全81件 (81件中 1-50件目)
この西麻布のお店にも、暖かい日差しが、窓から柔らかく入り込んできています・・・。そんな4月の終わりに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、昨日、無事にシャンパン会が開かれました~。予想以上に、飛び入りの参加者が多くて、無事に席が埋まり、ホッとしています。今日は、残りのシャンパンが、グラスでいろいろ飲めますので・・・ぜひ。では早速、今週以降の目玉のワインのお知らせです。4月30日(金)から、●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 ●シャトー ピション ロンゲヴィル コンテス ド ラランド 1978 40ミリ・・・¥28004日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎「いつも混んでいて、忙しそう・・・」、 とよく言われますが、決してそんなことはありません。昨日の月曜日は、幸い忙しかったのですが、いつもは、せいぜい木曜日、金曜日の23時ごろに満席になるぐらいで、他の時間帯は、本当にヒマなのです・・・涙。平日の早い時間なんて、本当にガラガラですよ。ですから、 私とのマンツーマン言葉責めをご希望の方は、早い時間をお勧めします~(意味不明)。だいたい、21時ぐらいまでは、お客さんがひと組か、二組ぐらいです。平日は、なだらかに過ぎていって、夜の11時半を過ぎると、もうお客さんは帰られて、シーンという、静けさが、エレヴァージュを支配します。「混んでいたら、どうしよう」と不安な方は、いらっしゃる前に、連絡を下さい。◎ヴィノテークさんから、 『テロワール 大地の歴史に刻まれたフランスワイン』が、 発売されました!。 (訳者・中濱潤子、葉山孝太郎、桑原 朗、立花 峰夫、 監訳・坂本 雄一、 監修・監訳・川本 祥史、 ヴィノテーク出版) これは、1998年にはJAMES E.WILSONさんによって、 書かれた、オリジナルの日本語訳です。 ☆ 『TERROIR The Role of Geology, Climate, and Culture in the Making of French Wine』 JAMES E. WILSON P/B Univ.Of California Press 8年前に、この原書を買ったとき、 あまりにも専門用語が難しく、 読み切るのを断念してしまいました・・・。 しかし、 この日本語版が出ると聞いて、早速読んでみたところ、 相変わらず専門用語は多いのですが、「これならわかるかもしれない」 という手がかりを与えてくれます。 ワインの味わいは、おそらく90%は土壌で決まってしまうと思います。 ですから、土壌を知ることが、ものすごく大事なのです。 ここまで土の成分に関して、 書いた本は他にはない、と断言できます。 ですから、 ワインに関わっている仕事の人は、 必ず購入すべきではないでしょうか。 というわけで、取り寄せておきますので、 エレヴァージュで販売します。 興味のある方、または欲しいかたは、 メールにて連絡を下さい。取り寄せておきます。 気になるお値段は¥8400です。 とても高いのですが、それだけの価値はあると思います。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。 では、今週の金曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.30
では、金曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・)今日は多種類のシャンパンが飲めます~。ただし、残り3~4杯しかないので、売り切れたら、すいません・・・。 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アンリ ショーヴェ ブラン ド ノワール ブリュット NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者です。リリー・ラ・モンターニュという、 「ヴィルマール」と同じ村の人です。初めてこのシャンパンを飲んだ時、あまりに もキメが細かくて、チリチリしたリンゴのような酸味がとても柔らかく、こんな無名 なのに、これだけの質の高いものを作ることができるんだと、素直に感動しました。 ピノノワール90%、ピノ・ムニエ10%のブレンドで、隅々までキメが細かく、優し い酸味が、舌の上でフワッ!と、心地よい旨みを残してくれます・・・。 (天ぷら系のサパッ!とした、軽やかなものと良く合います。さらに、ウナギのよう なしっとりした、コクのある風味にも、相乗します) ◎アンリ ビリオ グランクリュ キュベ ジュリ NV 40ミリ・・・¥2000 諸説ありますが、20年分のリザーヴワインをブレンドしているようです。 (ピノノワール 70%、シャルドネ 30%)(パーカーさんは、ピノノワール 50%と、シャルドネ50%で、1995年ものと主張している)。文字通り この会社の高級なキュベです。イギリス市場に70%以上輸出されるため、 生産量が少ないために、「カルト的」な存在だそうです・・・。 アンリ・ビリオさんと言えば、ビシっ!とした、冴えわたるミネラルの鋭さが、 バシバシ!グラスの中から感じられます。大胆で、強烈な求心力が、 ありながら、奥ゆかしい深みが、どこまで感じられるでしょう。 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン ブリュット 1976 40ミリ・・・・¥2000 「サロン」と同じく、メニル・シュール・オジェ村から、シャルドネ100%です。 1か月前に目玉のシャンパンとして開け、あまりにも良かったので、今回の シャンパン会にいれさせていただきました。この村のシャルドネは、熟成の 若い段階では、キーン!という金属的な、ミネラルの堅さがあるのですが、 十分に熟成を重ねると、まるで、1978年、1976年あたりのコルトン・ シャルルマーニュのように、重層感のある旨みがグングン出てくるのです。 実際に、前回開けたときは、凄まじい状態になりました。ぜひ楽しみに・・・。◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 40ミリ・・・¥2000 初めてアヤラを飲んだ時、「なんて清らかなんだ~」と感動したのを覚えています。 最も清らかで、雪のように純粋なシャンパンを作る・・・それがアヤラの真骨頂 ではないでしょうか。ふわふわで、綿菓子が空に浮いているかのような、重力から 解き放たれた浮遊感は、もうたまりません。アヤラの色のイメージは、間違いなく 真っ白です。 ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット "スペシャル クラブ" 1978 40ミリ・・・¥2000 ピノノワール100%です。 「ポール・バラは、生ける伝説である。60年前に彼が10代だった頃に、会社を引き継ぎ、 全てのヴィンテージの味わいを、詳細に覚えているのだ」リチャード ジューラン 『4000 Champagne』P,146 P/B Flammarion 今回シャンパンの文献を調べていて、これほど評価が高い生産者とは、知りませんでした。 たしかに、10年前に初めて飲んだ時の衝撃は、今でも忘れません。やはり、葡萄の質、 それに尽きます。 口に含んだ時に広がるのその奥行きは、あくまでも自然で、溢れるよう な生命力を放っているのです。ちなみに、上記に引用したシャンパンライターによれば、 2000年を祝うミレニアムテイスティングで、このポール バラ社の1959年ものが、ナンバー ワンに輝いたという事実に、改めて驚きました。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ デ ペリエール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎シャサーニュ モンラッシェ モルジョ 2000 (ラモネ家) ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブルゴーニュの大御所、ラモネさんです。しっとりしたシャサー ニュ村らしい、キメの細かい触感と、ラモネらしい大柄で、たっぷりした果実味が心の底 から満足感を与えてくれます。ブルゴーニュの白ワインに求める、コク、奥行きの広がり、 キラキラしたミネラルの輝き、その全てを兼ね備えたこのワインは、やはり多くの人々が、 「やっぱりラモネ」と言うだけのことはあります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.30
では、金曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.30
では、金曜日の赤ワインのリストです。◎シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥3800 仏・ボルドーの「8大シャトー」の一つです。最も偉大なワイン達の中で、このシュヴァル ブランを一番好きだという人は、非常に多いです。というのは、やはりこの、スベスベの しっとりした触感と、極めて上品な酸味の輝きがあるからだと思います。この1970年 ものには、いい思い出しかありません。面白いことに、アメリカ人のパーカーさんの評価 と、イギリス人のブロードベントおじいちゃんの評価は、全く違います。「このうえなく上品 で、完璧なバランス」(最高の5つ★)と言うブロードベントおじいちゃんのコメントと、「パワ ーがない」というパーカーさんの考え方には、雲泥の差があります。私には、この完璧 な造形美を理解できないパーカーさんの能力には限界があると見ています。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎デコイ 2007(ダックホーン社) ¥2800(¥1400) カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎シャトー ソシアンド マレ 2005年 ¥3500(¥1800) 仏・ボルドー地方です。2005年のボルドーは、本当に偉大な年で、果実味の充実感が 素晴らしく、甘み、酸味、苦みの、どの要素を取っても極めて凝縮度が高いのです。19 82年や、2000年にとても良く似ていて、果実のバランスが丸く、柔らかいため、口に 含んだときに、すでに「甘い」のです。ですから、今十分に美味しく飲めます。ボルドーの 充実した肉づきを、思う存分堪能できます。 ◎メルロー ナパ ヴァレー 2006(シェーファー社) ¥3800(¥1900) カリフォルニア・ナパ地区です。滑らかで、深く迫ってくる果実味。その丸さと、甘いコクは、多くのカリフォルニアワインのファンの期待を、決して裏切らないと思います。カリフォルニア ワインの試飲会などで、多種類飲んだ後で、改めて味見すると、ナパの地方の個性である 汁気あふれる豊かさを、しっかり感じ、「やっぱりシェーファーはいいね」ということになるの です。トロっと滑らかで、コクのある果実味は、ナパの専売特許ではないでしょうか。◎シャンベルタン 1976 (アンリ ルブルソー家) ¥6800(¥3400) 仏・ブルゴーニュ地方です。アンリ・ルブルソー家のワインは、熟成すると、とんでもない 複雑さと、旨みを発揮します。熟成の若い段階ではかなり地味で、タンニンが強く、 どうかなと思うのですが、これくらい古いと、シャンベルタンの真髄を、思う存分発揮し てくれます。しっとりした、滑らかな触感に、ふくらみがあって、本当に完成度が高い 味わいだと思います。これこそ、シャンベルタンの大きさではないでしょうか。 ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.30
では、金曜日の甘口ワインのリストです。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ブロラ 1971(29年) ダグラス レイン社 オールドモルトカスク 30ミリ・・・¥2500(18ミリ¥1300) スコットランドのモルトウイスキーです。北ハイランドらしい、硬水によるミネラル感と、 ピート香の強さが綺麗に溶け込んでいます。特に、1970年代前半は、ブレンドウイ スキーに使われるアイレイモルトが不足したため、よりいっそうスモーキーな味わい に仕上がっています。この瓶詰のものは、非常に出来がいいために、発売されて、すぐに売り切れてしまいました。ブロラらしい、強烈な煙臭の中に、しなやかなボディ を隠し持っていて、とても長い余韻は本当に秀逸だと思います。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.30
穏やかな空気の中、春らしい爽やかな朝を迎えています・・・。そんなゴールデンウィークの最中、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、昨日のシャンパン会は、急な飛び込みの参加の方が多くて、順調に席が埋まり、にぎやかな一日でした。今日は、すでに予約を頂いている方を除いて、もう残席はありません・・・すいません。ただ、◎ポール バラ スペシャル クラブ 1978 ◎アンリ ビリヨ キュベ ジュリ NV◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990、は、まだ少しだけ残っていますので、グラスワインとして、「バラ売り」します。(どれも、一杯40ミリ¥2000)ちなみに、◎ローズ ド ジャンヌ キュベ ボロレ 2005年、◎ポメリー キュベ ルイーズ 1995年は、ほとんどなくなりました・・・。その理由は、◎ローズ ド ジャンヌと、◎ポメリーは、熟成が若く、鮮やかなので、ポテンシャルを引き出すために、少し大きめのグラスでサーブしました。そのグラスの大きさに見合ったポテンシャルを引き出すには、通常の40ミリではなく、50ミリほどグラスに入れる必要があったのです。(シャンパンの量と、グラスの内部の表面積、バランスから判断)だから、上の2種だけが、早く量が少なくなってしまったのです。どうかご容赦ください。また、夕方までにブログの更新をする予定です~。今日は、シュヴァルブラン1970年が目玉ということもあり、どうかもう少し待って下さい~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.30
昨日まで降り続いていた雨が上がり、徐々に初夏のような、陽気が、この西麻布のお店にも伝わってきています・・・。そんなゴールデンウィーク中の朝に、皆様、いかがお過ごしでしょうか。ところで、今日は、「シャンパンをたくさん飲める日」です。まだまだ多量に空席がありますので、通常営業をしながら、飲みたい方は、飲んで下さい。(飛び込みで、参加なさっても構いません)祝日ということもあり、かなり落ち着いた日(つまりヒマ)になると思いますので、どうかゆっくり過ごされて下さい。(一階の「鳥萬み」さんは営業していますので、 温かい料理、焼き鳥などは召し上がれます) では、以下が詳細です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎アンリ ビリヨ グランクリュ キュベ ジュリ NV ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日の分の予約は、わずか2席(3名様)ほどですので、ゆったりした時間を過ごすことができると思います。それで、ちょっと謝らなければならないことがあります。出す予定のシャンパン、 「デボルト アミョー 1989 ブラン ド ブラン」が、冷蔵庫を探しても、どうしても見つかりませんでした・・・涙。重大な手違いです・・・。 それで、代わりに、「アンリ ビリオ グランクリュ キュベ ジュリ NV」を、開けます!。(最近「神の雫」で紹介された、シャンパンの高級キュベ)せっかく楽しみにして下さった方へ、 本当に申し訳ありません・・・。 さて、今日はブログの更新はしません。これから、シャンパン会のレジュメを書きます。では、よいゴールデンウィークをお過ごし下さい~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.29
