今回、どーしても泊まりたいホテルが プーケットのラワイビーチ にあり、連れが来るまで まむあんさん と、ラワイ散策。
で、 「ラワイビーチはござで食べるシーフードが有名」 と調べていたので、知ってる?と聞くとさーすが、まむあんさん「いっぱいあるよー!」とのこと。 さあ、飲みがてらビーチへGO!
まむあんさん。バイクで島内をしばしばぐるっとするので、よく知ってます。「でも漁村みたいでのどかだよー」・・・今日もそんなラワイで飲もうってことで、 まむあんさんの相棒、「ばいくさん」と3人(?)で繰り出した。
「ばいくさん」。あたしが 超デブの時に「パトンの地獄の坂越え」 も頑張ってくれたのだ。 12キロ痩せたから楽だよね? ね?「ばいくさん?」
「うわー、確かに軽いかも!」
ばいくさんの代弁はまむあんさんがしてくれた。
あの坂のパンクも(!!!)、あの坂の転倒も(!!!) ・・・あたしのせいかもね?ばいくさん。ごめんね、ばいくさん。
それはさておき(ん?)、ひなびた漁村といった雰囲気のラワイの海沿いの道をばいくさんは走る。
とてもよく飲むあたしたち、飲み屋にトイレがないのはありえない。 ネットで調べたのはトイレのことだけだ(自爆)
「なんかフードコートだかフードセンターっていう食堂の近くにある食堂はトイレがあるらしい」
「あー、じゃあ、あのへんだわ」
・・・さーすがまむあんさん。ラワイのビーチ沿いの道が途中で二手にわかれるのだけど、左側にもっと海沿いの細い道があるのを見て「多分こっちだと思うんだけどー」とすいすい。
あ、ほんとだ、フードセンターって書いてあるオープンエアの店がある!
そこを右目で見つつ、さらにのどかな細道を行く。だんだん「なにかこの先あるんだろうか?」というくらい寂れてきたけど、その先にやたら威勢のいい声で客引きしている一軒のお店が。
え?こんなところで???人来るの?
「まだーむ、すわっていってー!」「たべていってー!」 というやたら威勢のいい店に、ばいくさんもびっくり。そしてあたしはばいくさんから転げ落ちそうになる。
「すごいなー」
「ここにするー?」
タイにしちゃ珍しいほどの商売熱心ぶり。 しかも人がほとんど通っていないという状態(お昼ご飯の時間はとうに過ぎていました) 。
二人は海に突き出した 「海の家」そのものな木とベニヤでできたほったて小屋に座った。
でもこのほったて小屋、ベニヤの床には涼しげなござがひいてあり、三角マクラ付タイ式クッションがおいてあって、照明もとてもかわいらしいものをつかい、柱には生花や貝をかざり、気を遣っている。 とにかく、やたらと寛げそうな雰囲気。
「あそこにおいてある食材、何があるか見に行ってみようよ」とまむあんさん。 そこにはさばを丸ごと一匹焼いたやつとか、名前忘れたけど、とってもおいしい巻貝やら、イサーン料理で御馴染みの赤貝やら、うまそうなものが一杯。
あまりお腹がすいてなかった二人は ガイヤーン、赤貝のヤム、巻貝の焼いたやつを注文。ビールでかんぱーい!
赤貝のヤムはびっくりするほど赤貝が惜しみなく投入されていて、さわやかな味。それもそのはず、ヤムにしては珍しく小口切りのインゲンが大量に入っている。食感も非常によろしい。
巻貝のまいたやつはビールのおつまみに最適。
→これ赤貝のヤム
まむあんさんはあたしが「ひっこんで出てこない」と爪楊枝で泣きながらつついていた貝を、時間をかけてにゅるりと出し「ほらぁ、こんなに大きかったア!」と嬉しそう。
そして、何がおどろいたかって、 海辺なのにガイヤーンが・・・いやーん!やわらかくておいしぃいいい!
タレも十分しみこんでいて、お肉を噛むと肉汁が。焼き具合も最高!
ただ気になるのは・・・座ろうとした時から 爆音クラスのBGM。ものすごい雄たけび。ってか・・・これってSEKの声じゃん!?
「ふふふふ。 私のために 」
SEK LOSO を愛するまむあんさんはむふむふと微笑をうかべ、満足そうにビールをすする。いや、まむあんさん、 レーダー出して、勝手にかけたでしょ?
しかし、いくらなんでも・・・あーた・・・あまりにも大音響で、こちらもびびる。 のどかな漁村に響き渡る、セークの雄たけび。 なんだかすごい絵だ。
ビールを持ってきたキュートな店員さん(細くて折れそう)に、「LOSO好きなの。新しいアルバムある?」と聞くまむあんさん。残念ながら新しいものはなさそうだった。
ちぇーっ・・・と残念そうなまむあんさんだったが、次の瞬間、我々がベニヤ板から転げ落ちそうなくらい、「はずした」ことをやってくれる、ねーさん。
なんだか、 しみじみとした音楽に急に変えた。おまけにSEKに声が似ている。
「・・・これ?SEKの声?」「うーん、こんな曲だしてないと思うけど、でもわかんない。ナイショで出してるのかな?そこまで追えない。 あーっ、でも微妙に違う 」「ここの ビブラートなんて似てるけど、このへん全く違う よね。」「おまけにロックではないし。」
それは びみょーにSEKに声が似ているプアチウィットな曲。
SEKだろうが「えセーク」(久々)だろうが 、前向きなまむあんさん 「でも、これ嫌いじゃない」。
あたしも「漁村にはむしろこの方があうような」と思わずつぶやいてしまった。 環境とは恐ろしい。
いや、このねーさん、 もしかしてSEKと勘違い してるのかな?いんや、「これセークじゃないでしょ?」って聞いたらわかってたな。
声の「えセーク」を聴きつつビールをくびぐび・・・ で、結局誰の曲なの?これ(笑)。
おや?にゃんこちゃん。
これまたごーろごろごーろごろないちゃって懐っこいこと。ひざの上にまでのってきて 「くわせてよー、くわせとくれよー」 と鳴きまくるも、毛づやのいいこと。あんたそうとうここで食わせてもらってるべな?
で、ガイヤーンをあげると・・・このなつきっぷり。なんだ?お前。
それを 寂しげに「おれは?おれは?」と見る黒ワンコ。 かわいそうに。犬はベニヤ板のところに上がってきたら店員にぶん殴られそうな勢いだしな。猫の食べかすをなげてやったら 寂しげに食べていたのが哀愁。
↑ えこひいきすんなよーと訴えかける黒ワンコ
まむあんさんはのーんびりと「ごろりん」。「プーケットってこういうのがあるからやめられないんだよなー」と幸せそう。 まむあんさんは、セークも好きだけと、プーケットが大好きなんだよね。
寛ぎ体制に入ったまむあんさん
ちょいとトイレに行って来たら、厨房のおばちゃんからおねーちゃんたちまで、 みんな軒先で果物を食べててかわいらしい。
おばちゃん「ちょいとねーさん、カヌン食べる?」
よっしー「え?おいしいの?」
おばちゃん「おいしいよー。もう一つあげるよー」
よっしー「ありがとー!友達にあげるね。」
タイの人ってほんっとに、こういうところ、いいよなあ。
「ねー!ここ、お友達もつれてきなよー。私もお母さん連れてこようかな」 とまむあんさん・・・たしかに。このシチュエーションは すごーくいい!
今日は腹いっぱいだったけどサバヤーンも食いたいし。
つづく・・・
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