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しっかりマスクをして、祐二に会いに出かけた。「お母さんがきてくれてよかったね」介護士さんや看護師さんに声をかけられて、満面の笑顔の祐二。老いても母たるもの、意識の定かではない息子なのだから健康で見守ってやらねば。車椅子の調子がよくなくて、修理を頼んだ。ところでこの車椅子、パイプ部分がものすごく汚いことに驚いた。この前見たときはきれいだったのに、どうやら、流動食をこぼした後だ。衣服やタオルは洗っても車椅子はこぼしたものがこびりついたままだったようだ。濡れタオルでぴかぴかに磨いた。作って5年が経つスライド式車椅子、まだまだ使える。この車椅子は小さな私が押すために軽くてしかも丈夫な素材で作られている。上背のある祐二に合わせての特注で、結構高価なものである。すべて市が負担してくれたもの。5年で作り替えてもよいといわれているが、使えるだけ使わなくては、申し訳ない。
2009.01.29
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今日は私の仕事仲間の研修会と新年会、気分は優れないが、開催責任者は這ってでも来なくては駄目、と気の置けない仲間に気力を奮い立たせてもらった。研修の企画がとてもよかったと褒められて、気分もよくなった。その後の宴会で昔懐かしい清酒「澤姫」にであった。父が好んで口にしていたお酒だ。のん兵衛だが上手な酒飲みだった父を思い出しながら、味わって口にした。酒は百薬の長とはよく言ったもので、すっかり気分が上々。いつも車に乗るために酒を飲む機会がなかったので、仲間は私が酒好きであることに始めて気がついたようだ。本当はのん兵衛の血が流れているんだから、顔に出ないで、美味しくのめるんだよ,私は。そろそろ祐二に会いにいけるかな。
2009.01.27
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咳が出始めてから、もう何週間経つだろう。今日はもう一度医師に見てもらう。待合室は超満員。私の前によばれた男性は、インフルエンザに罹っていた。別部屋での治療をされていたようだ。薬局でこの男性の家族が、タミフルではない治療薬の説明を受けていた。何という薬か忘れたが、吸引をする薬だ。私の咳は、幸いインフルエンザではない。あれほど咳がひどいのに、風邪の症状が聴診器で感じられないという。熱もない。では何なの。風邪ではないといわれてもこの咳では祐二のところにまだいけそうもない。今日もお父さんに行ってもらった。祐二が不機嫌だったらしい。やっぱり私じゃないのが気になったのかなあ。
2009.01.24
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祐二が病院に戻ってから、ずっと体調がよくない。最近は咳がこみ上げて、困っている。熱があるわけではないが、咳が続いている。医師も聴診器に異常な音はないという。食べるのも平気、動くのも平気。だるくもない。ただ咳がこみ上げるだけ。マスクをして出かけても、咳き込むものが病院へ行くのはやっぱりまずい。祐二の面会は当分だめ。会いたいけどごめんね。
2009.01.23
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祐二の言語リハビリが見たくて、火曜と木曜日には出かけていく。かつて祐二ではない祐二の姿を見るのがつらくて、一月に一度あるかないかだった祐二の面会が、このごろ嬉々として出かけていく。本当の祐二の様子を垣間見ルことが出来るからだろう。事故以来一日も欠かさず、祐二の記録を私からの話を綴ってきたおとうさん。祐二の部屋でかつて寝ていたベッドに寝ているお父さん、祐二にはそんなお父さんの様子を気持ちを分からせてやりたいと思う。
2009.01.22
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祐二の主治医である病院の理事長さんと話し合うことが出来た。遷延性意識障害について祐二の事が新聞に載ったことで、病院に問い合わせがあったらしい。リハビリをしてくれる病院で過ごせる祐二の進歩が、著しいことから、入院依頼があるようだ。祐二のような進歩は、だれにも該当するとは限らないとおっしゃる。若い事がプラスになることはあるだろうといえる。祐二と同じような状態だった人が、話が通じるようになっているという。この人もまだ老年ではない。入院させて欲しいと大勢こられても、残念ながら期待には添えない。とのことであった。介護保険の受けられない狭間の若い人については、第2第3の祐二のような患者をあずかってもと考えているように受けとめた。
2009.01.17
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こんにちわ、ご機嫌いかが、3日ぶりの声かけにかすかに、にやっとしただけ。脇下に氷枕、首にも氷枕が。居合わせた看護師さんが「珍しく熱出したのでね」とのこと。リハビリもベッドで行ったとか。大好きな言語のリハビリも、上の空。やっぱり様子が違う。大した事にならなければいいが。
2009.01.15
