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今日は食事会だったが、人様の半分ほどなのに、調子に乗って食べたから、すこぶる不調。なのになぜ太ってくるのだろう。温かい時に以前のように歩かなくては。久しぶりに会った方から尋ねられた。私の著書『夫とコーヒー』を引っ張り出して読んだよ。あれは泣き笑いしながら読んでいるよ。といった知人。その後の「君へのメッセージ」を出版した時の息子さんと今ではだいぶ違ってきたのですか、と聞いてきた。「息子は相変わらず宇宙人です。そしてときどき私の息子らしい、いい笑顔を見せてくれます。だから元気がわいてくるのです」と答えた。「あなたのほうはどうなの」「私の身体ですか、悪くありません食べたいのに食べると調子が悪くなることを除いてね」と答える。「あなたは鉄人ね」鉄人というのが何を意味するのか、戸惑ったが、「そう私鉄人、息子を見守る鉄人」と答える私。私がそう簡単に先に逝ってしまう訳にはいかないのよ、息子を残してはね、と付け加えた。『それが大病を抱えるあなたを元気にしているのね。息子さんのおかげじゃない」
2012.01.28
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祐二はすぐ手を掴むと誰彼かまわず爪を立てる。大きい手で思いっきり親指の爪を立てるので、その痛さといったらない。今日はお父さんが病院へ行ってくれたのだが、思いっきりやられたらしい。やっては駄目だとすごい剣幕でしかったところ、すぐやめて照れたように大笑いしていたという。わかっているのかなあ。爪を立てる行為が、愛情表現なんだろうぐらいに思って仕方ないことなのだと思っていたのだが。このところ自傷行為と思われていた腕をベッドの作に叩きつけたり、胸を思いっきり叩く動作が消えている。枕を投げつけたり、布団まで投げてしまうこともあまり見ていない。それにしても次から次といたずらに思える行為をやってくれるよ。これも脳に変化が出ている事なのかなあ。、
2012.01.27
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今日は文芸家協会の新年会を兼ねた集まりであったが葉止めに退席して祐二のところに向かった。嬉しいのだか、なんだか知らないけど、いきなりアッパーカットはないでしょう?「痛い」と言ったらあっはっはと高笑い。そのうえ大きな音を出して手を叩く。『こらー、痛いじゃないか』と言って怒った顔を見せると、またまた大笑い。隣のおじいさんも愉快そうに笑っていた。リハビリ、今日も乗ってこない。昨日は出来たのだというのだが。私が居ることで興奮状態になるのだろうか。居合わせない方がいいのかな。
2012.01.25
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足利のフラワーパークのイルミネーションを見て来た。寒いさなか、しかも前日には大都会でさえ雪の舞う日だった。幸い出発の朝は快晴、素晴らしい天候に恵まれ、夕ぐれの景色から夜景に移り変わるため息の出るような夜景に目を奪われた。藁に囲まれた牡丹も愛らしく咲いていた。あの大きなフジの棚には、花のように垂れ下がった無数の電飾がゆらめき、背景の木々には星座のきらめく空に向かって走るがごとく銀河鉄道が。そして虹のかけ橋が。ため息と歓声の出っぱなしの宵であった。それにしても、ビュッフェ形式という化バイキングというか、あの食事形式での女性方の健胆ぶりには信じられない、ついていけない私。悲しいかな最初の少しばかりのうどんの一すすりで腹がストップをかけてきた。私には胃袋がなかったのだ。楽しそうに嬉しそうに食する人たちを横目で見ながら、売店をうろつく。ショールが目に入った。大きなグリーンのショールをなんと500円でゲット。信じられない見かけの良い品。お仲間が驚きの声をあげる。食べられなかった分を取り戻した気分になった。
2012.01.22
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宇都宮の更生保護女性会では、毎年中学2年生に紙人形のしおりにメッセージを添えて送っている。今年も二つの学校に500個ほどの紙人形を作って学校に届けた。どちらの学校でも校長先生が迎えて下さり、今年の立志式について語ってくださった。例年通りスキーに出かけた先で立志式を行うそうだ。その時私たちのメッセージを渡してくれるのだそうだ。今年は親からのメッセージも一人ひとり渡すのだという。親からの手紙というのはとてもいいと思った。何やら胸が熱くなった。立志という意識を一人でも多くの生徒たちが持ってくれたら、と願う。明日は病院での検査日、天気が良くないらしい。雪になると出かけるのに困るんだけど。
2012.01.19
