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と言っても会社のPCからです。今日出社して昼休み楽天広場開こうとしたらIフィルターでブロックかかってしまいました。木曜日まではアクセスできたのに、どうやら金曜日に新たにブロツクの対象にしたみたいです。金曜日は休みを取っていたので今日分かりました。以前からホームページにアクセスしてもBBSにはIフィルターでブロックかかって入れなかったのだけど、楽天は対象外だった。なんて事するのだ、うちの会社は。昼休みにコメントのお返事書いていたのに、………などとぼやいていてもしょうがないので、ブロック破りができるかどうか調べまくる事にしました。ヤフーから検索して『ロックの部屋』から自分のページに入れるか実験。やはりだめ。ページ一覧からも試してみる。何度か試してみると、【サンデイズ】から検索して『ロックの部屋』を探して、(日記プログ)で入り込めました。自分のページにたどり着けたのはいいけどログオフ状態、左上のコマンドはブロックされるが、日記件数からは過去日記に入れる。コメントからも入れるので訪問者チェックは出来るのでひとまず安心しました。しかし、何故かトップページからログイン出来て編集ページへ行けてしまいました。ところがここから広場トップへはブロックかかって戻れないので、最初の【サンデイズ】検索から入り直しするしかありませんでした。(ここでIEのお気に入りに登録)それから、コメント新着・掲示板新着からもブロックがかかってしまいました。ところがおすすめ新着からはリンク張っている方の所へ行けてしまいました。なんだか変則アクセスになってしまってます。リンクたどっていけば、友達のところへは行けるのでしょうが、リンクしていない方の所へは行けません。こんな暇な事してないで、仕事しろって事なんでしょうか。情報セキュリティ厳しいですね。ちなみにアダルトサイトとかも会社のPCからはブロックかかって行けません。今会社からです。(苦笑)
2004.05.31
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元クーラ・シェイカーのクリスビアン・ミルズが結成したバンド【ジーヴァス】のセカンドアルバム。今回は完全なアメリカン志向です。西部劇の劇場用ポスターのようなジャケットを見れば想像できますけどね。CCRの名曲「雨を見たかい」やボブ・ディランの「Masters Of War」のカバー曲もあります。クーラ・シェイカーの時も感じたけど、楽しめるロックンロールを演奏するのには、この人は知識もテクニックもあって申し分のない人のようだけど、聴いた後ズシンと来る感動というか満足感が得られないんですね。グラスゴーのインディーシーンのような下手でもすがっちゃいたい魅力的なバンドが多いのとは対照的です。クリスビアンの愛称は貴公子と言って、周囲は芸能一家。端正な顔立ちは大事に育てられたお坊ちゃんなのだろうか?きっと幼少時にも習い事とかも英才教育を受けていたのに違いない。1990年代クーラシェイカー結成時に新人バンドコンテストで1位を獲得したりしたのも器用さの表れなんでしょう。「雨を見たかい」もとても上品で上手で楽しめるけど、ジーヴァスでなければというほどでもない。《CCRのほうが粘りがあっていいよな》などと言いたくなってしまう。ロックにとって重要な物、社会に対するフラストレーションや、コンプレックス、状況を打ち破りたいという情動みたいなものが欠けているような気がする。器用貧乏なんじゃないかな。まぁ、これはCDを聴いたまでの話でライブは素晴らしいのかもしれないです。…………………………………………………………………………………………………………日記を皆さんはどのような時に書いているでしょうか?私は平日は、夕食を取り終えて一休みしている時にイメージが浮かんできて書いていたものでしたが、最近はそれがなくなってしまいました。書きたい気持ちがあっても、何も浮かばない時は辛いものです。このところはお風呂の中で湯船に浸かっている時に浮かんでくる事が多いです。きっと血液の循環が良くなって脳がリラックスしてイメージが湧いてくるのだと思います。平日は書き終わった時間になると、そろそろ寝る時間になってしまう事もしばしばです。休日など時間がある時にイメージが湧いて、書けるかというとそんな事はなくて、何も出てきません。休みの日は、平日やれない事をしたくなりますから。作家・作曲家など産みの苦しみというのは芸術家の宿命なのでしょう。私がすらすら書いていると思ったらそれは大間違いです。(笑)なになに内容がないからスラスラ読める。あひゃ。
2004.05.30
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数多いギター・ポップバンドの中で、60年代ロックに対しての影響や敬愛が感じられる彼らのロックは、私には聴きやすくて馴染みやすかった。90年代ブリットポップの橋渡し的役割を果たしたとも言えるのではないでしょうか。「Christine」陽炎のような漂うギターに哀愁たっぷりのヴォーカル、ホロッとくるサビのメロディーが良いです。クリエーションからのデヴュー曲「Shine on」は♪シーシーシーシャイノン♪と口ずさみたくなる、オフ気味の音場感は鳥肌が立ちます。中心人物でソングライターのガイ・チャドックの声は甘さがなくて低くて適度に渋い。ベースとドラムはバックビートに専念していて、全曲リードギターが中心になっています。とは言ってもギターの押しつけがましさがなく、空間に溶け込んでいるところが素晴らしい。ガイ・チャドックのヴォーカルも空間に溶け込んでいるにしかすぎない。あくまで、哀愁メロディーが耳に残るのだ。メンバー全員が【バッド・フィンガー】の大ファンだということ。納得です。60年代ロックへの敬愛、オマージュは『Beatles And The Stones』という曲まで作ってしまった。今一番お気に入りのギターポップバンドがハウス・オブ・ラブです。…………………………………………………………………………………………………………小学校の運動会へ行きました。今日は暑かった。運動会日よりでした。今回はビデオとかは持参しませんでした。デジカメだけを持っていきました。小学校も高学年になってしまうと、もうどーでもよくなって前に席を陣取ってビデオ録りとかしなくなりましたね。数枚の写真を撮れば充分です。お目当ての徒競走はプログラムの6番目だったので、その時間を目当てに出陣、10時過ぎだろうと思いその時間に学校へ着いたら既に終わっていたところだった。(苦笑)本人が座っている席へ行って順位を確認しにいく。「どうだった徒競走、何番だった?」「5番……」「何5着、何人中?」「6人中」「なにぃ、だらしねえー。」「しょうがないじゃん」「しょうがないじゃない、それじゃお昼抜きだ。」「………」といつものように我が家流の明日に向けての激を飛ばしてあげました。(笑)まぁいいです、運動出来なくてもピアニストになってくれさえすれば……(笑)この学校の運動会は赤・青・白の3組に別れてます。午後には騎馬戦に紅組で出場、これまた1回戦負け。下で脚の役目、フラフラしていて足がおぼつかない状態でした。何せクラスで2番目のおちびちゃん、怪我しなかっただけでも良かったか。(誰に似たのだろう)日に焼けた。今日は疲れたから早く寝ることにしよう。とここまで読んで誰の運動会に行ったのだろう、とお思いの方、決まってます。私の可愛い可愛い愛娘ちゃんの運動会でした。(親ばか)
2004.05.29
