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無駄な時間を過ごした。・・・・そう思うことも多かったこの人生。61年間生きてきて、今感じることは、全て、無駄はない。偶然ではない、全て必然である。サラリーマン時代から、経営者になって思うことは、無駄だとその場を思っていても、それが、それが、「これが、良かった。無駄ではなかった。・・・そう思うことが多くなった。無駄だ。無駄だ。・・・と思うと、無駄になる。そうではなく、「この無駄をどうしたら、有効的になるのか? 脳に、しみこませるか?」どうやら、ココにポイントがあるようだ。
2020.10.31
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床屋のばぁさんとの漫談です。笑いたい人は、最後までお付き合いくださいませ。10月24日の土曜日です。床屋に行きました。そうです、いつも、笑わせてくれる私の大好きな床屋のばぁさん(推定84才)です。少ない私の毛を切ってくれます。「毛も薄くなったなぁ~」とか、「中途半端にハゲでいるので、バランスが難しいよ。」とよく言われます。ドライヤーや、頭の毛に付ける油を使わないので、 70円だけ値引いてくれます。「はとみさんよ~、マスクとレッグウォマーを買いたいから、 床屋まで、持ってきてくれるか???」と言われて散髪を終えて、店に戻って床屋さんに、訪問しました。マスクも、レッグウォーマーも、気に入ってくれてすべてお買上げ。清算を終えたら、レッグウォーマーをはきたいので、手伝ってくれるか?値札を外して、準備しているといきなり、履いていたズボンを脱ぎ始めました。「ばぁさん、オレ男だぜ。 目の前で、脱ぐなよ」と言うと、ばぁさんが「はとみさん、今さら、何言うんだ。 親戚じゃないかよ。親戚でなくても、 30年以上髪の毛を切りにきているから、 もう親戚以上だよ。」と言いながら、私の肩に手をついてレッグウォーマーを身に着けました。「暖かいよ~」とニッコリ、笑ってくれました。床屋のばぁさんが、赤の他人の私の前で脱ぎ始める。また、ある主婦さん(70歳代)は、真夏時には、私の前で、試着室にはいらずいきなりTシャツを脱いで、ブラジャーのまま、試着を始めました。「まぁ~いいか、はとみさんは親戚だから身内のようなものだ。」と言われました。こちらが恥ずかしくて逃げたい気分でした。快輪(かいわ)なんですよ。この会話(かいわ)ではないのです。そんな中で、お蔭様で、お蔭様で、入店客数も、徐々に戻ってきています。ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます、お客様。ブラジャー
2020.10.30
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弊社は、問屋さんとも、お取引をさせて頂いております。アパレルメーカーも、このコロナ禍で、大きな大きな変革を求められています。弊社も、毎年、毎年20%位変革をしています。5年すると、だいぶイメージが変わります。少しづつ。少しづつ。3.11の震災ですべてのショッピングセンター内店舗から退店を決意。4年半かけて、全て撤退をしました。今、18時15分閉店のお店にしております。来年には、18時閉店が出来るように、考えています。営業時間の短縮で、営業活動をする。オープン時間は、現在10時15分です。問屋さんも、ネット仕入れに移行で、対応をお願いしたい。・・・という流れです。アパレルメーカーも、営業マンさんを減らす会社もあれば、より営業活動を強化sる会社に分かれます。細かな打ち合わせをするには、やはり、顔と顔を見合わせるようにしています。全てがすべてコロナ禍の影響という名で、現場フォローをおろそかにしがちな得意先も出てきました。「人間関係の構築」「相性」「お互い様の精神で。」これが、キィーワードですね。
2020.10.29
