全18件 (18件中 1-18件目)
1
土曜日は、リハビリがない。終日ベッドを離れることはない。家族が接する時間が多い。一緒にDVDをみたり、ボール遊びをしたり、じゃんけんをしたりして話しかける。結構機嫌はよい。DVDは昔から好きだった全員集合をみせた。ぴかぴかの1年生の言葉で胸を叩いて笑い、はやくちことばのうたの部分では、手や首の動きがあった。とはいえ、持続時間は短い。
2008.05.31
コメント(0)
髪の毛の伸びが速い。今日はお父さんと一緒に病院に来たので、散髪を手伝ってもらった。寝たままの散髪だ。髪の毛が散らばらないように、さらさらの風呂敷をしいて,その上に大きなビニール袋の口を広げ頭部分を囲むようにし、髪の毛がその袋に落ちるようにする。私が考えた、髪の毛が散らばらない散髪方法だ。もちろん首周りはタオルでがっちりガード。1分刈の丸坊主はあっという間に完了。散髪は昔から嫌いではなかったせいか穏やかな顔してするがままにしている。ほとんど毛は散らずに出来る。これで入浴日ならなおいいのだが、今日はなし。今日はこの後浣腸がひかえているとか。昨日の下剤が効かなかったようだ。また一頑張りだね。
2008.05.29
コメント(0)
お弁当を持って病院に出かけた。リハビリの様子を見てみたかったのだが、今日は早く終えていて、休息していた。胃ろうによる昼食をしている間、CDによる音楽を聴きながら爪を切る。静かにされるままにしている。午後は一番に入浴の予定だと聞いた。入浴の様子を見せてもらう。息子の担当の看護師さんと介護士さんが楽しそうに話かけをしながら、バシャバシャしている。息子は終始ニコニコである。安心しきって身を任せている。幸せ感が漂うひととき。風呂好きで、いつも自分で、風呂当番をし一番に入浴していたていた息子。一瞬、なぜこんなことに、と言う思いに襲われた。
2008.05.26
コメント(0)
夫と娘と3人で、新聞で知ったバラ園に出かけた。雨上がりのバラ園は花も人もいっぱい。かつてバラの花の家と言われたときもあった我が家だが、今はその面影はない。種類の多さ、色のあでやかさに圧倒され、時を忘れた。公園内は広くて徒歩ではとても移動しきれない。久しぶりに貸し自転車で2時間、坂の上り下りをした。足の痛みが出るのは明日か明後日か、その現れる時間差で年が分かる。75歳、70歳、45歳。誰の痛みが先に現れるかな。ウオーキングうをしている私は、予想より早いかな。
2008.05.25
コメント(0)
今日は午前中から病院に出かけた。休日はリハビリがない。ベッドで終日過ごすことになるので、DVDをたくさん持っていった。かつては8時だよ全員集合を見て、大笑いしたこともあったが、きょうは、「ハウルの動く城」に挑戦。結構長い映画だが,注視していたようだ。私のほうが面白くて画面に見入ってしまった。息子がどれほど分かったのかは定かではない。
2008.05.24
コメント(0)
事務局を携わるものとして、総会の準備ほど気を遣い、忙しいときはない。今日がその本番であった。総会に先立ち、研修のための講演に、児童福祉施設の施設長による、講演を企画した。親の身勝手から施設に入らざるを得ない子供たちの生活の日々、心のゆがんだ子どもたちの引き起こす行為に振り回され、あちこちに頭を下げ続ける保育士たち。施設内の女子の下着を収集したり、おさわり癖など、性のゆがんだ行為にはほとほと手を焼くという。生易しい日々ではない様子が目に浮かぶ。こどものたちの行動を施設に責任を問うだけでなんら理解を示さない社会の目こそが問題だ。もちろん産んだだけで責任を持たない親こそが最大の問題人。
2008.05.22
コメント(0)
忙しい一日だった。息子のリハビリを見た。最近を声をあげることが多いという。足部分のリハビリはことのほか痛みを感じるらしい。こう縮の進行を止めるためには、この痛みを乗り越えねばならない。意識もそうだが分かってくるということは、自分の置かれた立場が見えてきてつらいことでもあろう。殺されそうなわめき声を聞きながら見ているのも結構辛い。痛いのは生きている証だよ。がんばれ。病院からの帰り道に、所属の更生保護の総会に出席。息子の担当医である病院の理事長が、更生保護施設の理事長として同席しており、話をするときが持てた。この会あって、息子の今がある。ありがたい巡り会わせだ。
2008.05.21
コメント(0)
この世は呪われてるかのようだ。未曾有の惨状。日本の救助隊の最新の力をなぜにもっと早く、発揮させなかったのだろう。残念。
2008.05.20
コメント(0)
土日はリハビリがない。終日ベッドで過ごすことになる。担当の介護士さんが、少なくては、180センチ近い息子だから容易には車椅子に移せない。ベッドで体を起こし、DVD魔女の宅急便をみせた。結構ニコニコしてみていた。看護師さんたちが、「あっ、キキだ。わたし大好きだったの。見たいな」なんて言って、何人もの彼女たちが声をかけてくれた。結構面白いので、私が見入ってしまった。途中でやめるのを迷ったほど。次は何を見せようか。ハウルの城なんてどう?
