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誰に言われたからでもなく私はずっと日本人に誇りを持ってきた。どこの国にもマフィヤやヤクザはいるし悪い人はいるが平均的国民像というか国民に対するイメージがあると思う。日本人に対しては、その生活態度、感じ方、心構えなどに一定のイメージを持ってきた。まず勤勉で、よく働くし、陰ひなたがないと思う。内気で感情表現が下手な面があり、警戒心を持たれることもあるが本心は相手と仲良くしたい気持が強い。謙遜の気持ちが強く、どのような地位にいても自分を偉いと思わない。他国の人に対しても親切で心遣いする(もてなしの心)。向上心があり、常により正しいもの、より健全なものを目指している。平等意識が強く、不平等があったらそれを改めてもらいたいと強く望む。攻撃された場合、正当な反論が苦手で逆攻撃もできない。言われたら言われっぱなしで不甲斐ないように見えるがそこには持ち前の忍耐力と理性が働く。等々思いついたことを挙げてきたが、現在のグローバル化で、それはかなり薄められてきているかもしれない。今朝のサンデーモーニングを観て驚いた。これは新聞でも報道されていることだが、いわゆる「ヘイトスピーチ」と言われる人たちが旗を立てて他国民、他民族を攻撃してデモをしていた。この人たちは本当に日本人か?と思った。マスコミの影響で慰安婦問題等が持ち上がり、国家間、民族間で反目しあうようになり、相手国が攻撃してきたり、嫌がらせをしてきたら目には目をで、こちらだって言いたいことを言うとの気持ちはよくわかるが、日本人の誇りはどこに行ってしまったのかなと思った。人には誰にも誇りがある。個人としての誇りもあれば、国家、国民としての誇りもある。攻撃されたのに黙っているのは誇りを傷つけられたと思う場合もあるだろう。しかし勤勉、誠実、理性的、我慢強い、博愛精神、思いやり、親切、平等思想という日本人に対する評価を思い出してもらいたい。法規制に頼るのではなく、日本人自ら日本人の誇りによって直ちにやめるべきだと思う。
2014.08.31
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疲れたので今夜は早く寝ようと思う。眠たいのでこのまま寝てしまいたいが昨夜は当直で風呂に入っていないので、気力を振り起してまず歯を磨いてそれから風呂に入って寝ようと思う。明日からまた頑張ろうと思う。
2014.08.30
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今夜は病院の当直で、手が空いたと思ったらもう12時を過ぎていた。明日は外来担当で午後3時位からは予定がなく自由になる時間だが他の日はスケジュール一杯で調整が大変である。今週と先週の水曜日は昼の仕事終了後夜7時半から講演を頼まれて講演をした。明日の土曜日だけは予定が入っていないが、日曜から次の日曜さらに月曜日以後は行事が目白押しである。以前にも書いたが安倍総理は国会答弁して翌日は外国、その次は誰誰に会うなどスケジュールがいっぱいでよくこなしていると思う。それに比べれば私のスケジュールなど比べ物にならない。でも優先順位をきちんと決めて合理的にスケジュールを実施していきたいと思う。
2014.08.29
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きょう木曜日のラジオでの月尾嘉男さんの話は職業に関する話だった。代々木ゼミナールが校舎の七割を閉鎖するという衝撃的なニュースがあった。代々木ゼミと言えば超有名なマンモス予備校だった。その予備校が閉鎖寸前に追い込まれてしまったとは、とっさには信じられないことだった。新聞では少子化の影響と小見出しを付けていたが、それもあるが他の要素も色々重なったらしい。今朝は車が混んでいてよけてやるために車をバックして横道に入ったりしたので、バックギアに入れるとラジオが消えてしまうのでせっかくの月尾嘉男さんの話がとぎれとぎれになってしまって正確に伝わらないかもしれないがその点はご容赦願いたい。代々木ゼミ縮小の原因は少子化によって大学が入りやすくなり、浪人する生徒、学生が激減してしまったことが主因らしいが、他に、今やインターネットの時代で予備校に行かなくてもネットでも勉強できることになり、予備校経営は時代遅れとなってしまったことも原因らしい。予備校に限らず30年経つと社会の仕組みも変り、栄えていた職業は滅びていくものだと述べていた。だから職業を選ぶときには今もてはやされ栄えている職種は敬遠して栄えていない職業を選ぶのが賢明だと述べていた。そういえば旅行大手のJTBは希望職種ナンバーワンの時代が長かった。海外旅行にも行けるし、収入も多かった。しかし今はどうだろうか?インターネットで簡単に航空券も予約できるようになった。一時期のような超人気職種ではなくなってきているのではなかろうか?月尾嘉男さんは仕事を選ぶときは今倍率が高い人気職種よりも人気がない職種の方がよいと言い、もう一つ冷蔵庫を例に上げて、そういう仕事は選ばないようにした方がよいと言っていたがそこはちょうど車をバックしなければならずラジオが止まり詳しく聞けなかったので割愛させて頂く。今医学部志望者が多く、医者は人気職種だと思うが、月尾嘉男さんの話だと30年後にはがらっと変る可能性がある。今女子アナが女性にとっては最高の人気職種だが、何年か先にはがらっと変っているだろうという話もしていた。今農業を職業として選ぶ人は少ない。しかし月尾嘉男さんの理論で行くと今人気がない職業は将来脚光を浴びてくる可能性があり、真っ先に選ぶ価値がある職業かもしれない。
2014.08.28
