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「11/22/63(下)」(スティーヴン・キング、文春文庫)を読む。ケネディ暗殺阻止のため過去に遡った男を主人公にした作品の最終巻。結局最後には暗殺阻止と恋人を両天秤にかけることになる主人公が最終的に出した結論は? というか歴史が許容した結論は? 結末に向けて文字通り世界の歴史を巻き込んで、激しい川の流れのように揺れながら進むストーリーに、私自身翻弄されながら読んだ。結末が気に入るかどうかは正直微妙だが、キングがケネディ暗殺という手垢のついたテーマとともに描きたかった「古き良きアメリカ」への愛というものは伝わってきた。ちらっとタイトルが出てくるサキの「開いた窓」、高校時代に国語の授業で読んだ気がする。懐かしい。以下恒例の引用。人はいい犬が狂犬病にかかったときにも悲しみをおぼえる。だからといって、その犬を安楽死させるのを思いとどまったりはしない。今年15冊目(469ページ/累計6643ページ)それにしても「古き良き」って、今私がしている冒険と相通ずるものがあるなぁ。それと「バタフライ効果」。
2017.08.28

相変わらずストーリーそっちのけで(いや、すすめていないわけではない)、時渡りばかりやっている私。昨夜はDQ5のルドマンの屋敷に行ってマルティナ相手に「リハーサル」をやったり(これがなかなか面白い!)、DQ4のロザリーヒルでいきなりアイツに襲われたり、と楽しんでいる。何度か時渡りをやっていると、まだ行っていない作品の「あの人物・あの場所」に行けるのか、とかいろいろ予想はするけどほぼ当たらない。惜しいところまで予想できたものもあるにはあるんだが、それらもすべて私の予想を上回る「正解」が用意されていた。ちなみにストーリーのほうは…ようやくギガデインを習得して、ガンガン唱えまくる呪文主体の勇者(当初思い描いていたもの)を満喫している。
2017.08.26
「11/22/63(中)」(スティーヴン・キング、文春文庫)を読む。ケネディ暗殺阻止と過去の世界で出会った女性への愛との間で主人公の心が揺れ動き始める。相変わらずキングは読ませる。私なんかが全然知らない時代と世界に関する歴史や社会背景なども読んでいて面白いし、それでいて「歴史の流れを変える」という想像もつかないほど大きなテーマに見事にからめとられている自分がいる。結末が気になる。歴史や社会と言えば、私が最近気に入っている「地獄が凍りつくまで」という英語の表現もこの作品の舞台となっている時代のことだとか。まさに本作に登場していて、このあたりも勉強になる。さて、今回は1か所だけ引用。「あの人でなし連中は、この美しい世界を破壊しようとしてるのよ! 子どもたちを殺そうとしている! あんな連中は大っきらい! だれもかれも憎くてたまらない! ケネディもフルシチョフもカストロも、みんなまとめて地獄で腐ってしまえばいい!」今年14冊目(477ページ/累計6174ページ)ようやく夏風邪も治ったので、ペースをあげていきたい。
2017.08.24
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「11/22/63(上)」(スティーヴン・キング、文春文庫)を読む。だいぶ長期間ほったらかしにしていた作品に着手。とあるダイナーの食品保管庫にある過去へとつながる扉。死期の迫ったそのダイナーの店主に頼まれて、主人公は過去へさかのぼりケネディ暗殺を阻止すべく動き始める。ミステリ?SF?ホラー?それとも歴史ドキュメント?ジャンルの枠を超えたキング流の壮大なエンターテイメント。他のキング作品へのつながりも見られる。特にデリーを舞台にした場面では「IT」の登場人物の名前やピエロの話が聞けたり、あとはほんの一言だけ「図書館警察」を思わせる一文もあったり。以下、気に入ったところの引用。人間はふりかえるようにつくられた生き物だ―だからこそ、人間の首には回転継手がそなわっている。これで今年13冊目(478ページ/累計5697ページ)この調子で(中)(下)と一気にいきたい。11/22/63(上)/スティーヴン・キング
2017.08.19

今回のDQ11で、ある意味ストーリーの展開以上に楽しみだったのが「時渡りの迷宮」から過去のDQ作品の世界へ行けることである。何なら、ストーリーそっちのけでヨッチ族を集めているといっても過言ではない。私が一番行きたかったのは勿論、DQ4の世界である。一体どの場面で誰に会えるのか、楽しみで楽しみで仕方なかったのだが、先日やっと行ってきた。行き先はパデキアの洞窟、待っていたのはアリーナだった。ついでにいうと、パデキアの洞窟の宝箱の中身もオリジナル版と全く同じ(私の記憶が確かならば)で嬉しくなった。あの広いフロアの一番遠回りしないといけない宝箱には今回も「安らぎのローブ」が収められていた。まさに私は歓喜した!
