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皆さんこんにちは。 今日の帯広はとってもいいお天気で、今の時間はコート無しでも平気なくらいです。 (今週は太田アナが競馬場出勤です) 今年の札幌シリーズは、3開催(と言っても第3回は1日だけですが・・・)。 交代で行っていると何だかアッという間と言うか落ち着かない感じで過ぎて行きそうです 先週は大忙しの3日間で、毎朝7時30分頃には出勤するのですが 結局一日中バタバタしてしまいました。 特に北海道2歳優駿の日は、川本騎手の送別式・五十嵐騎手の1200勝表彰式があり、取材、原稿作りをして、協賛競走の表彰が5レースくらいあって、勿論レース実況があって・・・ とまぁそういう業務は平気なのですが、何が大変かって言うと 放送室からウィナーズサークルまでの行き来です。 直線距離にすれば大したことはないのですが、ゴンドラ席の放送室から、いったん逆方向へ進みゴンドラと反対側にあるエレベーターで1階へ、そしてウィナーズサークルへいきます。 このエレベーターが問題。3階の馬主席のみなさんが利用するものと一緒の為、私がR階で乗り 3階でお客様が乗り 馬券を買うお客様は2階で降り、パドックへ行くお客様は1階へ。 一番最悪なのは、エレベーターが3階にいて下階へ向かっていて それが登って来るとき2階でお客様が乗り 3階で降り、やっと私が待つR階へ来る。 さらに降りるとき前述のパターンだと、途方に暮れます 「階段を使えばいいじゃないか」 と思いますよね。 これがまた、ホッカイドウ競馬の開催日には札幌競馬場の施設を全て借りているわけではないので、階段にはチェーンがかかっていて通行不可。 エレベーターは2基あるのですが、あの日に限って何と1基故障した時間帯があり、ふんだりけったりでした。 てな事で、余裕を持って表彰式に行ける時と、エレベーターを降りた瞬間からダッシュしなくちゃいけない時があります。万歩計つけてたら、どのくらい計測されたかなぁ~ さて、レースの方ですが、旭川では前残りのパターンが多かったのですが、札幌は向正面で相当後ろにいても、最後は届いちゃう事が結構あります。 印象的なのは山口騎手。3コーナー手前くらいから仕掛けて行って結構外を回りながらも ゴールでは届いてる。何か水を得た魚の如く勝鞍を挙げているように思います。 上昇度と言えば、今年は桑村騎手の好騎乗が目につきますね。 今後も楽しみなジョッキーです。 今度ゆっくり取材してみたいな~と思います。 明日はもう11月。 この仕事をしていると一年がアッと言う間です。 そろそろ年賀状の準備もしなくちゃ と考えています。 それでは又、来週
2007年10月31日

今日からまた、香港とマカオに行ってきます。 JBCがあるこの時期に何故!?とお思いでしょうが…私もそう思います、マジで。ズル休みだと言われても仕方のないタイミングですが、暮れの香港国際競走の時には何かと慌ただしいので、その前に1度行っておくのが毎年のパターンでして…。ここしか行けるところがなかったんですよ、今年は。 そうは言っても、今年は日本から香港への遠征馬はゼロになる見通し。今のところ出ている情報では、昨日までに中山か阪神に入って検疫を開始しないと、香港に入国できないという話を、新聞で見ました。 新聞で見ただけで、公式にどういう話になっているのかはよくわかりません。ただ、来年北京オリンピックの馬術競技がシャティンで行われることになっているので、それに伴い「先方」がナーバスになっている、と考えれば、一応話の辻褄は合うように思えます。 すでに、設定された香港国際競走観戦ツアーのいくつかは、中止のやむなきに到っているという話も聞いていますが… こんな時だからこそ、行ってみませんか?香港へ。 実は、香港国際競走は、世界中の名馬を一挙に見ることが出来るチャンス。私は昨年からグリーンチャンネルの出演が日曜日になり、私はレースの本番を見ることが出来なくなりましたが、それでも調教の取材であの強いプライドにも会うことが出来て感激。 レースの当日に行けば勿論、パドックで名馬の姿を見放題、写真を取り放題。日本の馬とは体つきも異なる馬が、レースでどんな走りをするのか思い浮かべながら馬を見る。これが海外競馬の特権です。 そんな楽しみが、飛行機で片道たったの4時間で味わうことが出来る場所、それが香港なのです。 今年、一番楽しみにしているのは、オーストラリアのスプリント女王・ミスアンドレッティのの来港。スプリンターズSには来てもらえなかったので、香港で是非ともその肉体美?を見てみたい! 昨年の香港マイル3着、その後一回りも二回りもスケールアップし、今年3つのG1を買ったラモンティも、恐らく再び香港カップにチャレンジするでしょう。一体どんな馬に成長しているのか、興味深いところです。 ところで、私は競馬にしか興味がありませんが(爆)、香港には見るものでも食べるものでも本当に楽しめる場所。私が初めて香港に行った5年前は、競馬に全く興味のない妻も無理矢理連れて行ったのですが、競馬以外の楽しみもあったおかげで、不仲になることもなく旅行をエンジョイできました(と、私の方は思っていますが…)。 月曜日に1日休みを取って、2泊3日ぐらいでサクッと行くのも、悪くないですよ。 馬券も楽しい香港競馬。12月9日、是非ともシャティンに出かけてみて下さい。海外で競馬を見たことがないという方にとっては、本当にいいチャンスです。 で、私は今回、ハッピーバレーとマカオのタイパで競馬を見てきます。タイパに行くのは本当に久しぶり。来週はその様子をリポート出来ればと思っています。
2007年10月29日

メイショウサムソンは本当に強いですね!!以前もお話しましたが、やはり今のサラブレッド界の「ボス」馬は彼ですねレース後検量室は騒然としていました理由は皆さんもご存知の通り、エイシンデピュティが最後の直線で複数の馬の進路を妨害したとして降着処分になりました。当然その不利を受けた馬の関係者は、釈然としない結果になったということでしょう。しかしこれは、競馬の中ではよくある事。今回の件でその検量室に居合わせた者として一つ???と感じたことがありましたそれは、このエイシンデピュティが自らよれたのではなく、コスモバルクが最後の直線で大きく外に膨れ、その影響を受けエイシンデピュティが外に振られたという声がとても多かった。それは、テレビでご覧になった皆さんも感じられたのではないでしょうか。しかしパトロールビデオを見れば、コスモバルクとエイシンデピュティの間には大きな間隔がありコスモバルクを直接の加害馬とするには無理があるのもうなずけます。採決委員の決定はうなずけるものです。しかし柴山騎手にはかわいそうな処分ともいえるでしょう。馬はあれくらい遠くからでも急に何かが近づいてくれば、とっさに横に逃げるもの。ですから降着処分はやむを得ないとしても、それに併せて騎手も処分とするのは…ですが、わたしが???と思ったのはそんなことではありませんでした。この状況で、多くの方々がコスモバルクの五十嵐騎手に対していつまでもいつまでもぐずぐずぐずぐず言っていたこと。確かに五十嵐騎手は以前から最後の直線の入り口で外に膨れる傾向を指摘されていました。それは本人も直す努力をするべきでしょう。制裁を受けても仕方がないようにも思えます。しかし私が言いたいのはそんなことではなく、「いつも膨れる、毎回なんだ」というのなら、それも頭に入れて乗ればいいじゃないかということなんです。挙句には「中央に乗りにくるな」とまで…私達も地方交流戦で稼がせてもらう時もあるのに…勝ったメイショウサムソンの武豊騎手は、枠順もありましたがきちんと一番不利を受けないポジションにいたんですよ。負けて悔しいのはわかります。不利を受けて納得のいく結果を得られなかったのもわかります。でもそれをあまりにも「人のせい」にしすぎでしょう。まっ、ゴッホはその不利も関係ない結果に終わってしまいましたが…さて今日は、国枝厩舎が取り組む厩舎改革の一つを紹介します。改革なんて大げさなんですが、厩舎というのは馬が生活する家。しかしとても埃っぽく、汚いイメージがみなさんにはありませんか?もともとはそうでしたが、国枝厩舎は馬が快適に暮らせる家作りとして、年に一度といわず、何度も何度も大掃除を行うようにしています。そして日本一綺麗な船橋の川島厩舎に習い、厩舎丸洗い作戦を決行しました見てください網戸や壁これが寝藁をよけた床です。とにかく徹底して厩舎を清潔に、そして馬達が快適に暮らせるように…これが秘密兵器「高圧洗浄機」です。それでは、今週も応援よろしくお願いしま~す!!
2007年10月29日