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夏休み子供電話相談室を聞いた。千葉県の小学4年生の女の子が「犬や猫には心があるように感じられるが魚や昆虫などには心があるのか?」と質問した。直接質問された回答者は難しい問題ということで、スタジオにいた他の4-5人の回答者の意見も聞きながら回答していた。心をどういうものかと決めることによって違ってくるが、心を敵や嫌なものから逃げる、好きなものによってくるなどと決めれば全ての生物には心があることになる。泣いたり、悲しんだり、喜んだりするのを心とするなら、犬や猫には心があると思うがどの動物まであるかという線引きは難しいと答えていた。その他色々難しいことや訳のわからないようなことを答えて、〇〇ちゃん分かりましたか?と聞いていた。その子は「なんとなくわかりました。今飼っているカブトムシにも心があると思って大事に育てます」と答えていた。賢い子供だなと思った。鳥類、特にカラスなどは意地悪された人には何らかの仕返しをするし、しつこく追いかけたりする。心があると思える。観賞用の魚を水槽の中で飼っていると仲間同士で殺し合いしたり食べてしまうことがある。喧嘩するということは心があると考えていいのだろうか。心がある動物とは心を通わせて付き合うが心がない動物なら乱暴に付き合っても相手は感じないからいいかなと思うが、どこで線を引くかは難しい。家の中に蟻が這い込むことがある。捕まえて外に逃がしてやることが多いが、あまりに多いと殺虫剤や手で殺すこともある。女の子はカブトムシを大事にすると言っていたが、蟻や蚊、蛾や蜂、蠅や虻など、人間に害を与える昆虫もある。彼らにだってきっと心があるだろうから、殺さないと言っている人もいる。私は自分達が生きるためには私達に害を与える昆虫は殺しても已むおえないと思っている。人間は哺乳動物や鳥、魚などを殺して食べている。時々それでいいのかと思うことがあるが、人間だけでなく肉食動物は他を殺して食べている。そのように神様が我々を創ってくれたのなら受け入れざるを得ない。食べたり、殺したりすることもあるが彼らに感謝し、彼らの分まで幸せになるように考えるしかないと思う。
2014.08.27
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大前研一さんが自身のメルマガ8月22日号に「朝日新聞は自らの責任を認め、国家と国民に謝罪すべき」という意見を載せた。同感である。朝日新聞は8月5日の新聞に韓国済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏(故人)の証言は全て虚偽だったことが判明したので彼に関係する16本の記事は全て取り消します。その時点では嘘と見抜けなかったので仕方なかったですと述べていた。それでいいのだろうか。朝日新聞の記事のおかげで日韓両国民が誤った情報に踊らされ、国際的にも日本は非難され、宮沢首相や河野官房長官が謝罪のための談話を発表しなければならなかった。吉田清治氏がなにゆえにそのような嘘の証言をしたのか追及されなければならないが、全くの嘘記事を載せた朝日新聞の責任も重い。それによって両国の友好関係は崩れ、反目しあうようになった責任はだれが取るのであろうか?責任は嘘を言っていた吉田氏にあるとの言い分は通用しないと思う。新聞全面を使って謝罪広告を載せるべきだと思う。8月5日の記事を出す段階でも社内で協議したことと思うが、謝罪広告なり謝罪の記事についても会社全体で心から反省し、新聞倫理に基づいて自らの過去を反省し、きちんとした今後の編集姿勢を示すべきだと思う。
2014.08.25
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ウイークデイは朝7時半から「花子とアン」を観て、日曜日は朝8時からサンデーモーニングを観て夜8時からは黒田官兵衛を観るのを楽しみにしている。しかし今夜は夜7時から女子バレーの世界選手権大会(ワールドグランプリ)での日本とブラジルの優勝決定戦があり、途中から試合と官兵衛の両方を観ていた。日本は世界王者ブラジルを破ったトルコを撃破し、ロシア、中国、ベルギーを寄せ付けないで全勝で優勝決定戦に臨んだ。方やブラジルはトルコに敗れて3勝1敗。圧倒的に日本が有利で37年ぶりの金メダルかと騒がれたが結果はブラジルにストレート負けで涙を飲んだ。優勝することの難しさを実感した。相手は日本が勝ったトルコに負けたチームである。それまでの日本の勝ちっぷりから見るとブラジルに勝てるのではないかとの期待がかなりあった。でもブラジルは強かった。敗れはしたが、捲土重来を期して次の大会を目指してもらいたい。今回惜しくも金メダルに手が届かなかったが、限りなく近づいていると思う。頑張ってもらいたい。
2014.08.24
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夫婦仲良く手を携えてなどと言われるが実際仲の良い夫婦はどれくらいいるのであろうか?夫婦というのは一番わがままを出しやすい関係で、お互いがわがままを言い合い、結局奥さんのわがままに従っているという家庭が多いのではなかろうか?私は病院に勤めており、駐車場から病院の玄関に入るまでの間にすれ違う人には全て挨拶するし、院内でも外来受診者、お見舞い者、入院患者さん、病院職員全てに挨拶し、それが職場で働く者の当然なすべきことと思ってきた。ところが自宅ではどうか?ろくに挨拶もしないし顔も見ない。我が家では私が出かけるときには玄関に出て見送ってくれるし、車で出発する時には家の窓側に来て見送ってくれるが、それにあまり感謝もしていない。先日職場での仕事や人間関係があまりスムーズにいかない日があった。考えてみたら、朝起きた時おはようの挨拶もしなかったし、ちょっとした気まずいやり取りもあった。それが職場での仕事に反映していたことに気が付いた。社会は家庭、隣人、組、自治会、区、町、市、県、国となっていくがその源の単位が夫婦である。私のことを言うわけではないが、国はこうあるべきだとか、県はこうあるべきだ、職場はこうあるべきだなどと偉そうなことを言う人に限って家庭のことをおろそかにしている人が多いのではないかと思った。国をよくしよう、世界を良くしようとするなら、その基本単位である家庭を大事にし、よくしていかなくてはいけないのではないかと思った。職場と同じようにはできないかもしれないが、最低限、朝起きたらおはようの挨拶をすべきだと思った。夫婦間ではどうしてもわがままが出やすいことを自覚して時には他人だったらどう付き合うかを考えて相手を大事に思いながら付き合って行くべきだと思った。その基本的付き合いがスムーズにできていなければ職場でいい仕事ができるわけがない。心していきたいと思う。
