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「成分分析」というジョークソフトを御存知だろうか?★カドルコア世代☆ 様のところに置いてあるフリーソフトだ。上記サイトの「無駄道具」のコーナーからダウンロードできる。どんなソフトかというと、名前を入れて「成分を分析する」ボタンを押すと、どんな成分でできているか分析してくれるのだ。言うまでもなく、分析される結果はジョークである。とは言え、これがなかなか面白いらしい。何やら私の周囲でも流行っているようだ。そこで、さっそく私もやってみた。≪結果≫d_azurの成分解析結果 : d_azurの85%は純金で出来ています。d_azurの10%は利益で出来ています。d_azurの5%は株で出来ています。ほぉ、そうだったのか…って、感心しないように。これは、あくまでもシャレなのだ。当たっていても当たってなくてもジョークに過ぎないのだから…
2006/03/31
ふと気が付くと、こんな時間。最近雑務が立て込んでいて、書きたいことを書くだけの充分な時間が取れない(泣だが、たかが雑務とたかをくくって、翌日回しにしていたりすると更に大変なことになる。そうなることがわかっているから、そうならないように、その日の雑務はその日のうちに片付けるようにしている。とはいえ、書きたいことが書けないのは、これでなかなかストレスがたまるものだ。え?そんなことは思ったことがない?それはそれで羨ましくもあり、少し寂しくもあるが…逆に今発注をかけられたりすると、すごいものを書けそうな気がする。いやはや全く骨の髄から物書きなのかもしれない。
2006/03/30
なすすべもなく 冷めていく珈琲まるであなたの 恋心(ハート)別れに際し 寂しさだけが朝も 昼も 夜も いつも 影落とす思い思いの 季節があって想い想いの 憂いがあった思い思いの 憂いもあるが想い想いの 季節がまた来る激しく燃えて 燃え尽きた恋の傷癒えることもなく 現在(いま)も涙流した 純な心も瞬間(とき)の流れと共に 色褪せて逝く思い思いの 季節があって想い想いの 憂いがあった思い思いの 憂いもあるが想い想いの 季節がまた来る思い思いの 季節があって想い想いの 憂いがあった思い思いの 憂いもあるが想い想いの 季節がまた来る
2006/03/29
あなたは、日本テレビの「月曜映画」を御存知だろうか?毎週月曜日の深夜に日本テレビで放映している映画枠だ。この番組のオープニング・タイトル直後に「シネマサイレントナイト」という、ミニコーナーがある。いわゆる前座のコーナーだ。内容は、映画に関するネタがほとんどだが、その日に放映する映画とは全く無関係のことも多い。このコーナーを担当していたのが、山崎バニラ嬢だ。大正琴を奏でながら、独特の声で活動大写真の弁士さながら、映画に関するちょっと素敵な知識を紹介している。その声にピンとこない人は「ドラえもん」のジャイ子の声も担当しているので、思い出して欲しい。映画放映前の解説と違って自由奔放な内容だったので、最初はこのコーナーがうざったくて仕方なかった。だが、結構この番組は観ることが多かったので、いつのまにかこのコーナーも楽しんで見ていた。この山崎バニラ嬢の担当が、昨日の放映を持って終了した。せっかくあの独特な声にも慣れてきたというのに…少しだけ残念に思った。
2006/03/28
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昨夜は「スカイハイ 劇場版」を観た。ある日、女性の他殺死体が発見される。被害者は、心臓を抜き取られるという無残な姿で発見された。このところ、これと同様の猟奇殺人事件が立て続けに発生していて、これで3人目の犠牲者だった。この奇怪な事件を担当することになった刑事の神崎耕平は、数日後に婚約者の斉木美奈との結婚式を控えていた。そして、人生最高の日となるはずの結婚式当日、あまりに悲惨な悲劇が彼を襲う。美奈が第4の犠牲者になってしまったのである。心臓を抜かれた美奈は、信じられないことに式場の耕平の元へ歩み寄り、彼の腕の中で果てた。同じ頃、美奈は自分が殺されたことも知らずに「怨みの門」の前に立っていた。門番のイズコは、彼女が死んでいることを教えると、次の3つの選択を迫った。「死を受け入れて天国に行くか」「死を受け入れずに霊となり、現世をさまようか」「現世の人間を一人呪い殺し、地獄におちるか」彼女に与えられた猶予は、12日間。美奈は、自身の記憶を辿るために現世へ。検死室には、自分の死体と冷静さを失った神崎がいた。彼は、身内が被害者となったことで捜査から外されてしまったのだ。怒りに燃える神崎は、刑事ではなく、ひとりの漢として復讐を誓う。その一方で、美奈は(少しずつではあるが)記憶が蘇ってくるのだが…同名コミックのテレビドラマの劇場版である。テレビドラマは「スカイハイ」「スカイハイ2」と2期に渡ってドラマ化されており、いずれも“恨みの門”の門番のイズコ役を釈由美子が演じている。本作では、物語冒頭で殺されてしまう斉木美奈役を釈由美子が演じている。第一期に当たるテレビドラマ「スカイハイ」のラストで釈由美子演じる門番のイズコは人間に転生し、イズコの名を受け継ぐ新たな門番が誕生したはずだ。ところが、第2期に当たる「スカイハイ2」では何事もなかったかのように釈由美子演じるイズコが門番をしている。製作された時間を考えれば「スカイハイ」⇒「スカイハイ 劇場版」⇒「スカイハイ2」の順となっている。当時、この「スカイハイ 劇場版」を見逃していた私には、どうにも気になって仕方ないことだった。第1期と第2期を繋ぐミッシングリングなのではないか、そう考えていたのだ。その答えは、本作を観ればわかることなので、ここには書かないでおこう。ぜひ、あなた自身の目で確かめて欲しい。
2006/03/27

あなたは「発見!古代遺跡。」というアイテムを知っているだろうか。遺跡の発掘をするように、砂のブロックを少しずつ崩して、遺物のミニチュアを掘り出すアイテムだ。遺跡の発掘を疑似体験できるといったら大袈裟だろうか。崩した砂は当然ゴミにしかならず、苦労して掘り出す作業はナンセンスだと思っていた。だから間違っても買おうなんて考えてはいなかった。ところが、ひょんなことから手に入れてしまう。友人が手土産だと言って持ってきたのだ。おそらくは自分用に買ったのであろう。手土産を持参してないことに気付いた彼は、健気にもそれを私に差し出したのだ。この友人の心意気を汲んで、私は素直に受け取った。崩してしまうのはもったいないと感じながらも、次にその友人と会った時には何が出てきたか訊かれるに違いない、そう思った私は早速発掘作業に入った。簡単そうで意外と時間がかかる。だが、思っていたよりも楽しい。いつしか、すっかりハマってしまった。そう何が出て来るかのワクワク感と、埋まっている遺物の大きさがわからないことから来る期待感。単調なはずの掘り出すという作業が、妙に楽しくなってくるから不思議だ。結局出てきたのは、本物のヒスイで作られた勾玉だった。大きさは1/6ぐらいでかなり小さかったが、携帯のストラップに付けるにはちょうどいい大きさだ。本物のヒスイで作られているというのも、ポイントが高い。後日、その友人に会った時には深く感謝したのは言うまでもない。調べたら「発見!古代遺跡。」の他にも色々な種類が出ているようだ。好みに合わせて、あなたも一度体験してみてはどうだろうか?発見!古代遺跡。The Fossil Hunter!The SeaTreasure Hunter! 海底探検The Goldl Hunter! 黄金発見
2006/03/26
