ほぼ社員で店舗経営するメソッドその13 まとめ | “飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

2023.08.29

ほぼ社員で店舗経営するメソッド　その13　まとめ

ほぼ社員で店舗経営するメソッド　その13　まとめ

前回からつづき
加：はい、現場の目線で何を教えるかというのは誰に何教えるかを決めないといけません。
そのためには、現場の知恵を使ってモデルを使わないといけません。
つまり、それらを集合させた教育プランが大事です。入社の体制を整えたら、その後どう教えていくのかという教育プランの作成が大事です。３ヶ月でここまで、半年でここまでと、目標を見える化していきます。
中途採用をやっていますので、中には採用時の給料額と本人の業務力が見合わない人もおります。その場合、その状況にアジャストさせてしまうのではなく、期待料込みというか、希望の給料で採用をするのですが、一年後にうちの基準はここなんで、ここまでやってくださいと納得して入社していただきます。その上で、その基準になります給料が下がりますということを伝えます。入社後は3ヶ月、半年、一年の教育プランを作成します。その上で、途中経過のチェックをしてあげることが大事です。やりきるか、やりきらないかですが、途中経過で「このままで厳しいぞ」と伝えます。中には、そこまで及ばない場合がありますが、「他ではそのお給料はもらえない」ということを納得していただくので、辞めないです。
大：とても親切ですね。
加：そうしないと辞めてしまいますから。
大：『夢―商通信』時代に、加藤さんを取材したときと同じような内容の“環境作り”の話をしているとは思いますが、もの凄く具体的になったと言うか“しんか”していますね。やはり、運営すると違いますね。
加：そうです。運営すると実体験を元に具体的になり、精度が高くなりました。

2017年6月会報四方よし通信より

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