダック平均株価は小幅続落。(了)日本株は続落、部品調達懸念残る機械などに売り-正常化期待で空運高い2021年11月8日 7:54 JST 更新日時 2021年11月8日 15:40 JST ブルームバーグ 東京株式市場は続落。前週末に決算や業績見通しを発表した機械や自動車関連を中心に売りが広がり、指数を押し下げた。部品供給への懸念が残った。米ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症用飲み薬が高い効果を示したとの治験結果を受け、後れを取った国内の医薬品株が下落した。一方、堅調な米雇用統計から経済正常化が期待され、空運や海運株は値を上げた。TOPIXの終値は前営業日比6.20ポイント(0.3%)安の2035.22日経平均株価は104円52銭(0.4%)安の2万9507円05銭 市場関係者の見方 楽天証券経済研究所の土信田雅之シニアマーケットアナリスト機械や自動車は半導体や部品不足の影響を大きく受けたが、これが最悪期なのか見極めたい投資家が多い。日本の企業はもともと強気の見方を示さないため出遅れ感が見られる指数寄与度の大きいソフトバンクグループの決算を取引終了後に控えていることや週末に株価指数オプション11月限の特別清算値(SQ)算出があるため積極的に買いを入れにくい状況医薬品ではこれまで新型コロナワクチン開発企業が勝ち組だったが、経口薬の開発進展で選手交代が始まる 東証33業種上昇率上位 空運、海運、鉱業、石油・石炭製品、精密機器、陸運下落率上位 鉄鋼、水産・農林、建設、その他製品、医薬品 背景米雇用者数、予想上回る53.1万人増に加速-失業率4.6%に低下 ファイザー、米でコロナ治療薬の緊急使用申請へ-「圧倒的効果」【米国市況】株またも最高値更新、景気回復に期待-国債利回りは低下ニューヨーク原油先物は反発、サウジが輸出向け販売価格引き上げー3.1%高の1バレル=81.27ドルドル・円相場は1ドル=113円台半ばで推移、前営業日の日本株終値時点は113円65銭アングル:米株式市場、ハイテク銘柄に高値警戒感 分散化も2021年11月8日午後3:19 ロイター編集[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米大手ハイテク株は何年にもわたり市場のけん引役を担ってきた。しかし年初からの大幅な値上がりと割高感の高まりで、一部の投資家はハイテクセクターから資金を引き揚げ、投資の分散化を進めている。ハイテク株は今年急騰。S&P総合500種指数に占める割合も高く、同指数の最高値更新に寄与してきた。ただ、投資家の間にはハイテク株の価格上昇は行き過ぎかもしれないとの不安も広がっている。例えば、グーグルの親会社アルファベットは1年後の利益見通しに基づく株価収益率(PER)が26.6倍で、S&P500種構成銘柄の同21.1倍を上回っている。アップルのPERは同26.2倍。情報技術(IT)セクター全体は年初来の上昇率が28%近くで、業績見通しに基づくPERは26.4倍だ。大手ハイテク株は過去10年以上にわたりS&P500の上昇を支えてきた。しかしその比重の高さ故に、一転して下げに向かえば相場全体を押し下げる恐れがある。リフィニティブ・データストリームによると、米株式市場で時価総額が最大のマイクロソフト、アップル、アマゾンは3社でS&P500の時価総額の15%近くを占める。BofAグローバル・リサーチの先月のファンドマネジャー調査によると、株式市場で最も取引が集中しているのはハイテク株の買い持ちで、オーバーウエイトのポジションは全体で5月以来の低水準となっている。バーンスタインの最近の調査によると、機関投資家の保有状況や価格モメンタムなどの要因を織り込んだ分析で最も取引が集中している個別株はマクロソフト、アップこの10年間、ハイテク株への資金配分を制限すると長期的にポートフォリオの運用成績が下がる傾向があり、投資家は保有を大幅に減らし過ぎることには慎重だ。しかし一部の投資家はポートフォリオの幅を広げ、同セクター内で主要銘柄への資金配分を縮小しようとしている。ナティクシス・インベストメント・マネージャーズ・ソリューションズのポートフォリオストラテジスト、ガレット・メルソン氏は大手ハイテク株について、利益を確定して資金の一部を他のセクターに移したいと考えている投資家の標的になりやすいと見ている。同氏は、インフレ率の上昇や堅調な景気回復が追い風になると思われる金融株やエネルギー株を買っている。メルソン氏は「今年と来年の経済成長率が過小評価されているというのがわれわれの見立てだ」と話した。データトレック・リサーチのアナリストは5日のレポートで「ハイテク株は長年にわたり勝ち組であり続け、今後もこの座を保つと予想している。しかし投資家が今、資金をどこに配分すべきかを考えるなら、経済の基礎的諸条件の改善から大きな恩恵を受けるセクターに向かう可能性が高い」と指摘した。5日発表の10月米雇用統計は好調で景気の見通しは明るさを増し、ファイザーも開発中の新型コロナ飲み薬が高い効果を示したと発表。旅行関連株に追い風が吹き、S&P1500の航空株指数は7%上昇した。ジャナス・ヘンダーソンのポートフォリオマネージャー、デニー・フィッシュ氏は、インフレ懸念とハイテクセクターの割高感を受けて、大手の成長で恩恵を受ける中小企業を物色しているという。同氏が推すのはオーストラリアのソフトウエア開発会社アトラシアンやカナダの電子商取引企業ショッピファイ。アトラシアンはマイクロソフト製アプリケーションを補強する管理ツールを手掛けており、ショッピファイはアマゾンの成長から恩恵を受けるという。フィッシュ氏は「巨大企業をもしのぐ成長ぶりを示し、バリュエーションが妥当で、数年単位でアウトパフォームできるような新興企業をわれわれは探している」と述べた。多くの投資家は、強力な収益性とダイナミックな成長を遂げてきた歴史を理由に、大手ハイテク株に強気の姿勢を崩していない。ヌヴィーンのグローバルエクイティ部門のチーフ・インベストメント・オフィサー、サイラ・マリク氏は、インフレの高まりがプラスに作用する可能性があり、かつ市場全体から出遅れているハイテク企業に注目している。例えば年初来の上昇率が8%にとどまっているアマゾンは、電子商取引の成長を受けて今後、出遅れ分を取り戻すと考えている。マリク氏は「今こそ選別姿勢を強めるべきだ」と述べた。東京株式市場・大引け=続落、戻り売り警戒し上値重く 見送り商状に2021年11月8日午後3:39 ロイター編集[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前週末に米株が上昇し支援材料になったものの、心理的節目に近づく中、戻り売りへの警戒感から上値は重く見送り商状となり、安値で引けた。日経平均は高く寄り付いたが、その後はマイナス圏に沈み、軟調な動きが続いた。時間外取引で米株指数先物がさえなかったほか、日経平均が心理的節目の3万円に近づく中、戻り売りも警戒された。中国恒大集団の子会社が発行した米ドル建て債で、一部の債券保有者が6日に期限を迎えた利払いをアジア時間8日午前までに受け取れていないことが分かったと伝わったことも警戒された。決算銘柄への物色は継続した。純利益予想を下方修正したホンダや大林組が売られた半面、好決算を発表したオリンパスは大幅高となった。リオープン(経済再開)銘柄はしっかり。コロナによる死者数が1年3カ月ぶりにゼロとなったことを手掛かりに、ANAホールディングスなどの空運やエイチ・アイ・エスなどの旅行関連といった銘柄群が買われた。日本株の上値の重さについて市場では「供給制約などのリスク要因を背景に、買い方が慎重になっている面がある」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との指摘が聞かれる。ただ、総じて決算は良好との見方は根強く、不透明要因の解消につれ「株価の見直しも進むだろう。基本的に上方向で見ていていいのではないか」(戸田氏)との見方が出ていた。TOPIXは0.30%安で取引を終了した。東証1部の売買代金は2兆8264億6500万円だった。東証33業種では、鉄鋼、水産・農林業、建設業など16業種が下げた一方、空運業、海運業など17業種げ値上がりした。ソニーグループは年初来高値を更新した後に値を消し、キーエンスや塩野義製薬などもさえなかった。一方、日本郵船など海運株は堅調だった。東証1部の騰落数は、値上がり804銘柄に対し、値下がりが1276銘柄、変わらずが103銘柄だった。明日の日本株の読み筋=決算発表が相次ぎ、選別物色強まる、ソフバンGの株価動向に注目も16:58 配信 モーニングスター現在値オリンパス 2,656.5 +150.50JFEHD 1,500 -191大林組 900 -91ソフトBG 6,161 -48 あす9日の東京株式市場は、決算発表が相次ぐ中、選別物色が強まりそうだ。直近では、前週末引け後に22年3月期の連結業績予想(IFRS基準)の上方修正を発表し、市場予想平均(純利益ベース)を上回ったオリンパス が週明け急騰し、日経平均構成銘柄で値上がり率トップに躍り出た。同じく今期3月期の連結業績予想(IFRS基準)を上方修正したが、市場予想平均に届かなかったJFE は急落し、同構成銘柄で値下がり率トップ。また、8日前場引け後に今3月期連結利益予想を下方修正して同予想平均を下回った大林組 が後場下げ足を加速し、同値下がり率2位に甘んじた。 投資家の選択眼は厳しくなっており、「決算(業績予想を含む)は想定を超えるようなインパクトのある内容でないと評価されにくい面も出ている」(準大手証券)との声が聞かれた。9日引け後には、ソフバンG が第2四半期(21年4-9月)の連結決算(IFRS基準)を発表、純利益は3635億6900万円(前年同期比80.7%減)で、市場予想平均の6712億円程度を下回った。ただし、上限2億5000万株・1兆円の自社株買いを発表しており、指数寄与度の高い銘柄だけに、あすの株価動向が注目される。 8日の日経平均株価は続落し、2万9507円(前週末比104円安)と安値引け。朝方は、前週末発表の米10月雇用統計が市場予想を上回り、同日の米国株式市場で主要3指数が最高値を更新した流れを受け、120円超上昇と高く寄り付いた。その後は利益確定売りに下げ転換。先物売りを交えて軟調に推移し、大引けにかけて下げ幅を広げた。市場では、「日経平均が3万円に近づくと売りが出てくる。日足陰線が並び高値イメージがあるようだ」(準大手証券)との声が聞かれた。明日の戦略-寄り付き天井で安値引け、マザーズが崩れセンチメントは悪化17:05 配信 トレーダーズ・ウェブ 8日の日経平均は続落。終値は104円安の29507円。米国株高を受けて3桁上昇スタートとなったものの、寄り付きを高値に失速すると、ほどなく下げに転じた。マイナス圏に沈んだ後は、値動きは緩慢ではあったものの、下値模索が継続。前引け間際にはいったん切り返す動きが見られたが、後場に入ると売り直された。取引終盤にかけて売りの勢いが強まり、結局、下げ幅を3桁に広げて安値引け。値動きの良かった中小型株に売り崩されたものが多く、マザーズ指数が2%を超える下落となった。 東証1部の売買代金は概算で2兆8200億円。業種別では空運、海運、鉱業などが上昇している一方、鉄鋼、水産・農林、建設などが下落している。1:4の株式分割を発表したアスタリスクがストップ高。反面、通期の利益見通しを大幅に引き下げた大林組が9%を超える下落。上期が大幅減益となった清水建設も急落しており、大成建設、鹿島など大手ゼネコン全般に売りが広がった。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり804/値下がり1276。米ファイザーのコロナ治療薬の治験結果を材料にアフターコロナ関連が物色されており、JAL、ANAの空運2社がそろって大幅上昇。HISやオープンドアなど旅行関連にも強い買いが入った。ラウンドワンはこういった局面で選好されやすい上に、通期の純利益見通しを引き上げたこともあり、商いを集めて7%超の上昇。上期が大幅増益となったオリンパスが急伸した。日本郵船、商船三井、川崎汽船の海運大手3社がそろって大幅高。マネックスGが連日のストップ高と騰勢を強めた。 一方、上方修正発表も市場の期待に届かなかったJFEHDが11%超の下落。コロナ治療薬でファイザーに後れを取るとの警戒から塩野義製薬が大幅安となった。コロナワクチンの治験結果が失望となったアンジェスは、場中に値が付かずストップ安比例配分。連結子会社の上場準備過程において、不適切な会計処理が発覚したアウトソーシングがストップ安、下方修正を発表したミクシィもストップ安と、ネガティブな材料のあった銘柄はたたき売られた。また、直近で騰勢を強めていたグローバルウェイやINCLUSIVEがストップ安となっており、マザーズ銘柄全般にも警戒売りが広がった。 日経平均は寄り付き天井で安値引けと、非常に印象の悪い下げ方。104円安(29507円)と値幅はそれほど出ておらず、29500円も割り込んではいないが、それだけに不気味な弱さではある。マザーズの下げ度合いが大きかったが、グローバルウェイやINCLUSIVEは良くも悪くも派手に動いていただけに、これらがそろって値を崩してしまうと、新興市場は需給の悪化が警戒される。きょうは本則市場も新興市場に引っ張られたようでもあるだけに、マザーズの動向には注意を払っておく必要がある。 本日引け後にソフトバンクGが上期決算を発表しており、純利益は前年同期比80.7%減の3636億円となった。1Q時点の純利益は7615億円で、2Q期間(7-9月)は3979億円の赤字を計上したことになる。決算を受けたあすの反応は大きく注目される。足元の株価は安値圏で推移しており、決算の見栄えが良くないことに関しては、ある程度織り込みも進んでいると思われる。決算発表からワンテンポ置いて、16時55分には自己株取得を発表している。売りが先行したとしても、早めに下げ渋るなど場中の動きがしっかりしていれば、全体へのネガティブな影響は限られるだろう。一方、きつい下げとなってしまうようだと、指数主導で下を試しに行くことになるかもしれない。日経平均は戻り基調を維持できるのか、それともこの近辺で3万円が遠くなってもたついてしまうのか、分岐点を迎えている可能性がある。〔ロンドン外為〕円、113円台半ば(8日午前9時)18:11 配信 時事通信 【ロンドン時事】週明け8日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=113円台半ばで推移した。午前9時現在は113円40~50銭と、前週末午後4時(113円40~50銭)と同水準。 対ユーロは1ユーロ=131円25~35銭(前週末午後4時は131円00~10銭)と、25銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1570~1580ドル(1.1550~1560ドル)。(了) 【8日・新型コロナ詳報】友人とその家族でクラスター発生、一緒に運動や食事 岐阜県で2人感染2021年11月08日 19:11 岐阜新聞 岐阜県は8日、新たに土岐市で2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。感染者は累計1万8869人となった。 クラスター(感染者集団)関連では、多治見市と瑞浪市、土岐市の友人4人とその家族の計6人の感染が判明し、新たなクラスターに認定した。4人は一緒に運動したり、食事をしたりしていたという。 新規感染者が2人以下となるのは、1人だった7月19日以来。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は3・93人。病床使用率は5・4%。NY株見通し-今週は堅調か 米10月PPI・CPIや米長期金利に注目20:51 配信 トレーダーズ・ウェブ 今週のNY市場は堅調か。先週は総じて良好な第3四半期決算発表や、FOMCで利上げに慎重な姿勢が示されたこと、米10月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったこと、ファイザーのコロナウイルス経口治療薬開発ニュースが好感され主要3指数が連日で最高値を更新した。今週は第3四半期決算発表が終盤戦に入るものの、ペイパル、D.R.ホートン、ウォルト・ディズニー、タペストリーなどが発表予定で引き続き結果や会社見通しに注目が集まる。米経済指標では10月生産者物価指数(PPI)、10月消費者物価指数(CPI)が発表され、物価動向や結果を受けた米長期債利回りの動向が注目される。週末にはバイデン米政権の目玉の政策の1兆ドル規模のインフラ法案が下院を通過し、バイデン米大統領の署名で成立する。インフラ投資による景気回復期待も相場の支援となりそうだ。 今晩の米経済指標は10月雇用傾向指数など。パウエルFRB議長のあいさつや、クラリダFRB副議長、ボウマンFRB理事、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、エバンズ米シカゴ連銀総裁の講演も予定されている。企業決算は寄り前にホーメル・フーズ、バイアトリス、引け後にインターナショナル・フレーバーなどが発表予定。〔NY外為〕円、113円台半ば(8日午前8時)22:17 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円37~47銭と、前週末午後5時(113円36~46銭)比01銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1571~1581ドル(前週末午後5時は1.1563~1573ドル)、対円では同131円28~38銭(同131円12~22銭)。(了)〔NY外為〕円、113円台前半(8日朝)11/8 23:19 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け8日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、新規材料難から1ドル=113円台前半で小動きとなっている。午前9時現在は113円30~40銭と、前週末午後5時(113円36~46銭)比06銭の円高・ドル安。 前週の米連邦公開市場委員会(FOMC)や米雇用統計をこなし、週明けのこの日は米主要経済指標など決め手となる材料を欠き、全体的に狭いレンジでの値動きとなっている。米長期金利の動向や、史上最高値更新を続ける米株価の動向に注目が集まりそうだ。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1565~1575ドル(前週末午後5時は1.1563~1573ドル)、対円では同131円10~20銭(同131円12~22銭)と、02銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ一時最高値、198ドル高=ナスダックも高い(8日朝)11/8 23:53 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク株式相場は、1兆ドル規模の米インフラ投資法案の可決を好感し、続伸して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は取引時間中の史上最高値を更新。午前9時35分現在は、前週末終値比198.99ドル高の3万6526.94ドルとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は42.40ポイント高の1万6013.99。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。ちっとも買いが成立しませんね…。
2021.11.08
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11月7日(日)、晴れです。好天は続きますが、本日までか…。そんな本日はホーム1:GSCCの月例杯・西コースの部に参加させていただきました。9時56分スタートですから、7時00分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時15分頃に家を出る。8時45分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、11/3の競技の賞品をいただいて、12/5のエントリーを済ませて、着替えて、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日の競技は西コースのブルーティー:6613ヤードです。ご一緒するのは、イ君(7)、ウ君(14)、イさん(18)です。本日の僕のハンディは(8)とのこと。OUT:0.0.0.0.0.1.0.0.1=38(15パット)1パット:3回、3パット:0回、パーオン:4回。1打目のミスが1回、3打目のミスが1回、アプローチのミスが1回、パットのミスが1回…。全体的には良い内容のゴルフです。前の組が大変に遅いです…。10番のスタートハウスの前でドーピング。IN:0.0.1.1.1.0.1.1.0=41(17パット)1パット:1回、3パット:0回、パーオン:3回。1打目のミスが4回、2打目のミスが1回、3打目のミスが2回、アプローチのミスが2回、パットミスが2回…。後半になると腰から右足がダメになってきますね…。38・41=79(8)=71の32パット…。後半に崩れて何とか及第点でしょうか…。握りにもとりあえず勝ったし…。ホールアウトの時点では4位ですが…。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、握りの清算を済ませて、お風呂に入って、会計を済ませて、早々に退散です。そうそう、大先輩のコ先生とセ先生からクラブの委員会の委員に推挙したからとのお話…、僕に務まるのでしょうか…。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64. 4kg,体脂肪率20.6%, BMI22.3,肥満度+1.3%…でした。帰宅すると16時過ぎ。国内男子・女子のゴルフツアーのTV放送は終わっていますね。コーヒーとチョコレートケーキで遅いおやつタイムです。それではしばらく休憩ですね。本日の競技の成績速報が出ていますね。月例杯・西コースの部には75人が参加して、トップは79(12)=67とのこと。僕が79(8)=71で6位。ウ君が87(14)=73で13位。イ君が86(7)=79で43位。オ君が111(21)=90で72位。月例杯・東コースの部には80人が参加して、トップは84(18)=66とのこと。ヒ君が89(12)=77で47位。お疲れ様でした。とりあえず入賞は果たしましたね…。古江彩佳が逃げ切りで今季6勝目 稲見萌寧2位、渋野日向子7位11/7(日) 14:46配信 ゴルフ情報ALBA.Net<TOTOジャパンクラシック 最終日◇7日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>日本単独開催の「TOTOジャパンクラシック」は最終ラウンドが終了した。単独トップで出た古江彩佳が3バーディ・ボギーなしの「69」をマーク。トータル16アンダーで逃げ切り、今季6勝目、アマチュア優勝を含めて通算7勝目を果たした。トータル13アンダー・単独2位に稲見萌寧。トータル9アンダー・3位には西郷真央が入った。2週連続優勝を狙った渋野日向子はトータル7アンダー・7位タイ。今年の「全米女子オープン」覇者・笹生優花はトータル3アンダー・22位タイで4日間を終えた。ホールインワン賞がかかっていた15番パー3(135ヤード)では、葭葉ルミがエースを達成。賞金として300万円がSky株式会社より贈られる。浅地洋佑が逆転で2年ぶりV 石坂友宏、堀川未来夢2位11/7(日) 15:52配信 ゴルフ情報ALBA.Net<マイナビABCチャンピオンシップ 最終日◇7日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>国内男子ツアーは最終ラウンドが終了した。首位と1打差で出た浅地洋佑が7バーディ・3ボギーの「68」をマーク。トータル16アンダーで逆転し、2019年「ANAオープン」以来のツアー3勝目を果たした。トータル14アンダー・2位タイに石坂友宏、堀川未来夢。トータル13アンダー・4位に片山晋呉が入った。前週Vの池村寛世はトータル5アンダー・38位タイ。木下稜介は「78」と崩れ、トータル4アンダー・43位タイで4日間を終えた。昨年大会覇者のビクトル・ホブランが「62」で単独首位浮上! 3打差の3位にジャスティン・トーマス11/7(日) 7:18配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ワールドワイド・テクノロジー選手権 3日目◇6日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7017ヤード・パー71>メキシコで行われている米国男子ツアーはムービングデーが終了。昨年大会覇者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)が「62」と9つ伸ばしてトータル19アンダーの単独首位に躍り出た。2打差の2位にテイラー・グーチ(米国)、3打差の3位に世界ランキング7位のジャスティン・トーマス(米国)、5打差の4位に地元メキシコのカルロス・オルティスと続く。トータル13アンダーの5位タイにはマスターズ覇者セルヒオ・ガルシア(スペイン)とJ.J.スポーン(米国)。そのほか、優勝候補に挙げられた地元メキシコのエイブラハム・アンサーはトータル9アンダーの25位タイとなっている。なお、今大会に日本勢は出場してしない。2回覗いた“弱い心” 中島啓太が勝ちきった、74ホールの心の葛藤11/7(日) 7:45配信 ゴルフ情報ALBA.Net<アジアパシフィックアマチュア選手権 最終日◇6日◇ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ◇6986ヤード・パー71> ずっと目標としてきた「アジアパシフィックアマチュア選手権」優勝。勝ちきると決めて臨んだ最終日は、2度心が折れかけた。1度目は、9番パー4でのダブルボギー。序盤で単独トップに抜け出して3打差をつけていたが、ティショットをバンカーに入れて2打目はラフ。「フライヤーして、キャリーが10ヤードくらい出過ぎた」と3打目はグリーンを大きくオーバーして4オン2パット。ここでリードを失ってコー・タイチ(香港)に並ばれた。 さらに、13、14番とコーが連続バーディを奪って「タイチに単独1位に行かれて、一瞬、諦めかけました」。ここで再び気持ちが折れかけたが、「こんな所で終わっちゃいけない」と気持ちを奮い立たせ、直後の15番で1つ獲って首位に並び、プレーオフまで持ち込んだ。 18番パー4で行われたプレーオフ。72ホール目、引き分けたプレーオフの1ホール目は、どちらも「左の池にビビっていた」と右のバンカーにつかまってパーだった。しかし、決めなきゃいけない最後の戦い。プレーオフ2ホール目のティショットはしっかりフェアウェイを捕らえ、対するコーは、右バンカーから2打目をグリーン手前の池に落とした。「タイチが池に入れたとかは関係なく、絶対にバーディを獲れるっていう気持ちがあった」と、諦めかけた弱さは微塵もない。5メートルのバーディパットは、外れる気がしなかった。 ウィニングパットを決めた瞬間、大きく拳を振り下げてガッツポーズ。グリーン脇で待っていた5人の日本人選手たちが駆け寄ると、熱いものがこみ上げた。優勝カップの横に立つと、「家族や、ゴルフを始める前からサポートしてくれていた人を思い出しました」と、こらえきれない涙がこぼれる。 素顔は涙もろい21歳。スタート前も「タイチやユーシンと、すごい選手に追い掛けられるのが怖かった」と、緊張とプレッシャーで泣きそうだった。「精神的に、強くなった自分を見せられたと思います」と笑う新チャンピオン。きっと今年が最後になる「アジアアマ」で、掲げた目標通りに勝ちきった。この優勝で「マスターズ」出場が確定し、来年は「全英オープン」、「全米オープン」を加えた海外メジャー3試合が決まっている。「来年は大きな年になると思う。1試合1試合ちゃんと準備して、ベストパフォーマンスをだせるようにしたい」と、新しい一歩を踏み出した21歳は、これからもっと強くなる。金運アップにつながる!いますぐ始めたい「財布の整理術」8:10 配信 あるじゃん(All About マネー) お財布は長財布だし、色も黄色だからバッチリ!……しかし、それだけでは金運アップはできないのです。大切なのは、お財布の中身を開運につながるように整理整頓しておくこと。その整理術を解説します。 お財布の中にキャッシュカードとともにクレジットカードを入れている人が多いと思います。 カードの収納場所はある程度限られているので、同じ面にすべてのカードを収納している人がほとんどなのではないでしょうか?◆カードのタイプ別に収納する 金運アップをするためには、カードが持つ特性を理解して、分けて収納することが大切です。 たとえば銀行のキャッシュカードの場合、ふだんATMから出金することはもちろんですが、給与の振込口座に指定していればお金が入金されますし、カードを使ってお金を預け入れすることが可能です。 一方のクレジットカードの場合、カードローンやキャッシングなどに使用する場合は借金を作っていることであり、すなわちお金を引き出すための機能がメインとなっています。 普段使いでは、2つのカードの差をあまり気にすることはないかと思いますが、運気を考えていくとプラスのものとマイナスのものとなります。 異なる作用のあるものを同じ面に収納しておくと、プラスの貯まるという運気もマイナスされてしまいます。これは避けなければならない習慣のひとつでもあります。 金運アップのためには、キャッシュカードはお札やコインが入っている面に収納し、クレジットカードはそれ以外の面に収納するようにするとよいでしょう。◆お札は金種ごとに揃えるのが必須 もちろんお札とコインは分けて収納していると思いますが、お札の種類は気にせずに収納している人は多いのではないでしょうか? 金運アップをするためには、1万円札、5千円札、千円札というように、それぞれの金種別にあつめて金額順に並べて収納することが大切です。あわせてお札の向き、上下揃えて収納することも忘れずに!◆財布にレシートは収納しない 買い物をしてレシートを受取り、そのままお財布の中に入れているという人が見受けられますが、この行動は金運アップとは程遠い行動のひとつ。 受け取ったレシートはできるだけ早くお財布から出し、入れっぱなしにしないことが大切です。長くても2日以内には取り出すようにしましょう。 レシートを使って日々の支出管理をしている人は多いと思いますが、まとめて計算するより その日ごとに支出の確認をすれば、お財布に長く留まることはありません。 実は、昔ながらの毎日の家計簿付けの習慣というのは金銭感覚を養うことに役立つだけではなく、金運アップにも大いに役立つ習慣だったのです。これを機に、家計簿の付け方も変えてみてもよいですね。 お財布は大切な財産を収納する場所です。不要なものは入れたままにせず、必要なものを適正な場所へ収納しておくことが、金運アップの恩恵を受けられる近道になるのです。相続ルール改正で“暦年贈与封じ”か 駆け込み贈与の機会はあと2回11/7(日) 16:00配信 マネーポストWEB 2022年4月以降は、相続を巡るルールが大きく変わるとみられている。相続税の税率は財産が多いほど高くなるため、「生きているうちに子供に渡して財産を減らしておく」ことが節税につながる。それゆえ、相続税対策の王道とされてきたのが「生前贈与」だ。 1人への贈与は、年間110万円以下なら非課税になるので、複数年にわたって贈与を繰り返し、将来の相続税を減らすのが「暦年贈与」である。 ところが、この手法が来年以降に封じられる可能性があるのだ。相続・贈与に詳しい山本宏税理士事務所の山本宏・税理士が解説する。 「昨年12月に発表された与党の税制改正大綱には、“相続税と贈与税を一体化する”という方向性の文言が含まれていました。現行制度でも被相続人が亡くなる3年前までの贈与は相続税の課税対象になりますが、この期間が10年、15年に延ばされたり、贈与税の110万円非課税枠が撤廃されたりする可能性が考えられます。 今年12月の税制改正大綱にそうした内容が盛り込まれれば、過去のケースに照らし合わせると来年3月には法案が通り、最短で来年4月1日から新制度がスタートすることになります」 暦年贈与の他にも、贈与税が非課税となる特例は複数あるが、別表の通り、数年以内に期限を迎える見込みだ。相続税対策の常識が大きく変わろうとしているなかで、どのように対処すればいいのか。山本氏が続ける。 「来年4月以降に暦年贈与が使えなくなるという前提に立てば、ある程度、資産額が大きくて、相続税対策として生前贈与が必要な人は“あと2回の駆け込み贈与”をするのがよいでしょう。この年末までに1回と、年明けの改正前となる3月末までに1回の計2回です。もちろん110万円以下なら贈与税は2回とも0円ですが、相続税が相当かかると考えられる人は、110万円を超えても相続税の税率よりも低い贈与税率で贈与できれば、節税になります」 どういった贈与が得になるかは、財産の額や相続人の数によって変わってくる。 「たとえば相続人が妻と子供2人で、財産が2億円の場合、配偶者の税額軽減を考慮しないと2700万円の相続税が課税されます。想定相続税率は13.5%(2700万円/2億円)になる。この税率を下回る10%の範囲内の贈与を2回、かつ複数名に行なうことが節税になります。 たとえば1人に310万円の贈与を年末と年明けの2回、2人の子供に行なうと贈与税は40万円の2人分、80万円で済む。移転した預金は1240万円だから、実質6.5%の課税です。こうしたシミュレーションをして、贈与額を考えていきます」(山本氏) 何を贈与するかについても、工夫があっていい。 「たとえば、上場株であれば贈与した日、贈与月、前月及び前々月の平均額のうち最も低い額が贈与税の評価額として計算できます。株が急上昇した時に贈与して、贈与後に子供が売却しても、安かった時の株価に対して贈与税がかかります。移転コストもほとんどかかりません。逆に土地は登録免許税や不動産所得税などの移転コストがかかってメリットが小さいとされます」(山本氏) こうした前提のもと、最適な方法を探りたい。【7日・新型コロナ詳報】飲食店クラスター拡大 岐阜県で5人感染、6日続けて前の週を超す11/7(日) 19:44配信 岐阜新聞Web 岐阜県は7日、県内5市町で新たに計5人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者は6日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計1万8867人となった。 恵那市の接待を伴う飲食店クラスター(感染者集団)関連では、新たに利用客1人の感染が判明し、計37人となった。 また、岐阜市が6日に公表した同市内の家族と知人の計9人のクラスターについて、仕事で接点があった1人の感染が分かり、計10人となった。 新たに認定したクラスターはなかった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は4・03人。病床使用率は5・2%。宿泊療養施設の入所者は37人。 新規感染者の内訳は、関市1人、恵那市1人、土岐市1人、坂祝町1人、御嵩町1人。年代別は、20代3人、30代1人、80代1人。16年間、消費税を納めず 岐阜・本巣の国保診療所11/7(日) 21:18配信 岐阜新聞Web 岐阜県本巣市は5日、市国民健康保険診療所の2004年度から19年度まで16年間分の消費税が未申告だった、と発表した。今後、時効分を除く16年度から19年度の4年間分の消費税412万5千円を納付する。20年度分の111万3500円は、期限内の9月30日に申告し、すでに納付した。 市によると、消費税の納付は事業者免税点制度があり、03年まで課税対象の売上高3千万円以下は納付が免除され、制度改正に伴い04年4月から同1千万円以下となった。市内2カ所の診療所の合計した課税対象売上高は1千万円以上で、同年度以降は申告すべきだったが怠った。8月下旬に担当者が気付いた。チェック体制の不備などが原因という。 5日の市議会臨時会に、4年間の納付分を盛り込んだ補正予算案を提出し、可決された。無申告加算税と延滞税は、金額が確定次第納付する。インフルのワクチン接種 供給ペース遅く、予約の一時中止も 医療機関、コロナとの区別に苦慮2021/11/07 19:05 神戸新聞 インフルエンザの予防接種時期を迎え、兵庫県内の医療現場から戸惑いの声が上がる。新型コロナウイルスワクチンの接種と重なるケースもあることから、薬剤の取り違えなどを懸念。集団接種日を設ける診療所も出てきた。また、今季はインフルエンザワクチンの供給ペースが遅く、接種予約をいったん打ち切った医療機関もある。兵庫県は「シーズン全体の供給量は例年並みになる」とし、落ち着いてかかりつけ医に相談するよう呼び掛けている。(霍見真一郎) 「10月18日から新しい予約を断っています」。10月1日からインフルエンザ予防接種を始めた神戸市長田区の「いたやどクリニック」は、供給されたワクチンの量が予約で埋まったという。2020年はワクチンの小瓶(1本で大人2人分)を900本注文して832本納入されたため、今年も900本発注したが、10月半ばまでに届いたのは542本だけだったという。 同クリニックの木村彰宏院長は「インフル・ワクチンの効き目は3カ月程度で落ち始めるので、例年は11月ごろから打つよう勧めているが、底をついた。ただ、11月10日以降に追加供給があると聞いており、納入日は確定していないが、問い合わせも多いため予約を再開したい」と話す。 兵庫県薬務課の大岡徹彦課長は「昨年の供給は過去最高だったが、今年は例年並み。しかも昨年の10月末には供給予定量の9割が届いていたが、今年は65%にとどまる」と話す。ただ、11月以降に残りの35%が供給される見込みであることを強調する。 一方、コロナ・ワクチンとの混乱を警戒する動きもある。明石市の「ゆりのき内科」は10月1日から65歳以上限定で予約を受け付け、10月28日に希望者145人に一気に接種した。同市医師会長でもある橋本彰則院長は「同じ診療時間内にインフルとコロナのワクチンを交互に打つと、薬剤の取り違えや、皮下注射と筋肉注射の打ち間違いなどミスを起こしかねない」とし、インフルだけを接種する日を設けたという。 インフルは例年1月末〜3月上旬に流行のピークを迎えるが、発熱患者がインフルかコロナか外見では見分けがつかない。橋本院長は「今は発熱で受診してきても、コロナ・ワクチンを2回接種したと患者が言えば、一つの安心材料になる。しかし接種から時間がたって効果が落ちてくる冬は難しい」と懸念する。 インフルとコロナの流行について、県の田所昌也ワクチン対策課長は「コロナ・ワクチンの希望者は11月でほぼ打ち終わるし、(先に冬が来る)南半球でもインフルが流行しておらず、同時流行の可能性は低い」とみる。コロナ・ワクチンの3回目接種券の配布が近く始まりそうだが、田所課長は「高齢者の3回目は接種は早くても来年1月下旬から2月上旬。インフル・ワクチンと交錯し混乱することはないだろう」としている。
2021.11.07