最近、雑務に追われていて土日の感覚がない。今朝も新聞を見るまで土曜であることを失念していた。こんな調子だから、録画しないで見ている番組はことごとく見損なう。まぁ、襟をただして見るような番組ではないので、見れなくても問題はないが。そんな調子だから、もちろん録画してる番組もゆっくり見ていられない。時間帯変更なんかあった日には、ことごとく違う番組が録画されているに違いない。番組改変期で終わる番組の多い中、これは痛い。だが、どうしようもない。「なるようになれ」だ。そんな今日この頃であるが、本日は所用で近くまで出かけた。とあるFMスタジオ併設のCDショップが入ったビルの手前には、黒山の人だかりができている。どうせまた聞いたこともないような名前のバンドがプロモーションに来ているのだろうと思って通り過ぎようとしたら、特設ステージでアマチュア・ダンス・コンテストを実施していた。全30組をA・B・Cの3つのブロックに分けて審査しているという。何の気なしにその様子を見ていたら、流石にコンテストに出るだけあって、プロさながらの見事なダンスだ。用事の途中であることも忘れて、ひととき見入ってしまった。本当に一生懸命な姿は、門外漢でさえも魅了するのものだと感じ入った。
2006/03/25
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篠田節子という作家を御存知だろうか?ユーモア小説からサスペンスまで自在に描き出す女流作家だ。この彼女のデビュー作が「絹の変容」である。長谷包帯の二代目 長谷康貴が薄暗い土蔵の中で見つけたのは祖母の嫁入り道具の絹布だった。あたかもレーザーディスクのように七色に輝く美しさに魅せられた長谷は、幻の絹織物を夢見て祖母の故郷を何度も訪ね、ついに伝説の山繭を見つけた。そう、この“虹色の絹”とは、稀少な野蚕が生み出す絹だったのだ。「どうしても実用化して八王子の織物を昔のように復活させたい」すっかり“虹色の絹”に魅せられた長谷は、友人・大野からの資金援助を得て、バイオテクノロジー技術者でもある女性生物学者の有田を招き、この野蚕の量産を目指す。様々な失敗を重ねながら、同じ目標に向かって力を合わせるうちに、長谷と有田は男女の関係になってしまう。やがて遺伝子操作で生み出されたのは、鶏肉さえも食べる雑食性の蚕とその蚕が作る巨大な繭だった。順調に事業は進み、京都の呉服品評会に出展、参加者の注目を浴びたのだが、その絹にはとんでもない欠点が潜んでいた。しかも、それは同時に恐るべき怪物の誕生をも意味していたのだった…何度読んでもおもしろいし、また怖い。基本的にSFの範疇に含まれるのだが、絵空事っぽさはなく、異様に現実味を帯びている。これは題材にバイオテクノロジーを上手く取り込んでいるからだろう。比較的最近のニュースで、顔料や染料を使用することなく発色する繊維が開発されたという。これなども何やらこの作品を彷彿とさせる話ではないか。正にこの作品の先見性を証明しているようで興味深い。あまり語ると、作品の一番面白い部分までネタバレしそうなので、これぐらいにしておこう。何にしても、未読なら買う価値は絶対ある。本書のお求めはこちらから ↓
2006/03/24
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今日は、全51話で幕を閉じた「ウルトラマンガイア」の実質的な52話とも呼べるオリジナル・ビデオ「ウルトラマンガイア ~ガイアよ再び~」をピックアップしたい。根源破滅天使ゾグとの戦い(テレビシリーズ最終話)から1年が過ぎ、高山我夢は大学生活を満喫していた。大学側の配慮で休学扱いとしていてくれたため、XIG退役後もすんなりと復学できた。友達と過ごす毎日の中では、かつてウルトラマンだったことも思い出になろうとしていた。時折、興味本意から記念写真を求めてくる学生もいたが、もう慣れっこだった。そんなある日、講義の最中にXIGのファイターSTが飛来する。チームファルコンの米田リーダー直々のお迎えだ。「退役したはずなのに何故?」という我夢の問いに、米田は「石室コマンダーの指示で、迎えに来た」という。米田は、小笠原近海で待機するチームマリーンの海中探査艇“セイレーン7500”の元へ我夢を送り届けた。水深8000メートルのセレファイス海溝から発信されている通信のようなものがあるという。それを調査・解明するためにチームマリーンは派遣されたのだった。我夢は、アナライザーとして同行するように指示を受ける。一方、藤宮博也はG.U.A.R.D.(Geocentric Universal Alliance against the Radical Destruction=対根源的破滅地球防衛連合)の指名手配を受けていた。再び出現するようになった地球怪獣をG.U.A.R.D.が排除しようとした時にそれを妨害した容疑だ。そんな彼の前にひとりの少女が現れた…その頃、セイレーン7500は深度4000メートルに達しようとしていた。これより深く潜ると地上との交信は不可能となる。チームマリーンの横谷リーダーは、ジオベースの石室コマンダーとの回線を開いた。G.U.A.R.D.フランスの科学顧問によれば、謎の通信は知的生命体からのものと考えられるらしい。もし事実なら、地球上に人類以外の知的生命体が存在することになる。石室コマンダーが、かつてガイアとのファースト・コンタクトを成し遂げた高山我夢を現場復帰させたのは、この知的生命体とのファースト・コンタクトに必要不可欠と考えたからだった。我夢自身は退役したものと思い込んでいたようだが、石室コマンダーの計らいで準隊員(=いわゆる予備役と思われる)の扱いとなっていたのだ。やがてセイレーン7500は交信可能圏外に達し、間もなく謎の通信の発信源に到達しようという時、突如異変が起きる。海流の異常を感知したのだ。何かが近付いてくる。そう感じ取った横谷リーダーは、すぐに臨戦体制を取るよう指示を出した。「自分達の任務は攻撃ではなく、あくまでも調査です」と異を唱える我夢。そんな我夢に、横谷リーダーは「臨時のアナライザーは黙っていろ」と怒鳴りつけた。その直後、大量の根源破滅飛行魚“バイアクヘー”が海上へ向かって移動して行く。セイレーン7500はバイアクヘーの一匹と接触し、コントロール不能となってしまう。海中では、一瞬の判断ミスが乗組員全員の生命を危機に晒すのだ。まさに我夢の横槍が全員を危機に陥れてしまっていた。この危機的状況にあっても、横谷リーダーは部下に的確な指示を出していた。だが、探査艇の中枢を司る個所は修復不能だった。その時、我夢はPALの存在に気付く。元々はファイターEXの中枢であった人工知能のPALなら代用が効くはずだ。どうにか事無きを得た一行は、なおも発信源へと向かう。そして、そこで我夢が見たものとは…顔見世程度でもテレビシリーズのレギュラーが登場すると、古い友人たちと再会したような気分になる。テレビシリーズを楽しんだ人には最高のプレゼントだ。一応テレビシリーズを知らない人もそれなりに楽しめるようになってはいるが、やはりテレビシリーズを観ていた方が楽しめるのは言うまでもない。何より劇中で語られるエリアルベース2号が建造中というくだり、ファンなら鳥肌ものの感動だろう。不可能とわかっていて、あえて言おう。「ウルトラマンガイア2」が観たい、と。なお、本作はオリジナル・ビデオとして発売されたが、テレビシリーズの延長線上にあるのは間違いないため、カテゴリは テレビ とした。余談だが、本作は最初にリリースされたバージョンと、未収録の15分を加えた完全版の2バージョンがある。前者は、物語のテンポとスピーディーな展開を重視した構成となっており、テレビシリーズを見ていた人向けとも言える。後者は、登場人物の人物像をじっくりと描いており、どちらかといえばテレビシリーズを見ていなかった人向けかもしれない。テレビシリーズを見ていた人にはこちらがオススメ! ↓ウルトラマンガイア ~ガイアよ再び~テレビシリーズを見ていなかった人にはこちらがオススメ! ↓ウルトラマンガイア ~ガイアよ再び~[完全版]
2006/03/23