早朝から激しい雨が、この西麻布にも、ずっと降り続いています・・・。そんな月末の水曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、29日(木・祝日)に6種のシャンパンを開けますが、まだまだ席に余裕がありま~す(独り言)。では、今週以降の目玉のワインの予定です。4月27日(火)から、★トーマ バッソ社●シャンベルタン 1940 40ミリ・・・¥3900 (火曜日に味見しました)これは、本当にいい状態です!。熟成して、エッジはもうレンガ色 になっていますが、まだまだ色合いに輝きがあって、酸味がしっかりしてとても70年経って いるとは、思えないほどしっかりしています。香りのジワジワっとした、複雑なカカオの甘さや、 枯葉のようなニュアンスは、もうたまりません・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29日(木・祝日)、●通常営業します~。 その合間に、シャンパン6種が飲めます!(セットで¥8400)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30日(金)から、●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 4日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。 ◎29日(木・祝日)、 6種類のシャンパンを飲める日、詳細を記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだまだ参加者が、かなり少ないので、 私のアドレスに、連絡を下さい。◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、賞味期限切れにて、終了・・・。 ガレット・ブルトンヌ、マロンの焼き菓子は、 好評により、売り切れました。 次回は、木曜日に入荷します~。◎「いつも混んでいて、忙しそう・・・」、 とよく言われますが、決してそんなことはありません。昨日の月曜日は、幸い忙しかったのですが、いつもは、せいぜい木曜日、金曜日の23時ごろに満席になるぐらいで、他の時間帯は、本当にヒマなのです・・・涙。平日の早い時間なんて、本当にガラガラですよ。ですから、 私とのマンツーマン言葉責めをご希望の方は、早い時間をお勧めします~(意味不明)。だいたい、21時ぐらいまでは、お客さんがひと組か、二組ぐらいです。平日は、なだらかに過ぎていって、夜の11時半を過ぎると、もうお客さんは帰られて、シーンという、静けさが、エレヴァージュを支配します。「混んでいたら、どうしよう」と不安な方は、いらっしゃる前に、連絡を下さい。◎ヴィノテークさんから、 『テロワール 大地の歴史に刻まれたフランスワイン』が、 発売されました!。 (訳者・中濱潤子、葉山孝太郎、桑原 朗、立花 峰夫、 監訳・坂本 雄一、 監修・監訳・川本 祥史、 ヴィノテーク出版) これは、1998年にはJAMES E.WILSONさんによって、 書かれた、オリジナルの日本語訳です。 ☆ 『TERROIR The Role of Geology, Climate, and Culture in the Making of French Wine』 JAMES E. WILSON P/B Univ.Of California Press 8年前に、この原書を買ったとき、 あまりにも専門用語が難しく、 読み切るのを断念してしまいました・・・。 しかし、 この日本語版が出ると聞いて、早速読んでみたところ、 相変わらず専門用語は多いのですが、「これならわかるかもしれない」 という手がかりを与えてくれます。 ワインの味わいは、おそらく90%は土壌で決まってしまうと思います。 ですから、土壌を知ることが、ものすごく大事なのです。 ここまで土の成分に関して、 書いた本は他にはない、と断言できます。 ですから、 ワインに関わっている仕事の人は、 必ず購入すべきではないでしょうか。 というわけで、取り寄せておきますので、 エレヴァージュで販売します。 興味のある方、または欲しいかたは、 メールにて連絡を下さい。取り寄せておきます。 気になるお値段は¥8400です。 とても高いのですが、それだけの価値はあると思います。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。 では、今週の水曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.28
では、水曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アンリ ショーヴェ ブラン ド ノワール ブリュット NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者です。リリー・ラ・モンターニュという、 「ヴィルマール」と同じ村の人です。初めてこのシャンパンを飲んだ時、あまりに もキメが細かくて、チリチリしたリンゴのような酸味がとても柔らかく、こんな無名 なのに、これだけの質の高いものを作ることができるんだと、素直に感動しました。 ピノノワール90%、ピノ・ムニエ10%のブレンドで、隅々までキメが細かく、優し い酸味が、舌の上でフワッ!と、心地よい旨みを残してくれます・・・。 (天ぷら系のサパッ!とした、軽やかなものと良く合います。さらに、ウナギのよう なしっとりした、コクのある風味にも、相乗します) ★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ デ ペリエール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎シャサーニュ モンラッシェ モルジョ 2000 (ラモネ家) ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブルゴーニュの大御所、ラモネさんです。しっとりしたシャサー ニュ村らしい、キメの細かい触感と、ラモネらしい大柄で、たっぷりした果実味が心の底 から満足感を与えてくれます。ブルゴーニュの白ワインに求める、コク、奥行きの広がり、 キラキラしたミネラルの輝き、その全てを兼ね備えたこのワインは、やはり多くの人々が、 「やっぱりラモネ」と言うだけのことはあります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.28
では、水曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.28
では、水曜日の赤ワインのリストを記します。◎シャンベルタン 1940 (トーマ バッソ社) 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。3週間前に同じ瓶を開けましたが、その瓶は状態が良くなく、 ダメでした・・・(涙)。しかし、この瓶は外観から判断すると、かなり状態が良さそうです。だから、今回はかなり期待しています。ネゴシアンのトーマ・バッソ社のものは、文献を調べてみると、戦前のものがかなりの量で見つかります。ヒューブライン社のよって、アメリカに輸入され、そのご放出されたもので、クリスティーズのマイケル・ブロードベント さんのテイスティングを調べると、詳細にコメントが出てきます。さて、1940年という年 はそんなに悪くなく、状態次第で、味わいが決まってくると言えるでしょう。熟成の初期は 四方八方に、花火が弾けるように鋭い鮮やかな味わいが、長い年月をかけて、本来持っている、シャンベルタンらしい肉づきとコクが、どれだけ発揮しているかが見ものです。これは、歴史的なワインなので、本当に楽しみです。(火曜日に味見しました)これは、本当にいい状態です!。熟成して、エッジはもうレンガ色 になっていますが、まだまだ色合いに輝きがあって、酸味がしっかりしてとても70年経って いるとは、思えないほどしっかりしています。香りのジワジワっとした、複雑なカカオの甘さや、 枯葉のようなニュアンスは、もうたまりません・・・。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎デコイ 2007(ダックホーン社) ¥2800(¥1400) カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎シャトー クレール ミロン 2005 ¥4400(¥2200) 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。2005年のボルドーは本当に偉大なワインが 出来ました。豊かで、全ての次元で果実味が漲り、スケールの大きさは巨大です。これ ほど重厚な果実味なのに、酸味が豊富で、タンニンも柔らかいために、今飲んで甘さを 十分に感じて、美味しく飲めるのです。10年前のボルドーだったら、考えられないことだ と思います。このクレール・ミロンは、堅く、がっしりしたポイヤックらしさを持ちながら、深 く、トロっとした豊かな奥行きを秘めていて、まさに理想的な味わいに仕上がっています。 ◎ジュブレイ シャンベルタン 1988年(ジャン ラフェ家) ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味 がわざとらしくなく、透明感があるからです。1988年ものは、がっしりした構造 で、タンニンが徐々にほぐれてきて、甘さが少しずつ感じられようになっています。 これから、飲み頃に入ってくると思います。 (4日前に1985年ものを開け、状態が素晴らしく、今回は1988年ものを開けました。 まだまだフレッシュで、フワーッと舞いあがる芳香がとても新鮮で、爽やかささえ感じ ます。1988年らしいタンニンは綺麗に溶け込み、十分に飲みごろに入っています。 素晴らしい。) ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.28
では、水曜日の甘口ワインのリストです。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ブロラ 1971(29年) ダグラス レイン社 オールドモルトカスク 30ミリ・・・¥2500(18ミリ¥1300) スコットランドのモルトウイスキーです。北ハイランドらしい、硬水によるミネラル感と、 ピート香の強さが綺麗に溶け込んでいます。特に、1970年代前半は、ブレンドウイ スキーに使われるアイレイモルトが不足したため、よりいっそうスモーキーな味わい に仕上がっています。この瓶詰のものは、非常に出来がいいために、発売されて、すぐに売り切れてしまいました。ブロラらしい、強烈な煙臭の中に、しなやかなボディ を隠し持っていて、とても長い余韻は本当に秀逸だと思います。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.28
西麻布から見えるイチョウの木も、すっかり若々しい、緑の葉っぱをつけています・・・。そんな4月の終わりに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、29日(木・祝日)に6種のシャンパンを開けますが、まだまだ席に余裕があります・・・(独り言)。では、今週以降の目玉のワインの予定です。4月26日(月)から、●シャトー オー バタイイ 1970 70ミリ・・・¥2800 ~ほとんど売り切れました・・・。あと一杯ぐらいしか、残っていません(すいません)。 27日(火)から、★トーマ バッソ社●シャンベルタン 1940 40ミリ・・・¥3900 今月の上旬に開けてみて、状態がダメだったので、今回はリヴェンジです。 このボトルは、状態がよさそうなので、十分に期待できるのではないしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29日(木・祝日)、●通常営業します~。 その合間に、シャンパン6種が飲めます!(セットで¥8400)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30日(金)から、●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 4日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。 ◎29日(木・祝日)、 6種類のシャンパンを飲める日、詳細を記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだまだ参加者が、かなり少ないので、 私のアドレスに、連絡を下さい。(かなり少ないというか、ほとんどいません涙)◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、賞味期限切れにて、終了・・・。 ガレット・ブルトンヌ、マロンの焼き菓子は、 好評により、売り切れました。 次回は、木曜日に入荷します~。◎「いつも混んでいて、忙しそう・・・」、 とよく言われますが、決してそんなことはありません。昨日の月曜日は、幸い忙しかったのですが、いつもは、せいぜい木曜日、金曜日の23時ごろに満席になるぐらいで、他の時間帯は、本当にヒマなのです・・・涙。平日の早い時間なんて、本当にガラガラですよ。ですから、 私とのマンツーマン言葉責めをご希望の方は、早い時間をお勧めします~(意味不明)。だいたい、21時ぐらいまでは、お客さんがひと組か、二組ぐらいです。平日は、なだらかに過ぎていって、夜の11時半を過ぎると、もうお客さんは帰られて、シーンという、静けさが、エレヴァージュを支配します。「混んでいたら、どうしよう」と不安な方は、いらっしゃる前に、連絡を下さい。◎ヴィノテークさんから、 『テロワール 大地の歴史に刻まれたフランスワイン』が、 発売されました!。 (訳者・中濱潤子、葉山孝太郎、桑原 朗、立花 峰夫、 監訳・坂本 雄一、 監修・監訳・川本 祥史、 ヴィノテーク出版) これは、1998年にはJAMES E.WILSONさんによって、 書かれた、オリジナルの日本語訳です。 ☆ 『TERROIR The Role of Geology, Climate, and Culture in the Making of French Wine』 JAMES E. WILSON P/B Univ.Of California Press 8年前に、この原書を買ったとき、 あまりにも専門用語が難しく、 読み切るのを断念してしまいました・・・。 しかし、 この日本語版が出ると聞いて、早速読んでみたところ、 相変わらず専門用語は多いのですが、「これならわかるかもしれない」 という手がかりを与えてくれます。 ワインの味わいは、おそらく90%は土壌で決まってしまうと思います。 ですから、土壌を知ることが、ものすごく大事なのです。 ここまで土の成分に関して、 書いた本は他にはない、と断言できます。 ですから、 ワインに関わっている仕事の人は、 必ず購入すべきではないでしょうか。 というわけで、取り寄せておきますので、 エレヴァージュで販売します。 興味のある方、または欲しいかたは、 メールにて連絡を下さい。取り寄せておきます。 気になるお値段は¥8400です。 とても高いのですが、それだけの価値はあると思います。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。 では、今週の火曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.27
では、火曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アンリ ショーヴェ ブラン ド ノワール ブリュット NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者です。リリー・ラ・モンターニュという、 「ヴィルマール」と同じ村の人です。初めてこのシャンパンを飲んだ時、あまりに もキメが細かくて、チリチリしたリンゴのような酸味がとても柔らかく、こんな無名 なのに、これだけの質の高いものを作ることができるんだと、素直に感動しました。 ピノノワール90%、ピノ・ムニエ10%のブレンドで、隅々までキメが細かく、優し い酸味が、舌の上でフワッ!と、心地よい旨みを残してくれます・・・。 (天ぷら系のサパッ!とした、軽やかなものと良く合います。さらに、ウナギのよう なしっとりした、コクのある風味にも、相乗します) ★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ デ ペリエール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎シャサーニュ モンラッシェ モルジョ 2000 (ラモネ家) ¥6600(¥3300) 仏・ブルゴーニュ地方です。ブルゴーニュの大御所、ラモネさんです。しっとりしたシャサー ニュ村らしい、キメの細かい触感と、ラモネらしい大柄で、たっぷりした果実味が心の底 から満足感を与えてくれます。ブルゴーニュの白ワインに求める、コク、奥行きの広がり、 キラキラしたミネラルの輝き、その全てを兼ね備えたこのワインは、やはり多くの人々が、 「やっぱりラモネ」と言うだけのことはあります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.27
