あゝ平凡なる我が人生に幸あれ

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2008年05月06日
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目が覚めて、布団から起き上がろうとした時だった
「痛ッ!」
右足の甲の部分に痛み を覚えた
先週末に足を挫いてしまい、まだ多少の痛みはあったのだが、その痛みとは別のものだった
痛みに耐えながら一、二歩歩いたとき、その痛みの原因がわかった
“痛風だ!”
足を地につけるたびに感じる、 チクチク というか ジンジン とした痛みは、 持病として長年苦しめられている痛風 の痛みに違いない
痛風独特の痛みは、自分の身体に深く刻み込まれているのである


前回、痛風の症状が出たのは昨年の6月
そのときの痛みが今まで経験した痛風のなかで一番辛い症状だったので、専門に診ている病院に通院しはじめた
毎月1回の通院で、尿酸値を下げる錠剤を処方していただいているのだが、なかなか思うように数値が下がらず、先月からちょっときつめの錠剤に変更された
その矢先での痛風発作である
一体なんのために1年ちかくも病院に通っているんだよォ!
と思いもしたが、尿酸値が下がらない自分の身体が悪いのか
はぁ…それにしても足痛い……

痛みで、普通の人並みに歩くことはできないが、症状の出始めはまだ我慢できる辛さなので、右足をかばいながら歩く
仕事も忙しいこともあって、朝から終わりまで一日中フル回転で動きっぱなし
終わってみれば、右足は気持ちが悪いほどに赤く大きく腫れ上がっていて、それは熱を帯び、痛みは強さを増していた
すぐにでも家に帰ってゆっくりしたいところだったが、どうせ家に帰っても痛みに悶えるだけで、ゆっくりなんてできないだろう

そこで今の時期、青葉が実に青々しくて美しい季節なので、近くの公園を散歩しようと思った
足が痛いのに散歩?
どうせ痛風になったら、嫌でも1週間程は症状の呪縛から逃げることはできない のだ
仕事での悩み、足の痛み、病気を発症してしまった自分の不甲斐なさ…と、色々なマイナス要因が自分のなかで生じていたので、少しでも気分転換したかったのである
そのためなら、足の痛みなど多少我慢してでも散歩できる


敷地が広く、緑豊かな公園は、人があまり訪れないところなので、結構気にいっている
今日はゴールデンウィークの最終日ということもあってか、園内は家族連れや子供たちで賑わっていた
自分はというと、右足をかばいながら、ゆっくりゆっくり人影がすくない遊歩道に歩を進める
園内の木々たちは青々と萌えていた
一枚一枚違う表情を見せる葉たちが織り成す緑の世界が眼前に繰り広げられると、それを見ているだけで心が休まる
やっぱり公園に足を運んでヨカッタ…

青葉の影いつもは立ち止まることなく、まるで時間に押し流されているかのように生きているが、こうして足を痛めたことによって、一歩一歩、大地を確かめるように歩を進めていると、大げさな言い方かもしれないが、今という時間を生きているな、と実感させられる
自分が傷つくことによって、我を振り返る時間を貰えるだなんてなんだか皮肉だ

垣根に腰掛けて、なにをするでなく、ただただ青葉を見上げていると、気づけば夕陽もだいぶ傾き始めてきて、うっすらと闇が迫り始めていた
今日から痛風を発症したということは、明日、明後日と痛みは日に日に増していくのだろう
仕事も沢山抱えているし、うまく切り抜けていくことはできるだろうか
まぁ、出来る出来ないと考えたところで、やらなければならないんだけれど…
色々なものから逃れることのできない現実に、覇気と悲観とがない混ざった、なんともいえない心持でいるのだった







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最終更新日  2008年05月11日 21時49分41秒
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