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う~ん…ゴッホ残念でした。うちの厩舎の馬は、なんかG1になると雰囲気にのまれて力が出し切れないケースが多いですねえ…ゴッホも大舞台であわてんぼうな性格が出ちゃってましたし…まだまだ真のチャンピオンになるには修行と経験が足らなかったみたいですね。こういうのって、人間と同じで、場数を踏んで慣れていかないといけないので、これからもビッグレースにチャレンジしていきたいと思います。しかし、勝ったメイショウサムソンは、実力をどうのこうのと言われてましたが、この馬は現時点で、日本サラブレッド界のボスなんですね。実にスムーズに折り合い、堂々と全馬の挑戦を受けて立ちましたね。見事でした!!さて話は変わりますが、先日、ホッカイドウ競馬で2歳戦が始まったとのニュースがありましたが、このクラシックシーズンが終わると、中央競馬でもいよいよ2歳戦が始まりますね。トレセンでも緑ゼッケン(2歳用のゼッケン)が目立ち始め、いよいよ来年のこの時期に向けて、新たな戦いが始まるなと新鮮な気持ちになりますね!!ということで、先週牧場へ行って入厩間近の2歳馬たちに乗ってきました!!先月マイアミ近郊、コールダー競馬場で行われたトレーニングセールで買われた馬たちも、日本に到着し順調に乗り込みを開始していました。そこで早速、国枝厩舎に入厩予定のグラインドストーン産駒(エコルプレイスの全弟)に乗せてもらいました。感想は…「エクセレント!!」2歳離れしたしっかりした背中に、トレーニングセール出身独特の精神力の強さ。入厩して競馬まで時間のかからない典型的なタイプの馬でした。大型馬のわりに手先は軽いので、スムーズにスピードに乗れそうなタイプです。それにしても、毎年のようにアメリカのトレーニングセール出身の馬に乗るんですが、とても大人びてるんですよね。やはりあのフロリダの温暖な気候は成長を促すのですかね…アメリカでは気候に合わせて南北移動しながら、ベストなシーズンに馬を置いておくようなことをしているので、移動も多く精神的にもタフになるんでしょうね。そしてもう一頭、磨けば光りそうな原石が!!兄や姉も国枝厩舎で活躍中。スキャータザゴールド産駒で母ネオサカエールの牝馬。どちらかというと、姉のアンサーフォーユーよりも兄のトップガンマンに似ている乗り味なんですが、仕上がりも早そうでダートの中距離を中心に活躍が期待できそうです。ここで、POGファンの方へ騎乗者の立場から一つアドバイスがあります。格好はそこそこでも、とにかく性格のよさそうな馬選びをお勧めします。前向きで素直そうな顔の馬をお選びになってはいかがでしょうか?特に性格は目に出ますので、よ~く馬の目をご覧になってみてください。そして、最初にその目から感じたことが、大体正解だと思っていいと思いますよ。人と同じですからね。昨年はクーヴェルチュールが一番最初に入厩しました。普段厩舎では怒ってばかりいるのに、ひとたび人が跨ると、まるで借りてきた猫(笑)。目つきまでガラッと変わるんですよ。人が近寄らないで、遠くから見てると非常に優しい顔の馬なんです。普通の馬は、入厩初日は先輩の後をついて歩いて、入れ込んだり、びっくりしたり、どたばたしてホント大変なんです。しかし、チュールは先頭を切って、なんと先輩たちを引き連れて歩いていったんです!!しかも、時間のかかる馬では一月近くかかることもあるゲートも、初日から余裕綽々。とにかく手がかからない馬でした。一言で言って「勇気がある」そんな勇気があって従順そうな顔の馬を探してみてはいかがでしょうか?馬だからといってわからないと思わずに、人を見る時と同じ感覚で見てみて下さい。きっといい馬選びができると思いますよ!さて、今週はグランドオープンした東京競馬場で、最初のG1 NHKマイルカップが行われます。今週もG1を使える喜びを味わいながら、仕事に励もうと思います(笑)しかも、桜花賞に続いての2頭出しです。まずは国枝厩舎のボス候補、マイネルシーガル。皐月賞から当初の予定通りこのレースへ。皐月賞の敗因は、はっきりとはつかめていませんが、この中間もとても順調に調整が進んでいて、現段階で適距離、適コースと思われるこの一戦。負けるわけにはいきません!!そしてもう一頭、桜花賞からオークスではなくこのマイルカップへ参戦することとなったピンクカメオ。もちろん兄ブラックホークという血統的背景も含め、2400mよりもマイルへの適性を重視しての参戦です。もともと少しテンションが高めの馬なんです。しかし、桜花賞時はテンションが高いというよりも、クラシックレース独特の雰囲気に、彼女が飲み込まれてしまったようで、力を発揮できないうちにレースが終わってしまったようです。今回は南関の名手、内田博幸騎手とのコンビ。栗東に滞在し、びっちり鍛えた効果がようやく最近感じられ、力強さが増しているピンクカメオ。一発に期待してください。最後に、明日船橋競馬場でバンダムトレジャーが出走しますので、お時間のある方は是非競馬場へ足を運んで、応援してください。お待ちしております!!
2007年04月30日

私は仕事柄、南関東の厩舎地区に出没しています。たまに聞かれることは「怪我とかしたことがないの?」と。たしかにお馬さんは生き物だし、厩舎関係者さんたちは怪我と向き合っていかなくてはなりません。たまに、お馬さんに噛まれた跡を見せてもらうこともありますが、目を覆いたくなる時があります。本当に本当に大変なお仕事ですよねぇ。 私はマスコミの立場で厩舎地区を歩いているので、大きな怪我はありません。というか、小さな怪我もありません・・・んっ?2度あった(苦笑)。 最初の怪我は、今からすっごい前のことですが。馬房の前を通っていたら、どうやらそのお馬さんはジャンピングすることが趣味だったらしく(馬房から飛び出すわけではないですよ、身を乗り出すっていう意味ですよ)、そこでガブッ・・・右肩負傷(涙)。まだ取材を始めた頃だったから、騒いじゃうと心配をかけると思い、その場は作り笑いで乗り切りました。が、家に帰ってみると、右肩は内出血で赤紫状態になり、ぼっこり腫れていました。もう痛くて、痛くて・・・(涙)。知人の厩務員さんに相談してみると、そのくらいではあんまり病院に行ったことがないということで、なぜか私も病院には行かずに冷やすだけで治療。結局、その傷は半年間は消えませんでした。 あっ。ちなみに、ジャンピングしたお馬さんのその後は…そもそもB1クラスにいた子でしたが、重賞2連勝を飾り、ブレイクされました。めでたし、めでたし(笑)。 あともう一つの怪我は、馬房横に立て掛けられていた馬栓棒(お馬さんの馬房前にある鉄の柵)が、急に倒れてきて、右肩負傷(涙)。私がちっこすぎたことが原因だったようです。 ただ、未遂はさらにもうニ回。お馬さんからジャンピングされて噛み付かれて、Tシャツが引き裂かれたことがありました。結構お気に入りのTシャツだったんですが、まずは腕を噛まれなくて良かったです。でも、そのままの状態では怪しすぎて電車に乗ることができないなぁと困っていたら、偶然にもTシャツの予備を持っていたことに気付き、速攻着替え。 もう一回は、お馬さんが引き運動をしている場所でのこと。新入りとして入ってきた女の子は、入厩した当初はかなり敏感で、他のお馬さんたちがいなくなってから引き運動をしていました。で、何気なく私がその場所を歩いていると、その女の子が急にずりずりバックしてきて、蹴りをくらってしまうとこでした。結局、大丈夫だったんですけどね。お馬さんもこんなに素早くバックするんだぁと勉強(苦笑)。その子はその後、少々繊細な部分は残しつつも、今は他のお馬さんと一緒に引き運動をしています。そして、重賞タイトルまで、もうちょっとのところまできました。重賞を勝った時には、この子がどのお馬さんだったのかお話ししますね(笑)。 でも。お馬さんの立場になってみると、二通りタイプがあるようです。すごい怖がりだったり、前に怖い思いをしたことのある子が、臆病なためにかかっていくタイプ。もう一つは本当に悪がきちゃんでかかっていくタイプ。人間と一緒だなぁ。 厩舎地区を回らせてもらっていて、このくらいしか怪我がないので恵まれているかもしれませんね。というか、私云々よりもまずはお馬さんにご迷惑をかけないように…ということは一番大事にしているつもりです。私なりに・・・はい、私なりに(苦笑)。厩舎地区は何より、お馬さんが最優先ですから!それは、どこの競馬場も同じですよねっ。 そういえばこれにあんまり関連していないかもしれませんが、アジュディミツオーのこと。いろんなところに、肉食獣ちっくと書かれてしまっているミツオー(苦笑)ですが、根本はとってもお茶目で甘えん坊、青草とニンジンが大好きな男の子なんですよ。ただ時には、草食動物には思えないような雰囲気を醸し出している時もあり。要するに、メリハリがちゃんと出きている非常に頭のいいタイプなんです。あっ、そういえば。ドバイに行った時も、現地の競馬関係者の人たちから「頭のいい馬だなぁ」ってみんなに褒められていたそうですよ。 そんなミツオーなんですが、今現在は調教に行く前。担当の藤川伸也厩務員がミツオーにまたがって乗り運動を行い、洗い場で佐藤裕太騎手がまたがり直して、馬場へGO!って感じのスタイル。前は洗い場では乗せないで、乗り運動を行うところでそのまま佐藤裕太騎手を乗せて、馬場へ行っていた時期がありました。 だいぶ前のことだけど。ミツオーの取材をしようと思い、何気なく乗り運動をするところで立っていると、ミツオーが急にすごいテンションでやる気満々になり、近づいてきたことがありました。ひぇ~~~~!!!なに?なに?ただおとなしく立っていただけなのに・・・ミツオーに食われるかと思い、マジでビビリました(涙)。その後よくよく聞いてみると、わたしが偶然立っていた場所というのは、裕太ジョッキーがミツオーの調教に乗る時にいつも待っている場所だったそうなんです。そう、要するに、ミツオーから裕太ジョッキーに間違われたと・・・。怖すぎて、乗れるわけないじゃん・・・(苦笑) ここでまた一つ、お馬さんの特性を学んだ瞬間でもありました。 ↑ ちなみに、昨日のアジュディミツオー。この目で睨まれたら乗れるわけないよね・・・(苦笑) あっ。かしわ記念に向けて、ミツオーはいい雰囲気ですよぉ。決して、川崎記念やフェブラリーSが悪かったわけじゃないけれど、あの頃よりは上積みはあるようです。自分の力はちゃんと出せる状態のよう。ただ、ミツオーの場合は直前までグググッと状態を持ち上げてくるので、レースが近づいたらリポートしますねっ。いい枠引いたなぁ。うししっ。 レース前に、かよこの栗色競馬やTCKブログに関連コラムを書きます。
2007年04月29日
ミツオーです。CSで野球中継を見ていたら、ツーアウト満塁打者福留孝介カウント・ツースリーという場面で雷雲のため受信障害。さて、今日から世間様はゴールデンウィークなのです。5月1日・2日をお休みにして全部で9連休という方もたくさんいらっしゃるのでは?みなさん、連休中のレジャー計画は立てられましたか?…と大きなお世話なことを聞いてみる。このブログを読んでくださっている方々は、ほとんど100%に近い確率で競馬をしたことがあり、実際に競馬場へ足をはこんだ経験があり、それからかなりの確率で地方競馬に興味がある方々だと思います。なにせ「がんばれ地方競馬」っていう企画なんですから。地方競馬は、主催者によりけりですが、土日でなく平日に開催していることも多く、そのため、普段はなかなか競馬場に行けないという方も多いことでしょう。「興味はあるし、がんばってほしいと思ってるし、行きたいとも思うんだけど平日開催だから行ったことない」というひともいるはず。そんな方のために(ではありません、本当は。当たり前か)、この世にはゴールデンウィークというものがあるのです。「まだ地方競馬の競馬場、行ったことな~い」というあなた!チャンスです!競馬場へ行きましょう!!ためしに全国の地方競馬がこの連休中にどういう日程で開催するか書き出してみると、ばんえい帯広競馬4月27日~5月1日、5月4日~7日門別競馬5月2日・3日水沢競馬4月28日~30日、5月3日~6日船橋競馬4月30日~5月4日→大井競馬5月6日~金沢競馬5月3日~6日名古屋競馬4月30日~5月4日園田競馬4月30日~5月4日福山競馬4月29日・30日、5月4日~6日高知競馬4月29日・30日、5月5日・6日荒尾競馬4月28日→佐賀競馬4月29日・30日→荒尾競馬5月2日・3日→佐賀競馬5月4~6日となっています(念のため、主催者発表のもので確認してください)。現在この世にある(というとおおげさ。我が国にある、のほうがよいかも)地方競馬のすべてがゴールデンウィーク中に開催をおこなうのです!…ええと、全主催者というわけじゃないので、全ブロック、とかいう表現のほうがいいのかもしれませんが、そのへんはわかってください。わかってね。とにかく!みなさんお住まいの地域からいちばん近くにある地方競馬の競馬場でも開催があるはずです!9日間もお休みがあるんですから、わしゃ9日間国内におらんのじゃ、という方以外は、1日くらい、いやべつに9日間連続ででもいいですけど、地方競馬を見に行きましょう!もちろん、お近くの競馬場じゃなくてもいいんです。せっかくの大型連休なんだから遠くの競馬場へ行こう、というのも素晴らしいアイディアです。カツオを喰うついでに高知競馬、とか、六花亭のお菓子食べるついでにばんえい競馬、とか、ひつまぶし食らうついでに名古屋競馬、とか。あ、いや、食べ物のついでにしなきゃダメってわけじゃないんですが。内田利雄騎手に「マカオ・ギニー優勝おめでとうございます!」と言いに園田競馬に行く、というのもありかと。ゴールデンウィーク中、日本中の競馬場でたくさんの馬や騎手、厩舎関係者、主催者、それにわれわれのようなものまで、ファンのみなさまのご来場をお待ちしております。まだ行ったことないという方、とりあえず一度、地方競馬ってものを経験してみませんか?前に行ったことあるという方、とりあえずもう一度、行ってみませんか?頻繁にかよってますという方、とりあえずいつもどおり、行ってみましょう。ホントにお待ちしております。ファンのみなさまあっての競馬ですから。ゴールデンウィーク中の各競馬場がたくさんのお客さまで盛り上がることを願ってやみません。
2007年04月28日