では、火曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.27
では、火曜日の赤ワインのリストを記します。◎シャンベルタン 1940 (トーマ バッソ社) 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。3週間前に同じ瓶を開けましたが、その瓶は状態が良くなく、 ダメでした・・・(涙)。しかし、この瓶は外観から判断すると、かなり状態が良さそうです。だから、今回はかなり期待しています。ネゴシアンのトーマ・バッソ社のものは、文献を調べてみると、戦前のものがかなりの量で見つかります。ヒューブライン社のよって、アメリカに輸入され、そのご放出されたもので、クリスティーズのマイケル・ブロードベント さんのテイスティングを調べると、詳細にコメントが出てきます。さて、1940年という年 はそんなに悪くなく、状態次第で、味わいが決まってくると言えるでしょう。熟成の初期は 四方八方に、花火が弾けるように鋭い鮮やかな味わいが、長い年月をかけて、本来持っている、シャンベルタンらしい肉づきとコクが、どれだけ発揮しているかが見ものです。これは、歴史的なワインなので、本当に楽しみです。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎デコイ 2007(ダックホーン社) ¥2800(¥1400) カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎シャトー クレール ミロン 2005 ¥4400(¥2200) 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。2005年のボルドーは本当に偉大なワインが 出来ました。豊かで、全ての次元で果実味が漲り、スケールの大きさは巨大です。これ ほど重厚な果実味なのに、酸味が豊富で、タンニンも柔らかいために、今飲んで甘さを 十分に感じて、美味しく飲めるのです。10年前のボルドーだったら、考えられないことだ と思います。このクレール・ミロンは、堅く、がっしりしたポイヤックらしさを持ちながら、深 く、トロっとした豊かな奥行きを秘めていて、まさに理想的な味わいに仕上がっています。 ◎ジュブレイ シャンベルタン 1988年(ジャン ラフェ家) ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味 がわざとらしくなく、透明感があるからです。1988年ものは、がっしりした構造 で、タンニンが徐々にほぐれてきて、甘さが少しずつ感じられようになっています。 これから、飲み頃に入ってくると思います。 (4日前に1985年ものを開け、状態が素晴らしく、今回は1988年ものを開けました。 まだまだフレッシュで、フワーッと舞いあがる芳香がとても新鮮で、爽やかささえ感じ ます。1988年らしいタンニンは綺麗に溶け込み、十分に飲みごろに入っています。 素晴らしい。) ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.27
では、火曜日の甘口ワインのリストです。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ブロラ 1971(29年) ダグラス レイン社 オールドモルトカスク 30ミリ・・・¥2500(18ミリ¥1300) スコットランドのモルトウイスキーです。北ハイランドらしい、硬水によるミネラル感と、 ピート香の強さが綺麗に溶け込んでいます。特に、1970年代前半は、ブレンドウイ スキーに使われるアイレイモルトが不足したため、よりいっそうスモーキーな味わい に仕上がっています。この瓶詰のものは、非常に出来がいいために、発売されて、すぐに売り切れてしまいました。ブロラらしい、強烈な煙臭の中に、しなやかなボディ を隠し持っていて、とても長い余韻は本当に秀逸だと思います。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.27
穏やかに、確実にまた春の暖かさが戻って来て、街路樹のツツジが、赤い色を放っています・・・。そんな4月の終わりに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、29日(木・祝日)に6種のシャンパンを開けますが、まだまだ席に余裕があります・・・(独り言)。では、今週以降の目玉のワインの予定です。4月26日(月)から、●シャトー オー バタイイ 1970 70ミリ・・・¥280027日(火)から、★トーマ バッソ社●シャンベルタン 1940 40ミリ・・・¥3900 今月の上旬に開けてみて、状態がダメだったので、今回はリヴェンジです。 このボトルは、状態がよさそうなので、十分に期待できるのではないしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29日(木・祝日)、●通常営業します~。 その合間に、シャンパン6種が飲めます!(セットで¥8400)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30日(金)から、●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 4日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。 ◎29日(木・祝日)、 6種類のシャンパンを飲める日、詳細を記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだまだ参加者が、かなり少ないので、 私のアドレスに、連絡を下さい。(かなり少ないというか、ほとんどいません涙)◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、賞味期限切れにて、終了・・・。 ガレット・ブルトンヌ、マロンの焼き菓子は、たくさんあります~。 ちなみに、 ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎ヴィノテークさんから、 『テロワール 大地の歴史に刻まれたフランスワイン』が、 発売されました!。 (訳者・中濱潤子、葉山孝太郎、桑原 朗、立花 峰夫、 監訳・坂本 雄一、 監修・監訳・川本 祥史、 ヴィノテーク出版) これは、1998年にはJAMES E.WILSONさんによって、 書かれた、オリジナルの日本語訳です。 ☆ 『TERROIR The Role of Geology, Climate, and Culture in the Making of French Wine』 JAMES E. WILSON P/B Univ.Of California Press 8年前に、この原書を買ったとき、 あまりにも専門用語が難しく、 読み切るのを断念してしまいました・・・。 しかし、 この日本語版が出ると聞いて、早速読んでみたところ、 相変わらず専門用語は多いのですが、「これならわかるかもしれない」 という手がかりを与えてくれます。 ワインの味わいは、おそらく90%は土壌で決まってしまうと思います。 ですから、土壌を知ることが、ものすごく大事なのです。 ここまで土の成分に関して、 書いた本は他にはない、と断言できます。 ですから、 ワインに関わっている仕事の人は、 必ず購入すべきではないでしょうか。 というわけで、取り寄せておきますので、 エレヴァージュで販売します。 興味のある方、または欲しいかたは、 メールにて連絡を下さい。取り寄せておきます。 気になるお値段は¥8400です。 とても高いのですが、それだけの価値はあると思います。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。 では、今週の月曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.26
では、月曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アンリ ショーヴェ ブラン ド ノワール ブリュット NV ¥2400(¥1200) 仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者です。リリー・ラ・モンターニュという、 「ヴィルマール」と同じ村の人です。初めてこのシャンパンを飲んだ時、あまりに もキメが細かくて、チリチリしたリンゴのような酸味がとても柔らかく、こんな無名 なのに、これだけの質の高いものを作ることができるんだと、素直に感動しました。 ピノノワール90%、ピノ・ムニエ10%のブレンドで、隅々までキメが細かく、優し い酸味が、舌の上でフワッ!と、心地よい旨みを残してくれます・・・。 (天ぷら系のサパッ!とした、軽やかなものと良く合います。さらに、ウナギのよう なしっとりした、コクのある風味にも、相乗します) ★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ デ ペリエール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.26
では、月曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.26
では、月曜日の赤ワインのリストを記します。◎シャトー オー バタイイ 1970 70ミリ・・・¥2800 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。あまり知られていませんが、非常に品質が 高い醸造所です。ボーカイユのボリーさんがオーナーで、共通した上品さというもの が感じられます。しかも、ポイヤックらしい、ズドーン!とした迫力のある豊かさも備え、 とても完成度の高い味わいに仕上げてきます。特に、熟成したもののブーケの強さ と、複雑さはもう素晴らしいとしか言いようがありません。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎デコイ 2007(ダックホーン社) ¥2800(¥1400) カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎シャトー クレール ミロン 2005 ¥4400(¥2200) 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。2005年のボルドーは本当に偉大なワインが 出来ました。豊かで、全ての次元で果実味が漲り、スケールの大きさは巨大です。これ ほど重厚な果実味なのに、酸味が豊富で、タンニンも柔らかいために、今飲んで甘さを 十分に感じて、美味しく飲めるのです。10年前のボルドーだったら、考えられないことだ と思います。このクレール・ミロンは、堅く、がっしりしたポイヤックらしさを持ちながら、深 く、トロっとした豊かな奥行きを秘めていて、まさに理想的な味わいに仕上がっています。 ◎ジュブレイ シャンベルタン 1988年(ジャン ラフェ家) ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味 がわざとらしくなく、透明感があるからです。1988年ものは、がっしりした構造 で、タンニンが徐々にほぐれてきて、甘さが少しずつ感じられようになっています。 これから、飲み頃に入ってくると思います。 (3日前は1985年ものを開け、状態が素晴らしく、今回は1988年ものを開けます) ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.26
では、月曜日の甘口ワインのリストです。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ブロラ 1971(29年) ダグラス レイン社 オールドモルトカスク 30ミリ・・・¥2500(18ミリ¥1300) スコットランドのモルトウイスキーです。北ハイランドらしい、硬水によるミネラル感と、 ピート香の強さが綺麗に溶け込んでいます。特に、1970年代前半は、ブレンドウイ スキーに使われるアイレイモルトが不足したため、よりいっそうスモーキーな味わい に仕上がっています。この瓶詰のものは、非常に出来がいいために、発売されて、すぐに売り切れてしまいました。ブロラらしい、強烈な煙臭の中に、しなやかなボディ を隠し持っていて、とても長い余韻は本当に秀逸だと思います。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.26
まだまだ気温が低くて、なかなか分厚い上着を手放すことができません・・・。そんなゴールデンウイーク前に、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、 ゴールデンウイークは、休まず営業します~。ただし、4日と5日だけ休ませていただきます。 (すいません) では早速、 ◎今週末以降の目玉のワインの予定です。4月23日(金)から、 ★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥490026日(月)から、●シャトー オー バタイイ 1970 70ミリ・・・¥280027日(火)から、★トーマ バッソ社●シャンベルタン 1940 40ミリ・・・¥3900 今月の上旬に開けてみて、状態がダメだったので、今回はリヴェンジです。 このボトルは、状態がよさそうなので、十分に期待できるのではないしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29日(木・祝日)、●通常営業します~。 その合間に、シャンパン6種が飲めます!(セットで¥8400)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30日(金)から、●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 4日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。 ◎29日(木・祝日)、 6種類のシャンパンを飲める日、詳細を記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだまだ参加者が、かなり少ないので、 私のアドレスに、連絡を下さい。(かなり少ないというか、ほとんどいません涙)◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎とても状態のいいチーズが入荷しました!。 「ミラベラ」、というウォッシュタイプです。 (妖怪人間ベラ) ミラベル(黄色スモモ)から作るマールで洗って、 出来たこのチーズは、本当に滑らかで、深みのあるトロっとしたコクが、 もうたまりません・・・。 熟成したブルゴーニュ合わせると、最高です!。 ◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。 では、今週の土曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.24
