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日本病院跡の北マリアナ博物館と 日本刑務所跡に行ったとこまで書いた8月のサイパンで2日目。交通量の多いミドル・ロードをなんとか渡って、砂糖王公園(Sugar King Park)へ。日本統治時代には、「彩帆公園(さいぱんこうえん)」と呼ばれていたらしい。1921年(大正10年)に大日本帝国の東洋拓殖が南洋興発を創業した。初代社長となった松江春次は、サトウキビ栽培と製糖事業を成功させる。さらに、製糖業以外にも事業を拡大し南洋群島における最大の企業へと発展させた。砂糖王の異名をとった松江春次の銅像が、現職社長中の1934年(昭和9年)に建立され、戦火を逃れて今もそびえてる。よく見ると、銅像にいくつか銃弾の痕が残ってた。銅像の下に2003年に作られた銘板はめられてる。それに赤いペンキで汚された跡が残ってた。だれがしたんかなあ。 「砂糖王公園(Sugar King Park)」と言われるようになったのは、戦後みたいや。公園内には、慰霊碑も建てられてた。1969年に平和地蔵尊をのせて建てられたサイパン平和祈念碑。2007年に大正大学ご本尊の阿弥陀如来のレリーフを使った大正大学戦没者慰霊碑も。「彩帆神社」時代の燈篭と社号標石もあった。奥には、彩帆香取神社の鳥居と拝殿。1911年に創建された彩帆神社は1944年に戦火を受けて炎上してる。今ある彩帆香取神社は、1985年に再建されたもの。拝殿奥に石段が続いてる。上まで登ると小さな祠があった。このあたりにはトレイルが整備されてるようで、その案内板もあった。そのトレイルを少し行くと、サイパン国際礼拝堂南溟堂(なんめいどう)があった。1994年に静岡市内にある法憧寺の前秋田新隆住職が発起人になって、この六角堂を建てはったそうや。閉じられていたので、中が拝見できなくて残念。公園の入口のほうに戻ると、蒸気機関車が置いてあった。米軍の攻撃で破壊されてるうえに、老朽化も進んでる。日本統治時代に南洋興発が1944年まで実際にサトウキビ運搬用に使用していたものやそうや。当時は、ほぼ島を一周するように軽便鉄道が敷設されてたんやて。案内板には、「1945年当時この場所にあった消防署の署長ビル・イーガー氏(デンバー在住・海兵隊員としてサイパン戦参加)が、その目印として16人の日本人に手伝ってもらい据付けたものです。更にそれから30年後、大阪在住の下田四郎氏により現状に修復されたものです。」とあった。約束どおり、4時半に楽天タクシーが迎えに来てくれた。またDFSギャラリアまで行ってもろた。サイパンのこと続きます。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月30日
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氏池袋の古代オリエント博物館でウジャットの護符作りを楽しんだ後、東京現代美術館へ。10月8日まで「Future Beauty 日本ファッションの未来性」展を開催してる。 「日本ファッション」の30年間の流れをたどる初の大規模な展覧会なんやそうや。何で30年間なんやろう。セクション1「陰影礼賛」で展示されてるのは、1983年にパリで発表された コム デ ギャルソン(川久保玲)とヨウジヤマモト(山本耀司)のモノトーンのドレス。1981年に二人がパリでデビューしたことから「日本ファッション」が始まるのかな。セクション2は「平面性」。知らんデザイナーさんも多い。ミントデザインズのプリントドレスのデザインが印象的。三宅一生の「プリーツ・プリーズ」の製作過程がわかる作品もおもしろい。ミナ・ペルホネンのテキスタイルも展示されてた。セクション3は「伝統と革新」で、一番おもしろかった。1960年代の森英恵から、レディー・ガガも愛用してるSOMARTA(ソマルタ)の無縫製ニットのドレスまで様々なドレスをまとったマネキンの間を歩いて行ける。セクション4は「日常にひそむ物語」。ASEEDON CLOUD(アシードン クラウド)の毎シーズン、ある物語を設定してそれに沿って服作りをするというのもおもしろかった。Future Beauty 日本ファッションの未来性」出展アーティスト20471120(中川正博+LICA)、アシードンクラウド(玉井健太郎)、アスキカタスキ(牧野勝弘)、荒川眞一郎、アンダーカバー(高橋盾)、アンリアレイジ(森永邦彦)、イッセイ・ミヤケ(滝沢直己)、エタブルオブメニーオーダーズ(新居幸治+新居洋子)、オー!ヤ?(大矢寛朗)、オオタ(太田雅貴)、神田恵介、ケンゾー(高田賢三)、コム・デ・ギャルソン(川久保玲)、サカイ(阿部千登勢)、システレ(小島悠)、ズッカ(小野塚秋良)、ソマルタ(廣川玉枝)、タオ・コム・デ・ギャルソン(栗原たお)、立野浩二、舘鼻則孝、中章、ネ・ネット(高島一精)、ハトラ(長見佳祐)、ビューティ:ビースト(山下隆生)、ファイナル・ホーム(津村耕佑)、ポト(山本哲也)、堀内太郎、マトフ(堀畑裕之+関口真希子)、マメ(黒河内真衣子)、ミキオ・サカベ(坂部三樹郎+シュエ・ジェンファン)、ミナ・ペルホネン(皆川明)、三宅一生、ミントデザインズ(勝井北斗+八木奈央)、森英恵、山本耀司、リトゥンアフターワーズ(山縣良和)、渡辺淳弥 Future Beauty 日本ファッションの未来性エントランスには、ソマルタがデザインを手がけた車smart fortwo と作品"Thunderbird"も展示されてた。同時開催中の「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」のほうが人気みたいやった。ヤノベケンジの「ロッキング・マンモス」の先にある入口から、MOTコレクション(常設展示室)へ。作品の名前|1960-80年代の美術から特別展示|オノサト・トシノブ―福原コレクションを中心に新収蔵品展|アニッシュ・カプーア/曽根裕/奈良美智/櫃田伸也/小瀬村真美のテーマで展示されてた。メインエントランスの横に、銀色のブースがあった。平田晃久氏が設計したブルームバーグ・パヴィリオンやそうや。その中で、若手アーティストの個展をやってる。このときは、「ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト第8弾 木戸龍介」やった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月29日
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池袋に用事があったので、サンシャインシティ文化会館7階にある古代オリエント博物館へも行ってきた。「ぐるっとパス」があるからとついでのつもりが、とってもおもしろかった。9月2日まで開催の、夏の企画展「夏休みおもしろ体験! 気分はツタンカーメン!」。古代オリエント博物館は、1978年にオープンした古代オリエントをテーマとする博物館。受付の横で、ちょうど「古代エジプトのお守りを作ってみよう!」というイベントをやってた。粘土の材料費100円を払うて、させてもろた。好きな色のスーパーボールぐらいの大きさい丸めたオーブン粘土を選ぶ。スカラベやハトホル女神、ベス神など5種類ある型から好きなのを選んで、ベビーパウダーのような粉を型の内側にまぶし、筆で余分な粉を落とす。そこに粘土を詰めて、上部に紐を通す穴を作るため、竹串で穴を通す。竹串を通したまま、型から粘土をそっとはずす。これがなかなかうまくいかへんで、チョン切れてしまう。2回目で成功。型からはみ出た部分を竹べらで取り除いて準備完了。私の選んだウジャット(ホルス神の眼)は、小振りなので2つ作れる。それでも余った粘土で、円錐形のビーズを作った。係りの人に預けて、ホットプレートで15分ほど焼いてもらう。 その間に、展示室を観にいった。上野の森美術館で「ツタンカーメン展」を開催してるから、それに合わせての企画やろう。古代エジプト新王国時代の品々が展示されてた。日本にもこんなにいろんな古代エジプトのもんがあるんやと、じっくりと観ていった。ナマズのミイラまであった。エジプト以外にも、ロゼッタ・ストーンやハンムラビ法典が刻まれた石碑のレプリカ、アレキサンダー大王の銀貨などのコイン類、ササン朝ペルシャ時代のガラスなどもある。シリアのパルミラ遺跡の模型も置いてあった。内戦でどうなってるんやろう。夏休みの子どもたちに人気なのは、展示の最後にある「ファラオや神々に変身!」コーナー。うれしそうに写真におさまってて、よう似合うてる。帰りには、粘土の護符がきれいに焼きあがってた。古代オリエント博物館1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月28日