もう1週間経ってしまいますが、グランドオープンとなった東京競馬場には、僕自身、やばいぐらいの興奮と感動がありました。元々、東京競馬場は、一旦中に入ると、木々が高くそびえ立っているので、外が見づらくなります。それが、現実の世界から切り離せるので、「遊びに来たー!」と思わせるものがあります。それが、さらにグランドオープンで、楽しい空間へと生まれ変わった訳ですから、こんな素晴らしいことはありません。 府中競馬正門前駅から改札をくぐり、渡り廊下を歩いていると、小鳥のさえずりが。そして、右はパドック、左を見ると…。どこかの公園にいるような空間と、隣には馬房が。開幕週は、この場所にウイニングチケットとレガシーワールドが来ていました。開幕日の土曜には、昼休みのパドックで、2頭が周回。やはり人気がありますね。ウイニングチケットの生産者・藤原悟郎さんも府中に来られていましたが、「まだ人気がありますね」と笑っておられました(^^) それはそうと、スタンド内はご覧のような造り。中に入ると、ワクワクさせるような音楽が流れ、さっきの小鳥のさえずりも含め、その雰囲気はまさにディズニーリゾート。テーマパークにおける音響の大切さというのは、ディズニーリゾートで実感していますが、東京競馬場はそれを実現してくれました。色んな人に「イクスピアリに似てるよね」とよく言われました。 以前に自分のブログで、ディズニーリゾートの素晴らしさをちょっとだけ書いたことがありましたが、理想の競馬場を追い求めていた身として、これほど完璧な競馬場はありません。 前々から、このブログでも活躍中の奥村助手と、競馬場などの話をしていましたが、奥村さんが今年、アメリカからこんなメールで送ってくれました。「さて問題です。この写真はどこでしょう?」「ディズニーっぽいね」「でしょー、でしょー!実は、これ競馬場なんです。感動しましたよ!古谷さんの理想の競馬場だと思いますよ」 いい大人2人がするメールでもないかもしれませんが(^^;、ディズニーリゾートっぽいとか云々とかではなく、きれいな競馬場、雰囲気が良い競馬場には、誰もが感動するんです。そんな奥村さんも、「この競馬場なら、負けていませんよ」と話していました。自信を持って、世界に誇れる競馬場と言えるでしょう。競馬場は、馬券を買うだけのスペースではなく、競馬に興味がなかった人や家族連れにも楽しんでもらえるスペースも持ち合わせないと、今ではダメでしょう。東京競馬場は、3階のスペースは馬券売り場は全く存在しません。カフェテリア、マッサージ、イベントエリアなど…。それはそれで、歩いていて楽しいし、毎レース買う必要もない訳ですから、時間をつぶす場所というのは必要不可欠でしょう。(これは2階。中山でも有名、「耕一路」のモカソフトです) 知られているようで、競馬場に足を運んだことがない人は世の中にたくさんいますし、東京のど真ん中にあるTCKにしても、「こんなところに競馬場があったんですね」と言われることは多いし、僕の知り合いで連れてきたりする人も、同様のことを言われるという話をしていました。 この日の最終レース終了後には、御承知の通り、ジョッキーマスターズが行われ大盛況。ファンが本当に楽しみ、僕らも感動したイベントでした。テレビを見ていた人たちも、「場内の異様な雰囲気が伝わってきた」と言われました。テレビを見て伝われば、競馬場に行きたいと思い、そして「Feel Live」につながります。 TCKではイルミネーションが、5月開催から変わります。そして、今日から生まれ変わるばんえい競馬も、ファンの手助けもありながら競馬場の雰囲気も変わります。地方競馬も、東京競馬場とは違った面でアピールして競馬の楽しさを伝えていき、中央・地方問わず、競馬ファンを根付かせる努力をしていきたいですね。
2007年04月27日
今週の浦和競馬は薄暮開催です。初日から3日目までは天候に恵まれず、最終レースの頃にはだいぶ暗くなってしまい、「さすがに4月に薄暮開催じゃあ18時には暗くもなるわなぁ…」と思っておりましたが、今日4日目はようやく晴れましたま、途中で雷が鳴ったりもしたんですけど…。 今日は実況にも苦労しない明るさの中最終レースが行われました。17時過ぎても活気あふれる浦和競馬場ですが、開催は明日(27日)までありますし、5月の開催はさらに最終レースの時間が繰り下がって18:20の予定になっています。さて、4月から新生活が始まった方も多いと思いますが、そんな中、人に誘われたりして初めて競馬を見て馬券を買われた方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?僕も初めて見に行ったトゥインクルレースは、大学生になったばかりの頃に先輩に誘われてのがきっかけでした。もともとJRAの競馬をテレビで観戦してましたし、大井競馬や川崎競馬も大きなレースの時は当日の番組表で見つけてテレビで見ることもあったのですが、生で見たレースの雰囲気にはホントに圧倒されました。照明に照らされたスタンド、ムチや蹄の音。当時は何もかもが新鮮でした。この雰囲気をいろんな人にも教えてあげたいと思って、他の友達を誘って来たこともあります。さて、その時は南関東の競馬に明るくなかったのもありますが、初めて競馬場に来た人に「競馬とは…??」というものをうまくレクチャーしてあげられなかったような気がします。では今興味を持ってもらうためにレクチャーするとしたら、どうするか??…当時を少し反省しつつ、ちょっと考えてみたくなりました。僕はいろいろな人やものの名前を覚えるのが好きだったので、馬や騎手の名前を覚えることから始めました。「お、あれが的場文男(っていう人)か~」とか、「あいつがコンサートボーイっていうのか~」みたいな感じで。最初のきっかけは何でもいいんです。とにかくレースや馬や騎手に興味を持ってもらうことが肝心ですよね。馬のスタイルや騎手の容姿、好きなものを見つけて応援する。そしてどんどん競馬にのめりこんできて、レースに対する知識(馬のこと、騎手のこと)や情報処理能力(新聞の見方、用語)がどんどんついてくる。どんどん楽しくなってくる。「先生」がいなくても目の前の競馬が楽しめるようになったら晴れて独立です。僕も知ってる馬が増えていくにつれて楽しさも増していきましたし、競馬場に足を運ぶ機会も増えて行きました。もちろん、その楽しさに彩を添えるのが馬券であることは間違いないでしょう。当たれば配当がもらえて嬉しい。もし外れても、その馬券を買ったレースのことを覚えていれば、「あ~あの時の馬か!」という風に、次の機会にその記憶を生かすことが出来る。もちろん、馬券メインで競馬を楽しむことも出来ますとにかく、レースを見続ければ競馬への理解も深まるし、面白さが増していく。レースだけではなく、競馬に関する著作物もたくさん発行されていますし、現在はインターネットでも競馬についてのたくさんの情報(もちろんこの楽天競馬もその1つ)に触れることが出来ます。TVの競馬中継を見て解説者の解説から新たな競馬の見方やレースの切り口に気づくかもしれないし、レースの実況を聞いてレースへの理解を深めるかもしれない(我々もレースの魅力を伝えるべく実況をしなきゃいけません)。競馬はたくさんの人がかかわってるものですし、ビギナーが理解するには少し時間がかかるものかもしれません。でも奥深いからこそいろいろな楽しみ方があるのが競馬です。競馬脳を鍛えて活性化させて、ぜひぜひ日常の生活にも役立てていただきたいと思います。
2007年04月26日
ホッカイドウ競馬が開幕し2週目を迎えました。今日も12レース、それぞれの出走馬が元気一杯に走ります。 もちろん2歳馬のレースも第7レースに登場。 今日のフレッシュチャレンジは1200Mで10頭立です。 さて、今週27日(金)からは、帯広1市単独開催となった ばんえい競馬 が始まります。 昨日は私も半日競馬場へ行きました。 帯広競馬場は外装がグリーンに塗り替えられ、スタンド内の床も張替えてずいぶん綺麗になりました。 また分煙化により喫煙専用のコーナーが設けられましたが、1階2階ともけっこうな数の喫煙所があるので、愛煙家の方も不便なく過ごせそうですよ。 整理本部は「総合案内所」に変わり、入り口に設けられた「インフォメーションコーナー」も充実され、ビギナーの方々にも気軽に来場頂けるようになります。 昨日の私の仕事は、そのインフォメーションコーナーで働く方々に、場内の施設の説明・案内とばんえい競馬のルールや馬券の買い方、マークシートの書き方の指導でした。 久しぶりに厩舎にも行ってきました。 丁度外で日光欲しながらのんびりしている時間で、沢山のばんばたちに会えました。 開幕の27日はレース前に開幕宣言のセレモニーが行われます。その他、一般公募していたファンファーレの表彰式、陸上自衛隊による生演奏、クイズラリーやオリジナル烏龍茶のプレゼントなどがあります。28日は「ばんえいフサイチDay」と題し、関口房朗氏のトークショーをはじめステージイベントが行われます。 帯広競馬場は新生ばんえい競馬のスタートに向かい、着々と準備が進められています。 ゴールデンウィークにあわせて是非お越し下さい。 それから、後日内容など改めてお知らせしますが、ばんえい競馬を中心に馬文化を支えるNPOが設立される事になりました。現在準備が進められており、5月中旬には設立総会が開かれる予定です。 一般にも広く会員を募集する予定ですので、皆様の御協力をお願い致します。 今、第1レースが終わったところですが、今季開業の岡島玉一厩舎のコクサイワンダーが勝利 玉チャン初勝利です 先週の田中淳司調教師につづき、新人調教師が大活躍です。 さて第2レースはどうなるでしょう? 今日も北の優駿たちの活躍にご期待くださいね
2007年04月25日

JRAが開催する2歳馬のセリ、ブリーズアップセールを取材してきました。 いわゆる抽選馬方式で配賦されてきたJRAによる育成馬、一昨年からセリ形式で馬主に売却されるようになりました。昨年までの2回は中山競馬場で開催されていましたが、今年は阪神競馬場での開催。セリ名簿なにしろ会場がデカいですから…案内表示もでっかく。迷わないように。 午前中は騎乗供覧。上場馬が次々とダートコースに現れ、その走り振りを披露します。10頭前後を一つの班として馬場に登場入場時には、あのレースの時の入場行進曲が流れる演出も通常のトレーニングセールと異なり1頭ずつコースを駆けるこれがブリーズアップセールのスタイル皆、真剣なまなざしを向けるこちらも真剣!我らが古谷剛彦さん お昼前からは、装鞍所に場所を移して、各馬の馬体をじっくりと。 傍らにある控え室が、「個体情報開示室」としてしつらえてあり、上場馬に関する様々な開示資料が備え付けてあります。購買者は、これらの資料を自由に閲覧することが出来るのです。今回はその開示室の中に潜入。開示室全景備え付けられている上場馬のレントゲン写真その数1000枚以上内視鏡検査、エコー検査の様子は映像で今年からDVDレコーダーを導入し、馬ごとの映像の検索もスムーズ 面白かったのがこの資料。過去の馬たちに同じ時点で見られた所見を、その重度に応じてグレード付けして分類し、各グレードごとにその後の競走成績を統計としてまとめたものです。 あくまでも統計ですから、過去の事例に過ぎず、また個体差もあるわけですが、見られる所見が競走能力にどれぐらいの影響を与える「可能性があるか」を示す資料としては、興味深いものがあります。数字の説得力を効果的に利用していますね。 日本の2歳馬セリとしては、もっとも充実した開示資料。ここまで詳細に情報を開示する「必要があるか」となると、これは意見が分かれるところでしょう。 要は費用対効果の問題。これだけの資料を揃えるのにも当然費用がかかるわけですし、情報出そうとすればこれはもうキリのない世界。市場を運営する側としては、果てしなくお金を費やすことは出来ないわけですから、どこまでやるかはその市場の考え方一つでしょう。それぞれの「店」(=市場)で目指すところは異なってもいいし、またそれぞれで、商品の品揃え以外に、工夫の余地のあるところなのかもしれません。 例えばこのJRAのセリの場合、これだけの資料が揃えられていて不確定要素がより少なくなると言う意味では、買い手にとってはいいこと。ですがその分、他の買い手も同じように考えますから、馬の値段は必然的に高くなるはずです。 言い換えれば、JRAはそう言う市場、情報もケアもサポートも含めて最大限に充実した、言わば「銀座の高級店」みたいなお店を目指しているということなんだと思います。 あとはお客さんのニーズに応じて、産地直送の店とか、量販店とか、安売りの店とか、色んなお店があってもいい。セリの運営、馬の見せ方、売り方、その他諸々もっともっと多種多様になってくれば、馬の流通もより活性化してくるのでしょう。 さて、午後に入ってようやくセリがスタート。阪神競馬場の屋根付きパドック、全体がセリ会場パドック中央に設置されたセリ台セリ台の裏側がパレードリングになっておりました上場を待つ馬たち 各種報道にあるとおり、売り上げ額は対前年比大幅減でした。しかしこれは、昨年過熱しすぎた価格が、ありうべきレベルに落ち着いてきたものだというのが、会場の多くの方の見方。トータルの数値や平均値はあくまでも統計上のものに過ぎず、馬たちが市場で売却されたこのあとは、個々にどれだけ活躍できるかがまさに勝負となります。 ファンの立場としては、ここで売却された馬たちと競馬場で出会い、素晴らしいレースを見せてくれることを願い、楽しみにしたいものです。
2007年04月24日
先週お話したヒシシンエイが見事に勝ち上がりました。当日パドックをご覧になった方、「寄らば蹴るぞ」と言わんばかりのぴりぴりした雰囲気は伝わりましたか?あれでもまだまだ落ち着いていたほうでした。なんとか集中力を途切れさせずに頑張ってくれましたね。そして昨日、皆さんに謝らなくてはならない出来事がありました。東京9レース金峰山特別で、一番人気に押されていたマイネルキッツ。おそらくご覧になっていた方は原因不明の大敗と思われたでしょう。状況をこの場を借りて説明しておきます。出来事が起きたのは、発走体制が整った直後でした。何度もレースを経験している馬は、装鞍所からパドック、本馬場入場とレースへ向けて時が近づくにつれ、その恐怖からテンションは徐々に上がっていきます。そしてゲート裏での輪のり、ゲート入りのころになるとそのテンションは最高潮に達します。そしていよいよ発走体制が整う。「レースだ…レースだ…、走らなきゃ…走らなきゃ…」そのとき、中には、自分でゲートが開くタイミングを計ってしまう馬もいるのです。今回のマイネルキッツはまさにそれ。今までレースの中でそのような素振りがあれば対処できたのですが、もともとゲートからタイミングを計ってまで早く出ようとする馬ではありませんでした。しかし今回…発走体制が整い、周りの馬たちがそわそわしだしたら、我慢できなくなってしまったみたいです。ゲート内で突進し、目の上と鼻を切ってしまいました。自分でゲートが「開く」と思ったのに開かずに、思いっきり顔をぶつけてしまった。その直後にスタートが切られる。もうキッツ自身、軽いパニック状態で走っていたのはご理解いただけたでしょうか?今後、このようなことがないように厩舎に帰って対処していきますので、また応援してください。さて今週末から世間はゴールデンウィークに突入ですね!中央競馬では、京都競馬場で伝統の一戦、春の天皇賞が行われます。国枝厩舎からは、アメリカジョッキークラブカップを勝ち、日経賞では3着と健闘したマツリダゴッホが参戦します!!この大舞台でのマツリダゴッホ。みなさんも焦点は一つかと思いますが、課題はズバリ3200mという距離でしょう。なかなか3000m超級のレースはないので、多くの馬が未知の距離への挑戦となるレースです。ゴッホの場合、2歳の早い時期から素晴らしいレースを見せていたので、どうしてもマイル~中距離への適性を指摘されるのですが、正直なところ私たちにもこの馬の適性はまだ見えていません。特に1800mの500万下の平場戦を、後方から直線だけで差し切ったレースがありました。このレースで直線一気の差し馬の印象を持たれた方も多いと思います。実際そのレースは上がり34秒台の脚を使ったのですが、実はその後のレースでは平均的に35秒前半でレースをまとめているのです。つまり相手の弱いクラスで前半が極端にスローに流れ、上がりだけの競馬。たった一回のレースで印象を強く持たれているようです。裏を返せばそれだけ強烈なインパクトを与えたレースだったともいえるのでしょうが…しかし、今回は上がりが極端に早くなる事もある京都コース。さてどうなるのでしょうか…では、ゴッホに天皇賞の勝機はないのでしょうか?いえいえ、そんなことはありません。おそらくゴッホはいいレースをしてくれるでしょう。ではなぜ私たちスタッフは、そんなに自信を持って天皇賞に彼を挑戦させるのでしょうか?その答えは彼の体型にあります。脚は長く、胴は細く、また、余分な脂肪や筋肉が付きにくい…体型&体質。これって、人間で例えたら、カールルイスや、ベンジョンソンなどのスプリンターではなく、明らかに高橋尚子や有森裕子のようなマラソン選手の体型、体質ですよね?ちょっと勝ち気で、あわてんぼうなところがあるので、中距離のレースを中心に今まで走ってきましたが、今回、その性格的な部分を乗り越えて、体型的な彼の持つ本質の部分へ挑戦するというわけです。あわてんぼうなところも、年齢とともに少しずつ解消され、去年の秋以降、素晴らしいレースを続けてくれているマツリダゴッホ。大人になったマツリダゴッホの姿にぜひ注目してみてください!!もし結果がよければ秋にはメルボルンカップや有馬記念なんて夢が膨らみますよね。皆さん、一緒に大きな夢を追いかけましょう!!
