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「お金があれば幸せなのか?」「高級車に乗っているから幸せなのか?」、世の中には、幸せの定義が無数にあります。もちろん、豊かさを手に入れること、素敵な仲間と笑い合えること、パートナーとの愛に包まれること、好きな仕事に就くこと。どれも素晴らしい幸せです。しかし、それらは“幸せのゴール”であって、“幸せの源”ではないように思うのです。私が大切にしているのは、「自分が本能的に好きなこと」や「得意だと感じられること」に没頭しているときにこそ、人は最も自然体で、心からの幸せを感じられるということです。これは、子どもを見ているとよく分かります。周りの評価も報酬も関係なく、ただ夢中になって遊ぶ姿。自分が好きなことに向かっている時、人は満ち足りた表情をしています。そしてこれは、大人になってもまったく変わらないのです。経営においても、この「好き・得意」という感覚はとても重要です。社員一人ひとりが、自分の“好き”や“得意”を仕事の中で発揮できる状態、あるいは、その状態を目指して挑戦できる環境、それこそが、社員の幸せ度を大きく左右するカギだと私は感じています。たとえば、営業が得意な人に経理を任せるような配置では、どれだけ報酬を与えてもその人の幸せは満たされません。逆に、自分の強みや興味を活かせるポジションで成果を上げたとき、人は心から「仕事って楽しい」と感じられるのです。だからこそ、私たちの会社では、「好き・得意を仕事にする」という視点を最重要視しています。すべての社員に対して、「何が好き?」「どんな時に夢中になる?」という問いかけを重ねながら、その人が最も輝ける場所を見つける。そして、必要であれば新たにフィールドを創る。そんな組織運営を目指しています。それは、単なる「やりがいの演出」ではありません。人が本当に力を発揮できるのは、自分の中の情熱に火が灯った時だけだからです。そして不思議なことに、「好きなこと」「得意なこと」を軸にした経営は、会社としての業績にもプラスになります。社員が自発的に動き、創造的な挑戦をし、組織全体にエネルギーが循環していくからです。つまり、「好き・得意」を中心に据える経営は、“社員の幸せ”と“企業の成長”という両輪を、同時に回すことができるのです。幸せへのパスポートは、外側の世界ではなく、私たち一人ひとりの内側にあります。自分の“好き”を大切にし、自分の“得意”を信じ、そこに挑戦し続けること。その道の先にこそ、心からの幸せがあり、真に豊かな人生があるのだと、私は信じています。
2025年07月31日
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「信頼関係をどう築くか」、これは、ビジネスにおいても人生においても、最も本質的でありながら、最も難しいテーマかもしれません。私が所属しているCorporate Connections(通称CC)市部4には、信頼を自然と育んでいける、素晴らしい“仕組み”と“文化”があります。CCでは、月に2回、定例会が開催され、そこでは、45秒スピーチで各メンバーが近況や思いをシェアし、成果報告で実際のビジネスにつながった感謝を伝えます。毎回のゲスト参加は新たな出会いのきっかけとなり、さらに、メインプレゼンでは一人ひとりの背景やビジョンにじっくり耳を傾ける時間が設けられています。この一連の流れの中で、「名刺交換」では得られない、本質的な相互理解が生まれていきます。そして、興味を持った者同士が自然と1to1ミーティングへと進み、そこからさらにオフ会やプライベートの交流を通じて、関係性が深まり始めるのです。CCの仕組みは、単なるネットワーキングではありません。その先には、より深く、より濃く知り合うための「フォーラム」という場が用意されています。少人数で真剣に語り合い、お互いの価値観や信条、生き様に触れる。そうした深い信頼こそが、やがて自然にリファラルマーケティングにつながっていくのです。これが「信頼から始まるビジネス」の本質だと、私はCCを通じて学びました。ただ、どんなに仕組みが整っていても、それだけでは信頼は育ちません。本当に大切なのは、そこに集う一人ひとりの人間力です。互いに磨き合い、高め合い、惜しみなく貢献し、相手の成長や成功を自分の喜びとして感じられるかという精神があるからこそ、この場はただの「ビジネスの場」を超えて、人間的な成長の場となっているのだと思います。私自身、まだまだ未熟ではありますが、だからこそこの場に感謝し、ここから学び、「貢献できる存在」になっていきたいと強く感じています。与えてもらうだけの存在から、与えられる存在へ、助けられるだけの人から、誰かを支えられる人へ、そんな自分へと成長していくために、私はこの場で切磋琢磨を続けていきます。私はCC4という素晴らしい組織の仕組みや文化を自社でも取り入れたいと考えています。これからも自分で体感しながら、自社への置き換えを進めて行きます。
2025年07月30日
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「置かれた場所で咲きなさい」この一冊の本に込められたメッセージは、とてもシンプルでありながら、人生の本質を突いています。私自身、この言葉を「与えられた場所や環境で、まず全力を尽くすことの尊さ」として捉えています。人は誰しも、自分にとって理想的な場所や、恵まれた環境を求めがちですが、人生は思い通りにならないことの方が圧倒的に多いです。理不尽な環境、評価されない日々、認められない苦しみ、そんな時、人は「自分にはもっとふさわしい場所があるはずだ」と思いたくなります。しかし、そこで「冷遇された」と感じて心を閉ざすか、「ここで咲いてやろう」と覚悟を決めるかで、その後の人生はまったく違うものになります。咲く、ということは、根を張るということでもあります。どんな土壌でも、まず自分の足元に根を張り、地中から養分を探し、水を求め、光を信じる、それが「咲く」という行為の前提です。厳しい環境だからこそ、学べることがあり、思うように認められないからこそ、内なる力が鍛えられます。逆境とは、自分の本当の可能性と向き合うために与えられた「成長の場」なのです。ある経営者がこんな言葉を残しています。「チャンスは、光の当たる場所ではなく、影の中にこそある」日の当たる場所で咲くのは、ある意味では簡単です。でも、本当に人として強くなるのは、むしろ誰も見ていないところでどれだけ根を張ったかにかかっています。「自分はもっと評価されるべきだ」と思う前に、「今の環境で何を学べるか」を問うことが大切であり、「もっと良い場所に行きたい」と願う前に、「ここで結果を出すために何ができるか」を考えることが大切なのです。その姿勢こそが、自分自身の成長を加速させ、未来のチャンスを引き寄せる土台になります。置かれた場所で咲こうとする覚悟は、やがて周囲の人の心を打ちます。そして気づけば、その花の咲く場所が、人の集まる場所へと変わっていきます。人生は、どこにいるかではなく、どう咲くかという問いを立てて行きましょう!咲けるかどうかではなく、「咲こうとするかどうか」で決まります。もし今、あなたが思うような場所にいなくても、焦る必要はありません。どんな場所でも、あなたらしい色の花は咲かせることができる。その信念を持って、今日も一歩、根を張っていきましょう!それがきっと、未来の自分への一番の贈り物になるはずです。
2025年07月29日
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今日は知人の紹介で、富山にある大型ショッピングモールに出張してきました。そこには都市圏のマーケットとは明らかに異なる空気感があり、現場を歩き、店舗を回り、人と会話するうちに、想像を超えた“リアルなニーズ”がいくつも見えてきました。まず感じたのは、「車社会」としての特性です。富山では一家に一台どころか、一人に一台レベルで車が普及しており、移動手段も購買行動もすべて車が中心なので、ショッピングモールは「買い物の場」というより、「家族の休日の目的地」であり、「憩いの広場」であり、「地域コミュニティの中心」でもあるのです。さらに目についたのは、子育て世代のニーズで、若いファミリー層が多く、子ども向けイベントや知育玩具、キャラクターグッズなどが非常に強い関心を集めていました。特に地方では「安心」「安全」「教育的」といったキーワードが購買の大きな決め手になっている印象を受けました。そして驚いたのが、「観光バスの乗りつけるショッピングモール」という存在で、インバウンド観光客がモールに直行し、ランチを食べ、土産品や日用品、さらにはアニメグッズまで爆買いしていく光景があるとのことでした。その中には中国人による「アニメグッズの転売ヤー」と思われる動きもあるそうで、これには正直驚きを隠せませんでしたが、それだけ地方モールが“世界市場とつながっている”ことの証でもあります。一見、地方と都市ではビジネスの構造が違うように思えますが、こうしたニーズは全国各地に“点在”している可能性があります。つまり、都市でしか通用しないと思っていたサービスや商品が、実は地方でも強く求められているかもしれないのです。そして今回改めて感じたのが、当社の強みが活きるマーケットは、都市圏だけではないということです。むしろ地方の方が、私たちの「販促力」「企画力」「対応力」といった強みが、よりダイレクトに響く可能性があるという確信を持てました。地方にこそ、未開拓の“まさかのニーズ”が眠っています。それを発見するためには、やはり現場に足を運び、人と会い、空気を感じ、肌で知ることが必要です。現地の“リアルな生活”の中にこそ、ヒントが隠されています。全国に点在するこうしたニーズに対して、私たちがどう応えていけるか。そこに、新しいビジネスの可能性がある!、そんな気づきをもらえた、貴重な富山出張となりました。
2025年07月28日
