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大輪だけど、はかなげで、すぐに散ってしまう。
そう見えるってことは、私も寂しいのかな。
自分を、人や物に投影してしまうことがあるらしいのです。
今読んでいる本に、そう書いてあったのだけど。
人の嫌な面は、実は自分の嫌いな面だったりするそうです。
この間の日記で、強い人が苦手と書いたけど、
私も実は、強い態度をとりたいと思っているのかな。
考えちゃうと自分が分からなくっちゃいますね。
先日は、やはり別な本に
強い人には泣き寝入りしちゃ駄目と書いてあったのを読んで、
タイムリーに友達とそういう話になったので、
日記にも書いたのですが、
本に影響されやすいのかな。
どっちを信じていいか分からない。
強い人が苦手なのは、いつも負けてしまうからなのか、
実は自分も強いからなのか。
どちらにしても、少し強くなって、
自分が思ってることを、柔らかく言えるようになりたいな。
ここ数日パソコンの前に座ってなくて、
座っても更新がやっとなので、お返事できなくてごめんなさい。
書き込みは読んでるので、よろしくお願いしますね。
今日、鉄腕アトムのアニメを子どもと見ていたら、
この小説とちょっと似てるかな?なんて思いながら、
違うところもありました。
ロボットが人間を憎むのではなく、
人間がロボットを憎んでいるんだな、なんて思ってしまいました。
ロボットに存在を脅かされてる事に気付いてるんですね。
私達の未来がそうならないことを願っているけど、
そうなってしまいそうで怖いです。
共存できればいいんですけどね。
そういう願いを込めて、書いてます。
ついにべスは研究所で実験の途中、倒れてしまった。
打ち所が悪く、意識不明の重態だ。
植物人間になるかもしれないと言われた。
父ジョンは友人の医師に、まだ研究途中の新薬を、
べスを実験台にと頼み込み、使用してもらった。
母エミリーはべスが死んでしまうと必死に止めたが、ジョンの意志は固かった。
植物人間になって、死んだ方がましだとベスはいうだろうと。
『研究を続けられないなら、生きている意味はない』とまで思いつめていた娘のために。
ベスが死んだら、ジョンも死ぬつもりだった。
ベスの研究が完成しなければ、いずれ人間は滅亡するのだから。
エミリーもしぶしぶ承知した。
新薬を試してから、数日が経った。何の変化も見られないように思われた。
ジョンもエミリーも覚悟していた。だが奇跡が起こった。エミリーが目覚めたのだ。
ベスは大きく息をス込むとうっすらと目を開けた。
ベスの看護で疲れきっていたエミリーは、ベスにもたれて夢うつつだったが、動きにハッとした。
「ベス、気が付いた?ママよ。分かる?」
思わずベスの顔を覗き込んだ。
「ママ、ここはどこ?」
「ママが分かるのね。良かった。あなたは研究所で倒れてこの2ヶ月、
意識不明だったのよ。今、パパを呼んで来るから、待ってて。」
エミリーはあわてて部屋を飛び出していった。ベスはあたりをゆっくりと見渡すと、
花が生けてあった。真っ白なカスミソウだ。
『私の好きな花を覚えててくれたんだ。』
しみじみ見ていると、涙で霞んできた。