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名前は知っていたものの、聴いた事がなかった【少年ナイフ】。ひょんな事から聴きたいと思った。ひょんな事というのは、【ニルヴァーナ】のカート・コバーンがファンだったというので興味を覚えて聴いてみました。ツアーもニルヴァーナと一緒に回ってたりしてたんですねぇ。良かったですよ、少年ナイフ。ギターが本物のギターポップ、女性二人のヴォーカルがとてもキャッチー。Guitar/Vocalに山野直子さん、そしてDrums/Bass/Vocalに山野敦子さん、二人は姉妹らしいですね。1981年に結成したというから今何歳なんだろ。表情からいって20代後半から30代前半のように見えるけど、バンド歴20年以上か、恐ろしいぞ、この才能は。それほど美人でも可愛いというタイプでもないけどこの際関係ないですね。数百倍楽しいロックがここにあります。80年代はインディーズレーベルでアルバムを出していたらしく、日本よりもアメリカで評価されていたらしい。1994年にはカーペンターズのトリュビート・アルバムに参加「トップ・オブ・ザ・ワールド」はマイクロソフト社のCMに採用された。1998年にはフジロックフェスティヴァルに出演。輝かしいバンド歴ですね。2003年は北米ツアーか、ふぅ。ため息。今回私が買ったのは全曲英語詩のベストアルバムです。音は全般的に近いのは【B52’s】かな、クランジぽい「It’s A New Find」なんてギターのリフがカッコよすぎるぞ。【モンキーズ】の「Daydream Believer」もカバーしている。ハードでノイジーなポップナンバーに大変身。少年ナイフのルーツはいったい何なのだろう。パンクなのだろうか?80年代のジザメリあたりの影響もあるような気もするし興味がつきないです。しかし、ほんとこんないい物を聴きそびれていた私。久々の大反省です。日本語の曲もどんな違いがあるのか知りたいです。初めから聴き直すぞ!(笑)
2004.05.27
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0.今日は疲れているから、日記は書かないというのが今日の日記です。(笑)1.緊急メンテナンスって何でしょ。嫌な予感が。(笑)2.今日は給料日だった。1週間前に3000円しかなくてどーなるかと思った。やはりタンス預金下ろしてしまった。おかげで財布あたたかったから、今日が給料日だったって事すっかり忘れていたよ。(笑)3.やっぱり「朝顔」という曲ありました。(飯島真理の日記のコメント参照)4.晩酌というのは、夕食の時先に軽く一杯飲むというイメージがあるのですが、(父親がそうだった。)風呂あがりのビールも晩酌と言っていいのだろうか?晩酌=オヤジというイメージが出来上がってしまっていますが、私自身はそういうイメージでは見られないと思う。5.ここのところ月1回はネットショッピングするようになってしまった。ほとんどCDか本なのだけど、送料がかからないセブン・イレブン引き取りは良いと思う。カード決済が不安な人もいいのではないだろうか。明日会社近くのセブン・イレブンで商品受け取ります。買ったのはCDだけど【JESUS&MARY CHAIN】です。
2004.05.25
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マリはマリでも、マリと言えば元祖アイドル天地真理、アナウンサーの渡辺真理、ニュー・ミュージックの杉真理、女子マラソンランナーの谷川真理、グラビアアイドルの下村真理、夜のヒットスタジオ司会の芳村真理、オウム真理教(それはちょと違う)そして飯島真理です。この中で知らないのは下村真理だけです。天地真理は、中学生の時のアイドルでしたが、私は南沙織派でしたので天地真理はどうでもいい存在でした。週刊紙で元トルコ嬢(懐かしい言葉)だったとか根もはもない噂が飛び交って、イメージが落ちてそのうち人気も落ちてしまってTVでは見られなくなってしまいました。でも今ではたまにバラエティ番組で見かけますね。太った何でもないオバサンになってしまいましたね。恐ろしい。(笑)アナウンサーの渡辺真理さんは、元TBS(テレビ朝日かな)のアナウンサーだったかな?のちにフリーになってニュースステーションにも出演していたと思いました。最近見かけませんが綺麗な人でした。ニュー・ミュージックの杉真理さんは、歌手で男性です。大滝詠一や佐野元春と組んで『ナイアガラ・トライアングルVOL2』というなかなか良いアルバムを出しています。女子マラソンランナーの谷川真理さんは、バルセロナオリンピックの時のマラソンの補欠の代表でした。有森裕子さんか松野明美さんが選ばれるか問題になった時です。松野明美さんは補欠にもならなくて谷川真理さんが補欠に選ばれたのです。4月と10月の番組改編時のスペシャル番組でよく走ってますね、TBS周辺を。彼女はオーストラリアで走ったとき、途中でもよおして突如マラソンコースを外れて、「ウンチ」をした事で有名です。(笑)美人ランナーでした。夜のヒットスタジオで司会をやっていた芳村真理さんは「どぉーもー、芳村真理でぇーす」の芳村さんです。本業は女優さんなのかな、美人だったらしいですが見たこと無いから分からないです。(嘘か本当か不明)そして飯島真理さん、ここから本題です。(ハァハァ、前置き長い)笑。飯島真理さんは、1983年『ロゼ』というアルバムでデヴュー、国立音楽大学入学の経歴を持ちます。容姿は小柄でぽちゃっとした可愛い女性なのですが、アイドルアイドルした感じはまるでなくて、気品があってしっかりした人に見えます。彼女の才能は高く評価されていて『ロゼ』は坂本龍一がプロデュースし、セカンドアルバムの『blanche』は吉田美奈子さんがプロデュースしています。歌はけしてうまくないのですが、ハスキーな声と裏声そして豊かな表情とさり気ない踊りが何ともいいのです。そして作曲作詞とも自作です。歌詩は夢みる乙女のロマンチックな世界であったりします。《ひまわり》♪ひまわりの花が 悲しげに揺れるのを あなたは見たことがありますか? 太陽みたいに明るい花だけど いつかは枯れる日がくるの…… 夏の盛り あのかどを曲がった小さな花壇に ひっそり咲いてた ひまわりがほほえんだ みんなは気づかずに 通り過ぎたけど 本当は言ったの ヨロシク ひまわりの花はいつも ひとりぼっちで 広い草原を夢みる 光のシャワーに打たれて背伸びしてる 花びら一枚 落ちても…… 夏の終わり あのかどを曲がった小さな花壇に ひっそり咲いてた ひまわりがうつむいたみんなは気づかずに 通り過ぎたけど本当は言ったの サヨナラ ひまわりの花が 悲しげに揺れるのを あなたは見たことがありますか?♪夏に咲くひまわりの花、堂々と咲いているようで一夏の花、散るときも目立ってはかないひまわりの花。そして、花一つに感情を投景出来るって素敵だと思いませんか?私も道ばたに咲いているタンポポでも見たら何かポエム考えて見たいと思います。(笑ってはいけません。)『Roseライブ』は1983年原宿ハナエ・モリ・ビルで収録された彼女のファースト・メモリアル・コンサートです。ベータのビデオテープで持っています、たった36分の収録時間なのに6800円もしました。今では考えられない価格ですね。懐バブルだったのかも知れません。いや好きだったから、どうしても欲しかったのかな?彼女はその後1989年頃アメリカ人のミュージシャンだったかアレンジャーと結婚して活動の拠点をロサンゼルスに移しました。最近もトトのメンバーと一緒にアルバムを出したりして活躍はしているようです。聴く機会はありませんが、きっと素敵な女性になっているのでしょう。『Roseライブ』の頃の彼女の歌を聴くとキュンとしちゃいますけどね………(´ー`)。
2004.05.24