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ウィンチェルズの朝ごはんとココ レストランのステーキランチを食べたとこまで書いた8月のサイパンで2日目。 DFSギャラリアまで歩いて戻り、またサンコーさんのラウンジへ。歩くにはちょっと距離がある、ガラパンの史跡を観にいく相談。楽天タクシーに送ってもらって、帰りの時間と待ち合わせ場所を決めておけば迎えにも来てもらえるとのこと。これは便利。サイパンサンコーの南国日記タクシーにはラウンジのすぐ横の出口から乗る。向かうたのは、北マリアナ博物館 (Northern Mariana Islands Museum)。日本がサイパンを統治したのは1914年から1944年、1922年に南洋群島に南洋庁が設置された。1926年にレントゲン室などを備え、当時南洋群島で最高の設備を持った病院「南洋庁サイパン医院(日本病院)」が建てられた。The Old Japanese Hospital第二次世界大戦時に被害を受けた建物を修復、改装して、1998年に北マリアナ博物館が開館した。3時過ぎに博物館の裏側に到着。博物館の入口は、当時の裏口のようや。館内は撮影禁止。入って右側の部屋から観ていく。日本統治時代のサイパンの地図や生活道具、写真などが展示されてる。南洋興発会社の初代社長「砂糖王(シュガーキング)」松江春次についてや、サトウキビ栽培の様子、「日本病院」での診察の写真も。次に、太平洋戦争中の展示。日本軍が使用していたサイレンや日本軍、アメリカ軍の水筒や砲弾、寄せ書きされた日章旗も。旧日本軍が制作した映像の上映もできるようやったけど、閉館時間が迫ってたので見られず残念。戦跡の歩き方「北マリアナ博物館」の展示内容反対側の展示室にも興味深い物があった。1638年に難破したスペインのガレオン船 ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・コンセプシオン(Nuestra Señora de la Concepción)の遺物。コンセプシオン号は嵐に見舞われ、サイパン島南岸の珊瑚礁域へ打ち付けられたそうや。金の宝飾品や、陶磁器の壺、大砲やコンセプシオン号も模型も展示されてた。他に、古代チャモロ人たちが使った土器などもあった。じっくりと観るとおもしろそうな博物館。開館日時は、月曜日から木曜日の9:00~11:00(11:30閉館)と12:30~15:30(16:00閉館)。金曜日も休館やので、この日に来てよかった。博物館の前のミドル・ロードを南に少し歩くと、右手に細いゆるい下りの道がある。そこを入ると、右側に日本統治時代の日本刑務所跡があった。一人やったら、ちょっと怖そうな雰囲気。だんな様と一緒やったので、雑居房の通路に入ってみた。さびた鉄格子の向こうに部屋が見える。奥にあるのはトイレの跡らしい。反対側にも建物があり、そこは独居房なんかな。真ん中の破壊されてボロボロの建物は、管理事務所。建物の真ん中には大きな木が生えてた。すぐ隣には、民家が数軒ある。こんなとこに住んでたら、夜とか怖そうやなあ。次ぎは、砂糖王公園へ向かう。サイパンのこと続きます。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月27日
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おもしろいと教えてもろた回転寿司の「無添 くら寿司」に行ってきた。家から一番行きやすかった、川崎溝の口店へ。店員さんが少ないのに、お客さんはほぼ満員。席に着く前に、寿司キャップの開け方を練習させられる。席についても、おしぼしをくれただけで、どうしていいか戸惑いつつ、お茶を自分で入れる。ベルトコンベアーに乗ってまわってるお寿司を、練習どおり一皿取ってみる。フタを開けようとせず、お皿の手前側をちょっと持ち上げるのがコツみたいや。口にすると、お寿司にわさびが塗られてへん。このお店ではさび抜きが基本で、わさびが必要な人はテーブルの上のわさびを自分でつけなあかん。テーブルの上に、タッチパネルがついてる。それを操作してると、いろんな種類のお寿司だけやなく、天ぷらやデザートまであるみたい。真イワシと真あなごをタッチパネルで注文してみる。次々にお皿が回ってくるから、どれが自分の注文したのかわからへん。そしたら、タッチパネルが「もうすぐ届きます」と知らせてくれた。食べ終わったお皿は、テーブルの隅の穴「皿カウンター回収システム」に入れる。5皿入れるごとに、タッチパネルでゲームが始まり、当たるとガチャ玉がもらえる。「ビッくらポン!」というサービスやそうや。1回だけ当たって、カプセルの中にはサイドメニューのうどんのストラップが入ってた。タッチパネルで選ぶのがちょっとおもしろくなってきた。でもだんな様は、こういうの苦手みたいや。安いお寿司屋さんでも、目の前で握ってくれる「桃太郎すし」のほうがええそうや。今度は、「スシロー」にも行ってみたいなあ。無添 くら寿司1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月26日
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横須賀で中華を食べて、港北のIKEAと野本畜産ビーフセンターで買い物した。野本畜産は小さな店やけど、警備員さんが誘導するほどで、駐車場も満車で混んでた。和牛を手ごろなお値段で売ってはるから、たくさん買う人にはええのかも。包装紙がかわいい。8月のサイパンで、2日目に食べた物。朝ごはんは、カノア・リゾート・ホテルの前にある全米でチェーン展開しているドーナッツのお店 ウィンチェルズ(Winchell’s)へ。好きなドーナツ2個と16OZ(480ml)のコーヒーのセットが3$(約241円)。クラムチャウダーの12OZ(360ml)が2.75$(約220円)。ドーナツ1ダースで7.99$っていうのを買っていく地元の人が多かった。こんなのばっかり食べてたら、太るやろなあ。お味は、それなり。ホテルの目の前にあるので、手軽に朝ごはんを食べるにはちょうどええ。Winchell’s隣の、ジョーテン・ショッピングセンター(JOETN'S SHOPPING CENTER)でお水を買う。クリスタルガイザーの1ガロン(3.785lリットル)が2.79$(約225円)。スーパーで売ってるものの値段は、ハワイより高め。午前中は、ホテルの前のビーチでスノーケリング。すぐのところに、いっぱい魚が泳いでる。でも遊ぶ子どももたくさん泳いでるので、混雑してる。楽天タクシーにホテルまで来てもろて、ガラパンのDFSギャラリアまで連れて行ってもろた。サイパンの中で、ここだけが高級な別世界。旅行会社のデスクもこの中に入ってる。楽天トラベルと契約してる、サンコーラウンジさんにはとってもお世話になった。サイパンサンコーの南国日記お昼はステーキを食べたかったので、スタッフの人に炭火焼のココレストランの予約をしてもらい、楽天タクシーで向かう。歩いても5分ほどのとこやけど、車やと助かる。高くてもええからおいしくてボリュームのあるアンガスビーフのステーキが食べたかったんやけど、ランチタイムにはないようやった。ハンバーグセット 10$(約807円)と一番高いステーキセット 12.5$(約1009円)を注文。サービス料10%が自動的に加算される。伝票にはTAX10%ってなってたけど、サイパンはフリーポートで、消費税もかからないはず。ミニサラダ、トマトのスープが出てきて、ジュージュー焼けてるお肉が登場。ハンバーグには、目玉焼き、コーン、ブロッコリー、にんじん、ベークド・ポテトがついてて、おいしかった。ステーキは、レアで頼んだんけど、ウェルダンになってた。楽天スマートパスのサービスでパパイヤのアイスクリームかコーヒーがつく。ココ レストランもう一軒ある老舗ステーキハウスのカントリーハウスのほうがよかったんやろうか。ランチタイムやとそこも同じようなものなんかなあ。この後、ガラパン周辺の歴史探索をする。サイパンのこと続きます。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月25日
