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今日は社内で記念すべき「第1回ADCコスプレ大会」が開催されました。開催日は10月31日、ハロウィン当日ということもあり、社内はいつも以上に明るく、笑顔と笑い声が溢れる一日となりました。今回の大会のテーマは「製造段階で発生する端材を活用してコスプレの質と面白さを競う」というもので、まさにアサヒ・ドリーム・クリエイトらしい、創意と工夫と遊び心に満ちたイベントになりました。繁忙期の真っ只中にも関わらず、社員たちは業務の合間を縫って1カ月前から準備を進めていました。限られた時間と資源の中で、いかに“魅せるか”“笑わせるか”を真剣に考え、チーム一丸となって制作に励む姿は、まさにプロフェッショナルそのもの。端材をただの廃材ではなく「作品の素材」に変えていく発想力に、ものづくり企業としてのDNAを感じました。大会当日は、全5チームが自信作を披露。大阪万博をテーマにしたチームは、話題のキャラクター「みゃくみゃく」を見事に再現。あの独特なフォルムを端材で表現するのは至難の業でしたが、色のグラデーションや素材の質感までこだわり抜いた完成度に、会場からは大きな拍手が起こりました。さらに、大屋根リングをモチーフにした巨大オブジェも登場し、まるで万博会場の雰囲気が社内に蘇ったかのようでした。別のチームは「美女と野獣」をテーマに、物語の世界観を忠実に再現。端材で作られたバラやドレスの細工は、手作りとは思えないほどのクオリティ。中でも写真撮影で飛び入りで参加した“野獣”役の社員のナチュラルな演技には、笑いと感動が同時に巻き起こりました。その他にも、ハロウィンらしいゾンビや魔女、カボチャキャラなどが登場し、全員が思い思いのキャラクターになりきって楽しむ姿が印象的でした。審査基準は「クオリティ」と「面白さ」の2項目。どのチームもこの2つを高い次元で融合させ、ADCらしい“Happy × Creative”な空気が会場全体に広がっていました。中には、笑いを狙って「外国人が登場する動画」を生成AIで完成させるチームもあり、社員たちの掛け合いやパフォーマンスが絶妙で、観客席は終始笑いの渦に包まれました。コスプレ大会を通じて改めて感じたのは、こうした「遊びの中にこそ学びがある」ということです。普段の業務ではなかなか見られない社員の一面や、チームワークの力、そして“やると決めたら本気でやり切る”姿勢が随所に見られました。どんな小さな企画でも、みんなで全力で楽しむ!、この社風こそが、ADCの成長の原動力になっているのだと実感しました。ハロウィンという一日が、ただのイベントではなく「創意と絆を育む社内文化」に昇華したことが、何よりの成果です。笑顔と笑いに包まれたこの時間が、社員一人ひとりの心に温かい余韻を残したことでしょう。この盛り上がりからして、来年第2回大会が開催されることは間違いないと思いますが、いったいどんな作品が登場するのか、今からすでに楽しみでなりません。
2025年10月31日
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今朝の勉強会で、共に学ぶ仲間から非常に深い気づきをいただきました。テーマは「悟り」について。これまで「悟り」という言葉を聞くと、どこか宗教的で崇高な境地を思い浮かべていましたが、今日の学びは実にシンプルで、そして現実的なものでした。仲間の一人が言った言葉が、私の心に強く残りました――「悟りとは“差を取る”こと」。この一言には、目から鱗が落ちるような感覚がありました。人はどうしても相手と自分を比べてしまう生き物で、能力の差、立場の差、価値観の差、経験の差。日常の中で私たちは知らず知らずのうちに「差」を意識し、それが心の距離となり、人間関係の摩擦を生んでしまうことがあります。例えば、職場での上司と部下の関係、親子や夫婦、友人同士でも、ほんの小さな「違い」が誤解や対立を生んでしまう。その根底には、まさに「差」があるのです。しかし、悟りとはこの「差」を取ること、つまり、相手と自分を分けている線を消していくことなのだと聞いた瞬間、心の奥で深く納得しました。差が取れた瞬間、相手との間にあった壁がなくなり、心が一つになる。そこには優劣も正誤もなく、ただ「一体」としての安心感や調和が生まれます。考えてみれば、あらゆる人間関係のトラブルの多くは、「自分と相手の違い」から生まれています。相手の立場を理解できない、自分の意見が通らない、期待が合わない――それらはすべて“間”にある「差」が原因です。もしその差を取ることができたなら、相手の気持ちを自分のことのように感じられ、衝突の余地もなくなっていくでしょう。そして、この“差を取る”という考え方の素晴らしいところは、相手を変える必要がないという点です。自分の意識一つで出来ることなのです。相手との境界線を消そうとするのではなく、自らが境界を作らない。相手の立場や考えを「違う」と否定するのではなく、「そう感じるのも自然だ」と受け入れる。そうした瞬間に、心は柔らかくなり、調和が生まれます。仏教でも「縁起」という言葉がありますが、あらゆるものは関係性の中で存在しており、独立して成り立つものは何一つないと説かれています。つまり、すべてはつながっているということ。そこに差を感じるか、つながりを感じるか。その違いが、悟りと迷いの分かれ道なのかもしれません。今朝の学びを通して感じたのは、悟りとは遠い世界の話ではなく、日常の中にあるということです。相手との間にある小さな差を一つずつ手放していく。その積み重ねの中に、真の調和と安らぎがあるのだと思いました。これからは、自らの心の中にある“差”を見つめ、静かに取り除いていく日々を意識していきたいと思います。そうすれば、きっと人との間に愛と感謝が溢れる“悟りの日常”が広がっていくはずです。
2025年10月30日
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先日お話を伺ったサンパークの高木社長のお話の中で、特に心に残った言葉がありました。それは「犬も歩けば棒に当たる」という一言です。一見、昔ながらのことわざのようですが、高木社長の語るその真意は、海外進出を考える上で非常に本質的なものでした。高木社長は、「目的を持って現地を歩けば、必ず事業のヒントが見つかる」とおっしゃいました。つまり、何もしなければ何も起こらないが、自ら動き、目的意識を持って現場に飛び込めば、思いもよらぬ出会いや発見が必ずあるということです。日本でどれだけ机上の議論を重ねても、現地にしかない“生きた情報”や“リアルな感覚”には到底及びません。だからこそ、「歩く」ことが何よりも大切なのだと感じました。私自身、これまで多くのプロジェクトや事業に携わってきましたが、振り返ってみると大きな転機となった出来事の多くは、偶然の出会いから生まれています。しかし、その“偶然”も、実は自ら動いた結果として引き寄せられた“必然”なのだと思います。行動しなければ、偶然すら起こらない。「犬も歩けば棒に当たる」とは、まさに“行動する者にだけチャンスが訪れる”という行動哲学だと捉えています。海外という未知の市場に挑戦する際には、事前のリサーチももちろん必要ですが、それ以上に大切なのは、自分の目で見て、自分の足で感じることです。現地の街の空気、生活のリズム、人々の表情や価値観に触れることで、初めてその国の“本質”が見えてきます。そこにこそ、新しいビジネスのヒントが隠されているのです。たとえば、現地のスーパーの陳列方法一つを見ても、消費者の好みや文化の違いがわかります。カフェでのちょっとした会話から、現地の若者が求めるライフスタイルが見えてくることもあります。そうした小さな観察や体験の積み重ねが、やがて大きな事業のアイデアに結びついていくのです。だからこそ、「歩く」ことを止めてはいけないのです。この考え方は、海外進出に限らず、日常の仕事にも通じます。新しい顧客を開拓する時、社内改革を進める時、あるいは新規事業に挑戦する時も、まず一歩を踏み出してみる。動いてみることでしか見えない景色があるのです。行動すれば次の現実が現れ、出会えば次の可能性が広がる。それが経営の醍醐味であり、人生の面白さでもあります。私も改めて、「犬も歩けば棒に当たる」という言葉を胸に刻みました。海外進出を進める上でも、国内での挑戦においても、目的を持って一歩を踏み出す勇気を大切にしたい。そして、その一歩の先に待っている“棒”を恐れるのではなく、そこにこそ成長のチャンスがあると信じて、これからも歩き続けていきたいと思います。
2025年10月29日
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理想の未来から逆算することは、経営において最もパワフルな手法の一つです。なぜなら、現状から考えると「できること」しか見えませんが、未来から逆算すれば「やるべきこと」が明確になるからです。今、私たちアサヒ・ドリーム・クリエイトでは、2028年にどんな理想の未来を実現していたいのかをテーマに、リーダー達と共に未来創造ミーティングを進めています。単なる数値目標ではなく、会社として、そして個人として、どんな存在でありたいのか。その姿を描き出す時間は、私たちにとって非常にワクワクするプロセスです。私が考えた理想の未来のテーマは8項目です。①既存事業成長では、売上15億円を目指します。ただし単なる売上拡大ではなく、「お客様の課題解決を通じて感動を生む売上」でありたい。価格競争ではなく、提案力と信頼関係で選ばれる会社を目指します。②人財開発+社会貢献では、5000人の採用応募と12社の社内見学受け入れを掲げました。理念共感採用を通じて、社会に希望を与える「HAPPY採用」を全国に広げていきます。③技術力では、自社サービスの開発とDXによる生産性向上を実現します。印刷・加工の枠を超え、知恵と技術を融合した新しい価値を生み出していきます。④自己成長では、私たちの根幹にある「自利利他の実践」。自分の幸せの延長線上に他者の幸せを重ねる、そんな生き方を全社員が体現する会社文化をつくります。⑤お客様感動では、顧客1万社に感動体験を提供することを目指します。感動とは、期待を超える瞬間に生まれるもの。そのために「コトマーケティングとWEB受注」をさらに磨いていきます。⑥収益性・バランス型経営では、経常利益率10%を達成し、健全で持続可能な経営基盤を築きます。数字だけでなく、経営の質を追求していきます。⑦働きやすさ+心理的安全性+環境整備では、社員幸福度80点以上を目標に掲げています。経営理念である「ハッピートライアングル」、ミッションである「HAPPY∞HAPPY」のもと、社員が安心して挑戦できる職場を整えていきます。⑧そして新規事業開発。2028年には新規事業だけで売上50億円を目指します。日本のIPを世界へ発信するグローバル展開、DX・教育・AIなど新たな価値領域にも挑戦していきます。これらの8項目を、さらに各項目ごとに8つの細分テーマに分け、全員で共有しながら解像度を高めていく予定です。誰か一人の夢ではなく、全員でつくる理想の未来。理想を描くことは、未来を選択する行為です。2028年、社員幸福度が右肩上がりに上昇し続け、お客様も地域も、みんなが「この会社と関わって良かった」と心から感じられるように、逆算思考で未来を描き、そこに向かって今を生きていきます。この取り組みこそが、アサヒ・ドリーム・クリエイトの次なる進化の原動力になると確信しています。