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楽天さんもまた、『トラックバック』なんて、うっとうしい機能付けちゃったりしてどうしたの?サービス充実したつもりなんでしょうか?ユーザーの要望だったらまだしも、おせっかいな機能のような気がするんですけど………《トラックバックで友達の輪を広げよう!》うぇ、気持ちが悪い。《広がるネットワーク》フォークダンスじゃないんだから。トラックバックで日記同士をリンクするなんてやだよ。《友達の日記を見て、関連する日記/記事を書くことはありませんか?》自分の日記のネタぐらい自分で考えてくださいな。《サイト同士を相互リンクすることで相手に対して「関連した日記を書きました」と伝えることができます。逆にあなたの記事に興味をした人からトラックバックを受ける事もできます。》勝手ですが、大きなお世話です。《いろいろな人と共通の話題で盛り上がってお友達を増やしましょう!》お友達を増やすためにHP作成したわけではないです。あえて言えば数多い友達より、数人の親友が欲しいだけです。こういった新しい機能ができると、さっそく使いたがる人がいますね。私は猜疑心の固まりみたいな性格だからこういうものに流される事はありません。てな事を言ってて、使いだしたらはまったりして………(笑)…………………………………………………………………………………………………………拉致被害者の家族が帰国しました。結果的には、二十五万トンの食糧支援、一千万ドル相当の医薬品支援と引き換えに拉致被害者の家族5人の帰国が実現したと言えなくもありません。会談の短さが、あらかじめ決まっていたようで、拉致被害者家族の会の政府に対する不信感を増してしまった。参院選前に家族全員の帰国を実現して、選挙を有利にしようとした思惑もあったのでしょうが、曽我さんの家族は帰国出来ず一斉に批判されて、必ずしも思惑通りには行かなかったようだ。拉致被害者の家族の人たちも、これからは今まで生きてきた価値観がひっくり変える現実を思い知らされるのでしょう。政治って残酷で、醜いです。きっと地元では街ぐるみの支援で、就職先とかも世話されて生活に困ることもないのでしょうが………
2004.05.23
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《国民的なバンド》という言い方がありますが、これにはこんな意味が含まれている。1.その国の伝統的な音楽が根底にあるから、他国には馴染みが薄い。2.自国では人気があるのに、他の国では人気がない。3.自分達だけが分かればいいし、他の国に分かって欲しくない、手放したくないというプライド。ビューティフル・サウス以外にも【トラヴィス】や【WET WET WET】もそれに近いものがあると思うのですが……【ビューティフル・サウス】も国民的なバンドと言われているらしく、英国での人気は相当なものなのに、日本でもアメリカでもそれほど馴染みはないようです。この『CARRY ON UP THE CHARTS』は1995年に発表されたベスト集なんですが、イギリスでは長期に渡ってアルバムチャートの1位を維持していました。ロックと呼ぶには、あまりに洗練された美しいメロディーラインと整理されたサウンド、軽いポップソングです。ロックに激しいスピリットを求めている人には不向きな音楽ですね。ビューティフル・サウスは【ハウス・マーティンズ】のメンバーだったポール・ヒートンが結成しました。1989年にファーストアルバムを発表してからコンスタントに作品を発表、アルバムは常にチャートでベスト10に入る安定した人気を保っています。1994年に発表された『Miaow』からそれまで重要なメンバーだった、女性ヴォーカリスト、ブリアナ・コリガンが脱退、変わりにジャクリーン・アボットという人に変わっています。ブリアナ・コリガンは可憐な声をしていて、ジャクリーン・アボットはソウルフルな歌い方。私の好みはブリアナ・コリガンの方かな。「A LITTLE TIME」という曲でのブリアナ・コリガンとポール・ヒートンのヴォーカルの掛け合いは聴き所です。《A LITTLE TIME》【ヒートン】♪僕には時間が必要なんだ考えるための時間が空間が必要なんだ一人っきりになるための時間が必要なんだ自分の自由を見つけるための自分だけの場所が必要なんだ考えをまとめるための自分だけの場所そして今でも君のことを愛していると分かったんだ【コリガン】あらそう 時間をかけて勝手に楽しんでたくせにそうでしょあなたがそうしている間私が何もしていなかったとでも思っているのあなたがさんざん言っていた自由も永遠にあなたのものよこれで満足かしら悲しみはもう消え去ったわしばらく時間をかけて考え直したの自分だけの空間で考えをまとめたの勇気を出して終わりにすることに決めたの【ヒートン】【コリガン】自分だけの時間自分だけの時間時間をかけて考えた♪男と女のすれ違いを歌ったこの曲、頭でっかちな男に愛想をつかした女、観念で生きる男と現実に生きる女の結末なんでしょうか?ちなみに男女デュエットと言えば平尾昌晃と畑中葉子の「カナダからの手紙」なんかを連想してしまう私です。ヒロシ&キーボーの「3年目の浮気」なんてのもあるかな。観念と現実という考えでいけば「3年目の浮気」の方が近い世界かもしれませんが、ビューティフル・サウスの詩のほうがセンスはいいですね。(笑)ビューティフル・サウスの曲には、こんな皮肉の利いたポップ・ナンバーが数多くあって楽しめるのです。
2004.05.22
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小粋なパンク野郎達【バズコックス】、1977年に発表されたサードアルバムである『A Different Kind Of Tension』は良く聴いていました。パンク・ロックと言われたバンド達の中でバズコックスだけは、何故か親しみがあったんですね。【セックス・ピストルズ】のような反社会性もなく、【クラッシュ】のような政治性もなく、【ダムド】のような暴力性もなかった。やんちゃな悪ガキ達の正統パンク・ロックというイメージなのです。音はギターがギィーギィーギコギコの電動ノコギリ・パンクです。これがまた気持ちがいいんです。曲の長さも短くて1曲が3・4分だろうか。それとヴォーカルであるピーター・シェリーの声、これがまたやんちゃな声をしていまして可愛いのです。パンク・ロックに可愛いなんてイメージしにくいかと思いますが、本当に可愛い(ポップ)ですから。昨年の秋以降、突然バズコックスの事を思い出してしまった。きっかけは【ストロークス】だったかな。ストロークスを聴いててギターのリフがバズコックスに近い物があったからなのだ。そして再び聴きたくなったバズコックス。昨年の年末にCD買いました。それが『ever fallen in love』というアルバム。どれにするか迷ったけど18曲も入っていて1200円で安かったから買ってしまった。編集物のようですが、ヒット曲もあるしベスト盤に近い内容でした。マンチェスター出身のようですが、ニューヨークパンクに近い音だと思う。一旦解散したものの1989年に再結成していて、アルバムも出している。まだ現役で頑張っている様子!?です。1977年に聴いていた当時は、短期間に聴きまくって直ぐ飽きてしまった記憶があります。電動ノコギリ・パンク以外のプラスアルファが無かったからだろうけど、今も楽しめるのは単純に音楽として(パンクのビートが)楽しめるからなのだろう。セックス・ピストルズを今聴くのはチョット時代錯誤に陥ってしまうのと逆の意味で……バズコックスのパンクのテーマは《ティーンの怒り》と、《マスターベーション》だったとか。ロックとしてはお決まりのテーマのようで、別に知っていても知らなくても影響のないパンクだったかな。だから単純に楽しめたとも言えるかもしれない。バズコックス好きな人いるかな?