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歴代興行収入1位のロケットスタートを切った『鬼滅の刃 無限城編Ⅰ』観戦しに行って来ました。当社で関わらせていただいたディスプレイも映画館のとても目立つところで飾られており、沢山の人が記念撮影をしていました。今回も大ヒット映画になることを祈りながら、製作させていただいたので、沢山の人の心に残るアイテムとして活用してもらいたいです。改めて、「鬼滅の刃」はただのアクション、ただのエンターテインメントで終わらない本作は、まるで哲学書のように、私たちに深い問いを投げかけてきます。それは「なぜ人は戦うのか」「なぜ人は死を恐れず、他者のために命を賭けられるのか」という問いだ。登場人物たちの戦いには、私たちが日々の生活で見過ごしてしまうような“本質”が、血のように生々しく流れている。鬼となってしまった者にも、かつて人間として生きた記憶があり、そこには悲しみ、孤独、悔しさが渦巻いている。一方で、人間側の剣士たちもまた、恐怖や迷いを抱えながら、それでも「誰かを守る」という明確な意志のもとに刀を握っている。私はこの映画を通じて、善と悪の単純な二項対立ではなく、「苦しみを抱える存在同士が、それぞれの正義を生きている」ことの切なさを感じた。特に印象的だったのは、“無限城”という空間そのものが、「人の心の迷宮」であるかのように描かれていたことだ。終わりのない空間、出口の見えない闇、重力さえも不安定な足場など、それはまるで、私たちが生きる人生そのもの。「本当に正しいこととは何か?」「自分は何者なのか?」という問いに、明確な答えが出ないまま、それでも人は前に進もうとする。戦闘シーンの中に刻まれる“ためらい”や“涙”こそ、人間らしさの証であり、逆に感情を失った鬼たちは、強くても“空虚”そのものだ。思えば、私たちも同じで、傷つくことを恐れずに他人のために動ける人こそが、最も“人間らしい”ですし、だからこそ、彼らの戦いは美しく、心を震わせるのです。命とは何か、死とは何か、『無限城編』はそれを、難しい言葉ではなく、剣戟と沈黙の間合いの中で、私たちの胸に問いかけてくる。この作品は、ただのアニメではなく、人間存在そのものに向き合う“魂の記録”だ。そして、ラストシーンの静寂の中で私は確かに感じました。「生きるとは、誰かのために“何か”を選び抜くこと」なのだと確信を持って言えます。
2025年07月27日
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今日は、東京支社にて6時間におよぶ幹部ミーティングを開催しました。8名の幹部がリアルに一堂に会しての会議は、実に5年ぶりで、これまでのオンライン会議では得られなかった、“体温のある深いコミュニケーション”が実現した貴重な時間でした。今回の議題の中心は、今期スローガンである「6096宣言」に掲げたキーポイントである「社員幸福度を継続的右肩上がりにする」というテーマの、3年後の理想像を描くことでした。未来を描く方法には、大きく分けて2つあります。一つは「積み上げ方式」。過去から現在の延長線上で、これまでの実績や出来事をベースに少しずつ未来を積み上げていく方法で、多くの経営者や組織が、無意識のうちにこの方法をとっています。確かに堅実ではありますが、現実に引っ張られやすく、革新や飛躍は起こりにくい傾向があります。もう一つが、「願望実現逆算方式」。まずは“こうなりたい”という未来の理想像を強く明確に描き、そこから逆算して「では今、何を始めるべきか」「どこを変えるべきか」と考えていく方法です。今回のミーティングでは、リーダー達がこの“逆算方式”に初めて本格的にチャレンジしました。「未来からの問いかけに答える」という、これまでとは逆の思考回路に最初は戸惑いもあったようですが、対話を重ねるうちに、言葉の力が次第に“意志の力”へと変わっていく様子が伝わってきました。特に印象的だったのは、「絶対に実現したい未来を描くと、未来が“今”を変えてくれる」という感覚にリーダーたち自身が気づいていったことでした。「社員幸福度を右肩上がりにし続ける」、これは単なるスローガンではなく、組織の本質的な願いであり、未来に対する覚悟なのです。今の延長線ではなく、“こう在りたい未来”を起点に考えるというこの発想の転換は、まさに組織の成長スイッチを押す瞬間だったように思います。幹部一人ひとりが、未来に対する“強い願望”を胸に刻みながら、そこから逆算してアクションを定めたことで、ミーティングの最後には、まったく違う熱量の空気が生まれていました。リアルに会うことで、エネルギーが伝わり合い、未来を描くことで、現在が変わり始めます。そして何より、「人は願望によって行動を変える」という真理を再認識する時間でもありました。これから3年間、社員幸福度の右肩上がりを本気で実現するために、私たちは進化し続けていきます。未来は、待つものではなく、自分達で創るもの。そんな思いを胸に、今日、リアルな一歩を踏み出しました。
2025年07月26日
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今日は、東京支社にて6時間におよぶ幹部ミーティングを開催しました。8名の幹部がリアルに一堂に会しての会議は、実に5年ぶりで、これまでのオンライン会議では得られなかった、“体温のある深いコミュニケーション”が実現した貴重な時間でした。今回の議題の中心は、今期スローガンである「6096宣言」に掲げたキーポイントである「社員幸福度を継続的右肩上がりにする」というテーマの、3年後の理想像を描くことでした。未来を描く方法には、大きく分けて2つあります。一つは「積み上げ方式」。過去から現在の延長線上で、これまでの実績や出来事をベースに少しずつ未来を積み上げていく方法で、多くの経営者や組織が、無意識のうちにこの方法をとっています。確かに堅実ではありますが、現実に引っ張られやすく、革新や飛躍は起こりにくい傾向があります。もう一つが、「願望実現逆算方式」。まずは“こうなりたい”という未来の理想像を強く明確に描き、そこから逆算して「では今、何を始めるべきか」「どこを変えるべきか」と考えていく方法です。今回のミーティングでは、リーダー達がこの“逆算方式”に初めて本格的にチャレンジしました。「未来からの問いかけに答える」という、これまでとは逆の思考回路に最初は戸惑いもあったようですが、対話を重ねるうちに、言葉の力が次第に“意志の力”へと変わっていく様子が伝わってきました。特に印象的だったのは、「絶対に実現したい未来を描くと、未来が“今”を変えてくれる」という感覚にリーダーたち自身が気づいていったことでした。「社員幸福度を右肩上がりにし続ける」、これは単なるスローガンではなく、組織の本質的な願いであり、未来に対する覚悟なのです。今の延長線ではなく、“こう在りたい未来”を起点に考えるというこの発想の転換は、まさに組織の成長スイッチを押す瞬間だったように思います。幹部一人ひとりが、未来に対する“強い願望”を胸に刻みながら、そこから逆算してアクションを定めたことで、ミーティングの最後には、まったく違う熱量の空気が生まれていました。リアルに会うことで、エネルギーが伝わり合い、未来を描くことで、現在が変わり始めます。そして何より、「人は願望によって行動を変える」という真理を再認識する時間でもありました。これから3年間、社員幸福度の右肩上がりを本気で実現するために、私たちは進化し続けていきます。未来は、待つものではなく、自分達で創るもの。そんな思いを胸に、今日、リアルな一歩を踏み出しました。
2025年07月26日
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上海出張の合間を縫って、現地で“アニメの聖地”と呼ばれている「曲阜路」へ足を運びました。中国では日本のアニメ文化が「二次元」という名で親しまれており、今や一種のカルチャームーブメントとして若者を中心に熱狂的な人気を誇っています。その最前線を肌で感じてみたくて、実際に現地に立ってみたのです。目に飛び込んできたのは、日本の人気アニメ作品の世界が再現されたような空間でした。名探偵コナン、家庭教師ヒットマンREBORN、小林さんちのメイドラゴン、文豪ストレイドッグス、HUNTER×HUNTER、犬夜叉、ジョジョの奇妙な冒険など、どこを見ても日本発のIPコンテンツ一色でした。通りには特設ブースがいくつも並び、そこには推しキャラに囲まれて写真を撮る人、グッズを買い求める人、そして本格的な衣装を身にまとったコスプレイヤーたちの姿があふれていました。まるで日本のコミケやアニメジャパンが常設されているかのような空間に、ただただ圧倒されました。LOFTがまるごとアニメグッズ専門店と化していて、日本では生活雑貨のイメージが強いLOFTですが、ここ上海では完全に“二次元ファンの聖地”としてリブランディングされていました。扱われているグッズの大半が日本の作品で、これほどまでに現地の若者たちに愛され、消費されているという事実に、正直驚きと誇りを感じました。昨日の大手SNS企業で感じた先方の期待が決して大袈裟なものではなく、リアルな現実として存在することを体感しました。もちろん中国発のIPコンテンツもあるにはあるのですが、熱狂度や来場者の反応を見ている限り、やはり“圧倒的な人気”を誇っていたのは日本のアニメでした。クオリティ、世界観、キャラクター、歴史など、どれを取っても、まだまだ日本のIPには底知れぬ魅力と可能性があるのだと確信しました。そして何より、この空間の熱量が物語っていたのは「消費されるカルチャー」ではなく「愛され、共に生きるカルチャー」になっているということでした。単純な比較は出来ませんが、日本のオタク文化を上回る熱狂が中国の「二次元」文化に存在するのかも知れません。我々がこれから本格的に立ち上げるIPコンテンツ事業。その取り組みの先に、こうした熱狂や感動があるのだと思うと、背筋が震えるような気持ちになりました。単なるビジネスではなく、これは「文化の架け橋」をつくる挑戦なのだと、あらためて心に刻んだ一日となりました。
2025年07月25日
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中国出張2日目。今日は、かねてよりアプローチを続けていた中国の大手SNSプラットフォーム2社を訪問しました。まさに「一粒万倍日」「天赦日」「大安」が重なる、2025年で最強と言われる幸運日。この日に交わされた合意は、偶然とは思えないほど、大きな未来の扉を開く瞬間となりました。今回の出張のテーマは、日本のアニメ・ゲーム・キャラクターなど、IPコンテンツの中国展開における新しい可能性を探ることでした。これまで中国におけるIPビジネスは、海賊版や無許可流通といった「影」の課題も抱えていました。だからこそ、私たちは「公式認定・正規ライセンス」に徹底してこだわるという軸を持って臨みました。今日訪問したSNS2社は、それぞれ数億人のアクティブユーザーを抱え、中国の若年層にとってはもはや「生活インフラ」とも言える存在です。そこで交わされた合意は、日本のIPコンテンツを活用した、まったく新しいプロモーションおよびマネタイズの企画を、共同で創り上げていくことになりました。これは、単なる広告出稿やコンテンツ配信ではなく、ユーザー参加型・熱狂型の新たな仕組み。中国のSNS文化と、日本のIPが融合することで、これまでにないダイナミズムが生まれる可能性を秘めています。手応えは、はっきりとありました。そして、その先に見えるのはインパクトのある、革新的なビジネス展開の未来です。日本のIPホルダーにとって、中国市場は未開拓の巨大マーケット。しかし同時に、言語・文化・商習慣・法規制という“高い壁”が存在することも事実です。それを超えるには、現地で信頼を得たパートナーと共に、正しいルートで、ファンの共感を得る仕組みを創ることが大切です。今回の訪問では、その土台となる「共創の枠組み」を築くことが出来ました。中国の若者たちは、今や日本のIPを単なる輸入コンテンツとしてではなく、自らの生活の一部として愛しています。私たちは、そんな彼らに“本物”を届ける責任があります。この出張で得た確かな手応えを、自信と確信に変え、いよいよ本格的なプロジェクトを動かしていきます。そしてこの一歩が、やがて日本IPのグローバルブランド化への転機となることを、私は信じて疑いません。ここから始まる、新しい挑戦にどうぞご期待ください。
