“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2013.12.12

≪毎月通いたくなる≫三芳（京都市東山区）＠「食の演出家」大久保一彦のブログ

カテゴリ：大久保一彦の二つ星と三つ星の間

　「食の演出家」の大久保一彦は“第108回京日料理展示会”へお勉強にきております。

　この店は『カハラ』で食事中に隣席したキヨハラなる女性の強いおすすめの店です。
そんな強いおすすめで、一緒に勉強していた『万両』のマスターとその場で予約、本日の勉強会とあいなり候。隣席していた豆乳屋の大将は、初産の妻が産気づき勉強会は欠席とあいなりました。
なお、深夜女児を無事出産したのは言うまでもありません。

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暦は大雪、明日は京料理展示会ということで京都では事始めです。
夕暮れの祇園は趣があります。

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【一皿目】　体をあたためからと、食感を残した白菜のスープからスタートです。

続いては近江牛のタンですね。

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塩昆布をのせて食べると、口の中でまとまります。
おいしいですね。勉強になります。口元がにやっとします。
喜ぶ新橋の大将の顔が浮かびます。

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日本酒は静岡の“ 初亀酒造 ”　 SUPERIOR大吟醸游月(ゆうづき) 　低温熟成酒
中汲み大吟醸を２１ヵ月氷温貯蔵
清酒鑑評会出品用酒として丁寧に丹精込めて小仕込みで醸した大吟醸の中から中取りを厳選し、更に氷温冷蔵庫にて２１か月間熟成させました。
水面を游ぐ月光の如く、なめらかに喉を潤わせる一滴が凝縮されているこの蔵の最高峰の一品です。とのこと。（地酒のかたやまより）
四合瓶で一本16,800円につき、半合で4,000円。まあ、そう考えれば安い。

しかし、この酒の凝縮感はすごい。少し口に含んだだけでぼわーんとくる。
いい勉強になりました。

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【三品目】近江牛雌牛のサーロイン

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【四品目】　今月の蒸し物
聖護院蕪蒸し　軽く焼いた自家製の餅の中に牛の角煮が潜んでいます。これがうまいね。

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静岡の“ 正雪 ”土瓶囲い　純米大吟醸
マスカットの香り、私の印象はメロンの香り。

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【五品目】　凌ぎ
九条ネギの稲庭うどん　上には“（脂）カス”、ホルモンですね。
これも勉強になりますね。
新橋で再現できるかな・・

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【六品目】　近江牛内もも、あんぽ柿、白和え　くるみのアクセント
あしらいはセリ

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【七品目】　今月の焼き物
テールの西京焼き　下仁田ネギに生の胡椒を添えます。

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【八品目】　近江牛サーロインのしゃぶしゃぶ

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【九品目】　ステーキ　信州牛のシャトーブリアン
サントリーの白州のソーダ割りのスモーキーさが合うと言うことで・・

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【お食事】

【デザート】　抹茶のアイスに白州かけて

お会計をしたふたりの印象は「安かった」です。
これはいい店教えてもらいました。

牛を一通り楽しめていいですね。
メニューも月替わりやし、上質な肉割烹ですね。
汁物が多いのでお腹いっぱいにもなり、変な満腹感もないのでよいですね。

２１時以降はねらい目だそうです。

三芳
京都府京都市東山区祇園町南側570-15
電話　075-561-2508

三芳割烹・小料理 / 祇園四条駅、河原町駅、三条京阪駅）

昼総合点 ★ ☆☆☆☆ 1.0