こんにちは!高橋華代子です。今日は船橋のいろ~んなお馬さんたちを、写真つきで綴っていきます(厩舎内写真は、以前撮影したものを使用しています)! 24日(水)ナドアルシバ競馬場カップが行われ、次の平和賞を見据えて遠征してきた川崎のドリームスカイ(川崎・内田厩舎)が優勝しました。初コースだったのでかなり物見をしながら走っていたようですが、それでいて最後まで踏ん張ったのは収穫でしたね。「レースが上手」と今野騎手も褒めていました。 その同じレースで…かわいい子発見!!↓ 見てみて~!!メジャータイガー(船橋・山浦厩舎)の前髪 両サイドに、前髪がちょろ~んと結わえられているんですぅ。歩くたびに、ピョンピョン揺れてめっちゃかわいい。担当厩務員のゆう君が発案しましたが、この前髪は山田騎手命名で「バッタ」と名づけられたそうです(笑)。前髪をひとつに結ってちょんまげにしているお馬さんはたまに見かけますが、2つに結わえられたこの髪型は、初めて見ましたぁ。いつも書かせて頂いていますが、やっぱ競馬は魅せるスポーツだと思うので、お馬さんたちがおしゃれに登場する姿はとても楽しみです。これからも、メジャータイガーの素敵な前髪には要チェックですよぉ! 魅せるスポーツという意味では、シーチャリオットやフリオーソ(船橋・川島厩舎)でお馴染みのクリス厩務員も、パドックでの装いにはこだわっていますよねぇ。パートナーの豊田厩務員と一緒に川島厩舎長身コンビで、ファッショナブルにお馬さんを引く姿は印象的です。今回フリオーソで挑むJBCクラシックも、素敵な装いで登場予定。あの時の装いですよぉ。どうぞ楽しみに!! で、そんなクリス厩務員とフリちゃんのひとコマ↓ 朝厩舎に行って、よくこんな感じで寝ているんだって。ほんと仲良しです。調教がハードになったり厳しい戦いが続いていくと、ストレスなどで性格がカリカリして変わっちゃう子もいるんですが、クラシックで厳しい戦いが続いても、フリちゃんは性格も変わらずに、最後までいい子でした。そんな素直なところも、フリちゃんの良さかもしれません。 ↑このボールは、川島厩舎で流行っているゴムのボール。たしか、クリス厩務員が流行らせたと私の中では記憶しているんですが。つるして遊ばせるやり方もあるし、床にそのまんま置いて遊ばせるやり方もあるみたい。フリちゃんの馬房にも、このボールがちょこんと置いてあるんですが、噛み噛みし過ぎて、ボロボロになってます(苦笑)。これでストレス発散しているのかな(笑)。ちなみにこのボールは、アジュディミツオーでもお馴染みの藤川厩務員のブツです。 ↑ちなみにこの写真は、そのボールで遊んでいるナイキアディライト(船橋・川島厩舎)。警戒心が非常に強い馬なので、最初は全く見向きもしなかったそうです。慣れてきたらご贔屓になったみたいで、なぜか調教時間の前に遊ぶのが日課になっているみたいです。ボールの遊び方はお馬さんによっていろいろで本当に面白いんですが、アディの場合は物静かにおたくちっくに遊んでます(笑)。まずはボールのど真ん中を踏みつけて、ぴゅ~っと空気を抜きます。そんで、半分潰れかかったボールの取っ手を、静かに噛み噛みするというやり方…。7歳というちょい悪おやじ世代でも、ボール遊びは楽しいみたいです(笑) 草食動物だけど肉食ちっくの代表格ネイティヴハートです。ネイティヴの場合、調教前後は必ず、こうやって脚を曲げてストレッチをするのが日課になっているんです。長い間走っている要因は、自己管理もあるのかな(笑)。今日のスワンSは残念でしたが、2歳から芝の一線級で走り続けて7年…。9歳になった今も元気で走り続けているというのは本当にすごい!王様のような風格は、今も全く変わりませんねぇ。気性の強さは天下一品!! この写真はまだお外が真っ暗ですが、朝2時過ぎですね。朝というか夜というか…(苦笑)。競馬場によって、お馬さんたちの朝はマチマチですが、船橋の場合は朝2時前には照明がついているので、早い子たちはその頃から調教を開始させます。朝2時半頃にはもうかなりのお馬さんが馬場に出ていたりするんですよ。 ↑ベテランさんがいれば、新入りたちもいる。船橋では楽しみな2歳ちゃんたちが続々入厩しています。そんな中、岡林厩舎の勢いがすごい!!地方競馬ファンにはたまらない血統の馬たちが多数入っているのも特徴ですね。このお馬さんは、オリオンザサンクス産駒のバーナズループという男の子。7月のデビュー戦2着以来放牧に出ましたが、もう間もまく帰厩予定です。(一緒に写っているのは、張田騎手の息子さん昴君)また、大将格なのがユートカイザー産駒のコラボスフィーダ。2戦2勝の勝ちっぷりもスケールの大きさを感じさせます。今は厩舎で一息入れていましたが、ハイセイコー記念あたりから復帰予定です。岡林厩舎の2歳馬たちから目が離せません!! さてさて。今はJBC取材でハッスル中。直前情報などはTCKホームページやTCKブログでご覧下さいね。そんなハードな決戦を前に、ちょっと癒されちゃいましょう!↓ 先日デビューしたミタラシダンゴ(船橋・林厩舎)。写真は、千葉県調教師会さんが提供して下さいました(有難うございます!)。林調教師も能力試験後に「どんなメンコを作ろう」と張り切っていたんですが、めっちゃかわいいメンコになりましたねぇ。これからも船橋の癒し系としてミタラシダンゴちゃんには和ませて欲しいです。そして、まずは目指せ1勝!!
2007年10月28日
ミツオーです。第1戦の先発が山本昌だという夢を見て、驚いて飛び起きました。一応、メンバーに含まれてるんだよな…。さて、みなさんJBC(競馬のほう)のお話を書いているわけですが、それとは無関係に、金沢競馬所属の米倉知(よねくら・さとし)騎手にお話を聞いてきたので。またしても2回くらいの連載となります。1975年11月生まれでまもなく32歳。騎手デビューは93年4月。15年目をむかえている。ーーご出身は?福井の鯖江です。(実家は競馬とは)全く関係ないです。(父親は)建て具をつくって店で売ってます。ーーなぜ騎手に?(身体が)ちっちゃかったんで。家も早く出たかったし。高校に行くと家にいなくちゃいけないじゃないですか、普通。早く家を出たかったんですよね(笑)。自立したかった。(中学生のころ)ちょうど競馬ブームで、オグリキャップとかメジロなんとかとか、走ってたころですね。中2のころまでは、県外の全寮制高校に行こうと思ってたんですよ。家を出られるから。けど、中3のときに、たまたま(テレビで)競馬を見て、競馬もいいかな、と思って。(思い立ったときには)中央の試験に間に合わなくて。もう終ってたんです。中央も地方も知らなかったし、どっちでもいいやっていうんで。親に、(騎手の学校へ)行きたいし調べて、って頼んだらしばらく無視されて(笑)。「調べてくれた?」ってきいたら「はあ?」って言われて、「(馬に)乗るって言っとるやんけ」「そんなもんダメじゃ!」ってケンカになって。結局、資料とってくれたんですけど。ーー金沢を選んだのは地元に近いから?最初は盛岡競馬場に行きたかったんです。ちょうど新しくなるとか言ってたころで、冬も休みだし、家も遠いしちょうどいいやと思って。それが何が知らんけど金沢に(笑)。(デビューして)最初は山田厩舎で、次が森厩舎。それから高橋道雄厩舎にうつって今は松野厩舎です。ーー厩舎を転々とするとやり方が違ったりするのでは?微妙にちがったりしますけど、困ったりはしないですね。高橋厩舎に移ったときには、(当時高橋厩舎が)すごいいっぱい勝ってたので、結果を出さなくちゃいけないなというプレッシャーありましたけど。それまで勝ち続けてる馬なんかにも乗せてもらいましたし、今まで勝ってればやっぱり勝たなくちゃいけないから、そういう意味ではしんどかったです。ーー現在リーディング2位。そろそろ手が届くのでは?まあ、とれればいいかな、というぐらいで。あんまり意識してもビミョーなんでねえ(笑)。まあ、乗せてもらった馬に一生懸命乗るだけです。ちょっと(首位に)なりたいなというのはありますけど。あまり意識は…。だって、1年だけなってもしゃあないじゃないですか。続けていくことが重要やから。ーー勝ち星が増えてきていることについて。何がかわった?乗ってる馬が。勝てるだろうというのに乗せてもらえてる。いいヤツがまわってくることが(最近は)増えたかなと。ーーいつごろから?高橋厩舎に行ったころからかな?高橋厩舎で強い馬にいっぱい乗せてもらって、勝ったんで、「上手いんじゃない?」みたいな感じに思われてきたんじゃないかな。馬に教えてもらうこともいっぱいあるんで、強い馬に乗らなきゃわからんこととかも。レースは走らん馬だけでは勉強できないことはいっぱいあります。だから(高橋厩舎で強い馬に乗せてもらえたことは)大きいと思いますよ。ーーレースでは何を考えて乗る?ぼくは、ひとよりあんまり追えないと思ってるんで、道中、馬にラクさせようって考えてます。ーー追えないと思っているんですか?ホントに追えるひとにくらべたら、馬を動かせないほうじゃないかなと思ってるんで。そのぶん、ひとより倍、ラクさせれば、(結果的に)うごくわけじゃないですか。息いれるとか、なるべく負担にならんように乗るとか。ペース落とすだけじゃなくて、当たりとかなるべくやわらかくしたいし、かかって行ったりするような馬でも、ちゃんと折り合いつけられるようになりたいし。ーー米倉騎手からみて金沢で追えるひとというと?クニ(平瀬城久騎手)とか、吉原(寛人騎手)もうごかすんじゃないかな。まあ、(自分も)普通のひとぐらいは追えますけど。ホントに追えるひとにくらべたら、ちょっと落ちるかなあ、と自分では思ってます。(追える・追えないは)腕っぷしじゃないですね。微妙なんですけどね。馬に聞くわけじゃないんで、わからないですけど、止まってそうなヤツを派手に追ってくれば、追えるなあって思いますしね。そーっと追うひとだと、あんまり追えないみたいに見えることもあるし。ホントのことは、乗り馬がかわって、そのひとが乗った馬に乗ることがあるじゃないんですか、そういうときに、「ああ、これしんどいなあ」とか「全然動かんなあ」とか、それでわかったり。(追うときに疲れるのは)脚ですね。腕ではないですね。(豪腕というのは)例えです。脚で押して行くんで。腕も使いますけど。腕より脚を使います。ーー当たりをやわらかくするには?馬の重心になるべく乗るようにします。人間も何かかついで走ったら走りにくいじゃないですか。それをなるべく、かついでないように馬に思わせるように乗ったり、あとはガーンってひっかからないようにするとか。ーー馬の背中も、そう広くないですが。はい、ちょっとの差ですね。しんどいですけど、そこに乗ると。ーーデビュー当時からそういう乗り方をしようと?どうかな?最初は追えるようになりたかったですけど。デビューしたころ、すごく「追えない、追えない」って言われてたんで、追えるようになりたかったです。ーー考え方がかわった?どっちにしても道中のほうが大事なんですけど。追う・追わないっていうのでは、たいしてかわらないと思うんです。よくかわっても1馬身くらいしか違わないですけど、道中は長いんで、うまく乗れば2馬身・3馬身かわってくるんです。色々、先輩に教えてもらったりしましたし。ぼくは渡辺さん(壮騎手。平成3~7年、11年に金沢リーディング。惜しまれつつ引退)と仲よかったんで、よく教えてもらってて、わからんこととか聞いてたんですけど。で、「お前は道中、いちばんいい位置に乗ってるから」って言われたんです。で、「じゃあ、きわめてやろう」と思って。
2007年10月27日

と、山中さんと同じようなタイトルから始まりますが、ここ2年は札幌の映像センターから場外向けの放送をしていたので、現地でのJBCからは遠ざかっていますが、今年もそのような形でTCK開催を盛り上げていく形となりました。この日は、札幌開催が終了した後、すぐに映像センターに移動して、放送をする予定となりそうです(まだ詳細は決まっていません)。スカパー795chでも流れる予定ですので、他の中継ともども、道内の方以外でも注目して頂ければと思います。 さて、今週は24日に船橋競馬場で場内イベントがありました。(入場門を通ると、こんな看板が…) 浅野靖典さん、荘司典子さん、そして快楽亭ブラック師匠とともに、JBC展望や当日の特別レースの展望などに出させて頂きました。(始まる前のテントの様子、たくさんの方々に集まって頂きました)(船橋競馬場初の寄席)(最終レース終了後にはチャリティーオークションが行われました) 人の集まりを含め、重賞のない日ながら多くの方々に来て頂けたことは、非常にありがたく思いますし、来場された方々とともに盛り上がったイベントだったかと思います。船橋競馬場は、場内イベントが割と少なかったイメージがありましたが、これを機に効果を期待できる催しをして欲しいと思います。 そして、翌朝に札幌へ移動し、北海道2歳優駿の取材に。久々にパドック解説もJRA交流と北海道2歳優駿を担当しました。2歳優駿は、ディラクエがホッカイドウ競馬勢の意地を見せたレコード勝ち。しぶとく食い下がっていたホウザンは、札幌2歳Sで3着だった実績からも、この勝利は価値があるでしょう。「向正面で外から洋人くん(バイタリティー)が動いた時に、こちらもハミを噛んでしまったので、早いとは思ったけど一緒に動いた。まだ幼い面があるし、まだ強くなりますよ」と、厳しい展開を凌いだディラクエを、山口竜騎手は称えていました。今後は全日本2歳優駿に向かう予定です。(口取りを終えたディラクエ、ブレてすいません) また、この日は短期の騎乗を終えた川本騎手の送別式や、通算1200勝を達成した五十嵐冬樹騎手の表彰席も行われました。(お別れの挨拶で、いきなり歌い出す川本騎手)(多くのファンに見守られながらの表彰式) ホッカイドウ競馬は、いよいよあと1開催を残すのみとなりました。あっという間の07年のホッカイドウ競馬。エーデルワイス賞、北海道2歳優駿といずれも地元馬が制し、ハイレベルと謳われたことが実証されたと思います。ハートオブクィーンも、JRAに移籍しての初戦が来週に迫りましたが、様々なところで活躍し、ホッカイドウ競馬をアピールして欲しいと思います。あっ、コスモバルクも天皇賞出走でしたね!今日も天気が悪かっただけに、時計が掛かるコンディションになれば、バルクにもチャンスが巡ってくるでしょう。善戦を期待したいと思います。
2007年10月26日
お菓子大好き山中です。今日もプリンを食べて元気百倍です。小枝さん、僕のお腹にはまだ若干の余裕がありますので、お土産楽しみにしてます~…ってこっちは満腹感じゃなかったですね。各地のお菓子にも目が行ってしまうわたくしですが、先日笠松競馬場に行った際に見つけたのは「郷土銘菓オグリキャップ」(オグリキャップのモナカ)です。しかし、残念ながら岐阜駅の売店では売り切れでございました。次に行くときは必ず買って帰るぞ!!ともう1回笠松に行くことを心に誓って泣く泣く宿泊地の名古屋へと向かったのでありました。水沢や盛岡に行ったときは「かもめの玉子」に帰りの新幹線で牛タン弁当。新潟では草もちで、金沢からは「宝の麩(→金沢屋別館HP)」(味噌汁・吸い物)をしばしば買って東京に帰るので、各地の競馬場に行くときはそんな楽しみも味わえるのが嬉しかったりもします。それはさておき、来週の水曜日(31日)がJBCデー。来週のこのコラムを書く頃には、今年の7代目JBCチャンピオン(スプリント/クラシック)がもう決定しているはずです。このブログを書いている時点では、出走予定馬がほぼ決まりまして(スプリント/クラシック)、あとも~い~くつ寝ると~…枠順が確定、というところになってきました。こことかこことかを見ると、あんなことやこんなことを直前にも当日にも、大井競馬場だけでなくあちこちの場外でやることになっています。出来ればたくさんのお客様に、JBC当日は大井本場にお越しいただきたいと思いますが、平日ですので、最寄の競馬場あるいはテレビ中継、楽天競馬などのネットライブなどでダート競馬の祭典をお楽しみいただきたいと思います。個人的な興味としては、ミスターJBCともいうべきノボトゥルーが11歳になっても元気に4回目のJBC出走を果たすのがちょっと嬉しかったりもします(ホントはあともう何回か出てるのかと思ったのですが、JBCスプリントは3回目の出走で、第1回はクラシックの方に出ていたのを忘れてました)。そして大注目すべきなのは、ブルーコンコルドが2005スプリント→2006マイル→2007クラシックの変則3連覇を達成できるのか。これは僕だけでなく、多くのファンや関係者の方々も注目していらっしゃることだと思います。アドマイヤドンのクラシック3年連続制覇にもすごかったですが、ブルーコンコルドがこの記録に匹敵するようなレースを今年見せてくれるのかどうか。そして地方勢にとっては悲願のこのタイトル奪取なるのかどうか。書いてるだけでなんかワクワクしてきましたよ~。いいレースを期待して、これからJBCのレース当日までどんどん盛り上げて行きたいと思います。
2007年10月25日

こんにちは 小枝佳代です。 山中さん、古谷さん 風邪の調子はいかがですか? 長引かないといいですね。 さて皆さん、「じゃがポックル」ってご存知ですか?実は私もちょっと前の知ったのですが、今北海道で人気のお菓子なんです。 このところあちこちの菓子店での不祥事がニュースになっていますが、今日はあえて帯広十勝を中心としたお菓子の話題を・・・・ 「じゃがポックル」はカルビーが出した商品で、皮付きのじゃがいもをカットし、フライにしたものです。 勿論、今の季節が一番美味しいのですが、毎日が売り切れ状態。 一般の商店では扱っておらず、空港や駅の売店(お土産コーナー)にあります。 先日、関東に住むギャンブル大好きおじさんグループ(度々北海道にも出没)から 「じゃがポックル」が欲しいと依頼があり、入荷予定日に帯広駅へ行くも既に売り切れ HPで確認すると、あまりの人気で製造が間に合わないそうです。 皆さん、幸運にも見かけたら 是非ご賞味下さい。 180g入り 840円(以外に高い) 続いては、帯広と言えば六花亭! 定番の 「マルセイバターサンド」 でも、やっぱりお勧めは 「サクサクパイ」 賞味期限3時間と言う前代未聞のお菓子ですが、マジ旨い これまでは、本店でしか売っていませんでしたが、西3条店でも売られるようになりました。 駐車場も広いのでの方は良いかもしれましんね。 ついでに、「サクサクタルト」も美味しいですよ。 最近は全国的になってきた クランベリーの 「スイートポテト」 こちれは計り売りで、100g 189円です。地方発送していますので 詳しくはHPで http://www.cranberry.jp/ 地元では有名な あくつの 「ミルクロード」は、ふわふわのスポンジケーキにミルククリームがコーティングされたお菓子。 ひと口かんだ感触は何とも言えぬやわらかさ。是非一度ご体験を 市内から帯広空港へ行く途中、大正本通りにありますが、バスをご利用の方は、停車するわけではないので あしからず・・・。 レンタカーの方はOK こちらも一応 HPは http://www.e-akutsu.com/です。 や~ ホントにお菓子ばかりの日記になってしまいました 来週は ちゃんと(?) 競馬の話をしようと思います。 でも皆さんお菓子の話題お好きでしょ? ね、山中さん
2007年10月24日

