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♪ 変革の場に居合わせてただ一つの為すべきことを為して夜は明く 猛烈な竜巻が与党を襲い、重鎮も代表もまた長老も吹き飛ばされた。無党派層が本気になった。柵からの解放意識も手伝って内部からも崩壊した。しがみついていた大樹も枯れるのを知り、新しい勢力に鞍替えする党員数多。クソったれの顔を見たくないと思うほど50年の独裁政権は、腐りきって悪臭を放っていた。どんな立派な思想や理念を持って始めても、それが長く続くと様々なしがらみや苔や垢や寄生虫や腐敗菌が入り込んでくる。適当なところで交代できるように二大政党的な仕組みを作らないと、どんな立派な政党が政権を取っても同じことになる。ともあれ、これで社会は大きく変化していくのは間違いないこと。目覚めた有権者・庶民は監視の目を強め、あなた任せにはしない風潮が隅々に根付くことになる。オンブズマンの存在感も増し、マスコミも調子に乗って不備を突っつき、不正にも国民は敏感に反応するようになるでしょう。資本主義そのものが限界を見せ、価値観が大きく転換していくグローバルな社会をどう先導していくのか。民社党は大きな荷物を背負うこととなった。
2009.08.31
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♪ 叫ぶたびに白々しさのつのりたる党首の顔も見おさめとなり 選挙戦もやっと終わり、いよいよ投票日となりました。あの”はらたいら”の漫画に登場する主人公にそっくりな党首の顔も、今日を限りに見なくて済むと思うと心が安らぎます。本当に珍しいタイプの首相でした。自己というものを見事に放棄してただただ周りの意見に振り回された揚句、ただただ笑って馬耳東風の体でいられるという特殊技能の持ち主。口をひん曲げて語る演説は、台本読みさえ覚束ない誤読連発の体たらく。発言はブレにブレ、孤独を背負っての一人行。明確に語ったのは重病経済の見通しについて「全治3年」と明言したことぐらい。そして、自暴自棄・ヤケクソ政策で赤字国を債発行して国民を借金地獄に貶めた。「全治3年」も根拠はなく、希望的観測にすぎない。来年が本当は一番大変な気がします。全治と言うには程遠く、熱は下がったとしても落ちてしまった体力を回復するには相当の時間を要します。リハビリだって必要です。今までと違う政権と、世の価値観の変化が起きている中で、以前のような高度成長を夢見るようなうわ言は、解熱とともに消えるべきものです。さて、今日は一日選挙三昧。明日を、未来を、明るく語る我ら市民の晴れ舞台。峠はいくつもあるでしょう。崖っぷちにも出会うでしょう。越えねばならぬ障壁も一つや二つではないでしょう。でも、でも、これで少しは希望が持てる。希望が持てない社会には生きてる意味なんて見出せない。希望があるから活力も生まれるし、経済も社会も発展するというものです。国民が協力しようと思える政治を、ただただ希望するばかりです。
2009.08.30
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♪ 無意識に使いて過ぎる親指の痛めて知りし数多の役目 利き手の親指というものがこんなに重要なものだとは、ケガをするまでは気付かなかった。何をするにも使っているようで、使えないことの不自由さを思い知らされた。親指の付き方が人類の進歩と大いに関係があるという。この指だけが独立して、他の四本の指と向き合うように使えることが重要らしい。物をつかむことが出来るとともに、巧妙に使い分けることであらゆる作業を可能にしている。力を使うにも向いいて、そのため太くて逞しくできている。朝起きてから寝るまでの間、如何に親指を頻繁に使っているか、一度意識してみると面白い。まず、ふとんが持てないので、毎朝の上げ下ろしに困る。服の脱ぎ着もけっこうむずかしく、シャツのボタンが嵌められない。歯ブラシも持てないし、シェーバーだって使えない。箸も持てなければ、スプーンだってまともに使えない。ひもは勿論結べないし、ファスナーの開け閉めさえ覚束ない。鉛筆も使えないし、本だってめくれない。