2025年07月24日
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今日から中国出張に来ています。この国には何度も訪れていますが、来るたびにスケールの大きさとエネルギーに圧倒されるものがあります。文化の奥深さ、人の熱量、そしてものづくりやサービスにかける真剣さ、などそれらがひとつに融合して、まさに“熱狂市場”という言葉がしっくりくる場所です。そして明日、この中国の地でとても大切なアポイントが2件入っています。どちらも、私たちの未来にとって大きなターニングポイントとなるかもしれない、重要な商談です。もちろん、準備は万全にしてきました。資料も練り込み、伝えるべき想いも整理してきました。でも、それ以上に、私は「縁」と「運」を信じています。実は、明日は、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)、天赦日(てんしゃにち)、大安(たいあん)この3つがすべて重なる、2025年の中でも最強の“幸運日”なのです。一粒万倍日は「たった一粒の種が万倍にも実る日」、つまり小さな行動が大きな成果につながる日。そして天赦日は「すべての罪が赦され、天がすべてを許す日」とされ、年に数回しかない特別な吉日。さらに、大安はご存じのとおり「何をやってもうまくいく」とされる最上の六曜。そんな三つの吉日が重なる日というのは、まさに天が味方してくれているかのような一日。偶然なのか、必然なのか、こんな日に私たちは大きな勝負に挑むことになりました。私は、こういう運命的なタイミングを、ただの偶然とは思いません。人生は、目に見えない力が働いていると感じることが、何度もあります。努力と準備を重ねた上で、最後に必要なのは“追い風”、それを受け取るためには、自分自身の心を整え、謙虚に、そしてまっすぐに物事と向き合うことが大切だと信じています。明日の商談では、私たちの誠意、覚悟、そしてビジョンをしっかりと伝えたい。売り込むのではなく、“共に創る”という姿勢で臨みたい。自分たちの都合ではなく、相手の未来を思い描きながら、一緒に成長していける関係性を築きたい。そんな想いを胸に、明日、最高の一日にしてきます。この出張が、自分たちの未来を大きく切り拓くきっかけとなることを信じて。そして何よりも、この大いなる吉日が、見えない後押しをしてくれることを信じて。どうか、すべてがうまく運びますように。
2025年07月23日
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経営において、スピードは何よりも大切な要素のひとつです。特に、変化が激しい現代社会においては、スピードが「競争優位そのもの」と言っても過言ではありません。しかし、スピードとは単に「急ぐこと」や「焦ること」ではなく、本質は『正しい判断をいかに早く行い、行動に移せるか』ということです。私たちの会社でも、これまで様々な取り組みを重ねてきました。たとえば「チャンス&トライアル」、チャンスがあるなら、まずはやってみよう!、完璧を求めて動けなくなるより、小さくても行動し、その結果を見て次に進む。そんな文化を根づかせようと試行錯誤してきました。また「一瞬で意思決定」という言葉を年度のスローガンに掲げたこともあります。もちろん、軽率に決めるという意味ではなく、普段から情報を集め、考え、準備をしているからこそ、いざという時には迷わず決断できる。むしろ普段の準備があるから、一瞬で決められるのです。振り返れば、最初からスピードがあったわけではなく、むしろ、どちらかといえば慎重で、動き出すまでに時間がかかることが多かったように思います。けれども、そうした意識を持ち続け、行動し続ける中で、リーダーたちの判断スピード、行動スピードが自然と上がってきました。無理やり急かすのではなく、日々の経験や成功・失敗の積み重ねの中で「迷っている時間が一番もったいない」「動けば次が見える」という実感が社内に広がっていったように思います。そして今、リーダーたちのスピードが上がったことで、会社全体のスピードも確実に上がっています。スピードが上がると、チャンスを逃しません。市場や顧客の変化にも素早く対応できますし、何より、挑戦の数が増え、結果として成長のスピードそのものが加速していきます。経営におけるスピードは、いわば会社の血流のようなものです。止まれば死んでしまうし、滞れば不調になり、逆に、勢いよく循環すれば、全体が活性化し、エネルギーが満ちていきます。ただし、忘れてはならないのは「スピードは目的ではなく、成長と成果を生み出す手段」であるということです。焦って迷走したり、誤った方向に猛進してしまっては意味がありませんから、日頃から情報を集め、価値観を共有し、目的を明確にしておく必要があるのです。その上で、「一瞬で決めて、一歩を踏み出す」という行動力が、大きな未来へと繋がっていきます。これからも、私たちは「正しいスピード感」を磨き続けたいと思います。リーダーが変われば、会社が変わる。そして会社が変われば、未来が変わる、スピードは、その未来を切り拓く最強の武器になるのです。
2025年07月22日
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人が成長し、周囲に良い影響を与える存在になるために、私は「自我・他我・無我」という3つの心の在り方が重要だと考えています。これは仏教や哲学の世界でも使われるキーワードですが、現代のビジネスや人間関係においても、とても大切な示唆を与えてくれるものです。まず、「自我」について。自我とは、言い換えれば「自分」という存在を認識することです。「私はこういう人間だ」「私はこう考えている」という意識を持つことは、人として当然のことであり、自我なくして自分の考えや行動を持つことはできません。むしろ、自我があるからこそ、自分の意志で目標に向かい、努力し、成長していけるのです。しかし、自我だけが強すぎると、周囲が見えなくなってしまいます。「自分が正しい」「自分がすごい」と自分本位になってしまうと、孤立を生み、人を遠ざけ、結果として影響力を失ってしまいます。だからこそ、次のステップとして必要なのが、「他我」です。他我とは、他者の存在を理解し、他者の視点に立って考える心のことです。「相手はどう感じているだろうか」「どんな思いでいるだろうか」と想像し、思いやること。この他我の心がなければ、どれほど優秀な人であっても、人を動かすことはできません。人は「自分を理解してくれる人」に心を開きます。だからこそ、自我を持ちながらも、他我を育むことが、良い影響力を発揮するための土台になるのです。そして、最終的にたどり着きたい境地が、「無我」です。無我とは、自分という存在にとらわれず、目の前の人や社会全体にとって「何が正しいか」「何が必要か」を純粋に考えられる心の状態です。これは決して「自分を捨てる」という意味ではありません。むしろ、自我を十分に持ち、他我を深めた先に生まれる、もっと広い視点で物事をとらえる境地です。自我で自分を磨き、他我で人を理解し、無我で大きな視野に立つ。この3つがそろったとき、人は自然と大きな影響力を持つようになります。なぜなら、その人の言葉や行動には、押しつけでもなく、自己主張でもなく、利他と誠実がにじみ出るからです。私たちは、つい「自分がどう思われるか」「どう評価されるか」という自我に囚われがちです。けれど、自分の成長や成功だけではなく、目の前の人の幸せや成長を心から願う「他我」の心を持つことで、行動は変わります。さらに、「自分」「他人」という枠を超え、「世の中」「未来」にとってどうあるべきかという無我の視点に立てれば、その行動は間違いなく周囲に良い影響を与え、結果として自分にも大きく返ってくるのです。影響力とは、言葉や行動だけで得られるものではありません。日々の在り方、その人の心の深さが、周囲に伝わり、共鳴し、やがて形となって現れていくものです。私はこれからも、自我を磨き、他我を持ち、無我を目指し、少しでも良い影響を与えられる存在を目指していきたいと考えています。
2025年07月21日
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本日行われた参議院選挙は、まさに歴史的な一日となりました。長きにわたって政権を担ってきた自民・公明による与党体制が、ついにその過半数を割り込みました。これまで政治の安定を掲げ、現状維持を是としていた与党に対して、有権者が突きつけたのは「変化を求める意思」だったと言えるでしょう。今回の選挙で、ひと際目を引くのが、参政党や国民民主党といった、いわゆる中間層・保守層に新しい風を吹き込もうとする勢力の躍進です。とりわけ参政党は、これまで一部では泡沫と揶揄されながらも、現行の閉塞感ある政治に対して“新しい価値観”を求める層の受け皿として、その存在感を一気に高めました。国民民主党もまた、与党とも野党とも一線を画す中道実務政党として、確かな地歩を固めつつあります。この結果が意味するものは何か。それは、これまでの「自民一強」という日本型政治構造が、音を立てて崩れ始めたという事実です。衆議院では辛うじて政権を握る自民党も、参議院での法案成立が困難となった今、政局は一気に不透明さを増します。私は個人的に、今回の結果を受け、自民党内部の分裂がいよいよ表面化すると見ています。これまでの“自民党”というブランドそのものが、大きく変わる局面に入ったと見るべきでしょう。では、これから日本はどう進むのか。まず考えられるのは、「与党再編」というシナリオです。自民党が分裂した場合、一部は公明党や国民民主とともに“中道保守”の新たな枠組みを作り、残った勢力はより保守色を強めた小さな自民として再出発を図るかもしれません。参政党や日本維新の会との連携も視野に入れれば、右派再編という動きも加速する可能性があります。もう一つのシナリオは、「大連立構想」です。自民も立憲も単独では政権が持たず、国民民主や維新、あるいは参政党を巻き込み、是々非々で協調する“大人の政治”に舵を切る動きです。しかし、これはあくまで理屈の上では成立しても、理念や政策が噛み合わない以上、持続性には疑問が残ります。いずれにしても、今日という日は、日本の政治史において大きな分水嶺となるでしょう。長年続いてきた「自民・公明による安定政権」という幻想は崩れ去り、有権者が本気で“新しい政治”を求めた結果が、数字として突きつけられました。その背景には、経済停滞、物価高、少子化、社会保障不安、外交リスクといった現実があります。これまでのように、「とりあえず自民に任せておけばなんとかなる」という時代は終わったのです。これから先、日本はどこへ向かうのか。私は今こそ、政治家一人ひとりが「国のため」「次世代のため」という覚悟を持って行動すべきときだと感じています。党利党略を超えた、新しい枠組みづくりこそが、日本再生の鍵となるでしょう。そして、私たち国民もまた、ただ批判するのではなく、自らの一票に責任を持ち、次の時代をどう創っていくのか、その覚悟を持ってこの国の行方を見つめなければなりません。今日という日は、その第一歩となるはずです。
