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「生命の設計図と宇宙の設計図(2)」 2015年8月30日インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。2015年5月19日放映「目に見える救いと目に見えない救い」 「生命の設計図と宇宙の設計図(2)」 甲斐慎一郎 イザヤ40章26節 三、宇宙の設計図である「神の数式」 2013年9月22日にNHKのテレビで「神の数式」という番組が放映されました。それは「宇宙はなぜ生まれたのか」(最後の難問に挑む天才たち)という内容です。世界各国の天才物理学者たちがミクロの素粒子を完璧に表した「素粒子の数式」と広大な宇宙を支配する「重力の数式」(すなわち一般相対性理論)の二つを一つに束ねる「神の数式」を書き表すもので、まだ完全に計算することはできていませんが、この「神の数式」こそ「宇宙の設計図」または「神の設計図」であるというものです。 「数式」という言葉を用いるのは、この宇宙のすべては、数や量を表す数字で書き表せるからで、宇宙のすべては、1秒の狂いもなく、正確に動いているということです。これは、創造主である全知全能の神のみがなせるわざです。 今日、天文学者は宇宙には、少なくとも10の26乗(100×1億×1億×1億)個の星があると推定しています。聖書は、「海辺の砂」の数が「空の星」の数に匹敵する(創世記22章17節)と記しています。 聖書には次のような言葉が記されています。 ▽「あなたは天の法令(口語訳は法則)を知っているか」(ヨブ38章33節)。 ▽「主は星の数を数え、そのすべてに名をつける」(詩篇147篇4節)。 ▽「この方は、その万象(星)を数えて呼び出し、一つ一つ、その名をもって呼ばれる」(イザヤ40章26節)。 宇宙のすべてが1秒の狂いもなく、正確に動いているので、数式で表すことができる例として皆既日食を取り上げてみましょう。 皆既日食は、太陽と月と地球が一直線に並んで、地球から見ると、太陽の前に月がすっぽりとはいり、真っ黒い太陽に見えるというものですが、これが何年、何月、何日の何時、何分、何秒に起こるかを何十年も前に計算して出すことができ、その時になると、計算通りの日時に皆既日食が起こるのです。 天文学者の小尾信弥(おび・しんや)氏は、2009年7月22日に起こった皆既日食を満喫して、「太陽の直径は、月の直径の四百倍で、地球と太陽の距離は、地球と月の距離の四百倍なので、ちょうどうまい具合に同じ大きさに見える。自然界の偶然なのでしょうが、もしも神様みたいなものがいるとしたら、随分おつなことをしたもんですね」と朝日新聞の記事で述べています。 皆既日食が起こる日時を計算するには、地球の自転と公転の速度、そして月の自転と公転の速度を知ることが必要です。 地球の自転の速度は地球一周を赤道上で計ると約4万キロメートルなので、これを24時間で割ると、時速約1666キロメートルです。地球の公転の速度は、地球は楕円を描いて太陽を回っていますが、ほぼ円に近いとして、公転距離は、二πr×天文単位(1億4957万6960キロメートル)で、約9億3981万9740キロメートルです。これを365.2422日で割ると、秒速で約30キロメートルです。 月が一回自転するのにかかる時間は、約29日半です。月の公転の速度は、秒速で約1キロメートルです。しかし月の移動速度は一定ではありません。月が地球の外側にある時は、月の進む方向が地球の進む方向と一致しているため地球の公転速度に月の公転速度が加わり速くなります。逆に地球の内側にあるときには、月の進む方向と地球の進む方向が逆になるため、地球の公転速度から月の公転速度を引いた速度になり、月の速度は遅くなっています。 地球の自転と公転の速度、そして月の自転と公転の速度は、非常に複雑です。地球の軌道は真円(まんまる)ではなく、少し楕円であり――そのために皆既日食だけでなく、金環日食も起こります――月も移動速度は、一定ではありませんが、決してランダム(気まま、行き当たりばったり)ではなく、数式で書き表せるものです。それで皆既日食と金環日食の起こる日時を1秒の狂いもなく計算することができるのです。まさに宇宙は「神の数式」すなわち「宇宙の設計図」または「神の設計図」の通りに創造され、その創造された天体は正確に運行しているのです。 人間は、神の存在を科学的に証明することなど、とてもできません。なぜなら人間は、全知全能の神と比較するなら、余りにも無知で、無力だからです。だからこそ全知全能の神は、ご自身が存在していることをご自身で証明しています。生命の設計図と宇宙の設計図は、その一つです。全知全能の神以外に、だれがこのような設計図を書くことができるでしょうか。 21世紀に起こる皆既日食 ●21世紀の金環日食 甲斐慎一郎の著書→説教集 次回は2015年9月7日「罪の許しと罪の赦し」です。