財布からお札を出すのにも一苦労だし、小銭だってつかめない。瓶のふたも回せないし、車のキーも回せない。鼻もつまめないし、みかんの皮もむけない。ヒッチハイクもできないし、ノーグッドの合図もできない。OKのサインも出せないし、母印も押せない。指相撲もできないし、握手だって様にならない。走ったり跳んだりする以外のスポーツは出来ないし、TVのリモコンも押せない。ケイタイも使えないし、自動改札に切符も入れらない。勿論自動販売機にもコインが入れられないし、落ちてる100円玉も拾えない。大工道具に習字や絵画、料理に園芸、茶道に華道と、あらゆる道具が使えない。トイレでだって苦労する。ことほど左様に、親指様は甲斐甲斐しく働いておるのです。左手で間に合うものはいいけれど、右の利き腕でやるものも多いので大変だ。こんな場合のために左手も使える様にしておくといいのだろうけど・・・・。
2009.08.29
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♪ 巧妙に英語漢語を使い分け母音で踊るあいまい人種 人種以外はまさに多様性の国、日本。日本語ほど多様な表現をもった言葉も珍しい。日本人ほど言葉を操るのに長けた人種も少ない。マニュフェストとわざわざ言わなくてもいいものを、敢えて原語そのままを使う。それは、何となくオシャレで曖昧な感じを出すことで内容をモヤッとさせたいからでしょうか。マスコミが進んでそれを使うことに多少の違和感を感じたりします。横文字を使うとソフトでオシャレな感じがするのは何故なんでしょう。ライフと言えば楽しい感じがし、人生と言うと苦しい感じがする。アートというとポップな感じがし、芸術と言うと厳めしいイメージがある。これはやはり欧米に対する言葉・文化へのコンプレックスから、憧れ的美化意識が働いているのではないでしょうか。日本語ほど表現の幅の広い言葉はありませんが、その日本語の幅をより広げるために横文字を使う。それはある意味必然性があるのかもしれない。母音を多用するくせに中身を曖昧にするという必要性が日本文化にはあって、デリケートな心を何とか表現するための工夫なのかもしれない。そう、日本人は繊細なんです。デリケートと言うとひ弱な感じがしますが、繊細と言うときめ細かで優美な感じがしますね。日本語って、ホント面白いですね。
2009.08.28
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♪ ゆらゆらとゆれて心の夜光虫すくわばきえむ夜のメタファー 幻想的に青白く光る夜光虫は大量のプランクトン。なぜ光るのかは分かっていないらしい。試しにすくってみてもほとんど何も見えない。確かにあったはずの光が、確かめようとすると消えてしまう不思議さ、悲しさ。世界の万物はメタファーだと、村上春樹はいう。そう、すべてはメタファーで構成されているのだと気づかされる「海辺のカフカ」。メタファーは暗喩。メタファーの本質は、ある事柄を他の事柄を通して理解し、経験することである。「概念メタファー説(レイコフ/ジョンソン 渡部他訳 1986: 3)」日常の営みのあらゆるところにメタファーは浸透している。われわれが普段、ものを考えたり行動したりする際に基づいている概念体系の本質は、根本的にメタファーによって成り立っている。「人間の概念体系が本質的にメタファーである」という。一つの概念でものを語ればそれは即ちメタファーである。様々な分野であるモノの代わりに置き換えることで、分かりやすくする手段としても使われる。視覚的な置き換えをすることで機能的な説明の代わりをするのもメタファー。運命によって置き換えられた人間は、その存在そのものがメタファーなのだ、と彼、村上春樹は「海辺のカフカ」で言っているのだろう。一つの事件は当事者にとっての問題以外に、何か他の目的や意味合いをもって起こっている事であり、必然を含んだ偶然の産物であると。「人が運命を選ぶのではなく、運命が人を選ぶ」と言っていることからも分るように、運命に身を委ねてしか生きられないとも言っているようだ。夜は、見えない世界の中にすべてを内包して、メタファーという概念とともに存在している?