2014.08.23
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広島の前田健太が阪神を完封して10勝目を挙げた。7月12日の9勝目以後不甲斐ない投球が続き、勝利から見放されていたが、この日は不思議な力を発揮して完封までしてしまった。マツダスタジアムでの試合前両軍選手は広島土砂災害犠牲者への黙とうをささげた。広島の選手会長梵(そよぎ)は、選手の間で何かできることはないかと考えて義援金を送ることにしたと述べていた。何か災害が起きると何とかしたいという気持ちが起こる。しかし何もできない。義援金を送っても生き残った人にいくらか足しになるかもしれないが死んだ人は帰ってこない。肉親を失った家族にとって少しばかりのお金をもらっても心の安らぎは得られない。どうすることもできないというのが偽らざる気持ちだと思う。野球を好きな人もいるかもしれないし、野球などテレビでも見たことがないと言う人もいるかもしれない。でも広島カープの名前は知っていると思う。広島を本拠地とするチームである。その広島が災害後の試合で見事に勝利したことは素晴らしいことで、励みになると思う。今はテレビで野球を観るどころの心境ではないと思うが、広島が勝ったことは励みになったことと思う。東日本大震災の後そこを本拠地とする楽天イーグルスが優勝した。すごいことでどれだけ被災地の人達を勇気づけたか計り知れない。今広島は何年振りかで優勝を狙える位置にいる。マエケンが発奮したように、全ての選手が発奮して優勝を飾ってもらいたいと願うものである。
2014.08.23
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ピアノに限らず何事も教える人は厳しいのかもしれないが、昨夜は打ちのめされ、いやになってしまった。ただ1ページの課題曲だが中々難しくて毎日練習してやっと弾けるようになってレッスンに臨んだが、音がつながっていないとの指摘を受けた。それだけならいいのだが付点四分音符のところが合っていないと言われ、タン タターン、タンと何度も手をタタかされ、それでも合っていないと1と2と3と(4)と頭の中で延ばして次を打てと何度も何度もさせられた。中々できない私がいけないのだと思うがしつこく何度もさせられたが全然できなかった。先生が弾くようについて来いと言われて途中から弾いたら途中からやたらに弾いたらいけません、聞いていてタイミングが合っていなかったら止めて、聞いていてタイミングが合ったところで弾きなさいと注意された。ふてくされてしまったので猶更合わせられない。こちらがふてくされているのは態度や顔色をみれば分かりそうなものだが全く容赦しない。こんな先生の所に習いにこなければよかったと思った。そんな些細なことにレッスン時間の40分を使ってしまった。しかも時間をオーバーしてもまだタン、タターンをやらされた。ふてくされているので猶更出来ない。疲れた。たった40-50分だが精神的にくたくたに疲れてしまった。家に帰ったら「あれだけ練習していったので褒められた?」と家内に聞かれたので、「練習していったことなどには一瞥もくれず付点四分音符の半音の延ばしができていないとめちゃくちゃ怒られた」と言ったら家内は笑っていたが、こちらはくたびれ果ててブログを書く気力もなく自室の畳の上に寝転んでうたたねしてしまった。気が付いたら12時過ぎておりそれから風呂に入って寝たが今度は眠れなくて2時半頃睡眠薬をのんでしばらくしてやっと眠れた。散々な昨日の夜だった。音感、リズムがとれないで有名な音痴の私に最も苦手な部分を繰り返し教えたってできるようになるわけがない。もっと易しいところから教えて付点四分音符は自然に身に付くように教える方法もあるのではないかと思った。でも考えてみたら私のようにまったくだめな生徒に真剣に教えてくれたのはありがたいことなのかなと思った。先生側からみると箸にも棒にもかからぬような生徒だと思う。こちらがこんな先生に教わりたくないと思う以上に、こんな生徒に教えたくないと思ったことと思う。それなのにあんなに熱心に教えてくれたのはありがたいことだったのかもしれない。次回は同じページを付点四部音符のところを中心に再度練習してきなさいと課題を与えられた。昨日はピアノに向かう気には全くならなかった。でも悔しいので練習してマスターし、次回は鼻を明かしてやろうと思う。
2014.08.22
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「人を見たら泥棒と思え」とか「男はみんな狼と思え」とか紛争地域では「人を見たら敵と思え」など様々な警句がある。世界にはひどい宗教があり、人を殺しても平気、いやむしろ自分の宗教のために殺すのだから神に褒められると教えている宗教がある。彼らにとっては人を見たら宗教勧誘の相手とみなし、言うことを聞かなかったり、異宗教者は殺してもいい虫けらのように見なしているのだと思う。その宗教は世界中で信者がどんどん増えている。警句によって人生はかなり違ってくる。「男はみんな狼だから気をつけろ」と教えられた娘さんは男全てに警戒感を持ってしまい、おかげで婚期が遅れたり、独身で通す結果になったりする。反対に、暴力団などで「女なんてみんなそれを求めているのだ」と教えられている構成員は、かたはしから女性をものにしたりしている。