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プチ・トリアノン。ルイ15世が愛妾ポンパドゥール夫人のために造らせた離宮。
身分が低くて、ベルサイユ宮殿内に入れられなかったのだそう。
ルイ16世の即位後、マリー・アントワネットに贈呈され、
お気に入りの別邸となった。
エヴリーヌ・ルヴェによる評伝「王妃マリー・アントワネット」(遠藤ゆかり訳・創元社刊)によると、アントワネットはプチ・トリアノンのことを「この場所でだけ、私は私自身でいられるのです」と語っている。
プチ・トリアノンの1階ロビーにある3人の子供が宮廷で踊っている図で、踊っている少女はシェーンブルン宮殿でのアントワネットの絵で、「マリー・アントワネットをマリア・テレジア 秘密の往復書簡」(岩波書店刊)の中に、その絵をプチトリアノンに送るために母であるオーストリア女王マリア・テレジアが部屋の寸法を尋ねているときの様子が出てくる。
下の絵も同時に送られてきた絵。
プチトリアノンにある絵の胸をはだけたような露わな女性を子どもたちに見せたくなくて、子どもの頃に描いてもらった絵のレプリカを作って送ってもらい、差し替えたかったらしい。
でも、室内の絵の統一感から差し替えは許されず、この1階ロビーに置くことになったそう。
マリーアントワネットはプチトリアノンを自分好みに作り替えて行った。
階段でも、
丸の中に頭文字のMとAを組み合わせたロゴを入れた。
土地に傾斜があり、2階もほとんど外から見えるからと、
目隠しのために鏡を上下できる装置「移動鏡」を作らせた。
王妃の劇場などで、自ら進んで出演し、
ボーマルシュの「フィガロの結婚」の上演を成功させた。
演劇の小道具。
2階の部屋に入ってすぐの控えの間に「バラを持つマリー・アントワネット」の肖像画が飾られている。
ルイ16世の胸像。
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