2015.08.30
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「生命の設計図と宇宙の設計図(1)」 2015年8月24日インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。2015年5月12日放映「目に見える罪と目に見えない罪」 「生命の設計図と宇宙の設計図(1)」 甲斐慎一郎 イザヤ40章26節 旧新約聖書が書かれてから約1900年が経過し、その間、科学は著しく発達しましたが、科学が発達したことによって2000年も前に記された聖書の記事が科学的に正確な事実であることが次々に証明されています。そのうちの一つが「天地創造」の記事です。 一、生物進化論と宇宙進化論の誤り 天地創造に関しては「生物進化論」と「宇宙進化論」が唱えられてきました。 ダーウィンは「種の起原」を発売し、進化論を唱えましたが、それは今から約156年前の1859年です。ダーウィンの時代に観察できた外観上の生物の進化の仕組みは、形態学的なレベルでしか研究することができず、もっと根本的な細胞レベルでは、何が行われていたか全くわかりませんでした。当時の最も強力な顕微鏡でさえ、細胞は単純なものにしか見えなかったので、それは、まさにブラックボックスでした。進化論者は、生物は環境に合せて何百万年も時間をかけて少しずつ器官を獲得し(進化し)、それが子孫に遺伝すると主張してきました。しかしゲノム(遺伝情報全体)が発見されてから、それが誤りであることがわかりました。生物は、生命の設計図であるDNA(遺伝情報)によって形造られることがわかったからです。 宇宙に関しては、進化論者は、137億年前にビッグバンがあり、その直後から物凄い勢いで膨張して、銀河、恒星、星雲、惑星が生まれ、地球が46億年前に生まれ、その地球に原核生物(単細胞)、真核生物(単細胞)、多細胞生物、そして原生人類に進化したと主張し、このように宇宙と生物が進化した仕組みと方法は、ビッグバンの直後から宇宙が膨張したからであると説明しています。しかし宇宙が膨張したことは、宇宙と生物が進化したという証拠にも証明にもなりません。 二、生命の設計図である「DNA」 現在、生物は生命の設計図であるDNAによって形造られることは、中高生でも知っていることです。生物進化論の正しさを証明するには、外側の形を研究する形態学的なレベルではなく、分子レベル、すなわちDNAレベルで研究しなければ何も証明したことにはならないのです。 1989年に1億ドルの予算でアメリカの国立保健研究所を中心とした「ヒトゲノム計画」をスタートさせました。さらに一年間の準備期間を経て、1990年に本格的に国際的なプロジェクトとしての活動が始まりました。プロジェクトの中心となっているのはアメリカ、日本、フランス、イギリス、ドイツといった国々です。これらの国をはじめ世界各国が協力し、膨大な情報量を持つヒトゲノムの解析に励み、2003年に完了しました。全世界の人々のDNAを調べ、遺伝子の地図(ヒトゲノムマップ)を作りました。ベンター博士(セレラ・ジェノミクス社の社長)と国立保健研究所の科学者たちは、ヒトゲノムのすべての配列を完成させたと発表しました。彼らは、満場一致で「人種は、ただ一つしかない」と宣言しました。すなわち人類の始祖は、一組の夫婦(アダムとエバ)であることが、21世紀の「観察科学・実験科学」によって証明されたのです。 一家に1枚ヒトゲノムマップ第3刷について A3判対応版 甲斐慎一郎の著書→説教集次回は2015年8月31日「生命の設計図と宇宙の設計図(2)」
2015.08.23