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11月6日(土)、晴れです。好天が続きます。そんな本日は7時過ぎに起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階の掃除機ですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!1USドル=113.40円。1AUドル=83.93円。昨夜のNYダウ終値=36327.95(+203.72)ドル。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の7銘柄が値を上げて終了しましたね。ドキュサイン、スクエアが下げて、クアルコムが上げましたね。株式明日の戦略-反落も週間では大幅高、重要イベント通過で来週は堅調か3:53 配信 トレーダーズ・ウェブ 5日の日経平均は反落。終値は182円安の29611円。まちまちの米国株を受けて小高く始まったが、寄り付き天井となり、すぐにマイナス転換。そこから一気に下げ幅を3桁に広げた。ところどころでは下げ渋るものの、米雇用統計の発表を前に買いが手控えられる中、前場は下値模索が続いた。ただ、後場に入って29500円に接近したところでは、これを割り込むことなく切り返し、以降は下げ幅を縮小。29600円台まで戻して終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9900億円。業種別では水産・農林やその他製品、金属製品などが上昇している一方、海運や鉄鋼、倉庫・運輸などが下落している。上期の大幅増益が好感されたレノバが15%を超える上昇。反面、グローブライドは通期見通しを上方修正したものの、上期までの実績からは引き上げ幅が物足りないとの見方から発表後に急落。ストップ安まで売り込まれた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり540/値下がり1591。3Qの好業績が確認でき、増配の発表もあったSUMCOが7%近い上昇。上方修正を発表した任天堂は売りが先行したものの切り返し、終値では3%を超える上昇となった。ファストリ、キーエンス、レーザーテックなど値がさの一角が上昇。コナミHDやUACJが決算を材料に大幅高となった。アルフレッサは通期の利益見通しを引き下げたが、自己株取得の発表が好感されて急伸。米国子会社のNY証取上場意向を手がかりに、マネックスがストップ高となった。 一方、川崎汽船、商船三井、日本郵船の海運大手3社が連日の大幅安。日本製鉄、神戸鋼、JFEHDなど鉄鋼大手も厳しい下げとなった。米長期金利の低下を受けて、三菱UFJやみずほなど銀行株が軟調。ダイキンや三菱商事は上方修正が好感されず大幅安となった。下方修正を発表した武蔵精密や、上期が大幅減益となったGSIクレオスが急落。上期の最終利益が計画を下振れたオールアバウトがストップ安となった。 本日マザーズに新規上場したPhotosynth(フォトシンス)は、公開価格割れからのスタートとなった。場中には公開価格を上回る場面もあったが、終値は初値を下回った。 日経平均はさえない動きとなったが、後場の早い時間に安値をつけた後は、29500円を割り込むことなく下げ渋った。弱い中でもこういった動きが見られれば、売り急ぎは抑制される。今晩の米雇用統計が米国の長期金利上昇を促すようだと、もうしばらくは不安定な動きが続くかもしれない。しかし、金利がそれほど上昇しなかった場合には、世界的に株高傾向が強まる可能性がある。11月のFOMCで、FRBはテーパリングが終了しても、すぐに利上げを実施するわけではないとの見方が強まった。来年になると状況次第では早期利上げへの警戒が再燃することになるだろうが、今年はそういった心配をする必要はない。今回の米雇用統計を波乱なく通過できれば、以降は経済指標などに対して米長期金利が神経質に反応する場面が減ってくるだろう。米国株もそういった状況を見越して株高になっていると思われる。日本株に関しても、日経平均があっさり3万円を突破して年初来高値更新から一段高となるシナリオを想定しておいた方が良い。【来週の見通し】 堅調か。日経平均は今週、衆議院選挙や11月FOMCなど注目イベントを消化して水準を切り上げており、基本的には下げづらく、上げやすい地合いが醸成されると予想する。海外からの材料が少ない中、国内では引き続き決算発表が多い。週初の8日には注目度の高いソフトバンクGの決算が出てくる。また、新興銘柄の決算も多く、トレード材料には事欠かない。岸田政権は今月中旬に経済対策をまとめるとみられており、衆院選で自民党が勝利した中、政策期待も高まりやすい局面。中国では11月11日が「独身の日」で大規模なセールとなるが、国内でも消費関連やEC関連の刺激材料となる可能性がある。〔米株式〕ダウ、2日ぶり最高値=予想上回る雇用統計で(5日)☆差替5:48 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク株式相場は、就業者数の伸びが予想を大きく上回った米雇用統計を好感し、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比203.72ドル高の3万6327.95ドル(暫定値)と、2日ぶりに史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は31.28ポイント高の1万5971.59と、最高値を塗り替えて引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比382万株減の9億5445万株。 米労働省が朝方発表した10月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月比53万1000人増と、市場予想(45万人増)を大きく上回る伸びとなった。雇用情勢の改善が確認され、景気回復への期待が高まる中、株式相場は高寄り。その後軟調に推移したが、引けにかけて再び買いが先行した。 また、米製薬大手ファイザーはこの日、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」の中・後期臨床試験(治験)で、入院や死亡のリスクを89%低減させる効果が得られたとの中間結果を公表。コロナ対策に画期的な役割を果たすとの期待感から同社株が急伸したほか、景気敏感株などにも買いが広がった。 業種別では、エネルギーや資本財が全体の伸びをけん引。公益や通信、素材の上げも目立った。一方、ヘルスケアは軟調だった。 個別銘柄(暫定値)では、ファイザーが10.9%高、カーニバルが8.4%高、アメリカン航空が5.7%高、ボーイングが5.4%高、アメリカン・エキスプレスが2.4%高、キャタピラーが1.1%高。一方、モデルナが16.6%安、メルクが9.9%安。通期の業績見通しを引き下げたペロトン・インタラクティブは35.3%安と急落した。(了)〔NY外為〕円、113円台前半(5日)6:19 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用統計を受けていったん買われたドルが売り戻され、円相場は1ドル=113円台前半に上昇した。午後5時現在は113円36~46銭と、前日同時刻(113円70~80銭)比34銭の円高・ドル安。 米労働省が朝方発表した10月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門就業者数は53万1000人増加した。伸びは3カ月ぶりに前月を上回り、市場予想(45万人増=ロイター通信調べ)より高い水準。失業率も改善を示した。 発表を受け、相場はいったんドル買いで反応。円は114円付近に下落したが、統計の消化が進むと次第にドル売りが優勢となり、円は113円台前半に向けて上昇した。 10月の米労働参加率が前月から横ばいにとどまり、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする雇用最大化の時期が見通せないとの見方が浮上した。また、米長期金利が大きく低下したこともドル売り材料になったもよう。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1563~1573ドル(前日午後5時は1.1550~1560ドル)、対円では同131円12~22銭(同131円41~51銭)と、29銭の円高・ユーロ安。(了)【米国市況】株またも最高値更新、景気回復に期待-国債利回りは低下2021年11月6日 6:09 JST ブルームバーグ 5日の米株式相場は上昇。主要株価指数がそろって最高値を更新した。堅調な米雇用統計を受けて、景気回復の恩恵を受けるとみられる銘柄が買われた。ファイザーが開発した新型コロナウイルス感染経口薬の臨床試験結果も好感された。米国株はナスダック100が10連騰-S&Pは週間で5週続伸米国債は上昇、10年債利回り1.45%に低下ドル指数は下落、円は買われ1ドル=113円台前半NY原油は反発、サウジが輸出向け販売価格引き上げNY金先物は続伸、米国債利回り低下で代替需要 S&P500種株価指数は週間ベースで昨年8月以来最長の5週連続上昇。資本財や商品関連がテクノロジーよりも堅調だったが、ハイテク中心のナスダック100指数はなお10営業日続伸した。航空やクルーズ船運航関連、ホテル、小型株も値上がり。 ファイザーは新型コロナ経口薬に関するデータを今月25日の感謝祭の祝日までに米当局に提出することを目指していると、アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンに話した。 S&P500種は前日比0.4%高の4697.53。ダウ工業株30種平均は203.72ドル(0.6%)高の36327.95ドル。ナスダック総合指数は0.2%上昇。 ジャナス・ヘンダーソン・インベスターズの調査ディレクター、マット・ペロン氏は「力強い雇用統計は、新型コロナのデルタ変異株感染を主因とした雇用減速が実際に一時的だったことを示唆する歓迎すべきものだ。景気拡大に向けて良い前兆となる。景気拡大は今後数カ月続く見通しで、企業業績や景気敏感セクターを押し上げるだろう」と述べた。 雇用統計は予想より強かったが、米国債相場は上昇。ショートカバーが入ったとの見方と整合的だ。ニューヨーク時間午後4時31分現在、10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.45%。一時は9月27日以来初めて1.45%を割り込んだ。 外国為替市場ではドル指数が低下。雇用統計を受けて一時は上昇していたが、米国債利回りの低下につられる格好となった。ドルは主要10通貨に対しては高安まちまち。この日は円の上げが目立った。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ニューヨーク時間午後4時32分現在、ドルは対円で0.4%安の1ドル=113円35銭。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.1569ドル。 ニューヨーク原油先物相場は反発。週間ベースの下げを一部埋めた。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが輸出向け原油の公式販売価格を引き上げたことを手掛かりに、取引終盤に上昇が加速した。市場は米国が戦略石油備蓄(SPR)の放出を決める可能性にも注目している。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は前日比2.46ドル(3.1%)高の1バレル=81.27ドルで終了。一方、週間ベースでは2.8%安となった。ロンドンICEの北海ブレント1月限は2.20ドル高の82.74ドル。 ニューヨーク金先物相場は続伸。米雇用統計発表後に米国債利回りが低下し、代替投資としての需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比1.3%高の1オンス=1816.80ドルで終了。週間ベースでも1.8%高とプラスで終えた。米国株式市場=最高値更新、ファイザーのコロナ飲み薬など好感2021年11月6日午前6:22 ロイター編集[5日 ロイター] - 米国株式市場は、雇用統計が好調だったことを受け、主要3指数が終値ベースで過去最高値を更新した。米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬で重症化リスクが大幅に低下したと報告したことも支援要因になった。S&P総合500種とナスダック総合が終値ベースで過去最高値を更新するのは7営業日連続。週足では、ダウ工業株30種も含む3指数が5週間連続で上昇した。労働省が朝方発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比53万1000人増と、市場予想の45万人を上回って増加したほか、失業率は4.6%と、前月の4.8%から改善した。この日はほかに、ファイザーが開発中のコロナ経口薬「パクスロビド」について、入院と死亡のリスクが89%低下したことを示す臨床試験(治験)結果を発表。ブーラ最高経営責任者(CEO)は緊急使用許可申請の一環として、今月25日までに米食品医薬品局(FDA)に治験の暫定結果を提出するとした。ホライゾン・インベストメント・サービシズ(インディアナ州)の最高経営責任者(CEO)、チャック・カールソン氏は「今週これまでに見られていた勢いが継続した。雇用統計とファイザーの発表を受け、株式市場に資金が流入している」と述べた。ファイザーの発表を受け、旅行関連株が買われ、S&P1500航空株指数は7%高。クルーズ船運航大手のカーニバル、ロイヤル・カリビアン・クルージズ、ノルウェージャン・クルーズは約8─9%上昇した。ニュー・バインズ・キャピタル(ニュージャージー州)のマネージングディレクター、アンドレ・バホス氏は「確定的なことを言うには早すぎるが、ファイザーのコロナ飲み薬はレジャー産業などに対するゲームチェンジャーになる可能性があり、株価に反映されている」と述べた。S&P500の主要セクターでは、エネルギーが1.4%、工業が1%、それぞれ上昇。ただヘルスケアは1%安と、唯一マイナス圏で終了した。ファイザーの発表受け、同じく新型コロナの飲み薬を開発するメルクのほか、新型コロナワクチンを製造するモデルナに売りが出たことが背景。メルクは約10%、モデルナは16.6%下落した。いわゆる「巣ごもり銘柄」も売られ、ビデオ会議サービスのズーム・ビデオ・コミュニケーションズは6.2%安、動画配信サービス大手ネットフリックスは3.4%安。フィットネス機器販売のペロトン・インタラクティブは35.3%安。パンデミック(世界的大流行)前の生活習慣に戻りつつある中、需要が予想よりも急激に鈍化していることを背景に、通期の売上高見通しを最大10億ドル下方修正した。画像共有サイトのピンタレストは5.9%高。同社は前日、第4・四半期の売上高伸び率が10%台後半になるとの見通しを示した。第3・四半期決算は売上高が43%増加し、市場予想を上回った。週初からの上昇率はS&P総合500種が2%、ダウ工業株30種が1.42%、ナスダック総合が3.05%。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.16対1の比率で上回った。ナスダックでは1.22対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は約115億株。直近20営業日の平均は105億株。NY外為市場=ドル1年超ぶり高値、予想上回る雇用統計で6:12 配信 ロイター[ニューヨーク 5日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、予想を上回る米雇用統計を受けドルが1年超ぶりの高値を付けた。ただ、取引終盤にはリスク選好度が改善し株価が上昇したためドルが下げに転じた。米労働省が5日発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月より53万1000人増加した。予想されていた以上の増加幅となり、第4・四半期の初めに経済活動が勢いを取り戻したことをより鮮明に示した。今夏の新型コロナウイルス感染者数の急拡大が収まったことを受けた。これを受け、ドル指数は一時94.634と2020年9月25日以来の高値を付けた。ただ、リスク選好が改善し、株価が幅広く上昇したことでドル売りが強まり、終盤は0.096%安の94.234となった。週間では約0.1%上昇した。TD証券のストラテジストは、今回の雇用統計はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見で述べた「実質的な一段の進展」と一致していると指摘。ドルが幅広く上昇する条件が整っており、11月の季節的な傾向とも一致しているとした。ポンドは一時0.5%安の1.34250ドルと1カ月ぶりの安値を更新。終盤は0.07%安。豪ドルはオーバーナイトの下げから切り返し、0.01%高の0.73995米ドル。ただ、週間では約1.6%下げた。ユーロは0.08%高の1.15635ドル。暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.89%安の6万0908.40ドル。ドル/円 NY終値 113.40/113.43今週の【早わかり株式市況】続伸、衆院選での自民健闘とFOMC通過後の米株高でリスク選好6:40 配信 株探ニュース現在値東エレク 56,600 +350HOYA 17,940 +105SMC 72,730 +180スズキ 5,417 -5Fリテイリ 80,030 +810■今週の相場ポイント 1.日経平均は2週連続上昇、週初の急騰がモノをいう形で週間700円強の上昇 2.週初は前日の衆院選で自民党が想定以上に健闘し、これを好感した買いが集中 3.2日(火)は祝日前でFOMCの結果発表も控え、買い手控えムードが強まる 4.休み明けの4日(木)はFOMC通過後の米株高を受け、リスク選好の展開に 5.週末は買い気盛り上がらず、2万9000円台後半は戻り売り圧力の強さ確認■週間 市場概況 今週の東京株式市場は日経平均株価が前週末比718円(2.49%)高の2万9611円と2週連続の上昇となった。 今週は衆院選通過後の週明けと、週央の米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て株式市場がどういう動きを見せるかが一つのポイントだった。東京市場が休場だった3日(日本時間4日未明)に金融政策の結果発表とパウエルFRB議長の会見が行われたが、米株市場はFOMC後に主要3指数が揃って最高値を更新、これを受けて安心感が漂った。 名実ともに11月相場入りとなった週明け1日(月)は大きくリスクオンに傾き、日経平均は750円あまりの急上昇をみせた。前日の衆院選で自民党が単独で絶対安定多数を確保したことから、空売りの買い戻しを誘発し、先物主導で大きく水準を切り上げた。しかし2日(火)は反落。前日の急騰の反動が出たほか、3日に予定されるFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑から持ち高を軽くする動きが強まった。ただ企業の決算発表が本格化するなか、個別に好決算銘柄を買う動きが全体を支え、下げ幅は限定的だった。3日(水)は文化の日で休場。4日(木)は再びリスク選好の流れに傾いた。注目されたFOMCではテーパリング開始を正式決定したものの、パウエル氏がインフレは一過性との見方で利上げについて慎重な姿勢を崩さなかったことで安心感が広がり、前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数が揃って最高値更新を続けた。この地合いを東京市場も引き継ぐ格好となった。しかし、週末5日(金)はまたも売りに押される展開に。前日の欧州株市場は総じて上値指向となり、独・仏の両市場が最高値に買われた。また、米国株市場でもNYダウが小反落したとはいえナスダック総合指数やS&P500指数は最高値更新が続くなど強い動きを続けた。ところが、日経平均の2万9000円台後半は戻り売り圧力も強く、アジア株安を横目に東京市場の買い気は盛り上がらなかった。■来週のポイント 今週は週末に3万円目前で跳ね返された形となったが、来週は3万円大台乗せをうかがう展開が期待される。 重要イベントとしては、国内では8日発表の9月景気動向指数が注目される。海外では10日に発表される中国10月の消費者物価指数と生産者物価指数や米国10月消費者物価指数に注視が必要だろう。■日々の動き(11月1日~11月5日)【↑】 11月 1日(月)―― 続急伸、衆院選の結果受けリクスオンの流れが加速 日経平均 29647.08( +754.39) 売買高12億8590万株 売買代金 3兆2825億円【↓】 11月 2日(火)―― 3日ぶり反落、前日急騰の反動で利益確定売りが優勢 日経平均 29520.90( -126.18) 売買高11億8356万株 売買代金 2兆7777億円【↑】 11月 4日(木)―― 反発、米株高を受けてリスク選好の動きが優勢 日経平均 29794.37( +273.47) 売買高14億8277万株 売買代金 3兆6854億円【↓】 11月 5日(金)―― 反落、為替の円高進行で利益確定売りが優勢 日経平均 29611.57( -182.80) 売買高12億6664万株 売買代金 2兆9916億円■セクター・トレンド (1)全33業種中、23業種が上昇 (2)東エレク など電気機器が値上がり率トップ (3)HOYA など精密機器、SMC など機械、スズキ など自動車といった輸出株が高い (4)ファストリ など小売り、リクルート などサービス、ZHD など情報・通信業といった内需株も堅調 (5)ANAHD など空運は大幅高 (6)金融株は三菱UFJ など銀行が上昇も かんぽ生命 など保険、日本取引所 などその他金融、野村 など証券はさえない (7)郵船 など海運、日本製鉄 など鉄鋼が売られた■【投資テーマ】週間ベスト5 (株探PC版におけるアクセス数) 1(1) 半導体 2(28) 仮想空間 3(8) 脱炭素 ─── COP26に岸田首相が0泊2日で電撃参戦 4(5) デジタルトランスフォーメーション 5(4) 再生可能エネルギー ※カッコは前週の順位NY概況-主要3指数が最高値更新 雇用統計やコロナ治療薬を好感7:13 配信 トレーダーズ・ウェブ 米株は続伸。米10月雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が市場予想を上回る強い結果となり、景気回復への楽観的な見方が強まったほか、ファイザーのHIV治療薬がコロナウイルスの重症化リスクを89%低下させるとのニュースも経済活動正常化期待を高めた。前日に6日ぶりに小幅反落したダウ平均は203.72ドル高(+0.56%)と反発し、再び史上最高値を更新。ボーイングが5.37%高となったほか、ビザ、ウォルト・ディズニーも3%超上昇し、ダウ平均を押し上げた。S&P500は0.37%高と7営業日続伸し、ナスダック総合も0.20%高と10営業日続伸。ともに史上最高値の更新が続いた。週間ではダウ平均が1.42%高、S&P500が2.00%高、ナスダック総合が3.05%高とそろって5週続伸した。 S&P500の11セクターはヘルスケアを除く10セクターが上昇。エネルギー、資本財、公益、素材、一般消費財、コミュニケーションが上昇率上位となった。個別ではファイザーが10.86%高となったほか、旅行需要の回復を背景に好決算を発表したエクスペディアが15.6%高、クルーズのロイヤル・カリビアン・クルーズ、カーニバルや空運のデルタ航空、カジノのラス・ベガス・サンズなども7-8%上昇した。株式週間展望=供給制約と原材料高の「先」を意識、業績相場へ移行も8:04 配信 モーニングスター現在値トヨタ 2,035 -28任天堂 50,640 +1,500 衆院選での予想を上回る自民党の勝利とFOMC(米連邦公開市場委員会)の無難な決着により、今週の日本株相場は堅調に推移した。日経平均株価は4日に2万9880円(当欄の前回予想レンジは2万8500-2万9500円)まで上昇。ただ、それでも海外勢の優先度は高まっていないとみられ、週末は戻り売りに押し戻された。一方、トヨタ自動車 の7-9月(23年3月期第2四半期)決算が好内容だった意味は大きい。来週は本格的な業績相場入りへのきっかけをつかみたいところだ。<複数のリスク要素が緩和> 国内政治と米金融政策、さらには企業業績をめぐる懸念が後退しつつある。自民が衆院選で単独絶対安定多数を維持し、来夏の参院選へ向けても勢いを得たことで、岸田政権の長期化が視野に入った。FOMCではテーパリング(金融緩和の縮小)がアナウンスされたものの、利上げ時期の想定は早まらなかった。この2つの材料によって、市場のリスク許容度は従来より広がった。 さらに、トヨタが4日に発表した7-9月決算は、本業のもうけに当たる連結営業利益が市場予想を大きく上回り、通期計画も増額された。円安の追い風があったとはいえ、半導体不足などによる減産下での高収益は評価に値する。また、ばん回生産にもメドが付いたことで、幅広く安心感がもたらされた。 実際、半導体の供給制約の改善をマーケットは意識し始めているようにも見える。ゲーム機「スイッチ」の販売台数を引き下げた任天堂 の株価は5日、前日比で大きく下げることなく切り返してプラス圏に浮上した。トヨタに関しては利益確定売りが膨らんでいるものの、需給は早晩安定すると考えられる。 半導体をはじめとする部品の調達難や、物流費、原材料価格の上昇は、足元の企業業績に色濃く反映されている。それに伴う収益の伸び悩みや下方修正で急落する銘柄も相次いだ。しかし、半導体メモリーのDRAM価格は既にピークアウトしているほか、コンテナ船運賃も中国・上海発のスポット指数(SCFI)が下落に転じている。<イラン核協議再開に注目> 原油相場をめぐっては、産油国が増産に慎重だ。しかし、経済制裁により国際マーケットからはじき出されているイランが、EU(欧州連合)との核協議を再開することが決まった。一大産油国の同国には供給の余力が大きく、先物価格の上値を継続的に押さえる可能性がある。 こうした状況を踏まえると、もはや株価には十分に織り込まれたかもしれない部品供給の制約や原材料高を、今後も懸念し続ける必要性は薄いとも考えられる。むしろ、高値圏にある一部の半導体関連株からの資金流出に備えるべきではないだろうか。 本稿では5日日本時間夜発表の米10月雇用統計の内容を締め切り時間の都合で確認していない。再び早期利上げの観測に結び付けばやっかいだが、コモディティー価格の一服はインフレ不安の軽減要素としても注目される。 来週は中国共産党の6中全会(8-11日)をはじめ、中国絡みのイベントが多い。10日には同国の10月消費者物価・生産者物価が発表されるほか、11日はインターネットセール「独身の日」が控える。国内では9日の10月景気ウオッチャー調査が出るほか、12日がオプションSQ(特別清算指数)に当たる。 日経平均の予想レンジは2万9000-3万200円に引き上げる。マーケットが本格的に供給制約の先を見据え始めれば、業績相場の様相が強まる。一方、11日日本時間早朝にはMSCIスタンダード指数の定期見直しが発表される。前回5月(日本株は採用ゼロ・除外29銘柄)は需給悪化要因となっただけに注意が必要だ。NY株式:米国株式市場は上昇、強い雇用統計を好感9:43 配信 フィスコ ダウ平均は203.72ドル高の36,327.95ドル、ナスダックは31.28ポイント高の15,971.59で取引を終了した。 10月雇用統計の予想を上回る強い結果を好感し、寄り付き後、上昇。製薬会社のファイザー(PFE)が開発中の新型コロナウイルス感染症治療の飲み薬が重症化リスクを大きく軽減することを明らかにし、専門家が来年の1月までにパンデミックが終了する可能性に言及すると回復期待感が一段と強まり、買いが加速。主要株式指数は総じて終日堅調に推移し、連日で史上最高値を更新し終了した。セクター別では消費者サービスが上昇した一方で、医薬品・バイオテクが下落。 製薬会社のファイザー(PFE)は開発中の新型コロナウイルス感染症の治療薬が高リスク患者の入院・死亡を89%減らしたとする臨床試験結果を発表し近く米食品医薬品局(FDA)にデータを提出する計画を発表すると、大幅上昇した。これに対し、ワクチン関連のバイオ、モデルナ(MRNA)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)は下落。イベント会社のライブ・ネーション・エンタテインメント(LYV)は経済活動の再開に伴う売り上げ増で、四半期決算の好調な結果を好感し買われた。また、配車サービスのウーバーテクノロジーズ(UBER)は決算で調整後黒字転換が好感され上昇。一方、在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は昨日引け後に発表した決算で損失が予想以上の幅となったほか、需要が弱く見通しを大幅に引き下げ、新規雇用の凍結を発表したことが嫌気され大幅下落した。 バイデン大統領は国民に向けた演説で、雇用が増加し賃金も上昇したと言及したほか、政権が提案している歳出案がインフレ圧力を弱め、生活費上昇に対処するものだと主張した。(Horiko Capital Management LLC)米ファイザーのコロナ飲み薬、重症化リスク89%減 近くFDAにデータ提出2021年11月6日午前1:27 ロイター編集[ワシントン 5日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬について、入院と死亡のリスクが89%低下したとの臨床試験(治験)結果を発表した。ブーラ最高経営責任者(CEO)は緊急使用許可申請の一環として、今月25日までに米食品医薬品局(FDA)に治験の暫定結果を提出するとしている。ファイザーが治験を実施したのは、既存の抗ウイルス薬「リトナビル」と開発中の新型コロナ治療薬を併用する治療法で、ブランド名は「パクスロビド(Paxlovid)」。1日2回、3錠を投与する。治験は、軽・中程度の新型コロナ感染症と診断された患者で、肥満や高齢など重症化リスクを少なくとも一つ抱えている人を対象に実施。1219人の患者を分析した結果、症状が出てから3日以内にパクスロビドの投与を開始した患者のうち、投与開始から28日以内に入院が必要になった患者は0.8%にとどまった。死亡者はゼロだった。プラセボ(偽薬)の投与を受けたグループでは7%が入院し、7人が死亡した。症状が出てから5日以内に投与を開始した場合では、入院率は1%。これに対しプラセボの投与を受けたグループの入院率は6.7%で、10人が死亡した。ブーラCEOによると、この結果は有効率85%に相当する。副反応については詳細を明らかにしなかったが、パクスロビド投与とプラセボ投与の双方のグループで約20%が何らかの不調を訴えた。リトナビルの副反応には吐き気や下痢が含まれる。ファイザーは良好な結果が得られたため治験を早期に打ち切った。製造量の見通しについては、2021年末までに18万パック以上、22年末までに少なくとも5000万パック以上とした。バイデン米大統領は、米政府はファイザー製の飲み薬を大量に確保したと表明。「FDAが承認すれば、すぐに感染者を治療できる飲み薬が用意できる」と述べた。新型コロナ感染症治療の飲み薬を巡っては、英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)が4日、米製薬大手メルクがリッジバック・バイオセラピューティクスと共同開発した「モルヌピラビル」を承認。世界で初めて新型コロナの飲み薬が承認された。ブーラCEOはインタビューで、パクスロビドの供給契約について90カ国と協議していると表明。価格はメルクの飲み薬の価格に近いものになるとした。メルクの米国での契約価格は5日間の治療コースで約700ドル。米国ではFDAの外部専門委員が30日に会合を開き、メルクの飲み薬について討議。ファイザーは、同会合でパクスロビドについても討議されるかは把握していないとした。アマゾン傘下のカイパー、衛星4538基の打ち上げ認可を申請合計7774基、全世界でブロードバンド提供へ2021/11/06 06:42 ブルームバーグ米アマゾン・ドット・コム傘下のカイパー・システムズは、通信衛星を新たに4538基打ち上げる計画について米連邦通信委員会(FCC)に認可を申請した。イーロン・マスク氏率いるスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)に対抗し、宇宙からブロードバンド通信を提供するための衛星網を増強する。同社はこれまでに3236基の打ち上げに関してFCCの認可を取得済み。新たな申請が認可されれば合計7774基の人工衛星を運営することになると、届け出で明らかにした。同社は今月に入り、プロトタイプ衛星2基を2022年遅くに打ち上げる計画も明らかにしている。マシュー・ウルフが首位キープ ジャスティン・トーマスは5位T11/6(土) 8:38配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ワールドワイド・テクノロジー選手権 2日目◇5日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7017ヤード・パー71>米国男子ツアーはメキシコが舞台。大会2日目を終えて、初日に10アンダーのビッグスコアを叩き出したマシュー・ウルフ(米国)がこの日も3つスコアを伸ばし、トータル13アンダーで首位を守った。2打差の2位にスコッティ・シェフラー(米国)。さらに1打差の3位タイに地元のカルロル・オルティス(メキシコ)とディフェンディングチャンピオンのビクトル・ホブラン(ノルウェー)がつける。ジャスティン・トーマス(米国)はトータル9アンダーの5位タイ。リッキー・ファウラー(米国)はトータル4アンダーの58位タイ。ブルックス・ケプカ(米国)はトータルイーブンパーで予選落ちとなっている。おやつタイムは、昨日の「ジークフリーダ」で購入したケーキでした。昨日は洋ナシを、本日はサツマイモをいただきました。国内女子・男子のゴルフツアーをTV観戦。ライブでも最終組のグリーンまで放送して欲しいですね。中々の接戦で面白い。米ドル/円は、年内120円を目指した押し目買い継続! 主要中央銀行は金融緩和縮小に追い込まれるが、日銀は蚊帳の外。円安は進む!14:06 配信 ザイFX!RBAはイールド・カーブコントロールから撤退した最初の中央銀行に。世界の中央銀行の引き締めシナリオに拍車がかかるか みなさん、こんにちは。 今週(11月1日~)注目されたイベントは、なんといってもRBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])理事会。 その最大のポイントは、RBAがYCC(イールド・カーブコントロール)から撤退した最初の中央銀行になったことです。(※編集部注:「イールド・カーブコントロール」とは、長期金利と短期金利の誘導目標を操作して、イールドカーブを適切な水準に維持すること) RBAは、2020年3月にYCCを採用し、翌日物金利と3年物利回りを0.25%に設定しました。その後、2020年11月に0.1%に設定を引き下げています。 今回のRBAが注目されたのは、10月29日(金)に、大方のマーケットの予想に反し、RBAが3年国債利回りを0.10%前後の目標水準に抑制するための対応を行わず、国債を購入する計画を公表しなかったこと。 このRBAの対応見送りは、YCCが停止されるのではないか(? )との市場の観測に拍車を掛けたことになります。 それにより、豪州の3年国債利回りは一時1.2150%まで急騰。同10年国債利回りも2019年3月以降で初めて2.00%を上回りました。 加えて、RBAの利上げについても話題になっていましたが、その理由は豪州の住宅価格が10月に急上昇したこと。それにより、RBAは現在の予測である2024年よりもかなり前に利上げするのではないかとの思惑が拡大していました。 こうした背景により、いつも以上に注目が高まっていたRBA理事会ですが、その決断は、まず2024年償還国債の利回り目標の撤廃。 ただ利上げについては、RBAのロウ総裁が「利上げの条件が整うには一定の時間がかかる公算」とコメントしたことにより、マーケットはいったんセル・ザ・ファクトの豪ドル売りが出て反落しています。 ただ豪州でも、インフレが静かに進行しています。 今回のRBA理事会の結果は、世界的なインフレは「一過性」であるとの見方が失墜しつつあるということを意味し、世界の中央銀行が引き締めに向かうというシナリオに拍車がかかるのではないかと思われます。FOMCはテーパリング開始決定も、パウエル議長は利上げとは違うと強調。NYダウとナスダック総合指数は史上最高値更新 このRBAの結果を受けて注目されたのが、本日早朝に発表された、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果でした。 その内容は、マーケットのコンセンサスどおり、テーパリング(※)の開始が発表されました。(※「テーパリング」とは、量的緩和政策により、進められてきた資産買い取りを徐々に減少し、最終的に購入額をゼロにしていこうとすること) 資産購入については月額150億ドルのペースで縮小を開始すると表明。その内訳は、米国債が月額100億ドル、MBS(住宅ローン担保証券)が50億ドル。 結果、来年(2022年)6月には、資産購入がゼロになります。 決定は全会一致。来年(2022年)には「毎月同様の資産購入減速が適切になる可能性が高い」としながらも、変化に応じて「購入ペースを調整する用意がある」と説明しています。 インフレ高進については、一時的との認識について従来よりも確信の度合いを弱めています。加えて、パウエル議長は「テーパリング」と「利上げ」は違うと相変わらず強調。 そのため、NYダウもナスダック総合指数も史上最高値を更新しています。金融緩和縮小を発表しながらも、株価も堅調に推移させることを両立しており、その手腕はお見事。 この一連の動きを、FT(フィナンシャル・タイムズ)などは、「ハト派的なテーパリング」と称しています。 どちらにせよ、インフレは一時的という見方が徐々に後退し、FOMCも金融緩和縮小に一歩前進したといえます。 この動きは、RBAやBOC(カナダ銀行[カナダの中央銀行])など、世界の主要中央銀行が金融政策を引き締め始めた行動と同じ。どちらかといえば、BOCやRBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])は、FOMCの決定を先回りして行った決定であるわけですが。日銀はなかなか金融緩和縮小に動かず…。円安圧力は引き続き高まることを想定 一方、金融緩和縮小になかなか動き出さない中央銀行があります。 それは……日本銀行。 その結果、過去1年、過去6カ月、過去1カ月と時間軸を変えても、いつも主要通貨に対して売られているのは、日本円です。 日本銀行が、RBAのようにYCCから撤退する可能性が高まるのは、数年先になるとみられることから、日本円には引き続き売り圧力が高まると想定しています。 先週(10月25日~)まで、豪ドルを筆頭とした資源国通貨は、対円で堅調に推移していましたが、豪ドル/円はすでに8円超も急騰しているため、今週(11月1日~)は、米ドル/円のほうに注目が集まるのではないかと想定しています。 米ドル/円は引き続き、年末の120円を目指して押し目買い継続。国内株式市場見通し:企業決算終盤戦、海外物価指標にも注目14:17 配信 フィスコ現在値トヨタ 2,035 -28ソフトBG 6,209 -21東エレク 56,600 +350スクリンH 11,460 +20■衆院選結果やハト派のFOMCを好感今週の日経平均は大幅続伸。週間の上げ幅は718.88円(+2.49%)で、終値は29611.57円。事前に懸念されていた衆院選において、自民党が安定的な国会運営に必要とされる絶対安定多数を獲得したことが好感され、週初から日経平均は754.39円高と急伸し、9月30日以来となる29500円を回復。その後も、良好な企業決算を背景に連日で過去最高値を更新する米株式市場を追い風に、利益確定売りをこなしつつ堅調な動きが継続。祝日を挟んだ後の4日には再び273.47円高と大きく上昇し、日経平均は高いところで29880.81円まで上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想どおり量的緩和の縮小(テーパリング)開始が決まったが、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長は「インフレは一時的」との見方や利上げへの慎重姿勢を再表明。総じてハト派的な内容と受け止められ、これが株式市場全体の押し上げにつながった。週末は、前日までの上昇の反動が出やすいなか、週末の10月米雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、週末イベントを前に持ち高調整の売りから反落したが、健全な調整にとどまり、29611.57円で週を終えた。日経平均は週間形状では2週連続で陽線を引いた。■緩和策長期化が下支えも、日本株の上値は重そう来週の日経平均はもみ合いか。国内企業の7-9月期決算発表が終盤戦に入る。海外の物価関連指標など注目材料もあるが、基本的には企業決算を受けた個別株物色が中心となりそうだ。株式市場全体としては引き続き堅調な展開が想定される。今週開催された米FOMCでは上述したように、総じてハト派的な内容となった。また、4日、利上げが有力視されていた英国では、英イングランド銀行が予想に反して政策金利を据え置いた。声明では今後数カ月の間に政策金利の引き上げが必要になるとの認識を示したが、足元のインフレよりも早期利上げによる景気回復の腰折れを懸念している様子。一方、米10年国債利回り及び期待インフレ率の指標とされる米10年物ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は共に10月下旬の高値をピークに上昇が一服。差し当たっては緩和策の長期化が過度なインフレを招くとの恐れにはつながっていないようだ。インフレを巡る思惑が適度にコントロールされながら緩和策長期化への期待が高まることは、相場のサポート要因となりそうだ。10月の米雇用統計も景気回復を裏付けつつ、早期利上げの根拠としては力不足といったマイルドな結果となっており、相場の支援要因となろう。他方、来週は米国や中国で消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)など、物価関連の指標が多く発表される。各国の金融政策関係者はすでに、供給ひっ迫に起因するインフレは来年以降まで続く見通しとの見解を示しているため、仮に結果が市場予想を上回ったとしても、見方を大きく変える必要はない。しかし、米国で主要株価指数が揃って過去最高値圏にあること、将来の株価変動率を表し、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数が警戒水準の20を大きく下回っていることを踏まえると、市場は弛緩的なムードに浸っていると窺える。楽観に傾いている時こそ注意を払っておいた方がよいだろう。他方、日本株に目を向けてみると、過去最高値を更新し続ける米国株と比べて上値の重い印象がくすぶる。市場予想を大幅に上回る好調な決算が相次ぐ米国に比べ、日本では市場予想を上回る決算が相対的に少なく、上振れ度合いも小さい。今週は、トヨタ自動車が業績予想を上方修正しながらも、「円安効果を除けば資材高騰などで実質下方修正」とコメントしたことが象徴的だった。バリュエーション面では割安とはいえ、積極的に日本株を選好しにくい状況と言えるだろう。また、衆院選では、自民党が事前の予想を覆すほどの議席数を獲得し、ポジティブサプライズとなったが、そもそも岸田政権が掲げる政策は相場の支援要因にはなりにくいものが多い。大型経済対策への期待も高まっているようだが、今のところ現金給付策くらいしか具体的になっていない。政策がもっと明確に示されない限りは、海外投資家が日本株を積極的に買うことは期待しにくいだろう。■ソフトバンクGや東エレクの決算に注目週初からソフトバンクグループなど注目企業の決算が控える。指数寄与度が大きいだけに株価反応に注目。また、株価に反映されるのは翌週となるが、週末には東京エレクトロンの決算がある。業績好調は間違いないが、業績予想の上方修正幅などに注目。これまでのところ、半導体周りの企業決算は群を抜いて良好で、SCREENHD、東京エレクトロンは今週に上場来高値を更新。こちらも指数インパクトが大きいだけに、株価反応は重要。良好な結果となれば、年末までの相場のけん引役は再びハイテク株となることが期待される。