2009.08.27
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♪ 銀色に光り放ちて初サンマ魅せて緋色にサルスベリ花 くっきりとした青空に百日紅の花が今を盛りに咲き誇っています。好きな花の一つで、緋色・紅色のみならず白あり紫ありでちょっと独特の情緒を醸しています。三文小説風にいうと”有閑マダム”のような花とでも言うのか、何やら色気というものがこの花にはあるように思います。ワンピースを着、昼下がりにハーブ茶などを飲みながら、ちょっと妖しい物思いにふけっているというようなイメージ。 そして秋刀魚。あの鈍く銀色に輝いている姿をみると、思わず触手が動きます。刺身用は”はらわた”が美味い。鮮度がいいのは甘みさえ感じます。それで、かみさんが自分の分を取り除いて焼くのを諌め、食べるときにそのはらわたを貰って食べるぐらい好きです。尾頭付きで皿から大きくはみ出た秋刀魚はいかにも美しい。大ぶりのものは”サンマ”じゃなくて”ヨンマ”と言ったりする。 エッしない? \(^o^)/秋は、いろいろと楽しみが多いね!!
2009.08.26
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♪ 自自(ジージー)の声をしのぎて民民(ミンミン)の 鳴いて終われる夏を告げらむあと4日で選挙戦も終わりますね。夏も終盤になり、アブラゼミの声はミンミンゼミの声にかすんで頼りなく響いています。ロシア帝国主義の崩壊のように勝手に負ける自民王国。タナボタで政権を獲れる民社の声はこのミンミンゼミそのものですね。地方選挙と違って選挙カーが喧しいということもなく、エラいセンセイが出馬していないこの地方は嘘のように静かです。甲子園の熱闘を見ている市民からするとちょっともの足りない感じがしないでもない。地元の中京大中京が予想を超えた活躍で、みごと優勝しました。昨夜は歓喜の渦にさぞ湧き返ったことでしょう。さてさて、30日の夜。民社党は出来レースで勝利の美酒に酔っている暇はない。党の幹部は改めて身を引き締めることになるでしょう。無理して突っ張らなくても勝てるものを無料・無料のオンパレードで、一体どうやって国政を運営してい行けばいいのか、今後、頭を悩ませることになる。★日本の悪いところは、マスコミが国民に迎合して同じレベルで騒ぎ立てるということに、誰も文句を言わないところにある。マスコミが小泉劇場を演出したし、今回の選挙も多分にマスコミが煽っているところがある。報道の責任を報道の自由に置き換えて、都合のいいように情報操作しているのが民放の節操のないところ。マスコミからしか情報を得られない庶民としては、偏った報道だけを鵜呑みにしないように心していなと・・・。
2009.08.25
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♪ 一つだに雲なく朝のひかりみちこずえゆらして秋は来にけり さわやかな朝ですね。 こよみの通り、昨日の処暑を境にめっきり秋めいてきました。 夜は夢を見る間もないほど快適で、眠りの底にたゆたっているうちにもう朝が来たという感じです。 昨日の疲れは足の一部に痕跡をとどめるのみで、とても快適な朝を迎えられました。 空が高くなって靄がかかることもなくなるこれからの季節が、山登りには最も適したシ-ズンです。 山に入る人の数もめっきり減って、静かに山と対話しながら自然を堪能できるというもの。 高山植物の花は楽しめませんが、山全体を体の中に取り込むように山と一体となって気の交感しあうことができます。こんな軽装で登る人はあまりいませんが・・・ 大日ヶ岳では、まだヤマアジサイが咲いていました。 高速道路が休日1000円となって、気軽に行けるようになったのは有難いことです。本来ならば片道4000円はかかるところですから助かりますね。 片道を200キロ以内に抑えておけば疲れも残りません。 帰りは、早めに現地を出発することで渋滞に巻き込まれるのを避けることもできます。 また行きたくなりました・・・。
2009.08.24