2004.05.20
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基本的に今回の輸入CD規制法案は反対なんですが、国内盤洋楽CDの価格は本当に高いのか?実態はどうなのか冷静に整理してみたい気分です。洋楽輸入CDの価格(ちなみにHMV)ですが、国内盤との比較でいくと、例としてデヴィッド・ボウイ『リアリティ』通常盤国内盤は\2520で12曲入り、USA盤はインターネット価格\2414がキャンペーン価格で\1799で11曲入り。差額は721円です。日本盤には名曲の「ウォータールー・サンセット」があり解説書と訳詞が付いている。(国内盤はほとんどボーナストラック1、2曲を入れて付加価値を付けている)721円の差額が高いかどうかは、訳詞・解説書の必要性と「ウォータールー・サンセット」が聴きたいかどうかにかかってくる。英語が出来る人は訳詞など必要ないだろうし、解説書も世界のインターネットで検索しまくれば必要な情報は得られるだろうし不要かもしれない。そうでない人は国内盤を買う価値はあるだろうし、ボウイのファンだったら「ウォータールー・サンセット」は聴きたいに違いないだろうし……結局、新譜に関しては必ずしも高いとは単純には言い切れない。付加価値の判断にゆだねられているのだ。問題なのは発売から5年以上あるいは10年以上経過している旧譜。輸入盤は価格変動は自由で売れない物、時が経った物は安く売られるが、国内盤は再販制度というやつで、旧譜も価格もレコード会社の意志で決められていて価格は自由に下がらない。これは明らかに価格差は広がり国内盤は高いという印象を持つ。しかし抜け道はあるもので、そのために中古レコード店やレンタルショップなどが成立してしまっている。中古レコード店では1000円以下のCDは普通に売られているし、売れない物人気のない物ほど価格は下がっています。レンタルとなるとさらに安くなって1週間で200円~300円で借りられます。CDRに落としたりするとプラス100円前後アップになります。これについては、制作側(社団法人日本レコード協会)は機器側やレンタル店に数パーセントの還元(報酬請求権)を科していたりしている。さらに、それすらも出来ないようなCCCDのようなものも出始めている。しかしこれもCCCDでもCDRに焼けるソフトも出回っているようで、イタチごっこである。要するにどうあがいても、「高い」という意志が皆もっている限り、色んな分野で知恵が拡がっていくのだ。国内盤は再販制度があるために、旧譜が売れない悪循環。→音楽産業の衰退。従って発売されないという事態が発生するとおもわれる。→過去の貴重な名盤名曲を聴く機会を失う。結論、諸悪の根元は再販制度。《再販制度は文化の衰退を招く。》今回の法案が通ったとして、輸入盤が手に入りづらくなったとしても、法の網をくぐり抜けて何かが、また派生するのは明らかです。けして音楽産業は豊かにはならないし、根本的な解決にならない事をよーく考えるべきでしょう。まだ書き足りない事はありますが、大きな問題なのでここまでにしておきます。(平成3年以降、公取委において独占禁止法適用除外制度の見直しの一環として著作物再販制度廃止が検討されたが、先送りになったようです。)
2004.05.19
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【ブラッド・スウェット・ティアーズ】の「Spinning Wheel」という曲のイントロのトランペットのファンファーレを聴いたとき、これはテレビ朝日系で土曜の朝やっていた番組《ウイークエンダー》の中で流れていた曲だと思った。この番組は20年以上も前に放送されていました。加藤芳郎さんが司会でタレントがレポーターになって芸能界のゴシップや社会面のニュースを面白おかしく、オバサン達の井戸端会議みたいな雰囲気でレポートしていた番組です。ワイドショーというと、《3時に会いましょう》とか良く見ていた記憶があるんだなぁ。三雲孝江と元NHKアナウンサー野村さんの司会の奴。TBS系列のね。ああでも何でだろ、その時間は会社勤務だったけど、現場勤務だったから仕事さつさと終わらせて、見ていたという事か。(爆)4時から始まる水戸黄門もしっかりと見ていたし……それが終わると《夕やけニャンニャン》見ていたしね。上司に恵まれていたんですね。(笑)ああ、今でも時々、明け番の時とかに3時からTBSの《ジャスト》見てマース。辛口ピーコのファッションチェックのコーナーとか、ださい旦那を格好良くして、待っていた家族をびっくりさせるコーナー(何というコーナー?)感激して泣いてしまう奥様もいますね。オイオイって感じです。司会は三雲孝江ですね。(いったい何歳?)ブラッド・スウェット・ティアーズは1969年にアル・クーパーが結成したバンドで、トランペットを導入したブラスロックバンドです。【シカゴ】や【チェイス】と共に人気がありました。日本ではシカゴほど馴染みはなかったようですが、私はシカゴよりも好きでした。メロディアスでちょっぴりファンキーなブラスロックは魅力があります。【ローラ・ニーロ】のカバー曲「And When I Die」や「Spinning Wheel」がヒットしています。「I Love You More Than You’ll Ever Know」も名曲ですね。 ところでテレビ三面記事ウイークエンダーですが、詳しい情報を知りたくて調べてみたら、レポーターが登場する直前「新聞によりますと・・・」という出だしの前説明のところで流れる印象的なBGMの題名は、【クインシー・ジョンズ 】の「Ironside」のようでした。「Spinning Wheel」だと思い込んでいたのは、勘違いだったのかな。この曲は別のパートで流れていたのだろうか?確かに番組中に流れていたはずなんだけどな。謎だ。
2004.05.18
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今日朝の通勤バスで空いている席に腰掛けたら、背中がゴソゴソするものだから何かなと振り返ったら、後ろの席の人の鞄のベルトが垂れ下がっていた。ギョっとして、嫌な気分にはなったものの、知らないふりをしました。だって後ろの人(オヤジ)新聞を大きく拡げて読んでいて、気が付いていない様子でもあったし、一言言うのも面倒だったから……私は近眼で、遠目では分からない事も多く、後から気づくことが多い。今回も座る前には気が付かなかった。そういえば、この席だけ空いていたということは他の乗客も避けていたのかな?降車する時、そのオヤジの顔を見てみたら、馬鹿そうで間抜けそうなオヤジだった。そういえば以前も、バスの一番前の席(運転手の後ろ)が空いていたので座ったら手荷物(紙袋)が背中に当たってギョっとしました。それは、前の乗客がバスカードを買っていて、その時に先に荷物を置いて席を確保したらしい。これまた座ってから気が付いた私は、バツが悪そうに、席を立ちました。バスの中でも電車の中でも最近は自分の事しか考えていないような人が多すぎるような気がする。私なんか通勤用の鞄一つとっても、周囲に迷惑が掛からないように気をつかっているつもりです。満員の車内では体に当たると痛いワイヤー入りや硬い皮のは持ち歩かないし、前に抱えて持っている。学生が良くショルダーバッグ背負っているけどあれも迷惑です。体にかかる圧力と違和感は人の体よりも強いです。それから混んでいる車内で足を投げ出して組んで座っているのも迷惑。立っている者は足を踏まないように気を使わなければならないし、立つポジションも制限されてしまう。最近はこういう嫌な気分になっても、注意なんかしようものなら逆切れされて、刃物で刺されてしまいますからね。言わぬが仏です。ほんと嫌な世の中です。それから通勤電車内で、平気で物を食べられる人が増えてきたような気がする。特に女子高生、ハンバーガーなんかに食らいついていて匂いがプンプン、強烈です。車内ではきれいな無味無臭の空気を吸いたいですよ。混んだ車内で缶の炭酸飲料飲んでいる人も見たことがあります。ギョっとしました。揺れて他人の服にかかったら「どーすんだよ」と思いましたよ。昔ニュースで読んだ記事の中で、電車の網棚に新聞紙にくるんだ大便を置いて、その新聞を取って読もうとした乗客に「臭いよ、臭いよ、その新聞臭いよ」と言って快感に浸っていたという愉快犯がいました。ギョギョ/(°ё°)\。変な人がいるものですね。《健康増進法第25条》の施行によって、バスの停留所や待合所、駅では全日禁煙になって、吸い殻入れ等は撤去されています。それでもバスの停留所では平気で喫煙している人がいますね。それでも列から離れて吸っているならまだいいけど、しっかり並んで隣でぷかぷか吸っている無神経な人もいます。吸い殻入れはないから当然ポイ捨てです。歩き煙草の人もいるけど、後ろに吸わない人が歩いているのを分かっていないようだ。これも臭ってきて迷惑です。ちなみに健康増進法第25条の制定の趣旨とは《「学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない」こととされた。また、本条において受動喫煙とは「室内又はこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされること」と定義された。》という事です。で結局何が言いたかったかというと、もっと周囲の環境と状況に気を配って生活するべきだろうし、そうしないと、誰かが嫌な気分に陥っているという事です。都市部では様々なタイプの人間がいるのだから、自分さえ良ければでは社会は成り立ちません。他にもこれは非常識だな又はギョっとした事ってありますか?
