（カテゴリなし） (26): 仙台・宮城のおひとりさまランチ日記

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2023年03月27日

ミートヒバチ本店

ミートヒバチ本店に初訪問。以前から気になっていたのですが、なかなか来る機会がありませんでした。立地的に私の行動半径からはビミョーな位置なんですよね（笑
11時から開いてるし駐車場も完備なので、来やすいはずなんだけど。
そんなわけで初訪問。HPを持っているので事前に予習済み。ランチセットがあるのがありがたい。メニューが豊富で目移りしますがヒレステーキと仙台牛ハンバーグのセット「ヒバチセット」をオーダー。2500円。
お冷やがお茶（麦茶？）というのもありがたい。店内は装飾がアメリカンなイメージ。
まずサラダが提供され、食べ終わった頃にライスとスープ、続いてステーキが運ばれてきます。ライスは大盛り無料、スープはカボチャとコーンから選べるので、ライスは普通盛り、スープはコーンでいただきました。ステーキソースも数種類から選べるので、ヒバチのタレで。
ヒレステーキ、柔らかい！和牛かって思うくらい柔らかいさらに肉の旨味がしっかりしているので、何も付けなくても美味しい。むしろ何も付けずに肉の旨味を堪能したいくらい。でもせっかくなので、添えられているバタークリームやタレや塩・胡椒で味を変えて楽しみました。
ハンバーグも柔らかいです。でも粗挽きで肉の食感を残しています。こちらはむしろプレーンな味わいなので、卓上調味料を合わせながら食べるのが楽しいですね。
付け合わせも、インゲン・ポテト・パスタ等種類豊富で美味しいし箸休めになるし、申し分なし。
ボリューム満点でお腹いっぱい。美味しかったし、言うことなし。セットメニューがお得でボリュームもあるけど、単品メニューもリーズナブルだし食べてみたいと思いました。
お昼前でも続々お客さんが入ってきていたので、可能な限り早めに行った方が良いかもしれません。

11：00～　火木曜定休
仙台市青葉区堤町３丁目1-11

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2023年03月22日

支那そば家

理由あって遅い昼飯。川崎町は通りすがり。そう言えば、この界隈に人気のラーメン屋さんがあったっけなぁ。渓流は休業中と聞いていました。天狗山は仙台市内にも支店があり、あまり食指が動きません。支那そば家って、ノーマークだったな。
国道286号線からちょっと入ったところにあるのですが、国道沿いに看板が出ているので入りやすいです。民家を改装したような店舗、でかい看板、駐車場もほとんど庭って感じ（笑
2時頃だったので中休み中でも仕方ないかと思ったのですが営業中でした。それどころか私の後にも続々お客さんが入ってくる繁盛ぶり。店内は、玄関というか土間。靴を脱いで座敷に上がります。座敷には、座卓席とテーブル席が3つずつ。本当に民家の座敷を2間、ぶち抜いた感じ。私が入った時には、この時間帯であるにもかかわらず3組のお客さんがいました。
初訪問なので無難に支那そばをオーダー。700円。お冷やまたはお茶はセルフで。
それほど待たずに着丼。一瞬、塩支那そばと間違えたんじゃないかと思うほどのスープの透明感。麺は黄色い細縮れ麺、チャーシューはそれなりに厚みがあるホロホロタイプ。いやもう、本当に昔懐かしい系の中華そばです。王道です。まったく奇をてらわない、郷愁すら感じさせる正当な中華そば。
現代の手の込んだ、こだわったラーメンで舌の肥えているラーメンフリークにしてみれば物足りないんじゃないかと思えるんだけど、それでもネット上でもそこそこの人気を得ているって事は、なんだかんだ言っても本当はみんな、こういう素朴なラーメンが好きなんじゃないのか？私は好きです（笑
場所が場所なので、そうそう来ることはないだろうけど、美味しい中華そばが食べれて良かった。