2025年10月28日
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当社の営業のポジショニングが、着実に上がってきています。振り返れば、かつての私たちは「孫請け業態」で、メーカーや代理店の指示のもと、与えられた仕様書通りに納品していました。勝負のポイントは、価格と納期、その2つでしか差別化できない時代が確かにありました。そこでは「安く、早く、間違えずに」が正義であり、クリエイティブも提案も求められない世界でした。しかし、私たちはその枠を越えたいと考え、「どうすればお客様にとって、なくてはならない存在になれるか」、その問いから生まれたのが、企画やマーケティング領域への参入でした。単なる“印刷物をつくる会社”ではなく、“売上をつくる会社”へ。お客様の目的に寄り添い、販促やブランディングの全体像から提案することで、ようやく「下請け」ではなく「パートナー」として認識していただけるようになりました。勝負のポイントも、価格やスピードから「対応力」と「提案力」へとシフトしました。そして今、私たちは次のステージに立とうとしています。それが「アドバイザー的ポジショニング」で、単なる提案にとどまらず、お客様の経営課題や市場変化を共に考え、「ファン創り」の最適な打ち手を一緒に導き出すことを目指しています。もはや“モノを売る”のではなく、“価値を共創する”関係です。ここまで来ると、価格勝負はほとんどなく、相見積もりの機会も減り、コンペよりも「指名」が増えてきたのです。信頼に基づくお取引が着実に増えている証拠です。このような変化は、決して偶然ではなく、「コトマーケティング」を軸に、社員一人ひとりが“何を創るか”ではなく“なぜつくるか”を意識し続けてきた結果です。お客様にとって本当に必要な価値とは何かを問い続け、人としての誠実さや真摯さを積み上げてきたからこそ、いま「人間力」で選ばれるようになってきたのだと思います。人間力で差別化するというのは、一見あいまいな言葉のようでいて、実は一番本質的なことです。商品や技術は真似されても、人間力は真似できません。お客様が「この人になら任せたい」と思ってくださる関係を築けるかどうか、その一点に尽きます。このポジショニングの変化は、アサヒ・ドリーム・クリエイトという会社が、「印刷業」から「信頼業」へと進化している証です。これからも、単なる受注企業ではなく、共に未来を描くアドバイザーとして、お客様の可能性を最大化していきます。
2025年10月27日
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今日は「第18回 感動物語コンテスト」に参加しました。全国各地から集まった仲間たちが、それぞれの現場で起きた“人と人の心の交流”をテーマにした物語を発表し合うこの大会は、何度参加しても胸を打たれます。どの物語にも共通していたのは、仲間が仲間の困難を救い、共に成長していくという“人間の原点”とも言える温かいストーリーでした。そこにはマニュアルやAIでは決して生み出せない「人間力」の光がありました。AI時代の今、効率や合理性が追求される一方で、「人にしかできない仕事」とは何かが問われています。その答えの一つが、まさにこのコンテストに詰まっており、周りの人の表情、声のトーン、言葉にならない変化を感じ取る力、それを察して手を差し伸べたり、励ましたりする力、そうした“感性の力”こそが人間にしかできない尊い営みであり、そこから生まれる関係性の中に感動の源泉があるのだと、改めて実感しました。特に印象に残ったのが、グランプリを含む四冠を獲得した「ノアインドアテニス関東」の物語でした。人見知りで自信のなかった一人のアルバイト女性が、先輩上司の“美点凝視”という温かいまなざしにより、少しずつ自己肯定感を積み上げていくお話です。ある日、彼女はお客様からクレームを受け、自信を大きく失いかけます。しかしそのとき、先輩がかけたのは叱責の言葉ではなく、「あなたの良いところをたくさん知っているから大丈夫」という信頼の言葉でした。その瞬間、彼女の中で何かが変わったのだと思います。「私、変わりたい!」と自らの意思で立ち上がり、小さなチャレンジを重ねていく姿に、会場全体が涙しました。人は、誰かに認められることで変わります。そしてその変化を支え続ける仲間の存在が、また新たな感動を生みます。ノアインドアテニスの物語は、単なる成功談ではなく、「人が人を信じる力」の尊さを教えてくれました。AIには決して模倣できない、人のぬくもりと絆の連鎖。まさに“感動”の本質がそこにありました。この感動物語コンテストは、単なる発表会ではなく、“人間とは何か”を問い直す時間でもあります。人を想い、支え合うことで、どんな時代でも心の通った組織が生まれる。AI時代だからこそ、改めて「人間らしさ」を取り戻す機会として、この大会の意義を深く感じました。今日の学びと感動を胸に、私もまた、周りの人の小さな変化に気づける人間でありたいと思います。
2025年10月26日
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今日は明星高校野球部の練習試合でした。久しぶりの実戦ということもあり、期待と緊張の入り混じった気持ちでグラウンドに立ちました。しかし結果は、打っては2打席凡退、投げてはほとんどストライクが入らず、1イニングを投げ切ることも出来ませんでした。久しぶりに、心の底から「不甲斐ない」と感じる一日となりました。原因は明確で、ここ最近、筋トレを怠っていたこと。日々の忙しさにかまけて、体のメンテナンスを後回しにしてしまっていました。野球は嘘をつかないスポーツです。努力を怠ればその分だけ結果に跳ね返ってくる。体が思うように動かず、気持ちばかりが空回りする自分に、悔しさがこみ上げてきました。そんな中で、59歳の誕生日を迎えられた2学年上の先輩が見せてくださったプレーには、本当に感動しました。昨年から8キロも体重を落とし、定期的にバッティング練習を積み重ねてこられたそうです。その努力の結果が、今日の見事なバッティングにつながっていました。やはり、野球の神様は正直だと痛感しました。努力をした人には必ず微笑みかけ、怠った人には静かに背を向ける。それがこのスポーツの厳しくも美しいところです。私自身も、約1ヶ月後に控えるPL学園さんとの練習試合を一つの節目として、ここから再スタートを切ります。体を鍛え直し、再び野球の神様に振り向いてもらえるように努力を重ねていきます。年齢を重ねるほどに、体の衰えは否応なく感じますが、それを理由にしていては何も変わりません。むしろ、体力を取り戻す過程そのものが、人生のトレーニングであり、自分との闘いだと思っています。野球は、単なるスポーツではなく、自分の生き方を映す鏡のような存在です。打てなかった、投げられなかったという事実の中には、日々の姿勢が如実に現れます。準備を怠れば、結果もそれ相応に。逆に、一歩一歩努力を積み重ねていけば、必ず何かが変わる。だからこそ、今日の悔しさを無駄にせず、次につなげていくことが大切だと感じています。もう一度、初心に立ち返り、バットを振り込み、体を作り直し、心を整えます。野球の神様がふとこちらを振り向いて、「よくやっているな」と微笑んでくれる日を信じて。今日の敗北は、きっと明日の成長の種になる。悔しさの中にこそ、次への希望が隠れているのだと思います。
2025年10月25日
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今日は、定期的にお互いの魂を磨き合うようなソウルメイトとの食事でした。久々の再会にもかかわらず、まるで昨日も会っていたかのような自然な空気感、そして不思議なことに、お互いの近況や課題が驚くほどシンクロしており、離れていても同じ波動で生きていることを実感しました。2人の会話は、事業の進捗や新しい取り組みなどについての話もしますが、いつも社員の成長をいかに実現するかを探求することがほとんどになります。今日も社員が成長し、貢献欲求を満たし、高収益を実現する理想の評価制度について、多くの情報交換をしました。お互いにとって、未来に光が見える素晴らしい時間となりました。その中で、ソウルメイトから私の今を象徴するような言葉として贈られたのが、「天命に従いてつぶさに人事を尽くす」。この言葉が心に深く響きました。一般的には「人事を尽くして天命を待つ」と言いますが、道徳教育に尽力した法学者である廣池千九郎の教えにあるこの言葉は、その先を示しています。つまり、「天の意に沿って動く」ことを前提にしているのです。ただ努力するだけでなく、天の理(ことわり)に照らして正しい方向で尽力する。そこには「利己ではなく利他」「自分の都合ではなく天の意志に沿う」という、深い意味が込められています。確かに、どれだけ努力しても、その行動の根源に“我欲”があれば、どこかで行き詰まります。反対に、“天”の視点で見れば、うまくいくときというのは、まるで大自然の流れに乗っているかのように物事が整っていくものです。人を生かし、自分も生かされる、そこにこそ、真の「尽くす」があります。経営者としても、人としても、日々多くの決断を求められます。そんなときこそ「天ならどう思うか」「天ならどうするか」と自分に問うことが大切なのだと改めて感じました。私たちは、目の前のことに懸命になりすぎて、時に“天命”の声を聞き逃してしまうことがあります。しかし、本当に大切なのは「結果」ではなく、「どんな心で尽くしたか」、つまり、“天に恥じない行動”をとれているかどうかです。今日の時間を通じて、「努力」という言葉の奥にある“祈りのような姿勢”を学びました。「天命に従いてつぶさに人事を尽くす」それは、己を天に明け渡し、清らかな心で道を歩むということ。改めて、魂の友との再会に心から感謝したいです。きっと今日のこの出会いも、天の計らいなのだと思います。
2025年10月24日