静内・北海道市場ではオータムセールが開催されていた先週、木曜日には、隣接するウインズ静内で、こんな催しが行われました。 JRA日高育成牧場、日本軽種馬協会、日高軽種馬農業協同組合による「『強い馬づくり』講演会」。丁度参加できるタイミングとあり、私もお邪魔してまいりました。ウインズ静内のフロア全体が会場備え付けのスクリーンに加え、プレゼン用のプロジェクターで会場作り本日の演者、吉田直哉氏。雑誌「優駿」の連載でもおなじみ この日の講演は、「鍛えて育てる ケンタッキー州の馬産・牧場経営」というタイトル。これまでの経験をもとに、アメリカの馬産事情についてのお話でした。 話は、アメリカと日本における「放牧時間」に倍以上もの差がある!というテーマから始まり、以下「繁殖管理」→「当歳の放牧馴致」→「1歳馬の馴致」→「セリ馴致」と、順を追ってどのようなことがケンタッキーで行われているのかを説明。図や写真も用いながらの話は時に大枠を、ときには具体的な細部にまで及び、参加されていた方々には、各自がいましている仕事と対比しつつ、理解を深めることが出来たのではないでしょうか。熱心に聞き入る参加者6時半の開始時刻には、ほぼ満席の300名以上が来場熱心に耳を傾けていました 私は勿論、馬産のことは一切わかりません。それでも具体例を挙げながらのお話におもわず「フムフム」とうなずくことしばしば。 中でも、セリ馴致に関する話は、現実にオークショニアとしてセールのお手伝いをさせていただいている私にも、直接関係する話でもありました。育てる側、売る側、買う側それぞれの考え方に、欧米と日本では異なることがわかりましたし、その部分に関しては、自らの仕事に反映させることが出来るヒントも多々みつけました。 講演会の第2部は、パネルディスカッション。 第1部での吉田氏の話をベースに、パネラーそれぞれの専門分野に関連した内容で深度化。 丁度CSでファイターズが最後の戦いを繰り広げているまさにそのとき、しかも予定時間を30分以上もオーバーしたにもかかわらず、途中で席を立つ人は殆どなし。それだけ、参加者の興味を惹きつける内容だったと言うことにほかなりません。 とにかく、携わる一人ひとりが、自分の出来ることから進化させていかなければ、競馬も馬産もなくなってしまう。そんな危機感が、すくなくとも産地には広がりつつあるという雰囲気を、今日の講演会の熱気から感じ取ることが出来ました。進化のためには、変えるべきところと守るべきところを見極めるための「情報」が不可欠。こうした講演のなかから、それぞれが感じたこととか、掴んだことが、近い将来形になって現れることは間違いないでしょう。 私自身は、東京にいてはなかなかこういう催しに参加するチャンスがないわけですが、たまたまとは言え参加する機会に恵まれ、本当にラッキーでした。具体的な話の中身もさることながら、まだ行って見たことのないアメリカの競馬や馬産というものへの興味も、今回の講演を聴き更に強くなったような気がしました。 で、吉田氏のウィンチェスターファーム。是非見に来て下さいとおっしゃってました。バーボン飲み放題つきだそうで…そっちの方が魅力かな?(爆)
2007年10月23日

関東馬とか関西馬なんて言うのは考え方の範囲がとても小さく、いまどきナンセンスな感じですが秋3戦のG1を終えてみると、やはりというか関西馬が3連勝…トライアルや前哨戦までは何とかなるんですが、いざ本番となると底力の差が出てしまいますね。そんな中マイルチャンピオンシップの前哨戦という位置づけの富士ステークスを持ち前のスピードと強靭な精神力でマイネルシーガルが制してくれました国枝厩舎は今年これでG1を含む重賞5勝目。ようやく関西の普通の厩舎くらいにはなれたかなそれはさておき、マイネルシーガル君はサトノプログレス君のお兄ちゃんをやっつけた訳ですが、ようやく本格化という感じですね。以前、彼の精神面の強さはご紹介しましたが、そのリ-ダーの資質に体質が追いついてきました。春のシーガル君は、一度競馬を走ると力を出し切ってしまうため(良いことなんですケド)その疲労たるや、半端なものではありませんでした。しかし一夏を越して逞しくなったシーガル君、京成杯オータムハンデの後も、以前とは違いしっかりと乗り込むことが出来ました。馬体重も休み明けがプラス8キロ。一叩きした今回もプラス4キロ。どんどん体も大きく逞しくなっています。いよいよ次は関東馬にとって遠い遠いG1に挑戦です。初めての長距離輸送競馬も乗り越えなくてはなりませんが、強い精神力は健在ですから、なんとか国枝厩舎のリーダーからマイル界のリーダーになってもらいましょう。さて今週は秋の大一番、天皇賞ですね。もちろんマツリダゴッホ君の登場ですよ!!香港という選択肢はほぼなくなったので、おそらくジャパンカップ~有馬記念と進むことになるでしょう。府中の2000mがみなさんに懸念されている要素みたいなのですが、東京コースは青葉賞の一回きりしか走ってないのですもう一度信じて見てやって下さいな!まあ、私達も正直言って中山コースのほうがよりベターであるとは思っていますが…しかしゴッホ君も連日左回りの調教コースに入れて練習していて、非常にスムーズな走りをしているので、おっちょこちょいなところを出さずに走ってこられれば、克服できると思いますよ!!わくわくしますね!!最後に今日は、ちょっと珍しい馬の特徴をご紹介します。これ、モンテキング君の左目なんです。カラーコンタクト入れてるみたいでしょ(笑)時々いるみたいなのですが、視野や視力に影響はなく健康な目なんですよ。今度パドックに登場する時、是非最前列で見てみてください。パドックだと内側になってしまうので見にくいかもしれませんが…
2007年10月22日

こんにちは!高橋華代子です。いよいよJBCが近づいてきましたねぇ。今年は10月31日(水)に行われますが、JBCクラシック&スプリントの他にも、地方交流牝馬のレース・TCKディスタフ、オープン特別のおおとりオープンなども行われて、今から待ち遠しい豪華な一日になりそうです。ナイター開催ですので、どうぞお間違えのないように!! 早いもので過去6回行わていますが、まだ地方勢に栄冠のないレース。南関東にかかわるものにとっては、今年こそは南関東勢の笑顔を見たい!!と切に願います。 今日は南関東勢の近況をお届けしますね。本追い切りを終えた直前情報などは、TCKのホームページ(29日夜アップ)、携帯サイトの競馬総合チャンネル(30日夜アップ)などでもご覧下さい。 <クラシック>組では、3歳馬で果敢に挑戦するフリオーソの出走は楽しみですねぇ。今年の南関東3歳馬はレベルが高いと評判でしたが、そのクラシック戦線で安定した成績を残して、ラストチャンスのジャパンダートダービーで優勝。さらには2分2秒9という破格の時計を叩き出したのは記憶に新しいところ。この夏はリフレッシュ放牧に出て、気分転換もはかりました。昨日(20日)はちょうど一週前追い切り。写真は、体をほぐしている様子↓ 追い切り前の体重は505キロだそうです。いつものように佐藤裕太騎手を背に、今回のパートナーはナイキコランダム。「最後は見せムチ程度ですね。まだちょっと重いかなぁと思いますが、これでどれだけ持ち上がってくれるかですね」と裕太騎手。普段の調教もかなりハードにつんでいるようですが、このひと追いでどれだけ変わって、さらには本追い切りでどれだけ持ち上がって、本番に挑めるかということになるでしょう。休み明け&初めての古馬相手でかなり厳しい一戦になりそうですが、フリちゃんなら何かやってくれるのではないか!と期待を寄せてしまう、そんなお馬さんでもあるんですよねぇ。クラシックの頃に悩ませていたソエの具合も良くなったのは大きな強調材料。 担当のクリス厩務員は、相棒の豊田厩務員(川島厩舎が誇る長身コンビ)と一緒に素敵な装いでパドックを周回することでもお馴染みですが、今回もいろいろ考え中のようですよ。競馬は魅せるスポーツだと思うので、当日の装いも楽しみ! ルースリンドはそもそも東京記念に出走予定でしたが、脚元の痛みにより、万全の状態で出走させたいということで自重しました。今回はスパーキングサマーカップ(優勝)以来のレース。調教は数日しか休まずに、ずっと乗り込んできました。「(レースは)2、3ヶ月くらい空けた方がいいタイプだね」と上永吉厩務員は言っていますが、元々丈夫なタイプではないだけに、このくらいの間隔が空いた方がいいそうです。 初めて万全の状態で出走したと言っても過言ではない前走のスパーキングサマーカップは、ダートグレードでも好走しているキングスゾーンらを一蹴。万全であれば、能力は群を抜くものがあるので、今回も相手云々よりも、自分との戦いになってくるでしょう。ダートグレードレースは昨年のダイオライト記念(5着)以来になりますが、馬の完成度や体質強化は、あの頃とは比べ物にならないほど、だそうです。 <スプリント>組も楽しみな面々がそろっています。昨日(20日)はナイキアディライトの一週前追い切りがありました。以前までは内馬場調教を行ってきた馬ですが、前走の日本テレビ盃(優勝)前に内馬場改修工事があったため、本馬場調教を余儀なくされました。過去を遡ってみると、本馬場調教では止まったりだだをこねたり大変だったんですが、今は泳ぐかのように気持ち良さそうにスイスイ走っています。「それだけ苦しいところがないんでしょうね」と調教パートナーの佐藤裕太騎手。本馬場調教もうまくいって、レースであれだけの強さを見せたので、今は引き続き本馬場で仕上げられています。 昨日(20日)の一週前追い切りは1000メートルから単走で終始馬なり。「今、本当に絶好調って感じです。状態キープしていますね。本当にいいです!」と裕太騎手も絶賛。(時計は、JBC当日の専門紙さんでご確認下さいね)で、もっと驚いたのが追い切りをかけて帰ってきた後の息遣い。普通ならふ~ふ~って鼻を大きくふくらませながら荒い呼吸で帰ってくるもんですが、呼吸しているのか?って感じの涼しい顔をして帰ってきたんですよ。ほんと、大げさではなく・・・。これには、たまげてしまいました。獣医師の戸村先生も「本当に調子がいいよ」と午後の診断で言っていたそうで、この状態を本番までキープしてくれることを期待します。 コアレスタイムも完全復活している感じです。一時は自慢の末脚が見られずに9歳という年齢面なども心配されたんですが、調べてみた結果、赤血球が足りないために貧血状態で走っていたことがわかったそうです。リフレッシュ放牧をはさんで正常値に戻り、前走の東京盃は久しぶりにタイムらしい走りで5着。「それでも休み明けだったからね。一度使って状態は上向いている。この馬がいい時の、引っ掛かりが見られるようになってきた。あとはレースで馬群をうまくさばいて、最後の脚にかけられるかだね」と川村調教師。 ベルモントサンダーは前走の東京盃で3着。久しぶりのダートグレードだったりした訳で、個人的には「よく頑張ったなぁ」と、先につながるレースになったと思ったんですが…。陣営が真っ先に口にしたことは「悔しい」と。それから数日経った後に聞いても、「考えれば考えるほど、悔しい」と。展開面のちょっとした部分で外を回ることになった分ロスが生じた訳なんですが、陣営がこれほどまでに「悔しい」と言うのは、やっぱりサンダーの能力を感じ取っているからこそ。また、競馬に「たら・れば」を言ってはいけないのはわかりつつもあえて言わせて頂くと、転入当初から、アフター5スター賞、東京盃、JBCスプリントというプランで調整を進めてきました。だからこそ、アフター5スター賞が東京盃前になくなってしまった(11月30日に行います)というのは、サンダーにとっては大きな痛手となりました。今回は東京盃を使った分、更なる上積みも期待されます。 まだまだ書きたいことはあるのですが、この続きは直前情報で…。あっ!ここでちょっとお知らせですが、今年もJBCのトークショーの司会をさせて頂きます。10月28日(日)午後6時から7時まで。場所はプラザエクウス渋谷です。佐々木竹見さんとケイシュウの吉羽孝さんをお招きして、JBCの話題を濃く語って頂こうと思っています。この日から大井開催も始まりますので、どうぞダブルでお気軽にお楽しみ頂ければ幸いです。
2007年10月21日
ミツオーです。9連勝要求。さて、「JBC」というと、最近、それは「Japan Boxing Commisssion」の略であるらしいということを日本国の全国民が知ったばかりであるわけですが、われわれ競馬者は、本当はそれは「アレ」の略なのさ、ということを、とうから知っておるわけです。今話題になっているほうの「JBC」関連についていうと、いや、べつに言わなくてもいいんだが、とりあえず一言してみると、まあ、反則はよくない。んでもって、それが故意であればもっとよくない。悪いことをしたという自覚があったら素直にあやまりましょう、という、なんだか小学校の道徳の授業みたいなことを世の中のひとが散々言いちらかしているのが気持ち悪い。というのがわたしの感想でして、さらにいうと、例のジムの会長さん(宮田さんでも大橋さんでもない)がわたくしの上司にあたる、弊社・辻村アナウンサーの幼馴染み(だかなんだか、とにかく同級生で、昔一緒に遊んだ仲)であるという話を聞いて、世間ってせまいなあ、と思いましたとさ、というくらいしか言えないのですが。ああ、小学校の道徳みたいな、というので思い出しましたが、わたくしが小学生のころ(そういう時代が本当にあった)の道徳の授業で、太宰治の「走れメロス」を読まされたのには閉口した。いや、これは正しくなくて、当時は素直に「そうか、これって約束は守りましょうっていう話なんだな」と思ったんだろうけど、少し時間がすぎてひねくれてきてから、なんというバカな解釈をしやがったのだと怒りを覚えたというのは本当です。まあ、それはともかく。「JBC」って何の略?というのを世間一般で、例えば新橋のサラリーマン100人とか、巣鴨のおじいちゃん・おばあちゃん100人に聞いてみたら、いったいどんな答がかえってくるのやら。ためしにネットで検索してみると。「Journal of Biological Chemistry」という科学雑誌(であろう)とか財団法人全日本ボウリング協会「Japan Bowling Congress」であるとか「Japan Business Center」(幕張にあるらしいぞ)であるとか日本ビリヤード機構(なぜページが英語なんだ?)であるとかなんだかいろいろなモノ(団体)の略称であるということがわかってしまうのでした。気になるひとはためしに検索して全部のページを訪問してみてください。そうして、そんないろんな「JBC」の中に、確固として、われわれが「JBCとはコレである」と思っているところの「JBC」も検索結果として表示されるのは目出たいことであるというか、当たり前のことであるというか。一応、この記事を読んでいる方の中に「コレであるっていうJBCって何よ?」というひとがいてはいけないので、念のために明記しておきますと、「JBC」とは「Japan Breeding farm's Cup」の略です!!今はじめて知ったというひとのなかで、「なんだ~、じゃあホントはJBFCじゃ~ん」などという誰もが思いつつも口に出さないことを平気で言うなり思うなりしてしまったひと、こっちへ来て正座するように。それは言わない約束なのだよ。とにかく、日本中の夕刊紙の愛読者たるお父さんたちや、午前中の情報番組を見るのが日課のお母さんたちや、スポーツ紙がなくては暮らしていけないというお兄さん・お姉さんたちが、何と思おうと何と言おうと、「JBC」とは「Japan Breeding farm's Cup」のことであり、それはつまり「地方競馬の祭典」いや、「競馬の祭典」なのですよ。1日のうちに複数の「ジーワン」レースがおこなわれる、唯一の日なんですぞ。というわけで、いよいよせまってまいりました、競馬の祭典「JBC」(ボクシングのほうじゃない)(←くどい)。今年のJBCは大井競馬場で10月31日におこなわれます。出走予定馬も発表されました。この中からさらに回避馬が出たりして、実際のメンバーには多少の変更があるでしょうが、だいたいこんなメンバーでダート競馬の最高峰を決める2つのレースがおこなわれるのだなあ、と思ってよいわけです。盛り上がってきました……よね?10月31日は大井競馬場へ行きましょう。遠くて行けないというひとは、お近くの地方競馬競馬場へ行きましょう。それも遠くて行けないというひとは、楽天競馬で馬券を買いましょう。競馬の祭典です。お祭りです。競馬者として、競馬ファンとして、参加しなくては後々に悔いを残します(おおげさ)。かならず参加しましょう。
2007年10月20日