2007年04月23日
競馬にはいろんな立場のお仕事がありますよねぇ。その中で、私はマスコミに属しています。マスコミと呼ばれる仕事の中にもいろんなものがありますが、私はフリーアナウンサーという立場で、いろいろさせて頂いています。マスコミでも、新聞社やテレビ製作会社などに勤めている社員さんと、私のようなフリーという立場で仕事をしている人がいるわけです。 フリーとは一体何なのか?要するに、どこにも所属をしていない立場でお仕事するということです。今の私はフリーという立場で、大井競馬さんを中心にした場所で、ネット関連やイベントなどに出演させて頂いてます。よく厩舎の人たちにも、「どんな立場で仕事をしているの?」と聞かれるんですが、こんな感じです。厩舎の人たちからはトラックマンさんに間違われるんですが(最近はやっと少なくなったけど)、私はフリーアナウンサーです。「新聞ちょうだ~い」とよく言われますが、自分のものしか持っていません(苦笑)「時計いくつだった?」と追い切り後に聞かれることも多々ありますが、トラックマンさんのように時計を取ることもできません。そう、役立たずなんです、私(涙)。でも、前髪ネタなら張り切ってお答えします(笑)!! フリーの立場で仕事をしているメリットは、何と言っても自由が利くってことですね。予定が自分に立てられるってこと。会社から指示されることもないし、自分が見に行きたいところに自由に行けちゃう環境っていうのは、本当に有難いです。お休みも自分の予定で決められるし。だけど、保障は何もないし、守ってくれる場所がないという怖さもあります。あっ、交通費ももちろん自腹よ!まっ、不安定な部分と常に向き合っていかなくてはならないのも、フリーですねぇ。 ただどちらの立場でも、競馬の魅力にはまっちゃった人たちの集まりであることには変わらないんじゃないかなと、私は思います。どの立場でも仕事は仕事だし、嫌なことや辛いこともたくさんあるけれど、私はやっぱし喜びの方が大きいから続けています。いろんな所に書いているけれど、私がこの仕事を続けていく上での元気の源は、やっぱし南関東のお馬さんたちに会えること。そして、大きな舞台で、南関東のお馬さんたちが頂点に立った時が一番嬉しいです。 ダートグレードレースでは、そんな感じで個人的に燃えるんですけど(苦笑)。南関東同士の重賞の時がまた辛い・・・。同じように取材をさせて頂いて、お馬さんたちみんなを間近に見せて頂いて、勝つのはたった1頭というのも非常に複雑というか…。みんなに勝って欲しいって気持ちが強いんです、いつも。特に、そういう気持ちが倍増する時は、やっぱしクラシックレース。一生に一度しか出走できないわけですから…。だから正直、レース前は複雑な心境なんですよねぇ。どのお馬さんが勝つんだろう?っていう楽しみもあるけれど、このまま結果が出ずに、みんなに1着の称号が与えられないかなぁ・・・とか。そんなん言ったら、勝負の世界にならないことは承知なんですけど、レース前はいつもそういう心境です。 そんなドキドキシーズンが、今年もまたやって来ました。南関東でも牝馬クラシック一冠目の桜花賞は終わりましたが、5月9日には南関東クラシック一冠目・羽田盃、5月10日には牝馬クラシック二冠目・東京プリンセス賞が行われます。今年は牡馬路線も牝馬路線も、大混戦。先日早くも、注目馬紹介の原稿を書いていたんですが、かなり難しいレースになりそうですねぇ。う~っ・・・本当にみんなに頑張って欲しいなぁ。そして、悔いのないレースになるように。私はみんなと一緒に走ることができないけれど、晴れの舞台に立つお馬さんたちの姿をちゃんと取材して、しっかり紹介させて頂けるように、今から体作りをして備えようと思っています。 あらあら・・・なんか、話しはすっごい脱線しちゃった感じだけど。団体行動が苦手で、自由気ままに孤独を愛する私にとっては、フリーの立場は心地がいいかもしれません(苦笑)。あっ!社員の立場で仕事をしている人たちはどうなんだろう…。今度、聞いてみたいものです。競馬マスコミを目指している人たちは、ベストな選択をして下さいね!! PS 書き込みが遅れましたこと、お詫び申し上げます。
2007年04月22日
ミツオーです。「スゴ録。」入院中。連休前に退院してくれることを祈る。さて、南関東地方競馬は、23日月曜日から浦和開催です。4月は新人騎手デビューの時期であり、南関東地区ではすでに川崎競馬所属の本田紀忠騎手、大井競馬所属の早田功駿騎手が騎手デビューしました。23日からの浦和開催でも新人ジョッキーがデビューする予定です。浦和競馬所属の新人騎手は、國分祐仁騎手須藤優騎手の2名。念願の騎手デビュー。どんな気持ちでむかえるのでしょうか。機会があれば、そうした心の内を聞いてみたいものです。参考までに、自分がはじめて仕事としてレース実況をしたときの気持ちを思い出してみよう。…。……。………………。ダメだ。思い出せん(笑)。少し時間をかけてちゃんと思い出してみなくては。ま、それはさておき。この浦和開催で新たに戦線参加する騎手がもうひとり。笠松競馬所属の濱口楠彦騎手です。濱口騎手は騎手としてのキャリア30年以上。つみかさねた勝ち星は2150(4月19日時点)。昨年はWSJSに地方競馬代表として参戦しました。南関東地区には、交流競走で何度も顔をみせてくれていますので、すでにこの地方のファンにもおなじみです。水野貴史騎手のブログ「貴族」によると、濱口騎手はすでに浦和競馬のトレセンで馬の調教に参加しており、臨戦態勢にあるようです。南関東地区には短期所属。約2ヶ月の騎乗となります。浦和競馬は、4月から8月の開催を薄暮開催でおこないます。昨年だったか、試しに、という感じで夏の開催を薄暮でおこなったものが好評だったらしく、今年は大幅に期間を拡大しました。開門時刻やレース発走時刻に変動がありますので、ご注意を。「薄暮」ということばを試しに辞書でひいてみると、「日が暮れようとするころ。夕暮れ。たそがれ」とある。「たそがれ」というのは「誰ぞ彼」であるわけですが、本当に「あれ誰?」状態になってしまってはレース実況できませんから、実際の薄暮開催では、最終レースもそれほど暗い時間帯にはならないはずです。ならないでほしい。なっては困る。ホントはどうだろう?おたのしみに(?)。新人騎手の応援に、濱口騎手の腕前を見に、薄暮開催の浦和競馬へご来場ください。
2007年04月21日

待ち遠しかったホッカイドウ競馬の開幕。それと同時に、全国で最も早い2歳戦に、多くのファンが注目を集めてくれました。昨日の売り上げも、開幕以上の1億2000万を超えるもので、門別の開幕週としては、この上ない好発進となりました。 昨日の「フレッシュチャレンジ競走」は、バトルライン産駒のアイファーダイオーが、今年の2歳勝ち馬第1号となりました。今年の最初のフレッシュは、能検800mのタイムが50秒台という馬が半数の4頭いる好メンバー。その中で勝ち上がったアイファーダイオーの今後に、期待が高まります。服部騎手も、「これだけのメンバーが揃った中で、逃げて勝ったわけでなく、3番手から抜け出す競馬で勝てたことは収穫。素質はある馬だと思っていたし、勝ててホッとしました。今後も楽しみです」と喜んでいました。そして、今年開業の田中淳司調教師にとっても、4戦目での初勝利。それが、新馬Vということもあり、喜びもひとしおでしょう。なんか、体調が悪く、この後すぐに点滴を打ちに行かれたそうですが、それも一瞬忘れた嬉しさだったようです。本当におめでとうございました! 開幕のことは、小枝さんの日替わりブログや、自分のブログでも記しましたが、初の試みとなった発走式の実施や、テレビでも話題となったオリジナルスイーツの販売(5月2、3日も行います)、地場産食材の格安販売など、競馬に触れたことのない方々にも足を運んでもらえるような面もあり、現実にメロンパンを含めたスイーツは爆発的に売れていたし、パンが焼けるのを待つ人々も多くいました。 また、下の写真は、開幕日に石狩鍋の先着サービスを行っていました(5月3日も実施)が、下の写真の通りの行列。予定より、さらに多く作っても、余らずに終わったぐらいでしたから、開幕日の盛り上がりというのは、北村健・北海道競馬事務所所長が話していた通り、「馬産地での開幕で、多くの方の期待を寄せてくれている表れでしょう」と感じました。 そして、昨日はAiba千歳で、毎度お馴染みの出張解説を1Rから行ってきました。Aiba千歳ができて3年目となりますが、オープン時から出張解説に行っていたこともあるし、昨年は8、9月に集中的に行ってきたこともあり、表現は悪いんですが、やりやすい環境であることは確かです。 この日は、12R中、◎が7連対。そして馬単での的中が5つと、まずまずだったかなという感じでした。自分のブログで挙げていた印に準じてはいましたが、南関などの予想屋さんたちと一緒で、パドックを見たり、当日の馬場状態を考えて、多少印を変えながら、集まって頂いたファンの方々に能書きをたれたりしました。 一番盛り上がったのは、9Rで◎ミステリー-○ロドリゴボーイで決まった瞬間。コーヒーやら、チーちくやら、えびかまやら…。差し入れを頂戴してしまいました(^^; 予想も大事ではありますが、出張解説の一番の目的は、競馬場に行けない方々に、新聞の裏読み(これも表現がどうかな?)やルール変更、ファンにはわかりにくい情報などを説明し、場立ちの機会がなくても、聞いた話を今後に生かせるようなことを喋っていくことです。だから、今回の厩舎の情報や、馬の状態を喋ることよりも、前述のことに重点を置いて話をしています。 今年は、旭川ナイトレースが始まれば、キャラバン的に各地の場外へ行くことになっています。JRA函館開催中は函館地区、札幌ならその周辺などの予定です。もちろん、TCKにいる時も多いので、ふるさとコーナーで行うことも考えています。パドック解説もいいんですが、元々喋りたい放題、喋りたいことをしたかったので、出張解説の方が自分向きであるので、違う古谷を見に来て頂きたいと思います。
2007年04月20日
東京地方は今週、雨に祟られております今日はまずまずの天気でしたがちょっと肌寒いこりゃ桜が咲く前の気候ですよホントに。例年「『大井競馬場に春を告げる』マイルグランプリ」なんて枕詞をつけて喋ってるんですが、今年は春が来た後ちょっと季節が戻った感じで、ちょっと適切じゃなかったかもしれませんねでも、先週も書いたとおり、好メンバーが揃うこのレースは大好きなレース。今年は同じ7枠に入ったナイキアディライトのキャリア対フジノウェーブの勢い…の図式でしたが、結果は明暗が分かれちゃいましたね。10連勝達成のフジノウェーブはこの後どのレースを目指すのか…個人的には大井の大将として帝王賞でJRA勢を迎え撃って欲しいところですが、昨年秋のレースを見ると2000mがどうか??というところ。ナイキアディライトはスピードは健在なものの、ダッシュがひと息今回もサンキューウインのハナを叩いて先頭に立つまで力を使ってしまって、最後の直線では余力がなくなりました。でも、まだまだ南関東の重鎮として活躍して欲しいです。さて、マイルグランプリではアウスレーゼが紅一点ながら最後フジノウェーブに迫る勢いで惜しい2着でしたが、来週の浦和(薄暮開催)は今年度から3歳以上の牝馬限定・1400mの重賞に生まれ変わった第45回しらさぎ賞(→ちなみに由来はこちら)がメインです。登録馬はこちら(→ここの10R)。3歳はラブスプラッシュが登録してますが、賞金的に出走は難しそう。というわけで春のスピード女王決定戦という様相でしょうか。TCK女王盃・エンプレス杯・マリーンC、その前のクイーン賞まで広げても、最近の牝馬重賞はダートグレードでJRA・他地区勢との混合。南関東勢のみだとトゥインクルレディー賞くらいまで遡らないといけませんが、昨年初秋とはさすがに調子も変わってるでしょうから、当時の成績を簡単に鵜呑みには出来ません。というわけで最近の調子のいい馬=JRA勢との対戦で好成績を残している馬を中心に据えるほうが妥当と言えるかもしれません。近況のレース振りからはクリムゾンルージュ、ベルモントノーヴァ、マキノチーフ辺りが浮上してくるでしょうか(1月にクリムゾンと接戦してるアストリッドは出られるかどうか…出てくればかなり気になる存在ですが)。クリムゾンルージュはTCK女王盃・マリーンCと今の南関東の女帝トーセンジョウオーと接戦を演じていて、このメンバーでは威張れる近況の充実振り。ベルモントノーヴァも船橋に移ってようやく調子上向き。マキノチーフは1600mの方がいいような気がしますが、1400mでもいいレースを見せているようにこちらも充実顕著。一方迎え撃つ古豪たちも実績充分。テンセイフジ・チャームアスリープ・ビービーバーニング・グリンセレブ。1400mなら枠順の有利不利もそんなにないような気もしますが、先行馬はなるべく内よりの枠に入ってレースの主導権を握りたいところ。さて当日のレースはどうなりますか…しらさぎ賞は25日の10Rです。そして月曜日から、クインオブクインですっかりお馴染みの濱口楠彦騎手が南関東で騎乗を開始します。昨年も内田利雄騎手だけじゃなく、安藤光彰騎手や岡崎準騎手が「レンタル移籍」で渋い手綱捌きを見せてくれましたが、濱口騎手の手腕にもぜひご注目下さい。