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♪ 極めたり一つのピ-ク見渡せばまた頂の居並びており 大日ヶ岳を登ってきました。標高1708.9m。もともと、美濃、飛騨、越前の3国の国境の山だったのが、福井県に属していた石徹白村が昭和33年の昭和の大合併の際、当時の岐阜県郡上郡白鳥町(現郡上市)に越境合併したため、山体すべてが岐阜県に属するようになった由。山頂に降った雨は、長良川、庄川、九頭竜川の3方向に分かれて流れ出る分水嶺にあたっている。開山は、717年(養老元年)、泰澄上人が大日如来を山頂に祀ったと伝えられていて、彫像が鎮座しています。クマが出ることもあるらしい大した山ではないのですが久し振りの登山なので、結構大変な思いをして登って来ました。登り2時間半の予定を少しオーバーして、ようやく頂上へ。山頂からは、白山を間近に望むことが出来、御嶽山や乗鞍も遠望できます。御嶽山などこちらは白山下りの方が筋肉への負荷は大きいので大変だと覚悟していましたが、以外にも下りの方が楽でした。登る時間とかかった負荷が、しんどかった割にはそれほどでもなかったということでしょうか。 たまには筋肉を痛めつけておいてやることも大切で、眠っている細胞を起こしてやるにはいい刺激にはなったと思う。明日より明後日になって筋肉が悲鳴をあげ、階段が上がれなくなるかもしれない。まあ、それも良しとしましょうか。
2009.08.23
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♪ 欠かせざる道具となりてパソコンの無くて心の傾むきしまま リカバリーの途中で、PCのモニターが突然だんまりを決め込んだ。なんともならず、入院させる羽目となりました。2週間更新なしのダンマリで、皆さんには大変ご心配をお掛けしました。安否を気遣ってくれる人もありました。3年2か月に渡って一度も休まず続けてきた短歌ですから、ずっとお付き合いしていただいた方々は突然の中断に驚かれたことと思います。状況報告したくてもできないもどかしさをずっと感じていました。13日振りにやっと再開することができました。生存の報告をするとともに、今後も相変わらずのお付き合いのほどお願い致します。「無くして思う親の恩」じゃないですが、日常の道具となって生活に浸透しているものが無くなるというのはかなり不便なものですね。私はPCを趣味のように弄ってきましたので、それはそれは落ち着かない毎日でした。訳あって初めてのリカバリーをすることとなり、その途中での今回の事故。PCはそのまま入院してしまい、長い長い2週間でした。単純な作業とたかをくくって取り掛かったリカバリー。甘く見ていたための不手際で、大事なファイルをバックアップしそこなって消してしまうというおまけまで付いて・・・。リカバリーをしなくてはいけない状況というのがそもそも尋常じゃない。イライラしてクソッと思いながら作業をしていたのが良くなかったと、今になって反省しても後の祭り。まあ「なんでも経験」と思っているので、今回のこともいい勉強になったんだとやせ我慢してる今日この頃です。ところで、聞いてはいましたがNECのサポートは、誠に親切丁寧で大変気持ちのいいものでした。電話の対応も、修理にあたってもアフターケアは万全です。保証期間を3カ月ほど過ぎていましたが無償で修理してくれ、おまけにクリーニングまでしてもらいました。トヨタのアフターケアにも通ずる、売るだけではない、消費者の立場に立った対応は見事ですね。いろいろありましたが、収穫も沢山あった今回の故障はいい経験となりました。
2009.08.22
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♪ 四キロの四方に眺む人のあり闇に咲いては散りし火の花 隣の市で今年40回を迎える花火大会が有った。ケーブルTVで中継を見ていたが、飽き足らなくなり歩いて見に行く。沿道のあちこちに見物の人々が、空の開かれている場所にかたまって眺めている。考えてみると、花火を中心として四方八方から同じように眺めている人がいるわけで、その数は相当なものになる。会場まで足を運んだ人は勿論のこと、4キロほど先からでも見える範囲で眺めている人達が大勢いるんだ。今眺めている花火の向こう側に、同じように眺めている人がいっぱいいるという事実。岐阜城天守閣から見る長良川花火大会 akipapaさん撮影こんなアングルで観る花火も有るんですね~。花火は、日本人の熱しやすくて冷めやすい性格に持ってこいの娯楽。スルスルスルーと上がってパッパッパと開き、サーと散って勝負が早い。まだるっこいことなんか全く無い。ドンドドーンと上がって、パッパパパッと咲くスターマインなんかたまんないね~。忍耐強いのと、この短気で飽きっぽい部分を併せ持っているのが、日本人の特徴といえるかも知れないね。粘着的な性格かというと、存外にあっさりしていて忘れっぽいのも特徴だ。のど元過ぎればなんとやらで、熱~い思いをしても、次の瞬間にはもう忘れている。悪政で傷めつけられていることを、花火を見る事でスカっと忘れてしまわないように・・・・・。