11：00～　木曜定休
宮城県柴田郡川崎町今宿西林沢山１−７

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2023年03月20日

麺屋　八

数年ぶりに八へ。味噌ラーメンが食べたくて松月と迷ったんだけど、仕事場から松月方面は道路工事をやっていたので、バイパス方面に進路を取り八へ。
言わずと知れた人気店なので駐車場がいっぱいだったら諦めようと思ってたんだけど奇跡的に1台だけ空きがあったのでラッキーでした。
店内にも空きがあり、待たずに座れました。珍しい、タイミングによるのかな？
券売機制。味噌ラーメンは950円。けして安くはないですね。でもワン＆オンリーな味わいなので人気です。
開店直後の入店で、最初のロットもまだ提供されていなかったので、ちょっと待って着丼。ビジュアル的には記憶の通り、期待通り。トッピングはネギ、炒めモヤシ、山クラゲ、チャーシュー。炒め野菜ではなく、炒めモヤシというあたりが潔い（笑
メンマの代わりに山クラゲというのが八の伝統。ぶれません（笑
チャーシューは厚切りでホロホロで美味しい。
麺は、これまた記憶の通りの強い捻れの入った中太縮れ麺。この麺も他ではなかなかお目にかかれない逸品で、私は好きです。ツルモチの食感で適度な弾力と独特の噛み応えで美味しい。以前に比べて麺量は多くなった気がします。単に私の小食化が進んだだけ？
スープが味噌ラーメンと言うには個性的な味わいで、本当に唯一無二。味噌感よりも山椒の痺れを楽しむために食べるような感じ。最初に旨味が来て、徐々に痺れが強くなっていきます。食べ終わる頃には汗をかいていますね。
以前は胃もたれがありましたが、今回はなし。店のレシピが変わったのか、私の体質が変わったのか。そう言えば、スープを濃いと感じる人のために割りスープが用意されていますが、今回は割りスープを入れてみようかと思うほどの濃度を感じませんでした。微妙に変更点はあるのでしょうか？
数年ぶりの訪問でしたが変わらない美味しさに安心しました。

11：30～　水曜日定休
名取市増田３丁目９−５１

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2023年03月16日

あはれ

印象の良い「あはれ」に再訪問。
今回は4台しかない駐車場が全部空いていて「ひょっとして臨休？」と焦ってしまいました（汗
でも大丈夫、ちゃんと営業していました。こういう日もあるのか。時間帯によるのか、私が入店してからは続々お客さんがやってきて8割くらいの入りに。タイミングですね。
券売機制。今回は、生姜醤油らーめんＲＸをワンタン付きでオーダー。1200円。無印の生姜醤油らーめんとＲＸの違いを尋ねたら、無印は白醤油らーめんがベースで、スープに生姜が溶け込んでいるとのこと。ＲＸは醤油らーめんがベースで、おろし生姜がトッピングされているとのこと。生姜感を強く感じるのはＲＸとの説明だったので、ＲＸにしました。
醤油らーめんがベースなので、いろいろ選べます。スープはまろやか、麺は細麺、ワンタンはミックスでいただきました。
それほど待たずに着丼。スープですが、前回のきりっとも十分まろやかに感じましたが、さらに優しく柔らかい印象を受けました。生姜と合わせるのであれば、きりっとの方がお互いを引き立てあったかなぁという気がしないでもありません。
綺麗に折りたたまれた細麺は、今回もしなやかで美味しい。麺量は多めなのか、食べ応えを感じます。
トッピングはチャーシュー、メンマ、刻みタマネギ、揚げネギ、ほうれん草、三つ葉、ワンタン2種類。チャーシューは肉厚でホロホロ。メンマはワンタンの下に隠れているのを発掘しましたが、今回は1本はふっくら柔らかでしたが、1本はガリガリにスジっぽくて残念でした。揚げネギの風味が地味に良い仕事をしています。ワンタンは肉はみっちり、海老はぷりっと、それぞれに個性があって美味しいし、ボリュームがあります。
鶏中華と和っさりも期待大です。近々、また再訪しましょう。