不覚にも風邪を引いてしまいました…。と、2日続けて同じ文章で始まってしまいますが、今週の北海道は、日中の寒暖差が激しく、完全にやられました。19日は、セリの展示を見て、午後1時からホッカイドウ競馬に関する会議があったので、急いで札幌に戻りましたが、会議中も鼻をジュルジュル。レコーダーがそばにありながら、それを気にもせず、ずっと鼻をかんでいました。議事録を起こす作業で、大変迷惑を掛けるんだろうな、と思います。 さて、今週は小枝さんのブログにもありましたように、ワールドスーパージョッキーズシリーズに目指す地方競馬を代表する14人で覇を競う「スーパージョッキートライアル2007」が札幌競馬場で開幕しました。飛行機の遅延や競走除外など、少し残念なこともありながら、ゴール前での迫力ある追い比べは、見ているものをやはり興奮させますね。特に第2戦では、五十嵐冬樹騎手が差し切りましたが、最後の執念はさすがと思わせるもの。来週の名古屋競馬場では、12人で争われますが、こちらも目が離せません! それから、今週は自分のブログでも書いていますが、北海道市場オータムセールがありました。初日の当歳セールは人がおらず、売上も厳しい状況でしたが、2日目以降の1歳セールは常に売却率が高く、しかも水曜は5割を超える大盛況となりました。昨年は、カワカミプリンセスが秋華賞を制した直後に、その弟(父アグネスデジタル)が上場されていて話題を呼びましたが、今年はラインナップがそれ以上にすごく、テイエムオーシャン、キネティクス、ディアチャンス、ハギノハイグレイド、フリオーソなどの下が上場され、いずれも売却されています。最高価格となったのは、ダーレーブランドのチェルビムの2006(牝、父Dubai Destination)の2820万円(購買者は(有)社台コーポレーション)でした。サンデー肌であり、繁殖に適しており、生産者からの評判が高かった馬ですが、その通りの結果となりました。(顔は向こう向かれてしまいましたが…) ただ、基本的には平均価格は低く、売却率が高いとは言っても馬産地は厳しい状況なのは変わりありません。来年のトレーニングセール用に仕入れようとするピンフッカーの人たちも、近年のトレーニングセールの状況を考えると、動きだけでは評価されず、やはりある程度の血統も気にしなければいけないだけに、以前ほど積極的に馬を仕入れる傾向は薄らいでいる感じがします。 来週は、繁殖馬セールが24日に行われます。そして、11月2日にホッカイドウ競馬トレーディングセールが門別競馬場で行われ、国内における今年のセールは終了となります。僕の友人とトラックマンは、初日の当歳セールを見に来ましたが、当歳を多く見る機会が少なかったみたいで、楽しそうでしたが、色んなセリがありまので、セレクトセールやセレクションセールだけでなく、注目して頂きたいと思います。なお、セールに関する情報は、馬市ドットコムをご覧下さい。
2007年10月19日

不覚にも風邪をひいてしまいました。熱が出るくらいなら何とか仕事も出来るんですが、今回は商売道具の喉をやられました。無理をするとあちこちに余計迷惑もかかるので、早々にギブアップ。関係者の皆様にはご迷惑をおかけしてます…。振り返ってみると…。先週の日月火曜(7~9)は金沢に出張して、ビッグドンの圧勝に驚く(先週分参照)。水曜日(10日)は帰宅して川崎で鎌倉記念を観戦。ヴァイタルシーズは速かった。木曜日(11日)は川崎でレース実況&併売のエーデルワイス賞観戦。そして金曜日に金沢に向けて出発。いつもより1日早く出発して、まだ行ったことのない笠松競馬場を訪問。秋の空がいっぱいに広がるいい天気の中、半日笠松競馬場で過ごしました。↑お昼は豪勢に車えびフライ定食↑期間限定騎乗最終日だった花本正三騎手のセレモニーが行われてました。↑場外発売でもおなじみ、パドック解説はこんな雰囲気メインレースは伝統の2歳重賞・ジュニアクラウン。勝ったチュイリュイは桁違いに強かった。2日前に1世代上の先輩・マルヨフェニックスが秋初戦・岐阜金賞を快勝しましたが、チュイリュイも各地の重賞を勝ちまくる活躍をしてくれるのでしょうか??笠松を後にして、土曜日は三国競艇場に寄り道しつつ金沢へ。この頃からちょっと様子がおかしいとは思っていたので、ホテルのユニットバスにお湯を張ってちょっと対策を講じたものの、なんと翌朝目が覚めると寝汗をかいて体か冷たい…なんということでしょう。飴とか喉スプレーでなんとか月曜日まで乗り切りましたが、この金沢の2日間はちょっと厳しかった。お聞き苦しいところもあったと思います。申し訳ありませんでした。今週の金沢でも重賞が組まれてました。3歳の重賞・サラブレッド大賞典。なんとかA級に地元生え抜きの馬が出世して欲しいと思いますが、今後このメンバーから古馬に挑んでいく馬がたくさん出て欲しいところ。勝ったのは大外枠から果敢にハナを奪って逃げたミカワノボス。新馬戦以来の2勝目が重賞勝利でした。春先はJRAに挑戦して入着を果たしたりと素質の片鱗を見せてはいたんですが、JRA挑戦も1200~1400mの短距離戦。1900m戦の今回はちょっと人気を落としていたんですが、なんと変幻自在の逃げを打って最後はマルハチヘラクレスの追い込みをハナ差凌ぎました。季節の変わり目ですので、このブログをご覧の皆様、ブログメンバーの皆様(特に同業の皆様)、風邪には本当にお気をつけ下さいね。
2007年10月18日

札幌シリーズが始まりました。 寒い旭川から脱出と思ったら、札幌も寒かったです峠はのようで帰りがちょっと心配です。例年の如く、札幌の放送席のゴンドラは冬用ジャンパーにひざ掛け、そして電気ストーブが必要です。 完全防備の毎日です。 札幌競馬場は正面入り口から入ると まず、馬像(?)が迎えてくれます。 そして少し進むとパドックがあります。 今日は様似町フェアが行われていて、様似の特産品プレゼントにファンが行列していました。 広い札幌競馬場、パドックから馬場へは地下馬道を進みます。 レースへ向かうオウシュウテーストと服部騎手。(ピンボケでごめんなさい) 検量室の様子・・・ ↑ 川島雅人騎手検量室のある地下からエレベーターでゴンドラへ行くと、裁決室や決勝審判室があります。 決勝室のさらに上の個室に写真判定の機械室があります。 ↓ このカメラで判定します。 カメラの前から見たゴール板 その他色々な部署がありますが、また次の機会に・・・・・ さて、明日は「楽天競馬プレゼンツ スーパージョッキーズトライアル2007」の第1ステージが行われます。 全国の地方競馬場のトップジョッキー14名が札幌競馬場に揃い、豪腕を発揮してくれると思います。 第1ステージの初戦は、第9レース「シルバースパー賞」 第2戦は第10レース「シルバーホイップ賞」です。第6レース終了後に出場ジョッキーの紹介がスタンド正面で行われます。 ファンプレゼントもありますので是非お越し下さい出場騎手北海道 五十嵐冬樹騎手岩手 小林俊彦騎手大井 内田博幸騎手大井 戸崎圭太騎手大井 的場文男騎手川崎 今野忠成騎手金沢 吉原寛人騎手笠松 東川公則騎手愛知 岡部 誠騎手兵庫 田中 学騎手福山 渡辺博文騎手高知 赤岡修次騎手佐賀 鮫島克也騎手荒尾 杉村一樹騎手 皆さん、応援よろしくお願いいたします
2007年10月17日

先週、今シーズン最終開催の旭川に行ってきました。 競馬場の周囲の木々もすっかり色づき、もう秋から冬へと移り変わろうとしている北海道。備えては行ったものの、気候は思ったよりも更に寒く、北海道に来たな~という実感を味わうことが出来ました。 10日水曜日のメインレースは、昨年設立された道営スプリント。 すっかり名物になった、ジョッキーロード。ほんのわずかの、ファンとジョッキーとのふれあいですが、これだけでも間近で見られると嬉しいもの。 レースは、1番人気のビービーバーニングを押さえて、セイウンドーバーが重賞初制覇を果たしました。 昨年はJRAで2勝。ホッカイドウ競馬に移籍して、シーズン開幕から戦ってきたこの馬。なかなか勝利を掴めませんでしたが、ここに来て特別・重賞と2連勝。シーズン終盤に最高の結果を得ることが出来ました。 ビービーバーニングの直前で、うまくライバルに外を回らせながら前を追った、五十嵐騎手の好騎乗も後押ししました。 翌11日木曜日は、開催最終日。この日はレースも場内も盛り上がりました。 ケースを手にしているのは、小嶋久輝騎手。どの騎手も騎乗の傍らで、札幌へのお引っ越しに向けての片付けにも忙しく。 移動店舗も大盛況。こちらは、この旭川ナイターの名物となった、富良野メロンパンです。 美味しさの秘密は、車の中に設置されたこの釜。焼きたてだから「かりっとふんわり」してて、美味しいんですね。 この日はお客さんも多くて、釜が休まるヒマがなかったそうです。 旭川開催の掉尾を飾るメインレースは、2歳牝馬の交流重賞・エーデルワイス賞。勝ったのは栄冠賞の勝ち馬、マサノミネルバでした。 パドックでは、正直出来はそれほどとも見えなかったんですが…しっかり立て直されていたんでしょう。 山口竜一騎手によれば、ここ数戦走れなかったのは気持ち的なものだったそうで、今回はハイペースで前半リズムよく走れたことを、勝因の一つに挙げていました。ホント、直線は圧巻の強さを披露して、このあとは北海道2歳優駿へ。 馬インフルエンザに撤退報道など、振り返れば決して楽しいことばかりではなかった今シーズンの旭川ナイトレースでしたが、やっぱりこうしてやってくると、レースは楽しい。一寸先もわからない、厳しい勝負を続けているホッカイドウ競馬ではありますが、この旭川のかすかな灯も、少なくとも開催が予定されている来年はまた煌々と輝くことを、楽しみにしたいと思います。 もう今日からは札幌開催が開幕。ホッカイドウ競馬もラストスパートに入ります。今年も、色んな意味でハッピーな気持ちで、道営記念の日を迎えることが出来るよう、頑張って応援して行きたいと思っています。 あと1ヶ月、目一杯楽しんで、また11月13日には札幌競馬場でお会いしましょう!
2007年10月16日
カメちゃん…それにしてもダイワスカーレットもウオッカも強いです…関西馬の背中は本当に遠いですね。残念ですがこれが現状。やさぐれず、ふてくされず頑張っていこうと思います。これからの時代、厩舎は一体どのような方向に向かっていくべきか…私がモデルケースに考えているのは、世界のリーディングユニバーシティと呼んでも過言ではない東京大学。現在の総長である小宮山宏先生の考えられる、世界的な激しい競争環境における大学のあり方は、今現在厳しい環境下におかれている関東の厩舎運営に活かされるものと思われますので、ちょっとご紹介させていただきますね。先生は生命体を表現する「自律分散協調系」という概念を引用しこれからの大学のあり方を示されています。人などには心臓や肝臓などの臓器が、体内に分散してそれぞれが自律的に動いているが、それらが総体としては協調的に機能し、生命の営みがなされている。今日の大学は学術領域の細分化が進み、協調性が影を潜め、自律性のみが顕在化しているというのです。その結果、細分化された知識が相互に関連付けできずに全体像を把握できない、その卓越した知が有効に使えないというジレンマに陥っている…そこで、今後そのようなジレンマを解消すべく、「知の構造化」を進めるというものです。これは、今現在の厩舎、大きく言えば競走馬をレースに送り出すまでの環境の形態に非常に似ていて、調教師、騎手、厩務員、調教助手、そして関連するトレセン外の育成牧場はそれぞれの道のスペシャリストとして日々その技術を磨いています。その結果、アドマイヤムーンやタイキシャトル、エルコンドルパサー、そして、ディープインパクトなど世界に通用する名馬が日本にも誕生してまいりました。しかしながら、今現在の日本競馬が世界のリーディング国なのかと問われれば、まだまだ欧米諸国を追随していると答えざるを得ません。なぜその先へ進めないのか…そこに知の構造化ならぬ、「技術の構造化」がなされていないからではないでしょうか。つまりは、騎手や調教師、そして我々末端の調教助手や厩務員がそれぞれの知恵や技術を相互に関連付け活かしていける、そこにトレセン外部の育成牧場も参加し知識と技術の幅を拡げ協調する。厩舎内部だけで言えば、調教師、騎手、調教助手、厩務員がお互いの意見を交換し合える環境を整備する。厩舎内部のことをよくご存知ではない方には「そんなことも出来ていないのか」と思われるかもしれませんが、それぞれがスペシャリストとして存在していると、必然的に独善に陥り協調できなくなるのが人間のようです。小宮山先生は知識の洪水に流されない「本質を捉える知」、独善に陥らない「他者を感じる力」、そして「先頭に立つ勇気」を備えた人材を育む場にしていきたいともおっしゃっています。私たちも、馬のことを深く追求していくと「勝つ為の仕事である」という厩舎の本質を見失いがちです。また、トレセンという封鎖された環境に身を置くと、外の社会の常識を見失い、日本という国全体の流れから取り残されてしまい、より独善性が強調されてしまう。ですから、より強く「他者を感じる力」を持たなくてはなりません。そして、競争社会である競馬の世界に身を置く以上、常にその全員が「先頭に立つ勇気」を持っていかなくてはならないのではないかと提言させていただきたいと思います。少なくとも国枝厩舎は「自律分散協調」の調和の取れた厩舎を目指す。つまりはそれぞれスペシャリストであるスタッフの持てる技術の構造化を進めていきたいと決意しております。
2007年10月15日