2007年04月19日

今日4月18日ホッカイドウ競馬が開幕しました。先ず、関係者がパドックに整列し、開幕式が行われました。 北海道副知事、橋本聖子参議院議員などの挨拶の後、新調教師の岡島玉一調教師・田中淳司調教師にファンから花束が贈られました。 そして初の試みの発走式が行われ、こちらもファン代表がスターター台に登り赤旗を振り、重賞ファンファーレ後 ゲートから 「北海道競馬開幕!」 「今年もよろしく!」の文字が飛び出しました。 風はちょっと冷たかったのですが、太陽さんが顔を出すいいお天気の中で無事終了しました。 今日は場内でも数々のファンサービスが行われています。あったか~い石狩鍋は無料とあって長蛇の列。 抽選で当たる 「美味(うま)ネギ君」(軟白長ネギ) 「富良野メロンパン」 も人気です。富良野メロンパンは、専用車が来てその場で焼き上げた、出来立てホヤホヤです!早速 私も列に並びました。 焼きあがったパンは↓ こんな感じパン生地にもメロン果汁がたっぷり、表面もメロンクリームで包まれていて、これぞ「メロンパン」 という感じです。 さて開幕レースはと言うと、白馬マルマツライブが人気で、好位2番手追走で進みましたが、直線で失速。 いきなり馬単万馬券の高配当となりました。 ちなみに2レースも万馬券。 実は、私たちホッカイドウ競馬の放送室では、毎年万馬券レースを喋った人は500円払う、という万馬券貯金をしています。 よって、今日開幕初日から太田アナは1・2レースで1000円の貯金をしました。 1シーズン貯めると結構な金額になります。 これでシーズン終わりに美味しいものを食べに行きま~す 残念ながら今日は2歳馬のレースはありませんが、明日は第5レースで今季初の新馬戦フレッシュチャレンジ競走が行われ、8頭が出走します。勿論日本で一番早い新馬戦です。 ご期待下さいね では、今年もホッカイドウ競馬をよろしくお願いいたします。 以上 小枝でした
2007年04月18日
この週末のJRA、皐月賞もさることながら、カラジが成し遂げた中山グランドジャンプ3連覇の偉業には、胸を打たれるものがありました。 直線半ばの最後の障害をカラジが先頭でクリアし、坂上でセーフティリードを保ったとき、場内のお客さんの歓声は自然に満場の拍手に。気づいたらゴール前にいた私も、諸手を挙げて拍手でカラジを迎えておりました。外国馬、12歳、それほど大きくない馬体、でありながらタフでスケールの大きい走り、などなど…馬のキャラクターとしてもドラマ性は十分揃っているカラジではありますが、現実にこうして強さを見せつけられると、そういう一つ一つの要素を改めて確認する以前に、強い畏敬の念を持たざるを得ません。 皆さんよくご存じの通り、カラジは毎年中山に遠征するようになった2005年のキャンペーンから、中山以外で障害を走っておりません。毎年(オーストラリアの)春から夏を休養に充て、この中山グランドジャンプに照準を合わせる形で休養あけ後は平地を何戦か消化。そして日本では、ステップのペガサスジャンプSで「正確に」入着を果たしてから本番を迎える。3年間全く同じ臨戦過程を貫いておりました。 本番の中山グランドジャンプ、3連覇の内容を見ても、勝ち時計は2年前が4分50秒4、昨年が4分50秒8、そして今年がまたも4分50秒4と、殆ど同じ時計。自らの力はしっかりと発揮する正確無比な走りは、この正味2年間での衰えがないことも表しています。逆に言えば、この時計よりも速く走れる日本馬がいれば、カラジを破ることが出来るわけですが…4分の3馬身差まで迫った今年のリワードプレザンは、4歳馬なのによく頑張ったと思います。 カラジも初めは平地を走っていて、途中から障害に転向して結果を出すという、日本の障害馬と同じ形のキャリアでここまで来ました。JRAによるカラジのプロフィールを見ると、2000年のアデレードC2着という成績が紹介されていますが、その翌年にメルボルンCで4着したという成績は、あまり知られていないのかもしれません。ステップの(恐らく)重賞競走であるジーロンカップを制して、続く大舞台でも好走。若かりし頃、平地でもなかなかのやり手だったみたいです。 現地の報道によると、カラジのこの偉業は「1973年にグランドナショナルを2着した、伝説の障害馬クリスプを超えた」と紹介されています。う~ん、3連覇しても、グランドナショナル2着には叶わないのか…このクリスプという馬も、オーストラリアではまさに「伝説の」と呼ぶにふさわしい障害馬だったようです。 そう言えば、そのグランドナショナル(イギリス・エイントリー競馬場)は、今年は丁度中山グランドジャンプと同じ4月14日に行われました。こちらが世界最高賞金額の障害レースならば、あちらは世界でもっとも難しく、もっとも名誉ある障害レース。第160回となる今年、9分にも及ぶ激戦を制したのは、SILVER BIRCHという馬でした。 調教師のGordon Elliott氏は29歳、オーナーのBrian Walsh氏は26歳とレース出走馬中最年少。いずれもグランドナショナル初挑戦で初制覇。ちなみに、騎乗していたRobert Power騎手は25歳。フレッシュなチームが、障害界の世界一というでっかい夢を手にしたことになります。
2007年04月17日
ヴィクトリー鮮やかでしたね!この馬は調教VTRなんかを見てると、日ごろの調教の苦労が伝わってくる馬ですね。やんちゃというか…でも昨日はそんな勝気の性格を、勝春騎手は逃げるという戦法で上手くなだめて気分よく走らせていましたね。馬の気持ちに上手に入れた勝利といえるのではないでしょうか。さてマイネルシーガル君はというと…これ以上ないくらいスムーズにレースの流れに乗って競馬できたんですが…残念ながら10着という結果に終わってしまいました。レース中の出来事の中に敗因がないとすれば、また調教や飼葉についていろいろ考える必要があるでしょう。出直してきますのでまた応援してくださいね!!さて、馬という動物は皆さんもご存知のとおり、野生の環境では集団で生活しています。まあ、野生のサラブレッドなんていうのはありえない話なんですが…馬というくくりで考えれば、やはりその集団意識というのは無視できないですよね?現役の競走馬たちにも、当然、馬としての習性は現れます。ある特定の集団ができると、そこには必然的にボス(リーダー)が出現します。先週お話したマイネルシーガルはその資質のある馬なんです。そこでみなさんに忘れないでほしいのは、ビッグレースに出走してくるような馬たち以外の馬のこと…集団にボスは当然1頭だけですよね。そのボスの座を狙う若い馬たちというのも数頭存在するかもしれません。しかし圧倒的大多数は常にそのボスの存在に怯えている馬たちなんですね。トレセンや競馬場は馬たちが命を賭けて戦う場所。死に物狂いで走らなければならない「競馬」に向かう最前線なんです。そこは彼らにとってまさに戦場。その場所で下級条件の馬たちの居場所はあるでしょうか?毎日の調教は苦しく、周りの上級馬たちから受ける心理的プレッシャー。そんな環境下で自己条件のレースに向けて肉体的、精神的に競走馬として調教していくのは非常に困難なのはわかっていただけるでしょうか。「自分の居場所」。それを作ってあげるのも私たちの大切な仕事なんです。ではどうすればその心理的プレッシャーを取り除いてあげられるでしょう?答えは当然見つからないのですが、いろいろ考えてあげましょう。みなさんのご意見を、ぜひうかがいたいものです。「馬」だからと考えずに、自分や周りの人に置き換えた意見で結構ですので、ぜひお聞かせください。もちろん国枝厩舎でも、考えて実践しています。短期放牧。いまのところこれが最も効果的ではないかと感じています。トレセンは最前線と先ほど言いました。ですから、戦場から一歩下げてあげる。つまり、最前線のキャンプから、自国のキャンプに戻る兵隊さんの心理を想像してみて下さい。厳しいトレーニングは続きますが、そこには戦場の様な「死」を意識するような壮絶なプレッシャーは当然ありませんよね。その環境で肉体的なトレーニングは続け、レースに備える。一度、トレセンから近隣の育成牧場に短期放牧に出したヒシシンエイという馬の後をつけた事があります。このヒシシンエイはトレセンでは、一日中ピリピリした雰囲気の馬で、うかつに近寄ろうものなら、素早く本気のキックが飛んできます。そのキックは彼女が自分の身を守るために、考えた末の手段なのでしょう…しかしそのシンエイが、育成牧場に到着し馬運車から降ろしたら、驚くほど穏やかな優しい顔になっていました。近づいて脚もとのチェックをしようとしても、威嚇されることもなく、おとなしく触らせてくれました。シンエイは短期放牧を繰り返し行われているため、そこが戦場ではないことを理解していたのでしょう。そう、そこにはヒシシンエイのリラックスできる「自分の居場所」があったんですね。このように短期放牧に出してあげることによる精神的効果をわかっていただけたでしょうか?ですが、このようにいつも短期放牧をしてリフレッシュさせてあげられる状況ばかりでないのも事実です(レース間隔の詰まっている馬など…)。そのような状況ではどのように気持ちを抜いてあげればよいのでしょうか?いろいろと考えはあるでしょうが、ここではひとつの例をご紹介します。それは、調教の方法なのですが、まだまだレースまで時間のある格上の馬と併走させる。そして常に格下のその馬を先着させてあげ、自分は出来るのだと認識させてあげる。調教タイムが何秒だったかなんて、馬にはわかる筈もありませんよね?ですから、一生懸命に走ってきて「一緒に走ってたやつより僕のほうが速いんだ!!」って思い込ませてやるのって、自信をつけさせてあげることになりませんかね?国枝厩舎ではそう考えて、なるべく格上の馬(格上の馬ならまだまだ余力のあるスピードなので、弱い相手に先着されてもへこまないですよね?)に追走させて、格下の馬を頭でもクビでも先着させ、気持ちをくじけさせないようにしています。そうすればまだまだ格下の馬でも、自信を持ってレースに望める。そうするうち、徐々に実力をつけてやがてリーダーに成長していく…自分の居場所…安らげる場所を作ってあげる。心に「余裕」を作ってあげることの大切さをわかっていただけたでしょうか?さて今週はアンタレスステークスが京都競馬場で行われ、賞金的に出走できるか微妙ですが、カイトヒルウインドが出走する予定です。元気がよすぎるカイト君は、最近ちょっと張り切りすぎていた(自信を持ちすぎていた)みたいだったので、ここ2走我慢して「差す」競馬を教えながら、着実に復調の兆しを見せています。早々に栗東入りし坂路でビシビシ鍛えていますのでぜひとも応援してみてくださいね!!