ひさしぶりに「ゼイラム2」を観た。明け方近くにCSで放映していたのだ。初見ではないのでバウンティハンターのシーンを観たら寝るつもりだった。が、おもしろくて結局最後まで見てしまった。おかげで睡眠不足だ(苦笑盗賊カヌートの盗んだ骨董品カラマイトを奪還するために、イリアは再び地球へ訪れた。カヌートの一味が地球へ逃げ込んだのだ。イリアは新しい相棒のフジクロを率いて、3年前にゼイラムと死闘を繰り広げた惑星・地球を再訪していた。幸い難なくカラマイトを取り戻したイリアは、次の作戦の支援者との合流ポイントへ向かう。一方、かつてイリアと共にゼイラムと戦った神谷と鉄平は、相変わらずの生活を送っていた。しかし、そんな生活も今日までだった。鉄平は明日に結婚を控えていたのだ。そんな鉄平だったが、偶然イリアを見つけて、彼女のアジトであったビルへ行き、フジクロに捕まってしまう。狡猾なフジクロは、相棒であるイリアを裏切り、カラマイトを奪おうと考えていた。人のいい鉄平は、すっかり騙されてイリアの赴いたポイントへフジクロを車に乗せて行く。その頃、イリアは合流ポイント到着していた。だが、そこには復讐に燃えたカヌートが待ち伏せをしていた。賞金稼ぎを呼び寄せてイリアの抹殺を企んでいたのだ。包囲されたイリアは、賞金稼ぎの中に知った顔もあることから、できることなら戦闘せずにこの場から脱出することを考えていた。サポート・コンピューターのボブに転送を依頼するイリア。ところが、ボブの応答がない。フジクロの破壊工作のためだ。そんなボブの窮地を救ったのは、鉄平を探しに来た神谷だった。神谷はボブの修理を開始した…ボブとの連絡が取れず、やむなく応戦しようとしたイリヤの前に、次の作戦の支援者が現れた。その支援者は、ロボットだった。そのロボットはイリアの制止も無視して、カヌート一味と賞金稼ぎたちを惨殺してしまう。戦闘終了後、ようやくボブとの通信が再開したイリアは、神谷の助力とフジクロの裏切りを知る。そこへ現われたフジクロは、鉄平とカラマイトの交換を申し出るのだが…息をつかせる間もなく、たたみかける展開は、流石としか言いようがない。イリアを演じるのは、もちろん森山祐子だ。一部スタントマンによる吹き替えはあるものの、大半のアクションシーンは彼女が演じたという。前作にも増してキレのある、激しいアクションは必見だ。マニアの間では有名だが、イラストレーターの開田裕治氏が奥方と共に賞金稼ぎの役で出演している。並み居る賞金稼ぎの中から探し出すのも一興だろう。前作を観ていなくても楽しめるようになっているが、観ていれば更に楽しめるのは言うまでもない。未見ならば、併せて鑑賞して欲しい。
2006/03/22
最近、自分で焼くタイプのお好み焼き屋やたこ焼き屋に行かなくなった。どうも価格設定に納得がいかないからである。この手の店は(具材によって値段を変えているが)平均すると一人前が500~1000円程度となっている。冷静な人なら、こうして私が指摘する以前に気付いているに違いない。そう、値段が高すぎるのだ。いくら下ごしらえをしてあるとは言え、高すぎると感じたことはないだろうか?実際、材料費もたかが知れてる。露店をやったことがある人なら知っているかもしれないが、最も利が大きいのがお好み焼きとたこ焼きだ。露店での価格は、300~500円ぐらいが相場だろう。露店の価格設定でさえ暴利に等しいというのに、あの価格設定はないだろう。しかも露店とは違って自分で焼くのだ。それだけいい材料を使っている?寝言も休み休み言え。どこの店が最高級の食材を使っているのだ。だいたい最高級の食材を提供する店が素人に調理などさせる訳がないではないか。高級店は、素人に自分で焼かせるような真似はしない。それは店のプライドが許さないからだ。素人に自分で調理させる店は、飲食店業界では最底辺のランクに値するそうだ。それはそうだろう。本来飲食店は料理を供する店であって、調理の真似事をさせる店ではない。お客にやらせるのは言語道断なのだ。それゆえにお好み焼きやたこ焼きの庶民食を提供する店が、高級店を名乗ること自体おかしいのである。納得がいかないから、私はお好み焼きとたこ焼きは自宅で作って食べることにしている。自分で作れば、材料や味付けにも工夫ができる。下手な露店よりは、よっぽど美味しいものが作れるのは言うまでもない。
2006/03/21
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昨晩深夜、地上波で「凶気の桜」をやっていたのでチェック。当初は仕事をしながらBGV代わりにつけておくだけのつもりだったのだが、ついつい観入ってしまい、まったく仕事にならなかった…(殴若き国粋主義者の山口は、仲間の市川、小菅と共に“ネオ・トージョー”という結社を組織する。真っ白な特攻服に身を包んだ武闘集団だ。目的は、自分たちが生まれ育った渋谷の街から“ゴミ”を排除すること。彼らは手始めに、半端な不良たちを狩る日々を送っていた。そんな3人に興味を示したヤクザがいた。右翼系暴力団・青修同盟会長の青田修三だ。彼は3人を呼びつけると、青修同盟の主だった幹部を紹介した。若頭の兵頭秀次と、客分の“消し屋”三郎である。ヤクザの呼び出しに緊張する市川と小菅に対して、物怖じしない山口。この山口の態度を気に入った青田は、余っている車を一台進呈した。山口たち3人は早速この車を真っ白に塗り替えると、この来るまでパトロールに勤しむのだった。ある時、山口はひとりでいるところを、以前狩った不良たちに襲われる。流石に多勢に無勢と悟った山口は、逃走を開始。その過程で少しずつ敵の戦力を削り、対等に戦える人数となったところで反撃に転じた。不良を返り討ちにした山口は、戦いを見ていた子供に正義を説く。だがある日、山口らが襲撃したクラブが青修同盟と対立する小西組のシマだったことから、抗争が勃発してしまう。抗争は青修同盟会長の青田の大幅な譲歩と尽力で何とか丸く収まったかに見えたのだが…思いっきりアンハッピーエンドだ。まぁ、観る前から予想していた通りだが…自分自身の正義のために行動していたはずの主人公が、結局は自分たちが掃除していたはずの存在と紙一重だったということを暗に描き出した作品。クライマックスは、よくある仁侠映画を彷彿とさせる。独特の雰囲気を持つ作品だけに好き嫌いは、大きく分かれるだろう。個人的にはあまり好きなタイプの作品ではないが、テンポのいいアクションと窪塚洋介演じる主人公のストイックさは観る価値があるかもしれない。
2006/03/20
■絆という名のペンダント (PS/NECインターチャネル)PS版の「With You ~みつめていたい~」であります。元は言わずと知れたF&C(カクテルソフト)から発売の18禁パソゲー。末期のSSに移植されましたが、仕入れた小売店は少なかったようです。そのため予定していたほどの収益を上げられなかったNECは、PSに再移植を敢行したとも言われています。では、SS版のタイトルはそのままなのに、何故PS版はタイトルが変更されたのでしょうか。元が18禁のパソゲーなので、NECがSONYに遠慮してタイトルを変えたのでしょうか。それとも、パソコン版の発売元であるF&C(カクテルソフト)との権利関係のもつれでしょうか。真実は黙して語らずのメーカーですが、いわゆる“大人の事情”って奴なだと思われます。パソコン版との違いは大雑把に言って以下の3つ。1.全年齢で楽しめるようにするため、18禁シーンのカット。2.それに伴うCGの差し替えとCGの追加。3.パソコン版「うぃずゆーTOY BOX」の、サブキャラ用シナリオを追加収録。元のシナリオの完成度が(ある意味)非常に高いので、十二分に楽しめる物に仕上がっています。また、元々取って付けたような18禁シーンでしたので、なくても違和感ありません。むしろパソコン版にはないCGが…パソコン版をクリアした人も、この追加CGのために、もう一度プレーしてみる価値があるかもしれませんよ。
2006/03/19