11：00～　月曜定休
仙台市泉区南光台１丁目８−６

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2023年03月15日

とんかつ大町　西多賀店

仙台市の老舗とんかつ店ですが、未訪問でした。以前はベガルタ仙台のホームゲームに出店していたのですが、いつからか撤退してしまいました。とんかつ大町というくらいだから大町に本店があるのかと思いきや、現在は大町にはお店はなく南光台と西多賀と八木山にあるようです。調べてみると八木山はテイクアウト専門店らしい。私はもっぱら南光台店の前を通りかかる度に「寄ってみたい」と思いつつ、いつも満車なので人気店なんだなぁと思いつつ、断念していました。
今回訪問した西多賀店は比較的新しいお店。旧国道286号線沿いにあり、店の前に駐車場はあるものの交通量が多いので駐めにくい印象で敬遠していました。今回は近所で仕事があったので、良い機会だと思って初訪問。お昼のピークも過ぎていたので、苦労せず車も駐められました。
テーブル３卓？カウンター４席？それほど大きなお店ではありません。新しいだけあって店内は綺麗で清潔感もあって、良い感じ。メニュー表を見るとカツ丼もありました。とんかつ屋さんって、カツ丼を扱っていない店もあるので意外でした。カツ丼にしようかなぁと思ったんだけど「平日限定のカツカレーもあります」と言われて、一気に気持ちが傾きました。まんまと乗せられてカツカレーに。950円。
カツはオーダーを受けてから仕込むようで、厨房から仕込みの音が聞こえました。それほど待たずに提供。カツカレーとサラダのセット。サラダはとんかつ屋さんらしく、千切りキャベツ。カレーは煮込んだ家カレーで、辛さはほとんど感じません。辛味が一緒に提供されるので、自分好みの辛さに調整できるのが良いです。カツは、とんかつとして提供される肉よりは薄いですが、さすがとんかつ屋さんだけあってカラッと揚がっていて噛み応えが最高です。
ご飯とカレーのバランスも良く、カツと相まってお腹いっぱいです。
美味しかった。次回はカツ丼を食べたい。テイクアウトのハンバーガーもあるようなので、そっちも食べてみたい。

11：00～　月曜定休
仙台市太白区西多賀3丁目8−12

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2023年03月14日

広島汁なし担々麺　くにまつ

お店の前はよく通るのですが入ったことがなかったので初訪問。10：00から開いているそうなので、意外と早くから開店していてビックリ。
券売機制。青ネギが大量に載っているビジュアルに惹かれてKUNIMAX Exellaを単品で。770円。
えーと、すみません。よくわかっていません。汁なし担々麺の専門店？汁ありの担々麺はない？汁なし担々麺とKUNIMAXの違いはネギだけではない？元味とExcellaの違いは？う～ん、イメージだけでオーダーしてしまったが、大丈夫か？
着丼は早かったです。理由は、麺が極細麺だから？麺を覆い尽くす青ネギが美しい（笑
汁なし麺なので、とりあえずよくかき混ぜます。あれ？意外と挽肉少なめ？ネギが圧倒的に多め？レンゲも小さめ。どうやって食えと（笑
極細麺は、博多麺のような食感。これはこの味に合っているのか？麺量は普通なので、私としては追い飯なしでもお腹いっぱいになれます。
ただ、味とのバランス。辛さ、痺れがストレートに来ます。旨味よりも刺激の方が前面に出るタイプ。これは好き嫌いが分かれそう。ただ、辛さも痺れも後を引かず、口の中を駆け抜けていく感じなので、いつまでも口の中が刺激に支配されてツライという感じではないのが不思議です。セットにすると温玉とライスが付くので、それで刺激を緩和しつつ味の変化を楽しむのが正解かもしれません。まぁ正直、私はライスまで食べてしまうと食べ過ぎ感が否めませんが。
後からメニューをよく見ると、一足飛びに最も刺激的なメニューをオーダーしてしまったようで、初心者は普通の汁なし担々麺の元味からスタートして、それぞれの味の変化を楽しむべきだったようです（笑
反省して次回は初心に帰ります。