2004.05.17
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【ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイター】をプログレッシヴ・ロックと呼んでいいものか疑問があります。ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターはヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターであってそれ以上でもそれ以下でもない。彼らだけの独特の世界である。なぜなら彼らの音楽は他の一般的なプログレバンドが好んで用いていた楽器、メロトロンやシンセサイザーをほぼ使用していなかったかったし、言葉によるメッセージ色の強さはピカ一だった。技巧や大げさなアレンジ、コンセプト主義に陥っていたバンドとは一線を画していたから。キーボードはあくまでオルガンですし、フルートやサキソフォン等の生楽器をメインにしている。このアルバムは彼らのセカンドアルバムです。1969年の作品らしくアートロック風味な音楽。中期以降の彼らはフリー・ジャズの要素も見え隠れしていたのだけど、ここでは緩やかでポップな曲が大半を占めています。そしてなんと言っても彼らの最大の魅力はリーダーでヴォーカリストのピーター・ハミルの声である。癖はかなり強いのですが、この声にはまってしまうとなかなか抜け出せない。私も70年代現体験で聴いていたのですが、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターの音楽が解っていたかというと疑問が残ります。言葉が主体なのは明らかで、英語もろくに解らず聴いていました。でもナチュラルな音楽で、心地よいと感じていたのは間違いなくて、プラス、ピーター・ハミルの声の魅力・魔力にとりつかれていました。音的に目新しいもの刺激的な物はなかったので、彼らは日本では無視されていました。ロック雑誌で彼らの記事を見たこともありませんでした。それは今も状況は変わっていないようで日本盤のCDは発売されていないようです。【キング・クリムゾン】のロバート・フィリップが何枚かに参加しているという事で注目された向きもあるようですが……で、実は最近になってまた彼らのロックに私ははまっちゃいましてレコードラックから引っ張り出してきて良く聴いているのです。このアルバムを含めて3枚持っていますがどれも良いです。特にこのセカンドは好き。売らなくてほんと良かったですよ。(…と言っているけど、もう後3枚持っていたけど売ってしまった。)70年代には難解だと思っていた、彼らの音楽も今聴いてみると繊細でアコースティックで優しい事に改めて気が付きました。古さも感じさせません。ピーター・ハミルはブリティッシュ・ロック界指折りの詩人であった事は間違いないはずで、カリスマ性も断トツです。あなたもヴァン・ダー・グラフ・ジェネレイターの世界にはまってみない?
2004.05.15
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女装姿のビート・バーンズの容姿がずいぶんと【カルチャー・クラブ】のボーイ・ジョージに似ていると思ったのが第一印象です。デッド・オア・アライブは。(声も似ている。)カルチャー・クラブよりは重い音の印象があったのですが、今聴いてみるとそれほどでもなくて、あんがい軽い音です。カルチャー・クラブの方はもっとメロディアスで軽いから、比較でそう感じただけかもしれない。やはり、全英チャートでNO1になった「YOU SPIN ME ROUND」の出来がずば抜けて良い。極端な話、これだけ聴けば良いような……後の曲はオマケみたいなものです。チャカチャカとチープなシンセが鳴っていますが、リズムマシーンと思われるドラムスの音はべた付き気味ですが乗りやすくてディスコ向きになっています。1985年に発表されたセカンドアルバム『YOUTHQUAKE』、1985年といえば、私の場合LPからCDに切り替えていた時期なので良く覚えています。輸入盤CDを初めて買ったアルバムがこのアルバムだったはず。世界に先駆けて、CDを発売していた日本だったのですが、海外ではまだ工場が整備されておらず、輸入盤でも日本の工場でプレスされたものが、あります。このアルバムの音もCDにしてはレンジが狭く、アナログぽく音は良くない。2000年には復活したようですが、80年代人気があった時の個性が強裂だったからどう変化しているかは想像しにくいです。私としてはカルチャー・クラブよりは地味だったけど、デッド・オア・アライブの怪しげなダンスポップも好きでした。
2004.05.14
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アイルランドの【コアーズ】や【クラナド】のアルバムを聴いて、良い音のする楽器があるなぁと思ったら、それはティン・ホイッスルという楽器でした。で、どんな楽器なのか調べてみました。1.アイルランドの民族楽器である。2. 六つの穴が空いただけのシンプルな縦笛。3. この笛には、色んな材質のものがあり、ブリキ製ブラス製ニッケル製プラスチック製アルミ製などがあるが材質によって音が違う。4. 様々な長さがあり、長くなるほど低い音が出る。5. 1本1000円位から売られている。肝心の音質のほうですが、(あくまでコアーズ等で聴ける音)フルートほど深みはありません。キーが高いようだけど、けして味気ない音ではありません。どこか懐かしい牧歌的な感じがする音です。クラシックよりもポピュラー音楽向きな音に思えます。安価な値段で身近に手に入って、しかも色んなカラーがあってファッショナブル。しかも、音響的にも色んな音が楽しめるようです。コアーズの『unplugged』というアルバムでは、ティン・ホイッスルの他にヴァイオリン、ピアノ、アコースティック・ギター等を使用しています。Unpluggedだから当然電気的な処理のない暖かい響きが聴きとれる素晴らしいライブ音源になっています。「LITTLE WING」という曲は何と【ジミ・ヘンドリックス】の曲、あいにくこのジミヘンの原曲は聴いたことがないのですが、大化けしているはず、アコースティックでティン・ホイッスルまで鳴っていますから。それから「EVERYBODY HURTS」は【REM】の名曲、こんな曲までカバーしているなんて、コアーズもセンスがいいですね。ちなみにメンバー4人は兄妹、グループ名も名字のCorrから名づけたものです。《EVERYBODY HURTS》♪一日が長く思えて 夜ひとりぼっちのときもこんな人生もうたくさんだと確信したときも もちこたえて投げやりにならないで誰だって泣くし 誰だって傷つくときがあるんだから時々何もかもがうまく行かないことがある さあ今こそ歌いましょう昼間もひとりぼっちの夜みたいで投げ出してしまいたい気分になってもこんな人生もうたくさんだと思っても 頑張ってひとりぼっちだと思っても 君はひとりぼっちじゃないんだから♪なんだか、ティン・ホイッスルの音を聴いて書いていたら、どうしょうもなく欲しくなってしまいましたね。思い込んだらどうしょうもなくなる私、明日会社帰りに楽器店に立ち寄ろうかな。(笑)
2004.05.11