■米10月CPI、10月工作機械受注、10月景気ウォッチャーなど来週は8日に9月景気動向指数、中国共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会)(~11月11日)、9日に10月景気ウォッチャー調査、米10月PPI、10日に10月工作機械受注、中国10月CPI、中国10月PPI、米10月CPI、11日に10月企業物価指数、12日にオプション取引に係る特別清算指数(SQ)算出などが予定されている。米ドル/円が、1米ドル=113円を割り込む展開は想定しづらい。中期的には米ドル高トレンドが継続、米ドル買いのトレードで!16:06 配信 ザイFX! こんにちは。私事ではありますが、衆議院議員選挙に落選をいたしました。 これから、時間ができましたので、これまでよりもしっかり相場状況をみていくことにします。FOMCはすべて想定の範囲内。市場では材料出尽くし感が広がっている 今週(11月1日~)はFOMC(米連邦公開市場委員会)がありました。 FOMCでは、事前予想のとおり、政策金利を据え置いた上で、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の開始を決定しました。 現在は月額1200億ドルのペースで進めている資産購入について、11月から毎月150億ドルずつ減額していく方針を示しました。 インフレの加速について、FOMCの声明文は前回、「一時的な要因」という表現になっていて、これが今回は「一時的と予想される要因」という表現に変えられていますが、それほど大きな違いではないと思います。 また、FOMC後の会見でパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、「まだ利上げのタイミングではない」「FRBは利上げに関して忍耐強くいることができる」などと発言しています。 つまり、当面利上げはしないと言っているということです。 以上がFOMCの概要ですが、すべて想定の範囲内という感じですので、市場ではどちらかというと材料出尽くし感が広がっているということではないかと思います。米長期金利は失速も、FOMCに関することに対してはいったん影響が終わった 現在の市場の関心は、米国の金融政策に集まっていますので、米国の長期金利(米10年債利回り)の動きにFX市場も大きな影響を受けます。 ここのところの米長期金利の推移を見てみると、1.7%台までいったん上昇しましたが、その後は失速し、現在は1.5%台でうろうろしています。 今後の推移に注目ですが、FOMCに関することに対しては、いったん影響が終わったと思います。米雇用統計は、よほど予想からかけ離れた結果にならなければ、影響は限定的か 次の注目材料ですが、本日(11月5日)発表される米国の雇用統計10月分です。 市場予想は失業率が4.7%、非農業部門雇用者数が前月比45.0万人の増加となっています。 特に非農業部門雇用者数の結果が重要で、予想より多いか少ないかで相場展開が変わってきます。 予想より多ければ米ドル高に、また、少なければ米ドル安に反応すると思いますが、よほど予想からかけ離れた結果にならなければ、影響は限定的だろうと見ています。 米国の株式市場が堅調でも、円安の展開にならない不思議。英国やドイツなどでの感染爆発が影響か 一方、米国の株式市場は堅調が続いています。NYダウは今週、史上最高値を更新しています。 普通であれば、円安にならないといけないのですが、どうもそういう展開にならないのがなぜか不思議です。 ひょっとすると、英国やドイツなどで新型コロナウイルスの感染が爆発しているので、英ポンド/円やユーロ/円がその影響で下がっているということかもしれません。もう少し考えてみることにします。中期では米ドル高トレンドが継続 最後に、中期的な面で見れば、やはり米ドル高トレンドが継続するのではないかと考えています。 その理由は、やはり米国の金融政策の変更が他の国よりも先行していることです。 米ドル/円が113円台を下に切るような展開は、現時点ではあまり考えられません。 ユーロ/米ドルも頭が重くなっていますので、米ドル買い選好トレードを継続します。古江彩佳が今季6勝目に王手 稲見萌寧と上田桃子2位、渋野日向子19位11/6(土) 15:29配信 ゴルフ情報ALBA.Net<TOTOジャパンクラシック 3日目◇6日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>日本単独開催となっている「TOTOジャパンクラシック」は第3ラウンドが終了した。賞金ランキング2位の古江彩佳が4バーディ・ボギーなしの「68」をマーク。トータル13アンダー・単独首位に浮上し、今季6勝目に王手をかけた。トータル11アンダー・2位タイに賞金ランク1位の稲見萌寧、上田桃子。トータル10アンダー・4位に西郷真央が続いた。賞金ランク3位の小祝さくらはトータル9アンダー・5位。今年の「全米女子オープン」覇者・笹生優花はトータル5アンダー・12位タイで3日目を終えた。2週連続優勝がかかる渋野日向子は「68」をマーク。トータル3アンダー・19位タイに浮上し、最終ラウンドに挑む。最近、西村P見ませんね…。石坂友宏、堀川未来夢が首位で最終日へ 浅地洋佑ら1差3位11/6(土) 16:21配信 ゴルフ情報ALBA.Net<マイナビABCチャンピオンシップ 3日目◇6日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>国内男子ツアーは第3ラウンド終了した。ともにトータル13アンダーまで伸ばした石坂友宏と堀川未来夢が首位で最終ラウンドに臨む。トータル12アンダー・3位タイに浅地洋佑、トッド・ペク(米国)。トータル11アンダー・5位タイには谷原秀人、稲森佑貴、重永亜斗夢が続いた。賞金ランキング1位の木下稜介はトータル10アンダー・8位タイ。2週連続優勝がかかる池村寛世は「75」と3つ落とし、トータル1アンダー・56位タイに沈んでいる。浅地Pの18番ロングのイーグルはナイスでしたね。【6日・新型コロナ詳報】8月に感染した3人が再陽性、飲食店クラスター拡大 岐阜県で17人感染11/6(土) 18:52配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は6日、県内7市で計17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計1万8862人となった。恵那市の接待を伴う飲食店のクラスター(感染者集団)は7人の感染が新たに判明し、計36人となった。 恵那市の飲食店クラスターでは、利用客の同僚や家族らの感染が新たに分かった。県は利用客や従業員の検査は既に終えており、接触のあった関係者の検査を進めている。 新たに確認したり、終息したりしたクラスターはなかった。 また8月に感染していた3人が再び陽性になった。3人のうち2人は同市の飲食店クラスター関連の感染者。県内で再陽性が確認されたのは計26人となった。 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は3・98人。5日時点の病床使用率は5・2%。宿泊療養施設の入所者は31人。 新規感染者の内訳は岐阜市3人、大垣市1人、中津川市3人、瑞浪市1人、羽島市3人、恵那市4人、各務原市2人。年代別は10歳未満2人、10代1人、20代5人、30代2人、40代3人、60代2人、70代1人、90代1人。中島啓太がプレーオフ制し優勝! 来年のマスターズ出場が確定【アジアアマ】11/6(土) 21:28配信 ゴルフ情報ALBA.Net<アジアパシフィックアマチュア選手権 最終日◇6日◇ドバイクリーク ゴルフ&ヨットクラブ(アラブ首長国連邦)◇6986ヤード・パー71>アラブ首長国連邦のドバイで行われているアジア太平洋地域のトップアマチュア選手がそろう「アジアパシフィックアマチュア選手権」最終日。単独トップでスタートした中島啓太が6バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「68」で回りトータル14アンダーで香港のコー・タイチと並びプレーオフへ。これを制し大会初優勝を決めた。18番パー4を使ったプレーオフは1ホール目をともにパー。2ホール目でコーが2打目をグリーン手前の池に入れたのに対し、中島は2打目でグリーンオン。ここでバーディを決めて勝利した。中島は出だしの5ホールで3バーディを奪い一時はリードを4打に広げたが、6番でボギー、9番ではダブルボギーを喫し、首位タイで後半へ。コーが快調にスコアを伸ばし、一時は首位を奪われたが、後半に入り3バーディで追いついた。阪根竜之介はトータル11アンダーの5位タイ。河本力、森山友貴はトータル6アンダーの16位タイ。欧陽子龍はトータル4アンダーの21位タイ。杉浦悠太はトータル2アンダーの28位タイで大会を終えた。10、11年大会では松山英樹、18年大会では金谷拓実が優勝。4日間に渡り行われた本大会。優勝者には来年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が与えられるが、中島はすでに今年の主要大会終了時の世界アマチュアランキング1位の資格で獲得した「マーク・マコーマック賞」により来年の「全米オープン」と全英オープンの出場条件を持つため、これで3つめのメジャー大会切符を獲得した。
2021.11.06
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11月5日(金)、晴れです。好天が続きます。そんな本日は7時20分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、8時40分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は10:00~16:00です。本日はハードでした。お昼は「緑の館」でクラブハウスサンドのミックスとロイヤルブレンドをいただく。午後の帰り道には時間に余裕がなくて「ジークフリーダ」に立ち寄ってショーケースの中のケーキを数点物色して帰る。帰宅すると17時30分頃。それでは休憩です。1USドル=113.81円。1AUドル=83.89円。昨夜のNYダウ終値=36124.23(-33.35)ドル。本日の日経平均終値=29611.57(-182.80)円。金相場:1g=7253(+41)円。プラチナ相場:1g=4228(-56)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄の動向は把握していません。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の4銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では1銘柄が値を上げて終了しましたね。東海カーボンが大きく下げて、JFE、DMG森、テクノホライゾン、ソフトバンクも下げましたね。〔米株式〕NYダウ反落、33ドル安=利益確定売りで(4日)☆差替5:58 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、連日の史上最高値更新の反動から利益確定売りに押され、6営業日ぶりに反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比33.35ドル安の3万6124.23ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は128.73ポイント高の1万5940.31と最高値を更新して引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比567万株減の9億4878万株。 ダウ平均は、前日まで4営業日連続で史上最高値を更新していた。この日は、その反動から高値への警戒感が強まり、売りが先行した。 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は前日の会見で、量的緩和の縮小開始を表明した一方で、利上げには慎重な姿勢を強調した。債券市場では早期の利上げ観測が後退し、金利が低下。利ざや縮小懸念が強まった金融株が売られ、ダウ平均の重荷となった。JPモルガン・チェースは1.3%安、ゴールドマン・サックスも2.4%安、トラベラーズも2.1%安だった。 個別株では、ダウの3.2%安も目立った。 米バイオ医薬品企業のモデルナは、2021年通期の新型コロナワクチンの販売見通しを下方修正したのが嫌気され、17.9%の大幅安。ヘルスケア関連銘柄にも波及した。ジョンソン・エンド・ジョンソンが0.3%安、ユナイテッドヘルス・グループも0.1%安、アムジェンが1.5%安だった。一方、英国が新型コロナ経口治療薬の使用を承認したメルクは2.1%高だった。 一方、金利低下で割高感が薄れたハイテク株は買われた。前日夕に発表した決算が好調だったクアルコムが12.7%高と急騰。エヌビディアも12.0%の大幅高だった。 米労働省が朝方発表した週間の失業保険申請件数は、26万9000件で市場予想を下回り、5週連続で改善した。前日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した10月の全米雇用報告でも非農業部門の民間就業者数の増加幅も市場予想を上回った。 5日に予定されている10月の雇用統計発表を前に、労働市場の改善を示す指標が相次いだことが、相場を下支えした。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(4日)6:21 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが進み、円相場は1ドル=113円台後半に上昇した。午後5時現在は113円70~80銭と、前日同時刻(113円97銭~114円07銭)比27銭の円高・ドル安。 米長期金利がオーバーナイトから軟調に推移した流れを受け、午前は円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は一時113円50銭近辺まで上昇。下落に転じた後は、終盤にかけて113円75銭前後でもみ合った。 前日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を受けた売り買いはひとまず一服。市場関係者は、5日に発表される10月の米雇用統計に注目している。 4日朝方発表された最新週の米新規失業保険申請件数は、前週比1万4000件減少の26万9000件。市場予想(27万5000件)を下回ったが、市場の反応は限定的だった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1550~1560ドル(前日午後5時は1.1607~1617ドル)、対円では同131円41~51銭(同132円36~46銭)と、95銭の円高・ユーロ安。(了)〔東京外為〕ドル、113円台後半=米雇用統計待ちで方向感欠く(5日午後3時)15:02 配信 時事通信 5日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、10月の米雇用統計の発表を待つムードが広がり、1ドル=113円台後半で方向感を欠いている。午後3時現在、113円64~65銭と前日(午後5時、114円20~21銭)比56銭のドル安・円高。 きょうの東京時間は113円80銭近辺で始まった。小幅続伸で寄り付いた日経平均株価が下落に転じる中、投資家の間ではリスク回避の動きから相対的な「安全資産」とされる円が買われ、ドルは売られやすくなった。ただ、今夜(日本時間午後9時半)発表の米雇用統計を目前にして積極的な売買が手控えられていることから、おおむね113円60~70銭台の狭いレンジで取引されている。 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3日、早期の利上げに慎重な姿勢を強調する一方、利上げ時期を見極める際に重視する指標として物価上昇や雇用動向を挙げた。このため「今回の雇用統計の内容をしっかりと確認したいとの思惑が広がっている」(FX会社)という。ロイター通信がまとめたエコノミスト予想によると、米雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比45万人増と大幅な改善が見込まれている。 ユーロは午後に入って対円、対ドルともに強含み。午後3時現在、1ユーロ=131円30~30銭(前日午後5時、132円15~16銭)、対ドルでは1.1553~1553ドル(同1.1569~1572ドル)。(了)〔東京株式〕反落=休日前に利益確定(5日)☆差替15:06 配信 時事通信 【第1部】休日を前に利益確定売りや持ち高調整の売りが出て幅広い業種が値を下げ、日経平均株価は前日比182円80銭安の2万9611円57銭と反落して終わった。東証株価指数(TOPIX)も14.14ポイント安の2041.42と反落。この日は決算内容に失望した売りも日経平均の重しになった。 73%の銘柄が値下がりし、25%が値上がりした。出来高は12億6664万株。売買代金は2兆9916億円。 業種別株価指数(33業種)は、海運業、鉄鋼、倉庫・運輸関連業、ガラス・土石製品の下落率が大きかった。水産業、金属製品などは上昇。 【第2部】反落。出来高2億9790万株。 【新興株】東証マザーズ指数は続伸し、日経ジャスダック平均株価は小反落。(了)日本株は反落、大型株の予想下回る業績見通しに警戒感-商社が安い2021年11月5日 7:55 JST 更新日時 2021年11月5日 15:26 JST ブルームバーグ 東京株式相場は反落。ダイキン工業といった指数寄与度の大きい企業が発表した業績見通しや実績が市場予想を下回り投資家の警戒感が広がった。資源価格が下落して市況の影響を受ける鉄鋼や商社株などの下げが目立った。米長期金利の低下で利ざやが縮小する銀行などの金融株にも売りが出た。TOPIXの終値は前日比14.14ポイント(0.7%)安の2041.42日経平均株価は182円80銭(0.6%)安の2万9611円57銭 市場関係者の見方 みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト天然ガスや石炭価格が大きく調整したことを受け、海運や鉄鋼など商品市況の影響を受ける銘柄の下げが目立った米長期金利の低下に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表という大きなイベント通過で、金利上昇に絡む材料が出尽くし、金融株が下落した決算では米国との企業業績格差が浮き彫りとなった。非資源国である日本は原材料高騰で悪化基調となっているが、米国は原材料価格に左右されない利益率の高いハイテク企業が多い。日本企業の価格転嫁力の低さもネックとなっている 東証33業種上昇率上位 水産・農林、その他製品、金属、ゴム製品、小売下落率上位 海運、鉄鋼、倉庫・運輸関連、ガラス・土石製品、輸送用機器 背景 ダイキン工株が下落、通期計画を増額も市場予想に届かず-資材高響くソフトバンク株1年1カ月ぶり下落率、値下げで営業減益-野村格下げ【米国市況】ナスダック100が今年最長の9連騰-国債利回り低下 ニューヨーク原油先物は2.5%安の1バレル=78.81ドル【日本株週間展望】上値重い、手がかり材料乏しく-米物価動向を注視2021年11月5日 15:30 JST ブルームバーグ 11月2週(8ー12日)の日本株は上値が重い見込み。米国の金融政策など重要イベントを通過して新規の手がかり材料に乏しく、岸田政権の経済政策や個別の企業決算を見極めたいとのムードが継続するとみられる。半面、米国の早期利上げ観測の後退から株価の下値も限定されそう。 衆議院選挙での自民党単独の絶対安定多数の維持、テーパリング開始を決定しながら利上げを急がない考えを示した米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく終えたことなどから、1週のTOPIXは週間で2%高と3週ぶりに反発した。株価の割安修正は進んだ半面、経済対策を盛り込んだ補正予算はまだ具体化しておらず、一段の上値を追うには材料不足だ。 経済指標では、米国で9日に10月の生産者物価、10日に同消費者物価が発表される。ブルームバーグが集計した消費者物価のエコノミスト予想は前月比0.6%上昇(前回0.4%上昇)で、物価基調の強さが示されれば上値が重くなる可能性がある。国内決算では8日にソフトバンクグループ、10日にNTT、12日に東京エレクトロンなど。このほか、12日には株価指数オプション11月限の特別清算値(SQ)が算出される。《市場関係者の見方》 三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジスト 底堅い動きか。株式市場にとってイベントのヤマ場だった第1週を終えたことで、それらの材料をじっくり消化する週となりそう。米英金融当局は金利環境を正常化するより、景気の腰を折らないことを優先することが確認できたのは一定の安心感につながる。国内企業決算も悪くない。ただ、株価が高値に接近する中で戻り売り圧力も強く、一段高には財政政策などがはっきりして海外投資家の日本株に対する評価が上がることが必要だろう。 みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト 米国株は高値警戒感が広がる見込みで、日本でもそれを受けて来週は様子見となる可能性が高い。景気自体はグローバルで底入れした状態であり、ワクチン接種の進展と経済活動正常化の流れがみられる。自動車生産における東南アジアでのボトルネックが解消されつつあることや消費がしっかりしてきていることなどファンダメンタルズ面では改善している。こうした底値固めからの切り返す動きと日本への影響が強い米国株の高値警戒感がせめぎ合いそうだ日経平均は反落、利益確定売りに押され 米雇用統計前の週末で2021年11月5日午後3:52 ロイター編集[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落した。米株高が好感され朝方は高く寄り付いたが、前日までの上昇が急ピッチだったことに加え、米雇用統計を控えた週末でもあり、利益確定売りに押された。好決算を発表した銘柄の物色は引き続きみられた。日経平均は米株上昇の流れを引き継ぎ高く始まったものの、短時間で下げに転じると下げ幅を拡大した。今週は前週末から一時900円超高と急上昇していたほか、米雇用統計を控えた週末だったこともあって、利益確定売りが優勢となった。上海株や香港株の軟調な動きも嫌気された。後場に一時2万9500円近くまで下落する場面もあったが、その後、大引けにかけては、やや持ち直す動きとなった。半導体関連株は堅調な銘柄が目立った。米国でフィラデルフィア半導体指数(SOX)が連日の最高値更新となったことを好感した。市場では、衆院選や米連邦公開市場委員会(FOMC)といったイベントを通過し、不透明要因が後退したとの見方が出ている。「決算は引き続き良好で、1株あたり利益(EPS)は切り上がってきている。年末に向けて先高観がある」 (三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)と、株高トレンドへの期待が聞かれた。 TOPIXは0.69%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆9916億8900万円だった。東証33業種では、海運業、鉄鋼、倉庫・運輸関連業など26業種が下落。値上がりは水産・農林業、その他製品、金属製品など7業種だった。前日の取引時間中に発表した好決算を手掛かりに堅調だったトヨタ自動車が反落した。日本郵船も軟調だった。一方、好決算を手掛かりにSUMCOが物色された。キーエンス、任天堂も買われた。 東証1部の騰落数は、値上がりが540銘柄、値下がりが1591銘柄、変わらずが52銘柄だった。6日の米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇、6営業日連続で終値ベースの最高値を更新した。米半導体大手クアルコムが3日発表した好決算を受け、半導体関連株が上昇した。米国株式市場=S&Pとナスダックが最高値更新、半導体株が高い2021年11月5日午前5:51 ロイター編集[4日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が上昇し、6営業日連続で終値ベースの最高値を更新した。米半導体大手クアルコムが3日発表した好決算を受け、半導体関連株が上昇した。米国株式市場は上昇して取引を終えた。9月撮影(2021年 ロイター/Andrew Kelly)ダウ工業株30種は小幅安で終了。前日まで4営業日連続で、終値での最高値を更新していたが、この日はJPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなど銀行株の下げが重しとなった。金融株は1.3%安と、S&P主要11セクターの中で下落率が最大だった。利上げを急がない米連邦準備理事会(FRB)の姿勢を受け、米債利回りが低下したことが背景。ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメントの共同最高投資ストラテジスト、マット・ミスキン氏は「きょうは利回り低下の恩恵を受けてグロース(成長)銘柄がよりポジティブな展開となった。FRBのテーパリング(量的緩和の縮小)発表を踏まえ、市場は全般的に利回り上昇に身構えてきたが、きょうは逆の動きが見られている」と語った。S&Pのグロース指数は1.2%高、バリュー指数は0.5%安。主要セクターでは情報技術と一般消費財がともに約1.5%高と上げを主導した。クアルコムは12.7%上昇。携帯電話や自動車などに利用される半導体需要の急増を背景に、第1・四半期(10─12月期)の利益と売上高の自社予想が市場予想を上回った。フィラデルフィア半導体指数は3.5%高。同業エヌビディアも12%値上がりした。予想を上回る第3・四半期決算が市場の地合いを支援している。リフィニティブのデータによると、S&P500採用企業の第3・四半期決算は前年同期比41.2%の増益になる見通し。これまでに約420社が決算を発表している。エドワード・ジョーンズの投資ストラテジスト、クレイグ・フェア氏は「企業決算は引き続き明るい材料になっている。市場では決算が予想を上回り、業績見通しを上方修正した企業が報われ、決算が予想を下回り、より厳しい見通しを示した企業が罰せられている」と語った。バイオ医薬品会社モデルナは約18%下落。新型コロナウイルスワクチンの2021年の売上高予想を従来の200億ドルから150億─180億ドルに下方修正したことが嫌気された。S&Pのヘルスケアセクターは0.8%安。モデルナ株の下げが重しとなった。4日発表された米新規失業保険週間申請件数は、2020年3月半ば以来1年7カ月ぶりの低水準を付け、経済が再び勢いを取り戻しつつあることを示唆した。今後は5日に発表される雇用統計が注目される。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.12対1の比率で上回った。ナスダックでは1.24対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は約113億株。直近20営業日の平均は104億株。NY外為市場=ドル上昇、英ポンドは金利据え置き受け下落2021年11月5日午前6:36 ロイター編集[ニューヨーク 4日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、前日の連邦公開市場委員会(FOMC)が消化される中、ドルが上昇した。一方、英ポンドはイングランド銀行(英中央銀行)が利上げに踏み切らなかったことを受け下落した。英中銀はこの日の金融政策委員会で、7対2で政策金利を過去最低の0.1%に据え置くことを決定。ベイリー総裁が先月、インフレリスクの高まりに対して躊躇(ちゅうちょ)なく利上げする考えを示したことを受け、利上げ観測が高まっていた。前日は米連邦準備理事会(FRB)が11月にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始すると決定。同時にインフレ高進は「一過性」のものとの見解を維持し、速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えを示した。前日には欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が、来年利上げする可能性は非常に低いとの認識を表明。市場では来年10月にも利上げするとの見方が出ていたが、ラガルド氏の発言を受け、利上げ予想時期は同年12月に後ずれした。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「 これらの主要中銀がどの程度早く金融引き締めに転じるのか、市場はリセットする必要があった」と述べた。前日低下したドル指数は終盤の取引で94.327に上昇。ソシエテ・ジェネラルのマクロ・ストラテジスト、キット・ジャックス氏は「ドル買いを入れるための押し目が待たれていた」との見方を示した。英ポンドは対ドルで1.33%安の1.3502ドル。10月1日以来の安値を付けた。BKアセットマネジメントのマネジング・ディレクター、キャシー・リエン氏は「FRBはテーパリング着手が市場に織り込まれるよう十分な時間を確保し、フォワードガイダンスは極めて効果的だった」と指摘。「これに対し英中銀はタカ派姿勢を示していたにもかかわらず、この日の決定はタカ派的でなく、市場は肩透かしを食らった」と述べた。ユーロは一時1.1528ドルと、10月12日以来の安値を更新。終盤の取引では0.57%安の1.1546ドル。暗号資産(仮想通貨)では、ビットコインが2.69%安の6万1236.61ドル。先月6万7000ドル台に乗せ、過去最高値を更新してからは、おおむね横ばいで推移している。イーサは2.75%安の4480.34ドル。前日に4670.81ドルと、過去最高値を更新した。ドル/円 NY終値 113.75/113.78エヌビディア株が最高値更新、年初来で約130%高個人投資家が注目2021/11/05 17:15 ブルームバーグ 会社四季報4日の米株式市場で米エヌビディアが上場来最高値を更新した。年初からでは株価が2倍余りに上昇している。4日は前日比12%高で終了。6月以来最長の6営業日続伸となった。同社はフィラデルフィア半導体株指数の構成銘柄で年初来の上昇が最も大きい。同指数は年初から約33%上昇。ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのアナリストが目標株価を従来の245ドルから320ドルに引き上げたことが、この日の株価上昇につながった。アナリストのアーロン・レイカーズ氏は、メタバース(ネット上の仮想世界)関連の領域で、エヌビディアには今後5年で100億ドル(約1兆1400億円)相当の商機もあり得ると指摘した。この日の株価上昇でエヌビディアの時価総額は800億ドル増えて約7450億ドルとなり、S&P500種株価指数採用企業で7位に浮上した。バンダ・リサーチのデータによると、このところの同社の株価上昇には個人投資家が注目。エヌビディアなど「勢いのある半導体銘柄の上昇相場を個人投資家が追いかけている」と3日付のリポートで指摘。機関投資家中心の10月の上昇を受け、チャンスを逃す恐れが「生じているようだ」と分析した。結局入手できずに終わってしまった…。【市況】来週の株式相場に向けて=日本株は出直り目指す局面2021年11月05日17時39分 株探ニュース 11月第1週の日経平均株価は、前週に比べ718円(2.5%)高と大幅上昇した。先月31日の衆院選で自民党が絶対安定多数となる261議席を獲得したことが「ポジティブサプライズ」(市場関係者)となり、売り方の買い戻しを呼び込んだ。 日経平均株価は一時2万9800円台まで上昇する場面があったが、短期的には過熱感も強い。また、米長期金利の低下はナスダック指数の上昇にみられるようにハイテク株には追い風だが、同時に円高要因にも働くことが警戒されている。 今晩の米10月雇用統計の結果が注目されており、目先的には急伸後の一服も予想される。しかし、米国市場が最高値を更新するなか、出遅れ感の強い日本株は年末にかけ強含み基調を想定しておく局面だろう。最大の警戒材料だった国内政治要因は一巡した。また、先の米連邦公開市場委員会(FOMC)で示されたように、米金融政策での急激な引き締めは見込まれていない。 日本企業の決算も底堅く、トヨタ自動車の内容は「第2四半期(7~9月)は大幅減産だったのに売上高営業利益率は10%近い高水準だった」(アナリスト)ことを評価する声が出ている。こうしたなか今後、海外投資家を含めた日本株への見直し買いは期待できそうだ。 来週は、決算発表が佳境を迎える。8日にはソフトバンクグループの発表が予定されているほか、住友金属鉱山やいすゞ自動車など。9日は日産自動車やNTTデータ、10日は三菱地所や資生堂、11日は楽天グループやENEOSホールディングス、12日は東芝や東京エレクトロンなどが決算発表を行う。10日には特別国会が召集される。海外では、10日の米消費者物価(CPI)などが注目されそうだ。来週の日経平均株価の予想レンジは2万9200~2万9900円。(岡里英幸)出所:MINKABU PRESSマシュー・ウルフが「61」で単独首位発進! 2打差2位にアーロン・ワイズ11/5(金) 8:13配信 ゴルフ情報ALBA.Net<ワールドワイド・テクノロジー選手権 初日◇4日◇エル・カマレオンGC(メキシコ)◇7017ヤード・パー71>メキシコで現地時間の4日(木)に開幕した米国男子ツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権」。その初日、マシュー・ウルフ(米国)が「61」をたたき出して10アンダーと単独首位発進を決めた。2打差の2位にアーロン・ワイズ(米国)、7アンダーの3位タイグループにはクリス・カーク、ビリー・ホーシェルテイラー・グーチ(いずれも米国)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)の3人が続いている。昨年大会覇者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は4アンダーの20位タイ。優勝候補に挙げられた地元メキシコのエイブラハム・アンサー、世界ランキング7位のジャスティン・トーマス(米国)、東京五輪銀メダリストのローリー・サバティーニ(スロバキア)は3アンダーの36位タイグループとなっている。なお、日本勢は出場してしない。小祝さくらが単独首位で週末へ 古江彩佳2位、渋野日向子は38位11/5(金) 15:20配信 ゴルフ情報ALBA.Net<TOTOジャパンクラシック 2日目◇5日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>国内女子ツアーは第2ラウンドが終了した。賞金ランキング3位の小祝さくらが5バーディ・2ボギーの「69」をマーク。トータル10アンダー・単独首位をキープして週末に向かう。トータル9アンダー・2位に賞金ランク2位の古江彩佳。トータル8アンダー・3位に高橋彩華、トータル7アンダー・4位には上田桃子が続いた。賞金ランク1位の稲見萌寧は「67」をマークし、トータル6アンダー・5位タイに浮上。今年の「全米女子オープン」覇者・笹生優花はトータル3アンダー・16位タイで2日目を終えた。2週連続優勝がかかる渋野日向子は「74」と2つ落とし、トータル1オーバー・38位タイに後退した。尾関彩美悠ら21人が合格 高木優奈、吉田優利の妹・鈴は1打及ばず【プロテスト】11/5(金) 15:47配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGA最終プロテスト 最終日◇5日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>2021年度のJLPGA最終プロテストは全日程が終了。トータル8アンダーとした今年の「日本女子アマチュア選手権」覇者の尾関彩美悠がトップ通過を果たした。トータル5アンダー・2位に高久みなみ、トータル2アンダー・3位に泉田琴菜。トータル1アンダー・4位には「スタンレーレディス」で渋野日向子とプレーオフを戦った佐藤心結が入った。そのほか、合格ラインとなる20位タイ以内には、元賞金女王・平瀬真由美のめい・竹田麗央やかつてレギュラーツアーで戦っていた丹萌乃らが入っている。「TOTOジャパンクラシック」の出場権を持ちながらもプロテストを選んだ高木優奈、ツアー2勝の吉田優利の妹・鈴、高校卒業後米ツアーを主戦場として戦ってきた山口すず夏、4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」で優勝を遂げた梶谷翼らは不合格となっている。香妻陣一朗、トッド・ペクが首位で決勝へ 薗田峻輔ら1差2位11/5(金) 16:09配信 ゴルフ情報ALBA.Net<マイナビABCチャンピオンシップ 2日目◇5日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>国内男子ツアーは第2ラウンドが終了した。香妻陣一朗とトッド・ペク(米国)がトータル9アンダーまで伸ばし、首位タイで決勝ラウンドにコマを進めた。トータル8アンダー・2位タイに薗田峻輔、浅地洋佑、杉山知靖、小林伸太郎。トータル7アンダー・7位タイには19歳ルーキー・久常涼、「64」をマークした今平周吾、ベテランの片山晋呉、谷原秀人、矢野東ら8人が続いた。賞金ランキング1位の木下稜介はトータル6アンダー・15位タイ。2週連続優勝を狙う池村寛世はトータルトータル4アンダー・26位タイで決勝へ。トータル1アンダー・56位タイの蝉川泰果(せみかわ・たいが、東北福祉大3年)は、アマチュアで唯一予選ラウンドを突破した。明日の戦略-反落も週間では大幅高、重要イベント通過で来週は堅調か17:09 配信 トレーダーズ・ウェブ 5日の日経平均は反落。終値は182円安の29611円。まちまちの米国株を受けて小高く始まったが、寄り付き天井となり、すぐにマイナス転換。そこから一気に下げ幅を3桁に広げた。ところどころでは下げ渋るものの、米雇用統計の発表を前に買いが手控えられる中、前場は下値模索が続いた。ただ、後場に入って29500円に接近したところでは、これを割り込むことなく切り返し、以降は下げ幅を縮小。29600円台まで戻して終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆9900億円。業種別では水産・農林やその他製品、金属製品などが上昇している一方、海運や鉄鋼、倉庫・運輸などが下落している。上期の大幅増益が好感されたレノバが15%を超える上昇。反面、グローブライドは通期見通しを上方修正したものの、上期までの実績からは引き上げ幅が物足りないとの見方から発表後に急落。ストップ安まで売り込まれた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり540/値下がり1591。3Qの好業績が確認でき、増配の発表もあったSUMCOが7%近い上昇。上方修正を発表した任天堂は売りが先行したものの切り返し、終値では3%を超える上昇となった。ファストリ、キーエンス、レーザーテックなど値がさの一角が上昇。コナミHDやUACJが決算を材料に大幅高となった。アルフレッサは通期の利益見通しを引き下げたが、自己株取得の発表が好感されて急伸。米国子会社のNY証取上場意向を手がかりに、マネックスがストップ高となった。 一方、川崎汽船、商船三井、日本郵船の海運大手3社が連日の大幅安。日本製鉄、神戸鋼、JFEHDなど鉄鋼大手も厳しい下げとなった。米長期金利の低下を受けて、三菱UFJやみずほなど銀行株が軟調。ダイキンや三菱商事は上方修正が好感されず大幅安となった。下方修正を発表した武蔵精密や、上期が大幅減益となったGSIクレオスが急落。上期の最終利益が計画を下振れたオールアバウトがストップ安となった。 本日マザーズに新規上場したPhotosynth(フォトシンス)は、公開価格割れからのスタートとなった。場中には公開価格を上回る場面もあったが、終値は初値を下回った。 日経平均はさえない動きとなったが、後場の早い時間に安値をつけた後は、29500円を割り込むことなく下げ渋った。弱い中でもこういった動きが見られれば、売り急ぎは抑制される。今晩の米雇用統計が米国の長期金利上昇を促すようだと、もうしばらくは不安定な動きが続くかもしれない。しかし、金利がそれほど上昇しなかった場合には、世界的に株高傾向が強まる可能性がある。11月のFOMCで、FRBはテーパリングが終了しても、すぐに利上げを実施するわけではないとの見方が強まった。来年になると状況次第では早期利上げへの警戒が再燃することになるだろうが、今年はそういった心配をする必要はない。今回の米雇用統計を波乱なく通過できれば、以降は経済指標などに対して米長期金利が神経質に反応する場面が減ってくるだろう。米国株もそういった状況を見越して株高になっていると思われる。日本株に関しても、日経平均があっさり3万円を突破して年初来高値更新から一段高となるシナリオを想定しておいた方が良い。【来週の見通し】 堅調か。日経平均は今週、衆議院選挙や11月FOMCなど注目イベントを消化して水準を切り上げており、基本的には下げづらく、上げやすい地合いが醸成されると予想する。海外からの材料が少ない中、国内では引き続き決算発表が多い。週初の8日には注目度の高いソフトバンクGの決算が出てくる。また、新興銘柄の決算も多く、トレード材料には事欠かない。岸田政権は今月中旬に経済対策をまとめるとみられており、衆院選で自民党が勝利した中、政策期待も高まりやすい局面。中国では11月11日が「独身の日」で大規模なセールとなるが、国内でも消費関連やEC関連の刺激材料となる可能性がある。【今週を振り返る】 堅調となった。衆議院選挙で自民党が絶対安定多数を確保したことから、11月1日の日経平均は700円を超える上昇。29000円や29500円など、節目の水準を一気に超えてきた。翌2日は祝日を前に利益確定売りに押された。