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平成6年に、オリジナルで、考えた人事制度です。商標登録もしました。悩んで、悩んで、失敗の繰り返し。そして、平成10年頃からオーダーメイド型ではなく、オーダー・メイド型にしたのです。すると、一段とスタッフの定着率が、良くなってきました。毎日、毎日眠れない日が続いていました。赤ちゃんが、自然と言葉を覚えたようにある日を境にして、この人事制度が確立化していきました。平成19年には、当時の橋本県知事からこの制度を評価されて、表彰状をいただきました。#ロコレディオーダー・メイド型雇用人事制度#働き易い環境づくり#女性活躍を応援
2025.01.28
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道の駅や、テーマーパークで、実践していることをまとめてみました。石破さんに、通じることを願っています。題名: 日本が誇る「伎芸(ぎげい)おもてなし」の魅力とはこれは、本や、新聞のネタではありません。この私が、会社経営をするようになって、約35年経験して感じたことや、失敗したことや、気づいて修正したことをまとめたものです。では、どうぞ~。技芸ではなく、この「伎芸」です。わかりやすく言うと、「フーテンの寅さん」や「筑波山のガマの油売りの口上」や「バナナのタタキ売り」などのパフォーマンス型の接客に近いです。似ていますが、少し異なります。この手法を「伎芸型おもてなし商売道」と名付けて、商標登録もしました。現代社会では、効率やスピードが重視される一方で、人と人との温かなつながりが求められています。「伎芸おもてなし」は、そんな時代の中で、日本特有の心配りや伝統文化を現代に蘇らせる特別な存在です。その魅力は、単なる接客の枠を超え、訪れる人々に忘れられない場面を提供する点にあります。昔の紙芝居屋さんの飴売り。飴が欲しいのではなく、紙芝居を観たい。そんな世界観を復活しようと考えました。「おじさんの漫談を聴きながら、コロッケや、クレープを食べたい」と言われることが、多くなってきました。大切なのは、心を掴む笑顔の力「伎芸おもてなし」の核となるのは「笑顔」です。しかし、ここで求められる笑顔は単なる形だけのものではありません。真心から湧き出る笑顔には、人の心を解きほぐすパワーがあります。私は道の駅などの場所で、キッチンカーの前で、パフォーマンス型の販売を行っています。ご来場者たちに、初めて訪れたこの場所で出迎えられた笑顔が温かければ、それだけでその場が「特別な空間」になるように、丁寧に話しかけます。皆さんは、言葉以上の安心感と歓迎を感じ取り、「ここに来てよかった」と感じて頂けるように配慮します。漫談風に、話しかけていきます。「今日は、どちらから来たのですか?」と軽く声をかけて、「我が町は人口が減っているので、引越ししてくださいヨ」とか、「ふるさと納税よろしくお願いします」とか、「お米の美味しい地域ですので、ぜひぜひお米を購入してください」などなど。自分自身が、販売していない商品も、町のPRの為に、お声掛けします。決して、ヘッドマイクは使わず、地声で笑顔をつけてトークします。会話で作る「快輪」伎芸おもてなしでは、「快輪(かいわ)」と呼ばれる双方向のコミュニケーションを重要視します。一方的に話しかけるのではなく、相手の反応を引き出しながら自然な会話を楽しむ技術です。例えば、季節や地元の話題をさりげなく取り入れた会話が展開することで、訪れる人々は心の距離を縮めます。これにより、一瞬の出会いが特別な思い出となり、また訪れたいという気持ちが生まれるのです。実際に漫談家の毒蝮三太夫さんと会った時に、「そのコツ」を教えて頂きました。「羽富さん、リズムを意識するんだよ」とアドバイスを頂きました。感謝を伝える一つひとつの所作「伎芸おもてなし」の根底には、「感謝」の精神があります。商品を手渡す際の細やかな動作や、お見送り時の深いお辞儀など、すべてにおいて「感謝」を表現することを徹底します。例えば、店先で商品を手渡す時に添えられるひと言や、帰り際に送られる温かな笑顔は、小さなことのように思えますが、それが訪れる人々にとっては心に残る大きな出来事となるのです。「気品と礼節」が基本なのです。販売終了時は、もちろんその場所に感謝の気持ちを伝える為に「一礼」します。周りの掃除もします。技術を超えた「心」のおもてなし「伎芸おもてなし」は単なる接客スキルではなく、「心」を込めた行動そのものです。会話の中では、相手のちょっとした言葉や表情を読み取り、それに応じた対応を即座に行う柔軟性で対応します。また、笑顔や言葉を超えて、全身を使った表現によっても感謝の気持ちが伝えられます。これこそが「伎芸」の名にふさわしい、奥深い技術なのです。未来に繋がる「おもてなし」は、武道に通じます「伎芸おもてなし」は、ただの商業的な取り組みではありません。それは日本の伝統文化や精神性を未来に伝えていく大切な役割を担っています。この心を次世代に受け継ぐことで、地域全体が活気づき、人々の絆がより深まるでしょう。「伎芸おもてなし」は、訪れる人々に感動を与えるだけでなく、それを提供する側にとっても、自らの価値を見つけ直す機会となります。実際のエピソードから見る感動私がお世話になっている道の駅常総で「伎芸おもてなし」を体験した観光客が、出迎えの笑顔と共に常総の名産品の魅力を教えてもらい、その土地ならではの話題を親戚、知人たちにそのことを話しをします。その観光客は商品を購入するだけでなく、その場を去る際には「また来たい」と深い感謝の言葉を残しました。「また、あなたに愛(あい)たい~」と。 そして、後日再会することが、しばしばあります。まとめ「伎芸おもてなし」は、人々に感動と喜びを提供するだけでなく、日本が誇る伝統的な文化や精神を未来に紡ぐ役割を果たしています。一つひとつの所作や会話(快輪)が、訪れる人々の心を豊かにし、忘れられない体験として刻まれるのです。その場に立ち会った誰もが笑顔になり、また次の出会い(出愛)を楽しみにする。このような循環こそ、「伎芸おもてなし」がもたらす真の価値となります。このような活動が、地方創生に繋がることを確信しています。