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「天地創造は6日か幾億年か(3)」2015年8月17日 インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。2015年5月5日放映「目に見える神と目に見えない神」 「天地創造は6日か幾億年か(3)」 アンサーズ・イン・ジェネシス代表 ケン・ハム 創世記1章 5.「炭素14」法という放射性炭素による年代測定法 「炭素14」法は、半減期が5,730年なので、10万年を超すものは測ることができません。逆に言えば、炭素14が見つかるということは、何億年はおろか、10万年以下でなければおかしいのです。しかし現実には、進化論が「何億年」と言っている恐竜の骨や石炭鉱床内に炭素14が見つかっています。 ダイヤモンドの例--「カリウム=アルゴン」法という放射性元素の年代測定法によると、10~20億年前のものと出ました。「炭素14」法で調べてみると、5万8千年という結果が出ました。 そもそも何億年前のものであれば、炭素14法では測定できないので、測定できた時点でおかしいのです。なお、ダイヤモンドの結晶の構造上、炭素14が後から混入した可能性はありません。 五、「長い期間」を指し示していない数々の観察証拠 非常に多くの証拠が何億年という時間は不要であること、そして地球が何千年単位のものであることを示しています。 1.1,980年代のセントヘレンズ山の噴火 1,980年5月18日、アメリカ北西部のワシントン州にあるセントヘレンズ山が爆発しました。30フィート(約10メートル)の地層がわずか3時間という短時間で形成されました。また続いて起こった泥流によって岩石が削られ、あっという間に渓谷ができました。 2.グランドキャニオン 北アメリカ大陸全体に広がるような広大な地域に水平に堆積している地層を見る限り、これが地球規模の洪水で堆積したものでなければ考えられません。すなわちノアの大洪水を指し示しています。ノアの洪水時に短期間で形成された地層がまだ柔らかいうちに、せき止められていた洪水後の水や雨が泥流となり、あのような渓谷を削っていったと考えられます。短期間で形成された渓谷の底に、やがてコロラド川が流れるようになりました。コロラド川が地層を侵食して何億年もかけて渓谷を作ったのではありません。また、地層がまだ柔らかいうちに隆起したとしか考えられないような、歪められた曲線の地層が観察されています。 3.コンクリート、すなわち人工の岩石。 短期間で出来る岩石の例で、何億年もかかりません。 4.オーストラリアの海岸で発見された鉄線の輪の化石。 1,970年代からまだ数10年しか経っこいないのに石化しています。 5.魚が魚を食べている瞬間の化石 冒頭の写真は「子供を産んでいるイクシヤサウルスの化石」と「魚を飲み込んでいる魚の化石」です。このような短時間の姿をとらえた化石は、進化論者が言うように何万年もかけて化石になったのではないことを証明しています。ノアの大洪水による大量の土砂によって腐る間もないほど急激に、しかも高圧で埋没させられることによってできたのです。 6.木の化石化 冒頭の写真は、フランスのサン・エチネの近くで発見された「何層にもまたがったまま埋もれた木の化石」です。このような化石は、進化論者が言うように、木が異なった時代を何億年も生き続けのではないことを証明しています。ノアの大洪水による水のふるい分け作用によって水平に何重にも重なっている地層が形成され、そこに大量の土砂によって腐る間もないほど急激に、しかも高圧で埋没させられることによってできた木の化石が違った土質の地層にまたがって縦に埋もれたのであり、そうでなければ、決してこのような「何層にもまたがったまま埋もれた木の化石」にはならなかったでしょう。 7.氷床の形成 進化論では氷床は非常にゆっくりと形成されるといわれています。しかし、第二次世界大戦中のグリーンランドの氷床上に不時着した飛行機は、46年間で、約75メートルもの深さの氷に埋もれました。短期間でそれだけの厚さの氷が積もったのです。 結論--アダムの罪による死と苦しみ、そしてキリストの贖いによる永遠の生命を信じるキリスト者は、何億年という進化論の数字を受け入れるべきではありません。そのような妥協的な姿勢がイギリスの教会の没落を招いたのです。何億年という数字は、創造主である神のことばを否定する人たちが考え出したものであり、神学的にも科学的にも矛盾しているのです。甲斐慎一郎の著書→説教集 次回は2015年8月24日「生命の設計図と宇宙の設計図(1)」です。