10：00～　無休
仙台市青葉区一番町４丁目５−３青葉ゼネラル神永ビル１階

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2023年03月10日

おいしい台所１２ヶ月

SNSのフォロワーさんが記事にしていて、金曜日はカレーの日と言っていたのを覚えていたので行ってみました。初訪問。
駐車場はないので近所のコインパークへ。お店はどこだろうと思って探したら、ラーメン骨研究所の２階でした。骨研究所もしばらく行っていないので近々行ってみよう。
看板は出ていますが、わかりづらいです。ランチの立て看板も入り口前に出ていました。予想通り、カレーランチ。階段は急で、いかにも手作りって感じがして、違った意味でスリルが味わえます（笑
店内は意外と広くて、カウンター席4席とテーブルが２卓かな。他にメニューがあるのかもしれないけど最初からカレーライス狙いだったので、ランチセットをオーダー。850円。
他にお客さんもいましたが、手際よく準備されて、それほど待たずに提供。ボリュームの凄さに圧倒されました。カレーライス、福神漬け、味噌汁、サラダ、肉巻きアスパラ。
え、ちょっと待って。メインってカレーライスじゃないの？肉巻きアスパラもボリュームからして十分メインを張れるんだけど？
カレーライスはぴりっと辛い感じで、それほど辛味は強くはありません。牛バラ肉とタマネギを煮込んだカレー。まさに家カレーって感じ。私としてはもっと辛くてもいいんだけど、卓上調味料に辛さを増すアイテムはなかったので、そのままいただきました。辛さはさておき、コクのある日本の家庭的なカレーで美味しかったです。ご飯のボリュームも満点で、これだけでお腹いっぱいになります。
サラダと肉巻きアスパラもあるので、バランスを考えて食べないと余ってしまいそう。アスパラも、巻いた豚バラも柔らかくて、ソースと辛子にくぐらせると絶妙な美味しさに。しかし量が多い。カレーライスの付け合わせって量じゃない。
お腹いっぱいです。参りました。こりゃコスパ良いわ。
さて、常々ラーメン店で同年代のオッサン達が大盛りやライスを追加しているのを見て、みんな凄いなぁ、いっぱい食べれていいなぁ、と思っていたのですが、加齢と共に小食になっているのは私だけではないようです。先に隣で食べてたおじさんはカレーライスを完食することなく退店。後から隣に座ったおじさんは最初から「ご飯軽めで」とオーダーしていました。大盛りをサービスする店は多いですが、小食の客にサービスする店ってのは、ありませんかね？需要はあると思うんだけどなぁ（笑

11：30～　日曜定休
仙台市青葉区国分町３丁目２−１０

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2023年03月07日

回転鮨　清次郎

回転寿司で迷惑動画を撮って拡散したバカが刑事民事両方から訴えられたのは記憶に新しいところ。正直な話し、基本的に回転寿司チェーンには行かないので、あまり関係のない話しでではあるのですが。
とは言え、全然行かないわけではありません。行くとしたら寿司勘とか塩釜港かな。
そんな中、回転寿司の中でも評価の高い清次郎に行ったことがなかったので、行ってみました。場所は仙台市泉区大沢。ちょうどそちら方面に仕事もあったし。
開店は11：30と回転寿司チェーン店にしては遅め。おひとり様なのですぐにカウンターに座れました。レーンは動いていますが寿司は流れておらず、タブレットで注文するシステム。迷惑動画の影響ではなく、コロナ対策との張り紙がありました。
ランチセットもあるし、そっちの方がお得なんだろうけど、初訪問なのでお勧めをいらいろ食べてみることにしました。
オーダーは本鮪中落ち握り、伊達イワナ宮城県推奨ブランド、エビ三昧盛り日替わり。まだ食べれそうだったので追加で市場で見つけた三点盛り。しめて2,398円。回転寿司にしてはお高いランチになりましたな（笑
まぁ自分の好きなものを食べたんだから仕方がない。
いずれも厳選されたお勧めとあって、美味しかったです。シャリは一皿100円のチェーン店のような機械成型ではなく、ちゃんと人が握った「しゃり」と呼べるシロモノで安心しました。
たまには贅沢するのも悪くないですね。とりあえず、「回ってないお寿司屋さん」だったし（笑