2009.08.09
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♪ 星ひとつ従え月のあきらめく台風生(あ)れて秋は来にけり 昨日は立秋でした。福岡では正午までの最高気温が、朝倉市で36.2度、久留米市で36度、太宰府市で35.5度と、目もくらむような猛暑だったようです。このぎんぎらぎんの太陽の向こうには、もう秋がきています。夜、空を見上げるとうろこ雲のような雲の間に白い満月が輝いていました。その左のすぐ下に木星が白く輝いています。その思いのほか明るい空は、高くて秋の気配を漂わせています。今朝は今夏初めてかと思われる早朝からの快晴で、暑くなる予感がするものの、風は随分さわやかです。大気は不安定で、いつ突然の雨が降るか分からないという。そのことを物語るような雲が朝日を受けて立ち上がっていました。夏がやっと来たと思ったらもう秋の気配です。遅まきの夏がいつもの秋と喧嘩して、大気はずっと不安定のままです。大型の台風8号は、幸いにも本土接近はしませんでした。去年は一つも上陸しなかった台風ですが、今年はどうなんでしょうか。7月の異常気象は、「エルニーニョ現象や熱帯大気の気温が平年より高かったことが、亜熱帯ジェット気流の南偏と蛇行に影響し、太平洋高気圧の本州付近への張り出しを弱めた。 」のだそうです。エルニーニョの発生がないので今夏は涼しい、というようなことを以前書きましたが間違いでした。お詫びして訂正いたします。一気に暑くなって、体調を崩したり、水の事故が多発するようなことのないように、十分気をつけたいものです。
2009.08.08
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♪ 猫ノミに喰われて足の赤々と三歩歩いて痒さに泣きぬ 今年はネコノミがやたらに多い。外に出ては拾ってくるので、いくら梳き櫛で退治しても追い付かない。猫ノミに喰われるとそれはそれは痒いんです。いつまでもその痒さは続き、歩くたびにズボンに擦れて痒いこと痒いこと。この痒さを経験すれば、蚊に喰われたのなんか「へ」みたいなものに思える。そのぐらい痒い。もう手遅れだけど、犬猫クリニックで首に一滴落とすタイプのノミ退治薬を付けてもらって来た。ずいぶん昔にも猫ノミが大発生して大変な思いをしたことがある。いつも寝る場所で体から落ちた卵がたくさん孵り、それが家中に広がって至る所でノミが飛び回ることとなった。ガムテープで毎日10匹以上捕っていた記憶がある。その時の猫が年をとりあまり外にも行かなくなって、そんなことも無くなった。それでノミ騒動のことをすっかり忘れていた。最近になって、飼い始めたオス猫アンリが大きくなって、毎日ひがら外で過ごすようになったのが事の始まり。何処で何をしてるんだか知らないが、ノミを拾ってくる。雨が降っても出掛けたがり、どこぞの縁の下かなんぞに入り込んでるのかもしれない。この猫ノミの痒さは薬をつけてもダメのようだ。ムヒをつけて却って痒さが増してしまい、墓穴を掘る結果となった。嗚呼・・・・。両太ももに合計10か所は喰われているかな。フローリングで直に昼寝をしたのがまずかったようだ。短パンから出ていた部分を狙われたかっこうだ。それ以来、うっかりフローリングの上で横になったりできなくなった。
2009.08.07
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♪ 不景気が夢を現となせし世にプライベートの花火上がらむ世の中にプライベート花火というものがある、というのをごく最近知りました。自分の希望に合わせて花火を打ち上げてくれるというもの。例えば、彼女の誕生日に観覧車に誘って、カウントダウン10・9・8・・・0と同時に花火が打上げられるとか。例えば、結婚記念日にレストランと打ち合わせの上、「プレゼントをご用意させて頂いております、外をご覧下さい。」とやるとか。例えば、彼女を特別な所で食事をと誘い、二人だけの花火が打ち上がった直後に「プロポーズする」とか。先日TV番組「ミヤネ屋」でこれをやっていました。感動の結果はもちろん大成功。サプライズとしては最高の演出となることは間違いないでしょうね。日本人は、はかない命の「桜と花火」が大好きですから。そこに自分のドラマが加われば、もう、なんとも言えない感動をするのは間違いないでしょう。