2025年07月20日
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現在の日本は、未曾有の人手不足に直面しています。特に地方の中小企業や、製造・サービス業界においては、若手人材の確保が年々困難になっており、多くの企業が生き残りをかけて外国人採用に舵を切り始めています。しかし、この「外国人問題」は、単なる労働力確保の話にとどまりません。文化や習慣の違い、受け入れ体制の未整備、法制度の壁──様々な課題をはらんでいるため、採用する企業も慎重にならざるを得ないのが実情です。そんな中、私が今日お話を伺う機会をいただいたのが、DISCOVERY SUPPORT株式会社の桝井社長でした。桝井社長は、この外国人採用という社会課題に、実に11年前から真正面から取り組んでおられる先駆者です。そのビジネスモデルは、単なる人材紹介にとどまらず、雇う企業・働く外国人・そして自社の三方すべてに利益と信頼をもたらす、まさに「三方よし」の精神を体現したものになっています。特筆すべきは、そのビジネスモデルの根幹にある「採用企業無料」という画期的な仕組みです。通常、人材紹介ビジネスは採用企業から報酬を得ることが一般的ですが、DISCOVERY SUPPORTでは企業側からの紹介料を一切いただいていません。それではどこで利益を生んでいるのかというと、外国人求職者からの適正な費用負担と、その他関連事業によって利益を確保しているのです。一見すると、外国人からお金を取るのは良くない印象を受けるかもしれません。しかし、桝井社長の話を聞くと、その考えは一蹴されました。彼らは求職者に対して、単なる「就職先の斡旋」ではなく、ビザ取得から生活支援、日本でのキャリア設計までを一貫してサポートしています。つまり、外国人求職者は単に就職のために費用を払うのではなく、「未来の人生設計」のために投資しているのです。そして、厳正な管理のもとでの費用設定がされている点も大きな安心材料でした。このモデルにより、企業はコスト負担なく、安心して外国人材を採用できる。外国人は安心して日本でのキャリアをスタートできる。そしてDISCOVERY SUPPORTは、信頼と実績を積み重ね、安定した利益を確保していく。三者すべてにとって、誠実で継続可能な仕組みが出来上がっているのです。何より心を打たれたのは、桝井社長ご自身の「志」です。ただ利益を求めるのではなく、「外国人も日本企業も不幸にならない採用の仕組みを作る」「日本で働くことが誇れる仕組みにしたい」という強い想いが、すべての事業活動の根底にありました。だからこそ、採用後のフォロー体制も手厚く、離職率も極めて低い。外国人も企業も「ありがとう」と言える関係性が築かれているのです。このような取り組みこそ、今の日本に求められているビジネスの在り方ではないでしょうか。単なる利益追求ではなく、社会課題を真正面から受け止め、事業を通じて解決していく。 その姿勢が結果として、自社の信頼と利益を高めていく。この「三方よし」の考え方こそ、経営者として大いに学ぶべき精神だと、あらためて感じさせられる時間となりました。
2025年07月19日
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今、日本の中小企業はかつてないほどの採用難に直面しています。少子高齢化が進む中で、若手人財そのものが減少しており、大企業や都市部企業に人材が集中する傾向も強まっています。当社も例外ではなく、「求める人財との出会いがなかなか叶わない」という悩みを年々、強く感じています。以前であれば、求人を出せば一定数の応募があり、その中から自社に合う人を選べる時代がありましたが、今は違います。そもそも応募が少ない、応募があってもミスマッチが多い、そうした現実を目の当たりにしながら、「待つ採用」から「仕掛ける採用」へと、考え方を大きく変える必要性を痛感しています。そうした中で、当社が今、積極的に取り組み始めているのがリファラル採用です。リファラル採用とは、社員やその知人・友人などからの紹介で採用につなげる手法です。これまで以上に社内外のつながりを活かし、自社に合う人財との出会いを創り出そうという動きです。この手法の何が優れているかと言えば、紹介者が「この人ならうちに合う」と感じた上で推薦してくれるため、ミスマッチが起こりにくい点にあります。また、紹介者自身も責任感を持って関わるため、入社後のフォローや定着にも自然と協力が生まれやすいのが特長です。採用コストも抑えられ、質の高い採用につながる。中小企業にとって非常に相性の良い手法だと感じています。もう一つ、今後さらに注力していくべきは高校生採用です。高校生採用は一見、ハードルが高いと感じられるかもしれませんが、実は大きな可能性を秘めています。社会人経験がない分、素直で吸収力が高く、自社のカラーに染まりやすいという利点があります。何より、早い段階から「この会社で成長したい」という想いを持ってくれる若者と出会えるのは、企業にとっても大きな財産になります。もちろん、ただ採用するだけでは定着しません。大切なのは、成長を支え、育てる環境づくり。社会人としての基礎から、仕事の意義ややりがい、将来のビジョンまでを丁寧に伝え、共に成長していける風土を整えることが、今後ますます求められます。このように、これからの中小企業の採用戦略は、「数を集める」から「質を育てる」「縁を活かす」へと大きくシフトしています。待っていれば人が来る時代は終わりました。これからは、自ら動き、縁をつなぎ、共に未来をつくる仲間を探す時代です。その中で何より重要なのは、自社のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を明確にし、発信し続けることです。「どんな未来を描き、どんな価値観で、何を目指す会社なのか」、これを伝え続けることで、共感した人が自然と集まりやすくなります。採用とは、共感と信頼を得る活動でもあるのです。未曽有の採用難と言われる今だからこそ、採用の本質が問われています。“良い人に出会う”ためには、“良い会社”でなければならない。採用難を嘆く前に、自分たちの在り方を見つめ直し、魅力ある企業である努力を続ける。それこそが、これからの中小企業にとって必要不可欠な採用戦略だと、私は考えています。
2025年07月18日
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私は、影響力を与える人間になりたいと強く願っています。影響力と言っても、肩書きや権力で人を動かすようなものではありません。私が目指しているのは、人の心を前向きに動かし、良い変化を生み出すような影響力です。理想は、何も語らずとも、ただそこに存在しているだけで人に安心感や勇気を与えられるような、まるで神様や仏様のような存在で、そこにいるだけで空気が変わり、人々の心が落ち着き、良い方向へと導かれていく。そんな究極の影響力を持つ人間に、いつか到達したいと願っています。しかし、今の私はまだまだその境地にはほど遠く、未熟な人間ですから、今は「言葉の力」を大切にしています。自分の考えや思いを、できる限り誠実に、丁寧に、相手の心に届くように伝えることで、少しでも相手の心にポジティブな影響を与えられたら、そう考えて、日々言葉や行動を磨いています。時には、相手を励ます言葉。時には、背中を押す言葉。時には、静かに寄り添う言葉など、人は状況によって、求める言葉が違います。だからこそ、相手の立場に立ち、心の声に耳を澄ませながら、その瞬間にふさわしい言葉を選ばなければならないと考えています。今の私にできる影響力とは、まさに「言葉を通じた心のキャッチボール」であると実感しています。また、言葉だけではなく、日々の行動や態度も大切だと痛感しています。どんなに良いことを言っていても、自分がその言葉に見合った行動をしていなければ、相手の心には届きませんし、むしろ逆効果になってしまうことすらあります。だからこそ、自分の発する言葉と、自分の行動が一致しているかを常に問いかけるようにしています。言葉と言動が常に一致していること、つまり「一貫性」が強く求められているのです。まず行動を通じて、自分の思いを示し、そのうえで、言葉を添える。この順序があるからこそ、言葉に重みが生まれ、より大きな影響力を持つと感じるのです。人は誰しも、誰かに影響を受け、誰かに影響を与えながら生きています。であるならば、自分が与える影響は、できる限り前向きで、温かく、勇気を与えられるものでありたい、と強く願っています。そのためには、自分自身が成長し続けることが不可欠で、自分が成長すれば、その姿そのものが、誰かにとっての希望や刺激になります。「努力している人がいる」「挑戦している人がいる」「成長を諦めていない人がいる」、そう感じてもらえたなら、それもまた立派な影響力のひとつだと思うのです。今はまだ、言葉を尽くして思いを伝え、行動を重ねることで、少しずつ影響力を磨いている段階です。ですが、いつかきっと、何も語らずとも、そこにいるだけで周囲に良い影響を与えられるような存在に近づけると信じています。そのために、これからも謙虚に学び、誠実に行動を積み重ねていきます!
