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2006年10月28日
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カテゴリ: 桜工房(日記)
真面目な顔をして独り言。


「言葉」というものは何なのだろう?

自分の「意思」を伝えるためのものではないんだろうか?

無論、受け手は自分ではない他者である。「コーヒーに角砂糖を何個入れて」という具合に正確に伝わることばかりではない。むしろ正確に「意思」が伝わるほうがおかしい。変である。

それは理解できる。

しかしながら、ボク達には言葉以上に自分の意思を伝える術があるだろうか?
答えはノーだ。
テレパシーが使えれば別だけれど。

少なくともボクはテレパシーが使えるほど、器用な人間ではない。

それで得たものは、自分の中に留めておくべきものであり。例え、それが正解であったとしても、真実ではないのである。

故にボクは、思ったことを話す。
自分の考え、主張を少しは分かって欲しいから。
こうして、ここに書き記すのもボクの意思であり。
ここに書くことで批難されようとも、また誤解をされようとも、それは構わない。
読んだ人の好きにするといい。

そして、自分で出した言葉には自身で責任をとりたいと思う。

ただこれだけは言っておきたい。

これは独り言であり。(しかし、これを見る人間がいるのだから「独り言」とはいえないかもしれない。だけどそれを言われると、「日記」とあるのに様々な人間が閲覧できるこの環境は一体なんなのだろう? という当然の疑問が起きる。少し長くなった。)特定の一個人および団体に向けられたものではない。
誰かが傷つく必要はないし、傷ついても欲しくない。
ただこれを読み、次に進むために必要な何かを、学び取っていただければ、それでボクは満足である。十二分すぎるくらいに。



ところで真面目な話は嫌いですか? であれば、そろそろ読むのをやめたらどうでしょう? この独り言は長くなりそうな気がします。

どこまで話しただろう・・・言葉以上の意思の疎通を図るものがあるか? だったか?
では、そこから始めよう。

言葉以上に優れた自分の意思を伝える道具を、我々は持っていない。
が、そんな言葉であっても誤解はつき物である。


ボク達の年齢であれば、「キリン」を見たことがないものはいないだろう。動物園にいる首の長いあの動物である。だから「キリン」といえば、それだけでどんな生き物かが伝わる。
しかし、仮に「キリン」を知らないものがいたとしたら、あるいは「キリン」という言葉が通じなかったら、たったカタカナ三文字で伝わるものが。より詳しい説明をしなくてはならない。
「首が細長く、顔も細長い、肌は黄色、茶色のまだら模様、小さな角が生えていて、ウシ科の動物である・・・」などなど。

こんな無駄を省きたいと思ったら大体、三つの方法をボクは考える。
一つ目は、あらかじめ相手に「キリン」について予習させておく。
二つ目は、自分と相手の間にお互いの言葉を仲介させる第三者を立てる。
三つ目は、そういう相手には、初めからキリンの話をしないようにする。

ボクとしては、三つ目の選択肢をお勧めしたい。
なお「無駄を省きたい」と思うことが前提にあるので、「我慢をする」あえて選択肢から除外しました。

「美しい言葉遣い」とは何だろう?
唐突に思った。
綺麗事や美辞麗句を並べればいいのか?
それとも単純化し、見やすくするべきか?
あるいは飾ることなく、思いのままを告げることか?

これは時と場合によるだろう。
しかし、ボクは最後のものが好ましい。

綺麗事、美辞麗句をいくら並べてもダメだ。それはうわべだけという気が、ボクはする。
単純化すること自体は構わない、だが単純さ故の誤解を招きやすい。
そして最後のもの、少なくとも自分の意思を伝えることが出来る。
故に好ましく思える。

自分は実に不器用な人間だと思う。
他人に対してこびることは出来ず、というかそういう行為は嫌いであるし。単純化するほどの知恵を持ち合わせてはいない。

だから最後のものを好ましく思う訳なのだが。

自分の本当の意思としてはどうなのだろう、と、ふと考えてみる。
本当は自分の意思には反するものなのかもしれない。
もっと美しい言葉で飾って、それでかつ単純で分かりやすい「言葉」を口にし、書いた方がいいのかもしれない。

しかしながら、現状ではボクにはその術はない。だから今、この時だけは特に考えないことにしよう。いつか本当に自分の意思を、誰にも分かりやすく伝わる術を身につけることができたら。その時、改めて語ろう。

独り言はまだ続きそうだ。
ここまで読んでいただけたのなら、嬉しい限りです。

「ありがとう」

この感謝の言葉に対しても他意はありません。心からそう思っています。
言わば、これは老人の独り言のようなもの。話を聞いてもらえただけで、それでも充分に嬉しいのです。