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繁忙期を迎え、ありがたいことに連日多くのお客様からお仕事の相談やお声掛けをいただいています。エンタメ系やイベント系、さらにはグッズ関連など、従来の店舗系の販促ツールだけでなく、これまで取り組んでこなかった新しい領域からもお仕事の引き合いが増えてきました。まさに「挑戦の季節」ですが、現場の営業マンたちは、それぞれのお客様の立場に立ち、事前期待を超える提案をしようと必死に動いてくれています。その姿に私はいつも勇気をもらっています。単なる受注活動ではなく、「どうすればお客様が喜んでくださるか」「どうすれば感動を生み出せるか」という視点で動いている姿勢が、確実に社内に浸透してきているのを感じます。その原動力になっているのが、私たちの行動指針「チャンス&トライアル」や「アサヒ・ドリーム・クリエイト十訓」です。失敗を恐れずにまずは行動すること、何事もチャンスととらえてチャレンジすること、そしてその経験を仲間と共有して次につなげていくこと、この文化が少しずつ社内の“当たり前”になりつつあります。十訓の中でも特に「お客様の立場に成り切る」「感謝の気持ちを表現する」「明るく元気に素直に行動する」などは、日々の行動の中に表れ始めており、その変化が今の成果につながっているのだと実感しています。もちろん、課題がないわけではありません。価値観の源が利他ではなく利己に偏ってしまうこともありますし、自分の見える範囲だけで判断してしまうこと、感情が先行して冷静な対応ができないこともあります。しかし、それらは全て“伸び代”です。大切なのは、そうした課題を責めるのではなく、「気づいた人がまず一歩、利他に動く」ことだと考えています。組織が成熟していくプロセスとは、まさにその「気づきと変化の連鎖」の積み重ねなのです。私はいつも社員に伝えています。「過去や他人は変えられない、でも自分と未来は変えられる」、「自分と未来に矢印を向ける。私は経営者として、挑戦を称え、努力を認め、失敗を恐れず行動できる環境を創り続けたいと思っています。私たちの文化である「チャンス&トライアル」は、単なるスローガンではなく、“生き方そのものであり、チャンスを掴む勇気と、トライアルを繰り返す粘り強さ、この二つがあれば、どんな状況でも必ず成長できると信じています。今後も「利他の心」を中心に据えながら、社員一人ひとりが自ら考え、動き、仲間と共に成果を喜び合える会社を目指していきます。繁忙期の忙しさの中にも、成長の実感がある、そのこと自体が、これまで地道に積み重ねてきた価値観共有の成果だと思うのです。嬉しい悲鳴を上げながらも、感謝の気持ちを胸に、これからも挑戦と学びを続けていきます。
2025年10月23日
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今日は、TOKYO創業ステーション・Startup Hub Tokyo丸の内さんにお招きいただき、「ストーリーブランディング思考法〜共感こそ差別化のカナメ〜」というテーマで登壇させていただきました。80分という時間をいただき、これまで15年以上にわたりマーケティングの現場で培ってきた経験や実践知を凝縮してお伝えしました。参加者は約250名、オンライン配信という形式だったため、直接の反応は見えませんでしたが、コメント欄やアンケートを通じて一人でも多くの方の心に何かが届けばと願いながらお話しました。今の時代、どんなに良い商品やサービスでも、“伝わらなければ存在しない”のと同じです。しかし「どう伝えるか」は、思っている以上に難しいテーマです。なぜなら、機能や価格の差別化が限界に達した今、最後に残るのは“人の物語”だからです。私はこの15年間、印刷業界の下請け構造から抜け出し、「モノではなくコトを売る」転換を実践してきました。その過程で確信したのは、“共感こそが最大の差別化要因になる”ということで、ブランドの本質は「誰が」「どんな思いで」「何のために」やっているのか。その“背景”にこそ、人は心を動かされ、行動を起こします。ストーリーブランディングとは、商品やサービスの機能を語るのではなく、その背後にある「志」や「想い」「物語」を一貫したストーリーとして設計し、発信していく考え方です。たとえば、創業のきっかけや苦労話も、語り方次第でブランドの“温度”になります。その温度があるからこそ、見込み客の心に火を灯すことができる、つまり「理屈」ではなく「感情」で選ばれる状態をつくるのが、ストーリーブランディングの目的なのです。これから起業される方々にこそ、この考え方を伝えたかったのです。なぜなら、まだ歴史も実績も少ない起業家こそ、自分のストーリーを語ることが最大の武器になるからです。どんなに小さな一歩でも、「自分はなぜこれをやるのか」「どんな未来を創りたいのか」を言葉にすることが、ブランドの出発点になります。参加者の皆さんが、自分自身の思いやビジョンをストーリーとして再定義し、共感を生む発信へとつなげてくだされば、本当に嬉しい限りです。講演を終えて改めて感じたのは、「伝える」とは“心を動かす技術”だということで、そのためには、まず自分自身の心が動いていることが何より大切です。 今日お話したことが、少しでも皆さんの起業やブランディングのヒントになり、誰かの心を照らす“共感の光”となれば、これほど嬉しいことはありません。
2025年10月22日
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ついに日本初の女性総理大臣が誕生しました。高市早苗首相の誕生は、歴史的な瞬間であると同時に、日本という国が大きな転換点に立っていることを象徴しています。政治の世界に限らず、これまでの常識を打ち破り、新しい時代のリーダーシップ像を提示する出来事だと感じます。高市首相は就任会見で、「働いて、働いて、働いて」という言葉を発しました。あの強い眼差しと確固たる決意の言葉に、私は深く胸を打たれました。日本が今直面しているのは、人口減少、国際競争の激化、エネルギー問題など、まさに国難とも言える状況です。そんな時に必要なのは、「働くことを誇りに思う文化」と「自ら率先して汗をかくリーダー」の存在です。経営の現場においても同じことが言えます。ワークライフバランスという言葉が流行していますが、国が危機に瀕している時、経営者が真っ先に取るべきは「バランス」ではなく「覚悟」だと考えます。 もちろん、社員に無理を強いるのではなく、まず自分自身が圧倒的なエネルギーをもって働く。その姿を見せることが、社員の意欲を引き出す最大の経営行動であると信じています。私はこの高市政権のスタートを機に、改めて「美点凝視」を徹底していきたいと思います。国のリーダーに対しても、社員に対しても、そして自分自身に対しても、短所や欠点ではなく、良い点・伸ばすべき点に光を当てる。それが結果として組織全体の波動を上げ、好循環を生む原動力になると確信しています。政治の世界では「積極財政」、企業経営の世界では「積極健全経営」。この二つは相通じるものがあり、守りに入るのではなく、攻めの姿勢で投資し、人を育て、未来に向けて挑戦する。そのためには資金の健全性と同時に、経営者自身の精神の健全性が求められます。過剰な不安や悲観論ではなく、「やればできる」「必ず良くなる」という信念を持って動くことが、何よりも重要です。これからの時代、日本経済は再び動き出します。高市首相が掲げる「積極財政」の流れにしっかり乗り、民間企業がそのエンジンとなっていく。私自身もその一翼を担う覚悟で、これまで以上に「働いて、働いて、働いて」挑戦し続けます。今こそ、志を高く掲げ、信念を持って行動する時。逆境の中だからこそ、私たち経営者が光を放ち、社員や地域、そして日本全体を明るく照らす存在になりたい。高市早苗首相の誕生を機に、そんな熱い想いを新たにしています。
2025年10月21日
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昨日、日本三大金運神社の一つである「新屋山神社」へ参拝してきました。富士山の麓に鎮座するこの神社は、古くから「日本一の金運神社」とも呼ばれ、経営者や実業家に特に人気がある場所です。参拝を終えてまだ一日しか経っていないのに、早速、大型案件がいくつも舞い込んできたり、驚くことに、妻の職場でも大きな売上が立ったという。夫婦そろって、その強力なご利益に心から驚かされました。もちろん、ただ神頼みをしているわけではなく、運を呼び込むには「しかるべき行動」が不可欠だと日々感じています。努力を積み重ね、挑戦を続け、誠実に仕事と人に向き合い、その上で神社に参拝し、心を整え、感謝を伝えることで、不思議なほどタイミングの良い出来事が次々に起きて来るのです。まるで見えない力に背中を押されているような感覚になります。私が大切にしているのは、「行動の先にご加護がある」という考え方で、毎日、家と会社の神棚に祈りを捧げ、心を正す、毎月欠かさず鳥取までお墓参りに行き、ご先祖様に感謝を伝え、そして、節目ごとに大神神社や伏見稲荷大社へ参拝し、心身をリセットする。これらの習慣は、単なる儀式ではなく、自分自身の軸を整えるための“心のメンテナンス”であり、行動のエネルギーを循環させるための大切な時間でもあります。参拝に行くと、神社の澄んだ空気が心を静め、頭の中が整理され、自然と「次に何をすべきか」が見えて来ます。こうした感覚の積み重ねが、結果的に良い行動を生み出し、その行動が良い運を引き寄せていくのだと思います。つまり、運は偶然ではなく、必然の結果なのです。今回の新屋山神社でのご加護も、その積み重ねの延長線上にあるのは間違いありません。長年、感謝を忘れず、神棚に手を合わせ、祖先を敬い、日々を丁寧に生きる、そうした“心の在り方”が、見えないところで確実に運を動かしているのだと思うのです。改めて、すべての出来事に「ありがとう」という気持ちがあふれます。大型案件の舞い込みも、妻の成果も、偶然のようでいて必然のご縁、ご加護に感謝しつつも、驕らず、感謝と行動を続けていきます。運は、待つものではなく、磨くもの、そして、祈りはその磨き上げた行動をより輝かせてくれる力だと、心から実感しているので、これからもしかるべき行動を積み重ねていきます。
2025年10月20日
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妻が「今行くべきだと呼ばれている」とYouTubeで見た言葉をきっかけに、昨日の夜から往復9時間かけて、山梨県の新屋山神社への弾丸ツアーが行って来ました。日本三大金運神社の一つとされるこの神社には、妻から聞いて初めて知りましたが、「呼ばれる」と聞いた瞬間に心が動き、まさに“善は急げ”の精神で車を走らせました。まさに直感の赴くままの旅の始まりです。出発時の天気予報はあいにくの曇り空でしたが、朝方には奇跡のように雲が切れ、壮麗な富士山の姿が目の前に現れました。雲をかぶったその神々しい姿を見た瞬間、まるで大いなる存在に迎え入れられたような感覚になりました。富士山そのものが新屋山神社のご神体とも言われますが、その理由を肌で感じた瞬間でもありました。まずは本宮を参拝、社殿はこぢんまりとしながらも、凛とした空気が漂い、どこか懐かしさを感じるような静けさがありました。手を合わせると、心の奥底がすっと整うような不思議な感覚。朝の静寂の中で、木々を揺らす風の音、鳥のさえずり、それらすべてが調和していて、まるで自然と一体になるような時間でした。続いて、富士山二号目に位置する奥宮へ。道中は木漏れ日が差し込み、まさに“神域”という言葉がぴったりの空間でした。標高が上がるにつれて、空気が澄み渡り、心も体も浄化されていくような感覚に包まれました。奥宮に到着すると、そこはまさに富士山の胎内ともいえる場所。岩と樹木が織りなす大自然の造形が圧巻で、古代から続く自然崇拝の力強さを全身で感じました。手を合わせながら、言葉にならない感謝の思いが自然と湧き上がり、「生かされている」という感覚が心の底から込み上げてきました。金運神社という言葉に惹かれて訪れましたが、実際に体感したのは「お金のご利益」以上の“気の流れ”そのものでした。金運とは、単に財を得るということではなく、エネルギーの循環を正しく整えることなのだと気づかされました。良い気が流れる場所に身を置き、自分の心のチャンネルを合わせることで、運は自然と動き始める、まさにそんな実感を得た一日でした。帰路につく頃には、時折雨が降る曇り空で、残念ながら富士山が再び姿を見せてくれることはありませんでしたが、富士山から「また来てね」というメッセージをもらった気がしました。「行動すれば、次の現実」という自分の信条を改めて思い出しました。呼ばれて行く旅には、必ず意味がある、思い立ったらすぐ行動すること、その一歩が新しいご縁や流れを引き寄せるのだと、心の底から感じた参拝でした。