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アパレルメーカー 東京スタイル勤務時代は、もう 毎日が、残業、残業の連続でした。 土曜日、日曜日は、 デパートの婦人服売り場に立っていました。 そういう長時間労働のおかげで、 多くのスキルを身につけられたのも事実です。 給与をもらいながら、 商売のイロハを学びました。 無制限で働けるということは、 無制限で経験値、体験を上げられることにも 繋がるので、 そういう意味では、 今の自分の仕事のスキルがあるのも、 若い頃に経験した、厳しい労働環境の おかげだということは素直に認めます。 きつかった。 きつかった。 でも、若かったので、一晩寝れば、 疲れはとれました。 その反面、無駄も多かったと思います。 上司が帰ってくれないから、 独身寮に帰りづらくて無駄な仕事を して時間を潰したり、 時間が永遠にあるから、同僚とべらべらと長時間くだらない話をしたり、 振り返れば、忙しかった割には、 無駄な時間もたくさん過ごしていたんだと、 思います。 営業マン同志の人間関係は、 この無駄話しが、有効だったかもしれません。 当時、長時間労働をしていた同僚の営業マンが、 全員、高いスキルを身につけていたか と言えば、ウソになります。 60歳を過ぎて 周囲を見回して、ようやく分かってきたことも、沢山あります。 無駄と思えば、無駄。 無駄であっても、有効な時として 意識を高めていれば、有効な時期だった と思います〜。 いいですか? 今現在では 意識の高い若い世代の営業マンも たくさんいるかと思います。 短い時間で高いパフォーマンスが 出せる環境が整っているので、 その点で言えば、 無制限でダラダラと仕事をさせられていた 私の20歳代~30歳前半より、 段取り良く、有益な営業活動をしている人も数多くいるかと思います。 100%の力を出し切るためには、 身体を休めるだけではなく、 自己研鑽や、運動も必要です。 本をたくさん読んだり、 いろいろな人と会ったりして、 仕事とプライベートでメ リハリをつけることが、大切かと思います。 成功の反対は、失敗ではありません。 成功の反対は無関心、 行動を起こさないことです。 たくさんのことにチャレンジして、 びっくりするぐらいたくさん失敗して、 たくさん上司に怒られて、 反省して、気づくのです。 「君、なかなかやるじゃないか」と上司から褒められるような、 そんなサラリーマンになれるよう、 全力で目の前の仕事に打ち込むことが、 大切かと思います。 実はね~、社内から学ぶより、 取引先様から、教えて頂くことが、 沢山あるのです。 外の営業活動から、数々のことを学びました。 今も、学んでいます。 取引先様の担当者さまからも 学ぶ。 世代を超えて 学ぶ。 学びから マネる。 マネながら、アレンジする。 自分の人生の「お宝」は、 行動することです。 失敗が宝モノ。 やりながら、学ぶことですね。
2020.10.28
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小阪裕司先生のコラムから。弊社の事例が紹介されています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・このコラムでは、実際の商売現場での実例を通じ、あなた自身が考え、結果を出していくためのヒントが語られる。その実例は様々な業種業態のものだが、どれも大いに活用できる。なぜなら、どんな業種業態においても、「売上」とはお客さんの「買う」という行動によって出来上がる、人の買い物行動の結果だからだ。ではまず手始めに、ある雑貨と洋服の店での実例をご紹介しよう。こんな出来事があった。 売り物の猫の貯金箱を一つ落としてしまい、耳が欠けてしまった。 接着剤で修理したものの、一見して破損がわかり、普通なら廃棄か捨て値で処分するところだ。しかしこの店は違った。 定価のまま販売し、そこにこう書いたPOP(店頭販促物)を添えたのである。「私はネコです。3月3日のひな祭りの日に交通事故に遭いました。右の耳を少しケガしましたが、お陰さまで元気になりました。こんな私ですが、可愛がってくれる飼い主さんを探しています。」すると、これを見た50代の女性客が言った。「このケガをした猫の貯金箱をください。」店員が、傷物だが大丈夫かと確認すると、彼女はこう応えた。「はい。交通事故にあったという、この子が欲しいのです。」この店ではこんなことも起きた。 売り物の人形をまたまたうっかり床に落とし、足の部分が割れてしまった。 これも接着剤で修理し、添えたPOPにこう書いた。「私は人形です。オリンピックを目指して体操の練習をしていました。 台から落ちて手足を負傷。手術は成功。夢は実現しませんでしたが、第2の目標で頑張ります。こんな私ですが、お友達になってくれませんか?」すると今度は、ある女性客が店員を呼びとめた。「この人形を2体ください。」店員が、1体は傷物なので、1体しかないと言うと、「いいんです。ケガした人形も含めて、2体欲しいのです。」そして彼女は満足そうに、添えられたPOPごと買っていったという。このような工夫は実にワクワク系(このコラムでお伝えしていく商売の理論と実践手法を、われわれはそう呼んでいる)的だ。 