いずれにしても警句とか人の見方によって自分の人生は変わるし世の中も変わる。今日は内視鏡当番の日で内視鏡検査(胃カメラ)をしながらふっと思った。私は受験者の方を大切なお客さん、すごく大切な人と思って検査している。おかげでスムーズな検査ができているが、もし「医学的知識のない自分より下の人」とみなして検査したらどうなるだろうか?ゲーゲーしたり、「苦しいよ。先生下手だね」などと言われたら「こんちくしょう」と思い、却って苦しくしてやれとグイグイ入れたりするかもしれない。内視鏡に限らず人の見方は大切である。私は全ての人を尊敬し、自分以上に大切にしてあげたいと思っている。人を見たら泥棒と思えの反対である。中には本当に泥棒の人もいるかもしれないし、意地悪な人もいるかもしれないし、怠け者でだらしなく尊敬に値しない人がいるかもしれない。しかしそれはわずかであり、大半は尊敬に値する人達ばかりである。もし彼らのうちの何人かが泥棒だったり、意地悪な人間だったとしても、他人から大切に扱われ尊敬されたら(泥棒でも意地悪な人間でもどこかに尊敬できるものを持っているものである)反抗して来たり、盗んだりしないと思う。逆に警戒心をもって「人を見たら泥棒かもしれない」と思って人と接していくと、相手を不安にさせ、相手もこちらを泥棒と思うかもしれない。だから私は全ての他人は自分以上に価値があり、大切な人なのだとみなして生活している。そのことは拙著「ラブラブ思考で世界は変る」に書かせていただいた。興味のある方はお読みいただければ幸甚である。
2014.08.20
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今までも血液でしらべる腫瘍マーカーがあり、がん発見の手掛かりになるかと期待されたが前立腺がん関連のPSAを除いてはがんが進行して明らかな病態になるまでは陽性を示さず、早期発見にはなんの役にも立たなかった。今度、新エネルギー産業技術総合開発機構と国立がん研究センターが1回の採血で13種類のがんと認知症を見つける検査技術の開発研究に着手したと昨日発表した。費用は79億円、開発完成は2018年としている。患者さん7万人分についてマイクロRNAを調べるとのことである。がん細胞が体内に増えると、そこから分泌される物質が血管内に2500種類以上あるマイクロRNAに働き、がんの種類や病気の種類によって、マイクロRNAの種類や量が変化するので、血液中のマイクロRNAを調べることによってがんの種類が同定できるとのことである。今までの胃のレントゲンとか胃カメラとか、大腸カメラ、超音波検査などは血液検査でスクリーニングした後、精査として受ければよくなる。健診費用はかなり安くなり、しかも精度が格段に上がると思う。胃カメラその他の苦しい検査を受けなくてもよくなり、しかも胃がん、乳がん、すい臓がん、肺がん、卵巣がんなど13種類のがんが1回の採血で分かると言うのだから胸のレントゲンも卵巣がん検診も受ける必要がなくなる。胸部レントゲンでの肺がん発見率は極めて低いので今度の新技術が実用化されたなら肺がんの早期発見率がかなり上がると思う。いずれにしても画期的な着想で、一刻も早い完成実用化を願っている。早期発見ができるようになってもがんを治す薬がなければ効果半減である。今後はがんを治す薬の開発を願っている。
2014.08.19
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今、夏祭りから帰ってきたところである。炎天下での倉庫からの資材出しや提灯の配置、椅子や机の準備、大変だった。盆踊りの時には見様見真似で踊りの輪に加わった。そして今、後片付けを終了して資材を倉庫に入れて帰ってきたところである。ずいぶん日に焼けてしまった。慣れないことの役員になってしまい数日前から緊張しており、今日は朝から緊張していたが無事終了して良かった。役員同士殆ど知らない人ばかりだったが皆さん結構手際よく仕事していて感心した。町内会の人達だがこのようなことでもなければ顔を合わすこともない。災害が発生した場合はこのような形で見知らぬ人と協力しながら対処することになると思うが、今回のまとまり具合を見るといざとなっても結構落ち着いて避難誘導などができるのではないかと思った。
2014.08.17
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先日東京見物の一環として浅草の浅草寺に行ってきた。大勢の人が参観に訪れており、お賽銭を上げて何らかの願い事を念じていた。浅草寺に限らず一般に神社仏閣ではお賽銭を上げるところがあり、そこで何らかのお願いをすることが一般化されている。殆どの人は観光で来ているのだと思うが、ついでにお祈りしてご利益をもらったり願いをかなえてもらえればありがたいと考える。合格祈願したり、健康祈願したり、素敵な異性との出会いなどを祈願することが多いが、殆どの人は願えば叶えてもらえると信じている訳ではなく、習慣的にしていると言うのが実情ではないかと思う。いずれにしても願いを叶えて下さい。お願いしますというパターンだが、それをしても実現性が薄いことはよく分かっている。それならここで考えを変えて「お願いします」でなく、「させて下さい」「やり切ります」など神社仏閣の前で決意を述べるようにしたらどうかと思う。「合格します」「彼氏を見つけます」「今抱えている生活習慣病を直します」など決意を述べるようにしたらいいと思う。実現性が高くなるし、願いを叶えてくれないとして恨みに思うこともなくなる。これは宗教を信仰している人達にも言えるのではないかと思う。願いが叶うからと勧められて入信しても、願いが少しも叶わなくて、不信に陥っている人達もいるのではないかと思う。「お願いします、こうして下さい」といくら祈っても叶わないとするならその宗教が悪いからではなく、その祈り方が適切ではないのだと思う。例えば「子宝を与えて下さい」と祈っても簡単には与えてはもらえない。まず良い結婚相手を見つけなければならない。その場合でも、「いい人が現れますように」と漠然と祈っていたのでは難しい。「いい人を見つけます」と神様と約束していくほうが効果があるのではないかとふっと思った。