2025年10月19日
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私は少年野球の監督として、子どもたちに技術や戦術を教える以上に大切にしていることがあります。それは「目の前に選択肢がある時は、あえて苦しい道を選べ」ということです。たとえば、練習中に「ノックをもう一本受けるか」「水を飲んで休むか」という選択があった時、私は迷わず「苦しい方を選べ」と伝えます。宿題を終えてから来るか、遊びに行くか、チームのために声を出すか、恥ずかしくて黙るか、日常の小さな選択の中にこそ、成長のチャンスが隠れていると信じているからです。最初は子どもたちにとって、その言葉は少し重かったかもしれません。「なんで苦しい方を選ばなきゃいけないの?」と不満そうに言う子もいました。しかし、続けていくうちに少しずつ変化が生まれてきました。最近では「監督、今日も苦しい道を選びました!」と自ら報告してくる子もいます。この言葉を聞くたびに、私は心の中で「よし」と頷きます。それは、子どもたちの中に“成長のスイッチ”が入った瞬間だからです。「苦しい道を選ぶ」ということは、単に我慢や根性を強いることではなく、それは、自分の限界を超えていく力を育てるということです。人生のあらゆる場面で、楽な方に流れるのは簡単ですが、苦しい方を選び、その壁を乗り越えた先にしか、本当の成長も感動もありません。野球の世界も同じで、きつい練習を乗り越えた者だけが、試合での一瞬の輝きを掴み取れるのです。私はいつも子どもたちにこう話します。「苦しい方を選べば、心が強くなる。心が強くなれば、どんなボールも打てるようになる」と。それは比喩でもあり、真実でもあります。心の筋肉を鍛えることこそ、野球を通じて学んでほしい一番のことなのです。この「苦しい道を選ぶ」という習慣が、彼らの人生の土台になってくれたらと願っています。勉強でも、仕事でも、人間関係でも同じで、その瞬間に「楽な方」ではなく「成長できる方」を選べるようになれば、どんな困難も自分の力で乗り越えられる大人になるはずです。野球の練習場は、人生の縮図のようなもので、勝ち負け以上に大切なのは、どんな姿勢で取り組むか、苦しい道を選ぶ勇気を持てるかどうか、そこに、人間としての本当の価値があると私は信じています。これからも、子どもたちには技術よりも「生きる力」を伝えていきたい。そして、グラウンドの土の匂いの中で、「苦しい道を選んでよかった」と心から思える瞬間を、共に味わいたいと思います。
2025年10月18日
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私が社員との面談の際に、常に心掛けていることが2つあります。それは「社員のやりたいことや好きなことを引き出すこと」と、「社員が未来に希望を持てるような話をすること」です。どちらも一見すると当たり前のように思えますが、実はとても奥が深いテーマです。日々の業務の中では、どうしても「できていないこと」や「改善すべきこと」に意識が向きがちです。しかし、社員にとって大切なのは“自分が何者であり、どんな未来を描けるのか”という前向きな感覚です。その感覚を引き出すことが、面談における経営者の最も重要な役割だと考えています。まず一つ目の「やりたいことや好きなことを引き出す」という点。人は、好きなことをしているときが一番エネルギーが高く、成長スピードも速くなります。だからこそ、私は面談の中で「最近、どんなことにワクワクしてる?」「仕事の中で一番楽しい瞬間は?」といった質問をよく投げかけます。答えがすぐに出ない社員もいますが、沈黙の時間も大切です。本人が自分の心の奥にある本音を見つめる時間になるからです。このプロセスを経て出てきた“やりたいこと”には、間違いなくその人らしさと可能性が詰まっています。二つ目の「未来に希望を持てる話をする」という点は、面談を終えた後の“表情”で判断します。少しでも目が輝いていれば、成功です。私は常に「社長と話すと元気になれる」と感じてもらいたいと思っています。経営者として、すべての社員の未来に光を照らす存在でありたい。たとえ今が苦しい状況でも、「この経験が必ず未来に繋がる」「あなたの頑張りが次のチャンスを創る」と具体的な言葉で希望を伝えるようにしています。もちろん、社員によって性格もテンションも違います。論理的に話す方が伝わる人もいれば、感情で寄り添う方が響く人もいます。だからこそ、一人ひとりの個性に合わせてトーンを変え、相手の波長に合わせることを大切にしています。面談は「評価の場」ではなく、「エネルギーを充電する場」だと考えています。最後に、私自身が面談のたびに感じるのは、社員の“原石のような輝き”です。それを見つけ、磨くことが経営者の役割であり、会社を成長させる源泉です。社員が「自分らしく輝ける場所がここにある」と感じてくれた時、組織は本当の意味で強くなります。面談とは、会社の未来を共に創るための最も尊い時間なのです。
2025年10月17日
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誰も見ていない時、あるいは誰にも迷惑をかけない場面で、どんな判断をするか。私はこの瞬間こそ、人間の本質が現れると思っています。他人の目があるときには、誰でもある程度は良い行動を取ることができます。しかし、誰の目もない時にどんな選択をするか、そこに、その人の「人間力」と「自己肯定感」が深く関わっているのです。私が大切にしている言葉に「お天道様が見ている」というものがあります。子どもの頃、祖母によく言われたこの言葉の意味が、年齢を重ねるごとに心に染みてきます。誰が見ていなくても、正しいことをすれば必ず報われる。逆に、人を欺いたり、損得勘定で動いたりすると、いずれその歪みが自分に返ってくる。つまり、「お天道様」とは外の神様ではなく、自分の内側にある“良心”や“理想の自分”を指すのだと今は感じています。お天道様が見ているという意識は、他人に見られるための行動ではなく、自分自身に恥じない生き方を促してくれる羅針盤です。私は、「お天道様=理想の自分」だと捉えています。理想の自分とは、今の自分がこうありたいと願う姿、誠実で、利他的で、感謝を忘れず、挑戦を続ける自分、この“理想の自分”を基準に判断することで、迷いがなくなります。人は状況によって判断が揺らぎますが、時に楽な方に逃げたくなったり、損をしたくないと思うこともあるでしょう。しかし、その瞬間に「理想の自分ならどう判断するか?」と自問することで、ブレない選択ができるようになります。その積み重ねが、自分への信頼を生み、やがて大きな自己肯定感につながっていくのです。本当の自信とは、他人からの評価ではなく、“自分が自分をどう評価しているか”で決まります。誰も見ていないところでゴミを拾う、見えないところでも約束を守る、そうした小さな行動の積み重ねが、「自分は正しく生きている」という確信を強くします。この自己信頼が、自分を支える“芯”になるのです。逆に、誰も見ていないからといって手を抜いたり、妥協したりすると、一見、得をしているようでいて、実は自分の中の信頼を削っている。それが積み重なると、自分を信じられなくなり、自己肯定感は少しずつ下がっていきます。人生とは、理想の自分と今の自分の“距離”を縮めていく旅だと思います。完璧な人間はいませんし、誰しも迷いや弱さを抱えています。だからこそ、日々の選択の中で「理想の自分」を思い出し、少しずつでも近づいていくことが大切です。たとえば、忙しさの中で感謝を忘れてしまった時、「理想の自分ならどう言葉をかけるだろう」と考えてみる。他人を責めたくなった時、「理想の自分ならどう受け止めるだろう」と問い直す。そうした“内省の習慣”が、心の軸を強くしていきます。「お天道様が見ている」という言葉は、人に見せるための道徳ではなく、自分を高めるための哲学です。どんな時でも理想の自分を基準に判断し、行動する。その積み重ねこそが、自分への信頼を深め、結果として周囲からも信頼される人間へと成長させてくれます。誰も見ていない時にこそ、見ているのは“理想の自分”、その自分に胸を張れる生き方をしていれば、どんな状況でも心は穏やかで、堂々と人生を歩んでいける。そう信じて、今日も「お天道様が見ている」という言葉を胸に、一歩を踏み出しています。
2025年10月16日
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アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社の経営理念「ハッピートライアングル」は、“社員の成長”・“お客様感動”・“会社の信頼と利益”の三つの幸福を同時に追求する理念です。その中でも、いの一番に掲げているのが「社員の成長」です。私はこの順番にこそ、経営の本質があると感じています。なぜなら、社員が成長しなければ、お客様を感動させることも、会社として信頼と利益を築くこともできないからです。経営とは数字を動かすことではなく、人を育てること。社員が成長することで組織全体の知恵が高まり、挑戦の質とスピードが上がっていきます。そして、その連鎖が企業の永続的な成長を支えていくからこそ、私は経営者として「社員の成長」を最優先に考えています。しかし、成長とは決して“楽な道”ではありません。成長には必ず“負荷”がかかります、新しいことに挑戦するとき、不慣れな業務に取り組むとき、必ず壁や葛藤が生まれます。その負荷をどう乗り越え、糧にできるか——そこに本当の成長があるのです。では、その負荷を乗り越えるために、経営者は何をすべきか。私は「社員一人ひとりの価値観と意欲を正しく把握すること」だと考えています。人にはそれぞれ大切にしている価値観があります。例えば、ある人は“挑戦”を大切にし、ある人は“安定”を重視する、また、ある人は“チームの成果”に喜びを感じ、ある人は“自分の成長”をモチベーションにします。同じ仕事でも、価値観が違えば感じ方も違うからこそ、経営者が一律の基準で「これが成長だ」と押し付けてはいけません。私は日々の会話や面談、日常の行動から、社員それぞれの価値観や意欲の方向を丁寧に見ています。そして、その人が大切にしている価値観に沿った「成長の目的」を一緒に描くことを大切にしています。人は、自分が大切にしている価値観と成長の目的が一致している時、どんな負荷がかかっても乗り越えられる力を発揮します。逆に、その目的が価値観とズレていると、途中で息切れしてしまいます。たとえば、「お客様に喜んでもらいたい」という価値観を持つ社員なら、新しい提案や改善に挑戦する目的を「お客様感動の創出」と結びつける。「家族を幸せにしたい」という価値観を持つ社員なら、「会社の成長が家族の安心につながる」という目的と重ねる。そうすることで、挑戦は単なる仕事ではなく、“生きがい”へと変わります。成長は、外から強制されるものではなく、内なる意欲から生まれるものです。だからこそ、経営者は社員一人ひとりの心の奥にある“なぜ頑張るのか”を理解する努力を怠ってはいけません。社員の成長を支えるとは、社員を管理することではなく、信じることです。まだ見ぬ可能性を信じ、挑戦の機会を与え、見守り、支える。その中で社員が自分自身の力で壁を乗り越えた瞬間、企業は確実に強くなります。そして、社員一人ひとりの成長が積み重なるとき、それは単なるスキルの向上ではなく、「会社というチームの進化」になります。「社員が成長し、仲間が感動し、会社が信頼される」これこそが、ハッピートライアングルの循環であり、アサヒ・ドリーム・クリエイトの真の経営哲学です。社員の成長は、企業の成長の源泉、そして成長を支えるのは、価値観の理解と意欲の共鳴。経営者がその二つを丁寧に見つめ、寄り添うことで、社員は必ず自らの力で壁を越えていきます。私の使命は、その瞬間をつくること、そして、その挑戦と成長の連鎖を、ハッピートライアングルの中で永続させていくこと。それが、私にとっての経営の喜びであり、生きる使命でもあります。