念のため申し添えておくが、私がここで言いたいことは、傷物をうまく売るテクニックではなく、POPの巧みな書き方の話ではなく、商売の原理に通ずることだ。商売の成果は売上に表れるが、売上はお客さんの「買う」という行動の結果だ。そして行動は人の心から生み出される。 先の2例は、その原理の一面を物語る。商売とはかくも面白い、人の営みなのだ。それは近年世界的に注目されていることであり(一昨年、その研究のひとつがノーベル経済学賞を受賞した)、あなたにやってほしいことは、ではうちの現場ではどうだろう、うちのあの商品ではどうだろうと、思いを巡らすことだ。自分たちが売っているものの価値を大切にして、人の心と行動を軸に工夫を凝らす。これからこのコラムで語られる商売現場の物語は、人の心と行動の科学に基づく、あなた自身の結果を出すための物語なのである。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は、心を込めた商品や、おもてなしの心で、小売店を経営しております、効率性や、商品力だけで、会社を経営しようとは、思いません。
2020.10.25
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昭和の時代は、 人気の商品をいかに集めるか? 売れ筋を集めることに、頭を使っていました。 平成の時代も過ぎ、令和の時代になると 「商品をどこで、買うか?より、 商品をだれから、買うか?」の時代になったと思います。 お客様から 「あなたのファンよ。」と言われると、うれしいです。 野球も、サッカーも、歌手も、俳優さんも、 後援会や、応援団、サポーターを 作る仕組みに変わってきている。 男が、男に惚れる。 NHKの近田アナンサー (おはよう日本担当時代)に、5年前に お会いしました。 素晴らしいアナウンサーさんです。 また、同じNHK 寺澤アナウンサーさんのファンでもあります。(同じドラゴンズファン) 話しを戻します。 商品やサービスが良いことは、もう当たり前の時代ですね。 美味しいレストランも当たり前。 商品構成が、良い。 味が、良い。・・・・・もう、最低の条件ですね。 当たり前の印象は、記憶に残りません。 記憶が消えます。 スタッフ(担当者)さんが良いと印象に残ります。 感情は、心に残ります。 スタッフ(担当者)さんがめちゃくちゃ良いと めちゃくちゃ印象に残り、また行きたくなります。 また、会いたくなります。(愛たくなります。) 私が気に入って何度も行くお店があります。 飲食店でも、洋品店でも、何度も、何度も、行きますが やはり「人」です。 「人に魅かれて、その店に出向きます。」 商品やサービスは以前と同じでも 「人」が理由で行かなくなるお店あります。 相性です。相性です。 小阪先生の名言 「商品や業種業態、ビジネスモデルには寿命があるが、 顧客との人間関係は永遠」 お客様をファン化に。 失礼ながらも、お客様のことを 家族の一員として考える。 これが、ロコレディの憲法です。
2020.10.23
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ある日、ある人に言われました。 「はとみさん、これからの時代は、 調整役や、仲介役、 微調整役が出来る人の時代だよ。 その調整役に向いているのが、実は、はとみさんだ。 私も、70才代になって やっと傾会社経営のコツが、わかってきた。 がむしゃらに、働いて、働いて、 従業員の件で悩み、また資金繰りに悩んで 倒産するまじかまで、会社が傾いたことがある。 実は、調整役が、うまいのが、 ディレクターさんや、コーディネーターさんだよ。 仲人がうまいのが、 不動産屋さんや、町内会長さんなのだ。」と教えてくれました。バランス感覚を磨くには、経験して学ぶ。「 実は、この私は、サラリーマン時代から怒られる役が多かった。でも、それが、良かった。」・・・・・・とその70才代の社長様が熱く語ります。 耳の痛いことを言ってくれる団体職員さんや、外郭団体の職員さんや、銀行員さんが、この私には、います。 「はとみさん、あんたの性格が良いから、 この僕も、耳障りなことを言うんだよ。 はとみさんなら、気づいてくれる。はとみさんなら、出来る。 はとみさんに、良い情報を流したい。 そんな気持ちでいます。」と先輩経営者さんが、教えてくれます。 物事には、いろいろなご意見や、見方がある。それをどう考え、行動するのか?バランス感覚、バランス感覚が大切だと近頃、思うようになりました。