あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年10月27日
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カテゴリ:
ジョディ・フォスター氏
“許せますか、彼女を…”

それは、 ジョディ・フォスター氏主演 『ブレイブ ワン』
映画は殆ど見ないといっていいほど興味がない自分だが、15秒のそのコマーシャルを見たとき、なぜか何か強く心を突き動かされるものを感じた

台風20号が接近しているせいか、午後から雨風が強くなり、荒れた天気模様になっていた
今日は、映画『ブレイブ ワン』公開初日の日なので、仕事が終わったら映画を見にいこうと思っていたのにどうしよう?
灰色の空を見上げて、そんなことを思っていた
しかし、折角この日を待っていたのに今日を逃すとズルズルと延ばして見逃してしまうような気がして、思ったが吉日で、映画鑑賞を決行することに
仕事を終えると、映画館に向かうために車のハンドルを握っていた

なんだか日中よりどんどん天候が酷くなっているような気がする
上野の街に着き、雨風吹き荒ぶなか、映画館へ

映画を映画館で見るなんて、何年ぶりだろうか?
すぐには思い出せないほど久しぶりの映画鑑賞
今日は公開初日ということもあって、さぞかし沢山の人が見に来ているのだろうと思っていたのだが、小じんまりとしている映画館のロビーは驚くほど閑散としていた
開演10分前だから、もう客席に座っているのかな?
と、客席に入っていくと、数人が座っている程度
?????
台風の荒れた天気のせいだろうか?
はてまた、作品に魅力を感じないのだろうか?
今日から公開というわりには、あまりにも寂しすぎる光景がそこには広がっていた

そんななか、映画の上映は始まった… 

ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティーを努めるエリカ・ベインは、婚約者との挙式を間近に控え、満ち足りた日々を送っていた
そんなある日の夕暮れ、愛犬を連れて散歩に出かけた2人は、3人組の暴漢に襲われてしまう
瀕死の重傷を負ったエリカが病院のベッドで意識を取り戻したのは、それから3週間後のこと
そこで、婚約者の母から、彼の死を告げられる…

退院してもなお、事件の恐怖に怯え、日常生活も儘ならないエリカは、自分の身をまもるために一挺の拳銃を手にする
偶然入ったコンビニで射殺事件を目撃してしまったエリカは、犯人に気づかれてしまい、銃口が自分に向けられたとき、彼女は自分の身をまもる為に無我夢中で発砲してしまう
その日から、彼女の人生は劇的に変わっていくのであった…
(映画パンフレット あらすじより)

やっぱり映画館で見ると、迫力が違う
大きなスクリーンで見る映像の迫力もさることながら、音が平面的でなくてまるでその場に居合わせているような臨場感はある
たまには映画館で観るのもいいもんだね
さて、今回はコマーシャルで映画の予告編を見て、なぜか惹かれるものを感じた
大抵の場合、なんでも期待していくと、肩透かしを喰らうことが多々あるのだが、『ブレイブ ワン』は自分の期待に反することなく、とても良かった
映画のラストでは、自然と涙がこみあげてきて、自分の頬を伝った
この涙は、感動とか悲しみとかそういうんじゃなくて、切なさに似た苦い味の涙
決してハッピーエンドではなく、先に見える未来も明るくはないんだけれど、その後の再生されるであろうこれからの人生をかきたてるラストになっていて、 深く余韻が残る作品 に仕上がっている

“誰でも境界線を越えられる…

映画のパンフレットに眼を通していると、そんな過激なコピーが飛び込んできた
確かにそうかもしれない
では、なぜ人はその境界線を越えないのか?
自分はそんなこと考えたこともない
それは平凡に日常を暮らしているからこそであって、もし今回の映画の主人公のように、最愛の人が殺され、自分も瀕死の重傷を負わされたとしたらどうするだろうか?
同じ選択をするだろうか?
映画では、主人公が事件の調査がなかなか進まないことで警察に不信感を抱き、それなら…と自分が悪を裁いていく
日本では、最近では警察官が一般人の女性にストーカー行為を繰り返し、女性を射殺して自分も自殺するといった報道がされ、事件の揉み消しや怠慢な捜査等の色々な不祥事で、警察への信頼が揺らいでいる
かくいう自分も、何度か警察にお世話になったことがあるが、その度に感じたのは庶民と同じ目線でモノを見ているのではなく、どこか上から目線であったということ
一概に、全てがそうではないのだろうが、なんとなく警察と庶民との間に隔たりを感じる自分としては、いざとなったとき、警察はいったい何をしてくれるのだろうか?なんて思ってしまう
やはり、自分の身は自分で守らなければならないのだろうか?
そんな世知辛いことを考えてしまった

今回の映画のキャッチコピー
“許せますか、彼女の選択”
映画を観終わっての正直な感想は、彼女の行動は常識からして言えば許されるものではない
しかしながら、ではその行為を止められるか?と訊ねられたら、自分は止めることはできないだろう
その時点で、自分は彼女の行為を認めたということになる
常識的には認めていないものの、自分自身は彼女の行為は認める
許せるのか、許せないのか
考えれば考えるほどわからなくなっていく

善と悪
何が善で、何が悪なのか
今回の作品で突きつけられたもの
思いテーマは胸に突き刺さり、深く考えさせられる作品である


映画
『ブレイブ ワン』
出演/ジョディ・フォスター/テレンス・ハワード/ナビーン・アンドリュース/ニッキー・カット/メアリー・スティーンバージェン ほか







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最終更新日  2009年09月19日 10時18分06秒
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