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2007年10月18日

タイ語の歌って･･･その３　日本と同じで、はしょってます！

カテゴリ：タイミュージック

はい。今、タイカラオケを教わっているのは、これはゆっくりだから唄えるんじゃないかと思った BIG　ASSのbeginsっていうアルバムから、「プロムリキット」っていう大ヒットバラードです。

←アルバムはこれです。

ってか、お嬢は「チャイマイ」って教えてくれてんのに、この人「チマイ」って歌ってるよー。「チャイマイ」に聞えないよぉと、誰にあたるとでもなくクレーム（笑）。

「これ、いけないタイ語。日本も「うざい」とかあるでしょ？しょーりゃくしてる。私の友達にもチマイ、チマイ、言う人が沢山いるけど、私はそういうの、好きじゃない。」

･･･さすがお嬢。立派です。

他の曲でも、この「チャイ」が「シ、と、チ」のあいの子みたいな発音で省略されていることがあった。
むぅ。日本語のヒット曲を練習している外国人はもっと困ってるんだろうな。和製英語も多いし。

それとちゃんと歌詞カードにはつづってあっても音数に合わないから、ほとんど発音されていない単語が合って「ひぃー、このローマ字どおりにう歌うと先に行ってしまうーー！」現象が。

「そんなの日本の歌も同じ。むずかしー！」

省略とは違いますが･･･自分の空耳も多種多彩でびびった。

ルークチャン（子象）と思っていたフレーズはルアッ　チャンで「相手が私を選んだ」という事だった（爆死）。あたしってばかー。

日本語の歌でも数々の「空耳ワールド」を展開し、友に笑われ、会社のミュージシャンには怒られてきたあたし。もう今となってはタイ語の空耳くらいなーんてことないです。あはは。

あたしはずーっとこの歌、好きになった女の人に「これは運命じゃないかなー？こんなに大勢の中で出会えたんだから」と言っているありがちなラブソングだと思っておったのだ。

ところが、これはものすごく深い詞で、「空を見上げて、その人に出会う運命を書いた人は誰だろう？と考えた。誰だかわからないけど、これから先死ぬまで離れたくないから、悲しいこと（別れるとか）は書かないでください。お願いします」って歌だったそうで、見えない何かに切々とおねがいしている歌だったんだわ。

･･･もちろんいろんな解釈があるけど、タイ人に聞かないとやっぱしタイ人の表現はわかんないね。だって、日本の歌詞もいろんな解釈にとれるもんね。

「んまあ、なんていい曲。あたしゃただ相手の女性にこれは運命に違いない！死ぬまで離れないでくれー、って懇願しているべったり型の男の人の話だと思っていたよ」

「それじゃヒットしてないナー。」

･･･そうですね。

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