2015.08.16
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「天地創造は6日か幾億年か(2)」 2015年8月10日インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。2015年4月3日放映「信仰に成長する秘訣(3)」 「天地創造は6日か幾億年か(2)」 アンサーズ・イン・ジェネシス代表 ケン・ハム 創世記1章 6.「主の御前では、一日は千年のようであり、千年は一日のようです」(第二ペテロ3章8節)というみことばをもとに創世記1章の「一日」は「千年」を指す、という人がいますが、この箇所は主が時間を超越された方であることを表している文章です。たとえ「一日]が「千年」だったとしても、「億年」にはなりません。また、都合のよいところだけ「一日」を「千年」に置き換えることはできません。ヨナは魚の腹の中に三千年もいたというのでしょうか。 7.「創造の初めから、神は人を男と女に造られたのです」(マルコ10章6節)。 「創造の初め」であるはずの人の創造より何億年も前に天地創造があったと考えるのはおかしいのです。 結論--教会のリーダーたちは、この世の科学者たちがが天地創造は何億年も前に起きた出来事であると言うのを聞いて、聖書の中に「何億年」を入れようとしましたが、創世記一章の「YOM(ヨーム)」は、文字通り通常の一日と取るのが聖書的な読み方です。 四、様々な科学的な年代測定法の問題点 それでも「幾億年には科学的な根拠があるのではないか」と考えておられる方のために、現代科学が用いている年代測定法が算出する数字が正しいとは言えない根拠を列挙します。 どの年代測定法も共通の問題を抱えています。砂時計の例--「いつ測り始めたかが分からない」「最初から最後まで目を離さずに観察していないと、条件が変わったことを見落としてしまい、正確には測れない」という問題点があります。 1.海水の塩分濃度と海の年齢 真水から現在の塩分濃度へと一定の速度で変化したとして算出すると六千二百万年以下という数字が出ますが、海の年齢は、進化論では三十億年だといっており、合いません。最初に真水であったと仮定すべき根拠はどこにもありませんし、塩分濃度の増加速度が常に一定であったとすべき根拠もないので、六千二百万年という数字も疑わしいと言わざるを得ません。神が創造の初めから海に塩分を入れていたかもしれないし、ノアの洪水の大激変の出来事では一気に塩分が増加したことが考えられます。つまり、実際に海の年齢は六千年であってもおかしくありません。 2.オーストラリアのクリナム鉱山の「三千万年前」と言われていた玄武岩層の中から「四千五百万年前」の玄武岩と「四万五千年前」の木の化石が見つかりました。 3.「ウラン=鉛」法と呼ばれる放射性元素による年代測定法。 前提条件が正しくなければ、この測定法の出す数字は全く信頼できないものとなります。 前提条件 (1)岩石中の鉛は、すべてウランから変化した(最初、岩石中に含まれる鉛はゼロでなければならない)。 (2)何億年もの間、岩石から外部にウランや鉛が全く流出しなかった(水に溶けたりして外に流出したりすることは全くなかったと考える)。 (3)ウランが鉛に変化する速度は常に一定であり、変化しない。 (4)ウランの半減期(約四十億年)は正確である(ウランが半分鉛に変化するのにかかる時間のことを半減期と呼ぶ)。 しかし、このような前提条件が全て正しいことは現実的にあり得ません。特に、最初に岩石中に含まれる鉛がゼロであることはほとんどあり得ません。よって、常にこの測定法で岩石を測ると、実際よりはるかに古い年代を指し示すことになります。 4.花崗岩のジルコン結晶とヘリウム 花崗岩のジルコン結晶を「ウラン=鉛」法で計った場合は、十五億年前の岩石という結果が出ました。次にヘリウムの量だけで計ると、数千年という結果が出ました。十五億年と比較すると、全く桁違いの数字です。「ウラン=鉛」法の信頼性が相当低いことが分かります。 甲斐慎一郎の著書→説教集 次は、2015年8月17日「天地創造は6日か幾億年か(3)」です。
2015.08.09