注目の11月FOMCではテーパリングの開始が決定されたが、パウエルFRB議長が利上げを急がない姿勢を示したこともあり、米主要3指数はFOMCの結果公表後に史上最高値を更新した。これを受けた祝日明けの4日は大幅上昇。5日は米雇用統計の発表を前に売りに押されたが、週を通しては2つの重要イベントを波乱なく通過して、先高期待が高まった。日経平均は週間では約718円の上昇となり、週足では陽線を形成した。【来週の予定】 国内では、9月景気動向指数、日銀金融政策決定会合の主な意見(10/27~10/28開催分)(11/8)、10月景気ウォッチャー調査(11/9)、10月工作機械受注(11/10)、10月企業物価指数、10月都心オフィス空室率(11/11)、オプションSQ(11/12)などがある。 企業決算では、ソフトバンクG、住友鉱、いすゞ、ヤマハ発、JSR、飯田GHD、東センチュリー、大林組、清水建、参天薬、ブラザー、千葉銀、静岡銀、ユー・エス・エス、ワークマン、セガサミーHD、名鉄、デンカ、日光電、帝人、東芝テック、FUJI、住友ベ、丸一管、第一興商、日化薬、JESHD、ひろぎん、フジクラ、SANKYO、リンテック、ニチアス、パイロット、Jマテリアル、群馬銀、アース製薬、スターツ、マルハニチロ、東洋紡、キョーリンHD、稲畑産、図研、東急建設、トーカイ、アニコムHD、日東工、ノリタケ、丸全運、三星ベ、片倉、TOWA、高砂香、MDV、チャームケア、ブロドリーフ(11/8)、NTTデータ、シスメックス、大和ハウス、日産自、バンダイナム、キリンHD、ネクソン、東レ、明治HD、りそなHD、東急、出光興産、大成建、鹿島、関西ペ、ホシザキ、アコム、大正薬HD、IHI、川重、住友ゴム、タカラバイオ、京阪HD、宝HD、カネカ、シップHD、三菱マ、DeNA、クレセゾン、アリアケ、不二製油、コスモエネHD、ニプロ、ノエビアHD、三井金、ダイワボHD、TKC、ミズホリース、HUグループ、共立メンテ、エレコム、雪印メグ、クレハ、住友倉、セーレン、ソラスト、能美防、キッセイ薬、産車体、石油資源、ライト工、西日本FH、プレイド、タカラトミー、三愛石、オプトラン、セイコーHD、ケイアイスター、物語コーポ、百五銀、ニチコン(11/9)、NTT、資生堂、アサヒ、菱地所、セコム、パンパシHD、マツダ、凸版印、日本新薬、昭電工、カシオ、西武HD、コムシスHD、ふくおか、岩谷産、クラレ、東建物、ミツコシイセタン、エクシオG、福山運、ショーボンド、JTOWER、NOK、五洋建、西鉄、リゾートトラス、森永菓、フジテック、ニッパツ、平和、近鉄エクス、アイフル、SBSHD、フジシール、コロワイド、阪和興、タクマ、エディオン、エスケー化研、大気社、ほくほく、フクシマガリレ、山善、松田産業、北洋銀行、静岡ガス、KeePer技、サトーHD、サンアスタリスク、NISSHA、藤森工、東鉄工、ライフネット、JAM、グロバルウェ、ヤプリ、AIinside、SBIインシュ、日本電解(11/10)、ブリヂストン、スズキ、楽天G、住友不、ENEOS、三住トラスト、サントリーBF、ホトニクス、GMOPG、日産化、トレンド、博報堂DY、パーソルHD、マクドナルド、コンコルディア、丸井G、NIPPO、長谷工、アマダ、ロート、リログループ、京急、THK、GMO、スズケン、森永乳、ペプチド、コカコーラBJH、堀場製、TBSHD、応化工、太平洋セメ、日揮HD、ヤオコー、エンJPN、ユニバーサル、三谷商、アンビス、富士ソフト、テレ朝HD、九州FG、オイラ大地、BML、シチズン、日清紡HD、安藤ハザマ、イーレックス、そーせい、熊谷組、Appier、バローHD、住阪セメ、GMO-FG、奥村組、ケアネット、FFJ、ミンカブ、NexTone、アルファポリス、ACSL、カオナビ、ベルトラ、リビン保証(11/11)、東エレク、三井住友、SMC、みずほ、ゆうちょ、日本郵政、日ペイントH、第一生命、大塚HD、東芝、電通G、ヤマトHD、ヤクルト、T&DHD、大日印、オープンハウス、三菱HCキャ、光通信、アサヒインテック、かんぽ、日通、近鉄GHD、ラクス、荏原、ハーモニック、新生銀、フリー、サンドラッグ、ゼンショーHD、京都銀、すかいHD、東映、浜ゴム、大王紙、あおぞら、アルバック、メニコン、上組、セーフィー、ウェルスナビ、プラスアルファ、メドレー、HENNGE、ヘリオス、エネチェンジ、スパイダーP、MTG、サイバダイン、PKSHA、アドベンチャ、BUYSELL、ブシロード、ニューラル、Ine、Chatwork、QDレーザ、インパクト、サイバセキュリ、ライトアップ、トヨクモ、i-plug、ナノキャリア、ウィルズ(11/12)などがある。 海外の経済指標の発表やイベントでは、中国共産党中央委員会第6回全体会議(6中全会)(~11/11)(11/8)、独11月ZEW景況感指数、米10月生産者物価指数(11/9)、中国10月消費者物価指数、中国10月生産者物価指数、米10月消費者物価指数、米10月財政収支(11/10)、中国の大型通販セール「独身の日」、英7-9月期GDP(11/11)がある。今晩のNY株の読み筋=米10月雇用統計に注目17:15 配信 モーニングスター 5日の米国株式市場は、米10月雇用統計が焦点になる。 前回9月の雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比19万4000人増と市場予想の同50万人増を大きく下回ったことを受け、主要3指数は揃って下落した。今回10月の非農業部門雇用者数の市場予想コンセンサスは同45万人増。雇用統計は前月分の改定値が毎回出るほど値がブレやすく、今回、強気派は同70万人増を予想する。労働市場の回復が鮮明となれば、米早期利上げ観測の再燃が懸念されるが、目先は米経済の堅調を好感する買いで、主要3指数には史上最高値更新の可能性が高まりそうだ。<主な米経済指標・イベント>10月雇用統計、9月消費者信用残高ドミニオン・エナジー、フルアー、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーなどが決算発表予定(日付は現地時間)来週の日本株の読み筋=決算ラッシュのなか本格的な業績相場移行なるかに注目17:16 配信 モーニングスター現在値トヨタ 2,035 -28任天堂 50,640 +1,500 来週(8-12日)の東京株式市場では、決算ラッシュのなか、本格的な業績相場に移行できるかに注目したい。来週は社数ベースで週末12日の700社超をピークに決算発表が相次ぎ、個別株中心に売買が活発化する方向にある。 直近では、4日に発表されたトヨタ自動車 の7-9月期(今3月期第2四半期)決算が好内容だった意味は大きい。本業のもうけに当たる連結営業利益が市場予想を大きく上回り、通期計画も増額された。円安の追い風があったとはいえ、半導体不足などによる減産下での高収益は評価に値する。株価は決算発表直後に年初来高値を付け、その後は利益確定売りに上値が重くなり、週末5日は反落したが、需給は早晩安定するとみられる。 実際、半導体の供給制約の改善をマーケットは意識し始めているようにも見える。ゲーム機「スイッチ」の販売台数を引き下げた任天堂 の株価は5日、前日比で大きく下げることなく切り返してプラス圏に浮上した。 半導体をはじめとする部品の調達難や、物流費、原材料価格の上昇は、足元の企業業績に色濃く反映され、それに伴う収益の伸び悩みや下方修正で急落する銘柄も相次いだ。しかし、半導体メモリーのDRAM価格は既にピークアウトしているほか、コンテナ船運賃も中国・上海発のスポット指数(SCFI)が下落に転じており、もはや株価には十分に織り込まれたかもしれない部品供給の制約や原材料高を今後も懸念し続ける必要性は薄いとも考えられる。 一方、衆院選(10月31日投開票)での予想を上回る自民党の勝利とFOMC(米連邦公開市場委員会、現地3日まで開催)の無難な決着が市場のリスク許容度を広げ、全体相場にプラス影響をもたらした。自民が衆院選で単独絶対安定多数を維持し、来夏の参院選へ向けても勢いを得たことで、岸田政権の長期化が視野に入った。FOMCではテーパリング(金融緩和の縮小)がアナウンスされたものの、利上げ時期の想定は早まらなかったことで、当面は売りにくい相場になったとも言える。 なお、スケジュール面では、国内で8日に10月27-28日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」、9月景気動向指数、9日に10月景気ウォッチャー調査が発表される。海外では8日に中国共産党、第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)開催(11日まで)、9日に独11月ZEW景況感指数、10日に中国10月消費者物価、中国10月生産者物価、米10月消費者物価などが予定されている。〔ロンドン外為〕円、113円台後半(5日午前9時)18:55 配信 時事通信 【ロンドン時事】週末5日のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=113円台後半で推移した。午前9時現在は113円75~85銭と、前日午後4時(113円60~70銭)比の15銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=131円35~45銭(前日午後4時は131円15~25銭)と、20銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1545~1555ドル(1.1540~1550ドル)。(了)岐阜県が人口10万人あたりの新規感染者数で全国3位に 知事は繁華街の見回り強化方針示す11/5(金) 19:09配信 メ~テレ(名古屋テレビ) 飲食店でクラスターが発生するなど、新型コロナの感染者が増加傾向にある岐阜県では、古田知事が繁華街での見回りを強化する方針を示しました。 岐阜県では、5日新たに17人の感染が確認されました。恵那市の飲食店などでクラスターが発生した岐阜県では、人口10万人あたりの新規感染者数が、4日時点で全国3位となっていて、古田知事は繁華街での感染対策などについて見回りを強化する考えを示しました。 「特定の地域・場所を中心とした局地的な感染拡大ですが、このまま放置すると、市中感染の再拡大につながると危惧している」(岐阜県 古田肇知事 5日夕方) 一方、愛知県では5日は15人の感染が確認されました。名古屋市で6人、犬山市と半田市でそれぞれ2人などとなっています。 三重県では3人の感染が確認されました。伊賀市で2人、鈴鹿市で1人となっています。日本生命、中小退職金制度でまた不正 新たに6550万円11/5(金) 17:59配信 時事通信 日本生命保険は5日、中小企業向けの退職金共済制度をめぐり、同社職員が虚偽の加入申し込みを事業者に働き掛けていた問題で、新たな不正が判明したと公表した。 不正な契約に基づき、852人に計約6550万円の退職金が支給されていたという。同様の不正が発覚するのは2014、20年に続き3度目で、日本生命は全額を勤労者退職金共済機構に賠償する。 日本生命によると、60代の男性元営業部長が営業成績を水増しするため、職員61人に不適切な契約を締結するよう指示していた。勤務や事業実態のない事業者と契約が締結され、退職金が不正に支給されたという。マスターズまであと18H 中島啓太が単独首位で最終日へ【アジアアマ】11/5(金) 20:57配信 ゴルフ情報ALBA.Net<アジアパシフィックアマチュア選手権 3日目◇5日◇ドバイクリーク ゴルフ&ヨットクラブ(アラブ首長国連邦)◇6986ヤード・パー71>アラブ首長国連邦のドバイで行われているアジア太平洋地域のトップアマチュア選手がそろう「アジアパシフィックアマチュア選手権」3日目。中島啓太が5バーディ・1ボギーの「67」で回りトータル11アンダーの単独首位に立った。前半の3番、4番で連続バーディを奪うと、8番をボギーとしたものの、後半に入り3バーディ。18番では池に入れながらパーセーブ。リーダーボードの頂点に立って、最終日に向かう。1打差の2位タイに2017年、19年大会覇者のリン・ユーシン中国が続く。森山友貴がトータル6つ伸ばしトータル7アンダー。欧陽子龍、阪根竜之介らとともに6位タイにつける。河本力はトータル5アンダーの18位タイ。杉浦悠太はトータルイーブンパーの33位タイとなっている。10、11年大会では松山英樹、18年大会では金谷拓実が優勝。大会は4日間72ホールで行われ、優勝者には来年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が与えられる。中島はすでに今年の世界アマチュアランキング1位で獲得した「マークマコーマック賞」の資格で来年の「全米オープン」と全英オープンのシャット条件を持つため、3つめのメジャー大会切符を目指す。NY株見通し-10月雇用統計に注目20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は米10月雇用統計に注目。昨日は米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、新規失業保険申請件数が予想以上に強い結果となる中、S&P500が6日連続で史上最高値を更新した。今年に入っての最高値更新は終値で63回目、取引時間中では74回目の高値更新となった。9月に大きく調整したものの、市場予想を上回る増益決算発表が続いたことがS&P500を押し上げた。今晩の取引では、FOMCで利上げに慎重な姿勢が維持されたことや、企業業績の回復、年末ラリーへの期待などを背景に堅調な展開が予想される一方、高値警戒感や週末を控えた持ち高調整などが上値圧迫要因か。経済指標では寄り前に10月雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数(NFP)が45.0万人増(前回:19.4万人増)、失業率が4.7%(同:4.8%)、平均賃金が前年比+4.9%(同:+4.6%)。NFPなどが大きく悪化した場合は景気回復の腰折れ懸念が強まることが予想されるが、予想以上の改善となれば、早期利上げへの警戒感が高まることになり、結果に注目が集まる。 今晩の米経済指標・イベントは、雇用統計のほか9月消費者信用残高など。企業決算は寄り前にセンプラ・エナジー、ドミニオン・エナジー、ジョンソン・コントロールズなどが発表予定。〔NY外為〕円、113円台後半(5日午前8時)21:26 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円78~88銭と、前日午後5時(113円70~80銭)比08銭の円安・ドル高で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1528~1538ドル(前日午後5時は1.1550~1560ドル)、対円では同131円25~35銭(同131円41~51銭)。(了)【市場反応】米10月雇用統計のポジティブサプライズでドル買い強まる22:02 配信 フィスコ 米労働市場が発表した10月雇用統計で失業率は4.6%と、9月4.8%から予想以上に低下し昨年3月のパンデミックによる経済封鎖以降で最低となった。非農業部門雇用者数は前月比+53.1万人と、伸びは9月+31.2万人から予想以上に拡大。7月来で最大となった。また、9月分は+31.2万人、8月分は+48.3万人へ、それぞれ+19.4万人、+36.6万人から上方修正された。8月、9月分2カ月分で23.5万人の上方修正。 10月平均時給は前年比+4.9%と、伸びは予想通り9月+4.6%からさらに拡大し、2月来で最大となった。不完全雇用率(U6)は8.3%と、9月8.5%から低下し昨年2月来で最低。一方、労働参加率は61.6%と上昇予想に反し9月来の水準を維持。労働参加率は依然冴えない。 ポジティブサプライズを受けて米国債相場は反落。10年債利回りは1.515%まで上昇した。ドル買いが優勢となり、ドル・円は113円72銭から114円03銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・ドルは1.1540ドルから1.1516ドルまで下落し昨年7月来の安値を更新した。【経済指標】・米・10月失業率:4.6%(予想:4.7%、9月:4.8%)・米・10月非農業部門雇用者数:前月比+53.1万人(予想:+45.0万人、9月:+31.2万人←+19.4万人)・米・10月民間部門雇用者数:+60.4万人(予想+42万人、9月+36.5万人←+31.7万人)・米・10月平均時給:前年比+4.9%(予想:+4.9%、9月:+4.6%)〔NY外為〕円、113円台後半(5日朝)22:20 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日午前のニューヨーク外国為替市場では、予想より良好な内容となった米雇用統計をこなし、円相場は1ドル=113円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は113円85~95銭と、前日午後5時(113円70~80銭)比15銭の円安・ドル高。 ニューヨーク市場の円は113円83銭で取引をスタート。米労働省が発表した10月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は前月比53万1000人増と、市場予想(ロイター通信調べ)の45万人増を大幅に上回った。失業率は前月から0.2ポイント低下の4.6%に改善。雇用の回復を裏付ける内容となり、ドル買いに弾みがつき、円はいったん114円近辺に軟化。ただ市場の反応は一時的で、その後は再び113円台後半で浮動している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1510~1520ドル(前日午後5時は1.1550~1560ドル)、対円では同131円10~20銭(同131円41~51銭)と、31銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ、ナスダックともに最高値更新(5日朝)22:47 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク株式相場は、就業者数の伸びが予想を大きく上回った米雇用統計を好感し、反発して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均、ハイテク株中心のナスダック総合指数はともに取引時間中の史上最高値を更新した。午前9時35分現在、ダウは前日終値比210.62ドル高の3万6334.85ドル。ナスダックが92.00ポイント高の1万6032.31。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の14銘柄が値を上げてスタートしましたね。エヌビディアが強いですね。スクエア、ビットコイン関連が冴えず決算不調 ただ、株価は上昇=米国株個別23:20 配信 みんかぶFX モバイル決済サービスのスクエアが前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの、営業収益は予想を大きく下回った。ビットコイン関連の収益が前期比で減収となり予想も下回ったことが影響した。 今回の決算を受けて市場からは、第4四半期の収益見通しの市場コンセンサスが下方修正される可能性があるとの声も出ている。また、第3四半期の営業費用を考慮すれば、第4四半期も利益は圧迫されるとの指摘も聞かれた。 ただ、株価は寄り付きこそ下げて始まったものの、市場全体のムードがよく、直ぐにプラスに転じている。(7-9月・第3四半期)・1株利益(調整後):0.37ドル(予想:0.37ドル)・営業収益:38.4億ドル(予想:45.1億ドル) 決済サービス:13.0億ドル(予想:12.7億ドル) サクスク&サービス:6.95億ドル(予想:6.85億ドル) ハードウエア:0.37億ドル(予想:0.38億ドル) ビットコイン:18.2億ドル(予想:24.7億ドル)・総取扱量:454.3億ドル(予想:448.8億ドル)・EBITDA(調整後):2.33億ドル(予想:2.19億ドル)(NY時間10:09)スクエア 251.58(+4.12 +1.66%)MINKABU PRESS編集部国産第1号と期待のワクチン、最終段階の治験を断念…大阪の新興企業アンジェス2021/11/05 21:28 読売新聞 医療新興企業アンジェス(大阪府)は5日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、昨年6月から今春にかけて実施していた治験では十分な効果を得られなかったと発表した。今後は今年8月から進めている改良ワクチンの治験に注力する。 同社は当初、主成分2ミリ・グラム入りを2回接種する想定でワクチンを開発。昨年6月末、初期段階の治験を国内で初めて開始し、同12月には中間段階に進んだ。国産のコロナワクチンの1例目になると期待されたが、治験に参加した計560人分のデータを分析した結果、先行する米ファイザー製やモデルナ製などに比べて効果が低く、最終段階の治験を断念したという。 改良ワクチンは体内での免疫反応を高めるため、投与する成分量を増やしたり、接種部位を従来の筋肉から皮膚の浅いところに変更したりするなどし、5パターンで治験を行う。400人を対象に今年8月中旬、安全性などを調べる初期段階の治験を始めた。 アンジェスは2022年に最終段階の治験を実施したい考え。23年以降の実用化を目指すとしている。マイナカード保有者に1人3万円 消費喚起へ政府与党調整2021/11/05 20:14 共同通信 政府、与党はマイナンバーカードの新規取得者や保有者に対し、1人3万円分のポイントを付与する方向で調整に入った。関係者が5日明らかにした。コロナ禍で冷え込んだ消費の喚起や、カード普及が狙い。3兆円規模の予算を想定し、今月中旬にまとめる大型経済対策に盛り込む見通し。一部には巨額予算への慎重論もあり、調整を続ける。 大型経済対策を巡っては、公明党が8日、政府に提言する。3万円相当のポイント付与や、18歳以下の子どもへの一律10万円給付が柱で、来年の参院選を見据えて実行力をアピールする狙いだ。 ポイントの付与方法は未定。3兆円は1億人分のポイント総額に相当する。〔米株式〕NYダウ、300ドル超高=ナスダックとともに最高値更新(5日午前)11/5 23:58 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週末5日午前のニューヨーク株式相場は、就業者数の伸びが予想を大きく上回った米雇用統計を好感し、反発している。優良株で構成するダウ工業株30種平均、ハイテク株中心のナスダック総合指数はともに取引時間中の史上最高値を更新した。午前10時5分現在、ダウは前日終値比340.54ドル高の3万6464.77ドル。ナスダックが110.97ポイント高の1万6051.28。 米労働省が朝方発表した10月の雇用統計によると、非農業部門就業者数が前月比53万1000人増と、市場予想(45万人増)を大きく上回る伸びとなった。雇用情勢の改善を確認し、景気回復への期待が高まる中、寄り付きから買いが先行している。 米製薬大手ファイザーは5日、開発中の新型コロナウイルス経口治療薬「パクスロビド」の中・後期臨床試験(治験)で、入院や死亡のリスクを89%低減させる効果が得られたとする中間結果を明らかにした。コロナ対策に画期的な役割を果たすとの期待から9%高と急伸。景気敏感株などにも買いが広がっている。 個別銘柄では、ボーイング、ウォルト・ディズニーがそれぞれ3%近い上昇。エクスペディアが10%高。一方、モデルナが20%近く下落。メルクも9%安。ペロトン・インタラクティブは30%超の急落。予想を上回る四半期赤字や業績見通しの引き下げから失望売りを浴びた。(了)【5日・新型コロナ詳報】4日連続で前週の同じ曜日を上回る 岐阜県で17人感染2021年11月05日 18:35 岐阜新聞 岐阜県と岐阜市は5日、岐阜、多治見、中津川、美濃加茂市で計17人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。4日連続で前の週の同じ曜日を上回った。感染者は累計1万8845人となった。 新たに確認したり、拡大したりしたクラスター(感染者集団)はなかった。大垣市の職場関連で広がったクラスター1件は終息し、県内で健康観察期間が続いているクラスターは3件となった。 4日時点の病床使用率は4・5%。宿泊療養施設の入所者は33人。 新規感染者の居住地別は岐阜市9人、多治見市1人、中津川市3人、美濃加茂市4人。年齢別は10歳未満4人、10代1人、20代1人、30代2人、40代5人、50代2人、80代2人。 栗きんとん、栗粉餅...東濃の銘菓一堂 岐阜・中津川「菓子まつり」開幕2021年11月05日 11:10 岐阜新聞 岐阜県中津川市の秋の一大イベント「中津川ふるさとじまん祭・菓子まつり」(実行委員会主催)が5日、同市茄子川の東美濃ふれあいセンターで始まった。秋の銘菓栗きんとんをはじめ、栗粉餅、栗ようかんなどの和菓子が特別価格で販売されている。7日まで。 同会場での開催は2年ぶり。昨年は新型コロナウイルスの影響で各店舗とオンラインの分散開催としたが、今年は例年より規模を縮小し、会場の配置を変更するなど感染防止対策を取って開催することを決めた。 屋内会場には中津川菓子組合の10店のほか、地元特産品を扱う14店が出店。午前10時のスタートとともに大勢の人が詰め掛け、店頭価格より2割引きで販売されている和菓子を中心に買い求めていた。屋外にはグルメコーナーがあり、にぎわいを見せていた。 また会場には工芸菓子の展示がある。老舗和菓子店「川上屋」社長の原潤一郎さんが手掛けた来年のえとの寅(とら)にちなんだ新作「招き寅」など4作品が並び、まつりを盛り上げている。 3日間とも会場とJR中津川駅を結ぶ無料のシャトルバスがある。6、7日は午前9時30分~午後4時30分まで。
2021.11.05
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11月4日(木)、晴れです。好天は続きます。そんな本日は7時45分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。本日のノルマは1階の掃除機と旧母親宅の掃除機ですか…。ハイハイ…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで。美味い!在宅アルバイト業務も1件ありますね…。そのうちに…。1USドル=114.06円。1AUドル=85.18円。昨夜のNYダウ終値=36157.58(+104.95)ドル。現在の日経平均=29862.91(+342.01)円。金相場:1g=7212(-60)円。プラチナ相場:1g=4284(-70)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の17銘柄が値を上げて終了しましたね。テラドック、トゥイリオ、バーテックスファーマが上げていますね。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の25銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点8銘柄では7銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。米FRB、11月に量的緩和縮小開始 資産購入月額150億ドル減 2021/11/04 05:30 ロイター編集[ワシントン 3日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は2─3日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、11月にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始し、2022年に完了させると決定した。新型コロナウイルス感染拡大を受け20年3月に導入した危機対応策の解消を急ぐ。同時にインフレ高進は「一過性」のものとの判断を維持し、速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えを示した。FRBは、経済に「一段の著しい進展」が見られたことを受け、資産買い入れの縮小に着手すると表明。11月に国債の買い入れを月額100億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を50億ドル縮小すると決定した。物価情勢については、供給網の問題がインフレリスクの高まりにつながっているとの認識を表明。こうした要素は「一過性」のものである公算が大きいとしながらも、インフレ率が予想通りに低下するにはこうした要素が後退する必要があるとした。パウエルFRB議長は記者会見で「パンデミック(世界的大流行)が収束するに従い、供給網の混乱は解消し、雇用の伸びも上向く」と指摘。「こうした動きに伴い、インフレ率も現在の高水準から低下していく」と述べた。ただ「そのタイミングの不確実性は高い」とした。労働市場の状況については、来年半ばには十分な改善が見られ、「最大雇用」が達成されたと見なせる可能性があると指摘。また、FRB当局者は「賃金・物価スパイラル」のリスクを高めるような「問題のある」賃金上昇はみられていないと認識していると述べた。このほか、新型コロナ感染拡大で労働市場が受けた影響を完全に理解するには時間がかかるとも指摘。新型コロナのデルタ変異株の拡散で夏の間に感染が拡大したことで労働市場の回復が阻害されたことや、新型コロナへの懸念から労働市場に復帰していない人がいることに言及し、雇用と労働参加の完全な回復がどの程度の期間にわたり阻害されるか判断するには時間がかかるとの考えを示した。FRBはフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くことを決定。「経済活動と雇用の指標は引き続き力強さを増した」とし、インフレ率が2%になり、ある程度の期間にわたり緩やかに2%を超える軌道に乗るまで政策金利をゼロ%近辺に維持するとの姿勢を崩さず、合計150億ドルの買い入れ縮小を決定しながらも、利上げによる政策正常化に向けた次の措置については手掛かりを与えなかった。FRBはニューヨーク連銀に対し、11月半ばに買い入れの縮小を開始するよう指示。ただ具体的な指示は11月と12月のみにとどめた。ニューヨーク連銀は11月半ば以降、月額の買い入れを国債を700億ドル、MBSを350億ドルとする。12月半ばには国債を600億ドル、MBSを300億ドルとする。FRBは「こうしたペースでの毎月の縮小は適切となる公算が大きい」としながらも、「景気見通しの変化に応じて買い入れペースを調整していく用意がある」とした。パウエル議長は、経済が予想通りに展開すればテーパリングは来年の年央には完了する可能性があると表明。ただ、経済情勢次第で縮小ペースを速めることも遅くすることもできるとし、柔軟に対応する姿勢を示した。〔米株式〕ダウ続伸、最高値更新=金融会合結果で安心感(3日)☆差替5:34 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク株式相場は、米金融政策決定会合の結果を受けて早期利上げに対する警戒感が和らぐ中、5営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比104.95ドル高の3万6157.58ドルと、史上最高値を更新して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は161.98ポイント高の1万5811.58と、最高値を塗り替えて引けた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比8730万株増の9億5445万株。 米連邦準備制度理事会(FRB)は3日、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後に声明で量的金融緩和策の縮小に踏み切ることを決めたと公表。一方、市場で懸念されているインフレ高止まりについては「おおむね一時的とみられる要因を反映している」と強調した。 ダウは前日の終値が初めて3万6000ドル台に乗せたこともあり、朝方から利益確定の売りに軟調だったものの、FOMC声明発表を受けて早期の利上げ観測が後退。じりじりと値を戻す展開となった。午後のパウエルFRB議長の記者会見でも特段のサプライズはなく、買い安心感が広がる中、取引終盤は堅調な値動きを維持した。 市場では「金利市場は一段と利上げを織り込む展開とはならなかった。イベントを無難に通過した形だ」(日系証券)との声が聞かれた。 業種別では、一般消費財、素材が特に堅調。原油相場安を受けてエネルギーは軟調だった。 個別銘柄ではウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが3.1%高、ナイキが2.8%高。アムジェンが1.8%高。ユナイテッドヘルス・グループが1.2%高。インテルが1.1%高。化学大手ダウとアップルがそれぞれ1.0%高。 一方、キャタピラーは1.7%安。ゴールドマン・サックス・グループは1.4%安。石油大手シェブロンは0.7%安。(了)〔NY外為〕円、114円近辺(3日)6:28 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小決定を受けて上下する場面があったものの、結局、1ドル=114円近辺で小動きとなった。午後5時現在は113円97銭~114円07銭と、前日同時刻(113円91銭~114円01銭)比06銭の円安・ドル高。 FRBはこの日午後、金融政策の正常化に向け量的緩和の段階的な縮小を11月中に開始すると発表。高止まりするインフレについては「一過性」との見方を改めて示した。発表直後は利益確定のドル売りが勢いづき、円はいったん113円70銭台に上昇。ただ、米長期金利の指標となる10年債利回りが再び1.6%近辺に上昇したため、円売り・ドル買いに反転し、円相場は一時114円21銭まで下落した。 朝方は、米ADPの全米雇用報告とサプライ管理協会(ISM)サービス業購買担当者景況指数(PMI)がいずれも市場予想を大幅に上回ったことを受けて、円が売られやすい地合い。その後はFOMCの結果待ちで方向感に乏しかった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1607~1617ドル(前日午後5時は1.1574~1584ドル)、対円では同132円36~46銭(同131円91銭~132円01銭)と、45銭の円安・ユーロ高。(了)【米国市況】株が連日最高値、利回り曲線傾斜化-FOMCに反応2021年11月4日 6:03 JST 更新日時 2021年11月4日 6:18 JST ブルームバーグ 3日の米株式相場は続伸し、主要指数は連日で最高値を更新した。連邦公開市場委員会(FOMC)は債券購入プログラムの縮小を今月に開始するが、金融政策は緩和的にとどまると示唆した。米国株は主要指数が連日最高値-FOMC後に上げに転じる米国債は下落、10年債利回り1.60%に上昇ドル下落、FRB議長発言受け-対円は114円ちょうど付近NY原油は続落、米在庫増加やイラン核協議再開見通し金は下落、テーパリング開始発表後もマイナス圏 S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均、ナスダック100指数、ラッセル2000種指数がいずれも2営業日連続で最高値を更新した。同4指数が同時に連日で最高値を更新するのは2018年1月以来で初めて。 S&P500種は前日比0.7%高の4660.57。ダウ平均は104.95ドル(0.3%)高の36157.58ドル。ナスダック総合指数は1%上昇。 米国債市場では利回り曲線がスティープ化した。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はテーパリングの決定は利上げが近いことを意味するわけではないと強調すべく、利上げについて当局者らは辛抱強くなれるとの認識を示した。ただインフレの状況に応じて妥当と判断されれば、ためらわずに行動する考えを明らかにした。 ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.60%。 プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフストラテジスト、シーマ・シャー氏は「パウエル議長はこの日、間違いを犯さないよう非常に慎重だった。当局の焦点はテーパリングであり、利上げではないという方針を注意深く堅持した」と指摘。「残念なことだ。市場は利上げに最も関心を寄せているためだ」との考えを示した。 外国為替市場ではドルが主要10通貨の大半に対して下落。パウエルFRB議長は利上げを急いでいないと示唆した。 主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円では0.1%未満高い1ドル=114円01銭。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.1612ドル。 ニューヨーク原油先物相場は続落。ほぼ2カ月ぶり大幅安となった。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で原油の在庫増加が示されたほか、イランは2015年の核合意を復活させるための協議を11月29日に再開すると発表した。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比3.05ドル(3.6%)安の1バレル=80.86ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は、2.73ドル安い81.99ドルで引けた。 ニューヨーク金相場は下落。スポット相場はFOMCが資産購入の縮小開始を発表したあとも、前日比でマイナス圏にとどまった。ニューヨーク時間午後3時19分現在は前日比1.1%安。 相場のリスク意欲が依然として強く、金は1オンス=1800ドルを下回る水準で推移している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限はFOMC声明公表前に、1.4%安の1オンス=1763.90ドルで終了した。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース2021年11月4日 6:00 JST ブルームバーグ 米国で5-11歳の子供への新型コロナウイルスワクチン接種が始まり、小児科医からは早速メールで案内が届きました。一方、カイザー・ファミリー財団が10月28日に公表した調査では、5-11歳の子供を持つ親のうち、「絶対に接種させない」の割合が30%と、「すぐにでも接種させたい」の27%を上回っています。ニューヨークは最低気温が摂氏3-4度に下がってきました。本格的な冬の到来を前に、接種率の方は今後どこまで上がるでしょうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 テーパリング今月開始米連邦公開市場委員会(FOMC)は月額150億ドル(約1兆7000億円)のペースで資産購入の縮小を開始すると表明。縮小額は米国債が100億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)が50億ドル。今回の政策決定は全会一致だった。インフレ高進については、一時的との認識について従来よりも確信の度合いを弱めた。 住宅市場に暴風雨予報米住宅アナリストのアイビー・ゼルマン氏は、新型コロナウイルス禍での歴史的な価格急騰を経て、米住宅市場はピークかそれに近い状態にあると指摘。30年物の住宅ローン金利が小幅でも上がれば、需要はストップするだろうとみている。同氏は米住宅市場が崩壊する2年弱前の2005年に市場のピークを予想したことで知られる。 解体ではなく規模縮小クレディ・スイス・グループが計画する投資銀行部門の変更は、アルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡む不祥事の舞台となったプライムブローカレッジ事業の一段の規模縮小に焦点が絞られる見通しだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。一部で恐れられたような劇的な変更は免れそうだという。 「メルトアップ」継続へヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長は米株式相場について、企業の力強い収益力を背景に今後もメルトアップ(急伸)が本格的に続くとの見通しを示した。同氏はS&P500種株価指数が年内に4800に届くと予想。2022年末までには5200に到達するとみている。 30年までに核1000発中国は核弾頭保有数を従来予想を上回るペースで拡大させていると、米国防総省が指摘。中国は「2030年までに核弾頭を少なくとも1000発保有する意向である可能性が高い」と年次報告書で記した。少なくとも3カ所のミサイルサイロ施設建設にも言及し、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「数百発」が格納される見通しだとしている。米国株式市場=連日の最高値、FOMC受け2021年11月4日午前5:36 ロイター編集[3日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価3指数が上昇し、最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)は3日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り、テーパリング(量的緩和の縮小)を月内に開始すると決定した。S&P総合500種とナスダック総合は5営業日連続、ダウ工業株30種は4営業日連続で、終値での最高値を更新した。LPLフィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、ライアン・デトリック氏は「FRBは今回は波風を立てなかった」とし、「FRBがとり得る措置は事前に比較的十分に知らされており、大方の想定通りの発表となった」と述べた。FRBは、インフレ高進が「一過性」のものとの見方を維持し、速いペースでの利上げは必要ない公算が大きいとの考えも示した。また、パウエル議長は労働市場の状況について、来年半ばには十分な改善が見られ、「最大雇用」が達成されたと見なせる可能性があると指摘した。この日はS&P500の主要11セクターのうち、一般消費財が1.8%高、素材が1.1%高と好調だった。一方、エネルギーは0.8%下落した。予想を上回る企業決算も投資家心理を支えた。リフィニティブによると、S&P500構成企業の約360社が発表を終えた段階で、第3・四半期は40.4%の増益になるとみられている。ドラッグストア大手CVSヘルスは5.7%高。2022年の調整後利益目標について、健康保険部門の医療コスト変動が落ち着く見通しとし、市場予想に概ね合致するとの見方を示した。配車大手リフトも8.2%高。前日に発表した第3・四半期決算で、調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)が2四半期連続の黒字化を達成した。一方、ゲーム開発のアクティビジョン・ブリザードは14.1%急落。長く待ち望まれていた2タイトルの発売を延期したことが嫌気された。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.01対1の比率で上回った。ナスダックでは2.11対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は110億株。直近20営業日の平均は103億株。NY外為市場=ドル下落、FOMC受け2021年11月4日午前5:36 ロイター編集[ニューヨーク 3日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが下落。米連邦準備理事会(FRB)は3日までに開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、テーパリング(量的緩和の縮小)の月内開始を決定した。同時に、インフレ高進は「一過性」という判断を維持し、速いペースでの利上げが必要となる公算は小さいという認識を示した。FRBは11月から国債の買い入れを月額100億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)を50億ドル縮小する。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.045%安の94.068。FRBの発表直後のドル売りについて、シリコン・バレー・バンクのチーフ通貨ストラテジスト、スコット・ペトルスカ氏は「FOMCに向けて過度にドルロングとなっていた」とし、利食い売りの可能性が高いと指摘した。同時に、比較的高水準にある米債利回りや逃避買い、さらにFRBがインフレ高進について、当初予想されていたほど一過性でない可能性を一部認めていることが、ドルを第4・四半期に支援する見通しとした。ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.15825ドル。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は3日、来年利上げする可能性は非常に低いとの認識を示した。市場では来年10月にも利上げするとの見方が出ていたが、ラガルド氏の発言を受け、利上げ予想時期は同年12月に後ずれした。ドル/円は114.125円と、4年ぶり高値近辺で推移。豪ドルは0.05%安の0.7425米ドル。オーストラリア準備銀行(豪中銀)は2日、債券利回りを低水準で維持する目標を廃止した。早期利上げに向け道を開くことで新型コロナウイルス禍で講じた景気刺激策の解除に向け大きな一歩を踏み出した。ただ、ロウ総裁は政策については忍耐強く取り組む考えを示し、来年5月にも利上げがあり得るとの市場の観測を改めて否定した。ポンドは0.3%高の1.36525ドル。イングランド銀行(英中銀)は4日に金融政策決定会合を開催する。マネーマーケットでは、4日に15ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されるという観測は後退したが、年内利上げの可能性を依然織り込んでいる。ドル/円 NY終値 113.98/114.01クアルコム株、10−12月の高成長見通しを受けて株価急伸10-12月見通しが市場予想上回る2021/11/04 07:10 ブルームバーグ 会社四季報スマートフォン向け半導体メーカーで世界最大の米クアルコムが示した10-12月(第1四半期)見通しは市場予想を上回った。第5世代(5G)移動通信ネットワーク向け機器の需要急増や新たな市場での事業推進が寄与した。3日の発表によると、10-12月の1株利益は2.90ー3.10ドル、売上高は100億ー108億ドル(約1兆1400億-1兆2300億円)の見通し。ブルームバーグ集計のアナリスト予想はそれぞれ2.58ドル、97億3000万ドルだった。見通しを受け、同社の株価は時間外取引で一時6.9%高となった。こうした見通しは情報技術(IT)分野でのサプライチェーン混乱をクアルコムが乗り切りつつあることを示唆するものだ。クリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は必要なものを確実に入手できるようサプライヤーを多様化していると説明した。また、自動車メーカーなどへの半導体販売でスマートフォン用半導体への依存度低下に取り組んでいるとした。アモンCEOはインタビューで「今やわれわれはモバイル用だけでなくより多くの成長ベクトルを持っている」とし、「クアルコムはもはや1つの市場で説明できない」と語った。7-9月(第4四半期)決算では、一部項目を除いた1株利益が2.55ドル。調整後ベースの売上高は43%増の93億2000万ドルで、市場予想(88億6000万ドル)を上回った。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~3万円の大台回復を睨んだセンチメントに~2021年11月04日08時27分 株探ニュース4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:3万円の大台回復を睨んだセンチメントに■日本製鉄、22/3上方修正 純利益 5200億円←3700億円■前場の注目材料:栗本鉄工所、洋上風力の土台厚板を成形、大型装置■3万円の大台回復を睨んだセンチメントに4日の日本株市場は、堅調な相場展開になりそうだ。3日の米国市場はNYダウが104ドル高だった。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて下落に転じる局面が見られたが、連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで市場の予想通り政策金利を据え置き、資産購入の縮小開始計画を発表も早期の利上げを示唆しなかったため安心感が広がり買いが再燃。引けにかけて上昇に転じ、主要株式指数は連日で史上最高値を更新した。また、10月ADP雇用統計が予想を上回る伸びとなったほか、10月ISM非製造業景況指数が過去最高を記録するなど良好な経済指標なども買い安心感に繋がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円高の29705円。円相場は1ドル114円00銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。FOMCは予想通りの内容だったこともあり、東京市場においてもイベント通過に伴う買い安心感が広がりそうである。週末には米雇用統計を控えているものの、ADP雇用統計が予想を上回ったこともあり、警戒感はそれ程強まらないだろう。日経平均は1日の急伸後は29500円水準で底堅い値動きを見せていたが、同水準を支持線として、3万円の大台回復を睨んだセンチメントに向かわせそうである。また、チャート形状では足元で一目均衡表の雲上限を突破しており、その後は雲上限を支持線としたこう着を見せている。今後雲は切り下がりを見せてくるため、これに沿った調整が警戒されるものの、本日の上昇によって雲を上放れてくるトレンド形成が期待されてくる。また、遅行スパンは実線と交差し上方シグナルを発生させてくる可能性も高まってきた。テクニカルシグナルの好転が意識されるなか、先高期待も高まろう。もっとも、決算発表は来週末まで続くことから、商いは膨らみづらいだろう。決算を受けた株価反応に振らされやすい需給状況であるため、結果的にはインデックスに絡んだ商いの影響を受けやすい。ただし、政策期待が高まるなかでショートを積み上げる動きには向かいづらい一方、押し目買い意欲は強そうだ。決算を通過した見直しの動きのほか、政策テーマに関連した銘柄などでの循環物色が続こう。■日本製鉄、22/3上方修正 純利益 5200億円←3700億円日本製鉄は2022年3月期業績予想の修正を発表。純利益を3700億円から5200億円に上方修正した。コンセンサス(4000億円程度)を上回る。鋼材価格が改善したほか、グループ会社の損益好転などにより、2022年3月期通期の事業利益は8000億円、個別経常利益は4500億円となる見通し。■前場の注目材料・NYダウは上昇(36157.58、+104.95)・ナスダック総合指数は上昇(15811.58、+161.98)・シカゴ日経先物は上昇(29705、大阪比+205)・1ドル113.90-00円・SOX指数は上昇(3590.17、+41.32)・VIX指数は低下(15.10、-0.93)・大型経済対策への期待・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・栗本鉄工所洋上風力の土台厚板を成形、大型装置・クボタ蘭港に新拠点、北欧向け農機、供給素早く・ホンダ「着脱式電池」用途拡大、電動化商機、新たな事業の柱に・三菱自日本郵政などとカーボンニュートラル実証、商用EV普及へ・デンソーデンソーなど、バイオセンサー開発、コロナウイルス検出・オートバックス全国の店舗でEV販売・メンテ・三菱電機組織改革本格化、品質問題再発防止・楽天Gドローンパイロット育成、群馬に講習拠点・パナソニック人に回遊・滞留働きかけ、照明演出手法を提案・大興電子通信帳票を電子化・保管・テルモ血管内治療支援ロボの使い捨て用品、受託販売・ライオン目薬にミネラルオイル配合、新製剤化技術を開発☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・09:30 豪・9月貿易収支(予想:+123.75億豪ドル、8月:+150.77億豪ドル) 提供:フィスコ〔東京株式〕反発=米利上げ懸念後退で(4日)☆差替15:10 配信 時事通信 【第1部】米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小を決める一方、利上げが前倒しされるとの懸念が後退したことで買いが広がった。終値は日経平均株価が前営業日比273円47銭高の2万9794円37銭、東証株価指数(TOPIX)が23.89ポイント高の2055.56と、ともに反発。 72%の銘柄が値上がりし、25%は値下がりした。出来高は14億8277万株。売買代金は3兆6854億円。 業種別株価指数(33業種)は繊維製品、電気機器、倉庫・運輸関連業などが上昇。海運業、鉱業、その他製品などは下落した。 【第2部】小幅上昇。出来高3億449万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに小幅続伸。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=米長期金利上昇一服で小動き(4日午後3時)15:10 配信 時事通信 4日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利が時間外で上昇一服となっていることを受けて、1ドル=114円台前半で小動きとなった。午後3時現在、114円16~16銭と前日(午後5時、113円66~66銭)比50銭のドル高・円安。 きょうの東京時間は海外の流れを引き継ぎ、114円付近で始まった。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利上げに慎重な「ハト派」的な姿勢も確認されたことで、日経平均株価は後場も堅調に推移。これにより投資心理が改善し、相対的に「安全資産」とされる円を売ってドルを買う動きが優勢となり、昼にかけてドル円は114円20銭台に上昇した。ただ、FOMCの声明発表後に上昇した米長期金利が時間外取引では上げ一服となり、「ドルを積極的に買い進むには材料不足の状態となった」(外資系証券アナリスト)ため、午後はおおむね114円15~20銭を軸とした狭いレンジで推移した。 正午から、岸田文雄首相と黒田東彦日銀総裁が首相官邸で会談し、2013年1月に政府・日銀がまとめた2%の物価目標の実現を明記した共同声明の考え方を再確認したほか、国内外の経済情勢について話し合った。ただ、相場への影響は限定的だった。 ユーロも午後は、対円、対ドルともに小動き。午後3時現在、1ユーロ=132円29~30銭(前日午後5時、131円95~96銭)、対ドルでは1.1587~1588ドル(同1.1608~1608ドル)。(了)本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の26銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では7銘柄が値を上げて終了しましたね。エンビブロ、Mipoxが上げましたね。日本株は反発、FOMCの利上げハト派姿勢が安心感に-電機に買い2021年11月4日 7:57 JST 更新日時 2021年11月4日 15:26 JST ブルームバーグ 東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)が今月から債券購入プログラム縮小を開始すると表明した一方、利上げについては慎重なハト派姿勢を示したことで買い安心感が広がった。米国の主要株価指数が最高値を更新したことも追い風となった。電機や機械、銀行など幅広い業種に買いが入った。個別ではキーエンスや富士フイルムの上げが目立った。TOPIXの終値は前営業日比23.89ポイント(1.2%)高の2055.56日経平均株価は273円47銭(0.9%)高の2万9794円37銭 市場関係者の見方 松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストFOMCの内容は予想通りで、イベント通過後の安心感が日本にも波及し、買いが優勢となった。利上げに対してのハト派的スタンスが変わっていないことが確認されたことがポジティブな材料となった午後にトヨタ自動車の決算が発表された直後は、通期業績予想の上方修正を受けたアルゴリズム処理による買いで株価が瞬間的にはねたが、為替効果を除くと下方修正となるという会社側説明により下落に転じるなど乱高下した。最終的には自社株買いなどが好感されて前日比プラスに落ち着き、相場全体への影響はそれほどなかった決算発表があった海運企業については、市況が良かったのにもかかわらず、投資家が期待していたほどの増配とならなかったため失望売りが出た花王はほぼコンセンサス通りの内容だったが売りが目立った。足元業績ではなく原材料高を背景に、今後持ちこたえられるのかという懸念が広がったとみられ、化学セクター全般が売られた 東証33業種上昇率上位 繊維、電機、倉庫・運輸、機械、ガラス・土石、金属下落率上位 海運、鉱業、その他製品、水産・農林業 背景パウエルFRB議長、利上げに「辛抱強くなれる」【米国市況】株が連日最高値、利回り曲線傾斜化-FOMCに反応 トヨタ、今期営業利益2兆8000億円に上方修正-減産も円安追い風 ニューヨーク原油先物は3.6%安の1バレル=80.86ドルドル・円相場は1ドル=114円前半で推移、前営業日の日本株終値時点は113円69銭日経平均は反発、米株高を好感 トヨタなどしっかり2021年11月4日午後4:01 ロイター編集[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過し、米株高となったことを背景に買いが先行した。個別では、企業決算を材料視した物色がみられ、上方修正と自社株買いを発表したトヨタ自動車は反発した。3日のFOMCで予想通り来月のテーパリング(量的緩和の縮小)開始が決まり、目先の不透明感が和らいだことから4日の日経平均は反発してスタートした。寄り付き後間もなく前営業日比359円91銭高の2万9880円81銭で高値をつけた。その後はトヨタ自動車などの主力企業の決算を控え、日経平均は2万9700円台での小動きが継続した。取引時間中に決算を発表したトヨタは0.73%高。2022年3月期見通しの上方修正と自社株買いが好感され、一時前営業日比2.5%超高の2100円と上場来高値を更新した。「今期見通しは円安の影響を除くと、資材高騰などで実質は下方修正」(近健太取締役執行役員)と伝わるとマイナス圏に転落する場面もみられたが、市場では上振れ余地を含んだ好業績を評価する買いが支えとなった。市場では「半導体不足が懸念される中でも上方修正するなど、決算で強い数字を発表する企業が多い。特に製造業における潜在的需要はこれからも伸びるとみられているため、中長期的な業績拡大期待が日本株の下支えとなっている」(アイザワ証券の坂瀬勝義国内情報課長)との声が聞かれた。そのほか個別では、東京エレクトロン、テルモ、ダイキン工業、富士フイルムホールディングス、アドバンテストなどしっかり。キーエンスは6%超高となった。半面、ヤマハ、ソフトバンクグループ、花王はさえない。日本郵船は取引時間中に2022年3月期の配当予想を上方修正したが、市場の期待を下回り8%超安となった。TOPIXは1.18%高の2055.56ポイント。東証1部の売買代金は3兆6854億1200万円だった。東証33業種では繊維業、電気機器、倉庫・運輸関連、機械などの27業種が値上がり。海運業、鉱業、その他製品などの6業種は値下がりとなった。東証1部の騰落数は、値上がり1571銘柄に対し、値下がりが551銘柄、変わらずが61銘柄だった。FOMCの結果を受けた3日の米国株式市場は主要株価3指数が上昇し、最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が開催したFOMCで予想通り、テーパリング(量的緩和の縮小)を月内に開始すると決定した。S&P総合500種とナスダック総合は5営業日連続、ダウ工業株30種は4営業日連続で、終値での最高値を更新した。市場では「FRB(連邦準備理事会)は市場の想定通り、11月にテーパリング開始を決定したが、パウエル議長の会見も含めて、全体的にサプライズが少なくなるよう工夫されていた印象だ」(大和証券のシニアエコノミスト、末廣徹氏)との声が聞かれた。コニカミノルタが大幅続落、通期純利益15億円に下方修正2021/11/04 09:53 会社四季報複合機中堅のコニカミノルタ(4902)が売られて大幅続落。午前9時45分現在で前営業日比52円(9.3%)安の508円で推移している。2日の引け後に発表した今2022年3月期の第2四半期累計(2021年4~9月期)決算(IFRS)が売上高4451億0400万円(前年同期比15.7%増)、当期損益が43億1600万円の赤字(前年同期は222億4900万円の赤字)と不振だった。半導体など部材供給のひっ迫が響いて製品の供給が滞っている。これを受けて通期予想を下方修正しており、嫌気売りに押されている。売上高は従来の9400億円から8900億円(前期比3.1%増)、当期利益も190億円から15億円(前期は152億1100万円の赤字)にそれぞれ減額した。(取材協力:株式会社ストックボイス)富士フイルムHDが4日続伸、22年3月期業績・配当計画を増額2021/11/04 14:07 会社四季報写真、医療機器、医薬、液晶フィルムを展開している富士フイルムホールディングス(4901)が大幅に4営業日続伸した。午後1時49分現在、前営業日比395円(4.4%)高の9464円で推移している。一時は9550円まで上伸した。本日午前9時05分に今2022年3月期の上期(2021年4月~9月)連結決算、通期業績予想・配当計画の増額修正を発表し、好感された。上期の営業利益は大幅増益で着地し、通期の営業利益は従来予想の2000億円から2200億円(前期比33.0%増)に増額された。中間・期末配当は従来計画の各50円から各55円に引き上げた。年間配当は10円増配。ヘルスケア、高機能材料を中心に好調に推移している。(取材協力:株式会社ストックボイス)トヨタ、過去最高の純利益1兆円超 21年9月中間決算、円安追い風2021/11/04 13:34 朝日新聞 トヨタ自動車が4日発表した2021年9月中間決算(国際会計基準)は、売上高は前年同期比36・1%増の15兆4812億円、最終的なもうけを示す純利益が前年同期の2・4倍超の1兆5244億円だった。過去の決算と会計基準が異なるが単純に比較すると、中間決算としていずれも過去最高となった。 今夏以降は部品不足による減産を強いられているが、新車販売が好調だった。加えて、想定よりも円安が進んだために輸出採算性が大幅に向上した効果が大きい。22年3月期の通期の業績予想も上方修正した。 21年9月中間決算の本業のもうけを示す営業利益は、前年同期の3・3倍超の1兆7474億円だった。こちらも過去最高だった。 トヨタは今月から減産分を取り戻す挽回(ばんかい)生産に入っている。さらに円安基調は当面続くとみている。このため、22年3月期の営業利益は2兆8千億円(前年比27・4%増)、純利益は2兆4900億円(同10・9%増)に見直し、5月に公表した予想よりそれぞれ3千億円、1900億円引き上げた。一方、売上高は30兆円(同10・2%増)で据え置いた。 4〜9月の世界販売は485万台だった。新車需要は根強く、コロナ禍前の19年の同じ時期(495万台)とほぼ同じ水準だった。ただ、コロナ禍の影響で東南アジアからの部品調達が滞って減産を強いられた。新車の需要に供給が追いつかず、販売のペースも落ちている。 挽回生産に踏み切ったが、世界的な半導体不足は続いている。鉄やアルミ、樹脂といった原材料も高騰し、生産コストが上昇しそうだ。先行きには不透明感がある。系列のすそ野の方の企業も同様に過去最高益を出せているのかが問題でろうね。でないととても給料アップなんて話にはならないだろう。小祝さくらが単独首位発進 渋野日向子、稲見萌寧は24位11/4(木) 15:13配信 ゴルフ情報ALBA.Net<TOTOジャパンクラシック 初日◇4日◇瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)◇6616ヤード・パー72>国内女子ツアーは第1ラウンドが終了した。賞金ランキング3位の小祝さくらが8バーディ・1ボギーの「65」をマーク。7アンダー・単独首位発進を決めた。5アンダー・2位タイに渡邉彩香、仲宗根澄香。4アンダー・4位タイには賞金ランク2位の古江彩佳、鈴木愛、上田桃子、菅沼菜々が続いた。2週連続優勝がかかる渋野日向子は1アンダー・24位タイ。賞金ランク1位の稲見萌寧も同順位で初日を終えた。昨年覇者の申ジエ(韓国)は2オーバー・58位タイと大きく出遅れた。薗田峻輔が単独首位発進 香妻陣一朗、大槻智春1差2位11/4(木) 16:05配信 ゴルフ情報ALBA.Net<マイナビABCチャンピオンシップ 初日◇4日◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217ヤード・パー72>国内男子ツアーは第1ラウンドが終了した。8年ぶりの通算3勝目を狙う薗田峻輔が7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。7アンダー・単独首位発進を決めた。6アンダー・2位タイに香妻陣一朗と大槻智春。5アンダー・4位タイには19歳ルーキー・久常涼、片山晋呉、小鯛竜也が続いた。賞金ランキング1位の木下稜介は4アンダー・7位タイの好スタート。賞金ランク2位のチャン・キム(米国)、同3位の星野陸也はともに3アンダー・15位タイで滑り出した。2週連続優勝を狙う池村寛世は1アンダー・41位タイで初日を終えた。プロテスト高久みなみが単独首位、尾関彩美悠が2差2位 高木優奈、吉田鈴も合格圏内【プロテスト】11/4(木) 16:41配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGA最終プロテスト 3日目◇4日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>京都府にある城陽カントリー倶楽部 東コースを舞台に行われている「JLPGA最終プロテスト」は第3ラウンドが終了。高久みなみがトータル7アンダーで首位を守った。1打差の2位に今年の「日本女子アマチュア選手権」覇者の尾関彩美悠。トータル1アンダーの3位タイに藤田かれん、竹田麗央、永島花音、天本遥香、泉田琴菜がつける。トータルイーブンパーの8位タイに星野杏奈と佐藤心結。トータル1オーバーの10位にこの日「69」をマークした川崎春花がつける。注目の高木優奈はトータル2オーバーの11位タイ。吉田優利の妹・鈴はトータル3オーバーの19位タイ。山口すず夏はトータル5オーバーの25位タイ。梶谷翼はトータル12オーバーの66位タイとなっている。4日間72ホールの戦いで上位20位タイまでが合格を勝ち取る狭き門。なお、3日目を終えてカットが行われ、トータル15オーバーまでの85人が最終ラウンドに進出した。ゴルフサバイバルで見た名前もいくつかありますね。明日の戦略-FOMCを通過して大幅上昇、米雇用統計を前に下値不安が和らぐ16:43 配信 トレーダーズ・ウェブ 4日の日経平均は大幅反発。終値は273円高の29794円。11月のFOMCではテーパリングの開始が決定されたが、3日の米国市場では主要3指数が史上最高値を更新。これを好感して、寄り付きから300円を超える上昇となった。高く始まった後は伸び悩み、じわじわと値を消した。後場に入ると海運株が決算を受けて大きく値を崩したほか、上方修正や自己株取得を発表したトヨタの反応が案外となったことから、一段と上値は重くなった。一方で29700円は割り込まずに踏みとどまると、以降は200円程度上昇した水準で動きが落ち着いた。 東証1部の売買代金は概算で3兆6800億円。業種別では繊維や電気機器、倉庫・運輸などが上昇している一方、海運や鉱業、その他製品などが下落している。キーエンスが買いを集めており、6%を超える上昇。反面、昼休みに決算を発表した日本郵船と川崎汽船がそろって8%を超える下落。日本郵船は上方修正と増配、川崎汽船も大幅上方修正と復配を発表したが、事前期待も相当高まっていたことから、目先の材料出尽くしと受け止められた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1571/値下がり551。レーザーテック、SCREEN、SUMCO、ルネサスなど半導体関連が大幅上昇。ZHDや富士フイルムが決算を手がかりに急伸した。上期の利益見通しを引き上げた東レや、上方修正と増配を発表した三井倉庫なども強い上昇。2Qに利益を大きく積み上げた日本ユニシスが10%を超える上昇となった。証券会社が目標株価を引き上げたデクセリアルズが急騰。ワンダープラネットがリリースを材料にストップ高となった。 一方、「スイッチ」の減産観測が報じられた任天堂が軟調。3Q累計が営業減益となった花王が4%を超える下落となった。原油安を嫌気してINPEXが弱かったほか、三井物産や三菱商事など商社株が下落。大手海運株が決算を受けて急落したことから、NSユナイテッド海運や玉井商船など小型の海運株が連想売りに押された。ともに通期が最終赤字に転落見込みとなった三井海洋開発と三井E&Sの三井系2社が2桁の下落率となった。 11月のFOMCでは、大方の予想通り、テーパリング開始が決定された。そしてその結果を米国市場は冷静に消化した。これを受けた日経平均も200円を超える上昇。欲を言えば3万円乗せが見たかったが、日本郵船と川崎汽船が後場に下げに転じ、トヨタも決算発表後の買いが一時的にとどまる中で、値を保ったことは評価できる。テーパリングが米国株の強い基調を崩さないのであれば、日本株も少々の悪材料は吸収しつつ、下値を切り上げていくことになるだろう。あすは米雇用統計の発表を控えており、様子見姿勢の強い地合いが予想される。上昇週の週末でもあり、利益確定売りは出てくるかもしれない。しかし、国内では来週もまだ多くの決算発表が控えている。衆議院選挙を終えて経済対策への期待も高まる局面であるだけに、押し目を作るようなら、そこは良い買い場と捉えたい。明日の日本株の読み筋=堅調な地合いが続きそう16:52 配信 モーニングスター 5日の東京株式市場は、堅調な地合いが継続しそうだ。4日の日経平均株価は、買い一巡後、上値が重かったものの、戻り待ちの売りを吸収する格好で堅調に推移。市場では「相場の展開は米国市場頼みの状況が続くが、日本株の出遅れ修正期待が支えとなりそう」(中堅証券)との声が聞かれた。一方で、週末要因や、現地5日に米10月雇用統計の発表を控えることから「短期的な資金による好業績銘柄への個別物色が中心になりそう」(他の中堅証券)との見方もあった。 4日の日経平均株価は、前営業日比273円47銭高の2万9794円37銭と大幅に反発して取引を終了した。朝方は、現地3日の米国株式市場で、NYダウが4日連続、ナスダック総合指数が5日続けて終値ベースで史上最高値を更新した動きなどから買いが先行。ただ、買い一巡後は、戻り待ちの売りに上値を抑えられる格好となり、上げ幅を縮小する場面もみられた。安値圏でのもみ合いが続いたが、後場の取引終了間際に値を戻し、引き締まる格好で取引を終えている。○ 2003年 PP95~PP98 Robert Parke, Wine Advocate #152 Apr 2004 これはジャン・デルマにとって最後のヴィンテージとなった。彼はこの年引退し、息子のジャン・フイリップに道を譲り、デルマ家がオー・ブリオンのセラーを管理すると言う90年近い伝統は続いている。老デルマのキャリアが始まったのは1961年で、やはり30年以上もオー・ブリオンで仕事をした父親の後を継いだ時のことだった。この年、グラーヴのヴィニュロンたちは母なる自然がもたらした気まぐれな天候を克服すると言う難事に挑んだのだが、完璧主義者のデルマは万事をうまくこなした。地域内での競争では抜きんでた、この深遠なるワイン(ブレンド比率はメルロー58%、カヘルネ・ソーヴィニョン31%、カベルネ・フラン11%)は、収穫物の60%で造られ、天然アルコール度数は13%を少し超えるほどという高さで、phも3.8と極めて高い。その意味では、1959年、1961年、1989年、1990年といった偉大なヴィンテージとも肩を並べるのだが、これらのどの年とも違って、この年のメルローの収穫が始まったのは前代未聞の早さ(8月25日)で、9月15日までには全収穫物の採り入れが済んでいた。さらにショッキングなことに、並外れて深遠なオー・ブリオン用の葡萄はなんと8月13日から15日に摘まれたのである! 2003年のオー・ブリオンには、このヴィンテージらしい豪勢さや弱い酸が見られるが、2000年よりもさらにタンニンのレベルが高い。深みのあるルビー/紫色をしており、クランベリー、日に焼けた土、ミネラル、青や黒系果実の趣の古典的なアロマがある。口蓋にあたると、相当な豊かさや強烈さが感じられるが、葡萄の過熟感や重さはない。収穫は36hl/haという低収量に切り詰められたため、中核部の深みや甘さも良好だ。100点満点の1989年の高みに到達するとは思えないが、見事な造りの、幅がある、ミディアムからフルボディのワインだ。精力、新鮮さ、偉大な舌触りが感じられる。 予想される飲み頃 2009年から2025年 👇追加○ 2003年 PP93~PP95 Robert Parker Wine Advocate #158 Apr 2005 昨年よりも多くのタンニンとタフな質感が明らかにされています。プラム、イチジク、ホットロック、タバコの煙の香りの花束で、リムに深いルビー/紫、このミディアムボディクラレットは、優れた濃度と純度を持っていますが、タンニンにいくつかのタフさを解決する必要があります。それはちょうど罰金を科せられたので、おそらくそれはまだ完全に回復していなかった。それは確かに優れたオーブリオンですが、この段階では、私は2000年、1998年、1995年、1990年、1989年のような驚異的な古典の後ろにランク付けします。進化するのは遅いでしょう。 予想される飲み頃 2010年から2025年+ 👇追加○ 2003年 PP95 Robert Parker Wine Advocate #164 Apr 2006 大ヒットした2003年のオー・ブリオン(13%アルコール)は非常に高いタンニンを持っていますが、その成分は桑、ブラックベリー、チェリー、プラムのような果物のカスケードによってよく隠されています。青と赤の果実スペクトルの下にイチジクのヒントさえあります。広く、甘い、グリセラルの口当たりだけでなく、長く、強力な、永続的な仕上げで熟している間、それはその優雅さと貴族を保持しています。パワーとフィネスの両方のワインは、それはセラーリングの3-4年の恩恵を受け、25-30年のために保ちます。 👇追加○ 2003年 PP92 Neal Martin Robert Parker.com March 2008 ブラックベリーの香り、黒オリーブと森の床のタッチで鼻に素敵なリフトを持っています。良い定義:非常にペサック。口蓋は、カシス、ブラックベリーと杉のタッチでフルボディ、非常にバリバリと風味があります。私のために少し繊細さを欠いている。それにわずかな皮肉な要素を持っている仕上げに巨大なグリップ。成長期によって妥協された素晴らしいワイン。 予想される飲み頃 2012年から2025年 👇追加○ 2003年 PP95 Robert Parker Wine Advocate#214 Aug 2014 さらに良く、明らかに2003年にオー・ブリオン厩舎で作られた最高のワイン(管理者としての偉大なジャン=ベルナール・デルマスの最後のヴィンテージ)。濃いルビー/プラムの色は、エッジに琥珀色やオレンジが含まれず、ローストハーブ、ホットロック、ブラックカラント、プラム、バルサミコのノートが豊富に展示されています。ラ・ミッション・オー・ブリオンよりも甘いタンニンで、非常に豊かで、ミディアムからフルボディで、より完全な、このフルボディのオーブリオンは、少なくとも10年間滞在する必要があり、完全な成熟度を打っています。ブラボー! 予想される飲み頃 2014年から2024年 seiボル赤はこれで行きますよ。12/20(月)■クリスマスガラディナー■オーベルジュ・ド・リル ナゴヤが贈るクリスマスガラディナー恒例のクリスマスガラディナーを開催いたします。今年一年の感謝の気持ちを込めて考案した料理長渾身のメニューにご期待ください。皆様のご来店を心よりお待ち申し上げます。日時:2021年12月20日(月)18:00受付、18:30開始料金:お一人様 25,000円(料理・ワイン・サービス料込み、税別)※各種優待割引対象です、ご予約時にお申し付けください。今晩のNY株の読み筋=OPECプラスに注意16:51 配信 モーニングスター 4日の米国株式市場は、前日の主要3指数過去最高値更新の勢いが持続する可能性がある一方、原油先物相場が波乱要因になることもあり得そうだ。 3日、FOMC(米連邦公開市場委員会)で市場予想通り11月からのテーパリング開始(量的金融緩和の段階的縮小)が決まったものの、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が早期利上げを改めて否定したことが好感され、主要3指数は過去最高値を更新した。 米金融政策は現状、株式市場にはフェーバーだが、4日にオンライン開催されるOPEC(石油輸出国機構)およびロシアなど非加盟産油国からなる「OPECプラス」閣僚級会合の結果がリスクオンムードに冷や水を浴びせる可能性がある。原油先物は20年後半以降騰勢を強め、足元は18年10月以来の高値水準となっている。日米印などの原油消費国は増産ペースの加速を要請する一方、産油国は増産ペース加速には慎重との見方が根強い。OPECプラスで増産ペースの現状維持が決まれば、ガソリン価格の上昇、インフレ高進への懸念が強まり、株価の重しとなる可能性があるので気を付けたい。<主な米経済指標・イベント>9月貿易収支、新規失業保険申請件数デューク・エナジー、モデルナ、ケロッグ、サザン、バリック・ゴールド、エアビー・アンド・ビー、ウーバー・テクノロジーズ、スクエアなどが決算発表予定(日付は現地時間)〔ロンドン外為〕円、114円近辺(4日午前9時)18:27 配信 時事通信 【ロンドン時事】4日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円近辺で推移した。午前9時現在は113円95銭~114円05銭と、前日午後4時(114円00~10銭)比の05銭の円高・ドル安。 対ユーロは1ユーロ=131円65~75銭(前日午後4時は132円10~20銭)と、45銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1545~1555ドル(1.1580~1590ドル)。(了)【4日・市別詳報】岐阜県で9人感染 恵那市のクラスター新たに2人感染判明 11/4(木) 19:32配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県と岐阜市は、4日、新型コロナウイルスの感染が新たに9人確認されたと発表しました。県内の感染者は、合わせて1万8828人となりました。 クラスターは恵那市の接待を伴う飲食店の関連で、すでに感染が判明している利用客の同僚2人の感染が新たに確認されました。このクラスターの規模は29人に拡大しました。 重症者は前日と変わらず1人で、病床使用率は、4.3%となっています。 感染者9人の内訳は、中津川市と恵那市が2人、大垣市、多治見市、瑞浪市、羽島市、各務原市が1人でした。 隣りの県では愛知県は1人、三重県で感染確認はありませんでした。NY株見通し-翌日の雇用統計発表を控え上値の重い展開か20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は上値の重い展開か。昨日は注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング(資産購入の段階的縮小)の11月開始が決定され、減額幅は毎月150億ドルと市場予想通りとなった。インフレについては、引き続き「一時的」とされたほか、パウエルFRB議長がテーパリングは利上げに直結しないと強調し、利上げを急がない姿勢を示したこともが安心感につながった。ダウ平均、S&P500、ナスダック総合はそろって史上最高値を更新。2017年10月以来の3指数そろっての4日連続最高値更新となった。今後はハト派的なFOMCを通過し不透明感が後退したことや、年末ラリーへの期待が引き続き相場の支援となりそうだ。一方で、主要指数が最高値更新を続け高値警戒感が意識されることや、翌日に米10月雇用統計の発表を控え、様子見姿勢が強まることは上値の圧迫要因となりそうだ。底堅いながらも上値も重い展開か。 今晩の米経済指標・イベントは、10月貿易収支、新規失業保険申請件数など。企業決算は寄り前にエア・プロダクツ&ケミカルズ、モデルナ、バイアコムCBS、引け後にエクスペディア、ウェルタワーなどが発表予定。〔NY外為〕円、113円台後半(4日午前8時)21:17 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円76~86銭と、前日午後5時(113円97銭~114円07銭)比21銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1549~1559ドル(前日午後5時は1.1607~1617ドル)、対円では同131円39~49銭(同132円36~46銭)。(了)〔NY外為〕円小動き、113円台後半(4日朝)22:21 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、決め手となる材料に欠け、1ドル=113円台後半で方向感のない商いとなっている。午前9時現在は113円85~95銭と、前日午後5時(113円97~114円07銭)比12銭の円高・ドル安。 前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を受けた売り買いは一服。この日は米雇用統計の発表を翌日に控え、方向感のない動きとなっている。ただ、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りの動きも見られる。 米労働省が4日発表した新規の失業保険申請(季節調整済み)は、10月30日までの1週間で前週比1万4000件減少の26万9000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の27万5000件を下回ったが、反応は限定的だった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1555~1565ドル(前日午後5時は1.1607~1617ドル)、対円では同131円65~75銭(同132円36~46銭)と、71銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ反落、80ドル安=ナスダックは再び最高値(4日朝)22:44 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス経口治療薬が英国で承認されたメルクが買われる一方、高値警戒感から売りも出て、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比80.56ドル安の3万6077.02ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は寄り付き直後に再び取引時間中の史上最高値を更新し、26.11ポイント高の1万5837.69。