では、土曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アグラパール グランテロワール ブラン ド ブラン ブリュット NV ¥2400(¥1200)仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者(レコルタン マニピュラン)です。意外に 知られていないのですが、このシャンパンは、本当に良いシャンパンで、テタンジェ社の「コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン」に匹敵すると思います。張り詰めた白いミネラル感が、とても美しい気高さを保っていて、素晴らしい酸味の質が、ワインにポテンシャルと、奥行きを与えているのです。騙されたと思って、一度召し上がってみるのはいかがでしょうか。偉大なシャンパンの蔵のプレスティージュクラスと張り合って おかしくない、品質の高さに、きっと驚かれると思います。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ ド ラ ムーシェール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.24
では、土曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.24
では、土曜日の赤ワインのリストを記します。◎ミュジニー 1979(ドメーヌ ジョセフ ドルーアン) 40ミリ・・・¥4900 「仏・ブルゴーニュ地方の中で、4つの偉大はワインは何か?」という質問に、必ず 出てくるのが、このミュジニーです。ロマネコンティ、 シャンベルタン、 ミュジニー ラ・ターシュなどと並ぶ、品格のある、本当に偉大なワインだと思います。熟成の初期 のキューン!とした鋭い酸味が和らぎ、フワっと空中に浮いたように、重力から解放さ れた、心地よさを感じます。1979年という年は、全ての要素が、ひとつにコンパクトに まとまっていて、すごくバランスがいいのです。フワフワの浮遊感と、緊密なミネラル の輝きを、ぜひ堪能して下さい。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎デコイ 2007(ダックホーン社) ¥2800(¥1400) カリフォルニア・ナパ地方です。最近のカリフォルニアワインは、一昔前の強引で、やたら抽出した、こってりした味わいのものとは、少し変わってきています。最近は、 豊かな酸味を備えて、フランスワイン的な上品さを身につけつつあるように思います。 カベルネソーヴィニオんの、「ズドーン!」としたパワーを感じながら、タンニン、酸味のバランスが素晴らしく、奥行きのあるグラーヴのワインのような気高ささえ、覚える かもしれません。最近のナパのワインの完成度の高さを、ぜひ・・・。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎シャトー クレール ミロン 2005 ¥4400(¥2200) 仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。2005年のボルドーは本当に偉大なワインが 出来ました。豊かで、全ての次元で果実味が漲り、スケールの大きさは巨大です。これ ほど重厚な果実味なのに、酸味が豊富で、タンニンも柔らかいために、今飲んで甘さを 十分に感じて、美味しく飲めるのです。10年前のボルドーだったら、考えられないことだ と思います。このクレール・ミロンは、堅く、がっしりしたポイヤックらしさを持ちながら、深 く、トロっとした豊かな奥行きを秘めていて、まさに理想的な味わいに仕上がっています。 ◎シャンベルタン 1976 (アンリ ルブルソー家) ¥6800(¥3400) 仏・ブルゴーニュ地方です。アンリ・ルブルソー家のワインは、熟成すると、とんでもない 複雑さと、旨みを発揮します。熟成の若い段階ではかなり地味で、タンニンが強く、 どうかなと思うのですが、これくらい古いと、シャンベルタンの真髄を、思う存分発揮し てくれます。しっとりした、滑らかな触感に、ふくらみがあって、本当に完成度が高い 味わいだと思います。これこそ、シャンベルタンの大きさではないでしょうか。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.24
では、土曜日の甘口のグラスワインのリストです。(今日は、5ページ目の更新です)ヴァインバック家のゲヴルツトラミネールの貴腐ワイン、あと1杯で、売り切れます・・・。先週末から、一気に、ドドドッ!と増えましたので、ぜひ・・・。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ "マンブルグ" セレクション グラン ノーブル 2002(ドメーヌ ヴァインバック) 60ミリ・・・¥4200(30ミリ¥2100) 仏・アルザス地方です。アルザスワインの個性は、やはり「キューン!」と、天まで貫く ような、鮮やかさだと思います。このヴァインバック社は、アルザスの数多い生産者の 中でも、最も純粋で、香気高く、鋭い味わいです。おそらく、ブルゴーニュの作り手に たとえるなら、「ルーミエ」さんに似ているかもしれません。この遅摘みの貴腐ワインは、 蜜とひとことで言うならば、いい足りない、気品のある甘さがあり、キューンとした上品 な甘さは、透きとおるような美しさがあります。マンブルグというコクのある土壌から、 これだけの気高さを表現できるとは、さすがです。(4月9日味見しました)まるで、ピエールエルメのお菓子のような、キュイーン!と、 貫くような、輝きのある純粋な甘さが最高です。やはり、アルザス出身の人が作る (エルメさんもそう)共通の美しさがあります。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめのコニャック地方のブランデー◎デラマン レゼルヴ ド ファミーユ 30ミリ・・・¥3500(18ミリ¥1800) 仏・コニャック地方のブランデーです。コニャックというと、アルコールの香りが鋭すぎて、きっと飲みにくいイメージを持たれているのではないでしょうか。なぜなら、日本人が好きな味わいは、熟成して、角が取れて丸みのある、柔らかいものなのだからです。つまり、日本でコニャックが人気 がないのは、このアルコールの鋭さを、「辛くて、未熟だ」と判断する日本の文化的な側面があるように思います。だから、たっぷりとカラメルが入った甘くて、丸い味わいを、「上品なブランデー」と勘違いする傾向にあるようです。とその一方で、フランス人が好むコニャックとは、鮮やかで、尖っていて、フワーっと、香気成分に包み込まれようなな、鋭い味わいなのです。このデラマンは、熟成したリッシュブールのように、強くて、豊かな味わいで、広がりのある素晴らしい ブーケを放ちます。55年から60年熟成した原酒を瓶詰していて、まろやかで、強いという、日本人も、フランス人も、両方の人種が満足できるほどの、ポテンシャルの高い作品となっています。一度でも、これを味わってみると、人生が変わるかもしれません。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.24
春なのに、いまだに寒い日が続いていますが、街路樹を見ると、すでにツツジが咲き始めています・・・。そんな4月の終わりに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、29日(木・祝日)にシャンパンを6種類開けます!、と告知しましたが、まだまだ多量に空席があります~。あまりにも参加者が少ないので、企画倒れになりそうな気配ですが(笑)、諦めずに告知し続けます。 (人生粘りが大事)念のため、詳細を記します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆気になるお値段 1セット¥8400 (1セットを、二人で分け合って下さっても、構いません。また、通常のグラス ワインのメニューも、召し上がれます)☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆1種類40ミリずつです・・・少なくて、すいません。☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まだまだ参加者が、かなり少ないので、 私のアドレスに、連絡を下さい。(かなり少ないというか、ほとんどいません涙)◎エレヴァージュにも、待望の「専属助手」が入り、 ようやく体力的に楽になれました!(パチパチ)。 助手は、経験豊富なので、 すごく助かっております・・・。 これで、どんなに忙しくても、真夜中でも、 2人体制で、余裕で仕事ができます。 紅茶、中国茶も、忙しいときでも出せますので、 遠慮なく注文して下さい~。◎今週末以降の目玉のワインの予定です。4月23日(金)から、 ★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥490026日(月)から、●シャトー オー バタイイ 1970 70ミリ・・・¥280027日(火)から、★トーマ バッソ社●シャンベルタン 1940 40ミリ・・・¥3900 今月の上旬に開けてみて、状態がダメだったので、今回はリヴェンジです。 このボトルは、状態がよさそうなので、十分に期待できるのではないしょうか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29日(木・祝日)、●通常営業します~。 その合間に、シャンパン6種が飲めます!(セットで¥8400)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30日(金)から、 ●シャトー シュヴァル ブラン 1970 40ミリ・・・¥38002日(日)、3日(月)は、営業します~(気合で)。 ~通常通り、19時から、朝4時までやります。 4日(火)、5日(水)は、休みます。6日(木)から、またいつも通り営業します。◎とても状態のいいチーズが入荷しました!。 「ミラベラ」、というウォッシュタイプです。 (妖怪人間ベラ) ミラベル(黄色スモモ)から作るマールで洗って、 出来たこのチーズは、本当に滑らかで、深みのあるトロっとしたコクが、 もうたまりません・・・。 熟成したブルゴーニュ合わせると、最高です!。 ◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(あっ、すいません)。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。 では、今週の金曜日のアイテムを、以下5ページにわたって、送ります~。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.23
では、金曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アグラパール グランテロワール ブラン ド ブラン ブリュット NV ¥2400(¥1200)仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者(レコルタン マニピュラン)です。意外に 知られていないのですが、このシャンパンは、本当に良いシャンパンで、テタンジェ社の「コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン」に匹敵すると思います。張り詰めた白いミネラル感が、とても美しい気高さを保っていて、素晴らしい酸味の質が、ワインにポテンシャルと、奥行きを与えているのです。騙されたと思って、一度召し上がってみるのはいかがでしょうか。偉大なシャンパンの蔵のプレスティージュクラスと張り合って おかしくない、品質の高さに、きっと驚かれると思います。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ ド ラ ムーシェール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.23
では、金曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.23
では、金曜日の赤ワインのリストを記します。◎ミュジニー 1979(ドメーヌ ジョセフ ドルーアン) 40ミリ・・・¥4900 「仏・ブルゴーニュ地方の中で、4つの偉大はワインは何か?」という質問に、必ず 出てくるのが、このミュジニーです。ロマネコンティ、 シャンベルタン、 ミュジニーラ・ターシュなどと並ぶ、品格のある、本当に偉大なワインだと思います。熟成の初期のキューン!とした鋭い酸味が和らぎ、フワっと空中に浮いたように、重力から解放された、心地よさを感じます。1979年という年は、全ての要素が、ひとつにコンパクトに まとまっていて、すごくバランスがいいのです。フワフワの浮遊感と、緊密なミネラルの輝きを、ぜひ堪能して下さい。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎ジュブレイ シャンベルタン アン モトロ 1999 (ドニ モルテさん) ¥6200(¥3100) 仏・ブルゴーニュ地方です。ドニ・モルテさんは、アンリ・ジャイエを継ぐ、本当に偉大な 存在になるはずだったのですが、数年前に自殺してしまいました・・・。彼の完璧主義は、 恐ろしいほどで、ワインを飲めば、一つ一つの葡萄が、いかに丁寧に育てられたか、 伝わってくるような気がします。葡萄のエネルギーが、口の中で弾けるように炸裂して、 でも、決して辛くなく、ジュブレイ・シャンベルタンらしい豊かな甘さを、十二分に発揮 していると思います。これは、本当の意味での、偉大なワインで、後世まで語り継がれることになるでしょう。 ◎シャンベルタン 1976 (アンリ ルブルソー家) ¥6800(¥3400) 仏・ブルゴーニュ地方です。アンリ・ルブルソー家のワインは、熟成すると、とんでもない 複雑さと、旨みを発揮します。熟成の若い段階ではかなり地味で、タンニンが強く、 どうかなと思うのですが、これくらい古いと、シャンベルタンの真髄を、思う存分発揮し てくれます。しっとりした、滑らかな触感に、ふくらみがあって、本当に完成度が高い 味わいだと思います。これこそ、シャンベルタンの大きさではないでしょうか。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.23
では、金曜日の甘口のグラスワインのリストです。(今日は、5ページ目の更新です)ヴァインバック家のゲヴルツトラミネールの貴腐ワイン、あと1杯で、売り切れます・・・。先週末から、一気に、ドドドッ!と増えましたので、ぜひ・・・。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ "マンブルグ" セレクション グラン ノーブル 2002(ドメーヌ ヴァインバック) 60ミリ・・・¥4200(30ミリ¥2100) 仏・アルザス地方です。アルザスワインの個性は、やはり「キューン!」と、天まで貫く ような、鮮やかさだと思います。このヴァインバック社は、アルザスの数多い生産者の 中でも、最も純粋で、香気高く、鋭い味わいです。おそらく、ブルゴーニュの作り手に たとえるなら、「ルーミエ」さんに似ているかもしれません。この遅摘みの貴腐ワインは、 蜜とひとことで言うならば、いい足りない、気品のある甘さがあり、キューンとした上品 な甘さは、透きとおるような美しさがあります。マンブルグというコクのある土壌から、 これだけの気高さを表現できるとは、さすがです。(4月9日味見しました)まるで、ピエールエルメのお菓子のような、キュイーン!と、 貫くような、輝きのある純粋な甘さが最高です。やはり、アルザス出身の人が作る (エルメさんもそう)共通の美しさがあります。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめのコニャック地方のブランデー◎デラマン レゼルヴ ド ファミーユ 30ミリ・・・¥3500(18ミリ¥1800) 仏・コニャック地方のブランデーです。コニャックというと、アルコールの香りが鋭すぎて、きっと飲みにくいイメージを持たれているのではないでしょうか。なぜなら、日本人が好きな味わいは、熟成して、角が取れて丸みのある、柔らかいものなのだからです。つまり、日本でコニャックが人気 がないのは、このアルコールの鋭さを、「辛くて、未熟だ」と判断する日本の文化的な側面があるように思います。だから、たっぷりとカラメルが入った甘くて、丸い味わいを、「上品なブランデー」と勘違いする傾向にあるようです。とその一方で、フランス人が好むコニャックとは、鮮やかで、尖っていて、フワーっと、香気成分に包み込まれようなな、鋭い味わいなのです。このデラマンは、熟成したリッシュブールのように、強くて、豊かな味わいで、広がりのある素晴らしい ブーケを放ちます。55年から60年熟成した原酒を瓶詰していて、まろやかで、強いという、日本人も、フランス人も、両方の人種が満足できるほどの、ポテンシャルの高い作品となっています。一度でも、これを味わってみると、人生が変わるかもしれません。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.23