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「天地創造は6日か幾億年か(1)」 2015年8月3日 インターネットのテレビ局CGNTV(Christian Global Network Television)の番組「みことばに聞く」に当教会の牧師が出演しました。2015年3月19日放映「信仰に成長する秘訣(2)」 「天地創造は6日か幾億年か(1)」 アンサーズ・イン・ジェネシス代表 ケン・ハム 創世記1章 世界中の博物館や動物園で、「何億年前、何千万年前」という表示を目にします。聖書には神(創造主)が6日(+1日休みの一週間)で万物を創造されたと記されています。キリスト者が進化論と妥協して何億年を信じることは、聖書の権威を軽んじることです。 一、聖書から分かること--6日の創造、6,000年の歴史 創世記1章に記されている創造の6日間。6日目にアダムとエバが造られました。 系図(アダムとエバの子孫たちの年表--創世記5、11章)には、父祖たちの生まれた年と死んだ年が記されています。足していくなら、アダムの誕生(創世記1章)からどれくらいの年月が経過したかが分かります。するとアダムからアブラハムが約2,000年、アブラハムから現在までが約4,000年、つまり天地創造から現在までが約6,000年であることが分かります。これは、聖書に記されている情報をもとにアイルランドの司教、ジェームス・アッシャーが数えた年代です。 二、聖書に「何億年」を当てはめようとしたイギリスの教会のリーダーたち 聖書から分かる地球の年齢は約6,000年です。しかし教会のリ一ダ一たちは、この世の科学者が何億年も経過していると言うのを聞いて、聖書の中に「何億年」を入れようとしました。もし何億年という数字を聖書に押し込もうとするなら、それは、創世記1章のアダムが造られる前のどこかということになります。なぜなら、父祖たちの寿命が「何億年」だったとはさすがに言えません。そこで、創造の6日の前か、6日の間のどこかに何億年を入れることになります。こうして、6日の創造を文字通りにとらない様々な解釈が生まれることとなりました。しかし、もし聖書がはっきりと「6日」と言っているのに、それが文字通りの6日を意味しないなら、神は、聖書に正しく記すことができなかった、つまり聖書は誤りなき神の言葉ではない、と言っでいることになります。「6日」を「何億年」と解釈しようとすることは、神のみことばの権威を軽んじる行為なのです。 イギリスのこと--第二次世界大戦前には、教会出席率が人口の50%だった国が、今や7%に減少しています。教会は相次いで閉鎖され、ジムやカフェ、劇場や他宗教の会堂に改装されています。この世の科学者の言うことの方が聖書よりも正しいと思ったイギリスの教会のリーダーたちは、進化論の「何億年」という数字を受け入れた結果です。 三、YOM(ヨーム)の意味について 1.旧約聖書に2,301回出てきますが、なぜか創世記の1章だけ、その意味が疑われています。創世記1章の「日」は、ヘブル語では「YOM(ヨーム)」と言います。この単語は、「時間」を意味することもありますが、ほとんどの場合、「一日」(または「日中(昼)」)を意味します。言葉は、複数の意味を持ちますが、文脈がその意味を決定します。ヨームを「長い期間」と取りたくなるのは、進化論が言う「何億年」をそこに押し込みたいという目論見があるからです。 2.ヘブル語聖書辞典(Lexicon)による定義ではヨームは24時間の1日を第一義的な意味に挙げ、その意味で使われている聖書箇所として創世記1章5節を挙げています。 3.創世記1章以外の旧約聖書の箇所でヨームが数字との組み合わせや「夕」や「朝」という言葉との組み合わせで使われる場合、常に1日(24時間)を指しています。 4.創世記1章の「ヨーム」は、数字および「夕」や「朝」という言葉との組み合わせで使われているので、通常の1日(24時間)を指していると考えるのが自然です。 5.1週間が7日であることの意味 「主が6日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、7日目に休まれたからである」(出エジプト記20章11節)。もし1日が100万年であるなら「主が600万年で創造し、100万年休まれた」と解釈することになり、意味をなしません。 甲斐慎一郎の著書→説教集次回は、「天地創造は6日か幾億年か(2)」 2015年8月10日
2015.08.02
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