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2017/04/07
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カテゴリ: 病気・医療関連
おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病ですが、日本糖尿病学会の専門医だと治せないだけですが、糖尿病予防が最善の対策です。
運動は予防策の一つですが、筋トレも有酸素運動も発症リスクを低下させ、併用するとさらによいそうです。
内臓脂肪がたまり、血糖値を下げるインスリンの働きが弱まるインスリン抵抗性の症状に陥ることが一因ですが、 徳島大の研究グループが世界で初めてそのメカニズムを解明 したそうです。


糖尿病は増え続け、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。
糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていません。日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。

3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発 され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。

糖尿病発症リスクスコア.jpg


糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなのでよい結果は期待できません。
20年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。

糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていない ことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。

また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。

・1997年1,370万人
2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)
2007年2,210万人(成人5人に1人)
2012年2,050万人(成人5人に1人)

糖尿病.jpg

2005年に 一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常がある という調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。





日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46% もいるそうで、 健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額 です。
国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る 日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位 で、驚くほど低率です。

世界23カ国の健康意識調査 健康オンチ国 で、野菜も食べていません。
一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べない そうで、主要国で日本だけが減っています。さらに 「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足 という残念な現実も浮き彫りになっています。

主要国野菜供給量.jpg



予防意識.JPG

機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

・人生で今日が一番若い。
・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め

**************************** 【以下転載】 ****************************

健康診断で「血糖(ブドウ糖)が基準値からはずれているよ、病院に行きなさい」と言われたことがある人は少なくないと思います。

血糖値が基準から外れてしまう病気の代表的なものに「糖尿病」があります。糖尿病とは、血糖値が高くなることで血管が傷んでしまい、さまざまな症状が出る病気です。糖尿病が進行すると尿にもブドウ糖が出て、なめると甘いので、「糖尿」病という名前がつきました。

さて、糖尿病に限らず病気と診断されたら、専門家の意見に耳を傾けるものですね。では、糖尿病の場合、専門家とは日本糖尿病学会でしょうか? でもこの学会の提言が大きく常識から逸脱していたら……。

糖尿病には血糖値を下げるホルモンのインスリンが分泌されない「1型糖尿病」と、インスリンの効きが悪くなる「2型糖尿病」があります。このうち、患者数が増加の一途をたどっているのが2型糖尿病です。

現代の日本人では、2型糖尿病またはその予備群と考えられる人は、成人の25~40%を占めると考えられています。この傾向は、20世紀後半以降、先進諸国では同様で、21世紀に入ってからは中国やインドなどの経済成長が著しい国々でも見られるようになりました。つまり、生活が豊かになるほど、発症率が上がる病気だと考えられています。


糖尿病患者の適切な糖質摂取量は総カロリーの60%?

どうして血糖値が上がってしまうのでしょうか? 日本糖尿病学会が2013年3月17日に以下のような提言を出しています。

●日本糖尿病学会「 糖尿病における食事療法の現状と課題
 〈現在の我が国における2型糖尿病の増加は、インスリ分泌能の低下をきたしやすい体質的素因の上に、内臓脂肪蓄積型肥満によるインスリ抵抗性状態が加わったことに起因するところが大きと言われている。その原因は、戦後、我が国における生活習慣の変化、身体活動度の低下に加え、特に脂質を中心とする栄養摂取のバランスの崩れにあると考えられている。2型糖尿病の予防と治療には、生活習慣の是正が第一義的な意味を有する〉

糖尿病の原因はまずインスリンの分泌が良くないなどの体質が前提にあり、そこに生活習慣の変化、とりわけ食生活が重要、なかでも脂質の摂取バランスの乱れが原因であるという考え方です。したがって2型糖尿病の患者さんがとるべき栄養バランスは、以下のようにするべきだと提言しています。

 〈糖尿病における三大栄養素の推奨摂取比率は、一般的には、炭水化物50~60%エネルギー(150g/日以上)、たんぱく質20%エネルギー以下を目安とし、残りを脂質とする〉

栄養の中心は炭水化物であり、その次がたんぱく質、残りは脂質であるという考え方です。あくまでも脂質は三番目の栄養素であり、脂質を取りすぎないようにすることが糖尿病の予防には重要だという考え方です。

その考え方に従うと「血糖そのものであるブドウ糖は脂質の中にたくさん含まれていて、炭水化物の中にはほとんど含まれていない」ということなのでしょう。


炭水化物にはたくさんのブドウ糖が含まれているのでは?

小学校や中学校の理科で以下のことは習っているはずです。

1.炭水化物とは、でんぷんや砂糖(そして食物繊維)のことである。
2.でんぷんをよく噛むと唾液腺のアミラーゼで分解されて甘い糖になる。
3.でんぷんは最終的にはブドウ糖にまで分解されて吸収される。

ブドウ糖は炭水化物の中にある! 少なくとも小学校や中学校では、そう習ったはずです。

でも、それだと不思議です。血糖値が高くなる2型糖尿病の人が、どうして60%もの炭水化物を食べなければならないのでしょうか? 逆に、炭水化物の摂取量を減らすべきなのではないでしょうか? しかし日本糖尿病学会は「炭水化物の摂取量を減らすのは命の危険がある」と警鐘を鳴らしています。

●「 極端な炭水化物制限『生命の危険も』 学会警鐘 」(読売新聞:2012年7月27日)
 〈主食を控える「糖質制限食(低炭水化物食)」について、日本糖尿病学会は26日、「極端な糖質制限は健康被害をもたらす危険がある」との見解を示した。(中略)糖質制限食は、糖尿病の治療やダイエット目的で国内でも急速に広まっている。(中略)同学会の門脇孝理事長(東大病院長)は読売新聞の取材に対し、「炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は、脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。短期的にはケトン血症や脱水、長期的には腎症、心筋梗塞や脳卒中、発がんなどの危険性を高める恐れがある」と指摘。「現在一部で広まっている糖質制限は、糖尿病や合併症の重症度によっては生命の危険さえあり、勧められない」と注意した〉

炭水化物の摂取量を40%以下にしたら命の危険があるみたいです。糖尿病の人なんか特に危険みたいですね。いやいや、おかしいでしょ、理屈に合ってないでしょ?

小学生の理科の知識で考えたら、糖尿病の人は脂質やたんぱく質を主に食べて、ブドウ糖が含まれているでんぷんや砂糖などの炭水化物摂取は減らすべきじゃないですか?

実際にこのインタビューや提言が報道されてから日本糖尿病学会に対する批判が相次ぎました。ですが、2017年3月末の今になっても学会として上記の提言を訂正する動きは見られません。日本糖尿病学会は糖質制限は危険であるというスタンスを変えていないようです。

小学生の素朴な考えと、日本糖尿病学会の提言。どちらが正しいとあなたは思いますか?

<追記>
日本糖尿病学会としての提言の訂正は出ていませんが、門脇理事長は最近になって糖質摂取を減らすことに肯定的になって来られました。今、まさに日本の医療は変わろうとしているのかもしれません。

(出典:ヘルスプレス)





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最終更新日  2017/04/08 01:31:17 PM
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