こんにちは!高橋華代子です。今日は能力試験のお話しをしたいと思います。 地方競馬では、デビューする前のお馬さんたちは、能力試験というものを必ず受けなくてはいけません。ゲートの中でちゃんとおとなしくしているか、基準タイムで走ることができるかなどなど、いろんな項目をチェックされます。そして、それに合格したお馬さんたちが、デビューする切符を得ることができる非常に大事な試験なんです。 特に、ゲート内での静止は大変。ゲートの中は本当に狭い空間なので、根本は臆病なお馬さんたちは、その中で30秒(南関東の場合のゲート内での静止時間)じっとしているのは、本当に大変なことなんです。この時ばかりは、競馬関係者たちもスタンドで観戦しているんですが、「長いなぁ」という言葉をもらしながら見守っています。耐えられなくて暴れちゃったり、ゲートそのものに入らなかったりすると、試験で走ることも許されないので、一頭トボトボお帰りになる姿もたまに見かけます。競走馬として生まれた以上、デビューしてレースで走ることがお仕事。でも、この試験に合格しなくてはデビューすることができない。もうちょっとのところまできているのに、トボトボ帰る姿を見るのは、せつない瞬間でもあります。 ただ、試験に不合格だったお馬さんは、また次の試験に合格することを目指します(試験は、その競馬場によって定められた日で行います(南関東の場合は、だいたい月1回か2回くらいです)。よく競馬関係者の中には、所属馬が合格すると「これで競走馬になったぁ~」と喜び方もいます。 ちなみに、試験で1着になったからと言っても、賞金が発生する訳ではありません。言葉はあまりよくないかもしれませんが、とにかく合格すればいいんです。だから、実戦さながらのこの試験のうちに、わざと番手で砂をかぶせたり、試験の走りでクセを見抜いて、本番のレースでは馬具を工夫したり、いろいろこれからを図る意味ではいい機会になっています。 私がこれまで見てきた試験で、一番衝撃を受けたのは、後の鎌倉記念を勝つことになるエスプリフェザントの走りでした。先ほども書いたように、試験は別に何馬身もぶっち切る必要はないし、1着になる大切さもないんですが、ポーンと弾丸のようにスタートを切ったエスプリフェザントは、そのまま他馬が止まって見えるかのようにぴゅ~んと突き放していって、何十馬身も離して、楽々ゴール。川崎の競馬関係者はいつも試験を見ながら、天真爛漫な歓声を上げているんですが(笑)、この時ばかりはさらに大絶叫で、たまげた表情でで見ていたことがいまだに思い出されます。能力試験から片鱗をのぞかせている子もいるし、中にはこの能力試験を境にガラッと変わる子もいるから、面白い部分です。 さて。10月11日には船橋で能力試験が行われました。船橋と言えば、はえぬきの重賞ウイナーたちをたくさん送り出している競馬場です。アジュディミツオーも、ナイキアディライトも、シーチャリオットも、フリオーソも、チャームアスリープも、全てはこの能力試験から始まりました。 今回も楽しみな面々が揃っていましたよ。その中で気になったお馬さんを紹介していきますね。 ↑岡林光浩厩舎のジルストラーダという男の子(父コロナドズクエスト)。以前から大物と噂されていたお馬さんでしたが、この日もいい動きをしていました。1頭だけ大外を走っていたのも、期待の表れでしょう。この日の一番時計ではありませんでしたが、内容はピカイチ。騎乗していた左海誠二騎手は「将来性は2、3戦していかないとわからないけど、モノは違うよ!」と言っていました。左海騎手は今年、たくさんの頼もしい2歳馬たちとコンビを組んでいるんですが、能力の高さはその中に入ってもトップクラスのようですよぉ。 ↑ 川島正行厩舎のオウシュウドラゴンという男の子。2歳能力組の中では、512キロと一番の巨漢だったんですが、普段から貫禄十分なんですよ。2歳には思わずに、古馬?って言いたくなる落ち着きよう。お顔の長さもチャームポイントです!豪快な走りが楽しみ。 ↑ 一番小ちゃな子(399キロ)が、林正人厩舎のミタラシダンゴという女の子。名前がプリティ過ぎるんですが(苦笑)。林調教師のお話しでは、オーナーさんが名前を考えている時に、ミタラシダンゴが食べたかったと。みんなを癒してあげられる馬になってくれればということで、ミタラシダンゴと名づけられたそうです。普段からとてもかわいくて扱いやすい子だそうです。体は小さいけれど、カイバはバリバリ食べていようですよ。この日もかなりいい動きをしていたんですが、常に一生懸命走るタイプだそうです。「1勝目指して頑張りたい」と林調教師。ちなみに、レースの時はミタラシダンゴにあやかったメンコを作成予定だそうです。その辺りにも、ご注目を!! ↑ 「アディ子」とか「アディ美」とか呼ばれてきましたが、今はナイキチャーミングという立派な名前がつけられました。そう、ナイキアディライトの全妹にあたります。ど派手な装いは、10月1日から開業したばかりの川島正行調教師の息子さん・川島正一調教師の厩舎カラーですね。チャーミングは、顔つきや性格などは兄そっくりです。ただ、兄より人懐っこいかわいさがあります(苦笑)。まだちょっと臆病な部分がありますが、この試験がいい経験になって、自慢のスピードを本番で醸し出して欲しいです。この日は最後の直線で、ミタラシダンゴと併せ馬状態になったんですが、ミタラシダンゴが隣にピタッとつけたので、少々ビビッてしまったそうです。ミタラシダンゴ・・・ この日の試験結果はこちら。今日は能力試験にしぼってお伝えしましたが、調教試験というのもあるんです。このお話しは、また改めて!!
2007年10月14日

こんにちは!高橋華代子です。今日は能力試験のお話しをしたいと思います。 地方競馬では、デビューする前のお馬さんたちは、能力試験というものを必ず受けなくてはいけません。ゲートの中でちゃんとおとなしくしているか、基準タイムで走ることができるかなどなど、いろんな項目をチェックされます。そして、それに合格したお馬さんたちが、デビューする切符を得ることができる非常に大事な試験なんです。 特に、ゲート内での静止は大変。ゲートの中は本当に狭い空間なので、根本は臆病なお馬さんたちは、その中で30秒(南関東の場合のゲート内での静止時間)じっとしているのは、本当に大変なことなんです。この時ばかりは、競馬関係者たちもスタンドで観戦しているんですが、「長いなぁ」という言葉をもらしながら見守っています。耐えられなくて暴れちゃったり、ゲートそのものに入らなかったりすると、試験で走ることも許されないので、一頭トボトボお帰りになる姿もたまに見かけます。競走馬として生まれた以上、デビューしてレースで走ることがお仕事。でも、この試験に合格しなくてはデビューすることができない。もうちょっとのところまできているのに、トボトボ帰る姿を見るのは、せつない瞬間でもあります。 ただ、試験に不合格だったお馬さんは、また次の試験に合格することを目指します(試験は、その競馬場によって定められた日で行います(南関東の場合は、だいたい月1回か2回くらいです)。よく競馬関係者の中には、所属馬が合格すると「これで競走馬になったぁ~」と喜び方もいます。 ちなみに、試験で1着になったからと言っても、賞金が発生する訳ではありません。言葉はあまりよくないかもしれませんが、とにかく合格すればいいんです。だから、実戦さながらのこの試験のうちに、わざと番手で砂をかぶせたり、試験の走りでクセを見抜いて、本番のレースでは馬具を工夫したり、いろいろこれからを図る意味ではいい機会になっています。 私がこれまで見てきた試験で、一番衝撃を受けたのは、後の鎌倉記念を勝つことになるエスプリフェザントの走りでした。先ほども書いたように、試験は別に何馬身もぶっち切る必要はないし、1着になる大切さもないんですが、ポーンと弾丸のようにスタートを切ったエスプリフェザントは、そのまま他馬が止まって見えるかのようにぴゅ~んと突き放していって、何十馬身も離して、楽々ゴール。川崎の競馬関係者はいつも試験を見ながら、天真爛漫な歓声を上げているんですが(笑)、この時ばかりはさらに大絶叫で、たまげた表情でで見ていたことがいまだに思い出されます。能力試験から片鱗をのぞかせている子もいるし、中にはこの能力試験を境にガラッと変わる子もいるから、面白い部分です。 さて。10月11日には船橋で能力試験が行われました。船橋と言えば、はえぬきの重賞ウイナーたちをたくさん送り出している競馬場です。アジュディミツオーも、ナイキアディライトも、シーチャリオットも、フリオーソも、チャームアスリープも、全てはこの能力試験から始まりました。 今回も楽しみな面々が揃っていましたよ。その中で気になったお馬さんを紹介していきますね。 ↑岡林光浩厩舎のジルストラーダという男の子(父コロナドズクエスト)。以前から大物と噂されていたお馬さんでしたが、この日もいい動きをしていました。1頭だけ大外を走っていたのも、期待の表れでしょう。この日の一番時計ではありませんでしたが、内容はピカイチ。騎乗していた左海誠二騎手は「将来性は2、3戦していかないとわからないけど、モノは違うよ!」と言っていました。左海騎手は今年、たくさんの頼もしい2歳馬たちとコンビを組んでいるんですが、能力の高さはその中に入ってもトップクラスのようですよぉ。 ↑ 川島正行厩舎のオウシュウドラゴンという男の子。2歳能力組の中では、512キロと一番の巨漢だったんですが、普段から貫禄十分なんですよ。2歳には思わずに、古馬?って言いたくなる落ち着きよう。お顔の長さもチャームポイントです!豪快な走りが楽しみ。 ↑ 一番小ちゃな子(399キロ)が、林正人厩舎のミタラシダンゴという女の子。名前がプリティ過ぎるんですが(苦笑)。林調教師のお話しでは、オーナーさんが名前を考えている時に、ミタラシダンゴが食べたかったと。みんなを癒してあげられる馬になってくれればということで、ミタラシダンゴと名づけられたそうです。普段からとてもかわいくて扱いやすい子だそうです。体は小さいけれど、カイバはバリバリ食べていようですよ。この日もかなりいい動きをしていたんですが、常に一生懸命走るタイプだそうです。「1勝目指して頑張りたい」と林調教師。ちなみに、レースの時はミタラシダンゴにあやかったメンコを作成予定だそうです。その辺りにも、ご注目を!! ↑ 「アディ子」とか「アディ美」とか呼ばれてきましたが、今はナイキチャーミングという立派な名前がつけられました。そう、ナイキアディライトの全妹にあたります。ど派手な装いは、10月1日から開業したばかりの川島正行調教師の息子さん・川島正一調教師の厩舎カラーですね。チャーミングは、顔つきや性格などは兄そっくりです。ただ、兄より人懐っこいかわいさがあります(苦笑)。まだちょっと臆病な部分がありますが、この試験がいい経験になって、自慢のスピードを本番で醸し出して欲しいです。この日は最後の直線で、ミタラシダンゴと併せ馬状態になったんですが、ミタラシダンゴが隣にピタッとつけたので、少々ビビッてしまったそうです。ミタラシダンゴ・・・ この日の試験結果はこちら。今日は能力試験にしぼってお伝えしましたが、調教試験というのもあるんです。このお話しは、また改めて!!
2007年10月13日

ミツオーです。松平健が「猫ひろしです。にゃー」って言うCMを見ました。どういうこと?さて、金沢競馬所属の吉原寛人騎手ロングインタビュー後編です。ーードバイ行きのいきさつは?森(秀行)先生が、行ってみるか?って(笑)。「吉原~、ドバイ、行ってみるか?」「はあい、行きます~」って(笑)。それでホントに行っちゃった、みたいな。当初は、ホントかな?って話半分だったんですけど(笑)。すごいことだな~って。ありえないような話だったんですけどね。森先生が、わけのわからん地方のジョッキーをひっぱっていってくれたんで、せいいっぱい(レースで)馬を前の方にもっていこうと、必死に考えて乗って。ドバイっていう雰囲気も楽しんできましたし、全て勉強になりましたね。ボク、(騎手デビュー前に)教養センターにいるときに、ドバイワールドカップを夜中こっそり、仲間と見てて、(トゥザヴィクトリーに)豊さんが乗って走ってたときにすごい感動したんですよ。「もしもここで乗れたら死ぬ(ほどうれしい)なあ」って話になって。その夢が現実になったんで、自分でもビックリしてます。ーー具体的にどうすごい?中央の森厩舎という一流の厩舎で、その馬の管理の仕方とか、それも全部勉強していこうと思って(メモをとる仕種)、色々、手入れの仕方とか、調教の仕方とか、全部ね。地方とは全然ちがうんでね。馬のつくり方も地方ではできないようなこともやってはるし、運動もすごい長いし、すべて新鮮でしたよね。こういうのが競馬の本当の姿なんかな、みたいのは感じましたし。コースも本当にキレイにつくられたコースでね、馬場の感触も全然ちがいますし。ーードバイに行っていちばんよかったことは?一番よかったのは、自信になったこと。自分にとって、ドバイに行ったっていうことで、どんなレースに乗っても臆さないような気持ちをもてるようになったし、だから去年はすごく成績よかったと思いますよ。(それまでは)レース前に負けてるときがあったりとかね。精神面にすごく左右されるので、考え方によって引け目になったりするとレースでも弱気なレースになったり、強引なレースをしてもいいときにしなかったりとか。そういうのでけっこう結果もかわってくるんでね。そういう面で、去年は自信もって乗ってました。ーー緊張しなくなった?緊張ってのは、ほどよい緊張があったほうがいいんです。緊張しないようになったっていうのは、あんまりよくないんですよ。ちょっと緊張したくらいのほうがレースはいいと思います。ーードバイ前後ではまるで違う?ちがいますよね。周りの見る目がちがうようになるし、そういうのも大事ですよね。名前も売れたし、馬もいい馬に乗せてもらえるようになったし、県外の馬主さんでも「吉原を乗せてくれ」っていう方がふえて、そしたらいい馬を選んだりとかして乗っていけるようになるんで、そういうのが去年は出たかなって。ーーWSJSのトライアルに出場しますが、それにむけて。1月から9月までの成績で選ばれるんですけど。あぶなかった~(笑)。ぼくはいちばん年下なんでね、ほかは大先輩ばっかりでね、ちょっとこわいなって(笑)。北海道で競馬乗るのははじめてなんで、楽しみです。(全国から一流騎手が集まってきて)全員に会うのが楽しみです。話をしてもらえるものなら話してみたいし、いろんなことを吸収したい。ナマで騎乗見てみたいし。乗ってる最中も、(ひとの騎乗を)けっこう見ますよ。そればっかり気になったりしてね(笑)。札幌で下位2人になると次出られないんで、その2人にならんようにがんばります(笑)。以上、9月30日、金沢競馬場研修館にて。お話はすべて録音し、それを文字におこしたわけですが、先週・今週とここにアップしたものは、さらにそれを編集してあります。未編集バージョンは、ミツオーのセカンドボイスのほうに明日くらいから数回にわけてアップする予定です。ええと、今夜中日が勝てば素早く、負ければのろのろと行動にうつるものと思われます。
2007年10月13日