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雨の日の通勤電車は疲れます。今日もまた、朝から雨、晴れの日に比べて120パーセントの混みよう。しかも月曜日だったし連休の週も終わったこともあって、ほとんどの会社員は出勤日だったのでしょう。さらに雨の日には駅のホームの先頭後方に上屋(屋根)のない駅もあって、真ん中付近に人が集中したりします。乗り込みもスムーズにいかなくなりダイヤの乱れを助長したりして、さらに混み合います。てなわけで、仕事プラス通勤疲れで眠くて、書く気がしなかったのですが書いてます。(笑)【騒音芸術】という謎の覆面グループ【アート・オブ・ノイズ】を知っていますか。Mrマリックさんのテーマ曲と言えば、だいたいの人は聴いた事はあると思います。『ドビュッシーの誘惑』はクラシックのドビュッシーの曲をモチーフにしたアンビエント系な音楽をやっています。まぁ癒し系で心地よい音楽です。覆面バンドなので誰が主要なメンバーなのか不明。プロデューサーの元バグルスのトレヴァー・ホーンがグループのコンセプトを担当していて、サウンド面のプログラミングをJJジェックザリックという人物、キーボード・ストリングアレンジメントにアン・ダドリー、エンジニアがゲイリー・ランガンという人物であるというのが真相だったよう。このアルバムでは元10CCのロル・クレームも関わっているらしいです。以前のアート・オブ・ノイズのようなサンプリングのノイズぽさがなくなっていて、ドリーミィなアンビエント系のエレクトロな音楽はロル・クレームのセンスなんだなと思わせます。そういえば、【ロル・クレーム&ケヴィン・ゴドレー】の『CONSEQUENCES』にも似通っている。ナレーションが入るところなんかも。ところでドビュッシーですが、彼の音楽は印象派と言われています。詩的な情緒や気分を模写する、自然の瞬間的な印象をとらえる音楽で、けして明瞭な旋律が重要ではありません。雰囲気を模写するような音楽です。絵画でいえば、水彩画のような淡いボヤッとした感じ。「牧神の午後への前奏曲」という名曲がありますが、田園気分でホンワカ気分になる曲でもあります。かったるくて眠くなったりしますが……というわけで、「牧神の午後への前奏曲」を聴きながら書いていたら本当に眠くなってきたのでこれでおしまい。ではまた、明日。(笑)
2004.05.10
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プログレのアルバムの中では、このELPの『恐怖の頭脳改革』とイエスの『危機』、ピンク・フロイドの『狂気』は嫌になるくらい良く聴きました。しかし、この邦題、原題は『Brain Salad Sugery』と言いますが、傑作だ。たまにとんでもない邦題もあるようだけど、命名した人は凄いです。ロックミュージシャンの演奏力に疑問を抱いていた60年代から一変、発想力と演奏力に驚愕させられたのがELPやイエスらのプログレ勢で、シンセサイザー等のエレクトロニクスの開発も同時進行していったわけです。『恐怖の頭脳改革』では開発されたばかりのムーグ・シンセサイザーが使用されたらしいです。キース・エマーソンも可能性を追求するべく実に生き生きと演奏しまくっています。テクニックも超一流、当時はキース・エマーソンとリック・ウェイクマンはどちらが上手なんだろうと真剣に考えていました。持ち味が違うので比較にはならなかったんですけどね。アナログ盤でいうA面には4曲、B面には組曲1曲の構成。Aサイドも素晴らしい出来。1曲目「エルサレム」はキース・エマーソンのシンセを背景にグレグ・レイクの崇高なヴォーカルが唄われる。出だしとしては期待を抱かせてくれる曲。続く2曲目の「トッカータ」のスリルといったら…シンセサイザーの洪水です。ドラムスの高鳴りにも……ハラハラドキドキしまくりです。当時のシンセサイザーは単音が主だったろうから、かなりの種類のシンセを使用していただろうと思われるだけに、速弾きは必至で操作の面でも体力は相当使っただろうなと思われます。そこがステージなどでは軽業師みたいで凄かったんですけどね。3曲目の「スティル・ユー・ターン・ミー・オン」ではホッとするような美しいアコースティック・ナンバーに様変わりと思ったら、4曲目の「Benny The Bouncer」ではデキシー・ジャズに。見事!としかいいようがない構成。これが聞き手を飽きさせず緊迫感を持続させるのです。Bサイドは「悪の教典#9」クラシックの組曲形式を導入。ただただ聞き惚れまくる構成の美。グレグ・レイクのヴォーカルとキース・エマーソンのキーボード、カール・パーマーのドラムスどれもが突出することなく、アンサンブルを奏でる。盛り上がったところで、純クラシックピアノとジャズ曲風の「2nd Impression」で余韻に浸ったところで、「3rd Impression」で締め。締めはグレグ・レイクのヴォーカルできまり、キース・エマーソンのシンセサイザーも音色はトランペット、ファンファーレが高らかに鳴る。『恐怖の頭脳改革』はプログレッシヴ・ロックの代表作で名作の一つ。プログレ好きには70年代の前期は薔薇色の年代たったのですが、からきし駄目だった人もいたようです。元々クラシック好きだったので、私は何の抵抗もなかったし、第一にアートロックからのオルガンの音が大好きでした。だからシンセサイザーの音色も何の違和感も無しでした。後、文学的な所も興味を誘いました。最近シンコー・ミュージックから《UKプログレッシヴ・ロック》というガイドブックが出版され、購入しました。「あのアルバムは持っていた、売ってしまって失敗した」などと懐かしく読んでいるのですが聞き漏らした名盤も数多くあることを発見。また、聞き直したい心境にいます。というわけで、まだまだロックの部屋の題材には困らないようです。(笑)
2004.05.09
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《家電量販店大手の「ヤマダ電機」が、同業大手の「コジマ」の「ヤマダさんよりお安くします」との掲示は営業妨害にあたるなどとして、コジマ側に約1億9600万円の損害賠償と謝罪広告の掲載などを求めた訴訟の判決が7日、前橋地裁であった。 裁判長は「両者間で激しい安売り競争が繰り広げられていることは周知の事実で、掲示がコジマを著しく有利(安い)と消費者に思わせるものとはいえない」として、請求を棄却した。 判決などによると、コジマは2002年10月中旬ごろから、ヤマダ電機と競合する全国38店舗の入り口などに、「ヤマダさんよりお安くします」などと書いたポスターを掲示するなどした。 これらの表示について、ヤマダ側は「コジマの商品が常に安いとの印象を与える」としたうえ、同一商品でコジマの方が高い例があったことを指摘。「実際に安くないことは明らかで、甚大な不利益を被った」と主張。》 ~読売新聞より~私の家の近所にも「ヤマダ電機」はあって、車で10分もすれば行けます。いつもお世話になっている電気屋さんです。値引きにプラスしてポイントが付くのが嬉しいです。溜まったポイントはCDとかに代えています。ビートルズの『ネイキッド』もそれでゲット、ただで手に入れました。「コジマ」も車で30分ほどの所にあります。「ヤマダ電機」の方が近いからそちらで買うだけで、価格・サービスはさほど変わらないのではないでしょうか?確かに「ヤマダ電機」の店舗にはポスターを掲示して「コジマさんよりお安くします」等の表記はされていないですね。そのあたりコジマ電気のやり方が気に入らなかったのでしょうか。買う側としてはベタベタそのようなポスターが張られているのも、目障りで煩わしくて、かえって半信半疑になってしまいます。店はすっきり整理整頓されていて買いやすくて、感じの良い店員さんで安ければいうことはありません。たまには様子見に「コジマ」さんの方も覗いてみますか。そうそうDVDレコーダーを買う前の下見に……以下店舗にてシュミレート《コジマ電気》さんにて50000円のDVDレコーダー物色私 「このDVDレコーダー、ヤマダさんの所では48000円で売ってましたよ」コジマさん「では、46000円でいいですよ」私 「えっ、ほんとうですか。買おうかな。ちょっと検討させてください。」と言って次に『ヤマダ電機』さんに向かう。《ヤマダ電機》さんにて同機種のDVDレコーダー物色私 「このDVDレコーダー、コジマさんの所では46000円で売ってましたよ。」ヤマダさん「では、44000円でいいですよ」私 「えっ、ほんとうに。買おうかな。ちょっと検討させてください。」と言って次に『コジマ電気』さんに向かう。再び《コジマ電気》さんにて同機種DVDレコーダー物色私 「このDVDレコーダー、ヤマダさんの所では44000円で売ってたんですけど。」コジマさん「お客さん、参るなぁ、じゃあ40000円で勉強させてもらいますから、ここで買ってくださいよ。」私 「えっ、ほんとうに、嬉しいです。買おうかな。でもちょっとだけ考えさせてください。」と言って再び『ヤマダ電機』さんに向かう。これを延々続けていれば、50000円のDVDレコーダーもタダで手に入れることが出来ます。(そんなアホな!!)馬鹿馬鹿しい笑い話だけど、本当に実行する人はいないでしょうね。(笑)