そして、私は、大学2年生の時に、ある都議会議員の事務所で、アルバイトをしていました。秘書の方に、気に入られて卒業するまで、3年間お世話になりました。また、ある革新系市長選挙(旧社会党)の立候補者さんのお手伝いもしました。どうして、政治家の事務所のアルバイトをしたか???政治経済学部だったからです。貧乏学生でした。アルバイト時間が長く7時間、10時間、12時間と働かせて下さりました。父親との約束で4年間仕送りはありませんでしたので、生活費は自分で稼いでいました。父親がガンで亡くなって、なおさら学費も稼ぐをことを重要視していました。話しを戻します。卒論のテーマーは、「どうして、地方選挙では、無所属で立候補するのか?」の 調査の為です。それより、将来は、新聞記者になろうと思っていたので、人の心理学について、勉強をしようとも考えていました。所属している政党は、嫌いでも、「OOOさんが好きだから」という声をよく聞いていました。「革新系の政党支持であっても、市長選挙 市会議員選挙は、保守系であっても、人柄で、投票することを 学ばせて頂きました。 地方選挙では、政党より、人柄で選ぶ傾向が強いようです。」故田中角栄氏(元総理大臣)の人柄もよく聞かせれました。充実した3年間でした。人間関係を育む。私の結婚式にも都議会議員の先生、秘書の方、事務所の女性とその旦那さまにも、出席して頂きました。「いいか、としあき君 政治家というのは、微調整する。 微調整約が仕事の80%を占めるよ。 例え支持者でなくても、話しをよく聞く。 そして、その人が望んでいることが、公共的に考えて 妥当かどうか? それをみつけて、落ち着く場をみつけることだよ。」・・・・・・と教えて頂きました。まとめ「落ち着く場を見つける。」
2020.10.10
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2か月に1度、定期健診を行っています。おかげ様で、血圧も運動のお陰で、下がってきました。でも、病院に行くと、異常値が出ます。院長が聴診器で心臓の動くを観てくれます。何でも、検査、検査ではなく聴診器で、音で確認する。血圧120~130の間に、推移していますが、院長(ドクター)が血圧計で測ると、150、160になってしまいます。診察が終わって、機械で、私が図ると130~140に毎回、毎回このような数値になります。まとめ検査の数値に出ない隠れた数値。振動の音から見合分ける微妙な感覚。会社経営にも、数値に現れない微妙な微妙な音、感覚がありますね。
2020.10.09
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私は、昭和57年からアパレル業界にいます。この私も、考え方が偏ってくるので意識的に、業界が違う人とお付き合いをしております。老若男女問わず。お会いしております。アパレル業界に、レストランのノウハウが通用し無いか???試行錯誤しています。モードレストラン、モードキッチンの発想です。もう一度、描きますね。モードレストラン、モードキッチンの発想です。この発想なのです。でもね、色染めにニットの場合は、約90日かかるのです。ジャガード素材を作るのにも、3か月、4か月かかりのです。こういうことを業界以外の人は知らない。ユニコロさんや、無印さん、ワークマンさんを観てください。基本は、無地中心。機能性素材を重要視をしていますので、複雑な色は、展開しておりません。今、弊社と取引先との新規取引は、現段階では考えておりません。(一部、情報を頂いている方からの紹介は、別です。)6か月前に、4か月も前に商品発注をする。想定して、事前に発注をする。もう2021年の春商談は終わりました。遅くても、10月末には、終わります。夏の商談は、11月、12月になります。モードレストラン、モードキッチンとは、レストランに行けば、注文してから、食事が5分後、15分後に出てきます。マクドナルドさんも、注文してから、ハンバーガーが出てきます。アパレル業界にそうの仕組みが出来ないか?真剣に考えております。次に、アパレルメーカーは、よく春夏展示会(SS展示会)とか、秋冬展示会(AW展示会)という言い方をします。9月と11月に、もう来年の春夏の展示会を行います。3月と5月に、もう次のシーズンの秋冬の展示会を行います。それを私は、夏秋展示会(納期を4月~9月)冬春展示会(納期を10月~3月)にする展示会を提案しておりますが、アパレルメーカーは、この考えに乗ってきません。なぜでしょうか?明確な返答をくれません。10月20日以降にシークレットの弊社のビジネスモデル説明会を開催します。(満席御礼)現在取引があるアパレルメーカーさんと打ち合わせをしていきます。変態するには、それなりに時間もお金もかかります。体力も使います。色々な情報を集めて試行錯誤しながら、実践しております。#ロコレディ#モードレストラン#モードキッチン#アパレル業界#ヒットより、フィット#アパレルメーカーの弱点#アパレル変態