2007年04月16日

ここ最近、非常に気になっていることがあります。それを考えると、夜も眠れないことがあります。それは・・・地方のダートチャンピオン・アジュディミツオーと牝馬のチャンピオン・トーセンジョウオーのどちらがデカイのか?ということ。私、物好き(苦笑)?いやいや、本当に気になるんです。 この発端は、2月のエンプレス杯でのこと。ちょうどジョウちゃんを担当している秋葉厩務員のお手伝いで、ミツオーの藤川厩務員が来ていたんだけど。ジョウちゃんの体を洗いながら、「ミツオーより大きいかも」って言っていたんですよねぇ。ミツオーは牡馬の中に入っても天下一品の馬っぷり。そのミツオーよりデカイ牝馬って、一体・・・。ちなみに。それぞれの前走の馬体重は、ミツオーが528キロで、ジョウちゃんは536キロ。たしかに体重的には、ジョウちゃんの方がデカイ。じゃ、背の高さはどうなんだろう・・・。 この2頭が並ぶ機会と言えば、洗い場に入っている時。でも、なかなかこの2頭が一緒なることはないんです。というのも、馬房はそれぞれ別棟のところにあるんで。チャンスはいつ来るんだろうと悩んでいたところ(私、物好き?苦笑)、そのチャンスが、今日ついにやって来ました。 以前から、中央馬たちとヒケをとらないように坂路調教を試みたいと公言していた川島正行調教師。船橋近郊の坂路施設を見て回った結果、茨城県のミッドウェイファームで行うことになりました。今日はその初日。2頭とも坂路を力強く駆け上がり、その後に仲良く並んで洗い場へ。で、ミツオーとジョウちゃんの2ショットに成功!!それがこの様子。左がミツオーで水色メンコがジョウちゃんです。↓ 2頭とも同時に首を上げることってなかったので、ちと下げ気味の時にパチリ。ど・ど・どっちの方がデカイんだろう・・・。見た目ではわからなくて、数人で凝視したけれど、なかなか結論は出ず・・・。いやぁ~、馬っぷりがずば抜けているミツオーにもヒケをとらないジョウちゃんというのも、恐るべし女帝。 あっ、そうだ!!この後のミツオーはかしわ記念から帝王賞。ジョウちゃんは大井記念から帝王賞の予定。ということは、帝王賞で2頭が初めて激突する訳です。その時のパドックで、皆さんにお披露目になりますからねぇ。枠が隣同士だとわかりやすいなぁ(苦笑)。是非ともどちらがデカイのかチェックして見て下さいね。 川島調教師のお話しでは、これからも調教に坂路メニューも取り入れながらパワーアップをはかりたいということです。ミッドウェイファームの宮崎さんも「フットワークから見ても、これから続けていけば変わっていく要素はある」と話しをされていました。 ↑この子はディープサマーです。中央でもクリスタルカップを勝っている重賞ウイナーですからお馴染みですよね。船橋の川島厩舎に所属して、南関東初戦はマイルグランプリの予定だったんですが…なんと、抽選漏れ(涙)。賞金的には足りているんですけど。今回は賞金順ではなくて、大井の重賞ということから、大井のお馬さんが優先に選べばれるそうで、大井以外の他場のお馬さんたちで抽選した結果、漏れてしまったそうなんです(涙)。中央時代は芝を中心に使っていたお馬さんなので、ダート適性を問われるところですが、調教内容や能力試験の動きからいっても、陣営も楽しみにしていた一戦でした。 今回人気になるフジノウェーブとの芦毛対決、是非とも見てみたかったなぁ。ディープサマーの初登場はかしわ記念までお預けになってしまいましたが、ダートでどんな走りを見せてくれるのか?今の興味深々マイトピックです。 ということで、今回は私の気になっていることを書いてみました。やっぱり全部、お馬さんネタっすねぇ。あっ!プロレスネタでは、ディファカップに参戦するゼロワンMAXチームが、どうして日高&藤田組じゃなくて、日高&浪口組なのかなぁ?と。前回のこの大会では、日高&藤田組で参戦し、決勝で敗れてすっごい悔しい思いをしたはずなんだから、そのコンビでリベンジして欲しかったなぁと…。それも気になる今日この頃。
2007年04月15日

ミツオーです。2枚の写真中の相違点を14か所以上指摘せよ。さて、金沢競馬で、競走馬の名前一般募集というのをやっています。この春デビュー予定の2歳馬たちの名前を、広く一般から公募するというもので、くわしくはこちら。募集期間は4月16日まで…って、もうじきおしまいじゃん。話題にするのが遅すぎだ(汗)。昨年、TCK大井競馬でも1頭の競走馬について競走名一般公募がおこなわれ、ついた名前がトゥインクルバード。なるほど、らしい名前がつくもんだなあと感心したものです。廃止になる直前のうつのみや競馬でも、一度だけ競走馬の名前一般公募というのをやったことがあります。そのとき対象になったのもただ1頭で、だからなのか、その馬が注目される血統の馬だったからなのか、全国はおろか海外からのものもふくめて応募が殺到し、大人気の企画でした。集まった名前の候補一覧というのを見せてもらったことがありますが、名前の候補とその簡単な由来がずらりと並べられたA4サイズの紙が何枚も。一体、いくつ応募があったんだったか忘れましたが、管理する室井康雄調教師はあれを全部チェックして、その中からよさそうなものをいくつかピックアップして馬主さんと相談して最終的に決定したわけで、それはそれはたいへんな作業だったようです。なお、わたし自身もこっそり応募していましたが、いくつかの「よさそうなもの」の中にも選ばれていませんでした(笑)。ああいうふうに名前の候補が何百も(誇張ではなく)ならんでいても、確実に目を引くものというのがあるもので、「これ、いいかも!」と思って室井先生にそういうと、先生も「いや、じつはそれにしようかと思って、色々しらべてもらってるところなんだよ」ということでした。「色々」というのは、現在同じ名前の馬がいないかとか、過去にいたとしたらその馬はどういう馬だったかとか、そういったことです。この名前の場合は、過去に同じ名前の馬が実在したということが確認されました。ま、結局それが採用されたんですが。名前はレッドジャスパー。たくさんの候補を全部チェックするのはたいへんですが、あれでなかなか楽しいことでもあります。リストを見せてもらったときは、わたしに決定権などないのがわかっていながら、ついつい真剣に見入ってしまいました。面白いんだ、コレが。もちろん中には「それはダメだろ」というものもたくさんあり、そういうものにいちいちツッコミを入れていると、リストを全部見るのに時間がかかって、いいヒマつぶしになります(忙しいひとにはむかない作業だ)。わたしなどは、某競走馬育成ゲームでも、疲れてくるといいかげんな命名をしてしまい、カベとかタンスとかゲタとか、そんな名前の馬が走ることになってしまうわけです。たしか、ゲタは強くなっちゃったんだよな…。天皇賞馬ゲタ。…ごめんよ、ちゃんと名前つけられなくて(涙)。そうしたいいかげんな名前を実際の競走馬につけるわけにはいかないのです。前にも書きましたが、馬は名前で走る、というのがわたしの持論でして、命名者の方々には、真剣に名前を考えてもらいたい。でも、たくさん競走馬を所有している馬主さんは、名前をつけるのに疲れてくるかもしれない。つい、わたしが夜中の3時までダ○スタをやっているときのように、「まあいいや、ゲタで」という状態になってしまうかもしれない(ならないって)。そういうときに、競走名一般公募というのはいい作戦だと思うのです。広くファンの方々から候補をあつめてきて、その中からいいものを馬主さんが選べばいい。大勢で考えるから、中にはいい名前もあるだろうし、ファンとしてもその馬に思い入れができて応援したくなる。競走名一般公募という企画は、最近ではあちこちでおこなわれていて、そうめずらしいことではなくなりました。それだけ好評な企画だということです。まあ、企画はたくさんあって、対象の馬もたくさんいますが、自分の案が採用されるというのは非常にまれであり、なかなか「命名者・自分」の競走馬がうまれることはないわけです。ですが、確実にその馬(と、その競馬場)に対する強烈なファンを1人ずつ作る策ではある。できる限りハデに宣伝して、たくさんのひとから候補を集められるようにして、競走名募集の企画、どんどんやってもらいたいと思うわけです。なお、命名者のみなさま、発音しにくい名前はヤメてください。本当に、本当に、われわれの業種の人間が困りますから。いや、ホントに。
2007年04月14日

今週は、浦河から始まった産地馬体検査で、報道陣も大賑わいでした。しかし、今週は寒かった(X_X) 寒い中をずっと突っ立っていると、腰が痛くなり、首筋も張ってくるし、それに風邪も…。今週にでもタイヤ交換をしようと思っていたんですが、朝晩はまだ冷え込みがきついだけに、さすがにまだしませんでした。北海道をなめてはいけませんねー。 さて、浦河の模様は自分のブログでも少し書きましたが、水曜は静内、木曜と金曜は早来で行われました。産地馬体検査は、美浦と栗東で本来は行われる馬体検査を、ここで受けておけば、直接函館や札幌への入厩が可能になります。そんなわけで、以前ほど受ける馬は少なくなりましたが、育成を行っている牧場にとっては、大きなメリットがありますから、まだ需要はありますね。静内だけが天気が良かったかな…。今年は、例年ほど放馬などのアクシデントも少なく、割と早くに終わった印象を受けます。 下は、静内で最も気になった1頭。血統は…。忘れてしまいました(^^; 後で調べられるので、自分のブログで何とかします。 そして、木曜は、下のように途中から雪が…。外にスタンバイしているカメラマンやマスコミの方々、本当にご苦労様です。 さて、早来ホルスタイン家畜市場での馬体検査の風景です。 それから、今日は社台グループは牝馬が大半出てきましたが、豪華な布陣でした。(母ウインドインハーヘア)(母エアグルーヴ)(母スカーレットブーケ) そして、白毛のシラユキヒメの子でーす。 個人的に最も注目している、バンクシアローズの子(父フジキセキ)も、皆さんの目にも止まっており、デビューを目前にワクワクしてきます。 さて、来週18日からは、いよいよホッカイドウ競馬が開幕します。早々と2歳馬もデビューを迎える…かどうかは確定しないとわかりませんが、概定では100頭もの2歳馬が、新馬での登録をしています。週末の天気が心配なので、無事に追い切りをかけることができることを祈り、今年も11月までのホッカイドウ競馬、ぜひ注目して下さい!