2025年10月15日
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企業が成長していく過程には、必ず「壁」と「限界」が存在します。順調に右肩上がりに進む時期もあれば、努力してもなかなか成果が出ず、もがくような時期もあります。しかし、その「限界」を超えた瞬間、まるで霧が晴れたように道が拓け、一気に成長が加速する。私はその瞬間を「突破の瞬間」と呼んでいます。企業の歴史を振り返ると、この突破口がいくつも存在し、そのたびに会社は次のステージへと進化してきました。成長の突破口にはいくつかの典型的なパターンがあります。どの企業にも共通するわけではありませんが、自社や周囲の成功企業を見渡すと、おおよそ次のようなパターンに分類できます。最も多いのが“人の出会い”による突破です。新しい社員、外部のパートナー、あるいは経営者との出会いが、企業の未来を大きく変えることがあります。一人の「同志」との出会いが、新しい発想や仕組みを生み、停滞していた流れを一気に動かす。結局のところ、企業の限界は「人の限界」であり、それを超えるのもまた「人」、どんな時も突破口は“人”の中にあるのだと感じます。次に多いのが“考え方の転換”です。「今までの常識を捨てる」「やり方を変える」「市場の見方を変える」といった発想の転換が、新しい成長のきっかけになります。特に、これまでの成功体験にとらわれすぎると、思考が固まり、発展の妨げになります。「何のためにやっているのか?」を原点に立ち返って問い直すことで、これまで見えていなかった道が見える。突破口は、意外にも“視点のズラし方”に隠れているものです。順風満帆の中では、大きな成長はなかなか生まれません。逆に、業績の低下、クレーム、資金繰り、離職など、危機の中にこそ真の突破の種が眠っています。危機は組織に緊張を生み、原点回帰を促し、そして「変わらなければ生き残れない」という切迫感が、革新を加速させます。ピンチはチャンスという言葉の通り、本気で自分たちを見つめ直したとき、奇跡のような再生が起こるのです。時代が変わるタイミングでは、技術や仕組みの革新が成長の鍵になります。AI、DX、ライブコマース、SNSなど、新しいテクノロジーを活用して事業を再構築する。大切なのは、ただ“導入する”ことではなく、自社の理念や強みにどう融合させるか、仕組みを変えることで人の行動が変わり、組織文化が進化する。これも立派な突破の形です。突破は狙って起こすこともありますが、多くの場合は“意図せぬ瞬間”に訪れます。「もう限界かもしれない」「やり尽くした」と思ったその先に、突然、新しい風が吹く。それは人との偶然の出会いだったり、ある一言の気づきだったり、社員の行動から生まれる閃きだったりします。だからこそ大切なのは、日頃から“突破を受け入れる準備”をしておくことです。心を閉ざしている人にはチャンスは訪れません。挑戦を止めた組織には、新しい風は吹きません。突破口を掴む企業は、常に「開かれた心」と「挑戦を続ける姿勢」を持っています。突破とは、単に壁を越えることではありません。それは企業が新たな“自分”へと生まれ変わる瞬間でもあります。苦しみや葛藤を乗り越えた先には、これまで見えなかった景色が広がり、社員の表情が変わり、組織の空気が変わります。そして、いったん突破を経験した企業は強くなります。次に壁が来ても、「あの時も乗り越えられた」という自信がある。その積み重ねが、揺るぎない企業文化を育て、次の飛躍を呼び込むのです。企業の成長は、直線ではなく螺旋です。登っては止まり、また登っていく。その過程で何度も突破の瞬間が訪れます。だからこそ、壁にぶつかったときこそチャンス。その先には、必ず新しいステージが待っています。飛躍のための突破口は、いつもすぐそばにある。それを見逃さず、信じて挑戦し続けることこそ、成長し続ける企業の本質だと感じます。
2025年10月14日
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「創意工夫をして継続しなければ奇跡は起こらない」、この言葉を、私は日々の経営の中で何度も実感しています。そして今、そのことをまさに体現してくれているのが、当社の社員たちです。社員が私のブログをもとにショート動画を作ってくれているのですが、ここ数カ月の取り組みの中で、最初は数百回、数千回程度の再生回数でした。それでも彼らは決してあきらめず、日々改良を重ね、構成やタイトル、テロップ、BGM、撮影角度に至るまで試行錯誤を続けてきました。その結果、昨日ついに1.8万回、そして今日は2.8万回再生を突破しました。数字は結果のひとつにすぎませんが、その裏にある“挑戦の軌跡”こそが、何よりも価値ある成果だと感じています。当社の行動スローガンは『チャンス&トライアル』、チャンスを掴み、まずやってみる。そして、やってみてから改善し、また挑戦する、その繰り返しこそが、成長の原動力です。今回の動画プロジェクトはまさにその体現。誰も答えを持っていない新しい領域に、恐れず飛び込み、創意工夫を重ねながら道を切り拓いてきました。成功の陰には、数え切れないほどの試行錯誤があります。時には思ったような反応が得られず、心が折れそうになることもある。それでも、彼らは決してあきらめなかった。その根底には、「挑戦を止めた瞬間に成長は止まる」という意識が、しっかりと根づいていたのだと思います。「継続は力なり」とはよく言われますが、実際に継続を続けるには“創意工夫”が不可欠です。ただ同じことを繰り返すだけでは、やがて飽きが来てしまう。だからこそ、日々の挑戦の中で小さな変化を加え、改善を繰り返していく。そうした工夫があるからこそ、継続が楽しみに変わり、結果的に奇跡を生み出すのです。今回の動画づくりでも、社員たちは「どうすればもっと見てもらえるか」「どんな構成なら共感を呼ぶか」といった視点で常に工夫を重ねてきました。その姿勢は、単なるマーケティングの枠を超え、“創造的な挑戦”そのものでした。世界のホームラン王・王貞治さんはこう語っています。「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない。」この言葉は、まさに今回の社員の挑戦にぴったり重なります。途中で結果が出なくても、工夫し続けること。改善を繰り返し、挑戦を続けること。その先にこそ、努力が“報われる瞬間”があるのです。そしてその瞬間を味わった人は、次の挑戦にまた火をつける。そうして挑戦の連鎖が生まれ、組織全体が進化していくのです。今回の成果は、たまたま生まれた奇跡ではありません。あきらめなかったからこそ、創意工夫を続けたからこそ、必然的に起こった「努力の結晶」です。経営者として、そんな社員の姿を心から誇りに思います。私自身、この勢いに乗じて、さらに多くの「チャンス&トライアル」を成果に結びつけていきたい。挑戦が挑戦を呼び、行動が新たな可能性を拓いていく、そうした“挑戦文化”が社内に広がっていくことこそ、何よりの喜びです。創意工夫と継続、この二つが重なったとき、奇跡は決して偶然ではなく、必然として訪れます。社員が見せてくれたその姿は、私たち全員にとっての希望であり、未来への道標です。これからもあきらめず、工夫し続け、挑戦し続ける、その先に、また新しい光が待っていると信じています。
2025年10月13日
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最近、採用活動を通じて改めて「経営理念」や「ミッション」を伝える機会が増えています。面接の場で求職者に自社の理念を語り、入社後の研修で社員に共有していく中で、久しぶりに原点に立ち返るような感覚を覚えました。社長就任当時に掲げた想い、社員やお客様、社会に対してどんな存在でありたいかという志。それを言葉にして伝えるたびに、「ああ、やっぱりこの会社の価値観が自分自身の生き方と重なっているな」と、強く感じる瞬間が増えています。企業理念とは、単なるスローガンではなく“魂”そのものです。どんなに時代が変化しても、理念が揺らがなければ企業の軸はぶれません。社員が迷った時、組織が岐路に立った時、その理念が「判断の物差し」になってくれる。だからこそ、経営者自身が理念を「伝える」のではなく「体現する」存在でなければならないと改めて感じます。理念を語るほどに、自分自身の姿勢が問われ、言葉の重みを実感します。そしてもう一つ大切なのは、「理念と個人の価値観の一致」です。理念がいくら立派でも、社員一人ひとりが共感していなければ意味がありません。逆に言えば、理念が個人の価値観と重なった瞬間、仕事は単なる労働ではなく「自己実現の場」に変わります。最近、採用面接の場で「この会社の考え方に共感しました」と目を輝かせて話してくれる若者が増えました。そんな瞬間こそ、理念が生きている証だと思います。理念とは紙に書かれた言葉ではなく、人を惹きつけ、共に歩むための“磁力”のようなものなのです。経営とは、理念と現実を結ぶ営みでもあります。理念は理想であり、現実とのギャップがあるのは当然ですが、そのギャップを埋める努力を続けることこそが、成長の原動力になります。私自身も、理念と自分の行動を照らし合わせながら、「もっと理念に近づこう」「もっと社員と理念を共有しよう」と感じる毎日です。理念を語ることは、自分の心を磨くことでもあるのだと気づかされます。面接や研修のたびに、理念を自らの言葉で語るたびに、創業時の情熱や志が蘇ります。そして不思議なことに、その理念と自分自身の価値観の重なりが、年々深くなっているのを感じます。経営理念を“社員に伝えるための言葉”から、“自分自身の生き方そのもの”へと昇華させていくこと。これこそ、経営者としての最大の成長ではないでしょうか。理念に共鳴する仲間と共に、これからも「志魂商才」の道を歩み続けたいと思います。