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茶道の心得はまったくないんやけど、すごくおもしろかった。図書館で借りた本。藤森照信の茶室学 日本の極小空間の謎 藤森照信著近代建築や都市計画を扱う建築史家で建築家でもある藤森照信氏。煎茶の茶室を作ることになり、煎茶では炉がいらないと知り、茶室について調べ始めたそうや。台湾に茶室を作るために、台湾茶紀行までしてはる。第二章は「日本の茶室のはじまり」。闘茶や淋汗茶之湯(りんかんちゃのゆ)は寝殿造の対屋で、その後では書院造の床の間の前で営まれたそうや。第三章の「利休の茶室」は、わくわくする。「わび茶」の創始者、村田 珠光(むらた じゅこう)が四畳半の茶室を生み、武野 紹鷗鴎(たけの じょうおう)が堺で躙口(にじりぐち)のついた四畳半のわびの茶室を完成させる。1582年に利休が作った畳二条の茶室、国宝にもなってる妙喜庵の待庵(たいあん)。著者は堀内宗心の説に従って、この茶室が天王山の戦で秀吉が本陣を置いた宝積寺の境内にあった古い阿弥陀堂を改造したものではないかと推察する。躙口や明かり採りは、雨戸を転用しノコギリで穴を開けて作った、など、そのときの利休の心境を含め、まるで利休になりかわったかのように説明してくれる。そして、待庵には、水、火、シェルターという人類の住まいの3つの要素が美しく結晶していると。さらに、一休の正と反の反転同居の悟りの実践にもなっているという。第四章の「利休の後」は、明治になるまでの歴史。第五章「建築家の茶室」では、建築家というヨーロッパからもたらされた職業が登場して以降の茶室について。茶室はオメカケさんのものと世間的にみなされていたので、建築家は避けるべきものやったそうや。武田五一、藤井厚二に細々と研究され、堀口捨己が茶室をいくつか作っている。第六章は「戦後の茶室と極小空間」。村野藤吾と白井晟一も秘かに茶室を作っていたそうや。「ポストモダン」の動きの中で、磯崎新、黒川紀章、谷口吉生、菊竹清訓、原広司、安藤忠雄、隈研吾などが茶室を手掛けるようになる。著者もハシゴで登る「高過庵」「入川亭」や紅茶用の茶室「ビートルズハウス」、小舟の茶室「忘茶舟」などを作ってはる。最後の第7章は「茶室談義・磯崎新に聞く だから、茶室はやめられない」。この部分は、話が専門的になっててあまりわからんかった。税別3000円といいお値段やので、図書館にあればぜひ読んでみることをお薦め。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月24日
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これも図書館の本。第146回直木賞受賞の作品。蜩ノ記 葉室麟著歴史小説はめったに読まないんやけど。豊後の国にあるとする架空の羽根(うね)藩が舞台。緊張感があり、清廉さにあふれ、読ませてくれる。でも、私には直木賞は向かんみたいや。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月23日
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図書館で借りた本。「ひとり日和」を読んで、ええなあと思うてた作家さん。あかりの湖畔 青山七恵著 静かな湖畔にある食堂とお土産物屋さんを兼ねた「お休み処・風弓亭(ふうきゅうてい)」。店を任されている三姉妹の長女・灯子(とうこ)と、恋人の就職を機に東京へ出て女優を目ざしたいという次女・悠(ゆう)、高校生の三女・花映(はなえ)の繊細な日常を中心としたお話。観光案内所の事務員として働く父の出勤時と帰宅してからの様子を「なんだか新札の千円が百円玉十枚になって帰ってきたよう」と表現したり、湖面に映る太陽を「金色の魚が、ゆっくり潜水してくるみたい」と書いたりと、細部の描写がおもしろい。ストーリ自体は、ちょっとなじめなかったかなあ。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月22日
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新橋演舞場の八月花形歌舞伎。工事中の歌舞伎座は、正面の破風屋根のところに青いシートがかぶせられてた。桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)は、2009年のコクーン歌舞伎で串田和美さん演出のを観てる。今回は、愛之助さんの清玄に、福助さんの桜姫。愛之助さんのお経を唱えはる声が、朗々として素敵やった。海老蔵さんの権助が登場すると、その凄みと色っぽさにうっとり。でも福助さんの桜姫との絡みでは、迫力不足なのはお相手のせいやろか。後半は長くて、訳もわからんくなってきた。串田さんの演出はすごかったんやなあって、思うた。帰りに、メゾンエルメス銀座へ。ウィンドウ・ディスプレイではオーストリア人アーティストのPip&Popによる「If you find me in a dream」。8階メゾンエルメスフォーラムのトマス・サラセーノ「Cloud Cities(クラウド・シティ)」がおもしろかった。黒いビニール袋を貼りあわせた大きな気球の中に入ることができる。太陽エネルギーで熱せられ、これで空に浮かぶことができるそうや。8月31日まで。Sony Aquariumを9月9日まで開催してた。銀座のビルの中をジンベエザメやアオウミガメが悠々と泳いでた。新橋演舞場 八月花形歌舞伎 昼の部桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう) 発 端 江の島稚児ヶ淵の場 序 幕 新清水の場 桜谷草庵の場 二幕目 三囲の場 三幕目 岩淵庵室の場 四幕目 権助住居の場 大 詰 浅草雷門の場 白菊丸/桜姫:福助 清玄/稲野屋半兵衛:愛之助 粟津七郎:右近 葛飾のお十:笑也吉田松若:児太郎 奴軍助:弘太郎 端女お咲:歌江 入間悪五郎:亀蔵 残月:市蔵長浦:萬次郎 釣鐘権助/大友常陸之助頼国:海老蔵 1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月21日
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サイパンから帰った翌日、国立劇場へ。「大感謝祭!亀治郎の会」の千秋楽。「栴檀女道行(せんだんじょみちゆき)」、「檜垣」、そして尾上右近さんとの「連獅子」。今回は、演者としてより、プロデューサーとしての亀治郎(猿之助)さんを強く感じた。それに地方さんたちがすごい。竹本は、葵太夫さん。清元は、延壽太夫さん。連獅子では、傅左衛門さん、傳次郎さんも。カーテンコールで毛振りを再度見せてくれ、挨拶が終わると、会場全体の記念撮影。客席をバックに役者さんたちと一緒に写真に納まった。延壽太夫さんって、まだお若いんや。黄色い眼鏡が似合ってはった。大感謝祭!亀治郎の会 さよなら公演『栴檀女道行(せんだんじょみちゆき)』 竹本連中 和藤内の妻小睦:猿之助 栴檀皇女:米吉 侍大将安大人:亀鶴澤瀉十種の内『檜垣』 清元連中 藤原道山 特別参加 関守の檜垣の老女実は老女の亡魂:猿之助 小野小町:笑野 四位の少将:門之助澤瀉十種の内『連獅子』 長唄囃子連中 狂言師右近後に親獅子の精:猿之助 狂言師左近後に小獅子の精:尾上右近 法華の僧蓮念:亀鶴 浄土の僧遍念:門之助1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月20日
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アシアナ航空の直行便利用、KANOA RESORT SAIPANに泊まる サイパン5日間旅4日目のことまで書いた。最終日は日本に帰るだけ。真夜中の2時20分に楽天タクシーが迎えに来る予定やった。2時過ぎにフロントから電話があって、迎えのタクシーがもう来てるとのこと。急いでチェックアウトして、2時15分にタクシーへ。近道してくれたのか、5分ほどで空港に到着。この時間に出発便が集中してるのか、狭い空港が混雑してて、チェックインするまでに30分も並んだ。イミグレも混んでて、ボディーチェックでは、全身透視スキャナーを初めて体験した。出国できたのは3時過ぎ。楽天プレミアムカードのプライオリティパスでhafa Adai Garden Loungeを利用した。ここは、夜中の0時から朝の8時までと昼に1時間半だけやってる。りんごやオレンジ、サンドイッチ、プリン、キムチなども置いてあった。予定より5分早く、4時25分にAZ1077便は出発。1時間ほどして機内食。お粥か焼きそばを選べる。だんな様は焼きそば。ヨーグルトとフルーツも。私は、ムスリムにしてみた。スクランブルエッグにブロッコリー、にんじん、じゃがいも。パン。りんご丸ごと1個、メロン、スイカ、パイナップルのカットフルーツ。もっとスパイシーなのを期待してたんやけど、もひとつやった。予定より10分早く、日本時間の6時40分に着陸。3時間15分のフライト。6時50分には入国して、7時5分には荷物も出てきた。お天気にも恵まれ、有意義なサイパンの旅になった。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月19日