2007年04月13日

眠い…春らしいポカポカ陽気に誘われております。お昼寝したいところですが、仕事中はバチッと決めて頑張りますよ~。↓↓↓月曜日の華代子さん、↓水曜日の小枝さんが書かれていらっしゃいますが、アナウンサーサミットが水沢で開催されました。が、僕は金沢に出張したので残念ながら不参加。金沢で「あれ、水沢から来たの!?」とたくさんの人に言われましたが、さすがに水沢→金沢の連闘は非常に厳しいので断念しました(ウソ)。ぜひまた機会があれば、全国各地のアナウンサーにお会いしたいと思いますさて、今年の金沢も開幕2週目。今季初出張は、早くも古馬の重賞スプリングカップを担当しました。ビッグドン中心の勢力図が変わるのかどうか…注目して実況したんですが、勝ったのは中日杯連覇の古豪タフネスゴールド(→結果)。一昨年の中日杯を勝って昨年は秋から戦線に復帰したものの、北国王冠で4着に来るまで絶不調。しかし少し寒くなって復調のきっかけを掴んだか、12月の5頭立てA級戦を勝って、年末の大一番中日杯で上がり馬ブラウトリート他を跳ね返して連覇達成。中川騎手のガッツポーズが印象的でした。明けて8歳ですが、昨年は川崎記念、そして今年も佐賀記念へとダートグレードに積極的に遠征して冬場も休みなく使われて、今回の勝利が重賞3つ目。ビッグドンにも初めて先着。さて、この馬が主役に躍り出るか…というところですが、去年はスプリングカップ3着の後秋まで休養。今年はどうするんですかね??ビッグドンは3~4角で昨年のレースのように追い上げる脚に勢いがなく、ニ馬身半届かず2着まで。この冬は平安S・梅見月杯・名古屋大賞典とJRAや東海地区の強豪に揉まれてひと息のレースが続いたんですが、地元戦なら…と思ったファンの方も多かったでしょう。しかしタフネスゴールドには及びませんでした。こちらは百万石賞連覇がかかりますが、年度代表馬の意地を見せられるのか、巻き返しに期待したいです。3着ケンゴウザン、4着マヤノオスカーも結果ひと息ながら冬場東海地区でレースを使ってた組。やはり冬休みをはさんだ組よりも、その期間レースを使われてた組の方が少し動きにキレがあった感じでした。これは僕が出張した今週全般に言えた傾向ですが、これも徐々に開催を重ねて暑くなっていくにつれて、その違いが徐々に逆転(冬場使ってた組に疲れが出てくる)していくでしょう。あとは新シーズンになってクラス編成の見直しが行われて力の比較が難しいレースが多かった。これも開催を重ねていく毎に力関係が分かっていくでしょうから、ファンの皆さんにはこれからもレースを注目して見ていただきたいと思います。ミツオーアナもこのように書いてますが、大川ミツオーアナウンサー、僕そして弊社及川サトルアナウンサーも金沢競馬場にたくさんのファンの方々が来場され、競馬が盛り上がるのを心待ちにしております。ぜひぜひ今年の「ホースパーク」金沢競馬にも注目してください。↓実況席から見た新シーズンに沸く場内。3~4角の桜、今週は満開か。来週のTCKはマイルグランプリがメインの5日間の開催。マイルグランプリは今年で13回目と歴史は浅いものの、毎年ビッグネームが出走するレースなので、僕がこの仕事に就く前から大好きなレースの1つ。何が何でも現場で見ようとメインレース直前に競馬場に着いてレースだけ見たこともあります。生で見たコンサートボーイwith内田博幸のレースからもう10年か…時が経つのは早いですね。ちなみに、今年の出走予定馬はこちら。見たところ、フジノウェーブ対ナイキアディライトの再戦ムードのような気もしますが…さてレースはどうなりますか?? 陽気に誘われてウツラウツラしてる場合じゃなさそうです水曜日の川崎最終レース、「春眠」特別でカンパイ(スタートやり直し)が発生。そんなに頻繁にあることじゃないので、レースをご覧になってた方も驚いたと思いますが、何年ぶりかに体験して喋る方もビックリでした
2007年04月12日

皆さんこんにちは!まだまだ春が遠い北海道。先日、千歳から帯広へ車で帰るとき日勝峠は吹雪でした。滑りそうな路面、緊張感一杯で運転している小枝アナの横で眠たさと葛藤している太田でした。(小枝アナすみません) 華代子さんのブログにもありましたとおり、4月7日(土)開幕をむかえたみちのくレース岩手競馬 水沢競馬場へ行ってきました。土曜日の午前4時半帯広を出発。千歳から飛行機で花巻空港へ。そして、レンタカーで水沢競馬場まで行きました。 入場門に行くとすでに沢山の人。セレモニーなどもあり、そんな中「全国競馬実況アナウンサーサミット」が行なわれました。 7日から9日までの日程で全国の地方競馬場、中央競馬の場内アナウンサー、レポーターなど総勢17名が来場。個性豊かな皆さんの実況オンパレードでした。 また、特設ステージでは、全国から持ち寄った競馬グッズや特産品などをファンの皆さんにプレゼント。しかも馬券が外れた方にプレゼントするというイベントが行なわれました。アナウンサーも各レースを予想し、ファンの皆さんと盛り上がっていました。 今回も初めてお会いするアナウンサーがたくさんいましたが、イメージとぜんぜん違う方もいまして、本当に楽しいひとときを過ごさせていただきました。「地方競馬がんばれ!」を合言葉に、また、どこかの競馬場で全国のアナウンサーと共にファンの皆さんと交流できることを楽しみにしています。 さて、いよいよ一週間を切りました。今年度ホッカイドウ競馬開幕まで あと7日。北海道のファンの皆さんも待ちに待っていることでしょう!今年はどんなドラマが待ち受けているのか、私も本当に楽しみです。来週のブログは開幕日とぶつかりました。今年もいい情報を皆さんにご紹介できればと思っております。どうぞよろしくお願い致します。
2007年04月11日
このリレーブログの担当日は、初めに全メンバー対象に希望を取っていただいて決まったもの。私は希望通りの火曜日の担当に落ち着いたにもかかわらず、どうも火曜日とかその直前には競馬の仕事や取材が当たりません。なんでだろ? 今日も別競技のお仕事を一日しているので、このブログのネタも見つからないなぁ…とも思っていたのですが、思い切ってその別競技の仕事の中から今日の話題。 あらゆる報道というのは、その報道すべき出来事に関わる人を描きだし、それを伝えてナンボという面があります。人間がやることだから、面白さも悲しさも、また喜びも怒りもあり、それが情報を受ける人の心を動かすから。 そのジャンルが、スポーツも含めてレジャーや娯楽であれば、尚更。人間のそうした喜怒哀楽こそが、まさにその出来事の商品価値と言えるからです。 もちろん、競馬もその例外ではありません。馬券の当たりはずれという、他のジャンルにはないプラスアルファで楽しめる要素があるとはいえ、それを除いた本質で考えれば、やはりプレイヤーが何を考え、何を努力し、何に苦しみ何に取り組み、いまの目の前のレースの結果があるのか。私たちがレースを見て、感動をはじめとした様々な感情を持つ(すなわち、レースを楽しむ)ことが出来るのは、そうしたことが何かを媒介にして伝えられ、それを受け止めるからに他なりません。 競馬に関して言えば、例えばレースの翌日に、スポーツ新聞や競馬雑誌に載る陣営のコメント。あれって、是非とも欲しい情報の一つですよね。それが必ず次の馬券に繋がるかと言えば、次回にはすでに忘れていることも多いわけですけれど、コメントを読んで「そうだったのか」と納得したり残念がったり、あるいはレースに勝ったり負けたりした背景に触れて、レースを見たときのワクワクした気持ちを思い出したり、あるいは馬券を外した悔しさが蘇ってきたり…。そんな色んな気持ちを持てるはずです。 残念なのは、競馬の場合、そうした情報にファンの私たちが接する機会が殆どないこと。地方競馬の場合は、もう皆無といってもいい状況ですし、JRAの競馬であっても、豊富な情報が提供されるのは一部の重賞の一部のプレイヤーに関するものだけ。これでは、仮にレース自体がこれ以上ないほど素晴らしいものであったとしても、その素晴らしさはファンの私たちには殆ど伝わっていないと思うのです。 今日、私がしていた仕事は、競艇場の「勝者インタビュー」。朝の1Rから最終12Rまで、勝った選手の生の声をインタビューの形で場内やCS放送をご覧のファンの方々にお伝えするものです。 面白いのは、同じように勝利を得た選手でも、その人の立場や、置かれた状況や、そのレースでの自らのプレーへの納得度によって、勝利を表現するその言葉や表情が全く異なること。喜びを全面に表す人もあれば、勝って「全くダメ」と言った話が飛び出すこともあり、インタビュアーとプレイヤーとの会話としても、実に面白く、また実にスリリングなものでもあります。 勿論、各プレイヤーのキャラクターも、ファンが注目する要素の一つ。表情は勿論、マイクを向けてノリノリで話す人、慎重に言葉を選びながら丁寧に話をしてくれる人、マイクを向けられること自体に慣れなくて、実に新鮮な恥ずかしさみたいなものに、人柄をにじませてくれる人。そんなプレイヤーの様子を見れば、ファンとプレイヤーとの距離は一気にグッと近づきます。 そうなればシメたもの。券を買うときに、そんなプレイヤーの表情や言葉をファンは思い出しますから。 プレイヤーの協力もあって、勝者インタビューは一つの「業界標準」として、競艇界ではかなり広まりつつあります。何より、お客さんの反応が抜群にいいです。せっかく身近に、お客さんに楽しんで貰える対象がいるのだから、ということで、大金払ってタレント呼ぶより、選手の姿を見てもらった方がいいと、「プレイヤー中心」のイベント作りに大きく舵を取る競艇場もあるぐらいです。 競馬の場合、馬が人間の言葉を解してくれればいいのですが…それは無理。となれば、馬を取り巻く関係者の皆さんに、ファンの私たちは様々な思いを抱いてレースることになるのは、当然の成り行き。 得てして、ジョッキーや調教師が注目されるケースが多いわけですが、競馬はもっともっと多くの人たちが携わっている。それが他の公営競技にはない「面白さ」に繋がるはずだと思うのです。 例えば、日々馬を鍛えたり、厩舎チーム全体を取り仕切ったりする調教助手の方にとっては、馬をレースに送り出す気持ちは、また独特のものがあるに違いない。あるいは、毎日馬を世話する厩務員の方は、担当馬の一つの勝利に騎手や調教師とは全く違った喜びを、実は感じているのではないでしょうか。さらに、馬主の方にとって、所有馬の勝利というのは、厩舎関係者とはまた別の喜びがあるはず。 そんな、1頭の馬に関わる様々な人たちのストレートな気持ちを、リアルタイムでお伝えするチャンスが出来ればと日々考えているわけですけど…どうなんでしょう? 人が求めているのは、生の人間との触れあい、生の人間のぬくもり。これは人間が生き物である以上永久不変の真理だと思うのです。だとしたら、競馬が「人に求められるもの」であるためにしていくべき事は、自ずと見えてくると思うのです。 競馬が、そんな感動を与える存在として求められていく。そんな進化のお手伝いをするチャンスがあれば、競馬に携わる者としては、これは最高の幸せです。
2007年04月10日
みなさん桜花賞はいかがでしたか?私もピンクカメオとクーヴェルチュールの応援に阪神競馬場まで行ってきました!それにしても、ダイワスカーレットとウオッカの強さには脱帽でしたね!!さて、皆さんも新聞などでご存知の通り、今回カメオとチュールは長距離、直前輸送を避けるため、また美浦とは勾配の違う坂路で鍛えるため、早々に栗東入りし調整を進めてきました。暮れのジュベナイルフィリーズでは、レース直前の長距離輸送による大幅な馬体減があり、力を存分に発揮できませんでした。そのことを教訓に今回の調整方法にチャレンジしてみました。カメオは輸送の疲れなどで飼葉を食べなくなるような馬ではなかったのに、あれだけ馬体が減ってしまったことは本当に驚きでした。若い女の子には精神的、体力的にかなり辛かったとしか説明できません。今回ピンクカメオは+2キロ、クーヴェルチュールは+4キロで出走することができました。ちょっと結果が伴わなかったのが残念ですが、一応の滞在の成果は残せたのではないかと思います。美浦からの遠征組で頑張ったカタマチボタンとイクスキューズは長距離、直前輸送にもかかわらず、プラス体重での出走でした。また結果が出せなかった関東馬たちの多くは、大幅な馬体減がみられました。その馬の距離や馬場への適性などもあるので、この結果にくじけずまた新たな試みに挑戦していきたいと思います。さて今週は皐月賞。国枝厩舎からはマイネルシーガルが出走します。このマイネルシーガル君、とにかくおとなしい馬なのです。競馬前のパドックなどでは少しちゃかちゃかするようなところがあるのですが、普段自分の馬房では一日中じーっとしています。ただ警戒心は相当強いみたいで、いつも馬房の外に顔を出しています。ただ、顔を出して周りの様子を伺っているにもかかわらず、うつらうつら(笑)。走る馬は本当に無駄な力を使わないんだなと感心させられます。調教時も少々のことには動じず、いつも堂々と厩舎の馬たちの先導をしています。いわゆるリーダーの資質があるとでも言いましょうか、この馬には三歳のこの時期にして貫禄さえ感じさせられます。ところで、パドックなどで皆さんも感じられたことがあるかと思うのですが、得てして走る馬にはこのシーガル君のように風格や、貫禄のようなものを感じませんか?ではこのシーガル君のように、成績のよい馬はなぜ堂々としているように見えるのでしょうか?毎日の調教は彼らにとって、楽しい時間ではありません。馬場に向かう途中、その苦しさから逃げるために立ち止まって動けなくなる馬。まじめすぎる性格で「走らなきゃ…走らなきゃ…」って考えすぎるあまり、騎乗者のコントロールが利かなくなる馬。また、本当に便意をもよおしているわけじゃないのに、何度も何度も立ち止まってはボロをする(するふりをする)馬。なかには鞍をつけて準備を始めると、がたがたと震えだす馬。ハミを持っていくと、ひたすら馬房の中を逃げ回る馬など、とにかくみ~んな調教は嫌いなんですね。こう言うと、サラブレッド達が怠け者のように聞こえますが、皆さんにもこのような感覚を体験されている方もいるはずなんですよ! たとえば、トレーニングジムなどに通われている方。はじめのうちは楽しさが先行するため感じませんが、トレーニングの苦しさを知るごとに、徐々に通うペースが落ちてきて、最終的には行かなくなったなんて経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?ダイエットや英会話スクールなどなど…実は私がそうなんです(笑)。そのように日々の調教は彼らにとって、とてもとても苦しい時間なんですね。ところが、このシーガル君、そんな苦しがるような素振りを全く見せません。すごいでしょ!いらいらして人や周りの馬に八つ当たりするようなこともありません(見習わなきゃ…)。そこには「ゆるぎない自信」のようなものがあるように思えてならないんです。ではいったいその「自信」はどこから来るのでしょうか?おそらくそれは、心肺能力がほかの標準的な馬たちに比べて、格段に高く、また足も速い。ほかの馬たちの「苦しい」レベルの調教がシーガル君にとっては朝飯前みたいなものなんですね。ですから、精神的に追い詰められることがない。そこに気持の「余裕」が生まれる様です。それが、あの堂々とした、自信に満ち溢れた姿となるんでしょうね。レースでの走りも、いつも余裕しゃくしゃく。折り合いの心配もいらないんです。御覧になった方もいらっしゃると思うのですが、二歳の時のいちょうステークスなんて、落馬寸前の大きな不利がありました。ですが、そのあと鞍乗の後藤騎手の指示に冷静に対処できたのは、「つまずいちゃったけど、へっちゃらへっちゃら~」という、彼の「自信」の真骨頂だったのではないでしょうか…一週前追いきりも、坂路で半マイル49秒台前半を馬なりでマーク。厩舎のリーダーから世代のチャンピオンへ。本番が本当に楽しみです。そんな風な目で、皐月賞のマイネルシーガルを御覧になってみてください。きっと今までと違った目で、一頭の「個性」を持った馬として競馬を見ることができるのではないでしょうか。ただし、皐月賞のようなビッグレースに出走してくる馬はすべてが、このシーガル君のように、牧場や厩舎のリーダーだった馬たちです。ですから、このようなビッグレースは、そのリーダーたちの意地とプライドが激突する本当に見ごたえのあるレースになるのです。ぜひとも、みなさん「馬」に思い入れを持って、応援してみてください。もっともっと競馬を観るのが楽しくなるのではないでしょうか!!