2008.05.18
コメント(0)
5日ぶりに病院に行った。このところ総会を前にして事務局長としてはその準備に追われていて、病院へはお父さんのお出ましを願った。今日は、DVD『魔女の宅急便を』持って行った。目の向きが多少違うが、メガネをかけてやると上目遣いに静かに見ていた。途中言語の先生と、お勉強。漢字で書いた自分の名前に反応して、盛んにそれは自分だといわんばかりに指で自分の顔をつついていた。偶然ではない確かに指差していた。言語の先生は若くてかわいらしい。終始ニコニコして相手をしている。握手は両手でするし、手を開いてのさよならなど実にはっきりやっていた。繰り返しは相変わらず3回まで。それ以上は知らん顔となる。足の運動は、ものすごい抵抗をするという。何かが変わってきていることは確かだ。
2008.05.16
コメント(2)
長男夫婦が、母の日を祝ってくれるという。花束と食事会を準備してくれた。かつて息子が事故にあう前、彼が花束を用意する係りだったときがあった。恥ずかしそうに「これ」といってカーネーションを差し出したときの顔が、思い出され感慨も一入。ずっと昔には、花屋にカーネーションがなくなってしまったと言って、変な絵を書いてきたときもあったっけ。病院で息子にそのことを話して聞かせたら、にやにやして聞いていた。「祐ちゃん、あのときのこと覚えているのかい?分かったらタッチ』とわたしが手を出したら、その手をバチンと叩いた。「えっ、ほんとなの」
2008.05.10
コメント(0)
老人会の主催で歩け歩け大会が催され、夫と参加した。短距離と長距離と分かれたが、長距離組みに参加。関東随一といわれる、笹塚古墳を経由してのコースだ。普段7000歩はあるいているので、さほどに苦にならなかった。人間界を逸脱している息子をこれからまだまだ長いこと見届けるためには、健康でなければという思いが強く私にはある。自分のために、息子のために、健康を保持し続けなければ。苦痛でなく楽しみながらやっていかねば。
2008.05.10
コメント(0)
今日は更生保護女性会の総会だった。息子の事故遭遇以来ご無沙汰していたが、成り行きで、委員に復活する羽目になった。やっと保護司を退任することになって一役肩の荷がおりたところだったのだが。無理は絶対しないでおこう。広報誌をパソコンで作ることが与えられた仕事だ。きらいではないから、ま、いいか。
2008.05.09
コメント(0)
連休最終日、午後3時,いよいよ病院に戻るときがきた。朝から機嫌がよくない。帰るのがいやなのかな。でも昨日もあまり機嫌はよくなくてわめいていた息子。体調のせいなのか、心の問題なのか。ことばがないのはほんとうに理解するのが難しい。病院に着いたら大勢の看護師に迎えられて、にっこにこ。まるで別人。何だこの態度は。
2008.05.06
コメント(0)
あーちゃんが遊びに来たが、車椅子の息子に近づこうとしない。異様な雰囲気を感じ取っているのだろう。かくれてしまう。ゆっくり時間をかけて話してあげることにしよう。優しさを身に着けてもらわねば。今日もまた、夕方近くわめき声が多くなった。曇りがちの日は脳の気圧に影響すると脳梗塞の人から聞いたことがある。そんなこともないとは言えない。機嫌のよしあしは気圧と無関係ではないのかも。
2008.05.05
コメント(0)
昨日は優等生だった息子だった。今朝も早くからご機嫌だった。突然千葉のおばさんが来訪、ますますご機嫌だった。しかし夕食後辺りから、ものすごいわめき声で我が家はにぎやかになった。10時過ぎまでわめき続けて、あとはぐっすり。昨日と何がどこが違うのだろう。病院でも宵の口はこのような状態なのだろうか。背中が痛いのか腰が痛いのか、それとも何か気に入らないんだろうか。病院の看護のありがたさ身にしみる。本人は家に来てどうなのかな。嬉しそうに見えたのは気のせいなの。そんなことないよね。顔を見ればにこにこするものね。
2008.05.04
コメント(0)
連休を家にて過ごさせてやりたいと、福祉タクシーを頼んだ。彼にとって我が家はどの程度、体が覚えているのだろうか。覗けるものなら脳内を見てみたい。看護師さんたちは、絶対楽しみにしていると断言する。いま置かれている自分の立場が、はっきりしていても辛いだろうなとも思ってしまう。彼は4階のアイドルなのだそうだ。まもなく37歳のひねたアイドルだ。まわりがおとしよりばかりだから、いつも笑顔の彼は、看護師さんやヘルパーさんたちにとって息抜きみたいな存在なのだろう。「声をついかけたくなっちゃうんだよね。笑顔で答えてくれるから、祐ちゃんは。からかってるつもりが、からかわれているのよね」家に帰ったらそうはいかないけど、何かを感じ取ってくれるといいな。
2008.05.03
コメント(0)

今年のボタンは今までにないたくさんの花をつけた。一本の木に18個の大輪の花。
2008.05.01
コメント(0)
全18件 (18件中 1-18件目)
1