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昨晩は、深夜放映された「ラッキー・ブレイク」を観た。なかなかよい作品だったので紹介しよう。ジミーとルディのふたりは、小心者の小悪党コンビ。しがない泥棒稼業で日銭を稼いでいた。大きなことに挑戦しようと銀行強盗を企てるが、見事に失敗。ロング・ラドフォード刑務所に送り込まれてしまう。そんなある日、ミュージカル好きの所長が、所内の更生プログラムの一環として刑務所内の一角に建つ古い教会を舞台にミュージカルの公演を計画する。その公演のどさくさにまぎれて逃げることを思いついたジミーは、ミュージカルの出演者集めに奔走する。苦労の末に集めた出演者と共に稽古に臨むジミー。主役には、行きがかり上ジミーが抜擢される。ヒロインには、更正プログラムのカウンセラーであるアナベルがキャスティングされた。演劇の練習も脱走の準備も順調の一方、ジミーとアナベルは急接近する。そんな中、粗暴な囚人として悪名高いジョンがこの刑務所に移送されてきた。ジミーの計画を小耳にはさんだジョンは、自分も計画に加えるようにジミーに強要する。その一方で、意地が悪い看守長ペリーの監視の目は日に日に厳しくなっていた。この公演を利用して脱走しようとする囚人がいるに違いないと考えたのだ。そのペリーにつらく当たられているひとりの囚人がいた。ミュージカルで音楽を担当するクリフだ。彼は囚人の私物の雑誌で自慰行為に及ぶペリーを見てしまい、それを言いふらされたと思い込んだペリーにつらく当たられているのだ。しかし、心優しいクリフは、このことを誰にも言ってなかったし、しっかり刑期を勤め上げて、少しでも早くひとり息子の元へ戻りたいと考えていた。そのため、彼はペリーの行ないにも文句ひとつ言わずに耐えているのだった。ところが、ひょんなことから面会した妻に男がいると知ってしまう。ショックを受けたクリフは首吊り自殺してしまい、計画には暗雲が立ちこめるのだが…悪党を主人公にしたピカレスクロマンかと思いきや、主人公は憎みきれない小悪党。しかも、どちらかといえば脱獄ものだ。物語の雰囲気は、明るいがコメディではない。ただ脱獄ものには珍しくロマンスの要素が大きく占めている。まさか刑務所を舞台とした脱獄ものでロマンスが描かれるとは思っていなかった。そういう意味では「ちょっとロマンティックな脱獄もの」と呼べるかもしれない。快いラストシーンも見てよかったと思わせる。こういう良作こそ深夜ではなくゴールデンタイムに放映して欲しいものだ。
2006/03/18
またも航空業界で問題が発覚した。スカイマークエアラインの旅客機が、落雷でリベットが溶けているのにもかかわらず、修理もせずに飛ばしたという問題である。スカイマークエアラインといえば、修理期限を約9ヶ月以上超過した旅客機を運航させていたのが問題となったばかりだ。聞けば、この1年間に10人以上の整備士が退職したり、規定ぎりぎりの人数で旅客機の整備を行ったりするなど、余裕のない態勢が原因だという。だが、それは言い訳だ。競合他社との競争による採算を度外視した無理な値下げが根本の原因だろう。無理な値下げのつけを社内に回した結果、労働環境が悪化して退職者が増えるのだ。自業自得以外のなにものでもない。そうなる前に社内では、一体どんな対策を講じたのか。報道されないところを見ると、無策か、それに等しいことしかしてなかったのではないだろうか。ベテランを繋ぎ留める努力や就業規約の改訂などのあらゆる手段を講じて対策をすべきだったのだ。また、それに合わせて新たな安全策も講じるべきだ。地上勤務の整備士とは別に、各旅客機専属の整備士を確立するのだ。各旅客機専属の整備士は、自分の整備した旅客機に乗って移動し、行った先の空港で地上勤務の整備士のバックアップを受けながら整備する訳だ。これが確立すれば、整備士本人の生命がかかっている訳だから、整備も他人事ではない。また自分の乗る機体を整備する訳だから、機体に対する思い入れも全く違ってくるだろう。何より手抜きをしたら即自分の死に繋がるのだから、安全性は著しく高くなるのは必至だ。人件費の問題や何やらで簡単には実現できないかもしれない。だが、いち早くそれを確立した航空会社が安全性という信頼を手にできるだろう。それは利用者の増加に直結するように思える。少なくとも信頼性の低下した日本の航空会社には一番の特効薬に違いない。
2006/03/17

PS2の「ファイナルファンタジーXII」を購入した。実は購入するまで紆余曲折があった。当初は、発売日に購入するつもりだった。しかし、今月は色々と出費が多く、懐事情がいささか厳しい。やむなく、購入は来月にしようと決心した。が、人の心とは弱いもので、いざ現物を目にしたら我慢できずに購入してしまった次第。衝動買いではあるが、結果的に予定通りとなった。さっそくプレイした感想を…書ければよいのだが、残念ながらまだプレイしていない。ちょうど仕事が立て込んでる時期なので、プレイする訳にはいかないのだ。この時ばかりは、何の杞憂もなくプレイできる人たちが羨ましい。これではいったい何のために発売日に買ったのかわからない…と思われる方もいるかもしれない。でも心配無用。いつでも思い立った時にプレイできるように購入したのだ。今すぐプレイするしないは関係ない。何よりもプレイしたいと思った時に小売り店が開いてなくて買えない方が辛いではないか。実は以前、あるソフトで似たようなケースがあり、大変悔しい思いをした。仕事で忙しくて購入を伸ばしたところ、爆発的に売れたらしく、いざ購入しようとした時にはどこにもなかったのだ。しかも通販もことごとく売り切れで全滅。小売り店で取り寄せようにも一週間以上かかるのは必至だった。この時、やりたい時が欲しい時で購入するのは間違いだと気付いた。いずれ遊ぶなら購入して手元に置いておくべきなのだ。そう悟った。遊びたい時に手に入らないことほど辛いことはない。中には「中古で安くなってから買えばいいや」と思っている人もいるかもしれない。だが、すべてのソフトが中古店に並ぶとは限らない。生産数が少なかったり、手放す人がいなかったりして、中古店に出ないソフトもあるのだ。それに中古店に出るソフトの大半は、実際どうでもいいソフトだ。どうでもいいから手放せるのだ。ホントによかったソフトは、あまり手放したりはしないものである。閑話休題。こんな想いをしないためにも購入して手元に置いておくことを勧めたい。「仕事が終われば思う存分遊べる」そう思えばこそ、仕事の作業能率も上がるに違いない…
2006/03/16
■FINAL FANTASY IX (PS/スクウェア)2000年8月5日15時40分、終了。ゲームを開始したのが発売日から約8日後でしたから (途中ミニゲームなどで寄り道したとはいえ)随分かかったことになります。でも、それだけの価値は十分にあったと思います。いやー、本当に感動いたしました。正直こんなに感動させてくれるとは思っていませんでしたから。キャラクター・デザインは、お世辞にも私の好みの絵柄ではありませんでしたし、盗賊が主人公というのも過去何度もあったので今更でした。ところがいざゲームを開始すると、そのイマイチだったキャラクターたちが俄然輝き出したではありませんか。よくアニメーションとかで設定画だとそれほど魅力的に感じられないキャラクターが、動いてるフィルムで見せられるとすごく魅力的に見えるってことがありますよね?まさにそのパターン。しかもスクウェアお得意の魅せる演出がたたみかける訳ですから、感動して当たり前かも。見事にスクウェアの術中にハマってしまったようです。けれども、こんな気持ちの良い術中ならハマって正解ではないでしょうか。「ドラクエ」も1~6までやりましたが、流石にここまでの感動は味わえませんでしたから。…というのが、「FINAL FANTASY IX」クリア当時の感想。つい6年前と思うか、もう6年も前と思うかで、感じ方も違ってくるかもしれませんね。思えば、PSで出た最後のFFでした。そんなことは、考えもせずに夢中になってプレイしてましたっけ。
2006/03/15