2007年04月09日

皆さん、こんにちは!4月7日から今年度の岩手競馬が開幕し、水沢競馬場では昨日から明日までの3日間、アナウンサーサミットが行われています。全国の競馬アナウンサーやキャスターが「地方競馬がんばれ!」を合言葉に集まったんです!!とここまでは書きましたが、おそらく北海道チームの小枝アナや太田アナ、また、金沢・南関東の大川アナがそれぞれの視点でお書きになると思いますので。私は、別角度から。 岩手と言えば、名馬の宝庫としても知られていますよね。東京大賞典や南部杯を制したトーホウエンペラーもその1頭。南関東びいきの私としては、かなりの手強いライバルでしたよ、その当時(苦笑)でも、黒光りしてかっこよくて、絵になるお馬さんだったよなぁ~。 そんなトーホウエンペラーも今では立派なお父さんなんだけど、初年産駒から活躍馬を出しているんですよぉ!!京浜盃に出走して、今度のクラウンカップにも参戦予定のイチモンジという男の子。また、お父さん譲りの青毛の毛色をもつトミノクロカミは桜花賞4着になって、牝馬クラシック戦線を賑わせています。中央ではマセラテイスタという男の子が活躍しているようです。ちなみに、この写真は、桜花賞のトミノクロカミちゃんです↓ 昨日今日とアナウンサーサミットで水沢に行っていたんですけど。検量前で、トーホウエンペラーを手掛けた千葉四美調教師にお会いしたんです。実はまだ一度もお話しをさせて頂いたことはなかったんですが、どうしても、南関東でトーホウエンペラーの子供が活躍していることをお伝えしたくって、思い切ってお声をかけさせて頂きました(わたし、かなりの人見知りなんで。マスコミのくせに・・・苦笑)。 千葉先生も、もちろん南関東のエンペラー産駒の活躍はご存知でしたよぉ!!エンペラーの初年度産駒は、全て牧場で見て歩いたそうです。エンペラーの子供たちはお母さんの毛色を受け継ぐタイプが多かったようで、黒光りタイプは多くはないそうです。だからこそ、クロカミちゃんの当歳時も覚えているそうなんです!!で、「クロカミちゃんは浦和コースよりも大井コースの方が合うそうですよぉ」と言ってみると、「エンペラーと一緒だ。エンペラーも右回りの方が良かったから(苦笑)」と千葉先生。 エンペラーは皆さんもご存知のように、お父さんがブライアンズタイムで良血さん。中央ではなくて地方で走ることになったというのは、やはり弱い部分があったという事実もあるでしょう。デビューが遅かったということも、そういう部分にも繋がっていると思います。とにかく無事に走ることができるようにと、千葉調教師はじめ厩舎スタッフの皆さんは、じっくりじっくり大事に大事に手掛けられて、2年連続NARグランプリ年度代表馬。地方の頂点にまで上り詰めました。一見、血統だけで言えばエリートに見られがちだけど、そうじゃないんですよねぇ。苦労と我慢を積み重ねた馬でもあったんです。そして、これだけの実績を持ちながら、今の時代に生きて、ずっと岩手の馬であり続けたということも、岩手の宝馬の1頭と言っても過言ではないと、私は思います。 「雨に濡れると黒光りして見えるような、またそんなエンペラーの子供で…」と千葉調教師はニッコリ。この短い時間ではあったけど、千葉調教師がエンペラーにどれだけの愛情を注いでいたかということを、垣間見ることができた気がします。「バランスがとても良かった!」とエンペラーのいいところをあげてらっしゃいましたが、またそんなエンペラー譲りの子供で、南関東にも遠征しに来て頂きたいなぁと思います。千葉調教師自身、現在は2頭のエンペラー産駒を手掛けていて、現2歳には1頭スタンバイしているそうです。 エンペラーの近況は、こちらをご覧下さいね。
2007年04月08日
ミツオーです。この季節に飛んでくる花粉が大嫌いです。飛んでくる黄砂が大嫌いです。缶詰めのホワイトアスパラが大嫌いです。さて、3月31日をもって、船橋の高松弘之調教師が勇退されました。調教師としての勝ち星は手元の記録で586。「手元の記録で」と保留をつけるのは、この記録は1973年以降のレースしかかぞえられていないからです。それより古い記録はコンピュータで整理されていない。いくところへいけば、紙に書いた記録があるそうですが、そこに記載されたものや、ひょっとすると紙の記録すら残っていないものは上の数字にはふくまれていないわけです。わたしのいう「手元の記録」というのは、南関東の調教師と騎手のひとりひとりについて、勝ち星をあげるたびに、日付けと馬名・レース条件などをわたし自身が書きつけたものです。今年いくつめの勝ち星か、通算では何勝めか、というものがひとめでわかると便利だったりするので、昨年から試験的にやってみているものです。山中アナウンサーは、ノートパソコンをつかって同様の記録をつけているようですが、ローテク人間のわたくしは紙に書いております。しかしまあ、同一会社内の人間がそれぞれ記録をつけていて、それぞれ自分でしか使わないというのも不毛な感じがするというか、無駄な感じがするというか、仲が悪いみたいというか(悪くないですよ、多分。念のため)。そこで。先日、ようやく大井競馬場実況放送室に社用のパソコンが導入され、身のほど知らずのわたくしは、紙に記録をつけたりせずに、このパソコンを使ってデータベースを作っていけば、会社の人間みんなが利用できるではないか、などという野望をいだいてしまったわけです。ところが、思いきってここで告白しておくと、わたくし、パソコン使えません。Javaとは紅茶飲料の名前で、USBとはどこぞの放送局で、エイリアスとはオリックスかどこかの外国人選手だと思ってしまうほどに、じつはパソコンのことを理解できていません(本当。ただし上の例は誇張)。おまけに、わたくしMacユーザです。ワードやらエクセルやらというものを使ったことがなく、ウインドウズ用パソコンのマウスにボタンが2つあることに違和感をおぼえてしまう程度に、いわゆるパソコン(Macではなく)を使えません。そんな人間が、よりによってデータベースを、ウインドウズユーザでも使うのに苦労するというあのデータベースを使ってみようか、などと考えるのは、もうこれは野望ではなく無謀とよぶべきものかもしれません。関係ないですけど、パソコン用語って最後の音引きをはぶくでしょ?「コンピュータ」とか「プリンタ」とか。「プリンタ」ってひびきが妙にかわいいと思うのはわたしだけですか?一応、野望を実現するための助けになるかもと思って、ウチのMacに入っているアップルワークス6のデータベースを試しに少しいじってみたのですが、たしかにこれは扱いが難しい。でも、もしもこれを使いこなせたら、なんだかホントにパソコンを使ってる感じがしてカッコイイかも、などと空想してみたりはしたのですが。まあ、実際のところは、くだらない妄想してるすきに紙に記録をつけてしまったほうが一千万倍速いな、と。そんなわけで、弊社の「南関東地方競馬レース結果データベース化計画」は進行する気配もありません。まずワードで書類をつくれるようになるところから始めなくちゃダメだな(笑)。それからデータベースソフト入れなくちゃ。アクセスでしたっけ?それで、猿でもわかる解説本を読む。すべてはそれからだ(気の長い話よ)。高松調教師の通算勝ち星が586というのは、NARホームページのデータルームを参照しています(わたしのつけている記録もここを頼りにしています)。このデータルームの数字が、1973年以降のものであるわけです。そうした古い数字が含まれていなくても、このデータルームは非常に頼りになります。地方競馬の開催日数は、昨年度はたしか1500日をこえています(全国のものを合計するから)。そのすべてのレース結果がわかり、全国の調教師・騎手の勝利度数が確認できるデータルーム、担当している方は、毎日さぞかしお疲れのことでしょう。いつもお世話になっております。たまってしまった記録を整理するのはたいへんなので、こういうものは地道に少しずつ、書くにしろ入力するにしろ、かたづけていかなくてはいけません。そういう意味でも、毎日のレース結果から目がはなせない。たとえ自分が休みであっても、今日のレースは誰が勝ったかな?というのを毎日チェックしておるわけです。ところで、この文章、7日(土曜日)早朝4時半すぎに投稿してますが、6日(金曜日)の扱いになってしまうんですなあ。一体何時からが翌日なんだろう?
2007年04月06日
今年からグリーンチャンネルで、パトロールビデオを全レース、スタート-ゴールで流す番組が始まりました。通常のレースVTRではわかり辛い場面も、この番組(という言い方も不思議な感じですが…)で細かな点に気づかされることも増えました。ここ数年は、中央・地方問わず、審議になれば、その箇所を後でチェックすることもできるようになりましたが、グリーンチャンネルのこの番組は、本当にためになります。 いきなりこんなことを書き始めたのは、3日にNARを訪れ、公正部の方にお話を伺う機会を設けて頂きました。昨暮れから今年にかけて、疑問に思う裁決が多かったという個人的な理由からだったんですが、親切丁寧にお答えを頂きました。 まず、一番ぶつけたかったのは、昨暮れの東京2歳優駿牝馬のスタートのこと。記憶にある方も多いでしょうが、差し切りVを演じたブラックムーンでしたが、スタート直後に内斜行し、7頭ほどに影響を及ぼしました。しかし、意外にあっさりと確定し、その時の検量室の雰囲気も驚いていた感じがありました。 このことに関して「かなりの被害を受けた馬はそのうち3頭ほどでしたが、それに騎乗していた3人の騎手に事情聴取を取り、加害馬の騎手ともやりとりをしながら、進路妨害には当たらないとしました」という結論だったそうです。その時に、降着制度に関する話もされていましたが、「被害を受けた馬の度合いを見るよりも、その不利がなければ着順が変わる可能性を考え、入線した着順より上位に来れたと判断した場合に、加害馬を降着(失格)とするというのが、降着制度の考え方」ということでした。これはこれで納得はいくんですが、スタート直後の不利なら、被害を受けた馬たちの位置取りに多大に影響をするだろうし、自分の競馬ができない状況なら着順は大いに変わる可能性は高いのでは?という質問も投げかけました。「ただ、レースを見る側、パトロールでレースを確認する側、その後全員でパトロールを確認した上で事情聴取を取り、その中でこちらの説明を受けた騎手たちも、わかりましたということで、もめるような状況はなく、スムーズに確定できました」という話でした。この事情聴取なんですが、中央では、レースが終わると裁決委員はエレベーターで検量室に下りて、実際に面と向かって話しをします。地方競馬の大半は、裁決室と検量室が離れているので、何かあった時は電話でのやりとりになり、どうしても納得がいかないという当事者たちの判断により、その関係者が裁決室に上がっていくこともあるとのこと。2歳優駿牝馬の時は、電話でのやりとりだけで収まるものでしたが、対面して話すのと、電話だけでのやりとりでは、やはり伝わらないこともあるでしょう。その中で、短時間で関係者が納得のできる結論を出すことが裁決委員の仕事でもあり、難しい立場でもあるでしょう。今は先述したグリーンチャンネルなどの試みやVTR等を含め、ファンの競馬に対する目も肥えている状況ですから、裁決委員の方々も大変だと思います。 それ以外でも、色んな話をしていきましたが、「確かに最近、ラフという表現は正しくはないんですが、そのような騎乗ぶりが目につくことが多く、公正部としても注意を促していかないといけない時期にいるとは思っていたところです」ということもあり、日ごろから事故防止の指導もしていく立場でもある公正部の仕事ということでした。 以前、坂田さんが書かれていたように、オーストラリアでの裁決の方法もあるし、これぐらいやっても良いと思うことも多々ありますが、これだけは言えるのは、「何でもかんでも審議をつけるのは良くない」という発想が、中央のマスコミや地方の関係者の中にあるのは、個人的には疑問です。審議をつけることにより、必ずVTRは流れるし、その上でファンは納得できます。オープンにすることは良いことです。何度も言いますが、ファンの競馬を見る目は、僕たちも驚くほど厳しいものがあります。ちょっとしたことでも、「あっ!」と思えば審議をつける。このことは、よく地方競馬で放送される「大変御迷惑をおかけしましたが…」とはなりませんよ。
2007年04月06日
花の咲く春のこの季節が大好きです。クラシックに向けて3歳馬が熱戦を繰り広げるこの時期が大好きです。冬休みが明ける各地の競馬が開幕するこの時期が大好きです。というわけで、今週末には岩手競馬が水沢で無事開幕。華代子さんや↓に太田さんが書いているように、開幕に合わせてアナウンサーサミットをはじめさまざまなイベントが行われます。僕は出張して日・月に金沢競馬の実況を担当するので水沢には行けませんが、金沢から岩手のイベントの成功を願っております。金沢は開幕第2週。さっそくA級の重賞第17回スプリングカップが行われます。まだ枠順は決まっておりませんが、チヨノドラゴンの激走(降着は残念でしたが)に刺激を受けて?、百万石賞に向かう古馬たちの熱いレースにご注目いただきたいと思います。今週末はJRA桜花賞(船橋エミーズスマイル出走!)だけでなく、各地の地方競馬にぜひ皆様本場や電話・ネット投票でご参加下さい。4月になって船橋開催が4日目まで終了してますが、カレンダー上1年の四分の一が終了した3月31日までの南関東騎手成績をご紹介しましょう。(H18年度22回大井競馬6日目終了/全730R・同着2)1 内田博幸 114(+JRA10)=3月45勝(JRA5勝)2 今野忠成 47 =3月14勝3 御神本訓史 43(+JRA2) =3月19勝4 石崎隆之 36 =3月12勝5 坂井英光 34 =3月12勝6 張田 京 33 =3月11勝7 戸崎圭太 32 =3月13勝8 的場文男 249 酒井 忍 23 =3月 9勝10 左海誠二 22(+JRA1) =3月 5勝例によってここ2年の内田騎手。2005/1/1~3/31…123勝(全699R/2位的場文男53勝)2006/1/1~3/31…112勝(全703R/2位的場文男61勝)2位以下が拮抗している中、内田騎手がリーディング独走態勢を固めました。ダントツの月45勝は各場で成績を残している証。一方開催がほとんどなかった川崎勢に対し、大井勢は2開催あって勝ち星を伸ばしました。御神本騎手の3月の充実振りは目立つもので、重賞2勝だけでなく大井開催での活躍が顕著でした。
2007年04月05日