2004.05.07
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♪ラ・ラ・ラスプチーン・ラバー・オブ・ザ・ルシアン・クイーン・ゼア・ワズ・ア・キャット・ザット・リアリィ・ワズ・ゴーン・Ra ra rasputin Russia's greatest love machineIt was a shame how he carried on♪1978年の頃のディスコブーム、現体験していた私が一番のお気に入りが【ボニーM】でした。特に「怪憎ラスプーチン」ですよ、好きだったのは。血が騒ぐなぁ、この曲を聴くと。でも、当時はとても恥ずかしくて、周囲には「ボニーM大好きだよ」なんてとても言えなかった。周りの友人は皆ロック野郎ばかりだったから。ロックも好きだけど、ディスコも好きだった私、何でも有りは今も変わらないけど……(笑)隠れボニーMファンだった私、もう一度言おう。大きな声で、「ボニーMが大好きだったんだよ~」(うー、すっきりした)笑。「怪憎ラスプーチン」はディスコにぴったりな曲だけど、なかなか良く出来た曲です。アルバムでは2曲目なんですが1曲目の夜間飛行を思わせる「ナイトフライト・トゥ・ビーナス」との曲間は隙間がなくて、続けざまにロシア民謡を思わせるイントロが鳴り始めます。途中、ヘイヘイヘイのかけ声の後に転調して、ギヤチェンジ。テンポアップして上りつめます。まさにエクスタシーの壷。ボニーMのようなディスコ・サウンドは確かミュンヘン・サウンドと呼ばれていて、ジャマイカ出身のようだけどドイツからデビューしています。ミュンヘン・サウンドはともかくヨーロッパの明るい陽性のディスコ・サウンドでソウル色がないディスコと言えば良いのか。【シルバー・コンベンション】や「ハロー・ミスター・モンキー」が日本でもヒットした【アラベスク】あたりもそうだと思う。そしてレゲエナンバーも取りあげていて、全世界で1000万枚も売れて大ヒットしたのが「バビロンの河」です。《バビロンの河》♪バビロン川のほとりにひとり腰を下ろし彼はシオン山を懐かしく思い出していたそこに、奴らがやってきて俺たちを連れ去ったあげく幽閉した俺たちにいくら歌を歌えといったってこんな見知らぬ土地でアルファ王の歌なんか歌えるものかそれよりも歌おう、大きな声で自由の歌を、シスター自由の歌を歌おうぜ、ブラザー♪遠い故郷を懐かしむ切ないハミングで始まる「バビロンの河」しかし、レゲエの暗さのない明るいリズムと、はつらつとしたボニーMのコーラスで歌われていく。力強い歌唱は明日への希望と勇気をもたらせてくれる。悲しむのはよそう、きっといつか分かってもらえる日がくると。音楽の良さって、元気になったり、明るい気分になったり、気持ちが高揚したりして幸せな気持ちになる。ボニーMを聴いていると、ほんとそんな気分になります。けして演歌的なものではないなと。「怪憎ラスプーチン」と「バビロンの河」が入っている『NIGHTFLIGHT TO VENUS』はとても素晴らしいアルバムです。ベスト盤も数多く出ているようで、どれを買おうか迷ってしまいます。曲数と価格でよーく考えてみよっと。私もLPでしか持っていないのでCD化しようと思っているのです。さあさあゴールデンウイークも終わってしまったことだし、今夜は「怪憎ラスプーチン」でヤケになって踊りまくるぞ。どこで?自宅で…(笑)
2004.05.06
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デヴュー作の『MOON SAFARI』も素晴らしかったけど、『TALKIE WALKIE』はさらに上をいってます。テクノ度は後退したかわりにポップ度がアップ。極上のドリーミィー・ポップサウンドに仕上がっています。エールを聴く環境としては夜が好ましいかもしれない。部屋を暗くして一つ一つの音に耳を傾けてみよう。空間に投げ出されて、体が宙に浮くような気分。ホット一息、連休疲れも吹っ飛ぶかもしれません。もし、宇宙旅行が叶うようだったら、間違いなくエールの音楽がぴったり場にはまるはず。星や惑星などを眺めながら、宇宙旅行を満喫する。これ以上のない癒し。エールはフランス人二人のデュオ。イギリスの数多くあるエレクトロニックバンドにはない美しさ、浮遊感、ロマンチシズムを持ち合わせています。上品さがフランスらしいのです。二人もきちんとした紳士然とした感じがします。《Cherry Blossom Girl》♪僕はもう我慢ができないのですあなたのことがこんなに好きだってこと言わずにいるってことを会わずにはいられないそうしないと気分が悪くなるほど今夜もまたあなたに会いに出かけるのですでも、いまだに告白はできないの桜の花のように可愛いあなたに♪「Cherry Blossom Girl」はゲストの女性が歌っているようでアルバムの中でも可愛らしいバラード曲です。そして『TALKIE WALKIE』の輸入盤CDにはなんと、DVDがボーナスで付いています。しかも片面がPAL方式もう片面にNTSC方式で記録されているディスクなのです。世界のどのビデオ方式にも対応して見ることができるように、こんな気を使ってまで見て貰おうとしている。なかなか出来ることではないですよ。DVDの方は、ドキュメンタリー風のライブ映像が収録されています。音はシンセのエレクトロニクス主体だけどけっこうドラムスとかがパワフルです。ドリーミィーでロマンチックな所はアルバムと一緒。野外と思われるけど、客の入りが密集していて立ち見状態、乗り方が横揺れの音に酔いまくりのトランス状態。エールってこんなに人気があったのかなって感じです。こりゃライブが行きたくなってきました。2度美味しいエールのDVD付『TALKIE WALKIE』是非味わってみてください。http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1915735
2004.05.05
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5月2日にNHK教育テレビで放送していたPINK FLOYDバレエ、録画しておいたので今日見ました。1曲目の「ラン・ライク・ヘル」での菊地研さんのバレエ、リズムに乗ってけっこうはまっていました。引き締まった肉体が何とも魅力的、細いつり目気味の鋭い眼光もかっこよかったです。PINK FLOYDの音楽も分かっていないとここまで踊れないだろうなと思いました。2曲目の「マニー」はちょっと、あっち系のお兄さん集団みたいで少し笑えました。男10人は怖い。(笑)ダンサーは皆白のスーツ着用で、男性は上半身裸でした。詳しくはないですが、美しさよりも肉体派のバレエチームなのでしょうか。バレエというよりはバレエ+エアロビクス+器械体操のような感じでした。それともピンク・フロイドだからこうなったの?「吹けよ風、飛べよ嵐」40人近いバレエ、壮観!これだったら、一人ぐらい素人が混じっても出来そう。(なわけない)ロックとバレエの合体なんて、今まで記憶にありません。初の試みなのでしょうか。その点ピンク・フロイドは情緒的な所、激しい所、神秘的な所などを持ち合わせているので、やりやすいように思えます。ヒーリング・ミュージックの【エニグマ】なんかもバレエに合いそうな気がします。ロックとサーカスの合体だったら、【松任谷由実】が既にやっていますし、ロックとオペラは【フー】が、ロックとクラシックは【ディープ・パープル】最近では【キッス】なども行ってますね。『PINK FLOYDバレエ』良い企画だと思うけど最後まで集中して見るのは辛いものがあるような……。照明に、バリライトを使用するとか視覚的に楽しめるものがあったら、もっと変化があって面白いのではないのかな……と思ってしまったのですが、どうなんでしょうか。