2020.10.07
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私が、水海道市(現在は、常総市)に初めて来たのは、昭和60年の秋ごろです。つくば万博の年です。ロコレディに転職したのが、昭和62年の10月です。街おこしには、「よそ者、若者、馬鹿者が必要。」とよく言われる。そんな言葉も知らなかった。平成の時代になると、この水海道は、寂しい街のイメージが徐々に強くなってきました。街おこしは、行政が行うもの。ボランティアは、時間とお金の余裕がある人がおこなうことだとそれまで思っていました。忘れもしません。長谷川典子市長時に市民討議会のメンバーに選ばれたのが、きっかけです。これだ。これだ。これからは、コラボする時代だ。ロコレディ ロカール型CSV手法経営の奔(はし)りです。)私は生まれも、育ちも、名古屋です。全く、全く、茨城県には、知人も友人もいませんでした。名古屋人(よそ者)です。ある人は、私のことをトリックスター(馬鹿者)でもある。プリッツメイラー(あほ、常識外人)とも、言います。水海道のユニークな街おこしを考えました。色々な話しを聴いて水海道の宝物探しをはじめました。たまたま、ロコレディ水海道本店の前の駐車場は、元は、映画館だった。昭和初期の時代は、芝居小屋だった。これをヒントにした。色々なアイデアが出ても、実行する人はいない。どうしたら良いか???????????高齢者の町内会長さんや、商店会長さん、市役所OB町内の高齢者さんと井戸端会議で、相談をする。「よし、キィーワードは、 古いのでなく、伝統歴史がある水海道ということを考えた。」ロコレディ水海道本店の前。かつて映画館「宝来館」があった。昭和の高度成長期、そこは地元住民にとって欠かせない憩いの場であった。昭和の終わり、映画市場の衰退とともに閉館に至った。(昭和57頃に閉館?)今でも多くのシニア世代(50歳代~80歳代)が当時を懐かしんでいる。試行錯誤しながら、元宝来館オーナーであった東郷氏や看板絵師の井桁氏と繰り返し、繰り返し打ち合わせをし、2014年その跡地にて郷愁溢れる野外映画会を実現させた。(2020年は、コロナ禍の影響で中止)以来毎年の恒例行事となった。星空の下、プロジェクターから小さなスクリーンに映し出された古い名画を地元住民がパイプ椅子に座って観覧して頂いている。これが、昭和の時代。若くて元気のよかった時代(来場者さまの声より)。「貧しかった、生活は、苦しかった。 でも、月に一度の愉しみが、宝来館で、映画を観ることだった。」「亡くなった父親の自転車の後ろに乗せられて、 ここまで、映画を観に来た。石原裕次郎の映画だった。 吉永小百合の映画だった。加山雄三の映画だった。」と言う。その場面が走馬灯のように頭の中に描かれる。どこかそれ自体が幻想的で時代を巻き戻されたような感覚に襲われる。活動弁士澤登翠(さわと みどり)さんを招いて「活動映画上映会」も行った。そぼ降る雨に少し凍えながらも、席を立つこともなく、感慨深く鑑賞する来場客。休憩時間の10分だけ、小雨が降った。無事に映画が終わると、毎回、毎回私を見つけては、涙を浮かべ、「ありがとう。」と堅い握手をしてくる人も数多く出てきました。私も、涙を流します。運営側のスタッフも涙です。大俳優山本 學(やまもと がく)さんもご来場された。「映画が終わりました。 みんなで、イスを片づけをしましょう」と山本學さんも イスを運びます。この手作りな催しは、もはや住民たちの間に深く浸透し、その心に灯を点しているように思えはじました。元気を逆に頂いております。
2020.10.06