2014.08.17
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今日はお盆さんで終戦記念日、滋賀の息子家族が山梨に来てくれたので、一緒に東京見物に行ってきた。最初東京駅、続いて国会議事堂、それから浅草、それからスカイツリーを外から見て帰ってきた。行きながらの電車の中で読んだ新聞には、今日終戦記念日と言うことで東京裁判のことが書いてあった。敗戦後の日本人は考える力も失っており、東京裁判結果を無批判に受け入れており、東条英機元首相らが処刑されたのも当然と思っていた人が多いのではないかと思う。戦勝国らが勝手に裁判した結果であり、国際法上到底認められるものではないと主張している学者もいる。戦後70年経ち、ようやく東京裁判を冷静に判断する人たちが出てきたが、侵略戦争を肯定している訳ではない。東京裁判をめぐっては国会内でも様々な意見があり、そのためか本日の国会周辺は警察官が何十人も警備しており、不測の事態に備えていた。しかし見学を申請した人達は持ち物検査を受けた上で館内を見学させてくれた。2列に並ぶ時グループ代表者の都道府県が読み上げられたが、福島、新潟、京都、福岡、静岡など殆ど全ての県から見学者が来ていることが分かった。現在の国会議事堂は大正9年から17年の歳月をかけて当時としては最高の建材と技術を駆使して延べ254万人の労働力によって昭和11年(1936年)に完成したものだが、中央広間の荘厳さ、衆議院議場の落ち着きと頑丈さ、赤絨毯など、聞きしに勝る素晴らしい建物だと思った。外には各県から贈られた木が並んでいた。山梨からはかえでが贈られており、東京、神奈川、大阪は偶然同じ木(銀杏の木)を贈っていた。このように立派な建物の中で国民から選ばれた国会議員によって内政、外交など様々な重要な問題が討議されているのだなと思った。頂いたパンフレットに歴代の内閣総理大臣の名前が伊藤博文氏から第96番目の安倍晋三氏まで掲載されていたが、最近の総理大臣は腹の座った大人物ではなく小人物が就任してきたなとの印象を持った。総理大臣はこの国会内で日本を代表する第一人者として選任されているので、日本人そのものが小粒化しているのではないかと思った。日本が成長して世界全体を指導するような大人物が選任されるようになってもらいたいと願う。
2014.08.15
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今高校野球が熱い。市和歌山(和歌山)と鹿屋中央(鹿児島)の試合、1対1で延長12回裏。鹿屋中央ワンアウト1、3塁打球は2塁正面、当然本塁封殺か、2塁に投げて併殺を狙うかだった。ところが市和歌山の2塁手山根はワーストに投げた。3塁走者は楽々とフォームを踏んでサヨナラ負け。山根選手はそこに倒れこんで号泣しチームメートが抱きかかえようとしても起き上がれなかった。18歳の少年の心は壊れんばかりだったと思う。ダブルプレーが取れそうなら2塁に投げ、3塁走者が走り出したらホームに投げるのがセオリーだが何を思ったのかファーストに投げてしまってゲームセット。この日のために何年間も汗水流してずっと激しい練習をしてきたことがフイになったのは辛いが、それ以上にチームに申し訳ないことをしてしまったという気持ちが号泣となり、起き上がれない状況にしてしまったのだと思う。監督やチームメートが励まそうとしても手をつけられない状態になってしまったのはよくわかる。もし自分が当事者だったら、監督やチームメートになんとも言えない申し訳ない気持ちで当分立ち上がれないと思う。少しイレギラーしたので頭が真っ白になってしまい、ファーストに投げたとのことだが、とっさの判断を間違えてしまい、悔やんでも悔やみきれないポカをやってしまったものである。山根選手は殆どエラーのない名選手だったが、最も大事なところでポカをしてしまった。まだまだ人生は長く、本当の人生はこれからである。今はこれからの人生のことなど全く思い浮かばないと思うが、今夜は死んだように眠ってもらいたい。睡眠薬があったら飲んで寝て下さい。そうすれば明日が見えてくる。ミスは誰にもある。今夜は到底眠れないと思うが、そういう時のために睡眠薬はある。活用して下さい。
2014.08.13
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「心に残る医療」体験記コンクールの労働大臣賞の保田健太さん(19歳)の体験を読んだ。彼は、脳性マヒによる四肢体幹機能障害という障害を持っている。生まれた時「一生話すことも、自分で何かをすることもできない」と言われたが母親と彼との365日に渡る猛訓練によって小中学校は普通校に通って勉強できるまでに機能が回復してきたのである。母親をそこまで奮い立たせた根底には生涯決して忘れられない二つの言葉があるという。一つは祖母からの言葉だ。母親が「脳性マヒ」という病名におびえ、声も出せずに泣いていた時、祖母は彼を抱いて「ママは弱虫だね、おばーちゃんがママだったらお医者さんに100%無理と言われても絶対にあきらめないけどね」と言ったとのことで、負けず嫌いの母親は負けるもんかと思い、今でもくじけそうになると無意識にその言葉が頭に浮かぶとのことである。二つ目は最悪の状態から早く脱したいと考えた母親は担当の医者に「私の脳を健太に移植して下さい。海外ではできるのではないですか?!」と号泣しながら訴えた。医者は「できませんよ!もしできたとしても子供は誰が育てるの?今お母さんがやらなければならないことは人より多くこの子を抱きしめ、誰よりも多く話しかけることだよ!一緒に成長していくんだよ!」と厳しく言われた言葉とのことだった。この二つの言葉で勇気づけられて、不可能を可能にしてきた母親は偉大で、心から敬服した。言葉には不思議な力があるものだと思った。これは人を勇気づけた言葉だが、逆に失望させ、自殺を決行させるような言葉もある。私たちはいつもいろいろな人と言葉を交わしているが、失望させるのでなく、勇気づける言葉になるように心がけていかなくてはならないと思った。