2004.05.04
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【エイジア】を初めて聴いたのは「Heat Of The Moment」という曲でした。驚きでした。これがあの元プログレバンドにいた人達の創り上げたロックなのかと。改めて言うまでもなく、メンバーのジョン・ウェットンは【キング・クリムゾン】、スティーブ・ハウは【イエス】、カール・パーマーは【EL&P】、ジェフ・ダウンズは【バグルス】に籍をおいていました。プログレ好きならば、よだれがダラダラ出そうな超強力メンバーです。個人の演奏テクニックに関すれば、文句の付けようがない超一流の人達ばかりなのに、エイジアの創り出した音楽といったら、個人の楽器を浮き上がらせるものではなく、あくまでスケールの大きなメロディーとジョン・ウェットンのヴォーカルです。元いたバンドの音のかけらは少しもありません。意図的なミキシングなのだろうけど、個の楽器の角を削り落として、大づかみにした上でレベルを押さえ気味にしています。音場感豊かな音。ジョン・ウェットンのヴォーカルの成長も大きくて、クリムゾン時代はこんなに上手ではなかったと思うんだけど、エイジアでの声域は恐ろしいくらい広いです。かつて70年代前期ロックシーンの最先端にいたプログレッシヴ・ロックの生き残る道として、エイジアは見事に成功。ファーストアルバムと共に『ALPHA』も世界的にヒットしました。サウンドはプログレではなく、【ジャーニー】のような産業ロックに似通っている。丁度ジャーニーも1981年1983年にビッグヒットを連発していた時期でもあり、追いかけるような形でエイジアのアルバムも受けいれられていたのかなと思う。ロジャー・ディーンのカバー・デザインは相変わらず芸術で素晴らしいです。でも【イエス】のイメージが強すぎるので、もっとポップなデザインでも良かったのではないかな。ちなみに私がエイジアを聴いていたのは『ASTRA』までで、その後の彼らは知りません。
2004.05.03
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つい2、3日前に封切りされたロック映画スクール・オブ・ロック、主人公の教師(デューイ・フィン)の風貌がACDCのギターリスト、アンガス・ヤングにそっくりなので笑ってしまいました。ジャケットにネクタイ、半ズボン姿アンガス・ヤングそのままです。スクール・オブ・ロックにかかるサウンドトラック曲は、ドアーズ、クリーム、レッド・ツェッペリン、Tレックス、スティーヴィー・ニックス、フー、ダークネスなどです。ハードロック系が主体なようです。《ストーリィはアパートの家賃を滞納しバンドも首になったデューイは、金もなく住む場所もなくなりつつあった。バンドバトルで優勝して大金を手に入れようとしていたが、バンドを首になったことで、それもかなわなくなった。そして、ある小学校の代用教員になることになったデューイは生徒達にロックの手ほどきをしてバンドバトルに出場することを計画する。………》この先生の授業というのがロック史、ロック観賞、ロック理論などというハチャメチャぶり、黒板を使ってロック史を教えている所なんぞ笑えます。(楽しそうだけど)ACDCは、オーストラリアのハードロックバンド。1975年頃からアルバムを出しているベテランバンドです。ハードロックと言っても、メタル系ではなくブギー系のハードロック、ギターのリズムの洪水が気持ちが良いのです。ヴォーカルは、『BLOW UP YOUR VIDEO』ではブライアン・ジョンソンですが1980年にそれまでのオリジナルヴォーカリストであったボン・スコットが亡くなっています。『BLOW UP YOUR VIDEO』も1曲目の「HEATSEEKER」から最後の「THIS MEANS WAR」までギンギンのハードブギー。何も考えず、ひたすら乗りまくり聴きまくるだけなのですが、これが気持ちの良いこと、いい汗かけます。暗さがない、明るい笑えるハードロックは万人にも勧められます。映画の方はまだ見てないのですが、予告編だけでもこの映画の雰囲気はつかめると思います。下のサイトで見られます。http://event.entertainment.msn.co.jp/school_of_rock/ついでにロック共通一時試験も出来ますが、これがかなり難しいです。私でさえ半分も解らなかったぞ。ロックといっても色々あって、この映画のキャラはハードロック・ヘヴィメタ系なのでくれぐれもこれがロックの全てだとは思い込まないように。(笑)
2004.05.02
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『Three and Two』で正式に5人になったオフコース。ジャケット写真はそれを証明するかのようにサブのメンバーだった3人が表ジャケットを飾りました。前作の『フェアウェイ』まではフォーク色が強かったサウンドがバンド色の強い音に変化、当然の成り行きだったと言えます。バックを固める音が安定したことで、益々小田&鈴木のヴォーカルとコーラスが際だち鋭くなった。グループが一番輝いている時期の作品、創作意欲が感じられます。ラストの「生まれ来る子供たちのために」は美しくも切ないバラード。《生まれ来る子供たちのために》♪多くの過ちを僕もしたように愛するこの国も戻れない もう戻れないあの人がそのたびに許してきたように僕はこの国の明日をまた想うひろい空よ僕らは今どこにいる頼るもの何もないあの頃へ帰りたいひろい空よ僕らは今どこにいる生まれ来る子供たちのために何を語ろう 何を語ろう♪なんだか、イラク人質事件で帰国してきた人に対しての自己責任論なんかが、問題になっているこの国で、益々この国を想う人はいなくなっていくような気はする。みんな自分の保身の事ばかりしか考えていないようで。世界の人は、考えられないと言う、『英雄』とまでは持ち上げたくはないけど、この国は冷たい国だなとは思ったよ。彼らのお陰でイラクの情勢が見えてきた功績は大きいとは思うけど、国民保険に加入していない議員が何人もいるなかで、彼らに数百万の金を負担させようとしている。何だか変だ。「生まれ来る子供たちのために」を聴いていると、スケールの大きな、国に対してのあるいは他者に対する『愛』を感じることが出来ます。泣けますね。それから、オフコースは『We Are』を発表。さらに洗練されて完成度が高まった。頂点を極めた頃の作品。人気もピークに。次の『Over』も良いアルバムだけど、なぜか淋しい曲が多いような印象を受ける。煮詰まってしまったバンドの行く末というのか…そして、このアルバムを最後にして鈴木康博はグループを脱退してしまいました。オフコースは小田和正と鈴木康博の緊迫感と才能を分け合っていたところにバランスが保たれていたのに、『We Are』以降徐々に小田和正寄りになっていってしまった。5人になってからのアルバム『Best Year Of My Life』まで私は買い続けましたが、これはほとんど印象にありません。小田さんの透明な声も、この頃になると耳障りになってきて、聴く気にならなくなったというのが本音です。加えてこの頃TV放送で見た小田さんの姿がイメージと違ったものだったのが決定的でした。それはゴルフ番組だったのですが、インタヴューに答えている小田さんは、無表情で素っ気なく、人間味がないものでした。日本武道館での「言葉にできない」演奏中に、感極まって唄うことができなくなった小田和正とのギャップを埋めることができないまま、それから私はオフコースを聴かなくなりました。ソロ作も聴く気にはなれないのですが、鈴木康博と平衡を保っていたオフコース時代のアルバムは今も時折聴いています。『Three and Two』や『フェアウェイ』などを。レコードでしか聴いたことがないオフコース、初期の作品を含めた東芝EMI時代のベストアルバムはCDで持っておきたいなと思っています。41曲入りの『Singles』がいいかな。
2004.05.01
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