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レンタカーでサイパンの戦跡を巡拝し、グロットで夢のスノーケリングをした、アシアナ航空の直行便利用、KANOA RESORT SAIPANに泊まる サイパン5日間旅3日目のことまで書いた。4日目の朝もレンタカーが活躍。マウント・カーメル教会の鳥居や灯籠が残る墓地に行って、土曜の朝市、サバル・マーケットで朝ごはん。9月からの新学期に備えて、学用品のセールをやってたので、文房具屋さんを2軒まわり、JOTEN SUPERSTOREで買い物をして、ガソリンを満タンにして、レンタカーを返却した。午前中は、ホテルの目の前の海でスノーケリング。海岸から5mほど泳ぐと、色とりどりの魚がわんさかいる。お昼は楽天タクシーで、ガラパンへ出て中華料理。戦死したアメリカ軍将兵とサイパン島民を追悼する慰霊施設、アメリカ記念公園(American Memorial Park)へ。ビジター・センターには第二次世界大戦博物館(World War II Virtual Museum)が併設されてて、「マリアナ諸島での戦闘」という展示が日本語と英語で、日本とアメリカの両方の視点で示されてた。ミニ・シアターもあって「サイパンという名の島」という21分間のフィルムも希望すると上映してくれる。日本語版もある。American Memorial Parkアメリカ記念館の前はマイクロ・ビーチ。ガラパン沖に浮かぶマニャガハ島も見える。夕暮れにホテルのまわりをお散歩。興発桟橋(シュガードック)では、地元の子どもたちが楽しそうに飛び込んで泳いでた。晩ごはんは、ホテルの前にある韓国料理屋さんで。空港へのお迎えは、夜中の2時ごろ。荷物のパッキングを済ませて、仮眠した。詳しいことは、また別の日の日記で。サイパンの旅、続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月18日
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サイパンの3日目。アシアナ航空の直行便利用、KANOA RESORT SAIPANに泊まる サイパン5日間の2日目のことまで書いた。この日は、ホテル内にオフィスがあるハーツでレンタカーを借りて、サイパンの戦跡をいろいろとまわった。サイパン国際空港周辺のアスリート飛行場施設跡には、戦車や魚雷が放置され、発電所の旧日本軍跡まで残ってる。ここからB29が東京に向かって飛んだそうや。クロス・アイランド・ロードを北に向かって走ると、左手にタポチョ山が見える。キャピタル・ヒルへと向かう道を右に少し入ったところに、聖母マリアの祠があった。この祠の横にある洞窟は、野戦病院として使われていたそうや。キャピタル・ヒルは、1947年にアメリカの国連信託統治領政府の本部が建てられたところ。このあたりから、ものすごいスコールが降りだした。マッピ・ロードをしばらく行くと、雨がやんだ。サイパンでは、6月から11月までが雨期。雨季とはいうても、スコールが一日に数回あって、後は強い日差しで暑いことが多い。一日のうちに天気がコロコロ変わる。私たちがサイパンに来る前は、何日か雨続きやったそうや。太平洋韓國人追念平和塔、おきなわの塔、ラスト・コマンド・ポスト、中部太平洋戦没者の碑と並んでいる。左へ行く道を進むと、バンザイクリフ(旧マッピ岬)に着く。日本に一番近いこの地から、海の藻屑となっていった人たちを思う。マッピ山の頂上は、平和記念公園になってる。ここの北側が、スーサイドクリフ (旧マッピ山)。ここからも追い詰められた民間人が多数身を投げた。戦跡の歩き方 マリアナ諸島の戦跡東海岸にあるのが、グロット。駐車場から111段の階段を下りると、崖っぷちに天然のプールが現れる。水深22mのところに3つの横穴が開いてて、そこから外洋に出られるそうや。このタイド・プールでシュノーケリングを楽しんだ。陽光が差し込んで、幻想的なブルーの世界が広がり夢のようやった。ホテルへ戻り、晩ごはんは予約しておいたアクア・リゾート・クラブのシーフード・ビュッフェへ。カニ、海老、マグロの刺身、お寿司、ローストビーフなど食べ放題。缶ビールも飲み放題。それで、1人33US$(約2669円)。帰りは、泊まってるホテルまで送ってくれる。盛りだくさんな一日やった。詳しいことは、また別の日の日記で。サイパンの旅、続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月17日
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アシアナ航空の直行便で、サイパン国際空港に着いたとこまで書いた、サイパンの2日目。2日目というても、真夜中の1時40分に着陸。入国審査が済んだのが2時5分ごろ。預けた荷物はもう出てきてた。出口に行くと、名前を書いた紙を持ったドライバーさんが待ってくれてた。荷物を持ってくれて駐車場まで2分ほど。サイパンの気温は26度。小雨が降ってた。15分ほどで、カノア リゾート サイパン(KANOA RESORT SAIPAN)に到着。ドライバーさんが、帰りのお迎え時間や、レストランなどの割引クーポン券、それと「タクシー乗り放題チケット」付の「楽天スマートパス」の入った封筒を渡してくれた。ホテルのチェックインは自分でする。名前を言うとすぐにわかってくれて、パスポートのコピーを取った後、すぐに本館5階スタンダードツインのルーム・キーを渡してくれた。疲れていたので3時にはお休み。入国してから1時間でベッドに入ることができるとは、すごい。カノア リゾート サイパンは、旧サイパン グランド ホテル 。2012年6月1日からホテル名が変わった。それまでに、ホテル内がいろいろ改装されてたみたいや。部屋の壁やテレビは新しくなってたけど、水まわりはあまり手を加えてないようやった。すべての部屋がオーシャン・ビューで、広さは28平方メートル。目の前にランディングビーチが広がり、ススペのJOETENショッピングセンターも歩いて2分ほど、ホテル内にハーツレンタカーのオフィスもあって、とっても便利やった。この日は、楽天タクシーでガラパンに出て、サイパンの歴史探索。夜は、ガラパンナイトマーケットを楽しんだ。詳しいことは、また別の日の日記で。サイパンの旅、続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月16日
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夏休みの旅行は、初めてのサイパンへ。楽天トラベルの楽パックという航空券とホテルがセットになったのを初めて利用してみた。成田からサイパンへの直行便はデルタ航空しかない。関空からはアシアナだけ。コンチネンタルでグアム経由の便もあるけど。JALはサイパン線を2005年に撤退、ANAは20年ほど前に撤退して今はアシアナ便のコードシェアをしてる。アシアナが旅行シーズンに成田からチャーター便を出すというので、それとホテルの組み合わせ。いlくつかの旅行会社からパックが出てたけど、【楽天オリジナル特典♪】空港直行送迎+楽天タクシー乗り放題!がついてたので、楽パックの「KANOA RESORT SAIPANに泊まる サイパン5日間(アシアナ航空チャーター便利用)」にした。5日間といっても、1日目は21:20成田発、サイパンに翌日1:40着。5日目は朝の4:30サイパン発、成田着6:50というスケジュール。8月15日の出発で、一人当たり旅行代金が 61,248円、燃油サーチャージが16,180円、海外諸税と空港施設使用料が3,690円の合計81,118円。二人で162,236円やった。サイパンには公共の交通機関がないので、この楽天タクシーがすごく便利で9回も使うた。空港送迎もタクシーでスムーズやったし、ホテルもアットホームできれいなビーチが目の前。楽しい旅行になった。早めに成田第1ターミナルへ行った。アシアナのチェックインカウンターへ行くと、座席は満席で、事前にすべて決められてて変更はできないという。アシアナクラブのマイレージが往復で2,336 マイルついた。ANAやとチャーター便やから、つかんようやった。無料預け荷物は、1人23kgを1つまで。出国手続きは、すごく空いてた。楽天プレミアムカードのプライオリティーパスを使うて、お気に入りのユナイテッド・ラウンジへ。枝豆にポテトチップス、柿の種、アボカドサーモンロール、照り焼きチキンロール、めんたいきゅうりロール、スープなどをつまみながら、ビールを飲んでゆったりと過ごした。だんな様も、このラウンジはお気に入り。OZ1087便の機材はB777-200。エコノミークラスのシートは、3-3-3の並び。機内食のビーフは、焼肉のせご飯、野菜炒め、ポテトサラダ、パン、いちごのケーキ。チキンは鶏の照り焼きと錦糸卵のせご飯、干し椎茸とにんじんの甘煮。缶ビールは、韓国のCASSまたはHITE。免税品の販売もちゃんとあった。サイパンは北マリアナ諸島に属し、アメリカ合衆国の自治領(コモンウェルス)。出入国カードがI-94とI-736査証免除用の2種類に、通関申告書の記入が必要。こういうのを書くのは私の役割やので、計5枚書いて疲れた。電子渡航認証システム(ESTA)があったので、もしかしたら入国カードはいらんかったんかもしれん。日本との時差は1時間、サイパンのほうが早い。3時間ほどで予定通り、サイパン国際空港に着陸した。サイパンの旅、続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月15日