2025年07月17日
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この半年間、私の身近にいた一人の同志が、とても苦しい時期を過ごしていました。まるで真っ暗なトンネルの中にいるかのように、前も見えず、どこへ進めばよいのかも分からない。そんな状況が長く続いていたのです。その彼から、今日、とても嬉しい知らせが届きました。「ようやく抜け出すことができました」そう、晴れやかな声で語ってくれたのです。今では、前向きなエネルギーに満ちあふれ、心から充実している様子が言葉の端々から伝わってきました。この知らせを受けて、私は改めて確信しました。どんなに苦しい状況であっても、人は前と上だけを見て、一歩ずつでも行動を重ねていれば、必ず人生は好転していくのだと。まさに、「明けない夜はない」という言葉は、真実なのだと、彼がその身をもって証明してくれたのです。そして、もうひとつ彼の姿から学んだことがあります。ただ状況が好転したというだけではありません。彼は、これまで地道に積み上げてきた努力や誠実な行い、人との信頼関係といった“見えない財産”が、ここに来て大きなギフトとなって、自分の未来の可能性を大きく広げてくれているのです。「人は積み上げた徳によって、必ず報われる」、このこともまた、彼の生き様が教えてくれました。人生の岐路であり、大きな転機になることは間違いないと思いますし、今回のコトが彼の持つポテンシャルをさらに開花させてくれると確信しています。私自身、この知らせを受け、大きな喜びとともに、大きな勇気をもらいました。人生は山あり谷あり、決して平坦ではありませんが、どんな谷であっても、決してうつむかず、前を向いて歩みを止めなければ、必ず夜は明ける。その時、これまで積み重ねてきたものが、自分をさらに遠くへ連れて行ってくれる。これは自分自身の経験からも確信しています。4年前の人生最大のピンチからV字回復どころか、以前よりも上積みした成果を手に入れることが出来ているのは、その苦境の時に逃げずに、前と上を向いて歩み続けたからです。もう一度言いますが、どんなに暗い夜であっても、チャンス&トライアルを続けていれば、明けない夜はないのです。そう信じて、私もまた、一歩一歩を大切に積み重ねていこうと思います。
2025年07月16日
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今日は、朝から夕方まで18名の社員との個人面談を実施しました。通常であれば、これだけの人数を一日で面談すると、終わる頃には頭も身体もすっかり疲れ果ててしまうものですが、不思議と今日は違いました。むしろ、終わった今の方が元気を感じています。その理由は明確で、今日の面談では前向きな言葉や考えが数多く聞けたからです。特に、私自身がエネルギーをもらえたキーワードが3つあります。それが『全体最適』『心理的安全性』『社員幸福度右肩上がり』という言葉です。この3つは、今の当社が目指している“理想の職場づくり”そのものと言えます。それぞれのキーワードに対して、社員から共感の声が上がったこと自体が、すでに社内の変化を物語っています。かつては「自分さえ良ければ」「目の前の数字だけクリアすれば」といった、部分最適の発想が見え隠れしていた時期もありました。しかし、今は視座が高くなり、組織全体を俯瞰した考えができる人が増えてきました。「自分の役割はどこか」「チームとして成果を出すにはどうすべきか」という視点を持てる社員が増えたことは、会社として何よりも嬉しい変化です。また、心理的安全性についても、多くの社員が「今は安心して意見が言える」「否定される不安がなくなった」という声も多くありました。これは、経営層やリーダーが率先して相手の話を聴く姿勢を大切にし、対話を積み重ねてきた成果だと感じています。心理的安全性が確保されると、人はより素直に、そして前向きに仕事へ向き合えるものですし、それがまた、全体最適へとつながっていく。良い循環が、少しずつですが確実に生まれていると実感できました。給与や待遇ももちろん大切ですが、やはり「職場での人間関係」「成長実感」「承認されている感覚」といった内面的な幸福度こそ、働くうえで欠かせない要素です。こうした実感を持てる環境をつくれているのは、何より社員一人ひとりが、日々前向きに行動してくれているからこそだと、心から感謝したいと思います。今回の面談を通じて、改めて感じたことは MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を明確にし、それを日常的に言葉にし、共感を深めていく重要性です。ただ掲げるだけでは意味がありません。繰り返し伝え、対話を重ね、共感を育み、行動に落とし込む。これを地道に続けていくことが、結果として社内風土を良くし、事業の成長にもつながっていくのだと、今日改めて確信しました。社員一人ひとりが、自らの幸せと会社の成長を結びつけて考えられる組織を、これからも目指していきます。
2025年07月15日
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新たな習慣が成果を変えることは間違いないですが、習慣化するまでの“こぎ始め”が肝心です。私たちアサヒ・ドリーム・クリエイトでは、これまで「進捗管理の徹底」が大きな課題としてありました。どれだけ計画を立てても、その進み具合が曖昧になってしまっては、やるべきことが遅れ、最終的な成果にも悪影響が出てしまいます。しかし、今期から大きな変化を生み出す取り組みとして、毎週、各リーダーが責任を持って進捗管理を行うことをスタートさせました。この取り組みを始めた背景には、「やるべきことを、やるべきタイミングで確実に進める」という、極めて当たり前でありながら、意外と実行し続けるのが難しい本質的な課題があったからです。人は誰しも、新しいことを始めるときには、少なからず抵抗や負荷を感じるものです。今回の進捗管理も例外ではなく、最初は「わざわざ管理表を作る必要があるのか」「今までも何とかやってきた」という思いもあったはずです。しかし、新たな取り組みを始める時は、自転車の“こぎ始め”と同じで、最初の負荷はとても大変なのです。自転車に乗る時、最初の一漕ぎはとても重く感じます。ペダルを踏み込むたびに「こんなに力がいるのか」と思う瞬間もあります。しかし、二漕ぎ、三漕ぎと進むうちに、自転車は安定し、スムーズに前へと進み出します。そこまで行けば、少しの力でどんどん前進できるのです。習慣も同じで、最初は意識して努力しなければ行動に移せません。しかし、それを続けていくうちに、やがて意識しなくても自然と体が動くようになります。「毎週の進捗管理」というルールも、今は少し労力がかかっていますが、すでに社員の意識が変わり始めています。「今どこまでできているのか」「何が遅れているのか」「次に何をするべきか」という問いかけを、リーダーが自ら考え、部下とともに確認する。このサイクルが習慣化されれば、確実に成果は変わります。なぜなら、ゴールに対して“ズレ”が生まれにくくなるからです。大切なのは、この“こぎ始め”を乗り越える覚悟と継続です。誰かに言われるからやる、ではなく、自ら「やることが当たり前」と思える状態にまで習慣を落とし込むこと。それが会社全体の文化となった時、成果は自然とついてきます。今、私たちはその大切な第一歩を踏み出しました。少しずつですが、確実にペダルは軽くなり始めています。この動きを止めず、前へ、前へと進み続けたいと思います。進捗管理の習慣化は、必ず私たちの未来を変える力になると信じています。
2025年07月14日
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私たちアサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社には、成長し活躍していく社員に、ある共通点があります。それは「明るく・元気で・素直」であることです。私たちは、この3つの要素を一文字ずつとって「明・元・素(めい・げん・そ)」と呼んでいます。一見すると、とてもシンプルな言葉ですが、実はこの「明・元・素」こそ、社会人として、そして人として大きく成長していくための“土台”であり、当社で活躍する社員には必ず備わっている要素なのです。まず「明るさ」について。明るい人は、周囲に良い影響を与えます。どんなに能力が高くても、暗い表情やマイナス思考ばかりでは、チームに活気は生まれません。一方、いつも笑顔で挨拶し、前向きな言葉を発する人には、自然と人が集まり、良い連鎖が起こります。「明るい職場」は「明るい人」から生まれる。これは間違いのない事実です。次に「元気」です。元気とは、単に声が大きいとか、体育会系という意味ではありません。仕事に対して「やってやろう!」という前向きなエネルギー、どんな時でも諦めず、まずは動くという行動力、それこそが本当の意味での“元気”です。もちろん、体が元気で健康体であることもとても大切な要素です。元気がある人は、行動量が違います。行動するから、経験値が増え、失敗も成功も糧にして成長していくことができます。結局、成長スピードを決めるのは、元気さ=行動量だと私は考えています。そして最後に「素直」です。素直な人は、成長が早いです。人の話をしっかり聞ける、自分の至らなさを認められる、アドバイスを受け入れ実践できる、これが出来る人は、どんどん変わっていきます。逆に、どれだけ能力があっても、自分の殻に閉じこもり、意固地になってしまっては成長のチャンスを自ら閉ざしてしまいます。素直さは、吸収力であり、変化への柔軟さであり、可能性そのものです。この「明・元・素」を兼ね備えた社員は、社内外を問わず良いご縁に恵まれます。明るく、元気で、素直、そんな人と一緒に働きたい、応援したい、何かチャンスを与えたい、そう思わせる力があるのです。だからこそ、当社ではこの「明・元・素」を大切にしています。これが、シンプルだけれど強く、成長への近道になる“人間力”だと信じているからです。どれだけ時代が変わっても、どれだけAIが進化しても、「人」として求められる本質は変わりません。明るく、元気で、素直。この3つが備わっている人が、どんな時代にも必要とされ、必ず活躍していけると私たちは確信しています。