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祐二の病室に入ると、まず隣のベッドのおじいさんに挨拶する。いつも目が優しい。「夜迷惑をおかけしてはいませんか」と声をかける。「病気だから仕方ないよ」「すみません。よろしくお願いします」どれほどのやかましさなのか分からないが、外泊で家に帰ってきた時は、よく眠っているように見えたのだが。おじいさんの安眠妨害のないような夜であって欲しい。「夜騒いでいないかい」ときくと、分かったような顔をしてうなずく祐二。ところで、この頃の祐二の言語のリハビリは、確かに後退している。活気がない。新鮮さを求めているのではないと思うが、今まで出来たことが全てできない、というかやらない。いやな顔をしたり、目をつむってしまう。先生に申し訳ない。どうしたんだろう。お父さんとも私ともやる気を見せない。スランプなのかなあ。やたらに腕を掴んで爪を立てる。困ったものだ。なんだか手の動きも性格も荒くなったように見える。おじいさんは「話ができないから、いじやけているんだんべ」というのだが。高次機能障害のためかもしれない。良く表情が固まることがあるが、前のように眼振は少なくなったようだ。良いこともあれば良くないこともある、か。
2012.01.17
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隣のおじいさんも向かい側の壮年の人も話の通じる人ばかり。昨日の夜は少しうるさかったよ、と隣のおじいさん。祐二のかけている音楽の歌手の名前を言って教えてくれる人少し若がたの人。もう一人は体調が悪いらしくせき込んでいて、マスクをするように看護師さんに言われている人。何となく、なじめそうな感じ。話のできない祐二が10年前から言葉が出なくなったと分かって、「言葉が出なくていじがやけるんだな、と、気の毒がってくれたおじいさん。お茶のみたいだろうな、と言いながら自分はお茶を盛んに飲んでいる壮年の人は、終始笑顔。何やらほっとする部屋の雰囲気だ。祐二も寂しくないだろう。
2012.01.08
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散髪をしてもらった祐二、さっぱりしてさあリハビリという時に、部屋の引っ越しが告げられた。準備ができるまでの間廊下で言語のリハビリをした。相変わらず喜びを表現しない応対ぶりの祐二。後退したというより、どうでもいいといった対応。コラー笑顔でやれー。相棒が部屋を移ってから、熱を出したりして一時帰宅もできず、たった一人で天井を眺めていた年末年始。4人部屋に移ることになった。以前4人部屋にいたことがあるが、その頃は喚いてばかりいてうるさかったこともあって個室や、二人部屋で過ごしていた。このところ物静かになったことで、4人部屋にと移ることになったのだが。部屋の人たちに迷惑をかけなければいいのだが。ちょっと心配は、今まで好きな音楽をかけてくれていたのが、どうなるのだろうか。明るい部屋から北側の日差しの届かない部屋となるので、どうかなあ。
2012.01.06
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帰る支度をすると笑顔が消えるんだよね。またねって言う声かけに、心なし寂しそうな顔に見える。寂しいのかなって声をかけると、かすかにうなずく。この雰囲気は伝わるんだろうな。私だってこの時が何だか嫌な時だ。後ろ髪惹かれるって感じ。帰って行く後ろから、何やらわけのわからない声が耳に入ってくる。帰らないでくれよって言っているのかなあ。あの部屋に誰か入ってくれれば少しは違うんだろうに。二人部屋に一人はさみしいのかも。今日は言語のリハビリもないようだし。
2012.01.04
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お酒を口にしないでお父さん祐二のところにいそいそと出かけた。本当は私が出かけるはずだったのだけれど。通る車も少なく、病院に早く着いたという。ニコニコ顔で迎えてくれた祐二と、ボール投げしたり、スーパートーカーで学習したり、DVDを見たりして絶好調だったとか。よかったよかった。部屋に相棒が居なくなって一人になったので、看護師さんも介護士さんも部屋を覗く回数が少ない。その上、リハビリもない。一人の時は天井を見て何を考えているのだろう。いつもそばにいてやれればいいのだが、そうもいかない。マイカーで片道50分かかる道のり、車に乗れる今はいいが、乗れなくなったらどうしたものか。交通の便がない場所なのが、頭の痛いところ。
2012.01.02
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ダメなのは当たり前でしょうに、「大丈夫」って出かけようとするお父さん。何時もなら正月は3が日は、家に帰っている筈の祐二。一人で可哀そうだという。それはそうだけど、家族でで飲んだおとそはそう簡単に冷めないのに。長男家族と一緒に家族みんなで必死に引き留める。「じいじだめだってば」の孫一言で車のカギを手離したお父さんだった。今年は心からお目出とうが言えない新年だった。孫たちと人生ゲームをした。人生そんなに甘くないのに、私が一番の大金持ちになった。現実との落差ににがわらいのひととき。
2012.01.01
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