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母リコウランさんと、祇園つじやでお昼ごはんを食べて、KATAGAMI Styleを観た後、お茶の時間。三条河原町になる喫茶葦島(あしじま)へ。雑居ビルのエレベーターを5階で降りると、ゆったりとしたくつろぎの空間が目の前に広がってびっくりした。葦島ブレンド 500円、 チーズケーキ600円などどれもおいしかった。六曜社もええけど、タバコの煙がなくてゆったりと座れるここもお気に入り。喫茶葦島母と別れて、晩ごはんを食べに焼肉の江畑へ。長年通うてる店。ポテトサラダ、せんまい刺し、ハツ刺し。天肉・レバー・ハツを塩で。サーロインステーキ160g。大将が焼いてくれはったギャラねぎが絶品。〆は、ドボ漬け、ご飯、スープ。ビール1本を入れて、だんな様と二人で10,300円。レバ刺しが食べられなくなったのは残念やけど、満足、満足。「京の七夕」を開催してる堀川通まで歩いて行った。堀川会場はすごい混雑やったので、上から見るだけにしてバスで三条京阪前へ。鴨川会場に来るのは初めて。三条大橋のところから鴨川とみそそぎ川の間にある河川敷の遊歩道に下りる。風鈴灯が幻想的。竹カゴに京の伝統技術を用いた風鈴を入れ、LEDで灯りをともしてるそうや。三条大橋をくぐると、竹と灯りの散策路になってる。鴨川でちょうど友禅流しをやってた。京都染織青年団体協議会による実演やそうや。この夏は大文字さんを見ることはできへんかったけど、京都らしい夜を過ごすことができた。京の七夕1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月14日
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今回の京都滞在は3泊4日と短かった。帰る日は、和菓子を買いに行った。まずは、三条通から木屋町を上がったとこにある、月餅家 直正(つきもちや なおまさ)さんへ。木の枠にガラスが入った引き戸を開けて入る。入口の陳列ケースには、氷柱の上に巻き簾を敷いて、みな月や水ようかんを冷やしてはる。今どきこんな古風な店があるやろか。冷蔵ケースやと乾燥するから、ほんまはこれが最適なんやろなあ。わらび餅 190円上品なこしあんを本物の蕨粉のわらび餅でくるみ、きな粉がまぶしてある。おぼろ 190円 こしあんを道明寺のお餅でくるんで、表面に氷餅をまぶしてある。小さい月餅(つきもち)は白あんに芥子の実が散らしてある。小さい焼き栗は、白あんに栗の甘露煮の砕いたのが入ってる。どっちも80円。栗入り抹茶のみな月 680円注文を受けてから三角やったら4つ、短冊やったら6つに切ってくれはる。一番気に入ったのが、粟餅の十六夜(いざよい) 360円。ツブツブした小さなおはじきのような形の粟餅に、たっぷりときな粉をまぶしてある。このきな粉、深く炒ってあって甘さ控えめでコクがある。素朴やけど上品で、いくつでも食べられてしまう。要冷蔵になってて、冷たいのもいける。水色の地に、白抜きの流水を、茶色の雀?に包み紙もかわいい。庶民的な和菓子屋さんというか、高級な「おまんやさん」かなあ。京都大丸に行ったら、松屋常盤(まつやときわ)さんの「味噌松風(みそまつかぜ)」800円があった。普通は予約しないとなかなか手に入らないお品。むっちりとした食感で、西京味噌の香りが豊か。京都の和菓子はおいしいなあ。 1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月13日
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鹿だらけの奈良へ行った/翌日は、母リコウランさんと南座の前で待ち合わせ。4月に大きな交通事故のあった大和大路(縄手通)では、そっと手を合わせた。切り通しを入って巽橋を渡る。新橋通りを東に行くと、東大路通に出るちょっと手前に予約してあった、日本料理祇園つじやがあった。カウンターだけ9席のお店。靴を脱いで上がり、掘りごたつのようになってる座椅子の席につく。和風のカウンターバーのようなお店を改装しはったんかもしれん。お昼、夜ともに月替わりのおまかせコース1種類のみ。食前酒に自家製の梅酒が出た。先付は、松坂ポークのしゃぶしゃぶに野菜のせん切りとイチジク、ぶどう、トマト、胡麻ドレッシングあえ造りは、シマアジの刺身、おろし酢醤油とわさび醤油で椀は、松茸 鮎の揚げたの 加茂茄子焼き物・取肴は、スズキの焼いたのにゴーヤと大根おろし、アジ寿司 さつまいもの甘煮 鱧とレンコンのお寿司、モズクの酢の物 炊き合わせは、鱧の玉じめ(鱧 卵豆腐 里芋)御飯物の代わりに、知人のところでご主人が手伝って作ったという冷麦と海老の天ぷら水菓子は、これも全部自家製で、きな粉アイスクリームと枝豆のムースに粒あんと白玉団子添え。お昼は、これだけのボリュームで税込み4200円。土日も営業してはる。食べ応えがあるので、だんな様も満足してはった。ご主人と女将さんともに20代でこの店を始めはったのが、2年半前ぐらい。ご主人の実家は、岐阜でお料理屋さんをやってはるらしい。若い人ががんばってはるのを、応援したくなる。祇園つじやお腹が満足したところで、タクシーで岡崎にある京都国立近代美術館へ。8月19日まで、「KATAGAMI Style ― もうひとつのジャポニスム」を開催。東京の三菱一号館美術館で観たのがすごくよかったので、京都でも母と。何度観ても楽しい。コレクション・ギャラリーの「藤田嗣治の世界」や「長谷川潔の版画と油彩画」、「千種掃雲の世界」も興味深かった。コーヒーが飲みたくなって、河原町三条まで移動した。続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月12日
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奈良は鹿だらけやった。こんなけ野生動物に囲まれる市街地は世界でも他にあるやろか。行ったことはないけど、インドの牛とかぐらいかなあ。だんな様の夏休みで、京都に帰って、今回は10年ぶりぐらいで奈良へ行った。一番の目的は、昨年10月にできた東大寺ミュージアムやったけど、それ以外にもおもしろいとこがいっぱいあった。近鉄奈良駅から登大路(のぼりおおじ)を行くと、氷室神社がある。奈良時代、このあたりには冬場にできた氷を保存する氷室が多くあり、その氷を平城京に献上してたそうや。拝殿の周囲からはミストシャワーが出てて、涼しい。拝殿の前には、氷の柱が奉納されてる。その横に「純氷削り氷 二百円以上のお納め頂いた方に献氷のお下がりを削り氷(かき氷)にしてお分けいたします。※ご希望の方は社務所にお申し出下さい。なお、お持ち帰りはできませんのでご了承下さい。」と書かれた紙が置いてある。社務所に声をかけると、神社の人が直々にかき氷機で削ってくれはった。氷業者さんから毎日、純氷の奉納があるそうや。シロップもみぞれとレモン(イチゴやったかな?)から選べる。みぞれにしてもろて、口にするとさっと汗が引いた。夏だけの楽しみなんやろうな。登大路をもう少し行くと、奥村記念館があった。奥村太平氏が奈良で創業した免震構法を得意とする奥村組という建設会社が、創業100周年のときに造ったそうや。地震&免震体験台で免震効果を体験できるだけでなく、奈良の観光案内所にもなってて、無料でお茶のサーバーも利用できる。こういう社会貢献はうれしい。奥村記念館やっと南大門に到着。国宝のこの門にも鹿が鎮座してる。参道を進むと、左手に東大寺ミュージアムがあった。入館料は500円。東大寺ミュージアムと大仏殿の共通チケットは800円。大仏殿も500円やので、200円お得な共通チケットを買うて中に入った。東大寺ミュージアム開館記念特別展「奈良時代の東大寺」を開催してる。誕生釈迦仏立像及び灌仏盤が正面でお出迎え。金銅八角燈籠火袋羽目板、東大寺金堂鎮壇具と国宝だらけ。奈良時代の琥珀玉、ガラス玉などに出会えたのもうれしい。西大門勅額や、力士、崑崙(こんろん)、太孤父(たいこふ)、酔胡従(すいこじゅう)の伎楽面も。4月3日から9月3日までの会期が6期に分けられてて、私が観たのは第5期。第2室には、現在修復中の法華堂(三月堂)からお出ましになったご本尊の不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)立像と、日光・月光両菩薩像の3体が、お堂の中のような雰囲気でたたずんではる。法華堂の修復が済んでも、日光・月光両菩薩像はこのまま東大寺ミュージアムに残りはるそうやので、三尊を揃うて拝見できるのは、来年の1月まで。いつもは観音様の頭上にある銀製の宝冠も、修理が終わってケースの中に納まり、すぐ近くで観ることができる。24cmの銀製の阿弥陀如来像のまわりに、2万数千個を超えるというコハク、ヒスイ、瑠璃、真珠、水晶などのビーズが飾られてる。今も輝きを失わないビーズのきらめきにうっとりする。その隣には、法華堂の須弥壇上の天井に取り付けられてた、3つある木造天蓋のうち西の間のものが下ろされた状態で7月10日から展示されてる。第3室は東大寺の彫刻。二月堂本尊光背、弥勒仏坐像、青面金剛立像など。最後は、東大寺の聖教、古文書など、東大寺境内から発掘された考古学資料の陳列も。ミュージアムショップや喫茶コーナーもある。