2025年07月13日
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「限界の先に成長がある」、これは、私が日々意識している言葉です。成長したい、変わりたい、自分を高めたい、そう願う人は多いかもしれませんが、実際にそれを手にする人はそう多くはありません。なぜなら、そのためには「セーフティーゾーン」から抜け出す覚悟と、「自分に負荷をかける勇気」が必要だからです。たとえば、筋肉はどうすれば太く、強くなるのか。答えはシンプルで、負荷をかけて、限界ギリギリまで追い込むことを繰り返すことで、筋肉は破壊と再生を繰り返し、以前よりも力強くなっていくのです。人間の成長もまったく同じです。心の筋肉も、精神の筋肉も、やはり負荷がかかってこそ鍛えられます。修羅場をくぐって来た人は、人並外れた精神力を持ち合わせていることが多いです。たとえ今、順調に過ごしていたとしても、それが「安全圏の中だけで完結している毎日」であれば、大きな飛躍は望めません。なぜなら、安心・安定の環境では、挑戦も失敗も起こらないからです。でも、逆に言えば、ほんの少しの「不安」や「緊張」、「未知なることへのチャレンジ」を受け入れるだけで、人は大きく進化するチャンスを手にできます。私自身も過去を振り返ってみると、「もうダメだ」「もう無理だ」と感じた時ほど、心が鍛えられ、大きな気づきを得て、価値観が磨かれてきました。逃げずに向き合い、自分なりの答えを出し続けてきたからこそ、今の自分があります。そんな経験は一度や二度ではなく、何度も何度もありましたが、その度に自分の中の何かが変化し、耐性のようなものが出来ていくことが分かります。もちろん、限界に挑むのは簡単なことではありません。怖さもあるし、失敗することだってありますが、そのすべてが「未来の自分を創る材料」だと考えれば、怖さは希望に変わります。だからこそ、セーフティーゾーンから一歩外へ。自分を信じて、小さなチャレンジを積み重ねていくこと。昨日の自分より、ほんの少しでも前進することが、あなたを大きく成長させる一歩になるはずです。限界のその先に、あなたの新しい可能性が待っています。人間には無限の可能性がありますから、自分の可能性に優しく、挑み続けたいものです。どうか、その一歩を踏み出す勇気を忘れずに、新たな自分に「チャンス&トライアル」です。
2025年07月12日
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何度も聞いたことがある言葉でも、ある瞬間、まったく新しい意味として心に刺さることがあります。今日、私の心に深く響いたのが「自利」と「利他」という言葉に対する解釈です。一般的に「自利」とは、自分の利益や幸福だけを優先し、他人のことを顧みない行動を指します。広辞苑にも「自己の利益を図ること。他人のことを顧みないこと」とあります。一方で「利他」は、自分よりも他人の利益や幸福を優先して行動すること。時に自己犠牲を伴うこともありますが、他人の可能性を引き出し、共に生きることで幸福を感じるという深い意味合いも持っています。しかし、弘法大師・空海の教えに触れたとき、これまでの「自利・利他」の捉え方が、大きく覆されました。弘法大師の教えによれば、「利他とは、他人のお役に立つこと。そして、自利とは、利他を実現するために自らの力を磨き続けること」だといいます。つまり、“自利”とは、単なる自己中心的な行動ではなく、真に人の役に立つために、自分自身を高める努力そのものを指すのです。この考え方を知ったとき、私は深く腑に落ちました。たとえば、誰かの悩みを解決したいと思っても、自分に知識や経験がなければ助けることはできません。誰かを励ましたいと思っても、自分自身がブレていては、言葉は届かないでしょう。だからこそ、真の「利他」を実現するためには、まず「自利」、つまり、自己研鑽が欠かせないのです。この「自利と利他の循環」は、現代のリーダーシップや人間関係にも大きく通じると思います。会社経営においても同じで、お客様に喜んでいただく(利他)ためには、社員一人ひとりが自らのスキルや人間力を磨き続けなければなりません(自利)。そして会社全体がその自利と利他のサイクルを繰り返すことで、社会に貢献し続けられるのだと実感します。弘法大師は、最終的に「利他=しあわせ」とまで言い切っています。人の役に立てたとき、誰かの笑顔に貢献できたとき、私たちは“生きている意味”を強く感じます。誰かの喜びが、自分の喜びになる、そんな利他の実感こそが、深い幸せなのだと、今は心から思えるのです。自利を恥じることなく、むしろ利他を極めるために、日々自分を磨き続ける。そんな在り方を目指したいと、私は改めて思いました。
2025年07月11日
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信頼される人間になるためには、何よりも「一貫性」が大切です。言っていることがコロコロ変わる人を、誰も本気では信用しません。逆に、どんなときでもブレない軸を持ち、言動が一致している人には、自然と人が集まり、信頼が積み重なっていきます。これは、経営という立場においてもまったく同じです。私が代表を務めるアサヒ・ドリーム・クリエイトでは、「社員の成長」を経営の中心に据えています。どれほど売上が伸びようと、どれほどお客様から評価をいただこうと、社員が成長出来ていない会社に未来はない、と私は本気で信じています。だからこそ、私は経営理念やビジョンを掲げるだけでなく、その理念と自分の言動が一致しているかを、常に自分に問い続けています。たとえば、社員からの相談を受ける時、単に問題を解決することが目的ではありません。その相談を通して、どんな成長のチャンスがあるのか、本人が気づいていない可能性や課題に、どう気づかせてあげられるか。また、クレーム対応の場面でも同じで、その場しのぎの謝罪や対応ではなく、「この経験をどう成長につなげるか」に焦点を当てています。厳しい言葉をかけることもありますが、それは相手を責めるためではなく、成長を願ってのこと。社員が「次はもっと良くできる」と思えるような言葉選びと向き合い方を心がけています。もちろん、時には厳しく受け止められることもあります。しかしそれでも、一貫して「成長のために向き合っている」というスタンスを貫き通すことで、社員たちは少しずつ、私の想いを受け止めてくれるようになってきました。人は、言葉ではなく「行動」を見ています。どれだけ美しいビジョンを語っても、行動が伴っていなければ、逆に信頼は失われていきます。だから私は、日々の小さな行動や判断の中で、「社員の成長につながっているか?」という視点を手放さないようにしています。経営理念を掲げるだけでなく、自らの姿勢と言葉でそれを“生きたもの”にする。それが、経営者にとっての一貫性であり、信頼を築く唯一の道だと私は思っています。信頼されるリーダーとは、完璧な人間ではありません。ただ、どんなときでも“何を大切にしているか”がブレていない人。私はそんな経営者でありたいし、社員の誰もが「この会社で成長できる」と実感できる場を、これからも創り続けていきます。
2025年07月10日
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このたび、アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社では、新卒採用に向けて新たな動画を制作しました。動画制作の目的はただ一つ、「就活生に、私たちの“本当の魅力”を伝えること」。しかし、いざ自分たちで言葉にしようとすると、それは意外なほど難しい作業でした。なぜなら、私たちはあまりにも“当たり前”のように、大切なことを日々実践してきてしまっていたからです。そんな中、プロの視点で構成・編集された今回の動画には、私たち自身すら見落としていた“自社の本質”が、ありありと映し出されていました。動画は、経営者である私自身の「失敗」から始まります。4年前、会社を潰しかけて、大切な仲間を失い、社員に大きな不安を与えてしまいました。経営者として、模範となるべきところが逆に情けない姿を晒してしまい、その不甲斐なさを詫びたこともありました。しかし、その“失敗”こそが、今の私たちを形づくる“気づき”を与えてくれたのです。・会社は「誰のためにあるのか」・社員とどう向き合うべきか・経営者が持つべき“正しい危機感”とは何か表面的な優しさではなく、時に厳しさをもって伝える覚悟。守るべき仲間と、その未来のために戦う強さ。そして、どんなに苦しくても“逃げない”という選択。それらが、言葉ではなく映像として表現され、リアルに心へと届いてくるのです。この動画の魅力は、「キレイごと」を語っていないこと。夢やビジョンだけではなく、“痛み”や“喪失”というリアルな背景があるからこそ、そこに映る「社員の笑顔」や「職場のあたたかさ」が、より一層輝いて見えるのです。また、登場する社員たちは、決して台本通りのコメントではなく、“等身大”の言葉で、会社への想いや日々のやりがいを語ってくれました。それがまた、どこまでも自然で、温かい。私自身も改めて「こんな素晴らしい仲間たちに囲まれているんだ」と胸が熱くなりました。この動画を見た就活生の方は、きっと「働くこと」や「会社を選ぶこと」の意味を、少し深く考えてくれるはずです。表面的な福利厚生や条件だけでなく、「どんな人と働きたいか」、「どんな価値観を大切にしたいか」、「成長できる環境とは何か」、そんな問いを持って、自分自身の未来と向き合うきっかけになる動画だと、自信をもって言えます。今回の映像は、私たちの「現在地」と「これから」を結ぶ架け橋です。この問いかけは当社に入社するしないに関係なく、全ての就活生に働く目的を、何が大切かを考える機会になれば幸いです。
2025年07月09日