2017.08.19
話は前後するが、ダーハルーネで船を入手するまでのくだり(手に入れないといけないアイテムの名前は言わずもがな)は思いっきりDQ4を意識している。勿論DQ4好きの私にはたまらない。その後船で海に繰り出すとBGMがDQ4の「海図を広げて」なのも嬉しかった。この曲はFC版にはなかったイントロ部がオーケストラで追加されていて、その部分のメロディを聞くと陽光をキラキラと反射する水面とその上を滑るように進んでいく帆船のイメージが浮かんでくる。それだけで凄くキレイな景色だ。それに、今回登場する船の「見た目」もDQ4の船に似ているんではないかと思う。横から見たときに大きな帆が三角に膨らんでいる感じが私にはソックリに見える。勿論、帆の色(今回は赤)が違うが、デザインは同じなのではという印象を受ける。この辺りも楽しい。あとは、マルティナの話。最近tvkでやっている「韓国版のだめ」を見ているんだが、シウォン役の女優(ペ・ミンジョン)がマルティナに似ているなぁと思った。目元涼やかで切れ長、きつめともとれる吊り上がった目の形なんかはマルティナのイメージにピッタリ。長い黒髪を高めの位置でポニーテイルにまとめればマルティナそっくり。とまぁ、私の妄想だが。
2017.08.16
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「スモールワールド理論」で有名な著者による「同期現象」に関する数理科学の解説本。完璧にシンクロして光る無数のホタルや心臓ペースメーカー細胞など、生物・無生物を問わず様々な分野にみられる「同期」という現象。その背後にある理論・数理・メカニズムを数式なしで解き明かしている。そこには非線形・複雑系・カオスなど数理科学の一時代を築いた様々な理論が登場する。以前一度途中まで読んで挫折したのを引っ張り出して読んだのだが、まぁ難しい。判らないところもあるが、読む価値は間違いなくある。色々な発見もあるし、科学者が新分野を切り開く時の姿も興味深いし、登場する個々の科学者の人間性も読んでいて楽しい。面白かったポイントを挙げればきりがないが、例えば睡眠リズムに関する「ゾンビ・ゾーン」、レーザーの仕組みの比喩的解説「スイカの惑星」、学部の授業で習って以来の「ボース・アインシュタイン凝縮」などなど、面白くもガッツリ読めば頭の痛くなるような話が満載。強いて難を言えば、訳文が読みにくいところが多い。特に読点の打ち方がおかしいのと、いかにも英文を後ろから順に訳した感じの文が多いのが気になる。以下、気に入った箇所の引用。ヒトはみな、日々を端数のない整数で示される時にしたがって生きる傾向にあるのだ。「一見別々のもののように見えるいくつかの現象が、実は一つのものであったことに気づかされるのは、爽快な心地がするものだ」(アインシュタイン)ヒトの心理作用も、間違いなく非線形系である。お気に入りの曲を二曲同時に聴いても、喜びが二倍にはならないだろう。これで今年12冊目(563ページ/累計5219ページ)さて、次は何を読むかな。SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか/スティーヴン・ストロガッツ
2017.08.15

実はひどい夏風邪に見舞われていたのだが、その間もちょこちょことではあるが冒険を進めていた。とはいっても、一度2Dで行った場所をもう一度3Dで訪問したり、討伐モンスターリストに空いた穴を埋めるべくルーラで戻ったり(未だに埋まっていない穴がほとんど)しているので、ただでさえ遅い私の冒険はなかなか進捗しない。それはすなわち、それだけ楽しんでいるということだ。で、今どのへんかというと「メダル女学園」のあたりにいる。勿論「メダ女の制服」が気に入ってしまった。何とか3人分入手できたので、女性キャラ3人に装備させて楽しんでいる。2D画面でも見た目が変わるのが素晴らしい。ベロニカとセーニャの制服姿はいわずもがな、武闘派マルティナにも意外といったら失礼だが似合う。しかも、クエストで入手できる「思い出のリボン」も装備させて木の下に立たせてみると…何か「ときメモ」を思い出す。あと、3D戦闘終了時にこの3人の制服姿が並んで表示されると、何か「風間三姉妹」みたいな感じでかっこいい。しかし実は乙女なシルビアこそこの制服を一番着たいのではないだろうか、なんてことも思ったり。
2017.08.15
FC版DQ4のCD(N響版)のブックレットに、こんな言葉がある(一部抜粋)。対象を愛していない人の言葉はむなしい。いかにいいまわしが巧みであったり、表情ゆたかであったりしても、口先だけの言葉は相手をうたない。ことは、言葉にとどまらない。対象を愛していない人のおこないにもまた、そらぞらしさがつきまとう。好きでもないものに対していかにも好きそうに装っても、それは通らない。嘘が露顕しなかったためしはないからである。相手が音楽であっても、映画であっても、あるいはゲームであっても、対象を充分に愛せさえすれば、それだけ深く楽しめる。(黒田恭一)同じFC版DQ4のCD(ロンドン・フィル版)のブックレットに、こんな言葉がある(一部抜粋)。