2025.01.26
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私は、今、ウクレレ教室に通っています。月に2回。1時間の練習です。先生に「終止感」を感じて下さい。それを意識してください。・・・と。それを会社経営につなげると?チャットGPTより。音楽における終止感の設計は、会社経営における「段階的な成功」や「成長のサイクル」を形作るための優れたモデルです。適切な区切りを設け、次への流れを意識し、感情を大切にすることで、組織全体のパフォーマンスとモチベーションを向上させることができます。会社経営にも、言えますね。勉強になります。
2025.01.25
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キッチンカー劇場のワクワク漫談 毎回、毎回、道の駅に出向くと、漫談のような事が、続きます。 ある日曜日の夕方の出来事です。キッチンカーの前に13人ほどの行列ができています。揚げたてコロッケの香りが漂う中、私は漫談家・羽富都史彰として今日もステージに立ちます。このキッチンカーはただの販売所ではありません。ここは「お客様が主人公」のワクワク劇場です。寒空の下、最初の一声が勝負「寒い中お並びいただきありがとうございます!でも、この寒さ、揚げたてのコロッケで体も心も温まりますよ!」私の第一声に、並んでいるお客様たちがちらりと笑顔を見せます。そのとき、前に並んでいた奥様がこんなことを言いました。70歳代のご婦人様が綾小路きみまろ氏のショーのような話しぶりです。「うちの旦那も昔はおたくのコロッケのように夫婦熱々だったのよ。でも、数年するとね~浮気ばっかりして、女性のお尻ばかり追いかけてたの」とか、「私たちにも、新婚時代があったのよ。近頃は、冷えた味噌汁のような間柄。惰性で2人で、いつも、朝食を」などなど。話しが止まりません。まさかの暴露発言。列の後ろからクスクスと笑い声が漏れました。私もすかさず返します。「旦那様と、昔はコロッケみたいに揚げたてホカホカの間柄だったんですね!」奥様は大笑い、ご主人は少し照れくさそうに「いやぁ~、今はすっかり冷めちゃって、妻の秘書になりましたよ」と返してくれました。こうして自然と場が温まり、列全体がワクワクした空気に包まれます。お客様が主人公、私は脇役私がキッチンカーで大切にしているのは、「お客様が主人公」という考え方。商品を売るのはあくまで手段で、お客様に「ここで買ってよかった」と感じてもらうのが目的です。そのため、会話の中で自然とお客様を引き立てます。例えば、列に並んでいた別のお客様が「どのコロッケが一番人気ですか?」と質問してきたときのこと。「普通なら『ビーフ、カニクリームコロッケが人気です』って答えるんでしょうけど、それじゃ面白くないですよね?」と私は心の中で思い、こう答えました。「一番人気?それは私ですよ。コロッケを揚げる姿がキムタクではなく、綾小路きみまろだって評判です」お客様たちの間に笑いが広がります。その後ろから「そんなことないだろ!マツケンだよ」と声が飛んできた瞬間、「違うよ、毒蝮三太夫だよ~」と一言。これでまた列全体が笑顔に包まれます。毒蝮三太夫ばりの軽い“毒”もひとつまみ。毒蝮さんのような軽い“毒”を混ぜるのも大切です。たとえば、ご年配のお客様が「私なんか年寄りだから、油物は控えないとね」と言うとき。普通なら「そんなことないですよ」と否定するだけでしょう。でも私はこう言います。「年寄りなんて、誰が決めたんですか?むしろ油で私の頭のようにピカピカに磨きをかけましょう!」するとお客様が「その手があったわね!」と大笑い。列の後ろにいた別のご夫婦も「そうだ、揚げたてが一番だ!」と盛り上がり、寒さも忘れる雰囲気になります。ワクワクを生むのは心の交流キッチンカーでは、料理の美味しさだけでなく、お客様との「心の交流」が一番大切です。ただ商品を渡すだけではなく、お客様がその場で感じるワクワク感をいかに作れるかが勝負。そのため、目の前の一人一人をしっかり見て、対話の中で「その人らしさ」を引き出します。ある日、列に並んでいたご夫婦(70歳代後半)が私に言いました。「この人(旦那さん)、今じゃ私の運転手みたいなものよ。昔は仕事ばかりで家庭をほったらかしだったのに。」私は旦那さんに向かって言いました。「いやあ、運転手どころか、最高のパートナーじゃないですか!」すると旦那さんがニヤリと笑って一言。「若い頃は妻に全部任せてたけど、今は妻の秘書兼運転手ですよ。でもそれが意外と楽しいんですよね。」それを聞いた奥様も笑顔で「まあ、感謝はしてるけどね」と付け加えました。まとめ:キッチンカー劇場の裏側キッチンカーという空間は、単なる販売所ではなく「小さな劇場」です。お客様が主役で、私はその脇を固める役者。笑いと会話でワクワクを生み出し、その時間を「特別な思い出」に変えるのが私の役割です。毒蝮三太夫さんのような軽い毒を交えながら、漫談家としてお客様の心に触れ、笑顔を引き出す。お客様が手にするのはコロッケですが心の中には「あのキッチンカー、また行きたいな」という気持ちが残る。これが私の伎芸型おもてなしです。寒空の下でもお客様の笑顔があれば、キッチンカーの舞台はいつだって温かいのです。
2025.01.24
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