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私たちの人生は、無数の「選択」でできています。朝、何を食べるか、誰と話すか。どんな態度で仕事に向き合うか、そして、何より大きいのが「出来事にどう反応するか」という選択です。たとえば、理不尽なことを言われた時、「ムカつく」と怒ることもできれば、「これは自分に課された試練だ」と受け止めることも出来ます。同じ出来事でも、何を選ぶかの“選択”次第で、その後の人生の流れは大きく変わるのです。人間関係、仕事、家庭、健康、人生のあらゆる局面で、私たちは“何をどう捉えるか”という無意識の選択をし続けています。そして「選択」の次にやってくるのが「解釈」です。ある人は、仕事でミスをしたときに「自分はダメな人間だ」と解釈し、落ち込みます。でも別の人は「ここで気づけてラッキーだった」と解釈し、前向きに学びを得ます。この「解釈の質」も、実は人生の幸せを決める大きな要因なのです。もしあなたが、どんな出来事も「成長につながるチャンスだ」と捉える習慣を持っていたら?もしあなたが、誰かの一言にも「感謝のきっかけ」を見出せる人だったら?それだけで、心は軽やかに、人生は豊かに、未来は明るくなっていきます。もちろん、感情的に反応してしまう日もあります。怒ってしまったり、落ち込んだり、誰かを責めたくなることもあるでしょう。でもそのたびに、「今、自分はどんな選択をしている?どんな解釈をしている?」と、自分に問い直してみるのです。常に「成長」や「幸せ」な解釈をしているか?を自分自身に問い続けて下さい。人生の主導権を、外側の出来事や他人に渡すのではなく、自分の感情や意味づけは「自分で選べる」と気づいた瞬間から、人生は変わり始めます。怒りを選ぶのか、学びを選ぶのか、不満を解釈するのか、感謝を解釈するのか、その小さな「選択」と「解釈」の積み重ねこそが、幸せな人生を創っていくのです。どんな出来事にも、必ず“ギフト”は隠されています。それに気づける感性は、自分の中にしか育てられません。幸せになりたいなら、まずは小さな選択から変えてみましょう。今日の一つひとつの出来事に、「感謝」と「成長」というレンズを通して、解釈してみてください。それが、幸せに生きるための確かな第一歩になります。
2025年07月08日
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私の人生観のひとつに、こんな言葉があります。「全ての因は我に在り」これは、良いことも、悪いことも、人生で起こるすべての出来事の“原因”は、自分自身の中にあると捉える考え方です。初めてこの言葉に出会ったとき、正直に言えば「そんなはずない」「理不尽なこともあるじゃないか」と反発心すら覚えました。でも、自分自身の人生と真摯に向き合い続ける中で、この言葉の本当の意味が少しずつ、腑に落ちていったのです。たとえば、誰かに裏切られたような経験をした時。以前の私は「どうしてあの人があんなことをしたのか」「信じていたのに」と、相手の行動や言動にばかり意識を向けていました。しかし、「全ての因は我に在り」という視点に立ってみると、こんな問いが生まれます。「あの人にそこまで依存していたのは、なぜだろう?」「あの人の行動を見抜けなかった自分の観察力はどうだったか?」「なぜ、自分はこの状況を引き寄せたのか?」こうした問いを自分に投げかけていくと、次第に気づくのです。自分の思考のクセ、選択の積み重ね、過去の経験、期待の仕方などすべてが、今の現実につながっているのです。もちろん、自分を責めるための考え方ではありません。この人生観の本質は、「すべての出来事を、自分の成長の糧として受け取る」ということにあります。誰かのせいにすることは、一見ラクに思えますが、その瞬間から、自分の人生のハンドルを他人に渡してしまうことになってしまいます。主導権を取り戻すためには、「原因は自分にある」と覚悟を決めるしかないのです。そう覚悟を決めたとき、人生が変わり始めます。目の前の問題に対して、「どうすれば変えられるか?」と自分に問いを立てられるようになります。失敗しても、ただ落ち込むのではなく、学びに変えることが出来ますし、成功しても、「周りのおかげでこうなれた」と感謝の気持ちが湧きます。結果として、人生がどんどん“自分らしく”なっていくのです。「全ての因は我に在り」この言葉は、ある意味でとても厳しい考え方ですが、でも同時に、ものすごく優しい、そして自由な考え方でもあると感じています。なぜなら、それは「誰かや何かのせいにしなくても、幸せになれる」ということを教えてくれるからです。今の自分の在り方が、未来をつくる。そう信じて、今日も自分の人生を、自分で歩いていきます。
2025年07月07日
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昨日から今日にかけて、私の身の回りでちょっと不思議な出来事が起こりました。なんと、わずか一日ちょっとの間に「蜂の巣」と三度も遭遇したのです。あまりに立て続けだったので、「これは何かあるのでは?」と気になって調べてみたところ、驚くべきことがわかりました。蜂の巣には、なんと「幸運の証」「金運の象徴」といった非常に縁起の良い意味があるというのです。実際、昔から蜂の巣は「繁栄」「子孫繁栄」「事業の発展」「お金が貯まる」などを意味するシンボルとされてきました。 特にミツバチの巣は六角形が規則正しく並んでおり、これは調和・秩序・バランス・繁栄の象徴とも言われています。また、蜂は「一つの目的のために一丸となって働く」生き物です。その姿から、努力が報われる・チームが力を発揮する・豊かさが集まる、といった意味も含まれているのだそうです。たしかに今、自分自身の中でも新しい挑戦が始まり、いくつものご縁が広がりつつある真っ最中です。その新しい挑戦が、自分自身にとってとても意味深いものであり、これまでの努力の積み重ねが成果につながることを後押ししてくれているとしたら、それはとても嬉しいことです。蜂の巣が“偶然”そこにあったのではなく、“今このタイミング”で自分の前に姿を現したことには、何か深いメッセージがあるように感じてなりません。特に三度も続けて目にするというのは、まるで「気づけよ」と自然から背中を押されているような感覚さえありました。「蜂の巣を見つけると運気が上がる」「家に巣ができるとその家は繁栄する」、こうした言い伝えを知った今、私はただ蜂の巣を“駆除すべきもの”と見るのではなく、“知らせを届けに来てくれた使者”のように感じるようになりました。もちろん、安全面から言えば放置はできないこともあります。しかし、「ありがたい存在」として敬意を払い、「今の自分にとっての意味」を受け取ることこそが、心の豊かさにつながっていくように思います。たった一つの出来事が、私の価値観を変えるきっかけになった今回の“蜂の巣との出会い”。きっと、自然は常に何かを伝えようとしてくれている。それに気づけるかどうかは、自分自身の“心のアンテナ”次第なのかもしれません。「蜂の巣は幸運の証」、そんな言葉を胸に、明日からまた、新しい一日を感謝と共にスタートしたいと思います。
2025年07月06日
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今月も、無事に鳥取のお墓参りに行くことができました。大阪から鳥取へ、往復車で約7時間。現地に着いてからは、お墓の掃除に1時間以上をかけて、最後はほんの1分ほどの静かな祈りを捧げます。この時間のバランスだけを見れば、効率という言葉とは程遠いかもしれません。けれど、私はこの「非効率の極み」とも言えるお墓参りの時間に、他では得られない“心のエネルギー”をもらっています。お墓の前に立ち、目を閉じて手を合わせるその一瞬に、自分の人生の根っこに触れるような感覚があります。今、生きているのは当たり前ではなく、ご先祖さまのおかげで、命がつながっていること。そして、たくさんの人に支えられて、今ここに立てていること。このたった1分の時間のために、7時間かけて行くことには、十分すぎるほどの意味があります。むしろ、その長い移動時間や掃除の時間こそが、自分自身を見つめ直すための“浄化”のプロセスなのだと思うのです。実際、体は正直に疲れます。特に真夏や雨の日、時には草が生い茂り、掃除が思うように進まない日もあります。それでも、帰りの車の中では不思議と「疲れたなあ」という気持ちよりも、「よし、また明日からがんばろう」と前を向ける自分がいます。心は、いつも清らかに軽くなっているのです。ちなみに今月は、ひとつ特別な“ミッション”も加わりました。なんと、お墓の近くに小さな蜂の巣ができていたのです。「これはちょっと危ないな」と思いながら、慎重に退治し、無事に乗り越えることができました。普段は穏やかな空間だけに、こうした出来事にも身が引き締まります。まるで、「気を抜くなよ」と、ご先祖さまからのメッセージをいただいたかのようでした。こうしたお墓参りの時間は、単なる“行事”ではありません。忙しい日々の中で、立ち止まり、自分の原点に帰るための“心のリトリート”です。便利な時代になり、オンライン供養や代行サービスも増えていますが、やはり自分の足で現地に行き、手で掃除をし、手を合わせるという行為には、何ものにも代えがたい価値があります。私は、これからもこの習慣を大切にしていきたいと思います。たった1分の祈りのために、7時間かけてでも行く。それは、効率では測れない、魂との対話の時間なのです。
2025年07月05日
