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をクリックすると作詞作曲した 「淋しいとき」
が聴けます。
別宅のMUSIC LANDも是非行ってみてください。
私が作曲した曲が聴けます。 ここをクリック
映画 「半落ち」
観てきました。
新聞社の招待券だけど、前から観たくて応募したのです。
「魂の無くなった命は命ではなくなるなんて、
そんな裁きを決めるのは、あなたでも私でもない!」
という、吉岡秀隆演ずる裁判官の叫びが悲痛でした。
裁判官自身も元裁判官だった父が
犯人の妻と同じ病気のアルツハイマー病で
夫婦で介護に苦しんでる。
犯人は介護を尽してないと言いながら、
自分も、妻の苦悩も知っていて葛藤している。
「裁きは終りぬ」
という映画でも
人間が人間を裁く限界がテーマで、
共通するものがあるそうです。
それも観てみたいな。
骨髄性白血病のドナー登録
の必要性も感じました。
命の絆を探してる。
人は自分のためにだけでは生きられないのかしら。
誰かに必要とされたいと思ってる。
自分のために生きてると言いながら、一人では生きられない。
愛され、愛したいのですよね。
アルツハイマー病で、自分が壊れていくその恐怖。
愛する息子が骨髄性白血病で死んだことさえ忘れてしまう。
息子の記憶があるうちに母親として死にたいという妻を殺す夫。
分かるだけに辛いものがありますね。
後を追うように自殺しかけるのだが・・・
これ以上はちょっと言えないけど。
白き服夢のようなる紅葉かな
何かを暗示しているような。
あれは回想ではなく、夢だったのかな。
幻想的で、彼の希望だったのでしょう。
女優の樹木希林が左目失明というニュースを見ていて、驚きました。
「半落ち」では、そんなこと感じさせないほど、淡々と、
また裁判では、想いがあふれる演技をしていたから。
原因不明の網膜はく離だそうです。
体力に自信がないから、手術は受けないのだとか。
失明したときは絶望したのに、悟ってるようです。
「今まで物事が見えすぎていたけど、
これからは別の面が見えるようになるかも。」
というコメントは考えさせられました。
膝かかえ我を抱くなり寒桜
探梅やかすかな匂ひ頼りなり
蝋梅や赤子の肌の懐かしさ