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先日深夜に地上波で放映した「救命士」を紹介しよう。物語の舞台は90年代前半のニューヨーク。街の浄化運動が行なわれる遥か以前だ。当然、街は麻薬と暴力に支配されている。救命士のフランクは、半年前に救うことができなかったホームレスの少女ローズの幻影に悩まされていた。この件以来、彼が運んだ患者はことごとく助けられずにいた。食は細くなり、まともに眠れない日々が続き、彼の精神は崩壊寸前だった。そんなある日、フランクは心拍停止から辛うじて蘇生した老人バークとその娘メアリーを救急病院へ運ぶ。救急病院ではストレッチャーに縛りつけられた男が水を求めてわめいていた。医師によると、体内の塩分量の関係で水を摂取すると死に至る難病らしい。だが、その男とは幼馴染みのメアリーは、ストレッチャーの拘束具をはずしてやるのだった。そんなメアリーの心優しい行動になぜかローズの面影を重ねたフランクは、彼女の力になろうとする。その一方、仕事は激務の域へ達しようとしていた。繰り返される現場と病院の往復。フランク自身の心の休まる暇はない。限界と考えたフランクは上司に辞職願いを出すが、やんわりとかわされてしまう。フランクに唯一のやすらぎがあるとしたら、あの老人の娘メアリーとのふれあいだった。なおも続く激務の最中、メアリーはかつて自分が麻薬中毒者だったという過去を打ち明ける。そんな彼女にますます思い入れしていくフランクだったが…この映画は、かつてのニューヨークの汚れた一面を描き出している。すぐ近くに死があり、その恐怖から逃れるために人々はドラッグに手を出す。そんな混沌の街で、懸命に働く救命士。日本でいう救急隊員だ。彼らは本部からの通報で救急車で現場へ急行し、応急処置を施した患者を救急病院へ搬送する。2交代制の激務のため、やはりなり手が少ないようだ。そんな救命士のひとりが抱える葛藤と克服の物語が本作である。作品には、観ている側まで気分が滅入るような、どんよりとした雰囲気が漂っている。それにも増して作品全編に渡って影を落とすのが、ドラッグの存在だ。ドラッグによってボロボロになった患者も描き出され、雰囲気はかなり重い。鑑賞後に観てよかったと感じるタイプの作品ではない。観ながら色々と考えさせられるタイプの映画なのだと思う。観る人を選ぶ映画なので、気軽に観始めると後悔するかもしれない…
2006/03/14

「FF-XII」までの間にと、PS2の「D.C.F.S.~ダ・カーポ~フォーシーズンズ」を始めてしまった。例によって購入したまま、全然手をつけていなかったのだ。全キャラをクリアしようと思わなければ、さほど無茶なこともないようだ。ゲームは、PS2の「D.C.P.S.~ダ・カーポ~プラス・シチュエーション」の続編。一部PCで発売された「D.C. White Season」や「D.C. Summer Vacation」を元に構成した(と思われる)ミニシナリオを含むアドベンチャーゲームだ。家庭用ゲーム機なので、もちろん全年齢対象版となっている。季節の分岐とキャラごとのシナリオへの分岐以外ほとんど選択肢がないため、アドベンチャーゲームと言うよりは極めてデジタル・ノベルに近い。シナリオは、春夏秋冬の各季節ごとに3人ずつ用意され、デフォルトで12人のシナリオが遊べるようになっている。オープニングムービーは季節ごとの4種類があり、そこで流れる曲も季節ごとに違っている。本来ならシナリオのさわりの部分を紹介したいところなのだが、ミニシナリオと言うこともあって著しくネタバレの危険性が高い。このシリーズ独特の雰囲気はそのままに「D.C.P.S.~ダ・カーポ~プラス・シチュエーション」の後日談を楽しめるものだと想像してもらえばわかりやすいと思う。シナリオ自体は(ミニシナリオながら)良質の「えぇ話や」といったものが多いので、それなりに楽しめるのではないだろうか。どちらかといえば、ストーリーを楽しむというより、シチュエーションや雰囲気を楽しむ類いのゲームかもしれない。前述のように選択肢がほとんどないデジタル・ノベルのミニシナリオ集に等しい。ひとりのキャラのシナリオしかやらないつもりで購入すると、かなりの割高となるので注意して欲しい。ミニシナリオやシナリオ分岐以外にほとんど選択肢のない内容などから不当に低く評価されがちだが、無駄にエピソードを詰め込み過ぎなゲームよりはよっぽど潔い。むしろちょっとした時間でプレイできるので「アドベンチャーゲームは好きだけど時間がかかるのはちょっと…」という人にいいかもしれない。D.C.F.S.~ダ・カーポ~フォーシーズンズ(DXパック)D.C.F.S.~ダ・カーポ~フォーシーズンズ(通常版)
2006/03/13

昨晩は、たまたま地上波で放映していた「ジェヴォーダンの獣」を観た。何度も観る機会がありながら、ことごとく所用で観れなかった作品だ。フランス革命前夜。ひとりの年老いた貴族が若き日々のことを回想する…1765年のフランスは、ジェヴォーダン地方。女子供ばかりを殺戮する野獣が出没していた。時の国王ルイ15世は、その野獣の正体を突き止めるため、自然科学者にして武勇の誉れも高い騎士フロンサックを派遣する。彼は、新大陸で義兄弟の誓いを立てたネイティヴ・インディアンのマニと共にジェヴォーダンへ訪れた。フロンサックは、地元の若き侯爵トマの協力を得て、調査を開始する。自然科学者の彼は、野獣の正体を知るために、目撃者の証言を集め始める。だが、恐怖に怯えた人々の証言は、不確かで正体を特定するに至らない。それでもフロンサックは、その目撃者の証言通りに野獣の絵を描いていく。そんな中、彼は地元の有力者が集う場に招待される。貴族たちは、犠牲者の大半が平民であることから野獣の脅威に対して、あまり危機感を抱いてはいない様子だった。場の雰囲気に馴染めないフロンサックは、ひとりの貴族の令嬢と知り合う。モランジアス公爵の娘マリアンヌだ。「高嶺の花だ」と止めるトマをよそにフロンサックは、果敢に彼女へアタックしてその心を射止める。一方、調査の方も、野獣の歯が鉄でできていることを突き止める。付近に駐屯する軍は、山狩りをして一気に野獣を仕留めようとするのだが…やっと最後まで観ることができた。結構痛そうな描写はあるものの、そこそこ楽しんで観ることができた。「また観たいか」と問われたら、少しばかり微妙なのだが…物語の展開は、謎が解け始めるまでの前半をゆっくりと丁寧に進んでいく。観ている者が「なるほど、こういうことなのではないか」と思い描けるようになってくる辺りから突然テンポアップしてたたみかけるような展開になる。まるで違ったタイプのふたつの映画を繋ぎ合わせたような印象だ。この変化についていけないと、居心地の悪い思いをするかもしれない。念のために言っておくと、フランスのジェヴォーダン地方を中心に正体不明の巨大な野獣が跋扈してフランス全土を震撼させたと言うのは史実だったりする。事件は解明されないまま、2~4年で野獣の出没が先細りに減少して収束している…
2006/03/12
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かつて日本の「トワイライトゾーン」を目指して作られたテレビドラマがあった。だが、本来目指したものと違った要素が人気を博し、今に続く空想特撮シリーズの祖となった。「ウルトラQ」だ。その放映から24年後に映画化されたのが、本日紹介する「ウルトラQ ザ・ムービー 星の伝説」である。山梨のある古墳の付近で殺人事件が起きた。東京のテレビ局TTVの報道局の万城目淳と戸川一平が、現場に駆けつけた。被害者は、古墳の盗掘者だった。遺体の頭部には大きく貫通した穴が開き、衣服や周囲の地面は海水で湿っていた。現場のそばでTTVの鉛筆が発見される。一平は、その鉛筆の持ち主をディレクターの浜野哲史のものではないかと思っていた。浜野には鉛筆を噛む癖があり、発見された鉛筆にも噛んだような跡が残っていたからだ。だが、浜野は近く同局で放映予定の番組「古代史スペシャル」のロケで奈良へ行っていた。山梨にいるはずはなかった。それから何日もしないうちに今度は栃木で殺人事件が起きる。被害者は、古墳近くのリゾート地を測量中の技師だ。やはり遺体には、体を貫通する穴が開いていて、衣類や付近の地面は海水で塗れていた。この現場で一平は、浜野によく似た人物の後姿を見かけ、後を追うが見失ってしまう。一方、TTVの局には事件を科学的に検証するために一の谷博士が呼ばれていた。博士によると、傷口の大きさから銃によるものとは考えられないという。現場の状況から推測して、どうやら海水を高圧で吹き出したもので貫通させたのではないかとの意見が出される。しかし、そんな水流は簡単に作り出せないことから、更に謎は深まってしまう。その頃、奈良でのロケでも事件が起きる。交換用のビデオテープが海水まみれになっていたのを始め、ロケ車のタイヤが破かれていたのだ。破かれたタイヤの周りには水溜りができており、どうやらこれも海水のようだ。幸い撮影済みのテープは問題がないようだったため、撮影クルーはそのテープと共にいったん局に戻り、ディレクターの浜野ひとりだけ先行して九州のロケハンを済ませておくこととなったのだが…前半のサスペンスフルな展開でかなりワクワクさせる反面、安易に怪獣を登場させたりしたせいで後半はやや先が読めてしまう。難解そうに見えて実は単純な骨組みのストーリーに失望したファンも多いらしい。とはいえ、いかにもウルトラQ的な物語運びは、決して悪くはない。むしろ旧テレビシリーズにこだわった見方をしなければ、案外楽しめる作品となっている。旧テレビシリーズと近年放映された「ウルトラQ ~DARK FANTASY~」とを繋ぐミッシングリング的存在と言えなくもない。なお、本作品では、ファンサービスとして空想特撮シリーズでお馴染みの役者が多数出演している。それ以外にも、一の谷博士の研究所内に旧テレビシリーズの一の谷博士の写真が飾られていたり…といった見落としがちな仕掛けが実に細かく散りばめられている。鑑賞する時には、そういう部分を探しながら観るのもお忘れなく。