東大寺ミュージアム続いて、大仏殿に向かう。大仏さんにお目にかかるのは、何年ぶりやろう。やっぱり大きくて、すごい。大仏さんの右奥の柱に四角い穴が開いてる。大仏さんの鼻の穴と同じ大きさやそうで、この穴をくぐると無病息災のご利益があるねんて。私も柱くぐりに挑戦。途中から抜けなくなって、だんな様に引っ張り出してもろた。西のほうにある戒壇堂へ。四天王立像にお会いした。こじんまりとしたお堂の中、回廊をぐるっとまわる。広目天さんの表情が渋い。依水園の前を抜けて、奈良国立博物館へ。東新館で9月17日まで「頼朝と重源 -東大寺再興を支えた鎌倉と奈良の絆-」展を開催してる。国宝の源頼朝像(京都・神護寺)や僧形八幡神坐像があった。でも歴史の背景がようわからんからか、もひとつやった。それより、西新館の「名品展 珠玉の仏教美術」に出てた地獄絵が興味深かった。国宝の地獄草紙の屎糞所、函量所、鉄磑所、鶏地獄、黒雲沙、膿血所、狐狼地獄、六道絵の黒縄地獄、衆合地獄、阿鼻地獄 (滋賀・聖衆来迎寺)、沙門地獄草紙(沸屎地獄)など。地下回廊を通って、なら仏像館(本館)へ。仏像だらけ。春日大社の舞楽面 新鳥蘇もおもしろい。奈良帝室博物館として建てたられた建物も趣がある。青銅器館には、中国古代青銅器 <坂本コレクション>も展示されてた。ここは、東京国立博物館の常設展と違うて撮影禁止やのは寄託品が多いからやろか。地獄草紙が一番の収穫やった。奈良国立博物館興福寺のほうへ行く横断歩道を青信号で渡る鹿がいた。猿沢の池から東向商店街を通って、近鉄奈良駅へ帰ってきた。京都もええけど、奈良はゆったりとしてとっても心地ええ。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月11日
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日本史も世界史も苦手やった。暗記ばっかりのイメージがある。でもいろんな国を旅するようになって、世界の歴史に興味がわいてきた。最近買うたのが、山川世界史総合図録高校世界史の副読本として使われてる本で、税込み820円。この値段で、こんなに詳しく、カラーで写真も豊富で、年表もついててわかりやすくて、おもしろくて、申し訳ないぐらい。山川詳説日本史図録というのもある。そのうち、こっちも買おうかなあ。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月10日
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テオドシウスの城壁を朝の散策したとこまで書いた、15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの3日目、6月22日。城壁沿いのスルクレ通り(Sulukule Cad)をまた歩いていく。朝だからかネコもちょっと眠そう。トルコではいろんなところに目玉のマーク、ナザール(Nazer)がついてる。同心円で外側から藍色、白、水色、黒などに塗られてる目玉。ガラスでできたお守りのナザール・ボンジュウ(nazar boncuğu)はトルコのお土産としても有名やけど、生活の中に根ざしてる。家の入口の上も描かれてる。トラックのバッテリーボックスやエアタンクのところにもかわいい目玉が描かれてた。NazarとHaraという言葉も書かれてる。Haraもアラビア語で邪視(evil eye)のことみたいや。露地を入っていくと、ブドウの絡まる家があった。通りがかりのおじさんに、「ギュナイドゥン(おはよう)」と挨拶すると、「ギュナイドン」と返してくれるのも楽しい。トプカピ通り(Topkapi Cad)に出るところに、活気のある白いお店があった。「YILDIZOĞLU BÖREK」と書かれてる。ボレックというトルコ風パイやピデというトルコ風ピザのお店のようや。行列に並んで、指差して2種類を半分ずつ切ってもろた。1パックで2TL(約95円)。ジャガイモとひき肉が入ってるのとチーズが入ってるのやったようや。熱々でおいしかった。この紙袋も気に入った。そろそろ出発の時間やので、ホテルに戻った。楽しい朝のお散歩になった。15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの旅、続く。旅行当時のレート、1トルコリラ(TL)47.2円。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月09日
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イスタンブールのホテル アクギュン(AKGUN ISTANBUL HOTEL)にチェックインしてから、オスマン宮廷料理レストラン アシターネ(asitane)を食べに行ったとこまで書いた。15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの3日目、6月22日。この日は金曜日で、イスラムの世界では午後から集団礼拝がある。エディルネのモスク見学が13時からの予定やったけど、観光客は午後からは入れなくなるので、出発時間が8時半から7時45分に早まった。4時半には目が覚めて、6時ごろホテルのレストランへ行った。生ものは避けるようと言われてるけど、それやと食べるもんがなくなる。ヨーグルトとパン、チーズ、キュウリ、トマト、スイカ、干しいちじくなどをちょこちょこつまむ。出発まで時間があったので、まわりをお散歩することに。ホテルの前のアドナン・メンデレス大通り(Adnan Menderes Boulevard)を左のほうに1、2分歩くと、テオドシウス2世の城壁がある。ロマノス門(現トプカプ門)とカリシウス門(現エディルネ門)のちょっとロマノス門寄りの場所。大通りのところで、城壁は分断されてる。城壁沿いのスルクレ通り(Sulukule Cad)を歩いていくと、城壁に登る小道があった。城壁の上は遊歩道になってた。アザミの花が咲き、イチジクの木も茂ってた。今は高速道路が走ってる側を、1453年メフメット2世が率いるオスマン帝国軍が埋めていた。イスタンブールの前身であるコンスタンティノープルは、330年にローマ皇帝コンスタンティヌス1世がローマからビザンティウムに遷都して改名した都市。395年に東ローマ帝国(ビザンティン帝国)となってからも首都であり続け、発展してきた。皇帝テオドシウス2世によって413年に現在のイスタンブール旧市街の西側をすっぽり覆うように城壁が造られた。日本・トルコ協会のテオドシウスの城壁紹介によると、「内城壁は厚さ5m、高さ8-12mで、内城壁と外城壁の間に幅15-20mの通路がある。外壁は厚さ10m、高さ8.5mで、その外側に高さ2mの胸壁、外城壁の外には幅20mの濠がつくられた。96の高さ18m-20mの物見塔は内壁と外壁に交互に55mおきに配置されており、そのほかに、小さな秘密扉、一般用と軍事用の門が各5で計10の門が設けられた。コンスタンティノープルは616年と626年にペルシア、717-718年にアラブ、813年にブルガリア、864年と904年にロシア、959年にハンガリー、1043年に再びロシア、1391年と1422年にオスマン帝国から攻撃を受けたが、いずれもこの城壁を破ることはできなかった。」北は金角湾、南はマルマラ海、西は城壁と三角形の地形の周囲を守られ、1000年もの間落ちることがなかった難攻不落の都に1453年攻め入ったのが、21歳になって間もないオスマン帝国第7代皇帝メフメット2世。このあたりは、激戦区だったらしい。爆破痕の残った塔に、プレートがはめこまれてた。オスマン帝国軍Uluabatlı Hasanを悼むものみたいや。5月29日、精鋭部隊イェニチェリのUluabatlıが城壁の突撃に最初に成功し、体に27本もの矢を受けながら、城壁の上にオスマン軍の旗を立て続けたという言い伝えがあるそうや。塔の左側にトルコの国旗がはためいてた。たぶんファーティフ区役所のあるとこやと思う。歴史の運命を感じながら、城壁をあとにした。15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの旅、続く。旅行当時のレート、1トルコリラ(TL)47.2円。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月08日