ビンに詰めて海へ流した手紙のように、誰の手に届くかも、どんな風に思われようとも。
分からないけれど、何だか楽しいのです。

さて、独り言を続ける。

次に思うことは、「言葉には心がない」のかどうかである。

「心ない言葉」という言葉(回りくどいな)を度々耳にする。
が、この場合の「心」とは、「意思」ではなく。「思いやり」や「慰め」「優しさ」といったものが該当しそうだ。

今回、ボクが言いたいのは「意思」があるかないか、である。
なので誤解がないよう言い換えれば、「言葉には意思がない」とするべきだろう。

結論を言えば、「そんな事はない」である。

「意思を伝える」ことが「言葉」本来の役目であり。
「意思」を伝える方法としてボク達の遠い祖先が「言葉」を考え出し、今に伝えたのである。

それを今更否定するようなことはない――というと、少しセンチメンタルだが。でも、それが真実だと思う。

それを否定するというのであれば、「言葉」以外に優れた意思の疎通の方法を編み出してから、その上で言ってもらいたい。

「絵」「音楽」「詩」などのいわゆる芸術作品などでは不十分である。ボクは認めない。
だが、誤解はしないで欲しい。その価値を認めないというわけではない。むしろ作品も、それを作る人間も素晴らしいと思うし。ボクも絵を描いたり、物を作ることは好きである。

話がまたそれました。
あ、それたついでに言っておこう。

「心ない言葉」について、「心」=「思いやり」とすれば、確かに「心はない」ということになるが。「心ない言葉」の代表格である「悪口」などには、相手をけなし、傷つけるという明確な「意思」がある。

だから「心ない言葉」は、イコール「意思のない言葉」とはならない。

良くも悪くも、自分の「意思」を伝える方法は「言葉」以外には存在しない。
故に、ボクは今後も率直な自分の「意思」を「言葉」によって相手に伝えようと思う。

ただし、その「言葉」によって、他者の心を土足で踏みにじったり、傷つけたり、そんな無神経な人間に成り下がるつもりはない。
なりたくはない。

皆さんが普段の生活でそうしているように、必要のない「言葉」を口にして、敵を作るような真似はボクもしたくない。
しない。

しかし、ボクは今回明らかに無駄な、不必要な言葉を口にしている。

これは矛盾である。

矛盾だと思う方、どうぞご自由にそう思ってください。
実はボク自身も、今、書いたものを読み直しながらそう思っています。

おかしいですね。

しかし、元来人間とは矛盾――あるいは無駄や不必要なものを好む生き物だと思います。(これについては別の機会に、「独り言」をしましょう)

さて、長い独り言もそろそろ終わりにしよう。
ここまで読んでくださった方。
本当にありがとう。

ボク自身は、壁に向かってブツブツと呟くよりも、有意義な時間を過ごせたと思います。

みなさんはどうでしょう?

最後まで読んでやったぞ、という強者。
あるいは途中から話が分からなかった、という人。
意見等ありましたら、コメントに書き込みをお願いします。

ただし、誹謗中傷など悪意に満ちたものはお断りしますよ?
また、既にお話したようにこれは特定の個人等に向けたものではありませんので、あしからず。

ボク自身が思うままを、率直に書きました。

しかし、結果として傷つく人がいたとしたらいけませんので、事前に弁明をさせていただきます。

傷ついた方、ごめんなさい。
ボクはただ自分ひとりで抱えるには大きすぎるものを、肩から下ろして、少しだけ楽になりたかったんです。
ただそれだけ、それ以上でも以下でもありません。

では、おやすみなさい。
皆さんが、今夜は良い夢が見れますように・・・。


※いくつか不明瞭、不適切な部分があったので、書き直しいたしました。
既にお読みになられた方にお詫びいたします。 





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最終更新日  2006年10月29日 01時56分12秒
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Re:桜工房で独り言「言葉と意思」(10/28)  
torres8  さん
初めに言があった。

言は神と共にあった。

言は神であった。

ヨハネの福音書1章


『言葉』から、私の思い浮かべる最初の文章です。

あと、猿人(人間)が言葉を獲得して行く段階で、
浮気の言い訳をする必要から、ボキャブラリーが増えていったという、面白い話を聞いたことがあります。
(^^)


(2006年10月29日 06時23分57秒)

torres8さんへ  
明守 空  さん
torres8さん自身、非常にボキャブラリーが多い人だということが分かりました。

以前、教会に通っていたときがありますが。(ほんの子供の頃ですが)聖書の言葉は短いけれど、本当に重みがあって良いですよねぇ。

書き込みありがとうございました。
(2006年10月29日 08時42分33秒)

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