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さて、昨日の記事の続きですw
3.主力電源化に向けた電源ごとの対応(P40〜)
この章は各再エネ電源ごとに、今後どーなっていくのか、どーしていくのかを記載しているコーナーです。大きく、既に普及したのでコスト削減が急務な電源と、これから普及させていきたい電源に解れるのですが、太陽光発電はもちろん前者に分類されます。
まず最初にエネルギーミックスの話w
太陽光は2030年度に6,400 万 kWの導入を目標としています。それに対して、 2017 年 9 月末時点の認定量は 7,730 万 kWとなっているようです。
つまり、 「2030年の目標を既に10年以上も前倒しで達成しちゃっている」 ということになります。コレ、とても重要なので是非覚えておきましょうw
ただ、実際の導入量は4,240 万 kWとなっているようです。特に事業用での未稼働案件が多く、認定案件のうち運転開始済の案 件の割合は 4 割程度となっている模様。
以上の事実を鑑みるに、特に事業用太陽光については、
・認定済みの案件を速やかに稼働させる
・新規認定については厳しく(=厳正に)対応され、認定が下り辛くなる
というのが、容易に予想できますねw
それと、一方で諸外国に比べマダマダ発電コストは高い状態で、FIT 制度上の中 長期価格目標を鑑みるに、2030年後には今のFIT価格は半額以下になると思われます。
次に、アントレが気になる記載がw
「こうした太陽光発電の現状や電源の特性に鑑みると、2030 年以降を見据えた太陽光発電 の将来像として、電力ネットワークに接続した最適運用を基本としつつ、?@自家消費や蓄電池を活用した需要地近接の地産地消電源として活用する小規模電源と、?Aコスト競争力が特に高い大型電源として市場売電される大規模電源という、大きな 2 つの方向性を目指 していくべきである。」
コレ、素直に受け取ると、太陽光発電の今後は、 ?@家庭用(+蓄電池)、?Aメガソーラーの2つに絞られる 。と言ってますよね??ということで、コレが、低圧野立てのジャンルが危ないんじゃないの?と感じてしまっている根拠となります。
以下の記載も、きな臭いな〜。。。
「現在の FIT 認定案件や導入案件の大半(件数ベース)を 10〜50kW の小規模太陽光発電が占めると ころ、こうした規模の案件も含めて、高コストを是正しつつ長期安定的な電源としていくこ とが求められる。」
で、最後に、
「今後拡大が想定される運転開始済みの発電事業の取引(セカンダリー取引)の活性化 を促進することが重要である。 」
と言っているので、 「後から参入したい人はセカンダリー市場を整備するので中古案件を買ってねw」 とやっている訳ですw
つまり、太陽光発電の未来を要約すると、、、
「太陽光は事業用を中心に認定出しすぎちゃったんだよね〜。2030年の目標をオーバーしちゃったよ。。。今後は厳しくやって行こうと思っている。将来的には家庭用とメガソーラーに収れんさせていこうと思っていて、低圧の事業用はジャンルとして消しちゃおうかなぁ。文句言われるの怖いからセカンダリー(中古)市場を整備しておこっとw」
という感じですかね。
(もちろん、上記はあくまでアントレの勝手な予想ですのであんまし真に受けないでくださいね。外れちゃったらゴメンなさい)
皆さん、やはり18円の認定自体もプラチナチケットになるかもですw
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解説、ありがとうございました。
勉強になります。
資料の中には2030年までに7円目標みたいなものもありましたが、今のペースではもっと早く到達しそうですね。低圧18円もプレミア確実ですね、