タイのことじゃないのに、ごめんなさい。
でも、今部屋に1人でいて、誰かに話したいのに話せる気分にもなれず、でもこの気持ちをどこかに書かないと、胸が締め付けられる感じがする。![]()
今日、あたしが ミュージシャンで一番好きだった人が亡くなったの。
その名は アベフトシ。
元THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリスト
だ。
一番左がアベフトシ。
パソコン開いた時、一人だったにもかかわらず 「嘘だって言ってよーー!」
と言ってしまった。 今も嘘だ、絶対嘘だ!
って思ってる。
しつこいよーだが、あたしが一番好きなバンドはもう何年も前に解散したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT。
あのバンドが最高だったから個人活動のその後のバンドは一切見ていない。
だからその後、ソロ活動をしたとしても、全く気にしなかった。
それがあたしのポリシーというか・・・でも、よく考えてみて。そうじゃない?ものすごいかっこいいバンドが解散して、そのバンドを超える存在でソロとして生き残った人っていないでしょ。解散しなきゃ良かったのに、ソロよりあのときのほうがよかったね、あの人何やってるんだろうねえ・・・。ほとんどの人がそう。
あたしは THEE MICHELLE GUN ELEPHANT以外のメンバーの姿なんか興味ないし、見たくない。要するにそれくらい、好きなバンドだ。
つまり、アベフトシというミッシェルのギタリストが好きであっても・・・乙女のように「かっこいいー!すきぃ」という感じではなく、 あのバンドで、スーツ着て、あの身長で、クールに、そして激しくギターを弾くアベフトシが、好きだったのだ。
「個人に対してずーっと応援する」ことができないせいか解散後、彼を思い出すことはミッシェルの曲を聴いているときくらいだった。時々「そういえばアベフトシって今、なんの活動してるのかなぁ」なんて思い出す程度。
基本、ミュージシャンは音で人を楽しませるべきだと思う。
ミュージシャンが好きなことはすばらしいと思うのだけど、生活の全てを投げ出してしまうような人や、両親や身近な人に酷いことをしても、ミュージシャンだけ別格、とか、身近な人の言葉に何の感動も覚えないのに、ミュージシャンの言葉だけにリスペクトされてしまう人や、ミュージシャンの迷惑を考えず家出までして親にも心配かけて追っかけする人は、肉親や友達、身近な人になぜ、そのエネルギーをかけてあげないのかと、ずーっと疑問に思っていた。
アイドルの追っかけもしかり。
彼らはテレビで人に夢を与えればよく、肉親や友達、恋人、夫や妻の方が本当の優しさを与えてくれるかけがえのない存在なのだ。
・・・正直仕事も捨てて、仕事も投げ出して、親に心配かけつつ、そのバンドのために人生全部かけている人は、やはり何かが欠如している人が多いと思う。
ちゃんと苦労して生活して、身近な人を大切に思う心があると、曲や歌詞にもっと思うところが出て、そのミュージシャンに対する気持ちも、もっと深く感じるはずだ。
こんな考えなので、こんなにあっさりなのだけど、あたしにとって THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアベフトシは、「一番好き」なミュージシャンなのだ。変だろうか。
ほんとだよ。 一番好きなバンドで一番好きなミュージシャンであることは変らない。
でもライブでしかみたことがないミュージシャンに対する「好き」のレベルがこれくらいでもいいよね?
ミュージシャンってステージ下りたらミュージシャンじゃなくっていいと思うの。
ミュージシャンのアベフトシが好きだったから、ミッシェルのアベフトシが好きだったから、ぜーんぜん他は興味なかったの。
自分もアマチュアどころかたかがコピーバンドレベルのギタリストだったから、いつもギタリストを尊敬しちゃうし、ギタリストに目がいくんだよね。華のあるギタリストって、ほんっとにかっこいい。個人的に受け付けないギタリストもいるけど。
ギタリストに個性のあるバンドは、やはりどこも素晴らしい。→ジャンル的に好きじゃなくてもすごいバンドが多いと思う。
一番好きなバンドだったからこそ、あのバンドが解散したとき、あたしはもう日本の音楽に興味がない、と思ったほどで。解散のニュースを知った時、涙は出なかった・・・でも、 心に穴が空いたみたいで。寂しかったな。
あるバンドのCDを買い続けるエネルギーも、ずーっとそのバンドを好きな根性もないあたしだけど、 THEE MICHELLE GUN ELEPHANTだけは違った。
全てのCDを買い、近場のライブには足を運び、解散のその日まで楽しませてもらった。
解散のニュースは奇しくも、音楽の仕事を辞め、入社した会社で、入社3日後に聞いた。
あの時は脱力感とともに、「これで良かったんだな」って思った。
あの解散のお陰であたしは音楽の仕事と決別ができた。
ああ、でもなんだろう。 あたし、今泣いています。
話したこともないし、ライブでしか見たことないけど、 ものすごい喪失感。
ミュージシャンってすごいね。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTでギターを弾いている彼は、ほんっとにほんっとにかっこよかったんだ。
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのライブでの恥ずかしい思い出も蘇るなあ。
「オールスタンディングの最前列で見ていて、後ろから大勢の人押され、 柵に圧迫され肋骨にひびが入った
」
「前の前の会社の舞台監督がTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの事務所で、当然同じ舞台監督などスタッフさんが多く、 踊りまくっているところを目撃されて、自分の会社の現場で「のってたねぇええ」
とちゃかされた」
他にもミッシェルが好きだと公言したところ、決してカラオケ向けじゃない彼らの曲を、会社の飲み会でデュエットさせられた・・・。恥ずかしかった。
ああ、そういえば学園祭にまで足を運びましたよ。・・・なんだかまだ信じられないや。
でもきっと、 再結成して醜態さらさなかったこそかっこよかったんだね。
醜態さらしているバンドは、扱いが大きいだけで、やっぱり音もスタイルもビジュアルも時代遅れを感じてしまうもの。
個人の意見だけど、 現役か、解散後再結成しない。これが一番だよ。
あれ・・・だめだ、 多分今日は立ち直れない・・・。
日食の日に旅立ったアベフトシ、かっこよかったな・・・。 なんだかご冥福をお祈りします、とかさようなら、という言葉が浮かばない
のはなんでだろう。
そう、それは一番好きなミュージシャンだからです。
彼が43歳だったことすら知らなかったあたし。
それでも一番好きなミュージシャンでした。
かっこいい音楽を、楽しい時間を、ありがとう、アベフトシ。
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