南関東で行われる今年初の2歳重賞「鎌倉記念」は、ヴァイタルシーズが勝ちました。地方競馬におけるカコイーシーズ産駒の堅実さ、長きに渡る活躍ぶりには目を見張るものがありますね。ヴァイタルの育成をしていたベーシカルコーチングスクールの高橋司さんも、場長のパットとともに応援に駆けつけていました。「素直で本当に手の掛からない馬でしたね。うちの育成馬は、何かと南関東の重賞には縁があるんですが、いやー嬉しいですね」と喜んでおられました。そして、ホッカイドウ競馬からは3頭が参戦しましたが、ブラウンアマゾンが3着に健闘。新種牡馬サウスヴィグラス産駒ですが、しぶとい内容を見せ距離の融通性が利くところを見せていたと思います。「素直な馬ですね。勝負根性はあるし、大井に来るって話(阪本一厩舎)ですが、期待も高まりますね」と戸崎騎手。右回りだと内にササる面があったんですが、左回りだとその辺りも出さず、非常にスムーズだったとのこと。牝馬重賞は左回りが多いだけに、楽しみも広がる内容だったと思います。 キングサラディンは「砂をかぶって嫌気を出してしまった。行った方が良い馬かな」と坂井英騎手。ラプレは「前日までの気配が非常に良かったので期待していたが、思ったほど動けなかった。でも、良いものは持っている」と酒井忍騎手。この2頭も南関東に移籍してくることになっていますので、馬場を経験したことも含め、今後の活躍を期待したいと思います。 そして、翌日はエーデルワイス賞なんで旭川へ…、とならず、浦河のビアパーティーにまた呼ばれたので、日高方面へ行きました。朝に着いた後、来週から始まるオータムセールに上場される馬の下見などをしようと、牧場を3軒ほど回りました。朝はダーレーへ。13頭が上場予定となっていますが、中でも注目はフリオーソの半弟(父マリエンバード、母ファーザ)になりますかね。 その後、アルカセットやファンタスティックライト、ルールオブローも見学させて頂きました。(アルカセット)(ファンタスティックライト)(遠くですが…、ルールオブロー) そして、今回のセリでの上場はありませんが、グランド牧場で1歳馬を見てきて、浦河に移動してチェスナットファームへ。暗かったので写真は撮りませんでしたが、エミーズスマイルの半弟など、何頭か見てきました。 最後のビアパーティーも、多くの方に来場頂き、盛り上がりました。後半4Rを解説させて頂きましたが、結果は2つ的中。何とか格好はついたかな…。(谷川町長も挨拶に。オーナーであるユニティで、エーデルワイス賞は3着でした) 金曜は、朝にクリムゾンルージュが放牧に出ている武田ステーブルに行き、見てきました。屈腱炎を患い、長期の休養が余儀なくされますが、メイショウバトラーなどエビの馬を復活させるところで有名な牧場ですし、再起に期待したいと思います。(馬房では落ち着きがありません…) そして、前にもブログで記したハッピーネモファームで、改めて上場馬を確認し、一旦札幌に行ってから東京へ。また日曜の夜に北海道に入りますが、旭川は土曜の朝に初雪が降ったとか。そんな季節になってしまいましたね。北海道に行かれる方は、なにとぞ暖かい格好で。 ホッカイドウ競馬は、来週から札幌シリーズとなります。木曜には、各地区のトップジョッキーたちが勢揃いする「スーパージョッキーズトライアル2007」が行われます。こちらもご期待下さい!
2007年10月12日

日曜日から火曜日にかけて金沢競馬場で実況を担当しました。シフトの関係で7月中旬以来3ヶ月近くの休み明け(?)。夏場もバテることなく順調な食生活を送ったために、懸念された通り重め残りでの出走 久々にお会いした記者の方にも「全然絞れてない…」と挨拶代わりのお言葉をいただき、この秋の飛躍を誓って(?)のお仕事となりました。ま、冗談はさておき、火曜日には重賞がありました。↑なぜか外ではなく門の内側に白山大賞典の告知が全国各地で場外発売されたのでレースをご覧になった方も多いと思いますが、火曜日(9日)に第27回白山大賞典が行われました。金沢競馬最大の決戦といわれるこのレースも、今年は残念ながら地元馬だけのレースとなり、さらに注目のローマンエンパイアも直前で回避、少頭数9頭での競走となりました。しかしながら前日までの雨もあがり、秋晴れ絶好の競馬日和の金沢競馬場内でした。春シーズンは百万石賞を勝ったものの、完調には今一歩のレース振りに見えた将軍・ビッグドンが、休養明け初戦でどんなレースを見せるのか…夏場を調整に充てたマヤノオスカー・サムソンリンリンが一気に勢力図を塗り替えてしまうのか…戦前の興味はそのようなところでありました。そして、結果はこちら。(レース映像は金沢競馬場のホームページからオンデマンドでご覧いただけます)結果はビッグドンの圧勝~。百万石賞で大接戦だったマヤノオスカーに影も踏ませず、昨年秋~冬にかけての圧倒的な強さを取り戻した強い強いレース振りで、最後は5馬身差をつける独走のゴールとなりました。春は勝負どころでモタモタして前との差が詰まらず、ゴール前でなんとか先頭に立つ…という走りをしていたように実況しながら思ってたのですが、今回はレース途中でスーッと先頭に立ってビュッと後続を離す…そんな走りに見えました。春は帝王賞に遠征してボンネビルレコードに1.5秒差の8着。名古屋や笠松、園田などのエリア交流レースだけでなく、JBCや東京大賞典のような全国交流の大きなレースに、金沢代表としてまた出走して欲しいなぁ…と思う走りでした。でも、馬券が売れなかった…入場人員も昨年ほどでなかった…。1日の集計を見てちょっとガッカリしてしまいました。当日は場内で武豊騎手のトークショーも行われ、ステージの周りには人だかりも出来ていたのですが、白山大賞典の売り上げは半減&入場人員も1400人ほどマイナスでした(昨年はJRAとの交流G3)。細かい数字を教えていただいたわけではないのですが、とにかく厳しい結果です。楽天競馬投票会員の皆様、今度の日曜日と月曜日にも金沢競馬の開催がありますので、たくさんのご参加をお待ちしておりますm(__)mこれから秋に向けて重賞もたくさん行われます。ビッグドンとローマンエンパイアの直接対決を楽しみにしつつ、今回敗れたマヤノオスカーやサムソンリンリンの巻き返し・ケンゴウザンの食い込みやリュウヨウの復活・新星登場なるかフェスティブドパリ・…などなど金沢オープン馬の見どころをこれからもどんどん注目し続けて行きたいと思います。また、今度14日に行われる3歳重賞サラブレッド大賞典を勝って古馬に挑戦状を叩きつける馬はいるのか…とおもいます。久々の金沢出張で、またいろいろなことを考えてしまいました。(実は今週も実況担当で、2週続けて金沢に行くことになっているんですが)
2007年10月11日

今年の旭川ナイトレースもいよいよあと2日となりました。 寒い→暑い→寒いという5ヶ月間を過ごしました。 今日は、第2回道営スプリントが行われます。 スピード自慢の10頭が1000mを競います。 昨年の覇者アドミラルサンダー、エトワール賞を制したビービーバーニング、久々の重賞勝ちを狙うシャンハイジャンプ、3歳牝馬ながら能力の高いタガタメ、五十嵐騎手を背に初タイトルを目指すセイウンドーバーなど・・・ 馬場不良のコンディションなので、速いタイムでの決着となりそうですね。 五十嵐騎手は昨日の時点で126勝。もちろん年間勝利数の自己ベストは既にクリア。目指すは、道営史上最高の130勝の更新。 この記録は、天才ジョッキーと言われた千島武司騎手が1976年に樹立したものです。 将来を期待された千島騎手でしたが、調教中の落馬事故でその命を絶たれました。25歳でした。 30年を過ぎた今年、トップジョッキー五十嵐冬樹がその記録に挑んでいます。残り2日のナイトレースで達成するか、札幌シリーズへ持ち越されるか、どちらにしても大記録への秒読みが始まっています。 さて、以前は今日10月10日が「体育の日」でした。 そして10月10日はブリーダーズゴルドカップが行われる日でした。 一日中イベントが行われ、特別競走も多く 更にはアラブの重賞も行われると言う日でした。数年前から日本の祝日が月曜日に変更され連休が多くなりました。 ある意味いい事なのかもしれませんが、例えば体育の日は1964年 東京オリンピックの開会式が行われたのを記念して作られたもので、その日に意味があるものですよね。 そういう事は無視されてもいいのかなぁと、考えてしまいます。 日本の漢字や言葉、ことわざなどにも 経緯や意味のあるのもが沢山あると思います。 時代は変わって行くのは当たり前ですが、子供たちに伝えたいものも変わって行くのは少し寂しい気がするのは 私だけでしょうか・・・・・ 気を取り直して、話題変更 ナイトレース最終日の明日も重賞競走が予定されています。 交流重賞競走 第10回エーデルワイス賞 1600m 14頭が出走します。ようやく交流の規制(インフルエンザ)が緩和され、中央からはサマーエタニティ、メジロシーゴーの2頭、兵庫からディアースパークル、岩手からリザルト、佐賀からテレプシコーラが参戦。 迎え撃つホッカイドウは、栄冠賞馬マサノミネルバ、フローラルカップを制したカミヒコーキ、差し脚光るライトオブマリアなど、しかししかし いつも言うように2歳は何が起きるかわかりません。 久しぶりに道営馬の勝利を期待しています。 先週ほどではありませんが、やはり10月 夕方6時を過ぎると寒さが増してきます。明日、旭川競馬場へお越しの方は 是非一枚余分に上着をご用意下さい。 そう言えば、皆さんこれ↓ 何だかわかりますか? 北海道の方は当たり前にお解かりでしょうが、関東以南の方にはお初かもしれません。 ジェットヒーターと言います。 要はでっかいストーブ 正面 このストーブに皆が集まり↓ こういう状況になります。 北海道では、あちらこちらで見かける風景ですよ さぁ、ナイトレースラストスパート 応援よろしくお願いします
2007年10月10日

この週末は、JRAが3日連続で競馬開催。土曜日には、秋晴れの東京競馬場に出かけてきました。残念ながら富士山は拝めず…でも夏みたいないい日差しでした 今日はレースもさることながら、久しぶりに行きたいところがありました。東京競馬場の敷地内にある、競馬博物館です。木漏れ日の向こうの立派な建物が、競馬博物館見たかった特別展示がこれ。「競馬に携わる人たち」今回は勝負服と靴がテーマでした博物館2階の一角を占める、展示全景分量的にはわずかですが、なかなか興味深い内容でしたジョッキーが履く勝負靴を構成するパーツ製作には最短で4日はかかるとのことこちらは勝負服のパーツ製作用の工具の数々いわば「道具を作るための道具」 どんな仕事でも、道具はとても大事。プレイヤーや職人は、道具を大事にし、愛着を持ち、自らのパートナーとして、その道具が「天寿」を全うするまで活動をともにすることになります。 そんな道具というものに改めて目を向けると、普段何気なく見ている馬の走る姿の向こうに、こういう道具づくりに心血を注ぐ人たちの姿も見えてきます。 特に、馬具というのは数限りなくある上、多くのものが手作りで作られていますから。おまけ。博物館入り口奥のサロンから見える人工池にはカルガモたちが泳いでいます。家族連れの子供たちも、飽きない様子で眺めておりました
2007年10月09日