2006/03/11
どうやら関東圏限定での放映らしいのだが、木曜の深夜に日本テレビでうしみつショーと銘打って「ナイトビジョン」なる海外ドラマをやっている。(関西や九州地区では何年か前に放映したらしい)内容は「トワイライトゾーン」や「オーソン・ウェルズ劇場」辺りのアンソロジー形式のシリーズを想像してもらえば早いと思う。「トワイライトゾーン」でピンとこない人は「世にも奇妙な物語」を思い浮かべて欲しい。SFあり、ホラーあり、スリラーあり、サスペンスあり…といった具合にバラエティに富んだショートドラマだ。1話30分のショートドラマを1回の放映で2話ずつ放映している。当然、当たりはずれもあるのだが、比較的完成度が高いので結構楽しんで観ることができる。この完成度が高いと言うのは重要で、オーソドックスな題材をありきたりなまま終わらせずに、二転三転させて終わらせるような凝った構成なのだ。まさにラストまで目が離せない訳だ。昨日放映された話の後半の1話もそんな感じの1本だった。ひとり住まいの女性の家に残る侵入者の痕跡。しかし、外から侵入した形跡はない。誰かが私の家に住んでいる!?警察に訴えるが、物が盗まれるなどの具体的な被害がないのと外部から侵入した形跡がないことから、単なる勘違いだろうと取り合ってもらえない。そして、また次々と残る痕跡。彼女はついに、その“居住者”が家の中をうろついている場面に出くわすのだが…論より証拠、放映が観れる人は、ぜひ観て欲しい。観れば納得できるだろう。番組の案内役は、ヘンリー・ロリンズ。反権力的なメッセージを訴えていたバンドのミュージシャンとして知られるが、俳優としては「ザ・チェイス」での狂喜を帯びた巡査の鬼気迫る演技が印象的だ。「世にも奇妙な物語」のタモリの役どころを内田裕也が担当するような感じだろうか(違
2006/03/10

CSで「ファースケイプ」なるドラマを見た。海外のSFドラマだ。数年前にスカパーでも放映されたらしいので見たことのある人もいるかもしれない。科学者ジョン・クライトンは、自説の証明のために自ら実験に挑もうとしていた。惑星の引力を利用した宇宙船の加速実験だ。SF小説などで言及されていた理論を実証しようというのである。NASAの協力で実験の準備は着々と進み、明日はスペースシャトルで宇宙に出て、搭載した小型宇宙船ファースケイプ1号で実験に臨む予定だった。元宇宙飛行士の父や共同研究者の親友の協力もあって実験は順調に進むかに思えた。だが、実験宙域に発生した磁気嵐の影響でファースケイプ1号は、ワームホールへと飛び込んでしまう。ワームホールを抜けた先では、激しい戦闘が繰り広げられていた。いや、正確には一方的な攻撃だ。1隻の大型宇宙船に、数隻の小型宇宙船が波状攻撃をかけているのだ。戦闘に巻き込まれることを避けようと考えたジョンだが、ファースケイプ1号のエンジンは故障しておりコントロールが効かなかった。運悪く小型宇宙船の中の1隻がファースケイプ1号に接触してしまう。接触の衝撃でコントロールを失った小型宇宙船は、付近の小惑星に激突大破した。一方、ファースケイプ1号は、大型宇宙船の内部へ引き寄せられるかのように不時着する。船内にいたのは異星人だった。翻訳菌を注射され、ようやく彼らの言葉がわかるようになったジョンは、驚愕の事実を知る。彼が迷い込んだ船は“モヤ”という名の生体宇宙船であること。出会った異星人は脱獄囚であること。そして彼らを追う集団がピースメイカーと呼ばれる軍事組織であること。ジョンは生き延びるため、再び地球へ戻るために、彼らに協力することを余儀なくされるのだが…物語の出だしこそライトスタッフ的な固さを感じるものの、ストーリーが動き出した途端、ドキドキハラハラの連続だ。異星人の中に放り出された主人公のとまどいと心細さが描かれる反面、地球人としての強さや科学者としての機転など、なかなかうまく活かしている。ピースメイカーが主人公と同じ人間型のヒューマノイドなので、主人公がピースメイカー側のスパイではないかと疑われる下りは、よく考えられている。また主人公のファースケイプ1号と接触して大破したピースメイカーの戦闘機にピースメイカーの司令官の弟が乗っていたという展開が拍車をかける。この状況により、主人公は一番安堵できるはずの人間型のヒューマノイドを敵としなくてはいけないのだ。主人公と同道する脱獄囚の面々もよく考えられている。従弟に騙されて王位を剥奪された国王や、無政府主義の僧侶、それと部下を救うために誤って上官を殺してしまった兵士など、一癖も二癖もあるキャラクターだが、本当の意味での悪人ではない。そんな彼らが自由を求めて宇宙を逃亡し、その先々で色々な事件に巻き込まれる訳だ。人気があるのも頷けるだろう。DVDでも出ているので興味のある人はぜひチェックしてみて欲しい。
2006/03/09

残る2キャラのクリアを目指して、PS2の「想い出に変わる君~Memories Off~」をプレイした。荷嶋音緒のシナリオと黒須カナタのシナリオをクリア。もちろんグッドエンディングでクリアしている。既にこのふたり以外の5キャラのシナリオをクリアしているため、音緒のシナリオは通常の個所で終わらずに、更に物語が展開してトゥルーシナリオへ進む。このシナリオがまた重い。主人公が入り浸っているカフェの店長が死んでしまうのだ。これにより、主人公はぬるま湯のような環境から放り出される。ここで主人公の優柔不断ぶりが嫌となるほど、繰り返し描かれる。そこには主人公の主観でゲームを進めるプレイヤーの意志は存在しない。プレイヤーの望むと望まざるとに関わらず、強引に泥沼の方向へ物語が展開していく。私自身どちらかといえば優柔不断な方だが、ここまではひどくない。あまりのひどさに感情移入できなくなってしまった。むしろ脇役で登場する悪友のシンがすごいいい奴に見える。ここまで最低な主人公も珍しいのではないだろうか。そう感じるほど、主人公には呆れかえった。物語の要所要所で登場する「Memories Off」のヒロインのひとり今坂唯笑が文字通りキーパーソンになっているのが嬉しい。本当にこの作品ほど旧作のキャラクターが魅力的に見えるのも稀だろう。続いてプレイした、黒須カナタのシナリオも基本的な展開は同じ。主人公が入り浸っているカフェの店長が死んでしまう展開も変わらず。ただこちらのシナリオでは主人公の優柔不断ぶりよりもタレント業をこなすカナタとのすれ違いがメインテーマのようだ。好みの問題もあるので一概に言えないが、あまり私の好みの内容ではなかった。むしろ旧作をプレイしたくなった。
2006/03/08