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最近テレビ番組で「司会者」のことを「MC」と呼ぶことが増えています。私は、司会者というと、NHKの紅白歌合戦の司会を想い出します。宮田 輝さん、高杯圭三さん(古くて、すみません。)有働由美子さんは、司会というより、MCでしょうね。(私の個人的見解です。)ではなぜ、司会者と呼ばずにMCと呼ぶようになったのでしょうか。 厳密に言うと、司会者とMCとでは役割が違うことをプロの方から、教わりました。 司会者とは台本通りに番組を進行する人。あくまでも、あくまでも、台本を軸に進行する人。これに対してMCは、マスターオブセレモニー(master of ceremony)の略であるように、全体の支配者で、「仕切り」などの要素が意味合いとして強く、出演者たちの個性を尊重して、その能力を引き出しながら番組全体を指揮する人のことです。・・・・・と教わりました。なるほど、なるほど。優先順位をどこに、持っていくのか?????これによって、変わると教えてくれました。俳優さんで言うと、脚本通りに演技をするのか?アドリブをいれながら、微調整するのか???MCと呼ぶことが増えてきたということは、台本通りに進める司会者よりも、その場の空気を読み、ハプニングを受け止めながらも番組を進めるMCが今は求められていることが、多くなってきた。コンダクター(指揮者)がいないと、演奏がバラバラになるそうです。これと、同じだと思いました。TV業界も、素人さんが、主役の時代になってきました。素人さんの時代が注目されている。(例:鶴瓶の家族に乾杯、マツコの知らない世界、カラオケバトル、YOU TUBE等 …素人がメイン、注目される。)現場では、ギャップ(すきま、食い違い、温度差など)が生じることが、依然に比べて多くなってきている。アパレル業界も、展示会(6か月前の発注業務)と、商品展開時季のズレが、生じてきている。アパレル業界も、そろそろ展示会そのものを見直しする時期かもしれない。お客様が、主役の時代です。ややもすると、アパレルメーカーが、リードしがちが、そもそも問題。まとめ素人考えを参考にしたり、素人さんが参加する番組作りの時代かもしれません。でも、あくまでも、あくまでも、バランス感覚が大切ですね。#司会とMCの違い#ロコレディ#羽富 都史彰#素人#テレビ番組
2020.10.04
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街おこしには、「よそ者、若者、馬鹿者が必要。」とよく言われるが、常総市水海道にてこれを一手に引き受け、シンボル的存在になっている人物がいる。株式会社ロコレディ代表取締役羽富都史彰氏その人である。彼は、茨城弁を自在に操るが名古屋人(よそ者)であり、昨年還暦を迎えてもなお未来志向(若者)であり、時間が止まったかのような街に新たな物語を動かすトリックスター(馬鹿者)でもある。水海道のユニークな街おこしを牽引常総市の一大行事「常総きぬ川花火大会」では、市の職員でもない彼が企画から当日の運営統括、司会にと大車輪の活躍である。彼が企画にかかわるこの催しには、メッセージ花火、写真コンテスト、浴衣で登壇とユニークな参加型企画が盛りだくさんで、約130,000人の観覧者数もさることながら、「来てよかった!」とのその満足度は他の追随を許さない。その他、千姫祭など昔ながらの祭事でもその中心でタクトを振うが、羽富氏の真骨頂は独自に考案したユニークな街おこしにある。「茨城弁講座」、「ドールハウス教室」など、そしてその最たるものが、「懐かシネマ」であり、それは既に水海道に欠かせない風物詩になっている。株式会社ロコレディは、県内5カ所に店舗を構える婦人服の専門店チェーンであり、本店をネコ一匹通らない水海道駅前商店街に構えている。その真向かいにはかつて映画館「宝来館」があった。昭和の高度成長期、そこは地元住民にとって欠かせない憩いの場であった。昭和の終わり、映画市場の衰退とともに閉館に至ったが、今でも多くのシニア世代が当時を懐かしんでいる。そこで立ち上がったのが羽富氏であり、東奔西走しながら、元宝来館オーナーであった東郷氏や看板絵師の井桁氏を口説き落とし、2014年その跡地にて郷愁溢れる野外映画会を実現させた。(2020年は、コロナ禍の影響で中止)以来毎年の恒例行事となった。星空の下、プロジェクターから小さなスクリーンに映し出された古い名画を地元住民がパイプ椅子に座って観覧する様子は、いささかみすぼらしくも見えなくもないが、どこかそれ自体が幻想的で時代を巻き戻されたような感覚に襲われる。時にはそぼ降る雨に少し凍えながらも、席を立つこともなく、感慨深く鑑賞する来場客。その中には、羽富氏を見つけては、涙を浮かべ、「ありがとう。」と堅い握手をしてくる者さえいる。この手作りな催しは、もはや住民たちの間に深く浸透し、その心に灯を点しているように思えた。第4回目の「経営革新計画」が、県知事より認証された。弊社のビジネスモデルを改善して、改善して、また微調整する。微調整する。1ミリ、2ミリの微調整です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロコレディ流CSVで、ファンを増大!