4月と言うのに寒い帯広です。 今日は平日には珍しく婚礼の仕事があり 某ホテルで仕事をしてきました。 お腹もすいたし、さぁ帰って何食べよう・・・とその瞬間、あっブログ! と思い出し、あわてて会社に戻って来ました 古谷さんの日記でもありましたが、先週3月29日木曜日に 門別競馬場で能力検定の公開があり、能検ツアーでファンの方々がいらっしゃいました。古川さんの進行と古谷さんの解説で進み、私は見学・・・と思っていたら、一緒に加わる事になり かなり慌てました 前半は、古川・古谷両氏が能検についてのいろはを説明しながらレースを観戦(?)その後、ファンの皆さんによる能検1着当てクイズが行われました。 これが以外に楽しかったのです。 勝つ事が目的のレースではありませんので、予想も非常に困難です。そんな中、斎藤正弘騎手と川島雅人騎手が現れ、彼らも一緒に予想に加わりました。 3レースポイント制で行われたゲームでしたが、最後はゴール前でみんな声をあげるほど盛り上がりました。 ついつい私も真剣に返し馬を見たりして、古川さんにつっこまれました その後、竹内・伊藤・笹木騎手も加わり、サイン会や記念撮影も行われました。 その時チョットおちゃめな斎藤騎手を激写 ホクト君のたすきを自分に掛け、はい!ポーズ 照れながらも結構楽しんでいました。 開催中もこんな風にジョッキーたちとの交流が出来たらいいですね。 さて、今週末は水沢競馬場でアナウンサーサミットというイベントがあり、太田アナと一緒に7・8(土・日)に参加して参ります。 土曜の朝4時に帯広を発ち、千歳からで花巻へ向かいます。 寝坊しないようにしなくちゃ(心配なのは太田くん・・・・) あっ ご飯粒落ちた 実は今、カップとを食べながらキーボードを叩いています・・・失礼 何とか水曜日中に書き込む事が出来ました。 良かった良かった。それでは皆さん、また来週 あれっ、仕事に行っている間に太田アナが書いてくれたみたい 何と今日はダブル日記になりましたね。 大サービスかな? 確認せずに慌てた私もドジね ホントに失礼致しました。
2007年04月04日
4月に入り大分暖かくなってきた北海道ですが、まだまだ安心はできません。今日の夜には雪が降る予想が出ています。昼間は晴れていたのですが・・・予想が当たりませんように!!今日は東京で雪が降ったそうですね。桜はどうなっているのでしょう?先日、車を洗った次の日に雪が降り、あっという間に車が真っ黒になってしまってブルーになる太田です。 さて、この時期の北海道は、「ばんえい競馬」、「ホッカイドウ競馬」も休催中で、ファンにとってはなんだか物足りなさを感じているのではないでしょうか?「ホッカイドウ競馬」は今年4月18日、門別で開幕です。あと2週間となりました。なんだか待ち遠しいですね。2歳馬の能力検査も着々と進んでいるようですね。800m50秒を切る馬も出ているみたいなので、(古谷さん情報)今年も2歳馬の走りは注目ですね。開催日程、そして昨年度と賞金、重賞体系など結構変更がありますので、HPの平成19年度開催概要を是非ご覧下さい。なんといっても8月30日に行なわれる、2歳馬の新設重賞『ブリーダーズゴールド・ジュニアカップ』が楽しみですね! ばんえい競馬は、4月27日開幕です。皆さんもご存知の通り、今年度から帯広1市のみの開催となりました。地元紙では、連日ばんえい競馬の記事が出ています。4月から帯広市、そして、オッズパーク・ばんえい・マネジメントの協力で「新生ばんえい競馬」が動き出しました。ロゴも決まり、新しいスタートとなりそうです。子供たちの大人気『リッキー』もいろいろな功績をたたえられ、帯広市の住民となり、先日住民票を首にかけた写真が新聞に出ていました。同日、市長より、帯広市の「特別嘱託職員」任命され、これからもばんえいのPRの為に活躍してくれることでしょう。開催日程などはHPをご覧下さい。4月30日には早くも新設の重賞 『第1回ばんえい十勝オッズパーク杯』が予定されています。期待しましょう。 つかの間のお休み期間ですが、今年の「ホッカイドウ競馬」「ばんえい競馬」どちらも目が離せません。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、今週末は岩手競馬の開幕。開幕にあわせていろいろなイベントが行なわれます。開幕の7日には、フサイチ軍団総帥 関口房朗会長トークショーが、そして、7、8、9日は、各地の競馬場で活躍する実況アナウンサーの皆さんによる、「全国競馬場実況アナウンサーサミット」が行なわれます。もちろん、小枝アナ、私も参加いたします。ブログでお馴染みの大川 充夫アナ、・高橋 華代子リポーターも参加予定だそうです。皆さんにお会いするのもすごく楽しみです。是非開幕の岩手競馬にご注目下さい。来週は、岩手のみやげ話を小枝アナがきっと載せてくれると思います。ご期待下さい。
2007年04月04日

鮮烈なといえば鮮烈な、あっけないと言えばそうとも言える結果になった、今年のドバイワールドカップ。レース翌日のゴドルフィン発表によると、ディスクリートキャットは内視鏡検査の結果、ノドに疾患というかトラブルが発見されたとのこと。このあとの動向は微妙なものになりそうです。 そうは言っても、レースで見せたインヴァソールの強さに、異論を挟む余地は全くなし。世界最高峰のレースで最高のパフォーマンスを見せてくれたことに、それを目の当たりにすることが出来た競馬ファンの一人として、感動と感謝の念を感じずにはいられません。 アドマイヤムーンの強さも格別のものでしたし、ヴェンジャンスオブレインの勝利は、元世界チャンピオンの格と威厳を示してくれました。それぞれがそれぞれに印象に残るレース。「ここでしか見られない」という迫力に満ちたものでした。 春の世界選手権がドバイワールドカップデーなら、秋の世界選手権はやはりブリーダーズカップでしょう。こちらはまだ見に行ったことがありません。これまでは正直、「まあいつか見られればいいや」ぐらいの気持ちだったのですが、今回ドバイで生のレースを見て、ブリーダーズカップも是非見てみたくなりました。最高のレースを恐らく全く異なる雰囲気で楽しむ。競馬ファンにとっては最高の贅沢になりますね。今すぐには無理でしょうけど、いつの日か実現したいです。 ところで、ドバイでは、何事につけ英語とアラビア語が併記されております。 当日のレーシングプログラムも、当然両方の言葉で用意されているのですが…これが都合のいいことに一冊にまとまる。ドバイワールドカップのページ(英語版) 横書きの冊子ですから、左綴じで普通に右から左に開いていくと、ご覧のような感じで読み進められる英語版。 これに対して、同じ冊子を右綴じで左から右に開いていくと…ドバイワールドカップのページ(アラビア語版) ご覧のように、アラビア語版が展開。アラビア語は右から左へ文字を綴りますから、丁度うまいことに1冊の冊子の中に両方収まるわけです。 勝負服、国旗、図表の配置まで全てが、まるで鏡に写し取っているかのように全てが逆さま。もちろん文字は、数字も含めて全然解読不能ですけど。 アラビア語が左右逆綴りだとは聞いていましたが、ここまで全てがまるっきり反対になるとは思いませんでした。 まあこの国の場合、「併記」だからそれこそ平気ですけど、アラビア語しか目に出来ない国に行ったら、本当に心細い思いをするでしょうねぇ。何しろ類推すら不可能ですから。 最後に、ジュメイラのビーチの写真でも。海は、本当にキレイでした。ここは一般客向けのビーチ(いわゆる「海水浴場」みたいなところ)ですが、高級ホテルのプライベートビーチなら、もっと優雅に楽しめると思います。 皆さんも、機会があったら競馬があるこの時期に是非ドバイへ。但し、馬券は売ってませんので、悪しからず。
2007年04月03日
皆さん始めまして。美浦トレセンで調教助手をしております奥村武です。ヘビーな競馬ファンの方の中には、競馬新聞などで、たまに名前を見かける方もいらっしゃるかもしれませんが、このような場所に登場するのは初めてとなります。毎週月曜日を担当することとなりましたので、よろしくお願いいたします。私は月曜日(厩舎全休日)に南関競馬などの地方競馬に足繁く通う馬券オヤジでもあります。つまり、中央競馬の馬券は、法律上買うことができませんが、皆さんと同じ、競馬ファンの目線も持っているつもりでおります。競馬サークルの内側から見た「中央競馬」と、外側から見る「地方競馬」。そんな感じでこのブログを綴っていければなぁと思っていますのでお付き合いください。地方競馬に通いつつ常々感じていること…毎日競走馬たちと暮らしている自分たちでさえ、競馬場で見る馬の「気持ち」が伝わってこない…毎日馬のことばかり考えて、馬たちと会話をしている者でさえ馬の「感情」が見えてこない。そう、馬には人や犬や猫と同じように、感情も体温も表情もあるんです。ただ、競馬場で見る馬にそれを感じるのはなかなか難しいのではないでしょうか。あたかも、競馬新聞の柱が走っていたり、ゲームの中の馬が走っているような錯覚に陥ることはありませんか?このブログでは、競馬新聞に載らない、馬たちの「気持ち」にスポットを当ててお話していきたいと思います。私は馬じゃないので、あくまで推測なんですけどね。昔から、競馬は馬7人3と言われているのは皆さんもご存知ですよね。ただ馬7の内訳はどのようにお考えでしょう?当然競走馬として必要な優秀な肉体。人間が創った最高の芸術品とよく言われるように、サラブレッドは素晴らしい肉体を持っています。ですから、それを評価することはイコールその馬の能力と考えられていると思います。しかし、みなさんも競馬場のパドックなどで実際に馬を御覧になるとき、経験のあることかと思うのですが、体を見たら群を抜いて素晴らしい馬が、レースでさっぱりなんてことはありませんか?その原因をジョッキーのせいにしていやしませんか?たしかにレース中の様々な出来事で負けることも多々あるのですが、多くの場合その馬の性格に問題があるのではないかと感じます。つまり、馬の能力(競馬におけるパフォーマンス)=身体能力+精神力と私は思ってるのですが、その割合は自分の経験上、五分五分。とても立派な体をしているのに、なかなか出世できない馬。またその反対に、この馬がそんなに走るのか?と思うようなオープン馬。その極端な例に関わっているもの。それこそ正にその馬の「性格」ではないかと、「精神力」ではないかと…ですから我々トレセンで働く者は、皆さんがよく目にする追い切りばかりがクローズアップされがちですが、馬の気持ちを競馬に向けて調整していくという、とても掴みどころの無い部分に実はかなりのウエイトを置いているのです。長くなりましたが、来週からはもっと気軽に、私の職場である国枝厩舎の馬たちなどにも随時登場してもらいながら、馬の性格・感情・表情などについてお話していきたいと思います。
2007年04月02日

月曜日から日曜日に移動してきた高橋華代子です。どうぞよろしくお願い致します。今日は日曜日。そして、春休み中。世間はお休みの人が多いんでしょうね。あっ!エイプリルフールでもある。どんなウソついちゃおうかな(苦笑) まっ、それは置いといて。 南関東の厩舎地区でも、ちゃんとお休みは決まっています。半休は、午後からがお休み。全休は、丸々一日休み。だからと言って、お馬さんは生き物。カイバはもりもり食べますからねぇ。お水もゴクゴク飲みますからねぇ。カイバを作ったりお水を替えたりする人も、もちろん必要です。厩舎によっては、当番制をとっているところもあれば、それぞれ各自がやっているところもあれば、さまざまだったりします。ただ、自分の担当馬のレースが近ければ、決まった休みは関係なく調教は行われるわけで、休みがなかなかないという関係者もいたりします。本当に大変なお仕事だなぁと思いますよ。関係者も大変だけど、そのご家族もねぇ。そういえば以前、石崎駿騎手がデビューした頃に「子供の頃、お父さん(石崎隆之騎手)が仕事ばかりで寂しくなかった?」って聞いたことがあったんですけど、「そういうもんだと思っていました」と、駿騎手。競馬関係者さんたちが思い切ってお馬さんのお仕事ができるのも、奥様や子供ちゃんたちのご家族の理解あってこそのことなんですよねぇ。 さてさて。オープン馬たちになると、お休み関係なく調教を続ける場合も多いので、私もよく厩舎地区がお休みの時に出没します。お馬さんも関係者も少ないから、ちと寂しかったりするんですが、かな~りのんびりモードが漂っているんですよねぇ。先日、船橋のお休みの時。かな~り濃厚なショットを目撃したので、その写真をちとご紹介していきますねぇ。 ぬわ~んと!!石崎隆之騎手がベルモントストームを引っ張って、引き運動をしていたんですよぉ。乗り運動じゃなくて、引き運動っすよ!!ストームの楠厩務員が兄弟子にあたる関係ではあるんですけど。楠厩務員がストームのカイバ作りや馬房掃除をしている時に、たまに手伝って引き運動をしているそうなんです。っていうか、あまりにも興奮状態に陥っちゃって、ピンボケ気味ですが(涙)、貴重なショットですよぉ~。 ここは騎手控え室。普段なら、もっと騎手たちが多いんですけどねぇ。お休みの時だから、人も少ないんです。この時は岡林先生もいたり、克己先生もいたり、引き運動から戻った石崎騎手の姿も見えますねぇ。新聞を広げているのは、船橋イチのイケメン・としさん。ナイキアディライトの調教をつけていたことでも知られていますが、現在はエミーズスマイルの調教パートナーでもあるんですよぉ~。 にんにくをする張田京騎手というのも、かなり貴重です(笑)。お休みの日だから調教が終わるのも早いですからねぇ。で、鹿の肉があるということで、張田騎手が取材陣に振舞ってくれたんです。生の鹿肉って初めて食べたんですが、全く生臭くなくて、ペロペロ食べてしまいました。ご馳走様です!普段は非常にクールな張田騎手だったりするんですが、根はとても優しい人。お馬さんへの愛情も抜群!!自分の乗ったお馬さんを見に、馬房に会いに来るのも張田騎手だったりするんですよ。 ケーキを切る川島調教師というのも、レースではなかなか見ることできません(笑)。夏場になると、大好物のスイカを自ら切って、報道陣と食べている姿をよく目にします。川島調教師の元気の源は、スイカのようです。 ちなみに今現在は、明日からの開催に向けてビシバシピリピリ追い切りがかけられている時ですよぉ~。明日・月曜日からの船橋競馬。新しくホームページもできましたので、どうぞチェックして見て下さいね!!楽しみなレースもたくさんありますよ~ぉ。名馬の宝庫、船橋競馬場に是非起こし下さい!!
2007年04月01日
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