今日は三日間開催の最終日です。みなさん今日も張り切って馬券買っちゃって下さいね残念ながら国枝厩舎の出走はありませんが。。。秋の大一番へ向けて、各トライアルも終了し、いよいよG1シリーズも本格的に始まりますね。今週は秋華賞!!ピンクカメオが、並み居る女傑たちに挑戦状をたたき付けます!!ダービー馬のウオッカをはじめ、桜花賞馬でトライアルを快勝したダイワスカーレット。そしてそのトライアルでダイワスカーレットに迫ったベッラレイア。相手は牝馬の歴史上最強といっても過言ではない面々ですが、こちらも牡馬相手にG1を勝った実力馬です。胸を張って挑もうと思います!!応援して下さいね昨年はディープインパクト一色だった競馬の世界。各メディアなどでよく武豊騎手の言葉を借りて「ディープは空を飛んでいる」と言われていたのを覚えていますか??ディープに乗ったことのない私達に、その感覚はわからなかったのですが、今年ついに私も飛びましたよそんな2歳馬が国枝厩舎にも入厩してきたんですよ!!その名も「ツバサ」君。サッカーが上手いかはまだ聞いてないんですが…父ホワイトマズル、母ガルフパール。兄のトーセンハヤテにフレンチパール、そしておじのゴーウィズウィンドはみんな国枝厩舎所属でとても厩舎に縁のある血統なんです。さてそんなツバサ君。一体どんな風に飛んでいるのかと言いますと、実は彼の「一完歩」のことなんです。一完歩とは難しく言うと、「特定の一本の肢が地面を離れてから着地するまでのストライド期と、一本の肢が着地してからその対側の肢が着地するステップ期を併せたもの」なんです。見ていてギャロップやキャンターの一完歩をわかりやすく数えるには、馬の頭が走行中に最も高いところから最も低い位置を経て再度最も高い位置に戻ってくる間の肢の動きが一完歩です。ついて来てますか~(笑)よく新聞などで「飛びが大きい」と言う表現を目にしますよね。それが一完歩が大きいという意味なんですよ!つまり、ちょこちょこした走り方をする「ピッチ走法」の反対で大きく脚を伸ばす「ストライド走法」の事なんです。このツバサ君、今まで私は味わったことがない程の超ストライド走法。器用さには欠けますが、スケールの大きさを感じさせるものがありますよ。本当に楽しみです!!写真はそのツバサ君さてみなさん、この話のついでと言っては何なんですが、私達競走馬に乗っている人たちは、どのようにして速度感覚を馬上で感じているかご存知ですか??調教師は毎日「今日は坂路を65秒で登ってきなさい」とか、「ダートコースで5ハロン72秒で回ってきなさい」などの指示を出します。あくまで目安なのですが、あまりに大きくズレればその馬の調整過程に大きな狂いが生じてしまいますよね。頭の中で一秒一秒数えるのも一つの手ですが、実は先ほどの一完歩を数えるとおおよそのタイムがわかるんですよ!!馬によって個体差があるので、あくまで目安なんですが、平均すると一完歩は大体0.45秒。ですからいわゆる15-15といわれる1ハロンを15秒で刻んでくる調教の場合は、およそ33~34完歩で走ればよいわけですね。もちろん先ほども言いましたようにピッチ走法の馬もいれば、ツバサ君のように大跳びの馬もいるので、完歩を数えるだけでは危険(笑)なので周りの景色をみて判断したりする事も併せて行うのですが。そのツバサ君の場合は15-15が28~29完歩くらいなので、一完歩は0.52~0.53秒ということになります。普通の馬の一歩が0.45秒なのに対してツバサ君の場合は0.53秒ですからおよそ1.2倍、乗っている感覚としてはこれはもう「飛んでいる」のです(笑)そんな跳ぶ馬ツバサ君。みなさん応援して下さいね!!そういえばつい先日、厩舎にこんなもんが登場しました幸運をもたらすそうなので、みなさんにおすそ分けです
2007年10月08日

こんにちは!涼しくなったと思ったら、また暑さも戻ってきたりして・・・。体感気温が激しい今日この頃です。今日は、南関東のちょい悪おやじ世代・ナイキアディライトのことを存分に語らせて頂こうと思います。 アディの前走は、9月24日に船橋競馬場で行われた日本テレビ盃。2番手からの競馬で見事完勝しました。これで重賞11勝、すごすぎです。 う~ん。正直、レース後には「ごめんなさい」と心の中で謝りましたよ(苦笑)。だって今回は、かなり厳しい戦いになるだろうと思っていたので。斤量、展開、また調整面の変更などもあり、具合は引き続きキープ中も、個人的には半信半疑の部分がありました。それが、2着に7馬身もつける圧勝劇。後続を突き放していく姿は圧巻だったなぁ。これが、戦ってきた相手が違うという格の違いなんでしょうか。 調整方法が変わったというのは、船橋がちょうど内馬場改修工事のために、久しぶりに本馬場調教を試みることになりました。以前、本馬場調整だった時に気の難しいところを出して、ごねたり立ち止まったりしてしまうために、それからというもの、内馬場調整でレースに出走していました。 2年前のJBCの時には、ゲート前で座り込んじゃったりしましたけれど。アディは自分が嫌だと思うと、頑固なまでにあ~いう意思表示をするお馬さん。厳しいことを言うようだけど、競走馬として生まれた以上、レースで走ることがお仕事です。だから、あれはいけない行為だと思うのですが、そういう意思表示を見せるという姿も、人間っぽいというか、意地らしいというか、切なくなる瞬間でもありました。 そんな訳で、調教パートナーの佐藤裕太騎手も担当の金子貴司厩務員も、常にアディの気持ちを尊重しながら、日々を取り組んでいます。 先ほども書いたように、今回は久しぶりに本馬場調整だったんですが、スイスイ泳ぐかのように気持ちよく走っている姿が非常に印象的でした。「今はそれだけ苦しい部分がないんだと思います」と佐藤裕太騎手。前走・京成盃グランドマイラーズ(優勝)の前あたりから、調教では制御することなく、アディが走りたいように、嫌な思いをしないように、アディに任せて、調整しているそうです(とは言っても、もちろんある程度は制御しているそうですが・苦笑)。制御を控える分、強いキャンターになるので、距離は短く乗ってきたそうです。 常に一緒にいる金子貴司厩務員も、デビューの頃から、アディの気持ちを一番に考えて接してきたそうです。根本は、おとなしくて無駄な動きを一切しない優等生なんですが、時には頑固で気難しい一面も見せるので、引き運動の時は歩きたいなぁと思えば歩かせてあげて、止まりたいなら思ったら止まらせてあげる。腕を噛みたいなぁと思えば、噛ませてあげる(もちろん、甘噛み・苦笑)。そして、できるだけ一緒に遊んであげて…。だから、金子厩務員を見て、馬っけを出す関係にまでなったんでしょう(笑)。金子厩務員の頭にお顔をのせて、うっとりするアディ(笑)↓ 日本テレビ盃後は、さらにいい雰囲気だそうです。そもそも最初は、アフター5スター賞に出走予定でした。しかし、一週前追い切りを終えたところで、インフルエンザの関係で開催延期(11月30日に決定)。「頭がいいので、レースが近づいているはずなのに、どうしてレースがないんだろうと思っていたのかもしれません。やっとレースで思いっきり走ることができたから、レースの後はスッキリした様子で、またさらに元気になってきました」(金子厩務員) 次走はJBCスプリントの予定です。だんだん涼しくなってきた昨今。夏場がいいタイプなので、どこまでこの体調を維持できるのかも注目です。相手はかなり強くなりますが、悲願のJpn1制覇に向けて頑張って欲しいと心から願います。 それにしても、興味をそそらせるお馬さんです。2歳から活躍を続けて、大きな休養もなく、7歳になった今も一線級で走り続けているんですから。最初は、逃げ一辺倒の快速馬で、早い時期に活躍するタイプなのかなぁという印象を持った方も多かったでしょう。ただ、アドマイヤドンに最後の最後でかわされて2着に涙を呑んだ4歳の帝王賞後にも、まだ歯がわりしていて晩成と思わせるような事実もあり、結局は持続型だったんですねぇ。あっ。3歳の頃はカイバ食いが細くて本当に大変だったお馬さんなんですが、今なんて、何も気にせずバリバリ食べていますから。精神面も図太くなって、いい年の取り方をしているのかな(笑)。 約5年間という競走馬にとっては非常に長い間、南関東の一線級で走り続けているアディ。今では重賞レースで走る姿は、当たり前のような光景にもなっています。でも、7歳という年齢を考えれば、競走馬生活の折り返し地点を過ぎているのも事実。(っていか、14歳になってもこの強さなら、逆に怖い。苦笑)。もちろん、引退の話しは全く出ていないし、まだバリバリ走る訳なんですが、やっぱり生き物ですから…。いずれ引退する日もやって来るでしょう。 これからは今まで以上に、一戦一戦を大切に、そしてしっかりと、この目に心に焼き付けたいなぁと思う今日この頃です。 ナイキアディライトは、南関東の宝馬です。
2007年10月07日

ミツオーです。「浅漬けのもと」に3日間漬けっぱなしにしたモノは何と呼べば?さて、唐突ですが、金沢競馬所属の吉原寛人騎手にインタビューしました。吉原騎手はデビュー7年目。もうすぐ24歳の誕生日をむかえます。先日、通算700勝を達成し、ことしはワールドスーパージョッキーシリーズのトライアルに金沢代表として参加することも決まっています。ーー騎手7年目。振り返ると色々あったなって。逆にいろんなことさせてもらったなって。海外にも行かせてもらったし、色んな競馬場で乗せてもらったし。金沢の騎手としては恵まれたカタチで過ごさせてもらったなって。ーー金沢以外ではどこで騎乗しましたか?(デビューして)1年目の金沢開催がおわって(冬期休催中に)名古屋に行ったんです。遠征として。次の年に笠松へ。ーー冬期遠征は行きっぱなし?行きっぱなしです。1ヶ月・2ヶ月は。金沢の馬の攻め馬もあるので、3月いっぱいというわけにはいかないですけど。(1年目は冬期の名古屋もふくめて)年中ずっと競馬に乗ってる気分でしたね。もちろん乗れるほうがありがたいです。勉強になりますし。それまで金沢しか知らなかったんです。高知の新人王は行きましたけど、まあ、ワケわからんと(コースを)まわってくるぐらいでしたから。名古屋に行って「ああ、こんなすごい騎手がいるんだ」とか「こんなレースもあるんだ」って。名古屋で2ヶ月くらいいてどっぷり名古屋の競馬につかって色々わかるし、競馬ってひとつじゃないなっていうのはそこで思って、それからけっこう積極的になりましたね。ーーそれで、もっとほかの競馬場にも行きたいと?思いましたね。(1日だけじゃなく)少し腰をおちつけて、そこの馬の攻め馬したり、そこの環境を考えながらやってみたいと。ーー冬場の遠征はどういう具合に?金沢の馬が、名古屋に50頭、笠松に50頭とか、移動するんですよ。それで、○○厩舎ナゴヤ遠征組、みたいな感じで厩舎から数名かりだされて行くわけなんです。けっこう厩舎ごと行っちゃうんです。そういう面では、むこうで人間関係とか悩まなくてすむし、競馬に集中できます。乗り馬も、自厩舎の馬がいるのでなんとかなるし。ーー今は冬場は?オーストラリアに2年連続で行ってるんですけど、1年目は日本人の方のいる厩舎でやって、今年は現地の方の厩舎で、日本人の厩舎とはかけはなれたところで一人でやって。ーー言葉は?攻め馬の、たとえばミドルコース?中くらいのコースを「ツートラック」とか言って「2周まわってこい」、タイムとか「ツーサウザンド、2000メートルを何秒で行け」とかけっこう細かく言われるんですけど、なんとか攻め馬だけの用語をしっかり覚えて、で、指示うけていってたんですけど。あとのコミニュケーションが全然とれないんで、「Good?」とか言われて「グッド!」って(笑)。でも内心は「グッドしか言えんで~!」って(笑)。どこか悪いとか言えないしなあって。でも幸い、ケガなどで身体の悪い馬がいなかったのでよかったんですけど(笑)。(バックがヘンですが気にしないように。吉原騎手本人もこの写真をみて爆笑してましたが…)ーーデビュー7年目にして通算700勝!(急に小さな声になって)もっと勝てたでしょうけど。難しいですよね、勝つってことは。立派な数字だとは思いますよ、数字的には。ーー満足はしていない?ですね。(ますます小さな声で)上手いわけじゃないし。もうしわけないなと思うんですけど。こんだけいい馬に乗せてもらって。いい馬に乗せてもらうんで、上手くなって一つでも勝とう、結果を残さないといけないっていうのは、ずっと日頃思っていることなんで。…もうちょっと勝たなアカンな…。金沢だから、中央みたいに知らない馬ばっかり出てるってわけじゃないんで、(対戦相手については)研究できることなんで。それは自分からしていかなアカンし、あとはずっと金沢で乗ってるので、感覚の問題なんですけど。ーー金沢コースの特徴としては、内側が不利だといいますが?それがね、金沢ってけっこう日によって馬場かわってくるんで、内がいいときもあるんでね。ボクがオータムスプリントで勝ったときもそうなんですけど、あの日は内がよかったんですよ。あれで、もしケンゴウザンが外(枠)もらっても負けてましたね。内で行ったから残ったんですけど。けっこうね、日によってかわるんですよね。どこの競馬場でもそういうのあるんですけど。まあ、比較的外のほうがラクです。競馬がしやすい。ーー地方競馬の次世代をになうエースですが、そのあたりの自覚は?あんまりないかもしれないですけど(笑)。そんなふうになれたらいいなとは思いますけど。(他地区に)遠征しないと、名前がどうしても金沢でだけになっちゃうんで。(遠征しても)誰や?っていうことになるし。ーーーつづくーーーって、ずいぶん半端じゃないかと思われそうですが、分量的に今回はこのへんで。次回は、ドバイ遠征の話などを。
2007年10月06日

JRA北海道シリーズが終了し、1カ月ぶりに東京に戻ってきました。昼に戻ってきましたが、飛行機から降りる時に、ムワーっとした感じが…。この時期でも、北海道と東京の気候の違いを感じました。 いよいよ来週で、旭川ナイトレースが終了します。もうさすがに夜は寒いんですが、最終週は道営スプリントにエーデルワイス賞と、ビッグレースが続き、熱戦が繰り広げられます。今年最後のナイトレースの日は、Aiba浦河に隣接する浦河ウエリントンホテルで実施されるビアパーティーで、後半レースを解説することになりました。こちらの方も、よろしくお願いします。 浦河の出張解説(ここはそれほど大げさでもないですが…)で、今年の出張解説は終了となると思います。先週は恒例の千歳、今週はオープン以来に江別を訪れましたが、江別は千歳は違って、造りの関係で一方的に喋るのもどうかな、と思い、ホワイトボードに書きたいことを書いて、質問などがあれば聞きに来て頂く、という形を取りました。イスの向きがこちらを向いているので、皆さんにボードを見て頂けましたし、このやり方もありだな、と感じたところもありました。 江別は、札幌からすぐ行ける距離で、白石区や清田区の方々なら国道12号線ですぐ行けるところなので、札幌から来られる方も多く、江別西インターで降りてすぐの場所でもあり、車で行く分には非常に便の良い場所です。札幌駅前に次いで、売上も非常に良いミニ場外ですし、そんなに広くないこともありますが、場内の賑わいは、この3日間だけでも凄いものでした。 そして、10月15日から19日までは、北海道市場オータムセールが行われます。この時期は、上場馬の下見などで、牧場を回ることが多くなりますが、先日、浦河のハッピーネモファームに伺い、上場馬を見させて頂きました。中でも注目の血統馬は…、(ステイゴールド×マルカムーンライトの牡馬)(キングカメハメハ×リヴァーガールの牝馬) ディアチャンスの半弟は、父がステイゴールドに変わったことで、父に似て小さく出ていますが、非常に雰囲気を感じさせます。産駒の活躍馬の傾向も、やはり小さい馬の方が好結果を出していますし、4日目(18日)の目玉の1頭になるでしょう。 そして、テイエムオーシャンの半妹は、2日目(16日)に登場します。父がキングカメハメハ、それでもトモに余計な筋肉がなく、この産駒にしてはスカッとした馬体を誇ります。オーシャンは、馬体重そのものは小柄でしたが、数字以上に大きく見せる馬で、古馬になってそれに伴う馬体に成長してきました。この馬も、現時点では少し小ぢんまり映る感じでしたが、雰囲気はあるだけに姉同様、どんどん成長していく感じはしていくと思います。これも、どんなセリが展開されるか、非常に楽しみです。 JRA北海道シリーズが終わっても、ホッカイドウ競馬にオータムセールと、競馬に関する日程はまだまだ続きます。秋の北海道も良いですが、僕の友人でも風邪を引きまくっている人が多く、本州から来られる方は温暖差に気をつけて下さいね!(柵で首をかくテイエムオペラオー)
2007年10月05日