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新橋演舞場の八月花形歌舞伎。海老蔵さんの伊達の十役は、2010年の初春花形歌舞伎で観てる。獅童さんが演じてはった渡辺民部之助は、今回愛之助さん。海老蔵さんがかっこええのは、前回と同じで、床下の荒獅子男之助と弾正の花道からの宙乗り。今回は、大喜利 「垂帽子不器用娘(ひらりぼうしざいしょのふつつか)」 はなかった。新橋演舞場八月花形歌舞伎 夜の部慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)三代猿之助四十八撰の内 伊達の十役 市川海老蔵十役早替り宙乗り相勤め申し候 発 端 稲村ヶ崎の場 序 幕 鎌倉花水橋の場 大磯廓三浦屋の場 三浦屋奥座敷の場 二幕目 滑川宝蔵寺土橋堤の場 三幕目 足利家奥殿の場 同床下の場 四幕目 山名館奥書院の場 問註所門前の場 同白洲の場 口上 仁木弾正/絹川与右衛門/赤松満祐/足利頼兼 土手の道哲/高尾太夫/腰元累/乳人政岡/荒獅子男之助 細川勝元:海老蔵 渡辺民部之助:愛之助 八汐:右近 京潟姫:笑也 松島:児太郎 山中鹿之助:弘太郎 山名持豊:寿猿 大江鬼貫:亀蔵 渡辺外記左衛門:市蔵 沖の井:家橘 三浦屋女房松代/栄御前:萬次郎1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月07日
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「青山杉雨の眼と書」を東京国立博物館で観て、本館へ。エントランス奥の特別5室で、日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 特別展「中国山水画の20世紀 中国美術館名品選」を8月26日まで開催。常設の総合文化展へ。四天王立像 広目天(国宝 京都・浄瑠璃寺蔵 平安時代)日本に現存する最古の医学書 医心方(いしんぽう)の証類部は、永観2年(984)に丹波康頼(たんばのやすより)が、中国の多くの医書を引用して病気の原因や治療法を述べたもの。この2点は昨年の夏にも観たなあ。納涼図屏風(顔棚納涼図屏風)久隅守景(くすみ もりかげ)筆は、もっとも国宝らしくない国宝とも言われてるそうや。夕顔棚の下で親子3人涼んでる。のほほん加減がなんとも言えず好き。8室の「書画の展開―安土桃山~江戸」も興味深かった。 英一蝶の人物雑画巻、 本阿弥光悦の漁父辞、尾形光琳の借用文書、 林十江の蝦蟇図など。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月06日
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「真珠の耳飾りの少女」に東京都美術館で会ってから、お向かいの東京国立博物館へ。9月9日まで、日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 生誕100年記念 特別展「青山杉雨の眼と書」を開催してる。青山杉雨(あおやま さんう)は昭和から平成にかけて書壇に一時代を画した書家やそうや。展示は大きく3つに分かれてる。最初は、「青山杉雨の眼~中国書跡・中国絵画~」で、杉雨の中国書画コレクション。ここが一番おもしろかった。王鐸筆「行書五言律詩軸」、 高鳳翰筆「草書五言絶句軸」、金農筆「楷書九老図記軸」、 伊秉綬筆「隷書七言聯 」 、陳鴻寿筆「隷書八言聯 」、呉昌碩筆「与沈汝瑾信片冊 」「臨石鼓文軸 」、銭慧安筆「猫魚図軸 」など。個性的な書が魅力的。次が、「青山杉雨の書」。これはあまり好みやなかった。「殷文鳥獣戯画」 や「黒白相変 」など、おもしろい試みやとは思うけど。「一作一面貌(いっさくいちめんぼう)」と評される多様な表現が特徴なんやそうや。若い時分には呉昌碩に影響を受け、63歳のときには台北の故宮博物院で董其昌の書に衝撃を受け、書法を改革したりしてはる。亡くなる数か月に病室で弟子や息子さんに体を支えてもらいながら書いたという「書鬼」は迫力があった。 最後は、「青山杉雨の素顔」。ご家族の協力で、実際の家具などを借りてきて、杉雨の書斎と稽古場を再現してある。ドアから入り、絨毯を踏んで部屋に入るようになってる。硯や水滴などもいろいろあった。参考資料として、展示されてた杉雨の書が一番気に入った。一つは、小学館から発行された日本大百科全書の26巻分の題簽として、それぞれ書体を変えて「日本大百科全書」と書かれてる。それと、「今関脩竹宛弔辞」。素顔の字は、とても魅力的やった。制作風景を記録した映像も上映されてた。ご自分のことを「字書き」を言うてはった。「字書き」とはぴったりの表現やなあ。青山杉雨の眼と書1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月05日
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村上春樹さんが訳してるので、図書館に予約したおいた本。破壊された世界の物語なんやけど、「あとがき」に「できればまっさらな頭で物語を愉しんでもらいたい」と書いてはるように、小説の筋にも主人公メイクピースについても触れないほうがええやろう。おもしろくて、一気に読んでしもた。作者がこの小説の筋を思いついたのは、チェルノブイリ近郊の立ち入り禁止区域に住むガリーナさんを取材したことによるんやそうや。特に印象に残ってるのは、ホレブのボースウェイト師。恐怖と慈悲で居住者を服従させる。お隣の国は今もそうなんやろうか。私も「移動することを必要とする人間の一人」なんかもしれん。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月04日
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朝から上野へ。東京都美術館のリニューアルオープン記念で、「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」を6月30日から9月17日まで開催してる。開館時間は9時半やけど、9時過ぎに行ったらすぐに会場に入ることができた。受付の人に聞いたら、すごい人気やので並んでる人がいて会場の準備が整ってるときは、早めに入場させてくれるようや。一番のお目当て、「真珠の耳飾りの少女」がある上のフロアーへ直行。最前列で観るには列に並ばなあかんけど、たいした長さではなかった。最前列は近いけど、立ち止まって観ることはできへん。ちょこちょこ動いてあっという間に終わってしまう。この動いて観ることで、少女の視線がわかっておもしろかった。絵の左側から、正面、右側とどの位置からでも少女と目が合う。一番お気に入りなのは、ちょっと右側から眺めるのやった。最前列の通路の後ろに柵があって、そこからはじっと観てることができる。そこの一番前で観ることもできた。これで落ち着いて他の絵に取り掛かった。また下のフロアーに降りて最初から鑑賞。出品作品リストがカラー8ページB6サイズ版の冊子になってた。出品点数は48点と多くはないけど、オランダのハーグにあるマウリッツハイス美術館の魅力がわかるような構成になってる。ハーグといえば、国際司法裁判所もあるオランダ第3の都市。 マウリッツハイス美術館は2012年4月から2014年ごろまで大規模な改修・増築工事で休館するので、この展覧会が実現したんやそうや。オランダ領ブラジル総督を務めたヨハン・マウリッツ伯爵によって17世紀に建てられた邸宅が、1822年から美術館として使われてる。第1章は美術館の歴史で、地下の入口のところには、ヨハン・マウリッツ氏の胸像も展示されてた。第2章の風景画では、ライスダールの「漂白場のあるハールレムの風景」「ベントハイム城の眺望」があった。第3章の歴史画(物語画)では、レンブラントの「スザンナ」と「シメオンの賛歌」。「テュルプ博士の解剖学講義」が来てなくて残念。ルーベンスの「聖母被昇天 ( 下絵 ) 」は、アントワープ大聖堂の作品の下絵。2008年に東京都美術館で開催された「フェルメール展」に出品されてたフェルメールの「ディアナとニンフたち」もあった。1階に上がると、第4章の肖像画と「トローニー」。「トローニー」は、特定の誰かを描いた肖像画ではなく、想像で人物の上半身を自由に描いたもののことやそうや。ここに、「真珠の首飾りの少女」がいる。また、行列に並んで最前列で眺めた。この絵はフェルメールが生涯売らずにそばに置いてたそうやけど、死後約220年経った1881年のオークションでは、保存状態がよくないからと、2ギルダー30セント(現在の1万円にも満たない)で落札されたんやて。その後も何度か修復されてるけど、1994年にフェルメールが描いた当時の姿に戻されて、口の向かって右の端に白い点があるのが再発見されてる。ヴァン・ダイクの肖像画が2点、フランス・ハルスの「笑う少年」はかわいいような、ぶさいくなような男の子が、無邪気に生き生きとしてる。他に肖像画が2点。ルーベンス、ホーフェルト・フリンク。そしてレンブラントがまた5点も。「笑う男」「自画像」「老人の肖像」「羽根飾りりある帽子をかぶる男のトローニー」とレンブラント工房による模写「首あてをつけたレンブラントの自画像」。「笑う男」は小さな銅版に描かれてる。伸びやかなタッチと絵の具の乗りがおもしろい。フェルメールもいいけど、レンブラントもすごい展覧会や。2階に上がって、第5章は静物画。ヤン・ブリューゲル(父)の「万暦染付の花瓶に生けた花」、ピーテル・クラースゾーンの「燃えるろうそくのある静物」、アードリアーン・コールテの「5つのアンズのある静物、カレル・ファブリティウスの「ごしきひわ」など。最後の第6章は風俗画。アードリアーン・ファン・オスターゼの「ヴァイオリン弾き」は子どもの様子が楽しい。ヤン・ステーンが「恋わずらい」「牡蠣を食べる娘」「親に倣って子も歌う」の3点。ピーテル・デ・ホーホの「デルフトの中庭」、ヘラルド・テル・ボルフの「手紙を書く女」も。ニコラース・マースの「レースを編む老女」も心に残った。展示会場を出た窓際に、この展覧会のオフィシャル・サポーターの武井咲さんが着用した「真珠の耳飾の少女」の衣装も展示されてた。マウリッツハイス美術館からのアドバイスを受けて、文化服装学院の学生さんが復元したものやそうや。もう一度下まで戻って気になる絵を堪能して、北口から出て東京国立博物館へ向かうた。マウリッツハイス美術館がリニューアルオープンしたら、ぜひ行って見たくなった。マウリッツハイス美術館展の公式サイト1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月03日