まるで、初夏のような暖かい日の翌朝は、もうすでに冬が戻ってきたような、寒さを感じます・・・。そんな気温の変化の激しい今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。では今週の目玉のワインのお知らせです。4月19日(月)から、 ★ジョルジュ ルーミエ家●ボンヌ マール 2004年 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。(水曜日の段階で)まだほとんど残っています~。やっぱり、2004年は素晴らしいです。赤い果実の、凝縮したミネラルの輝きが、芯深く迫ってきます。(木曜日の段階で)少しだけ残っています。ひょっとして、味わいが落ちてしまうかもしれません。でも、もう少し味わいが開いて、美味しくなっている可能性も あります。様子を見ます。21日(水)から、★ロベール グロフィエ家●シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 40ミリ・・・¥3400 仏・ブルゴーニュ地方です。グロフィエさんと言えば、本当に素直な果実味で、 汚れのない、葡萄をそのままワインにしたような穏やかな味わいです。アムルーズ 畑は、一直線に余韻まで、細く、きめ細かいミネラルの粒子が、スーッ!と抜けて いく、恐ろしいほどの上品なワインです。そして、このグロフィエさんらしいしっとりし た触感、葡萄を噛んだ瞬間のような鮮やかな感覚、お見事としか言いようがありま せん。 (水曜日に味見しました)香りが、パー!っと開いて、本当に素晴らしい状態です。 アムルーズらしい、赤い果実の純粋な要素がきっちり詰まっていて、スーット一直線 に余韻が抜けていく・・・。木曜日の今日、どれだけ味わいが開くか、楽しみです。23日(金)から、★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥4900ちなみに・・・、29日(木・祝日)は、シャンパンを6種類開けます~。空席は、たっぷりありますので、私のアドレスに連絡を下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ゴールデンウイークは、 ずっと休まず営業します。 29日(木)、2日(日)、3日(月)の祝日もやります~。 そして、 最後の、4日、5日だけ連休を取らせていただきます。◎とても状態のいいチーズが入荷しました!。 「ミラベラ」、というウォッシュタイプです。 ミラベル(黄色スモモ)から作るマールで洗って、 出来たこのチーズは、本当に滑らかで、深みのあるトロっとしたコクが、 もうたまりません・・・。 熟成したブルゴーニュ合わせると、最高です!。 ◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(すいません)。◎BGMで、USENのチャンネルから、 ロンドンの「CLASSIC FM」を生放送で聴いていたのですが、 USENの番組改編により、聴けなくなってしまいました・・・涙。しかし、いろんな人に聞いて、解決方法を探したところ、パソコンから、インターネットで、直接アンプにつないで、いろいろ聴くことができることがわかりました。それで、今後は、ロンドンの「CLASSIC FM」と、パリの「RADIO CLASSIC」を、併用して、 聴くことができます(バンザーイ!)。もちろん、生放送です。準備に、少しだけ時間がかかりますので、どうか少しだけ待って下さい。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎漫画「神の雫 23巻、そして、24巻」が、入荷しました!。 23巻を買いそびれているな~と思っていたら、 いつの間にか、24巻が出ていました・・・。 今回は、メドックマラソンのようで、 ボルドーをいろいろ走り回っているようです。 漫画喫茶代わりに、使って下さい~。◎エレヴァージュでは、 基本的に予約を承っていません。しかし、直前の予約だけは、承ります。(20分とか30分前)というのは、せっかくお店にいらっしゃったのに、満席で入れなかったら、非常に申し訳ないからです。ですから、「今から行きたいんだけど、空いているかな?」と思ってらっしゃる時は、遠慮なくお電話を下さい。◎「カプチーノ一杯だけでも、飲みに行きたいんですけど・・・」 という方でも、遠慮なくいらして下さい。 コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。 普通のコーヒー屋さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、 苦味の奥に、立体感のある構造と、奥行きの深さが桁外れです。 砂糖を入れてみて下さい。 隠されていたその奥行きが、一気に広がります。 砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、 「ガッツリ!」入れた方がいいです。 砂糖を足すことによって、 甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、 隠されていたコーヒーの複雑さが、 一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。 騙されたと思って、ぜひ・・・。では、以下に5ページほど、 本日、木曜日の案内を送ります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.22
では、木曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アグラパール グランテロワール ブラン ド ブラン ブリュット NV ¥2400(¥1200)仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者(レコルタン マニピュラン)です。意外に 知られていないのですが、このシャンパンは、本当に良いシャンパンで、テタンジェ社の「コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン」に匹敵すると思います。張り詰めた白いミネラル感が、とても美しい気高さを保っていて、素晴らしい酸味の質が、ワインにポテンシャルと、奥行きを与えているのです。騙されたと思って、一度召し上がってみるのはいかがでしょうか。偉大なシャンパンの蔵のプレスティージュクラスと張り合って おかしくない、品質の高さに、きっと驚かれると思います。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ ド ラ ムーシェール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.22
では、木曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.22
では、木曜日の赤ワインのリストを記します。◎ボンヌ マール 2004年 (ジョルジュ ルーミエ家) 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。(水曜日の段階で)まだほとんど残っています~。やっぱり、2004年は素晴らしいです。赤い果実の、凝縮したミネラルの輝きが、芯深く迫ってきます。(木曜日の段階で)少しだけ残っています。ひょっとして、味わいが落ちてしまうかもしれません。でも、もう少し味わいが開いて、美味しくなっている可能性も あります。様子を見ます。◎シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 (ロベール グロフィエ家) 40ミリ・・・¥3400 仏・ブルゴーニュ地方です。グロフィエさんと言えば、本当に素直な果実味で、 汚れのない、葡萄をそのままワインにしたような穏やかな味わいです。アムルーズ 畑は、一直線に余韻まで、細く、きめ細かいミネラルの粒子が、スーッ!と抜けて いく、恐ろしいほどの上品なワインです。そして、このグロフィエさんらしいしっとりし た触感、葡萄を噛んだ瞬間のような鮮やかな感覚、お見事としか言いようがありま せん。 (水曜日に味見しました)香りが、パー!っと開いて、本当に素晴らしい状態です。 アムルーズらしい、赤い果実の純粋な要素がきっちり詰まっていて、スーット一直線 に余韻が抜けていく・・・。木曜日の今日、どれだけ味わいが開くか、楽しみです。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎メルロー ナパ ヴァレー 2006(シェーファー社) ¥3800(¥1900) カリフォルニア・ナパ地区です。滑らかで、深く迫ってくる果実味。その丸さと、甘いコクは、多くのカリフォルニアワインのファンの期待を、決して裏切らないと思います。カリフォルニア ワインの試飲会などで、多種類飲んだ後で、改めて味見すると、ナパの地方の個性である 汁気あふれる豊かさを、しっかり感じ、「やっぱりシェーファーはいいね」ということになるの です。トロっと滑らかで、コクのある果実味は、ナパの専売特許ではないでしょうか。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎ジュブレイ シャンベルタン 1985年(ジャン ラフェ家) ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味 がわざとらしくなく、透明感んがあるからです。1985年ものは、しっかりした構造 で、甘さがしっかりあるために、飲み頃だと思います。この状態のまま、ずっと熟成 するのではないでしょうか。(味見しました!)すごく若々しくて、まだまだ葡萄の新鮮さを十分に感じます。1985年 らしい素直な甘さが、最高です。 ◎シャンベルタン 1976 (アンリ ルブルソー家) ¥6800(¥3400) 仏・ブルゴーニュ地方です。アンリ・ルブルソー家のワインは、熟成すると、とんでもない 複雑さと、旨みを発揮します。熟成の若い段階ではかなり地味で、タンニンが強く、 どうかなと思うのですが、これくらい古いと、シャンベルタンの真髄を、思う存分発揮し てくれます。しっとりした、滑らかな触感に、ふくらみがあって、本当に完成度が高い 味わいだと思います。これこそ、シャンベルタンの大きさではないでしょうか。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.22
では、木曜日の甘口のグラスワインのリストです。(今日は、5ページ目の更新です)ヴァインバック家のゲヴルツトラミネールの貴腐ワイン、あと1杯で、売り切れます・・・。先週末から、一気に、ドドドッ!と増えましたので、ぜひ・・・。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ "マンブルグ" セレクション グラン ノーブル 2002(ドメーヌ ヴァインバック) 60ミリ・・・¥4200(30ミリ¥2100) 仏・アルザス地方です。アルザスワインの個性は、やはり「キューン!」と、天まで貫く ような、鮮やかさだと思います。このヴァインバック社は、アルザスの数多い生産者の 中でも、最も純粋で、香気高く、鋭い味わいです。おそらく、ブルゴーニュの作り手に たとえるなら、「ルーミエ」さんに似ているかもしれません。この遅摘みの貴腐ワインは、 蜜とひとことで言うならば、いい足りない、気品のある甘さがあり、キューンとした上品 な甘さは、透きとおるような美しさがあります。マンブルグというコクのある土壌から、 これだけの気高さを表現できるとは、さすがです。(4月9日味見しました)まるで、ピエールエルメのお菓子のような、キュイーン!と、 貫くような、輝きのある純粋な甘さが最高です。やはり、アルザス出身の人が作る (エルメさんもそう)共通の美しさがあります。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめのコニャック地方のブランデー◎デラマン レゼルヴ ド ファミーユ 30ミリ・・・¥3500(18ミリ¥1800) 仏・コニャック地方のブランデーです。コニャックというと、アルコールの香りが鋭すぎて、きっと飲みにくいイメージを持たれているのではないでしょうか。なぜなら、日本人が好きな味わいは、熟成して、角が取れて丸みのある、柔らかいものなのだからです。つまり、日本でコニャックが人気 がないのは、このアルコールの鋭さを、「辛くて、未熟だ」と判断する日本の文化的な側面があるように思います。だから、たっぷりとカラメルが入った甘くて、丸い味わいを、「上品なブランデー」と勘違いする傾向にあるようです。とその一方で、フランス人が好むコニャックとは、鮮やかで、尖っていて、フワーっと、香気成分に包み込まれようなな、鋭い味わいなのです。このデラマンは、熟成したリッシュブールのように、強くて、豊かな味わいで、広がりのある素晴らしい ブーケを放ちます。55年から60年熟成した原酒を瓶詰していて、まろやかで、強いという、日本人も、フランス人も、両方の人種が満足できるほどの、ポテンシャルの高い作品となっています。一度でも、これを味わってみると、人生が変わるかもしれません。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.22
ようやく寒かった日が終わりを迎え、皮のコートとも、もうすぐお別れのようです。そんな春を実感する今日この頃、皆様、いかがお過ごしでしょうか。ところで、今週のメールマガジン、送ることができなくて、申し訳ありません・・・。そろそろ流しますので、ぜひ期待して下さい~。 (お約束のアレも)では早速、今週以降の目玉のワインのお知らせです。4月19日(月)から、 ★ジョルジュ ルーミエ家●ボンヌ マール 2004年 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。(水曜日の段階で)まだほとんど残っています~。やっぱり、2004年は素晴らしいです。赤い果実の、凝縮したミネラルの輝きが、芯深く迫ってきます。21日(水)から、★ロベール グロフィエ家●シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 40ミリ・・・¥340023日(金)から、★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥4900ちなみに・・・、29日(木・祝日)は、シャンパンを6種類開けます~。空席は、たっぷりありますので、私のアドレスに連絡を下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ☆ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ゴールデンウイークは、 ずっと休まず営業します。 29日(木)、2日(日)、3日(月)の祝日もやります~。 そして、 最後の、4日、5日だけ連休を取らせていただきます。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(すいません)。◎BGMで、USENのチャンネルから、 ロンドンの「CLASSIC FM」を生放送で聴いていたのですが、 USENの番組改編により、聴けなくなってしまいました・・・涙。しかし、いろんな人に聞いて、解決方法を探したところ、パソコンから、インターネットで、直接アンプにつないで、いろいろ聴くことができることがわかりました。それで、今後は、ロンドンの「CLASSIC FM」と、パリの「RADIO CLASSIC」を、併用して、 聴くことができます(バンザーイ!)。もちろん、生放送です。準備に、少しだけ時間がかかりますので、どうか少しだけ待って下さい。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、賞味期限切れにて、終了・・・。 ガレット・ブルトンヌ、マロンの焼き菓子は、たくさんあります~。 ちなみに、 ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎漫画「神の雫 23巻、そして、24巻」が、入荷しました!。 23巻を買いそびれているな~と思っていたら、 いつの間にか、24巻が出ていました・・・。 今回は、メドックマラソンのようで、 ボルドーをいろいろ走り回っているようです。 漫画喫茶代わりに、使って下さい~。◎エレヴァージュでは、 基本的に予約を承っていません。しかし、直前の予約だけは、承ります。(20分とか30分前)というのは、せっかくお店にいらっしゃったのに、満席で入れなかったら、非常に申し訳ないからです。ですから、「今から行きたいんだけど、空いているかな?」と思ってらっしゃる時は、遠慮なくお電話を下さい。◎「カプチーノ一杯だけでも、飲みに行きたいんですけど・・・」 という方でも、遠慮なくいらして下さい。 コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。 普通のコーヒー屋さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、 苦味の奥に、立体感のある構造と、奥行きの深さが桁外れです。 砂糖を入れてみて下さい。 隠されていたその奥行きが、一気に広がります。 砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、 「ガッツリ!」入れた方がいいです。 砂糖を足すことによって、 甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、 隠されていたコーヒーの複雑さが、 一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。 騙されたと思って、ぜひ・・・。では、以下に5ページほど、 本日、水曜日の案内を送ります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.21