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「祐ちゃんごめんね。お母さんかぜひいちゃった」久しぶりに見た祐二の顔。一週間ぶりかな。「どうしてたんだよう」と言わんばかりのすねた顔に思えたのは気のせい?いつもは胸を叩いて歓迎してくれていたのに、嫌にさめた顔していたものね。寝たふりもしちゃってさ。どうやら今日は排便の日でもあるようだ。体内に下剤が入っているという。氷川きよしのDVD「きよしとこの夜」を一緒に見た。私が声を出して歌うと、にやにやしていた。「祐ちゃん何が言いたいんだい。お母さんの歌は聞くに堪えないってこと?」大口開けて笑う祐二。話が分かっているようだね。外は雪が凄いいきおいで降りはじめた。積もらないうちに家路に向かう。雪が積もったらまたこられなくなるなあ。
2009.01.12
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友人が、賀状投函後まもなく亡くなっていたことが、こちらも私の友人である妹さんから通知があった。年賀状には今年も宜しくねと書かれてあったのに。彼女は自身が交通事故による大きな障害を抱えながら気丈に生き抜いた人だった。片手をなくしても、編み物の教師をしながら50余年を過ごしたバイタリティーにいつも力を頂いていた。息子の事故のときも、大きな心の支えであった。昨年も昼食会を持ってくれ励ましてくれた彼女。倒れて50時間後に逝ってしまった。生涯独り身を通し、着物をこよなく愛し、その着物姿にもんぺといういでたちで、中国の黄山を共に登った日々が思い出される。端正な容姿で大好きな歌を歌う彼女、大好きなビールを絵になる格好で飲み干していた彼女。思いでは尽きない。 合掌
2009.01.09
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昨日から咳き込む気配があり、今日はさらに咳き込む回数が多い。熱はないがお医者さんに見てもらう。風の様子は見られないといわれたが、ますますこみ上げる咳の回数が増えてきた。祐二のところにはお父さんに代わって行ってもらう。病院では言語のリハビリを見せてもらって、たいそう嬉しそうなお父さんの報告。かつては人を指導する立場にいたお父さんと言えども、やはり家では出来ないリハビリだとも言っていた。仮にやれたとしても後期老齢の私達に継続は苦痛でありストレスにつながるだろう。この病院においてもらえることに感謝いっぱいだ。
2009.01.07
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昨日まで寝ていたベッドを片付けながら、意識が定かではない祐二をずっと側におきたい気持ちと、病院で過ごしたほうが祐二にとって回復につながるのではという気持ちが行ったり来たりしている。今の祐二は蘇りの入り口にあるといえる。これは病院でのリハビリに負うところが多いのではないだろうか。在宅で、年老いた私達家族のちからと母としての愛情だけで蘇りを推し進める事ができるだろうか。そんな生易しいことではない。あせってはなるまい。無理をせず長く見守ってやらねば。今のままでも十分に祐二の笑顔は本物の祐二なのだから。
2009.01.05
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今日は病院に戻る日、午前中に散髪、ぼさぼさより少しは男前になったかな。千葉から祐二の大好きなおばさんもわざわざ会いに来て見送ってくれた。迎えの車に乗る前、幼い子のように駄々をこねたのか、喚き散らしてみんなを心配させた。この機嫌の悪さはどこから来るのかな。我が家を悟ったのかい?その癖病院についたとたん、祐二君お帰りなさい、の看護師さんたちの声ににっこにこ。病院のほうがほっとするみたいだね。お母さんは複雑な気持ちだよ。
2009.01.04
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昨日のことだが、かつて隣に住んでいて祐二と深く関わった叔父さん、叔母さんが、祐二と握手、事故当時の祐二しか知らないので、その回復振りに驚いていた。祐二と叔父さん実によく似た表情が現れる二人だった。
2009.01.03
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お正月といえどやらねばならぬ大仕事、今日は排便の日。自力排便が出来ない祐二にとって,ツウジは大変な仕事。ツウジの薬での排便である。気持ち悪く腹痛は当然おきてくるのだろう。すこぶる機嫌が悪い状態となる。時に凶暴な動作をすることさえある。車椅子に乗ることなくベッドにて、その時を待つ。一人ではとても対処することは難しい。初めてのものにはとてもできない作業となる。介護士さん看護師さんへの感謝の気持ちが膨らむ瞬間でもある。よく動くようになった長い手が邪魔もする。悪戦苦闘すること4度、自宅介護の方は大変だろうな。腰もやたらに痛い。終えた後のせいせいした言わんばかりの祐二の顔。笑顔も最高。
2009.01.03
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例年どおり初詣からはじまったお正月。歩いても20分のところにある神社に向かう。途中初日の出も拝めた。帰るまで祐二はしっかり寝ていた。久しぶりにお兄ちゃんにあってふざけ合ってお兄ちゃんにパンチをしては大笑いしていた。いい顔している祐二、やはり家族はいいんだよね。日中はお笑いのテレビにくぎ付け。途中千葉の叔父さん叔母さんの声を携帯で聞き、何度も頷いていた。今日は昨日からの疲れが出たのか、口を大きく開けて固まってしまうときが多かった。母さんの腰もさらにいたい。介護士さんや看護師さんの職業病がこれなんだろうなあ。
2009.01.01
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