2025年10月12日
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最近、社員一人ひとりが自ら考え、判断し、そして行動してくれる場面が本当に増えてきました。経営者として、これほど嬉しいことはありません。以前は、どこかで私の指示や判断を待つ場面も多かったのですが、いまでは自分の頭で考え、仲間と相談し、最善策を導き出して動いてくれています。まさに“自走する組織”に向けて確かな進化を遂げていると感じます。これまで長い時間をかけて、社員の挑戦心を育むために様々な仕掛けや言葉を伝えてきました。その代表が「チャンス&トライアル」、これは、失敗を恐れずにチャンスを掴み、まずやってみるという挑戦の姿勢を意味しています。どんなに良いアイデアも、行動に移さなければ結果にはつながりません。だからこそ、社員が自らの手でチャンスを掴みにいく風土を創りたいと願い、経営の現場で繰り返し伝えてきました。もうひとつのキーワードが「一瞬で意思決定」、考え抜くことも大切ですが、ビジネスの現場ではスピードが命。小さな意思決定を積み重ねることで、経験値が上がり、判断の精度が磨かれていく。この二つの考え方を軸に、社員には「考えて動く力」を鍛えてもらってきました。その積み重ねが今、確実に実を結んでいます。社員たちはこれまでの試行錯誤を通じて、成功パターンを自分の中に築き始めました。判断のスピードだけでなく、精度も高まっている。以前なら「うまくいくかどうか分からない」と慎重になっていた挑戦も、今では「これならやれる」と自信を持って実行しているのです。もちろん、そこには失敗の経験が土台としてあります。失敗を恐れず挑戦してきたからこそ、成功の確率が上がっている。経営者としては、むしろもう少し失敗してもいいと思うくらいですが、それもぜいたくな悩みかもしれません。人は、他人に指示されて動いているうちは本当の成長を遂げられません。自ら考え、判断し、行動してこそ、思考力も責任感も養われていきます。社員が自分の判断で行動し、その結果を自分で受け止める。そのプロセスこそが“自立型人材”を育てる最大の学びの場です。そして今の社員たちは、まさにその段階に入っています。自分で決めて動くからこそ、仕事に対する誇りとやりがいが生まれ、結果としてチーム全体の士気も上がっている。経営者が口を出さずとも、自然と前向きなエネルギーが循環しているのです。ここまで来たからこそ、次の目標は“挑戦の質と量をさらに高める”こと。これまでの延長線上ではなく、もう一段上の次元での挑戦が必要です。新しい市場への挑戦、新しい仕組みづくり、そして新しい価値の創造、そのどれもが、企業の未来を決定づけるチャレンジになるでしょう。社員の挑戦が会社の成長を牽引し、会社の挑戦が社員の幸福につながる。そんな好循環が生まれ始めている今こそ、経営者としてさらに環境を整え、挑戦の舞台を広げていきたいと思います。「チャンス&トライアル」という言葉が、単なるスローガンではなく、社員一人ひとりの行動規範として根づいてきたことを、心から嬉しく感じています。これからも彼らが自分の判断で挑戦し続けられるように、経営者として信じて任せる勇気を持ち続けたい。社員が成長する姿を見ること、それこそが、経営者にとって最大の喜びであり、最高の報酬だと改めて実感しています。
2025年10月11日
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日は「生産性向上」をテーマとした勉強会に参加し、生成AIの活用を軸に、さまざまな他社の事例を学ぶ機会となりました。ここ数年、生成AIはプレゼンや資料作成といった基本的な業務効率化で広く活用されてきましたが、勉強会を通じて「ひとひねり」を加えることで、これまでにない画期的な使い方があることに気づかされました。AIは単なる便利なツールで終わるものではなく、発想次第で企業全体の在り方を大きく変える可能性を秘めていると実感しました。今、AI業界の注目は「エージェントAI」です。人間が指示を出すだけでなく、AIが自律的に判断し、他のAIやシステムと連携しながらタスクを実行する。いわば“仕事を任せられる存在”へと進化しつつあります。この流れの中で、私が特に面白いと感じたのは「企業エージェントAI」という概念です。個人の業務を助けるだけのAIではなく、企業が持つ独自の知識やノウハウをベースに育て上げた“企業専用のAIエージェント”は、単なる外部サービスの利用ではなく、企業文化や歴史、過去の成功・失敗事例までも学習させることで、その企業ならではの強みを最大限に活かせる存在となります。どの企業にも、長年の経験の中で積み重ねてきた知識やノウハウがあります。マニュアル化されたものもあれば、社員一人ひとりの頭の中に眠っている「暗黙知」もあります。これらを体系的に取り込み、AIが使える形に変換できれば、組織の知恵は飛躍的に拡張されます。例えば、ベテラン社員が持っている経験則をAIに学ばせることで、新人や若手社員でも同等の判断ができるようになる。あるいは、これまで口伝や社内文化としてしか共有されていなかった知恵をAIが再現することで、企業全体の判断や提案の質が均一化・高度化される。これは人材育成や属人化解消にも直結し、生産性を大きく高める可能性を秘めています。企業エージェントAIの価値は、生産性向上だけにとどまりません。・意思決定の高度化:膨大なデータや過去の事例をもとに、多角的な視点から経営判断を支援。・イノベーションの加速:社内外の情報を組み合わせ、これまでにない新しいアイデアを提示。・社員の能力強化:社員がAIから学ぶことで、自分のスキルや視野を広げられる。つまり、AIは単なる代替手段ではなく、企業の知を拡張し続ける“仲間”となるのです。最終的に重要なのは、「企業がこれまで積み上げてきたスキルやノウハウを、どうAIに発展させていくか」という視点です。外から持ち込んだAIをそのまま使うのではなく、自社の強みを取り込みながら進化させること。それが競合との差別化を生み、未来の成長を左右します。企業エージェントAIは、単なるIT導入の延長ではなく、企業の“魂”を映し出す存在になるかもしれません。だからこそ、経営者自身が「自社の強みとは何か」を問い直し、それをAIに託していく姿勢が求められます。今日の勉強会を通じて、生成AIの活用は「資料作りの効率化」にとどまらないことを強く実感しました。次のステージは、企業の歴史と知恵を受け継ぎ、未来を切り開く「企業エージェントAI」。それはまさに、人とAIが共創する新しい時代の到来を象徴しているのだと思います。
2025年10月10日
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最近、驚くほどのスピードと確実性で「人との出会い」が連続しています。自分でも信じられないほど、必要なタイミングで必要な人が現れて、その中には、新規事業の成功を決定づけるような超強力なパートナー候補との出会いも含まれています。まさに「強力な引き寄せ」が起こりまくっていると言っても過言ではありません。しかもその多くは、自然発生的に出会うのではなく、「人からの紹介」という形を通じて訪れています。この紹介こそが、最近の私にとっての“必勝パターン”になっています。なぜ紹介がこれほどまでに強力なのか。理由はシンプルで、紹介には「信用の橋渡し」という大きな力が働いているからです。例えば、まったく接点のない相手と直接つながる場合、まずは自己紹介から始め、互いの信頼を築くまでに時間と労力がかかります。しかし、信頼できる人から「この人と会った方がいい」と推薦されて出会う場合、すでに信用の一部が前払いされているようなものですから、結果的に最初の一歩から深い話ができ、未来に向けた協働の可能性が一気に広がるのです。つまり、「人からの紹介」という形は、出会いの質とスピードを飛躍的に高め、引き寄せを現実的な成果へと加速させる仕組みになっています。では、なぜ今このタイミングでこれほど強力な引き寄せが起きているのか。それにはいくつかの理由があると感じています。1. 自分自身の波動が変わったことどれだけ周囲に良い人がいても、自分の心の状態が濁っていれば、せっかくの出会いは流れていきます。最近は「利他の心」や「全体最適」というテーマを強く意識してきたことが、自分自身の発する波動を変え、結果的に共鳴する人を引き寄せていると実感しています。2. 明確な目的があること新規事業という明確なゴールがあるからこそ、その実現に必要な人材やパートナーが次々に現れているのだと思います。目標が定まっていると、出会いのアンテナが自然と鋭敏になり、必要な縁を見逃さなくなっています。3.日常の積み重ねが信用を育んでいることあいさつ、感謝、誠実な対応といった“当たり前”の行動を積み重ねることで、周囲から「この人を紹介しても大丈夫だ」と思っていただけて、結果として、質の高い紹介が連続しているだと思います。こうした出会いの連鎖を、ただの偶然と片付けることはできません。実際には、自分の在り方や行動の積み重ねが「必然」として生み出した結果なのです。しかも、紹介を通じた出会いは、単なる人脈拡大にとどまらず、そこには「紹介者の想い」が加わることで、出会い自体に大きな意味が宿ります。「きっとこの人同士が会えば良いことが起こる」という願いが重なっているからこそ、強力な化学反応が生まれるのです。今の私は確信しているのですが、強力な引き寄せが次々と起こっているのは、日常の小さな行動と、明確な目的意識、そして人からの紹介という“必勝パターン”が重なり合っているからです。出会いは偶然ではなく必然で、紹介は、その必然を加速させる最強の装置です。だからこそ、これからも一つ一つの縁を大切にしながら、さらに大きな引き寄せを現実化していきたいと思います。
2025年10月09日