2014.08.11
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本日は午後3時から7時まで従妹の通夜に行ってきた。女性の従妹で、子供の頃一緒に遊んでもらった記憶がある。60歳頃からアルツハイマー病になり、10年ぐらい施設に入っていた。数年前にお見舞いに行った時には、私たちのことは全く認知してもらえなかった。亡くなる数年前にはパーキンソン症候群も加わり、体もかなり不自由だったとのことである。式場の入り口に思い出の写真が貼ってあった。北海道に行った時の写真だが若い時のもので最近の写真はなかった。祭壇に飾ってあったのも若い時の写真でにこやかに笑っており、中々美人だった。元々美人だったが私たちがお見舞いに行ったときは顔の表情が全くなくて、その面影はなかった。しかし納棺の時見たら、今までの辛苦は嘘のようで昔の美人そのままの姿になっていた。お坊さんがお経を上げている時、子供の時遊んでもらった時のことを思い出した。グループホーム施設に入っていて、私たちのことが全く分からず、汚らしかった姿も思い出した。認知症になると苦痛も分からなくなるから却って幸せだと言う人もいるが、パーキンソン症候群も加わって体が思うようにならず、辛いこともあったのではないかと推察した。死に顔が素晴らしいし、祭壇の写真もきれいだ。認知症で病んでいた期間は長かったが本日その期間が消えてしまった。通夜、告別式であの世に霊が送られるとのことだが、本当に安らかにあの世に笑いながら歩いて行く姿がイメージされた。がんにしろ、認知症にしろ、脳卒中にしろ病んでいるときの姿は痛ましい。しかしそれを乗り越えて使命を終えてあの世に行く時は安らかなものだなとの実感を持った。
2014.08.10
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朝日新聞の2日に渡る慰安婦問題に関する特集記事を読んだ。2日とも見開き2面の記事でかなり読み答えがあった。最近朝日新聞への批判があいつでいる中でそれに答える形で「読者の皆様へ」という小さい要約記事も載せていた。この記事を読んでどのように感ずるかは各人各様だと思うが、私は日韓関係をこれほどまでに悪くしたのは竹島の問題もあるが朝日新聞の責任は極めて大きいと考える。朝日新聞は執拗に慰安婦問題を書いてきたがその目的はどこにあったのであろうか?吉田氏の証言が虚偽だと分かった後も、吉田氏の発言は取り上げなかったが、それは虚偽だったということは今日まで一言も言ってこなかった。挺身隊と慰安婦を混同し、「主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる」などと書いており(92年1月11日朝刊)、その言い訳が「原因は研究の乏しさにあった。当時慰安婦を研究する専門家はほとんどなく、歴史の掘り起こしが十分でなかった」と記しており、だからいい加減なことを書いたが已むおえなかったと言っているが、なぜ何も分かっていないのに慰安婦問題を書こうとしたのだろうか。社長命令だったのだろうか?スクープになると思ったのだろうか?日本政府を苦境に立たせようと思ったのだろうか?いずれにしても新聞記事によって内外の世論は動いた。世論を動かそうとするのは新聞人としては当然のことだが、何のためにそれをしてきたかは明確には書かれていなかった。吉田氏の証言については朝日だけでなく、毎日、読売、産経新聞も取り上げており、吉田氏を済州島で女性を従軍慰安婦として連行したことを証言した人だと紹介している。今になって各新聞社が朝日新聞を攻撃しているが吉田氏の証言が虚偽だと見抜けなかった点では50歩百歩だったと言えよう。マスコミとはそのようにいい加減で、しかも世論を作り上げるのでこれほど恐ろしいものはない。それに対して民衆は信用できてありがたい存在だと思った。吉田氏の証言が正しいかどうか調査員が済州島に行って関係者に質問したところ、そのようなことはなかったと全ての人が返答した。このような日韓関係の中ではそれがあったと言いそうなものだが、彼らは決して嘘はつかなかった。韓国民は冷静である。マスコミは韓国人はこんなにひどい、日本人はこんなにひどいと報じることが多いが、実際は正しい韓国人はいるし、まともな日本人もいるのである。個々のマスコミ人は純粋で正しくても、マスコミという枠に入ればその魔力に侵されてしまうことが多い。マスコミで働く人たちの大半は私より若い方々だと思うが、常に広い視野を持ち、人類のためと言う根本精神で、純粋で正しい心を失わないで熱き心の記事を書いてもらいたいと願う。
2014.08.08
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朝日新聞は5日、6日の特集記事で、慰安婦問題に火をつけた韓国済州島で女性を強制連行したと証言した吉田清治氏に関する記事を虚偽だったと判断して取り消した。今、日韓両国の間で大問題となり、外交上の大きな障害になっている従軍慰安婦問題は吉田氏らの証言を基にした朝日新聞の記事が火種になった。大新聞のその記事の反響は日本だけでなく、韓国、世界にまでおよび、それにあることないことなどが加わってどんどん大きくなっていった。朝日新聞にとってはスクープであり、センセーションを巻き起こしたのでしてやったりだったのかもしれないが、韓国からは補償問題が持ち上がり、国際的にも非難され、日本は攻撃され続けている。新聞の使命は何か?真実を伝えることだと思う。当時は吉田氏の証言の虚偽は見抜けなかったとのことなので、虚偽を伝えたとは思わないが、吉田氏の証言が虚偽だと分かった今、現在の真実は何か?を追及してもらいたいと思う。昔を今に還して改めてもらうことはできない。韓国民の心を簡単に変えることもできないし、日本人に対する国際世論も簡単に変えることもできない。しかし現在の状況をもたらしたのは朝日新聞であり、その責任をきちんと自覚すべきだと思う。過去のことをとやかく言っても始まらない。今であり、これからである。過去を反省して常に真実を見極めながら日本のため、世界のために真実の記事を書いてもらいたいと切に願うものである。