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イスタンブールのホテル アクギュン(AKGUN ISTANBUL HOTEL)にチェックインしたとこまで書いた15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの2日目、6月21日。ツアーでは全食事がついてるんやけど、この日の晩ごはんはエジプト航空の機内食やった。それにはほとんど手をつけずに、日本から予約しておいたレストランで晩ごはん。ホテルのベルボーイさんにタクシーを呼んでもらい、行き先を運転手さんに伝えてもらう。オスマン宮廷料理レストラン アシターネ(asitane)では、オスマン朝のレシピを再現した料理が食べられるそうや。タクシーの初乗り料金は2.7トルコリラ(TL 約127円)。テオドシウスの城壁沿いに走って、裏道に入って5分ほどの距離。メーターは6.67TL(約315円)。20TL紙幣を出すと、お釣りを13TLくれたので、7TL(約330円)やった。トルコでは端数のお金はあまり使わんみたいや。8時に予約したあったけど、7時45分ごろ着いた。アシターネ(asitane) は、カーリエ博物館の隣にあるカーリエ・ホテル(Kariye Oteli)の中にあるレストラン。Kariye Oteli外階段から下りていくと、外のテラス席に案内された。天気のいい日は、テラス席だけを使うようや。このお店ができたのは1991年。埋もれてた宮廷料理のレシピを苦労して探して再現してはる。文献からその料理が作られた年代もメニューに書かれてる。コース料理は5名?以上からみたいやけど、2人で無理いうておまかせコースにしてもろた。ワインは赤、白をグラスで。真白いクロスとお皿。足元には、かわいいネコたちが、うろちょろしてる。オリーブを細かく切って唐辛子などと合えたものとハーブ入りオリーブオイル、パンが出た。このオリーブおいしい。前菜4種盛り合わせは、手前からイカの海老詰め(Stuffed Calamari with Shirmp)ババガヌーシュ(Babbaganush 焼ナスの冷製ペースト)のトマト詰め海老のピラキ(Shrimp Pilaki) (15世紀 XV. century) 海老をニンニク、ニンジン、エシャロットのオリーブオイルと酢で炒め煮(Shrimps cooked with garlic, carrots, scallions in a light olive oil and vinegar sauce)ヤプラック・サルマのサワーチェリー添え(Stuffed Vine Leaves with Sour Cherries) (1844) ピラフのブドウの葉包みどれも、あっさりとした上品なお味。ヤプラック・サルマは、トルコで食べた中で一番おいしかった。鶏のボレッキ(Chicken Bourek) (15世紀 XV. century) 鶏肉とゆで卵とハーブのパイ包み(Puff dough with chicken, eggs and fresh herbs)ざくろのシロップが口直しに出てきた。この時期のトルコの日没は、サマータイムもあって8時45分ごろ。イスタンブールの空がどんどん暮れなずんでいくのを、肌で感じられる。カモメが群れをなして飛んでいく。8時50分ごろ、礼拝時間を告げる呼びかけのアザーンが聞こえてきた。トルコ・ウードかな、伝統楽器を奏でながらの歌も始まった。メインは、羊、牛肉、魚のなかから選べる。私は、羊のLamb Shank with Eggplant“ Begendi”。「スルタンのお気に入り」という料理の高級版。パリパリの皮に入ったナスのペーストの上に、骨付きラムの煮込みが乗ってる。ボリュームがありすぎて、食べてもなかなか減らない。魚は、シーバス(スズキ)のムニエル(Sea Bass “Biryan”) (15世紀 XV c.)お腹にスパイスが詰めてあって、焼いたレモンがさっぱりとしてて、とってもおいしかった。デザートは、Levzine (1539)とHelatiye。Levzineは、アーモンドのヘルヴァ(Halva)。Helatiyeは、バラ水のシロップのなかに、杏仁豆腐のようなのとアーモンド、ピスタチオなどのナッツとフルーツが浮かんでる。お連れさんはチャイ、私はコーヒーをいただいて、素敵なディナーが幕を下ろした。お会計は、2人分で203TL(約9,255円)。asitane帰りも、レストランの人にタクシーを呼んでもろた。9時50分にタクシーが来た。3.91TL(約185円)スタートで7.54TL(約356円)やったので、8TL(約378円)渡した。9時55分にホテルに到着。とっても素敵なイスタンブールの夜になった。15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの旅、続く。旅行当時のレート、1トルコリラ(TL)47.2円。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月02日
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お昼ごはんにコシャリのお弁当を食べて、あわただしくカイロからイスタンブールに移動したとこまで書いた15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの2日目、6月21日。トルコは夏時間を実施してるので、エジプトと1時間の時差がある。エジプト航空735便は5時25分アタテュルク国際空港に着陸。提出書類もなくて5時50分には入国してた。両替をしようと、銀行窓口を偵察。この日のレートは、AKBANK 220.8Garanti Bank 221.16でも、どこの銀行でも4%のコミッション(手数料)+アルファを取られる。Garanti Bankで1万円を両替して、211.87トルコリラ(TL)。手数料4%の8.85TLとBSMV0.44TLの計9.29TLが引かれてた細かいお金はつかないようで、実際にくれたのは211.85TL。1TLが47.2円の計算になる。成田空港でトルコリラを両替すると、1TLが61.88円(GPA)や63.88円(京葉銀行)やったから、えらい違いや。同じ日に使ったクレジットカード(VISA)のレートは、45.592円やった。今回のツアーで両替したのは、この1万円と追加でした6000円の合計16000円やった。現地で必要な現金は、食事のときの飲物に何を選ぶかによってずいぶん変わってくると思う。私は、何も頼まないことが多かった。アタテュルク国際空港では、ポーターさんがツアーバスまで荷物を運んでくれた。1つの台車に山のようにトランクを積むので、びっくり。バスは42人乗りのメルセデス・ベンツで、きれいやった。6時35分にバスが出発。車内でWi-Fiもできるそうや。トルコでの現地ガイドはアリさん、ドライバーはブラクさん。ガイドのアリさんから、トルコでは水道水は沸かしても飲んではいけない、うがいはしてもいいけどと説明を受ける。生野菜にはお酢をかけると安全やとも。6時55分に今夜のホテル、アクギュン(AKGUN ISTANBUL HOTEL)に到着。一応トルコ文化観光省認定5つ星のホテル。ホテルの両替レートは、200.00やった。添乗員さんが部屋の割り振りをしてくれて、4階のツインのスタンダードルームへ。広くも狭くもない部屋で、設備はちょっと古そう。セーフティボックス、スリッパやヘアードライヤー、シャンプー、コンディショナーも備わってる。湯沸しもあるのがうれしい。ペットボトルの水も1本サービス。ティーバッグやインスタントコーヒーも置いてあった。枕のリクエストもできるようや。これから、日本から予約してあったレストランに晩ごはんを食べに行く。15日間のエジプト・トルコ大周遊モニターツアーの旅、続く。1日1回のクリックで、募金ができます♪
2012年08月01日
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