不景気となって花火大会の協賛金が集まらず、全国の花火師たちは減収減益で苦しい状況に置かれてるらしい。そこで考えられたのが、小さい規模でも注文に応じて花火を打ち上げますという新手の商売を始めた。これが受けた。様々なイベントに合わせ、予算に応じた規模で打ち上げてくれるので、注文が殺到?しているんだとか。私も花火が大好きでしたので、海上に船を浮かべてそこから花火を打ち上げさせる、というのをずっと夢に描いていました。それが、個人で手の届く予算でプライベートな花火を打ち上げられる時代になったんですね。花火会社によっては、イベント・記念日・誕生日・婚約・結婚式等365日打ち上げ可能だそうです。予算は、ある会社の場合17万円で50連発。22万円で70連発(2号玉55発、4号玉5発、3号玉10発)。31.5万円で75発というところらしい。打ち上げられる場所に制約があるので、その辺りは打ち合わせでの相談となる。サプライズとしては、その間ずっと内緒にしているというのがなんとも言えない気分でしょうね。
2009.08.06
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♪ しゃがみ込み蟻を見つめしサラリーマン 義を見てせざる世を嘆くかや 路端にしゃがんでじっと蟻を見つめている青年がいた。蟻の世界に何を見たのだろうか。整然として黙々と働いている蟻(遊んでるのもいるにはいるが)に、自分を投影しているのだろうか。「義を見てせざるは勇なきなり」なんて言葉を知っている人は、読者の中にはそう多くないと思います。義は儒教における五常(仁・義・礼。智・信)の一つです。「義を見てせざるは勇なきなり」(論語)は、人として当然行うべきことと知りながら、それを実行しないのは勇気がないからである、ということ。ろくでもない人が目立つ昨今の政界や企業人に、この言葉をもう一度思い出してもらいたいものです。自己保身ばかり考えている社会は、いずれは崩壊します。で、自民党は崩壊した。因みに、蟻という字は単なる表音文字だという説と、義が道徳・倫理にかなっていて礼儀正しいという意味合いからアリのイメージと重なって、この字が充てられたというような説があります。無心で働いている蟻を見ているとなんだか心が落ち着いてくる、というのも確かです。ゆっくり蟻を見るような、時間と余裕を持ちたいものですね。
2009.08.05
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♪ かたわらに山萩の花ほころびてセミ鳴く朝の清らなるかな チョー気持い!!今朝は5時前に、久しぶりの早朝ウォーク&ランに出た。この時期にしてはやけに爽やかで、穏やかな最高の朝でした。例年なら毎晩熱帯夜が続き、寝苦しいまま朝を迎えるという最悪の時期ですが、今年は全く様子が違います。まるで秋のように爽やかな朝です。そう、パークロードの山萩はもう花をつけているんですね。とは言っても山萩は、早いものでは6月ごろから咲くのもあるらしいので、今年が特別ということでもないらしい。この今朝の爽やかさが、秋の七草である萩に(好きな花ということもあって)思わず心を動かされたというところでしょうか。★芽が出るかどうか心配していた、我が家の「宮城野萩」は随分立派になりました。立派すぎて戸惑っているくらいです。サブで植えたものなのに、シンボルツリーを脅かす存在になりそうです。★暑さはこれからが本番です。毛穴をおっぴろげてしっかり汗をかくことが、夏バテ防止のためには不可欠です。汗をかき慣れると暑さも気にならなくなります。しっかり水分と塩分をとって、夏の暑さの中に飛び込んでいく心意気が大事ですね。汗をかくことを嫌がっていると夏バテしますよ~。
2009.08.04
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♪ 降りやみて静まりし夜のじんまりと あすは白南風(しらはえ)吹き渡るらむ 夜も降り続いていた雨もようやく止んで、久しぶりの静かな夜をしみじみと感じています。明日は梅雨明け頃に吹くという南の風が吹くのだろうか。昨夜は、梅雨が明けるのを心待ちにしているところへ、久しぶりの晴れの予報を聞いて心まで晴れるいい夜でした。朝を迎えて何とさわやかなこと。夏とは思えぬ涼しさです。やっぱり気象はおかしいままのようです。高気圧が日本海側にあるため、冷たく乾いた空気が日本列島に流れ込んできているようです。こんな爽やかな夏なら大賛成です。ずとこう有ってほしいと思いますが、しかし、これは異常気象なので決して喜ばしいことでもないんですね。久しぶりの晴れですから解放感一杯で楽しみたいところですが、今日は紫外線に要注意のようです。上空の雲が吹き払われて、この時とばかりに太陽がUVビームを照射してきています。今日のウルトラバイオレットの強さは相当なもののようです。忘れていた紫外線の存在。対策は怠りのないように・・・・・。