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私が仕事や人生で何かを決めるとき、必ず大切にしている感覚があります。それが「好きかどうか」「得意かどうか」という感覚です。たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、このシンプルな基準が、実は驚くほど成果を引き寄せる“決断のカギ”になるのです。多くの人が意思決定に迷うのは、頭の中で「正しさ」や「損得」をぐるぐると考えてしまうからであり、情報を集めすぎて動けなくなったり、他人の評価が気になって本音を封じ込めてしまい、気がつけば、やるかやらないかを決めるまでに、ものすごく時間がかかってしまうということがよく発生します。しかし、「好き」「得意」という自分の内側にある基準を軸にすれば、判断は一瞬です。「やりたい」ならやる!、「自分に合っている」なら迷わず進む!それだけで、行動のスピードもエネルギーも段違いになるのです。実際に私自身、「好き」と「得意」に正直になって動いた時ほど、大きな成果につながったと感じています。やらされ感もなければ、ストレスも少ないし、むしろ、夢中になって取り組めるから、努力が努力と感じなくなります。そして、そんな状態で出した結果は、自然と周囲の信頼や応援を生み、さらに次のチャンスへとつながっていきます。まさに「好き×得意」は、成果を呼び込む“黄金の方程式”なのです。さらに、この「シンプルな意思決定」を習慣にしていくと、人は“ある境地”にたどり着くことが出来ます。それが、「直感による一瞬の意思決定」です。直感というと曖昧に聞こえるかもしれませんが、これは経験や本能、学習の積み重ねによって生まれる「研ぎ澄まされた選択」です。日々、「好きかどうか」「得意かどうか」をベースに判断を積み重ねることで、自分の軸がどんどん明確になっていく。その結果、「考える前に分かる」「瞬時に動ける」という状態が手に入るのです。そうなると、ビジネスでも人生でも“成果しか出ない”という状況が自然に生まれてきます。なぜなら、自分の最も力を発揮できるフィールドで、最速で動いているからであり、当然、行動量も質も高まり、周囲との差は圧倒的になっていくのです。だからこそ、この言葉を頭の中で繰り返して欲しいのです。「悩むな、感じろ」、「考えすぎるな、選べ」、そして「“好き”と“得意”で動け」ということです。人生は選択の連続です。そのすべてにエネルギーを使っていては、心も体もすり減ってしまう。だからこそ、「シンプルに選ぶ力」を磨くことが、結果として人生全体を加速させていくのです。迷ったときこそ、自分に問いかけてみてください。「これは、好きか?」、「これは、自分の得意か?」その答えがYesなら、あとはもう、すぐに動くだけです。成果は、そんなシンプルな意思決定の先にこそ、待っているのです。
2025年07月04日
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今、グローバルビジネスモデルを構築しているのですが、そのプロセスにおいて強く確信していることがあります。それは、ビジネスにおいて、社会性を徹底的に追求するモデルこそが、最も持続可能で信頼される道であるということです。日本国内でビジネスを展開する時ももちろんですが、むしろ、グローバルビジネスの世界においてこそ、この“社会性”という視点がなければ、まったく通用しない時代がやってきているのです。近年、多くのスタートアップや企業が、「自分たちがやりたいこと」「自分たちのビジョン」に全力を注ぎます。それ自体は素晴らしいことであり、情熱や創造性の源泉でもあります。しかし、そこに“社会との接点”がなければ、独りよがりのビジネスに陥ってしまいます。つまり、「社会に求められていること」「人々が本当に困っていること」「その地域・市場におけるリアルな課題」に向き合わずして、どれだけ良いサービスや商品を生み出しても、それはただの“自己満足”で終わってしまうのです。ここで大切になるのが、「三つの円」の考え方です。1.社会に求められていること(Needs)2.自分たちにできること(Strength)3.自分たちがやりたいこと(Will)この三つの円が重なる部分──こここそが、社会性と企業性と情熱が交差する“真の価値領域”なのです。多くの企業が、この三つの円のうち、「Will(やりたいこと)」ばかりを優先してしまいがちですが、これは順番は逆です。まず、「何が求められているのか?」という社会や市場からの声に耳を傾け、次に、「自分たちに何ができるのか?」という客観的な強みを見つめ直し、そのうえで、「やりたいこと」を少しずつ重ねていくのです。この“重なり”は最初から大きくないかもしれません。でも、その小さな重なりを地道に大きくしていくことで、社会からの信頼を得て、企業としての存在意義が深まり、やがては自分たちの夢や理想までも実現可能なステージに引き上げてくれるのです。社会性とは、「相手に合わせること」ではありませんし、「自分を殺すこと」でもありません。社会と共に生き、共に価値を創り出すことです。グローバルに展開する企業ほど、この感覚を大切にしています。文化も宗教も習慣も異なる世界で受け入れられるには、まずその国の人々が何を求め、何に困っているかを知る必要があるからです。だからこそ、私たちが掲げるビジネスモデルも、社会性を“戦略”としてではなく、“哲学”として内包していくことが、これからの時代に求められるのだと思います。“自分たちが輝く場所”は、自分だけで見つけるものではなく、社会に照らして、初めて浮かび上がるものだという信念のもと、『社会性』の高いグローバルビジネスモデル構築を実現させます!
2025年07月03日
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私は日々、「行動すれば次の現実」という言葉を意識して生きています。これは単なるスローガンでも、ポジティブ思考の一環でもありません。むしろ“人生の原理原則”と言っても過言ではない、私の信念です。人は、頭の中でいくら考えていても、それだけでは現実は1ミリも動きません。「こうしたい」「こうなればいいな」と思っていても、その思いは、ただの“願望”でしかありません。でも、たった一歩でも踏み出してみた瞬間、何かが確実に変わります。誰かに話してみる、資料をつくってプレゼンしてみる、協力をお願いしてみる、営業をしてみる、現場に足を運んでみる─、そうした“行動”こそが、未来を切り拓く唯一の扉なのです。私自身も、過去を振り返れば「頭の中で考え続けた時間」が山ほどありました。あれこれシミュレーションしたり、リスクを恐れて先送りにしたり、「もう少し準備が整ったら…」と自分を納得させるための理由ばかり並べていました。けれども、結果的に状況が動いたのは、いつも“行動した時”でした。失敗してもいい、反応が悪くてもいい、恥をかいてもいい。とにかく動く、動いた先にしか、次の現実は存在しないのです。不思議なもので、動いてみると「なんだ、こんなことだったのか」と思えることがたくさんあります。自分が勝手に思い込んでいた壁や限界が、ただの“幻想”だったことにも気づけます。逆に言えば、行動しなければ一生その幻想の中で立ち止まり続けることになるのです。ビジネスにおいても、人生においても、“成長”というのは「行動量」と「挑戦回数」に比例するのだと私は確信しています。たとえば、ある商談に挑んだことでチャンスを得たり、ある人に相談したことで新しい出会いが生まれたり、そんな“偶然のような必然”が起きるのは、常に“動いた人間”だけです。だから私は、今改めて決意しています。行動を習慣にすること、結果ではなく行動に価値を置くこと、どんなに小さくても、昨日より一歩でも前に進むこと。行動には、未来を変える力があります、それは、どんな高尚なアイデアやどんな素晴らしいスキルよりも、現実を動かす力があると私は信じています。そして、私たちが進化する瞬間は、常に“行動の中”にしかありません。「行動すれば、次の現実。」この言葉を胸に、今日も一歩を踏み出していきます!
2025年07月02日
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今回の東京出張である異変に気づきました。それは、ホテル価格が明らかに安くなっているという事実です。つい数週間前までは2万円を超えるのが当たり前だったホテルが、1万円以下にまで下がっている。曜日やタイミングの問題だろうかと思って調べても、周辺のホテルも軒並み値下げをしている。まるで何か“大きな波”が通り過ぎたかのような空気の変化を感じたのです。さらに、それを裏付けるような光景を、京都・伏見稲荷大社でも目にしました。月初めの「朔日(ついたち)参り」に訪れた際、いつもであれば大勢の外国人観光客でにぎわう参道が、どこか閑散としている、そんな印象を強く受けたのです。特にアジア系の観光客が少ない。それはただの偶然ではない、何か背景にあると感じざるを得ませんでした。その“背景”とは、やはり多くの人が心のどこかで気にしている──たつき諒さんの『私の見た未来』にまつわる予言ではないでしょうか。この漫画は、もともと1999年に発行された作品ながら、東日本大震災を予言していたかのような記述が“的中”したことで、再注目を浴びました。そして数年前からは、「2025年7月に大災害が起こる」という予知夢の記録がSNSを中心に拡散され、今では“都市伝説”の枠を超えて、人々の行動にまで影響を与えているのです。先日放送された『やりすぎ都市伝説』でも大きく取り上げられていました。特にアジア圏、シンガポールや香港などの富裕層を中心に、「7月の日本渡航を避ける動き」が加速していると聞きます。実際に、これらの地域からの日本便が減便されているという話もあり、航空業界や観光業にも波紋が広がっているのです。もちろん、私自身もこの手の予言に過剰反応するつもりはありません。あくまで「何も起こらないこと」を心から願っています。しかし同時に、「大丈夫だろう」という油断や無関心が、かえって大きなリスクに繋がる可能性もあるのです。大切なのは、“心の備え”をしておくこと。たとえば、・ 家族との連絡手段の確認・最低限の備蓄(水・食料・モバイルバッテリーなど)・災害時の避難経路や行動方針の共有こうした準備は、決して“予言を信じたから”ではなく、日常のリスクマネジメントとして持っておくべきものだと考えています。私たちは、時に「非科学的」とされるものに対して、無関心や冷笑で片づけがちですが、社会に実際に影響を与える“空気”そのものが、すでに現実なのだと、私は東京出張と朔日参りの体験を通じて実感しました。7月は「変化の月」とも言われています。太陽フレアなど天体的な要素や地政学的な動きも含めて、大きな転換点となる可能性がある時期です。だからこそ、日々の暮らしの中に“ほんの少しの心のゆとり”と“備えの意識”を持つことが、これからを生き抜くための重要な態度ではないでしょうか。どんな未来が訪れようとも、私たちが希望をもって、冷静に、賢く、生き抜いていくことこそが、最大の対策であり、予言や噂に流されず「自分の軸で生きる」姿勢なのだと思います。何も起こらないことを願いつつ、“心の備え”を整えながら、この7月を迎えたいと思います。
2025年07月01日
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