バレエ化の着想は、この夏《ドラゴンクエスト4》(1990)の演奏会に行った時に湧いた。むせかえるような熱気の立ち昇る会場で、異様な装束のグループ14,5人に出会ったのである。たぶん高校生か大学生だと思うが、彼等は《ドラゴンクエスト4》の登場人物達-勇者、アリーナ姫、武器屋トルネコ、モンバーバラの姉妹ミネアとマーニャ等々-の衣装を、思い々々の工夫を凝らして着込んでいるのである。しかもボール紙に銀紙を巻いた武器まで手にしているのだ。このなかでも、特に踊り子マーニャの衣装を付けていた少女についてはどうしても書いておかねばならない。マーニャの役どころはジプシーで、色浅黒く、半裸に近い服装である。おそらくその少女は、この演奏会のために夏休み中、肌をほどよくやいたのであろう。水着の跡がマーニャの衣装以外のところに白く残らないように、マーニャの衣装通りにやいていたのだ。市販の水着ではなかなかこうはいかない……のではないかとオジサンとしては推測せざるを得ないのである。彼女は音楽会の切符を手にしたその日から、あるいはもっと前から、当日までのおよそ2カ月余、マーニャになりきった日々を過ごしたに違いない。(佐野光司)N響版は、文字通り「私が生まれて初めて買ったCD」である。ブックレットの文章などは、ふつう最初に一読するが、それ以降再読することはあまりないのではと思うが、最初の一文が無意識のうちに私の心に刷り込まれたか、はたまた年をくってその良さがわかるようになったか、その辺は自分でも謎なところだが、何故か最近改めて読んでみたくなったのだ。で、読んでみると、これが名文であることが判ったのだ。ロンドン・フィル版は今年に入ってから中古で見かけて買ったのだが、時代としてはFCの時代なのでもうかなり昔の話である。文中に登場するマーニャ役の少女の気持ちを一言で言うなら、それこそ「対象を愛していた」のではないだろうか? まぁ単に私がマーニャ好きだから印象に残ったということもあるが。で、つまり何を言いたいのかというと、私がDQを語る文章(言葉)が読む人にむなしくうつっていなければいいなぁということだ。大丈夫だという自信はあるが。
2017.08.08
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「満願」(米澤穂信、新潮文庫)を読む。6篇からなる短編集。いずれも「ダーク・ミステリ」といった感じの作品で、人間の心の闇にスポットライトをあてている。そしてどの作品もけっこう古い時代を舞台にしている。私が一番気に入った作品は「死人宿」。温泉からの有毒ガスのため自殺者が後を絶たないという噂のある温泉宿が舞台。タイトルだけでも惹かれてしまう。これで今年11冊目(422ページ/累計4656ページ)どうにか冒険と読書を両立中。満願/米澤穂信
2017.08.07

いよいよロトゼタシアでの冒険の話を書き始めよう。事前に考えていた通り、私のDQ史上初めて主人公に自分の名前をつけて、呪文重視型の勇者に育てながらロトゼタシアを巡っている。呪文重視にしていながら最初に装備を見たときに見つけた「両手剣」を気に入ってしまい、剣技が使えないのに両手剣を振り回し、デインも唱えまくるという冒険スタイルでここまでは来ている。さて、主人公に自分の名前をつけたことで、いきなりエマに自分の名前を呼ばれてちょっとドキドキ感と嬉しさと恥ずかしさを味わった。かつてDQ6でターニアに本名で呼ばれたいからという理由で本名をつけたという人がいたという話も聞くが、それとほぼ同じ感じなのだろう。あとは、勇者が悪魔の子という設定も、改めて自分らしいなぁと思ったり。プレイしての印象は、やはりこれまでのDQ作品を強く意識しているなぁということ。街や城、登場人物の名前、各地で起こる事件・イベント、いずれもあの日あの場所で起きたことに酷似していたり、明らかに意識しているなって感じが伝わってきて、それはそれは嬉しさと懐かしさで胸がいっぱいになる。音楽もこれまでの作品からそのまま使われているものも多く、ホントに感動してしまっている。もちろん新曲もどれも印象的で、戦闘シーンの曲なんかは思わず歌ってしまいたくなる。歌詞ないけど。2D・3D切り替えについては、2D画面がさすがにちょっと小さいかなというのが第一印象だったが、すぐに慣れて懐かしさがこみあげてくるようになった。戦闘シーンもそうだが、街や村は2Dと3Dで見え方が変わって、まるで別のゲームをやっているのではないかという思いすら抱く。今のところ、まず3Dで行った場所に後で2Dでも行くようにしているので、ただでさえ遅い私の冒険はなかなか進まない。今回は適当に切り替えながら行くが、2回目・3回目プレイするときは2D固定・3D固定とかでやってみたい。って今からそんな話してどうするって気もするが。あと1つだけ。DQ4を愛する私が嬉しかったのが、ベロニカ&セーニャが仲間になるときに「勇者様、あなたを探しておりました」みたいなことを言ってくれるシーン。まるでミネア&マーニャを彷彿とさせる感じに「ああ、自分の名前つけてよかった」としみじみと嬉しくなってしまった。
2017.08.05
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