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私たちは往々にして、成功者を見て「才能が違う」「努力の量が違う」と感じがちです。しかし実際に多くの成功者に共通しているのは、「運が良い」という事実です。もちろん、ただ天から降ってくる幸運を待っていたわけではありません。彼らは「運を引き寄せる行動」を日常から積み重ねてきたのです。世界のスーパースターであるロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、彼が高校時代に作成したマンダラチャートに、「運」という大きな項目が置かれています。そしてその周囲には、以下の8つの行動が書かれていました。・あいさつ・ゴミ拾い・部屋そうじ・道具を大切に使う・審判さんへの態度・プラス思考・応援される人間になる・本を読む一見すると、野球の技術やフィジカル強化とは直接関係ない「当たり前のこと」ばかりですが、大谷選手はこの「当たり前」を徹底し、「当たり前以上」に実践してきました。だからこそ、彼の周囲には人が集まり、応援され、チャンスが巡ってくる環境が自然に整っていったのです。運という言葉は一見すると曖昧で、偶然のように捉えられますが、実際は、自分の行動と心がけによって生まれる「必然の結果」といっても過言ではありません。例えば、挨拶をきちんとすることで相手の心に好印象が残り、信頼が積み重なります。ゴミ拾いや掃除をすることで環境が整い、心の状態も清らかになります。道具を大切にすれば、プレーの質は安定します。審判への態度が誠実であれば、公平な場でも見えない信用が積み重なります。プラス思考は仲間を勇気づけ、本を読むことは知恵を育みます。これら一つ一つの行動が、やがて大きな「運」となって返ってくるのです。この考え方はスポーツ選手だけでなく、経営者や社会人、そして子どもに至るまで、誰にでも当てはまります。経営者であれば、社員や取引先に信頼される日々の言動が、良いパートナーとの出会いや新たなビジネスチャンスを引き寄せます。子どもであれば、先生や仲間との関係性の中で「応援される人間」になることが、未来の可能性を広げます。「運が良い人」とは、単に幸運に恵まれた人ではなく、「人に応援される人」「場を明るくする人」なのです。私たちは「特別な努力」や「目新しい戦略」に目を奪われがちですが、成功の本質は足元にあります。当たり前のことを、誰よりも徹底し、続けること、そうした姿勢こそが、見えない力となって「運」を引き寄せ、人生を大きく拓いていくのです。大谷翔平選手が世界一尊敬される存在になったのは、野球の才能だけではなく、この「運」をつくる生き方を実践し続けたからこそで、私たちもまた、その姿勢を日常に取り入れることで、必ず「運の良い人」になれるはずです。「運が良い」とは天から与えられるものではなく、自分の日々の小さな行動の積み重ねによって育てていくもの。だからこそ、誰でも今すぐ実践できる。挨拶ひとつ、掃除ひとつ、感謝の心ひとつから、「運命を切り拓く力」は芽生えるのです。
2025年10月08日
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日本の少子化問題は、単なる人口減少にとどまらず、中小企業にとって「後継者不足」という深刻な課題を生み出しています。経営者が高齢化し、家族や社員に後を託せないケースが増える中で、廃業という選択をせざるを得ない企業が後を絶ちません。実際、黒字でありながらも後継者不在を理由に廃業する企業は年間数万社にのぼると言われています。この流れを止めるための一つの解決策が「M&A(企業の合併・買収)」です。中小企業においてM&Aというと、「大企業に買われる」というイメージを持つ方も少なくありませんが、現実はそれだけではなく、「買う側」になる選択肢も十分に存在します。たとえば、同業他社を買収して事業規模を拡大するケース、新規分野に進出するために異業種の会社をグループ化するケース、地域に根付いた企業を引き継いで新しい価値を創造するケースなど、その活用方法は多様です。売るか買うか、あるいは検討するかどうかはすべて経営者の判断次第なのです。中小企業が成長戦略を描く際、これまでは「新規顧客の獲得」「新商品開発」「新市場進出」が中心でしたが近年は、それに加えて「M&Aを通じた成長」が現実的な選択肢として注目されています。M&Aを行うことで、時間をかけてゼロから育てるのではなく、既にある資産や人材、ノウハウを取り込むことができます。これは「時間を買う戦略」とも言え、人口減少が進む中、限られた市場でシェアを拡大するためには、スピード感ある成長が不可欠であり、M&Aはその有効な手段なのです。一方で、M&Aは決して簡単なものではありません。買う側にとっては資金調達や統合後の経営が大きな課題になりますし、売る側にとっても社員や取引先との信頼関係をどう守るかという難題があります。だからこそ、経営者は「自社の未来をどう描くか」というビジョンを持つ必要があります。会社を存続させるために譲渡するのか、さらなる成長を目指して買収するのか、いずれにしても、M&Aは経営者にしか決断できない大きな岐路です。かつてM&Aは一部の大企業の戦略と見られていましたが、今や、中小企業にとっても「廃業を避けるための手段」であり「成長を加速させるための戦略」に変わりつつあります。売るだけでもなく、買うだけでもなく、「M&Aを一つの選択肢として真剣に検討する」ことが、中小企業経営者に求められているのです。少子化による後継者不足という時代背景を踏まえると、この視点を持つかどうかが、数年先の企業の命運を大きく左右するでしょう。日本の少子化は、私たち中小企業の未来に直接影響を及ぼす問題です。その中でM&Aは単なる資本取引ではなく、「未来をつなぐ手段」であり「成長を加速させる戦略」です。経営者が「検討する」という一歩を踏み出すかどうか?、そこにこそ中小企業の未来を切り拓く可能性があるのだと思います。
2025年10月07日
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企画書や資料というものは、不思議な存在です。ただの文字や図、数字の集まりに見えて、実はそこに込められた“気持ち”や“思い”によって全く違う輝きを放つことがあります。私自身、これまでに数え切れないほど企画書を書き、資料をまとめてきましたが、やればやるほど自分の中の情熱が注がれ、魂やエネルギーが宿っていく感覚を何度も味わってきました。今や生成AIの活用は当たり前になりつつあります。アイデア出し、構成、図表作成など、多くの場面でAIは大きな力を発揮してくれます。効率化やスピードの面では、もはや欠かせない存在ですが、それでも最終的な仕上げの部分、つまり「魂やエネルギーの注入」だけは人の手によってしか実現できないと強く思います。なぜなら、それは機械が模倣できない“人の思い”だからです。例えば、同じビジネスプランでも、ただ論理的に整理されただけの資料と、作成者の想いや信念が込められた資料とでは、受け取る側の心の反応が全く異なります。数字や事実に説得力を与えるのは、それを貫く情熱や願いです。読み手は無意識のうちに「この人は本気で伝えようとしている」と感じ取ります。その温度感こそが、最後に相手の心を動かす決定的な要素になるのです。人間は、言葉以上に“気配”や“空気”を敏感に察知する生き物です。だからこそ資料づくりも単なる作業ではなく、自分自身の心と向き合いながらエネルギーを注ぐ儀式のような行為だと考えています。表現を一つ変えるだけで、全体の印象が大きく変わることもありますし、最後の一文に自分の覚悟を込めるだけで資料が一段と強い力を持つこともあります。そして面白いのは、こうした「魂の注入作業」は、書き手自身をも成長させるということです。AIが用意した素案を元に、自分の思いを重ねて修正していくプロセスは、自分の考えを深め、信念を磨く時間でもあります。つまり資料創りは、単にアウトプットのための作業ではなく、自分の内側を鍛えるトレーニングの場でもあるのです。もちろん、時代の流れとしてAIの存在感はますます大きくなります。合理的な部分や定型化できる部分はどんどんAIに任せるべきでしょう。しかし、最終的に「人の心に届くかどうか」を決めるのは、やはり人間の手による仕上げです。そこには文化的背景や歴史観、人生の体験からにじみ出る独特の響きがあります。それこそがAIには代替できない、人間だけが持つ創造力の源泉です。企画書や資料は単なる“紙”や“データ”ではありません。それは書き手の心を映す鏡であり、相手との心をつなぐ架け橋です。だからこそ、効率化を追求しつつも、最後の最後には自分自身のエネルギーを注ぎ込む。この姿勢を持ち続ける限り、資料は単なる情報の羅列ではなく「人の思いが宿るメッセージ」として力を発揮していくのだと思います。これからも私はAIと共に歩みながらも、最後は必ず人の手で仕上げることにこだわり続けたい。それが、相手に伝わり、共感を生み、未来を動かす原動力になると信じているからです。
2025年10月06日
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今月も無事、鳥取へのお墓参りに行くことが出来ました。毎月のお墓参りを始めてから、もう10年以上が経ちますが、往復7時間、ほぼ丸一日を費やす道のりですが、この習慣は私にとってかけがえのない時間となっています。日常の忙しさから少し離れて、ご先祖様に向き合い、自分自身を見つめ直す機会で、それが私にとってのお墓参りです。お墓参りは基本的に月初の週末に行うことにしており、前月を無事に過ごすことができた感謝を伝え、今月はこんなことに挑戦するので、どうか見護って下さいとお願いします。その繰り返しの中に、私の節目のリズムがあり、仕事や生活の成果報告を兼ねて、ご先祖様に心を通わせる時間となり、形だけでなく、心からの対話が習慣になっているのです。現地に着くと、まずは掃除から始まります。草抜きや落ち葉の片付けをしていると、季節の移ろいが手に取るように感じられます。春は桜や若葉が芽吹き、夏は強い日差しと青々とした緑、秋は落ち葉が敷き詰められ、冬は冷たい空気が身を引き締めます。自然が織りなすその表情は、毎月訪れるからこそ鮮やかに感じ取ることができます。そして、どんな季節でもお墓は変わらぬ姿で立ち続け、静かに私たちを見護ってくれている。その存在がありがたく、心の支えとなります。このお墓参りは、毎月欠かさず参拝している伏見稲荷大社の朔日参り、そして大神神社への参拝とも重なります。私にとってはこれらの3つの習慣がとても大切で、神仏への祈りとご先祖様への感謝を通じて、自分の人生を律する節目を持つことにつながり、それが、忙しさに流されがちな日々において、私を自然体に戻してくれるのです。毎月必ず立ち返る場所があることで、前月の振り返りと今月への覚悟を新たにできる。小さなようで、とても大きな意味を持っています。日本には四季があり、自然は常にその姿を変えていきます。今年も春の桜があっという間に散り、瑞々しい若葉の季節を経て、酷暑の夏を乗り越えました。これからは紅葉の秋を迎え、やがて雪景色の冬が訪れるでしょう。そんな中で、お墓は変わらぬ姿で立ち続けます。自然の循環の中で、揺らぐことなくそこにあり続ける存在。それがご先祖様の象徴であり、私にとっての安心であり、誇りでもあります。振り返れば、この10年以上続けてきたお墓参りは、ただの「習慣」以上のものになりました。感謝を伝えることで心が整い、掃除をすることで自然のリズムに触れ、祈りを捧げることで自分の原点を確認できる。そこには、生活の一部として欠かせない大切な学びが詰まっています。そして何より、どんな状況でも続けてこれたこと自体が、ご先祖様の見護りがあったからだと強く感じます。これからも、四季折々の自然の表情を感じながら、この習慣を大切に続けていきたい。お墓の前に立つたびに、私は再び感謝の気持ちを思い出し、前を向いて歩み出せるのです。
2025年10月05日