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2023年03月03日

麺屋　大志

久々に訪問。山形県東根市のラーメン屋さん。なかなかの人気店で、今回も「うわ～、満車だぁ」と思ったらちょうど1台出るところだったので、無事に車を駐めることができました。
とは言え店内は満席。名簿に名前を書いて、ちょっと待って着席。今回は中華そばをオーダー。670円。なんでも値上げのこのご時世に、去年と同じ価格。頭が下がります。宮城県の人気ラーメン店は見習ってほしい。アクセスが良ければ通いたいわ、味も営業姿勢も立派すぎる。
満席の賑わいだったので、ちょっと待って着丼。ビジュアル的には前回の記憶の通り。濃い醤油色だけど透明なスープ。トッピングはメンマ、ネギ、ナルト、海苔、チャーシュー。チャーシューは醤油味の染みたのが2枚入っています。
スープはたぶん魚介系。昔ながらの中華そばっぽい煮干し出汁に、鶏油を合わせた感じでしょうか？外れていたらゴメンナサイ。油強めでスープは熱々。あっさりながら旨味はしっかり出ていて美味しい。ただし、冷めてくると味濃いめ、しつこい味わいに変わってしまうのでスープ完飲まではいきません。
麺は平打ち気味の中太縮れ麺。山形県のラーメンは太い細いの違いはあれど縮れ麺が多いです。ツルモチの食感で私好み。太さも丁度良いし、縮れも強めでスープとの相性も申し分なし。麺量も普通～多めで私としては十分でした。しかし麺王国・山形の民はジジィでも大盛りや半ライスとコラボさせるんだから凄いよな（笑
女性だけで切り盛りしているお店で、テキパキ活気があって気持ちの良いお店です。退店の頃には、待っているお客さんが更に増えていました。キャパはそれなりに多いんだけどな。それと季節柄か、味噌ラーメン率が高かったですね。私も次回は久々に味噌ラーメンを食べたくなりました。

山形県東根市中央3-7-2　11：00～
日曜定休

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2023年03月02日

麺匠　一丞

すごーく久しぶりに一丞へ。鰆出汁がウリのラーメン屋さん。麺匠玄龍のお弟子さんで、玄龍が移転した後の店で営業しています。こちらも開店からしばらく経つので「玄龍のお弟子さんの店」ではなく、「麺匠一丞」としての地位を確立しています。
お昼ちょっと前の訪問。人気店なので駐車場が空いていなければ他に行こうと思ったのですが、空いていたのでラッキーでした。待ち客もなく、すぐに店内へ。
カウンター4席、小上がり2卓の、必ずしもキャパが広いとは言えないお店。私の後に入ったお客さんで満席に。
メニューが多いので迷いました。今年の冬はあまり味噌ラーメンを食べていないので味噌ラーメンは食べたいし、しばらく来ないうちにメニューが増えていたのでオリジナルメニューも食べたいし。結果的に初志貫徹して味噌ラーメンにしました。味噌ラーメンもバリエーション豊富ですが、久々なので定点観測の意味もあってオーソドックスな味噌ラーメンにしました。900円。
前のお客さんとオーダーが被ったのか、味噌ラーメンは一気に作られたのでそれほど待たずに着丼。味噌ラーメン率、高いなぁ。辛味は別皿で提供。一丞の元が玄龍、玄龍の元が麺組と、いわゆる麺組DNAのお店なので、味噌ラーメンが麺組系であることは承知の上だし、それを期待しての訪問でした。それでも一丞らしさはしっかり出ていました。ビジュアル・スタイル・テイストは確かに麺組～玄龍のそれですが、修行元に比べて重くない感じです。そこは鰆出汁の特徴なのでしょうか。あっさり軽めの印象で、味わいは酷似しているのに食べやすい味噌ラーメンに仕上がっています。炒め野菜がタップリなのも。黄色い中太麺がモッチリしているのも同じ。スープの味わいも同じなのですが、あっさり軽めの味わいで不思議な感じがしました。
半分食べて辛味を投入。麺組～玄龍は「辛味噌」でしたが、一丞は「辛味」のみ。耳かき一杯分程度の量なのですが、劇的に味が変わってビックリ。単純に辛味がプラスされるだけで、ベースは変わらないので変化を味わえます。他の店だと「辛味噌」なので、辛味噌を溶くと辛味が追加されるだけでなく味も濃くなってしまうので、しょっぱくなってしまう店もありました。逆に辛味噌を溶く前提で作っている店は、ベースの味が薄くて物足りないケースもあります。それを考えると、辛味噌ではなく「辛味」のみを提供するのは正解なのかもしれません。
また鰆出汁を活かすためなのか、麺組～玄龍に比べて油が少ないように感じました。こってり感がなく、実際夕方になっても胃もたれしませんでした。一丞の味噌ラーメン、侮れません。
大変満足しました。行きづらい立地ではありますが、また行きたいと思います。
店を出る頃には店外待ち、駐車場の空き待ちの車が路駐していました。やはり人気店ですね。でも路駐は近隣住民の迷惑になるし、ひいてはお店の迷惑になるので控えてほしいです。

10：30～　火曜定休
仙台市太白区郡山４丁目１４−１３

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