(了)〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは再び最高値(4日午前)23:33 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】4日午前のニューヨーク株式相場は、新型コロナウイルス経口治療薬が英国で承認されたメルクが買われる一方、高値警戒感から売りも出て、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比16.50ドル安の3万6141.08ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は寄り付き直後に再び取引時間中の史上最高値を更新。同時刻現在は82.47ポイント高の1万5894.05で推移している。 英政府は4日、メルクのコロナ経口治療薬「モルヌピラビル」を承認したと発表。飲み薬の承認は世界初で、ワクチンに次ぐコロナ対策の切り札となる可能性が期待されており、米国や欧州連合(EU)でも年内に実用化される見通しとなっている。これを受けてダウ平均構成銘柄であるメルクは早朝の時間外取引から買いが先行。ただ、ダウは連日の史上最高値更新を受け高値警戒感が広がっており、上値は重い。 朝方発表された米経済指標はまちまちの内容となり、市場への影響は限定的。9月の米貿易統計によると、赤字額は約809億ドルとなり、2カ月連続で過去最大を更新。一方、米労働省が朝方発表した最新週の新規失業保険申請件数は前週比1万4000件減の26万9000件。件数は市場予想(ロイター通信調べ)の27万5000件を下回り、5週連続で改善した。 個別銘柄では、アムジェン、化学大手のダウがともに約2%安となり、ダウ平均を下押し。モデルナは2021年通期のコロナワクチン販売見通し引き下げが嫌気され、15%超下落している。一方、メルクは1.3%上昇。クアルコムは好決算をはやした買いが殺到し、12%高。(了)クアルコムが決算受け大幅高 アンドロイド携帯の勢いへの期待=米国株個別22:53 配信 みんかぶFX クアルコムが大幅高。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。5Gデバイスの需要急増や新たな市場への参入により、第4四半期は強い見通しを示し、サプライチェーン問題を克服していることが示された。 同社のアモンCEO氏は「必要なものを確実に入手できるようにサプライヤーを多様化させた」と述べた。また、同社は自動車メーカーなどに半導体を販売することで、携帯電話チップへの依存度を下げる取り組みも行っている。「携帯だけではなく、多くの成長ベクトルがある」と同CEOはインタビューで述べている。 今回の決算を受けてアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も194ドルに引き上げた。同アナリストは、「クアルコムは2022年に20%の売上高の伸びを見込んでおり、それは自身の予測である約10%の2倍だった。ハイエンドのアンドロイド携帯の勢いのみならず、他の分野でも幅広い前向きな期待を呼び込んだ」という。 アンドロイド携帯の勢いが改善し続ければ、2022年には大幅に利益率が向上する可能性があるとしている。(7-9月・第4四半期)・1株利益(調整後):2.55ドル(予想:2.26ドル)・売上高:93.2億ドル(予想:88.6億ドル) QTC:77.3億ドル(予想:72.1億ドル) QTL:15.6億ドル(予想:15.6億ドル) 携帯:46.9億ドル(予想:43.6億ドル) RFフロントエンド:12.4億ドル(予想:10.8億ドル) オートモーティブ:2.70億ドル(予想:2.73億ドル) IoT:15.4億ドル(予想:14.9億ドル)(10-12月・第1四半期見通し)・1株利益(調整後):2.90~3.10ドル(予想:2.58ドル)・売上高:100~108億ドル(予想:97.3億ドル) QTC:84~89億ドル(予想:79.4億ドル) QTL:16~18億ドル(予想:17.3億ドル)(NY時間09:40)クアルコム 154.65(+16.17 +11.68%)MINKABU PRESS編集部ロクが決算受け下落 サプライチェーン問題に懸念強める=米国株個別23:05 配信 みんかぶFX 動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロクが下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を大きく上回った。ただ、第4四半期のガイダンスで、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。 同社は声明で「サプライチェーン問題によりアクティブ・アカウントの成長が鈍化した。これは2022年まで続く可能性が高い」と述べた。 ルーデンCFOも、「サプライチェーン問題はホリデーシーズンに多くの不確実性をもたらしている。これらの混乱は一時的と思われるが、2022年まで続く可能性があることから、正常状態への回帰の道筋を知ることは困難だ」と述べた。ただ、ストリーミングビデオへの広範なシフトはそのままであると付け加えた。 今回の数字を受けてアナリストからも目標株価の引き下げが相次いでいる。(7-9月・第3四半期)・1株利益:0.48ドル(予想:0.08ドル)・売上高:6.80億ドル(予想:6.81億ドル) プラットホーム:5.82億ドル(予想:5.57億ドル) プレイヤー:0.97億ドル(予想:1.23億ドル)・粗利益率(調整後):53.5%(予想:48.1%)・EBITDA(調整後):1.30億ドル(0.71億ドル)・ユーザー単価:40.10ドル(予想:38.62ドル)・ユーザー・アカウント:5640万人(予想:5670万人)・視聴時間:180億時間(予想:185.3億時間)(10-12月・第4四半期見通し)・売上高:8.85~9.00億ドル(予想:9.46億ドル)・EBITDA(調整後):0.65~0.75億ドル(予想:0.82億ドル)(NY時間09:53)ロク 303.01(-10.65 -3.40%)MINKABU PRESS編集部モデルナが決算を受け大幅安 ワクチン販売が予想を下回る=米国株個別23:33 配信 みんかぶFX モデルナが大幅安。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。売上高の大半を占める新型ウイルス向けワクチンの販売が予想を下回った。通期見通しも公表しており、同ワクチンの売上高見通しも予想を下回った。同社は2022年について、現在、170億ドル分を受注しており、売上高は170億ー220億ドルを見込んでいると述べた。 市場では、世界経済が再開し、他の治療法が開発されるにつれて、同社が見込んでいる何百億ドルもの売り上げが実現するのか不透明感も出ているようだ。アナリストは現在、モデルナの2022年のワクチンの売上高は200億ドル近くを見込んでおり、2024年には75億ドルに減少すると予測している。(7-9月・第3四半期)・1株利益(調整後):7.68ドル(予想:9.07ドル)・売上高:49.7億ドル(予想:63.2億ドル) 新型ウイルス向けワクチン:48.1億ドル(予想:62.7億ドル)・営業費用:14.1億ドル(予想:14.9億ドル)・研究開発費:5.21億ドル(予想:4.78億ドル)(通期見通し)・売上高:170~222億ドル(予想:207億ドル) 新型ウイルス向けワクチン:150~180億ドル(予想:199億ドル)(NY時間10:23)モデルナ 290.17(-55.76 -16.12%)MINKABU PRESS編集部今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。クアルコム、エヌビディアが大きく上げていますね。
2021.11.04
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11月3日(水・文化の日)、晴れです。良い天気が続きます。本日はホーム1:GSCCの西コースで開催の菊花杯に参加させていただきました。競技内での同業者コンペあり。11時00分スタートとのことですから、7時30分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、9時頃に家を出る。9時30分頃にはコースに到着。フロントで記帳して、着替えて、2階レストランでコーヒーブレイクして、練習場へ…。ショット…マアマア…、パット…マアマア…。本日の競技は西コースのホワイトティー:6177ヤードです。ご一緒するのは、モ君(14)、タ氏(16)、カ君(17)です。本日の僕のハンディは(7)とのこと。OUT:-1.0.1.-1.0.1.0.0.0=36(11パット)1パット:7回、3パット:0回、パーオン:2回。1打目のミスが2回、2打目のミスが2回、3打目のミスが1回、アプローチのミスが2回、パットのミスが1回…。でも上出来なラウンドです。10番のスタートハウスの前でドーピング。IN:1.0.-1.0.0.0.0.2.1=39(15パット)1パット:4回、3パット:1回、パーオン:4回。1打目のミスが3回、2打目のミスが2回、アプローチのミスが2回、パットのミスが2回…。17番ショート、18番ミドルのミスが痛かった…。36・39=75(7)=68の26パット。ゴルフの出来としては問題ないです。カートからスコアの登録を済ませて、靴を磨いて、お風呂に入って、2階レストランでパーティーを待つ。成績発表…75(2.4)=72.6でベスグロ・5位です…。ショートのミスが痛いですね…。クラブ競技の方でも入賞はしているようです。アイスカフェオレをいただいて、会計を済ませて、早々に退散です。本日のフィジカルチェック…170.0cm,64.3kg,体脂肪率20.9%,BMI22.2,肥満度+1.1%…でした。帰宅すると17時過ぎ。本日の夕食はコーンチャウダーとのこと。何か美味しそうな白ワインを用意しましょう。明日は休養ですね。本日の夕食は、コーンチャウダー、ソーセージ、野菜サラダ、パン、デザート(シャインマスカット)でした。一緒に楽しんだのは、2014シャサーニュ・モンラッシェ・ラ・マルトロワ(ルモワスネ)でした。美味しくいただきました。米エイビス株急騰、一時3倍超-EV導入の意欲示唆で個人の買い殺到2021年11月3日 2:22 JST ブルームバーグ 2日の米株式市場で米レンタカー会社エイビス・バジェット・グループが急騰し、一時は前日比218%高となった。電気自動車(EV)の導入拡大で大きな役割を果たす意向を幹部が示したことが買い材料となり、個人投資家の買いが急速に集まった。 ジョー・フェラーロ最高経営責任者(CEO)は2日、「状況が時間とともに展開するにつれ、EVを取り巻くシナリオにおいて当社はこれまでよりずっと活発に動いていく」とアナリストとの電話会議で話した。 エイビス株はニューヨーク時間午前11時過ぎに545.11ドルで上場来高値をつけ、年初来上昇率を1300%に伸ばした。出来高は1200万株と過去1カ月の20倍余りに膨らみ、高ボラティリティーのために売買は少なくとも10回停止された。 株価の急騰で同社の時価総額は大きく伸び、一時はラッセル2000指数の構成銘柄中最大となった。 テスラ車10万台を購入するとの合意を先に発表した競合ハーツ・グローバル・ホールディングスとは異なり、エイビスは具体的なEV発注計画は明らかにしなかった。だからといってEV関連のディールを目指していないわけではないと、同社幹部らは説明した。 ハーツの銘柄コードは2日、オンライン掲示板「レディット」の人気フォーラム「ウォールストリートベッツ」で元祖「ミーム銘柄」のテスラやゲームストップに匹敵する頻度で言及された。米国株式市場=ダウ最高値、初の終値3万6000ドル台2021年11月3日午前6:09 ロイター編集[2日 ロイター] - 米国株式市場は主要株価指数が軒並み終値の最高値を更新した。企業の好決算が引き続き株価押し上げに寄与した。市場の関心は3日に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に集まっている。S&P総合500種とナスダック総合は、4営業日連続での最高値更新。ダウ工業株30種は3営業日連続で最高値を更新し、終値としては初めて3万6000ドル台に乗せた。製薬ファイザーは4.1%高。独ビオンテックと共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、21年の売上高見通しを上方修正したほか、22年売上高見通しは市場予想を上回った。USバンク・ウエルスマネジメントのシニア投資ディレクター、ビル・ノーゼイ氏は、堅調なファンダメンタルズが幅広い株式相場の動向を支えていると指摘。「決算シーズンが終われば、マクロ要因が再び注目されるため、今後数日、数週間に見込まれる金融政策面での重要な進展を注視する」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)は2─3日のFOMCで、月額1200億ドルの資産買い入れの縮小開始を決定するとみられている。投資家は金利やインフレの持続性を巡るFRBの見解にも注目している。ダウ輸送株20種は6.9%上昇し、過去最高値を更新。決算を手掛かりに108%急伸したレンタカー大手エイビス・バジェットに押し上げられた。S&P500の主要11セクター中9セクターがプラス圏で引けた。素材が1.1%高と上げを主導する一方、エネルギーは1%下落した。スポーツ用品小売アンダーアーマーは16.5%高。通期の業績見通し引き上げが好感された。リフィニティブによると、第3・四半期の企業決算は、S&P500構成企業の320社が発表を終えた段階で、40.2%の増益になるとみられている。ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.09対1の比率で上回った。ナスダックでは1.02対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は約102億株。直近20営業日の平均は103億株。NY外為市場=ドル小幅高、FOMC控え2021年11月3日午前6:09 ロイター編集[ニューヨーク 2日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場ではドルが小幅高となった。きょうから2日間の日程で始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)ではテーパリング(量的緩和の縮小)着手を発表するとみられている。米連邦準備理事会(FRB)は3日、イングランド銀行(英中銀)は4日に金融政策を巡る判断を発表する。OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「インフレが制御できず、中銀が行動を起こさざるを得なくなるというテーマが展開されるだろう」と述べた。ドル指数は0.19%高の94.106。市場はFRBのテーパリング発表を完全に織り込んでおり、利上げ開始時期が注目されている。ウエスタン・ユニオン・ビジネスソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「市場はやや前のめり気味に来年の複数回の利上げを織り込んでおり、これに対するFRBからの反発があるかを見極める必要がある」と指摘。「政策金利を巡る議論はインフレに関するものが全てではなく、雇用市場も含まれる。FRBは政策当局者が利上げを検討していることを認める前に雇用市場が実質的に危機を脱したことを確認したいだろう」と述べた。一方、オーストラリア準備銀行(豪中銀)は2日、債券利回りを低水準で維持する目標を廃止した。早期利上げに向け道を開くことで新型コロナウイルス禍で講じた景気刺激策の解除に向け大きな一歩を踏み出した。ただ、ロウ総裁は政策については忍耐強く取り組む考えを示し、来年5月にも利上げがあり得るとの市場の観測を改めて否定した。これを受け、豪ドルは1.23%安の0.74265米ドル。10月16日以来の安値を付けた。INGのアナリストは、最近の欧州中央銀行(ECB)とは異なり、豪中銀は少なくともタカ派的な見方をやや抑制することに成功したものの、「市場は依然として今後12カ月での76ベーシスポイント(bp)の利上げを織り込んでいる」とした。ポンドは0.32%安の1.36175ドル。ユーロは0.25%安の1.15775ドル。スイスフランは対ユーロで一時1年半ぶりの高値を付けた。この日は2020年3月以来の安値となる1.0544フランまで売られる場面があったが、その後切り返し、0.33%高の1.05875フランとなった。対ドルでは0.6%高の0.91455フランだった。ドル/円 NY終値 113.95/113.982日のアメリカ株市場、主要3指数が連日で最高値更新のワケS&P500、NYダウともに0.4%高2021/11/03 07:10 ブルームバーグ 会社四季報2日の米株式相場は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を翌日に控え、主要3指数はいずれも連日での最高値更新となった。商品相場の高騰や供給制約といった逆風の中でも企業の利益率が非常によく持ちこたえていることが、株式相場の堅調を支えた。企業の多くはコスト上昇分を消費者に転嫁できており、大半は市場予想を上回る利益を計上している。米金融当局が今週どのような決定を下そうと、比較的低い金利が維持されるとの認識が広がっており、これも株式への強材料となっている。S&P500種株価指数は前日比0.4%高の4630.65。ダウ工業株30種平均は138.79ドル(0.4%)高の36052.63ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、イアン・リンジェン氏はブルームバーグテレビジョンおよびラジオに対し、「株式相場の上昇勢いは過去1年半に比べれば鈍っているかもしれないが、リスク資産が引き続き堅調に推移するための基調は現実に健在だ」と語った。個別株ではテスラが急落。レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングスと契約をまだ結んでいないとのイーロン・マスク最高経営責任者のツイートが嫌気された。米国債市場では2年物が買われ、利回りが大幅低下。オーストラリア準備銀行(中央銀行)のハト派的見解を手掛かりに、世界で短期金利が低下したことが背景にある。ニューヨーク時間午後4時7分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.54%。外国為替市場では豪ドルが下げ、米ドルに対し一時1.4%安となった。豪中銀は金融政策の引き締めを急がない姿勢を示唆した。世界主要中銀の政策決定がトレーダーに意識される中、ドルと円は上昇した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時7分現在、ドルは対円では0.1%未満安い1ドル=113円96銭。ユーロは対ドルで0.2%安の1ユーロ=1.1581ドル。ニューヨーク原油先物相場は4営業日ぶりに下落。ドルが上昇したことで、ドル建てで取引される原油の投資妙味が薄れた。FOMC会合を控える中、この日の原油相場は不安定な展開となった。原油市場はまた、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が増産を求める圧力に屈する可能性について見極めようとしている。OPECプラスは4日に会合を開き、生産方針を見直す。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前日比14セント(0.2%)安の1バレル=83.91ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は、1セント高い84.72ドルで引けた。ニューヨーク金先物相場は反落。主要中央銀行の政策決定を控え、安全需要からドルが買われたことが背景にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前日比0.4%安の1オンス=1789.40ドルで引けた。高久みなみが単独首位 女子アマ覇者・尾関彩美悠らが1打差2位【プロテスト】11/3(水) 16:40配信 ゴルフ情報ALBA.Net<JLPGA最終プロテスト 2日目◇3日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>京都府にある城陽カントリー倶楽部 東コースを舞台に行われている「JLPGA最終プロテスト」は第2ラウンドが終了した。4日間72ホールの戦いで上位20位タイまでが合格を勝ち取る狭き門。トータル7アンダーまで伸ばした高久みなみが首位をキープした。1打差の2位タイにはその高久と同組で回った泉田琴菜、天本遥香、そして1アンダー・8位タイから出た「日本女子アマ選手権」覇者の尾関彩美悠。トータル3アンダーの5位に永嶋花音、トータル2アンダーの6位タイには平瀬真由美のめい・竹田麗央と櫻井心那の2人が続いている。「スタンレーレディス」で渋野日向子らとプレーオフを争った佐藤心結はトータル1アンダーの8位タイ。今週の「TOTOジャパンクラシック」の出場権を持っていた高木優奈、吉田優利の妹・鈴はともに「70」と伸ばしてトータル1オーバーの19位タイにそろって浮上。4月の「オーガスタナショナル女子アマチュア」で優勝を遂げた梶谷翼はトータル10オーバーの82位タイと苦しい戦いが続いている。54ホール終了時点で、80位タイまでの者、または20位に8打差までの者のうち、いずれか人数の多い方が最終ラウンドに進出する。〔米株式〕ダウ、初の3.6万ドル台=138ドル高、企業業績好調(2日)☆差替5:46 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、米企業の好調な業績が支えとなり、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比138.79ドル高の3万6052.63ドルで終了。終値では初の3万6000ドル台に達し、3営業日連続で史上最高値を更新した。 ハイテク株中心のナスダック総合指数は53.68ポイント高の1万5649.60で終わり、最高値を塗り替えた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比0093万株増の8億6715万株。 ロイター通信によると、S&P500種株価指数の構成企業のうち、約320社が7~9月期決算発表を終え、利益は前年同期比約4割増える見通し。新型コロナウイルス危機からの回復が進んでいる現状を示した。 2日に7~9月期決算を発表したファイザーは4.2%高。新型コロナワクチンの販売予想を上方修正し、通期の売上高見通しも引き上げた。ヘルスケア関連株は上昇し、ジョンソン・エンド・ジョンソンが1.6%高、メルクが1.3%高、アムジェンが2.1%高、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスも0.9%高となり、ダウ平均を押し上げた。 アンダーアーマーは16.5%の大幅高。年間の業績見通しの引き上げを好感した。ナイキも0.9%高。 景気動向の影響を受けやすい銘柄も買われ、ダウが1.8%高、スリーエムが1.4%高、キャタピラーが0.9%高だった。 一方、テスラは3.0%安と売られた。レンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスによる電気自動車の発注10万台について、マスク最高経営責任者が「まだ契約していない」とツイッターに投稿したのを嫌気した。 ただ、米連邦公開市場委員会の声明発表や連邦準備制度理事会のパウエル議長会見を明日に控え、様子見ムードも強かった。量的緩和の縮小開始を決めるとみられているが、市場では、縮小ペースや利上げ時期、インフレへの認識が焦点となっている。 米銀エコノミストは「インフレ率上昇への厳しい見方が示されたり、量的緩和の縮小ペースが市場の想定を上回る速さだったりした場合は、タカ派と受け取られ、市場に影響が出る可能性がある」との指摘している。(了)〔NY外為〕円、114円近辺(2日)6:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表などを翌日に控えて様子見ムードが広がり、円相場は1ドル=114円近辺で小動きとなった。午後5時現在は113円91銭~114円01銭と、前日同時刻(113円95銭~114円05銭)比04銭の円高・ドル安。 FOMC声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見を3日午後に控え、内容を見極めたいとの見方から積極的な商いは手控えられた。テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)着手の決定が予想されており、市場は、足元のインフレ高進に対する評価などから、その次に見込まれる利上げ開始の時期を探ろうとしている。 朝方にかけては、米長期金利の低下を背景に日米金利差の観点から円買い・ドル売りがやや優勢となる場面もあった。ただ、この日は米主要経済指標の発表がなかったこともあり、総じて狭いレンジでの商いにとどまった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1574~1584ドル(前日午後5時は1.1602~1612ドル)、対円では同131円91銭~132円01銭(同132円24~34銭)と、33銭の円高・ユーロ安。(了)〔ロンドン外為〕円、113円台後半(3日午前9時)18:08 配信 時事通信 【ロンドン時事】3日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を控え、様子見ムードが強まる中、1ドル=113円台後半で推移した。午前9時現在は113円85~95銭と、前日午後4時(113円75~85銭)比10銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=131円90銭~132円00銭(前日午後4時は131円75~85銭)と、15銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1580~1590ドル(1.1575~1585ドル)。(了)【3日・市別詳報】岐阜県で18人感染 恵那市が独自の非常事態宣言 11/3(水) 19:12配信 ぎふチャンDIGITAL 岐阜県と岐阜市は、3日、新型コロナウイルスの感染が新たに18人確認されたと発表しました。県内の感染者は、合わせて1万8819人となりました。 このうち恵那市で発生しているクラスターでは新たに12人の感染が確認され、規模は27人になりました。これを受け恵那市は3日、独自の非常事態宣言を出しました。 2日現在の入院患者は27人で、病床使用率は、3.1%、重症者は前日と変わらず1人となっています。 感染者18人の内訳は、恵那市が8人、岐阜市4人、各務原市3人、中津川市2人、瑞浪市1人でした。 隣りの県では愛知県は22人、三重県が5人でした。岐阜県のコロナ発生頻度が高くないですか…。独BMWの第3四半期、純利益が42.4%増 EV販売が好調18:14 配信 ロイター[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツの高級車メーカー、BMWは3日、第3・四半期決算の純利益は25億8000万ユーロで、前年同期比42.4%増加したと発表した。電気自動車(EV)の販売が好調で予想を上回った。第3・四半期の出荷台数は12.2%減少したが、売上高は4.5%増加。同社は、世界的な半導体不足の影響で今年の出荷台数は最大で9万台減少するとの見通しを示していた。EVは極めて好調で、1─9月の販売台数は23万2000台をわずかに下回り、前年のほぼ2倍になった。自動車部門の営業利益率は7.8%。同社は8月、サプライチェーン障害が下期の業績に影響する可能性を指摘していた。自動車部門の年間の営業利益率予想は9.5─10.5%に維持。従業員数をやや削減すれば達成は可能とした。ニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)は、年間予想の達成に向け順調とする一方、半導体供給は来年以降も問題になるとの見方を示した。NY株見通し-FOMC結果、パウエルFRB議長会見に注目20:53 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場はFOMCに注目。昨日は翌日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控える中、主要3指数がそろって史上最高値を更新。ダウ平均は初めて36000ドルを上回って終了した。小型株指数のラッセル2000も小幅に続伸し、7カ月半ぶりに最高値を更新した。今晩の取引では午後に結果が公表されるFOMCの結果とその後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見に注目が集まる。11月のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始表明は織り込み済みで、テーパリングのペースや終了時期、「一時的」としてきたインフレについての見解、利上げについての言及の有無などが注目される。テーパリングについては、今会合での開始表明、11月から毎月150億ドルの減額(2022年7月終了)がコンセンサスで、インフレについては「一時的」の文言が削除された場合は、市場ではタカ派的と受け止められそうだ。 今晩の米経済指標・イベントは、FOMC結果公表、パウエルFRB議長会見のほか、10月ADP民間部門雇用者数、9月製造業新規受注、10月ISM非製造業総合指数(PMI)など。企業決算は寄り前にCVSヘルス、マリオット・インター、引け後に21世紀フォックス、クアルコム、エッツィなどが発表予定。〔NY外為〕円、113円台後半(3日午前8時)21:17 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円71~81銭と、前日午後5時(113円91銭~114円01銭)比20銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1582~1592ドル(前日午後5時は1.1574~1584ドル)、対円では同131円72~82銭(同131円91銭~132円01銭)。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(3日朝)22:16 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を控え、1ドル=113円台後半で小動きに推移している。午前9時現在は113円80~90銭と、前日午後5時(113円91銭~114円01銭)比11銭の円高・ドル安。 FRBはこの日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、新型コロナウイルス危機に伴う緊急措置として導入した月額1200億ドルの資産購入計画の段階的な縮小を決める見通し。また、インフレが想定以上に長期化する中、「一時的な要因を反映したもの」とする文言を維持するかどうかや、今後の利上げに関する示唆も注目材料。 一方、米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した10月の民間部門雇用者数は57万1000人増と、市場予想の40万人増を上回ったが、FOMC声明公表とパウエルFRB議長の記者会見を午後に控えていることから、相場の反応は薄かった。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1580~1590ドル(前日午後5時は1.1574~1584ドル)、対円では同131円85~95銭(同131円91銭~132円01銭)と、06銭の円高・ユーロ安。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。〔米株式〕NYダウ反落、40ドル安=ナスダックは一時最高値(3日朝)22:57 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を午後に控えて様子見気分が強まる中、反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比40.14ドル安の3万6012.49ドルとなった。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時、取引時間中の史上最高値を更新。ただ、その後はやや売りに押され、同時刻現在は18.58ポイント安の1万5631.02となった。(了)〔米株式〕NYダウ反落、75ドル安=ナスダック最高値更新(3日午前)23:19 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】3日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を午後に控えて見送り気分が強まる中、反落している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比75.78ドル安の3万5976.85ドル。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時、取引時間中の史上最高値を更新した。同時刻現在は4.21ポイント高の1万5653.81。 米企業業績に期待が広がる中、ダウは前日まで3日連続で史上最高値を更新。前日の終値は初の3万6000ドル台に乗せたこともあり、この日はこれまで買われた銘柄を中心に利益確定の売りが先行した。 一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表やパウエルFRB議長の記者会見を午後に控え、内容を見極めたいとの思惑から積極的な商いが手控えられている。テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)着手の決定が予想される一方で、インフレの高進に対する評価などから利上げ開始時期への手掛かりが示されるかどうかにも注目が集まっている。 米民間雇用サービス会社ADPが3日発表した10月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は57万1000人増となり、市場予想(ロイター通信調べ)の40万人増を大幅に上回った。 個別銘柄では、CVSヘルスが、堅調な7~9月期決算を受けて買われ、上伸している。ベッド・バス・アンド・ビヨンドが急騰。クロガーとの提携や自社株買い計画の前倒しが好感されている。(了)
2021.11.03
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11月2日(火)、晴れです。良い天気は続きます。そんな本日は6時30分に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。身支度をして、7時45分頃に家を出る。ゴルフではありません、アルバイト業務です。本日は8:30~16:00とのこと。内容は楽でしたが拘束が長いです…。帰宅してのおやつタイムはコーヒーと焼き菓子で…。1USドル=113.65円。1AUドル=84.92円。昨夜のNYダウ終値=35913.84(+94.28)ドル。本日の日経平均終値=29520.90(-126.18)円。金相場:1g=7272(+30)円。プラチナ相場:1g=4354(+117)円。昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄の動向は把握できていません。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の10銘柄が値を上げて終了しましたね。重点8銘柄では2銘柄が値を上げて終了しましたね。テクノホライゾンが大きく下げて、三井物産も下げましたね。監視委、SMBC日興本社を強制調査 社員に相場操縦の疑い11/2(火) 16:59配信 時事通信 SMBC日興証券の社員らが、特定の銘柄の株価を維持する目的で不正な株取引を繰り返した疑いがあることが2日、関係者への取材で分かった。 証券取引等監視委員会は同日までに、金融商品取引法違反(相場操縦)容疑の関係先として、東京都千代田区の同社本社を強制調査した。日本株は反落、利益確定の売りで素材など安い-保険や証券も下落2021年11月2日 7:55 JST 更新日時 2021年11月2日 15:45 JST ブルームバーグ 東京株式相場は反落。前日に大幅に上昇したため、利益を確定する目的の売りが優勢になった。あすは祝日で休場となる上に米連邦公開市場委員会(FOMC)もあり、持ち高を調整する動きも出やすかった。鉄鋼や非鉄金属など素材株が安く、保険や証券株の下げも目立った。半面、政府が新型コロナウイルスの水際対策でビジネス目的の短期滞在などを対象に緩和する検討に入ったと伝わり、空運株は値上がりした。TOPIXの終値は前日比13.05ポイント(0.6%)安の2031.67日経平均株価は126円18銭(0.4%)安の2万9520円90銭 市場関係者の見方 SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリストきのう衆院選の結果を受けて上昇した反動が出た。米国株も高値を更新中で持ち高調整の売りが出やすく、時間外取引の米株価指数先物で下落した影響も出たようだあすの日本は祝日である上に、米連邦公開市場委員会(FOMC)も控えて持ち高整理の動きが出やすかった。テーパリングの開始は織り込み済みだが、インフレの見解が微調整されれば市場は反応する可能性がある衆院選で自民党が絶対安定多数の議席を確保し、政策が打ち出しやすくなる。年内の経済対策や補正予算で、今後政策が目に見えてくることはプラスの材料。ただ「成長と分配」の成長の部分が菅政権の焼き直し程度だと期待が外れる 東証33業種下落率上位 保険、証券・商品先物、非鉄金属、鉄鋼、その他金融、建設上昇率上位 空運、海運、繊維製品 背景米ISM製造業景況指数、10月は60.8に低下-供給障害が長引く米金融当局、11月中にテーパリング開始へ-エコノミスト調査の予想新規入国で水際対策を緩和、ビジネス目的なら待機3日に-報道【米国市況】株は主要指数そろって最高値、堅調な企業決算が支えドル・円相場は1ドル=113円台後半で推移、前日の日本株終値時点は114円24銭SMBC日興社員を監視委が調査、事実関係認める-相場操縦の疑いか2021年11月2日 16:08 JST 更新日時 2021年11月2日 16:57 JST ブルームバーグ SMBC日興証券は2日、同社と同社社員が証券取引等監視委員会の調査を受けていると発表した。日経新聞は同日、同社社員らによる金融商品取引法違反(相場操縦)容疑の関係先として監視委が本社を強制調査したと報じていた。 同社は発表文で、「現在調査中であるため詳細なコメントは差し控える」とした上で、「調査に引き続き協力していく」としている。 監視委に電話取材したが、現時点でコメントは得られていない。 日経電子版は複数の関係者の話として、SMBC日興社員らが特定銘柄の株価を維持する目的で不正な株取引を繰り返した疑いがあり、監視委が強制調査したと報じた。 報道によると、監視委は検察当局への告発も視野に調査している。監視委が調査しているのは2020年ごろに特定の銘柄について立会時間外での売買を仲介した「ブロックオファー」と呼ばれる取引という。日経平均は反落、前日上昇の反動 祝日やFOMCを前に模様眺め2021年11月2日午後3:36 ロイター編集[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、反落した。前日の米国株は上昇したが、日本株は前日の大幅上昇の反動で利益確定売りが先行。明日の祝日や米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を前に、全般的に模様眺めとなった。1日の米国株式市場では主要3指数が終値ベースで最高値を更新した。テスラやエネルギー株が上昇を主導し、ダウ工業株30種は取引時間中に初めて3万6000ドルを突破する場面もあった。日本株は、前日に大幅上昇したこともあって利益確定売りが先行してスタート。売り一巡後は、新政権による政策への期待や良好な企業決算などを支えに持ち直す場面もあったが、3日にFOMCを控えていることに加え祝日前でもあり、徐々に見送りムードが強まった。市場では「目先のイベントを通過すれば需給も改善し、上方に向かうのではないか」(国内証券)との声が聞かれた。4日にはトヨタ自動車の決算、5日には米雇用統計の発表と、祝日明けにもイベントを控えている。TOPIXは0.64%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆7777億9500万円だった。東証33業種では、保険業、証券業、非鉄金属など29業種が値下がりした。上昇したのは、空運業、海運業、繊維業、電気機器の4業種だった。個別では、決算を手掛かりにした物色がみられた。