大井競馬開催中です。(開催は明日5日まで)(9月までの南関東騎手成績はこちらで)今日はようやくいいお天気の中↓、東京記念が行われました。今回の6日間開催では、豪華2重賞が組まれました。東京盃と東京記念。水曜日に行われた東京盃。このレースからJRAとの交流重賞が再開され、フルゲート16頭立てでの1200mスピード勝負が展開されました。勝ったのは昨年の覇者、リミットレスビッド(結果)。8歳ですがまだまだ元気。ダートの短いところでは確実にいいレースをしますね~。実況していて、馬群から抜けてくる力強い脚が去年以上に印象に残りました。去年は東京盃の後JBCマイルで3着でしたが、今年のJBCは絶好条件のスプリント1200m。優勝の最有力候補に躍り出ましたが、さて…本番ではどうでしょう。しかしながら、結果を改めて見直してみると、勝ったリミットレスビッドから6着のトウショウギアまで0.5秒差しかありません。もしかすると本番JBCスプリントでは、展開一つで着順の逆転がちょっとあるかもしれないかな…と思ったりもします。去年の東京盃・アグネスジェダイのように、短かい距離のレースでは道中のちょっとした不利が大きく着順に影響を及ぼす可能性もありますし。同じコース・距離で行われる東京盃とJBCスプリントですので、もちろん東京盃は本番でも大いに参考になるレース。直前では改めて思い出していただきたいと思います。そして木曜日に行われたのは東京記念。一気に距離が伸びて2400m。頭数が少なかったのもあり、前半ゆっくりと流れ後半一気にペースが上がった後半勝負のレースになりました。勝ったのは、前日と同じ8歳馬のウエノマルクン(結果)。重賞41回目の挑戦にして、悲願の初制覇となりました(ちなみに、ウエノマルクンも出走した、この世代の東京ダービー馬はキングセイバー)。今年は6月の隅田川オープンで2着に来るなどいいレースも見せていましたが、夏場にまた着順を落として臨んだこのレース。最後の最後にメーンエベンターを捕らえて優勝となりました。実況していても展開が二転三転する厳しいレース。2周目の3コーナーで先頭に立っていたメーンエベンターが、直線に向いて後ろをちょっと離したとき、「あー、今年も今野騎手&川島厩舎のコンビかぁ…」と思いました。その時はゴール前でもう一つドラマが残っていたとは、正直思いませんでした…。2着以下の争いを追っている時に鈴木啓之騎手がウエノマルクンの進路を外に取ろうとしてるのが目に入り、「ん、どうした??」と視線を前に戻すと、メーンエベンターが苦しがって内にササっているではありませんか。ゴール前できっちり前を捉えてウエノマルクンが2400mの激闘を制しました。ウエノマルクンも昨年同様、この次はJBCクラシックに行くんですよね。この2000mチャンピオンディスタンスはJRA勢強力ですが、最後まで頑張って欲しいと思います。↑あっという間に次回(10/28~)の開催はJBCがメイン。10/31に向けて、場内も徐々に盛り上がってきています(左:JBC応援ボード。右:第7回JBC記念入場券)。メッセージボードは次回に開催でも間に合いますよ~。今日は南関東で園田のレースも併売していたのでレースを場内で見ることが出来ました。帝王賞4着のチャンストウライをウイニングウインドが寄せ付けず快勝。東海地区のトップクラスは強くて層が厚いですね~。キングスゾーンもマルヨフェニックスもあちこちに遠征していいレースを続けていますが、チャンストウライをはじめ各地のトップクラスがJBCに揃ってくれないかなぁ…。競馬の秋、大一番に向けてどんどん盛り上がっていきたいと思います。食欲よりも、スポーツよりも、何よりもこの秋はダート競馬ですぞ!!
2007年10月04日

日一日と気温が低くなり、秋本番と言った北海道です JRA札幌シリーズも終わりましたが、今年は馬インフルエンザの影響で、本来ならホッカイドウ競馬の馬たちが 指定交流競走に臨み、活躍するはずだったのに・・・・・ 残念 旭川ナイトレースも今日を含めてあと5日。 長いようでアッと言う間の11開催でしたね。 来週は 「道営スプリント」 と 「エーデルワイス賞」 が予定されています。 それから、今年も 「道営記念」のファン投票が行われています。 実は締め切りが明日10月4日(木)です。 皆さん急ぎましょう 詳しい応募方法は http://hokkaidokeiba.net をご覧下さい。 さて先日旭川競馬場からもその姿が見える 旭岳に行きました。 既に初冠雪があり、白い帽子をかぶった旭岳です UP にすると 競馬場からだとで40分前後、旭川市内からだと1時間少々です。 さらに全国的に有名になった旭山動物園。 20年近くも旭川に通っていて一度も行った事がなかった私なので、この機会にと行ってきました。 平日にもかかわらず多くの人で賑わっていましたよ。 白熊さん キリンさん とっても愛嬌があってキーキーとうるさいくらいのオサルさん この子 女の子なんだけど・・・・・・ こんな綺麗なコシモスも咲いていてミツバチが止まっていました 本当は、アザラシのトンネルやペンギンのトンネルも写したのですが、彼らのスピードがとっても速くて、ケータイの写メではボケボケになってしまいました 皆さんも是非一度旭山動物園へ行ってみて下さい。 ちなみに入園料は大人580円です。(私は、障害者手帳でロハでした) 勿論、旭川競馬場経由ですよ 最後に、今日のメイン 「タヤスツヨシ賞」 1600m 14頭立て。 今のところ、ミスターフォークとモルフェターントゥに人気が集まっているようです。 昨日は前残りが多く、直線はうちラチ側が軽めだったようで、内をすくって延びる(粘る)馬が多かったです。 今日も重馬場のようですね。 前半のレースを見ても後ろからはちょっと厳しい状況のようです。 前から好位の馬が有利みたいですね。 さて 皆さんはどの馬を狙いますか
2007年10月03日

4ヶ月にわたって楽しませてくれたJRA北海道シリーズも、先週で終了してしまいました。あのファンファーレともまたしばらくお別れというのも、何となく寂しい気が…。 その最後の最後で、行ってきました。札幌競馬場!朝の気温が10度!天気が良さそうに見えますが、この直前まで大粒の激しい雨が降っておりました それこそ、昨日のエントリーではありませんけど「さむっ!」という札幌。しかしこの日は、なんか中山競馬場も雨で、かなり寒かったんですってね?こちらは寒いところに来たつもりでいるから上着などの準備も万全、精神的ダメージも少なかったのですが、東京がそんなに寒いんじゃ、気持ちも萎えるでしょうねぇ。 いやぁ、札幌まで来て良かった!名物の「赤い車」も元気に営業中!私はご厄介にはならずに済みました高田延彦プロデュースのスープカレーも大行列札幌2歳Sの日とあり、場内はなかなか盛況でした 午前中は、地下にある検量室前で取材。色んな方々に色んな話を聞くことが出来ました。 北海道シリーズも最終週ということで、ずっと函館札幌に滞在してきた厩舎スタッフの皆さんにとっては、最後の勝負どころ。ある2歳未勝利を勝った馬を、検量前で引いておられたスタッフの方は、「本当に良かった~勝てなかったら、トレセンに帰ってくるなと言われてたんですよ!」などと、本当に笑顔で話をしてくれました。 大きなレースだけではなく、朝の1レースからそれぞれにドラマがあり、それぞれに喜びも悔しさもあるんです。 朝、話を聞いたのは、的場勇人JC。 「札幌は3~4角が他の競馬場より難しいです。馬が固まって前があかない。直線が短いから、一旦ブレーキかけたらもう届かないんです。」 7月までは福島新潟で騎乗し、8月からは札幌へ転戦してきた的場JC。 「うまく乗れたレースも確かにあったけれど、それはそれ。まだまだ失敗も多いし、悔しさの方が大きい。日々勉強です」 一つ一つ、考えながら、言葉を出して教えてくれました。 この日は3Rの3歳未勝利で、ニシノキンレンボを勝利に導きました。 「先生(管理する杉浦調教師)に乗り方を聞こうと電話をしたら、『勝つように乗れ』とだけ言われて、電話切られました…(苦笑)」 …という的場JC。結果が出て、本当に良かった! 結局、札幌ふた開催で5勝を挙げる活躍。そんな結果も併せて、実りの多い遠征だったのではないでしょうか。 もう一人、話を聞いたのが、小林徹弥JC。毎年夏は函館札幌でハッスルプレーを見せてくれる彼。北海道シリーズには欠かせぬキャラクターです。 土曜日の朝の時点で、「この夏の一応の目標は達成していますが、結果が出ると欲が出ます。何とか今日明日で、15勝に乗せられればいいのですが。」 …と、話したそのすぐあと、4Rでは3歳未勝利フミノオリヒメで1着。レースの後には、ここまでのプロセスとレースでの騎乗、全てにおいて会心の勝利だったのか、「いや~めっちゃうれしい!!」と満面の笑顔で、記者の皆さんの取材に応えておりました。 「北海道シリーズは、調教に乗れるのが大きいですね。」 「レースに乗って、『次こうしたらええんちゃうかな?』と思ったことを、自分で調教して試して、また次のレースに向かうことが出来る。そんな馬を育てていく面白さがあるんです。馬が栗東に帰って、あとからスタッフに『この馬、乗りやすくなってるわ~』なんて言われると、本当に嬉しいですね。」 テーマも持ち、仕事の喜びも味わいながらの北海道シリーズ。何より今回は結果がついてきていることもあり、話をして下さる間も充実感に満ちあふれている様子に見えました。 が、しかし、翌日。そんなことが起きようとは…。 9Rをインスパイアリングで勝って、目標の北海道シリーズ15勝を達成した喜びも束の間。本当に最終最後のレースで落馬事故発生。前の馬の故障に巻き込まれての、不運なものでした。まさに好事魔多しとはこのこと…。 発表では、「第12胸椎圧迫骨折、左足関節外果骨折、肺挫傷」ということですから、大事には至りませんでしたがしばらく戦列は離れることになりそう。 いまはただ、一日も早い回復を祈りつつ、また競馬場であの笑顔、そしてハッスルプレーを見せてくれる日を、心待ちにしたいと思います。 さて、JRAの北海道シリーズが終われば、つぎはいよいよ、道営・ホッカイドウ競馬の掉尾を飾る札幌シリーズが待っています。開幕は10月16日。 10月17日には、暮れの阪神・ワールドスーパージョッキーズの地方競馬代表を決める、スーパージョッキーズトライアルが行われ、全国のトップジョッキーの競演となります。また10月25日は北海道2歳優駿。そして今シーズンの最終日は11月13日。最後は勿論、道営記念で締めくくりです。 今度はどんな馬が、どんな人が、どんなドラマを見せてくれるのか。秋の札幌からも目が離せませんね!
2007年10月02日

さむっ!!昨日の関東地方は11月下旬くらいの冷え込みだったそうですね…せっかくのG1デーだったのに…ちょっと残念な天気になっちゃいましたね。そんな中、久しぶりのG1挑戦だったクーヴェルチュールでしたが、気負うこともなく、いつもと同じような平常心でレースに臨むことが出来たように思います。これまで多くの競馬場でたくさんのレースを経験して本当に立派な競走馬になりましたね。パドックで見た感じも悪くなかったし…レース数日前のチュール。でもこれがG1の壁。いままで様々な壁や困難に立ち向かい、それを克服してきたチュールのことですから、もう一度チャレンジしてこの壁を乗り越えてもらいましょう。彼女には数々の逆境や、自身の中に持つ苦しみや恐怖に、恐れながらも立ち向かい、前に進む「勇気」があります。もともとサラブレッドとは、恐怖から逃れるために走る生き物。その恐怖に立ち向かうことは、すなわち「死」に立ち向かうこと。もし自分が「死」に直面した時、周囲の意見に耳を傾け、その脅威に立ち向かえるかどうか…レースでは、みんなが苦しくなり一杯一杯になりながらゴールに向かいます。その苦しみの中で、本当に本当に息が苦しくなった時、みんなより「一歩前に出る」ことがどれだけ勇気がいることかわかりますか?そんな時、鞍乗の指示に素直に従い、その困難な状況に立ち向かって行くクーヴェルチュール。人間のほうが「G1は無理だ」などと決め付けることなく頑張っていこうと思います。さてさて、今日は久しぶりに2歳馬のご紹介です。サトノプログレス君父親にチャンピオンマイラー、タイキシャトル。母親はトウヨウロイヤル。ピンと来た方はかなりの血統通ですね。そう兄は、今年オープンに上りつめたマイケル・ロバーツ…じゃなくてマイケルバローズ体つきももうすでに古馬のような風格で、性格もおとなしく素直。そして非常に前向き。日高のトレーニングセールで買われたため、仕上がりも非常によく、近々デビューの予定が立ちそうです。兄のマイケルバローズほど時間をかけずにオープン入りできそうですよ。さあ今日から10月。今年も残すところ、あと3ヶ月ですよ!!国枝厩舎は今のところまだ29勝。年始に立てた目標は45勝。ちょっと厳しい数字ですが、なんとかクリアしたい数字です。そして勝鞍よりも大切な数字、獲得賞金。自分の中で目標を10億円に設定して目指してきましたが、こちらはオープン馬達の活躍でなんとか出来そうなところまで来ているので、もう一踏ん張りして、達成したいものですね。あと3ヶ月、ラストスパートだぁ~~!!
2007年10月01日
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