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本日、ついに日本初の女性自民党総裁が誕生しました。高市早苗新総裁の誕生は、単なる政界の人事以上の意味を持っています。前回の総裁選では予選でトップを走りながらも、決選投票で涙を飲みました。しかし今回は、決選投票において小泉候補を下し、三度目の正直で大きな壁を突破しました。その姿に「諦めず挑戦し続ける意志」の強さを感じます。国政選挙で三連敗し、自民党はまさに崖っぷちに立たされていました。世論の信頼を失いかけ、政権与党としての存在意義すら揺らいでいた状況。その中での高市新総裁の選出は、徳俵で踏み止まったかのような劇的な展開だと私は感じています。ここから先は、信頼を回復し、日本再建へと進む大きな試練と挑戦の道が待ち受けています。私が新総裁に最も期待するのは二点です。第一に「積極財政」で、長引くデフレと賃金停滞を打破するには、緊縮ではなく攻めの財政政策が不可欠です。人への投資、次世代への投資、そして未来の成長産業への投資など、これらを大胆に進めることで、日本経済を再び活性化させる原動力となることを願います。第二に「国家観」で、松下政経塾で培われた高市新総裁の思想には、日本の誇りを取り戻す強い気概が感じられます。国の独立性と文化的アイデンティティを守り抜き、次の世代に誇れる日本を引き継いでいただきたいのです。もちろん、この道は決して平坦ではありません。国際情勢の混迷、人口減少による構造的な課題、そして国内の分断と疲弊した政治への不信感など、数えきれない難題が山積しています。しかし、だからこそリーダーには強靭な意志と明確なビジョンが求められます。高市新総裁が尊敬するサッチャー首相のように、時に痛みを伴っても国家再建のために断固たる決断を下すリーダーシップが必要です。私たち国民もまた、受け身でいてはなりません。国家の歩みは政治家だけが担うものではなく、国民一人ひとりの覚悟と行動によって支えられるものです。多少の痛みや変化を恐れず、「共に未来をつくる」という気持ちで力を合わせていく必要があります。高市新総裁のリーダーシップの下で、日本は必ず再建への道を切り拓けると信じています。新総裁の誕生は「始まり」に過ぎませんので、ここから先、国民とともに歩み、信頼を取り戻し、誇り高き日本を再生する、その道のりは困難であっても、未来への希望を抱かせてくれる大きな一歩です。私も国民の一人として、この歴史的瞬間に立ち会えたことを誇りに思い、全力で支えていきたいと強く願っています。
2025年10月04日
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ビジネスの現場でよく感じるのは、水の流れと同じ原理が働いているということです。大きな川であっても、どこかに細いボトルネックがあれば、流れは止まり、滞ってしまいます。ところが、そのボトルネックが解消された瞬間、今までの鬱積が嘘のように、一気に水が勢いよく流れ出します。まさに“滞りから躍動へ”と変わる瞬間です。私たちの新しいプロジェクトにおいても、まさにこの「ボトルネック現象」が起きていました。新しい挑戦には必ず課題や壁が立ちはだかります。資金か、人材か、技術か、あるいは市場開拓の難しさか。どれもが前に進むための条件であり、一つでも欠ければ全体の流れは鈍化してしまうものです。プロジェクトは夢を描くだけでは進みません、必要な要素が揃わなければ、いくら理想を掲げても、実現には時間がかかります。しかし、ある日、まるで導かれるように出会いが訪れました。これまで最大のボトルネックとなっていた部分を一気に解消する糸口が見えたのです。それは一つの出会いであり、一つの協力関係であり、一つのひらめきでもありました。瞬間的に空気が変わり、今までの停滞感が消え去り、プロジェクト全体が大きな流れを取り戻したのです。不思議なもので、ボトルネックが解消されると、他の部分まで自然に動き始めます。これまで「待ち」の状態だった人や仕組みが、急に「攻め」のモードに切り替わります。まるで長い間押し留められていたダムが解放されるように、一気に力強い流れが生まれました。そのエネルギーは、一つひとつの小さな動きをつなげ、全体をダイナミックに加速させていきます。大切なのは、この流れを止めないことで、せっかく加速し始めたのに、またどこかで小さなボトルネックを作ってしまえば、勢いは削がれてしまいます。だからこそ、今は細部にとらわれすぎず、全体の流れを見て、一気呵成に進むことが重要です。もちろん途中で軌道修正は必要ですが、その修正すら流れの一部として前向きに取り込めば良いのです。振り返れば、人生やビジネスにおける大きな転機は、たいてい「出会い」と「解放」の瞬間にやって来ます。出会いがボトルネックを外し、解放が加速を生む、そしてその流れの中に自分を投じるとき、想像を超える成果が現れてきます。今回の経験は、そのことをあらためて実感させてくれました。今、私の心は高鳴っています。長く滞っていた川の流れが、ようやく本来のスピードで動き出しました。だからこそ、この加速をさらに強め、次なるステージへと駆け上がっていきたい。止めてはならないのです、大いなる流れに自らを乗せ、未来へと突き進む。これが、今私に与えられた使命だと感じています。
2025年10月03日
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最近、不思議なくらいの「引き寄せ」が次々と起こっています。まるで何かに導かれているかのように、必要なタイミングで必要なご縁や情報が舞い込んでくるのです。今日もまさにその象徴のような出来事がありました。当初はまったく別のテーマで話し合いをしていたのですが、最終的には「中国向けのIP新事業」という新しい展開に話がつながり、想像をはるかに超える可能性が一気に広がったのです。経営の世界では「事業を成功させるには、人・モノ・金の三要素が欠かせない」とよく言われます。人材、商品やサービス、そして資金、この三つがそろわなければ、いくら大きな夢を描いても実現は難しいものです。ところが今回の話では、その三要素が驚くほどピッタリと重なり合ったのです。まるで長い時間をかけて準備されていたピースが、今日一気に組み上がったかのような感覚でした。「引き寄せ」という言葉は時にスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、私はそれを単なる偶然ではなく「必然」だと捉えています。これまでの歩みの中で積み重ねてきた努力や出会い、挑戦の数々が、今この瞬間に結実し始めているのだと思うのです。もちろん、全てがスムーズに進むわけではありません。課題や壁は必ず出てきますが、それを乗り越える準備が整ったからこそ、この引き寄せが起こっているのだと考えると、心が震えるような感動を覚えます。今回の中国向けIP新事業は、当社にとってまさに新しい扉を開くチャレンジです。中国市場は広大であり、日本のコンテンツやIPには大きな需要がありますが、単に「売る」という発想ではなく、文化や価値観の違いを理解し、現地の人々に心から受け入れられる形を創り出すことが重要です。そのためには、ビジネスとしての仕組みだけでなく、人と人との信頼関係、そして「共に成長していこう」という姿勢が欠かせません。今回のご縁は、そのための確かな基盤になると感じています。とはいえ、このチャンスを形にするにはスピード感も求められます。市場は待ってくれませんし、タイミングを逃せばせっかくの可能性も薄れてしまいます。だからこそ「急ぎながらも着実に」進めることが大切だと自分に言い聞かせています。焦って土台を固めないまま進めれば、せっかくのご縁も長続きしません。一方で、慎重すぎて動きが遅くなれば、せっかく開いた扉が閉じてしまうかもしれない。その絶妙なバランスを取りながら、一歩ずつ進んでいきたいと思います。こうした奇跡的な引き寄せは、自分一人の力では決して起こせません。社員、パートナー、そしてお客様。多くの人の思いが共鳴し合って初めて、現実が動き始めるのだと改めて実感します。私はその中心にいる一人として、責任と感謝の気持ちを胸に刻みたい。そして、この流れを大切にしながら、関わるすべての人が幸せを感じられる事業に育てていきたいと思います。今日の出来事は、偶然ではなく必然。まさに「時が来た」というメッセージだと受け止めています。この引き寄せの力を信じ、全員の可能性をかけ合わせながら、中国向けのIP新事業を大きく羽ばたかせていきます!
2025年10月02日
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ようやく足を運ぶことができた大阪・関西万博。事前予約が取れなかったため、多くの人気パビリオンには入れませんでしたが、それでも一日を通じて大きな学びと感動を得ることができました。私が訪れたのは、カタール、アラブ首長国連邦、ポルトガル、アンゴラ、モナコ、トルコ、ネパール、マレーシア、モザンビーク、そして「コモンズA」と「コモンズE」。その中でも特に印象に残ったのは、コモンズAでの体験でした。コモンズAには、アフリカや中南米、さらには南太平洋のポリネシアの国々が参加しており、正直これまで名前すら知らなかった国々と出会うことができました。テレビやニュースで取り上げられることの少ない国々、けれど、そこには確かに人々の暮らしがあり、独自の文化や歴史、そして未来への希望が息づいているのです。まさに「知る」ことの喜びを強く感じる瞬間でした。初めて知る国々に共通していたのは、自国の文化や自然を誇りを持って紹介していたことです。手作り感のある展示や、色鮮やかな衣装、独特のリズムを奏でる音楽、決して大規模な設備や派手な仕掛けがあるわけではありませんが、そこに込められた「私たちの国を知ってほしい」という熱量は、とても強く伝わってきました。特に印象的だったのは、アフリカのブースで目にした子どもたちの笑顔の写真で、豊かさを物質で測るのではなく、日々の暮らしの中にある喜びを大切にしている姿勢に心を打たれました。また、ポリネシアの展示では、広大な海とともに生きる人々の知恵と文化に触れ、自然と共存するという生き方に深い学びを得ました。万博の魅力は、単に観光気分で世界を体験できるというだけではありません。「知らなかった国を知る」ことで、自分自身の価値観が揺さぶられ、新しい視点が生まれることにあるのだと実感しました。今まで遠い存在だった国々が、少しずつ身近な存在に変わっていく感覚、そこには、世界がつながっているというシンプルで力強い真実がありました。一日を通じて、私は「多様性の豊かさ」を体感しました。国の大小や経済力の差に関わらず、それぞれが自分たちの文化を誇りにし、未来を描こうとしているその姿は、まさに万博のテーマそのものを体現しているようでした。初めて知る国々から学んだことは、情報の多さではなく、体験を通じて心に刻まれるリアルな実感こそが本当の学びだということ。万博という舞台がなければ決して出会えなかった人々や文化、その出会いが、自分自身の世界を確実に広げてくれました。この日の体験は、私にとって忘れられない一日となりました。
2025年10月01日
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