では、水曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アグラパール グランテロワール ブラン ド ブラン ブリュット NV ¥2400(¥1200)仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者(レコルタン マニピュラン)です。意外に 知られていないのですが、このシャンパンは、本当に良いシャンパンで、テタンジェ社の「コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン」に匹敵すると思います。張り詰めた白いミネラル感が、とても美しい気高さを保っていて、素晴らしい酸味の質が、ワインにポテンシャルと、奥行きを与えているのです。騙されたと思って、一度召し上がってみるのはいかがでしょうか。偉大なシャンパンの蔵のプレスティージュクラスと張り合って おかしくない、品質の高さに、きっと驚かれると思います。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ピュリニー モンラッシェ クロ ド ラ ムーシェール 2007 (アンリ ボワイヨ社の自社畑・・・独占所有) ¥4400(¥2200) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、彼らの単独所有 の畑で、ビシッ!とした筋の通った骨格の中に、深く、凝縮した果実味が詰まっています。この クラスになると、やはい偉大なブルゴーニュのワインのレベルだな~と、実感します。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.21
では、水曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.21
では、水曜日の赤ワインのリストを記します。◎ボンヌ マール 2004年 (ジョルジュ ルーミエ家) 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。(水曜日の段階で)まだほとんど残っています~。やっぱり、2004年は素晴らしいです。赤い果実の、凝縮したミネラルの輝きが、芯深く迫ってきます。◎シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 (ロベール グロフィエ家) 40ミリ・・・¥3400 仏・ブルゴーニュ地方です。グロフィエさんと言えば、本当に素直な果実味で、 汚れのない、葡萄をそのままワインにしたような穏やかな味わいです。アムルーズ 畑は、一直線に余韻まで、細く、きめ細かいミネラルの粒子が、スーッ!と抜けて いく、恐ろしいほどの上品なワインです。そして、このグロフィエさんらしいしっとりし た触感、葡萄を噛んだ瞬間のような鮮やかな感覚、お見事としか言いようがありま せん。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎メルロー ナパ ヴァレー 2006(シェーファー社) ¥3800(¥1900) カリフォルニア・ナパ地区です。滑らかで、深く迫ってくる果実味。その丸さと、甘いコクは、多くのカリフォルニアワインのファンの期待を、決して裏切らないと思います。カリフォルニア ワインの試飲会などで、多種類飲んだ後で、改めて味見すると、ナパの地方の個性である 汁気あふれる豊かさを、しっかり感じ、「やっぱりシェーファーはいいね」ということになるの です。トロっと滑らかで、コクのある果実味は、ナパの専売特許ではないでしょうか。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎コルナス 1997(オーギュスト クラープ家) ¥4200(¥2100) 仏・ローヌ地方です。ラヤス、アンリ・ボノーなどと良く比較される、伝説の生産者です。 彼は、エルミタージュと同じシラー100%のワインを、「ここまでやるか!」と唸るほど 完成度の高い味わいに仕上げます。伸びやかで、湧き上がるような葡萄のパワーと、 まるで、ベリー系の果実を自然に詰め込んだような、はちきれんばかりの豊かさ。その中に、ほんのり肉を燻したような、香ばしいブーケが漂います。これを飲むと、この生産者が、ローヌ地方で屈指の存在だということが、良く分かります。(熟成した、ハモンイベリコのアミノ酸と、強烈に合います)◎ジュブレイ シャンベルタン 1985年(ジャン ラフェ家) ¥5200(¥2600) 仏・ブルゴーニュ地方です。ジャン・ラフェさんのワインは、いろいろありますが、 これはアメリカ向けではない自然な味わいで、ジュブレイ・シャンベルタンらしい、 パシッ!とした、ミネラルの堅さが、素直に出てきています。というのは、果実味 がわざとらしくなく、透明感んがあるからです。1985年ものは、しっかりした構造 で、甘さがしっかりあるために、飲み頃だと思います。この状態のまま、ずっと熟成 するのではないでしょうか。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.21
では、水曜日の甘口のグラスワインのリストです。(今日は、5ページ目の更新です)先週末から、一気に、ドドドッ!と増えましたので、ぜひ・・・。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ "マンブルグ" セレクション グラン ノーブル 2002(ドメーヌ ヴァインバック) 60ミリ・・・¥4200(30ミリ¥2100) 仏・アルザス地方です。アルザスワインの個性は、やはり「キューン!」と、天まで貫く ような、鮮やかさだと思います。このヴァインバック社は、アルザスの数多い生産者の 中でも、最も純粋で、香気高く、鋭い味わいです。おそらく、ブルゴーニュの作り手に たとえるなら、「ルーミエ」さんに似ているかもしれません。この遅摘みの貴腐ワインは、 蜜とひとことで言うならば、いい足りない、気品のある甘さがあり、キューンとした上品 な甘さは、透きとおるような美しさがあります。マンブルグというコクのある土壌から、 これだけの気高さを表現できるとは、さすがです。(4月9日味見しました)まるで、ピエールエルメのお菓子のような、キュイーン!と、 貫くような、輝きのある純粋な甘さが最高です。やはり、アルザス出身の人が作る (エルメさんもそう)共通の美しさがあります。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥1400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ベン ネヴィス 1970(ムーンインポート "THE SEA") 1988年瓶詰、イタリア市場向け 30ミリ・・・¥5000(18ミリ¥2500) スコットランド産です。昔のベンネヴィスは、直火蒸留で、さらにシェリー樽にぶちこんだ、かすれた味わいの"典型的なベン・ネヴィス"が多かったのです。しかし、この樽は、ものすごく 汁気があるシェリー樽で、マッカランのような豊かで、奥行きのある味わいに仕上がっています。 もともと、ムーンインポートは、イタリアのカリスマ的な存在で、極上の樽だけを買い付け、瓶詰 しています。まさに、全盛期のムーンインポート社の力が、最大限に発揮しているその実力を。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.21
ずっと続いた寒さから、ようやく解放されたようで、穏やかな朝を迎えています・・・。そんな4月の半ばに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、ブログの更新が遅くなってしまって、申し訳ありません・・・。ちょっとバタバタしていました・・・。 (・・・をチラ見) では早速、今週以降の目玉のワインのお知らせです。19日(月)から、 ★ジョルジュ ルーミエ家●ボンヌ マール 2004年 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。21日(水)から、★ロベール グロフィエ家●シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 40ミリ・・・¥340023日(金)から、★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥4900ちなみに・・・、29日(木・祝日)は、シャンパンを6種類開けます~。空席は、たっぷりありますので、私のアドレスに連絡を下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(予約制です)☆4月29日(木・祝日) ☆営業時間 19時から朝4時まで(通常通り)。☆アイテム ◎ポール バラ グランクリュ ブリュット 1978 ◎アンドレ ジャカール ブラン ド ブラン 1976 ◎ポメリー キュベ "ルイーズ" 1995 ◎ローズ ド ジャンヌ ブラン ド ブラン ラ ボロレ 2005 (セドリック ブシャールさん) ◎アヤラ ブラン ド ブラン 1990 ◎デボルト アミョー ブリュット 1989 ワイン会ではなく、通常営業の合間にやります~。(翌日の予約も承ります。開けて2日目のシャンパンは、ブーケが一気に 広がる場合が多いのです。フレッシュな味を好みの方は、初日に、 酸素を溶け込んだ複雑さを味わいたい方は、2日目をお勧めします)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◎ゴールデンウイークは、 ずっと休まず営業します。 29日(木)、2日(日)、3日(月)の祝日もやります~。 そして、 最後の、4日、5日だけ連休を取らせていただきます。◎待望のチョコレートが入荷しました!。 ピエール・マルコリーニから、 ★「GRAND CRU MEXIQUE LIMITED EDITION」 ~クリオロ種という、非常に希少なカカオの豆を使っています。 まず香りの鮮やかさ、輝きが桁外れです。 まるで、シャトー マルゴーの輝きのように、 後光が差してくるかのように、光の陰影の具合が素晴らしい。 ★「PUERTO CABELLO VENEZUELA GRAND CRU VILLAGE D'OCCUMARE」 ~チュアオと並んで、希少な谷のひとつとされる、オクマーレ渓谷 のものです。 まるで、「リッシュブール」のように滑らかで、力強い・・・。 そして、土のようなきめの細かいニュアンスが、余韻に薫る・・・。 2つとも、とても貴重なものなので、ぜひ・・・。 きっと今までのチョコレートという概念が変わります。 無理矢理、口の中に押し込みたい・・・(すいません)。◎BGMで、USENのチャンネルから、 ロンドンの「CLASSIC FM」を生放送で聴いていたのですが、 USENの番組改編により、聴けなくなってしまいました・・・涙。しかし、いろんな人に聞いて、解決方法を探したところ、パソコンから、インターネットで、直接アンプにつないで、いろいろ聴くことができることがわかりました。それで、今後は、ロンドンの「CLASSIC FM」と、パリの「RADIO CLASSIC」を、併用して、 聴くことができます(バンザーイ!)。もちろん、生放送です。準備に、少しだけ時間がかかりますので、どうか少しだけ待って下さい。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、賞味期限切れにて、終了・・・。 ガレット・ブルトンヌ、マロンの焼き菓子は、たくさんあります~。 ちなみに、 ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎漫画「神の雫 23巻、そして、24巻」が、入荷しました!。 23巻を買いそびれているな~と思っていたら、 いつの間にか、24巻が出ていました・・・。 今回は、メドックマラソンのようで、 ボルドーをいろいろ走り回っているようです。 漫画喫茶代わりに、使って下さい~。◎エレヴァージュでは、 基本的に予約を承っていません。しかし、直前の予約だけは、承ります。(20分とか30分前)というのは、せっかくお店にいらっしゃったのに、満席で入れなかったら、非常に申し訳ないからです。ですから、「今から行きたいんだけど、空いているかな?」と思ってらっしゃる時は、遠慮なくお電話を下さい。◎「カプチーノ一杯だけでも、飲みに行きたいんですけど・・・」 という方でも、遠慮なくいらして下さい。 コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。 普通のコーヒー屋さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、 苦味の奥に、立体感のある構造と、奥行きの深さが桁外れです。 砂糖を入れてみて下さい。 隠されていたその奥行きが、一気に広がります。 砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、 「ガッツリ!」入れた方がいいです。 砂糖を足すことによって、 甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、 隠されていたコーヒーの複雑さが、 一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。 騙されたと思って、ぜひ・・・。では、以下に5ページほど、 本日、火曜日の案内を送ります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.20