2014.08.07
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安倍首相の活動ぶりはすごい。7月25日からでもメキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビア、チリ、ブラジル(8月2にまで)を歴訪し、帰国直後の昨日は拉致問題対策本部会議を開催し、本日は広島に行き原爆死没者慰霊式・平和記念式に出席し、その後は仲井眞沖縄県知事と会談など行事が目白押しである。自分の日常生活と比べいかに活動的か驚嘆している。安倍首相は第1次内閣で美しい日本、戦後レジームからの脱却を掲げてスタートしたが志半ばで退却に追い込まれてしまった。第2次内閣ではいつまた退却に追い込まれるかも知れないという焦りから、次から次に強引と思われる手法で自分の念願だったことを実行している。戦後レジーム(Regime)からの脱却とは、戦後アメリカに押し付けられた諸制度から脱却して新しい日本を再生させるという考えである。第1は戦争放棄の憲法であり、農協や農業委員会などもこの中に含まれる。第2は1960年安保で、岸元首相は日本が米軍に基地を提供する代わりに米軍が日本を防衛することで日米対等と考えていたが、安倍首相は、それでは対等でないとして日本もアメリカを守るとする集団的自衛権を持ち出して閣議決定してしまった。第3は1970年代にかけての生産調整政策や自主的集団的管理体制の見直しである。安倍首相の頭の中には戦前体制への回帰があり、日本および日本人に誇りを取り戻してもらいたいという強い思いがある。衆参で多数を占めている今を除いてはそれを実現するチャンスはなくなるとの焦りから、骨身を削って次から次に外国訪問したり念願の政策を実現したりしている。しかしよく考えてみたい。確かに戦後の日本人は誇りを失い、情けなく思えることもあるが、世界平和に対する希求は世界一だと思う。戦前は大地主がいて小作人が働いていたが戦後は農地解放で地主と小作人はなくなった。この平等思想は日本国憲法に基づいている。しかし今は、戦後レジームからの脱却の一環として、農協や農地法を見直し、大地主(大企業)も認められる農政を実現しようとしている。安倍首相は戦前のよかったことを過大評価し、そこへの回帰が日本のためと思っているようだが、戦後に戦前より良くなったことは計り知れない位ある。横文字などが入って「戦後Regime(レジーム)からの脱却」などというとなんとなくかっこよく聞こえるが簡単に言えば戦前への回帰である。全てを見たり考えていないことの証拠である。戦後よくなったことを様々に思い、戦前のよかったことも思い出し、世界全体を見まわして日本人そして世界人のために最高の政策を行ってもらいたいと願う。日ごろの活動ぶりからそのバイタリティは大したものだと思う。頭の中に昔のことだけでなく戦後の良くなったことも取り入れて、血の通った平等、平和政策を実行して、後世に名宰相と謳われる人になってもらいたいと願っている。
2014.08.06
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衝撃的な大事件だ。ノーベル賞候補であり、日本のエースであり、世界の宝だった笹井氏はあっさり命を絶った。責任の取りかたはいろいろある。副センター長を辞める、理研を辞める、その他様々なことを考えたことと思うが、自殺という一見最も重い責任の取り方を選んでしまった。自殺は最も深刻で重い責任の取り方のように見えるが、実際はかなり無責任な行為である。頭のいい笹井氏なら冷静に考えれば簡単に分かることだが、重圧に負け、手っ取り早い愚かな方法を選んでしまった。豊かな才能に恵まれ、エリート街道をまっしぐらに進んできた笹井氏にとって、今度の不正論文に関する事件は想像を絶するダメージだったのだと思う。よく死ぬ気で頑張れば何事も出来ないことはないと言われる。死ぬ気で研究してSTAP細胞の存在を証明すれば、小保方さんも、笹井さんも疑いを晴らすことができるし、名誉も回復することができる。優秀な笹井さんにはそれができたはずだが、STAP細胞そのものに絶望してしまったのかもしれない。前途有望な大きな星は落ちた。何でもいいから生きていて欲しかった。名誉も地位も、金も信用も家族も全てのものを失っても生きてさえいれば、いつかは取り戻すことができる。死んでしまったら終わりである。遺書があるとのことでその心情が追って明らかになるが、惜しい人材をなくしてしまい残念でならない。冥福を祈りたいがその前になぜ辛抱してくれなかったのだの怒りの気持ちのほうが強い。挑戦する気力がなくなった時に人は死を選ぶと言われるが、休めば気力は湧いてくるものだ。残念でならない。でも仕方ない。ご冥福をお祈り申し上げる。
2014.08.05
