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またまた続く小型旋盤の調整です。親ネジのアライメントは調整したので往復台前部(エプロン)を取り付ければ、一応組み立て完了となりますが。。。やはりそのまま組み付けると往復台の動きが重くなりました。エプロン・内部機構のアライメントが合っていないようです。0.8mm程度エプロンを下げて組み付けると軽く動きます。エプロンを正規の位置で軽く動かすために内部のハーフナット固定台を0.8mm削ることにします。ハーフナットとは実物を見ると 全く読んで字のごとしでナットを縦割りにしたものです。これがレバーで上下動すると親ネジに抱きつきます。回転する親ネジに導かれて往復台が所定のネジ切りピッチで左右に動きます。ハーフナット取り付け台を削るため旋盤付属のフライス部を取り付けました。刃物台を外してミーリングテーブル、バイスをセットし3/8のコレットを付けて切削しました。http://photos.yahoo.co.jp/kei359 切削後ハーフナットを組み付け、エプロンをセットしました。これで旋盤の主要な組み付けは終了です。今後は使い易くするための改造を進めて行こうと思います。ネジ切りを試してみました。ところがマニュアル通りのギヤ配置だと1.25ピッチなどのネジ切りがセット出来ませんでした。計算上は正しいギヤなのですが大小の組み合わせが悪く実際には組み付け不能です。幸い計算してみるマニュアル外の組み合わせでいけることが分かりました。こんなところもChineseのお粗末なところです。しかし今回、全分解してみて、旋盤の構造が良く判りました。てこずりましたが こんなことも楽しみのひとつかもしれません。
2003.09.27
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ネジ送りの親ネジシャフトを点検すると、見た目にはキチンと付いているように見えてこれが大変な曲者でした。エプロン部分を外し送りネジをフリーにしても重い重い!最初は親ネジの連結部分がセンターが出ていないと考えまず曲がりを修正しました。ですが右側の軸受けを締めるとネジが重くなります。色々時間をかけてトライ&エラーを繰り返し、結果なんと3個ある軸受けすべてアライメントがずれてました。ノックピンまで打って作られているのに・・日本製品のような感覚は全く通用しませんです。軸受けの取り付け穴が不正確というか本体側のネジ穴がずれているというかX・Y・Z軸すべて揃ってません。アメリカ人いわく「訓練を受けた猿が組み立てている」とはこのことか と納得。。(中国人を猿とは思いませんが・・)彼らはイタリア車の電気配線も猿の設計とか言いますから。。いくつかネジ穴を拡大し軸受けを取り付けました。これで親ネジシャフトは指でクルクル廻せます。http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/kei359/lst?&.dir=/lathe+with+mill&.src=ph&.view=tこれでOKかと思ったら、なんともうひとつ落とし穴がありました。ギヤ取り付け板は左の軸受けの首に六角穴付きボルトで締め込みますが、キチンと締めると首が絞まりシャフトが廻せません。!!デジタルノギスで測ってみると100分の2~3縦方向に縮んでいます。(ソリャナイヨ)軸受けを外し取り付け板で絞めた状態でシャフト穴をホーニングしました。(Yhaooフォト参照) アメリカではこうした中国製の旋盤をKitと呼んでいますが正しくキットです。一見するとちゃんとしているから始末が悪いですね。(つづく)
2003.09.23
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昨日、煙を吐いたモーターを分解点検します。幸いべスパのエンジンを分解した時に買ったギヤ抜きが有りますのでモーターに付いていたプーリは簡単に抜き取れました。肝心のコイルは部分的に焼けていますが焼損までは至っていないようです。なんとか使えそうです。このモータは起動時、進相コンデンサーを切り替えているタイプなので切り替えを行っているガバナー部を点検します。写真をYahoo フォトにアップしています。http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/kei359/lst?&.dir=/lathe+with+mill&.src=ph&.view=t 特に異常はみられなかったもののガバナーの切り替えが早くなるようスプリングを1.5ターンほどカットしバネ圧を弱めました。モーターを旋盤に戻し廻してみます。一応ちゃんと回っていますが暫く注意して使おうと思います。負荷的に問題個所がないか点検するため 送り・親ネジを分解することにします。手で廻してみるとかなり重いようです。アメリカの旋盤グループに加入すると、このクラスの旋盤について詳しい情報が沢山あります。http://groups.yahoo.com/group/9x20Lathe/ ここでも送りネジのアライメントが不正確な旋盤があるとリポートされています。この辺りを中心に次回整備して行きます。