では、火曜日のリストです。(シャンパン、白ワイン、など・・・) 120ミリ(70ミリ)★シャンパン◎アグラパール グランテロワール ブラン ド ブラン ブリュット NV ¥2400(¥1200)仏・シャンパーニュ地方の小規模の生産者(レコルタン マニピュラン)です。意外に 知られていないのですが、このシャンパンは、本当に良いシャンパンで、テタンジェ社の「コント ド シャンパーニュ ブラン ド ブラン」に匹敵すると思います。張り詰めた白いミネラル感が、とても美しい気高さを保っていて、素晴らしい酸味の質が、ワインにポテンシャルと、奥行きを与えているのです。騙されたと思って、一度召し上がってみるのはいかがでしょうか。偉大なシャンパンの蔵のプレスティージュクラスと張り合って おかしくない、品質の高さに、きっと驚かれると思います。★白ワイン◎サンセール アン グラン シャン 2008 (アルフォンス メロ家) ¥1800(¥900) 仏・ロワール地方です。今まで、このメロ家のワインの2003年ものから、ずっと 毎年、ハウスワインとして使ってきました。2か月前に2007年ものが無くなり、 ようやく新しい2008年ものが入荷しました!。さて、味わいはどうでしょう。 これが、素晴らしいのです。透明感のある果実の「ふくらみ」が素直に出ていて 素材の良さを感じます。残暑の残る季節の夕方、ひんやりした川に足を漬けて いるような、とても心地よい冷たさを感じるのです。ロワールらしい清涼感とは、 まさにこういうことを言うのではないでしょうか。 (サーモンのサラダと一緒に、クリームソースの溶けるような触感と融合します)◎コトー デュ ロワール V.V. エパルス 2007 (ドメーヌ ベリヴィエール) ¥2400(¥1200) 仏・ロワール地方です。この生産者は、まだあんまり知られていないのですが、 おそらく、今後一年間かけて、すぐに有名になっていくでしょう。葡萄栽培の北限 の畑で、研ぎ澄まされたミネラル感と、豊かな酸味が、自然に得られます。その土地から、樹齢55~86年の葡萄を使って、「ここまでやるか!」と唸ってしまうほど、素晴らしい凝縮感のあるワインに仕上がっています。ちょうど、ドイツワインの最高峰、「シャルツホフベルガー」を思い起こさせる、強烈なミネラル感は、凄まじいほどで、だからこそ、酸味と甘さの振り幅の大きい、本当に偉大なワインが生まれるのだと、思います。◎ムルソー レ クラ 2007 (アンリ ボワイヨ社) ¥3800(¥1900) 仏・ブルゴーニュ地方です。ずっとアンリ・ボワイヨ社のワインをハウスワインで扱っているのは 理由があります。酸味が優しく、丸く、とても上品だからです。その透明感の中から、畑の 個性がしっかり感じられ、とても好ましい味わいなのです。この2007年ものは、やはり素晴ら しいです。ムルソーらしい、ふっくらした優しい触感の中に、2007年らしい、ピシッ!とした 綺麗なミネラル感が、このワインに輪郭の鮮やかさと、気品を与えています。 (2007年ものは、やはり2004年ものに似ている部分があるように思います。ミネラルの鋭さ がとても美しく、酸味の質が高いのです。2006年よりも、完成度が高いワインになるかもしれ ません。アメリカ系評論家は、2006年を高く評価しますが、私は断然2007年を推します) (野菜と手羽先のポトフと一緒に、出汁の透明感と、滑らかなこのワインが相乗します)◎ムルソー 2007年(コント ラフォン家) ¥6000(¥3000) 仏・ブルゴーニュ地方の「大御所」ラフォンさんです。シャルドネという葡萄から、どうしてここま で複雑さを引きだすことができるのか、と毎回驚かされます。ムルソーらしいふっくらした触感 の中に、まるでミルフィーユのように、幾層も重なり合った旨みの重層感は、本当に素晴らしく、 他の生産者がなかなか真似することができないと思います。2007年ものは、今まで飲んで いた他のブルゴーニュの出来を見る限り、とてもいいのではと、ものすごく期待しています。 また、味見したらコメントを書きます。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.20
では、火曜日の日本酒のリストです。★日本酒◎緑川 "ゆららか" 純米うすにごり生原酒(2009BY) ¥1000(¥500) 新潟県です。新潟県特有の、「淡麗辛口」という特徴とは全く違います。むしろ、ラモネ家の シャサーニュモンラッシェのように、透明感がある、緑の色彩を帯びた清らかさに満ち溢れてい しぼりたての原酒で、口の中から、お米の生命力が、パチパチと弾けるようで、質が高いために、決して尖った味わいではなく、すでにジューシーで、丸みのある触感です。だから、今飲んですぐに美味しい、新酒の魅力を、思う存分味わうことができると思います。 (この新酒は本当に颯爽として、正月明けの爽やかな気分です)◎綿屋 純米吟醸 中取り "雄町" 生原酒 ¥1000(¥500) 宮城県産です。「綿のように、ふわふわしたお酒を作るのが目標です」と、作り手の方が いつもおっしゃっています。たしかに、口に含んだときに感じる、独特のフワフワ感と、しっとり した口当たりは、まさにこの蔵ならでは、と思います。キリッとした爽快感と、触感の柔らかさ は、この夏にまさにふさわしい一品ではないでしょうか。 ◎蓬莱 特別純米 槽場直詰め 無ろ過生原酒(2009 BY) ¥1200(¥600)神奈川県産です。岐阜に近い蔵の蓬莱泉とは違います。この蔵は、あまり知られてはいないのですが、「ここまで強烈なのか!」と思わせるほどの凝縮感があって、ギューン!というミネラル感が本当に素晴らしいのです。ブルゴーニュの白ワインの生産者でも、なかなかここまで凝縮感のあるものは、なかなかないような気がします(ドーヴネーや、ソゼ、ラモネに近い味わい)一度、この蔵のパワーに触れてしまうと、もう止められません。◎悦 凱陣 純米吟醸 無ろ過生原酒 "興" 八反錦 うすにごり ¥1300(¥700) 香川県産です。やはり、この蔵は、日本酒の多くの蔵の中で、最も重厚で複雑な味わいを 醸しだします。この八反錦という米は、グーン!と余韻の鮮やかさがあるので、とても個性が 強いのですが、上手く作れば、とてもスケールの大きいお酒になると思います。アルザス のリースリングに、少し似ている「辛口の余韻」があるような気がします。このお酒は、しぼり たてのうすにごりで、辛く、刺々しくなりがちなお酒に、豊かさとジューシーさがあるので、極 めて飲みやすく、余韻の爽快感が、もうたまりません。◎悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(2008 BY) ¥2200(¥1100) 香川県産です。日本酒の数ある蔵の中で、ここのものが一番重厚で、豊かではない しょうか。いわゆる、「日本酒の中のモンラッシェ」という存在と言えるような気がし ます。ねっとりと、口に含んだ時の粘りと、充実した味わいに、満足感を覚えるで しょう。ただ甘いだけではなく、隠された酸味と、タンニンのような苦みが背後にある ため、醸造酒としては、本当に完成度が高いものだと思います。(つまり、熟成させて も非常に面白いということです) (鶏のつくね、タレのものと一緒に・・・粘りのある味わいと良く相乗します) ◎善知鳥(うとう) 大吟醸 ¥2800(¥1400) 青森県の、「田酒」を作っている蔵からの限定版です。開けて2ヶ月ぐらいは、人工的な香り? カプロン酸?みたいなものがして、かなり飲みにくく、甘さもほとんど出てきませんでした。しかし、 売らないで、ずっと5度ぐらいの冷蔵庫に放置しておいたところ、隠されていた甘さと、旨みが、 どんどん湧いてくるようになりました。まるで、リンゴのような芳しい香りと、口に含んだときにトロ っとした優しい甘さは、とても好ましい印象をもたらしてくれます。 ◎黒龍 純米大吟醸 しずく ¥3200(¥1600) 福井県産です。日本酒の中でも、十四代などと並んで、とても人気のある蔵です。この"しずく" を飲んで感じるのは、やはり、黒龍は「水がいいんだな」ということです。透明感があって、ひたす ら自然で、口の中に「するする」と入っていくのです。自然派の白ワインに近いと言えば、わかって下さるでしょうか。満寿泉などの蔵と違って、メリハリが鋭いわけではないのですが、日本人の好みに合った、「滑らかな丸さ」というのを持ち合わせた、非常に良い日本酒だと思います。◎田酒 純米大吟醸 "斗壜取り"(2009 BY) ¥3200(¥1600)青森県産です。田酒は、非常に控えめで、滑らかな味わいなので、今まで「物足りないな~」と感じることが、多かったように思います(でも、お燗したら、おでんに合いそう)。しかし、この"斗壜取り"を飲んでみて、認識が変わりました。しっとりした触感の中から、ふくらみのある甘さが出てきて、本当に素晴らしい味わいだったのです。それ以来、ずっと「欲しい!、欲しい!」と思っていて、今回ようやく手に入れることが出来ました!。「田酒」の最高峰のお酒、これこそ彼らの真髄では ないでしょうか。優しさだけではなく、奥に秘められた強さを感じます。ブラボー!。◎葱誉 生もと仕込み 純米大吟醸 原酒(2008 BY) ¥3600(¥1800) 栃木県産です。生もとの旨みを、最大限まで発揮している、日本酒としては異例と言える ほど、奥行きと深みがあり、とても複雑です。どこかカカオのような香ばしさと、カラメルの ような甘さが混じり合って、日本酒という器の中でも、ここまで深いものは、なかなかない のではないでしょうか。グラスに注いで、置いておくと、味わいがグングン変わって、多彩 な色合いを思う存分楽しめます。どちらかと言うと、のんべえ向きの、クセの強い味わい。◎澤屋まつもと 純米大吟醸 雫酒 無ろ過(2009 BY) ¥3600(¥1800)京都県産です。これほど米の旨みが、自然に凝縮して、口に含んだ時に爆発するかのような存在は、なかなかないような気がします。あくまでも清らかなのに、そのヴォリューム感と、しっかりした飲みごたえのあるところは、本当に素晴らしいです。京都らしくなく、このお酒自体が、それで完結し得る、とても大きい構造を持っています。◎浦霞 大吟醸 別誂(2007 BY) ¥3800(¥1900) 宮城県産です。「浦霞」というと、居酒屋さんでも良くみかける大衆的なお酒のように思われて いますが、この別誂(べつあつらえ)は、特別です。自然で、丸みがあり、角がない、きっと誰もが 好むような特徴の味わいの中に、次元の高い、きめ細かい舌触りと、ふわっと浮いたような上品 さが、ここにあるのです。浦霞の良さを、最大限に発揮した滑らかさが、とても心地良いです。 ◎天狗舞 純吟(純米大吟醸) 生酒(2008 BY) ¥4400(¥2200) 石川県産です。これは、どことなく秋を感じさせるような、栗の風味が漂う、しっかりしたコク があります。天狗舞は、石川県産らしく、トロっとした重さの中にも、京都をほうふつとさせる 優雅な輝きが、この日本酒の中にも息づいているように思います。これは、ワインでは成し 得ない日本酒ならではの世界ではないでしょうか。 (シイタケなどの料理と、香りが融合し、すばらしい厚みのある味わいをもたらします)ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.20
では、火曜日の赤ワインのリストを記します。◎ボンヌ マール 2004年 (ジョルジュ ルーミエ家) 40ミリ・・・¥3900 仏・ブルゴーニュ地方です。シャンボール・ミュジニー村は、日本人の中で最も 人気のあるワインではないでしょうか。ふわふわと、舞い上がるような優しい 果実味で、本当に素直に、葡萄の味を感じるのです。その中で、ボンヌ・マール は、最も豊かで、そして、駆け抜けるようなルーミエさんらしい、綺麗な余韻が あって、ブルゴーニュに求める上品さが、ここにあるのです。2004年ものは、 アメリカメディアは散々こきおろしていますが、これほどブルゴーニュの美しさ 表現している、素晴らしいヴィンテージはなかなかないと思います。酸味が 綺麗で、ミネラルの透明感のある輝きが素晴らしいのです。 120ミリ(70ミリ)◎シャトー ブスカッセ ヴィーユ ヴィーヌ 2006(アラン ブリュモンさん) ¥1800(¥900) 仏・南西部地方の熱い地域のワインです。彼は、「シャトー・モンティス」を作っている 非常に有名な生産者です。ただ単純に作れば、泥臭くて、野暮ったくて、渋みが強く なる・・・、そんな恵まれない地域から、いかに素晴らしいワインができるか、これが まさに証明です。豊かで、凝縮した旨みが、口いっぱいに広がり、そして、穏やかさと 強さのバランスが、見事に取れているのです。この完成度の高さに、ただただ脱帽 です。◎コート デュ ローヌ "ラ ピアラード" 2005 (ラヤス家) ¥1800(¥900) 仏・ローヌ地方です。ローヌ地方のシャトーヌフ デュ パプ周辺で、伝説的な存在と 言えば、まず彼が思い浮かびます。樹齢がとても古く、きわめて「ジェネリック」な、 ワインなのに、開けて、1週間近くの間、グングン旨みが増してきます。それほど、 彼のワインにはポテンシャルがあり、いろんな要素を秘めています。グルナッシュと シラーがブレンドされているようですが、熟成が若い段階でも、どこか柔らかさがある ので、十二分に美味しさを楽しめます。 (少し熟成した生ハムと一緒に、アミノ酸成分と見事に相乗します)◎シャトーヌフ デュ パプ レ カイユ 2006(アンドレ ブリュネル家) ¥2000(¥1000) ~仏・ローヌ地方です。これほど美しくて、伸びやかな酸味をもったシャトーヌフ・デュ・パプ は、他にあるでしょうか。この地域のワインは、もともとは、荒々しくて、強引で、野生的す ぎる傾向がありました。しかし、最近の生産者は、ブルゴーニュの作り手が持つ美しい酸味 を自分のものに取り入れようとしています。その結果、熟成の初期でも比較的美味しく、 さらに、極めて長期間、「美味しいまま」熟成する能力を身に着けたのです。 (2005年ものの在庫が、わずか一カ月で輸入業者さんからなくなってしまい、すでに次の 年になってしまいました・・・涙)実際に味見すると、ローヌというよりは、ブルゴーニュ的な 上品な酸味の良さが光っています。あと1カ月もすれば、徐々に甘さが増してきて、もっと もっと美味しくなっていくでしょう。 (クジラのカルパッチョと、絶妙に合います。スパイシーな赤ワインと、生姜醤油の鮮やかな 辛さが相乗し、肉の旨みが柔らかく出てきて、最高の調和が生まれます)◎メルロー ナパ ヴァレー 2006(シェーファー社) ¥3800(¥1900) カリフォルニア・ナパ地区です。滑らかで、深く迫ってくる果実味。その丸さと、甘いコクは、多くのカリフォルニアワインのファンの期待を、決して裏切らないと思います。カリフォルニア ワインの試飲会などで、多種類飲んだ後で、改めて味見すると、ナパの地方の個性である 汁気あふれる豊かさを、しっかり感じ、「やっぱりシェーファーはいいね」ということになるの です。トロっと滑らかで、コクのある果実味は、ナパの専売特許ではないでしょうか。◎ニュイ サン ジョルジュ レ ペリエール 2007年 (ロベール シェヴィヨン) ¥3500(¥1800) 仏・ブルゴーニュ地方です。先日ワインの試飲会に行き、ものすごい数の中から、 「これを仕入れよう」と思った、たった一本のワインです。2007年ものは、前評判と は裏腹に、意外にいいかもしれません。ミネラル感が綺麗で、2004年を彷彿とさせ るものがあります。そして、ふんわりした優しい触感は、今飲んでも、十二分に美味し いのです。ブルゴーニュ好きだけではなく、果実味の素直な良さがはっきり出ているた め、ワインを苦手を考えている方へも、ぜひ飲んでほしい一品です。 (開けて、何日も連続して味見しました)初日は、とても飲みやすく、これは熟成しない のではないかと思っていました。しかし、2日目、3日目と経っても、ピシっとした果実味 の内部の構造の強さを保って、まったく乱れることがないのです。ですから、意外に、 きちんと熟成するかもしれません。初日の素直な果実味の滑らかさは、熟成初期による ものが多いようで、これから数年かけて、どんどんしっかりしたミネラル感が全面に出て くると思います。 (焼き鳥の盛り合わせと一緒に、ピシっ!とした綺麗な酸味が、鶏に振ってあるゲラン の塩と、柚子胡椒に良く合い、肥内鶏の身の締まった肉質の旨みに、ガッシリと合いま す)◎コルナス 1997(オーギュスト クラープ家) ¥4200(¥2100) 仏・ローヌ地方です。ラヤス、アンリ・ボノーなどと良く比較される、伝説の生産者です。 彼は、エルミタージュと同じシラー100%のワインを、「ここまでやるか!」と唸るほど 完成度の高い味わいに仕上げます。伸びやかで、湧き上がるような葡萄のパワーと、 まるで、ベリー系の果実を自然に詰め込んだような、はちきれんばかりの豊かさ。その中に、ほんのり肉を燻したような、香ばしいブーケが漂います。これを飲むと、この生産者が、ローヌ地方で屈指の存在だということが、良く分かります。(熟成した、ハモンイベリコのアミノ酸と、強烈に合います) ◎ポマール レ シャルモ 1964年 (レオン ヴィオラン社) ¥6800(¥3400) 仏・ブルゴーニュ地方のネゴシアンです。1960年代の、特にこういう類の古酒は、 開けてすぐに真価を味わえる場合と、何日か経って、グングン旨みが増してくるタイプ があります。この1964年ものは、まさに後者で、鉄分を含むミネラルの旨みが、 どんどん複雑になってくるのです。開けてすぐに判断すべきワインではありません。まさにポマールらしい、ふくよかさと、長期熟成するべきポテンシャルの高さが、こうい う素晴らしいワインを生み出すのでしょう。これからも、どんどんこういうワインを、グラス で出していきたいと思います。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.20