小さな小売業のオヤジさんが面白い活動をしながら、会社経営していると耳にした。早速、突撃攻撃(口劇)。独特なボランテイァ活動を継続的におこなっている。社長である羽富氏は、このような街おこしを慈善事業や道楽で行っているわけではない。この街おこしが巡り巡って当社の経営に恩恵をもたらすと強い信念を持って取り組んでいる。経営学にはCSVという概念がある。Creative Shared Valueの略で、社会貢献が企業の利益にもなる仕組みを構築することを指しており、例えばトヨタ自動車は高齢者の「あんしん運転見守りサービス」を行うことで、不幸な事故を削減すると同時に新たな需要を開拓することができる。羽富社長は当社の街おこしもCSVの一形態であると考えている。実際、街おこしを通じて、ロコレディという会社は存在感を増し、地元では大人から子ども、ブラジルからの移住者まで誰にも知られるようになった。(彼は子供のような目で、ありがとうをオブリガードとポルトガル語で、声をかける。)どんな広告を打っても響かなかったにもかかわらず、街おこしの数に比例するように新規客が増える現象が起こった。オブリガード常総市は、日系ブラジル人が多い街でもある。そこに、ヒントがあり、日系ブラジル人にも、気軽に、声をかける。人見知りをしにのが、彼の特徴だ。しかも新規客は端からロイヤルティの高いファンとして来店するため、利益貢献度が高い。ご承知の通り、水海道は2015年9月に鬼怒川の氾濫で多大な被害に遭った地域だ。甚大な被害を負ったが、CSV的発想によりそれを乗り越えることができた。いやそれどころか、その災害さえ力に変えっていった。復興に向けた羽富社長の陣頭指揮は、ロコレディを益々シンボリックな存在にした。これこそBCP(事業継続計画)のあるべき姿だ。オリジナリティの源泉、人にフォーカス!そして、今回4回目の経営革新計画では、「系にフォーカス」をテーマーとした。羽富社長のオリジナリティは、CSVに留まらない。通常ターゲットを絞り込むところ、当社は2世代を対象に品揃えする。このことは、親子で来店など新たな顧客の流れを作った。店内には寛ぎのスペースがそこここにあり、さながらサロンのようだが、これもより多くの人を呼び寄せる仕掛けだ。男性すら気兼ねなく入店できるほどだ。このような羽富社長独特の発想は、すべて「人にフォーカス」から来ている。お客様一人一人と真正面から向き合うことで、本当は何が求めているのかが見えてくる。それを叶えるのだから、一見非効率に見えるが、羽富社長の戦略は、着実に収益につながっている。お客様を深く慮ること、ヒット商品よりフィット商品が追求することが大切なのだと言う。人にフォーカス」は、人事制度も同じである。ーと彼は言う。昨今、親の介護など働きたくても働けない事情を抱える人が増えているが、当社のように女性スタッフが多いと特に深刻だ。このことを憂いた羽富社長は、苦心を重ね、オーダー・メイド型雇用人事制度というスタッフが個々の事情に合わせ自由に働ける環境を整えた。外資系生命保険や、子どの向けの学習塾チェーンからヒントを得たという。当社は、この制度もあって離職率が極めて少ない。長く務めるスタッフがいることで、そこに顧客が就き、優良顧客となり、安定的な売上を創る好循環が生まれた。勤続年数50年、40年、30年、20年以上勤務者が多い。そのスタッフたちの人脈もお店の経営につながると考えている。ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)をスタッフ生涯価値に変換している。人から系へ、次なるロコレディの姿薄々お気づきだと思うが、羽富社長は言葉に深くこだわっている。羽富社長との議論は、端から見れば、言葉遊びのようだろう。羽富社長の希有な右脳から溢れ出る素材を筆者の左脳が味付けすることで、新しい概念はそれに相応しい名称を得て昇華し、向かうべき方向性が定まる。「商売」を「笑(しょう)倍(ばい)」とし、集客を「衆客(しゅうきゃく)」や「就客(しゅうきゃく)」、「競争」は「協奏(きょうそう)」とすることで、他社とは一線を画す経営スタイルが形作られる。消化ではなく、「昇華(しょうか)」通常であれば、固体は液体を経て、気体になるが、羽富氏は、「直接、気体になる。」と言う。ロコレディの次なるテーマは、「系」と名付けられた。現在、2つの問題が当社の将来に暗い陰を落としている。一つは、ワールド、オンワード、東京スタイル等の老舗の卸し事業縮小に見られるアパレル業界全体の衰退である。