以前ちょこっと触れたことがある んだど、ガテンズ率の高さからスクムビット通りのど真ん中の癖に 異常なほどのイサーン出稼ぎチームとミャンマー人率が高く そのくせスクムビット側のパク ソイ(ソイの入り口)は 外国人ばかりという異空間ソイ22。 ラマ4世通りに直接出ることはできず、ソイ24に出ないとラマ4に出れない へボソイ でもある。
奥まで進んじゃうと 赤酒飲んでる真の田舎の人たちが憩う崩れそうな屋台 の間に、ぽつ、ぽつと日本人が行く漫画居酒屋やら日本語で書かれたマッサージ屋。
恐らく小道を抜ければすぐいける高級コンドミニアム+サービスアパートメント「プレジデントパーク」対策だろうか。
もっと奥に行くと、 夜遅く日本人が一人で歩くのは危ないという集落 やら 「男性専用、シーロムサウナ」と血文字のような勢いで書かれた看板 のある広大な空き地(夜には 野良犬が抗争をくり返し、かみ合っている 様を見るとができる)など、実は かなーりワイルドなソイだ。
あっ、そうはいっても インペリアルクイーンズパーク周辺は、「ザ・観光客」むけの日本&欧米人用飲み屋やレストランも充実。
泣く子も黙る 日本人ご用達団体旅行用3つ星巨大ホテル(サービスは最悪) だけに、周囲のレストランは観光客用に日本語で書いてあったり、日本語で 「マッサージ、マッサージ、いっかがですかぁあ!」と絶叫しているネーさんたち がいるマッサージ屋があったり、このへんは観光客も安心のゾーン。
観光客エリアすぎてつまんないかも。
なんだか住み始めて半月後にはこのねーさんたちすら声をかけてくれなくなって寂しいような嬉しいような。
ただし、バーはほとんどバービア系(おねーさんがお客の相手をする)なので、 日本の団体旅行ヒヒオヤジ系が赤ら顔で飲んでいる雄姿と、同じくタイのおねーちゃんだーいすきな欧米人の雄姿 を見ることができる。
なもんで、女子同士とかカップルでまったり飲みたいときは、このソイから離れた方がいいと思う。
でもソイ22はそんな華やかな通りなんて、パクソイから300~400メートルくらい。
これはソイ22の中でもそんな場所は全く無視して突き進み、有名な学校を過ぎ、あやしいプレハブみたいなサウナのある空き地を過ぎ、赤酒屋台をかわしながら歩いたあたりにある、 あたしの憩いの酒場「バー・場末」の話だ。
「バー・場末」の存在に気がついたのは、幽霊が出ると名高い、でもお気に入りの某処に住み着いて 3日目(はやっ)。
地味ながら ものすごい存在感 だった。
たった1度の散歩で「すげえぜ、このソイ!」と認めざるを得なかったわけだが、丁度、消防署の反対側にある「MIND BAR」っていう店から「嫌がらせか?」っていうくらいの 右翼の宣伝カーみたいな音量 のタイロック(モダンドッグやBigAss、ボディースラム、他沢山) が響き渡っていて、この店に気がついたのだ。
まっ、マインドバー!? そんな名前もったいない!お前には 「バー・場末」 がお似合いだ!
店をひょいとのぞくと、 やさ男風の店員がうつろな目で地面を眺め、誰もいない店内でフリーズしている。え?あんた立ったまま死んでないよね?
店自体が全て中途半端で貫かれ、 バーのテーマは「中途半端」 なのかもしれない、と、思わず笑いがこみ上げるほどなのだ。
どう見ても元ブティックだと思われ、ゴスロリ喜びそうな壁紙(ゴシックなシャンデリアもある)に、アンバランスすぎる 高原風に白いペンキで雑にぬりたくられた安っぽい椅子やテーブル がいっぱい(座る人はほとんどいないのが気になる)。
その横に、「こんなのがテラスだったら酒飲みたくないよ」と思うような 小さな駐車場スペースみたいなテラス。
その席が...こちらもビーチの屋台みたいで、中途半端にクロス敷いてみたりしてあって、さらに
屋根部分には小学校の運動会よろしく万国旗がはためいている。なぜ、なぜなんだ?
ゴスロリの家屋にシャンデリアに、万国旗に、え?え?え?
タイだからっていわないでつかぁさい。 バンコクって日本よりおしゃれなお店がたーくさんあるんでげすよ。ほんとでげす。 ハイソなタイ人はみんなおしゃれだし、大学生向けのカフェだってかわいらしいんだから。
で、 バー場末に話を戻す(笑)。
隣の麺屋台とは申し訳程度に柵で仕切ってあるけど、あってもなくても 「隣の屋台です」といわれたら「あ、なんだそうだったんだ」と納得してしまうくらい同化。 さらにその隣の屋台はこれまた 選挙運動並の音量でルークトゥン をかけまくっていて、これが「バー場末」の大音量タイロックと混ざり合うと・・ ・飲んだ酒が全部胃から出そうになるくらい気持悪い。
・・・対抗してるの(汗)?
そしてその壁には 中途半端にファンシーで、統一性のない布 がはってある。むかーしおかーさんが手芸で手提げ作ってくれたみたいな ハギレ ね。
あたしの生活範囲にあるので、毎日このバーの前を通っていたんだけど「ハッピーアワー●●●」とか、看板は全て英語で書いてあって、それなのに、欧米人を見たことはただの一度も、 いや客を見たことだってたった2回
、それもおのおの1組のみという寂れ具合。
欧米人相手にしたいなら、こんなにでっかくタイロックかけちゃだめっしょ(爆笑)。
タイ人相手ならタイ語で書いて安さなりなんなりアピールせんと。
・・・どちらにもアピールできない中途半端さ極める店作り。 だって、 ソイ22のこんな奥で欧米人見たことないもん。
そう、ここはソイ22奥。飲みに来るのはきっと目の前の消防署の職員か、ガテンズがたまに贅沢するか・・・
あ、赤酒のほうがいいに決まってる。
で、ある日、勇気を出して入ってみたのだ。バカといわれてもいい、 どうしてもこのバーを体験したかったんだい!
足を踏み入れると、 まずけだるそうに寝ていた犬が「え?なに?客?」 という顔で見上げる。さらに、フリーズしているやさ男が、「はっ!」と動く。さらに店内からデブのおなべの店員と、周囲に公害音を撒き散らしている 客がいないのにDJしかやっていない男(無駄すぎ) が、「客だ、客が来た!しかも日本人!」と口々に言いながら、 従業員全員の3人で接待してくれる(爆笑)。
ガレージ、もとい、テラスに座ると、やさ男はうれしそうに 子供だましな木でできたウマの形のファンシーキャンドルたて のキャンドルにうやうやしく火をつける。
これだけは高級レストランのサービスだぜ、おい(爆笑)。 そんな店じゃないような気がするけど・・・。
そして、2人で飲み始めたのはいいけど、従業員3人ともすぐ氷いれてくれたり、すぐつぎ足してくれて、それ以外は じーーーーーーーっと血走った目で2人しかいない客を3人で見ているから、ものすごく落ち着かない(爆笑)。
さあ、 いよいよ「バー場末」の全貌があかされるぅうう!!!!次回をお楽しみに。
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