あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2007年11月25日
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あじさい寺として親しまれている、千葉県松戸市にある本土寺は、四季折々の草木を楽しむことができる寺で、秋は紅葉が季節を彩る


拝観料の500円を支払い、中へ
すぐ左手には、光に照らされて勇壮に浮かび上がる五重塔が目にとまった
まだ18時をまわったばかりだというのに、寺内は闇に覆われているせいか、まるで夜更けを思わせるような静けさで、不気味さをも感じさせた
そんななか、ところどころで、ライトアップされた紅葉が、薄明かりのように赤や黄色の色を湛えていた
それらはまるで、遠目から見ると雪洞や行燈といったようなやさしい灯のようにも見え、闇の中から導かれるようにして歩み寄った

本土寺の紅葉1本土寺の紅葉2

ライトアップされている紅葉はさほど多くはないので、圧巻という景色とまではいかないが、それがかえって、1本1本の紅葉の美しさを楽しむことができ、日本独特の侘び・寂びの世界を感じるとともに、そのなかに潜む 日本の美意識 なるものを感じるのであった

紫陽花が見頃をむかえた頃訪れた際、寺内にある徳川家康の側室・秋山夫人の墓がある場所の一帯は、モミジの樹が青々としていて、紅葉の時期に訪れたらさぞ美しい光景なんだろうなぁ…と思って今回楽しみにしていたのだが、夜間は立ち入ることができないとのことで、ちょっと残念
本堂周辺の紅葉を楽しむと、ちょっと足をのばして弁天池へと向かった

それにしても、今日は寒い
吐く息は白く、体の底から深々と冷える
空を見上げると、まん丸としたお月様が我が身を照らすようにして、顔を出していた
“自分が先日購入した月の土地はあそこらへんかな?”
なんて、月を見ながら、漆黒の寺内を散策していく

たった5日間のライトアップで、しかも今日は日曜日ということで、それなりの人出を想像していたのだが、寺内は結構まばらな人影しかみえない
しかも、カップルや家族連れなど、思ったより年齢層が若い
弁天池の周辺にはたくさんの人が集まり、思い思いにカメラのシャッターを切っていた
どうやら、本土寺の紅葉のライトアップの一番の見所のようだ

本土寺・弁天池の紅葉1
目の前に広がる紅葉は、静々とまるで 情念のように燃えている かのようだった
その紅葉が、弁天池の水面に映え、まるで万華鏡のように独特の世界観を展開している
張り詰めたかのようにおとなしい水面に映る紅葉は、ホンモノと見紛うほど鮮やかに映っており、時折ゆらめく水面にその景色が歪むと、映りこんでいるものなんだと気づかされる
今日は深々とした寒さだけに、その紅葉の美しさはよりいっそう際立っていた

本土寺・弁天池の紅葉2
と、デジカメにその景色を収めようとシャッターを切ろうとしたが、手が思うようにいうことをきかない
寒さのあまりに手が悴んでしまったのだ
手のひらに白い吐息をかけ、手を擦り合わせて血が通うように暖をとると、気が済むまでシャッターを押し続けた

秋は秋なりの美しさがある
華やかで雅ななかにも、どことなく侘しさ、寂しさをも感じさせる
その儚さにも似た美しさ
自分は、 秋の季節が好きだなぁ…
そう改めて感じる日であった


【本土寺 紅葉ライトアップ】
11月23~25日、12月1・2日の5日間
18時~20時まで
(入園は19時30分まで)
拝観料…500円







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最終更新日  2007年11月29日 09時18分22秒
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