二つ目は、上得意客の老齢化である。こちらの方が重篤であり、近い将来、古くから当社を支えてくれた優良顧客を大量に失うことになり、CSVの効果だけでは追いつかなくなる。かと言って、全くの新規開拓は至難の業である。そこで、辿り着いた結論が「系」である。お客様一人一人とのお付き合いを深めていくと、その家族や友人、趣味仲間などにつながり、新たな関係作りができることがある。「系」とはこのようなネットワークの広がりを指しており、羽富社長はここに活路を見出そうと考えた。これは決して口コミなど受け身の概念ではない。能動的な関係の深耕であり、永久に顧客を確保し続けられる魔法のような戦略である。これは、ひょっとしたらひょっとするかもしれない。創業したい女性にフォーカスすることで、新たなビジネスモデルができる可能性が高まる。-彼は言う。そして、一番の宝物は、「婿養子であることである。」と言う。座右の銘は、「NO Rain NO Rainbow」-と。・・・・・・・・・・・この文章は、中小企業診断士吉成先生のコメントを軸にされに「系にフォーカスを深堀りした文章」になっております。#ロコレディ#アパレル#茨城県#csv手法経営#経営革新計画
2020.10.04
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私は、定期的に定点観測(定店観測)をしております。 スパイではなく、お客様として 「弊社の弱みを知るため。 弊社の改善点を学ぶために 観察をしております。」 もちろん、商品は、購入して礼儀は、尽くします。 ワークマンの価格は、 我々のような小さな会社では、マネは出来ません。 価格のつけ方がうまい。 私も、シーズン毎に買い物をします。 色出しをを参考にします。 洗える素材に特化している商品構成です。 靴、バッグ、靴下、帽子、下着も参考にします。 フランチャイズのオーナー夫婦にも、語り掛けます。 「お疲れ様です。すごい商品量ですね~」と労いの言葉をかけます。 「ありがとうございます。 本部が、いきなりこんなに商品を送ってくる。 売り場が倉庫化している。」と言われました。 私のブログをワークマンさんの関係者さまも、 読んでいるようです。 わが社も、月初は、商品がドーンと入荷してきます。 1日~5日は、お店がどうしても、荒れてしまいます。 水が流れように、水が流れように、商品を展開するのが、理想です。 限られたスペースで、商品展開をする。 新しい商品を、新しい商品群を展開すれば、カットする商品も必要になってきます。 SKUが、増えてきます。 バラバラになってきます。 商品に偏りが出てきます。 参考になるお店を観て、自店の弱い部分を知る。 もちろん、伊勢丹本店、高島屋や、池袋西武も、毎月、毎月視察をしています。 横浜ダイヤモンド地下街や、横浜高島屋、横浜そごうも視察をします。 地価の食品売り場も参考にします。 ライフタイムバリューの時代になりました。 お客様からの声を参考にします。 「商品が、偏らないように、配慮する。」 これが、1つのポイントになるかと思います。
2020.10.02
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昇華(しょうか)する。この消化(しょうか)ではないです。例えば「水」でイメージをするとわかりやすいかと思います。 水という液体を冷やすと、「氷」という固体になり、水を熱すると蒸発して「水蒸気」という気体になります。このように同じ物質だけど温度によって形がかわる 。ロコレディは、『昇華』する時代にフォーカスすべきだと考えました。次の一手を打つ。固体から、液体ではなく、気体に一挙に変態する。化学反応する。川上から川中、川下にアパレル業界が流れている。それの仕組みを中小零細だからできる仕組みを考える。これが、可能になるビジネスモデルを模索しながら手を打っていきます。お客様から「オシャレなマスクが、欲しい」この一言から、何気ないこの言葉から、ヒントを頂きました。毎日、毎日、マスクをつける。午前と午後、そして夜時間ごとに、マスクを変更する。歯磨きのような手を洗う感覚のようなそこに、ヒントがありました。そんなオシャレな大人のエレガンスなマスク。毎日つけるからこそ、こだわりたい。こだわるからこそ、微調整する。Mサイズだけでも、6型型紙をおこしました。微調整して、消化(しょうか)でなはなく、「昇華(しょうか)」する。そんな時代になるかと思います。
2020.10.01
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