2009.08.03
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♪ バラードにマジな男の匂いたり虚飾を捨てたヤツの歌声 間もなく還暦を迎えるという男・矢沢のNHK特集番組を観た。オーディエンスの質問に対して、「真面目」が一番大切にしている事だという。それは自分に嘘をつかないという事を意味しているのだと思う。自分に嘘をついて生きていると、結局はそのウソが自分をがんじがらめにしてしまう。いくら着飾ってもメッキはすぐに剥げるもの。重要なのは「如何に自分らしく生きるか」という事に気づけば、虚飾は却って邪魔になる。★(洋楽ロックをお手本に「パクリ」を繰り返している同業者に対して)「ロックに詳しい層から見ればダサいモノであっても、本当に自分の内面から生み出した音楽をやる。そうでなければ、恥ずかしくて人前に出られない」★人生はかったるいしめんどくさい。だがこれから逃げるのはもっと悲惨。★コンサートは、音を聴くだけのとこじゃない。何か気持ちをもって歌ってる男に、会いに行くものなんだ。★俺はいいけど、YAZAWAは許さないと思う。★最近勝ち組とか負け組みとか流行っているけど、スタート切っているかどうかが僕は大事だと思うけどね。こんな語録も、彼のその真面目さを窺わせている。様々な華々しい経験と実績を残し、今なを現役を続けているスーパースターは、自分に向き合い決して自分から逃げない。そのことでしか生きられないし、そうでなければ生きている意味もないと・・・・。彼のバラードには、そういう男の生きざまと、深さと、甘さが漂っている。「いつの日か」秋元康・作詞 1994年リリースのこの歌は、いいね。歌詞★ロックにゴールはない。声が出なくなるまでやり続ける。だって、ストーンズが前走ってるもん。転がって転がって、死ぬまで転がっていく「岩」。まさしくロックだ。
2009.08.02
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♪ 割れ目より出でて羽化せむ民社党かぜ吹く空に羽ばたけるらむ 地中にうごめくだけの影の内閣に甘んじてきた民社党。政界に地殻変動が起きて、パックリと裂け目が出来た。地中からから這い出すセミのように、羽化・変態をする千載一遇のチャンスがやって来た。果たして、完全変態は成し遂げられて、降り続く雨の中に羽ばたいて行くことができるのだろうか。★雨が上がった夕方、近くの市役所に有る何本かの欅にセミの様子を見に行ってきました。今年は、長雨でまともに羽化が出来ないセミがたくさん見られます。地中から這い出して木に登る途中で力尽き、脱皮できないまま死んでしまっているのです。また、どういう訳か木の周りには夥しいセミの抜け殻が散乱しています。普通は木にとまった形で抜けがらが残っているのに、下に落ちてしまっているんです。時間的には(6時半)少し早かったので、這い出てきた幼虫は少なく2匹しか見つかりませんでした。捕まえてきて部屋で羽化させる事にしました。子供が小さい頃によくやったことです。6時40分、カーテンにとまらせました。直に一番上まで上ってしまい、また下へ移動させて、7時ごろにやっと場所が決まったのか動かなくなりました。 30分して背中が割れ始めた。 8時には上体が抜けて逆さになり、その10分後に全身が抜けた。 8時半には羽根がほぼ平らになり、10分後には本来のハの字となった。 その後1時間ほどして羽根に色が付いてきた。どうやらアブラゼミのようです。暗黒の地中生活を7年、地上へ出て命を賭した大変身。そして、灼熱の太陽のもとでの渾身の7日ほどの命。こんな両極端な生き方をするセミの最期は、桜の花にも似た”儚さ”があります。日本人の心情には、麻生内閣のようないつまでもグズグズした生き物を潔しとしません。そのイライラからやっと解放されて、次の新しい内閣の完全変態を見届けるときが近づいています。一か月後を楽しみに待つことにしましょう。やっと長い冬が終わり、桜が咲くのをじっと待つ心境で・・・・・・・
2009.08.01
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