あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年04月12日
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今日は友人の友人のお兄さんが出演するという舞台を観にいくことに

だって、友人の友人のお兄さんって、自分とは何の面識もないわけだし、それに小劇場の独特の雰囲気がどうも慣れないのだ
それゆえに、芝居小屋に向かうまですごく足取りが重かったのだが、約束したんだからと足を運んだ

開演10分前には着いたのだが、既に客席は埋め尽されていた
40人も入ればすし詰め状態の満席になってしまうような小さなスペースである
客席とステージが一体となったような狭い空間で繰り広げられるのは、二人芝居
これが意外と…と言ったら失礼かもしれないが、そこそこ観れた
笑いのセンスにいまいちついていけず、周囲からちょっと浮いた感じで傍観していたのだが、次第に、演者ふたりの熱のこもった演技もあってか、独特の世界観に惹きこまれていったのだった


お互い初対面ということもあってか、若干のぎこちなさは否めなかったものの、 「面白かったです」 だの、 「頑張ってください」 だのと、通り一遍等の言葉を掛けて失礼した

あとから知ったのだが、今日の芝居に出演していたお兄さんという方は自分と同い年なんだとか
1時間半弱もの間、出ずっぱりの演技を終えたばかりに会ったので、だいぶ気分が高揚していたようで、そのせいか、なんだか眩しいというか、ものすごく輝いて見えた
きっと日々が充実しているんだろうねぇ
それに比べたら、自分はどうさ
輝くどころかくすんでいるんじゃないの?
同い年だというのに、こうも違うもんかねぇ
いやいや、役者さんと凡人の自分を比べることからしてそもそも間違っているんだけどさ、あまりの雲泥の差に打ちのめされてしまった
なんだか、自分の夢を見続けて人生を突っ走っている彼に、羨望というか、嫉妬というか、その眩しさにちょっとした立ち眩みを覚えるのであった

ミュシャそういえば、知り合いから、
「そんな生活送っていて楽しい?」

えぇ、どうせ自分は 仕事一筋人間 ですワ
傍から見ると、そんなにつまらない人生を送っているように見える?
そりゃあ昔は、自分にも夢はあった
でも生きていくために断念しなければならない時ってある

そう、 自分は、夢より現実を選んだ
だからといって、ドロップアウトしたわけではない
途中の分岐点によって、走るレールの向かう先にあるものは変わったけれども、それでも走り続けている

役者をしているお兄さんとの別れ際、彼が手を差し伸べてきたので、握手を交わした
温かい手だった
その温かさは、もしかしたら彼の眩いほど漲るパワーなのかもしれない
自分の右手に、まだ若干残っているその温もりを逃さぬようギュッと拳を握りしめる
“自分も負けてはいられない”
色々な意味で刺激を貰った夜は静かに更けていった…







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最終更新日  2008年04月16日 09時12分54秒
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