TDKや京セラは好決算が素直に好感され大幅高となった。一方、協和キリンやAGCはさえなかった。取引時間中に決算を発表した銘柄では、丸紅が買われた一方、三井物産は売られた。岸田文雄首相が前日の会見で「安全・安心な形に見直した上でGoToトラベルの再開を検討する」と述べており、空運や旅行関連といったリオープン(経済再開)銘柄の一角は堅調だった。東証1部の騰落数は、値上がり538銘柄に対し、値下がりが1585銘柄、変わらずが60銘柄だった。米国株式市場=最高値更新、テスラやエネルギー株が押し上げ2021年11月2日午前5:20 ロイター編集[1日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、主要株価指数が終値での最高値を更新した。米電気自動車(EV)大手のテスラやエネルギー株が上昇を主導した。投資家の間では、今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)に関心が集まっている。ダウ工業株30種は取引時間中に初めて3万6000ドルを突破する場面もあった。緩和的な金融政策などを背景に、S&P総合500種は年初来22.8%上昇している。米連邦準備理事会(FRB)は2─3日のFOMCで、月額1200億ドルの資産買い入れの縮小開始を決定するとみられている。投資家は金利やインフレの持続性を巡るFRBの見解にも注目している。キングスビュー・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ポール・ノルテ氏は「今回(の会合)は比較的重要なイベントになる。債券買い入れ縮小の道筋が示されるだろう」と述べた。テスラは8.5%上昇し、S&P500一般消費財を押し上げた。同社は先週に時価総額が1兆ドルを超えて以降、株価が大きく上昇している。S&P500の主要セクターではエネルギーが1.6%高で上げを主導。一方、通信サービスは0.7%下落した。小型株中心のラッセル2000指数は2.7%高で、8月下旬以来の大幅な上昇率となった。経済指標では、米供給管理協会(ISM)が発表した10月の製造業景気指数が前月から低下し、予想を下回った。全ての業種で原材料調達にかかる時間が過去最長となり、供給網の制約が引き続き経済活動の重しになっていることが裏付けられた。リフィニティブによると、第3・四半期の企業決算は、S&P500構成企業の半数以上が発表を終えた段階で、39%の増益になるとみられている。インベスコのグローバルマーケットストラテジスト、クリスティナ・フーパー氏は「主要企業で予想を下回ったケースもあったが、決算を巡る投資家心理は引き続きポジティブだ」と語った。ハーレー・ダビッドソンは9.1%高。欧州連合(EU)が同社のバイクやウイスキー、モーターボートなど米国製品への報復関税を撤廃した。ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.84対1の比率で上回った。ナスダックでは3.05対1で値上がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は105億株。直近20営業日の平均は103億株。NY外為市場=ドル下落、FOMCに注目2021年11月2日午前5:25 ロイター編集[ニューヨーク 1日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し下落。市場の注目は3日に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に集まっている。FOMCに加え、今週はイングランド銀行(英中銀)やオーストラリア準備銀行(RBA)も金融政策決定会合を開催する。終盤の取引で、主要通貨に対するドル指数は0.321%安の93.894。BKアセット・マネジメントのFXマネジングディレクター、ボリス・シュロスバーグ氏は「ドルが過去数営業日で大きく上昇していたこともあり、FOMCで比較的ハト派的なトーンが示される場合に備え、幾分ポジション調整の動きとなっている」と指摘した。さらに、米連邦準備理事会(FRB)が「引き締めに向けた下地を整えることは望んでおらず、(FOMCでは)インフレの高まりが一過性という見方を堅持する可能性が極めて高い」と述べた。FXストリート・ドット・コムのシニアアナリスト、ジョセフ・トレビサーニ氏も「FRBがどのように動くか極めて不確定だ」と述べた。CMEのデータによると、短期金利先物市場では、FRBが50%の確率で来年6月までに25ベーシスポイント(bp)の利上げを実施するという見方が織り込まれている。ユーロ/ドルは0.037%高の1.16045ドル。ユリゾンSJLキャピタルのヘッジファンドマネジャー、スティーブン・ジェン氏は為替市場の動きについて、欧州中央銀行(ECB)に対し過度にタカ派、FRBに対し過度にハト派のように見えるという見方を示した。豪ドル/米ドルは0.01%安の0.7518米ドル。ポンド/ドルは約2週間ぶりの安値に沈んだ。英中銀の政策スタンスを巡る不確実性に加え、欧州連合(EU)離脱後の英仏間の漁業権問題などがポンドへの圧迫要因となった。4日開かれる英中銀の政策会合では、15bpの利上げが予想されているが、全会一致での決定にはならないと見込まれている。ドル/円 NY終値 113.98/114.011日のアメリカ株市場で主要3指数がそろって最高値となったワケS&P500は前週末比0.2%の上昇2021/11/02 07:38 ブルームバーグ 会社四季報1日の米株式相場は続伸し、主要指数がそろって最高値を更新した。ISM製造業景況指数は失望を招く内容となったが、堅調な企業業績が相場を支えた。S&P500種株価指数は日中を通してもみ合いだったが、エネルギー株や一般消費財銘柄を中心にプラス圏に浮上。ダウ工業株30種平均は一時、初めて3万6000ドルを上回った。小型株で構成するラッセル2000種指数は2.7%値上がり。ゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなど個人投資家が選好する銘柄で構成するバスケットは8月下旬以来の大幅高となった。S&P500種は前週末比0.2%高の4613.67。ダウ平均は94.28ドル(0.3%)高の35913.84ドル。ナスダック総合指数は0.6%上昇。S&P500種の構成銘柄では、これまでに7-9月期決算を発表した企業の80%余りが市場予想を上回った。UBSアセット・マネジメントの資産配分責任者エバン・ブラウン氏は、「いつも通り、懸念要因には事欠かない」と指摘。「株式相場は『懸念の壁』を登っているといったところだ。景気は健全さを増しているとの確信が強まるにつれ、一段のローテーションが進むと当社では見込んでいる。物色先はグロース株からバリュー銘柄に移るだろう」と述べた。米国債相場は下落。ニューヨーク時間午後4時52分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.56%。外国為替市場では、ドルが主要10通貨の大半に対して下落。日中は株式相場が一進一退となる中、ドルももみ合いの展開だった。円も安い。衆議院選挙で自民党が絶対安定多数を維持したことから、リスクテーク意欲が強まった。スイス・フランは同国のインフレ指標発表を2日に控え、対ユーロで続伸した。ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのウィン・シン、イラン・ソロット両氏は「選挙が終わり、市場にとって好ましい結果だったとみられる中、日本の資産市場は最近のトレンドに戻る可能性が高い。つまり、株高・円安、日本国債利回りの若干の上昇だ」とリポートで指摘した。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%未満の低下。ニューヨーク時間午後4時53分現在、ドルは対円では0.1%高い1ドル=114円01銭。ユーロは対ドルで0.4%高の1ユーロ=1.1607ドル。ニューヨーク原油先物相場は続伸。ただオクラホマ州クッシングの貯蔵施設で原油在庫が予想外に増加したことが示され、上げ幅を縮小した。ウッド・マッケンジーのデータを複数のトレーダーが確認したところによると、同施設での在庫は10月26-29日に約85万2000バレル増えた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は、前週末比48セント(0.6%)高の1バレル=84.05ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント1月限は99セント高の84.71ドル。ニューヨーク金相場は上昇。ドル指数が上げを失ったことが背景にある。トレーダーは金融政策やインフレに関する手掛かりを求め、米連邦公開市場委員会(FOMC)や他の中央銀行が今週開く会合を待ち構えている。金スポット価格はニューヨーク時間午後3時15分現在、0.5%高の1791.53ドル。前週末は0.9%安だった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前週末比0.7%高の1オンス=1795.80ドルで終了。【市況】明後日の株式相場に向けて=百花繚乱の様相を呈す「メタバース関連」2021年11月02日17時00分 株探ニュース きょう(2日)の東京株式市場は、日経平均株価が前営業日比126円安の2万9520円と3日ぶりに反落。前日に先物主導で急騰しており、きょうは当然の上昇一服といってよい。加えてあすは文化の日で休場、FOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見というビッグイベントも控え、ここでポジションを積み上げる必要性はない。もっとも佳境入りとなっている国内企業の決算発表は強い数字が目立ち、先行きに自信を持たせてくれる。当面は祝日明けの4日にトヨタ自動車の決算発表が予定されており、これが前半戦のヤマ場としてマーケットの注目度も高い。 個別では、「COP26」絡みで脱炭素関連の物色人気は一つの流れだが、そうした国策テーマとは別に市場の視線を集めているセクターがある。ここにきてメタバース関連の範疇に属する銘柄群に燎原の火のごとく投資マネーが広がっている。米フェイスブックが前週28日付で社名を「メタ」に変更したことが号砲となった。同社のザッカーバーグCEOはメタバースでのアバターを使ったコミュニケーションサービス開発に傾注しており、その意気込みをそのまま反映したような新社名である。東京市場でも“投機性強めの資金”の動向に少なからぬ影響を与えている。9月末から10月初旬にかけて開催された「東京ゲームショウ2021」でも「VR展示」がクローズアップされており、これも今回のメタバース相場の伏線となった格好だ。 以前に物色人気を博したNFT関連もそうだが「異次元領域でちょっと分かりにくい」部類のテーマというと怒られそうだが、この種のテーマは業績があまり良くないゲーム周辺株に投資マネーが集まりやすい傾向がある。「業績低迷が常態化している銘柄は、機関投資家が保有していないことで戻り売りを浴びにくく需給的に枯れている」(中堅証券マーケットアナリスト)という指摘があるが、仕掛ける側としてはそれなりに種玉もあり、いったん火がつくと上げ賛成となりやすい。 ただし、値を飛ばすと今度は空売りの対象となるため、反動安に対する注意も当然ながら必要となる。株価がたとえ急騰しても、ファンダメンタルズが伴わなければ砂上の楼閣であり長続きはしにくい。 現在、メタバース関連もしくはその周辺(VR・ARなど)に位置する銘柄で勢いのあるのは、まずメタバースファッション事業への進出で注目されたシーズメン、そしてメタバース型バーチャルイベントサービスの提供を今月からスタートさせたシャノン。シーズメンはきょうで4連続ストップ高、きのうときょうはザラ場中に商いが成立しない状態にある。また、シャノンもここ数日に商いを急増させ一気に株価水準を切り上げており、きのうの前場中ごろからカイ気配モードで、きょうまで連日のストップ高を演じた。このほか株価低位のメディア工房や、きょうは長い上ヒゲをつけたがシリコンスタジオなども人気化している。エスユーエスも一時値幅制限上限に張りつく場面があった。前日に発表した決算が好感されストップ高を演じたIMAGICA GROUPもこの一角に属する。 業績面で安心感があるのが、大幅増収増益トレンドが続いているエムアップホールディングス。株価も新値街道を走り、4000円大台乗せにあと一歩と迫っている。CRI・ミドルウェアも底値圏からの戻り急で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現した。8月にメタバース事業への参入を表明したグリーは同テーマの先頭集団を走るが、今週末5日に決算発表を控えていることで、決算後の動きを見極めてから参戦を考えるのが実践的と思われる。株価がまだ動意をみせていないものでは、デコメールやLINEスタンプを手掛け、M&A戦略でVR・AR事業参入に目を光らせるアイフリークモバイルなども人気化素地がありそうだ。 あすのスケジュールでは、国内は文化の日で祝日となりマーケットも休場となる。海外では、10月の財新中国非製造業PMI、9月のユーロ圏失業率、10月の米ADP雇用統計、10月の米ISM非製造業景況指数、9月の米製造業受注のほか、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表とパウエルFRB議長の記者会見にマーケットの関心が高い。また、米国の主要企業の決算発表ではクアルコムなどが予定される。(銀)出所:MINKABU PRESS〔NY外為〕円、114円近辺(1日)6:25 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け1日のニューヨーク外国為替市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)などの主要イベントを前に神経質な商いとなり、1ドル=114円台前半を中心とした狭いレンジで推移した。午後5時現在は113円95銭~114円05銭と、前週末同時刻(113円98銭~114円08銭)比03銭の円高・ドル安。 衆院選の結果判明を受け、この日は日経平均株価が大幅上昇。投資家のリスク回避姿勢が緩む中、海外市場では安全資産とされる円が売られ、ニューヨーク市場の取引は114円24銭で始まった。 今週は、2、3両日開催のFOMCに続き、週末5日には米雇用統計が発表される。これらの主要イベントを控え、この日は全般に神経質なムードとなり、不安定な米長期金利の動向などを眺めて円は114円近辺の水準に下げ幅を縮小した。 FOMCをめぐり、市場はテーパリング(量的緩和縮小)の決定を見込む一方、高止まりするインフレに関する文言に注目。米サプライ管理協会(ISM)が午前に発表した10月の製造業購買担当者景況指数(PMI)では、価格指数が85.7(前月は81.2)と高水準にあることが示された。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1602~1612ドル(前週末午後5時は1.1557~1567ドル)、対円では同132円24~34銭(同131円75~85銭)と、49銭の円安・ユーロ高。(了)〔米株式〕ダウ、2日連続最高値=テスラやエネルギー株がけん引(1日)☆差替6:27 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け1日のニューヨーク株式相場は、テスラ株の急伸やエネルギー株高に支えられ、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比94.28ドル高の3万5913.84ドルで終了し、終値の史上最高値を2営業日連続で更新した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は97.53ポイント高の1万5595.92と、3営業日連続で終値の最高値を塗り替えた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比3億0228万株減の8億6622万株。 米企業の7~9月期決算が佳境を迎える中、市場予想を上回る好業績の発表が相次ぎ、市場心理を支えている。ダウ平均はこの日、景気動向に左右されやすい素材や資本財などの銘柄がけん引し、おおむねプラス圏で推移。取引時間中には史上初めて3万6000ドル台に乗せた。 米主要500社の約半数が決算発表を終え、このうち8割以上の社が市場予想を上回っている。 また、テスラ株が大幅高となり、ナスダックをけん引。同社は前週、レンタカー大手から電気自動車(EV)10万台を受注する見通しとなったことが好感され、時価総額が1兆ドルを上回った。この日も欧州で他社製EVに充電ネットワークを開放すると発表し、引き続き買いが集まった。 米原油先物相場が3営業日続伸したことが追い風となり、エネルギー株も高かった。 一方、週内に米連邦公開市場委員会(FOMC)や10月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も広がり、値動きは限定的だった。 個別銘柄(暫定値)では、テスラが8.5%高、ボーイングが3.7%高、化学大手ダウが2.6%高、エクソンモービルが1.8%高。一方、モデルナが2.3%安、オラクルが1.6%安、マイクロソフトが0.7%安、アップルが0.6%安。(了)〔東京株式〕反落=利食いに押される(2日)☆差替15:10 配信 時事通信 【第1部】前日の大幅上昇を受けた利益確定売りや戻り待ちの売りに押される銘柄が多く、日経平均株価は前日比126円18銭安の2万9520円90銭、東証株価指数(TOPIX)は13.05ポイント安の2031.67と、ともに反落して終わった。休日前で、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていたため、積極的な売買を見送る投資家も多く、株価指数の下げ幅は限られた。 73%の銘柄が値下がりし、25%が値上がりした。出来高は11億8356万株。売買代金は2兆7777億円。 業種別株価指数(33業種)は、保険業、証券・商品先物取引業、非鉄金属、鉄鋼などが下落した。上昇は空運業、海運業など。 【第2部】小幅安。出来高2億4049万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに続伸。(了)〔東京外為〕ドル、113円台後半=米長期金利低下受け(2日午後3時)15:16 配信 時事通信 2日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外取引での米長期金利低下を手がかりに、1ドル=113円台後半に下落。一時113円60銭近辺を付ける場面もあった。午後3時現在、113円69~69銭と前日(午後5時、114円41~41銭)比72銭のドル安・円高。 きょうの東京市場は、狭いレンジで推移した海外市場の流れを引き継いで114円近辺で始まったが、「国内輸入企業によるドル買い注文」(大手銀)が仲値に向けて増えたことで、一時114円10銭台まで上昇。ただ、買いは持続せず、その後は上値が重い展開となった。 こうした中、午後1時40分ごろになると、大きく水準を切り下げて113円60銭近辺を付けた。「(時間が取引での)米長期金利低下が材料視された」(外為ブローカー)とされ、あす3日の休場を前に市場参加者が少なかったことで、値動きが大きくなったもようだ。 ユーロも午後は対円で下落。午後3時現在は、1ユーロ=131円96~97銭(前日午後5時、132円30~31銭)、対ドルでは1.1606~1607ドル(同1.1563~1563ドル)。(了)明日の戦略-終日軟調も下値は限定的、祝日明けは材料満載で波乱含み16:45 配信 トレーダーズ・ウェブ 2日の日経平均は3日ぶり反落。終値は126円安の29520円。米国株の上昇は好感できず、寄り付きから3桁の下落。翌日が休場かつ、休場明けにはFOMCの結果発表が控えていることもあって、前日の大幅高に対する反動売りが優勢となった。序盤に一気に下げた後は、29500円近辺で一進一退。前場では序盤に下を試した後は下げ渋り、2桁の下落で推移する時間帯が長かった。一方、後場は若干弱含み、3桁の下落で推移する時間帯が長かった。それでも節目の水準は意識され、終値では29500円を上回った。大型株が手掛けづらい中、資金は中小型株に向かっており、マザーズ指数とジャスダック平均はプラスで終えた。 東証1部の売買代金は概算で2兆7700億円。業種別では空運、海運、繊維などが上昇した一方、保険、証券・商品先物、非鉄金属などが下落した。資本提携に関するリリースが好感されたケイブに買いが殺到しており、場中は値が付かずストップ高比例配分。反面、三井物産は上方修正や増配を発表したものの、目先の材料出尽くしと受け止められ、後場マイナス転換から下げ幅を広げた。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり538/値下がり1585。上方修正と増配を発表したTDKが9%近い上昇。HIS、エアトリ、オープンドアなど、旅行関連に非常に強い動きが見られた。業務提携のリリースを材料にリベロが急伸。アスタリスクが荒い動きとなりながらも高値を更新したほか、デジタリフトがストップ高まで買われるなど、直近IPO銘柄が動意づいた。上方修正を発表した京セラや丸紅が大幅上昇。上方修正に加えて増配と自己株取得も発表したデクセリアルズはストップ高となった。 一方、米国で大型グロース株が弱かったことから、任天堂、村田製作所、レーザーテックといった主力のグロース株が軟調。前日に決算で売られたKDDIがやや大きめの下げとなった。保険株が嫌われており、T&DやMS&ADなどが大幅安。大和証Gや東洋証券など証券株もさえない動きのものが多かった。協和キリン、日立造船、丸和運輸機関などが決算を材料に急落。取引妨害の疑いで公取委の立ち入り検査が入ったと伝わったスマートバリューが取引終盤に大きく値を崩した。 日経平均は終日軟調。ただ、きょうは日程的には買いを入れづらかった。終値では29500円を上回っており、それほど下に値幅が出なかったことは悪くない動きと言える。祝日明けの4日は、FOMCの結果を受けた米国マーケットの影響を大きく受けることになるだろう。テーパリング開始については織り込みが十分進んでいる。米国株は足元で3指数そろって史上最高値圏で推移しているが、一段と騰勢を強めてくるのか、それとも上昇一服感が出てくるのかが、大きな注目点となる。ただ、今回はすぐ後にOPECプラス会合や米10月雇用統計も控えている。初動反応がその後の方向性まで決定づけると早合点すると逆を行ってしまう可能性もあるため、落ち着いた行動を心掛けたい。 4日は序盤でFOMCの結果を消化した後は、場中や昼休みに出てくる川崎汽船、日本郵船、トヨタの決算を消化することになる。先週10月29日に、商船三井の上方修正や大幅増配発表が、同日の後場の日経平均に好影響を及ぼしたことはまだ記憶に新しい。トヨタの決算も、自動車の減産影響などを見極めるという点で大きな注目を集める。FOMCの内容が株式市場にフレンドリーで、海運株やトヨタも決算に対して買いで反応するようであれば、日経平均があっさり3万円の節目を回復しても不思議ではない。一方、FOMCが米国株の売り材料となった場合には、決算に対する反応も弱めとなり、手じまいムードが強まる展開も想定される。 このように、4日を含めてここ数日は、いろいろ材料があって値幅も大きくなりそう。ただ、テーパリングの開始がリスクマネーの収縮につながり、株高の終わりの始まりを示唆しているのであれば、その直前で米国株が高値を取りに行くというのは違和感がある。そもそも相場が急変するのは多くは予期せぬ材料が出てきた時で、今回のFOMCは恐らくそれには該当しない。一時的に大きく下に振れる場面があったとしても、それは上昇局面の中の健全な調整の一環と捉えておいた方が良い。明日の日本株の読み筋=FOMC後のマーケット反応に注目16:48 配信 モーニングスター 祝日明け4日の東京株式市場は、2-3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)を受け、マーケットがどう反応するかが注目される。日本時間4日未明には、結果が公表される。テーパリング(量的緩和策の縮小)を決定する見通しで、織り込み済みとみられるが、「市場は利上げの時期と回数に注目しており、内容次第では売られるリスクがある」(銀行系証券)との声が聞かれた。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見で早期の利上げ観測が意識されれば、調整リスクにつながる可能性がある。一方、無難に通過すれば、上値抑制要因がいったん薄れることになり、買い安心感が広がるケースも想定される。 2日の日経平均株価は3日ぶりに反落し、2万9520円(前日比126円安)引け。朝方は、きのう衆院選の結果を受けて大幅上昇した反動で利益確定売りが先行し、いったん2万9500円を割り込んだ。その後、今月中旬にもまとめる経済対策への期待感もあり、前場終盤にかけて下げ幅を縮小した。ただ、時間外取引の米ダウ先物安が重しとなり、後場入り後は再度軟化した。あすは祝日で2-3日開催のFOMCを控え、持ち高調整売りも出やすく、下げ幅は一時190円近くに達した。一巡後は下げ渋ったが、戻りは限定された。市場では「政治の安定に対する安心感があり、経済対策が具体化してくればまた上に向かうだろう」(外資系証券)との見方が出ていた。〔東京外為〕ドル、113円台後半=時間外の米長期金利低下受け(2日午後5時)17:15 配信 時事通信 2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外で米長期金利が低下したことを受け、午後になって下げ基調が強まり、1ドル=113円台後半に下落した。午後5時現在、113円66~66銭と前日(午後5時、114円41~41銭)比75銭のドル安・円高。 東京市場は、114円台前半を中心とした狭い値幅で推移した海外市場の流れを引き継いで始まった。「国内輸入企業によるドル買い注文」(大手銀)を受けて水準を切り上げる場面もあったが、仲値時間をすぎると、円高方向に傾いた。前日は750円超の大幅高で引けた日経平均株価が、その反動から軟調となったことを背景としてリスク回避の動きが強まり、相対的な「安全資産」とされる円に資金を移す動きもあったもようだ。 午後に入り、「米長期金利の低下が材料視された」(外為ブローカー)ことで、一時は113円60銭前後まで下押した。豪準備銀行(RBA、中央銀行)が政策金利を発表した後、豪ドルが対米ドル相場で売り込まれた影響が「ドル円相場にも影響した」(大手銀)との見方が出ている。 もっとも、市場参加者の関心は、2、3両日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)で決まる金融政策と、終了後の記者会見でパウエル議長が話す内容に集まっている。FOMCを控えて「大きく持ち高を変更させる地合いにはない」(大手証券)ため、下値は限定的だった。 ユーロは午後、対円、対ドルでともに小動き。午後5時現在、1ユーロ=131円95~96銭(前日午後5時、132円30~31銭)、対ドルでは1.1608~1608ドル(同1.1563~1563ドル)。(了)今晩のNY株の読み筋=方向感の乏しい展開か16:55 配信 モーニングスター 2日の米国株式市場は、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、方向感の乏しい展開とみる。前日は米企業決算などを好感した買いが入り、主要3指数は連日で過去最高値を更新した。ただ、FOMCを控えて様子見ムードも強く、米経済指標への反応も限定的だった。地合いは良好だが、米企業の決算もほぼ出尽くしており、FOMC待ちの状態が予想される。利益確定売りやイベント前のポジション調整の動きにより上値の重い展開となる可能性もある。<主な米経済指標・イベント>FOMC(米連邦公開市場委員会)1日目〔ロンドン外為〕円、113円台半ば(2日午前9時)18:12 配信 時事通信 【ロンドン時事】2日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ円が買われ、1ドル=113円台半ばに上伸した。午前9時現在は113円45~55銭と、前日午後4時(114円15~25銭)比70銭の円高・ドル安。 対ユーロは1ユーロ=131円50~60銭(前日午後4時は132円30~40銭)と、80銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1585~1595ドル(1.1585~1595ドル)。(了)【2日・新型コロナ詳報】接待を伴う飲食店でクラスター、従業員がマスク着けないことも 岐阜県で10人感染11/2(火) 20:01配信 岐阜新聞Web 岐阜県と岐阜市は2日、7市町で新たに計10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。新規感染者が10人以上となるのは3日ぶり。感染者数は累計1万8801人となった。 大垣市の接待を伴う飲食店で従業員4人と知人の計5人の感染が判明し、クラスター(感染者集団)に認定した。従業員がマスクを着用していない場面もあったという。 拡大したクラスターは2件。うち恵那市の接待を伴う飲食店関連は利用客1人が増え、計15人となった。 県健康福祉部の堀裕行部長は感染状況について「患者の周辺を丁寧に検査しており、感染経路が分かっている感染者は比較的多いが、なかなか下がり切らない」とし、「基本的な感染対策をしっかりしてほしい」と呼び掛けた。NY株見通し-底堅い展開か 企業決算はアンダー・アーマー、ファイザーなど20:54 配信 トレーダーズ・ウェブ 今晩のNY市場は底堅い展開か。11月初日の取引の昨日は主要3指数がそろって上昇し、史上最高値を更新した。日中はマイナス圏で推移する場面もあったが取引終盤に買いが強まった。また、小型株指数のラッセル2000は2.65%高と大幅に反発し、主要3指数を大きくアウトパフォームした。ただ、ハイテク・グロース株はテスラが大幅続伸し上場来高値の更新を続けた一方、アルファベットが3.07%安、ネットフリックスが1.32%安となり、マイクロソフトとアップルも約0.6%下落した。今晩の取引では総じて好調な第3四半期決算や年末の株高アノマリーへの意識から引き続き底堅い展開か。ただ、高値警戒感や翌日午後の米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表を控えた様子見姿勢の強まりなどが上値圧迫要因か。 今晩は主要な経済指標の発表はなし。企業決算は寄り前にアンダー・アーマー、ファイザー、エスティ・ローダー、引け後にTモバイルUS、アムジェンなどが発表予定。〔NY外為〕円、113円台後半(2日午前8時)21:25 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=113円64~74銭と、前日午後5時(113円95銭~114円05銭)比31銭の円高・ドル安で推移している。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1598~1608ドル(前日午後5時は1.1602~1612ドル)、対円では同131円88~98銭(同132円24~34銭)。(了)〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは一時最高値更新(2日朝)22:48 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、好決算銘柄などが買われる一方で高値警戒感からの売りも出て、もみ合いで始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時37分現在、前日終値比7.39ドル高の3万5921.23ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時取引時間中の史上最高値を更新。同時刻現在は1.80ポイント高の1万5597.72で推移している。(了)〔NY外為〕円、113円台後半(2日朝)22:52 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク外国為替市場では、この日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強まる中、円相場は1ドル=113円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は113円70~80銭と、前日午後5時(113円95銭~114円05銭)比25銭の円高・ドル安。 ニューヨーク市場は113円69銭で取引を開始。海外市場では、米長期金利の低下を背景にドルが売られやすい流れだった。 市場の関心はFOMCに集まっている。3日に公表される結果発表で、米連邦準備制度理事会(FRB)によるテーパリング(量的緩和縮小)や利上げ開始のタイミングについて手掛かりを得たいとの思惑が広まっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1600~1610ドル(前日午後5時は1.1602~1612ドル)、対円では同132円00~10銭(同132円24~34銭)と、24銭の円高・ユーロ安。(了)〔米株式〕NYダウ、もみ合い=ナスダックは一時最高値更新(2日午前)23:18 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク株式相場は、好決算銘柄が買われる一方で高値警戒感の売りも出て、もみ合いとなっている。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比4.43ドル高の3万5918.27ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は寄り付き直後に取引時間中の史上最高値を更新し、同時刻現在は35.34ポイント高の1万5631.26と続伸している。 米製薬大手ファイザーが朝方発表した2021年7~9月期決算は、新型コロナウイルスワクチンの販売が寄与し、売上高が前年同期比2.3倍、純利益が5.5倍と、市場予想を上回る大幅な増収増益を計上。21年通年のワクチン販売予想も上方修正し、モデルナやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)など他の製薬大手とともに買われている。 加えて、主要ハイテク企業も物色されているが、ダウ平均は前日まで2営業日連続、ナスダックは3営業日連続で最高値を更新して引けており、利益確定の売りが出やすい。また、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定を翌3日午後に控え、様子見ムードも広がっている。 個別銘柄を見ると、米電気自動車(EV)大手テスラが1.5%安。マスク最高経営責任者(CEO)がレンタカー大手ハーツ・グローバル・ホールディングスからの大型発注について契約を結んでいないとツイートした。四半期決算を発表したショッピングモール運営大手のサイモン・プロパティ・グループは5.4%高。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の7銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.02
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11月1日(月)、晴れです。11月も良い天気でのスタートです。気持ちの良い青空ですね。そんな本日は7時50分頃に起床。新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。昨日は資本主義(民主主義)最後の日などと言われましたが、一夜明ければ何の変りもなしでしたね。日本型社会主義的資本主義が選択されたというべきでしょうか…。本日のノルマも変わることなく、2階の掃除機と階段のモップかけですか…。追加してベッドパッド干しもですか…。朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで美味い!1USドル=114.16円。1AUドル=85.89円。現在の日経平均=29597.16(+704.47)円。金相場:1g=7242(-35)円。プラチナ相場:1g=4237(+27)円。本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の26銘柄が値を上げてスタートしましたね。重点8銘柄では7銘柄が値を上げてスタートしましたね。スクロール、JTが大きく上げていますね。ミニファンドにもう1つ追加されたと思っていましたが、価格的に買えていませんでしたね…。【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース2021年11月1日 6:00 JST ブルームバーグ 「あるべき姿としての、公務員を指す」と大辞林が定義する「公僕」という言葉には、コミュニティーに奉仕する誇りと謙遜が感じられます。ニューヨークでは2001年の同時多発テロ以降特に市民から尊敬と憧れのまなざしが向けられるようになった消防士に加え、警察官や清掃作業員らの一部がこのところ、新型コロナウイルスのワクチン接種義務化に抗議し、意図的な病欠などで職務を放棄。歩道には回収されず放置されたゴミがうずたかく積み上がり、歩行を妨げています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。 2カ月連続中国の製造業活動を測る政府の指数は10月も拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。製造業購買担当者指数(PMI)は49.2。9月は49.6、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は49.7だった。建設業とサービス業を対象とする非製造業PMIも9月から鈍化し、市場予想を下回った。ピンポイント・アセット・マネジメントの張智威チーフエコノミストはリポートで、「中国経済が既にスタグフレーションに陥っている可能性を裏付けている」と分析した。 来年持ち越しか米医薬品メーカーのモデルナは12歳から17歳を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種について、食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可(EUA)の審査に時間がさらにかかるとの通知を受けたことを明らかにした。接種後に心筋炎が起きるリスクについて、FDAは国外で明らかになった最近の分析結果をなお検証しており、審査は年内に終わらない可能性があるという。 温暖化対策との整合性石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」に原油増産をどのように促すかを巡り、米国は他のエネルギー消費国と協議している。米高官がローマで記者団に明らかにした。OPECプラスが行動を取らなかった場合にどのような対応があり得るかに関して、首脳らが意見を交わす見通しだという。 雪解けの兆しは中国の王毅外相はローマでブリンケン米国務長官と会談し、米国が敵対的な法案や制裁リストを通じて中国の内政に干渉しているため、米中間の正常な交流が深刻に阻害されていると指摘した。王外相は両国首脳が合意したコンセンサスを実行に移すべきだと主張し、交流の次の段階に向けて政治的な準備を進めることを提唱した。台湾問題については、米中関係において最も注意を要する問題だと指摘。真の「一つの中国」政策を追求するよう米国に求めた。 グラスゴーに託す20カ国・地域(G20)首脳は気候変動問題で合意に達したが、一部の国が推進していた内容には程遠いレベルで妥協した。最終コミュニケの文言は、2015年にまとめられたパリ協定の合意と同じ内容となった。首脳らは予想通り、国外の新たな石炭発電所への投資を段階的に縮小することで合意したが、中国は同様の内容を既に表明している。自民単独261議席で絶対安定多数、立憲が減少・維新躍進-衆院選2021年11月1日 5:55 JST 更新日時 2021年11月1日 9:57 JST ブルームバーグ 衆院選(定数465)は10月31日に投開票され、自民党は議席を減らしたものの単独で261議席と国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」を維持した。公明との連立与党では293議席となり、岸田文雄政権が信任された。NHKなど報道各社が報じた。 共産党と選挙協力をした野党第1党の立憲民主党は議席を減らした。日本維新の会は4倍増となった。 自民 立民 公明 共産 維新 国民今回の衆院選 261 96 32 10 41 11選挙前 276 109 29 12 11 8出所)NHK 岸田首相は勝敗ラインとしていた与党で過半数を維持したことは「政権選択選挙において信任をいただいた」と記者団に語った。選挙の結果を踏まえ、「これからしっかり政権運営、国会運営を行っていきたい」と述べた。 規模は明言しなかったものの、経済対策を盛り込んだ補正予算を年内に成立させる意向も表明。早期の日米首脳会談にも意欲を示した。 NHKによれば、小選挙区で敗北し比例で復活当選した自民の甘利明幹事長は辞任する意向を固め、岸田首相に伝えた。首相は、選挙結果や党内情勢などを踏まえ辞任を認めるかどうか近く判断する。 日本経済新聞によると、政府・与党は10日にも首相指名選挙をするための特別国会を召集する方針。岸田首相は同日中にも第2次岸田内閣を発足させる。 選挙結果を市場は好意的に受け止め、日経平均株価の上げ幅は一時700円を超えた。