昨日に引き続き、PS2の「想い出に変わる君~Memories Off~」をプレイした。荷嶋深歩シナリオと百瀬環シナリオをクリア。もちろんグッドエンディングでクリアした。まず思ったのは、重い…手放しでハッピーエンドとは言えないような結末だが、それはプレイした人それぞれの感じ方次第だろう。逆に言えば、御都合主義的なハッピーエンドは、排した物語運びと言えなくもない。とはいえ、シナリオ的には破綻している部分も何ヶ所かあり、決して誉められたものではなかった。せっかくの題材が活かしきれていないといえば、いいのだろうか。ヒロインそれぞれの背景事情も断片的に語られるだけで全容は見えない。それに絡んだ登場人物の行動と思惑も不明瞭なままだ。他のキャラのシナリオで説明されるのだとしたら、不自然極まりないだろうし、このまま説明されない公算も高い。これでは、いったい何のために張った伏線なのか、わからないだろう。シナリオを書いた本人だけわかっていてプレイヤーは置き去りにされている。そんな印象を受けた。繰り返しプレイの要求されるゲームだからこそ、何度も読んで行間に潜んだ真実を推察しないと理解できないようにしてあるのかもしれないが、そういったことは推理もののアドベンチャーゲームをした時に求めるべきもので、このゲームを遊ぶ人に求めるのは間違いだと思う。シナリオ的に高水準なシリーズだけに、これは大変残念に感じた。何とも勿体ない限りだ。残るシナリオに期待したい。
2006/03/07

先日紹介した「想い出に変わる君~Memories Off~」を引き続きプレイした。とりあえず3シナリオだけ終わった。このゲームは、共通シナリオをプレイした時の選択肢によってヒロインの好感度が上下する。(もちろん分岐後の選択肢でも好感度は上下するのだが)その好感度によって、まず3つのシナリオのいずれかに分岐するようになっている。このうちひとつは、特定条件を満たすことで、更に発展してトゥルーエンドへ繋がるシナリオとなる。それとは別にカナタ以外の6人のヒロインをクリアすると、カナタのシナリオに行けるようになっている。用意されているエンディングは、グッド・ノーマル・バッドすべて含めて18種類に及ぶ。今回クリアした3シナリオは、クリア順に児玉響、鳴海沙子、北原那由多の3人のシナリオだ。いずれもグッドエンディングでクリアしている。正直、今回はプレイするまでに何度かためらいがあった。何度かプレイしようとする度に、何かに引き留められるようにためらっていた。そのためらいの原因は、シナリオの重さにある。(今までのシリーズから学習したのだが)このシリーズは割といい感じに話が展開しながらも一転して重い話になってしまうことが多い。案の定、今回も些細な誤解が積み重なって大きなすれ違いが生じたり、それぞれのヒロインが抱える背景事情が物語に関わってくる。人によっては、他のゲームでも使い古されたシチュエーションだと鼻で笑うかもしれない。そう、確かに他のゲームでもこういうシチュエーションはある。しかし、このシリーズほどどんよりとした重苦しい展開にはまずならない。文字にしてしまうと同じでも、実際に感情移入してプレイしているとかなり重い。この辺は、大きく好き嫌いが分かれそうだ。実際、この重苦しさは正直好きではない。最近の私の好みでいうなら、比較的コメディタッチのお気楽路線の物語が好みだ。そういう意味では、私の好みの物語の対極にあると言ってもいい。だが、ちょっと待って欲しい。実際の恋愛でもこんなことは日常茶飯事ではないだろうか?何もゲームの中だけの話ではないのではないだろうか?逆に言うと、それだけこのシリーズのシナリオは現実に近いものを描いている部分が含まれていると言えそうだ。絵空事のゲームもよいが、ちょっぴりトゲのあるこんなゲームも悪くはないはず。何より今までこのシリーズに付き合って来たではないか。そう考えたら、ためらいは消えた。ゲームであろうと現実であろうと、傷つくことを怖れていてはいけないのだ。傷つくこともあるからこそ、恋愛は成就した時の喜びが大きいのだ。…などと余計なことは考えずに、思いっきり感情移入してプレイするのをお勧めしたい(ぉぃ
2006/03/06
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今日は「キングコング対ゴジラ」と並んで昭和ゴジラの最高峰と評価を受ける「モスラ対ゴジラ」を紹介しよう。南洋で発生した熱帯低気圧は、発達して大型台風となった。この台風はインファント島沖合いを通って北上、日本へも上陸し列島各地に爪痕を残した。これにより、新産業計画として発足した倉田浜干拓工事現場も、壊滅状態となってしまう。この惨状を取材していた新聞記者の酒井と中西は、流木の中に異様な牙を発見する。一方、静の浦に30メートルもある巨大な卵が漂着していた。学界の面々が調査したが、その正体は不明だった。撤去費用の捻出すらままならない町に救いの手を差し伸べたのは、興行師の熊山と地元の政治家の虎畑だった。彼らは、この卵を使って一儲けしようと企んでいたのだ。酒井と中西は、学術的に貴重かもしれない卵を金儲けに使われることを何とか阻止すべく、卵を調べた科学者のひとり三浦博士の元を訪ねる。と、そこへ小美人が現われる。彼女たちは「インファント島からモスラの卵を返して欲しい」とやって来たのだった。卵の所有権を巡って熊山に交渉しに行くが、熊山たちは小美人をも商売の対象として利用しようとする。失望して、いったんは日本を去る小美人。そんな折に倉田浜干拓地からゴジラが出現する。すぐさま防衛軍が出動するものの、ゴジラには通用しない。ゴジラはモスラの卵に向かって進んでいた。三浦博士と酒井、中西の3人は、急遽インファント島へ向かう。モスラの卵を守るためにもゴジラを撃退してもらおうというのだ。自分たち人間の身勝手さを恥じ入りながら賢明に懇願する彼らに小美人は、親モスラを向かわせるのだが…かつてはゴジラといえば、この「モスラ対ゴジラ」のゴジラがすぐに思い浮かべられるぐらい、この作品のゴジラ(のきぐるみ)が一般的だった。これは、この作品ぐらいからマスコミ媒体への登場が頻繁になって来たことと無関係ではない。何よりこの作品が高く評価されるのは、ゴジラが人間の味方と化していないことが大きい。怪獣として見た時に格好いいのだ。これだけ格好よく怪獣を見せてくれる映画もなかなかない。技術的にはどれだけ進歩しても、これを超えるゴジラ映画が作れないのは嘆かわしい。いかに円谷英二のセンスが抜きん出たものだったかわかるだろう。このダイナミックさとビジュアルは、本作を見た人にしかわかるまい。
2006/03/05
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昨日深夜、地上波で「ブレージングサドル」を放映していた。メル・ブルックス監督作品だ。となれば、観ない訳にはいかない。睡眠時間が減るのも構わず、鑑賞した。舞台は、開拓時代のアメリカ西部。とある鉄道の敷設工事現場で、大勢の黒人労働者が使役されていた。既に黒人たちは奴隷から開放されていたが、まだ差別は消えていなかった。白人たちは仕事に飽き、真面目に働く黒人たちをからかい出す。どうにかして黒人霊歌を歌わせようとしていたのだ。そんな白人の思惑など見透かしている黒人たちは「その曲は知らない」と歌わない。なんとしても歌わせたい白人たちは、自分たちが歌って見せる。そこへ現場監督のタガートがやってくる。彼は、遊んでいる白人たちを一喝。工事区間の先で流砂が発生しているとの知らせを受けたので至急調査をするように命じる。選ばれたのは、黒人労働者のバートと他一名。彼らはトロッコで調査に出発する。トロッコを快適に飛ばしていたふたりは、周囲の風景がだんだん切り立っていくのに気がつく。いや、違う、彼らが沈んでいるのだ。トロッコごと流砂の中に沈んで行くふたり。そこへタガートとその部下が駈けつける。助かったと安堵の表情を浮かべるふたりをよそに、投げ縄でロープをかけられたのはトロッコの方だった。まだ新しいトロッコが無事回収できて喜ぶタガート。これには流石のバートも切れた。彼はレールを伝って流砂から脱出すると、そばに落ちていたスコップでタガートの頭部を殴った。数日後、タガートは、知事の片腕のへドリー・マーラーの元に呼び出されていた。へドリーは、その立場を利用して、鉄道工事にまつわる利権で儲けようと企んでいたのだ。鉄道は流砂を迂回して通すことになり、その区間は大幅な予定変更されることとなった。これでは、へドリーの懐に入る予定のものが入らない。へドリーは、区間変更によって鉄道が通る町の地上げをタガートに命じる。タガートの手下によって保安官は殺され、町を荒らされた人々は知事に新しい保安官を派遣してくれるように嘆願書を送る。その嘆願書を知ったへドリーは、白人を殴った罪で絞首刑に処せられる予定のバートを保安官として派遣してはどうかと知事に進言する。へドリーとしては、黒人の保安官に住民が逃げ出すだろうと考えたのだ。一方、知事は最初こそ渋っていたものの、史上初の黒人保安官を任命した知事として名が残ることから大統領への道も夢ではないと夢が広がり、それを採用してしまう。かくして、バートは保安官として派遣されることになるのだが…あらすじだけ見ると人種差別を正面から描いた西部劇のように感じられるかもしれない。しかし、そんなことは全然ない。メル・ブルックス節全開の馬鹿馬鹿しいコメディ映画だ。メル・ブルックス監督作品では常連のジーン・ワイルダーが、かつてはウェイコ・キッドと呼ばれていた伝説の早撃ちガンマンに扮している。このジーン・ワイルダーがやたらと格好いい。この辺りは、しっかり堪能してもらいたい。なお、物語のクライマックスには作品の中から飛び出して、撮影所内にまで拡大する乱闘シーンがある。無論これは悪乗り以外の何者でもないのだが、ある意味メル・ブルックス監督らしいと言えるかもしれない。そういう部分は好き嫌いが分かれるかもしれないが、観終えた後の印象は悪くない。