2003.09.21
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旋盤を廻すと配線容量が不足するので別回路で引き直すことにします。配電盤にブレーカを増設し200Vに結線しました。取り回しは洗面台の排水ホースの隙間から床下に落とし換気口から家の外に引き出します。外壁に200V用コンセントを取り付け、そこから庭の工作室まで引き込みました。以前買った農用トランスを繋ぎ100Vと115Vが取り出せるようになりました。早速、旋盤を試すと電圧降下も少なく快調に回ります。慣らし運転と電流容量確認のため回転を最高速になるようベルトをセットします。2~3回往復台を自動送りでストロークさせたところ煙が上がり始めました。!!!(Oh,NO!!)すぐに止めて確認するとモータが過熱しています。起動用電流が流れっぱなしなのか??負荷が重いのか??モータ不良か??とにかくモータを外して点検してみます。この取り外しがまたやっかいです。ギヤ周りも外すとやっと取り付けボルトが緩められます。最後の1本はクロウフットをラチェットにつけてなんとか廻せます。本日ここまで。。明日モーターをみてみます。(お疲れさま。。)
2003.09.20
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旋盤の調整です。Rock Hillさんのサイトを参考にFL400と同じように分解しましたがエプロンが外れません。http://homepage3.nifty.com/rockhill/tukau-15.htm FL400と異なりノックピンが入っているためのようです。仕方がないので往復台の奥側カミソリ(Gib)も外します。全分解・各パーツにエアを吹いて切り粉を飛ばします。場合によりブレーキクリンで洗い流します。オイルストーンでバリを落としグリスを薄く塗って組み付けました。刃物台を左右・前後の動かしてスムーズに動くかをマイクロメータで確認します。なぜか前後方向に動かす時、一部上下方向に大きく動く部分があったので再度分解します。特に異常な点は見つからなかったのですが清掃・再組み立てで動きは安定しました。旋盤の調整で最初、一番判り難いのがカミソリといわれるスライド部分のシム調整かと思います。断面が平行四角形の薄い鉄板ですがこれをネジで押してガタをなくすように調整します。その加減が判らないので刃物台にバイトをつけるかわりに50cm位のプライバーを固定し強制的に上下左右に持ち上げたりゆすったりしてやりました。この時ガタが出ないようにカミソリ・押しネジを合わせました。(完)これで切削してみようと思います。次ははフライス部分の調整を行いたいと思います。
2003.09.15
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昨日・今日とフレンチブルー・ミーティングでもおなじみの車山高原に出かけてきました。行きは高速が大渋滞だったので国道20号を暫く利用したのですがこちらも渋滞で難儀しました。シトロエンXMはプラグケーブルをノロジー化してからエンジン音が静かで高速の坂道でもねばってくれる感じがあります。高原からの帰路、山道をハイペースで下ると後続のユーノスロードスターを引き離せる位で、シトロエンのブレーキの良さとハンドリングの確かさを再確認です。。XM、10万キロを越えたらもう少し色々手を入れてやろうと思います。
2003.09.14
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昨日はバンドソーを使い2x4木材をカットし旋盤用作業台を作りました。バンドソーはそこそこ真っ直ぐ切断できるので組み立ては楽でした。天板と棚板は元々、旋盤の梱包箱を分解し再利用しました。残った板も作業部屋の床に敷き旋盤の重量に耐えれるよう処置します。今日は作業台の上まで旋盤を載せます。少しづつジャッキアップし角材などを噛ませて上げて行きます。80cmも揚げるのはバランスが崩れやすく2度程肝を冷やしました。ジャッキ下にはタイヤを二本轢き高さを稼ぎます。ペール缶も台として使いながらなんとか作業台と同じ位置まで到達。さあこの先どうしようかと思案していたところタイミング良くCさんが旋盤の観察にこられました。二人だとアッと言う間に載せることができました。http://jp.y42.photos.yahoo.co.jp/bc/kei359/lst?.dir=/lathe+with+mill&.view=t この後チャック取り付け部の外周をダイアルゲージで計ってみると、なんと0.2mmも振れています。インロー部を確認するとこちらは数ミクロン以内に収まっており一安心です。丁度、Rock Hillさんのサイトでhttp://homepage3.nifty.com/rockhill/index.htm FL400の分解整備がアップされたので参考にさせて頂き組み付けて行こうと思います。とにかく作業台に載せる事が出来、本日はメデタシ・メデタシ。。
2003.09.07
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