自民が単独で「絶対安定多数」の議席を維持し、経済政策などの推進力が高まるとみた買いが広がった。 三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは電話取材で「岸田政権が国民の信任を得られ、政権基盤を固めることができたことを意味する」と分析した。 住友生命保険運用企画部の武藤弘明上席部長代理は、法案が通りやすくなり、経済対策を出しやすくなると指摘。「第6波に備えて医療体制の整備などコロナ対策がやりやすくなり、経済に対する備えもできる。日本経済にとってはプラス。株式市場にとってもプラスだろう」と述べた。 衆院選は立憲と共産など野党が小選挙区で候補者の一本化を進めたことで、各地で事実上の与野党一騎打ちの構図となり、接戦が繰り広げられた。岸田首相が政権発足から10日で解散に踏み切り、投開票まで17日間の短期決戦だった。 新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ日本経済の立て直しに向け、与野党ともに現金給付や減税など「分配」政策を競った。安倍・菅政権の4年間の政権運営に加え、外交・安全保障政策が大きく異なる野党間の連携をどう評価するかについても注目が集まった。日本株は大幅高、衆院選結果で政策期待-電機など景気敏感銘柄に買い2021年11月1日 7:57 JST 更新日時 2021年11月1日 9:14 JST ブルームバーグ 東京株式相場は大幅に続伸。日経平均株価の上げ幅は一時500円を超えた。前日投開票の衆議院選挙で自由民主党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の議席を維持し、経済政策などの推進力が高まるとみた買いが広がった。米国市場でS&P500指数などが最高値を更新したのも追い風だ。電機や自動車など景気敏感株を中心に幅広い業種が値上がりしている。TOPIXは前営業日比31.35ポイント(1.6%)高の2032.53-午前9時6分時点日経平均株価は578円28銭(2.0%)高の2万9470.97円 市場関係者の見方 東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト衆院選の結果は投資家が好感する可能性が高い。自民党は前回より議席数を減らしたが、単独過半数はぎりぎりとの事前予想を上回り大勝に近い印象だ。大勝した場合は株価が3カ月程度上がり、そのケースに入る可能性がある甘利氏が小選挙区で負けたことで内閣を修正する可能性がある。そうなれば自民党内部だけの論理ではなく、国民に人気ある人が選ばれ良くなるという期待が出てくる。公約している景気対策もすぐさま実施するだろう米国の歳出法案も決まる可能性が高くなっていることや、為替の円安も株価にプラス働くだろう 東証33業種上昇率上位 海運、精密機器、機械、食料品、金属製品、非鉄金属、倉庫・運輸下落業種 空運、証券・商品先物 背景自民単独261議席で絶対安定多数、立憲が減少・維新躍進-衆院選バイデン大統領、経済アジェンダの議会通過を確信【米国市況】株が続伸、ハイテク決算不振を受け流す-ドル全面高ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は113円67銭衆院選:識者はこうみる2021年11月1日午前8:10 ロイター編集[東京 1日 ロイター] -31日に投開票された衆院選は、自民党が単独過半数(233議席)を大幅に上回る261議席を獲得し、国会を安定的に運営するための「絶対安定多数」を確保した。識者の見方は下記の通り。●120円超の円安も視野、岸田政権の対応が注目<三井住友銀行 チーフストラテジスト 宇野大介氏>自民単独で絶対安定多数となり、事前の予想調査と比べてもかなり強い結果となった。初動では株高・円安で反応している。中長期的には来年の通常国会運営や参院選の行方、自民党内事情については波紋が起きる可能性はあるものの、目先については岸田政権の安定運営は続くとみられ、今の初動の動きを継続していくとみている。日本は、一時的だとみられていたサプライチェーン問題や資源価格の高騰が解決していないこともあり、コロナ禍で経済成長が弱まっている状況の中でインフレだけが進む「スローグフレーション」問題がある。また、黒田東彦日銀総裁は円安については総合的な見地から容認している。一方で、他国は来年もインフレが続いてくとの見方が収斂していく中で、通貨高志向がみえる。その受け皿としての日本円の円安という話になりやすい。円安水準は今後一段と進む可能性がある。120円を超えるドル高/円安が想定され、岸田政権がそれに対してどのように対峙していくが注目だ。●政治の安定確認で円高リスクは後退<野村証券 チーフ為替ストラテジスト 後藤祐二朗氏>自民党が単独で過半数の議席を獲得する見通しとなったが、事前予想からは、ここまで自民党が健闘するとは思わなかったので、相当、伸びたという印象だ。株式市場では日経平均先物が上がっており、政治リスクが低下したことで株高で反応というのは非常に理にかなっている。株安に伴う円高のリスクは後退したようだ。目先のドル/円相場は、113―115円のレンジで推移するとみている。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)や英中銀の政策会合などイベントが多く、日本の政治イベントには反応しづらい状況だ。ただ、衆院選を無難に通過して円高リスクが後退したことに加え、先週の黒田東彦日銀総裁の発言が円安余地を拡大させたとみている。ドルは113―115円で推移した後、どちらにブレークするかというと、ドル高/円安方向に振れる可能性が高いのではないか。政策的な観点でいうと、次の参議院選挙でねじれを回避できるかどうかが重要になってくる。また、2023年4月黒田総裁の退任と、後任人事が政治的にも注目される。短期的には自民党の議席獲得はしっかりした結果となったが、今後の政権支持率を引き続き注視する必要があるだろう。●株価にベストの結果、来年1月半ばまでに3万2000円も<大和証券 チーフテクニカルアナリスト 木野内栄治氏>自民党が議席を大幅減少させながらも絶対過半数を占めるという今回の選挙結果は、株式市場にとってベストのシナリオと言えるのではないか。安定的な政権運営が可能となる半面、議席減と大物議員の落選という事実は、緊張感を保たせることになり、年末にかけて経済対策をしっかり行うことが期待できる。連立を組む公明党の議席増から、給付金やGoToトラベルなども打ち出されそうだ。経験則から言うと、与党が過半数を明確に確保した場合の株価は、向こう4週間ぐらいは堅調に推移するため、11月は2万9000円台での推移が考えられる。選挙後に3カ月間、堅調な地合いが続いた2017年10月のケースに当てはめると、来年1月半ばごろまでに日経平均は3万2000円を目指す相場展開になりそうだ。●過半数維持はポジティブでも増税なら痛しかゆし<みずほ証券エクイティ調査部チーフエコノミスト 小林俊介氏>自民党が単独過半数割れであれば公明党のキャスティングボードが強まり自民党内で岸田おろしが始まりかねなかった。単独過半数維持により岸田首相は政策のフリーハンドを得ることができ基本的にポジティブだ。ただ岸田首相の掲げる新自由主義の否定も信認を得たとみなし、補正予算や来年度予算の議論で、金融所得課税を含め富裕層に対する増税に強く踏み込んでくるようであれば、今回の自民党絶対安定多数の獲得は、マーケットにとっては痛しかゆしな面もある。来年の参院選も踏まえた対応が注目される。一方、小さな政府路線を掲げる維新が票を伸ばした。甘利幹事長の後任が、大きな政府を掲げる岸田派・麻生派系列か、小さな政府志向の細田派系列か、なども今後の岸田政権の政策を占うリトマス試験紙になりそうだ。●目先の株価にポジティブ、持続力には不透明感<ニッセイ基礎研究所 チーフ株式ストラテジスト 井出真吾氏>衆院選の結果に対し、市場はひとまずポジティブに反応しそうだ。公明党が議席を伸ばした上、自民党単独でも絶対安定多数を確保し、政権基盤の安定が見えてきた。ただ、これによって日本が大きく変わるとの期待感が出ているわけではない。自民党は、想定された以上には議席を減らさなかったが、それでも2桁減だ。来年の参院選で過半数を確保できるかは依然、不透明といえる。ねじれ国会の可能性が強まるようなら、市場からのポジティブな評価はあまり続かないかも知れない。改革路線を打ち出していた日本維新の会が伸びた。立憲民主党が議席を減らすなど、自民党が善戦したのは野党の共闘が受け皿になり切れなかったことが背景にあり、有権者の消去法的な選択とみることが可能だ。焦点は今後の政権運営に移る。選挙結果を受けて、自民党が危機感を抱いているならいいが、誤った自信につながるようなら、先行きの相場にはネガティブになり得る。日経平均は、目先2万9000円台での値固めとなりそうだ。ただ、選挙を通過した後は、市場の目線は企業決算に向かう。企業業績の懸念はくすぶり、短期間で3万円を超えて上昇ていくイメージはない。●留保付きの自民勝利、政策は実質変化なしか<シティグループ証券 チーフエコノミスト 村嶋帰一氏>自民党は単独過半数ギリギリとの事前予想が多かっただけに、絶対安定多数を上回る議席を確保したことは健闘したと評価できるだろう。岸田文雄政権は一定の政治基盤を築いたと言える。ただ、日本維新の会の躍進などをみると、自民党を積極的に評価した勝利とはみえない。自民党に懐疑的な票が維新に流れたと言える。その意味では留保付きの勝利だろう。今後の政策は実質的には変わらない見通しだ。岸田氏は、選挙前には分配を強調していたが、終盤は成長を強調していた。来年の参院選に向けて、分配と成長のどちらかというわけではなく、両方掲げていくのではないか。野党の候補一本化はあまりうまくいかなかった印象だ。自民党への反対票は立憲民主党から維新に流れ、立憲民主は最大野党として政権を担えるオプションとはみられていないことが示されてしまった。来年の参院選は政権選択選挙ではなく、政局にはなりにくい。政策論議は今回不調だったが、今後も期待しにくいかもしれない。一連の政治イベントを経ても、結局、何も変わらなかったという結論になるのではないか。●世代交代選挙、立民受け皿になれず<政治評論家(元自民党政調会長室長) 田村重信氏>今回の選挙は、小選挙区で立民の小沢一郎氏、自民党の石原伸晃氏や野田毅氏らが落選しており、世代交代が進んだ選挙だ。自民党の議席が大きく減らなかったのは、立憲民主党が受け皿になれなかったためだ。維新の会は大阪で受け皿になれたので、議席が大きく伸びた。立民の議席が最終的に伸び悩むと、枝野幸男代表の進退が問題になる可能性がある。自民は首相が菅義偉氏から岸田文雄氏に代わりフレッシュさがあったが、立民は代表が枝野氏のまま。共産党は20年も同じメンバーが執行部にいる。有権者は現状に不満があるのだから、党首も変えられない政党は変わらないとみているのだろう。NTT、「2023年に時価総額15兆円以上」は最低限の目標自社株買いで一株利益を引き上げ2021/11/01 07:44 ブルームバーグ 会社四季報NTTの島田明副社長は自社の時価総額について、2023年に現在よりも20%大きい15兆円以上を目指す考えを明らかにした。新たに策定した経営目標の達成に向け、利益成長を図るとともに追加の自社株買いも行う考えだ。島田副社長はブルームバーグのインタビューに応じ、時価総額を15兆円以上とする目標について「それくらいは最低なければいけない、そうなるような経営をしていく」と述べた。中期経営戦略の見直しで掲げた最終年度の1株当たり利益(EPS)目標の370円については、「利益成長8割、自己株買いで2割のイメージを持っている」とし、自社株買いを使った利益水準の引き上げに意欲を見せた。 NTTの株価は年初から20%以上上昇し、直近の時価総額は約12兆4400億円。通信会社としては米ベライゾン・コミュニケーションズ、AT&T、チャイナモバイル(中国移動)に次いで世界4位の規模だ。国内では、年初来の株価が20%超下げているソフトバンクグループと逆転した。NTTは10月25日、18年に策定した中期経営戦略を見直し、23年度のEPS目標を従来の約320円から370円に引き上げると発表した。携帯電話子会社のNTTドコモと長距離・国際通信のNTTコミュニケーションズ、システムインテグレーターのNTTコムウェアを来年1月に経営統合し、シナジー効果で23年度に1000億円の増益効果を見込む。また、島田副社長はドコモと三菱UFJ銀行との連携について、22年からドコモの契約者に対し住宅ローンなど融資の提供を考えていることを明らかにした。詳細については言及を避けたが、「コンペティティブ(競争力のある)な商品を出さなければ意味がない」として金利の優遇などを挙げた。グリーンボンドは積極的に発行最高財務責任者(CFO)の島田副社長は今後の資本政策に関し、積極的に環境債(グリーンボンド)を発行していく考えを示した。同社は10月、事業会社では最大級となる3000億円規模のグリーンボンドを発行し、低利回りにもかかわらず、3倍の需要を集めた。島田副社長は「できればグリーンにシフトしていきたい」と語った。NTTは国内外通信や移動通信のほか、データ通信、システム開発事業を展開し、21年3月期のグループ営業収益は11兆9440億円、従業員数はおよそ32万5000人。島田副社長は、新卒給与の引き上げを検討しており、現在労働組合と議論していることを明らかにした。一律同額ではなく、能力に応じた支給方法を検討中といい、導入は23年の見通しだ。【市況】前場に注目すべき3つのポイント~長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすい~2021年11月01日08時58分 株探ニュース11月1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。■株式見通し:長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすい■JT、21/12上方修正 営業利益4780億円←4020億円、コンセンサス上回る■前場の注目材料:H2Oリテイル、関西スーパーを傘下に、オーケーとの争奪戦制す■長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすい1日の日本株市場は、堅調な相場展開が見込まれる。10月29日の米国市場はNYダウが89ドル高だった。9月個人消費支出(PCE)デフレーターや7-9月期の雇用コスト指数の上昇で、インフレ懸念が重しとなり売りが先行した。また、前日引け後に発表されたアップルやアマゾンの決算が予想に満たず失望感から売られ全体指数を一時押し下げた。しかし、押し目買い意欲も強く、引けにかけて回復。主要株式指数は史上最高値を更新した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の28990円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。アップルとアマゾンの決算影響が限られたことは安心感に繋がろう。また、注目されていた衆院選では、自民党は追加公認を含め261議席を獲得し、国会の安定運営に必要な絶対安定多数を単独で確保した。単独過半数は微妙との見方もされていたこともあり、政治リスクの後退のほか長期安定政権による政策期待が改めて高まりやすく、インデックスに絡んだ買いが集中する可能性が高そうだ。先週の日経平均は75日線が支持線として機能するものの、上値は29000円辺りに抑えられていた。政策期待を背景に29000円水準を上放れてくる可能性から、10月20日につけた29489.11円を捉えてくる展開が期待される。また、一目均衡表では雲下限での攻防を見せているが、雲下限突破から雲上限が位置する29500円水準を捉えてくる可能性もあり、テクニカル面のシグナルが好転する。インデックスに絡んだ商いが先行する格好となるため、日経平均型優位の展開になりそうだ。NT倍率は小動きながらも9月相場で上値を抑えられていた75日線を突破してきており、NT倍率の上昇も意識されやすいところ。アップルとアマゾンの波乱もなかったことから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などの強い値動きが見込まれる。また、改めて政策期待が高まりやすく、脱炭素などのテーマ株を物色する流れも強まりそうである。もっとも、今週も決算発表を予定している企業は多く、インデックスに絡んだ買い一巡後は、決算を手掛かりとした個別物色が中心になりそうだ。■JT、21/12上方修正 営業利益4780億円←4020億円、コンセンサス上回るJTは2021年12月期業績予想の修正を発表。売上収益は2兆2000億円から2兆2800億円、営業利益を4020億円から4780億円に上方修正した。コンセンサス(4320億円程度)を上回る。海外たばこ事業の見通しを引き上げたほか、為替影響の緩和が効く。■前場の注目材料・日経平均は上昇(28892.69、+72.60)・NYダウは上昇(35819.56、+89.08)・ナスダック総合指数は上昇(15498.39、+50.27)・シカゴ日経先物は上昇(28990、大阪比+210)・1ドル114.10-20円・SOX指数は上昇(3451.27、+12.44)・VIX指数は低下(16.26、-0.27)・米原油先物は上昇(83.57、+0.76)・米長期金利は低下・衆院選で自民党過半数維持・大型経済対策への期待・日銀は金融緩和を長期化・株価急落時の日銀ETF買い・H2Oリテイル関西スーパーを傘下に、オーケーとの争奪戦制す・日ペHDスロベニア社を254億円で買収、中・東欧で基盤構築・トヨタ初のEV専用車「bZ4X」、来年半ば投入・ホンダインドで電池シェアサービス、電動3輪タクシー向け・ヤマハ発インドで合弁、電動自転車用モーターユニット製造・コマツ精密部品新工場が完成、環境対応・生産力アップ・不二越DLCコーティング装置、成膜速度最大150倍・竹内製作所長野・青木村に新工場、欧米向け建機増産・島津製作所自治医大と共同研究、質量分析技術を臨床応用・東芝ドライバーICワンチップ化、次世代パワー半導体制御・信越化マイクロLEDディスプレーを一貫供給☆前場のイベントスケジュール<国内>・特になし<海外>・10:45 中・10月財新製造業PMI(予想:50.0、9月:50.0) 提供:フィスコ欧州2勝に続き ルーカス・ハーバートが米ツアー初V11/1(月) 7:22配信 ゴルフ情報ALBA.Net<バターフィールド・バミューダ選手権 最終日◇31日◇ポートロイヤルGC(バミューダ諸島)◇6828ヤード・パー71>米国男子ツアーの「バターフィールド・バミューダ選手権」は最終ラウンドが行われ、オーストラリアのルーカス・ハーバートが首位と4打差を逆転し、米ツアー初優勝を決めた。欧州男子ツアー2勝の25歳は、首位スタートのテイラー・ペンリス(カナダ)が崩れるなか、4バーディ・2ボギーの「69」で回り、トータル15アンダーで2位を1打差で振り切った。その2位タイにパトリック・リード(米国)とダニー・リー(ニュージーランド)。さらに1打差の4位にパトリック・ロジャーズ(米国)。スコット・スターリングス(米国)がペンリスとともに5位タイに入った。テクノホライゾが売り気配、最高益予想から一転減益予想に失望2021/11/01 10:27 会社四季報光学事業や電子事業を展開するテクノホライゾン(6629)が売りを浴びている。朝方から売り気配が続き、午前10時現在、制限値幅の下限となる前営業日比300円安の966円での売り気配となっている。10月29日引け後に発表した2022年3月期業績予想の下方修正が嫌気された。営業利益予想を従来の30億円(前期比24%増)から20億円(同17.4%減)に減額。連続最高益見通しが一転して減益予想となり、失望感を招いたようだ。9月に買収したアポロ精工などの業績が寄与するため、売上高は従来予想を上回る見込みだが、映像&IT事業の主力である教育市場向け書画カメラや電子黒板の国内販売が前期の需要増の反動により、想定を下回って推移している。半導体部品の調達難の影響も大きく、価格上昇により収益が圧迫されているという。(取材協力:株式会社ストックボイス)がっかりですね…。JTが大幅反発し新値、通期計画再増額と期末配当増額を好感2021/11/01 14:04 会社四季報日本たばこ産業(2914)が3営業日ぶりに大幅反発した。一時は2380円まで上伸し、10月18日の年初来高値2328円を更新した。午後1時45分現在、前営業日比128円(5.7%)高の2363.5円で推移している。10月29日に2021年12月期第3四半期累計(21年1~9月期)の連結業績を発表、同時に通期計画と配当計画を増額修正し、好感された。通期の営業利益は従来予想の4020億円から4780億円(前期比1.9%増)に、純利益は同2720億円から3300億円(同6.4%増)に上振れた。7月30日に続く再増額修正。海外たばこ事業や医薬事業が上振れる。円安もプラス要因。期末配当を65円から75円に増額した。年間配当は前期比14円減の140円。(取材協力:株式会社ストックボイス)エーザイ大幅続伸、今3月期上期大幅増益と通期予想再増額を好感2021/11/01 14:38 会社四季報神経系やがん領域に強みを持つ製薬メーカーのエーザイ(4523)が大幅続伸した。午後2時22分現在、前営業日比160円(2.0%)高の8187円で推移している。一時は8347円まで上伸した。本日午後0時30分に、2022年3月期上期(21年4~9月期)連結決算を発表、同時に通期計画を増額修正し、好感された。上期の営業利益は609億0600万円(前年同期比78.7%増)と大幅増益で着地した。通期の営業利益は従来予想の760億円から780億円(前期比50.7%増)に上振れた。8月4日に続く再増額修正。抗がん剤「レンビマ」をはじめとするグローバルブランドの成長が引き続き見込まれる。直近の為替動向も踏まえた。売上総利益が増加し、柔軟な費用管理の追求で営業利益が上振れる。(取材協力:株式会社ストックボイス)【注目】【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月29日発表分)2021年10月31日13時30分■日本たばこ産業 今期最終を一転6%増益に上方修正、配当も10円増額。■日本ガイシ 今期経常を4%上方修正・6期ぶり最高益更新へ。■大平洋金属 今期営業を一転黒字に上方修正、配当も40円増額。■テクノホライゾン [JQ]今期経常を一転21%減益に下方修正。■イビデン 今期経常を41%上方修正、配当も5円増額。一方、21年3月末を最後に株主優待制度を廃止。また、デンソー との資本業務提携を解消する。外為:1ドル114円23銭前後と大幅なドル高・円安で推移15:01 配信 株探ニュース 1日の外国為替市場のドル円相場は午後3時時点で1ドル=114円23銭前後と、前週末午後5時時点に比べ63銭の大幅なドル高・円安。ユーロ円は1ユーロ=132円07銭前後と48銭のユーロ安・円高で推移している。株探ニュース(minkabu PRESS)〔東京株式〕大幅続伸=衆院選結果を好感(1日)☆差替15:10 配信 時事通信 【第1部】衆院選で自民党が絶対安定多数となる議席を確保したことで政治の不透明感が解消され、岸田政権の経済政策に対する期待が高まった。日経平均株価は前日比754円39銭高の2万9647円08銭と大幅続伸。9月28日以来の高値を付けた。東証株価指数(TOPIX)も43.54ポイント高の2044.72と続伸した。 87%の銘柄が値上がりし、値下がりは11%だった。出来高は12億8590万株、売買代金は3兆2825億円。 業種別株価指数(全33業種)では、精密機器、機械、電気機器などが上昇した。下落は証券・商品先物取引業の1業種だった。 【第2部】反発。出来高2億1852万株。 【新興株】東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均株価はともに反発。(了)〔東京外為〕ドル、114円台前半=リスク選好から円売り強まる(1日午後3時)15:36 配信 時事通信 1日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、大幅高で推移する日経平均株価を背景としたリスク選好の円売りが優勢となり、1ドル=114円台前半でじり高となった。午後3時現在、114円23~27銭と前週末(午後5時、113円60~60銭)比63銭のドル高・円安。 この日の東京時間は、与党が絶対安定多数を確保した衆院選結果を受けて、相対的に安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが朝方から先行し、114円20銭台まで上昇した。ただ、「輸出企業からのドル売り注文が出た」(外為ブローカー)とされる中、114円目前まで軟化する場面もあった。 もっとも、午後に入ってからは、日経平均が前週末比で700円超続伸し、高値圏でもみ合う展開となったことが、外為市場にも波及。再び緩やかな上昇基調に入った後、114円30銭付近まで値を上げた。 市場関係者の間では、2、3の両日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が意識されている。量的金融緩和の縮小(テーパリング)が議論されるとみられ、午後の東京市場でも「思惑でドルを買う動きが進んだ」(同)とされる。 ユーロは午後、対円・対ドルとも小動き。午後3時現在は、1ユーロ=132円09~10銭(前週末午後5時、132円58~59銭)、対ドルでは1.1563~1563ドル(同1.1670~1670ドル)。(了)日本株は大幅続伸、衆院選結果で政策期待-東証1部銘柄の87%が上昇2021年11月1日 7:57 JST 更新日時 2021年11月1日 15:23 JST ブルームバーグ 東京株式相場は大幅に続伸。前日投開票の衆議院選挙で自由民主党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の議席を維持し、経済政策などの推進力が高まるとみた買いが広がった。主要な米株価指数の最高値更新や外国為替市場での円安推移が追い風になった。電機や自動車など景気敏感株を中心に幅広い業種に買いが入り、東証1部銘柄の約87%が上昇した。TOPIXの終値は前営業日比43.54ポイント(2.2%)高の2044.72日経平均株価は754円39銭(2.6%)高の2万9647円08銭 市場関係者の見方 三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケット・ストラテジスト経済対策はこれまでと大きく路線が変わらないという一定の安定感から、株式市場はプラスに反応した追加の補正予算と政策は比較的、素早く決まっていくだろう。新型コロナウイルスの感染や経済の下振れに対する財政的なサポートがそれなりに入ることが安心感につながるただ相場は大きく下がりはしないが、上がる可能性も慎重にみたほうがいい。追加の金融緩和や急速な景気を回復させる方向性がまだ見込めず、経済成長の姿が見通しづらい T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト衆院選で自民党が絶対安定多数の議席を確保し、政策の実行性という面で投資家に安心感が出ている。先週末は自民党が苦戦する予想があり日本株の年末高は難しい印象だったが変わってきた年末に向けては海外投資家の買いが入りやすいタイミングで、この先も堅調に推移し、日経平均は3万円台に乗せて年末を迎える可能性が高まった与党内で、公示前より議席数を増やした公明党の力は強まり、18歳以下の子どもへに対して現金10万円の給付などの可能性も出てくる。株価への影響はわからないが、補正予算は真水でそれなりの規模になりやすい 東証33業種上昇率上位 精密機器、機械、電機、食料品、海運、銀行、その他金融下落業種 証券・商品先物 背景自民単独261議席で絶対安定多数、立憲が減少・維新躍進-衆院選経済対策、クリーンエネルギーへの投資も柱に-岸田首相バイデン大統領、経済アジェンダの議会通過を確信【米国市況】株が続伸、ハイテク決算不振を受け流す-ドル全面高ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は113円67銭日経平均は大幅続伸、衆院選の結果受けほぼ全面高商状2021年11月1日午後4:00 ロイター編集[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続伸した。衆院選で自民党が議席を減らしながらも絶対安定多数を確保し、今後の政権運営が安定的に行われるとの期待が高まったことからほぼ全面高商状となった。日経平均は10月20日に付けた戻り高値2万9489円11銭を上回ったこととで上昇指向を一段と強め、この日の高値圏で取引を終えた。衆院選では自民党が単独過半数(233議席)を大幅に上回る261議席を獲得し、国会を安定的に運営するための「絶対安定多数」を確保した。この結果について市場では「株式市場にとってベストのシナリオと言えそうだ」(大和証券・チーフテクニカルアナリストの木野内栄治氏)との声が聞かれ、朝方からほぼ全面高となった。また、自民党議席の過半数割れを予想した層もそれなりにいたとみられ「きょうの日本株の大幅上昇は、波乱を想定した売り方の買い戻しが一定あるのではないか」(第一生命経済研究所・主任エコノミストの藤代宏一氏)との声も聞かれる。一方、今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており「イベントを控えるほか、週半ばに祝日もあることから、徐々に模様眺めになるのではないか」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)といった指摘もあった。TOPIXは2.18%高。東証1部の売買代金は、3兆2825億0800万円と膨らんでいる。東証33業種では、精密機器、機械、電気機器などが上昇し、証券業のみ値下がりした。個別では、ソニーグループが年初来高値を更新するなど主力銘柄が総じてしっかり。半面、野村ホールディングスが軟調に推移した。東証1部の騰落数は、値上がり1901銘柄に対し、値下がりが243銘柄、変わらずが40銘柄だった。明日の戦略-衆議院選挙を通過して大幅高、あすは祝日を前に上値は重いか16:24 配信 トレーダーズ・ウェブ 11月に入り1日の日経平均は大幅続伸。終値は754円高の29647円。先週末10月29日の米国市場では、アップルやアマゾンが決算を受けて下落したにもかかわらず、3指数がそろって史上最高値を更新した。国内では衆議院選挙で自民党が安定多数を確保。これらの好材料を追い風に、寄り付きから400円を超える上昇となった。序盤で700円超上昇して29600円台に乗せた後は、値動きが乏しくなった。しかし、上昇ペースが鈍化しても戻り売りは手控えられ、29500円近辺での高値もみ合いが継続。後場は小動きの時間帯が長く続いたが、取引終盤にかけてひと伸びがあり、大引け間際にきょうの高値をつけた。 東証1部の売買代金は概算で3兆2800億円。業種別では精密機器や機械、電気機器などが大幅上昇。下落は証券・商品先物の1業種のみで、空運や電気・ガスの上昇が限定的となった。1Qが大幅な営業増益となったメルカリが急騰。反面、今期は営業赤字に転落する見込みとなった中国電力が急落した。 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1901/値下がり243。1Q大幅減益のレーザーテックが、売り先行から切り返して6%を超える上昇。東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENなど半導体株が軒並み高となった。日本株全体の底上げが進む中、ソニーGやファーストリテイリングなど主力銘柄が大幅上昇。JTが3Q決算を材料に急伸した。業績関連のリリースを手がかりに、伯東や保土谷化学、小松マテーレなどが値を飛ばしており、通期の利益見通しを引き上げたシャルレは、場中は値が付かずストップ高比例配分となった。 一方、上期が大幅な減益となった野村HDが6%を超える下落。ハイテク株には追い風の環境ではあったが、村田製作所やNECは決算が失望となって売りに押された。ほか売買代金上位銘柄では日本郵政が軟調。決算銘柄では、IRジャパンや冶金工、ニッポン高度紙工業などが急落した。臨時株主総会開催に伴い、オーケーによるTOBの可能性が消滅した関西スーパーは、場中は値が付かずストップ安比例配分となった。 日経平均は754円高。先週まで岸田新政権に対する株式市場の評価は芳しくなったが、衆議院選挙が雰囲気を一変させた。自民党からすれば、幹事長甘利明氏の小選挙区落選は印象が悪く、維新の大躍進も脅威には映る。しかし、当面の政権運営に関しては強い信任を得た。この先、色々と政策に関する話題が出てくると思われるが、株式市場がそれに対して好意的な反応を見せることが増えてくるかがこの先の注目点。そういった流れになれば、この先は日本株の買い安心感が高まってくるだろう。東京市場は3日が休場で、休場明けの4日には11月FOMCの結果を消化する。そのため、あすは上値追いには慎重になると思われる。きょう強かった半導体株は米金利に神経質な反応を示すことも多いため、これらが売りに押されるようだと、下への反応が大きくなるかもしれない。ただ、仮に強めの下げになったとしても、売られっぱなしとはならず押し目で買いが入るようなら、下振れへの懸念が大きく後退する。本日上回った節目の29500円がサポートとして意識されるかに注目したい。明日の日本株の読み筋=祝日にFOMCを控え様子見ムードか16:59 配信 モーニングスター あす2日の東京株式市場は、様子見ムードか。衆院選結果を受けた1日の好地合いを引き続く可能性もあるが、翌3日は文化の日の祝日となり、注目のFOMC(米連邦公開市場委員会、2-3日開催)を控え、積極的には動きづらい。FOMCでは、テーパリング(量的緩和策の縮小)を決定する見通しで、市場ではほとんど織り込み済みとみられるが、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見で早期の利上げ観測が意識されれば、調整リスクにつながりかねないだけに結果を見極めたいとの空気が広がることも想定される。 1日の日経平均株価は大幅続伸し、2万9647円(前週末比754円高)引け。10月31日投開票の衆院選で自民党が単独で国会を安定的に運営できる「絶対安定多数」の261議席を確保し、好感された。前週末の米主要株式の最高値更新も支援要因となり、上げ幅は一時770円を超えた。市場では、「2万9500円オーバーの水準は売りが出てくると見られ、それをこなしながらの展開になろう」(中堅証券)との声が聞かれた。本日の夕食は、レンコンのはさみ揚げ、大根サラダ、和え物でした。一緒に楽しんだのは、廣戸川・純米大吟醸でした。美味しくいただきました。【1日・新型コロナ詳報】同居する家族4人が感染 岐阜市のほかに陽性者はなし11/1(月) 19:41配信 岐阜新聞Web 岐阜市は1日、同市で新たに4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。岐阜県検査分の陽性者はいなかった。新規感染者が5人以下となるのは2日連続。県内の感染者は累計1万8791人となった。 県によると、県検査分の陽性者ゼロは、新規感染者が確認されなかった今年3月15日以来、231日ぶり。 新たに確認したクラスター(感染者集団)や拡大したクラスターはなかった。 岐阜市の感染者4人はいずれも同居家族。年代は、10歳未満2人、20代1人、30代1人。 県内の31日時点の入院患者は30人で、病床使用率は3・4%。宿泊療養施設の入所者は38人。〔ロンドン外為〕円、114円台前半(1日午前9時)18:08 配信 時事通信 【ロンドン時事】週明け1日朝のロンドン外国為替市場の円相場は、海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=114円台前半で推移した。午前9時現在は114円20~30銭と、前週末午後4時(114円00~10銭)比20銭の円安・ドル高。 対ユーロは1ユーロ=132円15~25銭(前週末午後4時は131円90銭~132円00銭)と、25銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1565~1575ドル(同1.1565~1575ドル)。(了)NY株見通し-今週はFOMCでの利上げ時期への言及に注目20:55 配信 トレーダーズ・ウェブ 今週のNY市場はFOMCに注目。先週は総じて良好な第3四半期決算発表が続く中、経済指標の改善やインフラ投資期待の高まりも追い風に主要3指数がそろって4週続伸。9月に大きく下落した主要3指数はそろって史上最高値を更新して10月の取引を終了した。今週はS&P500の約170銘柄が第3四半期決算を発表予定で引き続き決算や会社見通しに注目が集まるほか、3日午後にはFOMCの結果が公表され、金融政策に注目が集まる。11月のテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始表明は織り込み済みで、テーパリングの終了時期や利上げ開始時期の見通しが焦点となりそうだ。このほか、10月ISM製造業・非製造業PMI、10月ADP民間部門雇用者数、10月雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率・平均賃金)など注目の経済指標の発表も多い。決算発表は、ロウズ、サイモン・プロパティー、ファイザー、エスティ・ローダー、TモバイルUS、CVSヘルス、クアルコム、モデルナ、エクスペディア、イルミナ、ウェルタワー、バークシャー・ハサウェイなど。 今晩の米経済指標は10月マークイット製造業PMI改定値、9月建設支出、10月ISM製造業PMIなど。企業決算は寄り前にロウズ、引け後にサイモン・プロパティー、NXPセミコンダクターズなどなどが発表予定。〔NY外為〕円、114円台前半(1日朝)22:31 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク外国為替市場では、新規材料待ちで様子見ムードが強まる中、円相場は1ドル=114円台前半で小動きとなっている。午前9時現在は114円15~25銭と、前週末午後5時(113円98銭~114円08銭)比17銭の円安・ドル高。 日経平均株価の上昇などを背景にリスク選好ムードが広がり、円は早朝に一時114円台半ばまで軟化。その後は、米サプライ管理協会(ISM)製造業購買担当者景況指数(PMI)の発表を控えて、持ち高調整の売り買いに転じた。米長期金利の指標となる10年債利回りが小幅ながら切り返したことがドル買いを支え、円を下押ししている。 今週は、2、3両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、5日には雇用統計の発表が予定されており、内容を見極めたいとの思惑から様子見姿勢が強まっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1575~1585ドル(前週末午後5時は1.1557~1567ドル)、対円では同132円15~25銭(同131円75~85銭)と、40銭の円安・ユーロ高。(了)〔米株式〕NYダウ、ナスダックともに一時史上最高値(1日朝)22:47 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け1日のニューヨーク株式相場は、企業業績への楽観的見方を背景とした買いが先行し、続伸して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均とハイテク株中心のナスダック総合指数は、ともに取引時間中の史上最高値を更新。午前9時35分現在、ダウは前週末終値比158.81ドル高の3万5978.37ドル。ナスダックは15.70ポイント高の1万5514.09。(了)【市場反応】米10月ISM製造業景況指数は予想上回り、ドル強含む23:27 配信 フィスコ 米供給管理協会(ISM)が発表した10月ISM製造業景況指数は60.8と、9月61.1から低下したものの予想は上回った。ただ重要項目の新規受注は昨年6月来の60割れ。支払い価格は9月から予想以上に上昇した。 商務省が同時刻に発表した9月建設支出は前月比‐0.5%。伸びは8月+0.1%から拡大予想に反し2月来のマイナスに落ち込んだ。 先に民間マークイットが発表した10月製造業PMI改定値は58.4と、速報値59.2から予想外に下方修正された。 米10年債利回りは1.603%まで上昇後、再び1.589%へ低下。10月ISM製造業景況指数が予想を上回ったため、ドルは強含み推移した。ドル・円は114円20銭で動意乏しい。ユーロ・ドルは1.1580ドルから1.1565ドルへ反落した。【経済指標】・米・10月ISM製造業景況指数:60.8(予想:60.5、9月:61.1)・米・9月建設支出:前月比‐0.5%(予想:+0.3%、8月:+0.1%←0.0%)・米・10月製造業PMI改定値:58.4(予想:59.2、速報値:59.2)〔米株式〕ダウ、一時初の3万6000ドル台=ナスダックも最高値(1日午前)23:46 配信 時事通信 【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク株式相場は、米企業業績に対する楽観的な見方を背景に買いが先行し、続伸している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、3万6000ドル台に初めて乗せた。ハイテク株中心のナスダック総合指数も取引時間中の史上最高値を更新した。 午前10時5分現在は、ダウ平均が前週末終値比62.34ドル高の3万5881.90ドル。ナスダックは18.48ポイント安の1万5479.91。(了)今夜のNY市場でチェック中の米国株20銘柄中の9銘柄が値を上げてスタートしましたね。5%以上の大きな変動は見られませんね。
2021.11.01
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