では、火曜日の甘口のグラスワインのリストです。(今日は、5ページ目の更新です)今週末から、一気に、ドドドッ!と増えましたので、ぜひ・・・。★ほのかな甘口ワイン◎グラーヒャー ヒンメルライヒ シュペトレーゼ 2004年 (ヨハン ヨゼフ プリュムさん) 120ミリ¥2200(70ミリ¥1100) 独・モーゼル地方です。「天上のネクター」と言われ、冷やした洋梨や、桃をツルリと 飲み込んだような、自然な甘さがあります。ドイツワインというと、甘いだけというイメ ージがありますが、ただ甘いだけではなく、豊富な酸味があるので、とても上品な 甘さがあって、余韻に綺麗に消えていくのです。プリュムさんのワインは、多くのドイツ ワイン生産者が憧れるというだけあって、何か気高さと、トロっとした優しいバランスが 本当に素晴らしいと思います。◎コトー デュ ロワール オー ラネ 2007 (ドメーヌ ド ベリヴィエール) 120ミリ\2500 (70ミリ)¥1300 仏・ロワール地方です。森と川に囲まれ、毎年貴腐が発生する特殊な畑のようです。 やっぱりロワールは、ドイツのリースリングと共に、偉大なワインが生まれる可能性がある地域 だと思いました。とても寒くて、酸味が「ギュッ!」と引き締まって、ミネラルの凝縮感が凄まじ いのです。このような厳しい地域で、葡萄をしっかり選定し、甘みを最大限に生かした作り方 をすると、甘さと、酸味の振り幅の最も大きい、極めてスケールの大きいワインが生まれるの です。これを飲んだ時に、モーゼルの最も寒い地域、ザール地方のシャルツホフベルガーを思 い浮かべました。おそらく、あまりにも凝縮度が高いので、何十年も綺麗に熟成することが できるでしょう。もちろん、今飲んでもその素晴らしさははっきり分かり、キラキラしたミネラル感 に、寄り添うように上品な甘さのバランスが最高です。★貴腐ワイン◎ゲヴルツトラミネール ヘレンヴェッグ ド テュルクハイム ヴァンダンジュ タルディヴ 1989 (ウンブレヒトさん) 60ミリ・・・¥3800(30ミリ¥1900) 仏・アルザス地方の「異端児」です。ここまで求心的な、アルザスらしい骨太の味わいと、 ぎりぎりまで葡萄を熟させた、豊かさを体現した人は、他にいないのではないでしょうか。 「強烈なパワーと、豊かさ」を両立させるのは、特にアルザス地域においては、至難の技 だからです。このワインは、ゲヴルツトラミネール種という「辛くて、苦い」葡萄を使っていま すが、葡萄の質が極めていいために、その純粋な、蜜のような甘さが、極めて上品に表現 されています。本当に素晴らしい逸品だと思います。◎ゲヴルツトラミネール グランクリュ "マンブルグ" セレクション グラン ノーブル 2002(ドメーヌ ヴァインバック) 60ミリ・・・¥4200(30ミリ¥2100) 仏・アルザス地方です。アルザスワインの個性は、やはり「キューン!」と、天まで貫く ような、鮮やかさだと思います。このヴァインバック社は、アルザスの数多い生産者の 中でも、最も純粋で、香気高く、鋭い味わいです。おそらく、ブルゴーニュの作り手に たとえるなら、「ルーミエ」さんに似ているかもしれません。この遅摘みの貴腐ワインは、 蜜とひとことで言うならば、いい足りない、気品のある甘さがあり、キューンとした上品 な甘さは、透きとおるような美しさがあります。マンブルグというコクのある土壌から、 これだけの気高さを表現できるとは、さすがです。(4月9日味見しました)まるで、ピエールエルメのお菓子のような、キュイーン!と、 貫くような、輝きのある純粋な甘さが最高です。やはり、アルザス出身の人が作る (エルメさんもそう)共通の美しさがあります。◎ヴーヴレー "ル モン" モワルー(甘口) 1957 (ユエ家) 60ミリ・・・¥3500(30ミリ¥1800) 仏・ロワール地方です。シュナン・ブランという品種がここまで綺麗に熟成するなんで、 あんまり知られていません。しかし、味わってみるとわかるのですが、まだまだ若々しく そして、石灰のような鮮やかなニュアンスが、熟成によって見事に溶け込んでいるのです。 5年ぶりぐらいにこの年のワインを飲むので、また飲んだら報告します。 (4月9日味見しました)しっかりした、パワーのあるコクと、新鮮さはやはりロワールらしい 骨太の感覚です。◎シャトー ディケム 1997年 50ミリ・・・¥6000(25ミリ¥3000)仏・ソーテルヌ地方です。いわば、おなじみ「世界最高の貴腐ワイン」の一つです。 1997年は、素晴らしい年なのです。まだまだ若いのですが、圧倒的な充実した 蜜のような甘さが、グイグイ迫ってきます。まさにディケムの迫力を味わうには、最適と言えるでしょう。ツルンとした触感の中に、多彩な複雑さが広がります。 (ピエール エルメのフルーツのパテを一緒に。杏とパッションフルーツの鮮やかさが 相乗します) ★アイスワイン◎キートリッヒャー グレーフェンベルグ アイスワイン 2004 (ロバート ヴァイル家) 60ミリ・・・¥6400(¥3200) 独・モーゼル地方です。やはり、ドイツのアイスワインは特別です。「シャー!」という 綺麗な酸が余韻まで駆け抜け、本当に清らかなのです。もちろん、遅摘みの葡萄です から甘みはあります。しかし、それ以上に、酸味が豊富なために、全くくどくないのです。 これほど上品な余韻を持つワインは、他の国ではおそらく探してもないのではないでしょ うか。一度、ドイツのアイスワインを飲むと、心が洗われるような感動を覚えます。★ポートワイン●グラハム トーニー ポート 40年 60ミリ・・・¥2800(¥2400) ポルトガル産です。偉大な蔵の中でも、このグラハムは、最も重厚で、ドスンとした腰の 据えた甘さがあります。そして、大きい樽で、何十年も熟成させたおかげで、豊かさの 背後の、類まれな複雑さ、柔らかな旨みを身に着けています。これこそ、トーニーポート の熟成感で、舌の全面に広がる複雑味は、言いようがないほど素晴らしいのです。●ダウ ヴィンテージ ポート 1975 60ミリ・・・¥2600(¥1300) ポルトガル産です。通常はきちっとした、折り目正しいタンニンがあって、極めてクラシック な味わいです。最近久しぶりに開けて飲んだのですが、やはり、イギリス人が好きなまさに がっしりしたアルコール度数の高さ、立体感のある、長い熟成に耐える複雑さのあるポート ワインそのものです。深く、貫くようなアルコールの強さ、口に含んだ時の圧倒的な満足感 は、やはりこれだを思わせます。●クローン社 コルヘイタ 1968年 60ミリ・・・¥5400(¥2700) ポルトガル産です。正直言いまして、この蔵のものは飲んだことがありません。ただし、 偉大な蔵(キンタ ド ノヴァル、グラハム、ワレ、テイラーズなど)のものよりも熟成が早く いわゆる「マディラ的な」複雑な様相を見せているようです。これは、まだ味見していない ので、味見したら、コメントを書きます。 (3月26日に味見しました。これは、やはり偉大な、イギリス系のがっしりした構造の 蔵のものとは違います。今飲んで、全てが柔らかく、溶け込むように滑らかで、これこ そ、日本人が求める「丸い」味わいなのです。これは、ヴィンテージポートよりも十分に 熟成が進んでいて、だからこそ、角がなく、溶け込んだ触感が、もうたまりません)★マディラワイン◎バルベイト社 ブアル 1914 ヴィンテージ 50ミリ・・・¥8800(25ミリ¥4400) ポルトガル・マディラ諸島のワインです(サッカーのクリスティアーノ・ロナウドの出身地)。 エレヴァージュで、マディラワインを好んで置くのは、理由があります。100年近く熟成 して、これほど複雑味を備えるワインは、他にはなかなかないからです。全てのレベルに おいて、味わいの強烈さ、深みが本当に桁外れなのです。まだ味見したら、報告します~。 (4月14日に味見しました~)状態が著しく良く、まだまだ若々しい、フレッシュな味わい です。もちろん、100年以上熟成しているわけですから、積み重なった旨みの厚みがある のですが、それよりも、まだまだツーン!と、エステル臭がして、これからどんどん旨みと複雑 さを増してくると思います。2,3か月かけて、ゆっくり売っていくと、凄まじく複雑になっていく のではないでしょうか。★おすすめモルトウイスキー◎ベン ネヴィス 1970(ムーンインポート "THE SEA") 1988年瓶詰、イタリア市場向け 30ミリ・・・¥5000(18ミリ¥2500) スコットランド産です。昔のベンネヴィスは、直火蒸留で、さらにシェリー樽にぶちこんだ、かすれた味わいの"典型的なベン・ネヴィス"が多かったのです。しかし、この樽は、ものすごく 汁気があるシェリー樽で、マッカランのような豊かで、奥行きのある味わいに仕上がっています。 もともと、ムーンインポートは、イタリアのカリスマ的な存在で、極上の樽だけを買い付け、瓶詰 しています。まさに、全盛期のムーンインポート社の力が、最大限に発揮しているその実力を。 ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。
2010.04.20
この西麻布にも、夜中過ぎからずっと、激しい雨が降り続いています・・・。そんな寒さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、今日もブログの更新はしません。とはいえ、ラフィット 1975年の状態が、とてつもなく素晴らしく、細密画のように、隅々まで鋭さと、気高さが、緻密に入り組んでいる・・・・。もうこれ以上ないほどの、状態の良さで、何が何でも飲ませたいほどです・・・。また、オーギュスト クラープさんの「コルナス 1997年」なども、開き、特別限定版のチョコレートも入荷して、どんどん面白くなっていっています。今日の夕方、時間があれば、ブログの更新をしますので、ぜひ楽しみにして下さい。 では、よい週末をお過ごし下さい。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.17
早朝から冷たい雨が降り続き、まだまだ冬の寒さが続いています・・・。そんな4月の半ばに、皆様いかがお過ごしでしょうか。ところで、今日はメルマガを書いているため、ブログの更新はしません。ちなみに、 水曜日に開けたラトゥール 1975年、素晴らしい状態で、まだまだボトルの半分ほど、残っています・・・(独り言)。いろいろ業務連絡があるのですが、(ゴールデンウィークは、4,5日を除いて、 休みなし営業とか、いろいろ・・・)まずは、メルマガが届くのを楽しみにして下さい。ワインバー エレヴァージュ 東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル 2F TEL(FAX)03-6419-3889 ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで(禁煙です)。日曜日と祝日は、休ませていただきます。
2010.04.16
真夜中から、しとしとと冷たい雨が降り始め、この西麻布は、冬が戻ったような朝を迎えています・・・。そんな不安定な季節、皆様いかがお過ごしでしょうか。では早速、今週以降の目玉のワインのお知らせです。4月13日(火)から●シャトー ピション ロンゲヴィル コンテス ド ラランド 1975 (火曜日に抜栓、味見しました)完璧な状態でした。ここまで1975年ものが 柔らかく、飲みやすいなんて、誰が想像したでしょう。柔らかい中にも、端正 なタンニンが気高さを保っていて、かつ、果実味の優しさと溶け合っている・・・。 もうボルドー苦手な方は、無理矢理これを飲め!、と命令してしまいそうです。 40ミリ・・・¥260014日(水)から、●シャトー ラトゥール 1975 40ミリ・・・¥4400仏・ボルドー地方、ポイヤック地区です。「ラトゥール」と言えば、「ハハー!」 と頭と垂れるほどの偉大な存在です。ラトゥールの最大の個性は、やはり、 強烈なのに、豊かさに満ち溢れている・・・、ということではないでしょうか。 他の1級シャトーと比べても、柔らかいコクがあるので、最も理解しやすい。 だから、ラトゥールが一番おいしいという人が多いと思います。1975年もの は、4年ぶりに飲みますが、前回よりもよりタンニンが溶けていて、ラトゥール らしい、旨みたっぷりの豊かさを、思う存分堪能できるのではないか、と想像 しています。(水曜日に抜栓しました)す、素晴らしいです・・・。最近、状態の良いワインばかりで、状態がいいと言うのも当たり前になってきました。ただし、1975年 に特有のタンニンの強さが、熟成によって、自然に果実味の滑らかさと見事に 溶け込んでいるのです。これは、まさにラトゥールらしい迫力。さすがです。16日(金)から、●シャトー ラフィット ロートシルト 1975 40ミリ・・・¥460019日(月)から、 ★ジョルジュ ルーミエ家●ボンヌ マール 2004年 40ミリ・・・¥390021日(水)から、★ロベール グロフィエ家●シャンボール ミュジニー レ ザムルーズ 1995 40ミリ・・・¥340023日(金)から、★ジョセフ ドルーアン社の自社畑●ミュジニー 1979 40ミリ・・・¥490029日(木)・祝日ですが、 シャンパンを一斉に6種類開ける「プティ・シャンパン会」をやります。詳細は、メルマガにて告知します。◎今月ワインをドドっと仕入れて、ワインリストを更新しています。 手始めに、ブルゴーニュの赤ワインだけ変わりました。 今日、明日と、他の地域のリストも更新しますので、 ぜひ楽しみにして下さい~。◎BGMで、USENのチャンネルから、 ロンドンの「CLASSIC FM」を生放送で聴いていたのですが、 USENの番組改編により、聴けなくなってしまいました・・・涙。しかし、いろんな人に聞いて、解決方法を探したところ、パソコンから、インターネットで、直接アンプにつないで、いろいろ聴くことができることがわかりました。それで、今後は、ロンドンの「CLASSIC FM」と、パリの「RADIO CLASSIC」を、併用して、 聴くことができます(バンザーイ!)。もちろん、生放送です。準備に、少しだけ時間がかかりますので、どうか少しだけ待って下さい。◎京都の「アトリエ ラ パージュ ブランシュ」から、 ガトー・フォマージュ、ガレット・ブルトンヌ、マロンのパウンドケーキ、 入荷しました!。 「ビシっ!」という、強烈な芳香と、口に含んだときの柔らかさの、 モザイクのような美しさは、まさに「フランス的」です。 これほど存在感のあるお菓子を作れる人は、東京の中でも、 なかなかいないのではないでしょうか。 (多くの方は、ぼやけた、日本人らしい「調和の取れた味わい」を、 無意識に表現してしまいます・・・) もし東京にお店を出されていたら、あっという間に人気になってしまって、 私では買えなくなってしまうでしょう。 ちなみに、ガトー・フォマージュは、木・金・土曜日限定です~。◎漫画「神の雫 23巻、そして、24巻」が、入荷しました!。 23巻を買いそびれているな~と思っていたら、 いつの間にか、24巻が出ていました・・・。 今回は、メドックマラソンのようで、 ボルドーをいろいろ走り回っているようです。 漫画喫茶代わりに、使って下さい~。◎エレヴァージュでは、 基本的に予約を承っていません。しかし、直前の予約だけは、承ります。(20分とか30分前)というのは、せっかくお店にいらっしゃったのに、満席で入れなかったら、非常に申し訳ないからです。ですから、「今から行きたいんだけど、空いているかな?」と思ってらっしゃる時は、遠慮なくお電話を下さい。◎「カプチーノ一杯だけでも、飲みに行きたいんですけど・・・」 という方でも、遠慮なくいらして下さい。 コーヒー豆は、エレヴァージュのためだけに作られています。 普通のコーヒー屋さんの原価の4~5倍ものクオリティに高い豆、 苦味の奥に、立体感のある構造と、奥行きの深さが桁外れです。 砂糖を入れてみて下さい。 隠されていたその奥行きが、一気に広がります。 砂糖を控えめに入れられる方も多いのですが、 「ガッツリ!」入れた方がいいです。 砂糖を足すことによって、 甘さだけ出てくるわけではありません。 むしろ、 隠されていたコーヒーの複雑さが、 一気に顔を出し、立体感が出てくるのです。 味わいのヴォリュームが、何倍も膨らむのを、 きっと体感されると思います。 騙されたと思って、ぜひ・・・。では、以下に5ページほど、 本日、木曜日の案内を送ります。ワインバー エレヴァージュ東京都港区西麻布4-2-13 八幡ビル2F TEL(FAX)03-6419-3889ノーチャージ 営業時間:19時~4時まで。(終日、禁煙です)日曜日と祝日は、休ませていただきます
2010.04.15
全81件 (81件中 1-50件目)