2006/03/04

私は、車を運転する類いのゲームがあまり好きではない。理由は特にないのだが、強いて言うならゲームとしての制約が多すぎるためだろうか。ほとんどは、定められたコース内(それもごく狭い範囲)しか走れないし、競争しかできない。本物のようにとまでは行かないまでも、自由に走れるものはないものか。かつて、そう思っていた矢先に出会ったのが、PSソフトの「ランナバウト」だ。これは、ミッションクリア型のドライビングゲームなのだが、コース内しか走れないという訳ではない。ショートカット名目でほとんどの場所が走行可能だ。ガラス張りのテラスを突っ切って建築物の中をショートカットなんて芸当もできたりする。「デスレース2000」よろしく、通行人を跳ね飛ばすなんてことも普通にできてしまう。ミッションには一応の時間制限があるが、制限時間を過ぎても即ゲームオーバーにはならない。ということは、ミッションクリアにこだわらなければ、自由に走りまわっていられるのだ。唯一ゲームオーバーになる条件がある。それは、使用する車にはそれぞれ設定された耐久度だ。蓄積したダメージがこれを上回ると車が壊れてゲームオーバーになるのである。まぁ、ゲームの中とはいえ、破壊活動も程々にしろと言うことだろう。もちろん、ミッションクリアすると、ご褒美に選べる車種が増える。戦車やバス、それにバイクまで用意されているのだから恐れ入る。これは楽しい。以来、このシリーズをずっとプレイし続けている。PSで「ランナバウト」「ランナバウト2」と出た後、プラットフォームをPS2に移して「ランナバウト3」までリリースされた。(途中「スーパーランナバウト」としてドリームキャストにも移植されたりしたが)開発は、クライマックスというソフトハウスが担当している。シリーズの2作目のみ開発元の自社発売となっているが、それ以外は毎回発売元が違うため、シリーズがリリースされてることを知らない人もいる。一応のシリーズ最新作は「ランナバウト3」だ。回を追うごとに遊べるマップにも工夫が凝らされ、最新作では地下鉄へ入り込むことも可能になった。この最新作「ランナバウト3」の廉価版が今回紹介する「爆走!マンハッタン」である。一応、D3パブリッシャーのSIMPLE2000シリーズ アルティメットのひとつとしてリリースされている。 舞台はタイトル通り、マンハッタン島の一帯。実際のマンハッタン周辺をかなり忠実に再現しているので、あの近辺に詳しいとより楽しめるに違いない。今回(もちろん「ランナバウト3」も)より代車システムが導入されている。ある種のペナルティ・システムなのだが、これはこれで面白いのでアリかもしれない。内容は「ランナバウト3」のままなので、既に「ランナバウト3」を持っている人は間違って買わないように。
2006/03/03
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以前、このブログで紹介した「修羅雪姫(1973年版)」の続編だ。剣の師でもある元旗本の僧侶・道海和尚の墓参りをする雪。そんな雪に迫る刺客の姿があった。雪は、難なく数十人に及ぶ刺客を切り捨てた。ほっとするのも束の間、今度は官憲の手が迫る。彼女は凶悪殺人犯として指名手配されていた。逃亡を続ける雪だったが、積もり積もった疲労は隠せない。ある寒村のそばで、猟師の仕掛けた虎ばさみにかかってしまう。焦燥し切った雪には、自力で罠をはずすだけの力は残っていなかった。そこへ偶然にも旅の男が通りかかった。男は罠をはずすと、雪の傷を治療した。難を逃れたかに思われたが、男と別れたところを警官隊に包囲されてしまう。善戦虚しく多勢に無勢で捕らえられた雪は、裁判で死刑の宣告を受ける。そして、死刑執行の日が訪れた。馬車で刑場へと護送される雪。その馬車を襲撃する一団がいた。雪を救出した男は、ある男の元へ雪を連れて行く。その男は雪に生命を救った代償に無政府主義者の思想家・徳永乱水の元へ潜入し、ある文書を奪還した後に乱水を始末するよう命じられる。雪は言われるままに徳永乱水の元へ女中として潜入する。ある日、乱水は雪を誘って墓参りに行く。その墓には、乱水と志を同じくした仲間たちが眠っていた。乱水は、そのいきさつを雪に語り始めた。特警の長官・菊井精四郎と大審院検事総長・寺内謙道は、革命主義者たちの交番爆破事件をデッチ上げ、乱水の同志を大量に処刑した。これによって、菊井は長官の地位を得、寺内は司法大臣に昇格したというのだ。雪に奪還を命じられた文書とは、このいきさつを克明に記した手紙であった。真相を知った雪は、乱水の側につくことを決心する。一方、雪の裏切りを知った菊井は、乱水の口を封じるべく、警察に働きかけた…前作同様に作られた時代柄、観ていて痛くなるぐらいにスプラッターしているので、日本映画と思って侮っていると痛い目に遭う。特に物語後半からクライマックスにかけての激闘は、凄まじい。まさに修羅雪姫の名に相応しい鮮血の嵐だ。しかも文字通り、スプラッターなのだ。勢いよく血飛沫が吹き出すのである。基本的にスプラッター映画は、好きではない私にとって少々つらい鑑賞となった。特筆すべきは、特警の長官・菊井精四郎を稀代の怪優・岸田森が演じていることだろう。彼の鬼気迫る演技が輪をかけて、この作品に怪しい魅力を醸し出している。前作「修羅雪姫(1973年版)」を残念ながら見逃したという人はこちら ↓「修羅雪姫(1973年版)」本作「修羅雪姫 怨み恋歌」も見逃してしまったという人はこちら ↓「修羅雪姫 怨み恋歌」
2006/03/02
「俺がハマーだ!」という海外テレビドラマを覚えているだろうか?1987年にテレビ東京系列で放映された30分物の刑事ドラマだ。主人公は、スレッジ・ハマーという破天荒な刑事。愛用の拳銃にマギーと名前をつけ、時々話しかけたりする(ぉぃこのハマーが好き放題に拳銃をぶっ放しながら、滅茶苦茶な捜査をして、何故か事件を解決してしまうというのが毎回のパターン。そう、コメディなのだ。このハマ-に毎回絡むレギュラーが、相棒の女刑事ドリー・ドローと上司のトランク署長だ。ドローは才色健美なエリート刑事で、ハマーの暴走に歯止めをかけるためにコンビを組まされているが、ハマーに感化されつつある。トランク署長はいつもガミガミとハマーに文句を言っているが、ハマーの暴走が留まることを知らないために頭痛が絶えない。…とまぁ、それだけでもおもしろいのだが、更に一癖も二癖もある犯人が絡んでくるのだ。面白くない訳がない。そして、もうひとつこの作品を魅力的にしている要素がある。それは「吹き替え」だ。ハマーの声を羽佐間道夫が、ドローの声を小宮和枝が、トランク署長の声を内海賢二が、それぞれ吹き替えている。この吹き替えが最高なのだ。「この作品の人気の50%は、吹き替えによるものだ」と言っても過言ではないだろう。この点は、どれだけ言葉を重ねても伝わらない部分かもしれない。ぜひDVDが入手可能なうちに、その目で確かめて欲しい。
2006/03/01
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