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8月17日に参道自治会の夏祭りが行われることになり、その打ち合わせ役員会が、山梨大敷地内のローソン二階会議室で行われた。 盆踊りやスイカ割り、ヨーヨー、アイス・ドリンクその他子供の喜びそうな企画について話し合った。自分が子供の頃は祭りが唯一の楽しみで親に連れられてよく行ったものである。今はテレビやパソコンゲームその他の楽しみがあり、祭りだけが楽しみではなくなり、子供の数も少なくなってしまったので昔のような大盛況にはならないが、子供達が楽しめるような出し物を出そうと話し合った。17日には役員は午後2時から集まり、夜9時頃の片付けで任務終了となる。その日は全てを夏祭りに捧げようと思う。ここまで書いて寝てしまい、起きたのは午前1時頃だったのでそのままにして寝てしまった。常時もブログを書いていると眠くなり、畳の上にごろ寝するが大体30分くらいで目を覚ますので続きを書いて完成させている。昨夜は当直の翌日で当直の時ほとんど寝れなかったのでひと眠りと思ったのが2時間も寝てしまったのだと思う。今日は月曜日、忙しかった。病棟回診で今日休んでいる数人の先生の分まで診なくてはならず、あっちこっちと飛び回り、忙しかったが昨夜は当直の翌夜でその前の夜の分までぐっすり眠れたので疲れを感じなかった。やはり人間寝なくてはだめだと思った。家内は数日来風邪をひいて、ずっと咳をしていて、私が当直の時も咳が出すぎて一睡も出来なかったとのことで、昨日は激しい咳と頭痛、発熱などでぐったりしていた。眠りたいとのことで、自分が持っていた安定剤セルシンを飲んでみたらと渡した。そしたら昨夜はよく眠れて咳も少なく今日は久々に生きた心地がするとのことだった。近医で抗生物質や咳止めをもらっていたが全く効かなかったが安定剤を飲んで眠れただけでよくなった。私が勤めから帰った時も今日は元気でいてくれて本当に良かった。夏祭りについて書き始め、眠ってしまい翌日になって近況などについて書かせて頂いた。一週間くらい激しい咳で苦しめられていた家内もやっと元気になったのでご安心下さい。
2014.08.03
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先週に続いて今週も土曜当直である。家内は私が高齢なので、体に悪いからと言う理由と、当直の明日はいびきがすごくて自分が眠れないからの理由で、「当直は止めなさい。事務長さんに言いなさい」と言い続けているが、穴が空いたら仕方ない。特に土曜の夜は救急患者さんが大勢来て眠れないので他の人は避けてしまうので私がやることになってしまう。家内が何と言おうと自分とすれば翌日が日曜日なので多少きつくてもそれほど大変とは思っていない。ただ判断が難しいと思う。先週もあったが、今日も近くのリハ病院から入院患者さんが重症化したので引き受けてもらいたいという電話があった。直接来院した人や救急車の要請は引き受けているが、他の病院に入院している患者さんの場合は、一応医師がいるわけで、その病院と自分の病院で自分の病院の方がレベルが上というわけではなく、こちらも医師が一人しかおらず救急車その他の患者を受け入れてさらに近隣の病院からの重症患者さんを受け入れるとなると考えてしまい、「もっと高機能病院に紹介してください」とお断りしてしまった。後で断って悪かったかな?と反省する。でも重症化した場合、その先生が手に負えなければこちらだって手に負えない。自分の実力のなさを嘆くが誰だって万能の人間はいない。医大とか県中とか大きい病院なら専門スタッフが揃っているのでそちらに紹介してもらいたいと思う。でも「断って悪かったかな」というわだかまりが前回はかなり残った。当直終了時はああこれで終わったとの解放感から幸福感に浸れることが多いが、前回はそれが気になって幸せではなかった。いつもお世話になっているので引き受けてやれば良かったかなと思うが、こちらで次から次に重症患者を診ている状況の中ではやむ負えなかったかなと自分を慰めている。今も熱中症の人、尿閉の人、頭痛の人など大勢来ている。このブログも書きだしてから途中で何回も呼ばれるので中断しながら書いているので、かれこれ2時間くらいかかってここまで書いてきた。まだ夜の8時頃だ。11時、12時頃まではへっちゃらだが1時過ぎてからの当直が厳しい。覚悟して勤めを果たそうと思う。
2014.08.02
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5月14日、政府の規制改革会議は農業改革案を提出した。農家の後継者不足、食料自給率がどんどん下がっている問題、休耕田問題、国際競争力の問題、農家収入の少なさなど農業を改革しなければならないと考えている人は多いと思うが、その中身を見るとあまりに企業側に寄りすぎていると思われた。その改革案では「農業の成長産業化を実現するためには既存農業者や新規参入者、農業団体や企業等の意欲ある主体が地域や市町村の範囲を超えて精力的な事業展開を図るなど、新しい道を積極果敢に切り開いていく必要がある」としており、具体的には農協を見直しして農協中央会を廃止するとしている。要するに現在の小規模農業を大企業に吸収してもらって株式会社化することが狙いだが、同じような事例でスーパーについてみれば大型店が次々とできて小売店はつぶれていった。つぶれた小売店の人が大スーパーで働ければいいがスーパーでは人員削減しており、それほど雇ってもらえない。それと同じで吸収された農家の人たちの働き場所が確保される保証はない。信用事業、共済事業を地域の農協から取り上げることは農協経営を困難にして経営難から農協解散に追い込むことになる。農協は過疎地に住む高齢者のために不採算でも弁当の宅配なども行っているが、大企業がそういうことを行ってくれる保証はない。改革案は農業者のための改革ではなく、企業が農業への進出を容易にするための改革であり、農協を解体して企業が農協市場を牛耳るための提言のように思われる。真に農業改革を願っている人は農業生産者のことを思い、消費者のことを思い、両方とも幸せになることを願っている。農業者を無視した改革は上から目線で無慈悲である。今回の改革案は企業のビジネスチャンスを広げることに主眼が置かれており、農業者の立場や思いはあまり顧みられていない。農業者や消費者の意見を良く聞いて、住んで楽しい国家にしてもらいたいと切に願うものである。
2014.08.01
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